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大分県 の中央辺りにある町で、1955年に「由布院町」と「湯平村」が合併し「湯布院町」になりました。
その後、2005年に「狭間町」と「庄内町」と合併したため「由布市」になりましたが、現在でも地名に「湯布院町」と付くことが多いです。
湯布院は海外からの観光客も多く、「湯の坪横丁」や「湯の坪街道」で外国人が写真を撮っている姿もよく見かけます。
湯布院の 温泉 や、和風の町並みを見にくる外国人が多いのかもしれません。
そんな湯布院は名前に「湯」と付いている通り、温泉で有名な地域でもあります。
日々の疲れを癒やしに温泉旅行に行く人も多い場所なので、温泉以外の観光施設・スポットも年々増えています。
湯布院へ旅行でいくなら寄っておきたいおすすめの観光スポットをまとめました。
駅から徒歩で行くことができるスポットばかりなので、電車で行く人にでも行きやすいですよ。
イギリスのコッツウォルズ地方の街並みを再現して造られた観光スポットです。
コッツウォルズ地方は有名映画「ハリーポッター」の撮影地にもなっているので、それを模して造られた湯布院フローラルビレッジは、雰囲気がハリーポッターの世界観そのものです。
施設内にはピーターラビットの専門店やフードショップ、動物ふれあいスポットなどの様々なお店が入っています。
施設の中には、有名なアニメ「アルプスの少女ハイジ」の世界を再現したコーナーもあります。
由布岳が目の前にそびえる、アルムの山のような景色と、ファンタジーな世界観が訪れた人を楽しませてくれるエリアです。
記念写真にぴったりなパネル、スイーツ店などの見どころもあります。
路地の左右には、カラフルな小屋の形をしたショップがずらっと並びます。
ショップでは雑貨やインテリアなど、旅の思い出になる一品を購入可能です。
奥に進んでいくと「不思議の国のアリス」でお馴染みのキャラクター、チェシャ猫をモチーフにしたグッズのお店もあります。
住所:大分県由布市湯布院町川上1503-3
マップ: Googleマップ
アクセス:由布院駅から徒歩15分
電話番号:0977-85-5132
営業時間:9:30~17:30
公式サイト: 湯布院フローラルビレッジ
由布岳の麓にある池で、大分川の源流の1つです。
5つの河川が流入し温泉と清水が湧き出ているため、秋から冬には早朝に霧が立ち込めることで有名です。
筆者は湯布院に住んでいたことがあるので早朝にできる朝霧を見たことがあるのですが、とても幻想的でな光景なので、朝早起きして朝霧を見に行って損はありませんよ。
金鱗湖の名前の由来ですが、金鱗湖は「岳下(たけもと)の池」と呼ばれていたこともあったのですが、1884年に儒学者の毛利空桑が魚の鱗が夕日に照らされて金色に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられています。
金鱗湖の周辺にはコイのエサも販売していますので、コイにエサをあげることもできます。
住所:大分県由布市湯布院町川上1561‐1
マップ: Googleマップ
アクセス:由布院駅から車で10分
電話番号(問い合わせ先):0977-84-3111
定休日:なし
料金:無料
公式サイト: 金鱗湖
金鱗湖の湖畔に静かに佇んでいるのが、「湯布院シャガール美術館」です。
美術館2Fには、色彩豊かに描かれたシャガールの作品がズラッと並びます。
妻ベラへの一途な愛から生まれる作品の数々から、愛の画家と呼ばれたシャガールの作品を鑑賞しましょう。
美術館1Fには、金鱗湖を見ながら食事を楽しめるカフェや、デザイン性のあるグッズが並ぶミュージアムショップがあります。
金鱗湖観光と合わせて立ち寄りたいおすすめスポットです。
住所 : 由布市湯布院町川上岳本1592-1
マップ: Googleマップ
アクセス : JR由布院駅から車で5分、徒歩25分
電話番号 : 0977-28-8500
定休日 : 不定休
営業時間 : 9:00~17:30(日・祝のみ7:00~17:30)
料金 : 大人600円 中高大学生500円 小学生・シニア400円
公式URL : 湯布院シャガール美術館
熊本県 と大分県にまたがる「阿蘇くじゅう国立公園」に指定されている山です。
