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通常「みなとみらい」と称されるエリアの正式名称は、「横浜みなとみらい21」です。
横浜市西区に「みなとみらい」という住所が存在し、横浜ランドマークタワーやクイーンズスクエアがある場所に該当しますが、そればかりではありません。
一般的には、<横浜市西区と中区にまたがる横浜港に面した地域> と定義付けされています。
この示す範囲は広く、横浜駅東口から桜木町駅周辺、赤レンガ倉庫のある「新港地区」を含む約1.86k㎡(約186㏊)を指します。
見どころが各所に点在していて、歩いて移動すると結構な時間を要します。
みなとみらい21地区を大きな区分では、下記の3つに大別されます。
実際には、ここから更に1-68街区に細分されています。
みなとみらい21地区には主要幹幹線道路として、横浜駅東口(そごう海側)から元町方面へ繋がる「みなとみらい大通り」と、横浜港を臨み、赤レンガ前を抜ける「国際大通り」の2本が通っています。
この2本の主要幹線道路は、さくら通り・けやき通り・いちょう通りなど街路樹の名前をとった幹線道路で結ばれています。
これらに街路樹通りは、正直のところ地元民の間でも普及しているとは言い難く、例えば「さくら通りってどこ?」と道を尋ねられても、正確に応えられる人は少ないと思います。
区画整理の影響などで、道が変わったり、新たな道路が出来たりして、みなとみらい21地区の道はわかりづらいのが現実です。
みなとみらい21地区は、商業施設や娯楽施設などの移り変わりが激しく、何年かぶりに再訪すれば、その変貌に驚かされます。
映画館が入っていた娯楽施設「GENTO」もライブハウス「横浜BLITZ」も、商業施設「ジャックモール」も「アルカエフ」も既に閉店しています。
その代わり、大型商業施設「MARK IS みなとみらい」や「Marine & Walk Yokohama」がオープンするなど話題には欠かせません。
みなとみらい21地区の歴史は浅く、わすか30年近くしか経っていません。
この地域はもともと産業エリアであり、貨物鉄道の駅があったり、造船所が置かれていました。
赤レンガ倉庫も、本来は保税倉庫でした。
現在のみなとみらい21地区からは想像もできない殺風景で「硬派」な場所だったのです。
このエリアの再開発が本格化し、現在に至る大変貌のきっかけとなったのは、平成元年(1989年)に開催された「横浜博覧会」です。
横浜市制100周年・開港130周年を記念した横浜博覧会は、みなとみらい21地区をメイン開場として、期間中延べ1300万人を動員する大盛況を誇りました。
イベントの目玉だった観覧車「コスモクロック」は、今でも観光客で賑わう人気スポットとなっています。
その後、この跡地にはランドマークタワーなどの施設が次々に建設され、現在のみなとみらい21地区の礎となったのです。
みなとみらい21地区はとても広い!しかしデートや観光を目的とした場合の訪問先は、ある程度絞られてきます。
ランドマークタワーとその周辺エリア・・・よこはまコスモワールドは隣接していますし、赤レンガ倉庫付近までも徒歩圏内です。
みなとみらい線で「みなとみらい駅」まで
JR根岸線「桜木町駅」から動く歩道経由でランドマークまで
みなとみらい線(横浜高速鉄道)へのアクセスは、各社との相互乗り入れが実施されており、埼玉方面からの訪問も飛躍的に向上しました。
メインゲートとなる「みなとみらい駅」はクイーンズスクエア横浜の地下にホームかあり、出口は各方面毎に設置されています。
桜木町駅からランドマークタワーまで、動く歩道が設置されており約5分で到着します。
また駅前から、鉄道廃線跡に設置された遊歩道・「汽車道」が設置されていて、ワールドポータース、赤レンガ方面へのアクセス良好です。
横浜市営バス「あかいくつ」号を利用
横浜市営バス「ぶらり赤レンガBUS」号を利用
通常の横浜市営バスは、みなとみらい21地区を複数経由していますが、観光目的での利用はおすすめできません。
ルートがわかりづらい上に、観光スポットを目的として走行しているわけではないからです。
