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海を挟んで隣り合い、日本のご近所さんである「大韓民国」、通称「韓国」。
日本と同じ北半球の真ん中の緯度に位置していることもあり、四季がはっきりと分かれています。
夏は降水量が増え暑く、冬はあまり雨は降らないものの、気温はとても低いのが特徴です。
気候に関しては、夏は日本と比較的変わりませんが、冬はシベリア地方から流れ込む寒波の影響で冷え込みます。
最も冷えるといわれている1月には、河川の水が凍り、最低気温が氷点下15度を下回ったり、ときには最高気温が氷点下になることもあります。
寒さに慣れていない方は、過ごしやすい春か秋に行くのがおすすめです。
また、韓国は年間を通して空気が乾燥している傾向があります。
日本のように湿気が多くないことから、カラッとしていて快適ではあるものの、火の元には注意して過ごしましょう。
国名:大韓民国
国土:100,200km(日本の3分の1)
人口:5147万人(2017年現在)
民族:ほとんどが朝鮮民族
言語:韓国語(ハングル語)
宗教:仏教、プロテスタント、カトリック
日本との時差:なし
通貨:ウォン(KRW)
韓国は、飛行機と船で行くことができます。
まずは飛行機で行く場合ですが、日本から韓国までの航空便は多くの航空会社から直通便が出ています。
日本からの航空便は、羽田や成田といった関東地方をはじめ、 福岡 や新千歳、中部、関空国際空港など、日本全国から毎日運行しています。
成田からソウル間の飛行時間は、おおよそ3時間。
他の国内からの出発地でも、あまり飛行時間に差はありません。
飛行機以外の行き方は船(フェリー)があります。
船は、釜山行きのみの運行で、下関港、対馬、博多、大阪港が出発地です。
大型船でいくと、機内食で韓国料理が味わえたり、大浴場が設置してあったりと、道中も快適に過ごすことができますよ。
フェリーの運航時間は、福岡から韓国まででおおよそ3時間。
ただ、下関港や 大阪 からは10時間を優に超える運航時間になるため、旅行日程を考えて行くようにしてくださいね。
韓国に入国するときには、「入国カード」と「税関申告書」を1人につき1枚ずつ記入する必要があります。
飛行機の場合、機内で客室乗務員から手渡されることになるので、日本人だということをあらかじめ伝え、日本語で書かれている入国カードをもらいましょう。
「2枚も書かなければならない…!」と不安になる方もいるかもしれませんが、税関申告書についてはチェックを入れて署名するのみの簡単なものです。
2枚ともおおよそ5分ほどで完了するため、着陸する前に書き終わっておくとスムーズに入国することができるのでおすすめ。
また、日帰りのときにも、一般の旅行者と同じように入国カードと税関申告書の2枚を記入します。
日帰りの場合は「入国カード」と「税関申告書の滞在先欄」には書くことがないので、そのようなときは「Day trip」(日帰り旅行)と書いておきましょう。
韓国の公用語は、もちろん韓国語です。
字体は、ハングル文字が使われています。
日本人旅行者が行く明洞や市場などの定番観光スポットにいるほとんどの韓国人が、買い物をするときに使う簡単な日本語を話すことができます。
日本よりも丁寧な接客をしてくれるお店もあります。
市場やお店などでの値引き交渉は当たり前なため、日本語で「もう少し安く…!」などお願いしてみると応じてくれる場合も。
また、日本語が通じなくても、簡単な英語やジェスチャーでも十分くみ取ってくれる文化があるため、韓国語が全く読めない場合も怖がる必要はありません。
ちなみに、韓国語で「ありがとう」は「감사합니다(カムサハムニダ)」。
その他、「値引きしてください」は「깎아 주세요(カッカジュセヨ)」です。
積極的にコミュニケーションをとって、お得に買い物しましょう。
韓国と一言でいっても、観光名所はたくさん。
現在でも、アジアを代表する歴史的建造物が多く残っています。
ここでは、韓国の中でもソウルのおすすめ観光スポットをご紹介します。
ソウルの観光スポットといえば、景福宮(キョンボックン)。
ビルなどが立ち並ぶ都会ソウルの中心地にあり、ソウル市内にある5つの王宮の中でも一番規模が大きいです。
その出で立ちは迫力満点で、李朝時代の歴史をそのまま表現しています。
景福宮は600年ほど前に建てられた王宮で、現在では韓国の史跡にも指定されている歴史的建造物です。
建物だけでなく、景福宮の中にも多くの文化財が並べられており、博物館も併設されているため見応えは抜群。
韓国伝統衣装の「チマチョゴリ」を着ていると、景福宮の入場料が無料になることから、宮内には韓服をきた観光客がたくさんいます。
景福宮の近くには韓服を安くでレンタルしているお店がいくつかあり、予約なしの当日レンタルもできるので、おしゃれをして訪れても良いでしょう。
また、期間限定で夜間公開もしています。
ライトアップされた景福宮は、昼とはまた違う表情で優美そのものです。
リピーターも多いスポットなので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
韓国名称:경복궁(キョンボックン)
住所(韓国語):서울시 종로구 세종로 1번지 1
住所(日本語):ソウル市 鍾路区(チョンノグ)世宗路(セジョンノ)1-1
電話番号:02-3700-3904
営業時間:9:00~18:00(3~5月、9~10月)、9:00~18:30(6~8月)、9:00~17:00(11~2月)
定休日:毎週火曜日
公式サイト: 景福宮
南山公園に位置する、ソウルのシンボル的存在の「Nソウルタワー」。
中心地から近く、人気観光スポット明洞の通りからもソウルタワーを見上げることができます。
高さは約270mで 東京タワー よりも高く、南山と合わせるとその高さなんと海抜497m。
