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古宇利島は、沖縄本島の北部に位置する有人島です。
人口は約300人で、今帰仁村に属しています。
島の外周は約8キロしかなく、車で10分ほどあれば1周できます。
小さな島ですが、その中には魅力がたくさん。
透明度が高く、光に当たるとエメラルドグリーンに輝く海は、沖縄でも特に美しいと定評があります。
また、人工的な光が少ないため、星空観察にはもってこいのロケーションです。
古宇利島は、那覇空港から高速道路を経由して約1時間30分で行くことができます。
まず名護市からワルミ大橋を渡り、屋我地島に入ります。
屋我地島を経由して、古宇利大橋を渡った先が古宇利島です。
全長約2キロある古宇利大橋は、それを背景に写真を撮るのも良いですが、橋をドライブしながらの眺めが最高です!
両側に広がる海には思わず目を奪われてしまいます。
ただ、橋は駐停車禁止となっているため注意してください。
車でアクセス可能な島のので、日帰りでも宿泊でも楽しめますよ。
古宇利島の気候は、沖縄本島に比べるとあまり暑くならず、夏でも35度を超えません。
涼しい気候のため、厳しい暑さが苦手な人でも過ごしやすいでしょう。
また、冬でも10度を下回ることはないようです。
古宇利島の特徴として、年間を通して強風が吹きます。
それに伴い、梅雨の時期にあたる5月から6月と、季節の変わり目である10月にかけては、バケツをひっくり返したような雨(スコール)が頻繁に降るようになります。
しかし、本島とは違い雨の日が断続的に続くことは少ないです。
このように、古宇利島の気候は観光客にも過ごしやすいと言えます。
風の状況によっては急な天候の変化もあるため、事前に天気をチェックしておきましょう。
まずは、古宇利島に行ったら欠かすことのできないビーチスポットを紹介します。
古宇利島の海は、沖縄の中でも特に美しく、その色は「古宇利ブルー」と呼ばれているほど。
シュノーケリングやマリンスポーツなど、存分に海水浴を楽しめるビーチがいくつもありますよ。
古宇利大橋を渡ってすぐにある「古宇利ビーチ」。
白い砂浜に、古宇利島で有名なエメラルドグリーンの海が、美しいコントラストを見せてくれます。
このビーチは範囲が広く、人がたくさんいても海水浴を楽しめます。
浅瀬では、小さなお子さんでも安心して海に入ることができます。
遊泳可能時期にはくらげネットもかけられるため、クラゲに刺される心配もあまりないです。
徒歩1分のところには、シャワー・トイレ・更衣室が完備されており、車で来た人でも安心です。
ただ、人が多く集まるビーチで、シャワーやトイレが混み合うこともあるので注意してください。
住所 : 〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋渡ってすぐ
営業期間 : 6月~10月(それ以外は遊泳禁止)
料金 :
公式URL : 古宇利ビーチ
「ティーヌ浜」は、島の北側に位置するビーチです。
ジャニーズの嵐がこの地でCMの撮影したことで、一躍有名になりました。
ここで見ておきたいのが、「ハートロック」です。
長年波で浸食された岩の形がハート形に見えることから、この名前がついたのだそう。
恋のパワースポットとして、カップルを中心に多くの観光客が訪れます。
1つずつでもハートに見えるのですが、2つがちょうど重なったときにきれいなハート形になるそう。
皆さんの目で確かめてみてくださいね。
ティーヌ浜には無料の駐車場がなく、繁忙期には車を止められない場合もあります。
訪れる際におすすめなのは、早朝の時間。
朝の散歩をしながら、朝焼けに染まるハートロックを見に行きましょう。
住所 : 〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋から車で10分
営業時間 : 24時間営業
料金 : 無料(有料駐車場あり)
トケイ浜は、古宇利大橋からちょうど反対側辺りに位置しています。
ティーヌ浜とは徒歩5分ほどの位置ですが、比較的人が少ない静かな天然ビーチです。
海岸沿いにある石灰石は「円筒状空洞地形群(ポットホール)」と呼ばれ、岩の中央に大きな穴が開いています。
トケイ浜でおすすめしたいのが、シュノーケリング。
浅瀬にもリーフが立ち並んでおり、きれいな熱帯魚を見られます。
目の前の魚たちと泳ぐ体験はとても感動的です。
近くにはシュノーケリンググッズをレンタルできるお店があるので、ぜひお試しください。
古宇利島の魅力は、ビーチだけではありません。
絶景を眺められるスポットや、地元のおいしい食材に出会えるスポットなど、どこに行こうか迷ってしまうくらい魅力がいっぱいです。
ここでは古宇利島の定番から穴場まで、観光スポットを厳選して紹介します。
古宇利オーシャンタワーは、島の中心部の小高い丘に建てられた展望塔。
「古宇利島といったら!」と言われる有名なスポットです。
タワーの入り口までは駐車場から歩いてすぐにあるゴルフカートに乗って登っていきます。
徐々に高さが出てくるため、遠くに見える絶景を眺めながらワクワク感を楽しめますよ。
タワー内には、島の海岸で見つかった貝を展示する「シェルミュージアム」と展望台があります。
また、ショップやカフェが充実しているため、1日ゆっくり過ごすのもおすすめです。
なんといってもタワーからの景色が圧巻!
