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九州の東北端に位置し、九州と本州を結ぶ交通窓口となっている福岡県には観光名所が点在しています。
長い歴史の中で優れた伝統と文化を育んでおり、精巧な山笠をかついで疾走する「博多祇園山笠」の「追い山」が有名です。
豊かで美しい自然に恵まれているのも魅力の一つ。
北部は日本海、東部は瀬戸内海、筑後地方は有明海に面し、県の中心部には筑紫山地が連なっていて海も山も楽しめます。
また、焼き鳥、博多ラーメンなど特有の味付けがある食文化でも有名です。
名物料理が多く、食を楽しむために観光に来る旅行客も多く見受けられます。
県庁所在地である福岡市は九州最大の人口を誇り、城下町として古くから栄えてきました。
アジア各国から近く福岡空港からのアクセスも良いため、国内外を問わず多くの観光客で賑わう繁華街です。
美食の街としても知られる福岡でグルメを堪能したいなら「中州の屋台」は外せません。
また、「太宰府天満宮」への参拝や教科書でお馴染みの「漢委奴国王」の金印の鑑賞ができたりと、歴史を辿る旅も大いに楽しむこともできます。
一方で、海と山に囲まれているため郊外へ足を伸ばせば豊かな自然に触れられる魅力たっぷりなエリアです。
福岡市の姪浜渡船場からフェリーでわずか10分でたどり着く「能古島(のこのしま)」。
島内では、海はもちろんのこと四季折々の植物を鑑賞できます。
春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモス、冬は水仙と、福岡でも屈指のお花の名所です。
姪浜~能古間のフェリーの時刻表は こちら をご確認ください。
能古島は絶好の写真映えスポットでもあり、カメラをかまえた観光客やウェディングフォト撮影に訪れるカップルが多く見られます。
また、能古島渡船場からバスで13分ほどの場所にある「 のこのしまアイランドパーク 」では、予約不要+手ぶらで気軽に楽しめるバーベキューやコテージでの宿泊も人気。
特に夏は子供連れや若者のグループで大いに賑わっています。
住所 : 福岡県福岡市西区能古島
マップ : Googleマップ
アクセス : 姪浜渡船場より能古島渡船場までフェリーで約10分
電話番号 : 092-881-2494(のこのしまアイランドパーク)
定休日 : なし
営業時間 : 常時開放 ※フェリーの発着時間要確認
料金 : 【フェリー片道】大人 230円/子供 120円
公式サイト : 能古島
福岡といえば、やはり何と言ってもグルメの街!
そこでおすすめしたいのが、那珂川沿いに約100軒の屋台が連なる「中洲の屋台街」です。
博多名物としておなじみのラーメンから、もつ鍋、おでん、洋食、BARなど様々なジャンルのお店をハシゴすることができます。
夜を彩る屋台での食事は、他では経験できない福岡ならではの楽しみ方と言えるでしょう。
営業時間や雨天時の対応はお店ごとに異なります。
また、屋台にトイレは無いので事前に済ませておくのがベストです。
子供連れのファミリーにおすすめしたいのが「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボスイーゾフクオカ)」。
PayPayドームの隣にある、買い物、遊び、エンタメ、食事とあらゆる要素が詰まった複合型施設です。
屋外ではすべり台をはじめ3種類のアトラクションが稼働しており、アクティブ派の方の心もガッチリと掴まれます。
VR体験のような若者向けの施設も人気で、週末は多くの人で賑わう話題のスポットです。
「チームラボフォレスト」は、ファミリーだけでなくカップルや友達同士にもおすすめ。
どこで写真を撮ってもインスタ映えする幻想的な空間が広がります。
他にも、よしもとやHKT48の劇場などエンタメを楽しめるスポットもあるんです。
「せっかくの旅行なのに雨が降ってしまった」なんて時でも、ここに来れば一日中退屈せずに過ごせるでしょう。
住所 : 福岡市中央区地⾏浜2-2-6
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄唐人町駅より徒歩12分
電話番号 : 092-400-0515
定休日 : なし
営業時間 : 11:00~20:00 ※施設により異なる
料金 : 施設により異なる
公式サイト : BOSS E・ZO FUKUOKA