そもそもNソウルタワーは、テレビやラジオの電波塔としての役割を担っており、韓国のあらゆるテレビ放送の電波を発信しています。
一般公開もされており、現在ではソウルの定番観光スポットといわれるまでになりました。
天気の良い日はソウルの絶景を360度見まわすことができるので、観光客にはおすすめです。
ソウルの中心地から近いこともあり、アクセスもしやすいのも魅力的なポイント。
2012年より、環境保護のためにタクシーでの乗り入れが禁止されているため、Nソウルタワーに行くときにはバスもしくはケーブルカーで行くようにしてください。
ソウルタワーは、通称「恋人の聖地」とも呼ばれているカップルにおすすめの観光スポットでもあります。
韓国ドラマのロケ地としても有名で、「星から来たあなた」や「美しき日々」などで取り上げられました。
ドラマ内でもカップルが南京錠に愛をこめて、鍵をかける様子が描かれているんです。
それから、カップルは愛の南京錠をかけることで、永遠の愛を誓える場所として有名になったといわれています。
南京錠には手書きのメッセージが書かれており、カップルだけでなく、恋の願掛けとして訪れる人も少なくありません。
メッセージには、英語や日本語などあらゆる言語のものが見受けられ、世界各国から観光客が訪れていることがわかります。
キーツリーに南京錠をかける行為自体は無料で、南京錠は現地調達することができ、付属品で油性ペンもついているため、ソウルタワーに行った際には願いを込めてみてはいかがでしょうか。
韓国名称:N서울타워(エンソウルトウォ)
住所(韓国語):서울특별시 용산구 용산동2가 산1-3
住所(日本語):ソウル特別市 龍山区 龍山洞2街 山1-3
電話番号:02-3455-9277
営業時間:23:00(土曜のみ24:00)
定休日:無休
公式サイト: Nソウルタワー
韓国の伝統的リズムにのって、言語を使わずコミカルに魅せるエンターテインメントショーが行われているのが「NANTA明洞劇場」です。
キッチンが舞台になっており、その中で起こる出来事を面白おかしくパフォーマンスするショー。
韓国の伝統の「サムルノリ」のリズムに合わせて、テンポよく繰り広げられる芸には釘付けになること間違いなしです。
最初から最後まで、言語の壁を感じずに見ることができるので、外国人観光客の満足度はかなり高め。
舞台上のパフォーマーだけでなく、客席を巻き込んだ演出もあり、運がよければあなたもステージに招かれるかもしれません。
明洞劇場以外にも、ソウルだと弘大(ホンデ)や済州島(チェジュド)に専用劇場があります。
韓国以外でも アメリカ や 中国 でも人気が広がってきているので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
韓国名称:명동난타전용극장(ミョンドンナンタチョニョンクッチャン)
住所(韓国語):서울특별시 중구 명동2가 50-14, 3F
住所(日本語):ソウル特別市 中区 明洞2街 50-14, 3F
電話番号:02-739-8288
公演時間:
17:00~、20:00~(月~金)
11:00~、14:00~、17:00~、20:00~(土)
14:00~、17:00~、20:00~(日)
定休日:無休
李朝時代の歴代王と王妃が祭ってある霊廟(そうびょう)が宗廟です。
伝統的な風貌と歴史的価値が認められ、1995年にユネスコ世界文化遺産にも認定されています。
当時のままといってもいいほど綺麗に残っている建物は、まさに圧巻です。
土曜日と毎月最終水曜日以外は、ガイドと同行しないと中を見ることができません。
また、ガイドの説明も当時の歴史の話しがほとんどのため、あらかじめ韓国の歴史について勉強しておくと話がより把握しやすく楽しめます。
宗廟付近は、緑が多く散歩をするだけでも気持ちいい場所です。
ソウルの中心部とは思えないほど落ち着いていて、野生のリスがちらほらいるほど。
宗廟といっても、一つの建物だけではなく守僕房(スボッパン)、版位台(パンウィデ)など祭祀を行うために使用した数々の施設があるので、散歩がてらすべての施設をゆっくりと時間をかけて見てくださいね。
韓国名称:종묘(チョンミョ)
住所(韓国語):서울특별시 종로구 훈정동 1
住所(日本語):ソウル特別市 鍾路区 薫井洞 1
電話番号:02-765-0195
営業時間:9:00~18:00(2~5月、9~10月)、9:00~18:30(6~8月)、9:00~17:30(11~1月)
定休日:火曜(祝日は通常営業)
公式サイト: 宗廟
釜山は、距離的には日本に最も近い町といわれているソウルよりも落ち着いた港町です。
釜山国際映画祭や、2002年に行われたワールドカップで知ったという方も多いのではないでしょうか。
「名前は聞いたことがあるけど何があるかイマイチわからない…」という方のために、ここからは釜山のおすすめ人気観光スポットを紹介していきます。
釜山市内から車で約30分ほど行ったところに位置する、願い事を叶えてくれるというお寺が「海東竜宮寺」です。
海東竜宮寺は、1397年に建てられ、現在では韓国を代表する三大観音聖地のひとつとして知られています。
本殿に向かう途中には銅銭占いがあり、石橋の上から仏が持つ器にコインを入れられたら願い事が一つ叶うんだとか。
訪れた方は皆さん一度は挑戦していますが、その難易度はなかなか高く、あちらこちらにお賽銭が散らばっているのがわかります。
海東竜宮寺で最も有名なのが、本殿にある高さ約10mの海水観音大仏で、そこから韓国の海を見守り続けているともいわれています。
地元の人たちにも深く信仰されている人気なお寺なため、平日でも地元の方たちを含め混んでいることが多いです。
釜山でお買い物するのも良いですが、せっかくなら立ち寄ってみてください。
