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魅力的な観光名所が多い東京都心ですが、道路が複雑で渋滞がひどく、快適なドライブは期待できないと思われるかもしれません。
しかし、東京湾岸エリアなど、抜群の眺望や夜景を楽しめるドライブスポットがたくさん存在します。
奥多摩方面まで足を延ばせば、東京都とは思えないほど豊かな自然が広がり、心身ともにリフレッシュできる心地良いドライブが楽しめます。
飛行機の離発着を眺めると気分が高揚してきますよね。
都心からも近い羽田空港は、飛行機の利用目的以外にも楽しみ方が豊富な観光スポットでもあります。
国際線と国内線の両ターミナルからの展望デッキからは、飛行機の離発着だけでなく、東京都内の眺望も楽しむことができます。
早朝から夜間まで開放されているので、夜景や朝日まで満喫できることも嬉しいところです。
日本情緒豊かな国際線レストラン街・江戸小路などグルメスポットもたっぷりで、この場所限定の買い物も楽しめます。
フライトシュミレーターやプラネタリウムまで設置されているため、デートはもちろん、家族連れでも満足できるドライブスポットです。
住所 : 東京都大田区羽田空港3-3-2
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アクセス : 首都高速・空港中央ICまたは空港西IC下車
営業時間 :
展望デッキ 6:30-22:00
ショップ&レストランは店舗により異なる
駐車料金 : ~30分無料 以後30分毎に150円増し 1日最大1500円
東京の美しい夜景を象徴するスポットとして知られるレインボーブリッジ。
芝浦エリアとお台場エリアを結ぶ、全長約800mの吊り橋です。
「ゆりかもめ」に乗っても眺望を楽しめますが、ドライブしながらの通行もまた格別です。
富士山や飛行機が眺められる日中の眺望も素晴らしいものの、夜景の美しさは圧巻。
ライトアップされた橋は、時間帯によって「虹」のように照明が変わります。
高層ビルの照明と海に映える橋の美しさは、気持ちの良いドライブを演出すること間違いありません。
また、無料の遊歩道も整備されているので、車を駐車場に停めて、橋の上から眺望を楽しんでみるのもおすすめです。
住所 : 東京都港区海岸・芝浦~港区台場・江東区有明間
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アクセス : 首都高速・台場線上
秋川渓谷は、東京都唯一の村・檜原村とあきる野市に跨る全長およそ20kmの渓谷です。
多摩川最大の支流・秋川沿いに,東京都とは思えないほどの大自然が広がっています。
紅葉をはじめ、四季折々に表情を変える景観も見事です。
電車等を利用すれば、都心から2時間以上かかる場所ですが、車であれば1時間程度で到着することができます。
この渓谷のシンボル・「石舟橋」や払沢の滝、檜原都民の森など観光スポットに立ち寄りながら、ドライブを楽しんでみましょう。
住所 : 東京都あきる野市・檜原村
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アクセス : 圏央道・あきる野IC下車
三方を海に囲まれた房総半島では、絶好のシーサイド・ドライブが楽しめます。
同じ千葉の海でも、内房や外房、九十九里エリアなど、それぞれ違った雰囲気があります。
東京ディズニーリゾートや東京ドイツ村、鴨川シーワールドなど、魅力のあるテーマパークも豊富なので、ドライブしながら訪ねてみるのもおすすめです。
また、海の幸や農作物など特産品も豊富なので、地元の味覚に舌鼓を打ってみましょう。
東京湾を横切る形で、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ「東京湾アクアライン」。
この道路の開通で、東京・神奈川方面から内房エリアへのアクセスは格段に向上しました。
アクアラインの中央部・東京湾のど真ん中に位置する「海ほたるPA」は、見どころ満載のドライブスポットです。
360℃オーシャンビューのロケーションにより眺望は抜群。
展望デッキでは、心地よい潮風を感じながら運転の疲れを癒せます。
千葉県の海の幸を中心としたグルメを満喫できるほか、お買い物コーナーも充実しています。
PAの域を超えた、魅惑のアミューズメントスポットです。
住所 : 千葉県木更津市中島地先(東京湾上)
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アクセス : 東京湾アクアライン:木更津金田ICより5.7km 川崎浮島ICより9.5km
料金 : アクアラインの通行料は800円
