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日本有数の温泉観光地である箱根。
箱根湯本はもちろん、強羅温泉、宮ノ下温泉など数多くの温泉旅館があります。
また、箱根近辺には黒たまごで有名な大涌谷を筆頭に、箱根神社、彫刻の森美術館、芦ノ湖遊覧船と数え切れないほどの観光名所もあります。
しかし、箱根町役場もある"箱根湯本"駅の近辺には実は有名な観光名所はほとんど立地していません。
これは箱根旅行の非常に大きな落とし穴…
人気の観光名所の大半が車で数十分ほど離れた場所に位置しているので、どこに宿をとるかも含めて、事前にしっかりと計画を立てる必要があります。
上記の地図に主要な観光名所は一通りマッピングしましたので箱根旅行の旅程を組む際には、是非ご活用下さい。
また本記事では、便宜的に箱根及び箱根旅行でおすすめされることが多い観光名所を3エリア+その他に分けました。
箱根旅行に行かれる際には、この3エリアを中心に回れば主要な観光名所は大体回ることが出来ますので是非参考になさってください。
それではまず最初は仙石原周辺の観光地から確認していきましょう!
車で箱根旅行に行くときに最初に通ることが多い地域で、美術館が沢山ありますよ。
一つ目は、「ポーラ美術館」や「箱根ガラスの森美術館」などの観光施設が密集する仙石原エリア。
記事上部に埋め込んである箱根観光マップでいえば左上(北西の方です。
もちろんルートにもよりますが、一般的には東京から車で行く場合は一番最初に通る地域です。
この仙石原エリアを中心に箱根近辺にはミュージアム、美術館、博物館といったタイプの観光施設が非常に多いです。
全てを周る必要はありませんが、滞在期間に合わせて好みのものを1~3箇所程回ることをおすすめします。
主要な名所はこの記事でも紹介していますので、是非参考になさってください。
秋に見ごろを迎える、仙石原のススキ草原!
毎年、その季節になると大勢の観光客でにぎわいを見せるおすすめの観光スポットです。
自分の背よりも高いススキたちが約18平方メートルにも広がる光景は圧巻です!
また、仙石高原は夜に行くのもおすすめです。
月夜に照らされた、ススキが輝く姿は思わずうっとりしてしまいます。
見学は自由なので、お好きな時間に訪れてみてください。
ススキ高原から目と鼻の先にある、ラスクのお店もおすすめスポットです。
お店の名前は「グランリヴィエール」
箱根湯元にも店舗がありますが、本店は仙石高原です!
ぜひお土産に立ち寄ってみてください。
【住所】神奈川県箱根町仙石原
【アクセス】箱根登山バス「仙石高原」バス停 下車すぐ
※見学自由なので、時間や料金・休みはありません。
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246-737
【電話】0120-396-8520
【アクセス】箱根登山バス「仙石高原」バス停 下車すぐ
【時間】10:00~18:00 年中無休(※臨時休業あり)
緑溢れる中にそびえ立つ美術館内には、ヴェネツィアン・グラスが専門に展示されています。
ヴェネツィアン・グラスで出来たガラス細工に特化して展示しているのは日本初となる美術館です。
外観は美術館と周りの山々のコントラストが美しいです。
館内はヴェネツィアをイメージして作られており、アンティークショップやカフェも併設されています。
まるで日本ではなく、本当にイタリア・ヴェネツィアに来たような気持ちになります。
綺麗なガラス細工に心を奪われて見入ってしまうこと間違いなし。
観光だけではなくデートスポットにも最適です。
あまり観光客が混雑する場所ではないので、快適に回れると思います。
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
【営業時間】9:00~17:30(入館は17:00まで)
【定休日】年中無休
ポーラ美術館の中には19世紀以降の西洋絵画や近代日本絵画が展示されています。
その他、陶磁器やガラスなどの工芸品や化粧道具のコレクションがあったりとバラエティーに富んでいます。
西洋絵画のコレクションは有名画家たちの作品が多数展示されており、多くの観光客が訪れます。
中でも人気の画家はピカソ、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌなどです。
芸術に精通していない方でも知っているような名ばかりですよね。
おそらく、一度はテレビや雑誌などで見たことのあるような作品があると思います。
仙石原の森の中にあるので、自然に囲まれながら芸術作品を楽しむことができます。
観光や旅行の息抜きにもちょうどよい場所ですよ。
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
【アクセス】
(1)強羅駅からバスで(ポーラ美術館下車)
(2)仙郷楼前からバスで(箱根湯本駅から湖尻・桃源台行きバス/ポーラ美術館下車)
【営業時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【営業日】年中無休(ただし、展示替えのため臨時休業あり)
【料金】
大人:1800円
大学生:1300円
高校生:1300円
子供:小、中学生 700円 ※土曜日は無料
その他:65歳以上の方はシニア割引で1600円
緑豊かな箱根旅行にぴったりな箱根湿生花園では、冬季の休園以外の季節それぞれに豊富な花々が咲いています。
主に咲く花は湿地帯を中心としたものが多く、普段触れ合っている花とは少し違うものを観察できるのが魅力。
湿地帯に咲く花というと、あまり多くの種類がないのでは?と思うかもしれませんが、そんなことはありません!