海東竜宮寺は100段以上の階段があったり、海沿いにあるということから風が強いときは足場が悪くなるなど天候に左右されるので、行くときはスニーカーや歩きやすい履物で行くことをおすすめします。
韓国名称:용궁사(ヨングンサ)
住所(韓国語):부산광역시 기장군 기장읍 시랑리 416-3
住所(日本語):釜山広域市 機張郡 機張邑 侍郎里 416-3
電話番号:051-722-7744
公演時間:日の出~日没
定休日:無休
料金:無料
公式サイト: 海東竜宮寺
梵魚寺は、韓国の仏教最大勢力をもつ曹渓宗のお寺です。
名前の由来は、お寺にも入っている魚からきたといわれています。
金井山には石の上に井戸があり、その井戸はいつもいっぱいの水で満たされていたとのこと。
水は黄金色をしており、中には天から舞い降りた魚が遊んでいたそうです。
そこで金色という山の名前と天にいた魚が遊んでいたことから、「梵魚寺」と名付けられました。
釜山にあるお寺の中でも歴史が深く、その出で立ちに心惹かれる人が多いことから釜山の観光スポットとしても人気です。
梵魚寺の周りは緑に囲まれており、静かな雰囲気が落ち着きます。
また、寺内の大雄殿、大雄殿の中にある三層石塔ともに、重要文化財に認定されている歴史的建造物です。
梵魚寺を見た後は、売店もあるのでキーホルダーなどの小物をお土産として買っても良いでしょう。
韓国名称:범어사(ポモサ)
住所(韓国語):부산광역시 금정구 청룡동 546
住所(日本語):釜山広域市 金井区 青龍洞 546
電話番号:051-508-3122
公演時間:9:30~18:00
定休日:無休
料金:無料
公式サイト: 梵魚寺
釜山のシンボルといえば、「釜山タワー」。
釜山にきて、釜山タワーに行かない人はいないほど定番の観光スポットです。
高さ120mから見える360度パノラマは圧巻の絶景で、釜山市内を一望できます。
お昼と夜とでは全く違う表情が見れて、同じ場所で二度景色を楽しめるのも魅力の一つです。
龍頭山公園の中にある釜山タワーの他にも、釜山の歴史を知れる数々の銅像や石碑、花時計などまったりした時間を過ごせます。
釜山タワーの頂上までは、エスカレーターとエレベーターを使って行くことができますが、帰りは徒歩のみですので行くときは注意してくださいね。
また、毎週末は公園内で伝統舞踊が行われます。
釜山の重要無形文化財に認定されている民族遊戯や楽器の演奏などがあるので、前もって調べておくと貴重な演奏を直接聞けるかもしれません。
韓国名称:부산타워(プサンタウォ)
住所(韓国語):부산광역시 중구 광복동2가 1-2
住所(日本語):釜山広域市 中区 光復洞2街 1-2
電話番号:051-661-9393
公演時間:10:00~23:00(最終受付22:30)
定休日:無休
料金:釜山タワー入場料8000ウォン(大人)、6000ウォン(子供)
公式サイト: 釜山タワー
活気あふれる港町ならではの雰囲気が味わえるのが「チャガルチ市場」。
地下2階から7階にわたり、すべてが市場という圧巻の作りなんです!
毎日新鮮な魚が売り買いされており、その様子は迫力満点。
韓国の中でも最大級の大きさを誇る魚市場なので、すべて回りきるだけで半日はかかります。
日本でいう「豊洲市場」のようなところです。
早朝から開いているため、朝ごはんを食べにくる観光客もよく見られます。
市場で魚を買うと、指定の食堂で即時にさばき、刺身や煮つけにしてくれることもあるんだそう。
別途料理代はかかるものの約500円ほどなので、新鮮な魚をすぐに食べられると思えば安いですよね。
ただ、何人前かや味付けの要望によっては料金が変わってくるので、あらかじめ注文内容と料金を確認して調理してもらうと安心です。
韓国名称:자갈치시장(チャガルチシジャン)
住所(韓国語):부산광역시 중구 남포동4가 37-1
住所(日本語):釜山広域市 中区 南浦洞4街 37-1
電話番号:051-661-9393
公演時間:5:00~22:00
定休日:第1、3火曜日
公式サイト: チャガルチ市場
「国際市場」は、食べ物から衣料品、食器、化粧品など何から何まで揃っています。
早朝の営業開始から地元の人をはじめ、観光客など多くの人が押し寄せる人気観光スポットです。
まったりショッピングというよりは、お祭りのような雰囲気でとにかく活気があります。
スーツケースを持って回るのは少し大変なほどの人手と活気なので、手荷物は少なめにして行くのが良いでしょう。
現地でしか買えないようなアクセサリーや洋服はもちろん、小腹がすいたら屋台に寄り、食べ歩きもできるため、食も買い物も楽しめる良いとこどりのスポットといわれています。
歩いているだけで楽しめる場所なので、ぜひ本場の雰囲気を体感しに行ってみてください。
韓国名称:국쩨시장(ククチェシジャン)
住所(韓国語):부산광역시 중구 신창동4가, 국제시장 일대
住所(日本語):釜山広域市 中区 新昌洞4街, 国際市場 一帯
電話番号:051-242-8253
公演時間:10:30~19:30
定休日:無休
韓国の歴史の宝庫といわれているのが「慶州」です。
釜山から車で北におよそ1時間ほど向かった場所に位置し、現在も韓国の歴史を語る上で欠かせない重要文化財が残っている町。
町自体が歴史物であるかのような場所で、一度行くと虜になる観光客も多いところです。
ここからは、そんな趣深い慶州のおすすめ観光スポットをご紹介します。
ソウルの中でも2番目に大きい博物館といえば「国立慶州博物館」です。
新羅の歴史の文化的遺産を現代に残す目的で作られ、多くの美術品や発掘された文化財などが約10万点ほど保存されています。
そのうちの約3万点もの装飾品が、文化財に指定されているから驚きです。
また、装飾品のうち約2500点は一般公開されているので、写真を撮ったり間近で見ることもできます。
博物館の総敷地面積はなんと約2万坪!
