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世界遺産・平泉のおすすめ観光スポット10選!歴史と仏教の町を楽しもう!





岩手県南西部に位置する西磐井郡(にしいわいぐん)の平泉町(ひらいずみちょう)は、歴史と仏教の町として観光が盛んなエリアです。

町内には源義経や武蔵坊弁慶、奥州藤原氏、伊達政宗などの歴史上の偉人に関わりのある史跡や仏教施設がたくさんあり、2011年には「平泉の文化遺産」として世界遺産に登録されました。
中尊寺や毛越寺などの有名なスポットもあれば、地元の人しか知らない穴場的スポットまであるのが平泉の魅力です。

本記事では平泉のおすすめ観光スポットを厳選しました。
美味しいグルメやお土産もご紹介しますね。

【目次】世界遺産・平泉のおすすめ観光スポット10選!歴史と仏教の町を楽しもう!

 

1ページ目 :

 

平泉ってどんなところ?

平泉の概要

平泉の歴史

平泉の世界遺産

平泉の地域について

<平泉北部のおすすめ観光スポット>

1. 中尊寺

2. 白山神社

3. 高館義経堂

<平泉南部のおすすめ観光スポット>

1. 毛越寺

2. 観自在王院跡

3. 金鶏山

4. 平泉文化遺産センター

5. 無量光院跡

 

2ページ目 :

 

<平泉西部のおすすめ観光スポット>

達谷窟毘沙門堂・達谷西光寺

<平泉東部のおすすめ観光スポット>

束稲山

<平泉のおすすめグルメスポット>

1. 義家(そば、わんこそば)

2. 大夫黒

3. カフェ・セキミヤ

<平泉のおすすめ土産>

1. 田村の梅

2. 三色せんべい

3. 黄金絵巻

4. かもめの玉子

<平泉のおすすめモデルコース>

神社・仏閣コース

文化・自然コース

さいごに

 

平泉ってどんなところ?

 

 

平泉の概要

 

平泉町(ひらいずみちょう)は岩手県の南西部に位置し、西磐井郡(にしいわいぐん)に属しています。

人口は約7500人で、面積は約63平方km、南隣は一関市、北隣は奥州市になります。

 

町の中央を南北に北上川(きたかみがわ)が流れ、東西は山々に挟まれており、中央には平地が広がっています。

平地部が町の中枢となっており、その平地は「北上盆地」の一部です。

 

平泉の歴史

 

平泉の歴史の中で、もっとも大きな出来事が起こったのが、平安時代中期から後期にかけてです。

平泉はその地形から昔より政治拠点・軍事拠点として争奪が繰り広げられました。

 

平安時代、平泉は大きな勢力を持っていた安倍氏の領地でした。

やがて安倍氏妥当のために朝廷より派遣された源頼義(みなもとのよりよし)・義家(よしいえ)親子との間で約12年におよぶ戦(前九年合戦)が始まり、現在の 秋田県 を拠点としていた清原氏の加勢もあり、安倍氏は滅ぼされます。

 

安倍氏滅亡の跡は清原氏が平泉を支配下におきますが、今度は清原氏のあいだで真衡(さねひら)・清衡(きよひら)・家衡(いえひら)の兄弟による勢力争い(後三年合戦)が勃発しました。

この争いに勝利したのが源頼義を味方に付けた清原清衡です。

 

戦のあと清衡は藤原清衡と名乗り、平泉を政治の拠点としました。

なお、清衡から始まる一族を「奥州藤原氏(おうしゅう ふじわらし)」といい、平泉の歴史を語る上で重要なキーワードとなっています。

 

清衡は戦の犠牲者の慰霊と平和を願って中尊寺を建立し、金色堂や大きな庭園などをつくります。

息子の基衡(もとひら)は仏教を中心とした町づくりを進め、毛越寺と浄土庭園を建造しました。

さらに三代目の秀衡(ひでひら)は無量光院を建てます。

 

毛越寺
毛越寺: じゃらん

 

