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出雲市(いずもし)は、島根県の東部に位置する市です。
東は県庁所在地である 松江市 、西は石見銀山がある大田市、南は中国山地を有する雲南市、北側は日本海となっています。
現在の出雲市は、2005年に旧出雲市・平田市・簸川郡大社町・湖陵町・多伎町・佐田町が対等合併して新設されたもので、2011年には簸川郡斐川町を編入合併しました。
かつて、出雲市は古代に一大勢力をほこった出雲国の中心部でした。
市街地北西にある出雲大社は、出雲を代表する神社で、出雲市のシンボル的存在となっています。
また、縁結びの神様として古くから全国的に有名で、いまでも多くの観光客が訪れる中国地方を代表する観光地のひとつです。
南東部の斐川町の荒神谷遺跡では、弥生時代の銅剣や銅鐸・銅矛などが多数発見され、学術的に極めて重要な遺跡となっています。
その他、出雲大社を筆頭に、日本神話の舞台や登場人物に関わる史跡も多く、「神話の里」として有名です。
出雲市の観光スポットを取り上げるにあたって、出雲市は合併で広域化しているため、中部・東部・西部の3エリアに分けてご紹介します。
中部は旧出雲市と大社町のエリアで、出雲市の中心市街地を含む地域です。
なお、出雲大社周辺は古代より出雲国の中枢として栄えていた歴史があるため、出雲市の観光スポットは中部エリアの旧大社町周辺に集中しています。
出雲大社は、出雲市の北西、旧大社町にある神社です。
島根県を代表する観光地で、日本神話の時代からこの場所に鎮座しており、史跡としても歴史的価値が高く評価されています。
出雲大社の祭神は「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」で、日本神話の「因幡の素兎」や「国譲り」の話などが有名です。
大国主は古くから縁結びの神様としても知られ、とくに近年は国内有数の「 パワースポット 」として人気に。
全国から恋愛成就を願う観光客が参拝するようになりました。
また、2008年(平成20年)から8年の歳月をかけて「平成の大遷宮」が行われ、新たな姿の出雲大社を見ようと参拝客が増加しています。
出雲大社の境内はとても広く、面積は約18万平方mにもおよびます。
境内の外にも摂社・末社や山林もあり、すべてを合わせた総面積は約38万100平方mという広大な敷地となります。
なお、出雲大社は通常「いずも たいしゃ」と呼ばれていますが、正式な読み方は「いずも おおやしろ」です。
さらに1871年(明治4年)以前は「杵築大社(きづきのおおやしろ)」という名前でした。
出雲大社は、島根県はもちろん、中国地方を代表する観光スポットのひとつと言えます。
住所 : 島根県出雲市大社町杵築東195
マップ : Googleマップ
アクセス : 一畑電鉄・出雲大社前駅から徒歩約10分
電話番号 : 0853-53-3100
休観日 : なし
拝観時間 :
公式URL : 出雲大社
※合わせて読みたい: 縁結びの神様!神話時代から続く古社・出雲大社を徹底解説!おすすめグルメやおみやげもご紹介
神門(しんもん)通りは、出雲大社の門前町です。
出雲大社の南にある大鳥居から、社頭までの約700メートル続く参道周辺に商店が建ち並んでいます。
神門通りは地方活性化の成功例として注目されている場所で、2006年の22店だった店舗数が2015年には72店に大幅に増加し、スターバックスコーヒーといった有名チェーン店も出店しました。
さらに出雲大社の式年遷宮の影響で、一層と観光客が増加して賑わいを見せています。
神門通り周辺には出雲名物のそば店をはじめ、カフェなどの飲食店や土産物店などが多く軒を連ねています。
また、多くの店が景観に配慮した外観をしており、神門通りを歩くと出雲大社に辿り着く、という歴史ある神社の門前町らしい風情です。
旧大社駅は、かつてこの地に存在した大社駅の駅舎を活用した施設です。
大社駅は、1912年(明治45年)に国鉄(のちのJR)大社線の開通と同時に開業し、1924年(大正13年)に改築されました。
現在の建物は改築された当時のもので、木造平屋建ての和風建築です。
