本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
日本の面積の20倍以上という広大な国、オーストラリア。
アメリカ合衆国のアラスカ州を省いた面積とほぼ同じで、国内に3つの時間帯が存在するという事はあまり知られていないかもしれません。
シドニーやメルボルン、ブリスベーン、キャンベラなどの都市部を除けば、そこは大自然の宝庫。
サンゴの美しいグレートバリアリーフ、世界一の一枚岩エアーズロック、4万年前の湖跡地や、奇岩群、野生動物も暮らす原生林など、見どころは尽きません。
コアラをはじめ、カンガルー、ウォンバット、ワラビー、カモノハシ、タスマニアンデビル、エミュー、カモノハシなど、珍しいオーストラリア固有種の動物にも出会えるチャンス。
古くからワーキングホリディ制度があり、日本との交流も盛んなので親日家の方も多く、治安も良いので、日本人にとってはとても旅行しやすい国の一つと言えるでしょう。
国名:オーストラリア連邦
首都:キャンベラ
国土:769万2,024平方キロメートル
人口:約2,499万人
民族:アングロサクソン系等欧州系が中心。
言語:英語
宗教:キリスト教52%,無宗教30%
通貨:オーストラリアドル=約76円(2020年8月時点)
日本とオーストラリアの間は、 日本航空 、 全日空 、 カンタス航空 、 ジェットスター が直行便を運航しています。
オーストラリアの主要都市(シドニー、パース、ケアンズ、メルボルン、ゴールドコースト、ブリスベーン)に運航しているのでとても便利。
1番近いケアンズまでは約7時間半、シドニーまでは約9時間20分です。
カンタス航空はオーストラリアのフラッグキャリアであり、オーストラリア国内最大の航空会社です。
エコノミーの機内食が3種類からのチョイスであったり、事前予約が出来たりと、機内食には定評があります。
機内でもオーストラリア気分を味わいたいという方なら、カンタス航空がおすすめです。
日本人がオーストラリアへ3カ月以内の観光目的で入国する際には、ETASと呼ばれる電子渡航許可システムへの登録が必要です。
ETASは、 オーストラリア移民局の公式サイト に登録申請し、問題がなければ早くて当日に承認の連絡が入ります。
有効期限は1年間で、その間何度でも出入国可能。
特にスタンプやステッカーはなく、空港でのチェックイン時に航空会社が取得の有無を確認するシステムです。
3ヶ月以上の滞在、ワーキングホリディ、ビジネス目的の場合は別途各種ビザが必要なのでご注意ください。
オーストラリア入国に際しては、パスポート(残存3カ月以上)と機内で配られる入国カードが必要です。
入国カードの記入方法については、こちらの ページ を参考にしてください。
シドニー を州都とするニューサウスウェールズ州には、オーストラリアの総人口の約3分の1の人々が生活をしています。
そのうち3分の2以上の人々がシドニーで生活をしており、実質的なオーストラリアの文化、経済、そして歴史の中心地となっています。
他の地域に比べると四季がはっきりしているのが特徴です。
20世紀を代表する世界的な建築物として知られるのが、オーストラリア最大の都市シドニーにあるオペラハウスです。
14年ほどの歳月をかけて作られたこの建物は、その特徴的な屋根の形で人々に知られています。
貝殻または帆船の帆のようと形容される屋根は、100万枚を超える白とクリーム色のタイルからなっていて、その輝く白さが観光客の目を引いてやまない優美な建築物です。
オペラハウスは、2007年にユネスコの世界文化遺産に登録され、オーストラリア観光の際は外せないと言えるおすすめスポットの一つです。
一年を通じてたくさんのオペラやコンサートが行われるオペラハウスは、オーストラリアの文化芸術の中心地としても有名です。
この建物は世界三大港であるシドニー湾にあり、美しい街並みとのコントラストが見のがせないおすすめ観光スポットです。
まず印象的なのは、先ほども少し触れました屋根の形状です。
とても複雑に重なる美しい白い屋根は、人類の知恵と美への探求心を感じることができます。
オペラハウスの純白の屋根は、昼間はオーストラリアの青く澄んだ空を映し出す巨大なキャンバスのようです。
一方、夜になるとオペラハウスはライトアップされるため、日中とは全く異なる幻想的でシックな雰囲気を醸し出します。
また、5~6月にはライトアップイベントが開催され、色鮮やかな光でオペラハウスの屋根が美しく飾られ、観光客の目を楽しませてくれます。
今度は白い屋根がスクリーンのように変化して私たちを魅了してくれるので、この時期にオーストラリアを観光される方にはぜひ訪れていただきたいおすすめのスポットです。
しかし、オペラハウスの魅力は外部だけではありません。
本格的な劇場にコンサートホールもある、世界文化遺産に登録された建物の内部をぜひ観覧するのがおすすめの観光コースです。
館内見学のためのツアーに参加すれば、誰でも内覧できます。
時間も1時間弱と手ごろで、日本語のガイドやパンフレットが用意されています。
ツアー中には、オペラハウスがどうして世界文化遺産に登録されたのか、その秘密を知ることもできます。
住所:Sydney Opera House Bennelong Point, Sydney NSW 2000
マップ: Googleマップ
営業時間:なし(オフィス:8:30~17:30、日曜は9:00~16:00)
料金:無料~(観劇する場合チケット代別、オペラハウスツアーは24 AUドル)
定休日:なし
公式URL: オペラハウス
シドニーはシドニー湾によって、シティ側とノース側に分かれています。
その間を結んでいるのが、こちらのハーバーブリッジで、1920年~30年代に不況対策の公共工事として作られました。
全長1149m、幅49m、アーチの一番高い部分は海面から134mの高さがあります。
シングルアーチ橋としては、ニューヨークのベイヨン橋に次いで、世界第二位の大きさ。
世界一車線が多い橋として知られ、自動車道が8車線、鉄道路線が2路線、両側には歩行者・自転車用の歩道も設けられています。
その見た目から、古いハンガー(Old Coat Hanger)と呼ばれ親しまれています。
何といってもその美しい姿が魅力です。
歩いて渡る事はもちろん、パイロンと呼ばれる支柱にある展望台兼博物館ににのぼって見学したり、アーチの最高峰部分にのぼるアトラクションを楽しむこともできます。
おすすめはノース側からシティ側へのウォーキングです。
もちろん往復歩くのもいいですが、片道だけならば、断然ノース側からシティ側へのウォーキングが良いです。
シティの「サーキュラー・キー」からフェリーで約13分、海上からオペラハウスとハーバーブリッジを眺めながらノース側の「Jeffrey Street Wharf」へ渡ります。