園内には日本各地の湿地帯に生息している植物200種類を始め、平原から高山まで広い地域で分布している1100種類の植物に加え、海外の珍しい植物も園内に植えられています。
その数、実に1700種類!
どの季節に出向いても、開園期間中は色々な植物が出迎えてくれますよ。
園内ガイドが1日2回ほど案内をしているので、時間を調べて案内ガイド付きで園内を散策することができます。
自分のペースでゆっくりと園内散策を行うもの良いのですが、ガイドさんと一緒に園内を回ると、草花のことについて知識も付けられるのでおすすめです!
園内散策にかかる時間は、大体90分程となっています。
周辺の観光も一緒に行うことを検討しているのならば、周辺施設の入園券と一緒になった割引券も要チェック!
また、天候が変わりやすい場所なので、折り畳み傘などの雨具があると安心です。
3月の開園から豊富な草花が観察できます。
花といえば4月からの温かな時期が本番というイメージかもしれませんが、箱根湿生花園では、3月でもミズバショウやナニワズなどの花々が咲いています。
背の高くない花々が多いので、少し腰をかがめると花の観察がしやすいです。
春から秋まで色々な花が咲き、季節が進むにつれて段々と草花の背も高くなってきます。
色味も増え、5月のゴールデンウイーク時には沢山の観光客の方が訪れてとても賑わいますよ。
夏に向けては新緑の時期!
段々緑も活気付いて花開く花の種類も増えてきますが、虫も同時に活発になるので虫対策も行いつつ園内散策を楽しみましょう。
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町仙石原817
【電話番号】0460-84-7293
【アクセス】
小田原駅からバスで40分(「湖尻・桃源台」行き)→仙石案内所前から徒歩で8分
小田原駅から列車で60分→強羅駅からバスで20分(施設めぐりバス)→湿生花園前から
【営業時間】3/20~11/30 9:00~17:00
【休園日】12/1~3/19
【料金】
大人(中学生以上):700円
小学生:400円
※土日祝日、中学生以下の個人に限り無料
【公式サイト】 箱根湿生花園
旅行の合間や旅の疲れをゆっくり癒したいとなると、脳裏によぎるものの一つに 温泉 が挙げられます。
仙石原を訪れているのであればぜひ立ち寄りたいのが、仙石原温泉です。
箱根といえば温泉地で保養所も多く、観光シーズンとなると混み合っているイメージがありますが、仙石原温泉は観光化されていないため、比較的ゆっくりと過ごせる場所です。
ゆったりと温泉を楽しみたい方必見の穴場スポットと言えます。
温泉は硫黄泉なので、硫黄の香りが好きな方にはたまらない温泉です。
濁り湯でゆったりと入浴でき、山や川を眺めながら温泉を楽しむことができます。
効能は慢性皮膚炎をはじめやけどなど幅広く、中でも美人の湯としても有名なので女性の方は特に必見!