公式URL : 海ほたる
※合わせて読みたい: 【海ほたる】海鮮・限定メニューをはじめおすすめグルメ5選!夜景やフォトスポット・お土産など楽しみ方も紹介
房総フラワーラインは、館山市下町交差点から南房総市和田町まで続く約46kmの海岸線の道路です。
房総半島南部の温暖な気候を反映して、1年を通じて季節の花に囲まれながらドライブを楽しめます。
特に春先の菜の花、夏のマリーゴールドの咲き誇る光景は圧巻です。
道沿いに植えられた花だけでなく、周囲には館山ファミリーパークや南房パラダイス、ローズマリー公園などの「花の名所」がたくさんあります。
立ち寄って、季節の花々を満喫してみましょう。
終点近くに位置する野島崎は、千葉県最南端の岬。
目の前に広がる太平洋の大海原は必見です。
住所 : 千葉県館山市下町交差点から南房総市和田町まで(46km)
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アクセス : 館山道木更津南ICよりR127経由、館山方面へ2時間
関東最東端に位置する犬吠埼は、風光明媚な海岸線を誇る景勝地です。
三方を海に囲まれた海食台で、断崖絶壁の下に横たわる無数の岩礁で荒波が砕ける様は迫力満点です。
富士山や離島を除き、日本国内で元旦の初日の出が最も早い時間に拝める場所として知られています。
犬吠埼のシンボルである犬吠埼灯台は、高さ31.3m。
国内では青森の尻屋埼灯台に次いで2番目の高さを誇ります。
99段のらせん階段を昇った眺望は、太平洋の孤島に身をおいた錯覚を覚えるほど雄大です。
地球が丸いことを実感できることでしょう。
犬吠埼までのおすすめのドライブコースは、九十九里浜を走って到達する方法です。
千葉県にある10の市町村に跨る広大な砂浜海岸で、その長さはおよそ66kmにも及びます。
ロングドライブとなりますが、延々と続く弓形の美しい海岸線で心地よいドライブを満喫しましょう。
住所 : 千葉県銚子市犬吠埼
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アクセス :
東関東自動車道・佐原香取ICからR356号線経由で約1時間
東金九十九里有料道路等を経由して銚子方面へ
駐車料金 : 周辺に観光用無料駐車場多数あり
横浜、湘南、箱根、丹沢など、神奈川県は人気ドライブスポットの宝庫です。
思い立ったら、都心から気軽に出かけられるのも魅力的。
人気エリアはどうしても渋滞が避けられませんが、それでも神奈川のドライブはとっても楽しい!
今回は数あるドライブスポットの中から、選りすぐりの場所を厳選しました。
横浜港のシンボルとして、今やすっかり定着した「横浜ベイブリッジ」。
2つ並んだ三角のシルエットが抜群に美しい吊り橋です。
首都高速・湾岸線上にあり、本牧ふ頭と大黒ふ頭間を全長850mで結んでいます。
橋は二重構造となっていて、下層にある国道357号線は無料で通行できる一般道です。
港湾関係や地元の人の重要な交通経路となっています。
夜間はライトアップされ、その幻想的な景観は横浜の夜景に欠かせない存在です。
都心から首都高経由で横浜を訪れる場合、レインボーブリッジ→鶴見つばさ橋→横浜ベイブリッジを通行するコースが一番人気でおすすめです。
ベイブリッジの右手には、みなとみらい21地区の景観と富士山が、左手にはコンテナターミナルなど港湾エリアの絶景を満喫できます。
ナイトドライブで眺める夜景もすばらしく、デートにはぴったり!
2019年4月から、しばらく閉鎖されていた遊歩道「横浜スカイウォーク」が復活しました。
横浜港に客船が入港する土日祝日限定ですが、ベイブリッジを徒歩で散策し、展望フロアで横浜港の雄大な眺望を楽しむことができます。
ベイブリッジの下層階・国道357号線に沿って設けられた遊歩道を渡っていくと、橋の中間点付近にある展望フロア・スカイラウンジに到着します。
無料で開放されるので、さっそくスカイウォークのある大黒ふ頭を目指しましょう。
住所 : 神奈川県横浜市中区本牧ふ頭~鶴見区大黒ふ頭
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アクセス : 首都高速・湾岸線上(国道357線上)
※横浜ベイブリッジの関連記事: 横浜ベイブリッジとは?リニューアルされた「スカイウォーク」の魅力を徹底解説!横浜港のパノラマを満喫しよう♪
歌やドラマ、映画の舞台にもなり、圧倒的な知名度と人気を誇る「湘南」エリアは、憧れのドライブコースですね。
湘南のドライブといったら、海沿いの国道134号線抜きには語れません。
慢性的な渋滞に悩まさせますが、逗子や鎌倉、江の島などの海を眺めながらのドライブは爽快です。
