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思い浮かべるイメージは、辛いものが中心となるキムチや鍋料理、そして焼肉と言ったところでしょうか。
もちろん、それもご紹介しますが、辛いものが苦手な方にも楽しめる美味しい料理はたくさんあります。
ここでは、厳選したとっておきのグルメスポットをご紹介します。
韓国では家庭でもお店でも、料理と一緒に小鉢、小皿の付け合わせが、予想外にたくさん出てきます。
お料理は、お客さんが残すくらいふるまうのが一般的であり、韓国の国民性と言えます。
でも、日本人は残さず食べなさい!という考え方が一般的かもしれません。
「郷に入れば郷に従え」とういうように、無理せず全部食べようとしないで遠慮なく残しましょう。
そして、これは良く知られていることですが、韓国では食器を持って食べるのは礼儀正しくないとされています。
いわゆる「ドッグイート」です。
食器は置いたまま、スプーンでご飯を食べます。
ご飯と汁物を食べるときはスプーンを使い、箸を使うのはおかずを食べるときだけです。
箸を使って汁を飲んだり、ご飯を食べるのは失礼になります。
韓流ドラマがお好きな方は、観ていると良くわかりますよね。
そんな韓国の食事マナーも十分に楽しんで、韓国を満喫してください。
ソウル観光の目玉はやっぱりグルメ。
ここでは韓国らしい激辛料理から、辛いものが苦手な方でも安心な優しい味わいの料理まで、ソウルで味わいたいグルメを網羅しました。
また、料理ごとに人気のレストランや食堂も取り上げています。
韓国旅行に行く前にどの料理を食べたいか、どのお店に行くか事前にリサーチしておくとスムーズですよ。
「タッカンマリ」は「鶏一羽」という意味。
この鶏一匹を丸ごと煮込んだ鶏の水炊きで、元々は山村の郷土料理です。
これを唐辛子、にんにくなどを混ぜたタレで食べます。
鍋のスープには鶏がら出汁が使われ、シンプルですが奥深い味が引き出されています。
タレで辛くすることもできますが、辛さはないので、辛いものが苦手な方にもおすすめです。
具を食べ終わったらお店の人に声をかけ、カルグッス(平打ち麺)やポックムパッ(炒めご飯)を入れてシメを楽しみましょう。
東大門(トンデムン)にある「タッカンマリ通り」:トンデムンタッカンマリコルモッ(동대문닭한마리골목)は専門店が並んでいるのでおすすめです。
タッカンマリ通りにあるこのお店、看板には「元祖ウォンハルメ・ソムンナン・タッカンマリ」と書かれていますが、直訳すると、ウォンハルメ=ウォンおばあさん、ソムンナン=噂の、タッカンマリ=鶏一匹となります。
ウォンおばあさんは現在の店主の母親にあたる人で、1977年頃にこの店を開きました。
山村の郷土料理であるタッカンマリを江原道(カンウォンド)の山村出身だったウォンばあさんがこの地に開いたのです。
メニュー例)鶏の水炊き(タッカンマリ)Aセット:約2人分で25,000ウォン(約2,500円)
住所 : ソウル特別市鍾路区鍾路5街282-21(서울특별시 종로구 종로5가 282-21)
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄1号線鍾路5街(チョンノオーガ、Jongno5(o)-ga)駅 5番出口 徒歩5分/地下鉄4号線東大門(トンデムン、Dongdaemun)駅 9番出口 徒歩5分
電話番号 : 02-2279-2078
休業日 : 旧正月・秋夕(チュソク)の前日と当日
営業時間 : 9:00-24:00
日本語 : 不可(一部メニューに日本語あり)
ポッサムは茹でた豚肉(三枚肉や赤身)を青唐辛子やにんにく、甘口の特製キムチ、コチュジャンなどと一緒に白菜に包んで食べる料理です。
肉はとっても柔らかく、ボリューム満点で、お肌にも良いことから女性に人気なんです。
ランチの定食メニューとしても良し、居酒屋で焼酎やマッコリのおつまみとしても好まれています。
40年の伝統を守り続ける全国展開のフランチャイズ店です。
ソウルを中心に大々的にチェーン展開し、どの街にいってもおばあさんと黄色いトレードマークの看板を目にするほどのポッサム専門店です。
お肉はもちろん美味しいのですが、ここのオリジナルキムチの味は最高です。
店頭に出すその日に漬けるからとっても新鮮で、日本人でも気軽に食べることのできるキムチです。
メニュー例)ポッサム盛り合わせ(モドゥムポッサム):2人分で38,000ウォン(約3,800円)
そして、焼酎(チャミスル)を飲むなら、このフルーツチャミスルをおすすめします。
ソウルで流行りの焼酎で、これを買うために並ぶ人たちも多いほどのトレンド焼酎です。
実は韓国では、日本のようにお酒の種類はあまり多くありません。
よく韓流ドラマで見かける緑の小瓶の焼酎(Jinro:チャミスル)、マッコリ、ビールが多く、割ものはほとんどありません。
そんなお国柄もあり、大人気だそうです。
住所 : ソウル市鍾路区(チョンノグ)鍾路5街89‐1(서울시 종로구 종로5가 89-1)
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄1号線チョンノオーガ(鍾路5街・Jongro 5-ga・129)駅1番出口を出るとすぐ右側に路地があり、その道を入ると左側に見えます。「トゥサンアートセンター」の並びです。
電話番号 : 02-743-4451
休業日 : 年中無休
営業時間 : 11:00-深夜3:00
日本語 : 不可(日本語メニューあり)
日本でもお馴染みの韓国式冷麺(ネンミョン)。
焼肉を食べた後のシメに、あるいは夏の食欲のない時にはこの冷たい冷麺は格別です。
そのさっぱり感は、お腹をすっきりとさせ、気分を爽快にしてくれます。
韓国式冷麺(ネンミョン)は、そば粉やでん粉などで作られる冷たい麺料理です。
現在の北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)にあたる朝鮮半島北部の平壌(ピョンヤン)と咸興(ハムン)が発祥の地とされています。
地域性と風土の違いから材料や作り方が異なり、一つは平壌地方の郷土料理として知られる水冷麺の「平壌冷麺(ピョンヤンネンミョン)」、もう一つが咸鏡道の郷土料理として知られるビビン冷麺(辛口混ぜ冷麺)の「咸興冷麺(ハムフンネンミョン)」です。
また、日本でもっともポピュラーな韓国式冷麺といえば、さっぱりスープで食べる「ムルレンミョン(水冷麺)」ですが、韓国ではビビンネンミョン(混ぜ冷麺)、フェネンミョン(刺身冷麺)、チッネンミョン(葛冷麺)、ノクチャネンミョン(緑茶冷麺)など、麺や味付けの違う冷麺がたくさんあります。
1950年に勃発した朝鮮戦争によって、南に移住した北朝鮮出身者らを通じて本格的に普及したといわれています。
最近は夏の食べ物として知られるようになりましたが、もともとは寒い冬の日の食べ物だったそうです。
冬の寒日の夕食に暖か〜いオンドル(床暖房)の部屋に集まって、歯がジーンと痛くなるほど冷たいトンチミ(水キムチ)に麺を入れて食べたのがネンミョンの由来と言われています。
ソウル随一の観光地・明洞(ミョンドン)にある3代で冷麺一筋の店を守り続けてきた「明洞咸興麺屋(ミョンドンハムンミョノッ)」。
北朝鮮・咸興(ハムン)出身の初代オーナーが、故郷を思いながら開業した冷麺専門店です。
お店は、明洞のストリートから少し外れているにもかかわらず、夏になると行列ができるほど。
韓国のメディアはもちろん、日本の雑誌やテレビ番組でも紹介されている有名店です。
メニュー例)水冷麺、ビビン冷麺(辛口混ぜ冷麺)、フェ冷麺(エイの刺身入り冷麺):各9,000ウォン(約900円)
冷麺を食べる際には、麺をハサミで一口サイズに切ることを忘れないでくださいね。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄4号線明洞(ミョンドン、Myeong-dong)駅 8番出口 徒歩5分
電話番号 : 02-776-8430
休業日 : 1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の当日のみ
営業時間 : 9:30~22:00(L.O.21:45)
日本語 : 簡単な会話程度可、その他外国語 : 英語、中国語
「マンドゥ」は漢字で書くと饅頭(まんじゅう)ですが、韓国では餃子のこと。
焼き餃子(クンマンドゥ)もありますが、マンドゥというと蒸し餃子を指すことが多く形は丸い帽子型や耳型をしています。
タネは豚ひき肉に豆腐や野菜を加えて練ったもので、あっさりとした味わいで世代を問わず人気の料理です。
また、マンドゥの種類には、キムチが入らないコギマンドゥ(コギは肉の意味)と、キムチ入りでピリ辛のキムチマンドゥのほか、水餃子(ムルマンドゥ)や大ぶりのワンマンドゥなどがあります。
これらマンドゥは軽食店で食べられるほか、冷麺店でもサイドメニューとして大人気です。
中国から伝わってきたとされるマンドゥですが、その始まりは三国時代、蜀漢(221~263)に遡ります。
当時の政治家であった諸葛亮(孔明)が南蛮を征伐して国に戻ってくる際、ひどい波風に遭い、人の頭を49個の水の神に捧げなければならなくなったそうです。
人を殺すことはできないとして諸葛亮が小麦粉で人の頭の形を作って捧げたところ、波風が収まったという話があり、それがマンドゥの始まりだそうです。
以前は今のような常用食ではなく、冬や年頭に食べる季節料理でした。
冷麺の項目で紹介した「明洞咸興麺屋(ミョンドンハムンミョノッ:명동함흥면옥)」がおすすめです。
メニュー例)手作りマンドゥ:各8,000ウォン(約800円)
ナッチはテナガダコ(낙지)、チュクミはイイダコ(쭈꾸미)のこと。
なぜこの2つが注目されるかというと、韓国ではタコ料理は激辛料理として知られ、その代表格がテナガダコとイイダコなのです。
ナッチ・チュクミの切り身を唐辛子とコチュジャン(唐辛子味噌)などの辛いタレを混ぜ合わせて炒めた料理が有名で、辛くてもついつい箸が進んでしまい、お酒のつまみにもぴったりです。
真っ赤な色になったお皿や鍋が運ばれてくるとちょっと驚いてしまうかもしれません。
全国各地で辛いもの好きが集まるグルメとして知られています。
飲食店が多い学生の街「新村」で一番人気の「新村アルサムチュックミ」の本店です。
韓国では日本とは違い、並んでまで食事したいという人は少ないのですが、このお店は夜の時間帯でも行列が絶えません。
やはり、このアルサムで包んで食べるのが、何とも言えない美味しさです。
韓国で鉄板物のシメと言えばチャーハン。
ここのお店に行ったら必ず注文する逸品です!
店員さんが手早く炒めてくれます。
メニュー例)新村チュックミ(イイダコ):10,000ウォン(約1,000円)
住所 : 서울시 마포구 노고산동 31-8 1층
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄2号線シンチョン(新村・Sinchon・240)駅5番出口を出て一つ目の路地を右折します。最初の四つ角を右折すると、すぐ右側に見えます。徒歩約30秒。
電話番号 : 02-701-5996
休業日 : なし
営業時間 : 12:00~23:00
カムジャタン(감자탕)は一言でいうと「豚背肉煮込み鍋」です。
韓国語で「カムジャ」は「ジャガイモ」のことを指すので、カムジャタンを直訳するとジャガイモ鍋になります。
あれ?「豚背肉煮込み鍋」はどこに行ったのでしょう?
