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1. 横浜ランドマークタワー(横浜市:みなとみらい21地区)
広大な関東平野に抱かれた関東地方は、かつて「関八州」と呼ばれていました。
現在の自治体の区分とは異なる地域もありますが、全体的には今の関東地方と変わりませんね。
関東地方は昔から1都6県の領域そのままなのです。
関東地方を定義した場合、 山梨県 や伊豆半島を加える場合もあります。
しかし、今回は狭義の関東地方(1都6県)を対象とし、各都県を代表する観光地を厳選してご紹介します。
首都・東京は日本の政治・経済、そして文化の発信地です。
日本全国だけでなく、世界中から人が集まってきます。
徳川家康が江戸に幕府を開いて以来、400年以上に渡って首都として君臨してきました。
現在の東京都は特別区である「東京23区」と、八王子や町田、 奥多摩 などの「多摩地域」、伊豆諸島や小笠原諸島など「島嶼部」から構成されています。
江戸時代の面影を残すエリアが残る一方、最先端の技術を駆使した新興エリアが続々と誕生してきています。
日々めまぐるしく変化し続ける街です。
皇居周辺、銀座や日本橋など昔ながらの中心地、 渋谷 や 新宿 、 池袋 などの副都心、お台場をはじめ臨海副都心エリアなど、東京の繁華街は多くの人で賑わいます。
上野 や浅草、深川など下町の雰囲気も素晴らしく、青山、六本木、白金など高級住宅街エリアは文化、ファッションの発信源として人々を魅了します。
大自然に囲まれた奥多摩エリアや、世界遺産の秘境・小笠原諸島も独自の魅力に溢れています。
美術館や博物館も集中しており、東京は観光スポットの宝庫です。
皇居は東京の中心部に位置し、その存在の大きさは群を抜いています。
東京観光の定番スポットといっても過言ではないでしょう。
皇居は言うまでもなく、天皇家が住まわれる住居です。
正月など「参賀」のある日を除けば、一般の人は入れないと思っている方が多いかもしれません。
実は宮内庁主催の「皇居一般参観」が1日2回(300名限定)実施されており、中を見学することができるのです。
このツアーに参加すると、普段目にすることのない「本丸広場」や、旧江戸城の天守台跡などを観光することが可能です。
皇居を最も象徴する橋で、一番のフォトスポットです。
二重橋は、実際には奥の方の橋だけを指し、正式名称は「正門鉄橋」、手前は「正門石橋」です。
普段渡ることはできませんが、一般参賀の際には開放されます。
この橋の一角は「皇居外苑」となっており、歴史的事件の舞台となった桜田門、有名な楠木正成像があります。
旧江戸城の北の丸跡地を整備した公園です。
田安門や清水門などの歴史的遺構、戦後日本を主導した吉田茂や日露戦争を指揮した大山巌らの銅像があります。
四季折々の植物が楽しめ、特に春は都内有数のさくらの名所として知られています。
森林浴や散歩、ジョキングを楽しめる、都心のオアシス的な公園です。
東京スカイツリーは、平成24年(2012年)に完成した東京の新名所です。
その高さは634mで、旧武蔵国のゴロに因んでいます。
電波塔としては世界一の高さ、人工建造物としては ドバイ の「ブルジュ・ハリファ」に次ぐ高さを誇ります。
それまで都内のシンボルであった、 東京タワー (333m)と比べると倍近い高さです。
東京スカイツリーの展望フロアは、地上350m地点にある「天望デッキ」と450m地点にある「天望回廊」と2か所あります。
天望デッキは3層に分かれており、360℃の大都会・東京の眺望を楽しめるほか、遥か富士山や房総半島まで拝むことができます。
「フロア340」のガラス床はスリル満点です。
「天望回廊」は、空中を散歩しているような、不思議な感覚に襲われます。
この高さまで来ると、眼下の景色はかすんでしまうほど。
東京スカイツリー周辺は、「東京スカイツリータウン」として観光・商業施設が併設されています。
すみだ水族館 やプラネタリウム、商業施設「 ソラマチ 」などがあり、スカイツリー観光を一層盛り立てています。
※合わせて読みたい: 世界一高い自立式電波塔!東京スカイツリーの見どころを総解説!
