top > 東アジア・中国・台湾 > 日本 > 島根
本ページに掲載のリンク及びバナーには広告(PR)が含まれています。
松江市は、 島根県 の県庁所在地です。
中核市に指定されており、人口は約20万人、面積が約572平方km、山陰地方で2番目に大きい都市となっています。
松江の中心市街地は、江戸時代に松江城の城下町として発展し、市街地の西には宍道湖、東には中海という大きな水域に挟まれ、「水の都」とも呼ばれています。
さらに、市域北部は島根半島で山地になっており、その北側は日本海に面し、市域の南部は山地です。
また、松江市は島根県の東部に位置し、東側は鳥取県境港市・米子市。
そのため、松江市は島根県の県庁所在地としてだけでなく、中海を挟んで鳥取県西部と一体的な経済圏が形成され、その中心都市としての役目もあります。
特産品としては、宍道湖で採れる魚介類が有名で、中でもシジミやシラウオなどが代表的です。
他にも 温泉地 として知れており、宍道湖南部にある玉造温泉は山陰有数の規模で、「美肌の湯」として人気があります。
最近では松江城が国宝に指定されたり、宍道湖の夕日がミシュランのガイドブックに掲載されたりしたことで話題になりました。
松江市は、市街地の中央を東西に「大橋川(おおはしがわ)」という河川が流れています。
大橋川は、西の宍道湖から東の中海へと流れる川です。
なお、松江市は大橋川を境目に南北のエリアに分かれ、川の北側を橋北(きょうほく)、南側を橋南(きょうなん)と呼びます。
今回は橋北・橋南の2つのエリアに分けておすすめの観光スポットを紹介していきます。
松江城をはじめとした歴史的建造物が立ち並ぶ橋北は、街歩きをしているだけでも楽しいエリアです。
「松江市伝統美観指定地区」にも指定されているその趣深さをぜひ体感しましょう。
また、レジャー施設も充実しているため、子供連れでも家族揃って観光を満喫できますよ。
松江城は、松江市中心市街地の北寄りにあります。
松江市街地はもともと松江城の城下町として発展してきたので、松江城は松江のシンボル的存在です。
別名「千鳥城(ちどりじょう)」と呼ばれていて、天主をふくむ本丸を中心とした一帯は城山公園として整備され、市民や観光客のいこいの場となっています。
春になると城内には約200本の桜が咲き、市内有数の桜の名所として有名です。
「日本さくら名所100選」にも選定されています。
松江城の天主は全国に12ある現存天守のひとつであり、2015年に国宝となりました。
この天守の屋根は「入母屋破風」という様式で、まるで鳥が羽根を広げたかのような形をしています。
松江城の別名「千鳥城」はこれに由来しています。
天主の最上階からは、松江の街や宍道湖が一望できる人気のスポットです。
松江城のさらなる見どころは堀です。
築城時に城を取り囲むようにつくられた堀は、「堀川」と呼ばれています。
現在、堀川をめぐる遊覧船が運航されていて、約50分間、船上からの眺めを楽しめますよ。
地上から見る景色とはまたちがった、雄大な景観を楽しめるのでおすすめです。
冬にはコタツ船も運航され、名物となっています。
松江城が築城されたのは、江戸時代初期の1611年(慶長16年)頃といわれています。
関ヶ原の合戦の後、遠江国浜松から出雲国の月山富田城に入った堀尾吉晴が、新たに松江の地に目をつけて築城しました。
そして、松江城は幕末まで松江藩の政治の拠点となり、松江の城下町が生まれます。
以降、松江藩主は堀尾氏から京極氏、松平氏と移り変わり、明治を迎えました。
明治時代初期に廃城令が出されて、松江城も民間に払い下げられ取り壊されることになりましたが、地元有志らにより買い戻されて取り壊しは中止となり、今日まで保存されることになったのです。
住所 : 島根県松江市殿町1-5
マップ : Googleマップ
アクセス : JR松江駅からぐるっと松江レイクラインで約11分・国宝松江城大手前 下車
電話番号 : 0852-21-4030
休観日 : 年中無休
拝観時間 :
料金 : 大人 680円/小・中学生 290円(本丸への入場は無料)
公式サイト : 松江城
塩見縄手(しおみ なわて)は、松江市北堀町一帯を指すエリア。
松江城の北側の堀沿いにあたり、古い町並みが残る歴史あふれる地区です。
江戸時代には松江藩の中老格にあたる武士が住んでいた場所で、現在も旧武家屋敷などが建ち並び、城下町らしい風情を味わえます。
