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伊豆 半島を訪れたら、新鮮な海産物に舌鼓を打ちたいものです。
伊豆半島は、東は相模湾、西は駿河湾に面し、南部は太平洋にも繋がっています。
特に「金目鯛」は伊豆半島の名産として有名です。
伊豆半島の玄関口・沼津港では、特産の「干物」を目当てに連日多くの観光客で賑わいます。
また、温暖な気候を活かし、柑橘類の生産が盛んなところです。
中でも「伊豆ニューサマーオレンジ」は、爽やかな風味と果汁たっぷりの果肉が特徴の名産品です。
全国の漁港付近で、干物の直売は珍しくないかもしれませんが、沼津の干物は一味違います。
日本一の生産量と、その品質の高さから「沼津ひもの」として商標登録されています。
大正時代初期から延々と受け継がれる伝統製法に加えて、降水量や湿度が少なく、強い西風が吹くなどの自然環境が、高品質なひもの製造に最適なのです。
沼津港周辺には、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が堪能できる飲食店街がたくさん存在します。
もちろん干物を取り扱っている土産店が多く、店を散策しながら、お気に入り干物を購入するのも楽しみのひとつです。
価格 :2,700円(税込)
内容量 :あじ・アジ醤油干・かます・金目鯛・さんま各2枚
保存方法 :冷蔵で5日
煮漬けがおいしい金目鯛は、伊豆を代表するグルメのひとつです。
主に太平洋側の深海域に生息し、伊豆半島でしか漁獲されない魚ではないのですが、深海域の多い伊豆半島周辺では特に水揚げ量が多くなっています。
この金目鯛を一番手軽に味わいたいなら、お菓子がおすすめです。
こちらは静岡県産の金目鯛をたっぷり生地に練りこんだ一品です。
価格 :432円(税込)
内容量 :90g
保存方法 :常温保存
伊豆半島は、温暖な気候とたっぷりの日照量に恵まれた柑橘類生産の宝庫です。
温州みかんやポンカン、デコポンなど様々な柑橘類が栽培されています。
道の駅や直売所で袋売りで販売されており、食べきり量で購入することができます。
その中でも東伊豆の特産品といえば、「伊豆ニューサマーオレンジ」です。
香りが高く、サクサクとした食感、酸味と甘さのバランスがちょうどよい爽やかなフルーツです。
その東伊豆産のニューサマーオレンジを100%使用し、果実のおいしさそのままに、砂糖と酸味料を使用しない製法で作られたジャム。
さわやかな香りが特徴で、糖度は甘さ控えめの40度。
さっぱりとしているので食べやすく、どなたにでも喜ばれるおすすめ商品です。
価格 :617円(税込)
内容量 :300g
賞味期間 :製造日より1年
古来より富士山信仰の門前町として栄えてきた富士宮市は、日本一高低差のある市です。
富士山の山頂は「富士山本宮浅間大社」の所有地であり、富士宮市に含まれます。
また、朝霧高原や田貫湖、白糸の滝など風光明媚な観光地が豊富で、「富士箱根伊豆国立公園」のほか「ユネスコ世界遺産」の構成資産を含んでいます。
この富士宮で有名な特産のひとつに、 B級グルメ の「 富士宮やきそば 」があります。
今ではすっかり全国区で有名になりましたが、市内では本格派の「富士宮やきそば」を堪能できる店がたくさん存在します。
そのため、山梨県側でも富士五湖や富士吉田市など、富士山を観光資源にしている自治体が存在します。
両県の富士山の土産店には、富士山をモチーフにした商品がたくさん販売されています。
お菓子や衣類、ストラップなど、数え挙げたらキリがないほどです。
今回ご紹介する富士山チョコレートクランチも、富士山をかたどった箱に入ったチョコレート菓子。
1箱にミルクチョコレート味と、ホワイトチョコレート味が3枚ずつ入っており、ちょっとしたお裾分けには最適です。
価格 :540円(税込)
内容量 :12個入(ミルクチョコクランチ6個、ホワイトチョコクランチ6個)
サイズ :約13×13×8.5cm
賞味期間 :150日
B-1グランプリ優勝の実績、およびB級グルメの定番中の定番として全国的に有名になった「富士宮やきそば」。