住所 : 東京都墨田区押上1-1-2
マップ : Googleマップ
アクセス : 東京メトロ押上駅から徒歩3分
電話番号 : 0570-55-0634
定休日 : 年中無休(悪天候時など臨時休業あり)
営業時間 : 9:00~20:00(特定の営業日前後あり)
料金 :
公式サイト : 東京スカイツリー
高尾山は東京都郊外・八王子市にある標高599メートルの山です。
世界一の登山者数(年間270万人)を誇る山として、フランスのミシュラン3つ星にも指定されている観光地です。
植物の採取や鳥類の捕獲などが禁止されているため、豊かな自然が守られており、特に山頂からの眺めは絶景。
高尾山は古来より修験道の霊場として知られており、高尾山薬王院の寺域となっています
山は霊気に満ちていて、歩いているだけでも心身が浄化してすがすがしい気分になります。
また、都内では珍しくムササビが棲んでいる山としても知られています。
高尾山の中腹までケーブルカーが設置されているので、歩くのに自身がない方はこちらの利用をおすすめします。
「高尾山」駅は夏の期間中は、ビアホール「ビアマウンテン」が開催され、山の中で暑気払いを楽しめます。
※合わせて読みたい: 世界一の登山者数!高尾山の見どころと高尾山口の観光スポットを紹介
その他、東京の観光スポットは下記記事にて詳しく解説していますので、合わせてご覧になってください。
→ 東京の人気観光名所72選!デートから旅行まで楽しめる東京観光地をエリア別制覇
千葉県は三方を海に囲まれ、温暖な気候と豊かな自然にも恵まれており、果物や海の幸のおいしい場所です。
県内で都心に近いエリアでは、東京都へのアクセスが便利なため、宅地化が急速に進み、都内に通勤する人のベットタウンとなっています。
一方、都心から離れた地域では過疎化が進んでおり、県内の人口格差が大きくなっています。
県庁所在地は千葉市で、県全体で37市6郡16町1村の自治体があります。
旧国名でいえば、上総(かずさ)、下総(しもうさ)、安房(あわ)の3国で構成され、地域ごとの多様性に富んでいます。
海抜500m以上の山が存在しない日本で唯一の都道府県であり、平野と丘陵が県土の大半を占めているのも千葉県の特色です。
また、空の玄関口・成田空港も千葉県内にあります。
千葉県には、東京ディズニーリゾートや 東京ドイツ村 に代表されるような、規模の大きなテーマパークや公園が数多く存在します。
内房・南房総・外房エリアと、それぞれ違った表情を見せる海のレジャー施設や観光スポットも充実しています。
成田山新勝寺や香取神宮などの由緒ある神社・仏閣、日本情緒たっぷりな水郷・佐原の街並みなど、バラエティ豊富な観光が楽しめます。
浦安市にある「東京ディズニーリゾート」は、千葉県というより日本を代表する超大型リゾート施設です。
「東京ディズニーランド」と「東京ディズニーシー」、および関連するホテルなどを含めて構成されています。
敷地全体の広さは200万㎡と、とてつもない広さを誇ります。
ハロウィンやイースターなど、各種イベントごとに装いの異なるショーを楽しめることも、リピーターから愛される理由です。
残念ながら週末や祝日は常に大混雑で、近隣の方はできれば平日や夕方から入場した方がたっぷり遊べるかもしれません。
「夢と魔法の王国」をキャッチフレーズに、日本全国だけでなく、世界中から観光客が訪れます。
51万㎡の巨大な敷地内には、夢あふれるアトラクションが豊富にあり、パレードなどエンタテインメントも充実しています。
アトラクションだけでなく、食事やお土産を買うにも楽しい場所です。
どこかにミッキーマウスが隠れているなど、場内の細部に至るまで工夫を凝らしており、入場料は割高にも関わらず何度訪れても飽きさせない魅力があります。
東京ディズニーシーは、その名の通り「海」をテーマとしたリゾート施設です。
アトラクションも「ファインティング・ニモ」や「アラジン」、「リトルマーメイド」など「海モノ」が中心となっています。
レストラン内でアルコールの提供があるなど、ディズニーランドと比べれば、ちょっぴり大人のムードがあります。
▼合わせて読みたい
・ 東京ディズニーランドのアトラクション14選!エリア別おすすめアトラクション!
・ 東京ディズニーリゾートホテル特集!直営ホテルからオフィシャルホテルまで徹底分析!
