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熊本城(くまもとじょう)は、 熊本県 の県庁所在地・熊本市の中心部に所在する城郭です。
別名は「銀杏城(ぎんなんじょう)」。
城内に大きな銀杏の木が植えられていたことが由来(現在、城内にある銀杏の木は現代に植えられたもの)となっています。
国の特別史跡で、築城は前身となった城も含めると戦国時代初期。
とても古い歴史を持つ巨大な 城 で、日本三名城に数えられることも多いのです。
熊本のシンボルとして地元で親しまれている熊本城。
熊本有数の桜の名所として、春には花見客が訪れ、熊本県立美術館や二の丸広場などの文化施設や娯楽施設もあるのも魅力です。
熊本県では、2016年(平成28年)4月に大規模な地震が発生し、大きな被害を受けました。
熊本城の被害も甚大で、完全な復旧に向けて今もなお修復作業が進められています。
二の丸広場や加藤神社、その周辺から天守閣や櫓等を見ることができますが、立ち入り禁止個所などもまだ多数あります。
その中で注目したいのが、復旧の進捗に応じて公開される「特別公開」です。
2020年6月1日からスタートした特別公開第2段では、地上6mの高さを通る「特別見学通路」から、被害状況や復旧の過程を見学することができますよ。
住所 : 熊本県熊本市中央区本丸1-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-352-5900(熊本城総合事務所)
定休日 : 12月29〜31日
営業時間 :
3~11月 8:30~18:00(入園は17:30まで)
12~2月 8:30~17:00(入園は16:30まで)
※特別公開第2弾は9:00~17:00(最終入園16:30)
料金 :
中学校卒以上 500円、小中学生 200円、未就学児 無料
※ 個人の場合
注意点 :
復旧工事のため、本丸(有料部分)入城不可
公式URL : 熊本城
九州新幹線や在来線によりJR熊本駅へ行き、市電 熊本駅前電停から路面電車に乗車。
熊本城・市役所前電停で下車し徒歩。
JR熊本駅からの所要時間は約17分です。
あるいは、JR熊本駅から熊本駅前バス停でバスに乗車、交通センターで下車し徒歩。
JR熊本駅からの所要時間は約10分です。
北方面から来る場合、九州自動車道を利用し、熊本インターチェンジで一般道へ接続します。
国道57号線を熊本市街地方面へ走行し、約30分で到着。
また南方面から来る場合は、九州自動車道を利用し、益城熊本空港インターチェンジで一般道へ。
県道36号線(第二空港線)を熊本市街地方面走行し、約25分です。
熊本城付近には数ヶ所の駐車場があります。
主な駐車場は、二の丸駐車場(普通車210台収容)三の丸第一駐車場(普通車123台収容)、三の丸第二駐車場(普通車227台収容)、宮内駐車場(普通車40台収容)辛島公園地下駐車場(普通車625台収容)など。
飛行機を利用する場合、熊本城最寄りの空港は熊本空港になります。
熊本空港から熊本市街地方面へ空港リムジンバスが運航しており、熊本空港バス停から乗車、交通センターバス停で下車し徒歩となります。
所要時間は約50分。
フェリーを使う場合は、熊本城の最寄りの港は熊本港です。
熊本港からは、熊本市街地方面への路線バスがあります。
熊本港フェリーのりば前バス停より乗車、交通センターバス停で下車し、徒歩となります。
所要時間は約40分です。
熊本城は熊本市の中心部にあります。
熊本市は熊本城の城下町が起源ですから、熊本城は熊本市の由来となる城であり、街のシンボルです。
大坂城・名古屋城とともに日本三名城とされるころも多く、面積約98ヘクタール、周囲のながさは約5.3キロメートルにおよぶ規模を誇ります。
熊本城の特徴は、戦を想定した様々な防衛機能を備えていること。
有名なのは、敵の侵入を防ぐために大きく反り返った急勾配の石垣で、「忍び返し(しのびがえし)」「武者返し(むしゃがえし)」と称されています。
ほかにも籠城が可能な設備を備えていたり、地下通路があったりと、いろんな工夫がされているのです。
籠城時の食料とするために城内に銀杏の木を植樹しており、熊本城の異名「銀杏城」の名の由来となりました。
実際に明治時代前期に勃発した西南戦争で、天守などは消失しましたが、薩摩軍の攻勢に50日超のあいだ籠城し耐え抜きました。
まさに難攻不落という言葉がピッタリの城郭です。
熊本城がある丘は、茶臼山と呼ばれていました。
