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<CBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)のおすすめ観光スポット>
ポルトガル 、 オランダ と植民地支配され続けてきたシンガポール。
その名前が世界に躍り出たのは1819年、イギリスの東インド会社が領有を宣言して、イギリスの植民地にしてからのことでした。
スタンフォード・ラッフル卿は、シンガポールを無関税の自由港とし、東南アジアの貿易拠点として発展させました。
ビジネス、就労のチャンスを求めて中国やインドなどから多くの人々が移住を始め、数百人だった人口が5年の間に1万人を突破するほど急速な発展を遂げていったのです。
そして、太平洋戦争が勃発。
日本軍はマレー半島を占領しながら南下を続け、ついに1942年シンガポールを占領しました。
軍事占領したシンガポールを「沼南島」と改名し、3年に渡り苛烈な統治をしたのです。
シンガポールに多く暮らしていた華僑は、抗日ゲリラや反日分子と見なされ、1942年の2月~3月にかけて5千人(日本側の発表のみ)が無差別に殺されました。
この事は「シンガポール華僑虐殺事件」として、戦後に戦争犯罪として裁かれています。
"日本の教科書には載っていないこの事件"のことは、シンガポールを旅行する前に知っておいた方が良いかもしれませんね。
1945年日本は無条件降伏、戦勝国である イギリス はシンガポールの所有権を主張しましたが、マレー半島とシンガポールでは独立の気運が高まり紆余曲折の末、部分自治の時期を経てイギリスから完全独立し、1963年に マレーシア 連邦が形成されました。
ところが、シンガポールと他の州では経済規模や民族構成(華僑が多数のシンガポールに比べ他の州はマレー人がほとんど)が違うことから、シンガポールと連邦政府との間に対立が広がっていきました。
1965年、連邦政府からシンガポールの離脱を迫られる形で独立、現在のシンガポールが誕生しました。
突然初代首相になったリークアンユーは、小国の生き残りをかけて、経済発展を最高かつ唯一の国家目標とする開発至上主義を掲げ、様々な政策を打ち出しました。
天然資源が皆無なので、外国資本の導入によって世界市場に工業製品を輸出する輸出志向型の道を選び、その結果、1970年代から「シンガポールの奇跡」と呼ばれる程の目覚ましい高度成長を遂げたのです。
国名:シンガポール共和国
国土面積:約720平方キロメートル(東京23区と同程度)
人口:約561万人(2017年調査)
民族:中華系74%,マレー系13%,インド系9%
公用語:英語,中国語・マレー語・タミール語
宗教:仏教,イスラム教,キリスト教,道教,ヒンズー教
通貨:シンガポールドル 1S$=約84円(2021年10月時点)
日本との時差:シンガポールがマイナス1時間
世界遺産:1か所「シンガポール植物園」
日本からシンガポールへは、シンガポール航空、日本航空、全日空、ユナイテッド航空、デルタ航空の5社が直行便(所要時間6時間半~7時間)を運航しています。
また、 台湾 や 香港 、東南アジアの主要都市を経由する便もありますが、断然便利なのは直行便。
中でも、 シンガポール航空 は5つ星エアラインと呼ばれ、様々なランキングで常に上位をキープしています。
世界の著名なシェフを招集し、彼らが考案した機内食はエコノミークラスでも提供されていて、味はもちろん見た目も美しいと好評。
客室乗務員の制服のサロンケバヤも印象的で、機内からシンガポール気分が味わえるのでおすすめです。
日本国籍を有する人は、シンガポール入国に際して空路での入国なら30日、陸路なら14日以内の滞在ならビザは不要です。
シンガポール入国時に、残存有効期限が6か月以上のパスポート、シンガポール出入国カード、帰国便の航空券の提示をします。
出入国カードは、機内で配られるか入国管理前に置いてあるので、英語で記入しましょう。
書き方はこちらを参考にどうぞ→ JAL各国出入国書類の書き方
麻薬や武器といった当たり前の禁止品以外、ちょっと珍しい禁止品としてタバコとガムがあげられます。
チューインガムは持ち込み禁止、タバコは1本から課税対象になるので、持ち込む場合は税関のレッドチャンネルに行き関税を納めることになります。(タバコ1本につき35.2セント、約29円)
持ち込み違反者が後を絶たないので、政府はシンガポールで販売しているタバコ1本ずつに刻印をつけ、刻印なしのタバコを見つけたら罰金という措置をとっています。
持ち込みをして税金を払ったタバコを持ち歩く場合は、税関の支払い済みレシートを携帯してください。
マリーナベイサンズやマーライオン、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど、シンガポールの観光名所が集まる人気エリア。
皆さんが想像するようなシンガポールの都会的な街並みはここで見られるでしょう。
シンガポールを初めて訪れる方は、ここから観光をスタートするのがおすすめです。
CBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)という名の通り、大手企業や金融機関が入居するビルが多く立ち並んでいます。
周辺にはシンガポールの摩天楼を見渡すルーフトップバーもいくつか点在しているので、夜景を楽しみたい方はぜひ足を運んでみてください。
また、CBDの徒歩圏内には老舗のホテルや教会、博物館といったシンガポールの歴史を伝えるスポットもあります。
シンガポールの伝統や文化と近代的な要素が見事に調和した、見どころ盛り沢山なエリアなのでお見逃しなく。
11世紀頃、インドネシアの王子がこの地にやってきて上陸しようとした時に、不思議な動物に出会ったといいます。
その動物は古代語であるサンスクリット語で書かれた書物で読んだシンガ(ライオン)だと思い、ライオン(シンガ)の住む町(プラ)と名付けました。
これがシンガポールの国名の由来だと言われています。
この話にちなんで、1972年に作られたのが頭がライオンで身体が魚というマーライオンです。
シンガポール川の河口で除幕式が行われ、高さ8,6m、重さ70トンもの巨大なマーライオンが初めてお目見えしました。
1997年にエスプラネード・ブリッジが出来たことで、ウォーターフロントからマーライオンの姿がはっきり見えなくなったため、2002年に当初の場所から120mほど移動し、現在の位置に落ち着きました。
世界三大がっかり名所などと言われるマーライオンですが、やっぱりシンガポールの象徴としてなくてはならない存在。
シンガポールの日没は年間を通じて19時頃、その後のマジックアワー、暗くなって周辺のライトアップがはっきりする頃が絶好の撮影タイム。
マリーナベイサンズホテルとマーライオンの2ショット写真はマストですね。
勢いよく口から水を噴射しているマーライオンも夜の23時には休憩に入るので、夜景観賞には早めに出かけましょう。
住所 : 21 Esplanade Dr Singapore 038980
マップ : Googleマップ
アクセス : MRTのラッフルズ プレイス(Raffles Place)駅より徒歩10分程
今やシンガポールのシンボル的な存在となったホテル、マリーナベイサンズ。
