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マレーシアは、マレー半島とボルネオ島の一部から成り立つ、東南アジアの国です。
国土は日本の約9割ほどで、そのうちの約60%が熱帯雨林に覆われています。
様々な生き物が生息するジャングルに美しい離島、洞窟をはじめとする景勝地の数々は、訪れる人々を魅了して止みません。
首都はマレー半島の中心部に位置する、クアラルンプール(Kuala Lumpur)。
近年の経済発展により、バンコクやシンガポールと並ぶほどに成長した大都市です。
マレーシアは年間を通じて温暖な気候であるのに加え、物価が安く治安が良いことで知られています。
日本人の移住先としても高い人気を誇っており、現地を訪れれば、きっとその魅力がお分かりいただけるでしょう。
マレーシアはマレー系だけでなく、インドや中国など様々な民族で構成されている多民族国家。
人口は日本に比べると約30%程度ですが、宗教をはじめとする文化のバラエティーは非常に豊富なのが特徴です。
マレーシアに住む日本人の数も年々増え続けており、2019年には26,500人を突破しました。
多民族が共存するマレーシアでは中国語やタミル語など民族ごとに異なる言語が話されていますが、あくまでも公用語とされているのはマレー語。
英語も通じやすいので、私たち旅行者にとってかなり過ごしやすい環境であるといえます。
マレーシアと日本の時差は-1時間です。
日本が正午なら、現地時間は午前11時となります。
比較的治安も良く、世界では日本と同じく「安全な国」として認識されていますが、注意するに越したことはありません。
特に置き引きは日本でも発生するくらいなので、財布や携帯などの身の回り品は必ず肌身離さず持ち歩くようにしてください。
マレーシアの首都クアラルンプールには、イギリス統治時代の建物やイスラム教のモスクなど国際色豊かな見どころが多く点在しています。
クアラルンプールで最も有名な建物といえば、ペトロナスツインタワーを思い浮かべる人が多いでしょう。
モダンでありながら、歴史や文化も楽しめるのがクアラルンプールの魅力。
豊かな自然に囲まれているので、少し足をのばせばキャメロンハイランドなどの高原リゾートや洞窟を訪れることもできます。
ここでは、クアラルンプールおよびその周辺にある人気スポットを中心にご紹介します。
マレーシアの首都クアラルンプールでひときわ目立つ建物と言えば、このペトロナスツインタワーです。
この建物は、1998年に高さ452mの88階建てで、マレーシアの国立石油会社ペトロナスによって建築されました。
しかも、日本の建設会社がこの工事を請け負っています。
それだけを聞いても、とても身近な存在になるのではないでしょうか。
この20世紀の建築物で世界最高を誇るペトロナスツインタワーは、マレーシアの象徴的な建築物の一つでもあることから、クアラルンプールを観光で訪れた際には必ず立ち寄りたいおすすめスポットです。
また、ここにはオフィスだけではなく、日本の伊勢丹や紀伊国屋書店などのショッピングゾーンなどもあります。
ペトロナスツインタワーには展望台があり、そこからはクアラルンプールの街並みを一望することができます。
そして、アジアでも非常に成長著しい街のエネルギーとパワーを感じることができます。
観光の際には、一度展望台に行かれることをおすすめします。
また、夜になると美しくライトアップされるので、夜景を楽しむために時間を変えて訪れるのも良いでしょう。
そして夜の時間には、ペトロナスツインタワーの下にある噴水広場にて、光と水の美しいコラボレーションを楽しむことができるショーが行われています。
こちらのショーの観覧は無料です。
夜のペトロナスツインタワーも、おすすめの観光スポットです。
ペトロナスタワーには、ショッピングゾーンが用意されています。
高級ブランドのお店からファストファッションまであり、観光中のお買い物におすすめです。
それ以外にも日系のデパートが入っているので、長期滞在型で観光をされる方には強い味方でもあります。
食材やお菓子なども豊富な品揃えで、日本の味を楽しみながら観光旅行を楽しめますよ。
住所 : Kuala Lumpur City Centre, Kuala Lumpur
マップ : Googleマップ
アクセス : LRTクラナ・ジャヤ線「KLCC駅」直結
電話番号 : +60 03 2331 8080
定休日 : 月曜日(スカイブリッジ)
営業時間 :
料金 : 大人80リンギット、子ども 33リンギット
注意点 :
公式サイト : Petronas Twin Tower