ゆったりと温泉に浸かって疲れを癒し、うるつやなすべすべの肌を手にしましょう。
ドラッグストアも近くにあるため、ちょっとしたお買い物ができるのも嬉しい点です。
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
【アクセス】小田原駅からバスで47分
【泉質】ナトリウム-硫酸塩泉
二つ目は、「箱根神社」や「箱根園」が立地する芦ノ湖周辺のエリア。
超定番名所の箱根神社はもちろん外せませんし、箱根園は家族連れからデートまで幅広くおすすめ出来るちょっとしたリゾート施設になっています。
後程詳しく解説しますが、箱根園にはや動物とのふれあい広場、芦ノ湖遊覧船、駒ケ岳ロープウェーの乗り場、箱根園ゴルフ場など様々な施設があります。
箱園旅行の際には是非行っておきたい施設です。
芦ノ湖周辺エリアの最初の観光名所は、箱根の守り神的存在である「箱根神社」をご紹介します。
芦ノ湖を囲むようにつながる各神社の関係が、とても神秘的です。
箱根神社には、正式には箱根神社と九頭竜神社新宮があります。
そのうち箱根神社は古くから、交通安全・心願成就・開運厄除のご利益があるとされる神社です。
元々は駒ケ岳の山頂に建立された箱根元宮(はこねもとつみや)の里宮として、麓である芦ノ湖の湖畔に社殿が建てられました。
下の写真が箱根元宮です。
また、芦ノ湖湖畔にある九頭竜神社本宮も多くの人に参拝してもらうため、箱根神社に新宮が建てられました。
お参りが終わったら、少し箱根神社の境内を散策してみましょう。
溢れんばかりの自然を堪能することが出来ます。
本当に空気が澄んでいて、何時間でもゆっくり過ごすことが出来ますよ。
また、箱根神社本宮や九頭龍神社新宮に加えて、境内には七福神様や曽我兄弟を祭ったお社もあります。
お時間のある方は是非こちらもお参りしてくださいね。
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80-1
【電話】0460-83-7123
【アクセス】
伊豆箱根バス「元箱根」/ 箱根登山バス「元箱根港」下車 徒歩10分
【時間・料金】境内は自由
遊覧船といっても、港や運営会社など様々な種類があります。
今回おすすめする遊覧船は、2つ。
最初のおすすめは、「海賊船」
海賊船は、ロープウェイも通っている桃源台の他、交通の便がよい元箱根・箱根町の3つの港を結びます。
また、海賊船を運営するのは箱根登山バス・箱根登山電車・箱根ケーブルカー・箱根ロープウェイなどと同じグループなので「箱根フリーパス」と呼ばれる、乗り放題券を購入すると海賊船にも乗船出来ます。
新宿や北千住からロマンスカーを利用して、箱根観光する方には非常におすすめの遊覧船です。
もう1つおすすめの遊覧船は、「箱根 芦ノ湖遊覧船」です。
こちらは、箱根園水族館や駒ケ岳ロープウェイなどがある箱根園港の他、箱根関所跡港・湖尻港・元箱根港の4つの港を結んでいます。
観光スポットの目の前に到着することから、港の周辺にある観光スポットを訪れたい時にとても重宝されます。
また伊豆箱根鉄道グループが運営しており、周辺施設等とのセット割引がお得です。
どちらの遊覧船も箱根観光の交通手段としても利用できますが、船からの眺望もとても素晴らしいです。
先ほど紹介した、箱根神社の平和の鳥居が湖から見えるほか、条件が良ければ富士山も見ることができます。
乗船時間は30分からと長めなので、旅の休憩も兼ねて芦ノ湖の自然にリフレッシュされてみてはいかがでしょう?
乗船される港により、アクセス方法・運賃が変わりますので、連絡先のみ下記に掲載します。
・海賊船
【電話】0460-83-7722
・箱根 芦ノ湖遊覧船
【電話】0460-83-6351(元箱根港営業所)
知っている人の中ではとても有名ですが、芦ノ湖の湖畔には水族館があります!
ここはなんと海抜723m!
日本で一番標高の高いところにある海水魚の水族館でありながら、淡水魚もたくさんいるんです。
そんな箱根園水族館のおすすめポイントをご紹介していきます。
入って正面には高さ7mにもなる、超巨大の海水魚の水槽が!
そして、この巨大水槽では毎日1殻2回「海中ショー」が行われます。
ダイバーさんの手によって操られ、お魚がダンスしているかのようなショーには釘づけ間違いなしです。
そして海水館を抜けると、水族館にはあまりいない淡水魚の登場です。
ここ芦ノ湖に生息する魚はもちろん、アマゾン川に生息する生物など、世界中の淡水魚が勢ぞろいしています。
そして、この淡水館の中にある次のおすすめポイントが…
好適環境水とは、淡水魚と海水魚が同時に飼育できるとっても不思議な水槽のことです。
浸透圧を調整することで海水魚も淡水魚も同時に生きていける環境を実現しています。
よーく見ると、金魚とカクレクマノミが一緒にいますよね。
この水槽を展示した水族館は、なんと箱根園水族館が世界初!
ぜひ一度、見ていただきたいおすすめスポットです。
そして最後にご紹介したいのは、この水族館のアイドル的存在!
