top > 東アジア・中国・台湾 > 日本 > 岐阜
本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
最初にご紹介するのは、地元民にも観光客にも人気が高い岐阜銘菓の数々です。
特産品の栗や柿を使った季節感のあるお菓子や、知名度抜群の五平餅など、選んで間違いない美味しいものがいっぱいです!
明治41年創業の老舗「玉井屋本舗」の代表銘菓「登り鮎」。
長良川の若鮎をかたどってあり、スマートな見た目が特徴です。
鮎菓子のルーツになった和菓子と言われており、岐阜県のお土産の代表格になっています。
しっとりとしたカステラ生地で求肥を包んであり、モチモチした食感が楽しめる上品な味わい。
一つ一つ丁寧に手作業で仕上げてあり、飽きの来ない味で、誰にでも喜ばれるおすすめの一品です。
個包装なので、配りやすいのが嬉しいですね。
岐阜県の秋の味覚の代表格と言えば「栗きんとん」。
東濃地域の中津川市は栗きんとん発祥の地として知られ、名店と言われる菓子店がそれぞれ特徴のある栗きんとんを製造販売しています。
栗きんとんと聞くと、おせち料理に入れる物を想像しますが、まったくの別物。
中津川の栗きんとんは、新鮮な栗を裏ごしし、砂糖を加えて練り上げて茶巾搾りにして仕上げたものです。
口いっぱいに濃厚な栗の香りが広がり、なめらかな口当たりと上品な甘さにファンが多い逸品です。
厳選された国産栗を使用するので、販売期間は9月~12月、1月頃までというのが一般的。
時期が合えば、ぜひ岐阜の秋の味覚を味わってみてください。
東濃地方に伝わる伝統的なお菓子「からすみ」は、米粉に砂糖、黒糖や抹茶、よもぎなどを練り込んで蒸しあげた山型のお菓子。
モチモチした食感と、風味豊かな味わいが特徴で、桃の節句のお供えに、お茶請けにと地元の人に親しまれている一品です。
からすみと言っても、ボラの卵巣のからすみとは別物。
ただし、無関係というわけではありません。
高級珍味として知られるボラの卵巣のからすみは、子宝の象徴とされ、縁起物とされていました。
そのため、物の節句のお供えにしたいところですが、岐阜は海から遠いうえ、からすみは高級食材。
せめて、からすみに似た形のものをと考えだされたお菓子をからすみと名付け、桃の節句のお供えにしたのが始まりです。
からすみは、手作りの素朴な味が人気の秘密。
時間が経つとちょっと硬くなるので、レンジで温めていただきましょう。
甘柿の王様「富有柿」発祥の地は岐阜県。
岐阜県は、一年を通して寒暖の差が激しいため、柿の生育に最適だと言われています。
創業250年を超える「つちや」の「柿羊羹」は、創業から作り続けられている歴史のある羊羹。
天日干しの干し柿を使用し、丹波産糸寒天とザラメ、グラニュー糖、麦芽糖を煮詰めたものを混ぜ合わせて丹念に作られています。
保存料や着色料は不使用。
柿の自然な甘さと風味、ねっとりとした舌ざわりがたまりません。
賞味期限は90日間と長く、お茶請けに、おつまみにもおすすめ。
天然の孟宗竹を半割りにした容器に入ったものから、個包装タイプまであります。
「五平餅」は、岐阜県飛騨地域、長野県木曽、伊那地域、愛知県奥三河地域などに伝わる郷土料理です。
うるち米を潰し、モチのような状態にしたものを木の棒に刺してタレをつけて焼いたもので、地域によってわらじ型、小判型、平団子型などがあります。
タレも醤油、味噌、クルミ、胡麻などがあり、焼くと香ばしくモチモチっとした食感がたまりません。
岐阜旅行中に観光地などで焼き立てを見かけたら絶対に食べるべき一品なのですが、お土産用の真空パックも侮れません。
湯煎してから開封し、オーブントースターやホットプレートなどで素焼きし、添付のタレを両面に塗ってもう一度焼けば完成です。
大垣市の「田中屋せんべい総本家」は、安政6年創業の老舗店。
お店の看板商品は、手焼きの「みそ入り大垣せんべい」です。