クアラルンプールタワーは東南アジアで最も高い通信塔であり、その高さは421mです。
ペトロナスツインタワーの452mより低いのですが、標高94mのブキットナナスの丘の上に建てられているため、ペトロナスツインタワーよりも高く見えます。
1階から6階までのフロアには、放送施設、回転レストラン、276m地点にある展望デッキなどがあり、360度のパノラマを楽しむことができますよ。
タワーの麓には小さな水族館や動物園、F1シュミレーターなどがあり、連日観光客で賑わっています。
クアラルンプールタワーの魅力は何といってもその景色。
展望フロアはガラス張りですが、おすすめはオープンデッキからの眺めです。
オープンデッキには、床がガラス張りのスカイボックスが二か所取り付けられていて、足元の景色まで楽しめます。
かなりの勇気が必要ですが、特別な体験をしたい方はぜひチャレンジしてみてください。
クアラルンプールの市街地は首都と言えども緑が多く、遠くには高原や森が見え、のどかな雰囲気が漂います。
夜景を楽しめるのも嬉しいところ。
目の前に見える、ライトアップされたペトロナスツインタワーが圧巻です。
展望回転レストランはビュッフェ形式で、マレー料理、インド料理、中華料理とマレーシアらしい食事が楽しめます。
気軽な雰囲気で、夜景を見ながらのお食事ができるのは嬉しいですね。
いつも混雑しているペトロナスツインタワーと違って、こちらは比較的空いているので、スケジュールが組みやすいのも魅力です。
住所 : No2,Jalan Punchak, off jalan P.Ramlee,50250 KL
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT「ブキッ・ナナス駅」より徒歩5分
電話番号 : +60 03 2020 5444
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00〜22:00
料金 :
公式サイト : Menara KL Tower
クアラルンプールの中心部に位置する、とても大きな広場がムルデカスクエアです。
しかしここはただの広場ではなく、マレーシアにとっては非常に大きな意味がある、歴史上とても貴重な場所の一つです。
この「ムルデカ」という言葉は、現地の言葉で「独立」を意味しており、マレーシア人にとって欠かすことのできない場所だということを感じます。
また、この広場は堅苦しいだけの場所では全くなく、むしろ観光客が都会の中にある広い芝生の空間を楽しむことができる場所でもあります。
朝のさわやかな時間に散歩をするにも大変適しているため、クアラルンプール観光のおすすめエリアの一つです。
近辺にはイギリス統治下の建物がたくさんあることから、建築物を見て楽しむのも良いでしょう。
このムルデカスクエアは広々としていて、かつてはクリケットをする人が多くいました。
現在でもスポーツ競技場としても使われることから芝生がきめ細やかに整備されていて、観光中の休憩にもぴったりです。
また、広場内にはイギリス統治時代に建てられた、本格的な社交場である「ロイヤル・セランゴール・クラブ」があります。
チェダー朝様式のこの建築物は、観光客に歴史の重みを感じさせる雰囲気を持っており、観光スポットとしておすすめです。
こちらは、現在でもマレーシアの政財界の大物が集う社交場として使われており、会員以外の立ち入りはできません。
しかし、このクラブのすぐ隣には、イギリス統治時代の面影を残す「セント・マリー教会」があります。
ゴシック建築を基調に1885年に建てられたこちらの教会。
内部の天井は132メートルもの高さがあり、開放的でとても魅力的です。
こちらの教会は、受付をすればすべての人が内覧できるため、ぜひ立ち寄ってみましょう。
ムルデカスクエア周辺で歴史に触れ合うのは、おすすめの観光の楽しみ方の一つです。
住所 : Jalan Raja, Kuala Lumpur City Centre, 50050 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur
マップ : Googleマップ
アクセス : LRTクラナ・ジャヤ線「マスジッドジャメ駅」より徒歩7分
電話番号 : +60 3-2698 0332(観光インフォメーションセンター)
定休日 : なし
営業時間 : 24時間営業
料金 : 無料
クアラルンプールで1番の繁華街と言えば、間違いなくここブキッビンタンです。
ここに来れば、欲しいものが何でもそろうといっても過言ではないほどの、一大ショッピングエリアです。