住所 : 千葉県浦安市舞浜1-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR舞浜駅から徒歩3分
営業時間 : 8:00-22:00(季節により変動あり)
料金 :
公式サイト : 東京ディズニーリゾート
今や絶景スポットとして知名度があがっていますが、少し前まではほとんど存在が知られていませんでした。
君津市にある「濃溝の滝」は、インスタグラムに投稿されたことをきっかけに、絶景スポットとして注目され始めた場所です。
都心からでも1時間位で到着できる、好アクセスが魅力です。
濃溝の滝は、清水渓流広場という公園のなかに存在しています。
小さな滝であり、滝のまわりの「洞窟」は人工的に造られたものです。
しかし、滝よりもこの洞窟の存在が絶景を形成する重要な役割を担っているのです。
洞窟内に差し込む太陽の加減によって、ハート型に見えることがあるのです。
ハート型の光線と、澄み切った水の絶妙なコラボレーション、この滝が絶景スポットたる所以です。
滝へ続く遊歩道では、夏はホタル、秋は紅葉を楽しむこともできます。
「千葉の隠れた秘境」や「ジブリの世界」と評される濃溝の滝ですが、山道のためマムシが出没することがあるため注意が必要です。
※合わせて読みやすい: SNSで話題の絶景スポット「濃溝の滝」と周辺の観光スポットを紹介
住所 : 千葉県君津市笹1954-17(清水渓流広場内)
マップ : Googleマップ
アクセス :
銚子市にある犬吠埼は、関東平野の最東端に位置する岬です。
三方を海に囲まれた海食台地で、断崖絶壁の下に横たわる無数の岩礁で荒波が砕ける様は迫力満点です。
富士山や離島を除き、日本国内で元旦の初日の出が最も早い時間に拝める場所として知られています。
この岬から望む太平洋の海原は雄大で、まさに地球が丸いことを実感できる場所です。
犬吠埼の名前の由来は諸説ありますが、源義経の愛犬・若丸がこの地に置き去りにされ、主人を慕うあまり7日間鳴き続けたという説が最も有名です。
他にもこの一帯にニッポンアシカが生息しており、その鳴き声が犬に似ていたからという説もあります。
犬吠埼のシンボルである犬吠埼灯台は、犬吠埼の突端にそそり立つ白亜の姿が美しい灯台です。
灯台の高さは31.3mで、国内では 青森 の尻屋埼灯台に次いで2番目の高さを誇ります。
明治7年(1874年)にイギリス人技師・ブラントンの設計により完成しました。
99段のらせん階段を昇った眺望は太平洋の孤島に身をおいた錯覚を覚えるほど雄大です。
犬吠埼周辺は水族館「犬吠埼マリンパーク」、「関東舞子」の愛称で文人墨客に愛された白砂青松の砂浜「君ヶ浜」など、ほかにも見どころ満載です。
銚子電鉄で訪れる際には、名物・ぬれせんべいに舌鼓を打ってみましょう。
その他、千葉の観光スポットは下記記事にて詳しく解説していますので、合わせてご覧になってください。
→ 千葉県の観光地14選!千葉旅行で外せない観光スポットを在住者が厳選!
神奈川の名前は、かつてJR東神奈川駅近くに流れていた小川の名前に由来しています。
県の面積は全国で43番目と狭い方ですが、海あり山ありの多様な自然に恵まれています。
県庁所在地は国内を代表する国際港湾都市・横浜で、国内の市町村で最大の人口を誇ります。
神奈川県の観光地といえば、「ミナト・ヨコハマ」、「古都・鎌倉」、「天下の険・箱根」が全国的に人気のベスト3です。
その他、丹沢山系や湘南エリア、小田原や湯河原、三浦半島も人気があります。
都心からも近く、アクセス良好なので、日帰りで気軽に訪れることができる地域です。
横浜の観光スポットは、「みなとみらい21地区」と「元町・中華街周辺」エリアに集中しています。
最も港の雰囲気と、おしゃれな空間が感じられる人気の観光エリアです。
アクセスもよく、観光スポットは徒歩圏内で移動することが可能なので、歩きながらじっくりと散策することをおすすめします。
時間が少ない方は、観光スポットを周遊するバス「あかいくつ号」を利用して、効率よく巡回してみるのも良いでしょう。
みなとみらい21地区のシンボル・横浜ランドマークタワーは、70階建て、高さ296.33mの超高層ビルです。
5階までが商業施設「ランドマークプラザ」、それより上の階はオフィス棟やホテル「横浜ロイヤルパークホテル」の客室になっています。
スカイガーデンは、ランドマークタワー69階にある展望台です。
専用のエレベーターに乗れば、あっという間に天空の世界に到着します。
晴れた日には360度の大パノラマを満喫でき、みなとみらいの街並みや横浜港のほか、房総半島、富士山や丹沢の山並み、東京スカイツリーまで見えます。
ランドマークタワーのもうひとつの見どころは、地下スペースにある「ドックヤードガーデン」です。
ランドマークタワーの建っている場所には、もともと「旧横浜船渠第2号ドック」という造船所があった場所で、貴重な遺構がそのまま復元されています。
この場所で随時開催される「プロジェクションマッピング」は、臨場感抜群で人気のイベントです。
※合わせて読みたい: 横浜で一番アツい街・みなとみらい21地区!とっておきのみなとみらい観光・デート・グルメスポットを解説!