そこから、ハーバーブリッジに向かうと、「BRIDGE STAIRS」という階段が見えてくるので、そこがスタート地点になります。
前方にオペラハウスやシティのビル群を眺めながらの絶景ウォーキングは、渡り切るまで約30分といったところです。
シティ側にあるパイロン(支柱)の一つが展望台兼博物館になっています。
ハーバーブリッジの鉄柱、鉄脚部分を目の前で見る事ができ、真下には車が行きかうという珍しい景色を楽しめます。
ハーバーブリッジ建設の歴史、建設中の写真パネル、蝋人形などが展示されていて、関連のお土産も売っています。
インストラクターと一緒に134mのアーチ頂上部分を目指すツアー。
安全スーツを身に着けて、命綱を着用して自分の足でゆっくりと頂上に向かいます。
日中のデイクライム、夕方のトワイライトクライム、夜間のナイトクライム、夜明けのドーンクライムなどがあり、所要時間は約3時間半から4時間程度。
参加者にしかわからないスリルと、360°パノラマの絶景を楽しみましょう。
ツアー費用は季節、時間帯によって色々で、旅行会社からのオプショナルツアーもたくさん出ています。
オフィシャルサイト からも申し込めますよ。
住所:Sydney Harbour Bridge, Sydney ,Australia
マップ: Googleマップ
営業時間:パイロン展望台 10:00~17:00
料金:大人(13歳以上)19AUドル、学生12AUドル、子供(5歳~12歳)9.5AUドル
オーストラリア観光の中心都市として多くの人に人気のシドニーから、車に乗り約2時間で到着するのがサウス・ウェールズ州の代表的な観光地、スリー・シスターズです。
ここへは、車だけでなくシドニーから列車に乗ってくることもできます。
最寄り駅のカトゥーンバ駅からは、歩いて30分強でスリー・シスターズが見られるエコーポイントに到着します。
スリー・シスターズとは、2000年にユネスコの世界自然遺産に登録されたグレーター・ブルー・マウンテンズ内にある砂岩の岩のことです。
砂岩が風化してできた岩はいろいろな場所で見ることができますが、さすがに900メートルを超える高さの3連の岩はまず見ることができないでしょう。
また、ここグレーター・ブルー・マウンテンズには約90種のユーカリの木があり、これらの木から発生する油分が太陽によって温められて気化し、森全体に広がって青く美しい霧ができます。
これが、この場所の名前の由来です。
スリー・シスターズと共にこの青くて美しい霧を眺めるのが、ここでのおすすめの観光の仕方です。
このスリー・シスターズには、名前の由来ともなる先住民のアボリジニの伝説があります。
3人の美しい姉妹が、争いから身を守るために長老によって岩に変えられてしまい、争いののちにも人の姿に戻ることなくここに残っているというお話です。
その他にも様々な伝説がありますが、こうした伝説の存在が悠久の大地と共に生き抜いてきた彼らの文化を感じさせる、オーストラリア観光ならではのものです。
そんなお話を考えながら、スリー・シスターズを眺められる絶景のエコーポイントを訪れるのがおすすめです。
さらに、このスリー・シスターズは少し晴れたエコーポイントから眺めるだけではなく、周辺の遊歩道を使ってすぐそばにまで行くことができます。
展望台のエコーポイントから全体を見て楽しむだけでなく、この奇岩を間近に見ることでさらに感動が深まります。
しかも、遊歩道は初級・中級・上級とコースがあり、体力や時間によって選べるのもおすすめです。
ユーカリの森に住む美しい動物や鳥たちに出会えたり、眼下に見えていた森と奇岩を今度は真下から見上げたりすることができます。
そんなスリー・シスターズは、オーストラリア大陸を観光していることを味わうことができるおすすめの観光地です。
住所:Blue Mountains National Park, Katoomba NSW 2780
マップ: Googleマップ
営業時間:9:00-17:00(ビジターセンター)
料金:無料
定休日:12/25(ビジターセンター)
公式URL: ブルーマウンテンズ
シドニーから車でおよそ2時間半~3時間、美しい海と眩しいほどの真っ白の砂丘が美しいポートスティーブンス。
イルカやクジラの生息地としても知られ、手つかずの自然を満喫できるエリアとなっており、シドニーの人たちにも人気のある避暑地です。
一帯には26ものビーチがあり、家族やカップルでのんびり過ごそうと泊りがけで訪れる人が多く、様々な宿泊施設やアクティビティが充実しています。
穏やかな入り江を持つネルソンベイは、100頭近い野生のイルカが生息しています。
ドルフィンウォッチングクルーズに参加して、ゆったりと泳ぎ回る可愛いイルカに会いに行きましょう。
週末限定で、海中でイルカを見るドルフィンスイムも行われています。
また、5月~11月にはクジラウオッチングクルーズが人気です。
ネルソンベイから車でわずか10分走ると、ストックトンの大砂丘に到着。
オーストラリア最大級の約32キロ続く砂丘では、豪快に4WDで走り回ったり、高さ30メートル・60度の傾斜から板で滑り降りるサンドボードが楽しめます。
トマリー国立公園ではユーカリーの原生林の中を歩くことができるので、運が良ければ野生のコアラに出会えるかもしれません。
車が無いとアクセスが大変なので、シドニーからのツアーに参加するのがおすすめです。
ニューサウスウェールズ州の南に位置するビクトリア州は、本土の州では1番小さいですが、州都 メルボルン はシドニーに次ぐ第二の都市となっています。
イタリア、ギリシャなどヨーロッパ系、ベトナム、中国などアジア系など様々な人種が見られるのも特徴です。
美しいメルボルンの街には見どころがたくさんあります。
トラムに乗って街をブラブラしたりカフェに入るだけでも楽しいですが、ぜひ足を運んでいただきたいのがロイヤルエキシビジョンビルディング、王立展示館です。
オーストラリアの世界遺産はそのほとんどが自然遺産なのですが、2つだけ文化遺産があり、その1つはシドニーのオペラハウス、もう1つがこのロイヤルエキシビジョンビルディングです。
その上、オーストラリアに19ある世界遺産(2018年時点)の中でも1番最初に認定された(2004年)場所でもあります。
1880年に開催された万国博覧会のために、カールトン庭園の中に建てられたロイヤルエキシビジョンビルディング。
19世紀に各地で開催された万国博覧会の歴史を伝える唯一現存する建物として、2004年に隣接のカールトン庭園とともに世界文化遺産に選定されました。
1901年、初めてオーストラリア連邦会議が行われた場所であり、最初にオーストラリア連邦旗が掲揚された場所としても知られています。
ちなみに、ロイヤルという名称は1984年にエリザベス女王がビクトリア州を訪れた際に、敬意を表して付けられたものです。
