本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
<バンクーバー(Vancouver)のおすすめ観光スポット>
3. キャピラノ吊り橋(Capilano Suspension Bridge)
1. CNタワー(Canadian National tower)
3. セント・ローレンス・マーケット(St. Lawrence Market)
<モントリオール(Montreal・Montréal)のおすすめ観光スポット>
1. ノートルダム大聖堂(Notre-Dame Basilica of Montreal)
2. モントリオール地下街(Underground City,Montreal・Montréal souterrain)
3. モン・ロワイヤル公園(Mont Royal Park・Parc du Mont-Royal)
<ケベック・シティ(Quebec City・Ville de Québec)のおすすめ観光スポット>
2. 首折り階段(Breakneck Steps・L’ Escalier Casse-Cou)
3. アイスホテル・ケベック(Hotel de Glace)
1. カルガリー・スタンピード(Calgary Stampede)
2. ヘリテージパーク歴史村(Heritage Park Historical Village)
3. カナディアン・バッドランド(Canadian Badlands)
1. カナダ国会議事堂(Parliament of Canada)
<カナディアン・ロッキー(Canadian Rockies)のおすすめ観光スポット>
2. コロンビア大氷原(Columbia Icefield)
3. グレイシャー・ スカイウォーク(Glacier Skywalk)
<プリンス・エドワード(Prince Edward Island)のおすすめ観光スポット>
2. アン・オブ・グリーン・ゲイブルズ・ストア(Anne of Green Gables Store)
3. コンフェデレーション・トレイル(Confederation Trail)
2. ナイアガラ・オン・ザ・レイク(Niagara-on-the-Lake)
<イエローナイフ&ホワイトホース(Yellowknife&Whitehorse)>
北米大陸の北部、アメリカ合衆国と国境を接するカナダは、 ロシア に次いで世界第2位の面積を誇る大きな国です。
そのため、国内には6つの時間帯が存在していて、その最大差は4時間30分もあります。
10の州と3の準州を持つ連邦国家であり、イギリス連邦加盟国です。
政体はイギリス国王(現在はエリザベス2世)を元首とする立憲君主制ですが、実際の政務は首相を中心にして行われています。
上記のように宗主国であるイギリスの影響が強いため、英語だけが公用語と思われがちですが、カナダの公用語は英語とフランス語です。
特にフランス系住民が大多数を占めるケベック州ではフランス語が主流で、フランス語が公用語として採用されています。
カナダの気候は、太平洋側の西海岸沿岸部を除き、ほぼ全域が亜寒帯・寒帯に属しています。
太平洋側の バンクーバー は比較的温暖ですが、首都・オタワや モントリオール 、 トロント では冬の寒さがとても厳しいです。
オーロラで有名な北極圏のイエローナイフでは、真冬の気温が-30℃を下回ることもあります。
全体的に夏場は涼しく、比較的過ごしやすい場所が多いです。
治安もよく、豊かな自然に恵まれたカナダは、常に「住みやすい国」の上位にランクインされています。
米時事週刊誌「USニューズ&ワールド・レポート」が発表した2019年度「世界最高の国」ランキングでは、堂々3位になっています。(この統計で1位はスイス、2位に日本がランクインされているのは意外ですが)
ダイナミックな大自然と、魅力あふれる都市空間に恵まれたカナダへ旅立ってみましょう。
カナダ旅行についての基本情報をご紹介します。
日本から太平洋を隔てた「隣国」カナダへのアクセスは、比較的良好です。
日本各地(成田・羽田・関空)からカナダの主要都市(バンクーバー・カルガリー・トロント)までは、直行便が運航されています。
バンクーバーまでは約9時間(関空からは9時間30分)、カルガリー、トロントまでは成田発で約12時間を要します。
直行便にこだわらなければ、米国経由などの乗継便が豊富に就航しています。
カナダ国内線も充実しているので、イエローナイフや ケベックシティ などの観光地へのアクセスも容易です。
日本国籍を有する人が、観光目的で6ヶ月以内の滞在であればビザは必要ありません。
その代わり旅行者には「電子渡航認証(eTA)」が義務付けられているので、事前に取得しておく必要があります。
eTAの申請には、ウェブサイト( Canada.ca/eTA )での手続きが必要で、7カナダドルの手数料がかかります。
カナダの通貨はカナダドル(C$)です。
2020年7月現在の為替レートは、1C$が約78円となっています。
カナダで買い物をしたりサービスを受ける際には、消費税にあたる「連邦付加価値税(Goods and Services Tax:GST)」が徴収されます。
ほとんどの物品とサービスを課税対象となっており、現在の税率は5%ですが、基本的な食材や農産品、医薬品は対象となっていません。
さらに、ほとんどの州で「州・売上税(Provincial Sales Tax:PST)」が加算されます。
こちらは州によって税率は異なりますが、6〜10%くらいです。
両方の税を合わせて11〜15%程度の税金がかかってしまいます。
物価は日本と同程度かやや高めの傾向があります。
レストランでの外食や、酒・タバコなどの嗜好品は日本と比べるとかなりの高額です。
広大なカナダには6つの時間帯が存在しています。
カナダ国内を周遊する場合には時間がずれてきますので、時計の針を合わせることを忘れないようにしてください。
具体的には下記の通りとなります。
さらに複雑なことにサマータイムも存在します。
日付変更線を越えるため、時間は日本時間よりも遅く、日本が正午ならバンクーバーは前日の19:00となります。
カナダ観光の楽しみのひとつに、その魅力的な都市観光があります。
今回はカナダの主要都市をピックアップして、その代表的な観光スポットをご紹介します。
また、カナダ観光では桁外れのスケールを誇る大自然の景観も見逃せません。
そのため、ダイナミックな自然美が楽しめる観光地も併せてご紹介します。