さて、カムジャタンは豚の骨の中でも、しっぽと背骨を長時間煮込んだスープをベースに、トウガラシ、ニンニク、トゥルケ(エゴマ)を入れたパンチの効いたお味。
そしてぶつ切りのジャガイモ(カムジャ)を入れて煮た鍋なんです。
スープの染み込んだ大きな骨についた肉は、豪快にかぶりつくのが現地式の食べ方です。
また、豚の骨付き肉に薄っすら付いたお肉をホジホジほじくりながら食べるのもよし。
食べている時は、きっとカニを食べるときのように静かになりますね。
食事としてもお酒のつまみとしても合いますし、小腹が空いた時にも最適なカルシウム満点のスタミナ料理です。
そして、残ったスープでインスタントラーメンを入れてシメるのも韓国ならではの習慣です。
さらに残ったスープでポックムパッ(炒めご飯)をするのもお約束です。
飲んだ翌日の酔い覚ましスープとしても活躍します。
地元の方によると、この料理が出来たのは今から約40年前。
まだ食べ物が不足している時代に、今でも畜産市場として有名な馬場洞(マジャンドン)から値段の安い豚の背骨肉を仕入れ、それにジャガイモを入れて煮たシンプルなスープ、これがカムジャタンのはじまりだと言われています。
夜中、朝まで賑やかなショッピングスポットの東大門市場ですが、実はソウルでも昔から有名なグルメ通りがいくつかあるんです。
先述した「タッカンマリ(鶏一羽)通り」に「焼き魚通り」、そしてもう1つ忘れてはならないのが、今から20年ほど前にできた「東大門カムジャタン通り」です。
場所は「東大門」のすぐ近く、カムジャタンの老舗が12軒ほど並ぶ地元で有名な通りです。
価格帯:6,000〜10,000ウォン(約600〜1,000円)
住所
: ソウル特別市恩平区鷹岩洞603-74付近 (서울특별시 은평구 응암동 603-74)
マップ : Googleマップ
アクセス :
鶏一匹を丸々使うこの「サムゲタン」は、鶏のお腹の中にもち米や高麗人参、ニンニク、ナツメ、栗などをつめて、長時間煮込んだタン(鍋)料理です。
たくさんある韓国料理の中でも特に栄養価が高い「補身(ボシン)料理」(スタミナ料理)として韓国人の間で長く親しまれて来た健康メニューであり、暑い夏には夏バテ防止効果があります。
この参鶏湯(サムゲタン)に使われる鶏は、主に生後数十日の若鶏を使い、頭と内臓を抜き、材料とともに煮込んだシンプルな調理法で、塩をお好みで調節します。
また、専門店では多様な韓方材料や、健康に良いとされる烏骨鶏(ウコッケイ)を使ったものなど、種類もたくさん楽しめます。
鶏は豚や牛に比べて値段も安く、コレステロール値の低い栄養満点の食材です。
サムゲタンに入っている高麗人参には心臓機能を強化する働きがあり、またニンニクには強壮剤の役目、そして栗とナツメは胃を保護し、貧血を予防する働きがあるそうです。
また、肌や骨に優れた効果があると言われていて、日常生活ではなかなか摂りにくいコラーゲンは、鶏肉を食べることによって補うことができるそうです。
さらに脳の活動を活発にするたんぱく質や、ストレスを減少させる必須アミノ酸も豊富に含まれ、暑い夏には暑気払いの滋養食として韓国では最も代表的なトレンド料理とされています。
「栄養センター」はソウルにたくさん支店を持つよく知られた有名店です。
おなじみの明洞本店をはじめ、ビジネスマンの街汝矣島(ヨイド)や「冬ソナ」の清涼里駅の前、そして、ここでご紹介する江南方面の狎鴎亭店などを含めて6店舗あります。
メニュー例)
参鶏湯(サムゲタン):13,500ウォン(約1,350円)
生高麗人参参鶏湯(サンサムサムゲタン):19,500ウォン(約1,950円)
住所 : ソウル市江南区新沙洞664-1(서울시 강남구 신사동 664-1)
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 02-516-4747
休業日 : 旧正月、秋夕 各1日
営業時間 : 11:00~23:00(入店は22:30までに)
日本語
: 不可(日本語メニューあり)
伝統家屋で食べる究極の参鶏湯。
韓国を代表する古宮のひとつ景福宮の近くにある「土俗村」。
TV・新聞・雑誌などに多く取り上げられた有名店です。
大統領やその他政治家、芸能人たちもお忍びで足を運ぶほどの有名店なので、ぜひ一度は行きたいですね。
ソウルでは誰もが知る参鶏湯の名店、「土俗村(トソッチョン)。
店内は韓国の伝統家屋、韓屋(ハノッ)を生かした趣のある造りになっています。
そして、土俗村に来たら、ぜひ烏骨鶏(ウコッケイ)参鶏湯をいただきましょう。
メニュー例)
参鶏湯(삼계탕:サムゲタン):16,000ウォン(約1,600円)
烏骨鶏(ウコッケイ)の参鶏湯(오골삼계탕:オゴルサムゲタン):23,000ウォン(約2,300円)
鶏の丸焼き(통닭:トンタッ):15,000ウォン(約1,500円)
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄3号線景福宮(キョンボックン、Gyeongbokgung)駅 2番出口 徒歩7分
電話番号 : 02-737-7444
休業日 : 年中無休
営業時間 : 10:00~22:00
日本語 : 簡単な会話程度可
日本でも韓国料理の定番として知られている「サムギョプサル」、これは豚のバラ肉のことです。
韓国語では、サム(3)、ギョプ(層)、サル(肉)の「3層の肉」または「三枚肉」という意味で、赤い肉の部分と白い脂身の部分とで3層になっていることからこう呼ばれています。
牛焼肉よりも豚焼肉が人気の韓国。
その中でもサムギョプサルは圧倒的な消費量があり、韓国で豚肉の約半分はサムギョプサルに使用されるほどなんです。
韓流ドラマや映画でも、サムギョプサルを囲みながらソジュ(焼酎)を飲むシーンを何度もご覧になったのではないでしょうか。
「飲み会はサムギョプサルにソジュ!」が基本なのです。
ちなみに、牛肉のサムギョプサルはウサムギョプと呼ばれ、また赤身と脂身が5層になっている肉をオギョプサルと言い、サムギョプサルよりも赤身・脂身が1層ずつ多いため、よりジューシーで濃厚な味わいが人気です。
サムギョプサルは、ステーキのような大きな肉で出されることが多いので、これを味付けしないまま食べやすいサイズに備付のハサミで切り、鉄板の上でキムチやニンニクなどと一緒に脂を落としながら焼きます。
表面に焦げ目がついて少しカリカリになったら食べ頃です。
塩入りのごま油につけて食べるのが一般的な食べ方ですが、サムジャン(味付け味噌)やネギ・ニンニクなどと一緒にサンチュにくるんで食べたりもします。
鉄板の上で焼いたキムチなどをサンチュに一緒に包んで食べると肉の脂っこさも飽和されて食が進みますね。
食べ終わった後は、鉄板の上で焼き飯(ポックムパッ)を作ってもらったり、冷麺(ネンミョン)でシメましょう。
済州島の豚肉を使用した本格的サムギョプサル専門店です。
明洞からも近く、南山の東側、薬水駅すぐのちょっとオシャレなお店です。
雰囲気も良く、静かで落ち着いているのでデートにも最適です。
メニュー例)サムギョプサル(삼겹살)150g:14,000ウォン(約1,400円)〜
住所 : ソウル特別市中区新堂洞369-48(서울특별시 중구 신당동 369-48)
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄3号線/6号線 薬水(ヤクス:333)駅 6番出口 徒歩1分
電話番号 : 02-2252-2052
日本でも「屋台」と聞くとお祭りやイベントのイメージがあり何となく特別な時のようにワクワクしますよね。
韓国や台湾では「屋台」は当たり前、日常の食生活の一部なんです。
大きく分けると「飲み屋屋台(ポジャンマチャ:포장마차)」と「おやつ屋台(ノジョム:노점)」に分かれます。
日が暮れ始めると街のあちこちの道端に現れる飲み屋屋台のことです。
ポジャンマチャ(布張馬車)と言われ、手押し車をビニールシートで覆いテーブルとイスを並べたもので、老若男女多くの人々が焼酎やマッコリを楽しみます。
韓流ドラマではやさぐれたシーンで何かとお馴染みの光景です。
ソウルで特に多いのは、鍾路(チョンノ)や東大門(トンデムン)といった昔ながらの繁華街です。
また、南大門市場(ナムデムンシジャン)も、夜になるとポジャンマチャが道を占領します。
主に昼間、ソウルの街角には軽食やおやつを販売する屋台がよく出ていますが基本は立ち食いかテイクアウトです。
ノジョム(露店)と言われリーズナブルで気軽に利用できるため、学生、会社員、中高年まで様々な人が立ち寄ります。
朝、出勤途中の定番「トストゥ(トースト)」おやつに「トッポッキ」、おでんや焼き鳥、フルーツ、饅頭など種類は様々です。
鉄板でパンを焼き上げその中に薄焼き玉子、ハム、チーズなどを挟んだホットサンドイッチです。
1,000ウォン(約100円)程度のリーズナブルな朝食で会社員に人気です。
キムは海苔、パッはご飯の意味で、いろんな具とご飯を海苔で巻いた韓国風海苔巻きです。
一口大に切られ食べやすいことから、遠足や登山で食べられる定番のお弁当メニューとして親しまれています。
また、移動中など時間のないときに食べるファーストフード的存在でもあります。
トッポッキは「トッ(餅)」と「ポッキ(炒め)」の意味で長い韓国餅を甘辛いコチュジャンタレで煮込んだものです。
タマネギ、ニンジン、長ネギなどの野菜が入り、具にはギョウザ、オデン(練り製品)、ゆで卵などを加えることもあります。
定番中の定番ですが、特に女性や子どもに人気で、学生たちが間食として食べている姿もよく見かけます。
豚の腸にタンミョン(韓国風春雨)や刻み野菜を入れて蒸したものです。
屋台では、ぶつ切りにしたスンデがレバーとともに出されます。
レバーが苦手な場合はスンデだけ注文もできます。
見た目と独特の味から苦手な人が多い一方、一度食べられるようになるとクセになる人も多いそうです。
一緒に出てくる塩に付けて食べるのが基本ですが、トッポッキのソースに付けて食べるのも美味しいです。
昔ながらの問屋市場と近代的な巨大ファッションビルが共存するファッションの街です。
【最寄駅】
地下鉄4号線東大門(トンデムン、Dongdaemun)駅
地下鉄2号線東大門歴史文化公園(トンデムンヨッサムナコンウォン、Dongdaemun History&Culture Park)駅
100年の伝統を持つ総合市場です。
【最寄駅】地下鉄1号線鍾路5街(チョンノオーガ、Jongno5(o)-ga)駅 8番出口 徒歩1分
ソウルで最も古い600年の歴史をもつ市場です。
【最寄駅】地下鉄4号線会賢(フェヒョン、Hoehyeon)駅 5番出口前