バスを利用してみなとみらい21地区を巡りたいと考えるなら、断然「あかいくつ」号に乗車するのがおすすめです。
観光ルートを周遊する市営のバスで、運賃も100円(子供50円)と格安!一日利用可能なフリーパス「みなとぶらりチケット」は500円(子供250円)・・・なんと市営地下鉄運賃も乗り放題の値段です。
桜木町を起点に運航しており、みなとみらいコースのほか、元町・中華街周遊コースもあります。
ぶらり赤レンガBUSは、横浜駅を発着点とした観光バスで、途中のバス停は少なく、約16分で赤レンガ倉庫に到着できます。
運賃は通常の市営バス運賃(大人210円・小人110円)と同じですが、前述の「みなとぶらりチケット」の対象となっているので、時間短縮して効率よく観光したい場合にはおすすめです。
バスでの移動は途中の道路状況の影響を受けたり、待ち時間が長いなどのデメリットがありますが、上手に利用すれば格安で便利な交通手段です。
ほかにも横浜駅東口(ベイクウォーター乗り場)から海上バス「SEABASS」で、みなとみらい(ぷかり桟橋)や赤レンガ倉庫に行くこともできます。
(みなとみらいまで10分=大人420円 小人210円 赤レンガ倉庫まで20分=大人600円 小人300円)
デートでの訪問あるいは、気の合った友人同士や家族で訪問したい場合、マイカーを利用したいものです。
みなとみらい21地区を気ままにドライブできるだけではなく、山下公園や元町、中華街、山手・本牧エリアなどへの移動も楽です。
マイカーでのみなとみらいへのアクセスは、高速道路を利用した場合は「みなとみらいIC」を降りてすぐ到着します。
しかし問題はその後・・・週末や大きなイベントがある日には、駐車場が満車で停められないことが多いのです。
無料で駐車できる商業施設は皆無に等しく、買い物をすれば別ですが、通常は1時間あたり500円以上(ランドマーク、マークイズ=30分・270円)が相場です。
主要な商業施設は駐車料金の上限を設けていない場合が多く、長時間の滞在ではなかりの高額になってしまいます。
ここで裏ワザを紹介します。
ランドマークタワー、クイーンズスクエアおよびマークイズへの短時間の滞在の場合、「みなとみらいポイントカード」へ入会することです。
ランドマークプラザ3階とマークイズB4階にある「カードカウンター」で即時発行してもらえます。
入会金・会費は無料・・・カードを持っているだけで駐車場が土日祭日含めて1時間無料になるのです。
買い物や食事をすれば最大3時間まで無料・・・ポイントも付くし、入会しない理由なんてありません。
ワールドポーターズは平日なら上限1,000円で駐車(通常は30分・260円)できますが、クリスマスなどイベント開催日には行列必至です。
パシフィコ横浜近くの「みなとみらい公共駐車場」は、土日祭日でも上限1,850円で駐車できますが、中心部から距離があるうえ、すぐ満車になってしまうデメリットがあります。
みなとみらいへのマイカー乗り入れは、なるべく避けるか、平日に限った方が無難かもしれません。
みなとみらい21地区は文化の発信地・・・パシフィコ横浜や赤レンガ広場を中心に、常に様々なイベントが開催されています。
規模の大きな企画展や国際交流をテーマにしたイベント、全国や世界のグルメを集結したイベントなど、ここでしか体験できないものがたくさんあります。
特に赤レンガ広場では、週末にイベントをしていない日の方が少ないかもしれません。
訪れるたびに、いろいろなイベントに参加できるのも、みなとみらい21の魅力です。
イベントの情報は、横浜市の観光情報サイトなどで確認できます。
他にも情報源として、特におすすめなのはフリーペーパー『Mirea』です。
みなとみらい21地区の主要駅構内や、商業施設内で入手できますので、ぜひ参考にしてください。
最新のイベント・観光情報やおすすめショッピング、グルメ情報が満載なうえに、付属の地図もついていますので、この周辺の地理に詳しくなくても安心です。
みなとみらい21地区のシンボル・横浜ランドマークタワーは、70階建て、高さ296.33mの超高層ビルです。
