top > 東アジア・中国・台湾 > 日本 > 福岡
本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
太宰府天満宮の参道周辺の見どころやおすすめの観光スポットを紹介
木組みのデザインが美しい「スターバックス 太宰府天満宮表参道店」
小さな子どもが思いっきり遊べるレトロ遊園地「だざいふ遊園地」
太宰府天満宮では、太宰府に左遷されて亡くなった菅原道真公が祀られています。
菅原道真公が平安時代に学者や一流の政治家として活躍したため、学問の神様として広く知られることとなりました。
また、至誠や厄除けの神様としても知られています。
そのため、受験合格はもちろん、学業成就や厄除け、火難除けなどさまざまなご利益を期待できるのです。
御本殿は国の重要文化財に指定されているほか、境内には指定文化財がたくさんあります。
楠や四季折々で咲き誇る花を鑑賞しながら歩くのもおすすめです。
太宰府天満宮をただ参拝して終わるのはもったいありません。
そこで、ここからは太宰府天満宮に来たらチェックしておくべきポイントを紹介します。
太宰府天満宮を観光する際の参考にしてください。
2階建ての門のことを楼門といいます。
太宰府天満宮の楼門は表と裏で見た目が異なる珍しい門で、表面は上下に屋根のある二重門なのですが、本殿側の内側から見ると、下層に屋根はなく一重の門となっているのです。
鮮やかな朱塗りが美しく、格好の撮影スポットとなっています。
10月1日から10月31日の間は「飛龍天神ねぶた」が楼門に掲げられてライトアップされるため必見です。
これは10月18日の「特別受験合格祈願大祭」の開催に合わせたものなので、合格祈願に太宰府天満宮を参拝する場合はこの期間に行くといいかもしれません。
太宰府天満宮の御本殿は、菅原道真公の墓所の上に立っています。
現在の建物は1591年に再建したもので、国指定の重要文化財です。
鮮やかな御本殿には漆が使われています。
毎年6月に漆塗りが行われ、御本殿を美しく保っているのです。
夏場には、漆塗りが終わったばかりの美しい本殿を拝むことができるので、ぜひ注目してください。
太宰府天満宮には菅原道真公が丑年生まれであったり牛との結びつきが強かったことから、銅や石でできた牛の像が数多く奉納されています。
御神牛には「撫でたところがよくなる」という言い伝えがあり、銅の牛の頭の部分は撫でられすぎてテカテカになっています。
太宰府天満宮の入口の鳥居にある御神牛は目立つ場所にあるのと、特にサイズが大きいため観光客に人気です。
写真を撮るだけで行列ができたりしていますが、これは単に「目立つから」という理由だけでとりわけ意味はありません。
先ほどご紹介した楼門の前の御神牛は、比較的空いているのでおすすめです。
太宰府天満宮の境内にはいくつもの大きな樟がありますが、もっとも大きいのは社務所の北側にあるものです。
全体像を撮影すると大きさが分かります。
大樟と比べると、人間はおろか建物まで小さく見えるほどです。
樹高は39メートルほどあるそうなので、10階建てのマンション以上の高さということになります。
幹のそばに近づくと大迫力です。
天然記念物に指定されているという旨の立て札がありました。
太宰府天満宮の参道から、九州国立博物館に向かう道沿いに「如水の井戸」があります。
この井戸は、軍師として有名な黒田官兵衛が太宰府天満宮を仮住まいとしていたときに、茶の湯に使っていた井戸と言われています。
奥には黒田官兵衛を祀った「如水社」があり、歴史ファンには必見のスポットです。
太宰府天満宮は「学問の神様」として有名なので、受験生や受験生の子をもつ親御さんが多く訪れます。
そのため、絵馬の願い事も合格祈願が目立ちます。
お土産に学業のお守りを買い求める参拝客が多いため、種類が豊富に揃っていました。
お札や常に持ち歩けるキーホルダー、ストレートに「受験合格」と記したものなど様々です。
その中でも特に目を引いたのは 「学業えんぴつ」 です。
2B・HB・マークシート用と揃っています。
「太宰府天満宮」と書かれた鉛筆で試験の本番に挑むのはモチベーションが上がりますよね。
お守りと一緒に買ってもいいですし、2Bは小学生のお子さんのお土産におすすめです。
太宰府天満宮は自然豊かな境内なので、四季折々で異なる表情を見せてくれます。
1月下旬~3月上旬は梅が見ごろです。
御神木「飛梅」の開花は早く、1月中旬には見頃を迎えます。
また、6月上旬~中旬頃には花菖蒲が見頃を迎えます。