材料は、岐阜県産の小麦粉、こうじ味噌、砂糖、ゴマだけで、玉子を使用しないので、堅くてツヤのあるおせんべいが出来上がります。
丸いままの厚焼きと、二つ折り、四つ折りがあります。
厚焼きでも噛み応えはありますが、四つ折りになると歯が弱い方は危険な堅さで、日本一堅いおせんべいとも言われています。
素朴な味わいなので、緑茶はもちろん、コーヒーや紅茶との相性も抜群。
賞味期限が90日間と長く、軽くてお手頃なお値段とお土産向きの銘菓です。
岐阜県には、飛騨牛や鮎、高山ラーメンなど美味しいものがいっぱい。
甘いものが苦手な方や、グルメな方へのお土産なら、岐阜のご当地グルメをお土産にしてみてはいかがでしょうか。
岐阜県の郷土料理として知られる「鶏(けい)ちゃん」は、地元の食卓に欠かせないソウルフード。
一口サイズの鶏肉に醤油や味噌をベースにニンニクや生姜で下味をつけて、キャベツや人参、玉ねぎ、モヤシなどの野菜と一緒に炒めます。
シンプルだからこそ、飽きずに食べる事ができる、そして誰にでも喜ばれるという一品。
鶏ちゃんの名の由来には諸説あり、タレの意味を持つ醤(じゃん)が変化して、鶏肉をジャンで味付けしたケイジャンが、ケイチャンになったと言われています。
創業60年を超える萩原チキンセンターの「萩屋ケイちゃん シリーズ」は、世代を超えて愛され続けている商品です。
みそ味、醤油味、ピリ辛みそ味、しお味の定番の他、カレー味やナポリタン味などバラエティ豊か。
一番人気はみそ味で、秘伝のみそダレは野菜との相性も抜群です。
ご飯のおかずに、お酒のおつまみに、お弁当にと使い勝手が良いので、自宅用、親しい方へのお土産などぜひいかがでしょうか。
岐阜県民なら知らない人はいないというほど有名な「明宝ハム」。
岐阜県郡上市の「明宝特産物加工株式会社」が製造販売しています。
元々は、昭和28年頃に村おこしの一環として作られ始めたのだそう。
その美味しさは岐阜県内はもとより、愛知や三重といった近隣にも伝わるようになり、「秘密のケンミンSHOW」で取り上げられたことで、全国的にも知られるようになりました。
明宝ハムの特徴は、国産豚もも肉を100%使用していること。
保存料や添加物を極力使わず、下処理からほとんどの作業を手作業で行っています。
そのため、1日5000本ほどの製造しかできず、すぐに完売してしまうので、幻のハムとも呼ばれています。
そのまま食べても良し、フライパンでさっとグリルするもよし。
昔ながらのプレスハムの味わいは、肉の旨味がしっかりと感じられます。
飛騨高山地方の郷土料理「朴葉味噌」とは、朴の葉っぱの上に、味噌・ネギ椎茸などをのせて、焼きながら食べるもの。
飛騨の温泉などに泊まると、旅館の食事に必ずといって良いほど登場します。
珪藻土を削りだした飛騨コンロで焼くのが一番ですが、フライパンやホットプレートでもOK。
加熱すると朴葉の香りと、味噌が焼ける香ばしい香りが食欲をそそります。
こちらは、刻み野菜入りの味噌に朴葉、コンロ、網、固形燃料などがセットになっているので、自宅用にも贈り物にも最適。
朴葉味噌は、牛肉やキノコ類との相性がとても良く、朴葉の上でじっくり丁寧に焼くと絶品です。
日本三大清流の一つ、長良川では清流のシンボルとされる鮎が育ち、シーズンになると各地で鵜飼などの鮎漁や鮎釣りが盛んに行われます。
地域の歴史や食文化と深く結びついた「清流長良川の鮎」は、2015年に世界農業遺産に認定されています。
岐阜県を訪れたならぜひ味わいたいのが、鮎料理。
定番の塩焼きから、鮎の天ぷら、鮎の炊き込みご飯、鮎寿司など、様々な鮎料理を堪能することができます。
そんな鮎をお土産にしたい方におすすめしたいのが、「鮎のアヒージョ」です。
使用するのは、長良川の鮎を、大垣の地下水で育てた鮎。
鮎のフィレを塩水につけ、天日干しをしオイル煮にすることで臭みやアクが抜け、ほのかに鮎の香りが楽しめる仕上がりになっています。
