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東京都内のおすすめ美術館!合わせて美術館の楽しみ方も紹介





東京都内には数多くのお出かけスポットがありますが、休日の度に混雑するところに行くとさすがに疲れてしまいますよね。
そんな時はゆっくり楽しめる美術館がおすすめです。

実は東京都内には西洋美術から現代アートまで幅広く作品を楽しめる美術館が点在しています。
美術館に対して、堅苦しいイメージや楽しみ方が分からないという意見もありますが、作品鑑賞以外にも楽しめるポイントはたくさんあります。

今回はそんな美術館の楽しみ方や東京都内のおすすめの美術館をご紹介します。

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【目次】東京都内のおすすめ美術館!合わせて美術館の楽しみ方も紹介

 

美術館の楽しみ方

1. 「企画展」だけじゃない!「常設展」のすすめ

2. 建物そのものがアート!美しい建築様式

3. ミュージアムショップでお気に入りのお土産を見つけよう

4. おしゃれなレストラン・カフェで一休み

5. まさにナイトミュージアム!夜間鑑賞

6. 学生必見!学割を賢く活用しよう

絶対に行くべき!東京のおすすめ美術館

1. 国立新美術館

2. 三鷹の森ジブリ美術館

3. 国立西洋美術館

4. 森美術館

5. 三菱一号館美術館

6. 東京都美術館

7. 東京国立近代美術館

8. サントリー美術館

9. 東京都写真美術館

10. 上野の森美術館

 

 

美術館の楽しみ方

 

東京 美術館

 

美術館を楽しむには、アートや歴史の知識が必要だと思ったりしていませんか?

知ってる作品が展示されているといいですが、知らない作品ばかりの場合、正直楽しみ方が分からないと思ってしまうこともあるはずです。

 

しかし、ポイントさえつかめば美術館に行くハードルが一気に下がるでしょう。

そのポイントについてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

 

1. 「企画展」だけじゃない!「常設展」のすすめ

 

東京 美術館

 

美術館の展覧会は大きく分けて「企画展」と「常設展」があります。

美術館に来る際は、何かしらの企画展を目的に来場する人も多いですよね。

 

最近ではいわゆる西洋や日本の絵画展だけではなく、「新海誠展」のような有名な映画作品の絵コンテの展示や、「怖いもの展」のように興味をそそるおもしろい企画展も開催されています。

 

大々的に宣伝されることもあって、期間内には数多くの人々が訪れ、大混雑も珍しくはありません。

そのため、作品をゆっくり楽しめないこともあります。

 

そのような期間限定の企画展が催される一方で、普段常設展ではその美術館の収蔵品が展示されています。

期間が限定されていないため、いつでも作品を見に行くことができて安心ですね。

例えば「国立西洋美術館」の常設展ではモネやゴッホなどの作品が展示されて、さらに観覧料500円程度ですから非常にコスパが高いです。

 

このように、世界的にも有名な作品をまったり鑑賞できるのが常設展の魅力です。

 

2. 建物そのものがアート!美しい建築様式

 

東京 美術館

 

有名な作品や企画展を間近で見ることができるのが美術館の醍醐味ですが、それだけを見て帰るのはもったいない!

作品を展示する建物自体もまるでアート作品そのものです。

 

例えば、都内でも有名な国立新美術館は六本木に立地する現代的な建物です。

新海誠監督の作品映画「君の名は。」でも描かれたことから、聖地巡礼として訪れたことのある人も多いのではないでしょうか。

 

ゆるやかなウェーブを描く前面のガラス張りの外観は息をのむ美しさ。

開放的な吹き抜けの公共空間には、温かな自然光が降り注ぎます。

その光景を建物の上階から眺めるのも1つの楽しみ方です。

 

美術館は機能性も外観も非常に手の込んだ造りになっているケースばかりです。

建築にも注目してみることでさらに充実した美術館巡りが期待できるでしょう。

 

個性豊かな建築様式も、作品の一つとして楽しんでみてください。

 

※「君の名は。」の関連記事:  【君の名は。】あらすじやネタバレから舞台となった聖地巡礼地、新海誠監督の関連作品まで解説

 

3. ミュージアムショップでお気に入りのお土産を見つけよう

 

東京 美術館

 

美術館には必ずといっていいほどミュージアムショップが併設されています。

作品のレプリカをはじめ、ポストカードやお菓子などバラエティ豊かなお土産が陳列しています。

それらを眺めるだけでもワクワクしますよね。

 

展覧会でお気に入りの作品を見つけたら、ミュージアムショップで関連グッズを購入するのも良いでしょう。

自宅で自分の好きなものをコレクションすることで気分も上がります。

 

また友人や恋人、家族と一緒に作品を見て話したことや考えたことなど、当時の思い出を思い返すことができるのも醍醐味ですね。

 

4. おしゃれなレストラン・カフェで一休み

 

東京 美術館

 

美術館をじっくり見て回っていると想像以上に時間がかかります。

すべてを見終わった後はどっと疲れが押し寄せた経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

そんな時は美術館に併設されているカフェやレストランで一休みするのがおすすめです。

美術館によってその在り方は多種多様で、有名なチェーン店が軒を構えていることもありますが、大概の場合、そこでしか食べられない料理をふるまうお店が設けられています。

 