西海岸に位置するバンクーバーは、日本から最も近い大都市です。
夏は涼しく、冬でも温暖な気候もあってとても住みやすく、「世界の住みたい街」ランキングで常に上位にランクインしています。
海や山にも近く、自然と調和した美しい街並みは、訪れる旅行者を魅了してやみません。
また、交通網も充実しているため、市内観光のほか郊外観光へのアクセスも良好です。
バンクーバー観光の詳細については下記記事でも紹介しているので、合わせてご覧になってください。
→ バンクーバーの観光地10選!バンクーバー旅行で役立つ観光情報まとめ
ダウンタウン北東部にある有名な繁華街で、バンクーバーを代表する観光スポットです。
バンクーバー市が設立される前から栄えていた地区で、「バンクーバー発祥の地」と称されています。
石畳の道やレンガ造りの建物といった発祥当時の面影が残り、レトロな雰囲気が漂います。
1977年製の蒸気時計はこの地区のシンボルで、15分ごとに汽笛を鳴らしていて、時計の周辺は写真撮影する観光客でいつも賑わっています。
その名前の通り、蒸気の力を利用して動いている珍しい時計です。
ギャスタウンは、オシャレなブティックやカフェ、お土産店が立ち並ぶ最先端の街でもあります。
地元の人で賑わう名物レストランでの食事や、カナダ土産のショッピングなど、バンクーバー観光を満喫できる通りです。
住所 : Waterfront between Granville and Main Street,Vancouver, British Columbia
マップ: Googleマップ
アクセス : スカイトレイン ウォーターフロント駅 徒歩7分
市街地にありながら、カナダの大自然を満喫できる公園、それがスタンレー・パークです。
130年以上前の1888年に造られた公園で、その広さは4キロ㎡、東京ドームに換算すると何と約85個分の広さがあります。
英植民地時代のカナダ提督・ダービー・スタンレー16世が名前の由来で、バンクーバー北側にある岬がまるごと公園の敷地になっています。
広大な敷地内は、水族館やトーテムポール、ミニチュア鉄道をはじめ非常に多くの見どころがあります。
外周は「シーウォール」とよばれ、8.8kmにも及ぶ遊歩道になっており、ぐるっと一周できるようになっています。
他にも一周約75kmのサイクリングコースが整備されているなど、まさにバンクーバー市民の憩いの場。
一日滞在しても飽きることのない公園です。
住所 : West Georgia Street Vancouver, British Columbia
マップ: Googleマップ
アクセス : 「シティセンター駅」から徒歩25分など
バンクーバー郊外にある「キャピラノ吊り橋」は、年間80万人もの観光客で賑わう人気観光スポットです。
長さ140m、眼下の川からの高さが70mもあるスリル満点な吊り橋で、鳥になった気分で圧巻の渓谷美を楽しむことができます。
この吊り橋は、もともとは1889年に造られた歴史が古い吊り橋です。
現在の橋は、1956年に建替られたものです。
渡る人が多いと揺れが激しいですが、とても丈夫な造りなので安心して渡りましょう。
キャピラノ吊り橋周辺は公園となっており、他にも4本の吊り橋が設置されています。
2011年に増設された「クリフウォーク」は岩肌に沿って設置された遊歩道です。
谷底が丸見えの恐怖体験を味わうことができます。
住所 : 3735 Capilano Rd., N. Vancouver
マップ: Googleマップ
アクセス : カナダプレイス等から、無料シャトルバスが運行
営業時間 : 8:30-20:00(夏期)9:00-17:00(冬期)
料金 : 大人54.95カナダドル、学生41.95カナダドル
公式URL: キャピラノ吊り橋
バンクーバーからフェリーで約1時間半、花の都と称されるビクトリアは、観光客はもちろんですが、カナダ人も多く訪れる人気の街。
カナダの都市の中で一番南にあり、温暖な気候から年間を通じて過ごしやすく、英国風の街並みが美しく、カナダ人から住んでみたい街として名前が挙がります。
ブリティッシュコロンビア州の州都であるビクトリアのシンボルと言えば、州議事堂です。
荘厳な雰囲気を持つ建物は、イギリス出身の建築家が手掛けたもので、1897年に完成しています。
時間が合えば、約20分間の見学ツアー(無料)に参加して内部の豪華な装飾を見て回りましょう。
毎年100万人以上の人が訪れるブッチャートガーデンは、お花好き、ガーデニング好きなら見逃せないスポットです。
ビクトリアのダウンタウンからバスだと1時間近くかかりますが、行く価値ありの美しい庭園です。
英国式だけではなく、イタリア庭園、日本庭園など様々な様式の庭園があり、中でもローズガーデンやサンケンガーデン、イタリア庭園、日本庭園は4大ガーデンと呼ばれ人気があります。
1年を通じて四季のお花が楽しめるブッチャートガーデンですが、やはり訪れるなら多くの花が咲き誇る春から夏にかけて。
夏には花火、秋には紅葉、冬にはライトアップ、クリスマスイルミネーション、アイススケートリンクなど楽しいイベントも見逃せません。
散策の合間には、美しい庭園を眺めながら本格的なアフタヌーンティーを楽しみましょう。
ブッチャートガーデンを造った、ブッチャート夫妻の邸宅を利用した「 ザ・ダイニング・ルーム 」はとても人気があるので、予約必須です。
住所 :800 Benvenuto Ave, Brentwood Bay, BC
マップ: Googleマップ
アクセス :バンクーバーからフェリーで1時間35分
営業時間 :9:00-17:00(入場は16:00まで)
料金 :大人30カナダドル、ユース15カナダドル、子供2カナダドル、11歳以下無料
公式URL: ブッチャートガーデン
トロントは、首都・オタワを含むオンタリオ州の州都であり、カナダ最大の都市です。
カナダの商業、金融、経済の中心都市であり、「カナダのニューヨーク」とも呼ばれています。
トロントの名前の由来が、先住民の言葉で「人の集まる場所」を表すとおり、街は多くの移民から構成されています。
高層ビルが立ち並ぶ都市景観の素晴らしさだけでなく、郊外に広がる大自然も魅力的です。
市内で開催される、各種エンターテインメントなイベントも見逃せません。
トロント観光の詳細については下記記事でも紹介しているので、合わせてご覧になってください。
→ カナダ最大の都市トロント!CNタワーから街中の絶景を見渡してみよう!
