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江ノ島は、 神奈川 県藤沢市の南部400mほどに位置する島です。
以前は連絡船に乗ったり、干潮の時にのみ現れる砂の道を歩いたりして島と対岸を行き来していましたが、現在は橋が架けられており、徒歩はもちろん車でも渡ることができます。
江ノ島には日本三大弁財天に数えられる江ノ島弁財天が祀られており、日頃から国内外問わず大勢の参拝客が訪れています。
また、参詣のみでなく、観光や食べ歩きを目的に訪れる人も多い、湘南で人気のスポットです。
ロケ地としてもよく使われているので、「 江ノ島プリズム 」や「 陽だまりの彼女 」など、映画やドラマを見て江ノ島に興味を持った方もいるのではないでしょうか。
ただ、お店や絶景ポイントが多く見どころ満載なので、1日では周りきれないこともあると思います。
そこで今回は、江ノ島を効率よく周ることができる江ノ島の1日観光のモデルプランをご紹介します。
実際に筆者が江ノ島に足を運び、見どころをチェックしてきました。
観光スポット以外にも、オススメのお食事どころやおみやげ屋さんなども紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
まず、電車で江ノ島へ向かう際は、小田急線の「片瀬江ノ島駅」と江ノ島電鉄線の「江ノ島駅」を利用するのが便利です。
ちなみに、おすすめは江ノ電です。
江ノ島からは小田急線の駅よりも少し距離が離れていますが、江ノ電のレトロでかわいい見た目の他にも、歩く価値がある素敵な理由が2つあります。
1つめは江ノ電の車窓から見える景色です。
江ノ電には海岸沿いを走る区間があるため、電車から美しい湘南の海や江ノ島を一望することができます。
青空を反射してキラキラと光る海や、夕日に照らされた神秘的な江ノ島など、江ノ電からの景色は江ノ島観光をさらに盛り上げてくれること間違いなし!
2つめの理由は、江ノ島駅から江ノ島へ続く橋までの道、その名も「すばな通り」です。
すばな通りなんて不思議な名前の由来、気になりますよね。
湘南藤沢ウォーキング協会によると、すばなは漢字で「洲鼻」と書くそうで、「川が運んで来た土砂が堆積してできた洲の先端」という意味から名付けられたそうです。
すばな通りは10分から15分ほどで歩けますが、その短い距離に魅力いっぱいのお店がいくつも建ち並んでいるんです。
歴史を感じる和菓子屋さんやオシャレなレストランなど、様々なお店が目を引きますが、今回はその中でも特におすすめのお店をご紹介します。
江ノ島駅と橋の入り口のちょうど半分ほどのところにあるのが、色とりどりの水着やアクセサリーが目を引く雑貨屋さん、Little JJです。
お店の前の駐車スペースにはところ狭しとカラフルな雑貨が置かれていて、まるで バリ のような南国の雰囲気に包まれています。
ワンピースやサンダル、Tシャツなどに加えて、ピアスやネックレスといったアクセサリー類など、オシャレを楽しみたい人にはうってつけのお店です。
もちろん身に付けるものだけでなく、時計やランプ、おもちゃなどもお店の中にたくさん並んでいるので、南国風の雑貨がきになる人やかわいい置き物たちに癒されたいなんて人も、ぜひLittle JJに立ち寄ってみてください。
住所 : 神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目11-28
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0466-86-5368
定休日 : 不定休・雨天休業
営業時間 : 10:00〜18:00
駐車場 : 付近に有料駐車場あり
公式サイト : Little JJ
いよいよ橋を渡って江ノ島へ向かいます。
橋は歩行者用と自動車用の二つが架けられていて、それぞれ江ノ島弁天橋、江ノ島大橋と呼ばれています。
左右に広がる海の景色と薫りを楽しみながら400m弱ある弁天橋を渡り切ると、ついに江ノ島に到着です。
弁天橋を渡り終えるとさっそく目に入ってくるのが、魚介類の食品を専門に販売している貝作です。
アジの開き、イカの塩辛、かまぼこなど、ハズレのないお手頃価格のおみやげがずらりと並んでいます。
さらに、おみやげコーナーの隣では、磯焼きの良い香りが食欲をそそります。
イカやハマグリなど新鮮な魚介類をその場でグリルで焼いてくれる磯焼きコーナーは、貝作でも特に人気です。
また、2階と3階では湘南ならではの新鮮な食材を使用した丼ぶりや定食が食べられます。