ビザンチン、ロマネスク、ルネッサンスなどの様式を取り入れた、クラシカルかつ壮麗な建物は外観だけでも見応えあり。
現在でも様々なイベントや卒業式、入学試験などで使用されていますが、使用されていない日は基本的に毎日午後2時からガイドツアーが行われていて、内部見学をすることができます。
夜にはライトアップされるので、また違った雰囲気を楽しめますよ。
シティ中心部からでも徒歩10分程度と足を運びやすいです。
住所:9 Nicholson St, Carlton, Vic 3053
マップ: Googleマップ
営業時間:イベントにより異なる
料金:イベントにより異なる
公式URL: ロイヤルエキシビジョンビルディング
オーストラリア第二の都市、ビクトリア州の州都メルボルンから車で1時間30分ほど走れば、グレート・オーシャン・ロードの入り口トーキーに到着です。
メルボルンへは日本からの直行便が飛んでいるので、多くの日本人旅行者にとても人気のある観光地の一つです。
さて、トーキーから海岸沿いにおよそ260キロメートル先のアランスフォードまで続く道が、絶景ポイントがたくさんあるおすすめの観光スポット、グレート・オーシャン・ロードです。
この辺りは南極方向から吹く強い風と波のため、複雑に入り組んだ海岸線や海の中にたたずむ奇岩が見られることで有名です。
加えて、入り組んだところにある美しいビーチやユーカリの森、熱帯雨林から清流までと大自然がぎゅっと詰まっています。
中でも一番有名な観光ポイントは、9つの岩からなる12使徒(Twelve Apostles)。
ここに寄らずにグレート・オーシャン・ロード観光はありえない、と言われるほどのおすすめ絶景ポイントです。
先ほどよりご紹介しているグレート・オーシャン・ロードの海岸線は、まさに神秘的の一言に尽きます。
12使徒と呼ばれる9つの岩も、海の中から70メートルもの高さの岩が突き出しています。
石灰岩でできたこれらの岩は数千万年前までは地続きでしたが、強い風と波の力で削り取られ今の形になりました。
石灰岩と言えば、生物の死骸が何億年という長い年月をかけて堆積してできたものです。
これだけでも、地球の営みの素晴らしさを観光客に感動と共に伝えており、必見の観光スポットと言えます。
また、雨が止んだ後に雲の間から光が12使徒に差し込む姿は、まさに神々しいという表現がぴったりです。
グレート・オーシャン・ロードに魅力は、海岸の美しさだけではありません。
この地域には、陸上にも海中にも多くの野生動物が生息しています。
ユーカリの森にはコアラが、低木地帯にはたくさんの野生のカンガルーが住んでいて、観光客の目を楽しませてくれます。
海に目を向ければ、そこにはたくさんの海鳥やイルカ、アザラシにザトウクジラなどの豊富な生き物を目にすることができます。
野生の生き物を観察できるのも、ここグレート・オーシャン・ロードがおすすめの観光スポットの理由の一つです。
グレート・オーシャン・ロードでの観光を楽しむため、ヘリコプターでの遊覧飛行や海沿いに設置されているハイキングコースを巡るのがおすすめです。
サーフィン好きの方は、ヨハンナビーチやベルズビーチで波を楽しむのもいいですね。
住所:Great Ocean Road
マップ: Googleマップ
営業時間:24時間
メルボルンから車で約2時間、フィリップ島自然公園は、ヴィクトリア州の野生動物の楽園として知られています。
野生動物保護区、豊かな湿地帯、海岸線の絶景が広がり、大自然の雄大さと動物たちの可愛さを実感できる人気の観光地です。
メルボルンからは、公共バスでも行く事が出来ますが、島内の移動が不便なのでレンタカーがおすすめです。
もしレンタカーがない方は、メルボルン発着のツアーを利用すると良いでしょう。
多くの人がフィリップ島を訪れる理由は、日没になり海から陸にあがってくる体長わずか30cmほどのリトルペンギンが、まるでパレードのように並んで巣に帰っていく「ペンギンパレード」を見るためです。
他にも「コアラ保護センター」や「チャーチル島のヘリテージファーム」などの見どころがあり、時間があれば宿泊をしてゆっくり観光するのが良いでしょう。
フィリップ島のペンギンコロニーは、1920年代には既に観光地化されて人気を集めていました。
一日も休むことなく、海に行き餌を摂って巣に帰る親ペンギンですが、12月から2月にかけては、巣で待つ可愛い雛の姿を見ることもできます。
巣に戻って親を待ちわびた雛との親子対面は、見ていて飽きる事がないでしょう。
2月は観光客が一番増える時期なので、個人旅行の方は前売り券を購入するのがベターです。
チケットには一般席、一般席よりペンギンに近づけるペンギンプラス、ペンギンプラスの席の下に設置された地下スペースから、ペンギンの目線で観察できるというアンダーグラウンドビューイングなどがあります。
経験豊かなレンジャーガイドが解説をしてくれる現地ツアーもあり、ペンギンにより近づく事が出来る特別観覧席からの見学ができます。
また、180度見渡せる特別室から、スナックを食べながら専属レンジャーと共に見学できるVIPツアーもあります。
住所:1019 Ventnor Road, Ventnor, Victoria, 3922
マップ: Googleマップ
料金:
大人(16歳以上)27.25ドル
子供(4歳~15歳)13.50ドル、
ファミリー(大人2人と子供2人) 68ドル
※プラン、観覧ポジションによって値段は異なります。詳しくは以下の公式URLを参照してください。
公式URL: フィリップ島自然公園
オーストラリアで2番目に大きなクイーンズランド州は、オーストラリアの多彩な魅力が詰まった見どころいっぱいの州です。
世界遺産の海グレートバリアリーフ、美しい砂浜が続くゴールドコースト、オーストラリア第3の都市ブリスベーンなど、世界的にも有数のトロピカルリゾートが人気です。
オーストラリア北東部クイーンズランド州に位置する世界最大のサンゴ礁地帯、それがグレートバリアリーフです。
ここは2,000キロメートルを超える長さと、3,500万ヘクタールという広さがあります。
これは、日本の本州が全部収まってしまうほどの大きさです。
1981年にはユネスコの世界自然遺産に登録され、オーストラリアを代表する象徴の一つとして世界中の観光客に人気があります。
さらに、この美しい海を楽しもうと多くの観光客がマリンスポーツをするために訪れます。
また、空からの景色を楽しむ遊覧飛行があり、こちらも観光客におすすめのアクティビティです。
加えて、グレートバリアリーフにはハート形をしたリーフがあるため、こちらを見るために訪れる観光客もたくさんいます。
グレートバリアリーフの最大の魅力は、なんといっても美しいサンゴ礁の海です。
この澄み切った海を眺めているだけで、日頃の疲れやストレスはどこかへ消えてしまうほどです。
せっかく世界最大のサンゴ礁帯まで来たのなら、マリンスポーツを楽しんでみませんか?