カルグッス(手打ち麺/칼국수)は、小麦粉を原料とする平麺を使った温かい麺料理です。
スープは辛くなく、アサリなど貝類を使ってあっさりした味わいになっていて、小さな子どもや辛い料理が苦手な方でも安心して食べられる韓国料理の一つです。
また、鍋料理のシメとしても定番なので、鍋に残ったスープにカルグッスを入れるのも良いですね。
韓国語で「カル」は包丁、「クッス」は麺を意味し、包丁で麺を切って作ることから名づけられたといわれていて、ちょうど台湾の刀削麺に似ています。
価格帯:4,000~6,000ウォン(約400〜600円)
韓流ドラマのとあるオフィス、昼食の出前シーンでよく観られるのがジャージャー麺ですよね。
慣れると、お昼にとっても恋しくなり食べたくなるんです。
ジャージャー麺(チャジャンミョン:자장면)は、韓国風中華料理の代表格ともいえる麺料理で、豚肉、タマネギなどをチュンジャンと呼ばれる黒味噌で炒め、水で溶いた片栗粉でとろみをつけたソースが麺いっぱいにかかっています。
少しクセのある甘辛味と、リーズナブルな価格が人気の理由なんです。
価格帯:2,500~6,000ウォン(約250〜600円)
プデチゲ(부대찌개)は、韓国でも特に若い層の人たちに人気のチゲ料理です。
ソーセージやスパムのようなランチョンミートなどをメインの具材とし、野菜やキムチと一緒に煮込んだ鍋なんです。
韓国の人たちはお店だけでなく、バーベキューやキャンプなどのアウトドア料理としても楽しんでいるそうですよ。
プデチゲが生まれたのは1960年ごろと、韓国料理の中では比較的新しい食べ物です。
発祥はソウル市郊外の議政府(ウィジョンブ)という地域で、1950年に始まった朝鮮戦争時代、この辺りには米軍基地が多く存在しました。
戦中、戦後の混乱期、食べ物がなかなか手に入らなかった韓国の人々の間に広まったのがこのプデチゲ。
米軍兵から分けてもらったランチョンミートやソーセージを使って議政府界隈の食堂で提供されるようになったところ人気を博し、ポピュラーな食べ物になっていきました。
「プデ」というのは韓国語で「部隊」を表す言葉なんだそうです。
韓国ではチゲのシメに欠かせない、インスタントラーメンである「サリ麺」という麺が投入されます。
他の鍋では具材を食べ終わった後にサリ麺を入れることが多いですが、プデチゲは具材と一緒に煮込むのが一般的。
立派な具材の一員というわけですね。
チーズもプデチゲによく入れられる食材のひとつ。
唐辛子のピリ辛スープにチーズのまろやかさとコクが絶妙にマッチします。
ソーセージやスパムのエキスを吸ったサリ麺にチーズがとろりと絡んで、旨味たっぷりなうえにボリューム満点。
相場も1人前8,000ウォン(800円)前後と、リーズナブルなのに具沢山でお腹が満腹になることも、若者に人気の秘密といえるでしょう。
プデチゲとサムギョプサルのみで勝負している「明洞プデチゲ」。
明洞の中では比較的リーズナブルな料金なので、観光客のみならず地元の人も多く訪れます。
日本語メニューもあるので、韓国語ができなくても注文が楽にできるのは嬉しいですね。
サリ麺の他にもマカロニが入っていたりなどします。
真っ赤なスープに具材の旨味が溶け出し、美味さ抜群ですよ。
メニュー例)プデチゲ : 8,000ウォン(800円)
住所 : ソウル特別市 中区 明洞1街 54-7 (서울특별시 중구 명동1가 54-7)
マップ : Googleマップ
電話番号 : 02-752-6800
定休日 : 日曜日
営業時間 : 10:00~22:00
ソルロンタン(설렁탕)は、漢字で書くと「雪濃湯」。
その名の通り、雪のように真っ白なスープが特徴です。
真っ白なスープは牛の骨や肉、内臓などをコトコトと煮込んで作られる、旨味が凝縮された濃厚なお味。
韓国では朝食や二日酔いの朝などによく食べられている料理です。
今から1000年以上も前の統一新羅時代(608〜918年)から食べられている、歴史ある韓国の伝統料理・ソルロンタン。
当時先農祭(ソンノンジェ)と呼ばれる豊作を祈願する祭のあと、官民と農民がともに食事をする際、大勢の人に行き渡るよう牛肉の鍋に米を入れて作ったのがソルロンタンのはじまりだと言われています。
日本植民地時代には先農祭が廃止されたことにより、食堂で出されるようになり大衆料理として広まっていきました。
ソルロンタンは、牛の膝、脚、膝裏の肉、胸肉、内臓などを大きな鍋で長時間じっくりと炊き上げて作られます。
内臓を煮込むと聞くと臭みがありそうに感じますが、まったく臭みもなく、牛の旨味だけが詰まったスープです。
あっさりとしていながら深いコクがあり、二日酔いの朝でも食べられますよ。
ソルロンタンの具材はシンプルに、牛肉とねぎのみであることが多いです。
ご飯や麺が入っている場合もありますが、ご飯がお茶碗にはいって出てくることも。
味つけはされていないことがほとんどで、卓上の塩や胡椒、ついてくるキムチなどで自分好みに味付けをしていただきます。
最初からご飯を投入してクッパ風にしても良し、途中までは汁だけ飲んで途中からご飯を入れても良し。
一度食べるとそのコクと旨味に病みつきになりますよ。
神仙ソルロンタンは、東大門、江南、明洞など韓国各地に店舗をチェーン展開するソルロンタン専門店。
1日じっくりと煮込んで作られるコクのあるとろみスープは、牛肉の旨味が凝縮されています。
辛い物に食べつかれた胃を優しく癒してくれますよ。
おひとり様でも家族連れ、カップルでも入れる使い勝手の良いお店です。
メニュー例)ソルロンタン(설렁탕): 8,000ウォン(800円)
住所 :
ソウル特別市 中区 明洞2街 2-2(서울특별시 중구 명동2가 2-2)
[道路名住所]マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 02-777-4531
定休日 : なし
営業時間 : 24時間
価格 : 8,000ウォン~
カンジャンケジャンとは、新鮮な生のワタリガニを醤油ダレに漬けこみ、熟成させた韓国料理です。
カンジャンセウパは、同じように生の海老を漬け込んだものを指します。
醤油ダレに漬けこまれた身はトロトロかつ濃厚で、内子(うちこ)はウニのような風味。
「ごはん泥棒」の異名を持つほど、ご飯にピッタリな料理です。
アグランコッケランは「アンコウとワタリガニと」という意味で、海鮮料理が人気のアットホームなところです。
夫婦で切り盛りしているこのお店、食材の質こだわって作っているため食材が新鮮で美味しい。
最寄り駅は「東大入口」ですが、「東大門」からも徒歩圏内なので、近くに行った際はぜひお立ち寄りください。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 02-2263-5554、02-2268-5554
定休日 : 年中無休 ※旧正月・秋夕(チュソク)は未定
営業時間 :
価格 : 3300ウォン~
韓定食(한정식、ハンジョンシッ)とは、 コース料理やおかずがたくさん出てくるご膳系料理、一般家庭料理や地方の郷土料理を合わせた複合料理のことです。
一言に韓定食と言っても、種類はさまざま。
日本人がイメージする定食とは違って、日頃韓国人が食べる定食は、主に祭日や誕生日、接待の場面などの特別な日に食べるご馳走料理を指します。
韓国の韓定食は、コース形式のメニューの他に、リーズナブルに味わえる韓定食もあります。
安く味わえる韓定食は、韓国の若者や観光客にも人気です。
全体的に韓定食はボリュームがあるので、お腹いっぱいになれますよ。
今の韓定食はかなり幅広く、はっきり区分できない場合もあります。
料理の種類や値段、お店の雰囲気などにより、 韓定食は大きく以下の4種類に分けられます。
ソウル市内に韓定食を提供している店はたくさんあるので、本場韓国の味を堪能してみてください。
「ムンスギミナリ食堂弘大本店」は、弘大で2015年創業した人気の韓国料理を味わえるお店です。
人気メニューをワンプレートで提供する定食スタイルが話題になり、弘大で韓国料理を食べたい国内外の観光客から絶大な支持を集めています。
筆者もソウル滞在中に行きましたが、リーズナブルな金額でお腹いっぱい食べられました。
定食メニューはメインメニューが選択でき、 全メニュー共通でご飯とチゲ、日替わりのおかず、サンチュが付いてきます。
一人でも気軽に入ることができますし、家族や友達などの複数人で来て、違うメニューをシェアしながら食べるのも良いでしょう。
住所 : ソウル特別市 麻浦区 西橋洞 366-14
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 02-322-2827
定休日 : 旧正月、秋夕(チュソク)の連休
営業時間 : 11:30~翌1:00(ブレイクタイム15:00~16:00、ラストオーダー24:00)
公式URL : ムンスギミナリ食堂弘大本店
ここからはソウル旅行で外せない定番スポットを確認していきます。
意外と行ったことのないところや見落としているスポットがあるかもしれませんので、ぜひチェックしてみてください。
光化門広場は明洞(ミョンドン)のすぐ隣、市庁同様、省庁や新聞社が集まるソウルの中心部です。
近くには景福宮(キョンボックン)や徳寿宮(トクスグン)など韓国旅行では必須の古宮があり、ソウル広場、清渓川(チョンゲチョン)、光化門(クァンファムン)広場などのソウル市民の憩いの場も近く、イベントも多いため、行政だけでなく観光や文化の中心としてソウルを象徴するエリアとなっています。
この光化門広場は、景福宮(キョンボックン)の正門にある「光化門(クァンファムン)」から市庁(シチョン)方面へと続く世宗路(セジョンノ)にあります。
ソウルの中心ともいえるこの道路の中央の部分、幅34m・長さ557mが「光化門広場(クァンファムンクァンジャン)」です。
その他には豊臣秀吉軍が朝鮮半島に攻め込んだときの朝鮮側の李舜臣(イ・スンシン)将軍や、ハングルを創製した世宗(セジョン)大王の銅像があるほか、18mの高さまで吹き上げる約200個の噴水と100個あまりの床噴水もあり、ソウル市民の憩いの場として賑わっています。
朝鮮時代の正宮、景福宮の正門として太祖4年の1395年に創建されました。
当初は「四正門(サジョンムン)」と命名されましたが、1425年に「光化門」へと変更されています。
光化門は1592年の文禄の役で景福宮とともに焼失。
日本植民地時代の1927年に、朝鮮総督府が光化門を景福宮東側に強制移転し、1950年の朝鮮戦争で再び焼失という波乱の歴史を経てきました。