5階までが商業施設「ランドマークプラザ」、それより上の階はオフィス棟やホテル「横浜ロイヤルパークホテル」の客室になっています。
スカイガーデンは、ランドマークタワー69階にある展望台です。
専用のエレベーターに乗れば、あっという間に天空の世界に到着します。
晴れた日には360度の大パノラマを満喫でき、みなとみらいの街並みや横浜港のほか、房総半島、富士山や丹沢の山並み、東京スカイツリーまで見えます。
また、夜間も21:00(土曜日や祝日前の日曜日は22:00)まで営業しているので、横浜の抜群の夜景をたっぷり鑑賞できます。
カフェも設置されているので、カップルの方はお洒落なカクテル片手に、ロマンチックな夜を・・・。
特にキャンペーンイベントとして、時々開催される「スカイラヴァーズイベント」は、カップルに嬉しい特典も用意されていて、「恋人の聖地」にぴったりです。
なお、雨の日(平日限定)、視界ゼロの日(休日限定)は割引料金で入場できるうえに、ワンドリンクのサービスもあります。
住所 : 横浜市西区みなとみらい2-2-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
桜木町駅(JR・市営地下鉄)から動く歩道で徒歩5分
みなとみらい駅(みなとみらい線)から徒歩3分
電話番号 : 045-222-5030(スカイガーデン事務局・10:00~17:00)
営業時間 :
10:00~21:00(最終入場:20:30)※夏期・年末年始等特別営業期間を除く
10:00~22:00(最終入場:21:30)※毎週土曜日・月曜日が休みの場合の前日日曜日
料金 :
大人(18~64歳):1000円 65歳以上・高校生:800円
小・中学生:500円 幼児(満4歳以上):200円
注意点 :
雨の日(平日限定)視界ゼロの日(休日限定) 大人700円(ワンドリンク付)
他にも各種割引制度あり
公式サイト: スカイガーデン
今度は、横浜ランドマークタワーの地下スペースについて紹介します。
半地下構造で、古代遺跡を彷彿させる不思議な空間・・・ドックヤードガーデンです。
このドックヤードガーデン・・・実は横浜の歴史を現在に伝える「国の重要文化財」なのです。
ランドマークタワーの建っている場所には、もともと造船所がありました。
正式には「旧横浜船渠第2号ドック」で、日本に現存する商船用石造りドックとしては、もっとも古い(明治29年/1896年竣工)ものでした。
この貴重な遺構を後世に残そうと復元されたのが、このドックヤードガーデンなのです。
ドックヤードガーデンをぐるっと囲むように、ランドマークタワーの地下階には飲食街「みらい横丁」があります。
あらゆるジャンルの食事が楽しめる「食のエンタテインメント」として、アフター5の一杯にも、家族や恋人との食事にもぴったりの店が見つかるはずです。
ドックヤードガーデンでは、夜間に「プロジェクションマッピング」が開催されます。
基本的に毎日開催され、横浜の過去の歴史から未来の姿までのテーマを、大迫力と臨場感抜群の映像で楽しむことができます。
無料で鑑賞できますが、朝10時から配布される整理券をが必要となります。
とても人気のあるイベントなので、早めに並んで整理券を入手することをおすすめします。
住所 : 横浜ランドマークタワーB2・ドックヤードガーデン内
マップ: Googleマップ
開催日 :毎日(天候や定期点検等で実施しない場合あり)
開催時間 :19:30~/20:20~/21:10~ (約8分間)
料金 :無料
整理券配布場所 :横浜ランドマークタワー3F スカイガーデン入口
整理券配布時間 :10:00~ 各上映開始の40分前まで(各回500人、無くなり次第終了、当日分のみ)
ランドマークタワーに隣接する「クイーンズスクエア横浜」は、それぞれ高さが異なる3棟の建物が、段々と重なる複合商業施設です。
ランドマークタワーから徐々に低く立ち並ぶビル群のシルエットは、みなとみらい21地区のシンボル的景観にもなっています。
みなとみらい線の「みなとみらい駅」は、この建物の地下にあり、アクセス抜群なロケーションです。
