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オーストリアといえば、音楽の国。
実は音楽の都ウィーンの文化だけでなく、チロル・アルプスの大自然、サウンド・オブ・ミュージックの世界が広がるザルツカンマーグートなど、オーストリアは小さな国の中に見どころがぎっしりと詰まっています。
ハプスブルク家が残した歴史的な遺産や、その領土であった中央ヨーロッパの国々からもたらされた文化や料理などの影響も色濃く残っており、地域によってさまざまな魅力を持つ国です。
オーストリアに行くなら、ウィーンだけでなくその他の地域にも訪れて楽しんでいただきたいところ。
旅行の際にはオーストリア国内でありながら、まるで違う国に来たような風景や文化を楽しんでください。
オーストリアとは、中欧オーストリア共和国の通称。
人口880万人、首都は音楽の都として名高いウィーン。
ドイツ の南方に位置し、西側はリヒテンシュタインと スイス 、南は イタリア とスロベニア、東はハンガリーとスロバキア、北はドイツと チェコ と隣接する国。
アルプスやチロル地方のような大自然を擁しながらも、ウィーンやザルツブルクなど音楽文化の影響を色濃く残す都市も存在します。
公用語はドイツ語、使用通貨はユーロです。
日本との時差は、サマータイム(夏時間)の3月終わり〜10月終わりは7時間、それ以外は8時間となっています。
オーストリアは、治安が安定しており比較的安全な観光地。
しかし、日本人として気を付けておきたいことがいくつかありますので、ここでご紹介しておきます。
ヨーロッパ南西部の国々に比べ、オーストリアの治安は良好。
スリや置き引き被害はそこまで多くはありませんが、最低限の警戒心は持って行動しましょう。
電車で眠ったり、カバンや貴重品を置いたまま席を離れたりと日本にいるように振る舞いはしないように心がけてください。
オーストリアの公用語はドイツ語。
語源が同じゲルマン語族である英語とドイツ語は似ている部分も多々あり、ドイツ語圏の人々にとって英語はさほど難しいものではありません。
オーストリアでもウィーンのような都市では英語が通じることが多いです。
ただし、都市から離れた地域の年配者は、ドイツ語しか分からないという人もいます。
ホテルやレストランなどではほとんど英語で困ることはありませんが、「Grüß Gott(グリュスコット)/南ドイツやオーストリアで使われるこんにちは」「Danke schön(ダンケシェーン)/ありがとう」などの挨拶をすると、機械的な英語の接客ではなく、愛想良く対応してくれるようになることがあります。
ヨーロッパでは公衆トイレといえど無料ではなく、必ず0.5〜1€のコインが必要になります。
マクドナルドやデパートでさえ、チップがないと入れないところも多く、その際50セントコインが必要になることもあります。
そして、多くの場合日本のように清潔なトイレではありません。
できればトイレはホテルやレストラン、観光地の施設内で済ませましょう。
オーストリアやドイツの移動で気を付けてほしいのが、「うっかり切符を購入せずに電車・バスに乗ってしまった」というキセル行為です。
オーストリアやドイツのほとんどの地域では、日本のような改札口が存在せず、出口からそのまま電車のプラットホームに出られてしまいます。
そのため、うっかりチケットを購入し忘れることもしばしば。
この行為は、覆面取り締まり係によって罰金刑となるので注意してください。
外国人であろうと、うっかり忘れていただけであろうと、問答無用で60〜70€の支払いを求められます。
オーストリアは英語ではAustriaと、オーストラリアAustraliaに非常に似ています。
日本語でもこの2カ国は名前が似ていますね。
オーストリアを オーストラリア と間違えないように気を付けましょう。
ウィーンは、オーストリアの首都。
人口は186万人の最も大きな町であり、「リング」と呼ばれる環状の大通りに囲まれた旧市街を中心とした町です。
1278年スイスの地方貴族だったハプスブルク家がウィーンに本拠地を移したことで発展し、17世紀には独自の文化を形成するまでになりました。
その後、城壁が撤去され、オペラ座やウィーン市庁舎など「音楽の都」として華開きます。
ハプスブルク家を代表する歴史や、貴族文化の影響を受けた芸術に触れ合える町です。
ウィーン南西部に位置する、最も多くの観光客が訪れる世界遺産の宮殿。
オーストリア継承戦争で大きな影響を与えた女帝マリア・テレジアによって、美しい姿となった豪華な宮殿です。
内部はもちろん、彫刻が立派な噴水を擁する広大な庭園や動物園など、多くの見どころがあります。
特に動物園は動物との距離が近い温室など、日本とは異なる文化を垣間見ることができるのでおすすめです。
庭園内の噴水も見どころのひとつ。
また、クリスマス時期には宮殿前で行われるクリスマスマーケットは華やかで見逃せないスポットです。
住所:Schönbrunner Schlossstr.
