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「両国国技館(正式名称:国技館)」は、東京都墨田区にある大相撲の聖地として知られているスポットです。
1月には初場所が、5月には夏場所が、9月には秋場所が開催されています。
最新の照明や音響機器が設置されていることから、相撲の他にも試合やライブなどのイベントで使用されることも多いです。
また、両国国技館の中には、相撲に関する貴重な品々を展示している相撲博物館もあり、場所が開催されていない期間でも楽しむことができますよ。
両国国技館は、JR総武線「両国駅」や都営大江戸線「両国駅」から5分以内にアクセスすることができます。
周辺には江戸東京博物館や旧安田庭園、すみだ北斎美術館などの人気の観光スポットもあることから、両国国技館の一帯が関東を代表する観光スポットになっています。
両国国技館は、東京駅からおよそ15分でアクセスすることができるスポット。
両国国技館の周辺には様々なパーキングがありますが、駐車台数が限られているため、巡業中に行かれる際は公共交通機関でアクセスすることをおすすめします。
両国国技館は、JR総武線「両国駅」の西口から徒歩1分、都営地下鉄大江戸線「両国駅」のA3出口から徒歩5分の場所に位置しています。
特にJR総武線「両国駅」の西口には相撲に関する展示が数多くあるため、相撲ファンの間で聖地とされているスポットです。
JR総武線「両国駅」と都営地下鉄大江戸線「両国駅」の両方の駅には、エレベーターやエスカレーターが完備されています。
両国国技館には、駐車場は完備されていません。
周辺にはコインパーキングなどが数多く完備されていますので、車でアクセスされる際はそちらを利用するようにしてください。
なお、両国国技館を利用することでの割引はありません。
住所 :東京都墨田区横網1丁目3-28
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3623-5111
公式URL : 両国国技館
ここからは、両国国技館やその周辺にある相撲にまつわる見どころを紹介します。
両国に行ったらぜひ立ち寄ってほしいスポットばかりです。
現在ある両国国技館は、1984年に建てられた3代目の建物です。
日本で最初に作られたドーム型鉄骨板張である1代目の国技館は、1909年に辰野金吾と葛西萬司の設計によって回向院境内に建てられたものの、1923年には関東大震災で、1945年には空襲で焼け落ちていまいます。
度々再建作業が行われてきましたが、1946年に進駐軍によって接収。
その後、明治神宮外苑相撲場などの仮設場で場所が開催されていましたが、収容できる人数にも数が限られていることから、2代目国技館の建設が開始されました。
2代目の両国国技館は1954年に完成した後、1984年に開催された11月場所千秋楽まで使用されていました。
現在使用されている3代目の国技館は、1985年の1月に開催された初場所から使用されており、11,500名の観客を収容することができます。
東京オリンピックでは、ボクシングの競技会場として利用されることが決定しています。
こちらは、両国国技館に設置されている記念撮影パネル。
等身大のパネルとなっており、間近で力士の迫力を感じられるスポットです。
この他にも両国国技館の前には顔ハメパネルも設置されており、本場所が開催されていない時でも楽しめます。
また、両国国技館の中にある売店では、番付表をはじめ貴重な相撲グッズが販売されています。
場所を見ながら食べられるようなあスナックも多数取り揃えられていますので、ぜひ国技館内にいらした際は立ち寄ってみてください。
住所:東京都墨田区横網1-3-28 両国国技館内
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3625-2111
定休日 :土曜・日曜・祝日・年末年始
営業時間 :10:00〜16:00
注意点 :場所開催中は入場者しか利用することはできません。
JR総武線「両国駅」にある-両国- 江戸NORENの1階には、両国観光案内所が設けられています。
こちらの案内所には日本語だけでなく英語や中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語などのパンフレットも数多く取り揃えられています。
両国観光案内所の隣のスペースには、墨田区にまつわる伝統工芸品も販売されています。
周辺の情報を熟知したガイドさんもいらっしゃるので、両国にいらした際はまずこちらに立ち寄ることをおすすめします。
両国周辺の街歩きツアーも開催されていますよ。
両国駅西口に隣接しているので、両国駅に詳しくない方でも迷うことなくたどり着くことができます。
住所 :東京都墨田区横網1‐3‐20
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-5637-7551
定休日 :1月1日、2日
営業時間 :10:00〜18:00
公式URL : 両国観光案内所
JR総武線「両国駅」の西口にある階段です。
階段の下からしか見ることのできない絵になっているので、見逃してしまう方も多いスポット。
こちらの階段を登っていくと、両国の歴史に関するポスターが展示してある両国ステーションギャラリーがあります。
JR総武線「両国駅」西口の改札内には、優勝額や歴代横綱の手形が展示されています。
35代横綱である双葉山から30以上の手形が設置されているため、相撲に詳しくない方でも親しみのある力士を見つけることができるはずです。
手形と共に身長や体重、幕内成績、優勝回数も掲載されていますよ!