戦国時代初期、出田秀信という菊池氏系の人物が、茶臼山に熊本城の前身となる「千葉城(ちばじょう)」を築きました。
大永・享禄年間(1521〜1531年)に、出田氏に代わって菊池氏家臣の鹿子木親員(かのこぎ ちかがず)が城主となります。
鹿子木氏は千葉城を改築して新たに「隈本城(くまもとじょう)」を築城。
そして1550年(天文19年)、鹿子木氏に変わり菊池義武(きくち よしたけ)が入城します。
しかし、菊池氏は大友義鎮(おおとも よししげ)=後の大友宗麟(おおとも そうりん)に追われ、城主は大友氏の協力者である城親冬(じょう ちかふゆ)が城主となりました。
1587年(天正15年)になると、豊臣秀吉が九州征伐を実施。
薩摩の島津氏の勢力下にあった城親冬の孫の城久基は、隈本城を明け渡して筑後国に入りました。
代わって佐々成政(さっさ なりまさ)が城主になりましたが、翌年に秀吉の命令を無視したことが原因で一揆が発生し、成政は切腹。
1588年(天正16年)に、加藤清正が隈本城主として入城します。
1591年(天正19年)、加藤清正は隈本城の改築工事を実施。
茶臼山のある丘陵地帯に新たなる大規模な城郭を築城しました。
1600年(慶長5年)に天守が完成したとされています。
関ヶ原の戦いを挟み、1606年(慶長11年)に城が完成。
翌年に隈本城から現在の「熊本城」に改名しました。
その後、清正の子である加藤忠広(かとう ただひろ)が熊本藩主になりましたが、1632年(寛永9年)に改易。
豊前小倉藩主の細川忠利(ほそかわ ただとし)が新たに熊本藩主となり、熊本城に入城します。
これ以降、幕末まで細川家が熊本藩主として治めました。
明治になると、熊本城は日本陸軍が管理するようになり、1871年に鎮西鎮台が城内に設置され、重要拠点となります。
1877年(明治10年)、西郷隆盛が主導した西南戦争が勃発。
軍部の重要拠点が置かれた熊本城は攻撃対象となり、大小の天守や宇土櫓などの建造物を焼失してしまいます。
しかし、熊本城の持つ実戦に備えた設備や機能により、50日以上の籠城により薩摩軍の猛攻に耐え抜きました。
1955年(昭和30年)に国の特別史跡に指定。
さらに1960年(昭和35年)には、大小天守が復元されました。
熊本城の城内は大変に広域で、見どころがいっぱいあります。
そのため、訪れたら必ず見学したいおすすめのポイントを選抜してご紹介します。
近世の城郭のシンボルともいえる天守。
熊本城にも立派な天守があります。
熊本城天守の最大の特徴は、大小2つの天守からなっていること。
四面には千鳥破風(ちどりはふ)という建築技法がほどこされ、最上階の南北には唐破風(からはふ)と呼ばれる建築技法を使っています。
大天守は外観3重、内部は6階地下1階。
また、大天守には「御鉄砲御間」「御具足之御間」「御矢之御間」といった武具にちなむ名前の部屋があります。
これは実際に武具などが保管されていたといわれています。
小天守の石垣には「忍び返し」「武者返し」と呼ばれる急勾配の石垣を設置。
近江国坂本の穴太衆と呼ばれる石工集団を呼び寄せてつくられました。
さらには敵の侵入を防ぐ鉄串が設置されており、敵の侵入を防ぐいろんな仕掛けがほどこされています。
現在の天守は1960年(昭和35年)の復元ですが、細部まで忠実に再現されています。
最上階からの眺めは絶景で、阿蘇山を見渡せますよ。
2016年の熊本地震で、大天守の瓦や小天守の石垣の崩落などの被害がありました。
宇土櫓(うとやぐら)は、築城当時の姿を今も残す貴重な建物で、国指定の重要文化財になっています。
本丸の西北側に位置する平左衛門丸(へいざえもんまる)という曲輪(くるわ)に所在。
重要文化財ですが、一般公開されているので見学可能。
宇土櫓は大きく、3層5階地下1階建て。
そのため「第三の天守」の別名があります。
名前は、元・宇土城主の小西行長(こにし ゆきなが)の家臣がこの櫓の近くに住んでいたから名付けられたといわれています。
2016年の熊本地震では、一部が倒壊する被害が出ています。
本丸御殿は、2008年(平成20年)に熊本城築城400年記念事業として、古写真・古文書・発掘調査の結果などをもとにし、築城当時の状態に忠実に復元されました。
「昭君之間(しょうくんのま)」と呼ばれる大広間は、豪華で格式高い雰囲気を再現しており、見物です。
部屋の壁には、狩野派の絵師により漢の時代の美女「王昭君」の故事の絵が描かれ、天井には四季の木々が描かれていました。
それらも再現されていますので必見です。
闇り通路(くらがりつうろ)は、本丸御殿の床下にある石垣でできた地下通路です。