美術館併設だからと侮ってはいけません。

美術館の雰囲気に合わせて、外見も料理もおしゃれなものが提供されています。

 

落ち着いた空間の中でゆったりと食事を楽しむのを目当てに、美術館へ行くというのも良いですね。

 

5. まさにナイトミュージアム!夜間鑑賞

 

東京 美術館

 

美術館のような施設は大概の場合、夕方ごろに閉館するイメージがあるかもしれませんが、中には夜遅くまで開館しているところもあります。

まさにナイトミュージアムですね。

 

「企画展を見に行きたいけど仕事があるから見に行けない」「土日は混雑しそうだから行くのが億劫」という意見も多々あります。

夜間に拝観することで、それらの問題が一気に解決するのではないでしょうか。

 

美術館によって夜間の開館時間はまちまちですが、大体が20時までです。

このくらいの時間なら仕事帰りのサラリーマンの方でも立ち寄れますよね。

 

また、夜間は昼に比べると観覧人数も少なくなります。

そのため、ゆっくりと自分が納得するまでアートの世界に没頭することができるでしょう。

普段とは違った雰囲気でアート作品を楽しんでみてください。

 

6. 学生必見!学割を賢く活用しよう

 

東京 美術館

 

有名な企画展となると常設展と比べ観覧料が少し高くなります。

学生の方からすると、少しでも出費を抑えたいところですよね。

そのため、大学や専門学校に在籍中の方はぜひ学割を活用してただきたいと思います。

 

ほとんどの美術館では大学パートナーシップ・キャンパスメンバーズ制度に加入しているケースが多く、学生は学生証を提示することで、企画展の特別割引や常設展の無料観覧など様々なサービスを受けることができます。

 

無料で有名な作品を観覧できるなんて、学割制度を使わない手はないですよね。

どの美術館と提携を組んでいるかは各大学によって異なるため、大学側のホームページなどで事前に確認が必要です。

 

学生最後のキャンパスライフを美術館巡りで充実させるのも良いでしょう。

 

 

絶対に行くべき!東京のおすすめ美術館

 

東京 美術館

 

美術館を楽しむポイントはつかんだものの、東京都内にはいくつも美術館があるためどこに行こうか迷ってしまいますよね。

伝統と近代的な文化が交錯する東京には、多種多様な美術館が点在しています。

 

取り扱う作品の種類の違いから、歴史的または近代的な建築物が特徴な美術館など、有名どころを上げていくとキリがありません。

 

その中から、特に訪れるべき美術館をご紹介するので、お気に入りの美術館を探してみてください。

 

1. 国立新美術館

 

 国立新美術館
国立新美術館

 

国立新美術館は特定のコレクションを持たず、企画展・公募展・共催展の3つの展覧会を主に行っている唯一無二の存在です。

企画展や共催展では現代アート・建築・マンガ・絵画など、さまざまなジャンルの作品展示を随時行っています。

 

公募展においては、一般から募集された絵画や工芸品・書道などを鑑賞することができます。

美術に関する資料を集めたアートライブラリーがあり、事前予約をすることで利用も可能です。

 

展覧会にちなんだ講演会やワークショップも数多く開催されていることから、教育普及活動に力を入れているのも特徴と言えるでしょう。

 

 国立新美術館

 

国立新美術館は、世界的な建築家である黒川紀章氏によって建築されました。

1986年にフランス建築アカデミーのゴールドメダルを受賞するなど凄まじい経歴の持ち主です。

 

国内にとどまらず海外の美術館や博物館も多く手がけており、銀座の「中銀カプセルタワービル」やシンガポールの「リパブリックプラザ」などが有名です。

 

波のような曲線が美しいガラス張りの外観が特徴で、なかには明るく広々としたパブリックスペースが広がっています。

建物内に入ると、ガラス壁面から明るい日差しが入る1階ロビーがあります。

 

大きな逆円すい形が2つ並び、最上部にレストランやカフェが設けられている非日常的な空間が魅力的。

地下から最上階までが吹き抜けになっており、開放感のある空間に心地よさが感じられます。

 

 国立新美術館

 

国立新美術館の逆円すい型の最上部には「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」というレストランが併設されています。

このレストランはフレンチの名店「ポール・ボキューズ」がフランス以外の地に初めて出店した店なのだそう。

正統派のフランスの味を、都内でカジュアルに楽しむことができるなんて素敵ですよね。

 

レストランのみの利用であれば入館料はかからず、リーズナブルなランチセットからディナーコースのほか、期間限定で展覧会にちなんだアートな料理が提供されることもしばしば。

 

また、ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼの隣には開放的なカフェ「サロン・ド・テ ロンド」も併設されています。

ケーキやエクレアなどのスイーツに加え、サンドイッチなどの軽食を紅茶やハーブティーと一緒に楽むことができます。

 

実はこのカフェ、2016年に大ヒットした映画『君の名は。』に登場したことで有名なカフェなんです。

せっかくなら事前に映画を鑑賞してから訪れることで、より一層映画の世界に引き込まれることでしょう。

 

国立新美術館の観光情報

 

住所 : 東京都港区六本木7-22-2

マップ: Googleマップ

アクセス : 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」直通

電話番号 : 03-5777-8600

定休日 : 火曜日

営業時間 : 10:00~18:00

料金 :

企画展展覧会ごとに設定
公募展は美術団体によって異なる

公式URL :  国立新美術館

 

▼合わせて読みたい

個性溢れる企画展にグルメまで!国立新美術館の見どころを紹介!

