top > 東アジア・中国・台湾 > 日本 > 沖縄
本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
那覇市、糸満市、豊見城市、南城市の4つの市と南風原町や与那原町を含む島尻郡から構成されている沖縄県南部。
空港のある那覇市を中心に、1年を通して多くの観光客が訪れています。
そんな南部には、かつての沖縄戦での爪痕が残されている場所や、地元の人々が今も祈りを捧げ続けている御嶽など、沖縄の深い歴史を感じることができる観光スポットがいっぱい!
より深く沖縄の歴史を知りたいという方におすすめしたいエリアです。
言わずと知れた沖縄を代表する観光スポット「ひめゆりの塔」は、沖縄の南部、糸満市に位置しています。
沖縄戦で看護要員として動員された「ひめゆり学徒隊」の慰霊塔として、沖縄戦の翌年1946年に建てられました。
塔の目の前に空いた大きな穴は、沖縄陸軍病院第三外科壕の跡。
当時その壕の中には、負傷兵や住民など、ひめゆり学徒隊を含む約100人がいたと言われており、その約8割が敵襲で命を落としました。
ひめゆりの塔が建てられている敷地内には、実際に背の高い塔などがあるわけではなく、慰霊碑の横に建った小さな石碑に「ひめゆりの塔」と記されているだけではあります。
ただ、慰霊碑には犠牲者の名前が多く刻まれていて、戦争の恐ろしさや無念さを今に伝えています。
今や日本屈指のリゾート地として人気の沖縄ですが、「楽しいだけが沖縄ではない」と今日に教えてくれている史跡として、修学旅行や観光ツアーには必ずと言っていいほど含まれている観光スポットです。
ひめゆりの塔に隣接する「ひめゆり平和祈念資料館」は、ひめゆり学徒隊の戦争体験を後世に伝えるために建てられました。
館内は大きく6つのエリアに分けられており、それぞれ戦争の愚かさや恐ろしさ、当時の外科壕の様子、沖縄戦で命を落としたひめゆり学徒隊227人の遺影や数々の遺品に加え、手記や生存者の体験談をまとめた映像などで当時の様子を鮮明に伝えています。
ひめゆり平和祈念資料館で必ず見てほしいのが、沖縄陸軍病院第三外科壕の原寸大模型です。
当時、壕の中に沖縄陸軍病院第三外科があった頃の様子をそのまま再現したジオラマで、実際に内部を見ることができます。
館内では、他にも疑問などがあればスタッフがいつでも説明できるよう待機してくれています。
当時のことを知りたいという方は気軽に尋ねてみれば、ここでしか知ることのできない真実を聞くことができるはずですよ。
第五展示室には紙とペンが用意され、資料館を回った感想や思いなどを伝えることができる仕組みとなっています。
ぜひ感じたことを思い思いに綴ってみましょう。
実際にひめゆり学徒隊の目線から戦争を体験することで、平和や命の尊さをあらためて考えることができる貴重な学びの場「ひめゆり平和祈念資料館」を、ぜひ訪れてみてください。
住所 : 沖縄県糸満市伊原671-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で約30分
電話番号 : 098-997-2100
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~17:30(最終入館17:00)
料金 : 大人310円/高校生210円/小・中学生110円
公式サイト : ひめゆり平和祈念資料館
沖縄南部を代表する観光スポット「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」。
54,000坪の広大な敷地は、沖縄の自然と文化、歴史を体感できる県内最大級のテーマパークとなっています。
1番の見どころは、国の天然記念物にも選ばれている「玉泉洞(ぎょくせんどう)」で、国内最多と言われる鍾乳石はその数なんと100万本以上!
5キロにもおよぶ全長は、鍾乳洞としても国内最大級とも言われています。
実際に公開されているのは約900mと一部だけですが、それだけでも見応え十分です。
日本一幻想的な世界を、ぜひ体験してくださいね。
ひんやりとした鍾乳洞を抜けたら、沖縄の太陽の下、大迫力のエイサーで盛り上がるのがオススメ!
約25分にわたるステージでは、エイサーの他にも大太鼓や四つ竹、八重山芸能アンガマなどの沖縄芸能を思う存分楽しむことができますよ。
さらに順路を進めば「琉球王国城下町」、築100年以上にもなる古民家が建ち並びます。
家屋の中では藍染めや機織り、シーサー作り体験など、沖縄ならではのアクティビティを体験できる施設が勢揃いしています。
どれも当日気軽に体験することができるので、みなさんも沖縄のお土産にいかがでしょうか。
住所 : 沖縄県南城市玉城字前川1336
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道南風原南ICから車で約8分
電話番号 : 098-949-7421
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00(最終入場17:00)
料金 :
公式サイト : 玉泉洞
沖縄の南部で外すことのできない観光スポットといえば「首里城」でしょう。
あの真っ赤な色合いが印象的な門構えは、沖縄を訪れたことのない人も、写真やテレビなどで見たことがあるのではないでしょうか。
現在の沖縄は、かつて1429年から1879年まで「琉球王国」として栄え、中国や東南アジアとの交流を積極的に行なってきました。
その琉球王国の外交・政治・今に伝わる文化の中心となったのが首里城です。
1945年の沖縄戦ですっかり燃えてしまった首里城は、1992年沖縄の本土復帰20周年を記念して国営公園として生まれ変わり、その時に当時の美しい建物が復元されるに至りました。
2000年に世界遺産として登録されてからは、海外でも注目を浴び、現在では海外からのツアー客も多く訪れています。
しかし、2019年10月31日に正殿内部から発生した火災により、正殿を含む9施設が焼失してしまいました。
現在は2026年の正殿復元をはじめとして、復興作業が行われています。
標高約130mの場所に建つ首里城からは、美しい那覇の街を一望することができます。
首里城公園内では、守礼門からスタートし、城郭内の主要な門やスポットを60分で回れるツアーも開催されています。
みなさんもガイドの方のお話を聞きながら、琉球王国の時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
首里城公園内には、他にも多くの歴史文化財が点在しています。
ぜひ入り口でパンフレットを受け取って、じっくりと時間をかけて巡ってくださいね。
住所 : 沖縄県那覇市首里金城町1-2
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・首里駅から徒歩約20分/那覇空港から車で約30分
電話番号 : 0988-86-2020
定休日 : 毎年7月の第1水曜日とその翌日(一部施設が休館)
営業時間 :
料金 : 大人 400円/高校生 300円/小・中学生 160円(6歳未満は無料)
公式サイト : 首里城公園
沖縄を訪れる観光客が必ずと言っていいほど訪れるのが「国際通り」。
那覇を代表するメインストリートで、ショップが開店する10時頃から深夜まで、ひっきりなしに人が行き交う賑やかな通りです。
スタートは県庁北口スクランブル交差点。
終点の安里三叉路(あさとさんさろ)までは約1.5キロの距離で、のんびり散策するにもちょうど良い距離ですよね!
道路を挟んだ通りには、お土産物屋さんにセレクトショップ、酒屋さんや塩専門店などが所狭しと並んでいます。
1本違う通りに入れば、そこにはかなりディープな街並みが。
商店街のあちこちから、活気ある声が聞こえてきますよ。
那覇で行われるお祭りはこの国際通りが舞台となることも多く、お祭り好きの人たちが多い沖縄らしくどれも大規模!
旅行と重なったらラッキー、ぜひ参加してみてくださいね。
そんな国際通り、毎週日曜日の正午から18時までは歩行者天国を実施しています。
小さな子どものいる家族連れも、これなら安心してお買い物ができますよね。
通りにはお土産屋さんと同じくらいグルメ店も多く、本場アメリカ人に人気のステーキハウスや民謡ライブを行っている居酒屋などもたくさんあります。
沖縄の賑やかな夜を、思う存分楽しんでください!
住所 : 沖縄県那覇市松尾牧志
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄都市モノレール「ゆいレール」最寄駅:県庁前駅/美栄橋駅/牧志駅、または 那覇空港から車で約20分
電話番号 : 098-863-2755(那覇市国際通り商店街振興組合連合会)
公式URL : 那覇市国際通り商店街
那覇の国際通りからほど近く、市場中央通りに位置しているのが「牧志公設市場(まきしこうせついちば)」です。
もちろん地元の人たちも多く訪れる地域に根付いた市場ですが、お土産物を購入できたり2階が食堂になっていたりと、観光客にも大人気のスポットとなっています。
牧志公設市場がこの地にオープンしたのは、戦後間もない1951年のこと。
なんと65年以上の歴史を持つ古い市場なんです。
出店しているお店も開設当時から続く老舗ばかり。
獲れたばかりの魚介類や、地元で作られた野菜にくだもの、お肉に島豆腐とお店のジャンルは様々で、見ているだけでも楽しむことができますよ。
中でも人気のお土産は、海ぶどうに島らっきょう、黒糖など、やっぱり沖縄ならではの食べ物。
もちろん試食も可能なので、気になる方は気軽にお店の人に尋ねてみてくださいね。
市場の2階では、1階で購入した魚介類を調理してもらって食べることができます。
本土では見たことのないような赤い魚や青い魚も、購入して2階へ上がればその場でお刺身や煮魚にしてもらえるのでとっても新鮮にいただくことができますよ!
もちろん、食堂で普通にランチやディナーを食べることも可能。
1品から注文することができるので、チャンプルーやラフテー、グルクンの唐揚げなど、沖縄料理を手軽に食べたいという方にもとってもおすすめです。
住所 : 沖縄県那覇市松尾2-10−1
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で約15分
電話番号 : 098-867-6560
定休日 : 毎月第4日曜日、正月、旧盆
営業時間 : 8:00~20:00
公式サイト : 牧志公設市場
2000年12月、首里城跡や今帰仁城跡などと共に「琉球王国のグスク及び関連遺産郡」として世界遺産に登録された「斎場御嶽(せいふぁーうたき)」。
沖縄県南城市に位置する、沖縄県を代表するパワースポットです。
「せいふぁー」は最高位、「御嶽」は祭祀などを行う場所のことを意味し、斎場御嶽はその名の通り15~16世紀の琉球王国の時代から、神聖な場所として崇められてきました。
観光地として拓かれる以前は男子禁制の場とされており、国王でさえ女性の格好をさせられたと伝えられています。
実際に足を踏み入れてみると、その荘厳さに驚くはず。
決して特別な建物や銅像があるわけではありませんが、なんだかとっても神聖な気持ちになれるんです!
これは本当に訪れてみた人にしか分からないかもしれませんね。
入口に入り、長い階段を登ると、目の前には息を飲むほど美しい沖縄の景色が眼下に広がります。
かつて多くの人々が歩いた歴史深い石畳を進むと、次々と祈りの場が姿を表します。
斎場御嶽で最も有名なのが「三角岩」です。
どの写真にもこの三角岩が写っているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
自然にできたとは到底思えないほど美しい三角形の通り道で、実際に通ってみた人は神の存在を信じた、なんて言う人もいるほど。
その先には最も神聖と言われる「三庫理(さんぐーい)」があります。
最大のパワースポットとされていますので、ぜひ最後まで散策してくださいね。
住所 : 沖縄県南城市知念字久手堅539
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で約50分
電話番号 : 098-949-1899
定休日 : 年2回(旧暦:5月1日~3日/10月1日~3日) ※毎年日程が変動するため詳細はHPでご確認ください
営業時間 : 【3月~10月】9:00~18:00【11月~2月】9:00~17:30(最終入場30分前)
料金 : 大人 300円/小人 150円/6歳未満 無料
公式サイト : 斎場御嶽
沖縄県豊見城市に位置する「 瀬長島 」は、那覇空港から約1.5キロ、わずか15分の距離にある離島です。
離島と言っても、車があれば誰でも簡単に渡ることができ、その景観のよさから、那覇市民のドライブデートスポットとしても人気。
瀬長島へと続く橋のたもとには停車する車がいっぱいです。
なんと、飛行機を真上に見ることができるんです。
飛行機の機体はもちろん、大きなエンジン音は迫力満点!
子どもたちも大喜びの人気観光スポットですよ。
珍しい期間限定のラッピング飛行機なども間近で見ることができるので、飛行機好き、写真好きの方にもおすすめです。
瀬長島自体ももちろんパワースポットで、別命「子宝の島」とも呼ばれています。
戦前、瀬長島には「子宝岩」という2つの穴が開いた岩が立っていました。
石を投げて上の穴に入れば男の子、下の穴に入れば女の子との言い伝えがあり、かつてはそれで性別を占ったという記録が残っています。
現在は、瀬長島を半時計回りに進んだすぐの場所に、戦争で失われた子宝岩が再現されています。
瀬長島で遊んだ後は、日帰り入浴OKの天然温泉「龍神の湯」に行くのがおすすめです。
沖縄一の夕日を望みながらお風呂に入ることができるオーシャンビュー露天風呂で、1日の疲れを癒してくださいね。
今沖縄で1番アツい観光スポット「瀬長島ウミカジテラス」。
沖縄の青い空と青い海に真っ白な土壁のコントラストが、思わず目を背けてしまうほど眩しい人気の複合施設です。
2015年のオープン以来着々と人気を集めていて、今では必ずといっていいほど観光ツアーに組み込まれる人気の場所なんですよ。
その佇まいは、まるでイタリアのアマルフィやギリシャのサントリーニ島など、地中海のリゾート地のよう。
アクセスも良好なので、沖縄旅行の際には必ず訪れてほしい場所の1つです。
海に向けて階段状に作られたショップの数は40以上!
沖縄ならではの野菜や果物を使った食事やスイーツが食べられるグルメ・スイーツショップや、Made in OKINAWAのアイテムを展開するジュエリーショップ、最新のクラフトショップまで、そのジャンルは様々です。
天気の良い日には、真っ青な海を眼下に見下ろしながら食事やティータイムを楽しむのが1番のおすすめですよ。
昼間の美しさはもちろん、ウミカジテラス全体がライトアップされる夕方からは、なんとも言えないロマンチックな雰囲気。
徒歩2分の場所にリゾートホテルも建てられているので、夜までゆっくり過ごしたいという方はぜひご利用ください。
住所 : 沖縄県豊見城市瀬長174番地6
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で約15分
電話番号 : 098-851-7446
定休日 : なし
営業時間 : 10:00~21:00
公式サイト : 瀬長島ウミカジテラス
昭和19年、日本海軍設営隊によって掘られた司令部壕である「旧海軍司令部壕」は、沖縄県の南部、豊見城市に今も残されています。
もちろん老朽化してはいましたが、昭和45年に観光開発事業団により見事に復元されました。
かまぼこ型に掘り抜かれた横穴はしっかりとコンクリートと杭木で固められ、その中で約4,000人の日本兵が行き来していたといいます。
壕内には、幕僚が自決した痕跡が残る幕僚室や、兵士たちが立ったまま眠ったという下士官兵員室、負傷兵が手当てを受けた医療室などを当時のまま展示。
かつての様子を鮮明に今に伝える役割をしています。
当時の大田実司令官による海軍次官宛の電報「沖縄県民欺く戦えり」をご存知でしょうか。
かの有名な電報は、この壕から打電されたということでも知られているんです。
毎週金曜日には、1日2回ボランティアによる無料平和ガイドツアーが開催されています。
基本的には要予約、空きがあれば当日でも参加することができますので、「もっとよく知りたい!」という方はぜひご参加くださいね。
壕以外にも慰霊塔や資料館、周辺には海軍壕公園が広がっています。
東シナ海や首里城が一望できる高台に位置していますので、ぜひ立ち寄って気持ちのいい風を感じてください。
住所 : 沖縄県豊見城市字豊見城236
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道豊見城ICから車で約15分
電話番号 : 098-850-4055
定休日 : なし
営業時間 : 8:30~17:00
料金 : 大人420円/小人210円
公式サイト : 旧海軍司令部壕
最近話題の沖縄の観光スポット「 ガンガラーの谷 」。
話題の秘密は、洞窟をそのままカフェにした「CAVE CAFE」です。
ガンガラーの谷の体験ツアーの受付&スタート地点ともなっているこちらのカフェ、頭上には無数の鍾乳石を見ることができ、とにかく暑い夏の時期もひんやりとした空気の中ティータイムを楽しむことができるんですよ!