このエリアは松江市の伝統美観地区に指定されており、「日本の道100選」にも選定されました。
ちなみに、塩見縄手という名前はこの地区に松江藩中老・塩見小兵衛の屋敷があり、さらに細い一本道を縄手ということに由来しているとも言われています。
また、エリア内にある「ハートのくぐり松」は、縁結びのスポットとして有名となっていて必見です。
住所 : 島根県松江市北堀町塩見縄手305
マップ : Googleマップ
アクセス : JR松江駅より路線バスで約15分・小泉八雲記念館前 下車
電話番号 : 0852-22-2243
休館日 : 年中無休
開館時間 :
料金 :
小泉八雲(こいずみ やくも )記念館は、塩見縄手地区の西部にあります。
小泉八雲の旧居が同所にあり、その西隣に記念館が建てられました。
第1展示室と第2展示室を備え、小泉八雲という作家の遺品や資料を展示し、八雲ゆかりの各地との情報共有や情報発信をしています。
小泉八雲旧居は、八雲と妻のセツが結婚後の明治24年5月〜11月の6ヶ月間過ごした家。
当時の面影をそのまま残しており、風情ある日本家屋の雰囲気を体感できます。
なお、小泉八雲は旧名パトリック・ラフカディオ・ハーンといい、1850年にギリシャのレフカダ島で生まれました。
1850年に英語教師として来日し、松江に赴任。
そして、小泉セツと結婚して帰化し、小泉八雲と名乗るようになりました。
その後、作家・翻訳家として活躍し、多くの著作を残しています。
住所 : 島根県松江市奥谷町322
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0852-21-2147
定休日 : 年中無休
営業時間 :
料金 :
公式URL : 小泉八雲記念館
松江フォーゲルパークは松江市の北西部、宍道湖北岸の丘陵地に立地しています。
「花と鳥の楽園」をコンセプトとするテーマパークで、敷地は約32ヘクタール。
広大な園内では、四季折々でたくさんの種類の花が咲き、鑑賞することができます。
また、廻廊でむすばれた温室があり、中ではいろんな種類の鳥たちを飼育しています。
さらに、フクロウの飛行ショーや人気のペンギンの散歩といったイベントも開催されており、特に子どもたちから人気です。
丘陵地にあるので見晴らしが良く、「くにびき展望台」からの眺めは絶景で、宍道湖が一望できます。
目の前に一畑電鉄の松江フォーゲルパーク駅があるため、公共交通機関でアクセスしやすいのも魅力ですね。
住所 : 島根県松江市大垣町52
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0852-88-9800
定休日 : 年中無休
営業時間 :
料金 :
公式URL : 松江フォーゲルパーク
江島(えしま)大橋は、中海にかかっている橋です。
松江市の江島と鳥取県境港市の間にかかる全長1446mの橋で、2004年に完成しました。
下を5000トン級の大型船舶が航行するため、橋は巨大なアーチを描いた構造になっており、橋の両端は急勾配の坂道です。
そのため、車で通る際にはアクセルを床に着くぐらい強く踏み込まないと登れないことから、通称「ベタ踏み坂」と呼ばれています。
2013年に自動車のテレビコマーシャルで紹介され全国的に知られるようになり、観光客が訪れる人気スポットになりました。
由志園(ゆうしえん)は、中海に浮かぶ大根(だいこん)島にある日本庭園です。
季節ごとの花や木が植樹された池泉回遊式日本庭園で、その規模は山陰最大級。
牡丹・花菖蒲・紅葉・寒牡丹などを鑑賞することができ、とくに春には池を埋め尽くす「三万輪の池泉牡丹」が有名です。
大根島は牡丹の栽培が盛んであることにちなみ、室内庭園「牡丹の館」を設置してあります。
ここでは牡丹を年中鑑賞することが可能です。
また、江戸時代から大根島は高麗人参の産地で、「雲州人参」のブランド名で有名となっています。
園内には「雲州人参ミュージアム」もあり、その歴史資料の展示を見たり、高麗人参茶の試飲ができます。
住所 : 島根県松江市八束町波入1260-2
マップ : Googleマップ
アクセス : 松江玉造I.C.から車で約30分
電話番号 : 0852-76-2255(代)
定休日 : 12月30〜31日
営業時間 :
料金 : 大人 800円~1,200円/小・中・高校生:400円~600円(シーズンにより変動)
公式URL : 由志園