野球場まるまる6個分もの広さなんです。
広い敷地内は4つのエリアに分かれており、見て回るだけでも数時間はかかります。
約1000年もの歴史を振り返りつつ貴重な装飾品を見られる機会はなかなかないので、韓国の観光ツアーにも組み込まれるほど人気な観光スポットです。
中には期間限定で特別公開されている展示物もあるため、あらかじめ調べていくことをおすすめします。
なお、装飾品のそばにある説明書きは、日本語表記はないので、館内の人に案内してもらったりするといいですね。
韓国名称:국립경주박물관(クンニッキョンジュパンムルグァン)
住所(韓国語):경상북도 경주시 인왕동 76
住所(日本語):慶尚北道 慶州市 仁旺洞 76
電話番号:054-740-7500~7501(FAX:054‐740‐7522)
営業時間:10:00~18:00(月~金)、10:00~19:00(土日祝)
定休日:1月1日、旧正月・秋夕の当日
料金:無料
公式サイト: 慶州博物館
1995年にユネスコ世界遺産に登録され、韓国が誇るお寺のひとつが「仏国寺」です。
仏国寺は吐含(トハム)山の中腹に位置するお寺で、仏様の世界を現代で表現するために建てられたといわれています。
建てられた当初は、現在の仏国寺の10倍ほどの広さがあったと言い伝えられてきましたが、16世紀の文禄・慶長の役でお寺の大部分を焼失してしまいました。
その後、再建と修復作業を何年と続け1973年に工事が完了し、現在の姿になったのです。
当時の姿を忠実に再現しつつ、1973年からの歴史もそのまま残っているため見応えはとてもあります。
建物はもちろんですが、秋は紅葉も見ごろを迎えお寺の雰囲気とマッチして楽しめるのも魅力的なポイント。
観光客だけではなく、地元の人たちも日常的にお参りに来たりするなど多くの人から愛されているお寺です。
参道は険しい部分もあるため、スニーカーや滑りづらい履物で来ることをおすすめします。
韓国名称:불국사(プルグッサ)
住所(韓国語):경상북도 경주시 진현동
住所(日本語):慶尚北道 慶州市 進峴洞
電話番号:054-746-9913
営業時間:10:00~18:00(月~金)、10:00~19:00(土日祝)
定休日:1月1日、旧正月・秋夕の当日
料金:無料
公式サイト: 仏国寺
慶州には世界文化遺産が3つあり、そのうちの1つである「石窟庵(ソックラム)」。
仏国寺と並んで韓国を代表するお寺といわれています。
石窟庵は751年に、当時の宰相である金大城が仏国寺とともに両親に向けて建設しました。
二つの施設は、吐含山の中腹に位置するところにあるため、石窟庵と仏国寺の両方を訪れるのもいいですね。
仏国寺からは歩いても行くことができますが、石窟庵は仏国寺より山頂8km先にあるため登るのは大変です。
仏国寺を経由してくるバスがあるので、その便で向かうと早く快適に向かうことができます。
入口から約1km林道を歩いた先に、石窟庵とよばれる本殿があり、その姿はまるで日本にもある古墳のようです。
岩を切り出し土をかぶせて作ったとされる「石窟庵」は、立派で世界でも珍しい建築技法といわれています。
本殿の中には仏様が現在もそのまま残っており、壮観な姿はとても見応え抜群です。
当時彫られていたとされる壁画や彫刻は、現在も研究が進められており、その真相はわかっていません。
謎に包まれた神秘的な空間を体験できるので、ぜひ足を運んでみてください。
韓国名称:석굴암(ソックラム)
住所(韓国語):경상북도 경주시 진현동 999
住所(日本語):慶尚北道 慶州市 進峴洞 999
電話番号:054-746-9933
営業時間:7:00~17:30(2~3、10月)、6:30~18:00(3~9月)、7:00~17:00(11~1月)
定休日:無休
料金:4000ウォン
新羅時代の古墳群が数多く残されているのが「大陵苑」です。
国の文化財にも指定されており、数々の文化財や遺跡など歴史的価値のあるものが散らばっていることから別名「屋根のない博物館」とも呼ばれています。
最寄りからこの大陵苑までに来る道中も、芝生のなかに古墳がぽつぽつ見られ、街中に溶け込んでいるんです。
その中でも大陵苑は、おおよそ23個もの古墳が集まってできており、古墳の規模としては慶州一といわれています。
古墳の内部を見学できる古墳は限られていて、見られるのは「天馬塚」だけです。
大陵苑の中でも最も有名な天馬塚古墳は、多くの美術品や金が見つかっており、その数はなんと1500点ほど。
発掘物は国立博物館で実際に展示されているので、見てみてくださいね。
内部に入ると当時の古墳の作りや断面が見られるため、新羅時代の様子がわかるのも楽しみのひとつです。
他にも街中にある古墳は、誰の古墳だったかはほとんどの古墳で判明していないのが現状。
その不思議空間を肌で感じてみてくださいね。
韓国名称:대릉원(チョンマチョン)
住所(韓国語):경상북도 경주시 황남동
住所(日本語):慶州市皇南洞53
電話番号:054-772-6317
営業時間:9:00~22:00(3~10月)、9:00~18:00(11~2月)
定休日:無休