住所 : 横浜市西区みなとみらい2-2-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
営業時間 : スカイガーデン 10:00-21:00(毎週土曜日、特定日は22:00まで)
料金 :
公式サイト : 横浜ランドマークタワー
古都・鎌倉は歴史的景観に加えて、オシャレなお店でのショッピングやグルメ、そしてマリンレジャーまで楽しめる人気観光地です。
鎌倉は見どころが多い街ですが、この街のシンボルとして絶対に外したくないのが「鎌倉の大仏」でしょう。
その雄姿を拝むことができる場所が、江ノ電・長谷駅近くある「高徳院」です。
鎌倉大仏(阿弥陀如来像)は、仏像が多い鎌倉のなかで、唯一国宝に指定されています。
その理由として、後世の補修が甚大な奈良大仏と比べて、今もほぼ造立当時の姿を保っていることが挙げられます。
造立の時期は建長4年(1252年)、浄光という僧が勧進した浄財によって造られたといわれますが、はっきりしたことはわかっておりません。
もともとは大仏殿があったのですが、室町時代の明応4年(1495年)の大津波によって流されてしまい、現在の露座の姿になったと言われています。
現在、大仏殿の礎石が残っていて、観光客のベンチ替わりになっています。
鎌倉大仏の座高は11.31mで、4階建てのビルに相当する高さ、重さは約120トンもあります。
この大仏見学のユニークなところは、大仏の中(胎内)に入ることができることです。(しかもたった入場料はたったの20円)
四季折々楽しめますが、桜や紅葉を背景にした大仏の姿はひときわ神々しく感じられます。
※合わせて読みたい: 鎌倉のおすすめ観光、デートスポット16選
住所 : 神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
マップ : Googleマップ
アクセス : 江ノ島電鉄・長谷駅より徒歩7分
電話番号 : 0467-22-0703
営業時間
:
4月-9月 8:00-17:30
10月-3月 8:00-17:00
拝観料 : 大人300円 / 小学生150円 ※胎内拝観は別途20円
公式サイト : 高徳院
箱根は年間2000万人もの観光客が訪れる、国内屈指の人気観光地です。
「箱根二十湯」と称されるほど源泉の種類が豊富で、様々な温泉が楽しめることも魅力的。
箱根は温泉だけでなく、観光資源も豊富で、芦ノ湖、仙石原、関所跡など見どころがいっぱいあります。
なかでも大涌谷は、ダイナミックな自然の営みを身近に見学できるスポットとして、多くの観光客で賑わいます。
大涌谷は、箱根火山の中央火口丘(冠ケ岳)の標高800mから1000mの北側斜面にあり、地熱地帯で活発な噴気地帯です。
箱根火山の噴気地帯の中では最大規模であり、噴煙が湧き上がる光景は訪れる人を魅了します。
かつて「大地獄」とよばれた名前に恥じない荒涼とした光景が広がり、辺り一面に強烈な硫黄の臭いが立ち込めます。
大涌谷にはマイカー用の駐車場がありますが、箱根ロープウェイに乗って上空から見学することもおすすめです。
雄大な景色と、眼下に見下ろす箱根火山のモクモクとした噴煙を楽しむことができます。
ただし、火山活動が活発なエリアのため、立入禁止区間が設けられたり、ロープウェイが運休になることもしばしば。
事前の状況確認が必要です。
大涌谷を訪れたら、名物の「黒たまご」に舌鼓を打ってみましょう。
温泉成分の鉄分が卵に付着してい黒くなっていること、そして硫黄の臭いが強烈なことが特徴です。
この黒たまごを食べると7年長生きできるそう。
お土産にも喜ばれます。
※合わせて読みたい: 箱根の観光名所大涌谷へ!名物の黒たまごも堪能して来ました
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
マップ : Googleマップ
アクセス :
大涌谷営業時間 : 9:00〜16:00
ロープウェイ営業時間 : 【2月~11月】 9:00~17:00 【12月~1月】9:00~16:15
駐車場代金 : 大型/1,550円 普通/520円 二輪車/110円
ロープウェイ運賃 : 桃源台駅から大涌谷駅まで、往復で大人2,000円 子ども1,000円
注意点
: 事前に現地情報を確認のこと
その他、神奈川の観光スポットは下記記事にて詳しく解説していますので、合わせてご覧になってください。
