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1. 国立考古学博物館(Museo Archeologico Nazionale)
3. サンタキアーラ教会(Complesso Monumentale di Santa Chiara in Napoli)
4. 国立カポディモンテ美術館(Museo Nazionale di Capodimonte)
5. サンタルチア港と卵城(Porto di Santa Lucia/Castel dell'Ovo)
7. サン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂(Chiesa di San Francesco di Paola)
8. サンセヴェーロ礼拝堂(Museo Cappella Sansevero)
11. カタコンベ・ディ・サン・ジェンナーロ(catacombe di san gennaro)
12. ナポリ・ソッテラネア(Napoli Sotterranea)
13. ガレリア・ウンベルト1世(Galleria Umberto I)
14. サン・カルロ劇場(Teatro San Carlo)
2. アマルフィ海岸(Costeria Amarfitana)
1. グランド ホテル ヴェズヴィオ(Grand Hotel Vesuvio)
まずは、ナポリの観光に際して、日本人なら知っておきたい注意点を見ておきましょう。
ナポリだけでなく、イタリアの観光地で気をつけたいのがスリ。
特に南イタリアには「プロのスリ」も存在するため、警戒心を持って行動することが必要不可欠です。
観光地や電車、バスなどの公共交通機関では常に警戒しておきましょう。
ちなみに、海外在住者である筆者親族も、ナポリでサイフをすられています。
日本にいるかのように振る舞わない、海外慣れしているからといって気を抜かないことをおすすめします。
「イタリア人は英語で話しかけてもイタリア語で返す」というのは良く聞く話。
観光地化されたナポリのレストランやホテル・観光スポットでは英語が通じることが多いです。
しかし、町行く人の中には、こちらが英語を話しても問答無用でイタリア語を返してくる人もいます。
ボンジョルノ(こんにちは)やグラッチェ(ありがとう)など、最低限のイタリア語を覚えてコミュニケーションをとるのも旅の醍醐味ですね。
イタリア男性のステレオタイプとも言われるナンパ。
そのイメージは地域によって異なります。
ドイツ や オーストリア などゲルマン系の文化も強い北イタリアに比べ、南イタリアに位置するナポリはナンパ文化も浸透しています。
異なる文化として楽しめるようなら良いのですが、中には「日本人女性は簡単に引っかかる」と悪意を持った人もいるので、十分に注意してくださいね。
トマトケチャップをたっぷり絡めた昔ながらのスパゲッティ。
ナポリタンは、日本人にとって馴染み深いイタリアンと言えます。
しかし、ご存知の方も多い通り、ナポリタンの発祥はナポリではなく 横浜 です。
むしろ、戦後米兵がパスタにケチャップをかけて食べているのを見て作られたことを考えると、アメリカンと言っても良いかもしれません。
ケチャップをそのまま使用する日本のナポリタンスパゲッティは、多くのイタリア人にとっては顔をしかめたくなるもののようです。
ナポリタンと名前が似たパスタ料理で、スパゲッティ・アッラ・ナポレターナというものもありますが、ナポリタンとは全く異なります。
ナポリは美しい風景と歴史的建造物が広がる絶好の観光地です。
特にナポリを訪れた際に見逃せないスポットとはどこでしょうか。
ここでは、ナポリ屈指の観光スポットやフォトスポットをご紹介します。
ナポリを訪れたら博物館へ。
イタリアを代表する博物館のひとつ国立考古学博物館は、歴史を感じさせる品々が多数展示されています。
大理石彫刻や宝石、銅像、フレスコ画や銀製品など、見どころ満載。
ヴェスビオ火山の噴火によって灰に埋もれてしまったポンペイからの出土品は、当時の人々の生活が手に取るようにわかる物ばかりで必見です。
特にポンペイ出土の踊る牧神像やローマ・カラカラ浴場出土のファルネーゼのヘラクレス、ファルネーゼの牡牛は見逃せません。
また、中1階のアレクサンドロス大王とペルシアのダレイオスの戦闘を描いた「アレッサンドロのモザイク」も見ておきましょう。
ギリシャ・ローマ時代に想いを馳せるには絶好のスポットと言えます。
住所 : Piazza Museo Nazionale, 19, 80135 Naples, Italy
マップ : Googleマップ
アクセス : ナポリ中央駅より地下鉄でカヴール広場下車