お腹いっぱい食べたい人、食べ歩きをしたい人、お土産を買いたい人、全員におすすめの貝作に足を止めてみてはいかがでしょうか。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島1丁目3-20
マップ : Googleマップ
アクセス : 小田急線「片瀬江の島駅」より徒歩6分
電話番号 : 0466-22-3759
定休日 : 不定休
営業時間 : 【月~金】10:30~21:00【土日祝】9:30~21:30
駐車場 : あり
注意点 : 宴会等はお電話にて予約してください。
公式サイト : 貝作
貝作を後にし江ノ島の大通りを進むと、すぐに鳥居が出迎えてくれます。
この大通りは「弁天仲見世通り」と呼ばれ、通りの両側におみやげ屋さんやお食事どころが立ち並ぶとても活気溢れる場所です。
いつ行っても大勢の観光客で賑わっている弁天仲見世通りですが、多くの人が手にしている食べ歩きフードがあるんです。
それがこちら。
江ノ島の食べ歩きベスト3に入るであろう、あさひ本店の「丸焼きタコせんべい」。
江ノ島に行くと、必ずこのタコせんべいを持った人を目にするほどの人気ぶりです。
作り方はいたって簡単。
タコとせんべいの素を鉄板に敷き、上からもう一枚の鉄板でプレスすると、あっという間にタコがペタンコのおせんべいに変身を遂げます。
子供からお年寄りまで幅広い世代の人が、タコが丸ごと閉じ込められた、このエキゾチックで香ばしい江ノ島名物を食べてみようと、日々お店の前で長蛇の列を作っているんです。
ちなみに、タコの他にもエビやクラゲもあるので、興味がある方はそちらにも挑戦してみてください。
住所 : 神奈川県藤沢市江の島1丁目4-8
マップ : Googleマップ
アクセス : 江ノ電バス「江の島バス停」より徒歩3分
電話番号 : 0466-23-1775
定休日 : 木曜日
営業時間 : 9:00~18:00
公式サイト : あさひ本店
さて、弁財天仲見世通りを抜けると、真っ赤な鳥居が姿を現します。
江島神社への入り口です。
こちらの神社は辺津宮(へつみや)、中津宮、奥宮の3つから成っており、ご祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)と須佐之男命(すさのおのみこと)が誓約をした時に生まれた三姉妹の女神様なんだそうです。
鳥居をくぐり階段を上り続けると、辺津宮にたどり着きます。
辺津宮の境内の奉安殿には、八臂弁財天、そして日本三大弁財天に数えられており裸弁財天とも呼ばれる「妙音弁財天」が祀られています。
縁結びや芸道上達など、妙音弁財天のご利益を求めて毎日参拝に訪れる人が後を絶ちません。
さらに島の奥へ進んで行くと、中津宮があります。
朱色の社殿がとても美しいですね。
奥津宮に祀られているのは三姉妹の神様の長女で、安らかに海を守る神様と言われているそうです。
社殿の手前にある拝殿の天井に描かれているのは、亀の絵。
ところがこれ、ただの亀ではありません。
どの角度から見てもこちらを睨んでいるように見える「八方睨みの亀」なんです。
奥津宮まで参詣した際は忘れずに、この八方睨みの亀が本当にあなたから目を離さないか試してみてください。
住所 : 神奈川県藤沢市江の島2丁目3-8
マップ : Googleマップ
アクセス : 江ノ電バス「江の島バス停」より徒歩5分
電話番号 : 0466-22-4020
参拝時間 : 参拝自由(社務所 8:30〜17:00、奉安殿 8:30~16:30)
拝観料 : 奉安殿は大人 200円、中高生100円、小学生50円
公式サイト : 江島神社
江島神社の奥にある、小さな社殿。
全国各地に八坂神社はありますが、その総本山が 京都 の八坂神社となっています。
江ノ島にある八坂神社は、もともと「天王社」と呼ばれていました。
明治6(1873)年に、天王社から八坂神社に改称しています。
いつ頃建てられた神社なのか明確に記載されている文献が見当たりませんが、寛政2(1790)年の「牛頭天王一坪半」に記載があり、江の島の八坂神社がそれ以前にはすでに建立されていたということはわかっています。
御親祭とされているのは建速須佐之男命(すさのおのみこと)で、とても猛々しく、疫病などの厄災を払う神様として深く信仰されています。
建速須佐之男命は天照大御神の弟とされています。
普段は静かな神社ですが、毎年7月14日を中心として開催される八坂神社例祭は大盛り上がり。
おみこしを担いだ男性陣が特設されているスロープを練り歩き「ヨイヨヨイヨ」と声を上げ、お祭りがどんどん盛り上がっていきます。
地元民の方だけでなく、観光客も押し寄せて大盛況!