宿泊してあのインフィニティプールで泳いでみたい、そんな方も多いかもしれません。
実際は巨大ホテルなので、チェックイン/アウト、朝食に時間がかかる、部屋以外の場所は人が多すぎて落ち着かないなどの声も良く聞きます。
そんなマリーナベイサンズの気になる場所は展望台。
57階、200m地点から見渡すマリーナベイエリア、眼下のガーデン・バイ・ザ・ベイ、F1サーキット、遠くにはシンガポール海峡までの絶景が楽しめるスポットです。
展望台は安全の為に入場制限がなされているので、観光客の多い土日は行列が出来ることもあります。
可能ならば平日に訪れましょう。
ただし、夕方から夜景にかけての時間帯は曜日を問わず一番混み合うので、少しの行列は必至です。
CE LA VI(セラヴィ) は、マリーナベイサンズの57階(屋上)にあるレストラン&バー&クラブです。
狙い目は、レストランの一部になっているスタンディングタイプのスカイバー。
オープンデッキなので、風に吹かれながらカクテルなどの飲み物と景色が楽しめます。
すぐ隣には、インスタグラムなどのSNSでもお馴染みのインフィニティープールが。
ホテルの宿泊者しか利用できない専用エリアではありますが、CE LA VIからでも憧れのプールが見られるんです。
また、マリーナ湾を一望する席もあるので夕方あたりに訪れてみるのもおすすめです。
タイミングが良ければ、ビル群の向こう側に沈む夕日を見ながら美味しいお酒と共に最高のひと時を過ごせます。
実はこのセラヴィへは、展望台とは別の専用エレベーターで行くことができるんです。
つまり、展望台の入場料は不要ということ。
展望台の入場料と、ワンドリンクはほぼ同料金なのでスタンディングでもOKという方は、断然こちらがお得ですね。
レストランは高い割には…という声を良く聞くので、スカイバーだけにしておいても良いでしょう。
その他、マリーナ湾で毎晩開催されている「スペクトラ(Spectra)」も大変見応えがあるので、お時間に余裕のある方はぜひ訪れてみてください。
噴水によって作り出されたスクリーンにプロジェクションマッピングを投影したり、マリーナベイサンズからレーザー光線が発せられたりと、壮大な規模を誇る水と光のショーが無料で見られます。
鑑賞スポットは、マリーナベイサンズ側の「イベント・プラザ前」と対岸にある「マーライオン・パーク」の2ヵ所。
それぞれ全く異なる景色が見られるので、時間帯や日付をズラして2つのロケーションから鑑賞するのが理想です。
所要時間はおよそ15分で、毎日20:00と21:00(金・土は22:00も開催)から始まります。(2021年10月現在は休止しています)
スペクトラ(Spectra)の詳細は、 こちら をご覧ください。
住所 : 10 Bayfront Avenue
マップ : Googleマップ
アクセス : MRTベイフロント駅(bayfront)直結
電話番号 : +65 6688-8868
定休日 : 無休
営業時間 : 9:30~22:00 週末は~23:00
料金 : 大人19.10ドル、子供(2歳~12歳)14.90ドル
公式サイト : サンズスカイパーク展望台
2012年にオープンしたシンガポールの新名所「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、最新技術を駆使したテーマパーク型の植物園です。
総面積100ヘクタール以上、マリーナベイを囲むように、ベイサウス、ベイイースト、ベイセントラルの3つの庭園に分かれています。
植物好きなら1日いても飽きない場所ですが、時間がない、メインな場所だけを抑えたいという方が行くべき場所はベイサウス。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのアイコンにもなっている巨大なスーパーツリーは、高さ25m~50m、合計18本あります。
これらのスーパーツリーには、シダやランなど200種類以上のカラフルな植物が植えられていて、まるで巨大なアート作品のよう。
2本のスーパーツリーに架けられた「OCBCスカイウェイ(有料)」は高さ22m、全長128m、地上とは違った景色を見ながらの空中散歩は格別です。
中央のスーパーツリーにはレストランがあり、地上50mからの景色を眺めながらの食事が楽しめますよ。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイには、大きなガラス張りドームが2つあります。(共に有料)
1つは「クラウドフォレスト」で、ドーム内には高さ35mの人工の山が作られ、山の周辺には人工的に発生させた雲があったり、山頂から滝が流れていたりとその景色は圧巻。
もう1つは「フラワードーム」で、2015年に世界最大の屋内庭園としてギネスブックに登録されています。
主に地中海や半乾燥地帯の植物が集められた植物園であり、季節ごとに植え替えが行われているため、いつ行っても飽きることがありません。
また、夜には「ガーデン・ラプソディー」という光のショーが開催されるのでお見逃しなく。
こちらも、マリーナベイサンズの「スペクトラ」と同様に無料で楽しむことができます。
様々な音楽に合わせて光り輝くスーパーツリーは、日中とはまた異なる魅力があるのでぜひ訪れてみてください。
気になるBGMですが、筆者が訪れた際は有名なポップミュージックやクラシックなどがかかっていました。
どれも身近な曲ばかりですし、無料なのにショーのクオリティーが高くてびっくりします。
スペクトラとは開催時間が少しズレているので、うまく動けば一気に2つのショーが楽しめるでしょう。
ガーデン・ラプソディーは、毎日19:45と20:45の開催です。
プログラムをはじめとする詳しい情報は、 こちら でご確認ください。
ちなみに、光のショーを間近で見たい方はスーパーツリー・グローブの真下へ行くことをおすすめします。
マリーナベイサンズからは、イーストコースト・パークウェイを経由してドラゴンフライ・ブリッジを渡るのが最短のルートです。
スペクトラが終わった後は、多くの人がガーデンズ・バイ・ザ・ベイ方面へと移動するため、なるべく早く行動するようにしましょう。
住所 : 18 Marina Gardens Dr, Singapore 018953
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT「ベイ・フロント駅(Bayfront)」より地下通路を通り、マリーナベイサンズホテルとの連絡橋「ドラゴンフライブリッジ」利用で徒歩10分弱。
電話番号 : +65 6420 6848
定休日 : 無休
営業時間 : 無料エリア 5:00~26:00 有料施設は施設によって営業時間が異なります。
料金 :
公式サイト : ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
2008年に開業したシンガポールフライヤーは、アジア最大規模の観覧車。
地上160m地点から、360度の大パノラマを楽しむ事が出来る唯一の場所です。
全体の設計は黒川紀章建築都市設計事務所がデザイン、内装や構造はシンガポールの会社が手掛けています。
最大収容人員28名の大きなゴンドラが一周する時間はなんと約30分!