定休日 : 火曜日、1/1、12/25
開館時間 : 9:00~20:00(入場は閉館の1時間前まで)
入館料 : 18€(18歳以下および65歳以上無料)
公式サイト : ナポリ国立考古学博物館
ドゥオーモ大聖堂またはサン・ジェンナーロの礼拝堂は、ナポリの守護聖人であるサン・ジェンナーロの凝固した血液を保管しているスポット。
毎年5月の第1日曜日、9/19にサン・ジェンナーロの血が融解する奇跡で有名です。
固まっていた血が溶け出すことで、その年のナポリの安泰を喜ぶという、ナポリでは有名な儀式。
血の入ったツボは、鉄格子のある部屋の奥に置かれています。
住所 : Via Duomo, 147, 80138 Naples, Italy
マップ : Googleマップ
アクセス :
開館時間 :
料金 : 宝物館 5€
公式サイト : ドゥオーモ
アンジュー家の王妃によって14世紀に建造された教会。
18世紀にバロック様式改装され、第二次世界大戦で消失後に再建されました。
マヨルカ焼きのイエローとブルーのタイルが美しいことでも有名です。
住所 : Via Santa Chiara 49 C, Napoli
マップ : Googleマップ
アクセス : ダンテ駅(Dante, linea1)から徒歩約5分
開館時間 : 9:30~13:00/15:30~17:30 ※休日は10:00~14:00
料金 : 大人 6€、シニア 4,50€、6歳以下の子ども無料
公式サイト : サンタアキーラ教会
絵画や陶磁器好きが見逃せないのが、この国立美術館。
カポディモンテの丘の広大な美術館です。
ナポリ絵画や陶磁器が展示され、中世から続くイタリアの名門ファルネーゼ家によって創設されました。
ラファエロやティツィアーノ・ボッティチェッリなど、名だたる画家たちの作品が展示されています。
旧居室では、カポディモンテ焼きの作品を見ることができます。
住所 : Via Miano 2, Napoli
マップ : Googleマップ
アクセス : カヴール駅よりバスNo.63でMiano下車
定休日 : 水曜日、1/1
開館時間 : 8:30~19:30(入場は閉館1時間前まで)
料金 : 大人 12€(18歳以下、65歳以上は無料)
公式サイト : 国立カポディモンテ美術館
美しいナポリ湾と城のコントラストを楽しめる絶景観光スポット。
周辺に高級ホテルが建ち並ぶリゾート地のような雰囲気ですが、以前は漁港として栄えていたようです。
美しいナポリ湾を眺めながら、潮風に吹かれて散歩するのがおすすめ。
この美しいサンタルチア港の埠頭にそびえ立つのが、12世紀にノルマン王に建てられた卵城です。
城を建てるときの基礎に卵を埋め込み、その卵が割れる時にお城もナポリも滅びるという呪文をかけられたという伝説から名付けられました。
住所 : Via Eldorado, 3, 80132 Napoli, Italy
マップ : Googleマップ
アクセス : 王宮(Palazzo Reale)から徒歩15分
開館時間 : 9:00~19:30(日曜は14:00まで、冬期は18:30まで)
料金 : 無料
公式サイト : 卵城
卵城と郊外のカプアーノ城が立地的に不便だったため、アンジュー家の新しい居城として1284年に建てられたお城です。
シチリア島で反乱が起こり、アンジュー家が途絶えるまで一家はここに留まりました。
正面の入り口には美しいレリーフが施され、内部にはパラティーノ礼拝堂と市立博物館があります。
住所 : Via Vittorio Emanuele III, 80133 Napoli NA, イタリア
マップ : Googleマップ
アクセス : 王宮(Palazzo Reale)から徒歩5分
定休日 : 日曜日、祝日
開館時間 : 8:30〜19:00
料金 : 6€
公式サイト : ヌオーヴォ城
ローマのパンテオンをモデルに建てられたサン・フランチェスコ・ディ・パオラ聖堂。
ナポリの中心地のプレビシート広場にあり、観光しやすいスポットです。
広場は市民の憩いの場にもなっており、ナポリ市民の暮らしを観察するのにも最適です。
住所 : Piazza del Plebiscito, Napoli
マップ : Googleマップ
アクセス : 王宮(Palazzo Reale)から徒歩3分
開館時間 : 8:30~19:30
料金 : 無料
Veiled Christ(ベールをかけられたキリスト)の彫刻で非常に有名な礼拝堂。
彫刻のベールは、まるで透けているかのように見えるほど繊細な造形です。
住所 : Via Francesco De Sanctis 19/21, Napoli