福津市の「宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)」は、全国にある宮地嶽神社の総本社です。
開運や商売繁昌にご利益があるとされ、毎年220万人以上の参拝客が訪れてます。
こちらの神社で有名なのが、太陽光が差し込み、参道から海へ一直線に光り輝く道ができる「光の道」。
1年の中で2月と10月の2回しか見られない神秘的な光景です。
ジャニーズグループ・嵐が出演したJALのCMによって一躍話題となり、今でも福岡の観光地として人気があります。
日本一のサイズを誇る「大注連縄」「大太鼓」「大鈴」も見応えがあります。
御朱印帳の種類も豊富で季節によってデザインが変わるため、コレクターの方は要チェックです。
また、参道にはたくさんの飲食店が並んでいるので参拝後のランチに困ることはなく、食べ歩きに人気な「松ヶ枝餅」も購入できますよ。
車移動や1泊以上の観光であれば、「宮地嶽神社」「宗像大社」「太宰府天満宮」の三社参りツアーを組んでも楽しいかもしれません。
住所 : 福岡県福津市宮司元町7-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR福間駅より徒歩25分
電話番号 : 0940-52-0016
定休日 : 年中無休
営業時間 :
料金 : 初穂料 5,000円~
公式サイト : 宮地嶽神社
福岡県の最西部に位置する「糸島市」。
福岡市から電車1本で気軽に行くことができ、街全体におしゃれなカフェやパン屋が点在する糸島は、2013年「福岡ウォーカー」の特集 "みんなの住みたい街ランキング in 福岡" で見事1位に輝きました。
特にインスタ映えスポットとして人気の「パームビーチ」や「ヤシの木ブランコ」は、連日多くの人で賑わっています。
糸島市内で最も有名な景勝地が、「 櫻井神社 」の社地で日本の渚百選にも選ばれている「桜井二見ヶ浦」です。
昼間は真っ白な鳥居とコバルトブルーのコントラストが美しく、夕方には写真のような絶景を見ることができます。
海中に姿を現した夫婦岩の間に夕日が沈む光景はロマンチックで、カップルからの人気がとても高いスポットです。
他にも糸島市には、観光名所「白糸の滝」や海水浴もできる「芥屋海岸」などがあり、デートやレジャーはなんでも楽しめますよ。
住所 : 福岡県糸島市志摩桜井
マップ : Googleマップ
アクセス : バス停二見ヶ浦(夫婦岩前)より徒歩1分
電話番号 :
営業時間 : 常時開放
公式サイト : 桜井二見ケ浦
※合わせて読みたい: 福岡・糸島のおすすめランチ10選!地元の新鮮野菜&海鮮とオーシャンビューを楽しもう♪
京都の「 北野天満宮 」 とともに全国天満宮の総本社とされ、本殿は国の重要文化財に指定されている「太宰府天満宮」。
学問の神様として菅原道真を祀る天満宮のひとつです。
2023年5月から2027年までは御本殿の大改修が行われているため、期間中は御本殿前に建設された仮殿で参拝をしましょう。
初詣の際には日本全国から毎年200万人以上、年間にすると850万人以上の参詣者が訪れるほど福岡観光では絶対外せないスポットです。
参道には多くのお土産屋さんやお茶屋が立ち並び、歩くだけでもとても楽しめます。
また、太宰府天満宮に来たからには「梅が枝餅」を食べてみてください。
もち米とうるち米の生地でつぶあんが包まれた一品で、濃いめの抹茶と相性抜群です。
アツアツの焼き立て餅はテイクアウトも可能なので、食べ歩きながらの散策もできますよ。
住所 : 福岡県太宰府市宰府4-7-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 092-922-8225
公式サイト : 太宰府天満宮
▼合わせて読みたい
・ 【完全ガイド】福岡「太宰府天満宮」を日帰りで満喫!観光やデートにおすすめの情報満載
・ 「梅ヶ枝餅」が楽しめるおすすめ店6選!福岡・太宰府名物を名店で堪能しよう
福岡県北東部に位置する北九州市周辺は、関門海峡面した本州に最も近いエリアです。
本州と九州の玄関口でもあり、福岡市に次ぐ九州地方第二の都市として栄えています。
一方、鉄鋼や化学などの基礎素材型産業に加えて、自動車や先端半導体、ロボットの加工組立型産業も盛んで、 「ものづくり技術」を活かした地域の活性化が行われているのも特徴の一つ。
周辺は周防灘(すおうなだ)と響灘(ひびきなだ)に囲まれ、史跡なども多く残る、自然と歴史が魅力の地域です。
