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1. SNSは使用できません!事前に中国インターネット規制を回避しよう
<北京屈指の現代アートとモダンスポットを味わえる観光スポット>
<中国から見た日中戦争とは?戦争の歴史を振り返る観光スポット>
日本からは東京、大阪、名古屋など各地から直行便が毎日出ており、片道約4時間程度で移動することができます。
料金の相場は時期によって異なりますが、往復航空券代で約5万円前後。
韓国 や 台湾 ほど安価とはいきませんが、それでもリーズナブルな価格と言えるでしょう。
2泊3日でも最低限の観光はできるため、3連休などを活用して気軽に観光することができます。
観光で不安なのは、旅行先の治安ですよね。
結論から言いますと、北京の治安は比較的良く、夜に出歩いてもそれほど問題はありません。
特に人通りが多いところであれば、思う存分ナイトライフを楽しめますよ。
一方、いくら治安が良いとはいえ、日本と同様に最低限の注意は必要です。
夜中に人が少ない裏通りを歩いたり、怪しい場所への立ち入りは避けてください
また、春節などの祝日の観光地は人が多く集まります。
合わせてスリや置き引きも多く発生するため注意が必要です。
旅行は慣れているから…と安心してはいけません。
中国は、台湾やアメリカなど他の国と事情が全く異なります。
まずは中国へ旅立つ前に知ってほしい注意点をご紹介します。
意外と知らない方が多いのがこちら。
中国ではSNSやGoogleなどの海外サービスが繋がりません。
日頃から使っているLINE、Twitter、Facebook、Instagramも使うことができないのです...!
また、GoogleマップやYoutubeも通信エラーになってしまいます。
これは「グレートファイアーウォール(金盾)」という中国政府によるインターネット規制のためです。
このままだと、せっかくの旅行なのにSNSが使えず、日本にいる友人と連絡が取れなくなってしまい不便です。
そんな中国の「グレートファイアーウォール(金盾)」を回避する方法をご紹介します。
VPN付きWi-FiルーターやSIMカードをレンタルする方法がおすすめです。
VPNとは、Virtual Private Network(バーチャール・プライベート・ネットワーク)の略語です。
中国外の通信回線を利用してGoogleなどにアクセスできるサービスです。
SIMフリーの携帯端末をお持ちの場合は、VPN付きSIMフリーカードをamazonなどで購入することができます。
値段も1,000円〜2,000円前後なのでリーズナブルです。
また、SIMフリー端末を持っていない場合でも、VPN付きWi-Fiルーターをレンタルすることができます。
こちらは空港で引き取りに行ったり少し値段が高めだったりします。
しかし、設定が簡単なので初心者にはおすすめです。
実は、他にもVPNを利用できる中国のアプリがあります。
ただ、接続が不安定だったりするため、ご紹介したどちらかの方法がおすすめです。
事前に日本で準備しておくようにしましょう。
上海などの国際都市と違い、北京では意外にも英語が通じません。
空港や外国人向けの観光地ではもちろん問題ありません。
しかし、それ以外の場所では基本的に英語は通じないと思っておいた方がいいでしょう。
レストランの店員、バスやタクシーの運転手、北京駅のスタッフともコミュニケーションを取るのに一苦労します。
一方で、親切心溢れる中国人。
英語を話せないものの、一生懸命に中国語で道案内や商品説明をしてくれる機会が多々あります。
そんな時のために、翻訳アプリは非常に便利なので事前にインストールしておきましょう。
ネット環境がないオフライン状況でも使用可能な「Google翻訳アプリ」がおすすめです。
北京市の大きさは、日本の四国に匹敵します。
東京の約7.5倍もの大きな市です。
日本の感覚で「隣駅まで歩いてみよう」という考えは通用しません。
10〜15分歩いていけそうな距離だと思っていても、結果40分以上かかったというケースもあります。
時間を無駄にするだけではなく体力を取られるため、出来るだけバスやタクシーを活用して移動しましょう。
例えば、天安門広場という観光スポット1つとっても、その広さは日本と桁違い。
故宮、天壇公園へいく王道コースだとしても3時間以上は歩く必要があります。
北京で観光プランを考える時は、時間に余裕を持って計画するようにしてください。
4000年という長い歴史を持つ中国。
その中でも、中国の首都・北京には言わずと知れた壮大なスケールの歴史が刻み込まれています。
まずは絶対に訪れるべき北京の定番歴史スポットをご紹介します。
まずご紹介するのは、北京に行くなら絶対に訪れたい定番観光スポット・万里の長城です。
元々、匈奴といった北方の異民族の侵攻に対抗して作られました。
全長約2万キロの世界で一番長い建築物です。
万里の長城には、観光地化された部分とそうでない部分(設備が整っていないので危険です!)があります。
場所によって難易度やアクセスのしやすさは異なります。
最も有名なのは八達嶺長城ですが、ここは有名すぎて常に観光客で混雑しています。