マップ : Googleマップ
アクセス : ダンテ駅(dante, linea1)から徒歩約10分
定休日 : 火曜日
開館時間 : 9:00~19:00(最終入場は18:30)
料金 : 大人 8€、10~25歳 5€(10歳未満は無料)
公式サイト : サンセヴェーロ礼拝堂
ヴォメロの丘に築かれた星形の要塞。
屋上からナポリの街が一望できて、まさに絶景が広がります。
美しい町の景色を写真に収めたいなら絶対に行きたいスポットです。
住所 : Via Tito Angelini 22, Napoli
マップ : Googleマップ
アクセス : ヴァンヴィテッリ駅(Vanvitelli)から徒歩10分
定休日 : 火曜日
開館時間 : 8:30~19:30(チケット売り場は閉館1時間前まで)
料金 : 5€
公式サイト : サンテルモ城
イタリアの世界遺産に登録されている王宮。
王家の調度品、18世紀頃の絵画などを鑑賞でき、当時の豪華な王族の暮らしぶりを知ることができます。
王家の暮らしや歴史に興味がある人におすすめの観光スポットです。
イタリア語名 : Palazzo Reale Napoli
住所 : Piazza del Plebiscito, 1, 80132 Napoli NA
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄1号線 ムニチーピオ(Municipio)駅から徒歩8分
電話番号 : +39 06 3996 7050
定休日 :
営業時間 :
料金 : 大人 €10、18歳未満は無料
公式サイト : ナポリ王宮
ナポリを災害から守るとされる守護聖人、サン・ジェンナーロが一時期埋葬されていた地下墓所。
薄暗く冷ややかな雰囲気のただよう地下の墓地です。
サン・ジェローナの遺体が安置されていたという四角い穴が並んでおり、壁や天井にはフレスコ画が描かれています。
住所 : Via Tondo di Capodimonte, 13 80136 Napoli, Italia
マップ : Googleマップ
アクセス : バス停3250(Basilica dell'Incoronata)よりすぐ
公式サイト : カタコンベ・ディ・サン・ジェンナーロ
開館時間 : 10:00~17:00
料金 : 11€(サン・ガウディオーゾのカタコンベの入場券と併用)
ナポリ地下都市。
ちょっとワクワクするような響きですよね。
地下道の掘削の歴史は、有史以前に遡るとも言われています。
紀元前3世紀頃、新しい街・ネアポリスに神殿や住居を作るため、この辺りから凝灰岩を掘削し、地下には埋葬室を作るために掘り起こしたのが地下都市形成の始まりだと言われています。
つまり、ギリシャ時代には、地上の都市と地下の都市がほぼ同時進行で形成れていったということになります。
ローマ 時代になると、貯水槽や地下水路が作られ、劇場も作られました。
第二次世界大戦下には、防空壕として使用されています。
入口は、Basilica di San Paolo Maggioreという教会の隣にあります。
地下30m~40mの深さに広がる地下都市を、ろうそく片手に巡るのはちょっとした探検気分になります。
住所 : Piazza San Gaetano 68, Napoli
マップ : Googleマップ
アクセス : ドゥオーモ(Duomo)から徒歩10分
開館時間 : 10:00~20:00(18:00まで1時間毎にガイド付のツアーあり)
料金 : 大人 9€、子ども/6€(5歳以下無料)
公式サイト : ナポリ・ソッテラネア
ショップやカフェが立ち並ぶ、ナポリ屈指のショッピングモール。
観光の合間に一息いれるのも良し、お土産探しをするも良し。
建物として楽しむのにもぴったりで、天井部分の鉄とガラスで造られたドームが美しいおすすめスポットです。
お買い物好きや、ナポリ市民の暮らしぶりを肌で感じたい人はぜひ訪れてみてください。
イタリア語名 : Galleria Umberto I Napoli
住所 : Via San Carlo, 15, 80132 , napoli, italy
マップ : Googleマップ
アクセス : Municipio駅より徒歩6分
ミラノのスカラ座、ローマのオペラ座と並ぶイタリア三大劇場のひとつ。
芸術作品のような豪華さが溢れる劇場のデザインはもちろん、素晴らしい音響の下公演されるオペラはぜひ鑑賞したいもの。
オペラファンには特におすすめの観光スポットです。
住所 : Via San Carlo 98/F, Napoli
マップ : Googleマップ