アメリカCNNの「日本の最も美しい場所31選」に選出されたことをきっかけに、世界中から観光客が集まる藤の名所「河内藤園」。
近年では、「鬼滅の刃」に登場する藤棚に似ていることから聖地巡礼スポットとしても話題になりました。
藤の花は4月下旬~5月上旬頃になると見頃を迎え、22種類約100万本が咲き乱れた光景は見る者を圧倒します。
また、11月下旬頃には藤棚を囲む700本のカエデやモミジが色付き、紅葉を楽しめるスポットとしても人気です。
白や青紫、ピンクといった藤の花で埋めつくされた2つのトンネルは、思わずため息をついてしまうような美しさ。
一歩入園したら広がる藤のグラデーションは、そこから動きたくなくなってしまうほど素晴らしい光景です。
園内には急な傾斜を登らなくてはいけない場所もあるため、スニーカーなど歩きやすい靴を履いていきましょう。
なお、混雑緩和のために現地でチケット販売はされず、事前に購入しておく必要があります。
開園時期も年によって異なるため、詳しい情報は 公式サイト で確認してくださいね。
住所 : 福岡県北九州市八幡東区河内2-2-48
マップ : Googleマップ
アクセス : 北九州都市高速道路大谷IC・山路ICより20分
電話番号 : 093-652-0334
定休日 : 藤と紅葉のシーズン以外は閉園
営業時間 :
料金 : 藤 1,500円/紅葉 500円 ※大人(18歳以上)1名につき高校生以下2名まで無料
公式サイト : 河内藤園
明治初期に開港した「門司港」は、120年以上の歴史が詰まった観光スポットです。
外交貿易で栄えた時代の建物などが大正レトロ調に整備され、現在は「門司港レトロ」として人気があります。
最寄りであるJR門司港駅の木造駅舎は国の重要文化財で、現役の駅舎で指定されているのは東京駅丸の内駅舎と合わせて2つのみ。
風情ある佇まいと歴史的な建物、街並みを楽しむことができます。
周辺には有料駐車場が多数あるので、車での利用も可能です。
休日にはマルシェや音楽イベントなどが頻繁に行われており、国外からの観光客もたくさん訪れます。
こちらでお土産を購入するなら、おすすめは「門司港レトロバナナ」という焼き菓子。
門司港は国内最大規模のバナナの荷揚げ港で、威勢のいい「バナナのたたき売り」は伝統芸能として知られています。
また、ご当地グルメでは門司港周辺にあった喫茶店発祥の「焼きカレー」が人気です。
具材などに定義は無くお店によって特徴が異なるので、何度か訪れて食べ比べをしてみるのもおすすめですよ。
住所 : 福岡県北九州市門司区港町
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 093-321-4151
営業時間 : 施設により異なる
公式サイト : 門司港レトロ
八幡東区にある標高622mの「皿倉山」は、山頂から北九州の絶景を一望できる名所。
山頂まではケーブルカーとスロープカーを乗り継いで向かいましょう。
複数の登山コースが整備されているため、ハイキングや登山を気軽に楽しむこともできますよ。
市街地のすぐそばとは思えないほど豊かな自然に恵まれており、昆虫や動物も多く生息していてシーズンには百種類以上の渡り鳥観察が可能です。
また、2023年4月にリニューアルオープンした山頂の展望台レストランでは、北九州で一番高い場所でおむすびやカレー、ソフトクリームなどを満喫することができますよ。
「恋人の聖地」である天空ドームにはハート型のモニュメントが設置されており、ハートの鍵や絵馬は恋愛運がUPすると話題になりました。
現在は期間未定の改装工事中で入場できませんが、再開した際にはぜひ訪れてみてください。
夜景の美しさも圧巻で、山頂のパノラマ展望台から見える景色は「100億ドルの夜景」と称され「新日本三大夜景」の一つに選定されているんです。
工業地帯を中心に幻想的に輝く光景は、カップルのデートスポットとしても人気を集めています。
住所 : 福岡県北九州市八幡東区大字尾倉1481-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR八幡駅より徒歩25分、タクシーで5分
営業時間 : ケーブルカーの運行時間については こちら
料金 :
公式サイト : 皿倉山
昭和10年、国の天然記念物指定された鍾乳洞「千仏鍾乳洞(せんぶつしょうにゅうどう)」。
CMやテレビ番組で取り上げられることも多く、話題になりました。
一年を通して気温16度・水温14度程度を保っており、夏は涼しく冬は暖かいのが特徴で特に夏休みシーズンは多くの人で賑わう観光スポットです。