こちらは、優勝額や手形などの隣の壁に設置されている横綱と背比べできるスポット。
千代の富士や白鵬関など有名な力士の身長に合わせて展示されているため、両国駅でも人気の写真スポットになっています。
これらの展示物は改札付近に設置されているので、駅に入らずとも眺めることができますが、手形は近くでしか見えません。
両国にいらしたら、ぜひ入場券を購入して間近で観察してみてください。
こちらは、両国駅の開業111周年を記念して作られた「両国ステーションギャラリー」。
以前使用されていた車両や両国駅、その周辺にまつわる貴重な写真が数多く展示されています。
両国ステーションギャラリーがあるのは、以前まで列車のホームとして使用されていた場所。
ギャラリーの奥に進んでいくと、使用されていたホームへの階段を観察することができます。
2015年4月のオープン当時は多くの人が訪れる人気のスポットだったそうですが、現在はゆっくりと両国の歴史を味わえるスポットになっています。
なお、こちらに飾られている44枚のパネルは撮影禁止になっています。
こちらは、電車好きの方から”幻”と称されている3番線ホーム。
立ち入ることができないものの、少し離れていますが、現在も2番線ホームから眺めることができます。
列車が運行していない時は、イベントスペースとして使用されることもあるそうです。
両国ステーションギャラリーは、両国駅構内に位置しています。
そのため、ギャラリー自体の入場料はかからないものの、両国駅に入るための入場券は購入しなければいけません。
駅構内にはステーションギャラリーだけでなく、相撲に関わる様々な展示も行われていますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
住所 :東京都墨田区横網1-4-29
マップ: Googleマップ
営業時間 :10:00〜17:00
両国国技館の1階にある「相撲博物館」。
1954年に開業したこちらの博物館は、初代館長である酒井忠正氏が収集した数々の貴重なアイテムを中心に展示している施設です。
こちらの博物館には展示室が1部屋しかなく、年6回企画展が開催されています。
その企画展では、3万点ほどの貯蔵作品の中からテーマにマッチしたものが選ばれ展示されています。
1985年に行われた両国国技館の移動に伴い現在の場所に移され、相撲ファンを中心に高い人気を得ています。
なお、相撲博物館は東京本場所中のみ大相撲の観覧券が必要になります。
それ以外の時期にも営業は行なっておりますので、本場所を観覧しない方はその時期を狙って行くようにしてください。
住所 :東京都墨田区横網1-3-28(国技館1階)
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3622-0366
定休日 :土曜・日曜・祝日(一部開館日あり)、年末年始 ※この他にも臨時休業になる場合があります。
営業時間 :10:00~16:30(最終入館16:00)
料金 :無料(東京本場所中は大相撲の観覧券が必要)
公式URL : 相撲博物館
こちらは、JR総武線「両国駅」に直結している「-両国- 江戸NOREN」。
旧駅舎のコンコースを活用したこちらの-両国- 江戸NORENは、江戸の町屋のような雰囲気になっています。
”粋な江戸の食を楽しむ”をテーマに、お好み焼きやそば、寿司などの日本を代表する和食を提供しているお店が立ち並んでいます。
夜遅くまで営業している店舗も多いので、場所後や観光後に立ち寄ることもできますよ。
さらに、-両国- 江戸NORENのフロア中央には、原寸大の土俵が設置されています。
中に入ることはできないものの、間近で土俵を観察することができるため、相撲ファンのみならず外国人観光客の方から人気の高いスポットです。
住所 :東京都墨田区横網1丁目3-20
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-6658-8033
定休日 :1月1日・2日、施設点検日
営業時間 :10:00~23:30 ※店舗により、営業時間が異なります。
公式URL : -両国- 江戸NOREN
ここからは、両国国技館周回にある人気の観光スポットを紹介します。
どれも東京を代表するところなので、国技館と合わせて足を運んでみましょう。
「江戸東京博物館」は、1993年3月にオープンした両国国技館の隣にある人気の観光スポット。
こちらの博物館では、東京の歴史と文化を広げるべく実物の資料や模型を活用して、子どもでも分かりやすく楽しい展示が行われています。
中でも最初に展示されている”日本橋”は、実物大で復元された本格派!