アクセス : 王宮(Palazzo Reale)から徒歩3分
見学定休日 : 祝日・8月
開館時間 : 10:00~19:00 ※日は15:30まで
料金 : 6€(内部見学)
公式サイト : サン・カルロ劇場
パスタやピッツァに代表される世界に愛されるイタリアの味覚。
ところが、どこに行っても安くて美味しいイタリアンが食べられるというわけではありません。
イタリアに行く人は「ピッツァのハズレは少ないが、パスタの当たりハズレが激しい」という感想を持つ人も多くいます。
これは、観光大国であるイタリアには、観光客をターゲットとした粗悪店も多いためです。
せっかくナポリに来たのであれば、美味しいイタリアンを食べたいですよね。
ここでは、現地在住のナポリっ子がおすすめするレストランを紹介していきます。
南イタリアの伝統料理を食べたい人におすすめのレストラン。
ナポリの地元民にも大人気の店で、店内はナポリっ子たちで賑わった南イタリアの温かな雰囲気を感じらるお店です。
スペイン 地区の少し奥まった路地にある、隠れ家的な雰囲気。
おすすめは、南イタリアの伝統料理、ペスカトーレのパスタ・エ・ファジョーリです。
パスタと豆、ジャガイモを煮込んだこのパスタは、温かく繊細な味を楽しめます。
アンティカ・カプリでは、魚介を豊富に使っているのが特徴です。
住所 : Via Speranzella, 110, 80132 Napoli NA
マップ : Googleマップ
電話番号
: +39 081 038 3486
定休日 : 木曜日
営業時間 : 12:00〜16:00/18:30〜23:00
サンカルロ劇場ナポリ王宮といったナポリの主要な観光地から近いお店。
リーズナブルな価格で美味しい魚介料理が楽しめます。
こちらも地元民に愛される人気店です。
身が締まった魚介パスタを10ユーロ以下で食べられます。
おすすめは、ムール貝やアサリをベースとした海の幸のパスタ。
ナポリを中心とするカンパーニ地方で有名な、シャラティエッリという太く短いパスタを使用しています。
住所 : Via Sergente Maggiore, 8, 80132 Napoli NA
マップ : Googleマップ
電話番号 : +39 081 251 2435
営業時間 : 12:00~14:30/19:00~22:30
スカッパナポリ地区にあり、トリブナーリ通り沿いのお店。
店内の雰囲気が良く、魚介料理やピッツァを落ち着いた雰囲気で楽しむことができます。
特徴は、うま辛い魚介料理。
中でもピニャータのパスタは、魚介の旨味と辛さを両立したパスタで、辛さと旨味が調和した絶品料理。
辛いもの好きや、一風変わった変わったパスタを試したい人におすすめです。
住所 : Vico Cinquesanti, 29, 80138 Napoli NA
マップ : Googleマップ
電話番号 : +39 081 295860
営業時間 : 12:00〜16:00/19:00〜24:00
ナポリ中央駅から比較的近い場所に位置する、観光客に嬉しいレストラン。
日本の記事やブログでも紹介される有名店で、日本語のメニューも用意されています。
看板メニューのムール貝のスープや魚介パスタやナポリ風トマトパスタなど、ボリューム満点の絶品料理ばかり。
「とにかく量を食べたい!」という人におすすめです。
住所 : 38, Piazza Enrico de Nicola, 38, 80139 Napoli NA
マップ : Googleマップ
電話番号 : +39 081 293302
定休日 : 月曜日
営業時間 : 11:00〜23:00
ナポリで忘れてはならないのは、ピッツア。
マルゲリータ発祥の地であるナポリでは、どのお店のレベルも高く切り売りのピッツアでもアツアツならかなり美味しいです。
ナポリのピッツアはモチモチっとした生地と、コルニチョーネと呼ばれるフチの部分がぼこぼこしていてちょっと焦げ目があるのが特徴です。
ナポリの下町、スパッカナポリのトリブナーリ通りには老舗のピッツェリアが多く激戦区になっています。
オーダーしたいのは、シンプルなピッツァマルガリータか、地元の人に人気の揚げピザ、ピッツア・フリッタ。
1枚がかなり大きめなので、お腹を空かせて行きましょう。
住所 : Via Tribunali, 94 - Napoli Italy
マップ : Googleマップ
アクセス : トレド通りのダンテ広場から東へ徒歩10分
電話番号 : 081-455262
定休日 : 日曜日、8月の第2週と第3週
営業時間 : 12:00〜15:30 19:30〜23:30
ナポリまでせっかく来たのであれば、ぜひ近郊の観光スポットも訪れておきたいもの。