・  【君の名は。】あらすじやネタバレから舞台となった聖地巡礼地、新海誠監督の関連作品まで解説

 

2. 三鷹の森ジブリ美術館

 

三鷹の森ジブリ美術館
三鷹の森美術館

 

「千と千尋の神隠し」に「ハウルの動く城」など数多くの人気アニメーション作品を手掛けてきたスタジオ・ジブリは子供から大人まで大人気です。

映画に登場するキャラクターがなんともキュートで、見ているだけで表情が緩んでしまいますよね。

 

三鷹の森ジブリ美術館は、そんなジブリの独特な世界観に永遠に浸ることのできる、とっておきのスポットです。

映画の中のキャラクターとも触れ合える空間でジブリの世界に飛び込んでみましょう。

 

 

常設展示室「映画の生まれる場所(ところ)」は5つの小部屋に分かれていて、1本の映画が作られる過程を観ることができます。

小部屋には、絵コンテを描く「もの語る所」、アニメーターが絵を描く「作画室」、色をつける「トレース&彩色」などの仕事机があり、それぞれでどのような作業が行なわれているかがわかる造りになっています。

 

作業机には出しかけの絵の具、短くなるまで使い込まれた鉛筆、かわいいイラストなどの画材や作業道具が散らばっています。

他にもおもちゃらしきガラクタやお菓子が置かれており、思わず笑みがこぼれてしまいそうですね。

 

中には実際に使われていたものもあるのだそう。

まるでついさっきまで、アニメーターがここで絵を描いていたかのような雰囲気を感じます。

 

壁に貼られているイラストもや絵コンテもどれも美しいものばかり。

製作者がどれほどのこだわりを持って、1つ1つ悩みながら1本の作品を作っているのか、その根源を感じられる空間です。

 

 

映像展示室「土星座」では、ここでしか見ることのできないオリジナルの短編アニメーションや良質なアニメーション作品が公開されます。

 

土星座は地下に作られていますが、子どもが怖がらないように窓が設けられ、上映までは外からの明るい光が差し込みます。

子どもが座りやすいようにと小さなイスが並べられていて、宮崎駿監督の子供に映画を楽しんでもらいたいという熱い思いが伝わってきますね。

 

ここでは、限定のジブリ短編アニメーション作品が月替わりで上映されます。

1作15分ほどのアニメーションがおよそ10作品あり、それらが1か月間ローテーションで上映されているようです。

 

誰もが知る作品のスピンオフムービーなどを観覧してからもう1度その作品を見返すことで、新しい発見ができることでしょう。

上映作品は定期的に入れ替わるので、行くたびに新しい作品を楽しむことができます。

 

 

映画「となりのトトロ」に登場するキャラクター「ネコバス」と言えば、あの柔らかそうなモフモフ感がたまらないですよね。

映画を見ていて一度は触ってみたい、乗ってみたいと思った方も多いのではないでしょうか。

 

ネコバスルームには実際にネコバスの大きな人形が置かれています。

あのボヨーンとした感触を、自由自在、思う存分に楽しむことができます。

 

また、小学生以下であれば実際にネコバスの中に入ることもできるんです。

残念ながら大人は中に入ることはできませんが、外から眺めたり触るだけでも十分「となりのトトロ」の世界観を楽しむことができます。

 

ネコバスの周りには、マックロクロスケたちも待っているため、一緒に遊んで懐かしい子供心を取り戻しましょう。

 

三鷹の森ジブリ美術館の観光情報

 

住所 : 東京都三鷹市下連雀1-1-83

マップ: Googleマップ

アクセス : JR中央線「三鷹駅」下車より徒歩15分(三鷹駅南口からコミュニティバス利用で約5分)

電話番号 : 0570-055777

営業時間 : 10:00~18:00

料金 : 大人・大学生1,000円、高校・中学生700円、小学生400円、幼児(4歳以上)100円

注意点 : チケットは事前予約が必要

公式URL :  三鷹の森美術館

 

3. 国立西洋美術館

 

国立西洋美術館
国立西洋美術館

 

国立西洋美術館は1959年4月に設立された歴史ある美術館です。

国立美術館としては唯一、西洋美術に関するアート作品のみを展示していて、一般市民でも気軽に西洋の有名美術作品を観覧することができます。

 

そして意外と見逃しがちですが、外観にもぜひ注目していただきたいです。

 

実はこの国立西洋美術館は近代建築の三大巨匠の1人であるル・コルビュジエが制作した建造物で、2016年には「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献」という名称で世界文化遺産登録されました。

館内に入る前にはぜひ外観もチェックしてみてください。

 

国立西洋美術館
モネ「水連」

 