これは熊本城独自の構造で、ほかの城や御殿では見られないもの。
熊本城がいかに戦を想定し、防衛に力を入れてきたかが分かります。
飯田丸五階櫓(いいだまる ごかいやぐら)は、飯田丸という場所にあります。
飯田丸は本丸の南部に位置し、城内防衛の拠点でした。
飯田丸五階櫓は、「飯田屋敷台所」が置かれていたのが名前の由来で、「西竹之丸」とも呼ばれています。
中には井戸や台所、さらには鉄砲蔵もあり、籠城ができるようなつくり。
まさに城の中にあるもうひとつの城ともいえる櫓です。
大きさも巨大で、2つの天守と宇土櫓に次ぐ規模。
現在の建物は、2005年(平成17年)に復元されたもの。
2016年の熊本地震で、石垣の一部が崩壊する被害が出ました。
東竹の丸(ひがしたけのまる)は、熊本城の東の防衛をになうところです。
国指定重要文化財となっている櫓群が建ち並んでおり、その光景は圧巻。
また、東竹之丸にある不開門(あかずのもん)は、城内の櫓門で唯一現存しているもので、これも国指定重要文化財となっています。
2016年の熊本地震により、櫓の一部や不開門の一部が倒壊や崩落、建物の傾斜などの被害が発生しました。
監物櫓(けんもつやぐら)は、二の丸にあります。
現在、二の丸には二の丸広場があります。
江戸時代には上級家臣の屋敷や藩校「時習館(じしゅうかん)」があります。
監物櫓は、江戸時代には長岡図書預り櫓(ながおかずしょあずかりやぐら)という名前でした。
長岡図書(ながおかずしょ)の屋敷にあったからです。
明治になって陸軍の管轄になりましたが、誤って隣にあった長岡監物(ながおかけんもつ)の屋敷と間違え、その名前が定着してしまいまいした。
監物櫓は当時のままの姿が残る現存櫓で、国指定の重要文化財です。
周囲は「監物台樹木園」という植物園として整備されています。
約2.6ヘクタールの敷地で、約2100本の141科793種の植物を植樹。
旧細川刑部邸(きゅうほそかわぎょうぶてい)は、熊本藩主の細川家の分家となる細川刑部家の下屋敷です。
上級武家屋敷として、もともとは子飼という場所ににありました。
1993年(平成5年)に現在地に移築しています。
加藤神社(かとうじんじゃ)は、熊本城内の本丸北側に鎮座し、熊本城の築城者で戦国武将の加藤清正(かとう きよまさ)を祭っています。
1871年(明治4年)に錦山神社(にしきやまじんじゃ)の名前で創建されましたが、鎮座地は現在と異なり、熊本城本丸と宇土櫓(うとやぐら)の間に建てられました。
1874年(明治7年)にいったん熊本市京町へ遷ったあと、1962年(昭和37年)に現在地に遷り加藤神社となりました。
7月第4日曜日に行われる清正公(せいしょこ)まつりは、熊本の夏の風物詩。
子どもたちが扮する「千人清正」による神輿行列が町を練り歩きます。
熊本城稲荷神社は、熊本城内の東部に鎮座する神社です。
熊本城を築城した加藤清正(かとうきよまさ)が1588年の入城に向けて、熊本城の守護神として建立した古い神社。
通称は白髭(しらひげ)さん。
毎年2月の最初の午の日に「初午大祭」という祭が行われます。
熊本城稲荷神社の年間最大規模の祭で、この時に参拝すれば願いが叶うとされ、「福参り」と呼ばれています。
なお、熊本城稲荷神社のすぐ北には、熊本大神宮(くまもと だいじんぐう)という神社もありますので、あわせて参詣するのもおすすめです。
熊本県立美術館は、熊本城の二の丸公園の一角に所在しています。
幅広い芸術品を収蔵しています。
目玉は、古代の装飾古墳室(そうしょくこふんしつ)の展示。
日本の古代の美術を間近で見ることができる貴重な美術館ですよ。
住所 : 熊本市中央区二の丸2
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-352-2111
定休日 :
月曜(月曜が祝日の場合は開館、翌日が休館)
年末年始
営業時間 : 9:30~17:15(入館は16:45まで)
公式URL : 熊本県立美術館
桜の馬場 城彩苑(さくらのばば じょうさいえん)は、熊本城の南にある観光情報センターです。
総合観光案内所のほか、熊本城の歴史をバーチャル体験できる施設「熊本城ミュージアム わくわく座」や県内各地の名物が食べられる飲食店や土産物店が並ぶ「桜の小路」などの施設が充実。
熊本観光の拠点として楽しめる場所ですので、ぜひ訪れてみてください。
水前寺成趣園(すいぜんじ じょうじゅえん)は、水前寺公園とも呼ばれ、江戸時代の熊本藩主細川家の大名庭園です。