立ち寄りたいスポットはたくさんあるものの、湘南海岸のシンボルである「江の島」は、ぜひとも訪れてみたいものです。
湘南海岸の見どころは、江の島を境として鎌倉寄りに集中しているため、コーストドライブの最終目的地となるかもしれません。
江の島は古くから風光明媚な島として知られ、岩屋や稚児ヶ淵などの景勝地に恵まれています。
また「日本三大弁財天」に数えられる江島弁財天など、幾つかの神社が存在するパワースポットでもあります。
島入口にある「仲見世通り」の散策は楽しく、生しらすや「たこせんべい」などのグルメや買い物を楽しめます。
湘南エリアの一大観光地であり、デートはもちろんプチ旅行を満喫できるスポットです。
周辺には「新江ノ島水族館」や「アイランドスパ」もあり、1日では遊びきれないほどです。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島
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アクセス : 国道134号線経由で県道305号線・江の島大橋を渡る
駐車料金 : 島内に有料駐車場あり:1時間300-400円
丹沢山系の中でもアクセス良好で、最も名前が知られた山です。
標高1252mの大山は、神奈川県央エリアに滞在すると必ず目にすることができます。
「丹沢大山国定公園」に指定されており、ミシュラン認定も受けた自然の宝庫で、紅葉の名所としても知られています。
大山は、古くから雨乞いの山として信仰の対象とされてきました。
「大山阿夫利神社」や「大山寺」が山中に存在し、現在でもパワースポットとして有名です。
大山豆腐や独楽が特産品となっており、土産品や飲食店が軒を並べる石段の参道はとても風情があります。
山麓から中腹(阿夫利神社下社)までケーブルカーが運行しており、ここから山頂までは90分程度の道程となります。
山頂から拝む丹沢の峰々や市街地の眺望は抜群です。
ドライブでのアクセスは、山麓にあるケーブルカー駅近くまで進むことができます。
行楽シーズンは渋滞するので早めに到着した方が良いでしょう。
また、周辺のヤビツ峠や日向薬師、七沢温泉などの観光地を周遊しながら訪ねてみるのもおすすめです。
住所 : 神奈川県伊勢原市大山
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アクセス : 東名厚木ICより国道246号⇒県道611号線経由
料金 : 1日駐車600-1000円
榛名・赤城・妙義の「上毛三山」や谷川岳などの名峰を抱く群馬県は、山岳・高原リゾートに恵まれた地です。
また、草津温泉や伊香保温泉など名湯の宝庫でもあります。
その他にもユネスコ世界遺産に指定された富岡製糸場や尾瀬、群馬サファリパークなど、観光資源もたっぷり。
遠いイメージがありますが、都心から関越自動車道等を利用すれば、2時間程度で到着することができます。
爽やかな高原をドライブした後には、名湯温泉でリフレッシュしましょう。
群馬県中西部に位置する榛名湖は、榛名山の山頂付近・標高1100mにあるカルデラ湖です。
少しややこしいのですが、上毛三山のひとつ・榛名山は、この榛名湖を囲むように存在する外輪山の総称となっています。
榛名山は複数の峰々で構成されていることになりますが、通常榛名山の山頂とは、「榛名富士(1391m)」とよばれる中央河口丘を指します。
周囲約4.8kmの榛名湖は、年間を通じて美しい景観と自然を満喫できる群馬県屈指の観光スポットであり、ボートや遊覧船、オートキャンプなどが楽しめます。
湖水に映る「逆さ榛名富士」は、榛名湖を象徴する景観です。
新緑の美しい春、ホタルの舞う夏、紅葉はすばらしい秋、湖畔がイルミネーションに彩られる冬と、どの時期に訪れていも感動します。
また、榛名湖畔から榛名富士山頂までロープウェイが通じており、山頂から関東平野や上州の山々が一望できます。
住所 : 群馬県高崎市榛名湖町
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アクセス : 関越自動車道高崎ICより約60分
駐車料金 : 湖畔に無料駐車場あり
榛名神社は、榛名山を御神体として祀った神社です。
この神社の歴史はとても古く、伝承では第2代天皇・綏靖天皇の御代とも伝えられます。
あらゆる願いを叶えてくださる「万能神社」といわれており、関東でも有数のパワースポットとして知られています。
ドライブの途中で、ぜひお参りしたいものです。
住所 : 群馬県高崎市榛名山町849
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アクセス : 関越自動車道・渋川ICより約40分