高級ブランドのお店から、ガジェット関係の商品を扱うお店まで、とにかく多くのお店でにぎわいます。
数多くのショッピングモールが立ち並んでおり、現地の人々だけでなく観光客にもおすすめの買い物スポットです。
その他にも、たくさんのレストランが軒を連ねているので、朝から夜までこのエリアだけで1日中楽しむことができます。
ブキッビンタンエリアには、観光の際に行きたいお店がすべて揃っていると言えます。
高級ブランドのお店が立ち並ぶ通りがあり、お目当てのブランドの商品を買いに行くのにとても便利です。
この通りであれば、ブランド店巡りを楽しむことができること間違いありません。
例えて言うならば、クアラルンプールの銀座といった雰囲気がここにはあります。
また、「パビリオン・ファーレンファイト88」や「ロット10」といったショッピングモールには、ZARAやH&Mなどのファストファッションのお店が数多く出店しています。
VINCCIのようなマレーシア発祥のブランドのお店や、掘り出し物の小物が見つかりそうな小さなお店もたくさんあります。
それ以外にも、ガジェット系だけを扱うショッピングモールがあったり、マッサージや人気のスパのお店が密集しているのが特徴的です。
そのため、ここにはマレーシアの流行の最先端があると感じられることでしょう。
マレーシアを観光で訪れた際には、男女を問わず絶対立ち寄りたいおすすめのショッピングタウンです。
住所 : Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur, Malaysia
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT「ブキッ・ビンタン駅」より徒歩すぐ
電話番号 : +60 3-2698 0332(観光インフォメーションセンター)
定休日 : 各店舗によって異なります。
営業時間 : 各店舗によって異なります。
料金 : なし
チャイナタウンといえば、読んで字のごとく中国人街のことです。
世界中のいたるところにチャイナタウンは存在しますが、その土地ごとにやはり特色があります。
そんな違いを探しながら観光するのも、面白い旅をするための秘訣です。
さて、マレーシア・クアラルンプールの中華街は、多民族国家マレーシアならではと言える特徴に溢れています。
すぐそばにはインド系の方々が信奉するヒンズー教の寺院があったり、イスラム系の影響を受けたニョニャ料理が食べられたり、と日本の中華街では見受けられない光景が広がります。
チャイナタウンの1番の楽しみはやはり美味しい料理を食べることですよね。
現地の人が中国本土や台湾などよりもここで食べる中華が1番おいしいと自信を持っているほど、料理のクオリティは高いです。
朝はご飯がトロトロになってしまうくらいしっかりと煮込まれた、本格的な粥を食べることもできます。
また、飲茶屋台の店もとても人気があり、朝から活気に溢れています。
少し早起きをして、地元の人がたくさん入っているお店に行けば、観光客でもおいしい中華料理に舌鼓を打てること間違いありません。
せっかくマレーシアに行くなら、朝の屋台にも挑戦してみてください。
その他、暑いマレーシアならではの漢方を使ったドリンクも観光中に味わいたい一品です。
街歩きをいていると、暑さで疲れる時があるかもしれませんが、そんな時には真っ黒い羅漢果ドリンクで気持ちも体もすっきりしましょう。
体の中にこもった熱を取り除くという効能があるそうで、ほんのりした苦みと甘さが絶妙にマッチして美味しく飲めます。
中華街観光の際には、ぜひ一度飲んでみることをおすすめします。
住所 : Jalan Petaling 50000 Kuala Lumpur Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
マップ : Googleマップ
アクセス : LRTクラナ・ジャヤ線「パサール・セニ駅」より徒歩5分
電話番号 : +60 3-2698 0332(観光インフォメーションセンター)
定休日 : 年中無休(店舗による)
営業時間 : 店舗による
料金 : なし
国民の約6割がイスラム教徒というマレーシアには、街のいたるところにモスクがあります。
クアラルンプールの中心地にある「国立モスク」マスジッドネガラは、第二次世界大戦後の1957年、イギリスから独立した際に独立の象徴として建設されました。
総面積は53,000㎡(東京ドーム1.2個分)で、中にはモスクと美しい公園が整備されています。
モスクの最大収容人数は、なんと8000人!