写真はトケイ浜方面を納めたものです。
海に透けて見えるリーフと青色の海が鮮やかですよね。
古宇利島ならではの景色をぜひ目に焼き付けてください。
住所 : 〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利538
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋から車で3分
電話番号 : 0980-56-1616
定休日 : 年中無休(台風等悪天候時には臨時休業あり)
営業時間 : 9:00~18:00 最終入園17:30
料金 :
公式URL : 古宇利オーシャンタワー
古宇利島物産センターは、別名「愛すらんど古宇利島」と呼ばれています。
店内には、近隣地域でとれた新鮮なフルーツが並んでいます。
食べ歩きにもぴったりなフルーツバーや、生絞りジュースを購入できます。
南国の日を浴びたフルーツは、甘みが強くとても美味しいですよ。
美味しいフルーツの選び方を店員さんが丁寧に教えてくれるため、持ち帰りのフルーツを買いたい人にもおすすめ。
また、お土産も充実しており、地元ならではの食材やお菓子が販売されています。
古宇利ビーチからすぐの場所にあるので、ビーチで遊んだ後に立ち寄って、古宇利島の食の豊かさを堪能してください。
住所 : 〒905-0406 沖縄県今帰仁村古宇利323-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋をわたってすぐ
電話番号 : 0998‐56‐5785
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00~16:00
公式URL : 古宇利島物産センター
「古宇利島ビーチサイド」は、古宇利ビーチからほど近いお土産屋さん。
店内には、オリジナルデザインのTシャツやバッグが並んでいます。
また、貝殻を使ったシーサーがあり、沖縄感満載の商品を購入できます。
こちらのおすすめは、体験メニューである手作りブレスレットづくり。
古宇利島の見どころでもある白珊瑚を中心に、パワーストーンを自分のオリジナルで組み合わせます。
自分だけのブレスレットにするのも、大切な人のプレゼントにするも良いでしょう。
小さなお店ですが、つい長居してしまうおすすめ買い物スポットです。
住所 : 〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利348 BLUEGARDEN内
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋を渡ってすぐ
電話番号 : 090-3792-3175
定休日 : 年中無休(悪天候の場合臨時休業)
営業時間 : 11:00~日没まで
料金 : オーダーメイドブレスレットづくり 3,000円~
「始まりの洞穴」は、チグヌ浜にあるパワースポットです。
この名前は、古宇利島が琉球神話における人類発祥の地とする、沖縄版「アダムとイヴ伝説」に由来します。
人類の原初である2人が古宇利島の空から舞い降りて暮らしていたのが、始まりの洞穴と言われています。
そのため、この洞穴は恋の強力なパワースポットとされ有名になりました。
カップルで訪れて神秘的な景色を見に行くと、愛が深まるかもしれませんね。
始まりの洞穴があるチグヌ浜は、潮が引いているときしか降りられません。
潮の満ち引きの時間を確認してから訪れましょう。
また、専用の駐車場がないため、古宇利島物産センターに車を停めて向かうのをおすすめします。
住所 : 〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利30-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋を渡って車で1分
営業時間 : 24時間営業
料金 : 無料
注意点 : 駐車場なし
古宇利島は、カフェや飲食店が多く立ち並んでいます。
こだわりの料理と、おしゃれな雰囲気と絶景を楽しめるお店ばかりです。
今回は観光客だけでなく、地元の人からも愛されるグルメスポットを厳選しました。
「古宇利島ではどんな料理を食べようか」と悩まれている人はチェックしてくださいね。
「KOURI SHRINP」は、主にガーリックシュリンプをメニューにしているお店です。
看板商品「オリジナルガーリックシュリンプ」は、本格的な味付けとボリュームで、観光客だけでなく沖縄県民にも愛されています。
オリジナルのほかに、スパイシー味やバターレモン味もあります。
どれを食べようか迷ってしまいますね。
お店はかわいらしいペイントのバスが目印。
駐車場は店舗ではなく、離れた場所にあるため、看板を見ながら停めるようにしましょう。