全国的に有名な伊香保温泉は、榛名山の東側・標高650〜800mの高地に位置しています。
山あいの斜面に温泉街があるため、上越国境の山々や赤城山などの眺めが抜群です。
伊香保温泉のシンボル・365段の石段の両側は「石段街」と呼ばれ、温泉旅館やお土産屋が立ち並び温泉情緒たっぷりです。
泉質は、硫酸塩泉およびメタけい酸単純泉、病後回復期・疲労回復・健康増進に効能が認められます。
立寄り湯もあるので、ドライブの途中で疲れを癒しましょう。
住所 : 群馬県渋川市伊香保町伊香保
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アクセス : 関越自動車道・渋川伊香保ICより約20分
長野県にある志賀高原と草津温泉を結ぶ国道292号線は、志賀草津高原ルートと呼ばれています。
総距離40kmに及ぶ道路上には、全国の国道最高地点(標高2172m)もあり、山岳の絶景ドライブを期待できます。
雄大な自然を感じられるコースですが、豪雪地帯のため1月上旬~4月下旬は通行止めになってしまいます。
草津白根山は、このルート上から観光できる標高2160mの活火山です。
山麓にあるレストハウスに車を停めれば、標高2150mの地点まで遊歩道が整備されています。
遊歩道からはコマクサの大群生など高山植物を観察できます。
この草津白根山最大の見どころは、山頂付近にある火山湖・湯釜です。
レストハウスから徒歩20分程度の場所にあります。
湯釜(ゆがま)は、直径約300m、水深約30mあり、世界でも有数の酸性度が高い湖と言われています。
異界を思わせる荒涼とした雰囲気に包まれており、コバルトブルーの美しい湖水が魅力的です。
火口縁には湯釜を望む展望台が設置されており、ここからの眺望は抜群です。
冬期は立ち入りできなくなっており、また白根山の噴火警戒レベルによっても立ち入り禁止になることがあるので注意が必要です。
住所 : 群馬県吾妻郡草津町草津
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アクセス : 関越道・渋川伊香保ICより草津方面へ2時間
せっかく近くまでドライブするのなら、天下の名湯・草津温泉でリフレッシュしたいですね。
草津温泉は、自然湧出量日本一を誇り、源泉は6つに及ぶ大温泉地です。
日本でも有数の強い酸性泉で、殺菌力が強く神経痛、関節痛、疲労、冷え性解消などの効能を期待できます。
源泉の温度も50〜90℃と高く、この源泉をかけ流しで楽しむために生まれた知恵が、草津名物「湯あみ」です。
街の中心部にある「湯畑」は温泉のシンボル。
夜間にはライトアップされ、とても幻想的です。
住所 : 群馬県吾妻郡草津町28
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アクセス : 関越道・渋川伊香保ICより2時間
軽井沢から嬬恋高原を経由して万座温泉まで至る道路が、「浅間白根火山ルート」です。
うち軽井沢~嬬恋高原間の15.6kmを「鬼押ハイウェイ」、嬬恋高原~万座温泉間の20.3kmを「万座ハイウェイ」と呼んでいます。
いずれも有料道路であり、先に紹介した「志賀草津高原ルート」が冬期に閉鎖された後は、このエリア唯一のアクセス路となります。
浅間山を望む高原道路はみはらしが良く、かつ道路も整備されており、快適なドライブを期待できます。
鬼押出し園は、鬼押ハイウェイの途上に位置する観光スポットです。
群馬県と長野県の県境に聳える浅間山(標高2568m)は、過去に何度も噴火した活火山として知られています。
特に江戸時代の天明3年(1783年)に発生した大噴火は村を直撃し、大きな被害を出しました。
その時の浅間山の溶岩によって形成された異次元空間が鬼押出し園で、最大幅2km、長さ5.5kmに渡り荒涼とした光景が広がっています。
園内には遊歩道が整備されており、自然のエネルギーの驚異と壮大さを目の当たりに体験することができます。
住所 : 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1053
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アクセス : 信越自動車道碓氷軽井沢I.C.から中軽井沢、鬼押ハイウェー経由で30km(通常時45分)
電話番号 : 0279-86-4141
営業時間 : 8:00-17:00(季節により変動の場合あり)
料金 : 中学生以上650円 小学生450円
嬬恋村の主要村道・つまごいパノラマラインは、浅間山の眺望と一面に広がるキャベツ畑が絶景の道路です。
交通量も少なく、アップダウンのある道路は、とても快適なドライブを楽しめます。