ショッピングモールとして「クイーンズイースト」と3つに分かれた「アット!」があり、グルメにショッピングにと、魅了的なテナントが勢揃いしています。
ランドマークプラザから続く、このショッピング街は、個性的な店が多く歩いているだけでも楽しくなります。
屋外にあるクイーンズパークは、開放感たっぷりの空間です。
夜は夜景を見学しながら、ゆっくりくつろいでみたいものです。
また、クイーンズスクエア横浜の内外には国内外の芸術家のアートが設置されています。
建物の一部のようになっている作品や、ベンチとして座れるもの、遊んで楽しめる作品など9点・・・どこにあるのか探してみるのも楽しいです。
住所 : 横浜市西区みなとみらい2-3
マップ: Googleマップ
アクセス :
みなとみらい線「みなとみらい」駅直結
JR線・市営地下鉄「桜木町」駅から徒歩約8分
首都高横羽線「みなとみらいIC」から約1分
電話番号 : 045-682-0109 (受付時間:10:00~18:30)
営業時間 : 各店舗によって異なる
公式サイト: クイーンズスクエア横浜
道路を挟んでランドマークタワーの真向いにあるのが、「MARK IS みなとみらい」です。
平成25年(2013年)に開業した、みなとみらい21最大級の商業施設であり、地上6階-地下4階のフロア全体には、190店舗近くのショップが入っています。
ショッピングにも、食事にも目移りするほど楽しい店舗がいっぱいで、丸一日かけても見きれないほどです。
特に地下にある食品館「まいにちマルシェ」は品揃えが充実して、買い物に困らないほどです。
このMARK IS みなとみらい最大の見どころは、5-6階フロアにある「オービィ横浜(Orbi Yokohama)」です。
「セガ」とイギリスの公共放送局「BBC」の共同プロジェクトによるエンターテインメント施設であり、大自然の迫力を臨場感たっぷりで体験できるのです。
仮想飛行体験から、体感温度-15~20°Cの酷寒体験、海中散歩など・・・子供から大人まで楽しめるコンテンツが充実しています。
料金も開業当初から比べると、かなりリーズナブルになり利用しやすくなりました。
普段の生活ではまず体験できないスリル満点の「大自然」を、ここオービィ横浜で体験してみませんか?
住所 : 横浜市西区みなとみらい三丁目5番1号
マップ: Googleマップ
アクセス :
・みなとみらい駅(みなとみらい線)直結
・桜木町駅(JR・市営地下鉄)から「動く歩道」を利用し、徒歩8分
・横浜駅から高島町MM21地区入口より、約5分
・首都高速横羽線みなとみらいランプより、約1分
電話番号 :
045-224-0650(MARK IS みなとみらい代表)
045-319-6543(オービィ横浜)
定休日 :
営業時間 : 物販店舗 月-木10:00~20:00 金-日10:00~21:00
飲食店舗 11:00~23:00
物販店舗 月~木10:00~20:00 金-日10:00~21:00
飲食店舗 11:00~23:00
オービィ横浜 月~木9:00~21:00 金-日9:00~22:00
料金 :
オービィ横浜:入場料 大人800円 中高生500円 小学生300円
パスポート 大人2000円 中高生1700円 小学生1500円 幼児1200円
年間パスポート 大人4500円 中高生3800円 小学生3300円 幼児2700円
公式サイト: MARK IS みなとみらい オービィ横浜
みなとみらい大通りに面し、横浜ランドマークタワーの真向という好立地条件ながら、いまひとつ認知度が低い「三菱みなとみらい技術館」。
航空宇宙や海洋・環境エネルギー分野などの最先端技術を体験できる、比較的硬派な博物館です。
しかし子供連れにも、雨の日のデートコースとしても人気が高まりつつある、穴場的な観光スポットなのです。
実物大の深海調査船に乗っての深海体験シュミレーションやトラム運転、また有料ではありますが、月面資源採掘船の開発プロジェクト体験など、楽しみながら科学技術の勉強ができます。
工作教室のカリキュラムは子供たちにも人気で、あらゆる世代を魅了します。