大社線は1990年(平成2年)3月31日に廃止になりましたが、駅舎は貴重な文化財として保存され、観光施設として生まれ変わりました。
その歴史的価値はきわめて高く、国指定重要文化財や近代化産業遺産、日本建築二百選などにも選定されています。
内部もそのまま保存されていて、大きな和風の待合室に巨大なシャンデリアが飾られている光景は圧巻です。
また、ホームも当時のまま整備されており、線路にはSLが展示され、鉄道ファンだけでなく小さなお子様も楽しめます。
住所 : 島根県出雲市大社町北荒木441-3
マップ : Googleマップ
アクセス : JR山陰本線出雲市駅より路線バスで約20分・旧JR大社駅下車
電話番号 : 0853-53-2112(出雲観光協会)
定休日 : 無休
営業時間 : 9:00〜17:00
料金 : 無料
備考 : 同駅舎は2025年まで保存修理工事が行われています。
公式URL : 旧大社駅
古代出雲歴史博物館は、出雲大社のすぐ東側にある博物館です。
古代に一大勢力を築き上げ、日本神話にも登場する出雲国ですが、出雲市はその中枢的な場所でした。
そのため、歴史的な価値のある遺跡の宝庫となっています。
古代出雲歴史博物館は、そんな出雲地方に関する出土品や遺跡の紹介、歴史資料の展示などを行っています。
必見の展示品は、古代の出雲大社の神殿を10分の1スケールで展示したもの。
2000年に出雲大社境内から巨大な柱の跡が発見され、かつて出雲大社には推定48メートルほどの巨大な神殿があったことが分かりました。
10分の1のサイズといってもその迫力は満点で、いかに古代の出雲地方の力が強大であったかを垣間見ることができますよ。
住所 : 島根県出雲市大社町杵築東99-4
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-53-8600
定休日 : 毎月第3火曜(祝日の場合は翌日)
営業時間 : 3〜10月 9:00~18:00 / 11月〜2月 9:00~17:00
料金 : 大人 610円 / 大学生 410円 / 小中高生 200円 / 未就学児 無料
公式URL : 島根県立古代出雲歴史博物館
島根ワイナリーは、出雲大社や古代出雲歴史博物館から約2km東側にあります。
地元島根県産のワインをテーマにした施設で、施設内ではワインの製造工程が見学できるほか、約10種類のワインやブドウジュース、ソフトクリームなどの試飲・試食も可能です。
ブドウの収穫時期には、予約制のブドウ狩りも人気があります。
島根県は全国有数のブドウの産地で、中でもデラウェア種の生産量は全国一です。
島根ワイナリーは、そんなブドウ王国の島根らしさを味わえるスポット。
家族連れの方にもおすすめですよ。
住所 : 島根県出雲市大社町菱根264-2
マップ : Googleマップ
アクセス : 一畑電車・浜山公園北口駅から約15分
電話番号 : 0853-53-5577
定休日 : 無休
営業時間 : 9:30〜17:00(施設により異なる)
公式URL : 島根ワイナリー
稲佐の浜(いなさのはま)は、出雲大社からに西に約1.5kmのところにある海岸です。
ここは、日本神話の国譲りや国引きの話の舞台となったといわれている神秘的な場所。
それ以外にも、夕日の景色が美しいことで人気があり、日本の渚百選にも選ばれています。
晴れた日に海岸から眺める夕暮れと海の景色は、息をのむほどの美しさです。
また、稲佐の浜は「稲佐の浜海水浴場」として整備されており、島根県有数の人気 海水浴場 です。
実は稲佐の浜海水浴場は、島根県で最初の海水浴場で、古くから地元で親しまれてきました。
さらに、稲佐の浜の沖には「弁天島(べんてんじま)」という丸い小さな岩のような島があり、岩佐の浜のシンボル的な存在となっています。
現在は砂浜が広がったことにより、島まで歩いて行けるようになりました。
出雲大社からも近いので、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 島根県出雲市大社町杵築北稲佐
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0853-53-2112(出雲観光協会)
公式URL : 稲佐の浜