ナポリ近郊には、美しい景色や歴史の奥深さに触れられるスポットが満載です。
ローマ皇帝アウグストゥスもその美しさに心奪われたというカプリ島。
カプリ島は、ソレント半島の先約5km、ナポリの真南に位置しています。
島内には、可愛らしい陶器や名産のリモンチェッロなどのお土産屋さんがずらり。
ブランドショップやリゾートウェア店もあります。
高台にあるカフェで、海を見ながらのんびり過ごすのも良いですね。
現実のものとは思えないような青一色で彩られた「青の洞窟」は、あまりにも有名です。
洞窟内へ入るボートは、入口ギリギリを通るので、快晴であっても波の高さによって入れないこともあります。
冬場は催行中止になる確率が高めです。
朝から一日中不催行という日もあれば、お天気の回復を待って午後からは再オープンという日もあるので、洞窟に入れるかどうかは運次第というところです。
住所 : Isola di Capri,Campania , Città metropolitana di Napoli,Italy
マップ : Googleマップ
アクセス :
公式サイト : カプリ島
ソレントからサレルノに渡る約40kmの海岸。
海岸線と青い海が織りなす美しい景観は世界遺産に登録されています。
王侯貴族や著名人にも人気の保養地で、数々の映画の撮影にも使われています。
海岸沿いには、大型ホテルがあるようなリゾート地から、ペンションしかないような小さな町が点在しています。
絶景を楽しみながらのんびりと過ごしたい方におすすめです。
ポンペイは、西暦79年にヴェスヴィオ火山によって埋没した古代都市です。
良い保存状態で発見され、今もなお発掘が続けられています。
灰に埋まったことで、遺跡が破壊や略奪に遭うこともなく、当時の姿のまま残っているとても貴重な場所。
そのため、爆発によって一瞬にして命を奪われた人々の形がそのまま残っているのは皮肉なことでもあります。
考古学館や当時政治の場であったフォロ、スタビアーネ浴場跡、住居から売春宿まで当時の人々の生活がそこにあります。
特に夏場は陽射しがかなり強い上に、日陰になる場所が少ないので、帽子や紫外線対策は万全にしましょう。
かなりの距離を歩くことになるので、スニーカーで行くのがおすすめです。
イタリア語名 : Scavi archeologici di Pompei
住所 : Via Villa Dei Misteri 2, Pompei, 80045 Napoli
マップ : Googleマップ
アクセス : ヴェスーヴィオ周遊鉄道Pompei Scavi Villa Dei Misteri駅下車
定休日 : 1/1、5/1、12/25
営業時間 :
料金 : €18(毎月第1日曜日は無料)
注意点 : 遺跡内は広くかなり歩くので歩きやすい靴が必要です
公式サイト : Scavi archeologici di Pompei
ご紹介したように、ナポリ近郊には魅力的な観光スポットがたくさんあります。
個人で行くには言葉の面が心配という方や、時間がないので効率よく周りたいという方には、ナポリ発着のツアーがおすすめです。
ツアー名: カプリ島 青の洞窟 1日ツアー<3コース地中海ランチ付き/日本語/ナポリ発着>
予約サイト: VELTRA
ナポリのモーロ・ベヴェレッロ港に集合して高速船にてカプリ島へ。
青の洞窟見学とシーフードの昼食を楽しんでからナポリに戻るという人気コースです。
ツアー名: 2大世界遺産アマルフィ&ポンペイ 日帰り観光ツアー <貸切/ナポリ発>
予約サイト: VELTRA
ナポリ市内宿泊ホテルへ専用車がお出迎え。
ポンペイ遺跡を見学し、途中ポジターノを見下ろすポイントで写真ストップ、アマルフィではたっぷり3時間のフリータイム後、ナポリの宿泊ホテルに戻るコースです。
専用車と日本語ガイドさんが付くので、イタリアについて色々と聞くことができるのが醍醐味です。
ナポリ中央駅周辺には、格安ホテルから、ツアーが利用するような大型ホテルまであり、選択肢が多いエリアです。
列車を利用して周辺の街を巡る方や、予算を抑えたい方は、中央駅周辺のバジェットホテルがおすすめです。
ただし、中央駅周辺は雑多な雰囲気もあり、ホームレスがいたり、スリやひったくり被害が報告されている場所もあるので、女性の一人旅などでは注意が必要です。
また、高級~最高級ホテルは海沿いのサンタルチア地区に多く、海のそばで絶景を眺めながら過ごしたいという方に人気。
高級ホテルでも、お部屋のランクや時期によってはリーズナブルな設定もあるので、予算・目的にあったホテルをぜひ見つけてくださいね。