標高1583mの活火山で、春夏秋冬でキレイな色とりどりの姿を見ることができます。
由布岳の山頂からは、日本百名山の阿蘇山や九重山なども見えるので眺めは抜群です。
天候に見舞われた日であれば、長崎の雲仙岳まで見渡すことができます。
また、由布岳の麓の牧草地体では毎年「牛喰い絶叫大会」というイベントが開催されています。
体育の日に開催され地元の人達もよく参加するイベントなので、時期が合うようならぜひ参加してみてください。
住所:大分県大分郡湯布院町川上
マップ: Googleマップ
アクセス:由布院駅から車で10分
電話番号(問い合わせ先):0977-84-3111
定休日:なし
料金:無料公式サイト: 由布岳
狭霧台展望台は、由布岳のふもとに位置する展望台です。
展望台のそばには軽食を購入できる飲食店やトイレもあり、休憩所としても利用できます。
由布盆地を一望できる壮大な景色を鑑賞しましょう。
筆者が訪れた朝方は、由布岳の上から霧がかかり幻想的な景色を鑑賞できました。
季節によって、春の桜、秋の紅葉など、異なる景色を鑑賞できるのが魅力です。
霧が盆地にかかる景色を鑑賞したい場合は、秋から冬にかけての朝方に訪れてみましょう。
住所 : 大分県由布市湯布院町川上
マップ: Googleマップ
アクセス : JR由布駅から車で20分
電話番号 : 097-582-1304(由布市商工観光課)
定休日 : 年中無休
営業時間 : 常時開放中
料金 : 無料
公式URL : 狭霧台展望台
数多くのお店が立ち並んでいるので、お土産を買ったり食べ歩きをするのにピッタリな場所です。
以前は現在ほど活気あふれる通りではなく、お店の数もすくなかったのですが、1995年ごろから店舗数が増加していき、段々と観光客で賑わう通りになっていきました。
外国人の観光客も多いでの、番傘や和紙などの和風のお土産も多く販売さています。
ウィンドウショッピングとして立ち寄るのにも十分楽しめます。
少し変わったおもしろいお店もあり「由布院の猫屋敷」や「ゆふいんの犬屋敷」という犬や猫用品がそろっているお店もあります。
湯布院らしい和風のお土産のお店から湯布院らしさとは全く関係のないお店もあって飽きないので、色々なお店を楽しんでみてください。
湯の坪街道沿いには、食べ歩きできるグルメ店もズラッと並びます。
店舗によって異なる味を楽しめるのがコロッケです。
豊後牛をたっぷり使った「金賞コロッケ」、ホクホクの男爵イモを使った「男爵イモコロッケ」など、お店や種類ごとに違う味を楽しみましょう。
その他にもソフトクリームやおまんじゅうといったグルメが豊富にあります。
住所:大分県由布市湯布院町川上湯の坪
マップ: Googleマップ
電話番号(問い合わせ先):097-582-1304
アクセス:由布院駅から徒歩5分
公式サイト: 湯の坪街道
湯の坪街道から続くようにしてある観光スポットです。
瓦屋根の建物が立ち並び、少し昔の町並みを思い出させるような風景になっています。
お土産にもいい浅漬け専門店「なな蔵」や、ぜんざいやだご汁が食べられる甘味処の「湯の坪庵」など、販売している商品も和風のものが多くあります。
「フィッシュスパ湯布院」というドクターフィッシュのお店もあるので、歩き疲れたらのんびりと座ってフィッシュセラピーをしてみてはいかがでしょうか。
15分の足ふきタオル付きで大人は1000円、子どもは500円です。
住所: 大分県湯布院町大字川上事務局(花麹菊屋家内)
マップ: Googleマップ
アクセス:由布院駅から徒歩15分
電話番号: 0977-28-2215
湯布院の入り口でもある由布院駅は外観が立派で、観光客の撮影スポットにもなっています。
観光列車の「ゆふいんの森」や「ゆふ」も停車する駅なので、交通の便もいいです。
駅の構内には足湯があり、大人160円、子ども80円で入浴することができます。
絵葉書になる足湯券と手ぬぐいがついてくるので、旅のいい思い出にもなります。
駅の中に足湯があるところは中々ないので、電車で由布院に行くのなら足湯にも浸かってみてください。
由布院駅の休憩場内には絵画が飾られ、アートな街である由布院らしい雰囲気を感じられます。
駅のすぐ隣には、ランチやお茶ができるカフェも併設されているのが魅力です。
住所:大分県由布市湯布院町川北8−2
