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旅先や出張先でのお土産選びは楽しくもあり、時間がない場合などは少し大変だったりしませんか?
渡す相手の年代や嗜好によっても大きくチョイスが変わってくるのがお土産ですが、せっかくなら喜んでもらえる物をしっかり吟味して選びたいですよね。
今回ご紹介するのは、福岡市博多区で買えるおすすめの博多土産です。
博多銘菓編・博多明太子編・博多グルメ編・ちょっと番外編の4タイプに分けて取り上げるので、ぜひお土産選びの参考にしてください。
まずは定番中の定番から。
博多駅や福岡空港のお土産屋さんで必ず見かけるのが、明月堂の「博多通りもん」です。
「通りもん」とは、博多名物のお祭り「博多どんたく」の衣装に身を包んで練り歩いている人のことを言います。
おそらく博多土産として一番知名度があるのも、この「博多通りもん」です。
上質な素材を使い丹念に練り上げられた白餡に、生クリームとバターを入れてしっとりと上品な甘さに仕上げています。
これをミルクの香りがするやさしい生地で包み込んで焼き上げたのが「博多通りもん」です。
伝統的な和菓子の製法に洋菓子の素材を活かしているのが、西洋和菓子と言われる所以。
世界的なお菓子のコンテスト・モンドセレクションで23年連続金賞を受賞している実力派なので、安心してどなたにでも差し上げられるのが嬉しいですね。
なお、今回紹介している 楽天市場 は、福岡県福岡市のふるさと納税に遷移します。
2024年5月現在、明月堂の 公式オンラインショップ での通販販売は休止しているため、通販で通りもんを購入したい方はふるさと納税で検討してみるのもおすすめですよ。
うまーい! #博多玉露まんじゅう #明月堂 https://t.co/fp0DKqSvNJ pic.twitter.com/szIwyGbfHJ
— KAORI🐇 (@usaG1_) January 30, 2017
高級茶で知られる玉露の生産日本一は、福岡の八女市だってご存知でしたか?
山の斜面に茶畑があり、おおいなどをして太陽光を適度に遮るので、旨み成分たっぷりの茶葉が育つのです。
そのため、八女のお茶は昔から天然の玉露茶として珍重されてきました。
濃厚で特有の甘味があり、渋みが少ないのが八女茶の特徴です。
奥八女の黒木町で丹精込めて育てられた玉露の生葉をペースト状にして、たっぷりと餡の中に練りこんで作ったのが、「博多通りもん」で有名な明月堂の「博多玉露まんじゅう」です。
餡の中に白い繊維が混じっていることがありますが、それは茶葉の繊維をそのまま活かしている証拠です。
餡には生クリームも使われているので、さらに旨味が深まっています。
お茶にもコーヒーにも、紅茶にも合うと人気の一品。
通りもんもいいけれど、明月堂の他のお菓子も食べてみたいという方に一押しです。
創業110年を超える老舗「石村萬盛堂」の看板商品であり、博多のお土産の代名詞ともなっているのが銘菓「鶴乃子」です。
もともと鶏卵素麺を専門に作っていましたが、鶏卵素麺の材料に使うのは卵の黄身のみで白身が余ってしまうので、これに着眼して白身をマシュマロにして中に黄身餡を入れて作ったのが「鶴乃子」の始まりです。
柔らかなマシュマロの中から、優しい甘さの黄身餡がトロリと出てくる食感はぜひ一度味わうべき。
各地で類似品が出ていますが、このタイプのお菓子の元祖は「石村萬盛堂」です。
老舗の味を守る一方、新しい事にも挑戦する姿勢を持つ「石村萬盛堂」は洋菓子も得意。
洋菓子部門にも数々のヒット商品があります。