乗車のタイミングは昼間も捨てがたいですが、やはりマリーナなら夜景でしょう。
シンガポールは通年、日没は19時過ぎなので、すっかり暗くなる19時半以降に乗車する事をおすすめします。
ゴンドラ内でコース料理が楽しめるスカイダイニングや、ハイティーやシンガポールスリングがいただけるプランもあるので、 オフィシャルサイト で確認してみてくださいね。
住所 : Singapore Flyer Pte Ltd 30 Raffles Avenue Singapore 039803
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT「プロムナード(Promenade)駅」より徒歩6分程
電話番号 : +65 6734 8829
定休日 : 月・火・水
営業時間 : 14:00~22:00
料金 : 大人33ドル(13歳以上)子供(3歳~12歳)21ドル
公式サイト : シンガポールフライヤー
15世紀から20世紀にかけて東西貿易で繁栄したシンガポールやペナン、マラッカなどの植民地。
この地にやってきた貿易に従事する移民男性と、マレー人との間に生まれた子孫たちの事を「プラナカン」と言います。
プラナカンのルーツは、ヨーロッパ系、インド系、中華系と様々ですが、現在プラナカン文化というと、一般的には中華系プラナカンのことを指します。
中国の宗教や伝統を継承しつつ、マレーの言語、生活習慣をミックス、そこに西洋文化を取り入れたことで、独自の華やかさを持った文化が特徴です。
中華料理とマレー料理が融合したプラナカン料理はニョニャ料理と呼ばれ、見た目は中華っぽくて味はマレー風。
専門店はマレーシアの方が多いですが、シンガポールでもいくつかのレストランで味わうことができます。
コロニアル風な可愛らしい建物は、もともと中華系の学校として建てられ、後にアジア文明博物館として利用されていましたが、2008年にプラナカン博物館としてリニューアルオープンしました。
豪華な調度品、工芸品、生活用品などが展示され、特にパステルカラーのプラナカン陶器やビーズ刺繍は可愛くて日本人にも人気があります。
一番人気のある展示品は、100万粒以上のガラスビーズを使った婚礼用のテーブルクロスで、プラナカンビーズ刺繍でも最大かつ最高の作品だと言われているのでお見逃しなく。
より詳しくプラナカン文化について知りたい方は、火曜日~金曜日の10:30から行われる日本語ガイドツアーがおすすめです。
※プラナカン博物館は2019年4月より改修工事のためクローズしています。詳細については公式サイトで確認してください。
住所 : 39 Armenian Street, Singapore
マップ : Googleマップ
アクセス : MRTシティ・ホール(City Hall)駅から徒歩10分
電話番号 : +65 6332 7591
定休日 : 無休
営業時間 : 10:00~19:00(金曜日は~21:00)
公式サイト : プラナカン博物館
シンガポールを代表する5つ星の名門ホテル「ラッフルズホテル」は、1887年の創業以来、多くの人に愛されてきました。
コロニアル様式の美しい外観が特徴で、開業100周年を迎えた1987年に、国の歴史的建造物に指定されています。
103室の客室は全室がスイート仕様で、それぞれに異なる内装が施されています。
ラッフルズホテルを訪れる人のお目当てはロングバーの「シンガポールスリング」です。
女性が公の場でお酒を嗜むのは良く思われていない時代に、見た目はフルーツジュースに見えて、ジンやリキュールが入ったカクテル「シンガポールスリング」がホテルのバーテンダーによって生み出されたのは1915年のこと。
格式あるラッフルズホテルの中にありながら、ラフな服装でも入店可能なので、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
また、ホテルの中で一番古いレストラン「ティフィンルーム」で、15:00~17:30の間に楽しめるハイティーも人気。
こちらはドレスコードがあり、スマートカジュアルなので短パンTシャツなどはNGです。
それなりのお値段ですが、サンドイッチやケーキ、タルトなどの他に、フルーツや焼き菓子、点心などはビュッフェスタイルで楽しるためかなりお得感あり。
人気なことから事前予約をお忘れなく。
住所 : 1 Beach Road, Singapore, 189673
マップ : Googleマップ
アクセス : MRTシティーホール(city hall)駅から徒歩6分
電話番号 : (+65) 6337-1886
公式サイト : ラッフルズホテル
国民の80%が中華系というシンガポールでは、中華系の文化を知らずしてシンガポールを知る事にはならないと言えるほど、全てにおいて密接な関係にあります。
人気の観光スポットも多いチャイナタウンですが、ローカルの人たちが利用する場所も多く、中国色の強いエリアとして発展してきました。
通りごとに特徴があり、ブラブラ歩くだけでも楽しいチャイナタウン。
観光客で賑わうパゴダストリートは、お土産屋さん、雑貨屋さん、ワンコインショップなどが並びます。
美食街と呼ばれるスミスストリート、イタリアンやフレンチなどのおしゃれなレストランやカフェが多いクラブストリート。
お粥の名店「真真粥品」や、行列の出来るチキンライスの「天天海南鶏飯」があるマックスウェルフードセンターもチャイナタウンにあります。
このエリアには安くて美味しい食べ物がいっぱいあるので、リーズナブルにお食事を楽しみたい方は必見です。
ローカル感を味わうなら、B級グルメの屋台がひしめく「ホーカース」は欠かせません。
マックスウェル・フード・センターはその中でも非常に有名な存在なので、ぜひ足を運んでおきたいところ。
フードコートのようなスポットなので、複数人で訪れてもそれぞれ好きなものが食べられます。
チキンライスやフィッシュボールヌードル、ラクサなどシンガポール伝統の味を一度に楽しむなら、ここで決まりです。
また、席も空いているテーブルを探して座るだけなので気軽に利用できます。
シンガポールの治安は比較的良いとされていますが、念のためテーブルの上には貴重品を置かないようにしてくださいね。
サウスブリッジロード沿いには、イスラムモスク、ヒンドゥー寺院、仏教寺院が並び、多文化国家であるシンガポールを象徴した通りとも言われています。
中でもフォトジェニックなのは仏教寺院「佛牙寺龍華院」。
ミャンマーで発見された仏陀の聖遺物である「歯」を祀るために、2007年に唐王朝時代の建築様式で建てられた寺院です。
150mほど先にはヒンドゥー教の女神マリアマンを祀った「スリ・マリアマン寺院」が見えます。