明々庵は、大名茶人・不昧高(ふまつこう)ゆかりの茶室を主とする古庵。
不昧高こと松江藩松平家7代藩主・松平治郷は、松江の茶の湯文化を語る上で欠かせない重要な人物です。
京都、および金沢と並ぶ「日本三大菓子・茶処」として親しまれる松江。
この町に茶の湯文化を広げたのは、不昧高であったとされています。
明々庵は、不昧高が安永8年(1779)に建造した茶室です。
創建当初は殿町の松江藩家老有沢家本邸にありましたが、明治維新後に移築を繰り返しました。
現在見られるのは、昭和41年(1966)の移設に伴って復元されたものです。
塩見縄手のすぐ裏手にある赤山に位置しているので、敷地内から松江城を一望することができますよ。
今日に至るまで複数回にわたって移築が行われたため、古材の大半は失われています。
しかしながら、その再現性の高さは目を見張るものがあります。
「本席」および「水屋・鎖の間」は元の姿を留めていることから、県の文化財に指定されています。
緑豊かな自然と静寂に包まれた古庵を歩くと、市内に居ることを思わず忘れてしまうでしょう。
また、敷地内にある「百草亭」では抹茶と和菓子を楽しむことも可能です。
松江が誇る伝統の茶の湯文化を楽しみながら、心落ち着くひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。
住所 : 島根県松江市北堀町278
マップ : Googleマップ
アクセス : JR松江駅から路線バスで15分・北堀町下車徒歩3分
電話番号 : 0852-21-9863
営業時間 : 8:30〜18:30(10〜3月は17:00まで)
料金 : 大人 410円/子ども 200円
公式URL : 明々庵
松江城の堀川沿いに位置する体験型複合施設です。
昭和13年(1938)に建造されたのち旧日本銀行松江支店として使用された歴史ある建物で、登録有形文化財として親しまれています。
創建当時の面影が残るレトロな造りは、建築ファン必見です。
建物内部はリノベーション済みですが、地下金庫室の大扉や支店長室の暖炉などは当時のまま残されているので、ぜひ見学しに訪れてみてください。
また、アクセサリーや和菓子などの創作体験ができるスポット、カフェ・レストランといった飲食店も充実しています。
松江城周辺は徒歩での観光がメインなので、カラコロ工房に立ち寄ってひと息入れるのも良いでしょう。
中央の広場にある「願いの泉」や「ピンクの幸運のポスト」は、縁結びにご利益のある隠れパワースポットとして注目を集めています。
一緒に写真を撮るのはもちろん、このポストから手紙を送ると受け取った人にも幸運が訪れるそうです。
その他、大人から子どもまで楽しめるイベントも年間を通じて行われています。
特に、「アンブレラスカイ」はカラフルな傘が広場の天井を埋め尽くす姿が美しいと評判の人気イベント。
毎年7〜8月に開催されているので、この時期に松江を訪れる方は要チェックです。
住所 : 島根県松江市殿町43番地
マップ : Googleマップ
アクセス : JR松江駅から路線バスで8分・京橋下車徒歩すぐ
電話番号 : 0852-20-7000
定休日 : 12月30日~1月1日
営業時間 : 工房 9:30〜18:30/飲食店 11:00〜22:00
公式URL : カラコロ工房
橋南は商業施設や飲食店なども多く、橋北よりも拓けた印象があるエリアです。
松江観光の玄関口である松江駅や山陰自動車道もあるため、松江観光の拠点にするのも良いでしょう。
また、山陰屈指の名湯「玉造温泉」があるのもこのエリア。
温泉好きならぜひ立ち寄ってみてください。
宍道湖(しんじこ)は、松江城と並ぶ松江市の象徴です。
周囲の長さは約45kmで、日本で7番目に大きい湖。
汽水湖という、わずかに塩分が含まれている水の湖のため、魚介類が豊富なのが特徴で、中でもシジミの産地として知られています。
シジミをはじめとする「宍道湖七珍」は松江の特産品です。
また、宍道湖は夕日がきれいに見える場所としても有名で、「日本の夕陽百選」にも選ばれました。
宍道湖大橋を南に渡り、そのまま宍道湖沿いを南に走る国道9号線は「宍道湖夕日通り」と名付けられて、絶好の夕日スポットです。
宍道湖夕日通り沖の宍道湖は袖師ヶ浦(そでしがうら)と呼ばれ、夕暮れには美しい光景を見せてくれます。
松江を訪れたら絶対に見逃せないスポットですよ。
島根県立美術館は、JR松江駅の西側、宍道湖畔にある美術館です。