人が多すぎて全然進めず、周りの景色よりも人だかりに目がいってしまうなんてことも十分あり得ます。
そこでオススメしたいのが、慕田峪長城です。
実は、近年人気になりつつある慕田峪長城。
八達嶺長城より空いているため、スムーズに観光することができます。
ロープウェイで一気に頂上に登ることも可能ですが、歩いて登ってもさほどの距離ではありません。
元気があれば自身の足で挑戦してみるのもいいかもしれません。
なお、頂上に着いてしまうと自販機やトイレはないので注意が必要です。
慕田峪長城はきちんと観光地化されており、入口にはトイレ、レストランやお土産ショップが立ち並んでいます。
頂上に登る前に、トイレや水分補給は済ませておきましょう。
住所 : 中国北京怀柔区渤海镇慕田峪村
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄 東直門駅からバス916快に乗り、杯柔北大街 停留所へ
そこからH23路バスへ乗り換え、慕田峪環島で降りて徒歩5分ほど
北京市内から、タクシー で約2時間30分
電話番号 : 010-61626022
定休日 : なし
営業時間 : 月曜〜金曜 7:30〜17:00 / 土曜・日曜 7:30〜18:00
入場料 : 45元(約700円)
公式URL : 慕田峪長城
北京に行ったら必ず訪れたいのが、政治の中心地である天安門広場。
毛沢東の肖像画が飾られた門は、誰もが一度は見たことあるのではないでしょうか。
世界的にも有名な、中国のシンボル的存在の広場です。
世界一大きい広場である天安門広場は、50万人をも収容できると言われています。
このスケールの大きさに驚愕すること間違いなし。
映画『ラストエンペラー』の舞台でもあるように、皇帝の住む場所だった天安門。
中国の歴史的な出来事が起こった重要な場所でもあります。
そのため、セキュリティは超厳重。
警備員によるカバンのチェックがあり、その列に並ぶ必要があります。
住所 : 北京市西城区景山前街4号
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄1号線天安門東駅から徒歩1分
電話番号 : 010-63095745
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 5:00〜22:00
料金 : 無料
注意点 :
入場に荷物チェックなどがあります
パスポートの定時が必要です
”中国建国の父”である毛沢東共産党初代主席の遺体が眠る毛主席紀念堂。
1976年9月9日に死去してから、翌年に建設され、以後国民に見守られながら現在も祀られています。
敷地は東京ドームより広く、ここでも中国のスケールの大きさに圧倒されます。
天安門広場の南側に位置し、世界からだけではなく、中国全土から人が集まります。
いつも長蛇の列ができているにも関わらず営業時間は午前中のみとなっているので、朝一番で行くことをオススメします。
また、カメラやビデオでの撮影は禁止されています。
手荷物は入場時に有料ロッカーに預けなければいけないのでご注意ください。
住所 : 北京市東城区前門東大街11号
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄2号線 前門駅から徒歩3分
電話番号 : 010-65132277
定休日 : 月曜
営業時間 : 火曜〜日曜 8:00〜12:00
注意点 :
カメラの持ち込み禁止
手荷物は入場時にロッカーにて預ける
天安門広場の南側にある正陽門(前門とも呼ばれています)から天橋路口まで1キロメートル真っ直ぐに伸びている通りです。
広い天安門広場の観光後、ランチやちょっとした休憩、お土産調達などにおすすめです。
お茶の老舗店やカフェ、レストラン、ファッションストアやお土産店が勢揃い。
また、名物のトラム(路面電車)が走ったりと昔ながらの雰囲気を散策しながら楽しめます。
住所 : 北京市朝陽区前門大街
マップ: Googleマップ
アクセス : 北京地下鉄2号線前門駅
定休日 : なし
営業時間 : 店舗により異なります
歴史や政治が中心と思われがちの北京ですが、実はおしゃれスポットが点在しているのをご存知でしたでしょうか。
万里の長城や天安門広場が東京の浅草や国会議事堂だとすれば、もちろん原宿や渋谷のような街もあります。
カフェ巡りやショッピングなど、イマドキ北京女子が集まるおすすめスポットをご紹介します。
北京のクリエイターやおしゃれな若者が集まる観光スポットが南鑼鼓巷です。
日本でいう原宿の竹下通りのような場所ですが、その広さは原宿以上!
細い路地の両脇に古い住宅を利用した雑貨屋やカフェなどの小さいお店がズラッと建ち並びます。
一本横道に入るとさらにまた小さなお店が並んでおり、まるで迷路のよう。
小さな隠れ家的カフェやお店が多く集まります。
事前にリサーチしてある程度お店の目星を立てておくと、スムーズに回ることができますよ。
住所 : 北京市東城区南鑼鼓巷
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄6号線/8号線 南鑼鼓巷駅すぐ
定休日 : なし
営業時間 : 店舗により異なります
北京のナイトライフを味わいたいなら什刹海がおすすめ!