門楼が壊れ石垣は弾痕だらけとなってしまった光化門は、1968年に鉄筋コンクリートで再建されましたが、元あった場所と位置は異なり、原型とは違うものでした。
その後、光化門を当時の場所に戻し、木造の建築で復元をしようと2006年に工事が始まり、2010年8月15日に現在の形で一般公開されたのです。
600年の歴史を誇る、韓国を代表する雄大な宮殿で朝鮮時代(1392~1910年)の正宮で韓国を代表する古宮です。
朝鮮開国時に建てられ、王が生活をしながら臣下と政治議論が交わされた場所です。
敷地内には韓国を代表する名園、慶会楼(キョンフェル)と香園池(ヒャンウォンジ)がそのままの姿で残っており、四季折々の姿が美しく、中にある多くの建物が周りの景色とよく調和して韓国らしい姿を映し出しています。
そして、正門にあたる光化門の復元工事が2010年に完成しました。
李舜臣(イ・スンシン)は豊臣秀吉が朝鮮半島に攻め込んだ文禄・慶長の役(1592~1598年)の時の朝鮮側の将軍で、卓越したリーダーシップで朝鮮水軍を率い、日本軍との戦いで活躍した韓国の国民的英雄です。
これまでも光化門のシンボルとして存在し続けてきた銅像は1968年の光化門再建時に建てられたものです。
また、世宗文化会館の地下には李舜臣生誕465年を記念して常設展示空間「忠武公物語」があり、李舜臣の生涯や功績を紹介するほか、 海戦の模様を体験できるスペースなどがあるので一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
忠武とは李舜臣の死後に与えられた称号で、李舜臣は韓国人の間では「忠武公」と呼ばれて親しまれている存在です。
ちなみに、韓流ドラマ「最高です!スンシンちゃん」の主演IU(アイユー)さんの役名が「イ・スンシン」でした。
韓国で使われているハングル、誰が作ったのかご存知ですか?実は、世界の言語史としてはごく最近、朝鮮王朝(1392~1910年)の4代目の王様である世宗大王(セジョンテワン:1397~1450年)が作ったものなのです。
世界の文字の歴史の中でも珍しく、意図を持って人為的に創造された文字であるハングルは、韓国が誇る、また人類の文化の宝でもあるとも言えるでしょう。
ユネスコが文盲根絶功労者に与えるために設けた「世宗大王賞」も、このようなハングル(訓民正音)を作成したことに由来したものです。
世宗(セジョン)大王の銅像は、李舜臣将軍像の後方210m地点にあります。
2009年の「ハングルの日(10月9日)」に合わせて披露された銅像は、高さ6.2m、幅4.3m、重量20トン、そして高さ4.2mの基壇の上に建てられており、「訓民正音(ハングルの古称)」の解例本を手に百姓たちと向かい合う世宗大王の姿が表現されました。
世宗大王はハングル以外にもたくさんの功績を残すために学者と技術者を優遇し、世界最初の測雨器をはじめとして日時計、水時計、天体観測機など生活に必要ないろいろな器具を発明、製作しました。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄5号線光化門(クァンファムン、Gwanghwamun)駅 9番出口直結
電話番号
: 02-724-0114(タサンコールセンター)
備考 : 日本語案内:日本語通訳ボランティアがいる場合あり
古宮で唯一世界遺産に登録された昌徳宮。
建物と自然の調和が美しい宮殿です。
1405年に建立された朝鮮王朝の宮殿の中でも最も美しい景観で知られるのが昌徳宮(チャンドックン)です。
約270年間正宮としてその役割を果たし、保存状態がよく当時の趣を色濃く残しており、自然と建築の調和に優れていることや全体の保存状態がよいことから、1997年に韓国の五大古宮の中で唯一ユネスコの世界文化遺産に登録されました。
庭園が美しい秘苑(ピウォン)周辺と正殿である仁政殿(インジョンジョン)を中心としたエリアがあり英語、日本語、中国語案内があり、外国人のための専門通訳案内サービスも充実しています。
1405年に景福宮(キョンボックン)の離宮として建立された昌徳宮(チャンドックン)ですが、14世紀後半から20世紀まで続いた朝鮮王朝(1392~1910)を現代に伝える古宮として維持されています。
しかし、壬辰倭乱(イムジンウェラン)と呼ばれる事件、豊臣秀吉が朝鮮半島を侵攻した文禄・慶長の役(1592~1598年)によって全焼し、1615年に再建されました。
同時期に焼失してしまった景福宮がなかなか再建されなかったため約270年間に渡り正宮として使用され王が最も長く住んだ宮殿として、朝鮮王朝の生活様式・趣・思想などを垣間見ることができます。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄3号線安国(アングッ、Anguk)駅 3番出口 徒歩5分
電話番号 : 02-762-8261
休業日 : 月曜日(ただし祝日と重なった場合は開館)
日本語 : 一部スタッフ可、日本語表示あり、日本語パンフレットあり、一部日本語説明板あり
公式サイト : 昌徳宮(英語)
荘厳かつ神聖な場所で、朝鮮王朝歴代王と王妃の位牌が祀られています。
静けさと荘重な雰囲気が漂う宗廟(チョンミョ)は、朝鮮時代の王室を祀り儒教の思想に基づき建造されました。
正殿(チョンジョン)19室に49位、別廟である永寧殿(ヨンニョンジョン)16室に34位、正殿の前庭にある功臣堂(コンシンダン)に功を立てた臣下の位牌83位の計166位が安置されています。
また、優れた建築様式と歴史性の高さから1995年にユネスコ世界文化遺産に登録されています。
毎年5月には王室の祭礼儀式「宗廟大祭(チョンミョデジェ)」が行われます。
約500年という朝鮮王朝の歴史がこの場所に集約されていることから、訪れる者を圧倒する独特の空気感が存在するのを感じます。
世界に類を見ない独特の建築様式である宗廟(チョンミョ)は、1394年に朝鮮王朝が漢陽(ハニャン、現在のソウル)に都を移した際に着工され翌年完工しました。
同時代の単一木造建築物としては世界最大規模を誇り東西に伸びる珍しい建築様式が特徴です。
宗廟制度の起源は中国ですが、横長の造りは韓国のみの独特なものと言われています。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄1号線鍾路3街(チョンノサムガ、Jongno3(sam)-ga)駅 11番出口 徒歩3分
電話番号 : 02-765-0195 (韓国語)
休業日 : 火曜日(ただし祝日と重なった場合は開館)
日本語 : 一部スタッフ可、日本語表示あり(主要な建物のみ)、日本語無料ガイドあり
公式サイト : 宗廟
ソウルの中心、これを見たらソウルに来たこと実感できる有名観光スポットです。
1980年に「南山ソウルタワー」として一般公開されて以来、観光だけではなく地元民のデートコースとしても大人気の定番スポットになりました。
その後、2005年に「先端と自然の調和」というコンセプトのもと、大々的なリモデリングが行われ「Nソウルタワー」として生まれ変わりました。
「N」の意味は「南山(Namsan)」と「新しい(New)」からなると言われています。
ソウル全体を一望できる定番の展望スポットで、観光客だけでなく地元ソウルっ子にとってもシンボル的な場所、昼間の景色も綺麗ですが、夜の夜景は幻想的な照明とともに一層魅力的に感じることでしょう。
天気の良い日は仁川(インチョン)や、北朝鮮は開城(ケソン)にある松岳山まで見通すことができます。
Nソウルタワーの高さは236.7mですが243mの南山の上に位置するため、海抜479.7mの展望台からソウルを一望できるのが最大の魅力です。
このタワーはもともと首都圏一帯のTV・ラジオ放送電波を送る電波塔として1965年に起工され、1975年に展望台が完成、一般に公開されたのは1980年10月です。
現在も全国の約50%の世帯がソウルタワーの電波搭を通して視聴しています。
Nソウルタワーへ行く方法は、オルミ&ケーブルカー、バス、徒歩の3通りになります。(※現在はタクシーを含めた一般車両の南山乗り入れは禁止されています)
明洞&南大門市場から南山ケーブルカーに乗るまでの間に使う傾斜型のエレベーター・オルミが便利です。
そしてオルミの到着場所からソウルの真ん中にある南山(ナムサン)にケーブルカーで登ります。
楽でリーズナブルな南山循環バスか、市内乗降り自由のソウルの”はとバス”ソウルシティーツアーバスも便利です。
ゆっくり散策しながら登るには歩くのも思い出になります。
韓国のテレビ番組やドラマでよく登場する愛の南京錠は、Nソウルタワーの名物のひとつです。
カップル、夫婦で永遠の愛を約束する南京錠をかけてみてはいかがでしょうか。
南京錠は1階のギフトショップで1つ8,000ウォン(約800円)~で購入でき、願いを込めてNテラスにある柵にかけます。
ここがソウルのど真ん中。
南山、Nソウルタワーを登る途中にソウルの中心を発見できます。
南山烽燧台は、全国の烽燧(のろし)の伝達が到達する中央烽燧台として重要な役割を担っていました。
これは漢陽(現在のソウル)に首都が移って以来、約500年間も続いていたとのことです。
烽燧台は国家の政治・軍事的な伝達を目的に使用され、高い山で火を起こすことで、昼間はその煙で、夜間はその光で近辺の事変を中央に伝えていました。
普段はたいまつの火は1つ、敵が現れれば2つ、敵が境界に近づけば3つ、境界から敵が侵入した場合は4つ、敵との戦闘が開始された場合は5つの火が起こされたとのことです。
南山烽燧台で当時の様子を再現した儀式「烽火儀式」が月曜日以外10:00~10:30に行われ、炬火(烽燧台に灯された火)5段階のうち、平常時を表す第1炬火(第1段階)を灯す様子を再現します。
また、烽燧軍が烽燧台を巡察する様子や警備する様子を見ることができます。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 02-3455-9277、9288
料金 : 展望台:大人10,000ウォン(約1,000円)、子ども8,000ウォン(約800円)
日本語 : 一部スタッフ可、その他外国語英語、中国語
公式サイト : Nソウルタワー
ソウルのショッピング天国、24時間眠らないファッションの街「東大門市場」。
東大門(トンデムン)は昔ながらの問屋市場と近代的な巨大ファッションビルが共存するファッションの街です。
観光客、地元民、国内外のバイヤーなど多くの人が深夜明け方まで出入りする「眠らない街」。
その活気が市場のようであることから街全体を「東大門市場」と呼んでいます。
