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1. 秋の風物詩!明治神宮外苑のシンボル的な景色「いちょう並木」
3. バッティングセンターにアイススケート場も「スポーツ施設」
4. 新国立競技場にお土産ショップも「オリンピック関連施設」
明治神宮外苑は、東京都新宿区霞ヶ丘町から港区の北青山にかけて広がる広大な敷地の庭園です。
明治天皇の実績を描いた貴重な絵画が展示されている「聖徳記念絵画館」を中心に、豊かな自然や様々な施設が集まります。
広大な洋風庭園の中でも、都内で秋の風物詩となっているいちょう並木は、146本もの木々が通り沿いにずらっと並ぶ秋の風物詩です。
自然の他にフットサルコート、テニスコート、バッティングセンターなど多様なスポーツ施設が完備されています。
野球の球団、ヤクルトスワローズの本拠地として知られる明治神宮野球場が敷地内にあり、試合の際は多くの人が訪れて賑わうスポットです。
スポーツから芸術、自然の景色まで揃った庭園を散策してみましょう。
明治神宮外苑は、明治天皇の業績を後世までに残すという趣旨の元、寄付金や献木、勤労奉仕によって造られた洋風庭園です。
明治天皇の実績を伝える貴重な絵画や展示物がある「聖徳記念絵画館」を中心に、憲法記念館(現明治記念館)や陸上競技場などの施設が作られました。
1926年、明治神宮に献上された庭園は、2019年時点でも明治神宮の外苑という位置づけで、管轄は明治神宮となっています。
創設当初は、選手の強化や育成を目的とした施設が多かったものの、時代の変化に応じ、国民がスポーツに親しめる設備が増えていきます。
1953年にはゴルフ練習場が開館、1957年には硬式テニスコート、1963年にはアイススケート場が開場と、次々に施設が建てられました。
明治神宮外苑のすぐそばにある国立競技場は、第2次世界大戦前まで明治神宮の管轄でしたが、現在は独立行政法人日本スポーツ振興センターが管理しているそうです。
2020年の東京オリンピックに伴い、新国立競技場が完成したことにより、さらに注目が集まっています。
英名 : Meiji Jingu Gaien
住所 : 東京都新宿区霞ヶ丘町・港区北青山
マップ: Googleマップ
電話番号 : 03-3401-0312
定休日 : 年中無休
営業時間 : 常時開放中(施設により異なる)
料金 : 無料
公式URL : 明治神宮外苑
明治神宮外苑は、自然鑑賞や多様なスポーツ施設を利用する際に訪れたい観光スポットです。
基本的に年中無休で常時開放されていますが、スポーツ施設はそれぞれに料金、定休日等があるため、利用の際は確認しておきましょう。
アイススケート場やバッティングセンターといった施設は、通年を通して利用できるので、観光の際に気軽に立ち寄れます。
明治神宮外苑観光のベストシーズンは、庭園を象徴する景色を鑑賞できる11月の下旬から12月の初旬です。
秋になると外苑まで続く通りにあるいちょうの木が色付き、多くの人がその景色を求めて訪れます。
また、5月~9月にかけてはビアガーデン、8月には都内でも有数の花火大会「神宮外苑花火大会」といったイベントも開催されます。
明治神宮外苑にある神宮球場は、6大学野球の聖地であり、プロ野球球団ヤクルトスワローズの本拠地でもあります。
野球の試合が開催されている4月~9月ごろも、スポーツ好きな方には観光のベストシーズンです。
基本的に庭園内の自然散策、スポーツがメインの楽しみとなるため、歩きやすい靴や動きやすい服装での観光が良いでしょう。
明治神宮外苑は、敷地が広く、様々な路線の駅に面しています。
東京メトロや、JRといった駅から徒歩でたどり着けるため、アクセスの際は公共交通機関の利用が良いでしょう。
いちょう並木を鑑賞したい方は、東京メトロの「青山一丁目駅」もしくは「外苑前駅」からが便利です。
明治神宮外苑内はフラットな道があり、通常の一般道と同じく車いすでの移動ができます。