トロントのランドマーク的な存在である「CNタワー」は、1976年にカナディアン・ナショナル鉄道が建設した電波塔です。
高さは553.33mあり、2007年まで世界で一番高い自立式電波塔でした。
今では 東京スカイツリー (634m)が世界一番高く、CNタワーが3位となっています。
トロント観光には欠かせない人気スポットです。
CNタワーには4つの展望台が設けられています。
地上346m地点にある展望台・「ルックアウト」からは、トロントの街並みが360℃の大パノラマで鑑賞できます。
このすぐ下にある「グラス・フロア」の床はガラス張りで、スリリングな気分で眺望を楽しめます。
最も高い展望台は、地上447m地点に設けられた「スカイ・ポッド」です。
この展望台からの眺望は抜群で、天気がよければナイヤガラの滝まで一望できるほど。
世界一高い遊歩道・「エッジ・ウォーク」は、地上356mに設置された展望台外にある縁(幅1.5m)を歩くコース。
命綱を頼りに進む歩行は、最高潮のスリルを味わうことができます。
住所 : 301 Front St W, Toronto, ON M5V 2T6
マップ: Googleマップ
料金 :大人38カナダドル、シニア34カナダドル、12歳以下28カナダドル
公式URL: CNタワー
日本人選手の活躍で、最近ますます注目を浴びるメジャー・リーグ。
米国全土に球団が存在し、国民的スポーツ・野球の人気を不動なものにしています。
意外なことですが、メジャーリーグのチームは米国だけでなく、1チームだけ外国にも存在しています。
そのチームこそ、野球とは縁がなさそうなカナダ・トロントに本拠を置く「トロント・ブルージェイズ」です。
ロジャース・ センター は、ブルージェイズのホームスタジアムです。
世界で初めて自動開閉式ドームを取り入れたスタジアムであり、収容人数が5万人と大きな構造となっています。
ブルージェイズが所属するのはアメリカンリーグ東地区で、名門ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスと同じリーグです。
トロント観光の思い出に、メジャーリーグ観戦をしてみるのも楽しいでしょう。
ロジャース・ センターは、CNタワーのすぐ隣にあります。
住所 : 1 BLUE JAYS WAY, Toronto , Ontario, M5V 1J3
マップ: Googleマップ
アクセス :地下鉄TTC Union駅より徒歩10分
赤レンガのレトロな外装が魅力的な「セント・ローレンス・マーケット」は、200年以上続くトロント市民の台所です。
通りを挟んでメインとなる南棟と、週末に朝市やアンティーク市が開かれる北棟に分かれています。
この重厚な建物は、初代の市庁舎を改築したものです。
市民の生活を垣間見ることができるだけでなく、手頃なお土産を購入できるスポットとして観光客に大変人気があります。
中心となる南棟は、野菜や果物、肉や魚、チーズやパンなどの食料品がとても豊富に取り揃えてあります。
各国の料理を楽しめるお店や、トロントの郷土料理・ピーミール・ベーコンを楽しめるお店など、グルメもたっぷり満喫できます。
お土産にはカナダの特産品メープルシロップなど、欲しいものがきっと見つかるはずです。
住所 : 95 Front St. E.Toronto, Ontario, M5E1C4
マップ: Googleマップ
アクセス : Union Stationから徒歩10分
定休日 : 日曜日
営業時間 :
南棟:火-木曜日8:00-18:00 金曜日8:00-19:00 土曜日5:00-17:00
北棟:土曜日5:00-15:00 日曜日5:00-17:00
ケベック州最大の都市・モントリオールは、トロントに次ぐカナダ第2の都市です。
フランス文化の薫り高い街で、市内で話されいる言語はフランス語、パリに次いで2番目に大きいフランス語圏の都市でもあります。
「シルク・ド・ソレイユ」発祥の地でもあり、1976年にはオリンピックが開催されたことでも知られています。
そんな「北米のパリ」・モントリオールは、たくさんの見どころが点在する魅力的な街です。
モントリオール観光の詳細については下記記事でも紹介しているので、合わせてご覧になってください。
→ モントリオールのおすすめ観光スポット16選!世界最大の地下街を持つフランス色豊かな街の魅力を紹介
ノートルダム大聖堂といえばパリにあるものを思い浮かべますが、同じフランス文化圏のモントリオールにも存在します。
その歴史は古く、原型は17世紀半ばに建造されたと言われています。
北米最大のカトリック寺院であり、モントリオールで最も人気のある観光スポットとなっています。
モントリオールのノートルダム大聖堂は、2つの塔を備える荘厳な外観を保っています。
中でも特筆すべきは壮大で色彩々な内装です。
天井部は濃い青色と金色の星で装飾され、その他の神聖な場所は青、空色、赤、紫、銀、金色といった多色の彩飾で施されています。
何百という入り組んだ木製の彫刻作品や複数の宗教的な彫像で埋め尽くされていて、訪れる人は感嘆せずにはいられません。
設置されているパイプオルガンは、何と7,000本ものパイプを使用しているというから驚きです。
カナダで行われる重要な儀式の会場として利用され、1994年にはセリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたことでも有名になりました。
住所 : 110 Rue Notre-Dame O, Montréal, QC H2Y 1T2
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄・PLACE D'ARMES駅から徒歩5分
電話番号 : (514) 842-2925
営業時間:8:00-16:30 土曜日8:00-16:00 日曜日12:30-16:00