鍾乳洞内は、一般公開されている900mを往復でき、所要時間は40分ほど。
入口から480m進んだ「奥の細道」からは無料で貸し出されている草履に履き替え、探検家気分で水の中を歩きます。
とても足下が冷えますが、本堂にある食堂の「うどん各種」450円~や名物「カルスト饅頭」1個 120円(各税込)を食べれば身体の芯から温まりますよ。
ちなみに、千仏鍾乳洞内では、運が良ければこうもりが飛んでいる姿を見ることができます。
中国ではこうもりは全体運をアップさせる幸運の象徴として捉えられているそうで、ひと目みることができたら幸運を引き寄せられるかもしれません。
住所 : 福岡県北九州市小倉南区平尾台3-2-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 093-451-0368
定休日 : なし
営業時間 : 9:00~17:00 ※土日祝は18:00まで、秋冬季は日没まで
料金 : 大人 900円/中学生 600円/小学生 500円/幼児(4歳以上)200円
備考 :
公式サイト : 千仏鍾乳洞
福岡県南部に位置する筑後エリア。
豊かな自然を活かした農林水産業や、地場産業、 商工業などの多様な産業が活発で、 文化、 さらに個性ある都市群など、 魅力に満ちた地域です。
緑豊かで懐かしい日本の風景が残り、肥沃な筑後平野に九州一の大河・筑後川が流れる自然に豊かな観光スポットが点在しています。
約420年前、柳河城築城の際に人工的に整備されたお堀を、船に乗って七曲り、七めぐりしながら下っていく「柳川(やながわ)川下り」。
所要時間は1時間ほどで、熟練した巧みな竿さばきによって狭い水路を危なげなく進みます。
四季折々に目を和ませてくれる柳川の美しさを、船頭が歌う北原白秋の船唄にのせて堪能することができますよ。
また、冬には体を温めながら川下りを楽しむ「こたつ船」が人気(12月~2月)。
豊かな自然と歴史ある城下町を眺めつつお鍋や熱燗を味わうのは、なんとも言えない幸福です。
終着点には柳川名物「うなぎのせいろ蒸し」のお店が連なっているので、下船後にはぜひご賞味ください。
住所 : 〒832-0822 福岡県柳川市三橋町下百町1-6
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0944-73-4343
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00~17:00(受付は15:30まで)※17:00以降は要予約
料金 : 大人(中学生以上)1,700円/小人(5歳~小学生)850円
備考 :
公式サイト : 水郷柳川観光 大東エンタープライズ 柳川観光開発
農水省が定める「日本の棚田百選」の一つが「つづら棚田」。
丁寧に積まれた石組みのほどんどが約400年前のものと言われています。
面積7ヘクタール・約300枚を誇る田んぼの景観は、うきは市随一の観光スポットです。
棚田周辺の四季折々で変わる景観に圧倒されます。
田植えの時期(5月下旬頃)になると水鏡に青空や雲が映し出され、朝日や夕日が反射した幻想的な空間に。
9月には黄金の稲穂と真っ赤な彼岸花が咲き誇ることでも知られており、ふたつのコントラストが素晴らしいと遠方より多くの観光客が訪れるスポットです。
つづら棚田では、新米や地元農産物などの販売に加えて田植えや収穫体験も行われています。
大自然に囲まれて棚田を眺めながら食べるおにぎりは格別の美味しさですよ。
住所 : 福岡県うきは市浮羽町新川3227
マップ : Googleマップ
アクセス : 大分自動車道杷木ICより車で25分
電話番号 : 0943-77-5611(うきは観光協会)
営業時間 : 常時開放
公式サイト : つづら棚田
ゆるやかな傾斜の丘陵地に広がる「八女(やめ)中央大茶園」は、福岡を代表する八女茶の一大生産地です。
新茶の時期である4月~5月中旬が特に見頃で、見渡す限り緑色の絨毯が敷かれたような感動的な風景が広がります。
同時に茶摘みが始まり、緑一面から少しずつ風景を変えていく姿も楽しむことができますよ。
晴れた日には八女市街や有明海も望める絶好のロケーションが広がり、撮影スポットとしても人気があります。
GW前後になると、茶園入口近くの姫道会館で新茶の試飲や販売が行われます。
清々しい景色だけでなく、新鮮なお茶の香りと旨味を満喫できるのも魅力的ですね。