マップ: Googleマップ
交通アクセス:U4SchönbrunnまたはHietzing下車またはトラム10、58番Schloss Schönbrunn下車
開館時間:4~6月/8:30~17:30、7〜8月/8:30~18:30、9〜10月/8:30~17:30、11~3月/8:30~17:00
料金:
グランドツアー/€16.40、学生€15(日本語オーディオガイド付き、見学可能な40室全て見学可)
ガイド付きツアー:€19.40、学生€18、インペリアルツアー/€13.30、学生€12.30(オーディオガイド付き、東翼を除く部屋を見学可能)、シシィ・チケット/€28.80、学生・ウィーンカード割引€25.70(待ち時間なしでグランドツアー可能な王宮、王宮家具博物館込みのチケット)
ハプスブルク家が13世紀後半から1918年まで約600年にわたって住居としてきた王宮。
増改築が繰り返され、18棟2,500以上の部屋が迷路のように入り組んだ建物です。
ミヒャエル広場の南側のフランツ2世像が立つ中庭から入る皇帝の部屋は、当時のハプスブルク家の暮らしぶりを知ることのできるので特におすすめです。
銀器コレクションとシシィ博物館も見ごたえがあります。
また、王宮の礼拝堂で行われるウィーン少年合唱団のミサも要チェック。
宮廷礼拝堂少年聖歌隊として、15世紀に神聖ローマ皇帝によって創設された少年合唱団を起源に持つウィーン少年合唱団は、海外各地で公演を行っており、多くの人がその名前を聞いたことがあると思います。
そんな彼らの「天使の歌声」を毎週日曜日とキリスト教の祭日に行われる王宮礼拝堂で聴くことができます。
チケットの目安は~35€です。
住所:Innerer Burghof
マップ: Googleマップ
交通アクセス:U3 Herrengasseまたはトラム1,2D番Burgringまたはバス1A、2A Michaelerplatz下車
開館時間:9:00~17:30(7.8月は~18:00)
料金:皇帝の部屋、シシィ博物館、銀器コレクション共通€13.90、学生・ウィーンカード割引€11.90(日本語オーディオガイド付き)
12世紀から300年かけて建造されたオーストリア最大のゴシック教会。
高さ137mの南塔は、寺院の塔としては世界第3位の高さを誇ります。
地下にはオーストリア皇帝の内臓を納めたツボや、ヨーロッパ中で猛威をふるったペストで死亡した市民の白骨を山積みにしたカタコンベがあります。
住所:Stephansplatz 3
マップ: Googleマップ
交通アクセス:地下鉄U3 Stubentorまたはバス3A Stephansplatz下車
開館時間:北塔/8:15〜16:30、南塔/9:00〜17:30、カタコンベ/10:00〜11:30,13:30〜16:30
料金:北塔/5.5€、南塔/4.5€、カタコンベ/5.5€(英語・ドイツ語ガイドツアー)
サヴォイ公オイゲンの夏の離宮として建てられた宮殿。
内部は19~20世紀のオーストリア絵画を展示した美術館になっています。
特にグスタフ・クリムトのコレクションは多く、代表作「接吻」は必見。
その他、シーレ、ココシュカ、マカルトといった、ウィーン世紀末の巨匠たちの作品も見ておきましょう。
オーストリアの絵画文化を深く感じるのにおすすめのスポットです。
住所:Prinz-Eugen-Str. 27
マップ: Googleマップ
交通アクセス:トラムD番Schloss Belvedere下車
開館時間:10:00~18:00
料金:大人€14、学生€11.50、ウィーンカード割引€12.50
スカラ座、メトロポリタン歌劇場と共に世界3大オペラ座と謳われるウィーン国立歌劇場。
年間約300日間オペラやバレエが上演されており、ほぼ毎日異なる演目に入れ替わっています。
短い滞在でも複数の演目が楽しめます。