料金 : 18歳以上10カナダドル、子供5カナダドル、6歳以下無料
公式URL: ノートルダム大聖堂
モントリオールの冬はとても寒いです。
真冬の時期には-20℃以上に冷え込むことがあり、しかも外が大雪だったとすれば外出が億劫になってしまいます。
そんな過酷な環境に対応するように造られたのが「モントリオール地下街(RÉSO)」です。
総面積12㎢、全長30km以上にも及ぶ世界最大の地下街であり、もはや地底都市とも呼ぶべき壮大なスケールを誇ります。
モントリオール市内にある様々な施設や地下鉄の駅と直結しているので、悪天候でも外に出ることなく快適に過ごすことができます。
衣料品店や日用雑貨、レストラン、カフェだけでなく、病院まであるという充実さなので、ここに来れば不自由なく生活できるかもしれません。
モントリオールに行ったら、冬場には1日50万人が訪れると言われる地下街に足を運んでみましょう。
住所 : 800 Rue de la Gauchetière O, Montréal, QC H5A 1L3
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄マギル駅、ピール駅など7駅から直結
営業時間 : 月-金曜日5:30-25:00 土曜日5:30-24:00 日曜日24時間開放
モントリオール市内を一望できる絶景スポットが、「モン・ロワイヤル公園」です。
標高223mの小高い丘にある公園で、NYのセントラルパークに例えて「カナダのセントラルパーク」とも形容されています。
実はこの公園をプロデュースしたF・オルステッド氏は、セントラルパークを設計した人でもあるため、似ている理由が頷けます。
この公園がモントリオールの名前の由来になったと言われています。
自然豊かな公園で動植物が多数生息し、リスやアライグマに出くわすことがあります。
のんびりと旅の疲れを癒すには最適の公園です。
そして、この公園最大の見どころが、モントリオール市内のパノラマビュー。
市内を一望できる「シャレー展望台」とオリンピックスタジアム側の景色が見える「イーストエンド展望台」があり、どちらの眺望も抜群です。
夕景や夜景も美しいスポットとしても知られています。
公園の頂上にある高さ30mの十字架は日没後にライトアップされ、市内からも幻想的な光景を眺めることができます。
住所 : 1260 Chemin Remembrance, Montréal, QC H3H 1A2
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄オレンジ・ラインの「モン・ロワイヤル」駅 よりバス#11乗車
「カナダのフランス」・ケベック州の州都が、ケベック・シティです。
フランス人入植者によって開発された街で、モントリオール同様にフランス文化が色濃く残っています。
セント・ローレンス川が川幅を狭める地点に位置し、北米で唯一壁に囲まれた城塞都市です。
歴的建造物が多く残る旧市街は、街全体がユネスコ世界遺産に指定されています。
おしゃれでキュートな街並みは、訪れる人を魅了してやみません。
ケベック・シティの観光スポットは、世界遺産の旧市街に集中しています。
旧市街はさらに城壁に囲まれた崖の上・アッパータウンと崖の下・ロウワー・タウンに分かれます。
ケベック・シティの観光情報については下記記事で詳細に紹介してありますので、ぜひとも参考にしてください。
→ 旧市街全体が世界遺産!カナダ「ケベックシティ」のおすすめ観光スポット15選
旧市街のロウワ―・タウンに位置する「ロワイヤル広場」は、ケベック観光の拠点となる美しい広場です。
この広場はケベック・シティ発祥の地とされています。
フランス人探検家でケベックシティ創設者であるシャンプランが、1608年にこの広場を最初の居住地として整備したのがケベックシティのはじまりです。
また、毛皮の交易やフランスとの貿易が頻繁に行われた北米最古の交易広場のひとつでもありました。
イギリス軍に占領された後もフランスの影響を守り続けた、フレンチ・カナディアンの聖地とも呼べる場所です。
ロワイヤル広場は、中世ヨーロッパを彷彿させる石畳の落ち着いた造りが印象的です。
その石畳の広場とみごとに調和した周囲の建物は、フランス北部のノルマンディー地方のスタイルで建てられています。
広場の中心には「太陽王」・ルイ14世の像が建っていて、夜にはライトアップされ美しく照らされています。
「勝利のノートルダム教会」もこの広場内にあり、プチ・シャンプラン通りにも繋がっていて、観光客が訪れる人気の観光エリアです。
住所 : Place Royale, Québec
マップ: Googleマップ
アクセス : ダルム広場(Place D'armes)から徒歩7分
ケベックは坂の多い街で階段がいくつか存在しますが、そのなかで最古の階段が「首折り階段」です。
ロウワータウンとアッパータウンを往復するため、1635年に建造されました。
その恐ろし気な名前の由来は諸説ありますが、あまりの急勾配のため、階段を見上げたり見下ろしたりする際に首を折り曲げてしまうからという説が有力です。
階段の上から見下ろすプチ・シャンプラン通りの眺めは、絶景ポイントとして知られています。
ちなみに「プチ・シャンプラン通り」とは、石畳の小道と古い建物が魅力的な北米最古のショッピングストリートで、ケベック観光のおすすめスポットのひとつです。
住所 : 5 Escalier Casse-Cou, Ville de Québec
マップ: Googleマップ
真冬のケベック・シティは、-20℃近くまで気温が下がります。
この酷寒の時期限定でオープンする、とてもユニークなホテルがあります。
ケベック・シティ中心部から車で30分の場所に位置する「アイスホテル・ケベック」は、すべてが氷と雪で造られています。