今や本場の富士宮やきそばを食べることを目当てに、富士宮市を訪れる人が急増している状況です。
富士宮やきそばの定義には以下の特徴があります。
もともとは富士宮市で、お好み焼き屋などで古くから食べられていたものでした。
それが地元の街おこしのために着目され、「B級グルメ」として再出発したものです。
その安定した知名度によって、もっとも街のPRに貢献したと言えるでしょう。
価格 :2,376円(税込)
内容量:120g 8食入り
賞味期間 :別途ラベルに記載
三保松原の目の前に広がる「駿河湾」は日本一深い湾であり、固有種を含め生物多様性に富んだ海域として知られています。
深海性の珍しい魚が水揚げされることも多く、地元の寿司屋では「深海魚寿司」といわれる珍品を食べられる店もあります。
特にこのエリアで有名な漁港・焼津港は、カツオやマグロの水揚げ量の全国一を誇ります。
もともと、この焼津での郷土料理だった「黒はんぺん」は、今や静岡を代表する名産品となっています。
この黒はんぺんが具材として使われる「静岡おでん」は、地元で愛される郷土料理のひとつ。
なお、お好み焼きや焼きそばの具として知られる「サクラエビ」は、実は駿河湾でしか漁獲されない貴重な生物です。
また、静岡市から牧之原市~島田市など、このエリアから遠州にまたがって延々と続くのが茶畑。
いうまでもなく静岡は全国一番のお茶の産地です。
同じ静岡県産でも、場所によって味わいが異なります。
沼津港と並んで、静岡県・駿河湾の双璧をなす大漁港・焼津港。
焼津は鰹の水揚げ量が日本1なんです。
スーパーで売っている鰹はちょっと生臭いというイメージがある方は、ずばり鮮度の問題。
焼津直送鰹のたたきは、鮮度抜群の鰹を1節ずつ真空パックにして冷凍しているので、冷水に30~40分つけて解凍すれば、鮮度そのままの状態でいただけます。
マグロの水揚げも日本1という焼津では、地元の「焼津おさかなセンター」などで新鮮なものを堪能することができます。
特産品・鰹のたたきは、焼津を訪れたらぜひ食べておきたい一品です。
価格 :3,280円(税込)
内容量 :約500~650g(2節)たれ付き
賞味期間 :冷凍15日、冷蔵2日
鰹の水揚げ量日本一の街、焼津市。
この焼津市を拠点とする水産加工品メーカー・シーラック株式会社が開発した大人気商品が「がんばれ!!バリ勝男クン。」です。
今や焼津市ばかりでなく、静岡県を代表するのお土産品のひとつとして定着しつつあります。
このお菓子、粗削りしたかつお節をベースにしたチップスで、基本ベースはしょうが醤油で味付けされています。
この他、「わさびマヨ」や「辛口・一味醤油」のラインナップがあり、ゆず風味の女性向け「バリ勝女チャン」も販売されていてバラエティ豊富です。
もともとは贈答品のなかの一品としてスタートしたのですが、やがて問い合わせが殺到するほど人気が出たため、小売商品化したのが成功のもとだったようです。
第21回全国水産加工品品評会で東京都知事賞を受賞するほどの逸品です。
また、ゴロが良いため、受験生や就活中の学生への贈答にも最適です。
価格 :800円(税込)
内容量 :125g (25g x 5袋)
サイズ :6.2 x 29 x 18.3 cm
重量 :209g
賞味期間 :製造日より6か月
静岡のおでんは、通常のおでんと異なり、独特のかたちをしています。
なんといっても黒いスープ。
それだけでなく、具材もちょっと変わったものが入っているんです。
歴史も古く、ルーツは大正時代にまで遡るといわれています。
まず、静岡おでん(現地では、しぞーかおでん)の特徴5ヶ条を挙げておきます。
黒いスープは、牛スジや豚モツからのだし汁に、濃い口醤油で味付けしています。
これは発祥当時廃棄処分されていた内臓類を、捨てないで煮込みに使ったのが始まりとされています。
かつては市役所前の青葉公園に200台近くのおでん屋台があったそうですが、今は区画整理の影響で大幅に減ってしまいました。
それでも青葉公園周辺にある4つの「おでん横丁」のほか、多くの飲食店や駄菓子屋で食べることができます。
特におすすめの具材は、牛すじと黒はんぺん。
焼き鳥みたいに、串に刺してある珍しいおでん…ご自宅でも味わってみませんか?