四代目の泰衡(やすひら)のとき、源頼朝に追われた源義経や武蔵坊弁慶が平泉の地に逃げてきました。

泰衡は源頼朝の圧力により義経らを攻撃し、やがて義経は自害します。

 

しかし、後に頼朝は泰衡を攻撃するため平泉を襲い、泰衡は倒されて奥州藤原氏は滅亡しました。

この頼朝の攻撃で平泉の多くの仏教施設などが破壊されています。

鎌倉 時代になると、幕府の命で中尊寺など一部の仏教施設は再建されます。

 

その後の時代は平泉が大きな戦乱の舞台になることはありませんでした。

戦国時代には伊達政宗などの伊達氏が治め、江戸時代は仙台藩の領地になります。

また、江戸時代初期の1689年に松尾芭蕉が平泉にやってきて、過去に平泉でおきた戦乱をテーマに「夏草や 兵どもが 夢の跡」と俳句を残しています。

さらに中尊寺金色堂を訪れて「五月雨の 降り残してや 光堂」の句も詠みました。

 

平泉の世界遺産

 

平泉にある史跡は、2011年に「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」として世界遺産に登録されました。

登録されている史跡は「中尊寺」「毛越寺」「金鶏山」「観自在王院跡」「無量光院跡」です。

 

 


平泉の地域について

 

 

今回平泉町の観光スポットを紹介するにあたり、北部・南部・西部・東部の4つの地域に分けてご紹介します。

区分の目安は下記の通りです。

 

  • 北部:北上川以西のうち高館義経堂付近から北側
  • 南部:北上川以西のうち高館義経堂付近から南側
  • 西部:南部のうち北上川の支流・太田川の中上流
  • 東部:北上川以東

 

 

<平泉北部のおすすめ観光スポット>

 

1. 中尊寺

 

 

中尊寺(ちゅうそんじ)は平泉町北部の小高い山にある天台宗のお寺で、平泉を代表する観光地であり平泉のシンボル的な存在です。

境内はとても広く、17院によって構成されています。

 

創建は古く、平安時代中頃の850年(嘉祥3年)に慈覚大師円仁が建てたという説がありますが、奥州藤原氏の初代である藤原清衡が平泉を拠点にした後の1105年(長治2年)に創建したとする説が有力です。

清衡は自らが平泉周辺を治めるまで、戦乱が続いたことにより多くの人の命が奪われたことを慰霊し、今後は平和の続く仏国土(仏教における平和な理想社会)を建設する決意の証として、中尊寺を建てたといわれています。

広大な伽藍の中には本堂や経蔵など多くの建物があり、これらは国宝や国の重要文化財、世界遺産にも登録されました。

 

金色堂

 

 

中尊寺の建物の中でもっとも有名であり、中尊寺のシンボルとなっているのが金色堂(こんじきどう)です。

金色堂は1124年(天治元年)に完成し、名前の通り内部・外部は金箔を貼り付けられました。

 

金箔は扉や壁・軒・床など瓦以外の至るところに貼られています。

鎌倉時代前期には金色堂を損傷から守るために、覆堂(ふくどう)という建物で金色堂を覆いました。

現在も覆堂で覆われていますが、これは1965年(昭和40年)に建てられたもので鉄筋コンクリート製です。

 

金色堂の中には奥州藤原氏4代の遺体が安置されており、藤原清衡・基衡・秀衡のミイラと泰衡の首が納められています。

なお、覆堂の内部、つまり金色堂の本体は撮影禁止となっています。

中尊寺は世界遺産委員会が12世紀の史跡が良好な状態で保存されていると評価しており、平泉観光で必見のスポットと言えるでしょう。

 

中尊寺の観光情報

 

住所 : 岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202

電話番号 : 0191-46-2211

休観日 : 年中無休

拝観時間 :

3月1日〜11月3日 8:30〜17:00
11月4日から2月末日 8:30〜16:30

料金 :

大人 800円
高校生 500円
中学生 300円
小学生 200円

公式URL : 中尊寺

 

2. 白山神社

 

 