また、バレンタインのみだった30年前の日本市場に、3月14日にマシュマロを贈るマシュマロデーを提唱し、それがのちのホワイトデーになったんですよ。
目を引くたまご型の箱は2個入りから20個入りまであり、賞味期限は約14日です。
福岡県民にはテレビCMでお馴染みの「にわかせんぺい」。
漢字では煎餅ですが、読み方はせんべいではなくて、せんぺい。
古くから博多の郷土芸能として庶民に親しまれてきた無形文化財「博多仁和加はかたにわか」に使用される、鼻の脇から目の上までを覆う長方形のお面をかたどったお菓子が、「にわかせんぺい」。
明治39年の創業の老舗「東雲堂」の看板商品です。
サイズは小・中・特大の3サイズで、平たいタイプと、丸みを帯びたタイプの2種類があり、平たいタイプは鶏卵が多めで、丸みを帯びたタイプは砂糖が多め。
どちらも見た目と違ってちょっと硬めのバリバリっとした歯ごたえがあり、シンプルな味わいながら癖になる味で、食べ出したら止まらないと評判です。
子供が喜ぶおまけとして、お面がついているのですが、これをつけてSNSにアップするのはお約束。
せんぺい自体も表情色々なので、顔に当ててみてくださいね。
ドラえもんコラボバージョンも人気です。
賞味期限も60日と日持ちするので、お土産にぴったりですよ。
昭和27年創業の「二鶴堂」が工夫を凝らして作ったのが「博多ぽてと」。
焼き芋の風味がありながら、焼き芋にはないしっとりとした柔らかさがあり、スイートポテトともちょっと違うスイーツです。
ゆっくり焼いて甘味を最大限まで引き出した焼き芋ペーストに、ホイップクリームを加えてまた焼き上げた逸品。
そのままはもちろん、冷蔵庫で冷やして冷たいスイーツとして、電子レンジやオーブントースターで温めてホクホクしっとりの温かいスイーツとしてと、楽しみ方は色々です。
日本茶にもコーヒーにも良く合うことは言うまでもありません。
九州産の紫芋であるアヤムラサキを使った「紫芋ぽてと」との詰め合わせもおすすめ。
もう一つの二鶴堂の看板商品は「博多の女(ひと)」で、小豆羊羹をバームクーヘンで包んだ一口サイズのお菓子です。
定番の誰からも喜ばれるお土産を探している方は、二鶴堂に行ってみてください。
博多駅マイング、デイトス、福岡空港でも購入することができますよ。
福岡と言えば明太子、明太子と言えば福岡
福岡空港でも、博多駅でも、観光地のお土産店でも、数多くのメーカーの明太子や、明太子関連商品がずらりと並びます。
その元祖と言えるのが、地元ファンも多い「ふくや」の明太子なんです。
戦時中の幼少期を韓国の釜山で過ごした川原俊夫氏は、庶民の味だったタラコのキムチ漬けの味が忘れられず、戦後引き揚げた博多の町で、その味を再現すべく創意工夫を重ねました。
そして昭和23年、妻と共に中洲の一角に構えた小さな食料店「ふくや」を創業。
日本で初めての「味の明太子」が売り出されたのは昭和24年のことでした。
スケトウダラのことを韓国語ではミョンテと言い、漢字で表すと明太、スケトウダラの子なので明太子となりました。
味の明太子の原料は、スケトウダラの卵巣。
これを独自の調味液に漬け込んで作り上げます。
韓国の味を日本人向けにアレンジした「味の明太子」は評判を呼びましたが、明太子が博多の名産になって欲しいという川原氏の想いから特許を取らなかったので、次々と明太子を製造販売するメーカーが増えていき、その願い通り博多名物になったというわけです。
激辛口(どっから)辛口(レギュラー)中辛(マイルド)に、辛くない(のんから)など辛さのレベルが選べるのが嬉しいですね。
無着色タイプも人気です。