また、展望台のカフェ「 グリーンモンスター 」では、季節を問わず茶葉を使用した絶品スイーツやドリンクが味わえます。
店内にもテーブルが数席ありますが、せっかくなら外へ出て絶景を眺めながらいただきましょう。
住所 : 福岡県八女市本
マップ : Googleマップ
アクセス : 九州自動車道八女ICより車で25分
電話番号 : 0943-22-6359(八女中央茶共同組合)
営業時間 : 常時開放
公式サイト : 八女中央大茶園
「寺町」の名の通り、この一帯は17の寺院が集まって一つの景観を作っています。
有名どころは、高村権内の墓がある「妙善寺」や、青木繁の師匠・森三美の墓がある「妙蓮寺」、久留米つつじの始祖・坂本元蔵の墓「妙正寺」などです。
各寺は一般開放されており、境内・庭園を 眺めて歩いたり、ひとつひとつの寺院の違いを見比べたり、歴史情緒に浸ったりと、 落ち着いた楽しみ方ができます。
また、ひっそりと佇む「寺町」を堪能したあとは、寄り道に久留米名物、久留米ラーメンを食べるのもおすすめです。
博多ラーメンとはまた違って、醤油ベースのさっぱりとしたラーメンを味わうことができますよ。
住所 : 福岡県久留米市寺町
マップ : Googleマップ
アクセス : 西鉄久留米駅より徒歩10分
電話番号 : 0942-33-4422(久留米市観光案内所)
営業時間 : 寺院により異なる
公式サイト : 寺町
県の内陸部に位置する筑豊(ちくほう)は、福岡市や北九州市との交通アクセスが比較的良好な地域です。
地名の由来は筑前国と豊前国の頭文字をとったもので、明治時代以降新しく生まれた地域区分であり、現在では北九州市のベッドタウンとしての位置付けとなっています。
意外と知られていないのが、有名なお菓子が生まれたところであるということです。
千鳥屋(飯塚市)の「チロリアン」、さかえ屋(同)のロングセラー「なんばん往来」などはお土産の定番でもあります。
全国的に有名な「ひよ子」(飯塚市・現在は福岡市南区)や「チロルチョコ」(田川市・現在は本社を東京に移し、田川市で製造)も、筑豊の地から誕生しました。
また、これからご紹介する「脇田温泉」をはじめ銭湯や露天風呂などが豊富で、豊かな自然に囲まれながら心と身体をリラックスさせることができますよ。
開湯は奈良時代とも言われ、江戸時代の筑前国続風土記にも温泉名が登場する「脇田温泉」。
田んぼから温泉が湧き出たことからその名がつけられたそうです。
温泉街は犬鳴川が流れ、風情のある街並みを散策することができます。
春は桜、夏はホタル、秋は紅葉、冬は雪華に彩られ、四季折々の表情が豊かで目でも日々の疲れが癒されますよ。
戦後は北九州市や福岡市の奥座敷として栄えましたが、現在では静かな温泉地として複数の温泉どころが立ち並んでいます。
そんな中でもおすすめは、露天風呂付きの客室がある「湯めぐりの宿 楠水閣」。
貸切の家族風呂完備、日帰りでの温泉利用も可能とあらゆるニーズに応えてくれるホテルです。
脇田温泉はアルカリ性の単純温泉で、神経痛、胃腸病、リウマチ、皮膚病、貧血症などに効くとされています。
住所 : 福岡県宮若市脇田507
マップ : Googleマップ
アクセス : 九州自動車道若宮ICより車で13分
電話番号 : 0949-54-0123
定休日 : 年中無休
営業時間 : チェックイン 15:00/チェックアウト 10:00
福岡を代表する銘酒「寒北斗(かんほくと)」の酒蔵があるのは、福岡県のほぼ中央に位置する嘉麻市。
日本酒造りにとって命とも言える水は、清らかな嘉麻川の伏流水を、屋敷内の2つの井戸で汲み上げて使用しています。
清澄な水への感謝を込めて名付けられた「玉の井酒造」からはじまり、現在は「寒北斗酒造」として享保14年から300年以上に渡って酒造りを続けているそうです。
その中で、酒販業界から"福岡を代表する銘酒を作りたい"と相談を受け、1985年に「寒北斗 本醸造 生酒」を発売。
以降、吟醸・純米吟醸・大吟醸と種類を増やしながら全国のコンクールで数々の賞を受賞し、2008年には、「寒北斗 吟醸酒」が全国酒類コンクールで日本一に選出されています。
2023年7月現在、蔵の見学は中止していますが、店内では日本酒が販売されているためお土産の購入は可能です。
周辺には他の酒蔵もあるのでぶらりと散策もできますよ。
住所 : 福岡県嘉麻市大隈町1036-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 八木山バイパス穂波東ICより車で30分