すぐに楽しめるおすすめアクティビティは、シュノーケリングです。
難しい技術も講習・道具も必要なく、すぐに美しい海を楽しむことができます。
もし時間があれば、ぜひおすすめしたいのがダイビング。
ボートに乗って沖合の島やリーフまで行き、そこで貴重な海の生物と一緒に泳ぐのは言葉にできないほどの感動体験です。
グレートバリアリーフは、オーストラリアの中でもとても多くの貴重な海の生き物が住んでいる場所です。
その中には絶滅が危惧されている生物もいることから、自然の美しさだけではなくその貴重さを肌で感じることができるおすすめのスポットです。
その他にも、シーカヤックやフィッシングなどの自然を満喫できる楽しみがあります。
リゾートホテルへの宿泊も良いですが、テントを借りてアウトドア体験するのも忘れられない想い出になるはず。
様々な選択肢があるグレートバリアリーフは、オーストラリア観光で外せないおすすめポイントです。
住所:Queensland, Australia
マップ: Googleマップ
オーストラリア最大の観光地として世界的に有名な都市、ゴールドコースト。
そのゴールドコーストからおよそ30分という距離にあるのが、カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリです。
この自然動物保護園にはオーストラリア固有種の動物だけでなく、オーストラリア大陸に生息する数多くの動物たちに触れ合うことができるおすすめの観光スポットです。
また、より自然に近い環境をというコンセプトの中、動物たちが生き生きと過ごしている雰囲気を楽しむことができます。
こちらの動物保護園は60エーカー(東京ドーム約5.5個分)の広さがあり、もう一度行きたいと感じるほどの貴重な体験ができますよ。
オーストラリアの先住民アボリジニのダンスショーも開催されているので、ぜひご覧になってみてください。
こちらの自然動物保護園は、日本でいう動物園とは少し雰囲気が異なります。
あくまで野生動物の保護園という位置づけがされており、動物たちが第一として扱われています。
園内ではたくさんの動物たちが快適で自由に活動している姿を見ることができ、私たちが本当の野生を感じながら楽しむことができるおすすめの観光地です。
忘れてならないのは、コアラの抱っこ体験。
観光でオーストラリアを訪れたなら必須のアクティビティですが、ここでは専門の係員の指導があるためコアラに余計なストレスを与えることなく楽しめます。
観光の思い出に残る一枚を撮るのに、とってもおすすめの観光スポットです。
そして、コアラだけでなくカンガルーへの餌やり体験や色鮮やかで美しい野生の鳥への餌付けショー、赤ちゃんワニを抱く体験などなど、数多くの大自然と触れ合うアクティビティがあります。
それに加えてナイトツアーに参加すれば、昼間では決して見ることができない野生動物の別の姿に出会えること間違いありません。
動物たちの愛くるしくそしてたくましい姿を見られるナイトツアーは、もう一つのおすすめの観光ルートです。
広大な敷地の園内ですが、移動のためのミニトレイン(SL)があるため快適に回ることができます。
お子さんだけでなく大人も存分に楽しむことができるカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリは、オーストラリア観光のおすすめ目玉スポットの一つです。
住所:28 Tomewin Street, Currumbin, Gold Coast, Queensland 4223, Australia
マップ: Googleマップ
営業時間:8:00~17:00 [ナイトツアー]19:00~21:45
料金:公式サイトにて確認して下さい
定休日:12/25
公式URL: カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリ
ゴールドコーストと言えばサーファーズパラダイス。
その名の通り、多くのサーファー達が訪れる屈指のサーフスポットであり、観光地でもあります。
美しい白い砂浜が42kmも続くビーチでは、サーフィンだけではなく、パラセーリングやカヤック、ジェットスキーなど様々なマリンスポーツを楽しむことができます。
多くのホテルやコンドミニアムが連なり、お土産屋さん、サーファー御用達店、オーストラリアのファストファッション店、ハンドクラフト店などがずらり。
カフェやレストランも多く、ナイトスポットも充実しているので、飽きる事がないのが、サーファーズパラダイスです。
砂浜と海の美しさを一望したい方は、ゴールドコーストで一番高い展望台でもある、Q1タワーのスカイポイント展望台がおすすめです。
有名人、セレブも住んでいるというQ1タワーは、サーファーズパラダイスの中心から10分程度に位置する80階建ての居住用ビルです。
珍しい形をしているので、遠くから見てもすぐわかります。
スカイポイント展望台は地上230m、77階地点にあり、ゴールドコーストの海岸線が一望、360°のパノラマを楽しめるポイント。
併設されているカフェ&バーは、モーニング、ランチはもちろん、夜にはドレスアップして訪れたいナイトクラブになります。
昼か夜かと言われると、ゴールドコーストの夜景は光量が少な目なので、青い海、白い砂浜がはっきりと見える昼間が良いでしょう。
住所:Level 77 of Hotel Q1, 9 Hamilton Ave, Surfers Paradise
マップ: Googleマップ
営業時間:7:00~20:00
料金:大人27AUドル 子供(3歳~13歳)19 AUドル
公式URL: スカイポイント展望台
ブリスベーンの中心地から車で20分ほどのローンパインコアラ保護区は、オーストラリアで最初にできたコアラ保護区で、現在130頭以上のコアラを飼育しています。
1927年のオープン以来、クイーンズランド州の厳しい規制の中、動物たちにとって最良の環境づくりを心がけているところです。
コアラだけはなく、80種類以上もの動物が飼育されています。
園内では1日を通じて様々なショーやプレゼンテーションが行われていて、オーストラリア固有種の動物などをすぐ間近で見る事が出来るのが魅力。
世界の動物園トップ10にも選ばれています。
現在オーストラリアでコアラを抱っこできるのは、クイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州のみ。
それもコアラのストレスを考慮して、1日1頭につき30分までと規制がかけられています。
つまり、シドニーやメルボルンの動物園に行ってもコアラを抱っこする事はできないんです。
腕の中で大人しくしているコアラはまるでぬいぐるみ。
ふわっとした毛並みや意外に感じる重み、せっかくのチャンスなのでぜひ抱っこ体験をしてみてくださいね。
園内には沢山のコアラがいるにはいますが、そのほとんどはお昼寝中。
何とコアラは1日20時間は寝ているというから驚きです。
野放し状態のカンガルーやワラビーに餌をあげたり、牧羊犬と羊のショーを見たり、ウォンバットに触れて見たり、ヘビを持ったりといった面白い体験もできますよ。
住所:708 Jesmond Road, Fig Tree Pocket, Queensland 4069