トイレに関しては、多機能トイレを利用する場合、庭園内の施設内にあるものを利用するのが良いでしょう。
明治神宮外苑に自家用車で訪れる場合は、首都高速4号新宿線外苑出口を利用すると便利です。
駐車場は庭園内のそれぞれの施設に完備されているものが利用できるため、そちらを利用しましょう。
プロ野球の試合が開催される際は、駐車場が混み合うので、公共交通機関をなるべく利用するのがおすすめです。
その他、ゴルフ場やアイススケート場といった施設の駐車場も利用できます。
駐車場ごとに周辺飲食店や施設利用に伴った割引もあるため、 HP で確認しておきましょう。
明治神宮外苑の見どころを紹介します。
明治神宮を象徴する建築の「聖徳記念絵画館」、秋になると黄色に染まり、鮮やかな景色を楽しめるいちょう並木など、洋風庭園は見どころ満載です。
明治神宮を象徴するスポットの一つが、青山通り口から外苑中央広場円周道路まで続く「いちょう並木」です。
青山口より下り勾配にしたがって、木の高さ順に植えられているため、絵画で見る遠近法を取り入れたような美しい並木道となっています。
日本造園の師とも呼ばれる、折下吉延博士によって造られた並木道は、欧米の庭園をはじめ様々な庭園が参考にされたそうです。
1923年にできた並木道に生えているいちょうの木は、樹齢で数えるとそれぞれ100年を超えています。
2019年時点で、300mほどの道に146本ものいちょうの木が植えられ、一番高いもので28mもの高さに成長。
秋になると、緑色をしていた葉が鮮やかな黄色に色付き、都内の秋を代表する景色として多くの人から親しまれています。
秋のいちょうが見ごろとなる時期には、毎年「神宮外苑いちょう祭り」と呼ばれるお祭りが開かれます。
11月の中旬から12月の初旬まで開催されるお祭りでは、各地のグルメが集められた屋台などの見どころが。
お祭り期間中は夜になるといちょう並木のライトアップが行われ、普段とは違った景色を楽しめます。
いちょう並木は、秋だけでなく夏ごろには新緑、冬から春にかけては葉が落ちた後の風情ある景色を鑑賞できます。
ベストシーズンと言われる秋以外に訪れると、秋に比べると人は少なく、ゆったりと散策を楽しめるのが魅力です。
いちょう並木通り沿いにあるお店の中でも「シェイクシャック 外苑いちょう並木」は、行列ができるほどの人気があります。
秋以外ならば、比較的スムーズに入店できるため、立ち寄ってみましょう。
牛の成長を促すホルモン剤などを使わず育てられた、アンガス牛100%のハンバーガーが看板です。
「シャックバーガー」680円(税込)をはじめ、オリジナルソースで味付けされ、野菜増量自由なハンバーガーを堪能しましょう。
明治神宮外苑のシンボル的な建物が「聖徳記念絵画館」です。
1926年に、旧青山練兵場の葬場殿跡地に国民からの寄付金によって建てられた美術館では、明治天皇の生涯にまつわる絵画を鑑賞できます。
鉄筋コンクリート造りの建物内部には、国産の大理石が使用され、重要文化財にも指定されています。
館内で展示されている明治天皇、昭憲皇太后の生涯にまつわる絵画は、全40点ほど。
一流の画家によって、史実に基づき制作された絵画を鑑賞しましょう。
施設維持協力費が500円、基本的に年中無休のため、一年を通して利用できるスポットです。
明治神宮外苑内には多様なスポーツ施設があります。
公園散策の際に、ふらっと立ち寄れる「神宮バッティングドーム」は、人気プロ野球選手のバーチャル映像と対戦で切るバッティングセンターです。
10以上あるバッティング用のスペースでは、それぞれ球のスピードや変化球を事細かに選べます。
貸し靴、貸し手袋があり、バッティング用のバットも無料で利用できます。
ワンプレー20球が420円、3回分の回数券は1,000円、大人から子供まで対応した球速のマシーンが完備されています。
野球経験者の著者でも、20球を全力で打つと十分な運動となるほど、ワンプレーのみでも楽しめます。