日御崎(ひのみさき)は、出雲大社の北西約7kmの場所にあり、島根半島の西端部に位置する岬です。
巨岩や奇岩が続く絶景スポットで、日本海を一望できます。
中でも夕暮れ時の景色は素晴らしいですよ。
また、日御碕に「日御碕灯台」という灯台があります。
1903年(明治36年)に建てられた歴史歴価値の高い灯台で、高さは約43.65mあり、世界の灯台100選、日本の灯台50選にも選定されています。
灯台や駐車場の周囲には飲食店や土産物店が集まり、海鮮丼をはじめとする海鮮料理などが人気です。
住所 : 島根県出雲市大社町日御碕1478
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-54-5341
定休日 : 12月30・31日
営業時間 : 9:00〜16:30
料金 : 中学生以上 200円 / 小学生以下 無料
注意点 : 灯台見学時は足元の滑落に注意
公式URL : 日御碕灯台
日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)は名前の通り日御碕にある神社で、日御碕灯台から南へ約500mのところにあります。
奈良 時代に編纂された「出雲国風土記」や平安時代前期に編纂された「延喜式 神名帳」などにも載る歴史ある神社で、日御碕を祀っている神社といわれています。
現在の社殿は、江戸時代の1944年(寛永21年)に江戸幕府3代将軍・徳川家光の命により松江藩主が建てなおさせたもので、境内にある14棟がすべて国指定重要文化財です。
日御崎神社の社殿は赤塗りの権現造りで、上の宮とも呼ばれる「神の宮(かんのみや)」・下の宮とも呼ばれている「日沈宮(ひしずみのみや) 」 から構成されています。
日沈宮は古くは、日御碕の沖にある経島(ふみしま)に鎮座していたのを、948年(天暦2年)に境内に遷したといわれています。
住所 : 島根県出雲市大社町日御碕455
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0853-54-5261
公式URL : 日御碕神社
鰐淵寺(がくえんじ)は、島根半島の山中にある古いお寺です。
出雲大社の北東に位置し、直線距離では約6kmですが、出雲大社から鰐淵寺に行くには島根半島を海沿いに西から回り込んで行くことになります。
鰐淵寺は594年に開かれたという伝承があり、平安時代には修験道の聖地として栄えました。
また、1151年に現在の松江で生まれた武蔵坊弁慶は、18歳のときに鰐淵寺で約3年間修行をしたといわれています。
鰐淵寺の奥には浮浪滝という滝があり、かつて修験者の聖地となっていました。
現在も浮浪滝にはお堂があり、周囲は木々に囲まれた静かで神秘的な雰囲気を感じます。
さらに鰐淵寺は山陰屈指の紅葉の名所として有名で、シーズンには多くの観光客が訪れます。
住所 : 島根県出雲市別所町148
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-66-0250
拝観時間 : 8:00~17:00(受付は16:30まで)
入山料 :
公式URL : 鰐淵寺
出雲大社の勢溜(せいだまり)の向かい側に位置する商業施設です。
縁日を思わせるような紅白の提灯を見ると、思わず足を踏み入れてしまうでしょう。
特に週末や長期休暇は多くの人で賑わうため、活気に溢れていて見ているだけでワクワクしてきますよ。
ご縁横丁は、和の趣が漂う3つの建物で構成されています。
島根・出雲の特産品を販売する土産物店をはじめ、様々な飲食店が入っているのでショッピングやグルメを楽しむのに最適です。
特に大正10年創業のめのう専門店「まがたまや雲玉」は、パワーストーン好きの方必見のお店。
三種の神器の一つとして知られる「勾玉」や天然石アクセサリーを豊富に取り揃えているので、ぜひ訪れてみてくださいね。
「ぜんざい発祥の地」として親しまれる出雲。
明治5年創業の老舗和菓子店・坂根屋(さかねや)が営む茶屋では、本場の味をお楽しみいただけます。
餅米から大納言小豆、風味をそっと引き立てる藻塩に至るまで、地元・出雲産の厳選素材を使用したこだわりのぜんざいです。
出雲大社を参拝した後は、名物・出雲ぜんざいを食べてほっと一息ついてみませんか?