白山神社(はくさん じんじゃ)は中尊寺の境内北方に鎮座していて、中尊寺を守る神社です。

祭神は伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)と伊邪那美尊(いざなみのみこと)で、もともとは平安時代中頃の850年(嘉祥2年)に慈覚大師が建てたもの。

 

現在の 石川県 の白山本宮の分社として、現:一関市の磐井川上流に建てましたが、のちに現在地に移ったと言われています。

中尊寺が建てられてから、中尊寺の鎮守(中尊寺を守る)のための神社になりました。

 

白山神社の見どころは能舞台です。

現在の能舞台は江戸時代の1853年(嘉永6年)のもので、仙台藩が再建しました。

そのため、能舞台は2003年(平成15年)に国の重要文化財に指定されました。

 

白山神社の観光情報

 

住所 : 岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関173

電話番号 : 0191-46-4397

 

3. 高館義経堂

 

 

高館義経堂(たかだち ぎけいどう)は北上川西岸の小高い丘の上にあります。

この丘は高館(たかだち)と呼ばれ、鎌倉時代初期に源頼朝に追われ平泉にやってきた源義経が拠点にしました。

そのことから、義経の役職「判官」にちなんで高館の別名を判官館(はんがんだち)と言います。

 

義経は1189年(文治5年)に奥州藤原氏4代の泰衡の攻撃を受けて自害しました。

やがて江戸時代になり、平泉を治めていた仙台藩の第4代藩主・伊達綱村(だて つなむら)が源義経を偲び、かつて義経が拠点を構えた高館にお堂を建てました。

そして、堂の中に義経の木像を納めて義経堂と名付けたのです。

 

高館から東には北上川を束稲山が見え、この景色は平泉随一といわれています。

江戸時代には松尾芭蕉もこの場所から景色を眺め、有名な「夏草や 兵どもが 夢のあと」の句を詠みました。

 

高館義経堂の観光情報

 

住所 :  岩手県西磐井郡平泉町平泉字柳御所14

電話番号 : 0191-46-3300

休観日 : 年中無休

拝観時間 :

3月5日〜11月4日 8:30〜16:30
11月5日~3月4日 8:30〜16:00

料金 :

大人(中学卒業以上) 200円
小・中学生 50円

公式URL : 高館義経堂

 

 


<平泉南部のおすすめ観光スポット>

 

1. 毛越寺

 

 

毛越寺(もうつうじ)は平泉町の中部にある古いお寺で、中尊寺とともに平泉を代表する観光地となっています。

毛越寺は平安時代の850年(嘉祥3年)に、円仁(慈覚大師)によって開かれました。

 

しかし、本格的に建造物が建てられたのは平安時代後半です。

平泉を拠点にした奥州藤原氏の2代目・藤原基衡が建造を開始し、息子で3代目の秀衡の時代に完成しました。

 

当時の毛越寺にはお堂や塔などの建造物が40以上あったと言われ、僧侶の家なども含めると500を超える建物があったとも。

その規模は「吾朝無双(我が国に並ぶものがない)」と言われるほどでした。

 

後に火災や鎌倉時代初期の源頼朝の攻撃による戦災でほとんどの建物が焼失してしまい、残念ながら今はその姿を見ることはできません。

しかし、現在は遺構が保存されており、当時の名残を感じることができます。

また、この遺跡は保存状態が良いことから国の特別史跡に指定されました。

 

毛越寺は後の時代に建物が再び建てられて存続しています。

現在残っているもっとも古い建物は常行堂です。

常行堂は、江戸時代中期の1732年(享保17年)に仙台藩主・伊達吉村により再建されました。

 

浄土庭園

 

 

毛越寺の境内の北側には大規模な庭園が広がっています。

「大泉が池」という広い池を中心とした庭園で、発掘調査と書物『作庭記』を元に史実に基づく形で再現されました。

 