花菖蒲を鑑賞することができるのは、如水の井戸の前にある東神苑の菖蒲池です。
約55種類3万本が咲き誇ります。
同時期に、北神苑付近では約5000株の紫陽花を楽しむことができるので、梅雨の季節に太宰府天満宮に行く際は要チェックです。
住所 : 福岡県太宰府市宰府4丁目7−1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 092-922-8225(9時~17時)
公式URL : 太宰府天満宮
太宰府天満宮の参道や参道付近の路地には、外せない観光スポットや見どころが多数あります。
今回はその中でも特に外せないものをご紹介します。
太宰府天満宮の参道名物は「梅ヶ枝餅」です。
多数の店舗で扱われており、 一律120円 で販売されています。
どの店舗も「餡を包んだ焼き餅」ということは変わらないのですが、餅の食感や餡の味づくりが微妙に違っているので、食べ比べも楽しいですよ。
※合わせて読みたい: 「梅ヶ枝餅」が楽しめるおすすめ店6選!福岡・太宰府名物を名店で堪能しよう
筑紫庵本店は鶏の唐揚げの専門店ですが、唐揚げを挟んで和風の味付けを施した和風ハンバーガーが人気です。
ボリュームのあるハンバーガーですが、味付けは和風なので女性でもさっぱりと食べられます。
太宰府名物の梅の味付けが爽やかです。
太宰府天満宮の守り神が鳥(鷽)であることや、お店のある通りが「小鳥居小路」と呼ばれていることから、鶏料理を専門に扱うようになったお店です。
絶品の唐揚げはダシがよく染みており、噛めば噛むほど口の中に旨味が広がります。
太宰府の歴史を噛みしめながら味わってみてください。
住所 : 福岡県太宰府市宰府3-2-2
マップ: Googleマップ
電話番号 : 092-921-8781
定休日 : 不定休
営業時間 : 11:00-18:00
料金 :
大宰府バーガー 500円
合格祈願バーガー 500円
筑紫庵のからあげ 500円
太宰府からあげ 500円
太宰府合格からあげ 500円
博多めんたいからあげ 500円
ゆず塩からあげ 500円
西鉄太宰府駅のそばにある「一蘭 太宰府参道店」は、単なる一蘭ではなく 「合格づくし」のプレミアムショップ です。
提供されているのは太宰府参道店限定の 「合格ラーメン」 です。
「合格」とかけた五角形のどんぶりには、太宰府の象徴である梅や「合格」と記された絵馬、どんぶりの底には「決定」という文字が書かれています。
どんぶりの角からスープを飲むと「すんなり入る」ようになっており、ここも合格に向けたこだわりポイントです。
そのどんぶりの中に入っているのは 「合格麺」 。
この合格麺、何が違うのかというと…
麺が「合格」の語呂合わせで59cm となっていて、通常の麺と比較すると2倍以上の長さとなっています。
その他にも、一蘭 太宰府参道店では以下のような合格に向けた取り組みが行われています。
なぜここまでやるのか?という点について、一蘭の方に尋ねてみたところ「受験生にエールを送りたい、お客様に幸せをお届けしたい」という想いで、太宰府参道店をオープンしたということでした。
これほど「合格」に徹底したラーメン屋は日本中どこを探してもないのでは?と思います。
受験生の方や受験生の身内の方、ゲン担ぎにいかがでしょうか。
太宰府天満宮に行った際には、立ち寄ってみることをおすすめします。
住所 : 福岡県太宰府市宰府2-6-2
マップ: Googleマップ
電話番号 : 092-921-5117
定休日 : 無休
営業時間 : 9:00-19:00
料金 :
合格ラーメン 890円
合格セット 1410円
公式URL : 一蘭 太宰府参道店
スターバックスの太宰府天満宮表参道店は、建築家・隈研吾氏が建築した店舗として、開店当初から大きな話題になりました。
無機質なモダンなデザインに伝統的な木組み構造のデザインをプラスしたことで、伝統と現代が融合した独特の空間づくりに成功しています。
木組み構造は店内にも続いており、木の香りと一緒にコーヒーを楽しむことができます。
住所 : 福岡県太宰府市宰府3-2-43
マップ: Googleマップ
電話番号 : 092-919-5690
定休日 : 不定休
営業時間 : 8:00-20:00
公式URL : スターバックス太宰府天満宮表参道店
太宰府には太宰府天満宮以外にも訪れたい観光スポットが数多くあります。
ここからは、太宰府に来た時に合わせて寄りたいおすすめの観光スポットをご紹介します。