ファッション関連のビルが30近く立ち並び一大ショッピングスポットとしてソウル観光ツアーの定番コースです。
特に全国各地から仕入れに来る人でにぎわう夜中は、エネルギッシュなソウルを実感できます。
婦人服や革製品・子供服といった衣類が中心ですが、バッグに靴・アクセサリーに伝統土産などオシャレで安いアイテムがたくさんそろっています。
また、韓国らしいB級グルメを楽しむこともできます。
大手ファッションビルから問屋市場まで広大で多様なショッピングエリアをご紹介します。
doota!(ドゥータ)、ミリオレ東大門、ハローapM(エーピーエム)、LOTTE FITIN(ロッテ フィットイン)、現代シティアウトレット東大門店などの流行りの大きなファッションビルが集まっています。
東大門総合市場は生地、毛糸、手芸用品、アクセサリーの卸・小売総合市場です。
既製品の衣料品はもちろん、オーダーメードのお店も数多くあり、布地や毛糸、各種手芸用品を取りそろえたお店が多いのが特徴で、手作り好きにはたまらない、服飾材料各種を取り揃えた総合市場です。
A棟、B棟、C棟、およびショッピングタウンからなる7階建ての建物に約4,300店が入居しています。
東大門靴卸売り市場は約1,000の小売り店と卸売り店が集まり靴市場としては韓国最大級です。
豊富な品揃えに目移りしそうですが、何と言ってもと安さが魅力です。
光熙市場は1979年から営業しているファッションビルで、もともとはレザー製品の卸売りで有名でしたが、2013年2月に女性ファッション専門の「Queen’s Square(クイーンズスクエア)」がオープンして以来、レザー、カジュアルなんでも揃ったファッションビルとなりました。
市場を十分に楽しみたい人は夜10時すぎに行ってみた方が良いそうです。
韓国最初の総合衣類市場で東大門(トンデムン)の清渓川(チョンゲチョン)沿い左右に約600m続いています。
この総合衣類市場には約1,700の店舗が入店していて、もともとは朝鮮戦争時に朝鮮半島北部(現在の北朝鮮)から非難してきた人々が衣類を売る市場でした。
種類は中年向けのものが中心になります。
100年の伝統を持つ総合市場です。
1905年に国内初の市場として誕生して以来、伝統衣装、韓服(ハンボッ)など衣料品から青果・精肉・生鮮、寝具や工芸品まで幅広く取り扱っています。
また、屋台も多く「うまいもん通り」として日本の観光客にも大人気です。
東大門(トンデムン)駅よりも地下鉄1号線鍾路5街(チョンノオガ)駅8番出口からの方が近いです。
東大門市場の中心にあり、2014年3月に東大門(トンデムン)運動場跡地に誕生したソウルの新ランドマークです。
中には大型催物場の「アートホール」、韓国デザイン・トレンド発信地の「ミュージアム」、デザインビジネス拠点の「デザインラボ」、食事・買い物エリアの「デザインマーケット」が入っています。
建物は3次元の立体設計技法を駆使して設計された非線形的な建築デザインが特徴です。
夜のライトアップ時には、近未来的なデザインとイルミネーションで素敵なデートスポットとしても人気です。
南大門市場の崇礼門(スンネムン)に対し、東大門市場にあるのが宝物(ポムル・日本で言う国宝と重要文化財の間)第1号に指定されたのが東大門:興仁之門(フンインジムン)です。
この興仁之門(フンインジムン)はソウル城郭の東側の門であり1869年に再建されました。
最大の特徴は門の外を「甕城」が取り巻いている点です。場所柄、低地なので外敵の攻撃を受けやすいため、このような城壁で防御したとのことです。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 02-2153-0000
休業日 : 月曜(ミュージアムのみ、施設により異なる)、1月1日
営業時間 : 10:00~22:00 ※施設により異なる
日本語 : 一部スタッフ可
公式URL : 東大門デザインプラザ
明洞(ミョンドン:명동)はソウルに来たら必ず立ち寄るエリアといわれるほどのソウル最大の繁華街です。
観光客の人気もナンバーワンで日本語も通じやすく、ソウルの観光スポットとして行きやすいことも魅力です。
ショッピングやエステなど、週末土日を使って一人で一泊弾丸旅行をする女性が多いのもその魅力の証拠ですね。
コスメやファッション専門店を中心にデパートや免税店、ホテル、レストラン、エステ、マッサージなどのお店がいっぱい。
ショッピング、グルメなど一ヶ所で楽しめるスポットです。
夕方にはメインストリートに屋台も登場し、ソウル初心者からリピーターまで安心して楽しめます。
最寄り駅 : 地下鉄4号線明洞(ミョンドン、Myeong-dong)駅、地下鉄2号線乙支路入口(ウルチロイック、Euljiro1(il)-ga)駅
日本ではできない実弾射撃!ソウルの中心でスリルと興奮を味わってみましょう。
「明洞実弾射撃場」ではビギナーも気軽に射撃体験できます。
日本ではできない実弾射撃が繁華街の中心で体験でき、日本語堪能なスタッフが丁寧にガイドしてくれます。
お客さんは男性が6割と多いですが、女性やカップルも楽しめます。
室内射撃場としては韓国随一の規模なので、ゆったりとした気分で臨むことができます。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄4号線明洞(ミョンドン、Myeong-dong)駅 9番出口 徒歩3分
電話番号 : 02-777-6603~4
休業日 : 年中無休
営業時間 : 9:30~21:30(最終入場21:00)
料金 : 一般コース(10発)40,000~50,000ウォン(約4,000〜5,000円) ※銃の種類により異なります
日本語 : 可(日本語表示もあり)
※明洞の観光関連記事: 韓国旅行なら「明洞(ミョンドン)」で決まり!明洞の押さえておきたい人気スポットまとめ
明洞(ミョンドン)の隣、入場無料の韓国伝統家屋・文化体験スポットです。
「南山コル韓屋村」は無料で韓国伝統文化に触れることのできるおすすめ観光スポットです。
観光地として人気の明洞(ミョンドン)のすぐお隣、ソウルのど真ん中で旅行者にとってもアクセス便利なところにあります。
ここは昔のまま保存された韓国貴族の邸宅を観覧できるほか、旧正月・秋夕(旧盆)・冬至には、韓国伝統民俗イベントも開催され、外国人や韓国地元の大人や子供も楽しめるソウル観光スポットです。
数百年前からの多くの文化人が生活していた姿を再現し、ソウル各地に点在していた両班(ヤンバン、貴族)や庶民階級など5棟の伝統家屋・韓屋を再現しました。
約80,000平方メートルの広大な敷地には、池や人工の小川、亭が築かれた伝統的な庭園が広がります。
住所 : ソウル市中区(チュング)筆洞2街(ピルドンイーガ)84(서울시 중구 필동2가 84)
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄3/4号線忠武路(チュンムロ:Chungmuro・331/423)駅3番あるいは4番出口を出てすぐ
電話番号 : 02-2264-4412(ソウル市南山コル韓屋村管理事務所)
休業日 : 毎週火曜日
営業時間 : 9:00~21:00(4月〜10月)/ 9:00~20:00(11月〜3月)
料金 : 無料
公式サイト : 南山コル韓屋村ホームページ (韓国語)、 ソウル特別市公式観光情報サイト (日本語)
光化門の景福宮と世界文化遺産の昌徳宮・宗廟にかこまれた由緒あるエリアです。
仁寺洞・鍾路は市内の中心で今も市民を見守る王宮、景福宮と昌徳宮に囲まれたソウル市鍾路(チョンノ)区にあります。
王朝時代に両班(ヤンバン)と呼ばれる貴族や官僚たちが住んでいた由緒あるエリアで、日本でいうと京都のようなイメージですね。
書道・骨董品など伝統の香り高いアートな街が特徴で、メインストリートの仁寺洞通りには伝統工芸品や伝統茶屋が集まり、一歩路地に入ると昔ながらの韓屋(ハノク)を利用した韓定食屋さんやマッコリが飲める居酒屋があります。
お土産屋も多種多様で韓服の布で作られた美しい巾着袋から韓紙工芸や刺繍、韓服、真鍮、螺鈿細工、木工芸、陶磁器などの伝統工芸品、骨董品まであります。
また、鍾路(チョンノ)の鐘閣(チョンガッ)駅周辺は新村(シンチョン)同様、若者向けの繁華街で語学学校や居酒屋が集まっています。
さらに、メインストリートはB級グルメの宝庫でもあります。
小腹が空いたときに欠かせない屋台がたくさん!
ホットッやハッバー、トッポッキなどの定番おやつから伝統茶、伝統菓子など仁寺洞・鍾路ならではのおやつまで色々な屋台を堪能できます。
仁寺洞・鍾路エリアは日本統治時代末以降、没落した貴族たちの屋敷から持ち出した書籍・小美術品などを売る骨董品店が建ち並び始めたのが骨董品の街=仁寺洞の始まりです。
その後陶磁器や絵画などたくさんの美術品を展示・販売する画廊や買い求める人々でにぎわうようになったそうです。
最寄駅 : 地下鉄3号線安国(アングッ、Anguk)駅、地下鉄1号線鐘閣(チョンガッ、Jonggak)
外国人向けショッピングストリート梨泰院(イテウォン)VS高級志向の狎鴎亭・清潭洞(アックジョン・チョンダムドン)。
古くからソウルの観光地、外国人向けのショッピングストリートとして発展してきた梨泰院(イテウォン)と江南(カンナム)エリアのハイセンスで高級感溢れるエリア・狎鴎亭(アックジョン)、高級レストランやブランド店が集まる清潭洞(チョンダムドン)をご紹介します。
梨泰院は地元韓国ではソウル一外国人がいっぱい集まる街として知られています。
隣りの龍山に米軍基地があることや、各国大使館・領事館が周辺に集まっていることが理由ともいわれています。
その影響もあり、1997年にはソウル市で最初の観光特区に指定されました。
ハミルトンホテルを中心にショッピング街が広がっていて、名物の革やレザー、Tシャツ、スーツやかばん、ネクタイ、靴、時計、アクセサリーなどのお店や家具を販売するお店がたくさん並んでいます。
またグルメなお店、週末のナイトにはクラブで盛り上がるエリアでもあります。
最寄駅 : 地下鉄6号線梨泰院(イテウォン、Itaewon)駅
ハイセンスで高級感溢れるエリアが狎鴎亭(アックジョン)です。
ギャラリア百貨店の向かいにある人気のロデオ通りには、流行りのショップがたくさん集まっています。
その隣には高級レストランやブランド店が集まる清潭洞(チョンダムドン)があり、芸能事務所も周辺にたくさん集まっているため、韓流スターが通うお店もあります。
若者ファッションの流行発信地、日本でいうと原宿・表参道と言ったところでしょうか。