北関東3県の真ん中に位置する栃木県は、南・東部が関東平野、北・西部が山岳地帯と、起伏に富んだ県土を持ちます。
県庁所在地は宇都宮市、南部の小山市が第2の都市です。
栃木県は、観光資源にとても恵まれています。
国内屈指の観光地・日光をはじめ、高原リゾート地として知られる那須エリアなど魅力的な観光スポットが目白押し。
また、 鬼怒川温泉 や塩原温泉など名湯が多く湧出する場所でもあります。
「とちおとめ」に代表されるイチゴ、 宇都宮の餃子 などグルメもたっぷり満喫できます。
栃木県が世界に誇る大観光地・「日光」は、奥日光や鬼怒川エリアを含めて、観光スポットの宝庫です。
古来から「日光を見ずして結構というなかれ」と称賛された景勝地で、今では世界中から観光客が訪れています。
平成11年(1999年)、日光東照宮・二荒山神社・輪王寺の2社1寺は、ユネスコ世界遺産・「日光の社寺」に指定されました。
日光東照宮は、日光のシンボルであると同時に最大の観光スポットです。
徳川家康を御神体として、元和3年(1617年)に創建されました。
その広大な境内には、国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が立ち並び、豪華絢爛な美しさに圧倒されてしまいます。
時最高水準の名工によって造営された豪華絢爛な「陽明門」、「眠り猫」や「三猿」の彫刻などの見どころが満載です。
風水の方位を緻密に計算した、関東でも指折りのパワースポットとなっています。
※合わせて読みたい: 徳川家康をまつる日光東照宮の魅力を解説!おすすめのお土産やグルメスポットも紹介
住所 : 栃木県日光市山内2301
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0288-54-0560
参拝時間 : 9:00~17:00 ※11月~3月は16:00まで
拝観料 :
公式サイト : 日光東照宮
那須高原は、都心からも近い高原リゾート地です。
夏場でも涼しい環境のため避暑地として賑わい、皇室の「那須御用邸」があることでも知られています。
観光牧場やテーマパークがたくさん存在しており、人気の観光エリアとなっています。
那須ハイランドパークは、北関東最大級のレジャーランドです。
緑豊かな那須の大自然に囲まれ開放感抜群で、心地よい風を感じながら高原バカンスを満喫できます。
人気の「10大コースター」をはじめ、50種類以上のアトラクションが設置されており、年齢を問わず楽しめるテーマパークです。
住所 : 栃木県那須郡那須町高久乙3375
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 不定休(1月中旬から2月まで冬季休園)
電話番号 : 0287-78-1150
営業時間 : 9:30-17:00(季節により変動あり)
料金 : 大人(中学生以上)1,600円/小人(3歳~小学生)800円/シニア(60歳以上)800円
公式サイト : 那須ハイランドパーク
足利市にある「あしかがフラワーパーク」は、四季折々の花を楽しめるテーマパークです。
なかでも樹齢140年以上、各々600畳以上の規模を誇る「大藤」はこのテーマパークのシンボルで、栃木県の天然記念物に指定されています。
この藤の花が見頃を迎える4〜5月中旬には「藤まつり」が開催されて、多くの観光客で賑わいます。
米国CNNが選んだ「世界の夢の旅行先10選」に、日本から唯一選出されています。
藤の花と並んで、このフラワーパークの見どころとなっているのが、毎年10月下旬から2月上旬にかけて開催されるイルミネーション「光と花の庭」です。
400万球を超えるイルミネーションで彩られ、毎年工夫を凝らした演出で訪れる人を魅了します。
その美しさは「日本三大イルミネーション」に認定され、2016〜2017年には連続で全国1位を受賞しています。
住所 : 栃木県足利市迫間町607
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0284-91-4939
営業時間 :
料金 : 時期により異なる(300~1,200円)
公式サイト : あしかがフラワーパーク
その他、栃木の観光スポットは下記記事にて詳しく解説していますので、合わせてご覧になってください。
→ 栃木観光地16選!栃木の観光名所から温泉グルメまで総解説!