また、型崩れした物や、大きすぎたり小さすぎたりする明太子を集めた家庭用明太子は、ボリュームや価格ともにとってもお得。
自宅用には家庭用明太子がおすすめです。
「ふくや」には数々の人気商品がありますが、中でも2013年の発売以来78万本以上も売り上げた、大ヒット商品がチューブ入り明太子tubu tube(ツブチューブ)です。
片手で簡単に開閉できるワンタッチキャップで使い勝手が良いと評判です。
プレーン、マイルド、スパイシーハバネロ味、スパイシーブラックペッパー味、和風だし味、バター味、とろろ、ゆず風味、バジル風味、ゴマ油風味など、味のバリエーションによって使い方も色々。
そのままご飯に、フランスパンに、焼きナスに、サンドイッチに、サラダに、パスタにとアイディアがたくさん浮かんできそうですよね。
普通の明太子はちょっと高いし持ち運びも大変だけど、何か明太子のお土産を買って帰りたいという方は、小さくて手軽で美味しいtubu tubeがおすすめ。
お料理好きな方へのお土産にぜひどうぞ。
何本かセットにすると喜ばれますよ。
こちらも「ふくや」のヒット商品の1つ、ツナと明太子の最強コンビネーション「めんツナかんかん」です。
明太子はもちろんですが、ツナにも一切の手抜きはなし。
脂のノリが良くなる春から夏にかけて漁獲された、国産のびんながマグロだけを使用。
綺麗な白色のツナはホワイトミートと呼ばれ、口あたりが良いことから缶詰にするには最高級と言われています。
めんツナかんかんは3種類あり、「レギュラー」は明太子の味を損なわないように、癖のないさらっとした大豆油を使用。
誰にでも食べやすい、そしてお料理にも使いやすいスタンダードです。
「プレミアム」は、1缶の20%が明太子というたっぷりタイプで、漬け込み液と明太子の粒がツナに絡んで旨味がすごいと評判。
プレミアムのみまろやかな上質の綿実油を使用しています。
そして、辛党の方向けの「辛口」は2種類の唐辛子を使用し、口に入れた時の辛さと、後からじわりとくる辛さの2段階を楽しめるように仕上げています。
おすすめは、この3種類がセットになったお試しセット。
渡す方も貰う方も気兼ねが要らない、ちょっとしたお土産を探している方に人気です。
博多名物で博多とんこつラーメンを忘れるわけにはいきません。
星の数ほどあるラーメン店、どこが美味しいかは本当に人それぞれの好みに分かれます。
今回ご紹介するのは、海外進出も果たしている超有名店「博多一幸舎」です。
2つの羽釜でしっかり血抜きした大量の豚の頭、背骨、丸骨を骨が砕けるまで強火で炊き上げて、熟したスープに若いスープと骨を頻繁に入れ替えながら、味と旨みを凝縮させて仕上げたスープが特徴。
豚骨の脂と水が合わさる事で出来る、キメの細かい泡が本物の豚骨スープの証だと言います。
自社製麺工場を持ち、細麺でも小麦の香りやもっちり感を味わえる麺づくりにもこだわっています。
お店の味を極限まで再現したラーメンセットをお土産にいかがでしょうか。
博多とんこつラーメンを食べたことがない方にも、博多とんこつラーメンが好きな方にもおすすめできる安心の逸品です。
博多での食事のお楽しみに、もつ鍋を選ぶ方も多いのではないでしょうか。
明太子で有名な「やまや」は、九州の郷土料理が美味しい事を全国の人に知って貰いたいとレストラン事業も展開しています。
中でも人気があるのが、全国に20店舗以上を展開する「博多もつ鍋やまや」です。
もつの中でも最も美味しいと言われる国産牛の小腸のみを贅沢に使用していて、口の中に広がるクリーミーな美味しさと、旨みと甘味、適度な歯ごたえにぷるぷるっとした食感を楽しむことができます。
味の決め手になるのは、絶品スープ!