また、料理はイートインだけでなくテイクアウト可能なため、宿に持ち帰って食べられるのも便利です。
住所 : 〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利314
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋から車で1分
電話番号 : 0980‐56‐1242
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00~17:00
公式URL : KOURI SHRINP
小高い丘に建てられた「Cafe ふくるび」は、古宇利島のおしゃれカフェとして有名です。
店内はハワイアンテイストのカラフルなインテリアや食器が並びます。
また、子どものおもちゃや絵本を置いたキッズスペースを設けており、家族連れでもゆっくり時間を楽しめます。
こちらのおすすめメニューはタコライス。
沖縄県民のソウルフードです。
それぞれのメニューはボリュームがあり、シェアして食べるのも良いでしょう。
味も美味しいと評判で、「また行きたい」と思わせてくれるような素敵なカフェです。
住所 : 〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2516
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋から車で5分
電話番号 : 090‐1436‐9659
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00~21:00(BBQ 14:00~23:00)
公式URL : Cafe ふくるび
「むらの茶屋」は、沖縄の味を堪能できる喫茶店兼定食屋です。
昔ながらの定食屋さんのような温かみのある店内ですね。
沖縄そばやアグー豚を使った料理、海ぶどうを食べられます。
特に古宇利島の海の幸を使った料理が豊富ですよ。
むらの茶屋に行くときにチェックしたいのが、沖縄のシラヒゲウニをふんだんに使った「うに丼」です。
コクがあって甘みの強いうには、ここでしか味わえない特別感があります。
うに丼はうにの時価によって値段が変わるため、事前においしく安く食べられる時期を調べておくと良いでしょう。
むらの茶屋のもう一つの魅力は、テラス席から一望できる美しい景色。
お店が丘の上になっているため、古宇利島の景色を眺めながら美味しい料理に舌鼓を打つことができるでしょう。
住所 : 〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利1087
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋から車で5分
電話番号 : 0980‐56‐5773
定休日 : 水曜日
営業時間 : 11:00~18:00
公式URL : むらの茶屋
「Restaurant L LOTA」は、人気ヴィラホテルの「 One Suite THE TERRACE 」に併設されたカフェレストランです。
店内は広々としており、シンプルながらもおしゃれな空間となっています。
窓が広く、美しい海辺を見ながら食事が可能。
デートにも使いたいとても贅沢な空間です。
メニューは、古宇利島の食材を生かした創作料理がメイン。
ランチはお手頃価格で本格的な味わいを楽しめます。
食べておきたいのは、魚を使ったプレートランチ。
都心部ではお目にかかれない、古宇利島でとれたアオダイやイラブチャーなどの珍しい魚を使っています。
古宇利島でも人気のお店なので大変混雑します。
そのため、お昼の時間から少しずらして来店するのが良いでしょう。
住所 : 〒905-0406 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利466‐1
マップ : Googleマップ
アクセス : 古宇利大橋から車で2分
電話番号 : 0980‐51‐5031
定休日 : 木曜日
営業時間 : 12:30~16:00(ディナーは要予約)
公式URL : Restaurant L LOTA
古宇利島は、沖縄屈指の観光スポットしておすすめの島です。
筆者ははじめての沖縄旅で、すっかりその魅力にハマってしまいました。
1度見たら忘れられない海と絶景、おしゃれでおいしいグルメなど、やみつきになってしまう魅力ばかり。
船を使わずに行けるアクセス良好な島のため、観光で足を運べる気軽さもあります。
本記事で取り上げたスポットを参考に、楽しい古宇利島の旅を満喫してくださいね。
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最終更新日 : 2021/12/22
公開日 : 2021/06/02