1993年に開館し、「水との調和」をテーマに国内外の絵画や版画・彫刻・工芸品・写真などを多数展示しています。
美術館の建物と宍道湖、夕日の風景がミシュランガイドで紹介され、有名になりました。
2009年発行の「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」では1つ星を獲得しています。
そんな島根県立美術館の展示品以外の見どころは、宍道湖岸の芝生に設定された12匹のうさぎの像、「宍道湖うさぎ」という野外彫刻作品。
湖側から2番目のうさぎは、縁結びの神社として有名な出雲大社のある西を向いていて、さわると幸運になるとして多くの観光客が訪れています。
人気の縁結びスポットなので、ぜひご覧ください。
住所 : 島根県松江市袖師町1-5
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0852-55-4700
休館日 : 火曜日 ※年末年始(12月28日~1月1日)
開館時間 :
料金 :
公式URL : 島根県立美術館
八重垣(やえがき)神社は、松江市南部にある神社です。
かつては佐久佐(さくさ)神社と呼ばれていました。
祭神は、日本神話の八岐大蛇(やまたのおろち)退治で知られる素盞嗚尊(すさのおのみこと)と奇稲田姫(くしなだひめ)。
神社のある土地は、素戔嗚尊と奇稲田姫が結婚して新居を構えた場所とされることから、八重垣神社は縁結びの神社として人気があります。
また、境内のすぐそばにある「鏡の池」は、奇稲田姫が自分の姿を映したといわれ、硬貨を紙の上に乗せていけに浮かべて、早く沈むと早く良縁に恵まれるという「鏡の池占い」も注目のスポットです。
縁結びといえば出雲大社が有名ですが、この八重垣神社にもぜひ立ち寄ってみてくださいね。
玉造(たまつくり)温泉は、松江市西南部にある温泉郷です。
宍道湖の南側の、玉湯川沿いにある山に挟まれた地区にあります。
平安時代から「三名泉」のひとつとして知られている歴史の古い温泉地で、その規模は山陰地方随一。
奈良時代の733年に編纂された「出雲国風土記」に記され、「神の湯」の別名もある日本最古の湯です。
出雲国風土記には、1度入浴すればお肌が若返るようになり、2度入浴すればどんな病も治るほどの効能があると書かれてあります。
現代では、主に女性から「美肌の湯」として話題になっています。
近くを国道9号線や山陰自動車道が通り、JR山陰本線の玉造温泉駅があるなどアクセスもよく、出雲地方の観光拠点としてもおすすめです。
住所 : 島根県松江市玉湯町玉造
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0852-62-0634(玉造温泉旅館協同組合)
公式サイト : 玉造温泉公式サイト・たまなび
▼温泉の関連記事
・ 湯けむり情緒たっぷりの散策が楽しめる!魅力の温泉街15選を日本全国から厳選
玉作湯(たまつくりゆ)神社は、玉造温泉街の南東の丘陵地にあります。
玉造温泉街からは徒歩で5分程度の場所で、少なくとも奈良時代には存在していた古い神社です。
また、「出雲国風土記」にも記載があり、祭神は櫛明玉命(くしあかるだまのみこと)など。
神社名の「玉作」とは勾玉製造のことで、玉作湯神社は勾玉作りと温泉を祀っている神社とされています。
見どころは、境内にある「願い石」。
これを触りながら祈ると願いが叶うといわれ、 パワースポット して注目されています。
住所 : 松江市玉湯町玉造508
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0852-62-0006
受付時間 :
公式URL : 玉作湯神社
いずもまがたまの里伝承館は、松江市南西部、JR玉造温泉駅の西の宍道湖南岸にあります。
出雲型勾玉についての歴史の紹介や資料の展示などをおこなう日本唯一の施設です。
伝承館のすぐ南の玉造温泉がある玉造地区は、勾玉作りが地名の由来。
古来、出雲型勾玉の製造が盛んな場所だったのです。
その歴史を現代に伝えるために、この場所に勾玉の施設ができました。
いずもまがたまの里伝承館の魅力は、勾玉作り体験コーナーのほか、天然石アクセサセリー作りの体験コーナーなどを通して、実際に勾玉を作れること。
色々な体験コーナーが充実していて、お子様に大人気。
男の子から女の子まで楽しめるため、ご家族連れの方におすすめですよ。