マップ: Googleマップ
営業時間:9:00~17:00
料金:大人37.80AUドル、子供(3歳~17歳)22.50AUドル
公式URL: ローンパイン・コアラ・サンクチュアリー
ケアンズ から北へ40分ほど行った場所にあるキュランダは、「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」という名称で、1988年に世界遺産に登録されています。
最大の特徴は、現存する地球上の熱帯雨林の中で世界最古だということ。
ただし、数百万年前に起きた気候や地殻変動によって、現在の熱帯雨林は北はクックタウン、南はタウンズビルの間の限られた地域になってしまいました。
規模は小さくても、1億年以上前、オーストラリア大陸を覆っていた森林の一部が今も残っており、樹齢3000年以上という樹木もあるというから驚きます。
キュランダとは先住民族アボリジニの言葉で「熱帯雨林の村」という意味で、イギリス人が入植した19世紀には鉱山の街として栄えました。
1960年代にはヒッピーやアーティストが多く集まっていたので、今でもアートな雰囲気が残っています。
ケアンズから日帰りで訪れる事が出来る観光地として人気があり、楽しみ方も様々です。
キュランダでは、世界遺産である熱帯雨林を体感できる様々なアトラクションやアクセスが用意されています。
ケアンズからキュランダへのアクセス方法は、ケアンズ駅から発着する「キュランダ・シーニック鉄道」を利用するか、ケアンズ郊外の駅から発着する「スカイレール」というロープウェイを利用するのが定番です。
往復に片道ずつ鉄道とロープウェイを利用するのがおすすめです。
高原列車は、海抜0mのケアンズから、328m地点までの全長33kmを片道1時間45分かけてのんびりと熱帯雨林の中を進んでいきます。
30年も続く人気番組の「世界の車窓から」のオープニングに10年以上使われたので、車窓に見覚えがある方も多いかもしれません。
もともとは鉱山からの物資をケアンズ港へ運ぶ目的で1891年に作られたもの。
現在は1日2往復、木造客車の長い編成をディーゼル機関車がのんびりと牽引するレトロ感満載の観光列車になっています。
熱帯雨林のわずか数メートル上空をを渡る全長7.5kmのスカイレールは、世界初の環境保護をコンセプトにした観光アトラクションです。
ケアンズから北へ車で15分ほどのスミスフィールドターミナル発着で、終点のキュランダターミナルまで1時間半の旅。
6人乗りのゴンドラは、まるで滑るように雄大な景色の中を進んでいきます。
途中には2つの駅があり、それぞれ数十分の停車時間があるので、見晴台、ボードウォークなど周辺の散策を楽しむことができます。
料金やスケジュールについては、 オフィシャルサイト でご確認ください。
キュランダ・シーニック鉄道とのセットになったお得なプランなどがあります。
キュランダからシャトルバスで5分、熱帯雨林内に作られた40ヘクタールという広大なネイチャーパークでは3つのアトラクションを楽しめます。
1番人気のアトラクションは、第二次世界大戦時に作られた水陸両用車のアーミーダックに乗って、熱帯雨林探検をするツアーです。
珍しい植物や鳥類、ほ乳類、爬虫類など熱帯雨林特有の動植物に出会う事が出来るのが魅力です。
コアラやカンガルー、ワラビー、ウォンバットなどオーストラリア固有の動物が飼育されている、コアラ&ワイルドライフパークや、先住民族アボリジニの文化に触れる事が出来るアトラクションなどがあり、キュランダ屈指の観光地です。
詳細については、こちらの オフィシャルサイト から確認してください。
住所:Kuranda, QLD 4881 Australia
マップ: Googleマップ
オーストラリア大陸の南に浮かぶタスマニア島は、オーストラリアで最も小さな州で、北海道より少し小さいくらいの面積です。
自然保護や野生動物の保護に力を入れており、島の4分の1は国立公園に指定されていて、そのほとんどが世界遺産として保護されています。
オーストラリア大陸の南端に位置する島タスマニアには、1982年にユネスコによって世界自然遺産に認定されたタスマニア原生地域があります。
太古の自然を味わえる原生林地帯は、この世界遺産の特徴の一つです。
その後の1989年には先住民アボリジニの残した壁画が注目され、ユネスコの世界文化遺産として登録され、複合遺産としてオーストラリアが世界に誇る大変貴重な観光地となりました。
タスマニア原生地域には、17のオーストラリアの国立公園が含まれています。
フレシネ国立公園、クレイドル・マウンテン-セント・クレア湖国立公園、南西部国立公園、マウント・フィールド国立公園、ハーツ・マウンテン国立公園、フランクリン-ゴードン・ワイルド・リバーズ国立公園などです。
それぞれの国立公園にはたくさんの魅力的な場所がありますので、同じ世界遺産の中の異なった一面を探してみることができます。
もともとタスマニア島はオーストラリア大陸とつながっていたのですが、古代の海面上昇が原因で島になりました。
その結果、この島にはオーストラリアには生息しない固有の動植物にたくさん出会うことができます。
自然と文化に触れ合うことができるこの地域は、観光の際には忘れずにルートに入れておきたいおすすめの場所です。
タスマニア原生地域は、氷河期から残る絶景を楽しむことができるのが最大のおすすめポイントです。
中でも、氷河によって形作られた美しい海岸線や湖、タスマニア島にだけ生息する生き物たちとの触れ合いは、他では味わうことができない貴重な体験です。
ここでは、たくさんの国立公園の中から厳選した4個の観光おすすめスポットを手短にご紹介します。
フレシネ国立公園にはワイングラス・ベイと呼ばれる観光地があります。
純白の砂浜と深いブルーの海のコントラストはとても美しく、観光の際には必ず見たいおすすめのスポットです。
ここでは、スキューバダイビングやシュノーケリング、シーカヤックを楽しむことができます。
クレイドル・マウンテン-セント・クレア湖国立公園は、タスマニア原生地域でも特に美しいと評判の観光地です。
鏡のように穏やかなダブ湖の湖面に映るクレイドル・マウンテンは、湖とは対照的に鋭くとがった岩肌をしているのが特徴的です。
太古の昔からあるブナの木や冷帯雨林という珍しい高原が広がっており、澄み切った空気の中トレッキングやハイキングを楽しむのがおすすめの観光プランです。
森の中には野生のウォンバットやワラビー、オポッサムなどの貴重な動物たちを間近に見ることができます。
南西部国立公園には非常に貴重で、絶滅危惧種の植物が自生しています。
その名はキングス・ロマティアと言い、なんと4万年以上前から同じ遺伝子で行き続けている、まさに世界最古の植物です。
加えて、ここには非常に珍しい赤い海として知られるバザースト湾があります。
植物性のタンニンが赤い色の理由ですが、普段目にすることのない自然の驚異をここで存分に楽しむことができます。
元始的な生命がたくさん息づく南西部国立公園は、観光の際に時間をたっぷりと取り分けて行きたいおすすめの場所です。
マウント・フィールド国立公園は、タスマニアの州都ホバートからのアクセスが良く観光客におすすめです。