マップ: Googleマップ
電話番号:0977-84-2021
公式サイト: 由布院駅
やはり、温泉地に来たのであれば日帰り温泉にも寄ってみてほしいです。
昔ながらの立ち寄り温泉施設や、ホテルや旅館の日帰りで入浴できる温泉施設があるので、行く場所に合わせて行きやすい日帰り温泉に行くことをおすすめします。
筆者的には「ゆふいん山水館」という旅館の温泉がおすすめです。
創業100年を超える老舗旅館の温泉は設備がしっかりと整っており、由布岳を見ながら温泉に入ることができます。
眺めのいい展望露天風呂や、広々とした開放感のある内湯がありますよ。
住所:大分県由布市湯布院町川南108-1
マップ: Googleマップ
アクセス:由布院駅から徒歩8分
電話番号:0977-84-2101
営業時間:12:00~16:00
定休日:不定休
料金:
一般700円(フェイスタオル付)
4~12歳400円(フェイスタオルは付きません)
公式サイト: 由布院温泉 ゆふいん山水館
店内には大小さまざまなガラスアートが並んでおり、お土産として購入するのにもちょうどいいです。
「湯布院なのにガラスアート?」と思うかもしれませんが、湯布院は「由布院空想の森 アルテジオ」や「マルク・シャガールゆふいん金鱗湖美術館」などの芸術関係の場所が多く、芸術の町にもなりつつあります。
湯布院に来たことが分かる小さめのガラスアートもあるので、持ち運びも楽ですし、湯布院に行ってきたといういいお土産にもなります。
住所:大分県由布市湯布院町川上1477-1
マップ: Googleマップ
電話番号:0977-85-5015
アクセス:由布院駅から徒歩15分
営業時間:9:00~17:30(繁忙期、時間延長有り)
定休日:年中無休
駅を出てすぐの右側にどっしりとした馬がおり、その馬が引く馬車に乗って観光することができます。
黒や白などのさまざまな色の馬がおり、観光辻馬車が通ると馬の蹄の音でつい目を惹かれてしまします。
定員は9~10人で「由布院駅~佛山寺~宇奈岐日女神社~由布院駅」の順番でめぐる50分コースになっています。
天気がいい日にのんびりと観光辻馬車で各地を巡るのもいいですね。
住所:由布院駅構内
マップ: Googleマップ
アクセス:由布院駅から徒歩0分
電話番号:0977-84-2446
運行時間:
3~11月 9:00~16:00
12月~1月上旬 9:30~15:00
運休:1月上旬~2月、3月1日、雨天などの天候不良、ウマの体調不良
料金:
大人(中学生以上)1600円
子ども(4歳以上)1100円
公式サイト: 観光辻馬車
観光辻馬車と同じように、由布院駅を出てすぐあります。
「由布院駅~フローラハウス~興善院~宇奈岐日女神社~由布院駅」と、観光辻馬車とは少し違うルートで湯布院を巡ることができます。
クラシックカーを改造して造られたスカーボロは珍しいので、記念撮影をする人も多いです。
定員は9人で、4歳未満は膝の上に乗せれば乗車可能で、料金はかかりません。
住所:由布院駅構内
マップ: Googleマップ
アクセス:由布院駅から徒歩0分
電話番号:0977-84-2446
運行時間:
通常便10:00/13:00/14:00
臨時便11:00/12:00/15:10/16:10
定休日:無休(メンテナンスなどの運休あり)
料金:1350円(6歳以上)
公式サイト: スカーボロ
JR由布院駅から車で5分、金鱗湖からも徒歩圏内の場所にある自動車博物館です。
大正時代から今に至るまでの年代物の車が展示されています。
レトロな雰囲気の外観と同じく、懐かしさを感じさせる年代物の車が豊富に展示中です。
真っ赤なフェラーリをはじめ、見た目が派手な外国車も多数展示されています。
テレビドラマで使用された自動車や二輪車といったユニークな展示物の鑑賞を楽しみましょう。
住所 : 大分県由布市湯布院町川上
マップ: Googleマップ
アクセス : JR由布院駅から車で5分
電話番号 : 0977-84-3909
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00~17:45
料金 : 大人800円 子供400円
公式URL : 九州自動車歴史館
