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アウトドアブランドの大定番「コロンビア(Columbia)」
「アウトドアブランド」といえば、どんなブランドが思い浮かびますか?
パタゴニア 、 ノースフェイス 、 コールマン 、 エルエルビーン などでしょうか。
アメリカ出身のブランド「コロンビア(Columbia)」は、そんなブランドの中で同列に挙げられるような、メジャーなアウトドアブランドです。
登山やハイキングはもちろん、フェスやフィッシングでも使えるアウトドアウェアがたくさんラインナップ。
そのどれもがデザイン性やカラーリングにこだわって作られており、かわいいのが特徴です。
また、コロンビアの魅力として欠かせないのが「コストパフォーマンスの高さ」。
他のアウトドアブランドだと5万円を超えるようなクオリティのジャケットが、コロンビアでは半額で買えてしまうこともあります。
リーズナブルな理由は、独自素材の採用などメーカーの工夫によるものなので「安かろう悪かろう」では決してないというのもポイントです。
デザインが良く、機能性が高く、リーズナブル。
特にこれからアウトドアを始めようという初心者の方に非常におすすめしたいブランドなのです。
そんな3拍子そろった「コロンビア」の魅力を、ここからはたっぷり解説していきます!
コロンビアは、1938年にアメリカ・オレゴン州で創業した歴史あるブランドです。
ブランド黎明期の代表的な製品は、「マルチポケットフィッシングベスト」。
1960年代に開発され、 現在でも復刻版が登場するなど長きにわたって愛され続けているプロダクトです。
実はベストセラーになったマルチポケットフィッシングベストを生み出した後、ブランドは順風満帆とはいかず、創業者が死去するなど相次ぐ存続の危機も。
コロンビアはそんな危機の度に、アウタージャケットとインナージャケットをジッパーで着脱できる「インターチェンジシステム」や防水透湿技術「オムニテック」など、革新的な技術を開発してベストセラーモデルを次々と生み出し復活しました。
そういった苦難を乗り越え、今ではアメリカで最大級の規模を誇るアウトドアメーカーになったのです。
コロンビアの特徴としてまず挙げられるのが、おしゃれなデザインです。
アウトドアブランドの製品は「いかにもアウトドアアイテム」といったごてごてしたものが多いですが、コロンビアはそうではありません。
カラーリングやデザインにこだわったかわいいものや、シンプルなものが多いので、アウトドアはもちろん普段着としても着こなせるものばかりですよ。
冒頭でもご紹介しましたが、コロンビアは「インターチェンジシステム」や「オムニテック」などアウトドア業界においても革新的な技術を生み出してきたブランドの一つ。
その技術力は高く評価されており、他社が防水透湿性素材を「GORE-TEX(ゴアテックス)」に頼ってしまうところを、全て自社素材「オムニテック」を採用しています。
独自素材「オムニテック」については後ほど解説します。
アウトドアブランドの製品は「ジャケットが5万円」が当たり前の世界となっており、どれも高額に感じてしまいますよね。
そんな中でコロンビアは「アウトドアの世界をひとりでも多くの人に楽しんでもらいたい」という思いから、適正な価格で販売することを掲げています。
先述した独自素材「オムニテック」を採用していることもあり、パタゴニアやノースフェイスに比べ、同等のラインの商品が一回りやすいような印象を受けます。
こういったポイントが、コロンビアが年代や性別を超えて愛されている理由です。
登山用のアウタージャケット(アウターシェル)を調べていると、必ず目にするのが「GORE-TEX(ゴアテックス)」の文字。
ゴアテックスは、外からの雨は防ぎつつ、身体から発生した水蒸気は外に出すという防水透湿性フィルム素材の代表格です。
ほとんどのアウトドアブランドは、レインウエアにはゴアテックスを採用しているのが実情。
パタゴニアなど防水透湿性素材を独自に開発している会社においても、雪山用のようなハイエンドモデルはゴアテックスを採用しているのが実情です。
コロンビアもかつてはゴアテックス製ウエアを開発していました。
ただ、ゴアテックス製フィルムを採用すると非常に高価になってしまいます。
適正な価格で提供したいというコロンビアの思いと矛盾するものだったため、コロンビアは独自素材「オムニテック」の開発にいたったのです。