もちろん、ガンガラーの谷最大の見どころはその美しい景観にあるのですが、鍾乳洞をそのまま利用したカフェがSNSで話題を呼び、今や多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。
さて、先に少し触れた体験ツアーですが、実はこちらのガンガラーの谷へは、現在そのツアーに参加する以外に入ることはできません。
そこで、その体験ツアーについて少しご紹介します。
鍾乳洞が崩落してできたと言われているガンガラーの谷は、那覇空港から車で30分ほどの南城市に位置しています。
手付かずの自然が残る周辺は、まさに太古の森と言っても過言ではありません。
ツアーガイドと一緒に巡る大自然の探検は約80分で、その間に珍しい植物はもちろん、運が良ければ可愛らしい動物たちにも出会うことができます。
深い森をどんどん進むと、発掘現場が現れます。
実はガンガラーの谷は、今も発掘の途中。
もしかしたら「世紀の発見!」なんて、歴史的瞬間に立ち会うことができるかもしれません。
施設内は十分に整備され、小さな子どもたちも危険はありませんが、ツアーには動きやすい服装と歩きやすい靴で参加することをおすすめします。
雨の日は、普段見ることのできない珍しい生き物たちが姿を表すことがありますので、天気が悪くても落ち込まないでくださいね。
住所 : 沖縄県南城市玉城字前川202
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 098-948-4192
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~17:30
料金 : ガイドツアー代 1人2,500円(小学生以下無料)
駐車場 : 無料駐車場あり
公式サイト : ガンガラーの谷
沖縄県南城市にある「知念岬公園」、目の前には美しく広大な太平洋が広がっています。
沖縄らしい赤い屋根の休憩所からは、コバルトブルーの海と真っ白の珊瑚を見下ろすことができます。
公園内には簡単な東屋が2つ、モニュメントが1つあるだけで、特にこれと言って施設があるわけではありませんが、「沖縄に来た!」と実感できる雄大な景色に出会うことができるので、観光客にも人気のあるスポットとなっています。
知念岬公園から見渡せる景色はなんと約250度!
天気のいい日には、辺り一面青い空と青い海、沖縄の気持ちのいい海風を全身で感じることができますよ。
のんびりお散歩をしたとしても、所要時間は20~30分程度。
ドライブの途中で立ち寄るのにもぴったりですね。
海は東向きとなるため、午前中は太陽が反射してしまいキレイな海が見えにくいことも。
できれば、陽の高くなるお昼前から夕方までの間に訪れることをおすすめします。
辺りには灯りが少ないため、夜間には満点の星空を見ることもできますよ。
住所 : 沖縄県南城市知念字久手堅
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道南風原北ICから約25分
電話番号 : 098-948-4600
定休日 : なし
料金 : 無料
公式サイト : らしいね南城市
沖縄南部、「沖縄戦終焉の地」として知られる糸満市摩文仁の丘陵を望む場所に作られているのが「平和祈念公園」です。
公園内には沖縄戦の遺品や写真などを展示した「平和記念資料館」や、沖縄戦で命を落とした全ての人々の名前を刻んだ「平和の礎」、戦没者の鎮魂と未来永劫の平和を祈る「平和記念像」などが設置されています。
日本国内だけでなく、世界中から観光客が訪れる観光スポットとして知られており、多くの修学旅行生が立ち寄るルートにもなってます。
もちろん、そういった平和への思いが込められた施設ではありますが、休日は地元の家族連れでとっても賑わうのも平和祈念公園の特徴。
実は2017年7月に、大型遊具「命の卵」がオープンしたんです!
命の始まりをイメージした「卵」や「海」をモチーフにしたカラフルな遊具で、登ったり跳ねたり、くぐったり滑ったりと子どもたちが思いっきり身体を動かすことができる遊び場となっています。
「小さな子どもを連れての沖縄旅行、どこへ行こう?」なんて悩んでいるお父さんやお母さんにもオススメですよ。
4つあるエリアのうち、ユニバーサルゾーンは車イスの子どもたちも楽しめるユニバーサルデザイン。
子どもたちが笑顔なら、みんなが嬉しくなりますよね。
住所 : 沖縄県糸満市摩文仁444
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で約35分
電話番号 : 098-997-2765
定休日 : なし
営業時間 : 8:00~22:00
料金 : 無料
公式サイト : 平和祈念公園
海に囲まれた沖縄県でも、特に美しい景色を眺めることができるのが「喜屋武岬(きゃんみさき)」。
沖縄本島の南端、糸満市に位置し、沖縄戦跡国定公園に制定されている公園です。
周囲には何もなく、とっても静かで落ち着いた雰囲気の場所ですが、かつて沖縄戦で米軍に追いつめられた人々が自決するために身を投げたという悲しい歴史があり、公園内には平和の塔のモニュメントが設置されています。
景色の美しさはもちろんのこと、平和記念資料館などで沖縄の歴史を学んだ後に訪れると、また違った感じ方ができる場所ですよ。
そうとはいえ、そこからの景色の美しさは相当のもの。
景色を楽しむために訪れる観光客が後を絶ちません。
それもそのはず、喜屋武岬からの景色は180度大パノラマで、遠くには地平線を望むこともできます。
天気が良ければ、空港へ離着陸する飛行機が見えることも。
喜屋武岬は国道からかなり離れた場所にあり、辿り着くには未舗装の道なき道を進む必要があります。
車1台がやっと通れるほどの道幅で、初心者の方にはおすすめできませんので、十分にご注意ください。
那覇市内から車で30~40分、南城市から橋を渡った先に「奥武島(おうじま)」が姿を表します。
この奥武島で最も人気を集めているのが、地元のてんぷら屋さん「中本鮮魚てんぷら店」。
てんぷらを購入するためだけのために、わざわざ奥武島へ渡るという人もいるほどの人気店なんです。
平日休日関係なく連日行列ができているので、確実に食べたいという方はオープンと同時に訪れるのがいいかもしれません。
もちろん、てんぷら以外にも奥武島の魅力はありますよ。
平成26年には、地元の野菜や鮮魚を購入することができる「いまいゆ市場」が誕生。
沖縄ならではの食材や地元の人たちの優しさに触れることができる、地元に根付いた市場となっています。
奥武島に暮らす人たちが大切にしているのが「奥武観音堂」。
沖縄県内では珍しい観音様を祀ったお堂で、奥武島の人々の心の拠り所として大切に扱われている神聖な場所です。
もちろん観光客が訪れることも可能ですが、あくまでも島民の方々を優先するということを心がけてくださいね。
島内一周道路が整備されているので、美しい海を見ながらのドライブにもおすすめです。
「神の島」の異名を持つ「久高島(くだかじま)」は、琉球開闢(かいびゃく)の祖アマミキヨが天から舞い降り、ここから国づくりを始めたとの言い伝えが残る聖地。
観光客の間でも、パワースポットとして知られています。
久高島の周囲は約8キロ、人気はレンタサイクルです。
まずは島の東側に広がる「イシキ浜」へ。
かつて5穀の種子が流れ着いて、そこから農業が発展したと言われている美しいビーチです。
島の中央に位置する「クボー御嶽」は、現在は全面立ち入り禁止となっていますが、外から覗くだけでも十分に霊地らしい雰囲気を感じることができますよ。
海岸を走るロマンスロードはサイクリングにぴったりです。
約600mと決して長くはありませんが、途中東屋があったり、ベンチが置かれていたりと休憩スポットがたくさんあります。
沖縄本島でもなかなかみることのできないコバルトブルーの海を、ぜひ堪能してくださいね。
久高島の道をひたすらまっすぐ北東へ進むと、真っ白の一本道が現れます。
「カベール岬」へ続くこの一本道は、別命「神の道」とも呼ばれ、岬に向かって自転車を漕いでいると、まるで空へと続いているような感覚に!
そんなことばでは表せないほど美しい久高島ですが、「カベール岬」をはじめとする「聖域」が多く存在しています。
あくまでも島民の人々を尊重した、マナーを守った行動を取るようにしてくださいね。
住所 : 沖縄県南城市知念字久高
マップ : Googleマップ
アクセス : 安座真港まで那覇空港から車で約50分、安座間港から高速船で約15分/フェリーで25分
電話番号 : 098-835-8919
※現在は一部サービスを変更しリニューアル営業
2015年に本格的な醸造設備を備えたワイナリーとしてリニューアルオープンした「うちなーファーム」。
沖縄県の南部、糸満市に位置し、タイミングさえ合えば、実際にワインの仕込みやボトリング作業を見学することができる、ワイン好きにはたまらない施設です。
うちなーファームが得意とするのは、南国ならではの果物をふんだんに使用して作るフルーツワインで、中でも「マンゴーワイン」は、アジア最大規模のワイン審査会「ジャパン・ワイン・チャレンジ2016」で最高賞「プラチナゴールド賞」を獲得しました。
同じく南国フルーツワインシリーズには、銀賞を授賞した「アセロラワイン」「シークワーサーワイン」、銅賞の「パッションフルーツワイン」があります。
どのワインもフレッシュでみずみずしい風味豊かな味わいとなっていますので、ぜひ無料試飲してお気に入りを見つけてください。
広い施設内には、地元沖縄やインドネシアに生息する植物を間近で見ることができる「熱帯果樹展示館」や、子どもたちが思いっきり走り回ることができるアスレチックフィールド、可愛らしい花が地面いっぱいに植えられた花壇などがあり、普段ワインを飲まない人も楽しむことができますよ!
道を渡れば平和祈念公園という好立地なので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。
住所 : 沖縄県糸満市摩文仁1018
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で約35分
電話番号 : 098-997-2793
定休日 : 水曜日
営業時間 : 9:00~17:30(最終入場17:00)
料金 : 無料
南城市のビーチといえば「あざまサンサンビーチ」でしょう。
平成12年にオープンした人工ビーチで、夏場には県内外から多くの観光客が訪れるサマースポットです。
場所は、久高島へのフェリーが発着する安座間港のすぐ隣。
フェリーの時間までのんびり過ごすのにもピッタリです。
人工ビーチとは言いながら、その透明度はなかなかのもの。
遊泳エリアが広いのもポイントで、どれだけ多くの人が訪れたとしても、人が多すぎて遊ぶ場所がない…ということはありません。
また、清潔なトイレにシャワー、ロッカー、売店まで完備なので、子どもから大人まで安心して遊ぶことができます。
その他、鳴らすと「恋が叶う」と言われる「太陽の鐘(ティーダの鐘)」も人気のスポット。
ハートの形をしたパネルが目印です。
あざまサンサンビーチの遊びといえば、もちろん豊富なマリンスポーツ。
迫力満点のバナナボートにスピード感がたまらないビッグマーブル、海の上を思いっきり滑走するマリンジェットなど人気のアクティビティが揃っていますよ!
ビーチ前に広がるバーベキューサイトでは、雨でもバーベキューを楽しむことができる仕様になっています。
器材も食材も全て用意してくれるので、観光客も手ぶらで訪れることができるのも嬉しいですよね。
みんなが集まる賑やかなあざまサンサンビーチで、思い思いの時間を過ごしてください。
住所 : 南城市知念字安座真1141-3
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道南風原北ICから約15分
電話番号 : 098-948-3521
定休日 : 11月~海開き(4月中旬)まで遊泳禁止
営業時間 : 10:00~19:00
料金 : 無料
公式サイト : あざまサンサンビーチ
那覇空港から車で約15分、豊崎タウンに位置する「豊崎海浜公園」は、豊見城市でも人気の観光スポット。
県下最大級の人工ビーチ「豊崎美らSUNビーチ」を囲むように広がる芝生の公園で、地元の人たちの憩いの場としても知られています。
園内のあちこちには屋根付きの大きな東屋があり、本を読んだり昼寝をしたりと、みんな思い思いに過ごしています。
また、公園南端には映画「涙そうそう」のロケ地として使用された「ニィニィの丘」もあります。
とっても広いので、のんびりと散策してみてください。
隣接する豊崎美らSUNビーチは、なんと全長約700mと県内最大級の長さを誇ります。
もちろんロッカールームやシャワー室も完備、安心して海水浴を楽しむことが可能です。
バナナボートなどのアクティビティも充実しており、予約すれば誰でも利用できるビーチバレーコートやビーチサッカーコートなどもあります。
「海を目の前にスポーツを楽しみたい!」という方は一度管理棟へお電話を。
豊崎美らSUNビーチでは、県内有数と言われる美しいサンセットもおすすめ。
夕方になると、地元のカップルや海に向かってカメラを設置する人たちに混じってちらほら観光客の姿も認めます。
時間に余裕のある方は、沖縄を代表する美しいサンセットをぜひご覧ください。
住所 : 沖縄県豊見城市字豊崎5-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道名嘉地ICから約10分
電話番号 : 098-850-1139
定休日 : 11月~海開き(4月中旬)まで遊泳禁止
営業時間 : 6:00~22:00
料金 : 無料
公式サイト : 豊崎海浜公園 オリオンECO美らSUNビーチ
「ニライ橋カナイ橋」は、沖縄県南城市であまりにも有名な絶景スポット。
聞いたことのある方や、実際に行ってみたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
国道331号線の吉富交差点から山側へ少し走ると、橋の頂上にトンネルがあります。
なんと、そのトンネルの上が展望台になっているんですよね。
展望台には直接車で乗り入れることはできず、入り口付近に路上駐車するしか方法がありません。
そこから展望スポットまでは歩いて3分ほど。
目の前に見えていながら少し距離があるので、真夏の昼間は日傘などで日射し対策することをおすすめします。
天気が良ければ、眼下には知念岬、遠くにはコバルトブルーの海に浮かぶ久高島を望むことができます。
太平洋を見渡すことができる大パノラマ、一度も行ったことがないという方には特におすすめしたい観光スポットです。
沖縄県南城市にある「新原ビーチ」、読み方は「みーばるビーチ」と読みます。
沖縄にいくつか点在する人工ビーチとは異なり、昔から地元の人たちに愛されてきた自然の砂浜と海なので、より沖縄らしい雰囲気を味わいたいという方には特におすすめしたいビーチです。
人間の手が入っていない分、水は美しく、あちこちに魚たちが泳いでいます。
誰にも邪魔されることなく気軽にシュノーケリングを楽しみたい方にもピッタリですよ!
隣接する「みーばるマリンセンター」では、ビーチパラソルやチェアなど必要なものをレンタルすることが可能です。
バナナボートやマリンジェットなどのアクティビティもこちらで予約することができ、中でも1番人気はグラスボート!
底がガラスになっている船に乗り込んで、海底散歩に出かけましょう。
普段はなかなかお目にかかれない生き物たちの自然体の姿を見ることができるかもしれません。
真冬以外は泳ぐことができる沖縄ですが、ここ新原ビーチでは、シャワーなどの設備が全てマリンセンターの管轄となっています。
マリンセンターが開いていない期間はシャワーやロッカルームなど、全ての施設を利用することができませんのでご注意ください。
住所 : 沖縄県南城市玉城字百名1599-6
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で約40分
電話番号 : 098-948-1103
定休日 : なし
料金 : 無料
公式サイト : らしいね南城市
沖縄の南部をドライブするならぜひ立ち寄っていただきたいのが、ここ「琉球ガラス村」です!
糸満市に位置する県内最大級のガラス工房で、ガラス製品の購入はもちろん、琉球ガラス体験も随時行なうことができる施設となっています。
ショップから屋外工房まで全てに屋根がある室内型なので雨の日でも安心!
子どもから大人までみんなが楽しむことのできる、ガラスのテーマパークです。
中でも1300℃にまでなるという釜の見学は圧巻。
当然釜の近くは少し熱いのですが、琉球ガラスがどのようにして作られるのか、目の前で見学することができる施設は他にはなかなかありません。
工房で作られた作品は、実際に手に取って購入することが可能です。
ここでオススメなのが、敷地の1番奥に作られたアウトレットコーナー。
一見倉庫のようにも見えるので気付かず帰ってしまう方も多いのですが、実はとってもお得に琉球ガラスを購入することができるんです。
プレートには「キズあり」「気泡あり」などと書かれていますが、素人には全く分からないものばかり。
運が良ければ、本館で販売されているものが半額ほどで手に入ったりするので、ぜひ覗いてみてくださいね。
ひめゆりの塔からも近いので、南部の観光の際にはおすすめですよ。
住所 : 沖縄県糸満市字福地169
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で約25分
電話番号 : 098-997-4784
定休日 : なし
営業時間 : 11:00~16:30 ※土日祝は17:00まで
料金 : 無料
公式サイト : 琉球ガラス村
300年以上の歴史を持つ「壺屋やちむん通り」。
やちむんとは、沖縄の方言で焼きもののことを指します。
石畳の通りには、昔からの技法を守りながら代々続く老舗窯元がたくさん点在しており、それぞれの個性が光る、とっても魅力的な焼きものを販売しています。
販売されているアイテムも、少し前までは伝統的なデザインのものがほとんどでした。
ですが、最近は現代の家やスタイルに馴染むようなオシャレなデザインのものも増え、ますます観光客に人気の場所となっています。
この壺屋やちむん通りに人気が集まる秘密は、その町並みにもあるんです。
実はこの壺屋やちむん通り、激しい沖縄戦の戦禍を逃れた貴重なエリアで、今も戦前からある風景が残されています。
ちょっとした路地「スージグヮー」を覗いてみたり、壺屋を見守ってくれている神様が祀られている拝所「ビンジュルグヮー」を訪ねてみたり、なんとなく石垣や赤瓦の家を見ながらエリアを散策するのもきっと楽しいですよ!