外装だけでなく、内装も氷づくしで、室内の装飾のほかベッドまで氷製です。
しかも敷地内には氷製のカフェテリア、ナイトクラブ、スパ、チャペルまであり、チャペルでは結婚式を挙げることも可能となっています。
客室の温度は0℃から-5℃と低め。
部屋数は平均して40室ほどあります。
このホテルは春になると壊して12月に再建するため、毎年違う装いになるのだそう。
宿泊すれば1泊400$~と高めになりますが、見学のみも可能です。
住所 : 9530, rue de la Faune, Quebec City, Quebec G1G 5H9
マップ: Googleマップ
アクセス : ケベック・シティ中心部から車で30分
電話番号 : +1 418-844-2200
営業時間 : 毎年1-3月限定(詳細は年により異なる)
料金 :
宿泊:1泊400カナダドル~
見学:大人17.5カナダドル、 小人8.75カナダドル
公式URL : Hotel de Glace
カナダ西部・アルバータ州最大の都市であるカルガリーは、高層ビルが立ち並ぶ国内有数の大都市です。
ロッキー山脈の麓から80kmの高原地帯に位置し、バンフ国立公園などカナディアン・ロッキー観光の玄関口としても知られています。
また、西部開拓時代の面影が残り、世界的に有名なロデオの大会・「カルガリー・スタンピード」が開催される「牛の街(Cowtown)」の愛称でも呼ばれています。
古くからの伝統と活気あふれる大都会の表情を併せ持った街として、魅力的な観光スポットが盛りだくさんです。
1988年には冬季オリンピックが開催され、日本国内でも知名度が大幅にアップしました。
夏のカルガリーを訪れるのなら、ぜひ見ておきたいイベントが「カルガリー・スタンピード」です。
毎年7月上旬の10日間だけ開催されるロデオのイベントですが、100万人近い観光客を動員する「地上最大のアウトドア・ショー」と呼ばれています。
開催期間中は、カルガリー市内全体がおまつりムードに包まれ、住民も観光客もカウボーイ&ガールに変身してイベントを盛り上げます。
メイン会場のスタンピード公園で、ロデオ・アスリートの巧芸が披露されるほか、4頭立て馬車で競争する「チャックワゴン・レース」も大人気です。
野外には特設遊園地が設けられ、コンサートやナイトショー、花火などのイベントが祭りに華を添えます。
カウボーイに変身すれば、ショッピングセンターでパンやドリンクの無料サービスの特典も。
スタンピードに参加した記念に、カウボーイグッズをお土産にするのも楽しいでしょう。
住所 : 1410 Olympic Way SE, Calgary, Alberta, T2G 2W1 (Stampede Park)
マップ: Googleマップ
営業時間 : 毎年7月上旬の10日間
公式URL : Calgary Stampede
ヘリテージパークは、およそ51万㎡の広大な敷地の中に「西部開拓時代」の村を再現したテーマパークです。
180以上もの歴史的建造物と展示施設があり、1860年代~1950年代の街並みと暮らしぶりを忠実に再現しています。
100年近く昔の郵便局や学校、銀行や美容院などがそのまま移送、再現されており臨場感たっぷりです。
広い園内を散策していると、まるでその時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。
何といっても圧巻なのが、園内には本物の蒸気機関車が循環していること。
実際に乗車することも可能で、各施設間を移動するのにも便利です。
また、通過する駅は昔使われていた駅をそのまま移設しているそうです。
ヘリテージパーク内にはレトロな遊園地も設置されていて、天気がよければ観覧車からロッキー山脈を眺めることもできます。
冬の期間中は閉鎖してしまいますが、カルガリーに行ったらぜひ訪れてみたい魅惑のスポットです。
住所 : Heritage Park, Calgary, AB
マップ: Googleマップ
アクセス : カルガリー市街地から電車・バスで30分
電話番号 : (403)268-8500
定休日 : 11-4月は閉鎖
営業時間 : 10:00-16:30(時期により変動あり)
料金 : 大人26.5カナダドル、学生(7-16歳)18.75カナダドル、子供(3-6歳)13.5カナダドル
カルガリー市街地から車ほど走ると、カナダのイメージと異なる荒涼とした大地が姿を現します。
バッドランド渓谷は、恐竜や古代生物の化石が非常に多く発見され、恐竜化石の宝庫として世界的に知られています。
この一帯はアルバータ州の州立恐竜公園に指定され、さらにはユネスコ世界遺産にも指定されていますが、一般公開されているのは公園のわずか10%未満です。
発掘は今も継続して行われ、白亜紀の化石が発掘される場所としては世界一を誇ります。
バッドランド渓谷の中心となる町は、ドラムヘラーです。
ドラムヘラーにある「ロイヤル・ティレル古生物博物館」には、バッドランドで発掘された恐竜や古生物の化石約11万点が収蔵されています。
この博物館は、福井県や中国にある恐竜博物館と並ぶ世界三大恐竜博物館のひとつに数えられます。
世界でも最大級の恐竜展示が見もので、アルバータサウルス、ティラノサウルスなどの骨格標本がズラリと並び様子は迫力満点です。
ドラムヘラーの観光案内所にあるティラノサウルスの等身大オブジェも圧巻です。
高さ36mもあり世界最大級。
展望台になっており、ここから雄大なバッドランド渓谷を一望できます。
カルガリーからドラムヘラーに向かう道中も、素晴らしい景観が楽しめます。
キノコ状の奇岩が続く「フードゥーズ」や荒涼とした大地が続く「ホースシュー渓谷」など、バッドランド渓谷への旅は見どころ満載です。
住所 : Badkands,Drumheller, AB
マップ: Googleマップ
アクセス :