国立西洋美術館では、期間を限定して開催される企画展といつでも鑑賞ができる常設展を楽しめます。

常設展においては中世末期の作品から20世紀の作品まで幅広く展示されているため、西洋美術をじっくりと鑑賞したい方には常設展がおすすめ。

企画展に比べて比較的空いているので、のんびりじっくりと美術鑑賞が楽しめます。

 

国立西洋美術館でおすすめの作品は、印象派の巨匠モネの「睡蓮」。

美術の教科書にも載っている作品なので1度は目にしたことがありますよね。

そんな鮮やかな色彩とデザイン性に富んだ名作を、生で鑑賞することができるんです。

 

他にもエル・グレコの「十字架のキリスト」やフロ・ピカソの「アトリエのモデル」など有名な絵画が間近で鑑賞を楽しむことができます。

 

国立西洋美術館
オーギュスト・ロダン「地獄の門」

 

多くの美術館では作品は室内で鑑賞するのが一般的ですが、ここではなんと前庭でも楽しむことができます。

自然が広がる前庭には数多くのフランス近代彫刻品が立てられています。

 

その多くが19世紀を代表する彫刻家・オーギュスト・ロダンの作品で、有名な「考える人」、きめ細かな彫刻が施された「地獄の門」、その左右に配置された「アダムとエヴァ」などがあります。

 

他にもギリシャ神話の一話を模し、ブーテルの名を不朽のものとした「弓を引くヘラクレス」などのブロンズ像もあります。

どの作品も躍動感が溢れ、今にも動き出しそうなほどの迫力があり見応え抜群です。

 

太陽の明るい日差しの中で見る美術作品は、屋内で見るものとはまた変わった魅力があり気持ちよく鑑賞することができるでしょう。

 

国立西洋美術館

 

国立西洋美術館をじっくり回ってお腹が空いてきたらカフェで一休みはいかがでしょうか。

 

国立西洋美術館に来たのならまずおすすめしたいのが「CAFÉ すいれん」。

館内に併設されており、常設展の出口を出てすぐのところにあります。

 

中庭に面した明るい開放感のあるカフェレストランで、本格的な西欧料理を中心とした食事をリーズナブルに楽しむことが可能です。

ランチコースやワインを付け合わせたディナーコースなど時間に合わせたコース料理が人気なほか、ケーキセットの用意もあるので美術品を見たあとや休憩にもぴったりです。

 

窓からは美しい木々と建物を鑑賞でき、ガラス越しに入ってくる光が気持ちよくのんびりとした時間を過ごすことができます。

 

国立西洋美術館の観光情報

 

住所 : 東京都台東区上野公園7番7号

マップ: Googleマップ

アクセス : JR「上野駅」下車より徒歩1分

電話番号 : (03)5777-8600

定休日 : 月曜日、年末年始

営業時間 : 9:30~17:30(金・土曜日は常設展・企画展とも20:00まで)

料金 : 一般500円、大学生250円

公式URL :  国立西洋美術館

 

※国立西洋美術館の関連記事:  モネにゴッホ!ピカソまで!国立西洋美術館の著名な名画や見どころを紹介!

 

4. 森美術館

 

森美術館
森美術館

 

六本木は東京都内の中でも特に国際色豊かな街で、ハイブランドを求めてやってくる人々はもちろん、海外からも多くの観光客が訪れる人気エリアです。

そんな六本木の一角に佇んでいるのが森美術館です。

 

森美術館は、生活の中でも多種多様な価値観が入り組んだ現代において生み出される新しい価値をアートを通して育み、それを発信する拠点となることに期待を込めて2003年に開館しました。

 

開館以来、森美術館は現代アート作品を中心とした展示を行っています。

六本木ヒルズ森タワーの53階に位置し、そこから見下ろす東京の景色は圧巻です。

 

森美術館

 

美術館というとゴッホやモネ、ルノワールなど歴史的に貴重で有名な作品が展示されていて、それを鑑賞するという形がどこか堅苦しいと感じる方もいるかと思います。

しかし、森美術館は現代アートと呼ばれているものを主な展示作品にしています。

 

あまり聞き慣れない現代アートですが、大まかに説明すると、現代社会の情勢や問題を作品の中に反映し、美術史や社会への批評性を感じさせる作品のことを指します。

 

そのため、作品を鑑賞する時はその作品がどのような問題を訴え、そこからどのような答えが見出されたのかを考察してみると、自分の考えを張り巡らしたり知的創造を楽しむことができるでしょう。

 

1人で考えるだけではもったいないですから、友人や家族、恋人と一緒に鑑賞してお互いにディスカッションを楽しむことで、自分にはない発見や気づきを得ることができるのではないでしょうか。

 

 

森美術館は作品を鑑賞するだけではなく様々なイベントを楽しむことができます。

まず森美術館が行っている取り組みとして、パブリックプログラムがあります。

 

パブリックプログラムとは、アートをもっと楽しむために提供される教育プログラムのことです。

幅広い人びとを対象とした、レクチャーやセミナー、ギャラリートークなどを実施する展示解説プログラムに加え、0〜6歳のお子様と一緒に楽しむことのできるファミリープログラム、視覚障害者を対象として聴覚と触覚で楽しめるアートなどを提供しています。

 