料金:2000ウォン(大人)、600ウォン(子供)
韓国料理は日本でも親しまれており、東京の新大久保でも若い世代を中心に人気を集めています。
スンドゥブやチャプチェなど辛味が効いた料理が多く、一度食べれば癖になること間違いなし。
今回は最近話題になっている人気料理から、定番の伝統料理を紹介します。
「トッポギ」とは、餅を使った韓国料理のことです。
本来は「炒め餅」という意味があるものの、現在では煮たトッポギを指し、庶民的な料理として約60年ほど前から普及しました。
味はコチュジャンと砂糖を絡めているため甘辛いものの、屋台やお店によっても味付けや辛さは千差万別なので、いろんなお店で食べ比べてみるのもおすすめです。
韓国の街中でも、子供から大人まで日常的にトッポギを食べている姿を目にします。
定番の韓国料理で、現地の方はスナック感覚で食べているんだとか。
また、韓国のコンビニではトッポギのスナック菓子が売られていて、手軽に楽しめるのも嬉しいポイントです。
お土産としても人気で、安価なことからばらまき土産としても活躍してくれますよ。
本場のトッポギほど辛くないわりに味自体はうまく再現されていて、辛いものが苦手な方も食べられるため、ぜひその感覚を味わってみてくださいね。
近年日本でも人気を集めている、韓国鉄鍋料理「チーズタッカルビ」。
一つの鍋の中に野菜や肉を炒め、溶けたチーズやコチュジャンと一緒に食べる料理です。
本来は骨付き鶏肉で味わっていましたが、世に広まる過程で徐々に調理法や具材が変わり、現在では骨なし肉が主流といわれています。
昔は現在のように溶かしたチーズは入れていなかったものの、甘辛いタッカルビとマイルドなチーズの相性が良く、近年ではチーズありきで人気です。
韓国では屋台をはじめ、お店でも大きく宣伝されており、探さなくても多くのお店で扱っていることから簡単に食べられます。
甘辛い味付けがビールやお酒ともよく合い、おつまみとしてもおすすめです。
お店では、2~4人分で用意されていることがほとんどなので、間違えて多く頼みすぎないようにしてくださいね。
「サムギョプサル」とは、豚肉を焼いた焼肉料理のことです。
焼肉というと日本では牛肉が一般的ですが、韓国では豚肉がメジャーで厚切りなのが特徴。
味付けはあえてせず、本来の肉の味わいを楽しむのが基本です。
肉を焼く鉄鍋は、ジンギスカン鍋のように中心が山状に盛り上がっており、余計な油分が落ちるようスリットがついています。
様々な肉の部位を食べる日本の焼肉とは違い、豚のばら肉のみ食べるのが韓国流のサムギョプサル。
最近では食べやすく平らな鉄板で焼くことも多く、鉄板に細かい決まりなどはないようです。
お肉は脂身が多く、ボリューミーで食べ応え抜群。
肉だけではなく、野菜もふんだんに使われているので、日本人の口にも合いやすいのが人気の理由の一つです。
鍋を使うことから屋台ではなかなか見かけない印象ですが、お店にはたいていあるので、食べたい人は路面店やお店に入ってみてください。
韓国料理といえば、「(石焼)ビビンバ」ですよね。
ビビンバとは韓国語で、「混ぜご飯」という意味です。
アツアツのご飯の上に、もやしや人参などの野菜そして肉をのせ、その上にコチュジャンをはじめ辛味調味料を混ぜ合わせます。
本来ビビンバは、家庭に残った食材を入れたり、戦時中食事をする時間がなく、ある食材をすべて入れたことにより生まれたなど諸説ありますが、本当のところはわかっていません。
ビビンバといっても、山菜メインのサンチェビビンバやカニ味噌メインのケアルビビンバ、魚の卵などがのっているアルソッパッなど種類は豊富。
韓国のビビンバは日本のビビンバに比べて、コチュジャンやキムチが効いているため、少し辛いと感じる方が多いようです。
見た目は辛そうでなくても、器の底にコチュジャンが大量に潜んでいるときがあるので、辛いのが苦手な人は一度にすべて混ぜるのではなく、よく見て食べるようにしてくださいね。
「プルコギ」とは、味付け焼肉のことです。
日本でいう「すき焼き」といったところ。
あらかじめタレに付け込ませた牛肉を、野菜と一緒に焼いた定番韓国料理です。
味付けは日本人にも合う醤油ベースのタレで、辛味はお店によって差があります。
プルコギは専用の鍋(プルコギパン)を使って調理され、丸い鉄鍋に真ん中が山のように盛り上がっているのが特徴。
山の部分で焼きつつ、山のふもとにたまった肉汁を野菜につけて食べると味わい深くおすすめです。
なかなか屋台でプルコギを出している店は少ないので、食べるならプルコギ専門店に行くといろんなバリエーションのプルコギを食べられます。
韓国料理の定番ともいわれている「チゲ」。
食堂などでは「トゥッペギ」とも呼ばれています。
チゲの中にもいくつか種類があり、韓国でポピュラーなのはその名の通りキムチをふんだんに使った「キムチチゲ」や、キムチの代わりに味噌を使って味付けをした「テンジャンチゲ」が有名です。
味付けこそ異なるものの、具材は主に豆腐・白菜・唐辛子・ねぎ・豚肉・春雨で、お店によって当たりはずれがあまりありません。
韓国では、一般的な家庭料理として日常的にふるまわれています。