九州国立博物館は、太宰府天満宮からアクセストンネルを使って簡単に行けるので、参拝ついでに立ち寄るのがおすすめです。
これが太宰府天満宮からの九州国立博物館への入口です。
ここから徒歩7分程度でたどり着きます。
天井の高いエントランスには驚かされます。
規模の大きな博物館です。
特別展は面白い展示を行っていることも多いので、太宰府に行くときは事前に何をやっているのか確認することをおすすめします。
住所 : 福岡県太宰府市石坂4-7-2
マップ: Googleマップ
電話番号 : 050-5542-8600
定休日 : 月曜(祝日・休日の場合は翌日)
開館時間 : 9:30-17:00(金・土曜は20:00まで、入館は閉館30分前まで)
公式URL : 九州国立博物館
だざいふ遊園地は1957年に開園した遊園地です。
派手な遊具はないものの、小さな子どもが楽しく遊べるような遊具が揃っています。
のりものフリーパスは2,500円と格安で、子どもと保護者(18歳以上)が一緒に購入した場合は2,000円になるという割引もあるためお得です。
住所 : 福岡県太宰府市宰府4-7-8
マップ: Googleマップ
電話番号 : 092-922-3551
定休日 : 不定休
営業時間 :
10:30-16:30(平日)
10:00-17:00(土日祝)
料金 :
入園料・こども(3歳〜小学生) 400円
入園料・おとな(中学生以上) 500円
入園料・シニア(65歳以上) 400円
フリーパス・大人・小人共通 2500円
公式URL : だざいふ遊園地
竈門神社は縁結びの神様の神社で、良縁を求める若い女性に人気の神社です。
お札お守り授与所はとてもおしゃれで、神社というよりデパートの専門店といった雰囲気です。
彩り豊かなお守りは、見ているだけでも楽しいです。
お札お守り授与所の裏は展望台のようになっており、太宰府を一望できます。
春は桜、秋は紅葉が綺麗な神社で、デートスポットとしてもおすすめです。
住所 : 福岡県太宰府市内山883
マップ: Googleマップ
営業時間 : 8:00-19:00(お札お守り授与所)
電話番号 : 092-922-4106
公式URL : 宝満宮 竈門神社
坂本八幡宮は、新元号「令和」の由来となった「万葉集」の「梅花の歌三十二首の序文」を執筆した大伴旅人の邸宅と言われています。(諸説あり)
「万葉集」の「梅花の歌三十二首の序文」で描かれているのは、歌人たちが集まって梅の歌を詠み合った「梅花の宴」の様子です。
その「梅花の宴」がここ坂本八幡宮のあった場所で行われたのではないかと言われているため、「令和の聖地」となり、多くの観光客が訪れています。
住所 : 福岡県太宰府市坂本3丁目14-23
マップ: Googleマップ
大宰府政庁跡の隣にある「大宰府展示館」では、令和の由来となった「梅花の宴」の様子を表した博多人形のジオラマを見ることができます。
新元号「令和」が発表された際には、ニュース映像にこちらのジオラマが何度も放映されて話題になりました。
新元号「令和」の発表直後からこのジオラマは観光客に大人気です。
非常に丁寧に作りこまれた博多人形で、「梅花の宴」ののどかな様子を上手く再現している作品ですので、ぜひ坂本八幡宮と一緒に鑑賞してみてください。
大宰府展示館は入場無料で、このジオラマ以外にも太宰府史跡関連の遺物などを多数展示しています。
住所 : 福岡県太宰府市観世音寺4丁目6-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 092-922-7811
定休日 :
月曜日(祝日の場合はその翌日)
年末年始(12/28~1/4)
開館時間 : 9:00-16:30
料金 : 無料
公式URL : 大宰府展示館
今回は太宰府天満宮の見どころをはじめ、周辺の観光スポットをご紹介しました。
太宰府天満宮は単なる合格祈願の場所ではなく、四季折々で表情を変える見どころの多いスポットです。
周辺にも魅力的な観光スポットがたくさんあり、観光客を飽きさせない場所となっていますし、新元号「令和」の由来の場所として、これからも人気は高まってくると思われます。
ぜひ本記事を参考に太宰府を巡ってみてください。
▼合わせて読みたい
・ 福岡の観光名所18選!福岡グルメから温泉まで楽しみつくす旅行スポットを厳選
・ 福岡のお土産まとめ!明太子・ラーメン・スイーツまで博多駅と空港で買えるおすすめ土産10選
最終更新日 : 2020/12/03
公開日 : 2019/05/30