こちらの水族館では、とてもとても珍しいバイカルアザラシショーが見れるんです!
本来、ショーにはイルカやシャチが選ばれることが一般的ですが、ここではアザラシがショーをします。
なかなか選ばれないアザラシですが、それもそのはず!
とてものんびりしており、ショーが始まっているのに全くやる気がないこともしばしば…(笑)
そんなマイペースなところも含めて、アザラシそれぞれの個性や性格が垣間見れるバイカルアザラシショーに病みつき間違いなしです。
その他にもたくさんの生物が展示されているので、箱根に来た際にはぜひ箱根園水族館を訪れてみてください!
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
【電話】0460-83-1151
【アクセス】小田急箱根高速バス「箱根園」バス停下車 すぐ
【営業時間】午前9時から午後5時(最終入館は閉館の40分前) ※季節ごとに変更の可能性あり
【休館日】無休(臨時休館あり。事前にご確認ください。)
【料金】おとな 1500円/ こども 750円
箱根の観光名所その3でご紹介した水族館と同じく、箱根園内にあるのが「駒ケ岳ロープウェイ」です!
箱根にはもう一つ、大涌谷から芦ノ湖までを結ぶ定番の観光スポット「箱根ロープウェイ」がありますが、別物です。
箱根園から駒ケ岳山頂までを結ぶ、全長1783mのロープウェイの旅はおよそ7分間。
こちらの写真は4月のものですが、秋には紅葉を、冬には雪景色を見ることが出来ます!
山頂につくまでの7分間でとても日本の四季を感じることができます。
ロープウェイがつくとまず目に飛び込むのはこの景色!
圧巻です!
そして山頂を見ると、箱根の観光名所その1でもご紹介しました箱根元宮がご覧になれます。
箱根神社の奥宮として1964年、この場所に再建されたのが「箱根元宮」です。
ロープウェイからは、意外に距離があります。
1963年に操業が開始されたこの駒ケ岳ロープウェイ。
ここまで昇るだけの価値ある景色をみることができます。
一度訪れたらリピート間違いなしなのおすすめ観光スポットなので、オールシーズンコンプリートするのもおすすめです!
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
【電話】0460-83-1151(箱根園内)
【アクセス】小田急箱根高速バス「箱根園」バス停下車 すぐ
【時間】
<始発> 9:10(上り・下りともに)
<最終> 16:30(上り)、16:50(下り)
<運行間隔> 20分(多客時10分)
【料金】
<往復> おとな 1080円 / こども 540円
<片道> おとな 640円 / こども 330円
箱根関所は江戸時代の元和5(1619)年に作られました。
しかし、明治2(1869)年に関所制度が廃止され、その時に箱根関所も姿を消してしまいました。
復元のきっかけとなったのは、 静岡県 にある韮山町(現在の伊豆の国市)から相州御関所御修復出来形帳が発見され、箱根関所の詳しい構造が発覚したことが深くかかわっています。
箱根関所の復旧には、かなりの時間を要しました。
平成11年から13年の間にじっくりと時間をかけて発掘調査が行われ、遺構を確認したのちに出来形帳を基に復旧工事が開始。
平成16年に一部完成して一般公開が行われ、少しずつ工事を進めていき、平成19年に全面公開されました。
建物としては新しいものとなりますが、昔の関所が復元されたということで、箱根の雰囲気もグッと歴史を身近に感じることができるようになりました。
箱根関所の門をくぐってすぐ、関所の方々が出迎えてくれます。
ただの人形ではなく、表情も豊か。
それぞれの表情を観察して、どんな会話をしているのか想像してみるのも良いですね。
矢場や大番所も忠実に再現されています。
歴史好きな方だけではなく、初めて訪れた方も楽しめますよ。
芦ノ湖も一望できます。
天候に恵まれたら、撮影スポットとしてもばっちり!
広大な芦ノ湖と関所の組み合わせを眺めていると、時代をタイムスリップしたような気分も味わえます。
施設内には入館料を払うことで、より箱根関所に関する歴史を深く知ることのできる施設も充実しています。
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町箱根1番地
【アクセス】小田原駅からバスで60分(「箱根町」行き)→箱根関所跡より
【営業時間】
3月~11月 9:00~17:00
12月~2月 9:00~16:30
【料金】
大人(中学生以上):500円(団体割引あり)(箱根関所、箱根関所資料館共通券)
子ども(小学生以下):250円(団体割引あり)(箱根関所、箱根関所資料館共通券)
お正月に心熱くなる箱根駅伝!