1827年に建立されたシンガポール最古のヒンドゥー寺院で、神々の彫刻が施された塔門は見応えがありますよ。
住所 : China town, Singapore
マップ : Googleマップ
アクセス :
オーチャードは、シンガポール屈指の繁華街として親しまれる人気のショッピングエリアです。
周辺には伊勢丹や高島屋をはじめとする20ものショッピングモールがあります。
大型免税店で知られるTギャラリアやハイブランドのテナントもあるので、お買い物を楽しむならここがおすすめです。
地元ブランドのコスメやスキンケア用品、雑貨なども手に入るので、ぜひゆっくりと散策をお楽しみください。
ここでは、オーチャードから程近い場所に位置するリトルインディア、およびブギス周辺の見どころも合わせて紹介します。
シンガポールで一番の繁華街と言えばオーチャードロード。
東西約2,2kmの通り沿いには、大型のショッピングモール、高級ブランド店、デパート、ホテルなどが立ち並び朝から夜遅くまで賑わっています。
オーチャードロードのシンボル的な存在なのが、2009年にオープンしたショッピングモール「アイオン・オーチャード(ION Ochard)。
地下2階でMRTオーチャード駅と直結、高級ブランドからローカル御用達、レストラン、カフェなど330近いショップがずらり、ショッピング好きなら1日中過ごせる規模です。
ローカルフードを食べたいけれど路面のホーカーズはちょっとハードルが高いという方は、地下4階のフードオペラならエアコンもありキレイなので安心。
2階にはシンガポールが誇る高級紅茶ブランドTWGのティーサロンもあり、休憩タイムにぴったりです。
オーチャード界隈はショッピングエリアだけではない見どころもあります。
MRTサマセット駅からオーチャードロードを挟んで北側に延びる「エメラルドヒル・ロード」は閑静なエリア。
プラナカン博物館でご紹介したプラナカン文化が残る通りで、1階が店舗、2階を住居として使っていた間口の狭い長屋のような建物が連なっています。
パステルカラーが可愛らしく、近代化が進む以前の、昔ながらのシンガポールといった風情です。
今でも住宅として使われていますが、数軒はカフェやショップになっているので、お散歩がてらぜひ訪れてみてくださいね。
住所 : Orchard road, Singapore
マップ : Googleマップ
アクセス : 最寄り駅は西からMRT(North South Line)のオーチャード駅、サマセット駅、ドービー・ゴート駅の3つ
ずっと世界遺産がなかったシンガポールに初めての登録があったのは2015年のこと。
それが「シンガポール植物園」です。
1822年にゴムの木やランの研究の為の植物園として設立され、のちに閉鎖されましたが、1859年に現在の植物園の基盤が設立されたので、150年近い歴史を持つ植物園になります。
東京ドーム約13個分という広大な敷地には、熱帯植物を中心に、6万種類以上の植物が植えられています。
シンガポール中心部からほど近く、ラン園以外は無料開放されているため、観光客だけではなく地元の人も散歩やジョギング、ピクニックなどに訪れる人気の癒しスポットです。
ラン研究の分野において世界有数の機関と高い評価を得ているのが国立ラン園。
1000種類以上の元種と2000種類以上の交配種が育てられていて圧巻です。
シンガポールでは、新種のランの名前に、シンガポールを訪れた著名人の名前をつける習慣があり、天皇陛下やイギリス王室ウィリアム王子とキャサリン妃、ジャッキーチェンなど多岐にわたります。
「これがランなの?」と驚くような、ここでしか見られない珍しいものも沢山あるので、ぜひ入園してみてくださいね。
シンガポールの国花「バンダ・ミス・ジョアキム」は、植物園南部にある無料エリア、バンダ・ミス・ジョアキムコーナーで見ることができます。
小ぶりでフリルのような花弁が可愛らしいランなので、探してみてください。
住所 : 1 Cluny Road, Singapore
マップ : Googleマップ
アクセス : MRTボタニック・ガーデン(Botanic Gardens)駅エコガーデン口下車
電話番号 : 64737983
定休日 : 無休
営業時間 : 5:00~24:00 オーキッドガーデン 8:30~19:00
料金 : 入園無料 オーキッドガーデンのみ有料 大人5ドル(12歳未満無料)
公式サイト : シンガポール植物園
19世紀頃、アラブ諸国から移住してきた人々に割り当てられたエリアです。
金色のドームを有するモスクを中心にブギス周辺まで様々な見どころが点在しています。
特にアラブストリートはイスラム色が濃く、シンガポールに居ながら中近東を旅しているような不思議な気分を味わえることから、旅行者にとても人気があるそう。
目印は、シンガポール最大のイスラム寺院「サルタン・モスク」です。
通り沿いにはレバノンやトルコ、モロッコなど、中東料理を提供するレストランやカフェ、雑貨屋などが立ち並んでいます。
シンガポールでは地域ごとに異なる民族が居住しているので、少し移動するだけでも他の国を訪れたような感覚になるでしょう。
少し足を延ばせば、ウォールアートがいっぱいの「ハジ・レーン」やプチプラのお土産が揃う「ブギス・ストリート」があるので、なるべく時間に余裕を持って観光するのがおすすめです。
住所 : Arab Street, Singapore 199771
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT東西線・ダウンタウン線「ブギス駅(Bugis)」より徒歩4分
19世紀初頭、当時ジョホール王国の領地だったシンガプーラに目をつけた東インド会社のサー・トーマス・スタンフォード・ラッフルズ。
この地を支配していたサルタン・フセイン・シャーから正式に譲渡を受け、名称をシンガプーラから英語的なシンガポールに改め、貿易港を作ってここから近代シンガポールの発展が始まっていきます。
民族ベースに居住区を分ける都市計画の中で、ラッフルズはスルタン・スセイン・シャーに敬意を払い、現在のアラブストリート界隈をサルタン領と定め、1824年にサルタン・モスクを建設しました。
周辺はアラブ人、マレー系のイスラム教徒の居住区となりました。
シンガポールが発展するにつれ人口も増え、手狭になった上に老朽化が進んだので、1924年に再建されたのが現在見られるサルタン・モスクです。
アイルランド人の建築家によるデザインはイスラムとゴシックの折衷で、当時中東からアジア一帯の建物に良く見られる様式でした。
1975年には、国の歴史的建造物として保存されることが決定しています。
内部は礼拝時間以外は、非イスラム教徒も見学することができます。