マレーシア内のほとんどのモスクは異教徒には開放されていませんが、こちらは見学可能で写真撮影もOKとあって、人気の観光スポットになっています。
特徴的なのは礼拝堂部分の屋根で、マレーシアの13の行政区分と、イスラムの五行(行わないとならない事)を合わせた18のひだが付けられています。
美しいステンドグラスや幾何学模様の装飾など、イスラム美術を存分に鑑賞してみましょう。
イスラム美術に興味がある方は、国立モスクから徒歩3分のイスラム美術館もおすすめです。
日本ではあまり馴染みのないイスラム文化に触れるチャンスですが、入場する際は服装に注意が必要です。
男性はタンクトップ、短パンはNGで、女性は入り口で無料貸し出しをしているローブを身にまとうよう決められています。
ホールの入り口には無料の日本語パンフレットや、様々な国の言葉に訳された閲覧自由のクルアーン(コーラン)があるので、ぜひ手に取ってみてください。
住所 : Jabatan Kemajuan Islam Malaysia,Jalan Perdana 50480 KL
マップ : Googleマップ
アクセス : LRTクラナ・ジャヤ線・KTMコミューター「クアラルンプール駅」より徒歩10分
電話番号 : +60 3-2107 3100
定休日 : 年中無休
入場可能時間 :
料金 : 無料
こちらのものすごく長い名前のモスクは、通称ブルーモスクと言われる、クアラルンプールからバスやタクシーで40分程の場所にあるモスク。
セランゴール州のスルタン「サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー」の命により1983年に建設が開始され、1988年3月11日に公開が開始されました。
先に紹介した国立モスクを手掛けたバハルディン・カシム氏などが設計を担当しています。
ブルーモスクはマレーシア最大、東南アジアでも2番目の大きさを誇っており、アルミ製のドームは世界最大規模で、収容人数は最大2万4000人にのぼります。
ブルーモスクと呼ばれていることからも、ブルーとホワイトを基調とした鮮やかなブルーのドームは、やはり壮大で美しいです。
また、ドームを囲うようにして建っている4本のミナレットは世界屈指の高さの140m。
ミナレットには礼拝の時間を知らせる役割があり、かつては塔の上まで人が上がり呼びかけをしていましたが、現在はスピーカーが設置されているそうです。
ブルーモスクは、外観だけでなく内部も同じく見応えがあります。
壁面には幾何学模様の彫刻が施された飾り板がはめ込まれていたり、礼拝堂の内部にはブルーのステンドグラスが施されていたりと、どこをとってみても美しいです。
こちらのモスクは内部の見学の際に、ボランティアガイドが同行し案内をしてくれます。
モスクはイスラム教の人々にとってとても神聖な場所なので、マナーを守りイスラム教について学びながらの見学を楽しみたいですね。
住所 : Persiaran Masjid St., Sekysen 14, 40000 Shah Alam, Selangor
マップ : Googleマップ
アクセス : KTMコミューター「シャー・アラム駅」よりタクシーで10分
電話番号 : +60 03 5519 9988
定休日 : なし
見学可能時間 :
料金 : 無料
注意点 : 女性の方は露出した服装での入場は好ましくないとされ、長袖シャツやロングスカート/パンツの着用が求められます。
公式サイト : スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク
マレーシア最大のプロジェクトとして日々開発されている行政都市プトラジャヤ。
この街で1番の観光スポットと言えばここプトラモスク、通称ピンクモスクです。
1999年に完成した比較的歴史が短いモスクです。
ただ、その可愛らしい外観と女子旅系ガイドブックの表紙を飾っていることもあいまって、日本人の観光客にもじわじわと人気が高まっています。
クアラルンプールから電車やバスで約30~40分ほどで行くことができますよ。
ピンクモスクという通称がついている通り、ピンク色の外観がとても可愛らしいです。
こちらは通常のモスクとは異なり、ミナレットが1本しかないのが特徴。
そして、このミナレットは116メートルと非常に高く、ブルーモスクに次ぎ世界で4番目に高いミナレットとして知られています。
静寂に包まれたモスク内部は、パステル色のピンクにローズピンク、アクセントにブルー系のステンドグラスが。
この絶妙な色の組み合わせがとても美しく、可愛らしく、写真だけではなく1度は実際に見てみたいと思わせますよね。
先に紹介した国立モスクと同じく、ピンクモスクでは入場時に無料で貸し出されているローブを纏って入場します。
また、中に入るときは靴を脱ぐので、ウェットティッシュなどを持参しておくと、見学後に足裏をさっと拭くことができて役立ちますよ。