「あごだし醤油味」は、長崎県産の焼きあごをベースにすっきりとした甘口に仕上げています。
また「こく味噌味」は、まろやかで上品な甘さの西京味噌と練りゴマを加えた深みのある味わいです。
お持ち帰りセットには、牛モツ、スープ、チャンポン麺、にんにく、唐辛子が入っています。
お好みでキャベツやニラをたっぷり足してぐつぐつ煮込めば、博多もつ鍋の出来上がりです。
博多駅マイングの店舗でも購入できますよ。
常温での持ち運びもOKなので、博多の味をぜひお土産にどうぞ。
福岡市民のソウルフードと言われている「かしわの水炊き」の缶詰。
その前に「かしわって何?」という方も多いはず。
関西以西では聞きなれた言葉ですが、地鶏の羽が柏の葉っぱが紅葉した色に似ていたので、鶏肉をかしわと呼ぶようになったのが由来。
博多区にある内外実業の「博多かしわの水炊き」の缶詰は、60年以上渡って愛され続けているロングセラー品です。
独自の製法でじっくりと作り上げた骨付き肉がゴロゴロ入った、コラーゲンたっぷりの濃厚スープです。
正統派の食べ方は、缶から鍋に移し、好みで骨付き肉も鍋に入れて、空になった缶で1杯から3杯の水を加えて煮立てせます。
この中に野菜、豆腐、鶏肉などお好みの具を入れて、煮あがったらポン酢、二杯酢などでいただきます。
野菜から水分が出るので、決して薄めすぎないようにしてくださいね。
〆に卵を落とした雑炊を食べるのも忘れてはいけません。
スープストックとしての活用も大。
うどんのスープ、おでん、おじや、かしわご飯(炊きこみご飯)や九州名産のがめ煮(筑前煮)の出汁として使うと、濃厚スープのコクが加わって美味しさ倍増です。
6羽の鶏の絵もレトロで、歴史を感じさせる一品。
お料理好きな方へのお土産に喜ばれることでしょう。
日本全国のご当地ジャンボプリッツの九州地区限定版は、辛子明太子を練りこんで焼き上げた明太子味!
そう、やっぱり明太子なんです。
小分けしやすい14袋入りなので、職場へのお土産にもおすすめです。
普通のプリッツのつもりで噛むと、驚くほど硬めなのでご注意ください。
明太子味の細かい赤い粉が振りかけられていて、これがリアル明太子のつぶつぶっぽくて美味。
もちろんピリ辛なので、お子様へはミッキーのパッケージが可愛いマヨネーズ仕立ての「ちっちゃなプリッツ明太子味」をどうぞ。
博多駅銘品蔵、福岡空港、キャナルシティTHe HAKATAのショップなどで購入することができますよ。
誰もが知っているいちごポッキーは美味しいという事実。
そんないちごポッキーに、福岡のブランド苺、あまおう苺を使ったらどうなるのか?
ちなみに、「あまおう」の名前は、あかい・まるい・おおきい・うまいの頭文字をとって名付けられています。
福岡の温暖な気候で育ったあまおう苺の果肉を7%使用。
口の中で甘みと酸味がふわっと広がる贅沢な味のいちごポッキーが完成しました。
15袋の個包装になっているので、小分けにして他のお土産にプラスしても喜ばれそうですね。
森永の大人気お菓子、ハイチュウからも、九州限定のフレーバーが登場しています。
甘酸っぱさが特徴のあまおう味です。
いちごのあまおうは福岡から誕生した品種で、高い糖度と程よい酸味が魅力。
パッケージもさることながら、ソフトキャンディ自体も淡いピンク色でとっても可愛いんです。
お土産として喜ばれること間違いなしの商品です。
ご存知かっぱえびせんの九州限定は、やっぱり明太子味です。
九州旅行の思い出話のお供に、みんなで食べられるマイルドな辛さ。
かっぱえびせんは、1964年から続く美味しさ。
原料のえびは天然物で、数種類がブレンドされています。
頭からしっぽまで殻ごとすべて入っているので、カルシウムたっぷりです。
九州限定明太子味の内袋デザインは4種類あり、博多弁のつぶやきが書かれています。
「やめられない、とまらない」のフレーズも、博多弁だと「やめられんばい、とまらんばい」になります。
他にも高菜漬けなどのお漬物、イワシ明太子やサンマ明太子、明太子の皮で作った珍味に明太子味のおせんべいなど、喜ばれそうなお土産がいっぱいあります。
特に買いやすくておすすめなのは、JR博多駅構内のデイトスにある「みやげもん市場」やマイングのマイング横丁などです。
試食もたくさん置かれているので、味見して納得して買えるのが嬉しいですね。
ぜひ本記事を参考に、博多のうまかもんを見つけてみてください。
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最終更新日 : 2024/06/20
公開日 : 2017/09/26