ただし、露出のある服装は男女問わず不可なので、入口で貸し出しをしているガウンを羽織ってください。
1階は男性用、2階は女性用の礼拝所があり、2階への立ち入りは禁止、またフラッシュや動画撮影も禁止です。
住所 : 3 Muscat Street, Singapore 198833
マップ : Googleマップ
アクセス : MRTのブギス(Bugis)駅より徒歩8分程
電話番号 : +65 6293 4405
定休日 : 無休
見学時間 : 月~日:10:00~12:00、14:00~16:00 金:14:30~16:00
料金 : 無料
アラブストリートから12〜15分ほど歩いた先には、リトル・インディアという地区があります。
ここにはインド系の人々が多く暮らしており、街ではサリーというカラフルな民族衣装に身を包んだ女性が行き交うなど、本場さながらの雰囲気。
本格的なインド料理が食べられるのはもちろんのこと、格安雑貨なども手に入ります。
特に「リトル・インディア・アーケード」は品揃えが豊富なので、立ち寄っておきたいところ。
また、この界隈には色鮮やかなペイントが施された可愛い建物が多いのでフォトスポットとしても人気なのだとか。
お気に入りの服を着て訪れれば、きっと素敵な写真が撮れるでしょう。
シンガポールで異国情緒を堪能するなら、リトル・インディアとアラブストリートはマスト。
インドの総人口の約8割近くを占めるとされるヒンドゥー教の寺院もあるので、合わせて訪れてみてください。
住所 : Serangoon Rd, Singaopore, 217959
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT北東線・タウンタウン線「リトル・インディア(Little India)」より徒歩すぐ
リバーバレー(River Valley)は、オーチャードのすぐ南側に位置しています。
シンガポール在住の日本人に人気のある高級住宅街であり、上品で落ち着いた雰囲気が魅力です。
川沿いにはおしゃれなカフェやレストランから、バーやクラブなどのナイトスポットまで、様々なお店が軒を連ねています。
また、日系のスーパーや書店が入居するショッピングモールもあるので、何か欲しいものがある方は覗いてみると良いでしょう。
最寄り駅は「クラーク・キー駅(Clarke Quay)」または「フォート・カンニング駅(Fort Canning)」。
オーチャードでショッピングを楽しんだ後に立ち寄るのにも最適な立地ですよ。
シンガポールのナイトスポットと言えば、シンガポール川沿いに広がるクラークキー。
ここはイギリス植民地時代の19世紀前半から貿易の中心地として商品倉庫が立ち並び、往来する船の係留地として栄えていました。
20世紀後半にシンガポール川の汚染が深刻化し、政府によって貿易拠点が移転されてからは再開発が行われ、おしゃれなナイトスポットに生まれ変わったのです。
かつての倉庫群やパステルカラーのショップハウスは各国料理のレストランやバー、カフェ、クラブなどになり、川沿いにはオープンテラスの席が並び、食事やお酒を楽しむ人で賑わいます。
クラークキーからシンガポール川河口のボート・キー、マリーナベイを約40分かけて巡る「リバーボート」に乗船してみませんか?
おすすめは、サンセットから夜にかけての時間帯。
ネオンがキラキラとロマンチックな雰囲気のクラークキー、圧巻のマリーナベイサンズや大観覧車、そしてマーライオンを正面から眺めることもできます。
住所 : 3 River Valley Rd, Singapore 179024
マップ : Googleマップ
アクセス :
シンガポール本土の南側に位置する小さなリゾートアイランド、セントーサ島。
様々なテーマパークやアクティビティーが楽しめるスポットが集う、エンタメの宝庫です。
多くの観光客で賑わうリゾート地として知られていますが、富裕層が住む高級エリアとしても有名です。
島内にはとにかく沢山の見どころがあるので、どこに行こうか迷ってしまうと思います。
なるべく多くのスポットを巡りたいという方は、セントーサ・ファンパス(FUN PASS)を購入するとお得です。
チケットは3種類ありそれぞれ料金が異なるので、気になる方はぜひ 公式ホームページ をチェックしてみてください。
東西約4km、南北約1.5kmという小さな島・セントーサ島はシンガポールの南に位置し、中心からはわずか15分ほどでアクセスできます。
島内には、ユニバーサルスタジオ、シーアクアリウム、アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク、ホテル、カジノ、レストランなどが集まる複合リゾート施設「リゾート・ワールド・セントーサ」があり、1日では遊びきれない程のボリューム。
特にアドベンチャー・コーブ・ウォーターパークは、大人から子どもまで楽しめると評判のスポットです。
シンガポールは年間を通じて温暖な気候なので、暑い日はプールで遊んで、比較的涼しくなる夕方から観光しに出かけるのも選択肢の1つ。
敷地内には、全長620mの流れるプールや波のあるプール、6種類のウォータースライダーなど様々な種類のプールがあります。
流れるプールは洞窟や熱帯植物のジャングル、水族館のようなトンネルなど、計14のエリアを通るので飽きずに楽しめるでしょう。
また、カラフルな熱帯魚が泳ぐ巨大な水槽でシュノーケリングができる「レインボー・リーフ」というエリアもおすすめです。
水中を優雅に駆けめぐる約2万匹もの魚と泳ぐ体験は、ここならでは。
もちろん、こちらの体験もプールの入場料に含まれているので、追加料金などを気にせず楽しめます。
シュノーケリング用品は一式無料でレンタルできますし、泳ぐ前にインストラクターの方がしっかりとシュノーケリングの仕方をレクチャーしてくれるので初めての方でも安心です。
海でのシュノーケリングは不安という方は、まずこちらで練習してみると良いでしょう。
セントーサ島には、他にもゴルフ場やビーチもあり、島まるごとがレジャー施設といった感じです。
シンガポールには7体の公認マーライオンがいます。
そのうちの1つで一番巨大なマーライオンが、セントーサ島のマーライオンタワーです。
高さ37m、ちょっと野性的な顔つきのマーライオンの口と頭の上が展望台になっていて、セントーサ島を眼下に、視界が良ければ遠くはインドネシアの島々まで見渡せる絶景が楽しめます。
内部では、シンガポールの成り立ちやマーライオンの伝説に関するビデオが流されています。
セントーサ島へのアクセスは徒歩、タクシー、モノレール(セントーサエクスプレス)、ケーブルカーの4通り。