1636年(寛永13年)初代藩主の細川忠利がつくりました。
阿蘇の伏流水による池を生かした回遊式庭園で、熊本市を代表する観光スポットとして熊本城とともに訪れる人が多いところ。
園内にある出水神社(いずみじんじゃ)は、1877年(明治10年)の西南戦争で荒れはてた熊本城下の再建を願い、翌年に旧熊本藩士が旧熊本藩主の細川家を祀ったものです。
住所 : 熊本県熊本市中央区水前寺公園8-1
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-383-0074
営業時間 :
3月~10月 7:30~18:00(入園 17:30まで)
11月~2月 8:30~17:00(入園 16:30まで)
料金 :
16才以上 400円
6~15才 200円
未就学児 無料
※ 個人の場合
公式URL : 水前寺成趣園
熊本市立熊本博物館は、熊本城の三ノ丸にあり、熊本城の北西に位置する総合科学博物館です。
1952年(昭和27年)に、建築家・黒川紀章の設計によりオープン。
地質・生物・理工科学・考古・歴史・民族などの分野の資料を多数所蔵。
人気の展示物は、ステゴドン象の実物大復元模型や五家荘のジオラマなど。
また、直径16mのドームに四季の星座を投影するプラネタリウムは、子どもから大人まで人気です。
2015年7月から大規模な全面改装を実施し、2018年秋に全面改装を完了します。
住所 : 熊本市中央区古京町3-2
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-324-3500
定休日 :
月曜
12月29日~1月3日
営業時間 : 9:00~17:00
注意点 : 2015年7月〜2018年秋までリニューアル工事のため休館
公式URL : 熊本博物館
熊本県伝統工芸館は、熊本城のすぐ北東に所在し、熊本県に関連する伝統工芸について展示している施設です。
1982年(昭和57年)に開館。
県指定の伝統的工芸品が展示され、肥後象がん・木工品・染織物・竹製品・焼き物・刃物など約80点におよびます。
これらの伝統工芸品の一部は、館内で購入することができるので、お土産にもおすすめです。
なお、Webショップもあります。
住所 : 熊本市中央区千葉城町3-35
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-324-4930
定休日 : 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
営業時間 : 9:00〜17:00
料金 :
2階企画・常設展示室以外は無料
2階企画・常設展示室の料金(個人):
大人 210円、大学・短大・専門学校生 130円、高校生以下 無料
公式URL : 熊本県伝統工芸館
いまや誰もが知る存在となった熊本のご当地キャラクターのくまモン。
くまモンは、熊本県の営業部長として活動していますが、その拠点となる施設がくまモンスクエアです。
グッズの展示・販売や、くまモンの情報提供のほか、熊本県の観光・物産情報に関することも発信。
くまモンの仕事場となる事務室もありますよ。
くまモンは全国を飛び回っているため、くまモンスクエアにいるときは限られており、そのスケジュールは公式サイトで確認できます。
大人気のくまモンですので、くまモンがいるときは来客数が多く、入場制限が行われる場合があるのでご注意ください。
住所 : 熊本県熊本市中央区手取本町8番2号 テトリアくまもとビル1階
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-327-9066
営業時間 : 10:00〜19:00
注意点 : くまモン在館時は、入場制限の可能性あり
公式URL : くまモンスクエア
太平燕(タイピーエン)は、熊本市の代表的なご当地グルメです。
鶏ガラと豚骨のラーメンやちゃんぽん麺のようなスープに、ゆで玉子、エビ、たっぷりの野菜が入り、麺は春雨というヘルシーな麺料理。
起源は、中国福建省の同名料理で、アヒルの卵や扁肉燕というワンタンの皮のような食品が入ったスープ料理でした。
それが、熊本にやってきた福建省出身の料理人がアレンジし、アヒルの卵を鶏の卵に、扁肉燕を春雨に代用し、まかない料理として出したのが熊本で広まるきっかけといわれています。
紅蘭亭は、熊本の太平燕のルーツともいわれる(諸説あり)名店で、太平燕は熊本でしか味わえない麺料理です。
熊本に行かれたら、一度は食べてみることをおすすめします。