明治神宮外苑には、ゴルフの打ちっぱなしができる「ゴルフ練習場」があります。
料金は、球場内で販売されているプリペイカードを購入して支払う仕組みです。
4種類の価格があったプリペイドカードですが、2019年12月時点では3,090円、7%割安な5,500円の2種類のみの販売となっています。
レンタルクラブはもちろん、年間契約の貸しロッカーも完備されているため、この練習場をよく利用する方には嬉しいサービスです。
ゴルフの基本やレベルアップに使えるコースレッスンも、常時行われています。
ゴルフ場に隣接しているレストラン「グリーンクレス」では、洋食を中心とした1,000円前後の料理を堪能しましょう。
明治神宮外苑にある「明治神宮野球場」は、プロ野球の球団ヤクルトスワローズの本拠地です。
六大学野球の聖地としても知られる野球場には、4月~9月ごろにかけての野球シーズン時に多くの人が訪れます。
野球の試合が開催される日には、明治神宮外苑の駐車場が混雑するので注意しましょう。
球場そばの「東京ヤクルトスワローズOfficial Goods Shop」では、野球を普段見ない方でも、手に取りたくなるような様々なグッズが販売されています。
球団マスコットに選ばれているつば九朗のぬいぐるみやキーホルダーは、キュートな見た目を楽しめるグッズです。
側にバッティングドームもあるため、合わせて立ち寄ってみるのも良いでしょう。
JR千駄ヶ谷駅、都営大江戸線の国立競技場駅寄りにある「明治神宮アイススケートリンク」では、広さ60m×30mというリンクでスケートが楽しめます。
世界大会規格のリンクは、初心者から上級者までが安心して滑るための環境が整っています。
始めてスケートを滑る方や技術を学びたい方に向けた、スケート教室も随時開催されているので参加してみましょう。
レンタルシューズ、有料のコインロッカー等あるため、道具を持ち合わせていない方も荷物が多い方も安心です。
営業時間は13:00~18:00(最終入場17:00)、一日利用券が大人1,370円、中学生以下950円、貸し靴量が520円となっています。
明治神宮外苑にある、新国立競技場」は、2020年に開かれるオリンピックのメインスタジアムです。
国立霞ヶ丘陸上競技場として親しまれた競技場を解体し、新たに建てられた競技場は、建築家の隈研吾氏らの案を元に造られています。
近代的な中にも木のぬくもりを感じさせるデザインは、斬新さと暖かみを感じさせます。
2019年12月時点で、完成しているスタジアムを一目見ようと多くの観光客の姿が見られます。
日本スポーツ協会、オリンピック協会の本部となる「JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE」は、観光スポットとしても注目を集める場所です。
本館1・2階には、オリンピック専門の博物館「日本オリンピックミュージアム」があります。
大きなビルの目の前に広がる屋外広場には、記念写真撮影スポットとして大盛況の五輪マークもあり、観光の際にぜひ立ち寄りたいスポットの一つです。
明治神宮外苑の観光スポットを紹介します。
明治神宮外苑周辺は、繁華街の新宿をはじめとする人気の街が近く、電車で30分以内の場所に人気スポットが集まっています。
明治神宮は、明治神宮の内苑とも呼ばれる明治天皇と昭憲皇太后が祭神の神社です。
初詣の参拝者数が日本一を誇る広大な敷地の神社には、年間を通しても国内外から観光客が訪れます。
明治神宮外苑と同じく、勤労奉仕により造苑整備された神社です。
境内には都心部の貴重な緑地ともなっている人口の森が広がっています。
100年単位の見通しで木々が植えられたとうう森の中にある参道を歩けば、森林浴をしているような気分に。
本殿を抜けた先にある社殿のすぐそばには、夫婦円満、恋愛成就のご利益があるという夫婦杉もあります。
JR原宿駅から徒歩3分、明治神宮は都内でも有数のパワースポットとして知られます。