価格 :713円(税込)
内容量 :460g
静岡おでんに「黒はんぺん」は外せない…でも黒はんぺんって?
通常はんぺんといえば、真四角で白くふわふわしたイメージですが、静岡のはんぺんは一味違います。
黒はんぺんといっても、真っ黒なわけではありません。
実際には灰色っぽい色をしていて、形も半月の形をしています。
食感も、はんぺんというより「さつま揚げ」のように引き締まった感覚です。
黒はんぺんはなぜこのような色をしているのでしょうか。
それはイワシやアジ、サバなど青魚を丸ごと一匹、骨まで練りこんでいるからなのです。
白はんぺんは、魚の身の部分しか使用していないのに対してカルシウム・鉄分などが含まれ栄養満点です。
しかも、意外なことに白はんぺんよりも低カロリーなんです。
もともとは焼津地方の郷土料理でしたが、今や静岡県の特産品になってきています。
おでんの具材のほか、生でも食べられますしフライにしても美味です。
価格 :920円 (税込)
内容量 :10枚入り
賞味期間 :3日
お好み焼きや焼きそば、かき揚げの具材として広く流通している「サクラエビ」。
実は全てが静岡県産、駿河湾で水揚げされたものなんです。
駿河湾にのみ生息しているわけではなく、東京湾や相模湾にも棲んでいるのですが、漁獲対象となっているのは駿河湾だけ。
さらに許可されているのは、由比、神原、大井川の3漁港に所属する100隻の漁船となっています。
特に由比のサクラエビは有名です。
漁獲の時期も決まっていて、4〜6月初旬と、10〜12月のみです。
6月11日〜9月30日は繁殖期のため、1〜3月の冬場は深場に移動するため禁漁となっています。
サクラエビは深海性のエビの仲間で、通常は水深200〜300メートルに生息しています。
大きさは4センチ位で、透き通ったピンク色をしているためにサクラエビと呼ばれているのです。
このエビと日本人との関わり合いは、明治27年(1894年)に、アジ漁をしてした由比の漁師の網に偶然にかかったことに始まるとされています。
食用として登場してから、まだ120年位しか経っていないのです。
釜揚げや干しエビとして食されるほか、わさび醤油などで生食しても美味しいです。
価格 :1,360円 (税込)
内容量 :22g
賞味期間 :2ヶ月
また、駿河湾産のしらすとセットで、ご自宅で「釜揚げ桜えびしらす丼」を楽しめるお土産をご紹介します。
極上釜揚げしらすのふっくら柔らかい食感と塩味と、風味豊かな桜海老を熱々ご飯にのせていただきましょう。
桜海老は、さっと薬味とお醤油でも、唐揚げでも美味しくいただけます。
釜揚げしらすは、しらすおろしはもちろん、パスタにも良く合います。
価格:3,980円(税込)
内容量 :釜揚げ桜えび80g×2、ゆでしらす100g×2
賞味期間:-18度以下で冷凍50日 解凍2日
静岡の名産といえば、やはり「お茶」を抜きには語れないでしょう。
静岡県内を新幹線、あるいは車で移動中に車窓から延々と続く茶畑をご覧になった方も多いと思います。
この静岡のお茶生産量がどれだけすごいのか、下記のランキングがあります。
静岡茶は京都の宇治茶、埼玉の狭山茶と「日本三大茶」のひとつに数えられますが、上記のように他を圧倒する生産量です。
ちなみに生産量2位は鹿児島県で31%、3位は三重県の9%と続き、京都府は5%の5位、埼玉県は0.8%の12位となっております(平成27年度統計)。
その静岡県内でも最大の生産地は「牧之原台地」と呼ばれる台地で、島田市・牧之原市・菊川市にまたがって存在します。