静かな社殿への参拝も趣深くて良いですが、ぜひお祭りを見てみたいという方は7月に江ノ島に観光することをおすすめします。
住所 : 神奈川県藤沢市江の島2丁目3-8(江島神社境内)
マップ : Googleマップ
アクセス : 江ノ電バス「江の島バス停」より徒歩7分
電話番号 : 0466-22-4020(江島神社)
時は日露戦争時代。
大国ロシアを相手に戦争で活躍した、日本の軍人である児玉源太郎を奉っている神社です。
児玉氏は日露戦争で日本の勝利へのカギを握っており、日本を勝利に導いたともされています。
日露戦争の功績を讃えられ、児玉氏は台湾の経営を任されます。
当時の 台湾 の状態は良いものとは言えませんでしたが、民生長官に就任した後藤新平と共に尽力し、台湾の情勢を整えることに成功。
治安の改善のみならず産業の復興も行い、台湾インフラのきっかけを作りました。
児玉氏は生前、江ノ島を愛しており、神社建立に至りました。
拝殿の前にある狛犬には、台湾からの寄進によるものです。
狛犬の口の中には球が入っていて、触ると球が自由に動く作りになっています。
住所 : 神奈川県藤沢市江の島1丁目4-3
マップ : Googleマップ
アクセス : 江ノ電バス「江の島バス停」より徒歩5分
電話番号 : 0466-22-2410
公式サイト : 児玉神社
江島神社や八坂神社への参拝後、少し小腹が空いてきたときにぜひ立ち寄ってほしいのが紀の国屋本店です。
店内でお団子やお饅頭などのメニューをいただくことはもちろん、天気の良い日は食べ歩きしたいですよね。
せっかく江ノ島まで来ているので、天候に恵まれているのならば江ノ島の雰囲気を感じつつ小腹も満たしましょう。
紀の国屋本店前では、食べ歩きの観光客の方が列を作るほどおいしいお団子を中心とした和菓子を提供しています。
店先でお団子を焼いているのも食欲をそそられ、つい行列に並んで購入したくなります。
お店で販売されているのは、くし団子・もなか・お饅頭・アイスなど食べ歩きにぴったりのもがずらり。
観光パンフレットに書かれている「女夫饅頭」もおすすめですが、実演販売されているくし団子もおすすめです。
焼きあがったくし団子は、外はカリッと中はふんわりとした食感。
とても柔らかくて食べやすく、みたらしなどもしっかりと絡んでいて文句なしの絶品グルメです。
住所 : 神奈川県藤沢市江の島2-1-12
マップ : Googleマップ
アクセス : 小田急江ノ電線「片瀬江ノ電駅」から徒歩10分
電話番号 : 0466-24-5663
定休日 : 水曜
営業時間 : 9:00~18:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
江ノ島の山の頂上あたりに位置するのが江ノ島サムエル・コッキング苑です。
イギリス人貿易商のサムエル・コッキングさんが、江ノ島に住んでいた際に植物園を造ったのが始まりです。
現在は、和洋折衷でありつつ南国の雰囲気も持ち合わせた植物園として観光客の人気を集めています。
中には芝生の広場やツバキ園、カフェや売店なども充実しており、一休みするのにはうってつけの場所となっています。
毎年11月から2月には、素敵なイルミネーションも楽しめます。
チケットが500円(子どもは250円)とリーズナブルなのも嬉しいポイント。
江ノ島水族館とセットになったお得なチケットも販売されているので、デートにもおすすめです。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島3丁目3-28
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0466-23-2444
閉園日 : 無休(荒天時は営業を休止する場合あり)
開園時間 : 9:00~20:00 (最終入場 19:30)
料金 :
公式サイト : 江の島サムエル・コッキング苑
サムエル・コッキング苑の中にある灯台「江の島シーキャンドル」は、特にカップルから人気がある観光スポットです。
その理由は、季節ごとにテーマが変わるシーキャンドルのライトアップです。
無数のライトに照らされて幻想的に光るシーキャンドルで一緒に時を過ごせば、二人の距離もぐっと近づくこと間違いなしです。
また、シーキャンドルは日中も多くの観光客で賑わっています。