このパノラマライン沿い、キャベツ畑に囲まれた小さな丘が「愛妻の丘」です。
吾妻郡と嬬恋村の名前の由来となった日本武尊と弟橘媛のエピソードにより、嬬恋村は愛妻家の聖地と呼ばれています。
丘の上に「妻に愛を叫ぶ専用叫び台」と鐘が設置されており、毎年9月上旬には「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ」イベントが開催され、多くの愛妻家で賑わいます。
住所 : 群馬県吾妻郡嬬恋村大字田代字大横平2000の内
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アクセス : 上信越自動車道・碓井軽井沢ICから70分
東日本有数の観光地・日光や、高原リゾート地・那須高原など、栃木県は観光資源に恵まれています。
最近話題の「あしかがフラワーパーク」や「東武ワールドスクエア」、「 日光江戸村 」など、県内には人気テーマパークも多数存在します。
また、隣県の群馬県と同様に、栃木県も温泉大国として知られており、鬼怒川温泉や塩原温泉など名湯の宝庫です。
美味しいグルメも多い栃木のドライブは、東北自動車道等を利用すれば、都心から2時間程度でスタートできます。
日光エリアは、栃木県内のドライブコースの定番中の定番と言えるでしょう。
市の中心部にも日光東照宮などの観光スポット充実していますが、ドライブを楽しむなら「奥日光」は欠かすことができません。
標高900〜2500mの高地に位置する奥日光は大自然の宝庫で中禅寺湖や華厳の滝、男体山や戦場ヶ原などの有名観光スポットが目白押しです。
紅葉の時期など行楽シーズンは大渋滞しますので、この時期のドライブは早めに出発することをおすすめします。
日光市街地から奥日光までを結ぶ超有名な観光道路で、登り専用の「第2いろは坂」と下り線用の「第1いろは坂」に分かれます。
第2いろは坂は20か所、第1いろは坂は28か所と、合計48か所のヘアピンカーブが設けられています。
この48という数を「いろは48音」に例えて「いろは坂」と命名されており、各ヘアピンカーブには「い」や「ろ」などの名前が付けられています。
道の頂上にある明智平からロープウェイが運行され、終点の「明智平展望台」からは奥日光の大パノラマが楽しめます。
奥日光エリアは立ち寄りたいスポットが豊富ですが、まずは中禅寺湖を観光してみましょう。
中禅寺湖は、奥日光の入口に広がる湖で、海抜高度1269mの高地に位置しています。
これは広さ4㎢以上ある湖としては日本一標高が高い湖ということになります。
湖の周囲は約25kmで、国内の湖沼では25番目の面積です。
ドライブの途中でも車窓から景観が楽しめますが、湖畔に立ち寄って時間を過ごしたいものです。
男体山が湖水に映える絶景は、四季折々に違った装いがあり飽きません。
また、遊覧船クルーズ(4月~11月)やマス釣りなど、様々なレジャーを満喫できます。
住所 : 栃木県日光市中宮祠
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アクセス :
東北自動車道・宇都宮ICから日光宇都宮道路へ
清滝ICから国道120号(いろは坂)経由で50分
料金 : 湖畔に有料・無料駐車場あり
奥日光最大の観光スポットである「華厳の滝」は、中禅寺湖の湖水が落下したものです。
日本三大瀑布のひとつに数えられ、高さ97mの岸壁を一気に落下する迫力には圧倒されます。
滝から落ちる水の量は平均3tと言われており、多いときは100tになることもあります。
華厳の滝の見学は、駐車場付近にある観瀑台から見下ろす姿も迫力満点ですが、もっと迫力を楽しむのなら滝つぼ近くの観瀑台からの見学がおすすめです。
エレベーターで降りる観瀑台からは、滝つぼを間近に観察することができ、爆音とともに水しぶきが弾ける豪快な姿が見られます。
初夏の新緑やイワツバメの飛ぶ様子、秋の紅葉、冬期の凍結した滝など、四季折々に違った趣で楽しむことができます。
住所: 栃木県日光市中宮祠
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アクセス:中禅寺湖湖畔から650m(2分程度)
電話番号 : 0288-55-0030
営業時間 : 8:00-17:00(時期・気象状況により異なる)
料金 :
直近の駐車場は普通車1回310円
エレベータ往復(大人550円 小学生330円)
栃木県北部に広がる那須高原は、那須岳の南麓・標高1000mの高地に位置する広大な高原です。
大自然に囲まれおり、夏場でも涼しい気候から人気のあるリゾート地として知られています。
テーマパークも充実しており、都心から2時間30分で、おいしい空気のもとアクティビティを満喫できます。