このあたりは温暖な気候のうえに、石が多く水はけがよいので茶の生産に適しているのです。
もともとは稲作などに向かない不毛の地だったのですが、明治維新後に多くの旧士族が入植し、今の茶どころの礎を築いたとされています。
静岡茶の定義は静岡県産の茶葉を100%使用していること。
しかし、一口に静岡茶といってもブランドは多岐に渡ります。
県内の産地によっても、微妙に味わいが異なってくるのです。
その中で有名ブランドをご紹介します。
毎日飲めば、カテキン作用でがん抑制にもなるといわれる緑茶、ぜひ本場の味を楽しんでみてください。
価格:3,996円(税込)
内容量 :静岡茶(60g)×2 静岡玉露(60g)×1
サイズ :約8.2×29.6×11.4cm
重量 :590g
賞味期間:14ヶ月
「静岡県内では、知らない人は居ない」といわれる代表的なスイーツです。
全国的な知名度はいまひとつでしたが、最近少しずつ認知度がアップしてきました。
こっこは、静岡市駿河区にある株式会社ミホミが、1984年から製造・販売している銘菓です。
「ひよこ」をイメージしているそうですが、どうみてもひよこの形には見えません(笑)…でもとっても可愛らしい。
このお菓子、中にミルククリームの入った蒸しケーキでなんです。
「こっこ」は原材料や製法に対して徹底的にこだわっていて、これが絶妙な味わいを醸し出しています。
こうした企業努力が上品で飽きのこない風味の秘訣。
抹茶や苺など様々なバリエーションがあり、お土産として喜ばれることでしょう。
価格 :8個入り 1,080円 (税込)
賞味期間:製造年月日より35日
「静岡名物わさび漬け」の名前は新幹線の車内販売などで県外の方にも知られるところ。
江戸時代に作られたというわさび漬け。
安倍川上流のわさび産地では、わさびの茎をぬか漬けにして食べていました。
この地に出入りしていた行商人が、塩漬けしたわさびに酒粕を混ぜる事を考案し、わさび漬けとして販売したのが始まりだと言われています。
鼻にツンと抜けるわさびの風味とシャキッとした歯ごたえはクセになる味。
お酒のつまみにも、熱々ご飯のお供にもいける万能品です。
静岡市に本社を持つ田丸屋は、わさび漬けをはじめわさび加工品の圧倒的なシェアを占める老舗店です。
山の湧き水の養分だけで11~18か月かけてじっくり育った国産わさびのみを使用するこだわり。
他社のわさび漬けよりも根の配合が多く、風味、辛みが強いのが特徴です。
ピンからキリまであるわさび漬けですが、お土産にするなら高品質で安心できる商品を選びたいですね。
価格:1,350円(税込)
内容量 :130g
賞味期間:冷蔵25日間
浜松市を中心とする西部は、遠州とも呼ばれ旧「遠江国」に相当します。
遠江の名前の由来は、かつて都から見て遠くに湖( 浜名湖 )があったことからとされています。
浜名湖は全国で10番目に大きな湖で、遠州灘に面する汽水湖です。
名産と言えば、うなぎを忘れるわけにはいきません。
有名な「うなぎパイ」など、うなぎに関するお土産が多く存在します。
餃子の街といえば、栃木県宇都宮市が有名ですが、最近では消費量で浜松市の方が多くなっています。
浜松市内には餃子の名店がたくさんあり、市内の餃子マップで探しながら食べ比べをするにも楽しいものです。
その他、プロサッカーの「ジュビロ磐田」の本拠地として一躍有名になった磐田市、その隣の袋井市はメロンの産地としても有名です。
