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「昭和記念公園」は、昭和天皇御在位50年記念事業の一環として作られた国営公園です。
日本の都市公園100選にも選ばれている昭和記念公園では、およそ約180haという広大な敷地を活用して、幅広い年代の方が楽しめるスポットが数多く完備されています。
また、園内はバリアフリーが随所に施されており、車椅子の方でも安心して散策することができます。
その他、昭和記念公園では1年を通じてイルミネーションや花火大会など様々なイベントが開催されています。
イベント開催時には関東周辺の方のみならず、わざわざ遠方からいらっしゃるという方も少なくないそうです。
「昭和記念公園」は、四季折々の自然を感じることができる国営公園です。
ここからは、昭和記念公園の営業時間や休館日、チケット情報などの気になる情報をご紹介します。
昭和記念公園の営業時間は、時期により異なります。
園内はとても広いので、時間に余裕を持って散策してください。
※プールが営業している期間は、8月の第3日曜までは19時閉園時間18時半となるためご注意ください。
また、昭和記念公園の休館日は以下の通りです。
この他にも臨時的に休館日となることもあるので、昭和記念公園に向かわれる前に 公式ホームページ を確認しておくと安心です。
昭和記念公園には各入口にチケットカウンターが設けられており、そちらでチケットを購入することができます。
筆者はこちらの自動チケットカウンターで購入しましたが、割引券を提示できる有人カウンターも設置されていました。
昭和記念公園では、シーズン毎に様々なチケットが販売されています。
ここでは、代表的なチケットの種類をご紹介します。
【入園料】
【年間パスポート】
年間パスポートを購入すれば、昭和記念公園だけでなく、日本全国にあるほぼ全ての国営公園に無料で入場することができます。
何度でも無料で入場することができるので、1年の間で10回以上昭和記念公園に行く方は年間パスポートがおすすめです。
【昭和天皇記念館とのセット券】
【2日間通し券】
通常(2日間)
2日間通し券(一般)
昭和記念公園は国営の公園であるため、1年に5回程度無料で入園できる日が設けられています。
なお、無料になるのは入園料のみで、駐車場は料金が発生します。
全ての料金が無料になる訳ではないので注意してください。
住所 :東京都立川市緑町3173
マップ: Googleマップ
電話番号 :042-528-1751
定休日 :年末年始(12/31・1/1)/ 2月の第4月曜日とその翌日
営業時間 :【3/1~10/31】9:30~17:00【11/1~2/末日】9:30~16:30【4/1~9/30の土・日・祝】9:30~18:00※営業時間は変更されることがあります。
公式URL : 昭和記念公園
昭和記念公園は、車でも電車でもアクセスしやすいスポットです。
中央自動車道国立府中ICより車で10分、電車は5駅からアクセスすることができます。
ぜひ、ご自宅から利用しやすい交通手段で昭和記念公園へ向かってください。
昭和記念公園には、立川口、西立川口、砂川口の3ヶ所に駐車場が完備されています。
全て合わせて2500台以上の駐車スペースがあるため、イベント開催時でなければ土日でも比較的スムーズに駐車することができます。
※年間パスポートを提示すると、普通車が730円、原付・自動二輪車が210円に割り引かれます。
なお、イベントが開催時や紅葉の時期になると、一部の駐車場が満車になることがあります。
昭和記念公園の公式ホームページ では、各駐車場の混雑状況を確認することができますので、こちらのサイトを活用して効率良く車を駐車場所を見つけ出してください。
昭和記念公園は、JR中央線「立川駅」、JR青梅線「西立川駅」、JR青梅線「東中神駅」、西武拝島線「武蔵砂川駅」、多摩都市モノレール「立川北駅」からアクセスすることができます。
それぞれの駅からは、下記の入口からスムーズに入場することが可能です。
ここからは、毎年昭和記念公園でピクニックをする筆者が本当におすすめできる見どころをご紹介します。
昭和記念公園はとても広いので、散策する際は各入り口に設置してあるパンフレットを活用してください。
広大な敷地がある昭和記念公園では、自転車がとても便利です。
昭和記念公園には全長14kmのサイクリングコースがあり、随所に駐輪場が完備されているので、自転車で快適に目的地までアクセスすることができます。
