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北海道の「十勝地方」とは、帯広市を中心とした19市町村からなるエリアのこと。
総面積は10,831.62㎢で、北海道全体の約13%の面積を占めています。
帯広市は十勝地方のほぼ中央にある人口約17万人の街で、北海道を代表する都市のひとつです。
自然豊かな十勝・帯広は、夏と冬の気温差が大きいことでも有名。
夏は最高気温35℃以上を記録する日もあり「十勝晴れ」という言葉があるほど。
しかし、冬場は最低気温マイナス20℃を記録する日もあり、夏と冬の気温差はなんと50℃以上になります。
季節による寒暖差はありますが、おいしい農作物や雪景色など、四季折々楽しめますよ。
帯広の歴史は、1883年(明治16年)に静岡県出身の依田勉三率いる晩成社一行が入植したことから始まります。
その後、富山・岐阜など本州からの移民者が続々と帯広へ移り住み、開拓を進めました。
1903年(明治36年)に帯広監獄の設置が決まったことにより、現在の帯広市街地が形成され、十勝地方の中心地として発展してきました。
帯広の市街地は、当時の北海道庁による殖民区画に基づいているため、碁盤の目状にきれいに区画されており、現在でもその名残が見受けられます。
人気観光地である帯広は毎年多くの観光客が訪れており、ガーデンや牧場、広大な農地など自然豊かで、名物グルメも豊富です。
帯広の観光スポットは屋外レジャーが基本になりますので、天気や気温を意識すると良いでしょう。
観光のベストシーズンは、花や緑が豊かになる5月中旬~10月上旬。
7月~8月は気温が35℃以上の真夏日を記録する日があるため、熱中症には十分に気を付けてください。
12月~3月の冬場はガーデンなどの観光はできませんが、スノーアクティビティを楽しみたい方にはおすすめ。
冬場は防寒対策をしっかりとし、体調管理に気を付けましょう。
広大な自然を満喫できるスポット、子連れ旅行で外せない動物園、無料の工場見学など、見どころや名所が豊富な帯広。
ここでは、十勝・帯広で人気のおすすめ観光スポットをご紹介します。
帯広競馬場では、世界で唯一ばんえい競馬を観ることができます。
ばんえい競馬とは、重りを乗せたソリを馬が引いて速さや力を競う競技です。
誰でも間近でレースを見学でき、一所懸命に直線コースを走る馬の姿は、迫力と感動を与えてくれますよ。
気軽に競馬を楽しめるだけでなく、直売所やレストランも併設されているため帯広観光中に立ち寄るにもぴったりです。
なお、開催は土曜・日曜・月曜のみとなっているためご注意ください。
住所 : 北海道帯広市西13条南9丁目1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0155-34-0825
定休日 : 火曜日
営業時間 :
料金 : 高校生以上 100円
公式サイト : ばんえい十勝
北海道を代表するお菓子メーカーのひとつ「柳月」。
「三方六」や「あんバタサン」などの人気北海道みやげを販売・製造しています。
柳月スイートピアガーデンは工場が併設されている施設で、工場見学やお菓子づくり体験ができます。
工場見学はなんと無料。
お菓子づくりの製造工程を学びながら、併設された売店でお土産を購入することもできますよ。
売店では、人気商品「三方六」の切れ端が販売されていたり、工場併設ならではの商品も並んでいます。
カフェもあるため、観光の休憩にもおすすめです。
住所 : 北海道河東郡音更町1番地1 なつぞら
マップ : Googleマップ
アクセス : 帯広駅より車で15分
電話番号 : 0155-32-3366
定休日 : なし
営業時間 :
公式サイト : 柳月スイートピア・ガーデン
おびひろ動物園は、緑ヶ丘公園内にある市営の動物園です。
ライオンやホッキョクグマ、アザラシ、ウサギなど60種類以上の動物を観ることができます。
1日飼育係体験や動物園のミステリークイズなどイベントも充実しているので、ファミリー旅行でも子どもから大人まで楽しめますよ。
また、7月~8月の期間は夜9時まで開園する「よるの動物園」が開催されます。
夜だからこそ見られる動物の姿を観察できるかもしれません。