個性的なプライベートブランドや世界の有名ブランドのブティックがあり、レストランも昔ながらの韓国料理店からオシャレなカフェやレストランが並んでいます。
最寄駅 : 地下鉄盆唐線狎鴎亭ロデオ(アックジョンロデオ、Apgujeongrodeo)駅、地下鉄3号線狎鴎亭(アックジョン、Apgujeong)駅
南大門市場の南に位置するソウル駅は、仁川(インチョン)国際空港・金浦(キンポ)国際空港とソウル市内を結ぶ空港鉄道A’REX(エーレックス)、国内線航空より便利な最高時速300kmを超える超高速鉄道KTXをはじめとし、KORAIL韓国鉄道、地下鉄1号線、4号線が乗り入れる大きな駅です。
いわば韓国で最も主要な交通機関の集まる駅なんです。
ここでは、そのソウル駅の見どころをご紹介します。
KTXのプラットホームは、ヨーロッパの駅舎を思わせる感覚で改札がありません。
KTXに乗車しなくても自由にホームに入り、目の前でKTXをバックに写真を撮ったり見学することができます。
文化行事・展示も多い20世紀前半に造られた韓国最古の駅舎は入場無料です。
日本統治時代の1925年に造られ、2004年までソウル駅として使われていた国の史跡第284号の建物です。
2011年8月に建築当初の姿に復元され、各種の文化活動も行なう「文化駅ソウル284」となりました。
地上2階、地下1階のルネサンス式で、東京駅を思わせる赤レンガの壁とドーム形の屋根が特徴です。
ソウルの主要なエリアにあるロッテマート、特にソウル駅はアウトレット店なのでリーズナブルな価格、そして便利なアクセス・豊富なブランドで韓国人客や日本人、中国人、欧米からの観光客で賑わっています。
全階にタッチパネル式のガイドや日本語可能な案内所や両替所もあります。
住所 : ソウル市 龍山区 東子洞 43-205 (서울시 용산구 동자동 43-205)
マップ : Googleマップ
電話番号 : 02-3149-2530(総合案内所)
営業時間 : <切符売場>3:00〜25:00/<総合案内所>5:00〜23:00
公式URL : ソウル駅
季節や天候関係なく楽しめる観光スポットはありがたいですよね。
そんな屋内の観光スポットとしておすすめなのがこちら、COEXアクアリウムです。
ヒット曲「江南スタイル」でお馴染みの江南は、ソウル市内の近代都市エリア。
650種、4万匹の魚や水中生物が展示されているんですよ。
COEXは2000年にオープンした、東洋最大級のアミューズメント複合商業施設。
ファッションや雑貨、コスメにグルメなど、300以上の店舗が入った、遊べて買えて食事もできるスポットです。
COEXアクアリウムは10のゾーンに分けて設計されており、入口からエスカレーターで階上に上がり、展示を見ながら降りてくるというようになっているので、行き交う人でごった返すこともなくスムーズに見てまわれます。
「幻想的な水の旅行」をコンセプトに作られており、美しいライティングの中韓国の水中生物やアマゾン熱帯雨林、サンゴ礁など色んな自然環境の中をを旅するような気分を味わえます。
魚やサメ、エイのほか、アザラシなどの海洋哺乳類も展示されており、色々な生き物の生態を見ることができますよ。
授乳室もあるので、赤ちゃん連れにも嬉しいですね。
コインロッカーに荷物を預ければ、身軽にアクアリウム内をまわることができます。
入場料はその日のレートで円支払いもOK。
水族館グッズを販売しているショップもあるので、お土産ショッピングまでできますよ。
住所 :
ソウル特別市 江南区 三成洞 159, ショッピングモール内 B1F(서울특별시 강남구 삼성동 159, 쇼핑몰 내 B1F)
[道路名住所]マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 02-6002-6200
定休日 : なし
営業時間 : 10:00~20:00 ※入場は閉館1時間前まで
料金 :
「北村屋韓村」は、ソウルにある韓国の伝統的な街並みを楽しめるスポットです。
北村(ブクチョン)とは、世界遺産に登録されている「昌徳宮(チャンドックン)」と「景福宮(ギョンボックン)」の王宮の間にある街並みのこと。
韓屋と呼ばれる、韓国の伝統的な作りの民家が数多く残る場所です。
元々この辺りの地域は、2つの宮殿の間にあることから朝鮮王国時代は高級官僚の住居街だったそうです。
坂が多い狭い路地には、1392年~1910年までの朝鮮時代末に建てられた伝統韓屋や、最近建てられたばかりの韓屋までさまざま。
昔の韓屋から現代の韓屋まで楽しめるのも見どころですよ。
今でも残る韓屋の多くは民家になっています。
伝統的な街並みを保持しようと2000年頃から運動が起こり、賛同した市民が伝統を守るために今でも努力しているそうです。
その影響もあり、今では多くの観光客が訪れる有名な観光スポットになりました。
北村屋韓村は、かつて日本でも大ヒットしたドラマ「 冬のソナタ 」や、日本漫画が原作のドラマ「 イタズラなキス 」のロケ地としても知られています。
北村屋韓村周辺には、現代的でオシャレなカフェや出店、ショップなど軒を連ねており、古き良き韓国の伝統と現代が共存しています。
夕方頃になると、北村屋韓村近くにある坂道から見える夕日がきれいです。
おすすめのシャッタースポットの一つなので、お見逃しなく。
北村屋韓村は入れる曜日と時間が限られているため、行かれる際は予定を確認して行きましょう。
住所 : Samcheong-ro, Samcheong-dong, Jongno-gu, Seoul, 韓国
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄3号線「安国駅」2番出口から徒歩約7分
定休日 : 日
営業時間 : 10:00~17:00
注意点 : 自撮り棒での敷地内の撮影は禁止です。また、民家があるエリアなので、大声で話さないように注意してください。
公式URL : 北村屋韓村
ここからは、知っていると得をする少しマニアックな観光スポットをチェックしていきます。
戦争、分断、韓国の現実を間近に感じる忘れられない旅になります。
「板門店(パンムンジョム)」とは、ソウルから北に50km、北朝鮮の開城(ケソン)から10kmの位置にあり、軍事境界線を中心とした800m四方一帯の呼び名です。
韓国軍やアメリカ軍を中心とした国連軍と、北朝鮮軍が共同で警備を行なっていて、JSA(共同警備区域:Joint Security Area)とも呼ばれます。
日本でも映画「JSA」が話題になったのを思い出します。
また、「非武装地帯」を意味するDMZ(Demilitarized Zone)は、この板門店を含め、1950年6月25日に勃発した朝鮮戦争により、分断国家の道を歩むこととなった韓国と北朝鮮が、今なお両国を分け隔てている、北緯38度線付近にある軍事境界線です。
この軍事境界線を挟んで南北それぞれ2km、幅4kmにわたる地域のことを示し、1953年に締結された朝鮮戦争の停戦協定により成立しました。
この青い建物が本会談場で、奥に見える白い建物は北朝鮮が管理している板門閣(パンムンガク)という建物です。
ここは南北の直接会談が実際に行われる場所で、本会談場内では写真撮影をすることができます。
中に立っている軍人とも写真撮影することができますので記念に撮ってみてはいかがでしょうか。
ただし、この兵士の向こうへ行くと亡命とみなされますのでご注意ください。
現在韓国が管理しているこの橋は朝鮮戦争の休戦後捕虜の交換に使われた場所です。
捕虜は南か北かを決めてこの橋を渡り、二度と戻ってくることができなかったことから「帰らざる橋」と呼ばれています。
休戦協定以降、かつては共同警備区域に限り韓国軍と北朝鮮軍両国の行き来が自由に出来ました。
しかし1976年、共同警備区域内にあるポプラの木が視界を遮るため北朝鮮軍の監視をしていた国連軍が、木を剪定しようとしたところ北朝鮮が抗議、ただ国連軍は北朝鮮の勧告を無視して作業を続行し、北朝鮮は国連軍に襲撃しました。
このとき、アメリカ軍兵士2名が死亡し、韓国軍兵士も重軽傷を負いました。
記念碑の下にある丸は、当時のポプラの木の太さを表して3います。
この事件で亡くなったアメリカ軍所属のボニパス大尉の霊を追悼するため、ここにある基地はキャンプボニパスとも呼ばれます。
事件以降、共同警備区域にも軍事境界線が引かれ、それぞれ別に管理することになりました。
朝鮮戦争休戦時に定められた軍事境界線の真上のエリアであり、共同警備区域として南北兵士が目の前で対峙する緊張の現場です。
個人では決して立ち入れない分断の歴史を肌で感じる最前線を見ることができます。
安全な島国に住んでいる私たち日本人は、一度、見学しておく必要のある重要な観光スポットといえます。
【ツアー例】板門店(JSA)ツアー(大韓旅行社コース)
ソウルからツアーバスで1時間。日本語によるガイドがあります。
外国人のみ参加可能ツアーであり、現地の韓国人は亡命の可能性があるため、特別な許可がないと参加できません。
【コース】
戦争記念館→臨津閣(イムジンガッ)公園、自由の橋→昼食→統一大橋検問所(パスポート提示)
→UNキャンプボニファス(ブリーフィング)→板門店見学(自由の家、軍事停戦委員会本会議場、第三警戒所、帰らざる橋など)
→統一大橋検問所(検問)
【旅行条件】
所要時間:約7時間
最少催行人数:1名
年齢制限:満11歳以上可能
主催会社:KTB TOUR(大韓旅行社)
含まれるサービス:ツアー中の車両、日本語ガイド 、昼食(プルコギ定食)
住所 : 경기도 파주시 진서면 어룡리, 일대
マップ : Googleマップ
休業日 : ツアーによって異なる
営業時間 : ツアーによって異なる
日本語 : 可、その他外国語英語
備考 : 政府認定のツアーでのみ訪問可能
ソウルの街を知るには乗降り自由の格安観光ツアーバスがおすすめです。
魅力は乗り降り自由!各国音声案内ガイドサービス付!安い!無料パンフレット配布!
ソウルの便利な観光バス、シティーツアーバスはソウルの人気観光スポットとショッピングタウンを効率よく回れる観光バスです。
利用者は好きな停留所で乗ったり降りたりすることができるので、丸一日自由に観光を楽しむことができます。
初めてソウルに来た方にぜひオススメします。
何と言ってもこれが便利!
1階建てバス、2階建てバス、トロリーバス全てのバスの各座席に外国語案内器があります。
対応言語は韓国語、英語、日本語、中国語、フランス語が可能で、各名所ごとの簡単な説明を聞くことができます。
韓国旅行のビギナーの方に一押し!