小さいお子様がいることで美術館鑑賞を躊躇しているご両親も多いかと思いますが、森美術館ではふんだんに親子で楽しむことができます。

プログラムの内容は時期により変動しますが、いつでも新鮮なイベントを体験できるでしょう。

 

 

森美術館のお土産を買えるミュージアムショップでは、人気の現代アーティストの方とのコラボ商品が豊富に揃っています。

水玉のモチーフでおなじみの草間彌生作品のキーホルダーや、大和絵の手法を用いて描かれたあられの缶詰、江戸の粋なデザインのハンカチーフなどが大好評です。

 

また、環境問題に関心がある方からは、廃材を活用したネームタグプレートも人気です。

1年365日分の数字のバリエーションが用意されていますので、お誕生日、記念日に合わせて購入するのも良い思い出になりそうですよね。

現代アート作品を集めることでおしゃれな気分を味わえそうです。

 

森美術館の観光情報

 

住所 : 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー

マップ: Googleマップ

アクセス :

東京メトロ日比谷線「六本木駅」下車より徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「六本木駅」下車より徒歩6分

電話番号 : 03-5777-8600

営業時間 : 10:00~22:00(月・水~日)、10:00~17:00(火)

料金 : 一般 2000円、学生1300円、子供(4歳~中学生)700円、シニア(65歳以上)1700円

公式URL :  森美術館

 

5. 三菱一号館美術館

 

三菱一号館美術館
三菱一号美術館

 

三菱一号美術館といえば何といっても西欧風のレンガ造りの外観ですよね。

東京駅近郊の近代的なビルが立ち並ぶ中、三菱一号美術館はまるで時代をタイムスリップしたかのように異彩を放つ存在です。

 

三菱一号美術館は、1894年に開国間もない日本で初めて英国建築家によって設計されました。

そのレプリカとして2010年より美術館がオープンされ、19世紀末西洋美術の作品が数多く収蔵されています。

 

 

三菱一号館美術館は、日本政府が招いた英国人の建築家ジョサイア・コンドルによって設計されました。

19世紀のイギリスで大流行していたデザイン「クイーン・アン様式」が用いられ、見上げるスレートの屋根やバルコニー、塔部分などに時代の空気を見つけることができるでしょう。

 

当時は館内に三菱合資会社の銀行部が入っていたほか、階段でつながった三階建ての棟割の物件が事務所として貸し出されていました。

この建物は老朽化のために1968年に解体されましたが、40年あまりの時を経て、再度コンドルの原設計に則って同じ地に蘇りました。

 

再建にあたっては、明治期の設計図や解体時の実測図による調査のほか、各種文献、写真、保存部材などに関する細かな調査が実施されました。

 

また階段部の手すりの石材など、当時保存されていた部材を再利用したほか、製造方法や建築技術まで忠実に再現する取り組みが行われました。

ここまで忠実に再現されたとなると、明治の文明開化の息遣いがそのまま感じられそうですね。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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意外ですが三菱一号館美術館は常設展がなく、年に3~4回の企画展が開かれています。

 

三菱一号館が建設された19世紀末の美術品や工芸品が収蔵されており、特にロートレックのリトグラフ・ポスターのコレクションは有名です。

19世紀末に活躍したフランスの画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックは、娼婦や踊り子のような夜の世界の女たちの姿を愛情のこもった筆致で描き、ポスターを芸術の域に高めた功績を持っています。

 

パリのダンスホール「ムーラン・ルージュ」のポスターなどはその代表作として知られています。

ロートレックの死後、彼の作品は親友だった画廊主モーリス・ジョワイヤンに引き取られ、近年までその近親者によって管理されてきたことから散逸を免れました。

 

他にも、19世紀末のジャポニスムの影響をうけて作られた陶磁器やガラス製品などの作品も所蔵しています。

ニューヨーク在住のコレクターが「生活のなかのジャポニズム」をテーマ集めた美術工芸品も見どころです。

 

三菱一号館美術館

 

三菱一号館美術館には付帯施設として、三菱一号館の復元の経緯や丸の内の歴史を伝える歴史資料館があります。

ここは旧三菱一号館の当時の事務所が再現された空間で、内装は漆喰壁や木の格天井が用いられていることから明治期の執務室の雰囲気を味わうことができます。

 

三菱一号館を設計したジョサイア・コンドルは、近代建築の設計者に加え、その建物内で使用した洋家具を作る職人も育てていました。

その当時に作られた家具を資料を基に、職人の方に再現してもらったものも展示されています。

 

また、旧三菱一号館を再現したドールハウスも必見です。

1894年当時の建物を細密に再現したもので、銀行の営業室部分は当時の資料を基に銀行で働く人と訪れた人の様子も分かるようなっています。

 

当時と現在の働き方の様子を比較してみるのも面白いですね。

 

三菱一号美術館の観光情報

 

住所 : 東京都千代田区丸の内2-6-2

マップ: Googleマップ

アクセス :

JR「東京」駅下車より徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線「東京」駅より直通

電話番号 : 050-5541-8600

定休日 : 月曜日、年末年始

営業時間 : 10:00~18:00

料金 : 展覧会により異なる

公式URL :  三菱一号美術館

 