入場料も大人500円と安く、年間パスポートは1,000円で1年間何度でも入館できるうえ、各種特典も受けられます。
一度行ったら、何度でも足を運びたくなる「三菱みなとみらい技術館」~絶対おすすめしたいスポットです。
住所 : 横浜市西区みなとみらい三丁目3番1号 三菱重工横浜ビル
マップ: Googleマップ
アクセス : JR根岸線/横浜市営地下鉄「桜木町」駅より徒歩8分
電話番号 : 045-200-7351
定休日 : 毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始及び特定休館日
営業時間 : 10:00~17:00
料金 :
大人500円 中高生300円 小学生200円
年間パスポート「Mpass」 大人1,000円 中高生700円 小学生500円
公式サイト: 三菱みなとみらい技術館
みなとみらい21地区のシンボルのひとつである大観覧車「コスモクロック21」は、このエリアにいる人に正確な時間を知らせてくれます。
よこはまコスモワールドは、こじんまりとしていますが、ジェットコースターなど絶叫マシーンも完備した「本格」遊園地です。
どちらかというと園内は、子供よりもカップルや大人で賑わっている印象を受けます。
よこはまコスモワールドは入場無料です。
しかしフリーパス・チケットがなく、アトラクションを利用する毎に精算する仕組みになっています。
そのため、気が付いたら思わす大金を使ってしまっていた・・・何てことがあるので要注意です。
コスモクロック21のルーツは平成元年(1989年)の横浜博覧会に遡ります。
博覧会終了後に現在の場所に移転し、この遊園地最大の目玉スポットになっています。
夜間に行われるイルミネーションショーは、みなとみらい21地区全体に華やかな彩を映し出します。
一周約15分間のゴンドラ乗車中、横浜港をはじめ美しい街並みを眼下に鑑賞できますが、特にクリスマスの時期は圧巻です。
60台あるゴンドラのうち、4台の床面はシースルーになっており、スリル満点・・・運よくこのゴンドラに乗れたら幸せです。
また、水中めがけて突進する大迫力のジェットコースター「バニッシュ!」もぜひ乗ってもらいたいおすすめアトラクションです。
住所 : 横浜市中区新港2丁目8番1号
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR根岸線・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩 約10分
みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩 約2分
電話番号 : 045-641-6591(代)
定休日 : 営業カレンダーによる(閑散期は木曜定休)
営業時間 : 営業カレンダーによる(平日は基本11:00~21:00 土日祭11:00~22:00)
料金 :
入場無料 アトラクション毎別精算
(コスコクロック21 800円・バニッシュ! 700円など)
公式サイト: よこはまコスモワールド
毎年6月に開催される「横浜開港祭」のメイン開場であり、残念ながら平成29年(2017年)を最後に終了してしまった「神奈川新聞花火大会」の会場だった臨港パーク。
横浜港を臨む抜群のロケーションが目の前に広がる、みなとみらい21地区最大の公園です。
横浜ベイブリッジや山下公園、大桟橋など横浜の名所が海を隔てて一望することができます。
芝生の面積も広く、よく晴れた日には潮風を受けながら、のんびりと昼寝を楽しみたい・・・そんな居心地のよい公園です。
海岸線に沿って階段状に続いている護岸は、恋人同士で海を眺めながら語り合うには絶好の場所・・・時が経つのも忘れてしまうくらいです。
また「アーチ橋」は、みなとみらい21地区のビル群を臨む夜景のベストスポットになっています。
この公園内にある「ぷかりさん橋」は、緑の三角屋根が可愛らしい船着き場~水上バス「SEABASS」のみなとみらい玄関口になっています。
建物の2階にある「ピア21」は、インターコンチネンタルホテルが経営する海上レストラン、海を見ながら極上の食事を堪能できます。