飲食店ではもちろん、屋台や居酒屋などどこでも手軽に食べられ、コンビニでも様々な種類のチゲが並べられています。
冬の寒い時期はもちろん、暑い夏も、ふうふうして食べれば身体の芯から温まり、力がみなぎってくる料理です。
魚ベースや野菜ベースなど、あえて個性を出しているお店もあるため、ぜひ食べ比べてみてください。
主に韓国の朝食に出てくるお腹に優しい定番料理が「韓国粥(チュッ)」です。
お米がとろとろになるまで炊きこみ、様々な食材と混ぜ合わせたお粥料理。
シンプルな味付けですが、具材として入っているイカやアワビといった魚介類で、しっかりと味を引き締めてくれ、食べ応えは抜群。
日本人の舌にも合う味付けのものが多く、辛さや刺激が苦手な方でも安心して食べられます。
栄養価も非常に高いため、二日酔い後の朝食や胃もたれしているときには最適の健康的なメニューです。
韓国粥の中には、白米ではなく、小豆やカボチャをペースト状にすりつぶしたタイプの粥もあり、個性豊かなのも面白いポイント。
明洞あたりにはこの韓国粥の専門店もあり、一度訪れると温かみのある味を求めるリピーターが続出しているんだそう。
おすすめのお店は、明洞駅から徒歩10分以内に位置する「味加本」です。
地元の方も多く訪れる名店で、粥の味付けも少し濃いめなので、しっかり本場の味を楽しむことができます。
韓国といえば、格安で可愛いコリアンファッションや種類豊富なコスメが有名です。
その中でも若者の街ソウルなどは、買い物できるスポットやインスタ映えするスポットがたくさんあります。
韓国で買い物!といって最初に出てくる街が、「明洞」。
ソウルの中で最も活気のある街で、日本旅行者の多くがこの明洞に訪れるともいわれている人気の観光スポットです。
洋服屋さんや高級ブティック、韓国コスメ店など幅広く買い物を楽しめます。
夕方5時を過ぎると、明洞の通りには無数の屋台が軒を連ね、日本ではあまり見たことないB級グルメを味わうことができます。
手のひらサイズフレンチトーストの上に、目玉焼きが乗っているたまごパンや、鷄肉とトッポギを甘辛く煮込んだ甘辛煮など、日本人の口に合う食べ物がばかり。
価格も200~500円ほどで、リーズナブルなのも魅力的です。
屋台の中には、食べ物のほかに数100種類はあるだろうピアスやスマートフォンケースも並べられており、目移りしてしまいます。
また、韓国にしかないファストファッションブランド、「8seconds(エイトセカンズ)」や日本でもコスメ等で人気を博している「Stylenanda Pink Hotel(スタイルナンダ ピンク ホテル)」など、日本であまり目にしないブランドばかりで見ていて飽きません。
エイトセカンズは、グローバルに展開するファストファッションブランドで、若い世代を中心に支持を集めています。
無限大を意味するエイトは、トレンドはもちろん、変わりゆくファッションの魅力に対応していくといった意味が込められているんだそう。
2016年には、韓国を代表するアイドルグループ「BIGBANG」のG‐DRAGONさんともコラボ商品「8×GD’s PICK」を出すなど、多くの注目を集めるブランドです。
レディース・メンズ問わず多くの商品数があり、マニッシュでモードなアイテムから、ガーリーで可愛らしいアイテムなど幅広く取り揃えています。
値段は屋台ほど安くはないものの、質が良く韓国でしか買えないため、日本人でもファンが多いです。
コスメを買うなら、圧倒的人気ブランド「スタイルナンダ」。
スタイルナンダの中のコスメシリーズ「3CE」は、店内に入っただけでインスタ映えを意識した装飾が数多くあり、観光客でごった返しています。
ベースメイク・アイシャドウ・リップなどコスメ用品は一通りあり、安いのに高機能なアイテムは日本人でも爆買いをしてしまうほど大人気です。
明洞にある3CEが入っているピンクホテルは、その名の通りホテル使用になっており、各階によってテーマが異なる面白い仕組みになっています。
洋服も取り扱っており、藤田ニコルさんなど多くの芸能人も訪れる人気定番スポットです。
地下鉄明洞駅から徒歩10分以内のアクセスの好立地なので、ぜひ行ってみてくださいね。
明洞は東大門や南大門に比べて若い人向けのアイテムが多く、感度が高い商品ばかり。
日本でこれから流行るアイテムも多く潜んでいるため、明洞で最先端のトレンドをキャッチしましょう!
明洞より多くのファッションアイテムが揃っているのが、「梨大(イデ)」です。
梨大には、梨大女子大学があることから学生の街として栄えています。
街中には学生が多く見かけられ、ソウルの中でも若い女の子が中心に集まるエリアです。
梨大には、「ファッション通り」「メイン通り」「梨花52番街」の3つの通りがあります。
その中でも、買い物をするならやはり「ファッション通り」がおすすめです。
ファッション通りは、本通りから1本路地に入ったところにあり、明洞よりも落ち着いている印象。
比較的細い通りには、両サイドに流行りを意識したお店が所狭しと並んでいます。
価格はどのお店も洋服がほとんど1枚1000円。
長袖Tシャツやブラウスなどお店によっては、500円からあるんです!