住所 : Presint 1, 62502 Persekutuan, Putrajaya, Malaysia
マップ : Googleマップ
アクセス : KLIAトランジット線「プトラジャヤ/サイバージャヤ駅」より車で約5分
電話番号 : +60 3-8888 5678
定休日 : なし
見学可能時間 :
料金 : 無料
公式サイト : プトラモスク
首都クアラルンプールから、およそ150キロ離れたところに位置するのがキャメロンハイランド。
標高1,800m地点に広がる高原は、マレーシア国内でも比較的涼しい地域であることから避暑地としても親しまれています。
また、土地の特性を生かして紅茶や高原野菜、花の栽培も盛んに行われているのだそう。
週末や長い休みの時期ともなれば、クアラルンプールから避暑を楽しむために来る人々も多く、長期滞在をしている外国人にも人気のある街です。
景色が綺麗な場所をお探しの方で、時間に少し余裕があればぜひ足を運んでみてください。
キャメロンハイランドへは、クアラルンプールから高速バスに乗り約5時間ほどかかります。
キャメロンハイランドとクアラルンプールでは、年間の平均気温が20度ほど異なるのだそう。
イギリス統治下よりお茶の産地として栄えたこの地域では、現在でもマレーシア最大の茶葉生産量を誇ります。
出来立てのおいしい紅茶を味わうために、観光予定にキャメロンハイランドを入れてみるのも良いかもしれません。
加えて、涼しい気候を活かしたイチゴの栽培が盛んで、イチゴ農園でイチゴ狩りを楽しむことができます。
それ以外にもバラ園が有名で、英国式のハイティーの時間には普段と少し違った雰囲気を楽しむことができます。
こう言ったところもマレーシアの魅力の一つです。
街並みはイギリス統治時代の雰囲気を色濃く残しているため、現地在留邦人からは「マレーシアの軽井沢」と呼ばれることもあり、おしゃれな雰囲気が溢れる街です。
そんな街並みと広大な茶畑のコントラストを楽しんでみてください。
住所 : Cameron Highlands, Pahang, Malaysia
マップ : Googleマップ
アクセス : イポー(Ipoh)より車で約2時間
電話番号 : +60 11-1271 3645(観光インフォメーションセンター)
定休日 : 原則無休
営業時間 : 各店舗によって異なります。
料金 : なし
公式サイト : キャメロンハイランド
クアラルンプール中心部から約13キロ、マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地として知られるのが「バトゥ洞窟」。
19世紀にインド人有力者により洞窟内に作られたヒンドゥー寺院は、パワースポットとして親しまれる人気スポットです。
洞窟内には大小の鍾乳洞があり、約4億年も前に形成された物だとされています。
洞窟へは272段の階段を登らないといけないので、動きやすい服装とスニーカーが便利。
一帯には野生の猿が生息していて、階段を登る観光客の手荷物や食べ物を狙うこともあるため注意が必要です。
まず目を引くのが、階段の手前に鎮座しているバトゥ洞窟のシンボル的な存在であるムルガン神像。
2006年に建てられたもので、高さが42.7mもあります。
ヒンドゥの最高神シヴァの次男で、ヒンドゥー教の軍神とあがめられるムルガン神の身体は、300リットル以上の金が使用されているんだとか。
ヒンドゥー教は多神教なので、洞窟内にも様々な神様や神話の壁画が飾られています。
素晴らしい自然の芸術である鍾乳洞と、カラフルでどことなくユーモラスな風体の多種多様な神々のコントラストは必見です。
2010年に徒歩5分の所にKTMコミューターが延伸され、新たにバトゥ洞窟駅が出来たので、中心地からのアクセスも格段と便利になりました
バトゥ洞窟では毎年1月下旬から2月上旬に、ヒンドゥー教最大のお祭り「タイプーサム」が行われ、世界中からヒンドゥー教徒や観光客が訪れます。
住所 : Gombak, 68100 Batu Caves, Selangor, Malaysia
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +60 3-6189 6284
定休日 : なし
営業時間 : 8:00~19:00
料金 : 無料
公式サイト : バトゥ洞窟
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マレーシアの歴史が凝縮している南部の街。
ヨーロッパ列強の支配下で独自の文化を育んだマラッカや、 シンガポール との国境の街ジョホール・バルなどが見どころです。
また、内陸部にはジャングル地帯が広がり、野生動物の宝庫と言われるタマンヌガラも人気があります。