壺屋やちむん通りには、とっておきの焼きものでお料理やスイーツをサーブしてくれるカフェもあります。
たくさん歩いたあとは、焼きものの温もりを感じられる可愛いカフェでほっこりしてみてはいかがでしょうか。
その他「壺屋やちむん通り祭り」や「壺屋陶器祭り」などのイベントが年に数回開催されます。
焼きもの好きな方はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
住所 : 沖縄県那覇市壺屋1丁目16
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・牧志駅から徒歩約10分/那覇空港から車で約15分
電話番号 : 098-868-4887
公式サイト : 壺屋やちむん通り
※改修工事のため2022年6月末まで閉園予定
那覇市の中心に位置する「福州園(ふくしゅうえん)」は、中国南方様式の庭園です。
中国福建省福州市と那覇市の友好都市締結10周年と、那覇市市制施行70周年を記念して、1992年に開園しました。
明・穏・華の3エリアに分けられた園内は散策や休憩にぴったり。
1歩足を踏み入れれば、そこには住宅地の真ん中とは到底思えない不思議な空間が広がっています。
春・夏・秋冬の四季を表す各エリアをつなぐ遊歩道の途中には滝が流れ落ち、池では鯉や亀が泳ぐ姿を見ることができますよ。
石獅子が迎えてくれる門を抜けて進むと、まずは夏の庭園。
手前に「烏塔」、奥に「白塔」と呼ばれる双塔が見えてきます。
これは典型的な福州の景色なのだそう。
夏の次は春の庭園。
「凌波廊」と名付けられた水辺の展望台が美しく、福建省最大の河川「閩江(びんこう)」が表現されています。
最後の景色を飾るのは、園内最大の見どころ「冶山・冶亭」です。
ダイナミックに落ちる滝は、まるで本当に中国に来てしまったようなきもちにさせてくれます。
時期によって、夜間ライトアップされた美しい中国式庭園を散歩することができます。
昼間はアクティビティ、夜はしっとりと中国式庭園で過ごしてみてはいかがでしょうか。
住所 : 沖縄県那覇市久米2-29-19
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から車で約15分
電話番号 : 098-869-5384
定休日 : 水曜日(祝日の場合は営業、翌日休園)
営業時間 : 9:00~18:00(最終入場17:30)
料金 : 大人200円/小人100円
公式サイト : NAHANAVI
「ここなら雨が降っても大丈夫!」というスポットをご紹介します。
那覇市おもろまちに位置する「沖縄県立博物館・美術館」は、沖縄の深い歴史や文化に触れることができる博物館と、沖縄に縁の深いアーティストたちの作品を中心に展示する美術館からなる複合施設です。
グスクをイメージした建物はとっても特徴的で、まるで本当に琉球の時代にあったお城のよう。
琉球石灰岩や海砂が使用された沖縄らしい外観は、思わずカメラに収めたくなってしまう美しさです。
建物横に位置する野外展示場には、高蔵や沖縄の伝統家屋などが実物大で展示され、かつての琉球王国の世界が広がっています。
タイムスリップしてしまったような、不思議な気分になりますよ。
充実した施設の中でも1番人気は、無料ゾーンにある「ふれあい体験室」。
机に椅子、資料やタブレット端末が置かれた部屋には、27種類もの体験キットが用意されています。
民族衣装を着てみたり、石垣のレプリカをパズルのように積み上げたり、と子どもたちが喜ぶようなアクティビティが盛り沢山!
自ら触れて、感じて遊びながら「自然の仕組み」や「先人の知恵」を学ぶことで、より沖縄の自然や文化に親しみを感じてほしいとの願いを込めて作られた部屋で、その願い通りふれあい体験室はいつも子どもたちでいっぱいです。
みんな夢中になって体験キットに取り組んでいますよ!
常用展示の他に企画展が開催されていることも多いので、ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。
住所 : 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいれーる おもろまち駅から徒歩10分
定休日 : 月曜日、年末
電話番号 : 098-941-8200
営業時間 : 9:00~18:00(金曜日・土曜日は20:00まで)
料金 :
公式サイト : 沖縄県立博物館・美術館
沖縄では「シチナヌウドゥン」の名で知られる歴史的建造物「識名園(しきなえん)」。
かつて栄えた琉球王家最大の別宅で、保養地や接待の場として長く使用されていました。
首里城から車で約10分、観光にも便利な那覇市内に位置し、2000年には世界遺産にも登録された人気の観光スポットです。
識名園1番の見どころは、美しい庭園。
約12,000坪もある敷地の中央に作られた池の周りを歩きながら、景色の移り変わりを楽しむことができるようにと作られています。
この廻遊式の庭園は、お天気のいい日に散策するにもぴったりです。
中国風の東屋「六角堂」や琉球石灰岩を積んで作られた石垣など、あちこちに琉球ならではのデザインを見ることができますよ!
1945年には戦争で壊滅的な被害を受けたものの、1975年から約20年もの歳月をかけて復元整備。
今でも那覇市の大切な観光スポットとして数えられています。
庭園の一角には、何百年も変わることなく水の湧き出ている泉「育徳泉」があったり、池には水面に映る姿が美しい中国風の石橋があったりと、見どころがいくつかあります。
のんびり回っても1時間ほどですので、観光の間に立ち寄ってみてください。
識名園は、草花が好きという方にもとってもおすすめ。
庭園には驚くほどたくさんの植物が植えられています。
沖縄ならではのデイゴやコバテイシの木、中南米原産のランタナ、石灰岩地に育つゴモジュ、たくさんの実がなるシークヮーサーなど、1つひとつ違いを確かめながら歩くのも楽しいでしょう。
住所 : 沖縄県那覇市字真地421-7
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から県道222号経由で約15分
電話番号 : 098-855-5936
定休日 : 水曜日(水曜日が休日または慰霊の日の場合、その翌日が休館日)
営業時間 : 9:00〜17:00(4月1日~9月30日は17:30まで)
料金 : 大人 400円/小・中学生:200円(6歳未満は無料)
公式サイト : 識名園
これほどインパクトのある神社を見たことかあるでしょうか。
「波上宮(なみのうえぐう)」が建てられているのは、なんと巨大な岩ともとれる崖の上。
その崖は、那覇の中心部から徒歩でたったの15分、浪の上ビーチにあります。
琉球王朝の時代、特別な配慮を受けた8つの神社「琉球八社」の中でも最上級の神社として崇められてきた波上宮は、今でも地元の人たちの聖地。
お正月の三が日には、なんと30万人もの人々が初詣に訪れるんですよ!
境内への階段を登ると、現れるのは狛犬ならぬ狛シーサー!
本殿の両側にデンと陣取って、神社を見守っています。
周囲にはヤシの木が生い茂り、神社の屋根は赤瓦、となんとも沖縄らしい造りです。
かつて沖縄の人たちは、水平線の向こうに理想郷「ニライカナイ」があると信じて止みませんでした。
いつかそのニライカナイから幸せの神様がやってきて、この地も豊かになりますように、そんな祈りを捧げていた聖地が、神社となって今に伝えられていると言います。
そんな昔の人々に思いを馳せながら見る景色はまた格別!
本当に海の果ての世界を信じてしまいそうなほど美しい景色が、目の前に広がっています。
授与所では、家内安全や交通安全を祈願するお守りやお札「フーフダ」を購入できます。
中でも沖縄ならではの紅型のお守りはとっても色鮮やかで、お土産にもおすすめですよ。
参拝後は、すぐにビーチに降りることができます。
裏手には展望台もありますので、ぜひ散策を楽しんでくださいね。
住所 : 沖縄県那覇市若狭1-25-11
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・旭橋駅から徒歩約15分/那覇空港から車で約10分
電話番号 : 0988-68-3697
定休日 : なし
料金 : 無料
公式サイト : 波上宮
いくつかの条件が揃う日は「沖縄県のウユニ塩湖」を見に行ってみてはいかがでしょうか。
沖縄県南城市に位置する「テダ御川(うっかー)」は、かつて豊富な湧き水が多くの人を癒したとされている泉。
その昔、琉球国王も久高島を訪れる際に立ち寄って、喉を潤し船旅の無事を祈ったと言われています。
現在は湧き水も枯れてしまい、その地にあるのは石碑だけですが、みんなが目当てに訪れるのは、その後ろに広がる岩場の壮大な景色です。
普段はゴツゴツした岩がいくつも盛り上がっているただの岩場ですが、ある時に限って、まるで水面が鏡のように反射し、空を映す時があるんです。
その様子がまさにウユニ塩湖のようだとSNSでも話題を呼んでいるんですよ!
実際にウユニ塩湖のような絶景を見ることができるのは、「よく晴れた日の夕方」「波のない海」「満ち潮の時間帯」などさまざまな条件が揃った時だけ。
簡単にお目にかかることはできませんが、それがまた人を惹き付ける魅力なのかもしれません。
首里城の東側にある霊地を巡拝する「東御廻り(アガリウマーイ)」の聖地の1つにも数えられているテダ御川、実際に足を運んでそのパワーを感じてみてくださいね。
2015年6月、那覇国際通りに現れたグルメ観光スポット「国際通り 屋台村」。
決して広くはない敷地内に、約20店舗がひしめき合っています。
場所は、牧志駅から徒歩4分ほどの細い裏通り、ちょうど「竜宮通り」と「グランドオリオン通り」の間に位置しています。
「旧グランドオリオン跡」と言った方が分かりやすいかもしれませんね。
どちら側の入口からも入ることができ、もちろん通り抜けもOKです。
屋台村は「生まれ島の文化を守る」「島の良さを伝える」「人々の交流が生まれる」をコンセプトに造られた国際通りの新スポットで、オープン以来、訪れる観光客が後を絶ちません。
屋台村内はいつもとっても賑やかで、赤提灯やお店の人の威勢のいい声、食器のぶつかる音など、どこか懐かしい心暖まる雰囲気。
食事をせず歩いているだけでも楽しい気分になります。
中央にはステージが設置され、様々なイベントが行われています。
那覇のど真ん中にいながら、離島の島唄やエイサーが観られるなんて、ちょっと贅沢ですよね!
さて、せっかくなので屋台を少しご紹介。
屋台村では鉄板焼きに浜焼き、串カツなど様々なグルメを堪能することができます。
中でも珍しいのはお寿司屋さん!
「沖縄に来てお寿司?」と思うかもしれませんが、季節で変わる沖縄ならではのお寿司を食べてみるのも面白いでしょう。
住所 : 沖縄県那覇市牧志3-11-16
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール牧志駅から徒歩4分
定休日 : なし
営業時間 : 11:00~23:00(店舗によって異なる場合あり)
公式サイト : 国際通り 屋台村
沖縄県浦添市に、子どもから大人まで大興奮の観光スポットが登場しました。
那覇空港から北へ約30分、ブルーシール牧港本店の隣にオープンした「ブルーシールアイスパーク」は、アイスクリームのテーマパーク。
「沖縄の次世代を担う子どもたちに、アイスクリームを通じて夢を与えられる施設を作りたい」というブルーシールの思いを形にした体験型ミュージアムで、アクティビティを楽しみながら、大好きなアイスクリームのことをもっと知ることができるんです!
施設内に足を踏み入れると、壁も椅子もライトも、ぜーんぶアイスクリーム。
そのポップなデザインは、もちろんSNS映え抜群ですよ。
ガラスの向こうの体験ゾーンでは、なんとオリジナルのアイスクリームを作ることができます。
予約制で定員が決まっていますので、ご希望の方は到着後まず受付へ!
施設内は無料エリアと有料体験エリアに分かれています。
先ほどのアイスクリーム作り体験と、-20度の世界を体験できる冷凍庫エリアは有料です。
一方、体験コーナーをガラス越しに見学できるコミュニティースペースと、アイスクリームの歴史を知ることができるヒストリーゾーンは無料で利用できます。
無料エリアだけでも見応えがあるので、ぜひお隣のブルーシール牧港本店で購入したアイスクリームを持ち込んで、のんびり休憩していってくださいね。
住所 : 沖縄県浦添市牧港5-5-6
マップ : Googleマップ
アクセス
: 那覇空港から車で約30分
電話番号 : 098-988-4535
定休日 : なし
営業時間 : 10:00~21:00
料金 : 体験料1,000円(アイスバー1本、オリジナル保冷バッグ付)
公式サイト : ブルーシールアイスパーク
沖縄市、うるま市、浦添市、宜野湾市と北谷や読谷村、嘉手納町などを含む中頭郡から成っている沖縄県の中部。
西側に位置する嘉手納町と宜野湾市には米軍基地があり、街のあちこちにアメリカらしい雰囲気が漂うオシャレなエリアです。
一方で、絶景を見ることができたり、かつての城跡が残されていたり、闘牛場があったりとなかなか個性的で、訪れる人を飽きさせません。
ショッピングも自然もという欲張りな方も大満足のエリアです。
沖縄の人気シュノーケリング・ダイビングスポットとしてまず名前が挙がるのが、恩納村の真栄田岬に位置する「青の洞窟」。
長年の侵食によって自然にできた洞窟で、シュノーケリングや体験ダイビングで、実際に内部に入ることができます。
「本当にそんなに青く見えるの?」と思った方、ぜひ実際にツアーに参加してみてください!
見たことのないほどの真っ青な世界が広がっていますよ。
実はその秘密は、太陽の光。
太陽光線の反射により、洞窟内部の海面が青く輝き、幻想的な世界を作り出しているんだそうです。
一層青い世界を体験したいという方は、早朝から午前中に潜るのがおすすめ。
特に早朝のコースは他の人も少ないので、思う存分青の洞窟を満喫することができますよ。
海の中では、ニモで有名な「 カクレクマノミ 」をはじめ、たくさんのカラフルな魚たちを観察することができます。
ツアーを催行しているツアー会社はとっても多く、選ぶのが少し難しいかもしれません。
そんな時は、真栄田岬からの距離や送迎の有無、シャワーなどの施設をチェックして、条件に合ったところを選びましょう。
ほとんどのコースで海中餌付け体験ができますので、ぜひ海の世界を思いっきり楽しんでくださいね。
ハイシーズンは混雑必須、ウエットスーツに着替えてから待たされることもあるので、それなりの覚悟をしてください。
住所 : 沖縄県恩納村真栄田469-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から国道58線を経由して沖縄自動車道、石川ICを出て10分
電話番号 : 098-921-9555(沖縄ダイビングと青の洞窟のSea mole)
定休日 : 年中無休
料金 : 青の洞窟ダイビング 1人5,980円~(沖縄ダイビングと青の洞窟のSea mole)
沖縄県きってのリゾートエリア「万座毛」は、沖縄本島の西側、恩納村に位置する景勝地です。
海岸に沿って作られた遊歩道は、ゆっくりと歩いて約30分ほどの距離。
青い空、青い海を目の前に、気持ちのいい風に吹かれながら散歩するにはちょうどいい長さです。
散歩をしていると最初に目につくのが象の鼻の形をした岩!
もちろん自然にできたのですが、真ん中に穴があき、本当にそこに大きな象が佇んでいるかのように見えるから不思議です。
続いて進むと目の前がパッと開けて絶好のフォトスポットが現れます。
団体客と重なった場合や、夏休みなどのベストシーズンは、写真を撮るのにも一苦労してしまうかもしれません。
ですが、並んで写真を撮る価値があるほど美しいロケーションですよ。
岸壁の迫力はもちろんのこと、やっぱり気になるのは海の美しさですよね。
ご心配なく、海中に泳ぐカラフルな魚たちや海底の岩が肉眼で見えるほどの透明度で、感動せずにはいられません。
住所 : 沖縄県国頭郡恩納村恩納2870-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道屋嘉ICから約10分
電話番号 : 098-966-2893
定休日 : なし
料金 : 無料
駐車場 : 無料(50台)
沖縄で美しいサンセットが見たい、という方におすすめしたいのが「残波岬」です。
断崖絶壁が約2キロに渡って続く絶景ポイントで、沖縄本島最西端に位置しています。
この残波岬、「沖縄で夕日が1番最後に沈む場所」としても知られており、他のスポットよりも長く、美しいサンセットを見ることができるんです!