チケットは演目によって異なりますが、1階席目安で100~300€。
当日のみ発売の立ち見3€の席もあります。
本場ウィーンで本物の芸術に触れられる数少ない機会をお見逃しなく。
住所:Operngasse 2
マップ: Googleマップ
交通アクセス:地下鉄U1、2、4 Karlsplatz下車
オーストリアで最も有名なカフェのひとつ、本家ザッハートルテの店。
ホテル・ザッハー内の、赤を基調とした洗練されたお店です。
ウィーンの雰囲気を満喫するのにぴったり。
ここのザッハートルテは絶対に食べておきましょう。
住所:Philharmonikerstr.4
マップ: Googleマップ
交通アクセス:地下鉄U3 Stubentorまたはバス3A Stephansplatz下車
開館時間:8:00〜24:00
定休日:無休
ザンクトぺルテンは、小さいながらもバロック様式の建物が非常に多い街です。
ヤコブ・プランタウアー、ルーカス・フォンなど、オーストリアで有名なバロック時代の建築家や画家が多く、この町に自身の軌跡を残しています。
ザンクト・ペルテンの町で最もおすすめが、このドーム教会。
外観の立派さと新しさと歴史の交わりを感じられる教会です。
内部は圧倒されるほどの豪華絢爛さ。
駅からのアクセスも良く、行きやすい観光スポットです。
住所:Domplatz Sankt Pölten
マップ: Googleマップ
交通アクセス:ザンクトペルテン駅より徒歩10分
音楽ファンは要チェックの劇場。
ウィーンフィルなどの公演が行われる大きな劇場です。
新しくきれいなホールで聴く音色は伸びやかで、オーストリアの旅をより彩ってくれることでしょう。
住所:Kulturbezirk 2 Sankt Pölten
マップ: Googleマップ
交通アクセス:St. Poelten駅より徒歩15分
開館時間:9:00〜17:00
オーストリア北部のドナウ川下流地域に広がる絶景スポット。
南北の山脈の間を36kmに及ぶ渓谷一帯が世界遺産に登録されています。
渓谷周辺には古城や修道院、古い町並や豊かなブドウ畑があり、これらの景観を楽しみながら川を下る「ドナウクルーズ」も人気です。
住所:Wachau Austria
マップ: Googleマップ
交通アクセス:ウィーン西駅よりメルク下車、メルクからドナウ川遊覧船でデュルンシュタイン、デュルンシュタインよりウィーン・フランツ・ヨーゼフ駅下車
ウィーンより南西に電車で1時間ほどの位置にある峠ゼメリング。
ここを通るゼメリング鉄道は、1854年アルプスを越えた最初の山岳鉄道であり、世界遺産に登録された初めての鉄道です。
現在約40キロメートルの区間が世界遺産に指定されていて、山岳鉄道ならではの自然を活かした路線設計が楽しめます。
交通アクセス:ウィーン・マドリンク駅より1時間10分
ブルゲンラント州は100年前までハンガリー領だった州です。
その州都であるアイゼンシュタットは、ウィーンからわずか1時間の場所にありながら、異なる文化圏に来たような気持ちにさせる町。
また、ハイドンゆかりの地として知られる、クラシック音楽ファンにおすすめのスポットです。
エステルハーズィ宮殿は、アイゼンシュタットがハンガリー貴族のエステルハーズィの領土であったころの名残り。
宮殿内は、オーディオガイドによる個人見学が可能です。
当時のハンガリー貴族の暮らしぶりを丁寧に見ていくことができます。
住所:Esterházyplatz 5, 7000 Eisenstadt
マップ: Googleマップ
開館時間:1月2日~3月末/9:00~17:00、4月~11月上旬/9:00~18:00、11月中旬~12月30日/9:00~17:00
料金:9€(ハイライトツアー)
オーストリアを代表する「交響曲の父」フランツ・ヨーゼフ・ハイドン。
彼は音楽家としての人生のほとんどをエステルハーズィ家に仕え、数多くの曲を残しています。