自転車は立川口、西立川口、砂川口にあるサイクリングセンターで貸し出されています。
レンタル形式は3時間タイプと1日タイプがあるので、お好みの時間を選択することができます。
また、レンタサイクルでレンタルできるのは、一般的な自転車だけではありません。
2人乗り自転車やも用意されているので、カップルやご家族で一緒にサイクリングを楽しむこともできますよ。
散策にとても便利なレンタサイクルですが、土日や長期休暇のシーズンになると貸し出しが終了してしまっていることも...。
イベントが開催されている時期にはオープン時前に行列ができることもあるので、時間に余裕を持って行くことをおすすめします。
行く時間を気にせずに自転車を使用したいという方の中には、折りたたみ自転車を持ち込まれている方も多いようです。
こちらは、昭和記念公園内を周遊している「パークトレイン」。
基本的に5台のトレインが園内を走っており、園内随所に設置されているパークトレイン乗り場から乗車することができます。
車椅子の方でも車椅子から降りることなく乗車することができますので、お気軽に利用してみてください。
もちろん、ベビーカーを持参されている方でも乗車可能です。
昭和記念公園の公式ホームページには、パークトレインの運行予定表が掲載されています。
パークトレインを効率良く利用して、快適に昭和記念公園の散策を楽しみましょう。
【通常料金】
【1日フリーパス】
こちらは、戦後日本で作られた最大規模の日本庭園。
およそ6haという広大な土地を使用している日本庭園では、隅々まで手入れが行き届いた庭園をはじめ日本の伝統的な家屋が立ち並んでいます。
日本庭園の中心には大きな池が作られ、どこからでも池を鑑賞できるような造りになっています。
”人々がコミュニケーションを深める語らいの場”として作られた日本庭園には、随所に休憩スペースが設けられており、ゆったりとしたひと時を堪能できるようにデザインされています。
また、日本庭園の一番奥のエリアには、「盆栽苑」という日本で初めてできた国営盆栽展示施設があります。
盆栽苑では、盆栽の楽しみ方や制作過程までもが詳しく紹介されているので、盆栽に親しみのない方でも十分楽しめるスポットです。
展示されている61鉢の盆栽の中には樹齢200年を超えるものもあり、その美しさはまさに国宝級。
季節ごとに展示されている盆栽は変化していくそうですので、一度見たことがあるという方でも新たな発見があるかもしれません。
こちらは、日本庭園内の中でも南の門側にある「歓楓亭」。
歓楓亭では、一服610円で生菓子とお抹茶を提供するサービスが行われています。
土日は多少混雑しますが、10分ほど待てばスムーズに席へ案内してもらうことができます。
お抹茶や生菓子が素晴らしいのはもちろん、そこから見える景色はまた素晴らしいものとなっていますので、日本庭園を散策する機会がありしたら参加してみてください。
「みんなの原っぱ」は、昭和記念公園の中心エリアにあるスポット。
東京ドーム2つ分という広大な敷地では、ピクニックやボール遊びなどをしている方が多くいらっしゃいました。
みんなの原っぱの中心には、昭和記念公園のシンボルツリーである大きな欅の木が植えられており、原っぱで思い思いに楽しむ人々を見守ってくれています。
広大な土地があるので、土日でも他の団体を気にすることなく遊ぶことができますよ。
なお、みんなの原っぱの東西には花畑が設けられており、四季折々の花を咲かせています。
春には菜の花、秋にはコスモスを観察できますよ。
「水鳥の池」は、西立川口からほど近い場所にあります。
およそ5haある広大な池では、手漕ぎボートや足漕ぎボートに乗車することができるので、カップルやご家族でゆっくりとした時間を過ごすことができます。
ボートは、レインボープール側のボートハウスにて借りることができます。
貸出は営業時間終了の30分前までになっておりますので、時間には余裕を持って利用してください。
※5分以上時間が超過をした場合、超過30分毎に300円かかります。
筆者がこちらの写真を撮影したのは、日が暮れるちょうど30分ほど前。
この時間になると、夕日が水面に反射して幻想的な光景が広がります。
もちろん、日中も綺麗ですが時間ごとにまた違った表情を見せてくれますので、ぜひ行きと帰りに鑑賞してみてください。
「こどもの森」は、玉川上水口から徒歩10分程度の場所にあります。