住所 : 横浜市西区みなとみらい1-1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
・横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩5分
・横浜高速鉄道みなとみらい線「新高島駅」より徒歩10分
・JR京浜東北・根岸線「桜木町駅」より徒歩15分
電話番号 : 045-221-2155
定休日 : なし
料金 : 無料
公式サイト: パシフィコ横浜
みなとみらいのデートで映画を楽しみたい・・・そんな時は横浜ワールドポーターズがおすすめです。
館内のイオンシネマでは、8カ所のスクリーンが設置されていて、なかでも第1スクリーンは臨場感バツグンの「4DX®」を導入しています。
これは座席が動いたり、風や雨、煙や香りまで体験できるアトラクション型の映画館で、国内にまだ数カ所しかありません。
横浜ワールドポーターズは、イオン系列のスーパーマーケットを中心にファッションや雑貨、インテリアにグルメと専門店が200店以上集結したショッピングセンターです。
中でも特におすすめなのは、1階フロアの「ハワイアンタウン」・・・南国ムードたっぷりの場内で、本場のハワイアン雑貨を購入したり、本格的なグルメを楽しむことができます。
また1~2階の屋外デッキにある「デッキストリート」は開放感抜群の環境で、雑貨や自転車グッズなどの名店が揃っており、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
ハロウィンやクリスマスのシーズンには、全館あげてのイベントが開催され、歩いているだけで楽しい気分に浸れます。
横浜ワールドポーターズは、電車を利用するとJRやみなとみらい線の駅から少し離れた場所にあります。
しかし、KR桜木町駅から「汽車道」を利用する道のりは、潮風を受けながらの快適な散策コースです。
汽車道は、明治時代に開通した旧横浜駅(現桜木町駅)と新港ふ頭を結んでいた臨海線の廃線跡の道で、歴史的建造物の3つの橋梁と木造の道は情緒たっぷりです。
インターコンチネンタルホテルやコスモクロック21、ランドマークタワーなど名所を遠景に眺めることができます。
ライトアップされた極上の夜景は、デートに絶対おすすめです。
住所 : 横浜市中区新港二丁目2番1号
マップ: Googleマップ
アクセス :
みなとみらい駅・馬車道駅(横浜高速鉄道みなとみらい線)から徒歩約5分
桜木町駅から汽車道を通り、徒歩約10分
関内駅から徒歩15分
電話番号 : 045-222-2000
営業時間 :ショッピング 10:30~21:00 レストラン 11:00~23:00 シネマ 9:00~レイトショー終了まで
公式サイト: 横浜ワールドポーターズ
日清食品の「カップヌードル」やチキンラーメンは、誰もが一度は食べたことがあると思います。
このカップヌードル生みの親で、日清食品㈱創業者の安藤百福氏の生誕100年を記念して開設されたのが「カップヌードルミュージアム横浜」です。
平成23年(2011年)設立と比較的新しいのですが、みなとみらい21地区の観光スポットとして定着してきました。
オープン当時の大混雑も解消されてきており、今ではじっくりと展示物・アトラクションを楽しむことができます。
このミュージアム最大の楽しみは、世界でひとつだけのオリジナル・カップラーメンを作れることにあります。
「マイカップヌードルファクトリー」では、自分でデザインしたカップに、4種類の中からお好みのスープと、12種類の具材の中から4つのトッピングを選ぶことができます。
その味の組み合わせは、合計5,460通りもあるといわれ、他の人と同じ味付になることはほとんどないと思われます。
また「チキンラーメンファクトリー」では、小麦粉をこねる段階から完成に至るまでの工程を、約90分で体験することができます。
子供向けにはアスレチック施設「カップヌードルパーク」があり、カップヌードルの製造過程を再現した遊具で、遊びながら製造工程を学ぶことができる仕組みになっています。