観光する場所は多くありますが、初めて行くとどうやって湯布院を観光しようか迷ってしまうと思います。
そのため、湯布院観光のモデルコースもまとめました。
①由布院駅→②観光辻馬車&スカーボロ→③湯の坪街道→④湯の坪横丁→⑤湯布院フローラルビレッジ→⑥金鱗湖
電車で行く人が多いと思いますので、由布院駅を出発地点とします。
由布院駅を出るとすぐに観光辻馬車とスカーボロがあるので、先に乗って町の雰囲気を楽しむのもいいですし、乗らずに記念写真を撮るのもいいです。
のんびりと歩くことを想定しても、由布院駅から徒歩5分~10分くらいで湯の坪街道につきます。
由布院駅からは大きな通りを真っ直ぐ通り、川が流れているところを斜め右方向に進めば湯の坪街道があります。
人の流れが多い場所なので、すぐに分かると思います。
湯の坪街道~湯の坪横丁までは道のりが繋がっているので、歩いていればそのまま通ることができます。
この2つの通りで、食べ歩きやお土産やさんを楽しむことができます。
歩いていると、由布岳もよく見えると思います。
湯の坪横丁を歩いていると「由布院オルゴールの森」が見えてくるので、それが左手にある十字路を右斜め後ろ方向に進みます。
そのまま直進すると右手にあり、湯の坪横丁からは3分ほどでつきます。
道中に「由布院金賞から揚げ」や「金賞コロッケ」などの食べ歩きがしやすいものが販売されています。
湯布院フローラルビレッジ内にもお土産屋さんはあるので、ここでお土産を買うのもいいですね。
今まで歩いてきた道と一気に雰囲気が変わるので、別世界に来たみたいになりますよ。
湯布院フローラルビレッジを右手にしてそのまま直進すると、すぐに十字路があります。
その十字路を右斜上方向に進んで行くと突き当りがあるので、そこを右に曲がります。
そうすると、左手に湖が見えてくると思います。
湯布院フローラルビレッジからは5分~10分もしない程度で着くでしょう。
金鱗湖周辺には「湯の岳庵」という古民家レストランや、おしゃれなカフェ「Cafe La Ruche」などがあるので、金鱗湖を眺めながらの食事をするのにも最適です。
金鱗湖まで来てそのまま駅に戻るのであれば、同じルートを通って帰れば分かりやすいですし、お土産を帰りに買うこともできますよ。
由布院駅を降りるとすぐにお土産屋さんが目に入り、観光中もお土産屋さんをよく目にします。
量やおいしさ、持ち運びやすさなどいろいろと考えるとお土産は悩みますよね。
そこで、湯布院で購入できるお土産も紹介します。
「やせうま」は大分の郷土料理で、本来はきしめんのように平べったい小麦粉で作られた食べ物です。
甘味処ではこの形できなこをまぶしたものが販売されていることが多いのですが「豊後銘菓やせうま」は見た目や味が少し違います。
竹皮の包装紙を開くと、小ぶりな一口サイズのお菓子が入っており、雰囲気的には「きなこ棒」が似ていると思います。
しかし「きなこ棒」より味は格段に上で、食品添加物も使用していません。
駄菓子屋で販売されている「きなこ棒」が好みの人には特におすすめです。
湯布院だけではなく、大分市や別府市でも販売されています。
湯布院醤油屋本店で販売されています。
大分はかぼすも有名なので、大分のお土産として購入するのにピッタリです。
大分特産のかぼすをたっぷり使用した醤油なので、かぼすのいい香りがします。
鶏天を食べる時にタレとして付けるのもいいでしょう。
150ml~720mlの大きさが販売されています。
値段:
150ml 680円
250ml 950円
500ml 1500円
720ml 2000円
予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
筆者は湯布院が観光地として活気が溢れている時ではない時期に住んでいました。
その後、テレビや雑誌によく取り上げられるようになってから湯布院を訪れてみて、多くの観光客で賑わう町の風景にとても驚きました。
まだまだ活性化中の湯布院には、新しい観光スポットがどんどんできています。
目を惹かれるような少し変わったお店もあるので、実際に訪れてみて、ぜひ穴場の観光スポットを見つけてみてください。
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最終更新日 : 2023/03/02
公開日 : 2018/02/13