群馬県は、隣接する長野・新潟両県と繋がりが深く、「上信越地方」として称されることがあります。
県庁所在地は前橋市で、高崎市が第2の都市となっています。
県の東部・南部は関東平野となっていて、人口の7割近くがこの地域に集中しています。
一方で県の西部・北部は山岳地帯となっており、上毛三山など名峰や有名温泉地はこの地域に存在します。
全国的に知られる群馬県の観光といえば、北部の尾瀬、榛名山・赤城山・妙義山からなる「上毛三山」、世界遺産・富岡製紙場等が挙げられます。
また、温泉が豊富に湧出しており、草津温泉をはじめ、四万温泉、伊香保温泉、渋川温泉などの名湯が知られています。
高崎のだるま、桐生の織物、下仁田町の「下仁田ねぎ」等の特産品も有名です。
愛唱歌「夏の思い出」でも有名な尾瀬は、群馬県北部を代表する観光地です。
尾瀬は広域には、群馬県だけでなく福島県・新潟県・栃木県にまたがる高原であり、全体で「尾瀬国立公園」を構成しています。
その中でも一大湿原地帯のある「尾瀬ヶ原」を、一般的に尾瀬と呼ぶことが多いようです。
尾瀬ヶ原の観光シーズンは5月中旬から9月下旬となります。
尾瀬の象徴である「水芭蕉」5月下旬から6月上旬が見ごろです。
水芭蕉の季節が終わり、ニッコウキスゲが8月に最盛期を終えると尾瀬の短い夏も終わります。
湿原に水芭蕉が咲く時期が一番のベストシーズンであり、最も尾瀬らしい絶景を最高潮に満喫できるのです。
住所 : 群馬県利根郡片品村大字戸倉
マップ : Googleマップ
アクセス : JR上越線・沼田駅から関越交通バス「大清水」まで120分
注意点 : 標高1000mの高地にあるため、防寒対策が必要
群馬県は名湯の宝庫ですが、なかでも草津温泉は抜群の知名度を誇ります。
交通の便は決してよい場所とはいえませんが、天下の名湯を求めて全国から湯治客が押し寄せる温泉・観光地です。
毎分32300L(1日にドラム缶23万本分)と自然湧出量日本一を誇り、源泉は6つに及びます。
源泉の温度が高いことが特徴で、この源泉をかけ流しで楽しむために生まれたのが、有名な「湯あみ」です。
湯あみとともに、草津温泉のシンボルとなっているのが「湯畑」で、絶えず湯けむりを舞い上げている光景は、源泉の豊かさを象徴しています。
日帰り温泉施設も充実しており、一生に一度は訪れておきたい名泉です。
※合わせて読みたい: 草津旅行へ行こう!草津温泉観光時の見どころ紹介
住所 : 群馬県吾妻郡草津町28
マップ : Googleマップ
アクセス :
泉質 : 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
効能
: 神経痛・筋肉痛・関節痛・病後回復期・疲労回復・健康増進など
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平成26年(2014年)にユネスコ世界遺産に登録されたことにより、再び脚光を浴びることになった「富岡製糸場」。
明治5年(1872年)、わが国最初の官営模範製糸工場として建造されました。
この製紙場で作られた品質の高い生糸や養蚕技術は海外に広まり、世界規模で絹産業の発展に繋がったと言われています。
富岡製糸場のすごいところは、過去の史跡ではなく、つい最近まで現役の工場として活躍していたこと。
木骨と赤レンガ造りの建造物群は、現在もほとんど当時のままの姿で保存されており、日本の近代産業発祥の地として貴重な建築物です。
300人近くの職工が働いていた「操糸場」や四季折々の情景が楽しめる「ブリュナ館」のほか、保存状態が良好なレンガやガラスなど見どころ満載です。
住所 : 群馬県富岡市富岡1-1
マップ : Googleマップ
アクセス
:
上信越自動車道富岡IC下車約10分
各地からバスツアーあり
定休日 : 年末(12月29日-31日)
電話番号 : 0274-64-0005
営業時間 : 9:00-17:00(最終入館16:30)
料金 : 大人1,000円/高校大学生250円/小中学生150円
公式サイト : 富岡製糸場
その他、群馬の観光スポットは下記記事にて詳しく解説していますので、合わせてご覧になってください。
北関東で唯一、海に面した県である茨城県。
雄大な太平洋、霊峰・筑波山、国内第2位の規模を誇る湖・霞ケ浦など、豊かな自然に恵まれています。
県庁所在地の水戸市は、徳川御三家・水戸藩からの伝統を引き継ぎ、第2の都市・土浦市は霞ケ浦の眺望が抜群な街です。
つくば市は科学技術先端の街~つくばエクスプレス開通で、都心からのアクセスも格段に上昇しました。