江ノ島のてっぺんから見る海や街並み、そして富士山は、一見の価値ありです。
そのため、日中に行くのもおすすめですし、遅くまで滞在できる方は、一番最後にシーキャンドルに行っていただいても良いと思います。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島2丁目3-28(江の島サムエル・コッキング苑内)
マップ : Googleマップ
アクセス : 江ノ島エスカー3区降り口より徒歩11分
電話番号 : 0466-23-2444
定休日 : 年中無休、ただし悪天候の場合は安全のため営業を中止する場合もあります。
営業時間 : 9:00~20:00 (最終入場 19:30)
料金 : 大人 500円/子ども 250円 ※周辺施設との共通券もあり
公式サイト : 江の島シーキャンドル
サムエル・コッキング苑の中にあるカフェの1つが「LON CAFE 湘南江の島本店」です。
LON CAFEは日本で初めてフレンチトースト専門のお店として誕生したことで有名。
今や日本中で流行しているフレンチトースト専門店を、LON CAFEがここ江ノ島で始めたなんて、なんだかすごくないですか?
ふわふわ、とろとろのフレンチトーストを、草花に囲まれた植物園の中で食べるなんて贅沢をしてみてはいかがでしょうか。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島2丁目3-38(江の島サムエル・コッキング苑内)
マップ : Googleマップ
アクセス : 江ノ島エスカー3区降り口より徒歩10分
電話番号 : 0466-28-3636
定休日 : 無休
営業時間 : 【平日】11:00〜20:00(L.O.19:30)【土日祝】10:00〜21:00(L.O.20:30)
公式サイト : LONCAFE
パンケーキより和食の方が良いという方には「富士見亭」をおすすめします。
サムエル・コッキング苑から歩いて5分ほどのところにあるこの料理屋さんは、新鮮な海の幸をふんだんに使った定食や丼ぶりで人気です。
特に江ノ島名物のしらすをたっぷりと使った「生しらす丼」は店の看板メニューです。
また、店の奥は窓が大きく、景色がとても良いです。
天気が良い日には、富士山や伊豆諸島を見ながら食事をすることもできます。
住所 : 神奈川県藤沢市江の島2丁目5-5
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0466-22-4334
定休日 : 不定休(荒天の場合は休業)
営業時間 : 10:00〜17:00
ついに来ました、江ノ島の最奥部にある岩屋洞窟です。
岩屋洞窟は奥行きが152mもある海食洞窟で、富士山の氷穴に通じているという言い伝えがある第1岩屋と、龍神伝説の地といわれる第2岩屋から成っています。
江ノ島信仰の発祥であると信じられている岩屋洞窟では、弘法大師や日蓮上人などが修行をしたという話や、鎌倉幕府将軍の源頼朝が奥州藤原氏の征伐を祈願しに岩屋にやって来たという話もあるほどです。
洞窟の中は外に比べてかなり静かで暗く、初めは少し怖いと感じる方もいるかもしれません。
ただ、ろうそくで照らされた洞窟内を歩いているうちにすぐ恐怖は消え、神秘的な世界に魅了されること間違いなし!
洞窟の奥で待っている「龍」に出会えるのもお楽しみに…
実は筆者が江ノ島を訪れたのは、ちょうど台風が本州を直撃した次の日でした。
海が荒れていたために、江ノ島岩屋への通路が封鎖されてしまっていました。残念…
このようなこともあるので、江ノ島を訪れる際はぜひ天候に注意してください。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島2丁目
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0466-22-4141(藤沢市観光協会)
営業時間 : 9:00〜17:00(季節によって異なります)
料金 : 一般(中学生以上)500円/小学生 200円
公式サイト : 江ノ島岩屋
江ノ島で一番奥の岩屋まで行ったら、Uターンして帰路につきましょう。
ですが、江ノ島から出る前に、あともう何箇所かおすすめしたいスポットがあります!