そのためだけに、わざわざ読谷村(よみたんそん)を訪れるというリピーターもいるほど。
晴れた日には慶良間諸島まで確認することができるので、昼間の残波岬ももちろんおすすめですよ。
足場は舗装されておらず岩肌のままなので、訪れる際はなるべく動きやすい靴を選んでくださいね。
残波岬は釣りが好きな人にもおすすめ。
波の穏やかな日には、多くの釣り人が竿とクーラーボックスを持って歩く姿を見かけます。
沖縄ならではのカラフルな魚がたくさん釣れるのかもしれませんね。
うるま市のに「海中道路」は、沖縄県の中部を代表する人気のドライブコース。
沖縄本島から浜比嘉島、平安座島、宮城島、伊計島へアクセスする道路で、その長さは全長約5キロにもなります。
島で暮らす人々にとって必要不可欠な橋とはいえ、通行無料にするにはもったいないほどのロケーションで、毎年多くの観光客が訪れています。
「海中道路」と言っても、一般的な海の中に設置されたトンネルのような作りではなく、実際は海を埋め立てて造られた海の真ん中を走る道路です。
そのため、天気が良ければ道路の両サイドは眩しいほどに輝く青い海!
ひたすら海の中をまっすぐ走れば、他では絶対に味わうことのできない爽快な気分になること間違いなしです。
海中道路の脇は砂浜になっているので、冬場以外は海水浴を楽しむことも可能。
海に入る予定のない人も、その景色を見たら入りたくなってしまうかもしれません。
とりあえず水着を持っておくことをおすすめします。
観光として通るのに1番適しているのは、もちろん満潮の時間帯。
一方、干潮と重なると辺りは干潟だらけという残念な結果になってしまいかねませんので、できれば満潮となる時間帯をチェックしておいてくださいね。
橋の真ん中にある「海の駅あやはし館」では、地元特産品の「勝連もずく」や伊計島の「黄金芋」など土地ならではのものを購入することができます。
海を眼下に見下ろしながらビュッフェも大人気!
ぜひドライブの途中にどうぞ。
住所 : 沖縄県うるま市与那城屋平4
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道沖縄北ICから約20分
電話番号 : 098-978-8830
定休日 : なし
料金 : 無料
数年前からSNSを騒がせている沖縄中部の観光スポット「港川外人住宅街 ステイツサイドタウン」をご存知でしょうか。
浦添市で今最もオシャレな場所として、大注目を浴びています。
戦後沖縄がまだ米軍の統治下にあった時代、アメリカ兵やその家族が住むために、基地内に多くの住宅が建てられました。
しかし、徐々にそれだけでは足りなくなり、賃貸物件として基地周辺に建てられたのが、この外国人向けの住宅です。
居住スペースを広く使うことができるように、と鉄筋コンクリートの壁だけで建物を支える造りが特徴的で、室内には柱が一切ありません。
1980年代には地元沖縄県民の賃貸住宅として取り扱われるようになりましたが、アメリカンな住宅スタイルに予約が途絶えなかったんだとか。
15年ほど前から地元の不動産会社によって整備され、今も通りの1つひとつにアメリカの州の名前が記された看板が立てられています。
現在残っている住宅は65棟ほどで、うち6割ほどがショップやテナント、オフィスなどとして利用されています。
どの建物もリノベーションされているので、それぞれ雰囲気が違い、歩いているだけでも楽しいですよ。
レストランにカフェ、セレクトショップにおもちゃ屋さんと、さまざまなジャンルのお店が軒を連ねていますので、ぜひゆっくりと散策してみてください。
住所 : 沖縄県浦添市港川沖商外人住宅街
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道西原ICより約20分
定休日 : 店舗によって異なる
営業時間 : 店舗によって異なる
沖縄を目一杯楽しむなら、恩納村にある「琉球村」で決まり!
空港から車で約1時間、門をくぐればそこにはどこか懐かしい琉球王国が広がっています。
どこからともなく三味線の音色が聞こえてくる施設内には、なんとなくゆったりとした沖縄らしい空気が流れているのが感じられます。
園内のあちこちに当時の古民家が建ち並び、家屋の見学や工芸体験などを思いっきり楽しむことができるんですよ。
沖縄旅行は初めてという方には特におすすめしたいテーマパークです。
琉球村最大の見どころは、広場で行われる迫力満点の「エイサー」でしょう。
みんなが一体となれる楽しいステージは、観ているだけで勝手に身体が踊り出してしまいそう。
はじめは恥ずかしい気持ちがあるかもしれませんが、一度両手を挙げて踊ってしまえば、次々とみんなの笑顔が溢れ出すこと間違いなしです!
村の奥には、かつて水牛を使って行われていた製糖過程を、実際に見学することができる製糖場も。
このように、琉球村にはここでは書ききれない魅力がたくさん!
園内にはガジュマルに宿ると言われる妖精「キジムナー」の姿もありますので、見かけたらぜひ記念撮影を。
住所 : 沖縄県国頭郡恩納村山田1130
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道石川ICから約9分
電話番号 : 098-965-1234
定休日 : なし
営業時間 : 8:30~17:30/サマータイム(7~9月)8:30~18:00(最終入場30分前)
料金 : 大人1,200円/小人600円
公式サイト : 琉球村
沖縄中部で「神の島」と呼ばれる「浜比嘉島(はまひかじま)」は、地元沖縄では琉球の始まりの地とされ、祖神アマミキヨとシネリキヨが暮らしたという伝説が伝えられています。
浜比嘉島へ行くには、まず沖縄本島から海中道路を渡り平安座島へ。
すぐに現れる三叉路を右へ曲がれば浜比嘉島へと続く浜比嘉大橋が見えてきますよ。
さて、本島からすぐの浜比嘉島ですが、実は橋ができてからまだ20年も経っていません。
それまでは船以外に交通手段がなく他の島との交流はほとんど遮断されていたため、今でも浜比嘉島内にはのんびりとした島独特の空気が漂っています。
車であれば、島の端まではたったの20分ほど。
ですが、その小さな島にはたくさんの魅力があるんです。
パワースポットとしても名高いこの島には、各所に聖域と呼ばれる場所を見かけます。
島民の人たちが、いかに神様を大切にしているかということが分かりますよね。
中でも県内屈指のパワーを感じることができると言われているのが「シルミチュー」。
アマミキヨとシネリキヨが住んだとされる鍾乳洞が残されており、特に子宝の御利益は絶大なんだとか。
他にも五穀豊穣、無病息災を祈る「アマミチューの墓」や、海水浴や記念撮影にピッタリの「浜比嘉ビーチ」など見どころ満載!
ぜひ浜比嘉島で最高の思い出を作ってくださいね。
※浜比嘉島の関連記事: 【沖縄】浜比嘉島のおすすめ観光スポットを厳選!県内屈指のパワースポットの名所
沖縄本島から気軽に訪れることができる島として1番人気なのが「伊計島(いけいじま)」。
本島からは海中道路を通って、平安座島、宮城島と橋で結ばれた2つの島を経由すれば、伊計島に到着です。
那覇空港からは高速を利用して約90分ほどの距離。
北部へ向かう途中にも、気軽に立ち寄りやすいロケーションなのが嬉しいですよね。
赤い橋のたもとにシーサーが見えたら、そこからが伊計島です。
伊計島自体は車があれば端から端まで10分もかからない小さな島。
渡ってすぐの場所には、観光客に大人気の「伊計ビーチ」が広がります。
伊計ビーチは入り江になっているので風の影響を受けにくく、同時に波が立ちにくいのも特徴で、子どもたちも安心して水遊びを楽しむことができますよ!
また、潮の満ち引きに関係なく1日海で遊ぶことができるので、日差しが気になる方は夕方から海水浴に出かけてみてはいかがでしょうか。
さらに透明度の高い海を見たいという方は、そこから車で10分ほどの「大泊ビーチ(おおどまりビーチ)」もおすすめ。
こちらはほとんど観光客がいないので、伊計ビーチと比べてもかなりのんびりと過ごすことができますよ。
伊計島の魅力は、海水浴をしないという人たちも楽しむことができるところ。
島のあちこちに見られる湧水を辿りながら、島の散策を楽しんでください。
※伊計島の関連記事: 【沖縄】伊計島のおすすめ観光スポット8選!魅力的なビーチや見どころ、宿泊施設を紹介
沖縄の人気ランキングに必ず名前が挙がる北谷「(ちゃたん)」、その北谷を代表する観光スポットが「美浜アメリカンビレッジ」です。
美浜アメリカンビレッジの周辺は異国情緒たっぷり!
海岸沿いにアメリカンな建物、観覧車にショップなどが並び、街を歩いているのは外国人という、その名の通りまるでアメリカへ来てしまったかのような感覚になります。
たくさんあるショップはどれもオシャレで、雑貨やファッションを扱うセレクトショップばかり。
ここでしか手に入らないというアイテムも少なくありません。
中でも密かな人気を集めているのが、ミリタリーグッズを扱うショップ「 SOHO 」。
とことんアメリカンスタイルにこだわった店内では、米軍払い下げのミリタリーウエアやグッズ、ヨーロッパ直輸入のアイテムを実際に購入することも可能です。
お買い物の後、忘れてはいけないのが西海岸の夕日。
美浜アメリカンビレッジ隣接のビーチからは、何にも邪魔されることなく、地平線の果てに沈む夕日をのんびりと眺めることができるんです。
さて、夕日が沈んでしまったあとは夜のお楽しみ。
パッと振り向けばネオンに輝くアメリカンビレッジに、ところどころ歓声があがることも。
とっても賑やかなアメリカ西海岸の街並みに早変わりです。
住所 : 沖縄県中頭郡北谷町字美浜16-2
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から国道58号線を北上(所要時間 30 分)
電話番号 : 098-926-5678
定休日 : 店舗によって異なる
営業時間 : 11:00~(店舗によって異なる)
駐車場 : 無料駐車場あり
公式サイト : 美浜アメリカンビレッジ
「東南植物楽園」は、沖縄市に位置する植物公園。
40年以上続く歴史に一旦幕を閉じ、平成25年にリニューアルオープンしました。
広大な敷地の中は植物園エリア、水上楽園エリアに分けられ、ここでしか見ることのできない植物や亜熱帯・熱帯植物が所せましと展示されています。
とにかく自然のままの姿で展示することにこだわって作られた園内は、学者やマニアをびっくりさせるほど。
植物園では無料のガイドツアー、水上楽園では有料でトラムやウォーキングのガイドツアーが用意されているので、時間が許すのであればぜひ参加してみてくださいね。
ここでおすすめ情報を1つ。
実は植物園に最適なのは小雨の日なんです。
雨が降ると、他の旅行よりも残念な気分になってしまう沖縄ですが、小雨の日こそ東南植物楽園を訪れてほしいんです。
雨を受けたハーブは一斉に香りたち、草花が青々と蘇る様子を目の前で見ることができるんですよ。
こちらの東南植物楽園、 中部には他にも人気の施設が多いため、残念ながら観光客にはあまり知られていないのですが、その分園内を静かにゆっくりと回ることができると密かな人気を集めている観光スポット。
沖縄北インターを降りてすぐの場所にありますので、お気軽にどうぞ。
住所 : 沖縄県沖縄市知花2146
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車沖縄北ICから約5分
電話番号 : 098-933-2555
定休日 : なし
営業時間 : 【日~木・祝日】9:00~18:00【金・土・祝前日】9:00~22:00(最終入園1時間前)
料金 : 大人1,500円/高校生1,000円/小・中学生500円
公式サイト : 東南植物楽園
中頭郡北中城村に位置する「中村家住宅」は、昭和47年に政府によって指定された国の重要文化財です。
戦前の沖縄式住居が中村家住宅のように完璧に残存している例は極めて珍しく、観光地でありながら、かつての沖縄を今に伝える重要な役割を果たしています。
フクギの木と石垣に囲まれた敷地内には、母屋や台所を含む主屋や離れ座敷のアシャギ、フールとよばれる豚小屋兼便所など様々な施設が残されており、1つひとつを見学して回ることができます。
施設内には説明文を読むことができるQRコードが設置されていますので、みなさんも活用してみてください。
母屋は18世紀中頃に建てられたと言われており、鎌倉・室町時代を代表する日本家屋でありながら、あちこちに独自の建築様式が見られます。
琉球らしい赤瓦の屋根や鎮座したシーサーは、今日も沖縄で受け継がれている大切な文化ですよね。
那覇インターチェンジからも車で約15分とアクセスしやすい場所にありますので、興味のある方はぜひどうぞ。
住所 : 沖縄県中頭郡北中城村字大城106
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道那覇ICから約15分
電話番号 : 098-935-3500
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~17:30
料金 : 大人500円/中・高校生300円/小学生200円
公式サイト : 中村家住宅
沖縄県うるま市に位置する「ビオスの丘」は、小さな子どもを連れた家族旅行にもぴったりのテーマパーク。
基本的には、四季折々の木や草花が咲き誇る植物園という位置づけなんですが、沖縄県民が「子連れにはココ!」と太鼓判を押す、とっても楽しい施設なんです。
まず入り口から花のトンネルを抜けると現れるのは、とっても広い芝生広場とカラフルな遊具。
この時点で子どもたちは走り出してしまうほど大興奮です。
アスレチックに隣接するのは、これまた人気のふれあい動物ゾーン。
ここでは、豚や牛などの動物たちと実際に触れあうことができるんです。
中でも行列ができるのが ヤギ のお散歩!
パラソルの柄に繋がれたヤギは、誰でも好きにお散歩を楽しむことができるので、子どもたちも大喜びすることでしょう。
園内のあちこちには、昔懐かしいおもちゃが置かれています。
竹馬にボックリ、フラフープなど思わずパパとママが夢中になってしまうかもしれません。
ビオスの丘1番人気のアクティビティは水牛車。
12時台以外の毎時00分・30分に出発、運転手さんの楽しい話を聞きながら園内を周回します。
実は予約なしで水牛車に乗ることができるのは、沖縄本島でこのビオスの丘だけ。
この機会にぜひお試しください。
住所 : 沖縄県うるま市石川嘉手苅961-30
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道石川ICから約15分
電話番号 : 098-965-3400
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00(最終入場17:00)
料金 : 大人900円/小人500円
公式サイト : ビオスの丘
読谷村(よみたんそん)の観光スポットといえば「やちむんの里」が有名ですよね。
2ヶ所の販売所があり、読谷山焼で作られたさまざまな食器やシーサーなどが展示・販売されています。
販売所について簡単に説明すると、やちむんの里の1番奥、北釜の手前にある「北窯売店」では松田米司氏・松田共司氏・宮城正享氏・與那原政守氏の工房で作られた作品を中心に取り扱っています。
もう1つの共同販売所「読谷山焼窯共同売店」では山田真萬氏・大嶺實清氏・玉元輝政氏・金城明光氏による作品を購入することが可能です。
特に読谷山焼窯共同売店の後ろにどっしりと構える読谷山窯は、1979年に開窯して以来全国から多くの人が見学にやってくる大釜となっているので一見の価値アリですよ。
やちむんの里全体としては、19の工房が点在しています。
同じ作品は1つとしてなく、もちろん窯元や陶芸家ごとに特色や風合いが異なっているので、見て回るだけでも楽しむことができますよ。
1つひとつのんびりと窯元を回って、お気に入りの品を見つけてくださいね。
毎年12月には陶器市も行われています。
ちょうど旅行と重なった方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
住所 : 沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車沖縄北ICから約25分
電話番号 : 098-958-6488
定休日 : 火曜日
営業時間 : 9:30~18:00(12:00~13:00休憩)
料金 : なし
公式サイト : やちむんの里
NHKの大河ドラマ「琉球の風」のオープンスタジオだった「体験王国むら咲むら」、今では沖縄県中部の読谷村に譲渡され、村を大いに盛り上げるスポットとなっています。
村の中での楽しみ方は十人十色!
伝統工芸を体験するもよし、沖縄料理を習ってみるもよし、琉球舞踊をたしなんでみる、なんていうのもオシャレですよね。
さぁ、琉球王国時代の建造物を模して造られた門をくぐって、どっぷりと沖縄に浸かりましょう。
園内は映画のセットとして使用されていただけあって、まさに琉球王国そのもの。
ドラマで使ったまま残されているので、大河ドラマを観ていた人はなんだか感慨深くなってしまうかもしれません。
体験王国むら咲むらで体験できるメニューはなんと101!