ここには2億年以上前から続く熱帯雨林があり、大きなシダの森や世界でも最も高い木々が私たちを迎えてくれます。
こうした巨木の中に足を踏み入れると、大自然の中で生きる自分というものを考えることができ、心が洗われたように感じるでしょう。
オーストラリア観光の際にはぜひ少しだけ足を延ばして、タスマニア原生地域を訪れて太古の地球を味わってみるようおすすめします。
貴重な経験ができること間違いなしです。
住所:Tasmania Australia
マップ: Googleマップ
備考:営業時間、料金、定休日などは各国立公園に確認してください。
ポートアーサーは、タスマニアの州都ホバートから車で約1時間半、タスマニアの南東部にあるタスマン半島に位置しています。
英国の流刑地としてスタートしたオーストラリア開拓史の貴重な遺跡として、オーストラリア各地に点在する11か所の施設が「オーストラリアの囚人遺跡群」の名称で世界遺産に登録されています。
中でも絶対に脱獄不可能な地に建てられたポートアーサー監獄は、主に再犯者が送られる場所で、監獄中の監獄と呼ばれていました。
世界最南端にある監獄として、1830年から閉館する1877年まで使用されていたポートアーサー監獄。
この地に送られてきた囚人は過酷な重労働を強いられ、彼らによって造られた建物が残り、彼らの労働力により造船や炭鉱などの産業が発展していったと言います。
監獄の閉鎖後は新しい植民者たちが監獄の周りに新しいコミュニティを建設しましたが、1895年と1897年の大火によって一帯の古い建物は焼けてしまっています。
現在はビジターセンターやカフェなどができ、2010年の世界遺産登録後はより多くの観光客が訪れるスポットとなりました。
オリジナルと修復された建物を含め、30を超える監獄の建物、囚人の穀物貯蔵庫、製粉工場、独房、拘置所、教会、監視員の小屋などを見学する事ができます。
ビジターセンターでは、博物館が併設され、流刑者が生活していた様子を知ることができます。
また、ポートアーサーで亡くなった人が埋葬されている「死者の島」に上陸するクルーズや、暗闇の中をランタンを持って怪奇現象があるというスポットを巡るゴーストツアーなどもあります。
ホバートからの日帰りツアーに参加するとアクセスの心配もなく、ガイド付きツアーやクルーズも含まれているので便利ですよ。
住所:Arthur Hwy, Port Arthur, Tasmania 7182
マップ: Googleマップ
営業時間:8:30~17:00
料金:大人40AUドル
定休日:無休
公式URL: ポートアーサー史跡
西オーストラリア州は、オーストラリア大陸の3分の1を占める最大の州です。
州都はオーストラリアで最も美しい街と名高い パース 。
モンキーマイヤ、ピナクルス、ウェーブロックなど自然が作り出したスポットが多くあります。
西オーストラリア州にある人気のあるおすすめ観光地の一つが、こちらのウェーブロックです。
西オーストラリア州の州都パースから350キロメートル、車で5時間ほど移動したらハイドンという町に到着します。
そこからすぐの所にあるのが、ウェーブロック(正式名称Hyden Rock)と呼ばれる観光名所です。
せりあがったビッグウェーブのような見た目から、ウェーブロックという名で観光客に親しまれています。
ウェーブロックは花崗岩でできており、長い年月をかけて風や雨の浸食の結果出来上がったと言われています。
また、表面にできた縦ジマ模様から、地中にあるころから雨水に含まれる化学沈殿物の影響を受けて形成されたという見解が有力です。
高さ15メートル、長さは110メートルという大きな岩は大自然がつくりだした巨大アートです。
こんなにも大きく見たこともないせり立った崖は、私たち観光客を非日常の世界へと連れて行ってくれます。
ここでは、サーフィンをしているような恰好で写真を撮るのが定番です。
パーフェクトな形をしたビッグウェーブに出会うことは、人生で何度も経験できることはない貴重な瞬間です。
SNSに載せるのにぴったりの写真が撮れることでしょう。
それ以外にも、世界中からBMXライダーが、この場所で技を披露するために集まってくることでも知られています。
とても滑りやすいコンディションの中で披露される妙技を、ぜひ生で見るのもおすすめです。
加えて、ウェーブロック観光の際には岩の上にある遊歩道を歩いてみるのもおすすめアクティビティです。
四方に広がる広大な荒野を眺めることができ、周辺の他の奇岩が目に飛び込んできます。
もしワイルドフラワーが咲き誇る春の季節にオーストラリアを訪れることができれば、ここから一面に広がる美しい花と奇岩のコントラストが楽しめます。
住所:Wave Rock Road, Hyden, Western Australia 6359, Australia
マップ: Googleマップ
営業時間:午前10時から午後5時まで
料金:ツアーにより異なります。
定休日:なし
西オーストラリア州にある世界自然遺産のシャーク湾には、誰もが夢に描く素敵なビーチがあります。
その名も、シェルビーチです。
青い海に白いビーチはみんなが憧れるシチュエーションですが、そのビーチすべてが貝殻でできているなんて考えたらとっても素晴らしいですね。
ここシェルビーチを含むシャーク湾は、1991年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
シェルビーチは長さが110キロメートルにもわたり、堆積している貝殻の深さは約10メートルにも及びます。
このビーチが貝殻で覆われているのはもちろんのこと、遠浅の海の中も貝殻がびっしりです。
真っ白に輝くビーチには人口の建造物がなく、まさに自然の美を満喫できます。
シェルビーチは、西オーストラリア州の州都パースから北に850キロメートルの位置にあり、10時間ほどのドライブか飛行機を利用して行くことができる人気の観光地です。
シェルビーチの魅力は、やはりインド洋のコバルトブルーの海と純白の貝殻が作り出す見事なハーモニーです。
貝殻でできたビーチは、ここオーストラリアとアメリカのフロリダの2か所しか地球上に存在しません。
中でも、オーストラリアのシェルビーチの貝殻は大きさがすべて小さな爪ほどで統一されており、貝殻も自体もその形をとどめているため、世界で最高に美しいビーチと呼ばれています。
このビーチは遠浅で海水の透明度が非常に高いため、ズーっと続く美しい海辺を散策するのがおすすめです。
また、シェルビーチでは白く輝く貝殻のビーチとダークブルーの海、そして雲一つない空をバックに記念撮影をするのがおすすめです。
一生忘れられない思い出を、ここで胸に深く刻みこむことができます。
シェルビーチの美しさを一番堪能したい方は、早起きをして朝焼けに染まる姿を見に出かけてみてください。
地元では、夕日よりも朝焼けのほうがおすすめと言われています。
早起きをした人には、海岸近くを泳いでいるかわいいイルカの群れに遭遇できるチャンスもあります。
観光で訪れたなら、ぜひおすすめの時間帯にビーチに出かけて素敵な自然の贈り物を堪能してください。
住所:Shark Bay Road | Gascoyne Region, Denham, Western Australia 6537, Australia