電話番号 : 0948-57-0009
定休日 : 日曜日、第2・第4土曜日、お盆、年末年始
営業時間 : 9:00~17:00
料金 : ツアー以外は無料
公式サイト : 寒北斗酒造
飯塚観光でぜひ訪れていただきたいのが、見事な回遊式庭園に囲まれた「旧伊藤伝右衛門邸」です。
筑豊の炭鉱王・伊藤伝右衛門と妻で歌人の白蓮が過ごしたお屋敷で、国の重要文化財に指定されました。
休日でもあまり混雑しておらず、ゆったりと鑑賞を楽しめる穴場のスポット。
朝ドラのロケ地として使用されたことで話題になり、一時は観光客が3倍以上に増えたそうです。
また、飯塚市観光協会主催のイベント会場にもなっており、定期的に様々な企画展が開催されています。
庭園以外にも見どころが満載で、建物の随所には洗練された意匠がみられます。
白蓮の希望により九州で初めて採用されたのが、水洗トイレやアールヌーボー調を採り入れた洋間の応接間、食堂、書斎などの内装。
これらは建築学的にも価値があるそうで、明治、大正、昭和時代の風情を感じる貴重な文化遺産となっています。
施設への入館料が安く少し離れた場所には無料の駐車場があるので、気軽に足を運んでみてください。
住所 : 福岡県飯塚市幸袋300
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0948-22-9700
定休日 : 水曜日、年末年始 ※イベント期間中は無休
営業時間 : 9:30~17:00(入館は16:30まで)
料金 : 大人 310円/小・中学生 100円 ※土曜日は小・中・高校生無料
公式サイト : 旧伊藤伝右衛門邸
食の都と言われる福岡県。
味付けは濃く、甘めの醤油を使った特有の料理が豊富で、「福岡の食を楽しむためだけに訪れた」という方も近年では多く見られます。
そこで、ここでは福岡に来たなら「これだけは必ず食べるべし!」という絶品グルメをご紹介します。
福岡といえば、言わずと知れた「豚骨ラーメン」。
こってりした味付けと細麺でクセになる一杯となっています。
福岡にはあらゆるところにラーメン店があるため迷いに迷うと思いますが、定番の「一蘭」や「一風堂」だけでなく、有名な中洲屋台街で博多の雰囲気を楽しみながら食べてみるのも良いでしょう。
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牛または豚のもつ(ホルモン)を使った「モツ鍋」は、福岡県の郷土料理です。
ニラとキャベツをたっぷりと使い、だしには醤油と味噌などを使ったご当地の味付け。
寒い冬には身体に染み渡り、福岡の味付けを楽しめる一品となっています。
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もともと朝鮮半島から輸入をしていたのですが、朝鮮との貿易が盛んだった福岡で日常の惣菜として販売されたことが名産品となった理由の一つと言われています。
お店によって味付けが違うので、自分好みの明太子を探すのも楽しいでしょう。
鶏ガラでとったダシに、鶏肉、白菜、にんじんなどを入れ煮込んだ博多の郷土料理「水炊き」。
まろやかで優しいスープに鶏ガラのダシがしっかりときいていて、素材の旨味がふんだんに感じられる一品です。
具材はポン酢につけていただきます。
余談ですが、福岡ではコンビニで肉まんを買うとポン酢がつきます。
福岡育ちの筆者は東京で肉まんを買って、何も貰えないことに驚愕しました。
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福岡県柳川市の名物料理として有名な「うなぎのせいろ蒸し」。
各店秘伝の焼き方や蒸し方、味付けで腕を競っており、柳川ならではの風流の中楽しむことができます。
滋養強壮にも良いとされるうなぎは、疲れをしっかりと癒やして元気にしてくれます。
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今回は、福岡県のおすすめ観光スポットをエリア別に紹介しました。
各地域には歴史に伴ったスポットが点在しており、見どころが満載です。
ぜひ一度福岡に来て、観光名所だけでなくグルメも楽しんでみてくださいね。
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最終更新日 : 2024/05/14
公開日 : 2018/04/13