十分にソウル旅行を堪能できるコースです。
ソウル都心の主な観光スポットを巡ります。
料金:12,000ウォン(約1,200円)/一日券
(主な停留所)
光化門(東和免税店前)→徳寿宮→南大門市場→ソウル駅→戦争記念館(U.S.O)→竜山駅→国立中央博物館
→梨泰院(イテウォン)→明洞(ミョンドン)→南山コル韓屋村 →グランドアンバサダーホテル
→新羅ホテル・奨忠壇公園→Nソウルタワー→ハイアットホテル→東大門デザインプラザ→大学路(テハンノ)
→昌慶宮→昌徳宮→仁寺洞(インサドン)→青瓦台→景福宮・国立民俗博物館・現代美術館ソウル館→世宗文化会館→光化門
光化門(クァンファムン)を出発し、南山(ナムサン)、漢江(ハンガン)などの自然景観と明洞(ミョンドン)、弘大(ホンデ)、梨大(イデ)などの繁華街を通って光化門まで戻ってくるコースです。
料金:15,000ウォン(約1,500円)/一日券
ソウルの真ん中を流れる漢江とソウル都心の美しい夜景を楽しむことができます。
青色の1階建てバスが運行しており、Nソウルタワーで15分の休憩があります。
料金:6000ウォン(約600円)/一日券
夜間コース1とコースとほぼ同じですが、赤色の2階建てバスで巡ります。
料金:12,000ウォン(約1,200円)/一日券
運行時間、料金など詳細は ホームページ をご覧ください。
バスチケットは、バス乗り場の近くにあるチケット販売所でのご購入をオススメします。
座席が残っている場合は、各停留所でバス運転手からチケット購入も可能(現金またはT-moneyカードのみ)です。
「T-money」は、ソウル市民のほとんどが使用しているとっても便利なプリペイド式交通カードです。
日本でいうJR東日本の「SUICA(スイカ)」、関東私鉄の「PASMO(パスモ)」のようなカード型乗車券です。
「T-money」カードを地下鉄駅、コンビニ、路上売店などで購入し希望の金額をチャージして使用します。
地下鉄、バス、タクシー、コンビニなど「T-money」マークのあるところで使用できるので、ソウル必須アイテムです。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 02-777-6090(光化門チケットボックス)/02-363-6091(ソウル駅センター)
韓国のアメ横。
食、服、アクセサリー、雑貨、なんでもある巨大な問屋市場です。
そして韓国最古の城門、国宝第一号が隣り合わせのおすすめ観光スポットとなっています。
東大門(トンデムン)は主な観光スポットとして有名ですが「崇礼門(南大門)」も忘れてはいけません。
「崇礼門(スンネムン)」は、1398年に朝鮮王朝初代王である太祖(テジョ)によって建立され、朝鮮の首都、漢陽(ハニャン、現在のソウル)を取り囲む城郭の正門としての役割を果たしていました。
城郭には8つの大小門が作られていましたが、そのうち最も南側にあったため南大門(ナンデムン)とも呼ばれています。
韓国最古の城門として1962年に国宝第一号に指定されましたが、2008年2月の火災で崩壊し、5年3ヶ月後の2013年5月4日に一般公開され 600年以上前の姿が蘇りました。
とにかく広い!多い!食材からファッション関連、伝統モノ、雑貨にお土産など何でも揃っている大市場です。
日本のアメ横の様なイメージですが、アメ横よりはるかに広いです。
そして、東大門市場(トンデムンシジャン)とともにソウルの2大市場の1つとして人気を得る大市場です。
歴史も古く、600年以上の歴史のある市場としても有名です。
場所は明洞(ミョンドン)からも歩いてすぐ、地下鉄4号線会賢(フェヒョン)駅を基点に、四方200m~500mのエリアです。
1万店あまりのお店が建物の中はもちろん、小さな路地の隙間の路面店や屋台まで、卸売・小売各店舗や飲食店がぎっしり軒を連ねます。
住所 : ソウル市中区(チュング)南倉洞(ナムチャンドン)(서울시 중구 남창동)
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄4号線フェヒョン(会賢・Hoehyeon 425/회현)駅5番出口、6番出口、7番出口
ソウル一の演劇と芸術の街、大小100以上の劇場が集まっています。
いつの時代も若いパワーと熱気に満ちた、演劇・芸術・文化が息づく街です。
国立ソウル大学医学部をはじめ多くの大学に囲まれる大学路(テハンノ)には大小100以上の劇場があり、毎日、演劇・ミュージカルが上演され「演劇の街」といわれています。
劇場の多くは小劇場ですが、それゆえに観客との呼吸を何より大切にし観客を巻き込んだ演出が見られるのが特徴です。
このため、演出レベルも俳優レベルも高く、チャレンジ精神や実験的なエネルギーに満ちています。
大学路といえばマロニエ公園です。
周辺に大きな劇場やチケットブースのあるマロニエ公園は、休息の場所であり、そしてパフォーマンスの場でもあります。
地下鉄の4番出口にある「ソウル演劇センター」に行けば演劇のハイライトなどを見ることができます。
その他にも劇場の場所や公演の内容を教えてくれるところがたくさんあります。
最近では日本語字幕がある公演も多いと言われているのでおすすめです。
大学路があるのはソウル全体で見ると中心部からやや北東の方、東大門市場の北側になります。
中心部からはタクシーで15分ぐらいのところにあります。
王宮の1つとしてお馴染みの昌慶宮へも歩いていくことができますし、ちょっと足を伸ばせば、昌徳宮や北村、仁寺洞まで歩くこともできる便利な場所にあります。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄4号線ヘファ(恵化・420・혜화)駅
坂の上のキャンバスが街一帯が美術館と化します。
劇場・演劇の街、大学路(テハンノ)から駱山(ナッサン)公園の方へ歩いて行くと梨花洞(イファドン)があります。
タルトンネと呼ばれていたこの地域に多くの人を誘致し「駱山プロジェクト」が実施されました。
このプロジェクトは、様々な芸術文化に触れられる街としての再生を目的としたもので、約70人の作家と住民によって約80個もの壁画などが描かれ坂の上にキャンバスを広げたように、街に溶け込みながら展示されるようになったのです。
そのため、梨花洞には数多くの芸術作品が展示され、一帯が「路上美術館」または「梨花洞壁画村(イファドンビョッカマウル)」と呼ばれています。
韓流ドラマにもよく登場する、貧しい人々が集まって住みはじめたという町のことです。
きつい斜面に古い家屋がびっしりと並ぶのが「タルトンネ」です。
都市の再開発などで徐々に減りつつあるようですが、大学路の北部に位置する城北洞(ソンプットン)には、「ソウル最後のタルトンネ」と呼ばれる場所が残っています。
住所 : ソウル市鍾路区(チョンノグ)梨花洞(イファドン)、서울시 종로구 이화동
マップ : Googleマップ
アクセス :
料金 : 無料
雨でも365日楽しめる韓国を代表するアミューズメントパークです。
世界でも有数の韓国を代表するテーマパークの一つ「ロッテワールド」。
野外テーマパーク「マジックアイランド」と室内テーマパーク「アドベンチャー」の2つに分かれ、大人から子どもまで楽しめるアトラクションやショープログラム、パレードなど楽しみどころが満載です。
人気のアトラクションは、TDLのようにマジックパス(待ち時間なくすぐに乗れるチケット)で効率良く楽しめます。
アトラクションやレストランはもちろん公演やパレードなどのイベントが開催されるソウル一のおすすめ人気観光スポットです。
カウンターには日本語可能なスタッフもいるため韓国語ができない人でも安心です。
ここで日本語のパンフレットを忘れずにもらっておいてくださいね。
野外の「マジックアイランド」には17のアトラクションがありスリリングな乗りものがたくさんあります。
室内の「アドベンチャー」とは2階でつながっていますので外と中を簡単に行き来でき便利です。
天気の良い日は、屋外の開放感をたっぷり楽しみながら、乗り物やアトラクション、そして公演などが開催されるレイクサイドシアター、レストラン、キャラクターショップやゲームコーナーでお楽しみください。
この「マジックアイランド」は石村湖という湖の中に浮かんだ島となっていてスリル満点のアトラクションは大人気です。
高いところからの眺めを楽しんだり、ロッテワールドのシンボル的存在のキャッスル(城)もあります。
写真撮影にも持ってこいのこのお城、なんとなくディズニーランドのシンデレラ城に似ているのも気になりますね。
連続3回もの垂直落下を体験できる「バンジードロップ」
ワイキキの波のようなツイスト回転し湖に落ちそうになる「ワイキキウェーブ」
エントランスからエスカレーターで上がるとすぐに広がっているのが「アドベンチャー」です。
約20ほどのの乗り物やアトラクション、またレストラン&カフェ、キャラクターショップ、公演ステージ、ゲームコーナーなどが室内に!世界でも最大規模の室内テーマパークなんです。
室内だから雨でも大雪でも気にせず一年中遊べます。
厳しい韓国の冬にはもってこいのソウル観光スポットです。
この「アドベンチャー」からはチケットによって民俗博物館へも直接行くことができます。
また、真ん中には夏でも遊べるスケートリンクを見下ろすことができ、その周りを取り囲むようにアトラクションがたくさんあります。
「ロッテワールド」の周辺にはロッテ百貨店や免税店、ロッテマートが連ねる「ロッテワールドモール」もあり、地下2階から地上11階までの広大なモールには約1,000店舗が集結!
買い物から食事、エンターテイメントまで様々な楽しみが詰まっています。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄2号線/8号線 蚕室(チャムシル、Jamsil)駅 3、4番出口付近 地下通路から直結
電話番号 : 02-411-2000
料金 :
日本語 : 一部スタッフ可、その他外国語英語、中国語
公式サイト : ロッテワールド
ソウルの秋葉原、格安な総合電子市場で掘出し物を見つけましょう。
韓国中の人や外国人旅行客が訪れる秋葉原より大きい韓国最大の電子・電気流通街です。
龍山電子商街(ヨンサンチョンジャサンガ)はソウル市竜山区漢江路2街にあり、なんと敷地26万坪。
ハードウェア、ソフトウェア、コンピューターおよび周辺機器、携帯などの移動通信、ノートブック、コンピューター組み立て部品といった、コンピューター関連の製品から電気製品、家電製品、ゲーム、オーディオなどあらゆる電子製品まで、様々な製品が販売されています。
大きく分けると駅ビル「Iパークモール」、「電子ランド」、「元暁電子商店街」「那鎮電子商店街」、「電子タウン」、「ソニンプラザ」などの建物で構成され入居する商店は約3,500軒以上となり、電子部品やパソコン、家電製品などを販売しています。
韓国中のたくさんの人が龍山電子商街を訪れる理由は、コンピューターの関連製品だけでなく、家電製品などあらゆる種類の電気製品、電子製品が一般市場より15~30%安く購入できるということです。
また、専門知識を持った店員と相談しながら実物を触って品定めできるのが特徴です。
それに都心に近く交通の便が良いということも理由の1つとなっています。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄1号線龍山(ヨンサン、Yongsan)駅 3番出口 徒歩5分
休業日 : 店舗により異なる
営業時間 : 10:00~20:00が多い(店舗により異なる)
備考 : 電話番号、営業時間、休日、日本語、支払方法、アフターサービスなどは店舗により異なります。
ソウルを知るには、地元のみんなと交流しましょう。
どこの国を訪れてもツアー観光や観光本、パンフレットだけでは限界があるものです。
ディープなソウル、文化を知るには地元の方とのコミュニケーションがとても役立ち勉強になるのではないでしょうか。
また、知らない観光スポットの情報交換にも役立ちますね。
幸運にもソウルには「韓日交流会」というコミュニティグループがとても盛んで、お隣日本との交流をとても大事にしている親切な方たちがたくさんいらっしゃいます。
あなたも、地元ソウルの方たちや日本人留学生と色々な話をしてディープな韓国にふれてみてはいかがでしょうか。
ソウルの中心から西の方に十数分地下鉄に乗ると、ソウル最大の学生街「新村(シンチョン)」があります。
そして、そのお隣の「弘大(ホンデ)」周辺を中心に毎週末、たいてい土曜日に韓日交流会が開かれています。
料金はだいたい10,000〜20,000ウォン(約1,000〜2,000円)程度で食事や飲み物も含まれていることが多いため、とってもリーズナブルで楽しめるおすすめスポットです。
主な交流会としては「トトロハウス」「カケハシ」「Uni-1(ユニワン)」などがあり、その他、韓国語学校などが主催している場合もあります。
もちろん、どこも日本語対応可能ですし、韓国語を学ぶにも最適です。
1997年9月、学生街である「新村(シンチョン)」にオープンして以来、10年以上に渡って現地の学生や日本からの留学生、社会人などいろんな人が利用し、日韓の民間交流の場として親しまれてきたお店です。
住所 : 서울시 서대문구 창천동 53-11, 3층
マップ : Googleマップ
電話番号 : 02-332-0505
Eメール : i@koreawiki.com
営業時間 : 10:00~22:00
日本語 : 可
行き方 :
毎週定期的に日韓交流パーティーが開かれています。
韓国人と日本人が集まり、日本語と韓国語が飛び交う賑やかな雰囲気の中で楽しく交流できます。
友達作りの場として大好評だそうです。
パーティーではビール、カクテル、ジュースなど30種類のドリンクが飲み放題です。
住所 :
マップ : Googleマップ
電話番号 : 02-322-5237
Eメール : japan@totorohouse.com
日本語 : 可
行き方 :
開催日時 : 毎週土曜日19:00~21:00
参加費 : 10,000ウォン(約1,000円)※トトロハウスの語学講座受講生は無料、トトロメンバーは割引きあり
申し込み : 事前の予約は不要で、開催日時に合わせてトトロハウスへ直接行けばOK
韓国に遊びに来られた方、韓国に留学中・長期滞在中の方、 韓国人と話す機会を作りたい!と思っている方、もちろん初めての方も大歓迎です。
開催場所 : 용구비어 ヨングビア
電話番号 : 010-2713-9934
Eメール : uni1aaa@yahoo.co.jp
カカオ・ライン : nabisuko
開催日時 : 毎週金曜日 20:00~22:00
参加費 : 男性 20,000ウォン(約2,000円) 女性 15,000ウォン(約1,500円)
ソウル中心部を流れるソウルのシンボル。
市民が集まる癒しの場所です。
ソウル一の癒しスポットである清渓川は、光化門(クァンファムン)、市庁(シチョン)、鍾路(チョンノ)、乙支路(ウルチロ)、東大門(トンデムン)とソウル人気観光エリアを横断する巨大な人工の河川なんです。
川の左右には遊歩道があり散策するには絶好のスポットで、全長は約5.8kmですがメインの光化門〜東大門までは約3kmなので、歩いて散歩するにも程好い距離です。
そして清渓川には22本の橋がかかっていて、それぞれの橋には独特のデザインが施され素敵な散歩道としてソウルのシンボルになっています。
また、夜はライトアップされとてもロマンティックな光景です。
地下鉄1~6号線の多くの駅から徒歩5分圏内にあるため、電車を降りてすぐ川辺を散策しながら観光スポットを巡ることができます。
昼と夜それぞれに違った楽しみ方のできる清渓川。
ソウルの今昔を象徴している清渓川は、ソウル観光には絶対に欠かせない人気のおすすめ観光スポットです。
清渓川(チョンゲチョン)は朝鮮時代以前より自然河川でしたが、人口増加や1960年代までの経済成長期に、多くを汚染されたため覆蓋工事が行なわれ地上からは姿を消しました。
それから約40年間道路の下に隠されていましたが、2005年10月、清渓川は全長約5.8kmの人工河川として、生まれ変わることに成功しソウル市民の憩いの場として定着しました。
夜の清渓川はとってもロマンティック!