子供から大人まで楽しめるカップヌードルミュージアム横浜は、観光にもデートにも最適なおすすめスポットです。
住所 : 神奈川県横浜市中区新港2-3-4
マップ: Googleマップ
アクセス :
みなとみらい線「みなとみらい駅」より徒歩8分・「馬車道駅」より徒歩8分
JR・市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩12分
電話番号 : 045-345-0918 (案内ダイヤル)
定休日 : 火曜日 (祝日の場合は翌日が休館日)、年末年始
営業時間 : 10:00~18:00 (入館は17:00まで)
料金 :
入館料 大人 (大学生以上):500円 高校生以下は無料
年間パスポート 大人 (大学生以上):1500円
・チキンラーメンファクトリー 小学生 300円 / 中学生以上 500円
・マイカップヌードルファクトリー 1食 300円
・カップヌードルパーク 1回 (30分間) 300円
公式サイト: カップヌードルミュージアム横浜
今やみなとみらい21地区だけでなく、日本を代表する観光地となった赤レンガ倉庫~毎週のようにイベントが開催され、多くの観光客で賑わっています。
レトロな佇まいが人気の赤レンガ倉庫ですが、平成14年(2002年)に文化・商業施設として開館するまでは廃墟となっていたのです・・・。
赤レンガ倉庫の前身は、明治時代末期に建造された保税倉庫「新港埠頭保税倉庫」で、近代日本の貿易・産業推進に大きく貢献してきました。
建造当時は最新の設備技術を備えた、時代の先端を走る建物だったのです。
しかし、横浜港の拡大や貿易の変遷に伴って取引量が激減し、平成元年(1989年)を最後に保税倉庫としての役割を終えました。
その後雨風にさらされ、落書きされるなど廃墟と化してしまった赤レンガ倉庫ですが、映画やドラマのロケ地として全国的に知られた存在ではあったのです。
みなとみらい21地区の再開発に伴って赤レンガ倉庫も修復・再生されることになり、平成14年に新た形で再出発することになりました。
現在の赤レンガ倉庫は、道路から見て右側の1号館がホールと多目的スペースとなっていて、演劇やコンサート、イベント会場として利用されています。
左側の2号館は商業施設で、ファッション・雑貨を中心とした店舗やカフェ・レストランが約40店舗ほど入っています。
両倉庫とも明治・大正期の建築様式を残す歴史的建造物として、平成19年(2007年)に経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されています。
また、両倉庫の間にある「赤レンガ広場」は各種イベントが催される会場として、国内屈指の文化の発信地となっています。
本場ドイツビールを楽しめる「オクトーバーフェスト」や冬季のアイススケートリンクなど、家族や友人同士、カップルでも楽しめるイベントが盛りだくさんです。
建物の海側は「赤レンガパーク」として整備され、芝生の広がる憩いの場所となっています。
赤レンガ倉庫は夜間にはライトアップされ、その幻想的な雰囲気がムードたっぷり・・・みなとみらい21地区観光には外せないスポットです。
住所:横浜市中区新港1-1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
・JR京浜東北・根岸線「関内駅」、「桜木町駅」より徒歩15分
・横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道駅」、「日本大通り駅」より徒歩6分
・横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」、「桜木町駅」より徒歩15分
電話番号 : 045-211-1515
定休日 : 施設点検日(年1回)
営業時間 :
1号館:10:00~19:00
2号館:10:00~20:00(カフェ・レストランは一部23:00まで)
公式サイト: 横浜赤レンガ倉庫
赤レンガ倉庫を訪れたついでに、山下公園や近隣の元町、中華街まで足を延ばしてみたい・・・そう思いませんか?