モノレールは、MRTハーバーフロント駅に隣接するショッピングモールVivocityの3階にあるセントーサ駅から、ウォーターフロント駅、インビア駅、ビーチ駅の4駅を結んでいます。
ケーブルカーは、マウントフェーバー頂上が始発で、ハーバーフロント経由でセントーサまでの空中散歩を楽しめます。
荷物がある場合はタクシーが便利、時間と体力がある方はシンガポール本島とセントーサ島を結ぶボードウォークを約15分をのんびり歩きましょう。
住所 : Sentosa, Singapore
マップ : Googleマップ
アクセス :
2010年、セントーサ島にあるリゾート施設「リゾート・ワールド・セントーサ」内に誕生したユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)。
日本やアメリカと比べると規模が小さいのと、平日ならばお客さんが少な目なので、並ぶこと無くアトラクションを楽しめるかもしれません。
ちなみに、敷地面積は日本のUSJの半分以下です。
7つのゾーンに分かれた園内には、日本未上陸のアトラクションもあって見逃せません。
ハリウッドの建物やレストランを再現した「ハリウッドゾーン」、日本未上陸のアトラクション「セサミストリート・スパゲティ・スペース・チェイス」が楽しめる「ニューヨークゾーン」、日本未上陸の絶叫系アトラクションが集中していて一番人気の「サイファイシティゾーン」など楽しめるところがいっぱい。
「古代エジプトゾーン」ではエジプトの遺跡が再現され、古代エジプト人の姿をしたキャストが歩いていたりと雰囲気たっぷり。
ジュラシックパークとウォーターワールドの世界を再現した「ロストワールドゾーン」、映画シュレックを再現した世界「ファーファーアウェイゾーン」には映画に登場した立派なお城あり、中は4Dシアターになっています。
小さな子供でも楽しめる「マダガスカルゾーン」では、ショーやペンギン達との記念撮影を楽しみましょう。
住所 : 8 Sentosa Gateway, Singapore, 098269
マップ : Googleマップ
アクセス : セントーサ島モノレール駅waterfront station下車すぐ
定休日 : 無休
営業時間 : 10:00~19:00
料金 : 大人81ドル、子供(4歳~12歳)61ドル
公式サイト : ニバーサルスタジオシンガポール
ユニバーサルスタジオと同じ、リゾート・ワールド・セントーサ内に2012年にオープンした「SEAアクアリウム」は世界最大級の水族館。
世界中から集められた800種類以上、10万以上の海洋生物が4500万リットルの水の中で生活をしています。
世界最大規模の水槽、オープンオーシャンは幅36m、高さ8,3m、暑さ70cmのアクリルパネル製。
巨大水槽の中をヒラヒラと泳ぐ3匹のマンタは水族館の人気者です。
好奇心旺盛で人懐こいので、水槽の縁までやってくることもあります。
水槽前の座席スペースに陣取って、のんびりと魚たちが泳ぐ姿を眺めるのも素敵な時間ですよね。
シャーク・シーエリアには12種類200匹ものサメが生息する大きな水槽があり、その水槽の一部がトンネルになっているので、サメが頭上を泳ぐという面白い体験ができますよ。
住所 : 8 Sentosa Gateway,Sentosa Island, Singapore 098269
マップ : Googleマップ
アクセス : セントーサ島モノレール駅waterfront station下車すぐ
電話番号 : +65 6577 8888
定休日 : 無休
営業時間 : 10:00~19:00 季節・曜日によって異なる
料金 : 大人39ドル、子供(4歳~12歳)29ドル
公式サイト : シーアクアリウム
イーストエリアは、シンガポールの東部一帯を占める地域です。
周辺には、国際空港や軍の基地をはじめとする施設が位置する他、閑静な住宅街が広がっています。
観光のイメージはあまり無いですが、緑豊かな公園やビーチなどがあることから、地元の人々の憩いの場として親しまれています。
多くの観光客で賑わうスポットよりも、ゆっくりとくつろげる場所をお探しの方にはおすすめのエリアです。
北部にあるチャンギ・ポイント・フェリー・ターミナルからは「シンガポール最後の秘境」と称されるウビン島にもアクセスできるので、ぜひチェックしてみてください。
熱帯雨林の大自然は迫力満載で、ちょっとした冒険気分で思わずテンションが上がることでしょう。
2019年4月にオープンした新名所「ジュエル」は、チャンギ空港直結の複合施設です。
総工費約1400億円をかけた巨大な施設は、地下5階、地上5階。
レストラン、カフェなどの飲食店、各種ショップ、宿泊施設、映画館、美容室、マッサージ、体験型アトラクション、屋内迷路などがありちょっとした街のようになっていて、飽きることがありません。
バクテー(肉骨茶)の人気店「Song Fa Bak Kut Teh(ソンファ・バクテー)やハワイの人気パンケーキ店「Eggs'n Things」、香港のミシュラン星付き点心店「Tim Ho Wan(ティム・ホー・ワン)」などの有名店もあり、グルメもしっかり楽しめます。
巨大な屋内庭園の中には40mの世界最長の人工滝が流れ、その周りを取り囲むように900本を超える椰子などの高木と、6万本の低木が植えられています。
最上階の5階にはキャノピーパーク(有料)があり、空中散歩気分を味わいながら滝を上から見下ろすことができます。
もともと使い勝手が良く、旅行好きに人気があるチャンギ空港ですが、2019年には世界ベスト空港に選ばれ、ますます注目を集めています。
チャンギ空港はターミナルが4つあり、ジュエルはターミナル1の到着ホールと直結。
ターミナル2と3とはリンクブリッジで繫がっていて徒歩約10分、ターミナル4からはシャトルバスでターミナル2へ移動して、リンクブリッジの利用となります。
シンガポール到着時、または出発時にぜひ足を運んでみてくださいね。
トランジット利用時には、シンガポールへの入国が必要になります。
住所 : 78 Airport Boulevard, Singapore 819666
マップ : Googleマップ
アクセス : ターミナル1到着ホールと直結
電話番号 : +65 6956 9898
定休日 : 無休
営業時間 : 施設により異なる
料金 : 施設により異なる
公式サイト : ジュエルチャンギ空港
※チャンギ空港の関連記事: チャンギ空港を徹底解説!話題の観光スポット「ジュエル」から乗り継ぎの時間つぶし方法まで
シンガポール北部に位置するノースエリアには、地元の人が多く住んでいます。
主な見どころは、広大な敷地と自然豊かな環境を活用した動物園。