15世紀から21世紀の今に至るまで、アジアとヨーロッパを結ぶ東西海上交通の要衝として知られる街がマラッカです。
過去にはポルトガル・オランダ・イギリスに支配された歴史があり、面影が現在の街並みの中に残っています。
その歴史的な美しさから、2008年にはユネスコの世界文化遺産に認定されました。
クアラルンプールから高速バスで約2時間で到着するというアクセスの良さもあり、マレーシア観光の際にはぜひ立ち寄りたいスポットとなっています。
マラッカは、イスラム教を導入したマラッカ朝・中華系・オランダ・ポルトガル・イギリスといった植民地支配をした国々などの、多種多様な文化が混ざり合った独特な雰囲気が観光客を魅了する街です。
まずは、世界遺産にも登録されたその美しい街並みを楽しむことをおすすめします。
特にオランダ広場周辺のマラッカ教会やスタダイス、セント・ジョンの砦などは、オランダとポルトガルの影響を色濃く残した建物を楽しめます。
チャイナタウンでは中華系男性とマレー系女性の子孫が持つ、独特のババニョニャ文化と彼らの料理を楽しむのが良いでしょう。
また、マラッカのメインストリート「ジョンカーストリート」には、たくさんのアンティークショップやレストラン、カフェなどがあります。
世界遺産を楽しみながら、おしゃれなお店で買い物や食事も楽しめてしまうのは嬉しいですね。
住所 : Bandar Hilir, 75200 Malacca, Malaysia
マップ : Googleマップ
アクセス : クアラルンプール市内より長距離バスで約2時間
電話番号 : +60 6283 6220(マラッカ・観光インフォメーションセンター)
定休日 : なし
営業時間 : なし
料金 : なし
備考 : マラッカの中心地であるオランダ広場の情報を記載しています。
公式サイト : マラッカ
マレーシア最南端、シンガポールとの国境の街「ジョホールバル」は、クアラルンプールに次ぐマレーシア第二の都市です。
16世紀初めに ポルトガル の侵略によって滅びたマラッカ王国最後の王、スルタン・ムハンマド・シャーによって建国され、その後周辺の島々を含めて支配をするジョホール・リアウ帝国になりました。
その後、1866年にスルタン・アブ・バカールがジョホール王国の王に即位。
マレー半島の他の州が次々とイギリスの植民地になっていった時も、ジョホール王国は独立を維持していたので、スルタン・アブ・バカールはこの地の人たちに尊敬されています。
ジョホールバルはジョホール海峡を横断する土手道によりシンガポールと繋がっていて、シンガポールへの玄関口としても賑わっています。
国境の街なので、お酒やタバコを免税価格で買えるお店もあり、ショッピングの街としても知られています。
最近の人気は、ジョホール・プレミアムアウトレットや大人も子供も楽しめるレゴランドなどですが、歴史深い建造物も多く見どころの多い街です。
マレーシアで最も美しいと言われる木造モスク「アブ・バカールモスク」、元王宮である「王立アブ・バカール博物館」、道教寺院の「オールドチャイニーズテンプル」、かつて日本軍司令部として使われ、現在は州庁舎となっているスルタン・イブラヒムビルなど、歴史探訪スポットがいっぱい。
人口の6割を占めるマレー民族の伝統的文化を紹介する「マレー民俗村」では、伝統音楽や舞踏のパフォーマンスを見学したり、マレーシア名産のバティック(ろうけつ染め)体験などが楽しめます。
あの有名なマレー鉄道に乗って、クアラルンプールからジョホールバルまでの鉄道の旅を楽しむのもおすすめ。
所要時間は約6時間です。
ちなみに、シンガポールからは多くのバスが運行しています。
出入国に時間がかかる事が多いので、トータルすると2時間は見ておいた方がいいでしょうか。
住所 : 2, Jalan Air Molek, Bandar Johor Bahru, 80000 Johor Bahru, Johor
マップ : Googleマップ
アクセス : JBセントラル駅より徒歩約20分
電話番号 : +60 16-730 0212
定休日 : なし
営業時間 : 8:00 ~17:00
公式サイト : ジョホール・バル
マレー半島の西海岸には、リゾートアイランドが点在しています。
中でも人気のペナン島とランカウイ島では、青く透き通る海と白砂の海岸が広がり、様々なマリンアクティビティが楽しめます。
どちらも景色が綺麗な場所なので、ぜひ訪れてみてください。
「東洋の真珠」という別名を持つペナン島は、マレーシア屈指のリゾート地として観光客に大人気です。
特に日本ではその美しいビーチが有名で、大勢の観光客を惹きつける旅行先として知られています。
ペナン島へは日本からの直行便はありませんが、マレーシアの空の玄関口であるクアラルンプール国際空港から国内線に乗り換えて、約1時間で到着します。
ペナン島の街・ジョージタウンは、2008年にユネスコの世界文化遺産にマラッカと共に登録されました。