特に有名な「清正の井戸」は、井戸を写した写真をスマホの待ち受けにしておくと、運気が上がると話題になり行列ができるほど。
2019年時点では、混雑時を除き、比較的スムーズに鑑賞できるようになっています。
他の神社と明治神宮が大きく異なる点がおみくじが無いことです。
その代わりにある「大御心」は明治天皇・昭憲皇太后が詠んだ和歌を記しています。
あえて吉・凶が描かれていない大御心は、和歌の解説文が購入した方へのメッセージとなっているそうです。
住所 : 東京都渋谷区代々木神園町1番1号
マップ: Googleマップ
アクセス : JR原宿駅表参道口から徒歩3分、東京メトロ明治神宮前駅2分
電話番号 : 03- 3379-9281
定休日 : 年中無休
営業時間 : 日の出~日の入り(HPで要確認)
料金 : 御苑(清正の井戸)500円
※合わせて読みたい: 都心に佇むパワースポット明治神宮!明治神宮の魅力や、周辺グルメ、観光スポットを解説
JR新宿駅西口から徒歩8分、東京の街を象徴するシンボルともいえる東京都庁にある展望台が「東京都庁展望室」です。
地上202mという高さにある2つの展望台から、都内を一望できる絶景を楽しみましょう。
2019年5月~2020年1月中旬ごろまで、北展望台は改修工事中で利用不可となっています。
無料で利用できる施設ですが、展望室へのエレベーター前で荷物チェックがあります。
展望室にある東西南北に広がる大きな窓からは、 東京スカイツリー や 東京タワー といった名所を鑑賞しましょう。
展望室内にはレストラン、お土産ショップといった施設もあるため、食事やお土産購入ができます。
都庁展望台は都内でも有数の夜景スポットです。
夜になると昼間とは異なる、東京の街並みを窓から鑑賞できます。
高速道路やビルの窓の光が幻想的な、都心部ならではの景色をお楽しみください。
住所 : 東京都新宿区西新宿2-8-1
マップ: Googleマップ
アクセス : JR新宿駅西口から徒歩8分、都営地下鉄大江戸線 都庁前駅から徒歩1分
電話番号 : 03-5320-7890
定休日 :
南展望室 第1及び第3火曜日
北展望室 第2及び第4月曜日
営業時間 : 9:30~23:00(南展望室は17:30まで)
料金 : 無料
JR新宿駅東口から徒歩8分、新宿区から渋谷区にまたがって広がる、都心にあるとは思えない広大な敷地の公園が「新宿御苑」です。
1006年に誕生した新宿御苑は、皇室の宮殿として造られましたが、その後一般開放され、国民公園として親しまれています。
緑あふれる明治神宮外苑のように、都心部にある自然を散策したい方にピッタリな観光スポットです。
整形式庭園、風景式庭園と日本庭園が合わせられた庭園は、明治時代を代表的する近代西洋庭園に数えられます。
約1万本もの木々が植えられた庭園内には、旧洋館御休所、旧御凉亭など、皇室庭園としての名残を感じさせる建築も。
一年を通して、園内のどこかで咲いているという、多様な品種の桜も見どころです。
子供連れの家族なら、見渡す限り一面に芝生が広がる風景式庭園でゆったり過ごせます。
映画監督で知られる新海誠作品「言の葉の庭」の聖地としても知られる場所なので、映画ファンからも人気の庭園です。
住所 : 東京都新宿区内藤町11
マップ: Googleマップ
アクセス : JR新宿駅東口から徒歩7分、東京メトロ新宿御苑前から徒歩5分
電話番号 : 03-3350-0151
定休日 : 月曜日(月曜日が祝日の場合その翌日)年末年始
営業時間 : 9:00~16:00
料金 : 大人200円、小・中学生50円
※合わせて読みたい: 都会のオアシス、新宿御苑の見どころを総解説!新宿御苑周辺の観光・グルメスポットも徹底網羅!
明治神宮外苑の見どころを紹介しました。
多様なスポーツ施設に秋の風物詩となるいちょう並木、オリンピックのメインスタジアム。
自然に触れながら、様々な施設を巡って楽しめる庭園で観光を楽しみましょう。
公開日 : 2019/12/12