住所 : 北海道帯広市緑ヶ丘2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0155-24-2437
定休日 : 3月~4月、11月、12月~2月の平日、年末年始
営業時間 :
料金 : 大人 420円、65歳以上・高校生 210円、中学生以下は無料
公式サイト : おびひろ動物園
帯広市幸福町にある旧国鉄広尾線の駅「幸福駅」。
1987年に広尾線は廃線となりましたが、縁起のいい駅名のため全国から幸福駅を訪れる方がいらっしゃいます。
レトロな駅舎と切符売り場の建物が、非日常的な雰囲気でワクワクしますよ。
売店では幸福駅の記念切符も販売されており、観光客に大人気です。
また、幸福駅の駅舎には、願いや想いが綴られた「幸福ゆき切符」がびっしりと貼られています。
ぜひ帯広旅行の記念に想いを綴ってみましょう。
住所 : 北海道帯広市幸福町東1線
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0155-22-8600(帯広観光コンベンション協会)
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 無料
天然のモール温泉が特徴の、十勝川温泉エリアにある道の駅。
濃厚なチーズのコクが口いっぱいに広がるチーズソフトクリームがおすすめです。
道の駅ですが、水着で入れるスパも併設されており、日帰りで十勝川温泉を楽しむことができます。
足湯もあるので、ちょっと立ち寄るだけでも温泉気分を味わえますよ。
また、体験工房もあり、十勝の食材を使用したチーズづくりやアイスクリームづくりの体験もできます。
住所 : 北海道河東郡音更町十勝川温泉北14丁目1
マップ : Googleマップ
アクセス : 帯広駅から車で20分
電話番号 : 0155-46-2447
定休日 : 5月~10月の第2火曜日、8月の第4火曜日、11月~4月の毎週火曜日
営業時間 :
公式サイト : 道の駅 ガーデンスパ十勝川温泉
北海道らしい景色といえばずらりと並んだ白樺の木。
美しく並んだ白樺と、雄大な帯広の大地がマッチした絶景です。
新緑の季節も青々として美しいですが、葉が散った冬場も風情があります。
帯広ドライブの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。
住所 : 北海道河東郡音更町駒場並木
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 :
定休日 : なし
営業時間 : 24時間常時開放
十勝・帯広エリアにはガーデンがいくつかあり、「北海道ガーデン街道」と呼ばれています。
真鍋庭園は、1966年から造園されている50年以上の歴史があるガーデンです。
敷地は約25,000坪に及び、日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園で構成されていて見どころ満載。
春にはツツジやあじさい、夏はハナマス、秋はツリバナなど、季節によって様々な植物を楽しめますよ。
住所 : 帯広市稲田町東2-6
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0155-48-2120
定休日 : 12月~4月下旬
営業時間 : 8:30~17:30(最終入園17:00) ※10月・11月は時短営業あり
料金 : 大人 1,000円、子ども(小中学生) 200円
公式サイト : 真鍋庭園
総面積約1,700ヘクタール、なんと東京ドーム358個分の公共牧場です。
牛が放牧されており、のんびりとした牛の姿や野生動物の姿を観られる大自然を感じられるスポットです。
どこまでも続く牧場の景色は、北海道を訪れたら必ず観ておきたい景色の一つですよね。
おいしい空気を吸いながら、美しい景色に癒されましょう。
住所 : 北海道河東郡上士幌町上音更
マップ : Googleマップ
アクセス : 帯広ICから国道241・273号経由で1時間
電話番号 :
定休日 : 10月下旬から4月上旬
営業時間 :
料金 : 無料
公式サイト : ナイタイ高原牧場(上士幌観光協会)
北海道というと美味しいものがたくさん揃っていますが、帯広も例に漏れず絶品グルメの宝庫!