美しいビーチもとても魅力ですが、ペナン島に来たなら、ぜひ東西貿易の拠点として栄えた、歴史と文化を色濃く残す美しい街並みを楽しみたいものです。
特にジョージタウンでは、イギリス統治時代のコロニアル建築群が、私たち観光客の目を引きます。
例えば、コーンウォリス要塞やペナン市庁舎、そしてバンタイ通りでは、白亜の建築物のあまりの美しさに思わず息を呑むことでしょう。
また、様々な背景を持つ人が移住してきたペナン島には、彼らの信仰する宗教の建物があります。
ジョージタウンの「マスジット・カピタン・クリンストリート」には、モスク・ヒンズー教の寺院、お寺に教会とすべてが一か所に固まっています。
人気スポットを巡るだけなら1〜2日でも十分楽しむことができるでしょう。
それぞれの建築物が融合している景色は、まさに多民族国家マレーシアの象徴といます。
観光の際にぜひ立ち寄りたい世界遺産の一つです。
住所 : 10, Ground Floor The Whiteaways Arcade, Beach St, Georgetown, 10200 George Town, Penang
マップ : Googleマップ
アクセス : クアラルンプール国際空港より国内線で約1時間
電話番号 : +60 4263 1166(ツーリストインフォメーションセンター)
定休日 : なし
営業時間 : なし
料金 : なし
公式サイト : ペナン島
※ペナン島の観光関連記事: マレーシア・ペナン島を満喫できる観光スポット10選!「東洋の真珠」ペナン島でアート、ビーチ、絶品グルメまで楽しもう
マレー半島西海岸、アンダマン海に浮かぶ、99の島々からなるランカウイ諸島。
地球科学的に貴重な多様性と、生態系や地域文化に高い評価がある事から、2006年にユネスコの世界ジオパークに認定されました。
1978年に自由貿易地帯に指定されたので、島内で売られている商品には関税などの税金がかからなくなったという免税の島。
数多くの伝説が残されているので、伝説の島というロマンティックな側面ももっています。
1980年後半から、政府主体で第二のペナン島を目指した観光開発が行われ、高級ビーチリゾートを楽しめる場所になりました。
庶民的なローカルビーチやホーカーもあり、様々な楽しみ方が出来るリゾートアイランドとして人気があります。
太古の森を持つランカウイ島というのを体感できるランカウイには、3つのジオパークがあります。
その中の一つが約5億5000万年前のカンブリア紀の地層が残る、マチンチャン・カンブリアン・ジオフォレストパーク。
ランカウイケーブルカーで行く展望台がおすすめです。
6人乗りのゴンドラに乗り、熱帯雨林の上を約15分間の空中散歩を楽しみましょう。
展望台からは、アンダマン海やマチンチャン山系が見渡せます。
綺麗な景色を堪能するなら全長125mの吊り橋を渡ってみるのも良いでしょう。
住所 : Cable Car Station, Oriental Village Burau Bay
マップ : Googleマップ
アクセス : ランカウイ国際空港より車で約20分
電話番号 : +60 4959 4225
定休日 : なし(但し強風の場合は運休する事があります)
営業時間 : 【月〜木】10:00~18:00【金土日】9:30~18:00
料金 : 大人 85リンギット/子ども(2〜12歳) 65リンギット
公式サイト : ランカウイケーブルカー
熱帯雨林に覆われた世界で3番目に大きな島、ボルネオ島。
世界遺産のキナバル公園をはじめとする多くの国立公園が点在し、希少な動植物と出会える魅力あふれる島です。
ここでは、ボルネオ島の人気スポットに絞って見どころをご紹介します。
マレーシアは西側のマレー半島と東側のボルネオ島の2つに大きく分かれます。
ボルネオ島は、世界でも3番目に大きな島ですが、その中にマレーシア・インドネシア・ブルネイという国が存在します。
コタキナバルは、このボルネオ島内で唯一日本からの直行便が飛ぶ、いわば東マレーシアの玄関口と言える街です。
また、マレーシア全土でもクアラルンプールに次いで大きな都市で、観光・ショッピングの中心と言えるでしょう。
ボルネオ島は、最近テレビなどでも特集されるほど自然の豊富な場所として世界各地から注目されています。
その中でも、コタキナバルは成田空港から週に3便直行便が飛ぶことから、日本でも人気のマレーシアの観光地として知られています。
コタキナバルは、今まさに建設ラッシュの最中にあり、続々とショッピングモールが増えています。
なお、現地の先住民族の伝統工芸品が販売されるハンディークラフトマーケットなどもあり、観光の思い出の品を買うのにおすすめです。
コタキナバルは、自然豊かな東マレーシア島観光の中心として、ダイビングやシュノーケリング、ジャングルトレッキングツアーの出発地としての一面も持っています。