住所 : 島根県出雲市大社町杵築南840-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 一畑電車・出雲大社前駅から徒歩約7分
電話番号 : 0853-31-4586
定休日 : 不定休(年に1〜2回)
営業時間 : 9:00~17:00(3〜11月は18:00まで)
公式URL : 出雲大社正門前 ご縁横丁
出雲中央通商店街の一角に佇む小さな神社で、「八雲さん」の愛称で親しまれています。
JR出雲市駅から徒歩10分程の場所にあるため、電車の待ち時間や周辺を散策するついでに訪れるのがオススメです。
出雲大社と並ぶ島根の人気パワースポットとして知られる須佐神社の分社で、縁結びにご利益があるとされています。
社殿の前に鎮座する狛龍は、向かって右側(玉)が良縁祈願・左側(剣)は必勝祈願に関する御神徳を頂けるそうです。
参拝に訪れる際は、心の中でご自身の願い事を唱えながらこれらに触れてみてください。
また、八雲神社には『ねがいびな』と呼ばれる御札が存在し、密かに注目を集めています。
これは、主祭神である須佐之男命(スサノオノミコト)の御由緒にあやかった「縁結びのおまじない」です。
須佐之男命といえば、出雲神話に登場する英雄、そして「縁結びの神」としても有名ですよね。
ねがいびなに祈りを込めれば、きっと神話の聖地まで願いを届けてくれることでしょう。
「ねがいびな」のお参り方法や取扱店の詳細は こちら をご確認ください。
ここでは、平田市と斐川町エリアのおすすめの観光スポットをご紹介します。
出雲市東部には多くの水鳥たちが渡来する「宍道湖」や「荒神谷史跡公園」があり、豊かな自然を体感できます。
また、木綿街道のような江戸の雰囲気が今も残り、趣深い街並みが楽しめる場所もあります。
宍道湖自然館ゴビウスは出雲市の東部にある水族館で、宍道湖畔にあります。
宍道湖をはじめとする島根県内の河川や湖沼、さらに中海に生息している水棲生物およそ200種1万点を展示しています。
「体験型水族館」をテーマにしており、遊びながら学べる施設です。
特にシジミなどの宍道湖の生態について詳しく学習できるなど、地元ならでは工夫がされた水族館となっています。
お子様は楽しみながら勉強できるので、夏休みの旅行などで立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
住所 : 島根県出雲市園町1659-5
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-63-7100
休館日 :
開館時間 : 9:30〜17:00(入館受付は16:30まで)
料金 : 一般 500円 / 小・中学校・高校生 200円
公式URL : 宍道湖自然館ゴビウス
木綿街道交流館は、出雲市東部の旧平田市中心部にである平田町にあります。
平田町は古くから宍道湖や河川の水運を利用して商業が発達しました。
江戸時代から明治時代にかけて地元で生産された「平田木綿」の取引が活発に行われて繁栄し、町には多くの豪商が軒を連ねるように。
また、周辺の町は綿花の運搬に使われ「木綿街道」と呼ばれました。
現在も平田町周辺には当時の趣を残した古い屋敷が残っています。
そんな平田の歴史文化の発信や交流の場として生まれたのが木綿街道交流館です。
江戸時代に「外科御免屋敷」と呼ばれた旧長崎家を復元して建てられました。
さらに、隣には1750年頃の築造とされる本石橋邸もあります。
歴史ある町並みを散策して、昔の繁栄ぶりを感じてみてください。
住所 : 島根県出雲市平田町841
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-62-2631
休館日
:
火曜日(ただし祝日の場合は翌平日休館)
12月28日〜翌年1月1日
開館時間 : 9:00〜17:00(飲食は10:00〜16:00まで)
料金
:
一般 200円
小・中学校 100円
公式URL : 木綿街道交流館
一畑薬師(いちばた やくし)は、出雲市北東の山中にあるお寺です。
正式名は一畑寺(いちばたじ)といい、宍道湖北岸の一畑電鉄一畑駅の北の方に位置しており、島根半島のほぼ中央部にあたります。
一畑山という標高約200mの山の上にあり、参道の約1300段ある石段も有名。
禅宗(臨済宗妙心寺派)、一畑薬師教団の総本山で、平安時代の894年(寛平6年)に開かれた歴史のある寺院です。