赤レンガ倉庫のある新港エリアから横浜市観光のシンボル・山下公園までは徒歩圏内・・・でも少し距離があります。
そんな時おすすめの経路は、「山下臨港線プロムナード」~高架から眺める横浜港の絶景を楽しんでいるうちに、あっという間に到着できます。
山下臨港線プロムナードは、赤レンガ倉庫付近から山下公園まで通じる全長500mほどの遊歩道です。
この遊歩道も先述した「汽車道」同様、鉄道の廃線跡を整備したものです。
昭和61年(1986年)に廃線となった貨物輸送線・山下臨港線が前身であり、大部分が高架の道になっています。
趣のある廃線プロムナードからは、大桟橋など横浜の名所を見下ろすことができます。
このプロムナード高架下に広がるのが「象の鼻パーク」です。
象の鼻パークは、赤レンガパークと大桟橋の中間点に位置する臨海公園です。
海に突き出した防波堤の形が「象の鼻」に似ている(?)ことから名付けられた当場所は、横浜港発祥の地でもあります。
園内には、再建された「象の鼻防波堤」をはじめ、開放的な「開港波止場」、横浜港を見渡せる芝生の丘「開港の丘」が整備されています。
開港の丘にあるレストハウス「象の鼻テラス」では、ゾウをかたどった可愛らしい「ゾウノハナソフトクリーム」が大人気・・・ちょっぴり穴場的な魅惑スポットです。
夜間はライトアップされて、美しい夜景を満喫できる場所でもあります。
住所 : 横浜市中区海岸通1丁目
マップ: Googleマップ
アクセス :
・横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り駅」A1出口より徒歩約3分
・JR京浜東北・根岸線「関内駅」より徒歩20分
・横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」より徒歩20分
電話番号 :
045-211-2301
045-661-0602(象の鼻テラス)
営業時間 : 無休 ※象の鼻テラスは9:00~17:00
公式サイト: 象の鼻テラス
横浜ランドマークタワーのB2F・ドックヤードガーデンの周囲には、飲食店街「みらい横丁」があります。
名店揃いの横丁の中でも、ビール好きの人に特におすすめしたのが、この「世界のビール博物館」です。
取り扱っているビールは世界50ヵ国・・・250種類以上のビールの味比べができるのです。
各国のビールによく合う郷土料理やデザートメニューも充実しています。
ドイツ、ベルギー、アメリカ、チェコ、イギリスの5ヵ国のバーカウンターを再現されていて、まるでその国でビールを楽しんでいるような気分に浸れます。
キッズメニューもあり、大人同士だけではなく親子連れでも気軽に入店できる魅力的なグルメスポットです。
住所 : 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークプラザ ドックヤードガーデンB2F(みらい横丁 内)
マップ: Googleマップ
アクセス :
みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩2分
JR桜木町駅より徒歩8分
電話番号 : 045-664-2988
営業時間 :
平日11:00~14:00(LO,13:30) 16:00-23:00(22:00)
土日11:00~23:30(LO,22:00) ※一時閉店無し
予約サイト・口コミ・クーポン: 一休.comレストラン
みなとみらいで潮風を受けながら、本格的な肉料理を楽しみたい・・・そんな貴方におすすめなのがクイーンズスクエア内にある「SANTA MONICA 3rd st. MEAT TERRACE 」です。
米国西海岸・サンタモニカのトレンドを発信するレストランであり、氷温熟成肉や豪快なビーフグルメバーガー、ロブスターロールなどを堪能することができます。
開放的なテラス席でビールを飲みながら味わうグリルコンボは、まさに絶品・・・お得なフリードリンク付プランも充実しています。
テイクアウトにも対応しているメニューも多いので、お土産に買って、自宅で食べるのも楽しいかもしれません。
住所 : 横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA 2階
マップ: Googleマップ
アクセス :
桜木町駅(JR・市営地下鉄)から動く歩道で徒歩5分
みなとみらい駅(みなとみらい線)から徒歩3分
電話番号 : 045-323-9063
営業時間 :
Lunch [ランチ]
[平日] 11:00~15:00(LO 14:30)
[休日] 11:00~17:00(LO 16:30)
Cafe [カフェ]
[平日] 15:00~17:00(LO 16:30)
[休日] 11:00~17:00(LO 16:30)
Dinner [ディナー]
[平日] 17:00~23:00(LO 22:00)
[休日] 17:00~23:00(LO 22:00)
Take Out [テイクアウト]
[平日] 11:00~22:00(LO 22:00)
[休日] 11:00~22:00(LO 22:00)
予約サイト・口コミ・クーポン: 楽天ぐるなび
横浜・みなとみらい21地区は、30年程度しか経っていないにも関わらず、今や横浜の観光・デートの定番スポットになってきています。
ライトアップされた夜景がロマンチックで、昼夜問わす多くの人が訪れ、愛される街です。
また赤レンガ倉庫、ドックヤードガーデン、汽車道のように過去の遺構をうまく利用して、観光スポットとして再生させる活力・発想力に富んだ街でもあります。
このエリアは現在でも開発が進行していて、これからも魅力的な新しいスポットが続々誕生してくると思われます。
今後もみなとみらい21地区の動向には目が離せません!
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最終更新日 : 2023/05/16
公開日 : 2017/09/25