そもそも北京市は、大都会でありながら湖が数多くある都市です。
什刹海は前海と后海、西海の3つの湖から構成されています。
湖を囲うように色々なレストランやカフェが連なり、夜になると街灯が湖に反射してとても綺麗ですよ。
深夜まで営業するレストランや、中には朝まで営業しているバーもあります。
北京屈指のナイトライフスポットとして有名です。
観光客だけではなく、魚釣りやデートを楽しむ地元の人々で賑わっています。
住所 : 中国北京西城区什刹海景区内
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄8号線 什刹海駅からすぐ
定休日 : なし
営業時間 : 店舗により異なります
歴史遺産観光やショッピングに飽きたら、現代的な北京を体感してみませんか?
北京は中国最大級のアートギャラリーやモダンなスポットが多く集まります。
モダンな北京を体感できる、おすすめの新スポットをご紹介します。
中国最大の現代アートスポットとしておすすめしたいのが、798芸術区。
ここは元々工業地帯で、現在はアートギャラリーやイベントスペースとしてイノベーションされた施設です。
錆びれた懐かしい工場地帯の雰囲気を残しつつ、北京屈指の現代アートを楽しむことができます。
ここでは、コンセプトがそれぞれ異なるA〜Dのエリアに分かれています。
とにかく広いため、1日かけてここで遊ぶことができます。
インスタ映え間違いなしのフォトスポットが多くあり、おしゃれなカフェや面白い作品がたくさんありますよ。
住所 : 北京市朝陽区酒仙橋路2号・4号
マップ: Googleマップ
アクセス : バス停 大山子路口南からすぐ
電話番号 : 010-59789798
定休日 : なし
営業時間 : 24時間、ギャラリーによって異なる
入場料 : 無料、ギャラリーによって有料
公式URL : 798芸術区
ショッピングモールやおしゃれなバーが多く建ち並び、ショッピングやナイトライフに人気な三里屯。
東京の六本木のような街で、欧米人も多く遊びに来る北京のモダンなエリアです。
そんな三里屯にあるおすすめスポットが、三里屯SOHO。
三里屯SOHOは大きなショッピングモール施設で、水の流れるおしゃれな中庭が目印です。
飲食店やアパレルショップ、美容院なども並びます。
他のスポットとはまた違う、北京の洗練された雰囲気を楽しむことができます。
住所 : 北京市朝陽区工人体育場北路8号
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄10号線 団結湖駅 徒歩15分
電話番号 : 010-58435599
定休日 : 店舗によって異なる
営業時間 : 店舗によって異なる
海外旅行だからこそ体験できるのが「異国から見た日本」を知ること。
日中戦争について、歴史の授業で習った方も多いかと思いますが、あくまで日本から見た視点でしかありません。
中国の視点から日中戦争を考えることができるおすすめのスポットをご紹介します。
戦争について、文化について、歴史について考えさせられること間違いなしです!
”北京八景の月の名所”として有名な石橋で、1192年に建設された盧溝橋。
橋の欄干にはひとつひとつ違う大きさ・表情の石造りの獅子が500体ほど立ち並んでいます。
あのマルコ・ポーロが「世界中どこを探しても匹敵するものがないほどの見事さ」と東方見聞録に記した場所としても知られています。
そのため、実は英語では”Marco Polo Bridge Incident”と名付けられいます。
また、1937年に日本軍と中国軍が衝突して日中戦争の発端となった盧溝橋事件の歴史的な場所でもあります。
住所 : 北京市豊台区盧溝橋
マップ: Googleマップ
アクセス : 14号線 大瓦窯駅から徒歩20分
定休日 : なし
営業時間 : 毎日 8:00〜17:00
盧溝橋の東側にある中国人民抗日戦争記念館です。
中国の反日プロパガンダ施設とも言われていますが、日本では見ることのできない戦争の記録があります。
日中戦争の発端となった盧溝橋事件に関する資料を多く見ることができます。
また、日本軍の爆撃による被害の様子が分かる写真が展示されており、日本語の音声ガイドも受付でもらうことができます。
日中戦争が勃発したこの場所で、”中国の視点”から日本の歴史について学ぶことができます。
きっと感慨深い体験になることでしょう。
住所 : 北京市豊台区盧溝橋宛平城内街101号
マップ: Googleマップ
アクセス : 309、339、458、624、661路バス 盧溝新橋
電話番号 : 010-83892355
定休日 : 月曜
営業時間 : 火曜〜日曜 9:00〜16:30
入場料 : 無料
注意点 : パスポートの提示が必要です
以上、歴史やアートを楽しめる中国北京のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
北京は3連休など短い休みでも気軽に行くことができる国の1つです。
是非、次の旅行計画の参考にしてみてください。
※合わせて読みたい: 中国の絶景観光地10選
最終更新日 : 2022/09/05
公開日 : 2019/07/18