一畑薬師は古来より「目のお薬師さま」として全国的に知られており、眼病や視力回復などを祈願する人が多く参拝しています。
また、子どもの無事成長の仏様でもあり、我が子の健やかな成長を願う親たちにも篤く信仰されているお寺です。
住所 : 島根県出雲市小境町 803番地
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-67-0111
寺務所受付時間 : 8:30〜17:00
公式URL : 一畑薬師(一畑寺)
荒神谷(こうじんたに)史跡公園は、荒神谷遺跡の周辺に整備された公園です。
荒神谷遺跡は、1983年(昭和58年)に道路建設のための調査で発見されました。
さらに358本の銅剣や銅鐸・銅矛などが出土し、それまでの日本の弥生時代の研究を覆すような大発見になったのです。
場所は、出雲市南東部にあたる旧斐川町南部の山麓の小さな谷あい。
その後、遺跡周辺が公園として整備され、さらに荒神谷博物館もできました。
荒神谷史跡公園には古代の住居を復元した建物があり、 バーベキュー などのアウトドアが楽しめる施設もあります。
荒神谷博物館では、出土品を展示しているほかに出雲地方の古代の歴史資料なども展示されています。
レジャーを楽しみながら、出雲地方が古代に強大な勢力を持っていた歴史を知れるのが魅力の施設です。
住所 : 島根県出雲市斐川町神庭873番地8
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-72-9044
休館日 : 火曜(博物館のみ)、12月29日~翌年1月3日
開館時間 :
料金 :
【公園】無料
【博物館展示室】公式URL : 荒神谷博物館
ここでは、湖陵町・多伎町・佐田町にあるおすすめの観光スポットをご紹介します。
西部は日本海に面している地域が多く、夏には海水浴やマリンスポーツを楽しんでいらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。
また、出雲大社に並ぶほどパワースポットも取り上げていますので、ぜひ西部にも足を伸ばしてみてください。
キララビーチは、出雲市西部の旧多伎町の日本海沿いにある海岸です。
近くには国道9号線が通っておりアクセスが抜群で、9号線沿いにある道の駅「キララ多岐」の目の前に広がっています。
キララ多岐からは階段ですぐアクセスできますよ。
近くには山陰本線の小田駅があり、鉄道でもアクセスしやすいのも魅力です。
目の前に一面に広がるきれいな日本海も絶景ですが、なんといっても夕暮れ時の風景が最高です。
日本海のはるか彼方に沈む夕日は「日本の夕陽百選」に選ばれました。
また、夏場には海水浴場として多くの人が訪れています。
須佐(すさ)神社は、出雲市西南部の旧佐田町の山中にある神社です。
祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、全国にある素戔嗚尊を祀る神社の中では、唯一素戔嗚尊の御魂を祀っています。
須佐神社は、奈良時代の書物「風土記」や平安時代の書物「延喜式」などにも名前が載る、とても歴史の古い神社です。
大社造りという様式でできた本殿は1861年(文久元年)に建てられ、現在県の文化財に指定されています。
須佐神社のその他の見どころは、境内にある推定樹齢1300年以上の大杉です。
「須佐の大杉」と呼ばれていて、幹周りの太さは約6m、高さは約24mもあります。
このように、須佐神社は出雲大社と並ぶ屈指のパワースポットとして人気の場所なので、ぜひ参拝してみてください。
出雲といえば「出雲そば」が有名です。
出雲そばは、そば粉を選別せずそのまま挽きこんで作られるため、一般的なそばよりも黒く、香り高くて食感がいいのが特徴です。
また、そば以外にも出雲に来たらぜひ食べたいスイーツを合わせて取り上げているので、観光のついでにぜひフラッと立ち寄ってみてください。
出雲地方はといえばやっぱり「出雲そば」ですよね。
出雲市内にもたくさんの出雲そばのお店がありますが、その中でおすすめなのが荒木屋。
創業は今から220年前、江戸時代の天明期という超老舗店。
人気のメニューは出雲そばの代名詞「割子そば」です。
割子そばは、段積みになった丸い漆器にそばが盛られ、つゆを「の」の字を書くようにかけて食べます。
住所 : 島根県出雲市大社町杵築東409-2
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-53-2352