夏場は夕涼みに来る人々や恋人たちのデートスポットとしても定番です。
夜12時頃までライトアップされていて、特に冬のソウル灯祭りやクリスマスの時期には、鮮やかなイルミネーションが施されます。
そんな清渓川のトゥムル橋のたもとでは3月~12月の間、毎週水~土の18:40~22:00に開催されている愛の告白イベント(プロポーズイベント)があり、自ら作成した動画を上映したり、そのあと観衆の前でプロポーズという光景を見ることができるかもしれません。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄2号線市庁(シチョン、City Hall)駅 5番出口 徒歩5分/地下鉄5号線光化門(クァンファムン、Gwanghwamun)駅 5番出口 徒歩5分
電話番号 : 02-2290-7111
営業時間 : 24時間、休業日:なし
仁川より金浦。
空港は行き帰りの乗降りだけじゃない大事な観光スポットです。
ソウルには仁川国際空港(インチョンクッチェコンハン)と金浦国際空港(キンポクッチェコンハン)がありますが、ソウル市内に圧倒的に近いのは金浦国際空港です!
ソウル中心部までたったの20分。
国際線は羽田、大阪、名古屋、北京、上海間を運行しているため、東京都心からも便利です。
都心近くにお住いの方は、羽田空港→金浦空港と成田空港→仁川空港とでは大きな差があることがわかります。
また、地方便は済州(チェジュ)、釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)、麗水(ヨス)、浦項(ポハン)、光州(クァンジュ)、晋州(チンジュ)への路線が運行しています。ソウル駅まで20分とソウル中心部へのアクセスの良さが魅力です。
金浦空港には2011年12月にオープンした複合型ショッピン施設「ロッテモール」が隣接しています。
デパート、ショッピングモール、大型マート、映画館、ホテル、文化ホールなど多様な施設が集まった韓国最大規模の複合型ショッピングモールです。
空港や地下鉄駅からも直結していてアクセスが便利なので、韓国出国前でも気軽に立ち寄ることができます。
少し早めに空港に着いたら「ロッテモール」を楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、地下2階ロッテマートの横には、韓国から日本へ荷物を送ることができる国際航空宅配便配送デスクも完備されていますので、たくさんのお荷物も煩わしくなくお帰りいただけます。
金浦国際空港とソウル市内との交通は、バスやタクシーよりもA'REXや一般地下鉄が速くてお得です。
金浦国際空港→ソウル駅まで約20分、料金:1,450ウォン(約145円)
仁川国際空港→ソウル駅まで:直通で約43分:8,000ウォン(約800円)、一般で約56分:3,950ウォン(約395円)
帰国時の話になりますが、出国ゲートを入り、荷物検査、出国審査のあとは免税フロアが広がっています。
そこには新羅免税店やロッテ免税店など大きな免税店があり、仁川空港ほどではないですが品数は充実しています。
実はお土産用の化粧品やタバコはここで買うのがお得なんです。
値段も外の店舗やマーケットより安く、おまけもつけてくれたりします。帰り際のちょっとした時間ですが十分お土産が買えることを覚えておきましょう。
日本人が旅行中一番困ることは携帯・スマホでの通話やデータローミングではないでしょうか。
海外にいてもメールやLINE、SNS投稿、ネットで観光スポットの検索、Googleマップで現在位置や道順の確認など、日本にいる時よりもスマホを酷使することが予想されます。
また、日本や韓国内への通話の多い方もレンタル携帯電話よりもWi-Fiルーターをレンタルすれば十分です。
もちろん、自分のスマホや携帯(Wifi機能が必要)を設定のみ変更してそのまま使用することができます。
そこで、ソウルの空港到着したら真っ先に空港内のWi-Fiルーターレンタルショップへ行きましょう。
日本から借りていくより現地空港で借りた方が格安で安心です。(※日本から事前に予約可能)
金浦空港ではSK、Olleh、LG U+などのWi-Fiルーターを貸し出しています。
カウンターに行き、簡単な書類に名前や韓国での連絡先などを書くだけですぐ受け取り可能です。
例)SKテレコムT mifi(LTE Wi-Fiルーター)レンタル:5,000ウォン(約500円)/1日〜
※ちなみにキャリア(docomo/au/Softbank)の海外パケ放題を使用した場合は約2,980円/1日〜です。
さらに、日本や韓国内への電話は「LINE Out(LINE電話)」が便利でお得です。
これはLINE同士の無料通話ではなく、ご自身のLINE→携帯電話・固定電話にかけるサービスです。
韓国内の通話なら1.5円/分〜、韓国→日本への通話でも6円/分〜となります。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄5,9号線・空港鉄道キンポコンハン(金浦空港:512/902/A05)駅から直結。徒歩約10分。/Wi-Fi:利用可(無料)
電話番号 : 02-2660-2114
公式サイト : 金浦国際空港 (韓国語、英語、日本語、中国語)
ソウルの繁華街・明洞で楽しめるのはお買い物だけではありません。
明洞聖堂は韓国で一番古い歴史を持つ聖堂。全体の人口の10%がカトリック教徒である韓国では、昔からミサやお祈りにたくさんの人が訪れる場所となっています。
1898年に作られた青銅で、レンガ製のゴシック建築が美しい建物です。
クリスマスには盛大なミサも行われます。
1784年、「明礼坊」という宗教協会により、信仰共同体が誕生したこの場所。
1892年、フランス人神父であるコステ神父の指揮のもと、聖堂の建設がスタートし、1898年に完成となりました。
その後、人々に愛されてきた明洞聖堂ですが、老朽化のための補修工事が200年より始まり、2006年には外装の工事が本格的に開始されます。
2008年外装工事が完了し、美しいゴシック様式の外観がリニューアルしました。
「美男(イケメン)ですね」や「美しき日々」などの人気韓国ドラマの撮影地ともなったことで有名な明洞聖堂。
韓流ファンの間ではロケ地巡りの定番スポットにもなっており、ロケ地巡りツアーに組み込まれている有名な場所でもあります。
聖堂の地下には「1898広場」と呼ばれるモールがあり、グッズが購入できるショップやレストランにカフェ、ベーカリーなども。
聖地の見学だけでなく、お買い物やお食事も楽しめるマルチな観光スポットとなっています。
一般開放がされている明洞聖堂ですが、ミサ中は聖堂に入ることができません。
また信仰の場なので、礼拝に訪れる信者への配慮は欠かさないようにしましょう。
住所 :
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 02-774-3890
定休日 : なし
営業時間 : 6:30~21:00 ※施設により異なる
料金 : 無料
注意点 : ミサ中は聖堂の中に入ることはできません。
こちらは少しだけソウルから離れますが、ぜひとも訪れてほしい、ディープな観光スポット。
ソウル市内から地下鉄で1時間ほどの場所にある水原(スウォン: 화성)市にある水原華城は、総面積130ha(東京ドーム28個分)の壮大な都城です。
ユネスコ世界文化遺産にも登録されたこの都城は、人気ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」や時代劇「イ・サン」のロケ地にもなった場所なんです。
朝鮮王朝後期(1974年)、第22代王の正祖(ソンジョ)が父の死を悼み、墓を保護するために建造したと言われています。
朝鮮戦争などで一時は大被害を受けますが、1970年ごろより補修、改修が行われ本来の姿を保っている歴史的建造物です。
朝鮮古来の築城法に加え、清から導入したという、石やレンガを使用した近代的な建築法とも融合しています。
広大な敷地の水原華城。東西南北に門があり、どこからも入ることができます。
中でも北の「長安門(チャンアンムン)」、南の「八達門(パルタルムン)」から入ると、敷地内の主要な見どころを回りやすいでしょう。
地上と結ばれた気球で、地上150m上まで上がり、水原華城の全体や水原市を一望することができます。
壮大な景観は息をのむほどですよ。
大人 18,000ウォン(1,800円)、青少年(中高生) 17,000ウォン(1,700円)、子ども(小学生) 15,000ウォン(1,500円)。
9:30〜22:00まで行っていますが、陶器は10:00からとなるため注意してくださいね。
華城の東北部にある「錬武台」では、かつて兵士たちが弓を射る練習をしていました。
現在はその地で韓国弓道の体験ができます。
10本で2,000ウォン(200円)とリーズナブルなので、気軽にチャレンジできますね。
12:30〜13:30のお昼休みを除いて、9:30〜17:30まで行われています。
なお、11〜2月の冬季は16:30までで終了です。
孝園鐘閣にある鐘は、正祖の精神をたたえ、家庭と国の平安を祈願して作られたと言われています。
口径2m、高さ4m、総重量は125.5tという巨大な鐘を打つ体験ができるんですよ。
鐘は3度打つことになっており、親の健康、自分の健康、自分の発展を祈ってという3つの意味があります。
こちらの体験も有料で、1人〜2人で1,000ウォン(1,000円)、3〜4人で2,000ウォン(2,000円)となっています。
9:00〜18:00まで体験可能ですが、11〜2月の冬季は17:00までとなります。
住所 :
京畿道 水原市 八達区 南昌洞 68-5(경기도 수원시 팔달구 남창동 68-5)
[道路名住所]マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 031-228-4677(華城行宮券売所)
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 無料 ※一部有料の施設もあります
日本語 : 一部スタッフ可
厳選したソウルのとっておきスポットを、グルメ、定番の観光スポット、穴場の観光スポットに分けて紹介してきました。
本記事を参考に、ソウルをとことん楽しんでいただけることを祈っています。
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最終更新日 : 2023/06/14
公開日 : 2016/06/05