6. 東京都美術館

 

東京都美術館
東京都美術館

 

東京都の上野恩賜公園内には数多くの美術館や博物館が集結していますが、その1つが東京都美術館です。

東京都美術館は1926年、日本で初めての公立美術館として誕生しました。

 

院展(日本美術院)、二科展(二科会)、文展(文部省美術展覧会)などの敷居の高い展覧会の会場であり、秋に展覧会が多く開かれたことから、「芸術の秋」という言葉の由来になったともいわれています。

 

東京都美術館

 

東京都美術館は東京都美術館条例に基づき、都民のアート文化を盛り上げる目的で東京都が設置している公立美術館です。

日本の美術界において、明治後期から大正時代にかけては美術の展示をする近代美術館が存在せず、必要性が議論されていましたが予算不足のため頓挫していました。

 

そんなときに当時の東京都知事と面識のあった福岡出身の実業家・佐藤慶太郎が、東京都美術館の建設計画が資金難により頓挫していることを聞きつけたそうです。

佐藤慶太郎が即座に美術館の設立資金として、およそ32億円相当の寄付を申し出たため無事に建設に至ったという歴史があります。

 

この莫大な寄付がなければ、ひょっとすると現在もこの美術館は存在していなかったかもしれません。
 

東京都美術館

 

緑の木々に囲まれたレンガ色の建物印象的な東京都美術館は、落ち着いた色合ですが、館内には鮮やかな青、赤、黄、緑の椅子や壁がアクセントになっています。

 

正面入口から入って右側には巨大なステンレスの球体が置かれており、東京都美術館のシンボル的な存在。

ただの飾りではなく彫刻作品で、球体には上と下に大きさの異なる穴があいていて空が見えるため、下から覗きたくなりそうです。

 

他にも1階の佐藤慶太郎記念アートラウンジから続く廊下から見える坪庭には、「さ傘」という名の彫刻作品が展示されています。

まさに傘がひっくりかえった形をしていて面白いですね。

 

建物の外にあるオブジェは自由に見ることができるので、美術館に入場する時間がないという時でもぜひ見てみることをおすすめします。

 

 

東京都美術館では特別展開催中の金曜日は夜まで開館しています。

日没頃からライトアップされて昼間とは違う景色に。

建物の窓から覗くカラフルな壁が非常にフォトジェニックな印象です。

美術館から帰る際は、ぜひ後ろを振り返って見てください。

 

また、ライトアップされた美術館を散策する「トビカン・ヤカン・カイカン・ツアー」も開催されています。

アート・コミュニケータが美術館の建物そのものも楽しんでほしいという思いをもってガイドをする、工夫が詰まったツアーです。

 

ライトアップは季節によって時間が違うので、ツアーの日程などはホームページで確認してからお出かけください。

 

東京都美術館の観光情報

 

住所 : 東京都台東区上野公園8-36

マップ: Googleマップ

アクセス : JR「上野駅」下車より徒歩7分

電話番号 : 03-3823-6921

定休日 : 第1、第3月曜日

営業時間 : 9:30~17:30、~20:00(特別展開催中の金曜日)

料金 : 展覧会ごとに異なる

公式URL :  東京都美術館

 

7. 東京国立近代美術館

 

 

東京国立近代美術館は、もともと1952年に中央区京橋にて日本で最初の国立美術館として開館しました。

 

しかしその後、コレクションの増加などにより移転が検討されるようになり、1969年に現在の千代田区へ移転されました。

それ以来30年以上に渡り親しまれてきた新館ですが、2001年に大幅なリニューアル行われより一層生まれ変わりました。

 

近くには皇居や、北の丸公園、千鳥ヶ淵など自然を楽しめるスポットが点在していることから、疲れた体を癒す休日お出かけスポットとしても人気があります。

 

東京国立近代美術館

 

東京国立近代美術館の最大の魅力と言えば、13,000点を超える国内最大級のコレクションです。

明治から現代までの日本美術の名作に加え、海外の作品も交えた所蔵品が集結しています。

 

中には横山大観、菱田春草、岸田劉生など、国から指定を受けた15点もの重要文化財が所蔵されています。

ただ、これらの重要文化財すべてが常に展示されているわけではなく、展示内容もその時々で変わるのですべてを見たい場合は何度か足を運ぶ必要があります。

 

何度訪れても見たことのない作品に出会えそうですね。

 

東京国立近代美術館
MOMATコレクション

 

MOMATコレクションとは、東京国立近代美術館のコレクションの中から会期ごとに200点が厳選されて展示されるコレクションのことです。

会期ごとにテーマも異なることから、展示される作品の印象もがらりと変わり見ごたえも十分あります。

 

このMOMATコレクションを楽しみにして来館する方も多いのだそう。

100年を超える日本美術の長い歴史を体感できる国内唯一の展示は、一見にとどまらず何回でも足を運ぶ価値があります。

 

鑑賞プログラム「所蔵品ガイド」も行われるので、初めて鑑賞に来る方は利用してみるのも良いでしょう。

 

東京国立近代美術館の観光情報

 