そのうちの1つが、ここ「稚児ケ淵」です。
稚児ケ淵とは、岩屋の手前に広がっている隆起現象で生まれた海食大地のことで、稚児ヶ淵という名前は、かつて稚児がここから身を投げたことから付けられたという悲しい名前です。
ただ、その名前とは裏腹に、富士山の反対側に沈んでいく夕陽と、打ち寄せるたびにしぶきを上げて砕けていく波が組み合わさり絶景を作り出しています。
実は「かながわの 景勝50選」にも選ばれている絶景ポイントなんです。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島2丁目5-2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0466-22-4141(藤沢市観光協会)
公式サイト : 稚児ケ淵
寺院というと建物にも歴史があるというイメージがあるかもしれませんが、江の島大師は平成に入って建立された寺院です。
昔は江の島にも寺院があったのですが、明治時代に入って施行された廃仏毀釈の際にお寺が廃されてしまいました。
江の島大師もその一つであり、平成5(1993)年に寺院が再建されました。
再建地は昭和39(1964)年に廃業した「江の島館」の跡地で、 鹿児島 にある最福寺の別館として建てられます。
敷地内に入るとまず目に入る、真っ赤な不動明王。
平成に入って建立されたということもあり、新しい雰囲気も感じることができます。
不動明王の大きさは、なんと6m!
真っ赤な色も目を引き、迫力満点ですね。
拝観は自由となっていて、大師敷地内はとても静かです。
観光客などでにぎやかな場所も良いですが、静かに厳かにお参りがしたいという方におすすめです。
住所 : 神奈川県藤沢市江の島2-4-10
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0466-50-2111
拝観時間 : 9:00~18:00
公式サイト : 江の島大師
カップルで江ノ島へ行くのであれば、この場所は外せません。
ここ「恋人の丘」には「龍恋の鐘」と呼ばれる鐘があり、ここで一緒に鐘を鳴らしたカップルはずっと一緒に居られると言われています。
なぜそのような話が広まったのかというと、江の島に伝わる、天女と龍の恋物語が関係しています。
かつて、現在の 鎌倉 に住んでいた五つの頭を持つ龍が、その地域の村人を苦しめていたそうです。
しかし、ある日海が荒れると島(現在の江の島)が海から現れました。
さらに天から美しい天女(江ノ島弁財天)が舞い下りてきて、 龍はその天女に一目惚れをします。
天女に結婚を求めたものの、自らの行いの悪さを理由に断られてしまった龍は、心を入れ替え良い龍となったそうです。
そして、ついに天女と龍は結ばれました。
このように江ノ島に古くから伝わる伝説がこの恋人の丘、そして龍恋の鐘を生んだのです。
「陽だまりの彼女」といった恋愛映画の撮影で使われたこともあるこの丘には、絶えずカップルたちが鐘を鳴らしに訪れています。
また、龍恋の鐘の周りのフェンスは、ご覧の通り、カップルたちの名前が書かれた南京錠でびっしりと埋め尽くされています。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島2丁目5
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0466-22-4141(藤沢市観光協会)
さて、もうすぐ江ノ島観光も終わります。
なんとなく小腹が空いてきてはいませんか?