住所 : 島根県松江市玉湯町湯町1755-1
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0852-62-2288
定休日 : 年中無休
営業時間 :
公式URL : いずもまがたまの里伝承館
「美肌の湯」と称される玉造温泉の源泉を、無料でお持ち帰りできる人気スポットです。
大きな勾玉が目印のたらい湯には、源泉かけ流しの温泉水が湧いており、天然の化粧水として親しまれています。
硫酸塩や塩化物、およびミネラルを豊富に含んだ泉質で、お肌にとても優しいんですよ。
製薬会社が行った科学的な分析によると、源泉に含まれている美肌成分は高級化粧水レベルに匹敵するそう。
高い保湿力のほか、アンチエイジングやクレンジング効果を持ち、お肌にハリと潤いを与えます。
24時間利用できるので、周辺をドライブするついでに立ち寄るのにもオススメです。
持参の容器に入れてテイクアウトするのも良いですし、温泉水を柄杓で掬って手を洗うだけでも肌がスベスベになるのが分かりますよ。
すぐ隣にある無人販売所では、『温泉水持ち帰り専用のボトル』1本 200円を販売しています。
うっかり容器を忘れてしまっても、現地調達できるので安心ですね。
住所 : 島根県松江市玉湯町玉造
マップ : Googleマップ
アクセス : JR山陰本線 玉造温泉駅から一畑バスで約10分・玉造案内所下車徒歩すぐ
電話番号 : 0852-62-3300(松江観光協会・玉造温泉支部)
美肌祈願にご利益があるとされる「おしろい地蔵さま」として話題のスポット。
玉造温泉街の南部に位置する清巌寺(せいがんじ)という臨済宗のお寺の境内に位置しています。
「お坊さんがおしろいを塗って祀ったところ、顔のあざが綺麗に治った」という不思議な言い伝えが残る、おしろい地蔵。
美肌や肌の病気平穏などご利益があるそうで、口コミやSNSを通じて注目を集めています。
玉造温泉といえば美肌の湯や縁結びで有名な観光地ですが、おしろい地蔵さまに祈願すればさらに美しくなって運気がアップするような気がしますね。
おしろい地蔵さまに祈願する方は、本堂の左手にある札所で祈願札を購入してください。
顔用と身体用の2種類(各300円)があるため、ご自身の願い事に合ったものを選びましょう。
祈願札には顔または身体の絵が描かれているので、ご自身が気になる部分に色を塗って奉納してください。
また、お地蔵さまの台座の下にはおしろいと筆が用意されています。
ご自身が気になる箇所と同じ場所におしろいを塗るとご利益が期待できるそうです。
玉作湯神社から徒歩5分程でアクセスできるので、ぜひ足を運んでみてください。
住所 : 島根県松江市玉湯町玉造530
マップ : Googleマップ
アクセス : JR山陰本線 玉造温泉駅から一畑バスで約10分・玉造案内所下車徒歩5分
電話番号 : 0852-62-0516
せっかく松江に行くなら、魅力あふれるグルメも合わせて堪能しましょう。
宍道湖で採れるしじみや、島根県沖の寒流と暖流がぶつかるスポットで豊富に水揚げされる海鮮など、魚介類を使った料理はやはり見逃せません。
また、その発祥は江戸時代まで遡り、「割子」と「釜揚げ」という独特なスタイルでいただく出雲そばも、普段食べるそばとはまた違う新鮮な味わいを楽しめますよ。
松江を含む島根県出雲地方の代表グルメといえば、なんといっても出雲そば。
松江市内にも多数の出雲そばの店がありますが、その中でも人気があるのが、きがるです。
地元産のそばを中心に使った石臼自家製粉のそばが特徴。
人気メニューは、出雲そばの代表格である「割子そば」。
積み重ねられた丸い漆器の中にそばが盛られています。
創業80年以上の老舗の味を味わってみてください。
住所 : 島根県松江市石橋町400-1
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0852-21-3642
定休日 : 火曜日(休日の場合は振替)
営業時間 : 11:00~19:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
最近注目されている松江グルメは、おでんです。
松江のおでんは特徴があり「松江おでん」と呼ばれています。
松江おでんの特徴は、おでんを大皿に盛って提供し、鍋のようにみんなで取り合って食べることと、大根や豆腐などの切る具材のサイズが大きいこと。