沖縄県内でも文句なしに1位の豊富なアクティビティの数です。
予約なしで体験できるメニューが多いので、突然訪れても大丈夫。
体験してみたいメニューが見つかると思います。
年中無休というのも嬉しいポイントですよね。
沖縄のお天気は不安定なので、せっかくの旅行なのに雨だったり寒かったりすることも少なくありません。
そんな時もここなら家族や友人と一緒にみんなで思い出を作ることができますよ。
ホテルも併設されているので、沖縄体験をたっぷりと楽しみたいという方は要チェックです。
住所 : 沖縄県中頭郡読谷村字高志保1020-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 098-958-1111
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00(最終入場17:30)
料金 : 大人 600円、中高生 500円、小学生 400円 幼児無料
駐車場 : 無料駐車場あり
公式サイト : 体験王国むら咲むら
沖縄中部、うるま市にある「勝連城跡(かつれんじょうあと)」。
かつてこの地に建っていた勝連城は、沖縄県内で最も古いお城であったと言われています。
勝連城は、13世紀前後に築城され、15世紀には海外貿易によって勝連に繁栄をもたらした阿麻和利(あまわり)が暮らしていました。
自然に作られた断崖を最大限利用して建てられたお城は難攻不落で力強く、一方で城壁の優雅なラインはどこか女性らしい繊細さをも兼ね備えている勝連城の跡地は、その価値が認められて2000年にユネスコ世界遺産に登録されています。
その地に足を踏み入れ、石畳を1歩ずつ進んでいくと、なんだか少しずつ琉球の時代にタイムスリップしていくような気持ちに。
敷地内はとっても広く、頂上まで登るのは少し大変なのですが、頂上からの眺めは沖縄でもなかなか類を見ない絶景です。
南側に中城湾、東側には海中道路を望むことができるので、特に天気の良い日に訪れてほしい観光地です。
城跡の下部エリアでもその雰囲気を味わうことが十分にできるのですが、さらにお城の上部へ上がりたいという方は、急な石の階段をいくつも登らなければなりません。
動きやすい服装と歩きやすい履きなれた靴で訪れることをおすすめします。
住所 : 沖縄県うるま市勝連南風原3807-2
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車沖縄北ICから約20分
電話番号 : 098-978-7373
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00
料金 : 大人 600円/小人 400円/6歳未満 無料
公式サイト : 勝連城跡
「海と塩の楽しい体験スペース」がコンセプトの「Gala(がら)青い海」は、とっても珍しい塩のテーマパーク!
沖縄本島の中部、読谷村(よみたんそん)に位置する観光スポットで、目の前には西海岸が広がる最高のロケーションです。
施設内では、「塩づくり体験」や「サンゴの苗づくり」、陶芸、ガラス体験、ダイビングなど様々な体験をすることができます。
中でも「サンゴの苗づくり」はとても貴重な体験です。
人口で作られた「サンゴ畑」は水温約4~5度、外敵はおらず、サンゴの成長に適した環境となっています。
Gala青い海では、そのサンゴ畑にサンゴの赤ちゃんを植え付ける作業体験を行なっています。
子どもから大人まで夢中になってしまうことでしょう。
体験アクティビティに夢中になり過ぎてお腹が空いてしまったら、本格アメリカンピザやオリジナルの塩そばはいかがでしょうか。
レストラン「オーシャンズピザ」では、アメリカ西海岸のような雰囲気の店内でピザやパスタ、タコライスが、「KISAMA」では沖縄の天然塩「シママース」を使った塩そばや塩せんべい、塩アイスまで堪能することができるんです。
塩と言えば、辛いだけではなく食材の旨みを引き出す調味料。
自身で塩づくりを体験した後の食事はまた格別です。
住所 : 沖縄県中頭郡読谷村字高志保915
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車沖縄北ICから約35分
電話番号 : 098-958-3940
定休日 : レストランのみ月曜日
営業時間 : レストラン11:30~23:00/ショップ9:00~20:00/その他施設10:00~18:00
料金 : 無料
公式サイト : Gala青い海
嘉手納空軍基地と隣接する「道の駅かでな」は、沖縄県中部の北谷(ちゃたん)町と読谷村(よみたんそん)にちょうど挟まれた形で建てられています。
那覇空港から沖縄北部へ向かう、ちょうど中間辺りに位置しているので、ドライブの途中休憩にもぴったり。
道の駅かでなは、地元のお土産を購入することができる物販店や気軽と沖縄料理が食べられるレストラン、屋上展望場、学習展示室に分けられています。
中でも、ぜひ立ち寄ってほしいのが嘉手納基地を見下ろすことができる屋上展望場です。
実は嘉手納町は、町の約83%が嘉手納空軍基地と嘉手納弾薬庫として使用されています。
そのため、畑として使える土地は非常に少なく、少しの野菜が植えられているのは基地のフェンスと防音壁との間だけ。
それも公的に許可されているわけではなく、あくまで米軍に黙認してもらって耕すことができているという状況です。
展望場は、そんな基地のある沖縄の暮らしを見つめ、その歴史を知ってほしいという願いを込めて作られました。
嘉手納町の農家を応援する意味も込めて、毎月第4土曜日には週末市が開催されています。
野菜や加工品の販売、ミニライブも行なわれていますので、ぜひトイレ休憩がてら立ち寄ってくださいね。
住所 : 沖縄県中頭郡嘉手納町屋良1026-3
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車沖縄北ICから約15分
電話番号 : 098-957-5678
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00
料金 : 無料
何度も沖縄へ行っている、という人の中にも、沖縄に動物園があるなんて知らない方も多いのではないでしょうか。
実は沖縄の中部に位置する沖縄市には、「沖縄こどもの国」という立派な動物園があるんです!
沖縄県内でも有数のテーマパークでありながら、なぜか観光客にはほとんど知られていないという不思議な動物園。
沖縄こどもの国には、哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類など合わせて約200種類の生き物が暮らしています。
ふれあい広場ではひよこや うさぎ 、 モルモット などの 小動物 を実際に抱っこできたり、ヤギにエサをやったり子どもたちは大喜びです。
ただ、それだけではありません、もちろんライオンにキリン、クマなどの大型動物もみーんな揃っていますよ!
特に人気なのがゾウのエサやり。
エサをもらおうとこちらの目の前まで鼻を伸ばすゾウに、大人まで大興奮です。
施設内に隣接するワンダーミュージアムでは「理解と創造は驚きに始まる」をコンセプトに、様々な体験をすることができます。
鏡を覗くと何かがおかしい「いろいろ鏡」や自分の声が変わって聴こえる「おもしろマイク」など、そこはまるで最新の科学館。
残念ながら雨が降ると動物園を楽しむのは難しいですが、ワンダーミュージアムは天気なんて関係なし。
ぜひ遊びに来てください。
住所 : 沖縄県沖縄市胡屋5-7-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道沖縄南ICから約5分
電話番号 : 098-933-4190
定休日 : 火曜日(祝日の場合は営業、翌日休園)
営業時間 : 【4月~9月】9:30~18:00【10月~3月】9:30~17:30(最終入園1時間前)
料金 : 大人500円/中・高校生200円/小学生・幼児(4歳以上)100円
公式サイト : 沖縄こどもの国
那覇の国際通りを訪れるなら、沖縄市の空港通りへもぜひ足を運んでみてください。
空港通りは別名「コザゲート通り」と呼ばれ、米軍基地ゲートを起点とする500mほどのショッピングストリートとなっています。
国道330号線と交わる大きな交差点には町のランドマーク「コザミュージックタウン」が建てられ、それを中心に沖縄市の市街地が広がります。
元々、軍人向けのショップやレストランを建てることで発展してきた町で、今でも通りのあちこちにその名残を見ることができます。
店舗の看板が英語で書かれていたり、そもそも経営者が外国人だったりと、異国情緒溢れる景観に、アメリカ統治下にあった沖縄の様子がよく分かりますね。
ポップな壁画や看板はSNSでも大人気!
写真スポットがたくさんありますので、みんなで記念撮影をしながら散策するのもおすすめです。
現在も外国人向けのショップが多く建ち並びますが、もちろん観光客も入店・購入OK。
他にはない掘り出し物が見つかるかもしれません。
このコザゲート通り、昼間の静かな雰囲気とはうって変わって夜はとっても賑やか。
バーやクラブが一斉にネオンを掲げ、その様子はまさにリトルアメリカです。
ドルしか使用できないなんてお店もあり、ちょっと個人で訪れるのは不安という方には、コザの夜を楽しむツアーも催行されています。
1945年9月7日、現在の嘉手納飛行場の敷地内で行なわれた沖縄戦の降伏調印式。
それからちょうど60年経った2005年9月7日、沖縄市中曽根町に「ヒストリート」がオープンしました。
「NEW KOZA」の看板を目印に中に入ると、館内には所狭しと並べられた数えきれないほどの展示物が。
ベトナム戦争中、アメリカ軍の消費活動の恩恵で賑わったコザの町の様子や、その後に起きたコザ暴動、アメリカ統治下で収容所から始まった市民の生活など、戦後の文化を中心に紹介しています。
戦後の生活コーナーでは、ジュラルミン製の洗面器や食器などが展示され、いかにして人々が武器を生活用品に作り替えて使用していたのか、当時の様子を詳しく知ることができます。
沖縄県内には、沖縄戦に関する資料を保管している施設は多く存在しますが、あえて戦後にフォーカスを当て、ここまで実用品を集めた博物館は他にはありません。
2009年には、ヒストリートの2軒隣に「ヒストリートⅡ」が開館しました。
こちらは、2ヶ月ごとにテーマの変わる企画展会場として使われており、沖縄市に関連するさまざまなテーマで展示が続けられています。
どちらも無料で利用することができるので、コザの町を散策する際にはぜひ気軽に覗いてみてくださいね。
住所 : 沖縄県沖縄市中央2-2-1 タサトビル1F・2F
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道沖縄南ICから約2分
電話番号 : 098-929-2922
定休日 : 月曜日、祝祭日、慰霊の日、年末年始
営業時間 : 11時〜19時(12時~13時閉館)
料金 : 無料
沖縄の中部、中城村と北中城村にまたがる場所に位置する「中城城跡」が建っているのは、標高150~170mの高台。
南東側は高さ15mの断崖絶壁、北西側は人間の足では到底上ることのできないほど勾配のきつい傾斜面になっており、守りやすく攻めやすい理想的なお城としてマニアの間でも有名です。
グスクから眺める景色はまさに絶景で、頂上に立てばそれはそれは気持ちのいい風を感じることができるのも中城城跡の魅力。
北側には勝連半島や読谷村、南側には知念半島、東側に、中城湾や太平洋、西側には宜野湾市や東シナ海と四方に素晴らしい景色を見渡すことができますよ!
お城は14世紀頃に建てられたとされ、6つの郭から成っています。
地形に沿って琉球石灰岩を積んで造られた城壁はそのラインがとても美しく、自然の美を感じることができます。
建物自体は戦争により焼けてしまいましたが、先中城按司が数世代に渡って築き上げ、その後、座喜味城主とその子どもの手に渡った中城城は、長い間中城村の政治の中心にあったといいます。
そんな歴史を感じながら、琉球王国の時代へタイムスリップの旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
住所 : 沖縄県中頭郡中城村字泊1258
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道北中城ICから約5分
電話番号 : 098-935-5719
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 大人400円/中・高校生300円/小学生200円
公式サイト : 中城城跡
沖縄県を訪れて、闘牛を見たことがあるという方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。
そもそも、沖縄県で闘牛が見られることを知らない人の方が多いかもしれません。
沖縄県うるま市の「うるま市石川多目的ドーム」では、そんな珍しい闘牛「ウシオーラセー」を観戦することができます。
うるま市と言えば「闘牛が最も盛んなまち」として有名で、地元沖縄には闘牛ファンもとっても多いんだとか。
闘牛と言ってもスペインのように人と牛が出場するという形ではなく、獰猛な牛同士を戦わせるというのが沖縄スタイル。
その様子は、まさに牛の格闘技です!
歴史は長く、明治時代後期にはすでに行なわれていたとの記録が残っています。
戦争で一時中断されてしまいましたが、昭和22年に大会が再開、以後これまで少しずつファンを増やしながら、沖縄の伝統的な娯楽として受け継がれています。
いざ試合が始まるとドーム内は熱気に包まれ、隣の人と会話もできないほど。
3,500人収容の場内が満員になることもあるというから驚きですよね。
住所 : 沖縄県うるま市石川2298-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道石川ICから約5分
電話番号 : 098-965-5634
定休日 : 不定休
営業時間 : イベントによって異なる
料金 : 2,500~3,000円(イベントによって異なる)
沖縄県うるま市に一風変わった動物園があります。
その名も「ミニミニ動物園」は、実は地元ではとってもメジャーなスポット。
「ミニミニ」と言いながら、県道にいきなり現れるのはトリケラトプスの大きなモニュメントです。
駐車場、入園料ともにまさかの無料で、休日には渋滞ができてしまうほどの人気ぶりなんですよ!
1歩足を踏み入れれば本当に不思議な空間が広がっています。
無料なので入口も無人、出迎えてくれるのはフクロウです。
ミニミニ動物園には小動物を中心にたくさんの動物たちが飼育されていて、実際に可愛らしい動物たちと触れ合うことができるのですが、中にはダチョウや孔雀、豚などの大きな動物もいて見応え十分。
これが無料とは、恐るべし沖縄県です。
ここまで読んで、日々の運営状態など不思議に思った方もいるのではないでしょうか。
実はここ「ズケラン養鶏場」という地元の養鶏場が運営している動物園なんです。
園内の「たまご屋」では、新鮮な卵やその卵を使ったスイーツなどのお土産がたくさん販売されています。
カーナビにも「たまご屋」の名称で登録されており、あくまでも動物園は趣味なんだそうですよ。
自由に入園できるので、気軽に立ち寄ってみてくださいね。
駐車場の奥にも大きめの動物たちが飼育されていますので、そちらもお見逃しなく。
住所 : 沖縄県うるま市赤道660
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道石川ICから車で約20分
電話番号 : 098-973-4323
定休日 : なし
営業時間 : 【月~土】8:30~19:00【日】9:30~18:30
「善数高台公園(かかずたかだいこうえん)」は、普天間基地が一望できる高台に作られた公園です。
山側には那覇市、海の手前には宜野湾市や北谷の町並みを一望することができます。
公園のある嘉数地区は、かつての沖縄戦でアメリカ軍が上陸し、はじめに戦いの中心となった場所。
アメリカ軍を迎え撃った高台は、敵軍から「死の罠」「忌まわしい丘」とまで呼ばれていました。
公園を含む嘉数地区内には、住民たちが避難した洞窟や日本兵が防空壕として使用していた「嘉数ミーガー」、戦闘と激しさを今に伝える「弾痕の塀」、戦闘で防御の役割を果たした「トーチカ」など、たくさんの沖縄戦の跡が残されています。
公園のランドマークとなっているのが、地球儀の形をした展望台。
この嘉数で平和を象徴しているようなその佇まいは、とても感慨深いものがあります。
そうとはいえ、嘉数高台公園は地元の子どもたちにも大人気の公園。
走り回って遊べるような遊具や、地元のお年寄りが集まるゲートボール場などもあり、今では市民の憩いの場となっていますよ。
平日はオスプレイを見学に来る観光客もちらほら。
のんびり静かに過ごしたいという方は、週末に訪れることをおすすめします。
週末の夜、突如北谷の町に現れるフリーマーケット「ハンビーナイトマーケット」。
19時頃から徐々に賑わい始めるナイトマーケットでは、地元の人はもちろん、観光客や外国人も一緒になってショッピングやグルメを楽しんでいます。
テーブルに並んでいるのは、衣類や軍払い下げのミリタリーグッズ、食器に雑貨、スイーツまで様々。
ただ見ながら歩いているだけでも、十分に楽しむことができますよ。
ナイトマーケットの中には、ちょっとした居酒屋もあります。
暑い夏の夜には、外まで椅子を引っぱり出してオリオンビールで乾杯している人を多く見かけます。
もちろん観光客も大歓迎ですので、ぜひ地元の人たちに混じって沖縄の夜を満喫してくださいね。
場所は、美浜アメリカンビレッジから徒歩で10分ほど。
アメリカンビレッジのサンセットビーチからサンセットを楽しんだ後に、ふらっと立ち寄るのも面白いかもしれません。
ちょっとしたお祭りのような賑やかさなので、お時間のある方はぜひ覗いてみてください。
住所 : 沖縄県北谷町北谷2-16-5
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道沖縄南ICから約10分
電話番号 : 098-936-8997
定休日 : 月~金曜日
営業時間 : 夕方~23:00
料金 : 無料
沖縄県中頭郡読谷村に位置する「座喜味城跡」は、最近流行りの「フォトジェニック」な場所として注目を浴びている観光スポット。
正真正銘の世界遺産でありながら、なんと入場が無料ということで、日本だけでなく世界中から多くの観光客が訪れています。
座喜味城は、1416年から1422年にかけ、読谷山の按司護佐丸によって築城されたと言われており、その高台からは手前に残波岬、晴れた日には遠方に慶良間諸島まで確認することができます。
沖縄戦以前は日本の砲台置き場として、戦後はアメリカ軍のレーダー基地として使用されたため、一旦は城壁の一部が破壊されてしまいましたが、その後修復作業が行なわれ、2000年には首里城などとともにユネスコ世界遺産にも認定されました。
座喜味城跡の人気は、他でもなくその美しさにあります。
標高125mの丘の上に建てられた座喜味城跡に残る石積の城跡は、他の城跡に類を見ない優雅な曲線を描いています。
当時の技術の高さが見て取れますね。
座喜味城跡が最も美しく映るのは、日が沈む夕暮れ時。
うっすらと薄紫に染まってきた空に、見事なまでの城壁の曲線が浮かび上がる様子はまさに絶景です。
無料で自由に見学できるため、特に解放時間なども定められていません。
冬場には夜間のライトアップも実施されるので、移り変わる空の色を楽しみながら散策を楽しんでください。
住所 : 沖縄県中頭郡読谷村座喜味708−6
マップ : Googleマップ
アクセス :
国道58号線、県道12号線を経由(所要時間1時間)
那覇空港からゆいレールで旭橋駅下車電話番号 : 098-958-3141
定休日 : なし
料金 : 無料
駐車場 : 無料駐車場あり
公式サイト : 座喜味城跡
宜野湾市で唯一の神社である「普天間宮(ふてんまぐう)」は、沖縄には珍しい木造の建物に赤瓦が乗った、パッと目を引く造りの神社。
地元では「普天間権現」や「普天間神宮」とも呼ばれています。
かつて琉球の時代に、王国から特別な扱いを受けた8つの神社「琉球八社」がありました。
普天間宮はその中の1つに数えられ、現在も地元の人たちの心の拠り所となっています。
普天間宮の見どころは、本殿だけではありません。
実は宜野湾市文化財「名勝」にも選ばれている「普天満宮洞穴」があるんです。
全長約280mにも及ぶ鍾乳洞は、現在はその一部が一般公開されています。
見学するには、まず授与所で受付を済ませましょう。
拝観料は無料ですが、代表者の氏名と住所が必要です。
無事に受付を済ませたら、巫女さんが案内をしてくれるので、本殿向かって左側の入口からいよいよ中へ入ります。
洞穴までは建物内のような廊下が続いており、急に視界が開けたと思ったらまさにそこは神秘の世界。
大地がぽっかりと口を開け、来る者を迎え入れようとしているかのようにも見えます。
どこかひんやりと感じる洞穴は、空気がとっても澄んでいて不思議な感覚。
沖縄の隠れたパワースポットと言っても過言ではありません。
ちょうど那覇から北部の観光地へ向かう途中にあるので、ドライブの途中にぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 沖縄県宜野湾市普天間1-27-10
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道北中城ICから5分
電話番号 : 098-892-3344
定休日 : なし
営業時間 : 7:00~19:00(洞穴10:00~17:00)
料金 : 無料
公式サイト : 普天間宮
沖縄県中部、うるま市に属する「藪地島(やぶちじま)」。
沖縄本島から、橋で簡単に渡ることができるにもかかわらず、完全なる無人島という不思議な島です。
現在は農耕の島として利用されている藪地島ですが、300年前には集落があったんだとか。
ますます興味深いですよね。
1番の見どころと言えば、島の南端に位置する「ジャネー洞(がま)」です。
考古学者の間では「ヤブチ洞窟遺跡」としても知られており、発掘現場となっている住居跡からは、約6500年前の縄文時代の土器片なども出土しているんです。
鍾乳石でできた洞窟の中には、もちろん拝所も。
沖縄では遥か昔から信仰が大切にされてきた様子が分かりますよね。
洞窟へ続く山道は舗装されていませんので、訪れる際は必ず歩きやすい靴を履いて行ってくださいね。
ジャネー洞の反対側には、藪地ビーチが広がっています。
無人島なので、シャワーやレンタルなどのビーチ施設は何もありませんが、その分とっても開放的!