熱狂的なファンの方も多く、毎年どこの学校が優勝するのかなども見所です。
箱根駅伝ミュージアムでは、歴代の箱根駅伝の名勝負などをブースを区切って展示しています。
名勝負は毎年あり、その部分をしっかりと詳細に説明しているので、ファンにはたまらない 博物館 となっています。
歴代の山の神やベストタイムなどはもちろん、各学校の舞台裏なども記されています。
応援している学校の気になっていた秘密もゲットできるかも!?
今まで知らなかった舞台裏を知ることで、もっと箱根駅伝のことが好きになること間違いなしです。
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町箱根167
【アクセス】
芦ノ湖大観ICから車で5分
箱根温泉駅からバスで35分(箱根登山バス「箱根町港」行き)→箱根町港下車
【電話番号】0460-83-7511
【営業時間】10:00~17:00
【休園日】無休
【料金】
大人:500円
子ども:300円
【公式サイト】 箱根駅伝ミュージアム
最後に三つ目が、黒たまごで有名な大涌谷を中心に位置する山中のエリア。
市街地や芦ノ湖からは車で大体30分前後はかかります。
大涌谷以外にも「彫刻の森美術館」や「強羅公園」などが位置しています。
また宮ノ下温泉や強羅温泉があるのもこの辺りですので、温泉宿が非常に多いのも特徴。
筆者もここの強羅にある温泉宿の一つに泊まりました。
また、この辺りは山中ということもあり、道が細くて道中はUターン出来ないことが多いです。
道を間違えてしまうと中々折り返せない…みたいなことにもなりがちですので事前にしっかりと計画を立ててルートを確認しておきましょう。
箱根といえば、美術館が多いことでも有名ですよね!
彫刻の森美術館・ポーラ美術館・ガラスの森美術館などなど。
しかし、親子連れで美術館をゆっくり見て回るのはなかなか難しいものです…
親はゆっくり鑑賞したいけど、子供には何がなんだか…すぐに飽きてしまいそうです。
しかし、そんな家族の悩みを解決するのがこの「箱根 彫刻の森美術館」です!
入り口を入るとすぐにたくさんの屋外アートが!
こうした屋外展示は大人のみならず、子供も見て楽しむということができますよね!
たくさんの屋外展示を抜けると…「しゃぼん玉のお城」が登場です!
このお城は、なんとダイヤモンドの結晶の形を組み合わせたジャングルジムなのです!
雨の日は使用できませんが、晴れている日にはたくさんの親子連れで賑わっています。
さあさあ、ジャングルジムで遊んだあとは、「星の庭」へ!
こちらももちろんアートなのですが、実は星の形をした迷路なんです。
これなら親子一緒に頭を使って楽しめますね!
まるで公園に来たかのように遊び疲れた後は、美術館の一番奥にある「ピカソ館」がおすすめです!
こちらは屋内展示になるので、暑い日にも寒い日にも、ちょっと疲れたなと言うときにもおすすめのスポットです。
ここには20世紀の巨匠と呼ばれているパブロ・ピカソの作品が300点ほど展示されています。
ピカソの作品をこんなにも多く、目の前で見れる数少ない美術館ですのでぜひご覧ください!
ピカソ館を後にしたら、すぐ近くにあるカフェで一息するのもいいですね。
またカフェの奥には足湯スペースがあるので、家族そろってホッと一息つくのにはとてもおすすめのスポットです!
箱根彫刻の森美術館には紹介しきれていないおすすめアートがたくさんあります。
是非一度、家族や友人・パートナーの方などと訪れ、たくさんのアートに触れてみてください!
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町箱根町二ノ平1121
【電話】0460-82-01161
【アクセス】
箱根登山鉄道「彫刻の森」駅下車、徒歩2分
箱根登山バス、伊豆箱根バス「二の平入口」下車、徒歩5分
箱根登山観光施設めぐりバス「彫刻の森美術館」下車
【時間】9:00殻17:00 年中無休 ※最終入館は閉館の30分前まで
【料金】一般 1600円 / 大・高校生 1200円 / 中・小学生 800円
(「毎週土曜日はファミリー優待日」保護者1名につき小・中学生5名まで無料ご招待)
大涌谷の取材記事は下記にもあります。
是非ご覧になってください。
⇒ 箱根の観光名所大涌谷へ!名物の黒たまごも堪能して来ました
時期によっては大涌谷入山規制のため、立ち入り禁止となりますが、箱根の観光スポットでは一番人気です!