カルガリー市内からレンタカーで90分
※各種ツアーあり
公式URL: カナディアンバッドランド
首都オタワはオンタリオ州に属しますが、オンタリオ州の州都でも最大都市でもありません。
オンタリオ州の中心はトロントであり、オタワは州内の一都市にすぎない不思議な「首都」です。
オタワ川を挟んで隣接するケベック州のガティノーとは双子都市であり、この2都市でオタワ首都圏を形成しています。
トロント、モントリオール、バンクーバーに次ぐ4番目に大きな都市ですが、大都会という印象はありません。
こじんまりとしていますが、カナダ建国の歴史や文化が詰まった美しい街です。
オタワがカナダの首都であることを、最も象徴している建物が国会議事堂です。
ネオ・ゴシック様式の貫禄ある建物は、イギリス統治時代の1857年に建設されました。
1916年に一部が火事で焼失しましたが、再建されて今も現役で使用されています。
中央に聳える高さ92mの「ピースタワー」は、オタワで最も高い展望台となっており、ここからオタワの街の眺望を楽しめます。
建物内の無料見学ツアーも催行されており、観光客でも内部を見ることが可能です。
住所 : 111 Wellington Street, Ottawa
マップ: Googleマップ
電話番号 : +1-866-599-4999
注意点 : 2019年から10年間は大規模修繕のため、内部入館不可
公式URL: カナダ国会議事堂
オタワとオンタリオ湖畔にあるキングストン市を結ぶ、全長202kmにも渡る長い運河です。
1832年、イギリスが物流輸送ルートを確保するために、セントローレンス川を迂回する形で建造しました。
元々の目的はアメリカ合衆国の軍事的脅威に対抗するためでしたが、軍事的用途で使われたことは一度もなく、現在も平和に利用されています。
2007年にはユネスコの世界遺産に指定されています。
リドー運河はオタワ市民の憩いの場としても人気があります。
夏場はカヌーやボート、沿道のサイクリングなど、アクティビティが盛んに行われています。
特に冬の時期には運河の水が凍りつき、巨大なアイス・スケートリンクに変貌します。
屋外最長のアイス・スケートリンクとして、ギネスブックにも登録されています。
アクセス : 国会議事堂から徒歩5分
料金 :アイススケートは無料で開放
オタワ市民の台所であるバイワード・マーケットは、とても歴史のある市場です。
オタワがまだ「バイタウン」とよばれていた頃の1826年に開設されたと言われています。
地元の人が利用する市場であり、新鮮な野菜、果物、花卉、お菓子などのほか、雑貨店やアートギャラリーも軒を連ねています。
日本では目にすることのない珍しい果物なども販売されていて、見て回るだけでも楽しい気分になります。
現地の雰囲気を味わいたいときには、ぜひおすすめしたいスポットです。
住所 : 55 Byward Market Square, Ottawa
マップ: Googleマップ
アクセス : 国会議事堂から徒歩約20分
公式URL : バイワードマーケット
カナダを代表する景勝地・カナディアン・ロッキーは、バンフ、ヨーホー、ジャスパー、クートニーの4つの国立公園と3つの州立公園から構成されています。
3,000mを越える山々、宝石のように輝く湖水群、ダイナミックな氷河は、まさに絶景スポットの宝庫です。
今もなお手つかずの大自然が残り、1984年には「カナディアン・ロッキー山脈自然公園群」としてユネスコ世界遺産に指定されました。
現在では年間500万人以上の観光客が訪れる人気観光地です。
カナディアン・ロッキー観光の拠点となるのが、標高1,384mに位置する町・バンフです。
周辺はバンフ国立公園に指定されており、カナディアン・ロッキーの見どころが凝縮しています。
日本からのアクセスは空路カルガリーまで赴き、空港や市内からバスを利用する方法が一般的です。
カナディアン・ロッキーには、氷河の雪解け水が流れ込んでできた美しい湖がたくさんあります。
中でもバンフ国立公園内にある「レイク・ルイーズ」は、その湖水の美しさから「宝石湖」と言われています。
氷河から解け出た水に含まれる岩粉により、湖は独特なエメラルド色に輝いて見えます。
しかも見る時間帯や天候、見る場所によって、さらに湖水の色が変わってくるとも言われます。
周囲にある氷河や山々を背景とした湖の美しさは、まるで絵葉書を見ているようです。
レイク・ルイーズは水面の標高1,536mで、この湖から命名されたレイク・ルイーズ村にあります。
その名前は、ビクトリア女王の娘でカナダ総督ジョン・キャンベル夫人であった「ルイーズ・キャロライン・アルバータ」王女に由来しています。
ちなみに、アルバータ州の名前もこの人から付けられています。
住所 : Banff National Park,Alberta
マップ: Googleマップ
アクセス :
カルガリーから180km
観光案内所から車で約5分
コロンビア大氷原は、総面積325㎢にわたる巨大な氷河です。
レイク・ルイーズからバンフを結ぶ国道・「アイスフィールド・パークウェイ」上に、その大氷原が広がっています。
そんなダイナミックな大氷原の上を観光し、その迫力を間近に体験できるアトラクションが大人気です。
大氷原の一部であるアサバスカ氷河は、ここだけでも総面積6㎢、氷の厚さは何と350mもあります。
このアサバスカ氷河の上を、アイス・エクスプローラー(雪上車)に乗って観光します。
目的地に到着したら、直接氷河に触れてみるのも自由、氷河の水を飲んでみるのも自由です。
1万年以上前から存在する大氷原で、大自然の驚異を満喫してみるのも楽しいでしょう。
住所 : 国道93号線「アイスフィールド・パークウェイ」
マップ: Googleマップ
アクセス :
バンフから「グレイシャー・ディスカバリー・センター」まで2時間30分
アイス・エクスプローラーに乗換