マップ: Googleマップ
パースから海岸線を北へ車で約3時間、ナンバン国立公園内に現れる無数の岩の塔ピナクルズ。
太古の昔に海辺だったこの一角に、貝が堆積して石灰岩質の土台が作られました。
そこに深く根を張った原生林が枯れた後、大地の風化によって根の間に残った石灰岩層が石柱のように残った物と考えられています。
砂漠から高さ3m~5mの奇岩がいくつもそそり立つ光景は独特で、一見の価値ありです。
地球の長い長い歴史を感じざるを得ない、特別な場所と言えるでしょう。
ピナクルズの合間を縫うように作られたウォーキングコースを実際に歩いてみて、ここがかつて海の底だったことを想像してみてください。
カンガルーやエミュー、オナガイヌワシなどの野生動物に出会えるかもしれません。
見晴らしの良い場所を陣取って、奇岩と大地が夕日で赤く染まる姿を眺めるのもいいですね。
住所:Nambung National Park, Western Australia
マップ: Googleマップ
広大な土地を持つノーザンテリトリーは、首府をダーウィンに置く準州です。
オーストラリアを代表する大自然のモニュメントであるウルル(エアーズロック)があり、先住民族のアボリジニの人たちが一番多く住んでいます。
気候もトップエンド(北端部)の熱帯雨林性気候から砂漠性気候まであり、世界中の旅人を魅了して止まない大自然の造形美が楽しめる場所です。
オーストラリア中心部にある、世界でも二番目に大きな一枚岩がエアーズロックです。
ここはオーストラリア先住民のアボリジニの言葉で、「ウルル」とも呼ばれています。
エアーズロックは、1987年にユネスコの世界複合遺産に認定されました。
古来よりエアーズロックは、アボリジニたちの聖地として儀式の際に使われており、そうした文化的な価値が世界に認められました。
一枚岩ながら348メートルという高さは、自然の驚異を感じざるを得ません。
しかし、調査によると地表部分に表れているのは岩全体の三分の一、あるいは十分の一に過ぎないとも言われ、これもまた観光客を驚かせる一つの理由です。
エアーズロックは、一日のうちに七色に変化するとも言われるほど多様な姿を見せてくれます。
中でも特に朝日が昇る時と、夕方の日没にかけての色彩の変化は、息をのむほどの美しさです。
エアーズロック全体を見渡せる場所からこの岩山の様々な表情を眺めていると、改めて地球の美しさに感動します。
エアーズロックには先住民アボリジニの壁画があり、彼らの文化や生活に思いを馳せることができます。
神秘的な美しさを通して、この場所が古代より人々から聖なる土地と言われてきた理由が納得できること間違いなしです。
都市部の観光も楽しいですが、時には大自然のど真ん中でゆっくりと過ごすのもおすすめの観光プランです。
気温や風といった気象条件が合えば登山も可能でしたが、2019年10月25日をもって全面禁止となりました。
もともと登山禁止は所有権を持つアボリジニの人たちからの長年の要望でした。
アボリジニの人たちにとって聖地である場所に、大挙して訪れて土足で踏み荒らす、ゴミを投げ捨てる、そして時には危険な行為や注意不足から登山中の事故が起こるという事態からようやく解放された今。
登山はできなくても、近くを歩く事や周辺の観光は可能です。
住所:Red Centre Way, Uluru-Kata Tjuta National Park, Northern Territory, Australia
マップ: Googleマップ
営業時間:7:00~18:00
料金:公式サイトで確認して下さい。
公式URL: ウルル・カタ=ジュタ国立公園
カカドゥ国立公園は、オーストラリアの北部に位置するノーザンテリトリー準州に位置する国立公園です。
比較的赤道に近い位置にあるため、マングローブが生い茂る林や大湿原が広がるなど、熱帯気候の特徴が魅力的なオーストラリアのおすすめ観光地です。
こちらの国立公園の大きさは、約2万平方キロメートル(日本の四国より一回り大きい)の敷地面積を誇ります。
カカドゥ国立公園は、1981年にユネスコの世界複合遺産に登録され、貴重な自然と人類の文化的な両方の観点から注目を集める観光スポットとして知られています。
現在確認されているだけで、植物は約1,600種、鳥類約280種、爬虫類が約120種、約60種の哺乳類と、約30種の両生類、約70種の淡水魚、それに昆虫約5,000種が生息する動植物のパラダイスとなっています。
さらに、先史時代より先住民アボリジニの居住地域でもあり、彼らの残した美しく歴史的価値の高い壁画があります。
この国立公園は州都ダーウィンから、東へおよそ250キロメートル離れた位置にあります。
ダーウィンから車で3時間ほど走れば、この美しい国立公園に到着します。
カカドゥ国立公園の最大のおすすめポイントは、雄大な自然を楽しむことができる点です。
東の空が赤く色づき始めるころに出発するリバークルーズに参加すれば、ここで暮らすたくさんの動物たちに合うことができます。
この早朝の時間帯は、特に美しい鳥たちが活発に活動を始めるため、動物園とは違う彼らの本当の日常を楽しめます。
また北部の熱帯の湿地帯では、大きいもので体長が5メートル以上にもなるソルトウォータークロコダイル(和名イリエワニ)が悠然と移動する姿を目の前で見ることができます。
国立公園を南側に移動すれば、砂岩質の深く切り立った渓谷が現れます。
そこには美しさと力強さを兼ね備えた滝があり、滝つぼの澄んだ水に観光客は目を奪われることでしょう。
そうした滝つぼで泳いでみるのも、ここでおすすめしたいアクティビティの一つです。
文化的な価値という観点では、古くからこの土地で暮らす先住民アボリジニの描いたロックアートは必見です。
特におすすめなのは、ウビルーとノーランジー・ロックという場所です。
ここはアクセスが良く壁画の保存状態も良好なため、アボリジニの芸術文化に触れるのに最適なおすすめスポットです。
アボリジニの神話に基づいて描かれたものや、動物をモチーフにしながらも現代のX線写真のように体内の内部が描かれた壁画など多種多様な芸術作品があり、観光客に自然と共に生きるアボリジニの生活と宗教・文化を教えてくれます。
オーストラリアにしかない、こうした貴重な自然と文化的価値が融合した国立公園へ、ぜひ観光の際に立ち寄られることをおすすめします。
住所:Kakadu Hwy, Jabiru NT 0886
マップ: Googleマップ
営業時間:24時間
料金:公式サイトで確認して下さい
定休日:なし
公式URL: カカドゥ国立公園
オーストラリア最北端の街ダーウィンは、アジアに最も近い美しい港町です。
人口の1/4が原住民のアボリジニ族の人たちと言われ、アボリジニ文化に触れる機会が多い街でもあります。
ダーウイン観光での一押しは、こちらのクロコザウルスコーブ。
話題の爬虫類のテーマパークです。
オーストラリアの観光賞を受賞したこともあり、様々な工夫が凝らされたパークは大人も子供も楽しめる人気スポットとなっています。
ワニの餌やり、ワニの赤ちゃんにタッチしたり、抱っこして写真を撮ることもできます。
The Cage of Death「死の檻」に入ってみてください。