性能はというと、実際に筆者が低山登山で雨の中使ってみたところ、正直体感として「オムニテックの方がゴアテックスより浸水してしまう」「オムニテックのほうが蒸れる」といったことは感じません。
筆者は試せていませんが、実際にオムニテックを着て厳冬期の雪山に登頂している方も多くいるので、そこまで性能に大きな差があるわけではないのだと考えられます。
つまり、コストパフォーマンスに非常に優れた「オムニテック」は「買い」と言えます。
2016年にスタートしたのが「コロンビア ブラックレーベル」。
コロンビアが培ってきた、アウトドア仕様の素材感や機能性を活かしつつ、アーバンなテイストを取り込んだ「おしゃれアウトドアファッション」ができるアイテムがずらり。
防水透湿性素材「オムニテック」を採用したコートなど、スタイリッシュとハイテクのハイブリッドが特徴のライン。
キレイめなウェアを中心としながらも、派手なカラーリングなどを取り入れてくるのは、さすがコロンビアといったところです。
全国の直営店・アウトレット店舗の中でも取り扱っている店舗が限られるため、ブラックレーベルを実際に店舗でチェックしてみたい方は一度公式サイトを確認してくださいね。
コロンビアはインターネット通販でも購入することができますが、おすすめしたいのが直営店で実際に商品を見ること。
コロンビアは直営店を48店舗、アウトレット店舗を31店舗展開しており、さらに「ヒマラヤ」や「好日山荘」などアウトドア量販店でも見ることができます。
初めてコロンビア製品を購入するなら、青い看板が目印の「直営店」がオススメです。
登山やフィッシングなど、アウトドア・アクティビティに長けた店員さんがたくさんいるので、装備の相談にも気軽に乗ってもらえます。
中には、コロンビアの製品だけでなく、スノーブーツで有名な「SOREL(ソレル)」やトレイルランニングシューズの定番ブランド「montrail(モントレイル)」、コロンビアより一層「ガチ」といえる登山ブランド「Mountain HardWear(マウンテンハードウェア)」も取り揃えている店舗もあります。
コロンビア製品はアウトドアブランドの中でもリーズナブルな部類に入りますが、そうとはいえそれでもできるだけ安く購入したいですよね。
そんなコロンビアはアウトレット店舗もたくさんあることで知られています。
アウトレット店舗では、主に型落ち品などが販売されており、割引率は高く、中には50%オフの商品もあるとの噂です。
アウトレット店舗はアウトレットモールを中心に展開されています。
アウトレットモールの近くにお住まいなら、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
コロンビアには、「オムニテック」「オムニヒート」のように独自の技術を活かしたクオリティの高い製品や、日常使いしたいシンプルでスタイリッシュアイテムなど、コロンビアらしいアイテムがたくさん。
ここからは、コロンビアのアイテムを順番にご紹介していきます。
そうとはいっても、コロンビア全体で言えばかなりの数のアイテムをラインナップしており、ここですべてをご紹介するのは不可能なので、ジャンルに分けてそれぞれよりおすすめをいくつか紹介していきます。
コロンビアの定番アイテムといば、まず挙げられるのがマウンテンパーカーをはじめとするアウターアイテムです。
先ほどご紹介した防水透湿素材「オムニテック」や、体温を反射することで保温能力を高めた「オムニヒート」など、コロンビアが誇る独自技術の結晶とも言えるアイテムがたくさんラインナップされています。
アルプス登山のような本格アウトドアで使うなら、オススメは「マウンテンアーコーリングジャケットII」です。
春〜秋と無雪期にかけてのアウターとして最適のジャケット。
デザインもシンプルかつスタイリッシュなため、日常使いにもピッタリです。
立体裁断で作られているので非常に動きやすく、ポケットの中にはベンチレーションが配置されているなど工夫も見受けられます。
3レイヤーの防水透湿性素材「オムニテック」が採用されており、防水性はもちろん耐久性が高いのも嬉しいポイントです。
Amazonでは定価より割り引かれており、本格アウターにも関わらず2万円程度で購入することができる「超・お買い得」なアイテムと言えます。