料金 : 参加ツアーによって異なる
注意点 : 防寒対策必須・歩きやすい靴で
ロッキー山脈、コロンビア大氷原の絶景が360℃の大パノラマで満喫できる展望遊歩道です。
この遊歩道はとてもスリル満点なので、心臓の弱い人にはおすすめできません。
グレイシャー・ スカイウォークは、先ほどご紹介した「グレイシャー・ディスカバリー・センター」から北へ7kmほど離れた場所にあります。
全長約500mの案内通路「ディスカバリー・トレイル」と、その先に伸びた約30mの強化ガラス製の展望プラットフォーム「ディスカバリー・ヴィスタ 」で構成されています。
眼下は280m下の谷底で、この高さはパリのエッフェル塔よりも高いです。
何といっても一番の特色は、遊歩道が何とシースルーなこと。
下の谷底が丸見えのガラス床は、恐怖感で足がすくんでしまいます。
目の前の絶景を楽しめながら、ひと味違う空中散歩を楽しんでみましょう。
住所 : Jasper National Park,Alberta
マップ: Googleマップ
アクセス : 「グレイシャー・ディスカバリー・センター」よりバスで7-8分
営業時間 : 9:00-18:00(時期により変動あり)
料金 : 大人39カナダドル、子供(6-15歳)19.5カナダドル
公式URL: グレーシャースカイウォーク
プリンス・エドワード島は、カナダ東海岸のセント・ローレンス湾に浮かぶ島です。
愛媛県と同じくらいの面積があり、この島でひとつの州(プリンス・エドワード・アイランド州)を形成しています。
牧歌的な風景と四季折々に咲き誇る花が魅力的な島で、「世界一美しい島」とも形容されています。
プリンス・エドワードといえば、モンゴメリの小説・『赤毛のアン』抜きには語れません。
赤毛のアンの舞台でもあり、島内には作者モンゴメリやアンゆかりの建物が多数現存しています。
メルヘンの世界に迷い込んだかのような島には、日本人をはじめ多くの観光客が訪れます。
プリンス・エドワード島の北海岸にあるキャベンディッシュは、『赤毛のアン』の聖地です。
著者であるL・M・モンゴメリは、この地で誕生し、『赤毛のアン』を執筆しました。
モンゴメリの生家や墓地はキャベンディッシュにあり、特に生家は現在博物館になっていて、モンゴメリゆかりの品々が展示されています。
『赤毛のアン』の小説に登場する数々の舞台も、キャベンディッシュ観光には欠かせません。
アンが里子として暮らした家・緑の切妻屋根の家は、「グリーン・ゲイブルズ・ハウス」として展示されています。
家具や小物が置かれたキッチンやアンの部屋など、アンの家を忠実に再現しており、『赤毛のアン』愛読者にはたまらない場所です。
近くには物語に登場する「恋人の小径」や「お化けの森」、「ケンジントン駅舎」などもあって、『赤毛のアン』の世界にどっぷりと浸ることができます。
住所 : Cavendish, Prince Edward Island
マップ: Googleマップ
アクセス :
トロント~シャーロットタウンまで国内線で2時間
シャーロットタウンから車で30分
シャーロットタウンは、プリンスエドワードアイランド州の州都で、島の人口の半数以上が住んでいる街です。
19世紀中頃の雰囲気をとどめる建物が多く残り、レトロで美しい街並みは訪れる人を魅了します。
『赤毛のアン』では、アンが学生時代に通ったクイーン学院のある町として登場しています。
シャーロットタウンにある「アン・オブ・グリーン・ゲイブルズ・ストア」は、『赤毛のアン』グッズ専門店です。
こちらの建物も情緒ある赤レンガ造りが特徴・・・元々は雑貨店で、作者モンゴメリが学生時代に通った店でした。
店内にはアンの人形やイラスト入りの食器や小物など、物語をモチーフとした商品が所狭しと並んでおり、お土産を探すのに便利なお店です。
住所 : 110 Queen St., Charlottetown Pronce Edward Island
マップ: Googleマップ
アクセス : シャーロットタウン観光案内所から徒歩3分
電話番号 : 902-368-2663
営業時間 : 月-土曜日10:00-17:00 日曜日11:00-17:00
公式URL : Anne of Green Gables Store
プリンスエドワード島は、素朴な田園風景、咲き乱れる季節の花々、赤土の海岸線に恵まれた美しい島です。
時間があれば、サイクリングを楽しみながら絶景を満喫してみましょう。
プリンスエドワード島は1989年に島内すべての鉄道を廃止してしまいました。
その線路跡を利用して造られたハイキング/サイクリングコースが、コンフェデレーション・トレイルです。
整備されたコースは総延長357km。
都市部や海岸線、森林地帯や田園などを走り抜けながら、風光明媚な島の景観を楽しめます。
公式URL : Confederation Trail
カナダ東部・オンタリオ州の南に位置するナイアガラは、米国・ニューヨーク州と国境を接しています。
その中心都市・ナイアガラフォールズ一番の観光スポットといえば、世界三大瀑布のひとつ「ナイアガラの滝」です。
国境を跨がるその雄姿は、カナダ側と米国側で違った表情があり、国境を越えての見学も楽しめます。
また、近郊のナイアガラ・オン・ザ・レイクは、「ナイアガラの滝」の喧騒とはかけ離れた、落ち着いた佇まいの街です。
カナダのシンボル・メープル街道と併せてご紹介します。
ナイアガラの滝は1つの滝の名称ではなく、実は3つの滝から構成されています。
カナダ側の「カナダ滝(落差56m・幅675m)、米国側の「アメリカ滝(落差58m・幅330m)」、「ブライダルベール滝(落差55m・幅15m)」です。
それぞれ違った景観が楽しめることに、ナイアガラの滝観光の醍醐味があります。
カナダ側からの景観は、さすがアメリカ滝の2倍近い滝幅があるだけに迫力満点です。