住所 : 東京都千代田区北の丸公園3-1

マップ: Googleマップ

アクセス : 東京メトロ東西線「竹橋駅」下車より徒歩3分

電話番号 : 050-5541-8600

定休日 : 月曜日、年末年始

営業時間 :

10:00-17:00
【金・土】
10:00-20:00(金曜日・土曜日)

料金 : 一般500円、大学生250円

公式URL :  東京国立近代美術館

 

8. サントリー美術館

 

サントリー美術館 おすすめ 東京 都内 美術館
フォトクレジット:木奥惠三

 

東京都港区にあるサントリー美術館は、アートで六本木を活性化することを目的に結成された「六本木アート トライアングル」の1つです。

絵画や陶磁、漆工、染織など日本の伝統的な古美術品のほか、東西のガラスなど国宝や重要文化財を含む約3000件が収蔵されています。

 

「美を結ぶ。美をひらく。」がミュージアムのメッセージになっており、時代や文化の境界にとらわれることなく、新しい発見と知的感動がひらかれることを目標とした自由な展示が行われています。

 

サントリー美術館 おすすめ 東京 都内 美術館
フォトクレジット:木奥惠三

 

建築家の隈研吾と言えば、2021年に開催される東京オリンピックのスタジアム設計で注目を集める有名な建築家ですよね。

実はサントリー美術館も彼によって「伝統と現代の融合」を基調に設計されました。

 

1番の見せ場となる外観の正面は、白磁で作られた垂直のルーバーで覆われ、スタイリッシュで現代的な雰囲気を醸し出します。

居心地の良い空間を目指した館内は「都市の居間」を主軸に、木や和紙を随所に使用することで自然の温もりと柔らかい光が表現されています。

 

また、巨大なガラス面にはガラスがなかった当時の日本家屋に用いられた、伝統的な無双格子を取り入れられています。

スライド式で光をコントロールすることができ、展示内容によっては演出を変えられるよう工夫が散りばめられています。

 

現代的な建物にもかかわらず、どこか安らぎと優しさにあふれる居心地の良い空間のように感じます。

 

サントリー美術館 おすすめ 東京 都内 美術館
フォトクレジット:木奥惠三

 

サントリー美術館の6階には「玄鳥庵」という茶室が設置されています。

通常は非公開ですが、展覧会開催中の指定日にお茶と季節のお菓子を振舞う呈茶席が設けられています。

 

この茶室は1961年、丸の内にサントリー美術館が開館したときに造られたものを東京ミッドタウンに引き継いだもので、さらに隈研吾デザインの八畳間と屋外テラスが増設されました。

立礼席の窓には中敷居を入れ、上は障子、下は吹き抜けとしているため、内部の床石が屋外へと続いているかのような景色を作る、モダンな雰囲気が特徴的です。

 

障子を開ければ東京ミッドタウンの高層ビルを眺めることも可能です。

都市の心地よい静寂な空間でゆっくりとした時間を過ごすことができるので、時期を見計らって訪れてみると良いでしょう。

 

サントリー美術館 おすすめ 東京 都内 美術館
フォトクレジット:田山達之

 

サントリー美術館のミュージアムショップには慶応元年創業の「加賀麩不室屋」がプロデュースしたカフェが併設されています。

 

創業150年の伝統を誇る老舗の不室屋が作る麩を現代的にアレンジした料理や和風のデザートを堪能することが可能です。

お麩をメインにした料理はなかなか食べる機会がないので、1度は食べてみたいですね。

 

「加賀麩とりどり膳」は色とりどりで、食べるだけでなく、見て楽しむことができる人気のお食事です。

麩あんみつや不室屋パフェなどの甘味は一休みにもおすすめですよ。

 

サントリー美術館の観光情報

 

住所 : 東京都港区赤坂9-7-4

マップ: Googleマップ

アクセス :

都営地下鉄大江戸線「六本木駅」下車より直結
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」下車より徒歩約3分

電話番号 : 03-3479-8600

定休日 : 火曜日、展示替え期間

営業時間 :

10:00〜18:00
10:00〜20:00(金曜・土曜)

料金 : 展覧会により異なる

公式URL :  サントリー美術館

 

9. 東京都写真美術館

 

東京都写真美術館
東京都写真美術館

 

恵比寿ガーデンプレイス内に写真や映像を専門とする東京都写真美術館があるのをご存知でしょうか。

1995年に開館し、写真に関する専門的な美術館として、写真作品の収集、展示だけでなく、研究や修復、保存などの活動を行っています。

 

素晴らしい写真文化を一般の人が気軽に鑑賞でき、学ぶことができるように開かれた施設です。

2016年の改装オープンの時には「トップミュージアム」という愛称が付けられ、この名でも親しまれています。

 

東京都写真美術館

 

東京都写真美術館は、3つの展示室と1つのホールで構成されています。

展示室では、東京都写真美術館の収蔵作品による展覧会の他に、国内外から広く作品を集めた企画展も開催されています。

有名写真家・森山大道や日本の新鋭作家など、見るものを魅了する写真が展示されています。

 

また、1階にある座席数190席ほどのホールでは、東京都写真美術館による厳選された良質な映像作品を随時上映中です。

ドキュメンタリー映画「岡本太郎の沖縄」など、日本では上映の機会が十分にはなかった、良質でファンから上映を熱望された作品を見ることができます。

 