昔からの伝統文化を大切にする民族が住むロングハウスで、体験ホームステイをするなどの変わったツアーもあり、冒険好きの観光客におすすめの街です。
住所 : Sabah Tourism Board, 51 Gaya Street, 88000, Kota Kinabalu,Sabah
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +60 88 212 121(サバ州政府観光局)
定休日 : なし
営業時間 : 24時間
料金 : なし
公式サイト : コタキナバル(サバ州政府観光局)
マレーシア最高峰、それがこのキナバル山です。
標高は4,095.2メートルで日本一の富士山よりも300メートルほど高い山です。
山頂部には岩肌の斜面が広がり、勇壮な景色を観光客に見せてくれます。
一方、山の麓にはジャングルが広がっており、世界最大の花ラフレシアや食虫植物など様々な動植物や生態系を見ることができます。
2000年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。
また、麓には太平洋戦争中に日本軍が発見した温泉もあります。
キナバル山は現地では聖なる山としても知られ、先住民族の信仰の対象として今でも崇められているほど、荘厳で壮大なスケールが魅力の山です。
しっかりと整備された登山道があるため、初心者さんでも登りやすいのが特徴。
標高の割にそれほど重装備でなくても山頂まで登ることができるところが、キナバル山の魅力の一つと言えるでしょう。
ただし、夏でも涼しい地域なので山登りする際は防寒対策をしっかりと行うようにしてくださいね。
山麓ではジャングルの中をトレッキングすることもできます。
キャノピーウォークという樹上吊橋が設置されているため、いつもとは違った視点でジャングルを楽しむことができますよ。
麓にあるポーリン温泉は、私たちのイメージする温泉とは趣が少し異なりますが、登山やトレッキングで疲れた体を癒してくれる場所です。
また、キナバル山周辺には多くのホテルやロッジがあるので便利。
コタキナバルからバスで約2時間というアクセスの良さも、観光しやすいポイントです。
住所 : A4 Road, Ranau 88100, Malaysia
マップ : Googleマップ
アクセス : コタキナバル国際空港より車で約3時間
電話番号 : +60 8852 3500
定休日 : なし
営業時間 : 9:00〜16:00
入園料 : 15リンギット(キナバル山登山は別途200リンギット)
公式サイト : キナバル公園
マレーシア・ボルネオ島の北東海岸にある、サバ州で2番目に大きな街がサンダカンです。
この街は、フィリピンとスールー海で国境を接しており、フィリピンとのフェリーの発着港があることでも知られています。
また、サンダカンへはコタキナバルから飛行機に乗り約1時間で到着します。
この街はサバ州東部にある自然豊かなジャングルで、オランウータンやテングザル、ピグミーエレファントやオオトカゲなどが見られる冒険ツアーの出発地点としても人気があります。
その他、世界最古とも言われるボルネオの原生林を見ることができるダナン・バレーの玄関口としても観光客に知られています。
マレーシアのボルネオ島では、ジャングルの大規模な伐採とパームヤシのプランテーションが広がっていることが、環境問題の一つに挙げられています。
その結果、固有種のオランウータンの住処が奪われたり、親とはぐれてしまったりと多くの問題があります。
しかし、サンダカンにはそうした子供のオランウータンを保護し、野生に戻すための取り組みをしている「セピロック」というセンターがあります。
ここでは、動物園で見るのとは異なる、生き生きとしたオランウータンを見ることができます。
特に餌の時間であれば、観光客のとても近くまで来てくれるので、一緒に写真を撮ることもでき貴重な体験を楽しめます。
他にも、ウミガメの保護を行っている「タートルアイランド」では、産卵を間近で見ることができます。
こうした通常とは一味違った観光ができる点で、サンダカンはマレーシア観光の中でもおすすめしたい街です。
住所 : Sandakan, Sabah, Malaysia
マップ : Googleマップ
アクセス : クアラルンプール国際空港より国内線で約3時間
電話番号 : +60 88 212 121(サバ州政府観光局)
公式サイト : サンダカン(サバ州政府観光局)
マレーシアは日本よりも広い国土があり、ここに紹介した以外にもたくさんのおすすめ観光スポットがあります。
美しい自然とエネルギーあふれる都会の両方を楽しむことができるので、きっとあなたもマレーシアに病みつきになることでしょう。
最終更新日 : 2023/02/24
公開日 : 2016/06/23