ナイトサファリやリバークルーズは、シンガポールを訪れるなら1度は体験してみたい人気のアクティビティです。
チケットはそれぞれの公式サイトなどで事前に購入しておくとスムーズでしょう。
また、隣国マレーシアとの間にコーズウェイという橋が架かることから、バスや自家用車で国境を行き来する人々も多く見られます。
島国である日本では、陸路で国境を越えることができないので少し珍しく感じるかもしれませんね。
国境付近にあるジョホール・バール(Johor Bahru)という町までは、ノースエリアから車で10〜15分程なので、シンガポールへ旅行するついでにもう1ヶ国訪れることも可能です。
シンガポール北部マンダイ地区の自然保護区の中にあるシンガポール動物園。
1973年開業以来、オープンズーのコンセプトのもと、約26ヘクタールの広大な敷地に300種類以上、2,800を超える動物、鳥類、爬虫類が自然に近い形でのびのびと暮らしています。
園内は、ワイルドアフリカゾーン、プリメイトキングダムなど11のゾーンに分かれていて、とにかく広いのでざっと見ても3時間はかかります。
閉園時間が早いのと、昼間の外歩きはかなり暑いので、午前中の涼しい時間に訪れてお目当ての動物に会いに行くのがベストです。
車で30分と市内からは離れていますが、大人はもちろん、お子さんが喜ぶ事間違いなしの色々な工夫がされた動物園なので、1日時間を作ってぜひお出かけください。
動物たちの餌やり、エレファントショー、アシカショーなどのスケジュールは、パンフレットや園内の掲示板にあるため、一番最初にチェックしましょう。
人気があるのは、オランウータンとの朝食プラン。
オランウータンエリアの屋外レストランにてビュッフェスタイルの朝食を食べていると、オランウータンもやってきてレストランのすぐ横で自分たちの朝食を食べるという楽しいイベントです。
空きがあれば当日参加も可能ですが、満席の場合が多いので事前予約がおすすめです。
住所 : 80 Mandai Lake Road
マップ : Googleマップ
アクセス : オーチャードからタクシーで30分程度、MRT+市バスだと時間がかかるのでタクシーがおすすめ
電話番号 : +(65)-6269-3411
定休日 : 無休
営業時間 : 8:30~18:00
料金 : 大人39ドル、子供(3歳~12歳)26ドル
公式サイト : シンガポール動物園
シンガポール旅行の目的の1つが、シンガポールグルメを堪能することという方も多いのではないでしょうか。
多国籍国家のシンガポールならではの美味しい物がたくさんありすぎて、短い滞在では味わい切れないほどです。
限られた時間の中で、それだけ美味しい物に出会えるか?それはちょっと下調べをしておくことに尽きます。
ここでは、これだけは押さえておきたいシンガポールの名物料理と、おすすめのお店をご紹介します。
中国の海南島からの移住者が広めたと言われるハイナンチキンライスは、茹で鶏とそのスープで炊いたご飯のセット。
チキンを茹でるとぱさぱさになりそうなイメージがありますが、その逆で、ジューシーで柔らか。
全体に味は薄めなので、生姜やニンニクの入ったチリソースやちょっと甘めの黒醤油をつけるのが一般的です。
ご飯にもしっかり鶏の出汁の味がついていて、日本人好みの味わいです。
シンガポール中で食べられるハンナンチキンライスですが、食べ歩く時間も、食べ比べる時間もないという方に1店だけおすすめするならば天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)通称「テンテン」です。
チャイナタウン界隈にあるマックスウェルフードセンターというホーカーの中にあり、ミシュラン2016年シンガポール版では、ビブグルマン(コスパが良くおすすめ)に選ばれた人気店です。
大体いつも行列ができていますが、オーダーして受け取るだけなので思ったより列は早く進むので諦めないで並びましょう。
お昼時は特に混み合い売り切れる事もあるので、遅くても2時くらいには行った方がいいかもしれません。
他の屋台でも食べる、味見程度という方は小サイズでもいいですが、こぶりなのでちゃんと食べたい方は中か大をどうぞ。
住所 : 1 Kadayanallur St #10,11 Maxwell Food Center
マップ : Googleマップ
アクセス : MRTチャイナタウン(China town)駅下車徒歩10分
定休日 : 無休
営業時間 : 10:30~20:00
チリクラブとは、チリ、ニンニク、トマトなどの濃厚ソースにカニを丸ごと入れてボイルしたローカルフードです。
仕上げに溶き卵を入れるので、まろやかさが加わりますが基本的にはピリ辛、お店によって甘めだったりかなり辛かったりと特徴があります。
ピーナッツソースや米酢などを入れて、甘くて辛くて酸っぱいという仕上げのお店もあり。
手や口をベトベトにしながら楽しく食べるのがチリクラブの正しい食べ方。
ソースはマントゥと呼ばれる肉まんを別注してぬぐいながら食べるのがお決まりです。
チリクラブに使用するカニはスリランカのマッドクラブで、大体カニ1匹で1キロ程度、50ドル~60ドルが相場です。
1匹で2名分程度、もちろん時価なので事前にしっかり値段の確認をしておきましょう。
チリクラブはホーカーでも食べる事が出来ますが、せっかくならば雰囲気の良いお店でという方におすすめなのがRed Houseです。
シンガポールのおしゃれエリア、ロバートソンキーにあり周辺はとっても落ち着いた雰囲気。
Red Houseのチリクラブはチリとニンニクがしっかり効いた正統派です。
日本人観光客も多く訪れることから、日本語の出来る店員さんが対応してくれるため、値段の確認など安心ですね。
住所 : Grand Copthorne Waterfront Hotel (Level 2) ,392 Havelock Rd, Singapore 169663
マップ : Googleマップ
アクセス : クラークキー駅からだと徒歩20分近くかかるので、タクシー利用が便利です。
電話番号 : +65 6735 7666
定休日 : 無休
営業時間 : 月~金 15:00~23:00、土日祝 11:00~23:00
公式サイト : Red House
インドの最南部ケララからシンガポールにやってきたインド人が、魚市場で魚の頭が切り落とされているのを見て、もったいないと思いカレーを作ったのがはじまりだと言われています。
魚の頭と聞くとちょっと生臭いのでは?なんて思ってしまいますが、そこはカレーのプロ、きちんとした下処理に絶妙な配合のスパイスによって、ふっくらジューシーな白身魚のカレーが出来上がります。
このようにバナナリーフにのって登場するので、インドスタイルで手で食べてみませんか?