道具さえ持参すれば、誰にも邪魔されることなく海水浴やマリンスポーツなどを楽しむことができますよ。
手付かずの自然が残る島内では、アダンの木やサトウキビ畑など沖縄ならではの景色が、誰にも邪魔されることなく堪能し放題。
のんびりとした雰囲気の中、カメラ片手に散策を楽しんでみてください。
奇跡の塩と言われる「ぬちまーす」をご存知でしょうか。
漢字では「命の塩」と書きますが、沖縄の海水のみを使って作られるこだわりの塩で、そのミネラルの豊富さが注目を浴びているアイテムです。
最近は本土でも購入できるようになり、全国にファンが増えているんだとか。
お土産にも人気なので、きっともらったことがあるという人もいることでしょう。
あまり知られていませんが、実はそのぬちまーすの製造工場、実際に見学することができます。
場所はうるま市の海中道路を渡ったその先にある宮城島。
島をぐるっと見渡すことができる風光明媚な高台に建っているのが、観光製塩ファクトリー「ぬちうなー」です。
ぬちうなーでは、どのようにして人気のぬちまーすが作られているのか、工場の中を見て回ることができます。
1日に何度もガイドさんによる見学ツアーが行われているので、待ち時間もほとんどないのも嬉しいポイント。
到着したら、早速約10分間の「ぬちまーすツアー」に出かけましょう。
製塩室の中には、まるで雪のように塩が積もっています。
ぬちまーすは特に粒子が細かくしっとりとした塩なので、その様子はまるでパウダースノーのよう。
世界13ヶ国で特許を取得した世界初の「常温瞬間空中結晶製塩法」は、一見の価値アリです。
敷地内には、ぬちまーす製品を購入することができるショップやレストラン「たかはなり」も併設されています。
住所 : 沖縄県うるま市与那城宮城2768
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道沖縄北ICから約30分
電話番号 : 098-983-1140
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~17:30(無料ガイド9:40~16:40)
料金 : 無料
沖縄県中部で海水浴を楽しむなら、アクセスの良好な「アラハビーチ」がおすすめです。
北谷に位置するアラハビーチは、安良波公園隣接の海水浴場。
真っ白な砂浜が約600mも続き、ハイシーズンにはたくさんの人で賑わっています。
北谷と言えば外国人居住者も多いエリアなので、ビーチはまるで海外のリゾート地のよう。
遊歩道でジョギングする人や犬の散歩をする人も多く、とってもオシャレな雰囲気ですよ。
アラハビーチのランドマークは、なんと言っても実物大の帆船!
遊歩道を挟んだ芝生エリアに、どーんと帆船型のアスレチックが設置されているんです。
これには子どもたちも大興奮間違いなし。
子どもたちはアスレチック、大人たちはのんびりビーチで日光浴、なんて楽しみ方もできてしまいます。
アラハビーチ最大の魅力はサンセット。
ビーチは完全に西向きなので、夕日が東シナ海にゆっくりと沈む、その最後の瞬間まで眺めることができるんです。
県内有数のサンセットビーチですので、ぜひ夕方までのんびりと過ごしていてくださいね。
気になるビーチ施設ですが、もちろん更衣室や売店完備。
シャワーとロッカーは有料で利用できます。
パラソルや浮き輪などのレンタルはもちろん、バナナボートやジェットスキーなどマリンスポーツも可能です。
住所 : 沖縄県北谷町北谷2-21
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道北中城ICから約20分
電話番号 : 098-926-2680
定休日 : 4月第2金曜~10月末のみ遊泳可能
営業時間 : 7:00~22:00
料金 : 無料
公式サイト : アラハビーチ
名護市と恩納村や今帰仁村、大宜味村などを含む国頭郡とで成り立つ沖縄県北部。
北部の魅力は、なんといっても手付かずの大自然「やんばるの森」です。
沖縄県を代表する観光スポット「美ら海水族館」をはじめ、動物たちと触れあうことができるスポットもたくさんありますよ。
また、北部には透明度の高いビーチも多く、シュノーケリングやマリンスポーツにもぴったり。
より自然を身近に感じたいという方に人気のエリアです。
沖縄県北部を代表する観光スポットといえば、もちろん「美ら海水族館」ですよね。
雑誌やテレビなどのメディアでも、これまで何度特集が組まれたか分かりません。
そんな美ら海水族館があるのは、国頭郡本部町(くにがみぐんもとぶちょう)。
那覇空港からは車で約2時間と、少し離れています。
館内には、世界最大級の大きさを誇る大水槽をはじめ、世界初のオープンシステムによる生きたサンゴの飼育展示「サンゴの海」など見どころがいっぱいです。
入口を入ってすぐの場所にある「イノーの生き物たち」コーナーでは、ヒトデやナマコに触ることができ、子どもたちが大はしゃぎ!
入ったばかりなのに、すでに大行列ができています。
1番人気はやっぱりジンベイザメ!
大水槽の中を悠々と泳ぐ姿は雄大で、こちらまで海の世界へ引き込まれてしまいそう。
個人差はありますが、美ら海水族館の所要時間は大体30~40分、プログラムに参加したり記念撮影をしたりとじっくり回っても1時間半程度です。
時間に余裕がある方には、水族館の裏側が見える「黒潮探検」がおすすめ。
ジンベイザメが泳ぐ大水槽を上から見ることができるバックヤードツアーで、スタッフによる解説などを聞きながら、普段入れない場所を見て回ることができます。
美ら海水族館はもちろん雨の日でも気にせず楽しむことができるので、ぜひ旅行の日程に入れておいてくださいね。
住所 : 沖縄県国頭郡本部町石川424
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0980-48-3748
定休日 : 12月の第1水曜日とその翌日(木曜日)
営業時間 :
料金 : 大人 1,880円、中人(高校生) 1,250円、小人(小・中学生) 620円、6歳未満 無料
駐車場 : 無料駐車場あり
公式サイト : 沖縄美ら海水族館
実は有名な美ら海水族館があるのは「海洋博公園」の敷地内。
その広大な敷地の中には、水族館の他にも「海洋文化館 プラネタリウム」や「オキちゃん劇場」、「熱帯・亜熱帯都市緑花植物園」、「熱帯ドリームセンター」、「おきなわ郷土村 おもろ植物園」が点在します。
中でも人気は「オキちゃん劇場」で、輝く青い海をバックに、迫力満点のイルカショーを見ることができる施設となっています。
実はこのイルカショー無料なんです!
公園に入るのもお金はいりませんので完全無料、つまり美ら海水族館に入らなくてもイルカショーだけは野外で見ることができるということです。
雨よけ・日よけとなる屋根もあるので天気を選ばず、またバリアフリー席も12席分用意されているので、みんなで遊びに来てくださいね。
一方プラネタリウムでは、天井や壁いっぱいに最大恒星数1億4千万個に及ぶ世界最高の星空が映し出されます。
季節に合わせて上映される「沖縄の星空と民話」はここでしか観ることができません。
気になる上映作品があった時には、ぜひお見逃しなく!
住所 : 沖縄県国頭郡本部町字石川424
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約40分
電話番号 : 0980-48-2741
定休日 : なし
営業時間 : 施設によって異なる
料金 : 無料
公式サイト : 海洋博公園
美ら海水族館のすぐ近く、Y字型に突き出した「エメラルドビーチ」は、収容人数3,000人というとっても広いビーチです。
駐車場から向かって正面が「眺めの浜」、左側が「憩いの浜」、右側が「遊びの浜」と3エリアに分かれており、どのビーチも週末には多くの家族連れやカップルで賑わっています。
天然ビーチがたくさんある沖縄では「どうせ人工でしょ」なんて声が聞こえてきそうですが、人工ビーチを侮ることなかれ。
騙されたと思って1度訪れてみれば、エメラルドビーチの美しさに誰もが息を呑むはずです。
目の前には本当にエメラルドグリーンの海が広がり、さらに奥に広がるコバルトブルーの海とのコントラストはことばでは表現できないほど。
景観のよさに加え、しっかりと安全性や快適性も高評価を得ているビーチなので、安心して遊ぶことができます。
隣接の売店では、ビーチパラソルや浮き輪、ライフジャケットなどのレンタルも行なっています。
さらにシャワーは無料で利用可能!
沖にはクラゲネットも張られているので、秋の海水浴にもおすすめです。
住所 : 沖縄県国頭郡本部町石川424
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約40分
電話番号 : 0980-48-2741
定休日 : なし
営業時間 : 【4月1日~9月30日】8:30~19:00【10月1日~10月31日】8:30~17:30
料金 : 無料
美ら海水族館がある海洋博公園からすぐ近くに、備瀬というエリアがあります。
備瀬は碁盤の目のように区画された村落で、それぞれの家と家の間には繁茂したフクギの木が隙間なく植えられています。
これは台風に備えた沖縄ならではの造りで、フクギの木は強い雨や風から家屋を守る防風林の役目をしているんだとか。
本土では海からの風を避けるため、海沿いに松の木が植えられることが多いですが、それと同じような役割ですね。
備瀬の村落に暮らす約250戸の家を守るフクギは、その数は2万本にものぼると言われており、現在はその並木道を観光客が自由に散策できるようになっています。
もちろん陽のある間は何時でも自由に散策できるのですが、特におすすめは早朝!
フクギの間を縫って注がれる朝の光はなんとも美しく、丸みを帯びた青々とした葉や足元に敷かれた砂がキラキラと輝いて見えますよ。
歩き疲れたら、海を眺めながらホッと一息つくのはいかがでしょうか。
ゆっくりと明るくなっていく空を眺めながら1日が始まるなんて、なんだかとっても素敵な日になりそうですよね。
備瀬のフクギ並木は、北部の観光名所の中でも特に癒し系スポットとして有名なので、ぜひゆっくりと見て回ってほしいエリアです。
歩くのが苦手、という方にはレンタサイクルもありますので、お好きな方を選んでください。
住所 : 沖縄県国頭郡本部町備瀬389
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0980-47-3641(本部町観光協会)
定休日 : 年中無休
料金 : 無料
駐車場 : 無料駐車場あり
公式サイト : 備瀬のフクギ並木
沖縄本島から気軽に渡ることができる離島が北部にもあります。
「瀬底島(せそこじま)」は那覇空港から約2時間、周囲は約7キロで1時間もあれば自転車で1周できてしまうほどの小さな島です。
本島から瀬底大橋を渡り、西へ向かえばかの有名な瀬底ビーチ。
沖縄本島から渡ることができる離島の中でも、瀬底ビーチの透明度の高さと美しさは格別。
サンゴや貝殻でできた真っ白の砂浜と海のコバルトブルーのコントラストは、ぜひ写真に収めていただきたい景色です。
瀬底ビーチが荒れている時は、手前のアンチ浜が穏やかだったりするので、状況に合わせて海水浴を楽しんでくださいね。
島の中央には、中国の土地神が祀られている「瀬底土帝君(せそこてぃーてんく)」があり、今も住人たちの礼拝所として使用されています。
かつて島には船以外の交通手段がなく、他との交流も最小限であったため、島の人々は独自の文化を築き上げてきました。
そのため、この小さな島にはなんと礼拝所や御嶽が約15ヶ所もあるんです。
そんな歴史が色濃く残る島を、時間を忘れてのんびりと散策するのも良いですね。
毎年5月と11月には島の伝統行事「ピージャーオーラサイ」が開催されます。
雄ヤギ同士が激しく角を打ち合わせる姿は迫力満点!
観光客も気軽に参加できるので、旅行の時期と重なった場合はぜひ足を伸ばしてください。
フルーツが好きな人なら名護市の「OKINAWAフルーツらんど」を訪れない手はありません!
目一杯のフルーツやハイビスカスに囲まれた大きな鳥が印象的な入口を抜けると、そこには南国の世界が広がっています。
「フルーツゾーン」「蝶ゾーン」「バードゾーン」の3エリアは全て温室内なので、もちろん雨の日でも問題なく楽しむことができますよ。
メインのフルーツゾーンには、本土ではなかなか見ることのできない南国ならではの植物が多く植えられており、見応えも十分。
たっぷりと実を付けた木が見たいという方は、冬場よりも夏に訪れることをおすすめします。
フルーツについて知ってもらうために、園内にはたくさんの謎解きや仕掛けが。
問題を解けばスタンプがもらえる、という仕掛けになっており、これには子どもたちだけでなく、大人まで白熱バトルを繰り広げています。
温室内のスピーカーから流れる解説そっちのけで夢中になってしまうかもしれません。
バードゾーンでは、南国らしいカラフルな インコ たちがお出迎え。
大きなくちばしでビックリしてしまいますが、人懐っこい性格なのでご安心を。
蝶ゾーンにはとっても大きなオオマダラが優雅に飛び回っています。
作りものかと疑ってしまうほど美しい黄金のサナギ、みんなで探してみてくださいね。
最後にトロピカルジュースで乾杯すれば、南国気分満点です。
住所 : 沖縄県名護市字為又1220-71
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約15分
電話番号 : 0980-52-1568
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00(最終入場17:45)
料金 : 大人1,000円/小人500円
公式サイト : OKINAWAフルーツらんど
「熱帯ドリームセンター」は海洋博公園の一角に位置する植物園。
公園を歩いていて、まるで古代遺跡のような建物が見えてきたら、そこが「熱帯ドリームセンター」です。
一風変わった建物の中には、熱帯の森が。
鮮やかな花々が咲き乱れ、たわわに実った果実からは今にも良い香りが漂ってきそうです。
熱帯ドリームセンターの1番の見どころは2000株以上のランの花。
ランの王様コチョウランをはじめ、カトレア、バンダそれぞれのランの仲間を集めた温室が3棟あり、1歩足を踏み入れると、一瞬にしてランの甘く華やかな香りに包まれます。
他にも珍しい食虫植物やどっしりと構えたバオバブの木など、ここでしか見られない植物がたくさん!