スマホのカメラ機能が充実した現代において、写真や動画は身近な存在となりました。

改めて写真について考えてみるのはいかがでしょうか。

 

東京都写真美術館

 

東京都写真美術館では写真や映像の楽しさを知ってもらうこと、興味を持ってもらうことを目的に、さまざまなワークショップや体験型プログラムが開催されています。

 

例えば「モノクロ銀塩プリントワークショップ」では、暗室での写真現像体験ができます。

現代はデジタルカメラが一般的に普及していますが、それ以前は撮影前にフィルムをセットするカメラが主流でした。

デジタルカメラしか知らない子供達にとって、暗室で写真を現像する体験はものづくりの原点を知る貴重な体験です。

 

また、夏休みには小学生の親子向けの写真作品の製作体験のワークショップが開催されたり、プロフェッショナルのフォトジャーナリストを目指している方向けのワークショップが開催されています。

対象や内容もさまざまなワークショップや体験型プログラムが催されていることも魅力の1つですね。

 

東京都写真美術館

 

東京都写真美術館の4階には、写真と映像に関する専門の図書館が併設されています。

写真や映像に関する雑誌の最新号や新しい書籍も取り扱われていて、すぐに閲覧することも可能です。

 

展示やホールを利用した方は誰もが無料で利用でき、館内の展示や映像を見て立ち寄る人、専門書を探しにきた写真家まで多くの方が訪れます。

落ち着いた空間で、ゆったりと写真や映像についての知識を増やしてみませんか?

 

東京都写真美術館の観光情報

 

住所 : 東京都目黒区三田1-13-3

マップ: Googleマップ

アクセス : JR「恵比寿駅」下車より徒歩約7分

電話番号 : 03-3280-0099

定休日 : 月曜日、年末年始

営業時間 : 10:00~18:00

料金 : 展覧会・上映によって料金が異なる

公式URL :  東京都写真美術館

 

10. 上野の森美術館

 

上野の森美術館
上野の森美術館

 

上野の森美術館は公益財団法人日本美術協会が設置する私立美術館として、1972年に上野恩賜公園内に開館しました。

常設展示は行っていませんが、毎年開催される美術館主催の現代美術展「VOCA展」や、画壇への登竜門として定評のある公募展「上野の森美術館大賞展」が話題を呼んでいます。

 

近年では日本美術展史上で最大の「フェルメール展」や独創的な「怖いもの展」を開催し、行列ができるほどの人気企画となりました。

 

上野の森美術館
VOCA展

 

第一生命と共催しているVOCA展は1994年から開始されました。

現代美術作家の育成を目的に、ジャーナリストや研究者、全国の美術学芸員などから推薦された40歳以下の若手作家が、平面作品の新作を出品する方式で行われています。

 

毎年3月中旬から下旬にかけて開催されることが多いので、若手の現代美術作家の作品に触れてみたい方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

上野の森美術館

 

上野の森美術絵画大賞展は1983年から開催されている歴史ある絵画賞です。

日本美術館をひっぱる次世代の人材を育成するため、作品の素材や具象・抽象などにこだわらない枠を超えた絵画作品の募集が行われています。

上野の森美術絵画大賞展は大賞の受賞作をはじめ、優秀賞、入選作品の展示が行われます。

 

一方の日本の自然を描く展は公募展は、美術の普及を目的として行われています。

誰でも気軽に参加できる公募展にするため、出品作品のサイズはF10号以下となっています。

身近な人物・風景・静物などをモチーフにした、油絵・日本画・水彩・版画などで描かれた作品を募集し賞が贈られます。

 

絵を描くことが得意な方は作品を応募してみると、新たな可能性が広げるチャンスになるかもしれません。

 

上野の森美術館

 

上野の森美術館ではアートースクールが開催されています。

通常講座や特別講座、アートレター講座などの複数回に渡って行われるもののほか、1・2日で終了する単発講座まで受講生の目的に応じたスクールが展開されています。

 

技術の向上だけを目的とせず、優秀な講師陣が個性を大切にした授業を行っているため、初心者の方も安心して受講することができます。

展覧会を見に来るだけではなく、アートを学ぶ目的で美術館に訪れるのも新鮮ですね。

 

上野の森美術館の観光情報

 

住所 : 東京都台東区上野公園 1-2

マップ: Googleマップ

アクセス : JR「上野駅」下車より徒歩3分

電話番号 : 03-3833-4191

営業時間 : 10 : 00~17 : 00

料金 : 展示により異なる

公式URL :  上野の森美術館

 

※上野の森美術館の関連記事:  上野の美術館を徹底ガイド!西洋美術館や上野の森美術館など、上野で美術館巡りを楽しもう

 

 

今回は東京都内の美術館の楽しみ方やおすすめの美術館をご紹介しました。

美術館は静かで落ち着いた空間のイメージがあることからなかなか立ち寄りにくいと感じる人も多いと思いますが、併設されたレストランでのランチや親子で楽しめるワークショップを目的に訪れても暖かく迎えてくれる施設です。

 

色々な美術館に訪れて、アートの感性をどんどん磨くのも良いでしょう。

 

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