そんな時におすすめしたいのが、中村屋羊羹店の「江ノ島名物元祖海苔ようかん」です。
食べ歩きがしやすいように、細く切られてた海苔ようかんが棒に刺されて出てきます。
中村屋羊羹店は1902年に創業し、今年でなんと115年目を迎えた老舗のようかん店で、ようかんの他にもまんじゅうも多くの人から好まれています。
海苔ようかんの、江ノ島らしい磯の香りを感じながら江ノ島散策なんて素敵ですよね。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島2丁目5-25
マップ : Googleマップ
アクセス : 江ノ島シーキャドルより徒歩2分
電話番号 : 0466-22-4214
定休日 : 不定休
営業時間 : 9:00〜18:00
公式サイト : 中村屋羊羹店
江ノ島を後にする前に、江ノ島の歴史を感じる観光スポットに最後に足を運んでみましょう。
弁天仲見世通りを下り右に曲がると、ブロンズ像に囲まれた噴水を見ることができます。
噴水の中央に設置されたブロンズ像は弁財天で、その周囲には4体の西洋・東洋の女性像が設置されています。
この噴水は「オリンピック記念噴水池」と呼ばれ、1964年に開催された東京オリンピックを記念して作られました。
実は1964年のオリンピックの際に国立競技場から分火された聖火が江ノ島に運ばれていたのです。
今でも、噴水池の近くに当時使用された聖火台が建っているんです。
江ノ島はオリンピックに関係があったんですね。
現在、噴水池の前では日によって異なるパフォーマンスが行われている日もあり、運が良ければ三味線の演奏などを楽しむことができるかもしれません。
一休みする観光客やお年寄りの憩いの場として、また子供達の遊び場として、江ノ島内外の方から愛されている場所です。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島1丁目1
マップ : Googleマップ
アクセス : 弁財天仲見世通りより徒歩1分
電話番号 : 0466-22-4141(藤沢市観光協会)
公式サイト : オリンピック記念噴水池
余談ですが、オリンピック記念噴水池からもう少し先に進むと、江ノ島ヨットハーバーがあります。
このヨットハーバーは、日本で初めての競技用ハーバーとして整備され、1964年の東京オリンピックでセーリング会場として使用されました。
なるほど、だから江ノ島にオリンピック記念噴水池や聖火台があるんですね。
2020年の東京オリンピックの際にも、江ノ島ヨットハーバーでセーリング競技が行われました。
50年以上の時を経て、同じ場所で同じ競技のオリンピック会場として使われることになるとは、なんとも感慨深いものがありますね。
住所 : 神奈川県藤沢市江ノ島1丁目12-2
マップ : Googleマップ
アクセス : 弁財天仲見世通りより徒歩6分
電話番号 : 0466-22-2128
営業時間 : 8:00〜18:00(時期によって異なります)
料金 : 使用目的により異なります。公式ウェブサイトを参照してください。
公式サイト : 江ノ島ヨットハーバー
江の島観光で色々な場所に出向くのは、観光の醍醐味といえます。
少しゆっくりとした時間を過ごしたいと思った時におすすめなのが、江の島アイランドスパです。
施設内には温泉施設とプールが完備!
屋上プールからの眺めは絶景ですよ。
天気の良い日には、遠くに 富士山 を望むこともできます。
いつまででも入っていたくなる開放的な屋外プールは、「屋内・屋外スパエリア」か「洞窟スパエリア」に設置されています。
それぞれにカフェがあるので、まだプールで遊びたいという方はぜひ利用してみてください。
プールに入ったあと、施設内にあるレストランでの食事も可能です。
本館3Fの温泉施設は充実しています。
江の島にある唯一の温泉施設で、泉質はナトリウム 塩化物強塩となっています。
切り傷や打ち身、婦人病や疲労回復など、男性にも女性にも嬉しい効果をもたらしてくれる 温泉 です。
室内温泉とはいっても、海に面している部分はガラスを採用しているので、相模湾や富士山を眺めることもできますよ。
住所 : 神奈川県藤沢市江の島2-1-6
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0466-29-0688
定休日 : 月・木曜(天然温泉は年中無休)
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 江の島アイランドスパ
江ノ島は予想以上に高低差があり、階段や坂の上り下りが大変な場合があります。
そこで活躍するのがエスカーです。
エスカーは、1959年に国内初の屋外エスカレーターとして登場して以来、高低差46mを4分程度で上れることから小さな子供を連れた家族やお年寄りなど、江ノ島を訪れる多くの人に頼りにされています。
エスカーを利用すれば、江ノ島観光を楽に楽しむことができます。
「江ノ島電鉄1日乗車券のりおりくん」や「江の島・鎌倉フリーパス」をお持ちの方は10%の割引が受けられるので、提示をお忘れなく。
住所 : 神奈川県藤沢市江の島2丁目3-9
マップ : Googleマップ
アクセス : 江ノ電バス「江の島バス停」より徒歩5分
電話番号 : 0466-23-2444(江ノ島遊園事業所)
運休日 : 無休(メンテナンス日を除く)
運行時間 : 8:50〜19:05
料金 : 大人 360円/子ども 180円
公式サイト : サムエル・コッキング苑
江ノ島の魅力や見どころが伝わったでしょうか。
本記事が皆様の楽しい江ノ島観光の参考になれば幸いです。
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最終更新日 : 2024/10/21
公開日 : 2017/11/06