熱帯に暮らす鳥や魚、蝶まで観察することができますよ。
施設内に併設されているカフェ「スコール」の外には、青い空とキラキラと反射する海が広がっています。
熱帯の雰囲気の中、トロピカルフルーツをふんだんに使ったオリジナルメニューを堪能してくださいね。
なお、毎日11時と14時には、館内を巡るガイドツアーが開催されています。
音声案内で館内を回るガイド機器の貸出しも行なっていますので、自由に回りたいという方はそちらもおすすめです。
住所 : 沖縄県国頭郡本部町石川424
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約40分
電話番号 : 0980-48-2741
定休日 : なし(12月第1水・木曜日のみ休館)
営業時間 : 【3月~9月】8:30~19:00【10月~2月】8:30~17:30
料金 : 大人690円/小・中学生350円
「ナゴパイナップルパーク」は、その名の通り沖縄北部、名護市に位置する人気観光スポット。
パイナップルをはじめとする南国フルーツや、色鮮やかな草花が咲き誇る南国ムード満点のテーマパークです。
巨大なパイナップルがお出迎えしてくれる入口を抜けると、そこはまるで植物園です。
受付を済ませて園内散策カート「パイナップル号」に乗り込みましょう!
このパイナップル号、ハンドルは付いていますが実は自動運転。
普段、車を運転しない方も安心ですね。
音声ガイドに沿って進むと、広大なパイナップル畑が。
これぞ南国、という景色が目の前に広がります。
パイナップル畑には随時100種類以上のパイナップルが植えられており、その成長過程を知ることができます。
パイナップルの育ち方なんて、なかなか知る機会がありませんよね。
広い熱帯地域を探検した後は、お土産コーナーであれもこれも試食してみましょう。
こちらで販売されているお土産は、何から何までパイナップルを使ったものばかり。
ここでしか手に入らないお菓子パイナップルワインもありますので、じっくりと回ってみてくださいね。
「パイナップルのことをもっと知りたい!」という方は、パイナップルギャラリーにもぜひ立ち寄ってみてください。
パイナップルに関する疑問は全て解決!出てくる頃にはパイナップル博士になっているかも?
住所 : 沖縄県名護市為又1195
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約20分
電話番号 : 0980-53-3659
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00(最終入場17:30)
料金 : 大人(16歳以上)1,200円/小人(4歳〜15歳)600円/4歳未満 無料
公式サイト : ナゴパイナップルパーク
沖縄県北部、名護市に位置する「道の駅許田 やんばる物産センター」は、全国道の駅ランキング1位に選ばれたこともある大人気の道の駅。
許田インターを降りてすぐの場所にあり、アクセスも良好です。
一見普通の道の駅ですが、やんばると呼ばれる沖縄北部の玄関口として年間150万人もの人が訪れるんだとか。
みんなのお目当ては、とっても安く手に入る南国フルーツやボリューム満点の沖縄料理!
沖縄では北部でしか収穫できないパイナップルは1番の人気商品で、芯まで食べることのできるボゴールパインや「幻のパイン」の異名を持つゴールドバレルなどは店頭に並ぶや否や、飛ぶように売れていってしまうんだそうです。
見かけた方はラッキーなので、ぜひ手に取ってみてくださいね。
道の駅許田では、ご当地グルメとしてサーターアンダギーや地元アンマーの天ぷら、アメリカンステーキなど、軽食からガッツリの満腹メニューまで堪能することができるのも魅力の1つ。
トイレ休憩だけではもったいないので、ぜひお腹を空かせて来てくださいね。
お土産コーナーでは、北部12市町村の特産品が大集合!
道の駅許田限定のお土産は要チェックです。
住所 : 沖縄県名護市字許田17-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICすぐ
電話番号 : 0980-54-0880
定休日 : なし
営業時間 : 8:30~17:00
料金 : 無料
公式サイト : 道の駅許田 やんばる物産センター
「ブセナ海中公園」は、沖縄県名護市の部瀬名岬に位置する公園です。
本土復帰以前に造られてから50年近く経っているにもかかわらず、公園内はとってもきれい!
普段からよく手入れされている様子が分かります。
海中公園がある岬の先端と西岸に高級リゾートホテルとして「ザ・ブセナテラス」が建てられてからは、さらに人気の観光スポットとなっています。
岬から海上170mの場所には、大人気の海中展望塔。
まるで海の上を歩いているような歩道橋を渡って塔の中に入ったら、らせん階段をどんどん下へ降りましょう。
1番下まで降りたら、そこはもう水深5mの海の世界!
足元の円形窓からは、たくさんの熱帯魚が泳ぐ姿を見ることができますよ。
「もっと海の世界が知りたい!」という欲張りな方には、グラス底ボートがおすすめ。
くじらの形をした遊覧船は船底がガラスになっているので、より沖合いで、より自然な海の世界を観察することができるんです。
途中のエサやりタイムでは、我先にとエサを取りに来る魚たちに大興奮!
水族館とはまた違った魚たちの様子を、家族みんなで見に来てくださいね。
駐車場はホテルと兼用のため、入口で「海中公園利用」とお伝えください。
公園までは少し遠い気がしますが、無料シャトルが利用できますのでご安心を。
住所 : 沖縄県名護市字喜瀬1744-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約10分
電話番号 : 0980-52-3379
定休日 : なし
営業時間 : 【4月~10月】9:00~18:00【11月~3月】9:00~17:30
料金 :
公式サイト : ブセナ海中公園
沖縄を代表するビールと言えば「オリオンビール」。
軽い飲み心地がとっても人気で、最近では本土のスーパーでもちらほら見かけるようになりました。
そんなオリオンビールを、できたての新鮮なまま試飲することができるのが、名護にある「オリオンハッピーパーク」です。
受付を済ませると目の前に現れるのが昔懐かしい「まちやぐぁ」、雑貨や駄菓子が売っていた町の小さな商店です。
壁に掛けられた「オリオン生ビール」のブリキ看板に、気持ちも盛り上がりますが、まずは工場の中を見学しましょう。
かつて沖縄がまだアメリカの統治下にあった時代、名水が湧き出ていた名護市で経済復興を目指そうと開発されたオリオンビール。
沖縄の気候を考慮して、それまでのドイツ風ビールをアメリカ風ビールに変更、県内でNo.1のシェアを誇るようになったと言います。
そのオリオンビールが今では全国で愛されているなんて、すごいことですよね。
工場では、そんなオリオンビールの歴史や実際の製造過程がたっぷりと紹介されています。
実際に商品ができあがるまでの大変な過程を知ってから飲むビールの味はまた格別ですよ。
見学の後は、待ちに待ったビールの試飲。
1人2杯までできたてのオリオンビールを味わうことができます。
住所 : 沖縄県名護市東江2-2-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約10分
電話番号 : 0980-52-2137
定休日 : 12月31日~1月3日、指定休業日(毎週水・木)
営業時間 : 10:00~16:30 ※ショップ
料金 : 無料
公式サイト : オリオンハッピーパーク
沖縄県北部に広がる「やんばるの森」を満喫したいなら、国頭村(くにがみそん)にある「大石林山(だいせきりんざん)」を訪れるのが1番!
北部最大のパワースポットとも言われ、那覇から約3時間と観光には不便な場所にありながら、多くの観光客が訪れる人気の観光スポットとなっています。
約2億年前の石灰岩が長い年月をかけて雨や風に侵食されてできた「烏帽子岩」。
天を突き刺すように上へ上へと伸びる岩山は、見る者を怯えさせるほどの迫力ですよ。
石灰岩が侵食によって生じた地形を「カルスト地形」と呼びますが、中でもこの大石林山の烏帽子岩は、世界最北端の熱帯カルスト地形と言われています。
他にも、大石林山の1番人気「悟空岩」や子宝のご利益があると言われる「骨盤石」「輪廻生まれ変わりの石」など、不思議な形をした岩が次から次へと現れますよ。
大石林山を散策するコースは全部で4つ。
ベビーカーや車イスで回ることができる「バリアフリーコース」、巨大彫刻群を巡る「巨岩・石林感動コース」、大パノラマの絶景を堪能できる「美ら海展望台コース」、南国ならではの森を進む「亜熱帯自然林コース」とそれぞれ違った楽しみ方をすることができます。
どのコースも歩きやすい靴がおすすめですが、舗装された道ばかりなので心配はありません。
全コース回っても1時間半ほどなので、ぜひ大石林山の色々な表情を楽しんでくださいね。
住所 : 沖縄県国頭村宜名真1241
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約70分
電話番号 : 0980-41-8117
定休日 : なし
営業時間 : 9:30〜16:30 ※17:30閉園
料金 : 大人(15歳以上)1,200円/小人(4〜14歳)550円/シニア(65歳以上)900円
公式サイト : 大石林山
標高345mの名護岳に位置する「名護城公園(なんぐすくこうえん)」は、名護市民の憩いの場。
別名「名護中央公園」とも呼ばれ、頂上付近の展望台に登れば、名護市やその後ろに広がる美しい東シナ海を一望することができます。
名護中央公園は、沖縄県内でも有数の桜の名所として知られ、日本で最も早い桜祭りが開催されます。
毎年1月に桜祭りなんて、やっぱり沖縄は南国ですね。
2017年7月には、「名護城公園ビジターセンター Subaco(すばこ)」がオープン。
「お山の上のセレクトショップ」をコンセプトに建てられたこちらでは、地元老舗店のスイーツ、サンドイッチ、オリジナルドリンクなどを販売し、ますます注目を集める観光スポットとなっています。
もちろん、お弁当を持ち込んで名護市を一望しながらのんびりとランチタイムを楽しむことも可能ですよ。
そんなお花見やピクニックにもぴったりの名護城公園ですが、夜はカップルに人気の夜景スポットに早変わり!
公園自体が高台にあるため、園内のあちこちから名護市の夜景を望むことができるんです。
特におすすめは「さくらの園」からの夜景。
広場まで直接車で行くことができるので、車内から夜景を楽しむことが可能です。
暑い夏はもちろん、空気の澄んだ寒い日の夜にもぜひご覧ください。
住所 : 沖縄県名護市字名護5511
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約15分
電話番号 : 0980-52-7434
定休日 : なし
料金 : 無料
公式サイト : 名護城公園
「ネオパークオキナワ」は沖縄県の北部、名護に位置する自然動植物公園です。
やんばるの森の魅力を知ってもらおうと1987年に作られた自然公園で、その広さはなんと東京ドーム5個分!
園内は「アフリカエリア」「中南米エリア」「オセアニアエリア」の3つに区分され、それぞれの地域に暮らす生き物たちが飼育されています。
「飼育」と言ってもその方法がとっても個性的。
柵や仕切りなどなく、動物たちは自由にエリア内を動き回っています。
訪れる人たちがまず初めに驚くのは「フラミンゴの湖」。
前述した通り柵などは設置されていないので、無数の鳥たちが飛び回ります。
中でもフラミンゴの飛行シーンは見ものですよ!
1番人気はやっぱり「オセアニアエリア」。
オセアニアと言えばオーストラリアのカンガルーを思い浮かべますが、さすがに大きいので、こちらでは小型の ワラビー がお出迎えです。
とっても人懐っこいので、そっと撫でてあげると気持ちよさそうな顔を見せてくれますよ。
どのエリアも動物たちにエサをあげることができるのですが、動物たちはみんなとっても積極的!
小さな子どもだけでなく大人までビックリしてしまうかもしれません。
でも、小さめの動物ばかりで襲われることはないので大丈夫。
家族みんなで思いっきり楽しんでくださいね。
住所 : 沖縄県名護市名護4607-41
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約20分
電話番号 : 0980-52-6348
定休日 : なし
営業時間 : 9:30~17:30(最終入園17:00)
料金 : 大人 900円/小人(4歳〜小学生)500円
公式サイト : ネオパークオキナワ
沖縄北部、本部半島にぽっかりと浮かぶ「水納島(みんなじま)」という小さな島をご存知でしょうか。
住人約40人に対し、年間約6万人もの観光客が訪れるという離島です。
中部や南部にあった離島のように車で渡ることのできる橋はなく、交通手段は渡久地港(とぐちこう)から行き来する定期船のみ。
その距離、時間にしてたったの15分ほどですが、想像もつかないほど美しい海が広がっているんです。
1年を通して穏やかな海は子どもたちにも危険が少なく、足元にはカラフルな熱帯魚たちが遊ぶ、まさに楽園のような場所。
ハイシーズンはさすがに観光客で混み合いますが、それでも交通手段は定員数の決まっている船のみなので遊べないほど混雑することはありません。
みんな到着してすぐに、シュノーケリングや海水浴など、思い思いのスタイルで過ごしています。
ハイシーズンは、船着場から集落までの1本道に沖縄そばやタコライス、あまがしなどの出店も出るので、とっても賑やかな雰囲気を味わえますよ!
あまり知られていませんが、実は島には民宿が2軒あり宿泊も可能です。
小さな島ではありますが、あえてのんびりと1泊して最高のサンセットを眺めた後は、島の人たちとお酒を酌み交わして交流を楽しむのも良いでしょう。
那覇から車で1時間半ほどで行くことができる離島「古宇利島(こうりじま)」。
今帰仁村に属する周囲8キロほどの小さな島ですが、ハイシーズンには島の入口で渋滞ができてしまうほど大人気の観光スポットです。
島へ渡るには必ず「古宇利大橋」を通ることになりますが、晴れた日には両サイドに広がる海がエメラルドグリーンに輝き、驚くほどの眩しさを放つ様子はまさに絶景!
最高のドライブコースになりますよ。
古宇利大橋ができたのは2005年とまだ最近で、それまでの交通手段は船のみでした。
そのため、本島からすぐの場所にありながら、古宇利島には今も手付かずの自然が多く残っています。
島の入口に位置するビーチでは、シュノーケリングなどを楽しむ人たちも多く、あちこちで魚を見つけて歓声が。
「次は何?」と、こちらまでわくわくしてしまいそうですね。
実はこの古宇利島、別名「恋島」とも言われ、とってもロマンチックな伝説が語り継がれているんです。
天から降り立った2人が少しずつ幸せや苦労を知り、最後には愛を知って幸せに暮らす、という沖縄版アダムとイブのお話です。
ティーヌ浜では、CMで話題となった「ハートロック」を実際に見ることもできますよ。
見どころの多い島なので、家族連れはもちろん、カップルで沖縄を訪れた方はぜひどうぞ。
※古宇利島の関連記事: 【沖縄】古宇利島のおすすめスポット11選!綺麗なビーチ・観光名所・絶品グルメなど
那覇空港から車で約1時間45分、国頭郡今帰仁村にある「今帰仁城跡(なきじんじょうあと)」は、北山王(ほくざんおう)の居城として建てられたもの。
現在は「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産として登録されています。
城跡は那覇の首里城に匹敵する広さを誇り、北山王の権力がいかに強かったかを物語っています。
戦国時代、難攻不落とささやかれたお城は何とも個性的。
武骨で曲者と言われた北山王にふさわしく、志慶真川に沿ってクネクネと作られた城壁はまるで日本版万里の長城。
今帰仁城を陥落させた中山軍も、この城壁には苦労したという記録が残されています。
城跡内は石畳があったり砂利道があったりと足元が悪くなっていますので、ぜひ履き慣れた靴の着用を!
また、1月から2月にかけては緋寒桜(ヒカンザクラ)が見もの。
観光と合わせて楽しんでくださいね。
今帰仁城跡は、駐車場に併設の「今帰仁村歴史文化センター」との共通チケットとなっています。
歴史を知ってから入城すると、また違った見方ができるので、時間がある方は先に文化センターへ立ち寄ることをおすすめします。
住所 : 沖縄県今帰仁村字今泊5101
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約60分
電話番号 : 0980-56-4400
定休日 : なし
営業時間 : 8:00~18:00
料金 : 小学生以上 300円
公式サイト : 今帰仁城跡
沖縄本島最北端にあるのは「辺戸岬(へどみさき)」です。
那覇空港から最北端まで高速を通ってたったの2時間半、そう考えると沖縄もやっぱり島国なんだ、なんて実感しますよね。
お天気がよければ、20キロほど沖合いに鹿児島県の与論島や沖永良部島を望むこともできる絶景ポイントです。
毎年元旦には初日の出を楽しみに訪れる地元の人たちで大にぎわいするんですよ!