この庭園は奥州藤原氏が戦乱で疲弊した平泉の地を思い、平和な世になることを願って浄土思想を元につくられたとされ、「浄土庭園」と呼ばれています。

なお、浄土庭園は国の特別名勝に指定されています。

特別史跡と特別名勝の両方に指定されているのは、毛越寺をふくめ全国に9例のみと貴重な史跡です。

また、2011年には平泉の5つの史跡のひとつとして世界遺産に登録されました。

 

毛越寺の観光情報

 

住所 : 岩手県西磐井郡平泉町字大沢58

電話番号 : 0191-46-2331

休観日 : 年中無休

拝観時間 :

3月5日〜11月4日 8:30〜17:00
11月5日〜3月4日 8:30〜16:30

料金 :

大人 500円
高校生 300円
小・中学生 100円

公式URL : 毛越寺

 

2. 観自在王院跡

 

 

観自在王院跡(かんじざいおういん あと)は平安時代に建てられたお寺の遺跡です。

毛越寺の東側に位置し、奥州藤原氏二代目の藤原基衡の妻によって建てられました。

 

阿弥陀堂跡の前に舞鶴池などの浄土庭園が広がっていて、背後には金鶏山がある美しい景観です。

当時の建物は失われていますが、庭園や一部の伽藍遺構が修復・復元されました。

世界遺産の史跡のひとつとして登録されており、その美しい風景は必見となっています。

 

観自在王院跡の観光情報

 

住所 : 岩手県西磐井郡平泉町平泉字志羅山地内

電話番号 : 0191-46-2218(平泉町世界遺産推進室)

公式URL : 観自在王院跡

 

3. 金鶏山

 

 

金鶏山(きんけいざん)は毛越寺の北側にある小高い山で、平泉のほぼ中央に位置しています。

平安時代後期に奥州藤原氏が信仰の対象とした神聖な山です。

 

東のふもとにある花立廃寺跡は、かつて金鶏山を祀っていた蔵王権現堂跡とも言われています。

毛越寺・観自在王院・無量光院の3寺院が金鶏山を中心にして配置されていることから、金鶏山が重要な山であったことがわかります。

 

山の周囲には千手堂や源義経の妻子の墓とされる五輪塔などがあり、山頂付近には経塚遺跡があります。

現在は登山道が整備されており、山に登ることも可能です。

2005年に国の史跡となり、2011年には世界遺産の史跡のひとつとして登録されました。

 

金鶏山の観光情報

 

住所 : 岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内

電話番号 : 0191-46-2218(平泉町世界遺産推進室)

公式URL : 金鶏山

 

4. 平泉文化遺産センター

 

 

平泉文化遺産センターは金鶏山のすぐ東側にある施設です。

世界遺産に登録されている史跡を含めた、平泉の史跡に関する紹介や説明、歴史、文化などを知るための展示がなされています。

発掘調査での出土品や貴重な資料なども展示しており、平泉観光で知りたい知識をわかりやすく学ぶことができます。

平泉を楽しむためにも寄って頂きたい場所です。

 

平泉文化遺産センターの観光情報

 

住所 : 岩手県西磐井郡平泉町平泉花立44

電話番号 : 0191-46-4012

休館日 :

12月29日か〜1月3日
展示替え期間(不定)

開館時間 :9:30〜17:00(入館は16:30まで)

料金 :無料

公式URL : 平泉文化遺産センター

 

5. 無量光院跡

 

 

無量光院跡(むりょうこういん あと)は平安時代にあったお寺の遺跡で、金鶏山と北上川の中間付近の平地にあります。

奥州藤原氏三代目の秀衡が建立しました。

 

現在の 京都府 宇治市にある平等院鳳凰堂を模したもので、大きさは鳳凰堂より少し大きかったと言われています。

建物は残っていませんが、礎石があり、建物の周囲にあった池の跡も残っています。

建物と金鶏山は一直線に結ばれ、沈む夕日は極楽浄土を想定したものと言われ浄土庭園の最高傑作とも。

無量光院跡は2011年に世界遺産の史跡のひとつとして登録されました。

 

無量光院跡の観光情報

 

住所 : 岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立地内

電話番号 : 0191-46-2218(平泉町世界遺産推進室)

公式URL :  無量光院跡


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