「那須高原 南ヶ丘牧場」は、数ある牧場の中でも一番の人気の観光スポットです。
入場料も駐車場も無料のうえ、年中無休で営業しています。
この牧場の魅力は、通常の観光牧場の域を超えて、テーマパークと呼ぶにふさわしい充実した内容を持っています。
牛やヒツジ、ウサギなど動物とのふれあいだけでなく、アーチェリーやパターゴルフ、つり堀りなど、さまざまなアクティビティを楽しむことができます。
また、ソーセージやバター、アイスクリームづくりの体験も可能です。
ジンギスカンやデミグラスハンバーグなど、美味しい食事メニューも充実しているのも嬉しいところです。
一番の楽しみは、日本でわずか200頭ほどしかいない「ガーンジィ牛」を飼育しており、その牛から採れる貴重な牛乳やアイスクリームを楽しめること。
黄色味がかった色から「ゴールデンミルク」とよばれ、コクがあってクリーミー、それでいてクセも少なくすっきりとした味わいが特徴です。
この牧場のゴールデンミルクは、全国ご当地牛乳グランプリで最高金賞を受賞している逸品なので、ぜひ味わってみてください。
住所 : 栃木県那須郡那須町大字湯本579
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アクセス :東北自動車道・那須ICより20分
電話番号 : 0287-76-2150
定休日 : 年中無休
営業時間 : 8:00-17:30
料金 : 入場料・駐車場無料
公式URL : 那須高原南ヶ丘牧場
縁結びの神様、そして夜景の絶景スポットとして、特にカップルにおすすめしたい場所が「足利織姫神社」です。
織姫神社とは、元々織物の神様である八千々姫命・天御鉾命を祀る神社で、群馬の桐生や館林、京都にも存在します。
足利織姫神社は、1200年以上の歴史と伝統を持つ「足利織物」の守り神として、宝永2年(1705年)に足利藩主・戸田忠利によって創建されました。
再建された現在の社殿は、京都の平等院鳳凰堂をモデルにしたと言われています。
織物の神様がなぜ縁結びの神様なのでしょうか。
それは、守護神の経糸横糸がよき縁を結ぶとされたことに因んでいるとのこと。
そのご利益によって「恋人の聖地」にも指定されています。
足利織姫神社は「織姫公園」として整備されている織姫山の中腹に位置しています。
神社まで229段の石段を登り切った先には、関東平野を一望できる絶景を鑑賞できます。
夜間には北関東随一と言われる夜景が楽しめるほか、本殿もライトアップされて幻想的な雰囲気に包まれます。
住所 : 栃木県足利市西宮町3889
マップ: Googleマップ
アクセス : 北関道自動車道・足利ICから15分
料金 : 専用駐車場なし(周辺に無料駐車場あり)
公式URL : 足利織姫神社
有名な観光地が少ないと思われている茨城ですが、実は魅力的なドライブスポットの宝庫です。
北関東で唯一海岸線を持つ県であり、霊峰・筑波山や国内第2の面積を誇る霞ケ浦、日本三大瀑布の袋田滝など、自然景勝地に恵まれています。
エリア毎に快適なドライブを楽しめるだけでなく、途中で立ち寄ってみたい楽しいスポットもたくさん存在します。
都心から茨城への主要アクセスルートである常磐自動車道や、東関東自動車道は渋滞することが少なく、比較的短時間でドライブをスタートできることも魅力です。
茨城県の地図をみると、南部地域に湖沼や河川が集中しているのがわかります。
霞ケ浦や北浦、利根川流域など豊富な水源に恵まれており、隣接する千葉・佐原地区とともに「水郷」と呼ばれています。
このエリアは独自の景観と風習が魅力であり、情緒たっぷりです。
広大な霞ケ浦や北浦を眺めながらのドライブは快適で、また海までも近い距離にあるため、湖岸のあとには雄大な海岸線も走ってみましょう。
茨城県の面積の35%を占める霞ケ浦は、県内だけで22もの市町村に跨る広大な湖です。
長い湖岸線に沿ってドライブを楽しめますが、これだけ面積が広いと、どこか一番おすすめのビュースポットが迷ってしまいます。
かすみがうら市にある歩崎(あゆみさき)公園は、霞ケ浦の絶景が鑑賞できる公園として、「茨城100選」にもランクインしています。
この公園展望台から眺める霞ケ浦が、なぜ素晴らしいのでしょうか。
霞ケ浦(西浦)には、土浦方面と石岡方面と2か所、角のよう狭く伸びる水域があります。
その2つの水域が交わる広い水域は「三叉沖」とよばれ、まさに雄大な大パノラマを鑑賞できるのが、この公園なのです。
歩崎公園の楽しみは眺望を楽しむだけではありません。
とっても可愛い水族館・「かずみがうら水族館」が設置され、楽しいひと時を過ごすことができます。
湖岸をのんびりと散策してみるのも楽しいでしょう。
住所 : 茨城県かすみがうら市坂910-1
マップ: Googleマップ