茨城県は「魅力のある県ランキング」で、何年もワースト1位を記録していますが、実際には楽しくて魅力的なスポットがたくさんあります。
絶景スポットとして知られる公園や渓谷、太平洋に面した海岸美、由緒ある歴史的建造物。
冬の味覚・あんこう鍋や水戸の納豆など特産グルメを満喫できるほか、生産量日本一を誇るメロンも美味しいです。
日本三大名瀑のひとつ・「袋田の滝」は、茨城県最北部の大子町にあります。
高さ120m・幅73mの大きさを誇り、滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度の滝」とも呼ばれています。
この別名の由来は他にもあり、平安時代の歌人・西行法師が「この滝は四季ごとに訪れないと、真の風趣味わえない」と絶賛したことから名付けられたとも言われています。
四季ごとの彩は美しく、新緑の春、濃緑の夏、紅葉の秋、そして冬の凍結した滝の景観はとても神秘的です。
袋田の滝の全容を正面から鑑賞するには、有料の「観瀑トンネル」を経由して、観瀑台から眺めることをおすすめします。
この滝の上流には落差15mの「生瀬の滝」があり、両滝とも国の名勝および「恋人の聖地」に指定されています。
カップルにもおすすめしたい観光スポットです。
住所 : 茨城県久慈郡大子町 袋田3-19
マップ : Googleマップ
アクセス :
営業時間 :
料金 : 観瀑施設(袋田の滝トンネル):大人300円 小人150円
国営ひたち海浜公園は、 茨城県 のほぼ中央部・ひたちなか市にある国営公園です
公園の敷地総面積は350ヘクタールに及び、 東京ディズニーランド の5倍の面積に相当する広大なものです。
敷地内は、森林あり、砂丘あり、遊園地ありとバラエティに富んでおり、すべて楽しむには1日では足りないくらいです。
この公園の一番の見どころは、標高58mの「みはらしの丘」でしょう。
この丘の頂上は、ひたちなか市の最高地点で、遠く太平洋の海原を眺望することができます。
何といっても圧巻なのが、春先に咲くネモフィラの絶景です。
一面青い絨毯に彩られた景観は幻想的で、世界中から観光客が訪れます。
また、真っ赤に彩られる秋のコキアも格別です。
※合わせて読みたい: フォトジェニックな絶景スポットとして大人気!国営ひたち海浜公園の見どころとは?
住所 : 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 029-265-9001
定休日 : 月曜日(祝日の場合はその翌日)
営業時間 :
料金 : 大人(高校生以上)450円 シルバー(65歳以上)210円 小・中学生 無料
公式サイト : 国営ひたち海浜公園
茨城県の母なる山・筑波山は、標高877mと決して高い山ではありません。
実際には2つの山から構成されており、西側が男体山(871m)、東側が女体山(標高877m)です。
万葉の昔から風光明媚な山として知られ、霊山として山岳信仰の対象とされてきました。
山の中腹以上は筑波山神社の神域になっており、パワースポットにもなっています。
標高が低い筑波山では気軽な登山が楽しめるほか、山頂までロープウェイおよびケーブルカーが接続しています。
山頂付近にある奇岩「ガマ石」や「弁慶七戻り」も必見です。
また、山頂から眺める関東平野の眺望は絶景で、晴れた日には遠く東京スカイツリーまで眺望することができます。
住所 : 茨城県つくば市筑波ほか
マップ : Googleマップ
アクセス :
料金 :
公式サイト : 筑波ケーブルカー&ロープウェイ
その他、茨城の観光スポットは下記記事にて詳しく解説していますので、合わせてご覧になってください。
東京都の北側に位置する内陸県・埼玉は、7つの都県と県境を接しています。
関東地方では神奈川県を除くすべての都県に通じていることになります。
県庁所在地は「さいたま市」、県内にある市の数は40と日本最多を誇ります。
埼玉県をパロディ化した映画『翔んで埼玉』がヒットして注目を集めました。
埼玉県の観光地と聞いて、咄嗟に思いつく地名が浮かばないかもしれません。
埼玉県民が自虐するほど、魅力のない県というイメージが定着していますが、実はとっても魅力的な観光資源がたくさんあります。
都心から日帰りで観光できる点も嬉しいところです。
奥秩父地方にある標高1100mの高地に聳える、関東最強クラスのパワースポットです。
決して交通の便が良いとはいえない場所にありながら、著名人を含む多くの参拝客に崇敬されています。
三峯神社は景行天皇の御代、日本武尊が東征の折りにこの地で、イザナギ・イザナミの両神を祀ったのがはじまりとされています。
2000年近い歴史をもつ神社です。
標高1100mにある境内は、まさに神秘的な雲の中の世界。