「イル・グランド・ホテル・ヴェスヴィオ」は、高級ホテルが立ち並ぶサンタルチア地区の中でも、最上級クラスのラグジュアリーホテルとして、世界各国の著名人などから支持を得ている人気ホテルです。
1800年代の終わり、イタリア政府はナポリの最も貧しい地区を開発して、新たに海岸通りを作りました。
美しい景色が臨める一等地に、ベルギー人のオスカー・ドゥ・メスニルが「イル・グランド・ホテル・ヴェスヴィオ」を開業させたのは1882年のことでした。
第二次世界大戦で被害を受けましたが、2年かけて再建し、現在のような姿で再オープンしたのは1950年。
それ以来、世界各国の王族や著名人が訪れる押しも押されぬ一流ホテルとして、その堂々とした姿を見せ続けています。
21室のスイートを含む全160室の客室があり、エレガントで重みのあるヨーロピアン家具でまとめられています。
お風呂は大理石造りで、広めのバスタブ付き。
やはり人気があるのは窓からナポリ湾が臨めるシービューのお部屋ですが、シービューでなくても、ホテルを一歩出ると目の前にはナポリ湾が広がり、卵城の姿が見えます。
時期によっては意外に手頃な価格での提供があるので、ホテル予約サイトをチェックしてみてください。
ホテル滞在に非日常を求める方なら、大満足できること間違いなしのホテルです。
住所 : 80121 Via Partenope 45 Napoli
マップ : Googleマップ
電話番号 : +(39) 081 7640044
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜24:00/12:00
公式サイト : グランド ホテル ヴェズヴィオ
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
続いても、サンタルチア地区からのご紹介。
「グランド ホテルヴェズヴィオ」の2軒となり、「ユーロスターズ ホテル エクセルシオール」は、抜群の眺めと上級なサービスで知られる人気ホテルです。
創業は1908年。
館内はクラシカルなベルエポック様式で、ピアノが置かれたロビーラウンジは広々としていて優雅な雰囲気です。
クラッシックな家具が配された客室はやや古い感じは否めませんが、清潔に保たれているので問題なし。
どのお部屋もゆったりと広めで、バスタブが付いているため、旅の疲れを癒すのに最適です。
少し奮発してでもシービューのお部屋を選べば、窓からヴェスビオ山とナポリ湾の絵のような景色を見渡せます。
実はこちらのホテルは4つ星なので、周辺の5つ星ホテルよりも若干お手頃に泊まれるチャンスがあります。
ホテル予約サイトからチェックしてみてくださいね。
住所 : Via Partenope 48, Lungomare Caracciolo Napoliと
マップ : Googleマップ
電話番号 : +(39)081 7640111
チェックイン/チェックアウト : 14:00〜24:00/12:00
公式サイト : ユーロスターズ ホテル エクセルシオール
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
「スターホテルズ テルミナス」は、ナポリ中央駅のすぐ目の前にある、ガリバルディ広場に面して建つ4つ星ホテルです。
駅チカなので、大きな荷物がある場合でも安心。
周辺はとても賑やかで、レストランやカフェがたくさんあり、食事に困ることはありません。
客室は、クラッシックからスイートまで5つのカテゴリーに分かれています。
全室に無料Wi-Fi、ミニバー、セーフティーボックス、ドライヤー、バスアメニティなど、必要なものはちゃんと揃っていて快適そのもの。
バスタブが付いているのも嬉しいポイントです。
中央駅周辺には様々なタイプのホテルがありますが、大手チェーンの4つ星ホテルを選べば、設備・サービスの水準も高く安心ですね。
住所 : Piazza Garibaldi 91, Naples, NA
マップ : Googleマップ
電話番号 : +39 081 7793111
チェックイン/チェックアウト : 14:00〜24:00/12:00
公式サイト : スターホテルズ テルミナス
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
ナポリはその歴史や美しい風景、美味しい味覚を楽しめるヨーロッパ屈指の観光スポットです。
もしナポリを訪れる際は、今回おすすめした観光スポットにも足を運んでみてください。
本記事が、あなたのナポリ旅行・観光をより色鮮やかなものにするための参考になれば幸いです。
最終更新日 : 2024/07/31
公開日 : 2018/04/05