当時、原則として宮殿敷地内に住まうことになっていた宮殿使用人の中でも、ハイドンには宮殿近くに家が与えられていました。
現在その家が見学可能な観光スポットとして公開されています。
住所:Joseph Haydn-Gasse 19 & 21 7000 Eisenstadt
マップ: Googleマップ
開館時間:3月下旬~5月末/9:00~17:00(日祝/10:00~17:00)、6月~11月上旬/9:00~17:00(日祝/10:00~17:00)
料金:4€ 19歳以下無料
宮殿から近いエステルハーズィ家が建てた教会。
かつてハイドンがミサのためにオルガン演奏をしており、現在ハイドンが眠る場所でもあります。
ハイドンは教会の北側のモダンな建物の中の霊廟に葬られています。
住所:Joseph Haydn-Platz 1 , 7000 Eisenstadt
マップ: Googleマップ
開館時間:9:00〜17:00
料金:2€
オーストリア第3の都市であり、町の名を冠するチョコレート会社でも有名。
世界最古のケーキとされるリンツァートルテ発祥の地でもあるので、お菓子好きにおすすめしたい町です。
リンツ観光の目印、旧市街のまさに中心。
広場を取り巻くバロック様式の建物がヨーロッパらしい景色を楽しませてくれます。
広場中央にある大理石でできた聖三位一体の柱は、18世紀初頭のトルコ軍との戦いや、当時ヨーロッパ全土を巻き込んで流行したペストの鎮静化に感謝して建てられた記念柱です。
住所:Hauptplatz, 4020 Linz
マップ: Googleマップ
リンツが誇る最先端メディアテクノロジーを体験できる未来型ミュージアム。
ヨーロッパの古き歴史から少し離れて、変わった旅がしたい人におすすめです。
最新テクノロジーとアートの融合した世界に一歩足を踏み入れれば、これまでなかったヨーロッパ旅の強烈な思い出になること間違いなし。
住所:Ars-Electronica-Straße 1, 4040 Linz
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オーストリアの最も美しい観光スポットとして有名な場所。
2,000m級の山々と湖に囲まれた美しいスポットです。
世界最古の塩坑をめぐるツアーもあり、近年人気を集めています。
住所:Hallstatt 4831
マップ: Googleマップ
交通アクセス:ザルツブルクよりリンツ行き特急でアットナング・プッフハイムまで約45分、シュタイナッハ・イルドニング行きに乗り換え
ケルンテン州の州都。
オーストリアの最高峰グロースグロックナーの姿を仰ぐ大自然を感じられる町です。
ヨーロッパの大自然の壮大さを感じたい人におすすめ。
冬と夏で全く異なる顔を見せてくれる湖です。
特に冬は雪化粧された周囲の景色が映り込み、非常に幻想的な姿を見せてくれます。
住所:9082 Maria Wörth, Austria
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荘厳で華やかな内部と、塔に登った展望が見どころの教会。
塔の上からは足元の州庁舎の塔をはじめ、クラーゲンフルトの街並みやこの地方特有の優しい山々の緑を眺められます。
住所:Pfarrhofgasse 4 , 9020
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アクセス:ウィーン南駅より4時間〜4時間30分、グラーツより約1時間45分ザルツブルクより3時間45分
ザルツブルクは、ザルツブルク州の州都。
Salz/塩、burg/城という名の通り、古くから塩の交易で栄え、世界遺産に登録された美しい街並みが残る町です。