アクセス : 常磐自動車道・ 土浦北I.C より約21km
水郷エリア屈指の観光地であり、パワースポットである鹿島神宮は、とても由緒ある神社です。
伝承によると、鹿島神宮の創建は神武天皇即位の年、紀元前660年にまで遡ります。
なんと2600年以上も歴史のある神社なのです。
主祭神は建御雷之男神(たけみかづちのおおかみ)、戦の神様で、神武天皇の東征に尽力したと言われています。
この神様の乗り物は鹿で、奈良の春日大社は、鹿島神宮から神様が鹿に乗ってやってきたと伝承されており、これが奈良公園の鹿のルーツとされています。
ご当地サッカーチーム・鹿島アントラーズも「鹿の角」をシンボルとしていることは、ご存じの通りです。
鹿島神宮の境内は東京ドーム15個分がすっぽり入るほど広大です。
荘厳な霊気が漂う境内を散策しながら、最強の神様にお願いごとを祈願してみましょう。
住所 : 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
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アクセス : 東関道・潮来ICから90分
電話番号 : 0299-82-1209
駐車料金 : 第1駐車場300円 第23駐車場無料
公式URL : 鹿島神宮
雄大な太平洋を望む大洗町は、茨城県内でも指折りの人気観光エリアです。
海水浴場やテーマパークなど見どころが多く、隣接するひたちなか市とともに、ゴールデン・ドライブルートとなっています。
アクアワールド大洗は、国内でも屈指の大型水族館です。
目の前が海という抜群の立地条件にあり、この広大な敷地内では、熱帯系・寒帯系の淡水魚・海水魚580種、68000匹以上が飼育されています。
園内は9つのゾーンに分かれて展示されており、特にサメの飼育種類数は日本一です。
イルカショーやペンギンショーなどイベントも充実しており、1日滞在しても飽きません。
住所 : 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町8252-3
マップ: Googleマップ
アクセス : 東水戸道路・水戸大洗ICより15分
電話番号 : 029-267-5151
営業時間 : 9:00-17:00(時期により変動あり)
料金 :
大人1850円 小中学生930円
駐車場無料
公式URL : アクアワールド茨城県大洗水族館
雄大な太平洋の波しぶきのなかに聳え立つ鳥居。
大洗磯前神社は、絶景とご利益を両方期待できるドライブスポットです。
特に日の出と日の入りの時間帯、オレンジ色の海原を背景とした海上鳥居の光景は一見の価値があります。
大洗磯前神社は、平安時代の斉衡3年(856年)に創建された歴史のある神社です。
御祭神として出雲神話で有名な大国主命と少彦名と祀っており、「縁結び」と健康増進に絶大なご利益があるとされています。
カップルには特におすすめのスポットです。
住所 : 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890
マップ: Googleマップ
アクセス : 東水戸道路・水戸大洗ICより15分
大洗から那珂川に架かる「海門橋」を渡ると、ひたちなか市に到着します。
アクアワールド大洗から7〜8分の距離にある「那珂湊おさかな市場」は、おさかな好きには堪らないスポットです。
普段スーパーなどで見かけることのない珍しい魚や、発泡スチロールに山盛りに入った魚が信じられないような安さで販売されています。
市場には複数の店舗があり、見て回るだけでワクワクしてきます。
お土産用に氷を詰めて梱包してくれるので、ドライブの途中でも安心です。
おさかな市場では、リーズナブルな価格で、ボリュームも鮮度も抜群のグルメを堪能することができます。
どのお店のメニューもおすすめの逸品揃いです。
住所 : 茨城県ひたちなか市湊本町19-8
マップ: Googleマップ
アクセス : 東水戸道路・ひたちなかICより10分
定休日 : 店舗により異なる(土日祝は基本営業)
営業時間 : 8:00-18:00(店舗・時期により異なる)
駐車料金 : 100円(4時間まで)
茨城県北部に広がる竜神峡は、文字通り「竜神伝説」が残る秘境の峡谷です。
豊かな森林に囲まれた深い谷の眺望は抜群であり、紅葉の名所としても知られています。
この断崖絶壁の竜神峡に架かる吊り橋が「竜神大吊橋」です。
長さは375mあり、歩行者専用の橋としては日本最大級の長さを誇ります。
この長い橋の上から眺めは絶景で、四季おりおりのパノラマが広がります。
また、谷底からの高さは100m、橋の途中に設置されている「覗き穴」から下を覗くと、究極のスリルが味わえます。