高級メロンであるマスクメロンで、「アールスメロン」「クラウンメロン」の名で知られています。
静岡が東海道五十三次の府中宿と呼ばれていた時代から、名物として知られていた「安倍川もち」。
戦後はじめて復活させたのが、「やまだいち」でした。
契約農家から仕入れたもち米を胴付きしたものに砂糖を加えて柔らかく仕上げます。
毎朝仕込む手作りの安倍川もちは、より生のもちに近い食感にこだわっています。
国産大豆を使って作るきな粉は、きめが細かく香りが良いのが特徴。
北海道産小豆で作る上質なこし餡は、甘すぎず食べやすいと評判です。
印象的な浮世絵のパッケージが、やまだいちの安倍川もちの目印となっています。
価格:1,590円(税込)
内容量:4パック(1パック/餡2個・きな粉3個入)
賞味期間:製造日より5日
磐田市や袋井市など静岡西部・遠州は、知る人ぞ知る最高級マスクメロンの産地です。
あまりにも高級すぎて、なかなかお目にかかれないというのが実情かもしれません。
そもそもマスクメロン(muskmelon)とは、麝香(musk)のような強い香りをもつメロンという意味で、仮面やマスクのことではありません。
余談ながら麝香とは、鹿のオスから分泌される素晴らしい香りのことで、muskはギリシャ語を語源としています。
このマスクメロンは表面にコルク状の網目があり、黄緑色の果肉と果汁が多く非常に甘いという特徴があります。
19世紀のイギリスで開発された品種「アールスーフェボリット種」が原種であり、大正時代にこの地方で栽培方法が導入されました。
このマスクメロン、栽培が非常に難しいことが特徴です。
大量生産ができず、ひとつのメロンを育てるのに膨大な手間と労力を要するために、どうしても高価になってしまうのです。
通常、静岡のマスクメロンは「アールスーフェボリット種」を略してアールスメロンと呼ばれています。
そのうち、浜松市や磐田市で生産される品種は「アローマメロン」、袋井市で生産される品種は「クラウンメロン」とも呼ばれます。
等級は、【富士】→【山】→【白】→【雪】の順となり、【山】クラスが高級果実店などで販売される事実上の最高級品、【白】クラスが一般普及品です。
【富士】クラスは超最高級品で、ほとんど市場に出回ることはありません。
一番おいしい食べ方は、食べごろになるまで常温で保存し、食べる直前に冷やす…長時間冷やし過ぎないことです。
価格 :6,480円(税込)
内容量 :1.2kg
「餃子のまち」と聞かれて、皆さんはどこを思い浮かべるでしょうか。
おそらく多くの方が宇都宮市をイメージすると思われますが、浜松市も負けていません。
ここ数年、両市の間で「餃子消費量日本一」の座が争われ、首位が目まぐるしく変動しているのです。
浜松の餃子の特徴は、下記とされています。
国内での焼き餃子のルーツはある程度共通していて、それは戦後中国大陸から復員した元兵士によって始められたということです。
具材も、地域ごとで入手しやすい食材が使用されていたのです。
その面で、浜松は昔からキャベツと玉ねぎの生産が盛んな地域であり、養豚場も多かったことが今の具材に定着する原因となりました。
余談ながら、ライバルの 宇都宮餃子 は具材に白菜を使用しており、肉の量も少なめです。
また、円状の焼き方は屋台に食べにくるお客さんを待たせることなく、大量に作れるように考え出されたと言われています。
しかし、円状にすると真ん中の空洞が淋しい…そこでもやしをトッピングすることになったそうです。
このもやしが意外にも大成功。