住所 : 熊本県熊本市中央区上通町1-15
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-352-3812
定休日 : 無休
営業時間 :
平日 11:30~21:35(L.O. 21:00)
日曜・祝日 11:00~21:35(L.O. 21:00)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
桂花(けいか)ラーメンは、熊本のご当地ラーメンである「熊本ラーメン」の代表格。
東京 にも出店し、熊本ラーメンの名を有名にしたお店です。
熊本ラーメンは、豚骨、または豚骨と鶏ガラでダシをとったコッテリとしたスープが特徴。
また、マー油やフライドガーリックチップをのせている場合が多く、麺は博多・長浜・久留米などよりもやや太めのストレート麺です。
店名を冠した「桂花ラーメン」が看板メニューであり、熊本ラーメンにあたります。
桂花ラーメンは、基本的な熊本ラーメンを踏襲しながら、茎ワカメをのせるなどオリジナリティもありますよ。
ほかにも極太のチャーシュー「太肉(ターロー)」やキャベツなどをトッピングした具沢山の「太肉麺(ターローメン)」も人気メニュー。
住所 : 熊本県熊本市中央区花畑町11-9 K-1ビル 1F
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-325-9609
定休日 : 無休
営業時間 :
月~木 11:00~23:45
金・土 11:00~翌1:45
日 11:00~20:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
熊本の郷土料理の代表格といえば馬肉料理。
菅乃屋(すがのや)は熊本で馬肉料理の専門店として人気のお店です。
馬肉料理の代表である馬刺しはもちろん、ハリハリ鍋や石焼、馬のレバ刺しなど、選りすぐりの馬肉料理が楽しめます。
何店舗かあるのですが、熊本城からは上通店が近くて便利ですよ。
住所 : 熊本県熊本市中央区城東町2-12 アンピールパーキング上通り 2F
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-355-3558
定休日 : 12月31日、1月1日
営業時間 :
日~木曜 11:30~15:00(L.O. 14:00)、17:00~22:00(L.O. 21:00)
金・土曜 11:30~15:00(L.O. 14:00)、17:00~22:30(L.O 21:30)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
天草海食(あまくさ かいしょく)まるけんは、熊本城内にある「桜の馬場 城彩苑 桜の小路」の中に所在。
熊本県の天草地方の食材を使った料理が食べられるお店で、食品の販売もしています。
人気は、看板メニューでもある「うにコロッケ」と天草の海鮮をふんだんに使った「ぶっかけ海鮮づけ丼」。
店頭の看板も大きく「うにコロッケ」を掲げられており、店のイチオシメニューでもあります。
うにを独自製法により、独特の濃厚な風味を残したままコロッケの中に入れたもので、じゃがちも・さつまいも・リゾット・クリームの4種の味に加え、ライスコロッケとプレミアムコロッケもあります。
ぶっかけ海鮮づけ丼は、天草の新鮮な魚介をご飯にのせ、自家製の柚子辛みそとわさび醤油をかけて食べます。
最後はダシ汁をかけてお茶漬け風にするのもおすすめですよ。
住所 : 熊本県熊本市中央区二の丸1-14
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-319-5073
定休日 : 12月29〜31日
営業時間 :
平日 11:00~14:30、17:00~21:00
土・日曜 11:00~15:00、17:00~21:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
(テンテ)は、熊本城内にある「桜の馬場 城彩苑 桜の小路」の中に所在しています。
フルーツを使ったフレッシュジュースやスイーツが人気のお店です。
地元熊本産のフルーツを使ったものが人気で、季節限定商品も多く、季節感を楽しめる店。
ジュースのほかは季節のソフトクリームも人気。
春限定の地元産いちごを大量にのせたソフトクリームや、夏限定の地元産メロンを使ったソフトクリームなどがありますよ!