もっとスリルを楽しみたい人は、この吊り橋からのバンジージャンプに挑戦してみましょう。
住所 : 茨城県常陸太田市天下野町2133-6
マップ: Googleマップ
アクセス : 常磐道・常陸南太田ICより40分
営業時間 : 8:30-17:00(悪天候の際には制限あり)
料金 :
通行料 大人310円 小中学生210円
駐車場無料
埼玉県内には63もの自治体が存在します。
魅力の少ない県と思われがちですが、各自治体の特色も大きく、豊かな自然や文化、観光施設も豊富です。
都心からも近く、気軽に行ける埼玉のドライブスポットを紹介しましょう。
ムーミンバレーパークは、2019年3月にオープンしたばかりのテーマパークです。
飯能市・宮沢湖周辺に展開するレジャー施設・「メッツァ」内にあり、母国フィンランド以外ではここしか存在しません。
森の囲まれた湖畔のロケーションは、まるでフィンランドにいるかのような雰囲気で、ムーミンの世界観が忠実に再現されています。
ムーミンバレーパークは、「ムーミン谷」「コケムス」「おさびし山」「はじまりの入り江」の4つのエリアで構成されています。
ムーミンキャラクターのショーや、各種アトラクションなど内容は充実しており、なかでも宮沢湖面を滑空するジップラインは圧巻です。
園内には北欧のムーミン雑貨を扱うショップと北欧のスイーツなどを提供するカフェが併設されており、ムーミンのファンにはたまりません。
隣接するショッピングモール「メッツァビレッジ」では、北欧ブランドの雑貨やスムージー、カフェなどのお店が入っており、憧れの北欧スタイルを満喫できます。
住所 : 埼玉県飯能市宮沢327-6 メッツァ内
マップ: Googleマップ
アクセス : 圏央道・狭山日高ICより15分
電話番号 : 0570-031-066
営業時間 :
平日 :10:00-17:00
土日祝:10:00-18:00
料金 :
前売り入園チケット:中学生以上2,300円 小学生以下1,300円(当日チケットはそれぞれ200円プラス、その他利用施設により別途チケット購入が必要になる場合あり)
駐車場:平日 無料 土日祝 1,500円(500円/1時間)
公式URL : Metsä
埼玉県の名前は、この古墳群のある「さきたま」に由来します。
行田市埼玉(さきたま)には、9基の大型古墳が残っており、うち丸墓山古墳は直径105mの国内最大の円墳となっています。
6世紀の第27代天皇・安閑天皇の時代のものと推定されますが、いったい誰が埋葬されているのかはっきりわかりません。
この巨大古墳群を整備して造られた公園が「さきたま古墳公園」で、遥か古代へのロマンを感じさせる場となっています。
園内にある芝生広場は、複数の大型古墳が一望できるビュースポット。
また、最大級の丸墓山古墳の頂上からは行田市内の眺望も一望できます。
古代の草原や森、古代蓮の池も再現されているので、歴史に思いを馳せながら散策してみましょう。
この公園は花の名所でもあり、桜やポピー、花菖蒲や菜の花など四季折々の花を楽しむことができます。
住所 : 埼玉県行田市埼玉4834
マップ: Googleマップ
アクセス : 東北自動車道・羽生ICより30分
料金 : 入園無料・無料駐車場完備
高速道路のSAやPAで休憩しながら、お土産を買ったり、名物グルメに舌鼓を打つのもドライブの醍醐味のひとつです。
東北道上り線の「羽生PA」には、時代劇・「鬼平犯科帳」とコラボしたグルメ街・「鬼平江戸処」が設置されています。
作者である池波正太郎氏が描いた世界観と江戸時代の街並みが忠実に再現されており、江戸の昔にタイムスリップしたような錯覚を感じます。
鬼平が舌鼓を打った軍鶏鍋の定食や、江戸時代に実在した「一本うどん」などファン垂涎のメニューのほか、鰻や天ぷらも江戸テイストで味わうことができます。
お土産のお菓子やスイーツも、ここでしか買うことができないレアな逸品が揃ってます。
鬼平江戸処は、東北自動車をかつての日光街道~奥州街道に見立て、江戸への入口にある関所をコンセプトにして造られています。
都心に帰る際には、この「関所」で旅の疲れを癒しましょう。
住所 : 埼玉県羽生市弥勒字五軒1686
マップ: Googleマップ
アクセス : 東北自動車道・羽生PA
営業時間 : 店舗により異なる
ドライブの楽しさは、目的地までの道中、気の向くままに寄り道ができることにあります。
あなただけの絶景やお気に入りのスポットが見つかるかもしれません。
都心から気軽に行ける関東のドライブスポットに、早起きして出かけてみませんか?
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最終更新日 : 2022/07/22
公開日 : 2019/05/21