長さは半分しかないものの、その迫力は健在です。
日本橋を渡った先には、江戸の街並みのジオラマや体験展示が行われています。
戦後や現代の東京についての展示も行われているため、大人の方はどこか懐かしい気持ちになりながら散策することができるでしょう。
常設展音声ガイドやボランティアガイドも行われているので、しっかり展示を楽しみたい方はそちらもぜひ利用してみてください。
レストランやカフェ、ミュージアムショップ、図書室も完備されています。
住所 :東京都墨田区横網1-4-1
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-3626-9974
定休日 :月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始
営業時間 :9:30~17:30 (土曜日は9:30~19:30)
料金 :一般 600円 大学生・専門学校生 480円 高校生・中学生(都外)・65歳以上 300円 中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童 無料
公式URL : 江戸東京博物館
両国国技館から徒歩10分ほどの場所に位置している「すみだ北斎美術館」。
すみだ北斎美術館では、両国の地に長く住んだ葛飾北斎と彼のすみだとの関わりについての展示が行われています。
葛飾北斎が実際に作品を作り出していたアトリエの再現模型も展示されており、その忠実さに注目が集まっています。
すみだ北斎美術館は、世界的に活躍している妹島和世氏による設計により建築されたスポットです。
屋上からは東京スカイツリーや両国国技館などの両国の街並みを眺めることができますよ。
住所 :東京都墨田区亀沢2-7-2
マップ: Googleマップ
電話番号 :03-6658-8936
定休日 :月曜日、年末年始
営業時間 :9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
料金 :一般 400円 高校生、大学生、専門学校生、65歳以上 300円
公式URL : すみだ北斎美術館
こちらは、634mの高さを誇る「東京スカイツリー」。
350m地点に位置している展望デッキからは、墨田の街並みだけでなく関東の街並みを一望することができます。
展望デッキエリアには、「SKY RESTAURANT 634」や「SKYTREE CAFE」などの飲食店も完備されています。
日本で一番高い場所を眺めながら食べる食事は絶品です。
展望デッキからさらにエレベーターを登った先にある天望回廊には、スロープになった展望フロアがあります。
天望回廊からは、まるで空の上にいるかのような高さから眺望を楽しむことができますよ。
スカイツリーには「 すみだ水族館 」や「コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン」、「スカイツリータウン」もあります。
1日ゆっくり楽しむことができるスポットなので、ぜひゆっくりと散策を楽しんでください。
住所 :東京都墨田区押上1丁目1-2
マップ: Googleマップ
電話番号 :0570-55-0634
営業時間 :8:00~22:00(最終入場21:00)
料金 :
【セット券(天望デッキ+天望回廊)】<平日>大人 3100円 中人(高校生・中学生) 2350円 小人(小学生)1450円<休日>大人 3400円 中人(高校生・中学生) 2550円 小人 1550円
【セット券(天望デッキ)】<平日>大人 2100円 中人(高校生・中学生) 1550円 小人(小学生)950円 <休日>大人 2300円 中人(高校生・中学生) 1650円 小人 1000円
【セット券(天望回廊)】<平日>大人 1000円 中人(高校生・中学生) 800円 小人(小学生) 500円 <休日>大人 1100円 中人(高校生・中学生) 900円 小人 550円
公式URL : 東京スカイツリー
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両国国技館は、大相撲の聖地として日本人に愛されている人気の観光スポットです。
ぜひ本記事を参考に、両国国技館やその周辺の観光を楽しんでください。
公開日 : 2020/05/01