スキーやスノーボードなど、ウィンタースポーツのためのウェアをお探しならオススメしたいのが中綿入りアウター「アルパインアクションジャケット」。
防水透湿性素材「オムニテック」と、保温素材「オムニヒート」を併用することにより、「体温によって生じた熱をキープしつつ、汗は発散してくれる」という優れものです。
カラーリングは、色落ちしたデニムのようなネイビーがイチオシカラー。
少し大きめサイズを着るのがおしゃれに着こなすコツです。
日常生活でも大活躍するアウトドアアイテムと言えば「フリース」。
ポリエステルの細い繊維でできたフリースは保温能力がとても高く、また伸縮性や肌さわりがとても良く着心地が良いのが特徴です。
最近では女性の中でもモコモコダウンが爆発的に大ヒットし、寒い季節になると見かけない日はないというほど。
それほどまでに「かわいく」「暖かく」「着心地がいい」のがフリース。
コロンビアのフリースも、品質はもちろんのこと流行りをおさえたデザインになっており、また他のアウトドアブランドと比べても割安になっています。
一着購入すればアウトドアのみならず、秋冬の間手放せないアイテムになること間違いなしですよ。
フリースの弱点といえば「防風性のなさ」。
もともとはアウターの中に着るためのアイテムなので仕方ないといえば仕方ないですが、それでもフリース一枚で外に出たい時もありますよね。
「アーチャーリッジジャケット」の特徴は、防風技術「オムニウインドブロック」を採用し、防風性を高めていること。
外からの風は最大限にブロックしつつ、フリースの長所である通気性は確保してくれるという優れた技術です。
脇下や肘など可動域に関しては伸縮性の素材を用いており、また身体に合う立体裁断を採用していることから非常に動きやすいのも嬉しいポイントです。
コロンビアのダウンはシンプルなデザインかつクオリティが高いと人気のアイテムです。
一般的にダウンの弱点といえば「水」。
羽毛で出来ているダウンは、水に濡れてしまうと保温力が極端に低下してしまいます。
コロンビアのダウンは水濡れの対策として、撥水技術「オムニシールド」を採用しており、小雨や土ぼこりが衣類についてしまうのを防いでくれますよ。
「アルファトレイルダウンジャケット」の一番のウリはその暖かさです。
中に封入されているダウンは「800フィルパワー」と非常にクオリティの高いダウンを採用。
また、体温を反射して高い保温性能をキープする「オムニヒート3D」という技術が使われています。
その他、ダウン最大の弱点「濡れ」に関してもしっかり考えられているのもポイントです。
外側には「オムニシールド」が採用され撥水効果を持っており、かつ内側のダウンは「ウォーターレジスタントダウン」と呼ばれる撥水加工が施されているダウンを採用という二重の対策がとられています。
さらに、コンパクトに折り畳めるので携帯性が非常に高いという特徴もあります。
くるくるとまとめれば左ポケットに収納できるので、日常や旅行、アウトドアシーンと、手放せないアイテムになること間違いありません。
ちなみに、この「アルファトレイルダウンジャケット」はメンズ展開のみとなっているためご注意ください。
アパレルアイテムの印象が強いコロンビアですが、リュックも販売しています。
アウトドアユース用・デイユース用の小型・中型リュックから、バックパッキングやテント泊などを想定した大型リュックまで、しっかりとしたラインナップになっています。
コロンビアのリュックにおける全体的な特徴としては、「コストパフォーマンスが圧倒的に良いこと」。
他メーカーと変わらないベーシックな仕様ながら圧倒的にオトクなアイテムも多いため、リュックをお探しの方はぜひ候補に入れてみることをおすすめします。
デイリーユース、旅行をはじめ、ハイキングや軽登山にオススメなのが「キャッスルロック 20L」。
背面は大きく空間が空いた構造になっており、汗をかいてもムレにくいのがポイントです。
また、レインカバーも付属しているため、万が一の雨のときにも対応できます。
ただ、ヒップベルトが少し貧弱なため、重たい荷物を背負うと少し疲れる印象があります。
本格的な登山に使うなら、次に紹介する「バークマウンテン 30L」がおすすめです。
バックパッキングをはじめ、低山での軽登山から、アルプス山小屋泊登山まで対応できる30Lのリュックが「バークマウンテン 30L」です。
「キャッスルロック 20L」とは異なり、ヒップベルト・ショルダーベルトともに大きくしっかりとした設計。