ザルツブルク大聖堂やホーエンザルツブルク城、モーツアルトの生家を擁するザルツァッハ川の左岸エリアは世界遺産に登録された歴史地区とされ、「北のローマ」「北のフローレンス」とも呼ばれています。
首都ウィーンや南ドイツのミュンヘンから日帰りで行ける大人気の観光地。
作曲家モーツァルトゆかりのスポットや、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のロケ地など、音楽ファンは見逃せない名所がたくさんあります。
旧市街の中にあるオーストリアが生んだ天才ピアニスト・モーツァルトの生家。
様々な資料が展示されており、1 階では特別展示が年ごとに違ったテーマで行われています。
住所:Getreidegasse 9, 5020 Salzburg
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アクセス:ザルツブルグ中央駅より徒歩15分
営業時間:9~6月/9:00~17:30、7・8月/9:00~20:00
定休日:無休
入場料:大人:11€ 19歳以下:4.5€
レジデンツ広場は大司教が居住していた2つの宮殿が建つ広場。
宮殿の一部は一般公開しているので、ぜひ宮殿内の様子も楽しんでみてください。
当時の暮らしぶりや歴史を感じさせる建物ながら、穴場スポットなのでおすすめです。
住所:Residenzpl 5020 Salzburg
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アクセス:ザルツブルク中央駅より徒歩15分
8世紀からの長い歴史をもつザルツブルグ大聖堂。
2つの大理石の塔を持つ美しい大聖堂には精巧な装飾が施され、ザルツブルクを代表するバロック様式の建物です。
中にはヨーロッパ最大級のパイプオルガンも備えられており、こちらも見どころ。
住所:Domplatz 1a, 5020 Salzburg
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アクセス:ザルツブルク中央駅より徒歩25分またはタクシー10分
開館時間:〜17:00
アルプスの山並みを背景に、小高い丘の上に建てられたザルツブルクのシンボル。
11世紀に造られてから1度も敵に占領されたことがない、ヨーロッパでは稀有な城塞です。
一番高い所で標高508mの位置にあり、城からは、ザルツブルグ市街を一望することができます。
住所:Moenchsberg 34, Salzburg
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交通アクセス:ザルツブルグ中央駅よりバスで10分、カピテル広場近くよりケーブルカーで1分
開館時間:5月〜9月/9:00〜19:00、10月〜4月/9:30〜17:00
定休日:なし
料金:12.9€、子供 7.4€(ケーブルカー込み)
映画「サウンド・オブ・ミュージック」に登場したミラベル宮殿。
大司教が愛人のために建築したもので、庭からはザルツァッハ川を挟んでホーエンザルツブルク城と大聖堂の美しい姿が望める絶好のスポット。
庭園にはギリシャ神話をモチーフにした石像や噴水があり、季節の色彩鮮やかな花々とのコントラストが美しいスポットです。
宮殿は現在市役所や図書館として使用されているので、利用は無料で、大理石の間も見学する事ができます。
住所:Mirabellplatz, 5020 Salzburg,
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アクセス:ザルツブルク中央駅より徒歩15分
開館時間:8:00〜18:00
料金:無料
聖ペーター修道院は、696年に創立されたドイツ語圏内で最古の修道院。
修道院教会はザルツブルク最古で、ザルツブルクでは最も魅力的な教会のひとつです。
1143年に完成し、1625年に改築、1757~1787年にかけてロココ様式の装飾がなされました。