さらに、おでんには珍しいシュンギクやセリなどの葉物野菜が入っていることもポイントです。
シャキシャキとして食感がアクセントになりますよ。
庄助は、1948年(昭和23年)創業の老舗おでん店です。
松江おでんの中でも特に人気のある店なので、はじめての方でも松江おでんを気軽に楽しめます。
また、庄助では卵焼きがおでんに入っている点もユニークです。
住所 : 島根県松江市八軒屋町16
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0852-21-4238
定休日 : 日曜日、祝日の月曜日
営業時間 : 17:00~22:30
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
松江の松江城とならぶシンボルである宍道湖は、しじみの産地として有名です。
そのため、松江ではしじみを使った料理が郷土料理になっています。
市内にはしじみ料理を楽しめる店がいっぱいです。
その中でもおすすめが明島。
魚介を中心とした料理がメインで、しじみ汁やしじみの酒蒸しをはじめとしたしじみ料理が楽しめます。
また、しじみ以外の魚介料理も人気があり、サザエや穴子などの地元の魚介をふんだんにつかった料理を味わえますよ。
住所 : 島根県松江市伊勢宮町500-8
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0852-28-2239
定休日 : 月曜日
営業時間 :
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
松江のお土産の目玉はやはり和菓子。
伝統ある茶の湯文化のとともに発展してきたお菓子は見た目にも美しく、味も絶品です。
お菓子好きな方へのお土産には、ぜひ松江でしかゲットできないお菓子をチョイスしましょう。
若草(わかくさ)は、松江を代表する銘菓。
不昧(ふまい)の名で茶人でもあった松江藩7代藩主の松平治郷が考えた茶菓子です。
長く消滅していましたが、明治時代に彩雲堂が復刻し、現在では複数の菓子店が製造しています。
若草は、餅に砂糖をいれて練り上げたものを直方体にして、緑色の寒梅粉をまぶしたお菓子です。
見た目が鮮やかな緑色のため、若草と呼ばれるようになりました。
松江土産に地域を代表する伝統菓子を選んでみてはいかがでしょうか。
姫小袖は、松江にある一力堂という和菓子店が製造しています。
一力堂は江戸時代の宝暦年間に松江城下で創業した老舗で、代々松江藩の御用菓子を作ってきました。
この姫小袖は、江戸時代から一力堂の看板商品で、今も人気がある菓子です。
姫小袖は、上から見ると真四角の形をした落雁で、斜めに半分ずつ紅白の色に分かれています。
松江の歴史とともに歩んできた伝統銘菓をぜひ食べてみてください。
松江市にある桂月堂という老舗和菓子店が製造しています。
桂月堂は、江戸時代の文化6年(1809年)に創業した歴史ある店で、その代表菓子が薄小倉。
薄小倉は、3日間蜜に漬け込んだ大納言小豆を炊き上げて、錦玉(きんぎょく)を流し入れ、乾燥させたお菓子です。
透明感のある直方体の中に小豆の粒が見えるのが特徴で、お茶屋コーヒーともよく合います。
どじょう掬いまんじゅうは、松江の東隣にある安来市の中浦食品が製造しています。
安来市の伝統芸能のどじょう掬いをモチーフにしたまんじゅうでで、かわいい見た目とボリューム感で人気。
観光客も一目惚れして買う方も多く、松江でも販売されるようになりました。
どじょう掬いまんじゅうの中には、白餡がたくさん詰まっていますよ。
松江のおすすめ観光スポットをご紹介しましたが、その中でシーンごとにモデルコースを組んでみました。
松江城
塩見縄手
小泉八雲記念館
八重垣神社
玉作湯神社
いずもまがたまの里伝承館
フォーゲルパーク
江島大橋
由志園
宍道湖夕日通り
島根県立美術館
玉造温泉
松江のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
山陰を代表する都市である松江市は、松江城のような歴史あるスポットと、宍道湖のような自然あふれるスポットが混在しているのが魅力です。
ぜひ本記事を参考に松江観光を楽しんでください。
▼島根観光の関連記事
最終更新日 : 2021/12/06
公開日 : 2018/07/27