十勝・帯広を訪れたら食べたいおすすめのご当地グルメをご紹介します。
帯広発祥の豚丼は、厚切りの豚肉に砂糖醤油の甘めのタレを絡めてご飯の上にのせたボリューム満点のグルメです。
ジューシーでご飯が進む味付けはクセになりますよ。
豚丼は帯広市にある「ぱんちょう」というお店が発祥とされていますが、現在は帯広市内にいくつもの豚丼の名店があります。
ぜひお気に入りの一杯を見つけてみてください。
帯広市内から車で約30分の新得町は、そばの産地。
国道38号線には約1.5kmに渡ってそば畑が続いており、「そばロード」の愛称で親しまれています。
北海道の雄大な自然の中で育った新得町のそばの実は、香り高く食べ応えのあるそばです。
10月中旬頃からは新そばまつりも開催されますので、ぜひ新得町のおいしいそばを味わってみてくださいね。
十勝・帯広は北海道の名物スイーツの宝庫です。
北海道土産の定番「六花亭」や「柳月」をはじめ、十勝産の牛乳や食材を使用したスイーツが大人気。
柳月スイートピアガーデンのカフェ限定の「きなごろもソフト」もイチ押しです。
十勝帯広を訪れたらスイーツも忘れずに召し上がってくださいね。
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十勝・帯広を日帰りで巡る、おすすめのモデルコースをご紹介します。
車での移動を想定しておりますので、自家用車、レンタカー、タクシーのご利用がおすすめです。
移動中も北海道らしい景色が楽しめるため、移動も含めてたっぷりと帯広を堪能してください。
スタートは帯広駅または帯広空港から。
レンタカーの店舗も駅・空港周辺にいくつかあります。
また、駅・空港には観光案内所があるので事前に情報収集をしておきましょう。
↓ 移動(車、距離:帯広駅から約9.6km、所要時間の目安:17分/空港から約18km、所要時間の目安:19分)
北海道ガーデン街道のひとつである「十勝ヒルズ」。
ローズやラベンダーなど季節ごとに表情を変える花々や、野菜や果樹などをテーマにしたガーデンがあります。
十勝の自然の魅力を詰め込んだガーデンに癒されてくださいね。
レストランも併設されているのでランチにもおすすめです。 ※見学の目安時間:1時間30分
↓ 移動(車、距離:約19km、所要時間の目安:21分)
旧国鉄広尾線の駅「幸福駅」。
訪れるだけで幸せな気持ちになれるスポットです。
レトロで趣のある駅舎をバッグに記念撮影するのがおすすめですよ。 ※見学の目安時間:30分
↓ 移動(車、距離:約19km、所要時間の目安:21分)
真鍋庭園も人気ガーデンスポットのひとつです。
おとぎの国に迷い込んだかのような気分になる独特な雰囲気があります。
日本庭園・西洋風庭園・風景式庭園の3つのテーマで構成されたガーデンをお楽しみください。 ※見学の目安時間:1時間
↓ 移動(車、距離:約12km、所要時間の目安:20分)
十勝の自然の恵みを感じるグルメやお土産が並ぶ、道の駅おとふけ。
NHK連続テレビ小説「なつぞら」の十勝編で使用したロケセットを模したエリアもあり、見どころが満載な道の駅です。
アクティビティ体験が開催されていたり、公園も敷地内にあるので、お子様連れでも楽しめますよ。
また、柳月スイートピアガーデンが隣接しているのでぜひ併せて見学してみてくださいね。 ※見学の目安時間:1時間
↓ 移動(車、距離:約7.1km、所要時間の目安:15分)
世界で唯一のばんえい競馬で帯広日帰り観光を締めくくります。
会場の盛り上がりと、懸命に走る馬の迫力は必見です。
レストランや直売所もあるので、食事や買い物も一緒に楽しめますよ。 ※見学の目安時間:1時間
十勝・帯広のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
北海道の自然を満喫できるガーデンや、グルメなど帯広は見どころが満載なエリアです。
十勝・帯広の自然に癒される旅に出てみましょう。
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最終更新日 : 2023/09/21
公開日 : 2023/06/09