カナダ側の観光拠点は国境の街・ナイアガラ・フォールズで、滝を楽しむためのアトラクションが充実しています。
滝を真横から鑑賞できる「テーブル・ロック(Table Rock)」、滝を一望できる展望台「スカイロン・タワー(Skylon Tower )」など、色々な角度から楽しめます。
滝をもっと身近に感じてみたいのなら遊覧船「霧の乙女号(Maid of the Mists)」がおすすめ。
滝の水しぶきを浴びるなど五感で体験ができます。
隣接する遊園地「クリフトン・ヒル」にある観覧車・ナイアガラ スカイ ホイールに乗って見学してみるのも楽しいでしょう。
国境を越えて米国側から滝を見学してみるのも、ナイアガラ観光の楽しみのひとつ。
レインボーブリッジは、カナダと米国の国境に架かる全長290mの橋。
24時間通行可能で、徒歩でも、自転車や車でも両国から渡ることが可能です。
この橋から、アメリカ滝とカナダ滝を一度に鑑賞できます。
有効なパスポート持参で入国税、通行料を払えば、簡単に米国に入国できるので、米国側からの滝観光も楽しんでみてください。
住所 : Niagara Falls, Ontario
マップ: Googleマップ
アクセス : トロント空港からシャトルバスを利用して90分
賑やかなナイアガラの滝から車で25分位走ると、静かなオンタリオ湖の湖畔に到着します。
この湖畔に佇む「ナイアガラ・オン・ザ・レイク」は、古きイギリスの街並みがそのまま残る町です。
人口が14,000人ほどの小さな町ですが、1996年には「カナダで最も美しい町」に指定され、世界中から観光客が訪れます。
この街は1792年から5年間、イギリス統治下のアッパーカナダの首都でした。
その当時の面影を残す石造りの建物が多く残り、まるでタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。
町のシンボルとなっている時計塔や、1864年に建てられた由緒あるホテル「プリンス・オブ・ウェールズ・ホテル」は必見です。
周囲にはぶどう畑が広がり、カナダのワインの8割以上がこの地で生産されています。
名産のアイスワインのほか、雑貨や紅茶、個性的な英国ブッティクのショッピングも満喫できるキュートな町です。
住所 : Niagara-on-the-Lake,Ontario
マップ: Googleマップ
アクセス : ナイアガラの滝から車で25分
カナダのシンボルといえば、国旗のデザインにもなっている「メープル(サトウカエデ)」です。
メープルは紅葉する樹木であり、秋口には鮮やかな紅葉に変化します。
メープル街道は、ナイアガラからケベック・シティへと続く全長800kmの観光ルートです。
この街道沿いにはメープルをはじめ、アカカエデ、ポプラ、オークなどの落葉樹が多く植樹され、シーズンには紅葉・黄葉を楽しめます。
広大な範囲のメープル街道なので、見頃は場所によって異なってきますが、9月下旬から10月中旬が大まかなピークと言えます。
標高が高いモントリオール郊外の名所・ローレンシャン高原からはじまり、ナイアガラは10月中旬に入ってからシーズンを迎えます。
紅葉に包まれたナイアガラの滝観光も思い出となることでしょう。
住所 : ナイアガラ~ケベック・シティ間800km
マップ: Googleマップ
紅葉の見頃: 場所によって異なる(9月下旬-10月中旬)
日本ではほぼ見ることのできないオーロラ、一度は本物を見てみたいものですね。
カナダの北極圏に近いイエローナイフ、およびホワイトホースは、高確率でオーロラに遭遇できる都市として知られています。
意外に日本からのアクセスも良好で、年々人気が高まりつつあります。
カナダのオーロラ鑑賞スポットとして、真っ先に名前が浮かぶのがノースウェスト準州の州都・イエローナイフです。
イエローナイフのあるノースウェスト準州は、北極圏に近く、オーロラ多発地帯である「オーロラベルト」のど真ん中に位置しています。
イエローナイフに出現するオーロラは質が高く、季節によって色も形も違うことが特徴です。
特に湖面に映る「ダブルオーロラ」は、湖水が凍結する前の8-9月のシーズンだけに見られる貴重なものです。
日本からイエローナイフまでは、バンクーバー経由で16時間ほどのフライトです。
日中は氷河の上でトレッキングを楽しんだり、犬ぞりを体験したりと、ここでしかできないアウトドアを満喫できます。
住所 : Yellowknife Northwest Territories
マップ: Googleマップ
アクセス : 東京〜イエローナイフ間はバンクーバー経由で16時間
イエローナイフと双璧をなすオーロラ鑑賞スポットとして、最近知名度が大幅にアップした「ホワイトホース」。
こちらはアラスカに近いユーコン準州の州都です。
オーロラベルトの南側に位置しているため、3日滞在すれば90%以上の確率でオーロラと遭遇することができると言われています。
イエローナイフと比較すれば確率が少し低いような気がしますが、日本からのアクセスはこちらの方が良好です。
また、世界遺産であるクルアニ国立公園が近くに存在するため、山岳景色とオーロラのダイナミックな風景が鑑賞できることも魅力的です。
ホワイトホースには温泉もあるため、冷え切った身体をリフレッシュできます。
日中は野生動物の宝庫・ユーコン野生動物保護区で、バイソンやトナカイ、オオヤマネコなどに出会えるかもしれません。
住所 : Whitehorse,Yukon Territory
マップ: Googleマップ
アクセス : 日本からはバンクーバー経由で15時間
カナダ全域からおすすめの観光スポットを紹介しましたが、カナダはあまりにも広い国です。
魅力的な観光地は、他にもまだまだたくさんあります。
本記事の観光スポットを中心に、カナダ観光や旅行をぜひ満喫してください。
最終更新日 : 2021/08/17
公開日 : 2019/08/26