定休日 : 水曜(祝日の場合は翌平日)
営業時間 : 11:00~17:00(売り切れ次第終了)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
出雲市はぜんざい発祥の地という説があり、江戸時代初頭の書物にも載っていることから、今ではぜんざいは出雲市の名物となりました。
その起源は、出雲地方で10月に行われるお祭り「神在祭(かみありさい)」で食べられていた「神在餅(じんざいもち)ともいわれています。
そんなぜんざいの提供店は出雲市内に多数ありますが、人気なのは神門通り沿いにある「日本ぜんざい学会 壱号店」。
ぜんざいをメインメニューとしており、数種類のぜんざいを選ぶことができるんですよ。
門前町にあるので、出雲大社詣でのついでに立ち寄りやすいのが魅力のお店です。
住所 : 島根県出雲市大社町杵築南775-11
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-53-6031
定休日 : 不定休
営業時間 : 10:00〜17:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
出雲の新しい人気グルメが絆屋の「出雲そばおやき」。
生地にそばの実をねりこんだおやきです。
そばの香りと生地のモッチリとした食感が独特で、クセになります。
味のバリエーションも全部で7種類と、豊富なのも魅力です。
そのまま食べたり、温めて食べたりと、色々な食べ方もあるのも楽しいですね。
住所 : 島根県出雲市大社町杵築南861-1
マップ : Googleマップ
電話番号 : 0853-25-7337
定休日 : 火曜
営業時間 : 10:00~16:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
ここでは、出雲土産としておすすめのお菓子をご紹介します。
老舗の和菓子屋さんが取り扱う銘菓を中心に取り上げていますので、目上の方にお渡しするお土産としてもおすすめです。
俵まんぢうは、出雲を代表する銘菓として知られる饅頭で、明治31年創業の老舗和菓子店・俵屋菓舗が製造・販売しています。
創業以来、看板商品として人気で、出雲大社土産の定番となりました。
俵の形をしているのは、出雲大社の祭神・大国主が、俵の上に腰掛けた姿が有名なため。
なお、俵まんぢうは、出雲大社大鳥居近くにある俵谷本舗で購入できますよ。
俵せんべいは、俵まんぢうと同じ俵屋菓舗が製造・販売しており、俵まんぢうと同様に創業時からの看板商品です。
味は、甘味せんべいという小麦粉と玉子を使って焼き上げたものなので、甘く香ばしいのが特徴。
また、小さいサイズと大きなサイズがあり、大は子どもの顔ほどの大きさがあるので驚きです。
俵せんべいも出雲大社土産の定番となっています。
生姜糖(しょうがとう)は、300年以上前の江戸時代から出雲名物として知られる、古い歴史のある菓子です。
中でも來間屋(くるまや)のものが有名で、生姜糖の元祖ともいわれています。
生姜糖は、生姜の絞り汁と砂糖水を合わせて煮詰め、さらに型に入れて板状に固めたもの。
ちなみに來間屋では、地元・出雲産の生姜「出西(しゅっさい)生姜」を使っているんですよ。
宿禰餅(すくねもち)は、創業明治5年の老舗和菓子店・坂根屋が製造・販売する餅菓子で、昭和元年から販売されています。
名前の由来は、相撲の開祖として知られる出雲にゆかりのある野見宿禰(のみのすくね)から。
四角く平べったい形状の餅で、日数が経っても柔らかい「練り求肥」を使っています。
味は柚子と胡麻の2種類があります。
柚子は地元・出雲市産、胡麻は国産のものにこだわっています。
ここでは、旅の目的別におすすめのスポットをピックアップしたモデルコースをご紹介します。
どこに行けばいいかイマイチわからない方はぜひ参考にしてください。
出雲市のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
出雲といえば出雲大社が有名ですが、他にも歴史や自然を感じるスポットがたくさんあります。
そのため、出雲市に来たのなら出雲大社だけで終わらせるのはもったいないです。
出雲観光の際には、本記事で取り上げた観光スポットにもぜひ立ち寄ってみてください。
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最終更新日 : 2021/05/26
公開日 : 2018/07/31