フィッシュヘッドカレーの注意点は、とにかく量が多いこと。
スモールサイズでも、日本人だったら3〜4人でのシェアが適量です。
フィッシュヘッドカレーに限らず、カレーを食べるならやはりリトルインディアへ!
おすすめは、フィッシュヘッドカレー発祥と言われているムトゥース・カレーです。
住所 : 138 Race Course Rd #01-01
マップ : Googleマップ
アクセス : MRTリトルインディア(Little India)駅下車、Race Course Roadを北上した右手、徒歩約5分。
電話番号 : 6392-1722
定休日 : 無休
営業時間 : 10:30~22:00
シンガポール通の間で最近話題になっているのはジンジャーチキン。
シンガポール内に14店舗、マレーシアに2店舗を持つ「スープレストラン(三盃雨件)」の看板メニュー、サンスイジンジャーチキン(三水姜茸鶏)をご紹介します。
スープレストランの名の通り薬膳スープがメインですが、ほとんどのお客さんがオーダーしているジンジャーチキン。
薄くスライスされたきゅうりの上にジューシーな蒸し鶏がぐるりとのせられ、真ん中になみなみと盛られたジンジャーソース。
ピーナッツオイルと生姜で作られたジンジャーソースは辛くなくまろやかで風味が良いソースです。
気に入った方は、瓶入りのジンジャーソースも販売しています(スーパーでも購入可能)。
小と大があり、小でも2,3人前はあるほどのボリュームです。
沢山ある支店の中でも、行きやすい&分かりやすい場所はオーチャード駅近くのデパート、パラゴンの地下にあるパラゴン店。
珍しい薬膳スープも色々るので、写真付きメニューを見てオーダーしてみてはいかがでしょうか。
一品料理も安定の美味しさなので、安心してどうぞ。
住所 : 290 Orchard Road #1-44 the Paragon, Singapore 238859, Singapore
マップ : Googleマップ
アクセス : MRTオーチャード駅から徒歩約5分
電話番号 : +65 6333 6228
定休日 : 無休
営業時間 : 11:30~22:00
公式サイト : Soup restaurant
バクテー(肉骨茶)とは、漢方とスパイスとニンニクで煮込んで、胡椒を効かせたポークスペアリブ。
ほんのり漢方の香りがするスープは滋養たっぷり、ほろほろになるまで煮込まれたスペアリブにかぶりつけば、観光で疲れた身体の隅々まで栄養が行き渡りそう!
もともとは牛肉の解体後余った骨付き肉を、中国大陸からやってきた労働者たちがスタミナをつけるために朝食として食べていたといいます。
今は朝食だけではなく、昼食、夕食、夜食と広く国民に親しまれているローカルフードです。
バクテーに欠かせないのは、ユーティヤオと呼ばれる揚げパン。
細長いユーティヤオは一口サイズにカットされていて、これをスープに浸して食べると油分と旨みが出会ってスープの味が変化します。
最初はそのまま、中盤からはユーティヤオを入れて試してみてくださいね。
1969年創業の「松發肉骨茶(ソンファバクテー)」は屋台からスタートし、現在国内に8店舗を展開する人気店です。
特徴は3種類あるバクテーで、ベーシックなスペアリブスープに、ロースカルビスープ、そしてプレミアムロースカルビスープがあります。
1番高いプレミアムロースカルビは、上品な味で人気ですが数量限定なので、早めに行かないと売り切れているかもしれません。
朝届く新鮮な豚肉を使い、ニンニクたっぷり、胡椒もたっぷりで濃いめの味付け。
他店に比べると豚肉の量も多めで、アツアツのスープがおかわり自由なのも嬉しいですね。
旅行者でも入りやすいのは、クラークキー駅に近いニューブリッジロード店です。
住所 : 11 New Bridge Road, #01-01, Singapore 059383
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : +65 6533-6128
定休日 : 月曜日
営業時間 : 9:00~21:15
朝食や小腹がすいた時におすすめなのがカヤトーストです。
カヤトーストとは、卵、ココナッツミルク、砂糖、パンダンリーフから作られた甘いカヤジャムをサクサクに焼かれたトーストに塗ったもの。
トーストにはバターが塗られていたり、挟まれていたり。
バターの塩気とカヤジャムの独特の甘さがうまくマッチしていて絶妙な味わいです。
このカヤトーストと、半熟卵に甘いコピコーヒーのセットは最高。
半熟卵はお醤油を垂らしてそのままいただくか、カヤトーストにつけても美味しいですよ。
TOAST BOXはシンガポール国内に44店舗を展開しているチェーンカフェ。
ショッピングモールのフードコートや目立つ場所にあり、いつも地元の人でいっぱいです。
写真付きのメニューもあるので注文も簡単。
ハムや卵のサンドイッチもありますが、ここはやはりカヤトーストと半熟卵とコピコーヒーという王道セットに挑戦してみてくださいね。
ラクサヌードルなどの軽食もあるため、ランチ利用にもおすすめです。
カヤジャムが気に入ったという方は、手ごろなサイズを販売しているためぜひどうぞ。
その他にも、老舗で50店舗を展開する「ヤ クン カヤ トースト(Ya Kun Kaya Toast)」や、ローカルフードの種類が多いキリニー コピティアム(Killiney Kopitiam)などが旅行者でも入りやすく、オーダーもしやすいのでおすすめです。
住所 : 2 Bayfront Avenue, B1-01E, Galleria Level, Marina Bay Sands
マップ : Googleマップ
アクセス : MRT ダウンタウン線「ベイ・フロント駅(Bay Front)」より徒歩すぐ(マリーナ・ベイ・サンズ内)
電話番号 : +65 6636 7131
定休日 : なし
営業時間 : 7:30〜22:00
公式サイト : TOAST BOX
今回はシンガポールのおすすめ観光スポットとグルメ情報をご紹介しました。
シンガポールは赤道直下にあるため、年間を通じて平均気温が31度前後、最低気温は25度前後と四季の変化はありません。
乾季と雨季があり、雨季は11月~3月、乾季でもスコールがあるため雨に遭うのは避けられません。
つまりは、観光のベストシーズンというものがないということ。
日差しがとても強いので、サングラスや日焼け止め、冷房が効きすぎている場所も多く長袖も必要です。
楽しいシンガポール旅行になりますように。
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最終更新日 : 2023/06/06
公開日 : 2018/08/16