ここでは体長5m以上もある巨大なワニが泳ぐ水槽の中を、アクリル板製の檻の中に入って15分間観察できるという最新アトラクションが話題です。
檻がゆっくりと沈められると、餌と間違えてワニが突進してくることもあります。
安全だと分かっていても、目の前に巨大なワニが迫るという体験に耐えられるかどうか。
他では味わえない、とっても珍しい体験をしたい方におすすめのアトラクションです。
住所:58 Mitchell StreetDarwin, Northern Territory 0800
マップ: Googleマップ
営業時間:9:00~18:00
料金:大人36AUドル、子供(4歳~15歳)23AUドル(死の檻は別途料金)
定休日:クリスマス
公式URL: クロコザウルスコーブ
オーストラリア大陸の中央南部に位置する南オーストラリア州。
州都はオーストラリア5番目の都市アデレードで、アートフェスティバル、フードフェスティバルなど、年間400以上ものイベントが行われる事でも知られています。
オーストラリアワインの最大の産地ハンターバレーや、オパールの産地クーパーピディ、野生動物の宝庫カンガルー島などが見どころです。
名前を聞いただけで、行ってみたくなるような「カンガルー島」
アデレードの南西の沖合に浮かび、島といっても東京都のほぼ2倍もの広さで、オーストラリアで3番目に大きな島です。
島の面積の1/3が自然保護区であり、開発や外来種の影響を受けなかったおかげで、オーストラリア固有の動植物の宝庫として知られています。
海にはイルカ、クジラ、ペンギンにアシカやオットセイ、森や草原ではカンガルーやワラビー、コアラが暮らし、オーストラリアの魅力がぎっしり詰まっています。
カンガルー島で1番有名な観光スポットは、シール・ベイ自然保護公園です。
アシカの中でも希少種のオーストラリア・アシカが約500頭暮らすコロニーでは、ガイド付きツアーに参加すると、のんびりと過ごす野生のアシカを目の前で眺めることができます。
浸食作用によって形づくられたリマーカブル・ロックスや、鍾乳石で覆われたアドミラルズアーチなど何千年もの時間をかけて出来た自然の造形物が楽しめるのもカンガルー島の魅力の1つ。
オーストラリアのガラパゴスとまで呼ばれる大自然の魅力あふれるカンガルー島。
自然が好き、野生動物に会いたいという方はぜひ足を運んでみてくださいね。
カンガルー島へのアクセスは、アデレードから車で1時間半のケープ・ジャービス港からフェリーで約45分。
もっと快適にという方はアデレード空港から、カンガルー島のキングスコート空港まで飛行機で30分弱のフライトです。
公式URL: カンガルー島
クーバーピディはアデレードから846km、スチュアートハイウェイ沿いにある人口3,500人の小さな町です。
1915年、金探鉱者のまだ10代だった息子がこの地でオパールを発見したのがはじまり。
それ以来、世界の70%のオパールを産出する、世界最大のオパール産地として自らをopal capital of the world「オパールの都」を名乗っています。
見た目は地味でまるでゴーストタウンのように見える町ですが、それもそのはず、人口の約半数の人たちが地下に住んでいます。
クーパーピディは夏には45℃を超える日もあるという灼熱の地、人々は暑さから逃れるために、地面に穴を掘って家を作るようになりました。
発電機とソーラーパネルで発電をし、空気は通気口から取り入れ、飲料水は地下水脈から得るという不思議な地底生活を送るのは、45か国以上の国から来たオパールを追う人たち。
地下には住居の他にも、ホテルや教会、アートギャラリーに、なんとゴルフ場(芝生は無し)まであり、これを見るために観光客が訪れるようになり、今ではオパールに次ぐ第二の産業となっています。
ヘルメットを被って古い採掘場を探索したり、昔ながらのシャベルを使った採掘作業を体験したり、実際に人が住む家を見学したりと、様々な体験が用意されています。
現在使われていない採掘場の跡地に造られた洞窟ホテルに泊まって、暗闇と静寂を体験するのも良いでしょう。
公式URL: クーバーペディ
完璧な計画のもとに造られた人工都市キャンベラは、連邦政府機関や各国の大使館が集まり他にはない独特の雰囲気を持つ街です。
1901年にオーストラリア連邦が結成された時に、当時の2大都市であったシドニーとメルボルンがどちらも首都になることを譲らなかったので、1911年に現在の地にキャンベラという都市を造りあげました。
キャンベラの中心地にあたるキャピタルヒルにそびえ立つ国会議事堂は、1981年に建設が始まり、1988年エリザベス2世女王によって正式にオープンしました。
工費は11億オーストラリアドルと、当時は世界で一番高額な費用がかかった建物でした。
総部屋数がなんと4,500室、屋根を覆う芝生のスロープを登った屋上からはキャンベラの街を一望することができます。
議会が開かれていない日には内部の見学ができます。
無料のガイド付きツアーは9.30am, 11am, 1pm, 2pm, 3.30pmのスタートで約40分間。
上院と下院では、傍聴席に座って質疑応答の見学をすることもできますよ。
せっかく首都を訪れたならば、ぜひ国会議事堂を見学して、オーストラリアの民主主義の現場に立ち会ってみてください。
住所:Parliament House, Canberra, ACT 2600
マップ: Googleマップ
営業時間:9:00~17:00
料金:一般ツアー(40分間)は無料
定休日:12/25
公式URL: 国会議事堂
キャンベラ自然公園内にある標高843mのエインズリー山は、キャンベラ市内からバスで約15分ほどのところにあります。
展望台からは、オーストラリア戦争記念館、アンザックパレード、国会議事堂などが並ぶ、近代的な街並みを眺めることができます。
周辺にはトレッキングコースや、ハイキングコース、サイクリング、ジョギングコースが整備され、都会でもちょっとしたアウトドアが楽しめる人気のスポットです。
オーストラリア戦争記念館の裏からのびるコースは、ハイキングというにはちょっと険しいですが、地元の人はジョギングでささーっと走り抜けていきます。
まるでキャンベラの地図を見るかのようなパノラマを楽しめるので、キャンベラに到着したらまずこちらの展望台からの全景を見るのがおすすめです。
夜には人気の夜景スポットにもなります。
住所:Mt Ainslie Dr, Majura ACT 2609
マップ: Googleマップ
広大なオーストラリアには、まだまだおすすめのポイントがいっぱいあります。
今回はこの地域、というようにうまく予定を立ててオーストラリアを満喫してくださいね。
世界遺産もたくさんあるオーストラリア。
大自然の偉大さを味わいながら楽しみましょう。
オーストラリアの観光スポットは、オンラインでチケットを予約すると割引があることが多いので、うまく利用してくださいね。
▼オーストラリア観光の関連記事
・ オーストラリアのお土産20選!定番のお菓子から有名オーガニックコスメまで
・ オーストラリア・パースのおすすめ観光スポット20選!都会と自然の美しき調和を満喫しよう
最終更新日 : 2021/12/03
公開日 : 2016/07/11