靴屋さんもあり、その種類は100種類以上。
丁寧な接客をしてくれる上に、ヒールがすり減ったら修理対応してくれるお店もあるため、滞在中の靴トラブルも安心です。
韓国コスメがほしい人におすすめなのが「メイン通り」。
韓国では有名どころの「innisfree(イニスフリー)」「ETUDE HOUSE(エチュードハウス)」などが集まっています。
日本人にも大人気のコスメブランド「3CE」も取り揃えられているんです。
大型コスメ店の中に多数のブランドを取り揃えているお店がほとんどなので、まずは店内に入ってみて目的のブランドがあるか探してみるのをおすすめします。
梨大のファッション店は、11時から開くショップが多いので、あまり朝早く行きすぎないようにしてくださいね。
また、返品不可のお店もあるため、商品に傷や痛みがないかをあらかじめ入念にチェックしたり、買うときは新しい商品を出してもらえるかどうか尋ねてみましょう。
梨大付近で両替できる場所はないので、気兼ねなくショッピングできるよう、お金を多めに持って行っておくと安心です。
とにかくなんでも揃っているのが「南大門市場」です。
南大門市場は、600年の歴史がありソウル最古の市場として栄えています。
食べ物やファッションアイテム・子供服・メガネ・時計・お土産・陶器など本当にあらゆる商品が揃っているんです。
高麗人参・キムチ・韓国のりなど韓国ならではの食材は、空港などにはないので、お土産としても人気を集めています。
また、食べ物を売っている屋台もチラホラ見受けられるため、ちょっとしたスイーツをつまみながら、回れるのも韓国ショッピングの醍醐味といわれています。
ソウルの中心部に位置している南大門市場。
明洞からも5分ほど歩けば行ける距離なので、明洞で流行りを感じたあとは地元気分を味わいに行ってもいいですね。
市場ということもあって、早朝から開店し、19時頃にはお店が閉まり始めるので行くなら早めに行くのがベスト。
また、市場ということもあり値引きは必須です。
値札がついていない商品も多く、日本人ということが分かれば少々高めの値段設定をしてくるお店もあるため、根気よく値引き交渉してみましょう。
ローカルな雰囲気を感じながら買い物ができるのが「釜田市場」です。
別名「釜山の台所」とも呼ばれているところで、地元の人たちが日常的に使っている市場。
食品を買うなら、釜田市場で揃わないものはありません。
釜山は港町だということもあり、魚介類をはじめ乾物や野菜、果物などが格安で手に入ります。
高麗人参の専門店もあるため、釜山から日本に帰る人は立ち寄ってお土産にしても良いでしょう。
地元民が多く集まることもあって、明洞や南大門市場のように日本語表記はありません。
そうとはいえ、ジェスチャーや簡単な英語でも通じるので安心してくださいね。
目的がなくても歩いているだけで活気のある雰囲気を感じれるため、リアルな韓国の雰囲気を体感したい人にはおすすめの買い物スポットです。
釜山といえばの人気ショッピングモール「新世界デパート」です。
免税の高級ブティックからコスメ店、スパやカフェ、映画館など様々なエンタメを取り揃え、1日を通してゆっくり贅沢に過ごせます。
2009年には世界最大のデパートとして、ギネス世界記録にも認定されました。
新世界デパートは地下2階から14階まであり、お店は最先端を意識していることもあって、お店や店内装飾がとにかく頻繁に変わります。
地下1階から2階までは、高級ブティックや免税店など約300ものブランドが並んでおり、落ち着いた雰囲気が快適にショッピングできる空間を作っています。
3階は比較的ラフな雰囲気で、スポーツ用品やアウトドアグッズが取り揃えられています。
2階までに比べてお手頃価格で、商品の数も多め。
カジュアルで普段使いしやすい服や靴もあります。
7階にはインテリア商品、家具、韓国の伝統的な陶器や家電など日本では見かけない商品が目白押し。
リビング雑貨などもあるので、自分用のお土産としてもおすすめです。
他にも日本料理店や韓国料理専門店、イタリアンなど各国の料理が味わえるレストランフロアや、のんびりくつろげるスカイガーデンがあります。
スカイガーデンは、小さなテーマパーク「ZOORAJI」が併設されており、恐竜の模型や滑り台など子供たちが思う存分楽しめる仕掛けが盛りだくさん。
買い物に飽きてしまった子供を連れてくると、喜ばれることでしょう。
SPAも同じ建物内にあるので、旅行の疲れを癒しにちょっと贅沢をしてみてください。
韓国旅行に来たら欠かせない「お土産」!
キャラクターグッズやコスメ、食べ物など韓国らしいアイテムが目白押しで、迷ってしまう方も多いと思います。
プレゼントする相手や人数によっても、お土産の内容は変わってきますよね。
ここからは、韓国のお土産でおすすめのアイテムを厳選してご紹介します。
韓国でアイドルや芸能人がインスタグラムにアップしたことで、空前の大ブームとなったお菓子、それが「ハニーバターアーモンド/ポテトチップス」です。
2014年にカルビーから発売され、現在でも種類を増やし続けています。
ハニーバターというだけあって、はちみつの優しい甘さとバターの濃厚な溶けるような味わいがクセになり、今ではお土産の定番品となっています。
ハニーバターシリーズでは、アーモンドとポテトチップスがあります。
一度にしょっぱさと甘さを感じられるので、食べ始めると止まらないのがこの商品の最大の特徴です。
サイズもコンパクトで値段も500円ほどなので、バラマキ用としても喜ばれるお土産。
ハニーバターアーモンド/ポテトチップスは、現地のコンビニやスーパーマーケット、ドラックストアで手軽に購入できます。
味がしっかりついており、食べ応えがあることから日本でも人気。
お土産としても、本場の韓国のりは喜ばれること間違いありません。
韓国のりは、若い方に限らずお年寄りの方にもお土産として渡せるのも魅力のひとつです。
韓国にある韓国のりは、同じ韓国のりでも様々な味付けがされています。
例えば、わさび味やキムチ味、プルコギ味、アーモンド味など日本では見かけない味付け韓国のりがたくさん!