教会内は厳かな雰囲気に包まれており、天井に描かれた聖ペーターの生涯を表すフレスコ画は必見。
教会敷地内には、岩窟の礼拝堂や作曲家ハイドンの弟の記念碑、17世紀からの埋葬地があります。
住所:Sankt-Peter-Bezirk 1, 5010 Salzburg
マップ: Googleマップ
交通アクセス:ザルツブルク中央駅より徒歩30分またはタクシーで20分
開館時間:6:30〜18:00
インスブルックは、チロル州の州都。
風光明媚な観光地、ウィンタースポーツの地として世界的に知られる町です。
1964年と1976年に冬季オリンピックの開催地であったことでも知られています。
かつてドイツとイタリアを結ぶ宿場町として古くから栄えた旧市街地。
旧市街の中心・黄金の小屋根は、騎士の馬上槍試合など広場でのイベントを楽しむため、マクシミリアン1世が建設させたロジェ。
金箔を施した2,657枚の銅板屋根が目印です。
また、女帝マリア・テレジアに因んで名づけられた、豪華なショッピングストリートマリア・テレジア通りは、旧市街から南の凱旋門まで続いています。
街並みはもちろん、そのいたるところに歴史を感じられるスポットです。
住所:Innsbruck
マップ: Googleマップ
金の小屋根近くのコングレスからケーブルカーとロープウェイを乗り継いで頂上駅まで。
それだけで別世界が広がる景色に出会えます。
山の地下を走るケーブルカーと、2本のロープウェイを乗り継げばそこは岩肌を晒す雪山。
荘厳さを感じながら周囲を見渡せば、インスブルックの町を一望できるスポットです。
住所:Hoehenstrasse 145 Innsbruck
マップ: Googleマップ
料金:37€(行き帰り)
フォアアールベルク州の州都・ブレゲンツは、ボーデン湖に臨む交通の要衝として発展してきた町です。
湖上の舞台オペラを開催する春と夏のフェスティバルで世界に広くその名を知られています。
湖の上に設営された舞台を使った、独特の演出が有名な音楽フェスティバル。
この音楽祭は、オペラの演出との組み合わせが特徴で、1946年から毎年開催されています。
2年に一度演目が変わるため、何度行っても楽しめます。
住所:Platz der Wiener Symphoniker 1
マップ: Googleマップ
Bregenz 6900
街から湖と反対側に坂をのぼった、丘の上の教会。
旧市街地に建てられた歴史を感じさせられます。
内部のステンドグラス、外観ともに美しく、訪れた者に「一見の価値あり」と思わせる教会です。
住所:Kolpingplatz 1, 6900 Bregenz
マップ: Googleマップ
開館時間:月〜金 9:00〜18:00
ボーデン湖の傍らにそびえる山・プフェンダーに昇るロープウェイ。
昇ってる途中の景色はもちろん、山からのボーデン湖畔の景観は一見の価値あり。
山頂には歩いてまわれる山の動物園があり、動物を見ながら散策できます。
また、アスレチックや斜面を利用したチューブ型の滑り台などがあり、子ども連れも楽しめるようになっています。
住所:Steinbruchgasse 4
マップ: Googleマップ
料金:夏/13€、冬/10.6€(行き帰り)
開館時間:月〜金 7:00〜19:00
オーストリアは日本に比べて小さな国ですが、かつて帝政時代に各地方で支配権が異なっていたため、今も各地方により風土・文化が大きく異なります。
同じ国の中に、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパ、西ヨーロッパの文化が混在する国。
ひとつの国でさまざまな文化を感じられる面白い国です。
ぜひ、ヨーロッパ旅行をお考えならオーストリアを候補に入れてください 。
最終更新日 : 2022/08/16
公開日 : 2018/03/22