城内散策の一休みに最適なお店です。
住所 : 熊本県熊本市中央区二の丸1-14
マップ: Googleマップ
電話番号 : 096-288-1092
定休日 : 無休
営業時間 : 9:00~19:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
下記のおすすめのお土産は、いずれも「桜の馬場 城彩苑 桜の小路」内のお店で購入できます。
いろいろ見て回って、お好みのお土産を探してみてくださいね。
誉の陣太鼓(ほまれのじんだいこ)は、1949年(昭和24年)創業の老舗和菓子店である香梅が製造・販売している熊本を代表する銘菓です。
金色の小箱に一つずつ入り、箱の中には太鼓型の丸い形の金色の豪華な包装。
包みを開けると、羊羹のような艶のある粒あんが太鼓型に丸く練り固められています。
そしてその粒あんの中には、粘りのある求肥が。
独特の食感と上品な甘さで、熊本市民に長年にわたり愛されています。
熊本土産にもっともおすすめできるお菓子です。
同社は、ほかにも創業時からの人気の「肥後五十四万石」やパイ風菓子「武者返し」、「肥後鍔(ひごつば)」などの商品が人気ですので、あわせてどうぞ。
なお、「桜の馬場 城彩苑 桜の小路」には直営店「香梅庵」があります。
いきなりだんごは、熊本の家庭で古くから食べられてきた郷土菓子です。
おやつとして、また突然の来客時のもてなしとして、すぐに作って出すことができるのが名前の由来といわれています。
いサツマイモを小豆あんでくるんで、さらに餅、あるいは小麦粉を練ってつくった生地で包んでドーム状し、蒸しあげたもの。
現在、いきなりだんごは複数の菓子店が製造・販売し、各社それぞれがいろんな特徴を持たせています。
いまでは熊本の代表的な土産菓子のひとつとなりました。
特に人気なのが、長寿庵や肥後屋、くま純、わたなべなど。
ほかにも多数のお店がありますよ。
熊本県の芦北町は、全国有数のデコポン(不知火)の産地です。
デコポンは不知火とも呼ばれる柑橘類で、ヘタの部分が飛び出ているのが特徴。
さわやかな甘みと適度な酸味、あふれる果汁が人気のフルーツです。
そんな芦北の特産品であるデコポンをふんだんに使ったゼリーが、芦北デコポンゼリー。
デコポンの風味と果汁をそのまま閉じ込めたプルプルのジュレと、その中に入れられたナタデココの食感はやみつきになりますよ。
山うにとうふは、熊本県の五木村に古くから伝わる伝統食品。
生まれたのはなんと約800年前。
平家の落人が、豆腐を保存するために考えだした、とうふのみそ漬けが、山うにとうふの起源です。
現在は、とうふは約半年みそ漬けにして発酵・熟成させています。
食感や風味がまるでウニのようであることから、山うにとうふと呼んでいます。
ほかでは味わえない独特の味を楽しめます。
柚子味などのバリエーションもありますよ。
からし蓮根は、全国的にも有名な熊本の郷土料理で、熊本土産の定番ですね。
からし味噌を蓮根の穴に詰め、さらにからし味噌で蓮根を包み、衣を付けて油で揚げた食品です。
江戸時代の1632年(寛永9年)に熊本藩主となった肥後細川家初代の細川忠利。忠利は病弱だったため、健康増進のためからし蓮根をよく食べたといわれています。
それがきっかけで、熊本藩の栄養食として門外不出の食品となりました。
現在も、江戸時代から続く伝統食品として熊本市民に愛されています。
「桜の馬場 城彩苑 桜の小路」には、からし蓮根の元祖ともいわれ、名店のひとつとして名高い、森からし蓮根の直営店がありますよ。
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2016年4月の熊本地震により、多くの深刻な被害を受けた熊本城。
住民のシンボルである熊本城は少しずつその姿を取り戻していっており、2018年4月には瓦の再建作業が終了し、天守を覆っていたシートが取り外されて久々に天守が姿を現しました。
今後、観光客が見学できる場所も少しずつ広がっていく見込みで、2021年に大小天守の見学を可能にする予定で工事が進められています。
熊本城に足を運ぶとともに、熊本城や熊本の人たちの復興を願い、応援しようではありませんか。
最終更新日 : 2021/07/02
公開日 : 2018/04/10