また、ふりかけ用にある程度粉状になった韓国のりもあり、ごま油がしっかり効いているため、ふりかけとして使うのはもちろん、おにぎりを作るときにも使えるためおすすめです。
コンビニにもいくつか置いてありますが、スーパーマーケットの方が種類も豊富なので、お土産用にはたくさんの味を買っていって選んでもらうのも良いでしょう。
韓国の街中でもよく見かける大人気キャラクター「カカオ・ラインフレンズ」。
大型ショッピングモールとコラボしていたり、専門店もあるほどの人気ぶりです。
チャットアプリ「カカオ」は、日本でいう「LINE(ライン)」のようなもので、韓国では日常的に使われているメジャーなツールとなっています。
韓国には、日本にないラインキャラクターのiPhoneケースや生活用品など幅広く取り揃えられています。
また、カカオキャラクターの専門店「カカオフレンズショップ」には、ぬいぐるみやお菓子、文房具、携帯アクセサリーアイテムなどお土産に向いているコンパクトサイズの品物もあります。
店内はキャラクターづくしで、インスタ映えする撮影スポットとしても人気を集めています。
見ているだけで癒されると、外国人旅行者だけでなく地元韓国の人からも愛されている存在です。
釜山にもカカオフレンズショップがあるので、ぜひ主要観光都市に行ったときには寄ってみてくださいね。
韓国といえば、美容大国。
街を歩いていても、コスメ専門ショップや美容関連のお店を多く見かけます。
コスメ用品のお土産といえば、バラマキ用としても重宝するパックやシートマスクがおすすめです。
お店によっては5枚買うと1枚無料でついてきたり、おまけで入浴剤をはじめ別の商品がついてきたりと、お得に販売しているお店が多いのも韓国ならではの売り方。
明洞などの栄えた町では、日本のティッシュ配りのようにパックを客引きとして無料で配っているお店もあるから驚きです。
美白や保湿など美容効果に特化したパックもあれば、フェイスシートマスクに動物の絵柄がプリントされたパックなどもあり、女性だけでなく男性にもウケがいいのも魅力的です。
おおよそ1枚80円ほどから購入できるので、お土産を多く買わなければならない人には助かるアイテムですよね。
他にも韓国発祥ブランドの「スタイルナンダ・3CE」は、日本のティーン層にも大人気で、喜ばれること間違いなしのお土産。
リップは1500円ほど、チークだと1000円以下で買えるものも多くあります。
美容液やクッションファンデーション、ボディ、ハンドクリームは、だいたいどこのコスメショップにも売っているので、迷ったときは選んでみてくださいね。
韓国とはいえ、資生堂など日本のコスメの取り扱いも行っているため、間違って日本でも買えるブランドを買わないようにだけ気をつけてください。
コーヒーや紅茶が好きな方やスターバックスが好きな方のお土産におすすめしたいのが、「スターバックス限定商品」です。
「スターバックスだったら日本にもあるじゃん!」と思うかもしれませんが、韓国のスターバックスは日本の商品とラインナップが違うのが特徴。
スターバックスコリアのメニューには、シュークリームラテやハーブティーなど日本では見たこともない商品がとにかく多いんです。
韓国限定ドリンクメニューのスティックタイプを買えば、現地の味をそのまま日本でも楽しむことができます。
2007年からは、韓国の京畿米を使用したジャム付きのスナック菓子が販売され、甘じょっぱさがクセになるとベストセラー商品になりました。
その他にも、韓国の特徴を活かしたもち米のミニデザートや手の平サイズの有機ミニヨーグルトなど、健康的かつ見た目も可愛らしいメニューが盛りだくさん。
限定商品は、ドリンクやデザートの他にも、タンブラー・マグカップなどがあります。
コリアスターバックスのグッズが可愛いのにも理由があり、それは専門のデザインチームがあるから。
シーズンごとやイベントに沿ってプロモーションされたグッズは、インスタ映え必至のアイテムばかりで目移りしてしまいます。
プレゼントされれば、コリアスターバックスの虜になること間違いなしのお土産です。
韓国らしさ満載の伝統工芸品「ポジャギ」。
どうせ韓国に行くなら、韓国らしいお土産を買って帰りたいですよね。
ポジャギとは、物を包んだり運ぶために使われる風呂敷のことで、デザインはパッチワークでできているものがほとんどです。
カラフルな色合いが若い子にも人気で、素材も麻やシルクなどそのバリエーションは実に多彩。
ショッピングモールにも売っていますが、おすすめは南大門や東大門など市場で買うことです。
ポジャギはデザインも素材も個性が出るため、市場で山のように陳列されたなかから、自分やプレゼントする相手が好きそうなデザインを探し出すのも楽しさの一つといわれています。
風呂敷タイプのポシャギがほとんどですが、中にはアレンジされたバックやポーチなどもあります。
今回は韓国のおすすめ観光スポットやグルメを紹介してきました。
日本から一番近い外国ということもあり、日本の食材と馴染み深い食べ物も多く、海外の中でも安心して行ける国です。
コスメやファッションアイテムは日本のものよりはるかに安いため、シーズンごとに手に入れに行く方もいるほど日本人ファンが多い国ともいわれています。
歴史や文化など、あらゆる面で「韓国」を知っていくと、より観光を楽しめるのでおすすめです。
本記事を参考に、ぜひ韓国に行ってみてくださいね。
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最終更新日 : 2024/07/05
公開日 : 2019/03/16