曇った日に参拝した方がご利益があるそう。
この神社が特異なのは、通常の鳥居の両脇に小さな鳥居が組み合わさった「三ツ鳥居」、そしてオオカミを祀った狛犬です。
三峯神社は山の強い気が流れ込む竜穴パワースポットであり、ほとんどの願い事が成就すると言われています。
特に毎月その月の朔日のみ頒布されるのが白い「気」のお守りは、最強のご利益が期待できるとされ、ぜひとも入手したいものです。
※合わせて読みたい: 秩父のおすすめ観光スポット16選!豊かな自然からパワースポットまで
住所 : 埼玉県秩父市三峰298-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0494-55-0241
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00~16:00(社務所)
料金 : 初穂料 300円
駐車場 : 有料駐車場 520円
御神体 : 伊弉諾尊 伊弉冉尊
公式サイト : 三峯神社
都心を流れる大河・荒川の上流域に位置する「長瀞」は、埼玉の大自然を満喫できる人気観光地です。
宝登山や寶登山神社など多くの観光スポットが存在しますが、この地を最も代表する見どころといえば、「長瀞渓谷」でしょう。
国の名勝および天然記念物に指定されている景勝地で、荒川の清流に沿って6kmに渡る渓谷美が広がっています。
隆起した岩石が畳のような景観を造る「岩畳」や、『三国志』に登場する赤壁から名付けられた断崖「秩父赤壁」などのビュースポットは必見です。
岩畳のうえを歩いて散策するほか、名物となっている「長瀞ライン下り」で、川面からも絶景を楽しんでみたいものです。
長瀞渓谷は四季を通じて楽しめますが、特におすすめは紅葉の時期。
「長瀞紅葉まつり」が開催され、ライトアップされた紅葉の美しさは、インスタ映えすること間違いありません。
※合わせて読みたい: 長瀞のおすすめ観光スポット10選!子供から大人まで楽しめる自然いっぱいの観光地
住所 : 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
マップ : Googleマップ
アクセス :
料金 : 長瀞ライン下り全長コース(6km・50分)大人3,300円 小人1,600円
公式サイト : 秩父鉄道
江戸情緒が色濃く残る川越は、都心からも近い人気観光地のひとつです。
戦災や震災を免れた歴史的な街並が残っており、風情豊かな街並みは、訪れる人を魅了します。
春日局ゆかりの「喜多院」や、「川越氷川神社」、「時の鐘」などの歴史的建造物も情緒たっぷり。
レトロな街散策だけでなく、美味しいグルメも期待できます。
川越のシンボルといえば、この「時の鐘」です。
元々は江戸時代初期に完成しましたが、現在の建物は明治27年(1893年)に再建されたものです。
現在でも現役で活躍しており、1日に4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)、鐘の音を響かせています。
平成8年には環境省主催の「残したい日本の音100選」に選出されました。
住所 : 埼玉県川越市幸町15-7
マップ : Googleマップ
アクセス : 東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸巡回バス「蔵の街」下車徒歩1分)
電話番号 : 049-227-9496(小江戸川越観光協会)
公式サイト : 菓子屋横丁(小江戸川越観光協会)
昭和レトロを感じさせる、懐かしい駄菓子屋が軒を連ねている横丁です。
現在でも20軒近い商店が、駄菓子を製造・販売しており、大人も子供も大満足できます。
童心にかえって駄菓子を食べながら、川越の街散策するのも楽しいですね。
※合わせて読みたい: 地元民が徹底取材!レトロな街並みが楽しめる川越の観光名所12選
住所 : 埼玉県川越市元町2
マップ : Googleマップ
アクセス : 東武東上線川越駅(本川越駅)からバスで(小江戸巡回バス「菓子屋横丁」下車すぐ
電話番号 : 049-227-9496(小江戸川越観光協会)
注意点 : 月曜定休の店が多い
公式サイト : 菓子屋横丁(小江戸川越観光協会)
関東地方・1都6県の代表的な観光スポットをご紹介しました。
1か所をじっくり観光してみるのもよし、1つの県の観光地を周遊してみるのもよし。
時間をかけて関東地方の観光地を巡ってみるのも楽しいかもしれません。
思い思いの方法で、関東地方の旅を満喫してください。
最終更新日 : 2021/04/08
公開日 : 2019/03/22