辺戸岬の見どころは、最北端にふさわしい荒波。
切り立ったサンゴ岩に当たっては砕ける大きな波は、全てを吸い込んでしまいそうなほど荒々しく大迫力です。
南部や中部で穏やかな海ばかり見てきた観光客にとっては、沖縄の新たな一面を知ってしまったような気持ちになるかもしれません。
沖縄県内の他の場所と同様、ここ辺戸岬にも地元の人たちが祈りを捧げる聖地があります。
特に岬の後ろにそびえる山々には、琉球開闢の聖地「安須森(あすむい)」があり、その風貌はまるで菩薩の横顔のよう。
見ているだけで心が落ち着く、そんな景色に出会うことができますよ。
住所 : 沖縄県国頭郡国頭村辺戸
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約1時間20分
電話番号 : 0980-41-2622(国頭村役場 企画商工観光課)
料金 : 無料
沖縄本島北部の東村(ひがしそん)に広がる雄大な自然。
慶佐次川(けさじがわ)の河口から上流に向かって、本島最大のマングローブ「慶佐次湾のヒルギ林」を見ることができます。
1歩足を踏み入れれば、そこはまるでアフリカのジャングルのよう!
川の両サイドには赤土が盛り上がり、青々とした木が繁ります。
ヒルギは海水と淡水が混ざり合う場所でしか生息することができず、沖縄県下でもとっても貴重な存在。
国の天然記念物にも指定されているので、この機会によく観察してみてくださいね。
ヒルギ林をもっとよく知りたいならカヌー体験がおすすめ。
ガイドツアーとなっているので、初めての方でも安心して参加することができます。
ガイドさんの解説を聞きながらカヌーを漕げば、珍しい生き物に出会えるかも?
もちろん「カヌーはちょっと…」という方も楽しめるように、遊歩道が用意されています。
敷地内にはメヒルギ・オヒルギ・ヤ工ヤマヒルギの3種類のヒルギが生息しており、遊歩道はそのヒルギの間を縫って歩くコース。
子どもだけでなく大人まで、ちょっとした冒険気分で楽しめることでしょう。
住所 : 沖縄県国頭郡東村慶佐次
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約50分
電話番号 : 0980-51-2433(東村ふれあいヒルギ公園事務所)
定休日 : なし
料金 : 無料
「屋我地島(やがじしま)」は、沖縄北部の羽地内海に浮かぶ離島。
屋我地大橋で沖縄本島と、古宇利大橋で古宇利島と、ワルミ大橋で本部半島と、それぞれ連結しています。
周囲の島同様、屋我地ビーチはとっても美しく、ハイシーズンには多くの観光客が訪れます。
アクティブな方におすすめしたいのがシーカヤック!
屋我地島では、カヤックに乗って内海をのんびりお散歩することができるんです。
面白いのは干潟の時間帯。
「せっかくカヤックに乗るのに?」と思いますよね。
実はその干潟の時間帯にこそ、周りを泳いでいたキスがジャンプをした拍子にカヤックに飛び込んで来たり、迫力満点のミナミコメツキガニの大群に遭遇できたりすることがあるんです。
これぞ、大自然の楽しみ方です。
さて、屋我地島にはもう1つ見どころがあるのをご存知でしょうか。
実は屋我地島は沖縄の塩発祥の地で、塩の製造に関しては400年もの歴史を持った島なんです。
そのため、屋我地島には小さいながら見学ができる塩工場があります。
驚きなのはその製造過程。
なんと、今も昔も最後にふるい機にかける以外は全て手作業なんです。
屋我地島の塩が「幻の塩」と言われるのにも納得ですね。
島では屋我地島の塩や屋我地島の塩ちんすこうなどが販売されています。
沖縄県北部、名護市を散策するならまず訪れてほしいのが「ヒンプンガジュマル」。
「ヒンプン」とは、沖縄の伝統的家屋に見られる、正門と母屋の間に立つ目隠しの塀のことです。
ガジュマルのかたわらに立てられた石碑がそれに似ていることから、いつしかヒンプンガジュマルと呼ばれるようになったとか。
もともとヒンプンは外から家の内部が見えないように設置されるものですが、一方で、悪霊や災いが入ってこないようにという意味もあります。
名護大通りの目の前に立つヒンプンガジュマルの木も、そうやって名護の町や人々を見守ってくれているんですね。
ヒンプンガジュマルは推定樹齢300年、高さ19m、広がった枝の直径は30mにもなります。
リュウキュウマツの大木の隣にガジュマルが生え、徐々にガジュマルの方がそのリュウキュウマツを抱き込んで成長し、マツが枯死した後、ガジュマルだけが大きく成長したという、とっても力強い木です。
今帰仁村天底(なきじんそんあめそこ)と名護市の屋我地島(やがしじま)を結ぶ「ワルミ大橋」。
2010年に開通してからは、多くの観光客が利用しています。
橋の全長は315mで、実はこれ、日本のコンクリートのアーチ橋の中で5番目に長いんですよ!
ワルミ大橋の下は、屋我地島の西側で東シナ海と羽地内海を隔てるワルミ海峡で、なんと2,000トン級の船が往き来しています。
ワルミ大橋のたもとには「橋の駅リカリカワルミ」があり、そこから望むやんばるの景色の美しさはことばでは表せないほど。
北部を訪れたなら、ぜひ一度は見ていただきたい絶景です。
「橋の駅リカリカワルミ」は大きな施設ではありませんが、地元で採れた新鮮な野菜や果物を販売する売店や、名物天丼が食べられるレストラン「FULL里(ふるさと)」など北部の魅力がぎゅっと詰まった橋の駅。
食後のデザートにはおっぱ牛乳を使って作った「おっぱソフト」がピッタリですよ。
美ら海水族館からすぐの本部港からフェリーに乗ること約30分、とんがり帽子のような岩山「イーヤマタッチュー」が見えてきたら、それが「伊江島」です。
島にはパッと目を引く観光名所があるわけではありませんが、本島から気軽に渡ることができ、のんびり過ごすことができると人気を集めています。
イーヤマタッチューは海抜172mの岩山で、実際に頂上まで上ることができます。
そこから見える360度の大パノラマはことばに表せないほどの美しさ。
目の前には青い空と青い海、足元にはパッチワークのような可愛らしい伊江島の町並みが広がります。
さて、絶景を眺めた後は島最大のパワースポットへ向かいましょう。
漂流民が暮らしたと言われるニャティヤ洞は、地元の人たちにとっても大切な聖地。
千人洞とも呼ばれる大きな洞窟で、沖縄戦で多くの人々を救ったと言われています。
中へ進むと子宝祈願のビジル石があります。
そのご利益は地元でも評判なので、興味がある方はぜひ1度足を運んでみてはいかがでしょうか。
島が1番盛り上がるのは、ちょうどゴールデンウイーク頃に行なわれる「ゆり祭り」。
いつも穏やかな船着場に行列ができるほどの人気ぶりで、全国から多くの観光客が訪れます。
小さな島に100万本の白ゆりが咲き誇る様子は圧巻です!
沖縄県の北部、国頭郡本部町に人知れず静かに流れる川「塩川(スガー)」があります。
長さ300m、幅4mほどの一見どこにでもありそうな小さな川ですが、実はこの川、国の天然記念物として登録されているんです。
元を辿ると湧き水が塩水というとっても珍しい川で、世界中で見ても、プエルトリコにある塩川と合わせて2本しか確認されていません。
なぜ塩水が湧き出ているのかは未だに判明しておらず、学者の間でもいろいろな説があるんだとか。
塩川があるのは許田インターから美ら海水族館へ向かう国道449号の途中ですが、特に目印もないので、気を付けていないとうっかり見逃してしまいそうなほど。
「天然記念物・塩川」の看板を要チェックですよ!
川の中には、小さな魚が泳いでいる様子も見ることができます。
海水ほどしょっぱくはなく、淡水でもない塩川では、日本でここでしか生息が確認できていない藻類の1種「シオカワモッカ」など珍しい生き物も確認されており、マニアや学者の間でも大注目されています。
沖縄北部でイルカと触れあいたいなら「もとぶ元気村」がおすすめ!
もとぶ元気村では、イルカと遊ぶドルフィンプログラムをはじめ、美しい海を思いっきり堪能するマリンスポーツ、受け継がれる伝統文化を学ぶ体験教室まで、ありとあらゆるアクティビティが用意されているんです。
美ら海水族館からもほど近く、リゾートホテルやきれいなビーチがたくさんあるエリアに位置していて、アクセスも良好なのが嬉しいですよね。
みんなに大人気のドルフィンプログラムですが、ほとんどのメニューが0歳からOK!
子どもたちの大切な思い出になること間違いなしです。
中でもおすすめは「ドルフィンエンカウンター」で、実際にイルカと触れあいながら、その生態を学ぶことができます。
もぐもぐピクニックでは、イルカだけでやくリクガメやウミガメにもエサをあげることができますよ。
人気のマリンアクティビティと言えば「コーラルビュークルージング」!
くじら型のグラスボートに乗って、いざサンゴの海へ出発です。
最大1.2mも沈む潜水艦に乗りながら、海の底のお散歩を楽しんでくださいね。
他にも三味線教室や陶芸教室など、興味深いメニューが沢山あります。
住所 : 沖縄県国頭郡本部町字浜元410
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約40分
電話番号 : 0980-51-7878
定休日 : なし
営業時間 : 8:00~18:00
料金 : プログラムによって異なる
公式サイト : もとぶ元気村
沖縄本島で1番の落差を誇る「比地大滝(ひじおおたき)」は、沖縄県の北部、国頭郡に位置しています。
その高さは26mにもなり、大量の水が水しぶきをあげながら岩肌を落ちる様子は圧巻!
たくさんの人が、暑い沖縄の夏を乗り切るためのオアシスとして利用しています。
こちらの滝は、年間3万人以上が訪れる比地大滝キャンプ場の中にあるのですが、実際にお目にかかるのがちょっと大変。
実は入口から1.5kmほど歩かないといけないんです。
道自体は遊歩道として舗装されているので、切り立った崖の道などを歩くわけではありませんが、それでも坂や階段があり、たどり着くまでは1時間弱の道のりです。
ジャングルを探検しているような気持ちで、楽しんでくださいね。
森の中に生えているのは亜熱帯の植物ばかり。
本土の森とは雰囲気が違って、とっても面白いですよ!
「少し日がかげってきたかな?」と思ったら、空を見上げてみてください。
傘のように大きく枝を広げた「ヒカゲヘゴ」のおかげで日陰ができているのかもしれません。
また、沖縄県北部やんばるの森の固有亜種「ホントウアカヒゲ」が姿を現すことも!
手違いでコマドリと学術名が入れ替わってしまった、という面白い鳥で、絶滅器具種に数えられています。
見つけたらぜひ写真を撮影しましょう。
こんな風に森を楽しみながら歩いていけば、比地大滝はもう目の前です。
住所
: 沖縄県国頭郡国頭村字比地781-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約50分
電話番号 : 0980-41-3636
定休日 : なし
営業時間 : 【4月1日~10月31日】9:00~16:00(閉門17:00)【11月1日~3月31日】9:00~15:00(閉門17:00)
料金 : 【村民】大人100円、小人50円【村民以外】大人500円、小人300円
公式サイト : 比地大滝キャンプ場
「道の駅 ゆいゆい国頭(くにがみ)」は沖縄本島の最北端に位置する観光物産センター。
入口で、なぜか重量あげをするヤンバルクイナのモニュメントがお出迎えしてくれるユニークな道の駅です。
物産品コーナーでは地元で採れた野菜やくだものを、お土産コーナーでは「くにがみドーナツ」やヤンバルクイナグッズを、それぞれ購入することができます。
中でも1番人気のお土産は「からぎ茶」。
カラギとは、沖縄の方言で「オキナワニッケイ」を意味する「カラギ」のお茶で、シナモンの香りがするスパイシーな味わいです。
そのまま飲むのはもちろん、沖縄風に黒糖とミルクを加えて飲むとチャイのような風味も楽しめます。
隣接するレストランでは沖縄名物「沖縄そば」の他にも、契約農家から仕入れるイノブタを使った「イノブタ丼」などを食べることができるので、ランチタイムの利用もおすすめですよ!
敷地内には、カラフルな遊具がたくさん設置されたアスレチックフィールドもあります。
ブランコに滑り台、ジャングルジムと子どもたちも大喜びすること間違いなし。
お弁当やお総菜を購入して、ピクニックするのも楽しいですね。
もっと小さな赤ちゃんたち用の室内ベビースペースも完備。
オムツ替えや授乳室もありますので、ご家族みんなでどうぞ。
住所 : 沖縄県国頭郡国頭村字奥間1605
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約50分
電話番号 : 0980-41-5555
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~18:00
料金 : 無料
公式サイト : 道の駅 ゆいゆい国頭
「21世紀の森公園・ビーチ」は、国道58号沿い、名護市役所の目の前に位置しています。
毎年、北海道日本ハムファイターズが春期キャンプを行うことで有名なこの公園。
2000年には沖縄サミットの報道センターも設置された、とっても広い地元市民の憩いの場です。
名護湾に面して整備された広大な敷地の中には、名護市営球場をはじめサッカーグラウンドやラグビー場、相撲場、体育館に屋内運動場、市民会館まで完備!
事あるごとに、こちらでイベントが開催されています。
もちろん、公園らしくアスレチックや砂場もあり、子どもたちも大喜び。
天気の良い日にはピクニックをする人も多く見かけます。
隣接の「21世紀の森ビーチ」は、砂浜の白さと海のコバルトブルーのコントラストがとっても美しい人工ビーチ。
人工のため魚はおらず、シュノーケリングには適していませんが、水の透明度は抜群です!
波も穏やかなので、家族連れにもぴったりですよ。
公園の目の前に建つホテル「 ゆがふいんおきなわ 」とは遊歩道で繋がっています。
朝の光に照らされた公園は、昼間とはまた違った清々しさがありますので、宿泊される方は朝一番のお散歩を楽しんでみてください。
※2022年5月現在、新型コロナウイルス感染防止策として酒蔵見学は当面の間営業を自粛中。詳細は 公式HP をご確認ください。
沖縄のお酒と言えば泡盛ですよね。
実は、沖縄には泡盛の酒元がなんと50近くもあるんです。
本土から見れば小さな離島である沖縄に、そんなに多くの酒元があるなんてビックリですよね!
その中でも人気を集めているメーカーが「ヘリオス酒造」です。
泡盛以外にも、全国に出回る古酒「くら」でご存じの方も多いかもしれません。
ヘリオス酒造では、泡盛の歴史や製造過程をもっと多くの人に知ってもらおうと、工場見学を実施しています。
もちろん、工場見学の最後にはお楽しみの試飲コーナーもありますよ。
実はヘリオス酒造は、もともと洋酒の製造から泡盛の世界に入った、いわば異端児。
そのため、製造過程のあちこちにヘリオス酒造独自のノウハウが光ります。
室内の壁が黒くなっているのは汚れではなくて、黒麹菌なんだとか。
そのようなことを聞きながら工場内を回るツアーなら、お酒が飲めない人も楽しめますよね。
ヘリオス酒造では、地元沖縄のさとうきびから作る「ラム酒」や地元で採れた紅芋で作る「焼酎」、ゴーヤでできたクラフトビール「ゴーヤDRY」など、泡盛以外にも様々なお酒を展開しています。
その場で購入もできますので、お土産にもおすすめです。
住所 : 沖縄県名護市字許田405
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道許田ICから約5分
電話番号 : 0980-50-9686
定休日 : なし(年末年始のみ閉館)
営業時間 : 9:00~17:00
料金 : 無料
公式サイト : ヘリオス酒造
今回は沖縄県の観光スポットを丸ごとご紹介しました。
これまでに沖縄を訪れたことのあるという方も、新しい発見があったのではないでしょうか。
夏を思いっきり楽しむイメージが強い沖縄ですが、それ以外にも深い歴史を感じることができる施設や雨の日こそ訪れてほしい場所。
寒い時期でも楽しむことができる施設がたくさんあります。
これなら、季節やお天気なんて心配せずに、1年中沖縄を満喫することができます。
▼沖縄観光の関連記事
・ 宮古島、伊良部島の観光スポット15選! 今年の夏は沖縄の離島観光ならここ!
・ 沖縄のお土産21選!沖縄旅行の定番グルメ土産からレア土産まで!
最終更新日 : 2023/05/12
公開日 : 2017/11/21