大涌谷は激しい火山活動の際にできた場所で、以前は「大地獄」と呼ばれていましたが、 1873 年の昭和天皇の訪問を前に現在の「大涌谷」に改称されました。
その後、観光用に整備が進み現在のような箱根の人気観光スポットへとなりました。
山頂からの眺めは絶景。
TABI CHANNEL 編集部が取材に行った際には運よく綺麗な富士山も撮ることが出来ました。
実はこのたまご、1つ食べると7年寿命が延びると言われています。
元々は、大涌谷にある延命・子育てのお地蔵さまにあやかり、7という数字が七福神などにも使われて縁起がいいとされ、広まりました。
ちなみにたまごが黒くなる理由を簡単に説明しますと、生卵を温泉でゆでると鉄と硫化水素が反応して黒くなるのです。
ご覧の通り黒いのは外の殻だけで、中身は黒くありません。
黒たまごは、大涌谷の上のほうで職人さんによって作られます。
なんと、ゆで時間は60分!さらに15分蒸して完成。
とても手間暇がかかってますね。
現在は立入禁止となっており、大涌谷では食べれませんが仙石原にある「大涌谷黒たまご館」という店舗で販売を行っています。
お値段は5個入りで500円。一個単位での販売は行っておりません。
先ほどご紹介しました、ススキ高原からも近い場所にあるのでぜひ召し上がって下さい。
普通のゆで卵よりもはるかにおいしいですよ。
【住所】神奈川県神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1245
【電話】0460-84-8675
【アクセス】箱根登山バス「南温泉荘」バス停下車、徒歩1分
【時間】10:00~17:00 年中無休
※黒たまごは11:00頃、13:00頃、15:00頃に大涌谷より搬入を予定しているそうです。是非出来立てを!
芦ノ湖を水源とする早川は、春は桜並木、夏は川遊びや魚釣りなどが楽しめる二級河川です。
早川は箱根湯本の温泉街にも流れており、温泉の湯煙と透明度の高い早川のコンビネーションはとても風情があります。
静かにせせらぐ姿に多くの方が癒され、観光客だけでなく箱根在住の方にも親しまれています。
周辺では春から夏にかけてバーベキューや釣りも楽しめるので、季節を考慮して早川での川遊びなども行ってみるのも良いですね。
川釣りでは、ヤマメやニジマスなどの川魚釣りを体験することもできます。
早川にはいくつもの橋が架かっていて、それぞれの橋からの眺めによって違った様子が映ります。
朝霧に包まれる早川や、昼の太陽にきらきらと輝く早川も美しくてとっても魅力的ですが、夜の温泉街の光との組み合わせも最高です!
ゆったりとした散策時間を過ごすことができます。
一人旅にもぴったりで、写真が趣味という方にもぜひチェックしてもらいたいポイントとなっています。
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町箱根宮城野
【アクセス】箱根湯本駅からすぐ
【電話番号】0460-85-5161
最後に、観光名所の密集地帯には立地しないものの、それ単体でも十分訪れる価値のある名所をご紹介します。
所在地は各々バラバラですので、旅程へ組み込む際には注意してください。
かまぼこで有名なメーカー・鈴廣が経営する「鈴廣 かまぼこの里」です!
かまぼこの里は住所は小田原になりますが、箱根湯本駅から少し東に進んだところにある箱根の玄関口「風祭」にあります。
本記事でご紹介した他の観光地からは離れたところにあるので注意してください。
このかまぼこの里では鈴廣の商品をお買い物できるだけでなく、お食事処やかまぼこの博物館まであるんです!
自分で作ったかまぼこやちくわをアツアツのうちに食べられるなんて、箱根観光の最高の思い出になりますよね!
こちらはできたてのちくわです。
「見て・作って・食べて」製造過程やおいしさの秘密など、大人から子供まで十分に楽しめます!
かまぼこ作りの後は、ここでしか買えない商品もたくさんあるので箱根土産を要チェックです。
日持ちしない商品もあるので、観光の何日目に行くかもポイントです!
最終日に行って箱根土産にするのもおすすめですが、初日や中日に行って、宿でのおやつにするのもおすすめです。
【住所】神奈川県小田原市風祭245
【電話】0465-22-3191
【アクセス】箱根登山鉄道「風祭駅」直結
【時間】施設ごとに異なる
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最終更新日 : 2023/03/31
公開日 : 2016/06/13