また、背中にはアルミフレームが入っており、荷物を肩だけでなく全身で支える構造になっています。
背面のアクセスしやすい位置にポケットがあったり、雨蓋の裏側に旅行に便利なセキュリティポケットがあったりと収納も充実していて、非常に使いやすいリュックに仕上がっています。
何より、「バークマウンテン 30L」の最大の魅力はそのコストパフォーマンスの良さ。
30Lクラスにして必要十分な機能を備えたリュックながら、1万円を切る価格設定はさすがコロンビアといったところです。
コロンビアには、近年ブームになっているアウトドアアイテム「 サコッシュ 」もラインナップされています。
「ジャックスリムサコッシュ」は、シンプルでスタイリッシュなデザインが美しいサコッシュ。
生地にシリコンを用いた強力撥水加工を施しているため、アウトドアでも中身を守ってくれます(完全防水ではないので、極端に激しい雨の中ではご注意ください)。
他ブランドのサコッシュはシンプルなヒモをショルダーベルトにしているケースが多いですが、「ジャックスリムサコッシュ」はクッションが施されているショルダーベルトを採用しています。
コンパクトカメラなど、少し重いものを入れても食い込んで痛くなることがない嬉しい工夫ですね。
コロンビアのシューズの中でオススメは、何と言っても防水透湿性素材「オムニテック」を採用したモデル。
靴のインナーとアウターの間にオムニテックが張られた仕様。
外から水が入ってこず、また汗は発散してくれるという機能を誇っているのはジャケットと同じです。
防水性が高く長靴感覚で履くことができるので、登山だけでなく、釣りやキャンプ、雨の日の普段使いにも良いです。
「セイバー3 ミッド」は、オムニテックを採用し、防水透湿性を実現したミッドカットのトレッキングシューズです。
軽量かつ、クッション性が非常に高いミッドソール(中敷き)「テックライト」を採用しており、歩きやすいようサポートしてくれます。
足首がある程度自由に利くミッドカット仕様で軽量(片足400g)設計となっており、歩きやすいので登山初心者の方にもおすすめ。
一足持っていれば、ハイキングから低山の登山、またアルプスの山小屋泊程度であれば対応できるオールラウンドモデルです。
ミッドカットを実際に履いてみて歩きにくいと感じた方や、普段もスニーカー感覚で履きたいという方にオススメなのが「セイバー3 ロー」。
「セイバー3 ミッド」と同じく、サポート性の高いミッドソール「テックライト」を採用しているため、長時間の歩行にも対応してくれます。
もちろん「セイバー3 ロー」もオムニテックを採用しています。
ローカットなので普段のコーデにも取り入れやすく、黄色の派手なカラーリングがアウトドアアイテムらしくて良いですよね。
ちなみに、「登山にはハイカット、ローカットだと足首を痛める」という定説は、テント泊で荷物がかなり重くなる場合にのみあてはまります。
ローカットシューズは日常でも使いやすいですが、ハイカットシューズ・ミッドカットシューズは普段着に合わせるのは難しいものも。
「1回きりの 富士山登山 のために購入するけど、あとはもう使う予定がないかも」という方は、ローカットをチョイスした方が良いかもしれません。
冬にオススメなのがスノーブーツ「チャケイピチャッカオムニヒート」です。
体温を反射して保温能力を高める「オムニヒート」というテクノロジーを採用しており、雪道でも暖かいのがポイント。
ボトムのゴムソールは雪上でも滑りにくい仕様になっており、デイリーユースやゲレンデでのアプローチシューズとしてもおすすめ。
クラシックなデザインがかわいく、コーディネートに取り入れやすいのも嬉しいポイントですね。
「チャケイピチャッカオムニヒート」はユニセックス仕様になっています。
サイズが1cm刻みになっているので注意してください。
分厚目の靴下とともに履きたい方は、少し大きめを購入すると良いでしょう。
アメリカを代表するアウトドアブランド「コロンビア(Columbia)」についてご紹介してきました。
おしゃれ、機能性も良い、コスパ抜群というコロンビアの特徴がおわかり頂けたかと思います。
オムニテックを用いたマウンテンパーカーや、あたたかいフリース、普段使いにおしゃれができるブラックレーベルなど、どれも魅力的なアイテムばかり。
次の登山やフェスには、ぜひコロンビアのウェアを着て出かけましょう!
公開日 : 2019/03/01