鮎の旨味が溶け出たオイルと一緒にトーストにのせたり、おつまみならそのままでも。
オリーブオイル、ニンニク、唐辛子、ローリエ、ローズマリー、粒胡椒などが入っているので、パスタに絡めても美味しくいただけます。
飛騨高山の名物「赤かぶら漬」は、赤かぶらを塩漬けにして低温で熟成して作るお漬物。
乳酸発酵によって、独特の酸味と旨味が生まれます。
見た目が真っ赤ですが、赤かぶの自然な色なので、着色料は一切なし。
お茶請けに、お酒のおつまみに、ご飯のお供にどうぞ。
冷やして薄くスライスしていただくのがおすすめの食べ方です。
岐阜県のお土産には、有名な飛騨牛の加工品も色々あります。
「飛騨牛味ざん舞」は、飛騨牛と舞茸、しめじなどのキノコの旨味が合わさった佃煮。
飛騨牛は赤身の部分を使用し、キノコの存在に負けないよう少し厚めにカットし、飛騨産の山椒の実と共に煮上げ、スッキリとした後味に仕上げられています。
しっかり肉の形が残り、キノコの風味も豊か。
ご飯のお供はもちろんの事、おつまみとしても最適な逸品です。
「高山ラーメン」は、岐阜県高山市のご当地ラーメンで、飛騨ラーメン、飛騨高山ラーメンと呼ばれることもあります。
飛騨高山でそばと言えば中華そば、つまりラーメンのこと。
鶏ガラ、煮干し、鰹節などでとったあっさり醤油スープに、細麺のちぢれ麺を合わせます。
一般的にラーメンは、スープとタレ(かえし)を別々に作って合わせますが、高山ラーメンはスープに醤油ダレを直接入れて煮込んでいるのが特徴。
アニメ映画「君の名は」に登場し、美味しそうだと評判になり、ぐんと知名度を上げました。
君の名はの聖地巡礼に訪れ、高山ラーメンを食す人も多いのだそう。
飛騨高山の人気行列店「豆天狗」の中華そばを自宅で再現できるのが、こちらのセット。
あっさり醤油ベースに魚介の旨味を加えた本格スープに、飛騨伝統の細ちぢれ麺という正統派の味。
焼き豚、メンマがついているので、すぐに本場の味が楽しめます。
※合わせて読みたい: 飛騨高山のご当地グルメ「高山ラーメン」の人気店12選!
最後にご紹介するのは食べ物ではなく、形に残る物や実用品をお土産にしたいという方におすすめの雑貨類です。
飛騨地方に古くから伝わる「さるぼぼ」は、飛騨高山などを旅行すると必ず目にする人形です。
おばあちゃんが子供たちに作ったのが始まりとされ、飛騨弁で赤ちゃんの事を「ぼぼ」と言うので、さるぼぼとはサルの赤ちゃんという意味。
今では子宝や安産、良縁、子供の成長、無病息災などを願うお守りとして人気のお土産になっています。
人を写すものとして表情が与えられず、持ち手がその時々に表情を感じられるようにという意味合いでのっぺらぼうのデザインなんだとか。
大小様々なタイプが売られていますが、小さな根付やストラップなら、気軽に渡せるお土産にぴったりですね。
群馬の草津温泉、兵庫の有馬温泉と並び、日本三名泉と称される下呂温泉。
美肌の湯としても知られ、肌によくなじみ、絹のようにスベスベになると女性に人気が高い温泉です。
そんな下呂の温泉水を使った化粧水「下呂温泉みすと」は、その名の通りミスト状になった化粧水。
化粧品の中でも、最も微粒子が噴射されるノズルを使用し、天然ミネラルたっぷりの温泉水をこれまでにない細かさと柔らかさで、お肌の隅々まで届けます。
肌に優しく潤いを与えるので、乾燥肌の方や刺激が気になる方でも安心して使用できます。
防腐剤など添加物一切不使用なのも安心のポイントです。
銘菓からご当地グルメ、民芸品までご紹介しました。
岐阜旅行の際にはこの記事を思い出して、お土産選びを楽しんでくださいね。
▼岐阜観光の関連記事
・ 【岐阜観光】焼物の街・多治見のおすすめ観光スポット12選!美濃焼、写真映えスポットなど
・ 岐阜のおすすめ観光スポット28選!歴史やグルメから温泉まで岐阜旅行に役立つ情報まとめ
最終更新日 : 2024/01/09
公開日 : 2022/05/02