脂っこい餃子を食べた後の口直しにもなったのです。
現在浜松市内には餃子を食べられる店は300軒くらいありますが、現地の人はあまり外食を好まず、テイクアウトして自宅で食べることも多いよう。
現地スタイルで、浜松餃子をお土産に持ち帰り、ご自宅で味わってみてはいかがでしょうか。
価格:4,300円(税込)
内容量:餃子20個タレ、ラー油セット×3個
賞味期間:製造日より80日
日本国内のうなぎ養殖発祥の地、浜名湖。
浜名湖で養殖と言うと、湖の中で養殖していると思うかもしれませんが、湖畔に掘られた養殖池で育てられています。
養殖技術も発達した今、国産の養殖うなぎの美味しさは誰もが知るところとなりました。
うなぎ一筋70年という老舗「うなぎのたなか」の職人が丁寧に焼き上げたうなぎを、真空冷凍パックにしてお届け。
焼き方は関東風の背開きスタイルです。
白焼きをした後に蒸して、再び焼くのでふわっと柔らかいのが特徴。
湯煎や電子レンジで温めるだけで、外はこんがり芳ばしく、中はふんわりな極上の蒲焼きが味わえますよ。
価格:3,688円(税込)
内容量:蒲焼 110~120g、たれ・山椒・お吸い物
賞味期間:冷蔵で7日間 冷凍で2ヶ月間
静岡土産の定番中の定番「うなぎパイ」。
うなぎパイは有限会社春華堂が製造する洋菓子で、浜松市の代表的なお土産です。
うなぎのエキスをパイ生地に練りこんで焼き、仕上げは蒲焼風にたれを塗っていますが、うなぎの味はしません。
昭和36年(1961年)に誕生した伝統あるお菓子です。
その人気は半世紀以上経っても変わらず、「好きな全国の名物土産ランキング」で札幌市の「白い恋人」長崎市の「カステラ」に次いで3位にランキングされております。
なぜうなぎパイなのかといえば、本社=浜松=浜名湖=うなぎの名産地という連想から同社2代目社長がアイデアを思い付いたそうです。
浜松市内には「うなぎパイファクトリー」という製造工程を見学できる工場があり、無料で楽しむことができます。
うなぎパイといえば、「夜のお菓子」というキャッチフレーズが有名で、パッケージにも記載されています。
本来の趣旨は、旅行などでお土産に買ってきた夜に一家団欒で食べてほしいということだったのですが、「精力増進」に効果があるお菓子と解釈されてしまった経緯があります。
その「誤訳」を肯定的に解釈して、パッケージデザインを「まむしドリンク」風に赤と黄色と黒に切り替えるなど、ユーモア精神に富んでいます。
夜だけでなく、朝や昼間にも食べたいおすすめの一品です。
なお、うなぎパイは非常に割れやすくデリケートなため、通信販売は行っていません。
小さいサイズの、うなぎパイミニアニバーサリーのみ販売しています。
価格 :3枚入り 324円(税込)
賞味期間 :40日
今回は静岡県のお土産をエリア別にご紹介しましたが、有名なものは県内全域のお土産店で取り扱っていることが多くなってきました。
しかし、旅先でその土地の特産品を買いものする楽しさは格別なものだと思います。
最近では、観光地としてあまり知られていなかった県内の市町村も、様々な方法で観光客誘致を推進しています。
例えば島田市など、PRを兼ねて市内で大規模なマラソン大会を開催し、全国からランナーが集結しています。
こうした自治体レベルの地道な努力が、その土地の知られざる名品を全国区に広報するきっかけになるかもしれません。
今後、どんな特産品が静岡土産おすすめの仲間入りするかとても楽しみですね。
最終更新日 : 2023/06/19
公開日 : 2017/05/31