こどもの森には10個ほどの子供が心から楽しめる施設が完備されているため、1日たっぷりと身体を動かして遊び尽くすことができます。
こちらの写真は、ふわふわとした巨大なトランポリンである「雲の海」。
雲の海は<幼児>、<小学生用>、<中学生用>と年齢別に分けられているため、小さなお子様でも安心して遊ぶことができます。
また、雲の海は中学生以下の方しか利用することができません。
他にも飲食禁止など様々な決まりがありますので、まずしっかりと注意点を読んでから遊びましょう。
「こもれびの丘」は、昭和記念公園の北側に位置しているスポットです。
森の中に自然の遊歩道が整備されているため、ほぼ手付かずの自然を間近で観察することができます。
こちらのスポット周辺は人も少ないので、静かな自然を自分のペースで楽しむことができますよ。
また、こもれびの丘周辺には、他にも「こもれびの里」や「花の丘」があり、豊かな自然や日本古来の風景が広がっていることから、外国人観光客の方から絶大な人気を誇っています。
土日には、ボランティアの方によるガイドツアーが開催されることがあります。
ただ歩くだけでは知ることのできない自然の秘密や見頃の植物などを観察することができますので、気になる方はぜひ参加してみてください。
こちらは、立川口から入ってすぐの場所にある「カナールイチョウ並木」。
およそ100本のイチョウが植えられており、紅葉の季節になると多くの人が訪れます。
また、毎年11月の「黄葉紅葉まつり」が開催される時期には、夜間のライトアップが実施されます。
夜間のライトアップを見学するには別途料金がかかりますが、なかなか見ることのできないイチョウのライトアップを鑑賞することができます。
黄金に光り輝くイチョウは一見の価値がありです。
さらに、冬にはこちらのイチョウ並木がイルミネーションで彩られますのでお楽しみに。
東京ドームおよそ39個分という広大な昭和記念公園ですが、園内には30以上のトイレや多目的トイレが完備されているため、安心して園内を散策することができます。
「どうせ公園のトイレなんだから、汚いんでしょ?」と思われるかもしれませんが、昭和記念公園のトイレはとても綺麗だと評判が高いです。
また、昭和記念公園に設置されているほぼ全てのトイレにはベビーシートやベビーチェアが完備されているので、急に必要となった場合でも慌ててしまうことはありません。
いつでもオムツ替えができれば、安心して昭和記念公園を満喫することができますよね。
昭和記念公園周辺のおすすめ観光スポットを紹介します。
ぜひ昭和記念公園と合わせて立ち寄ってみてください。
こちらは、“南極、北極の今”を紹介している広報展示施設。
2010年7月に開館した南極・北極科学館では、実際に使用されたアイテムが数多く展示されています。
実際に北極や南極で観測隊が使用している防寒着を試着する体験ができるエリアや、隕石に触ることのできるエリアも完備されています。
ただ見て学ぶだけでなく触れて感じることができるので、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
住所 :東京都立川市緑町10-3
マップ: Googleマップ
電話番号 :042-512-0910
定休日 :日曜日、月曜日、祝日、年末年始、その他特別休館有り
営業時間 :10:00〜17:00(最終入館16:30)
料金 :入館料は無料
公式URL : 国立極地研究所 南極・北極科学館
こちらは、歴史好きの方にぜひおすすめしたい「立川市歴史民俗資料館」。
立川市に関連する様々な資料が展示されている施設で、原始から現代にかけての立川の歴史を学ぶことができます。
スペースはそこまで広い訳ではないですが、貴重な資料が数多く展示されており見どころはたっぷりです。
住所 :東京都立川市富士見町3-12-34
マップ: Googleマップ
電話番号 :042-525-0860
定休日 :月曜日(祝日・振替休業日の場合は、翌日)・年末年始
営業時間 :9:00〜16:30
公式URL : 立川市歴史民俗資料館
広大な敷地を有する昭和記念公園には、魅力溢れる様々な施設が完備されています。
次の休みには昭和記念公園で、身も心もリラックスさせてみてはいかがでしょうか。
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最終更新日 : 2022/06/07
公開日 : 2019/11/22