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那覇(なは)は、沖縄本島の南部に位置する県内最大の都市です。
沖縄県の政治・経済・文化の中心であるほか、国際空港および県外や周辺離島とを結ぶ港があることから「沖縄県の玄関口」として親しまれています。
その面積は約40平方km、距離にすると東西約10km・南北約8kmで意外とコンパクトな印象です。
中央部は盆地、その周辺は小高い丘陵地帯になっています。
西側は東シナ海に面しているので、沖縄ならではの美しい海も見れますよ。
歴史や文化だけでなく、緑豊かな自然、絶品の沖縄グルメなどバラエティー豊かな見どころが充実しているため、県外から訪れる観光客に大人気。
また、空港からのアクセスも便利なので、週末を利用した短期旅行にもおすすめの旅行先です。
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琉球王国の都が置かれ、政治や文化の中心として栄えたエリアです。
この地域は坂道が多く、細い筋道が複数存在するのが特徴で、城下町ならではの造りをしています。
首里城や玉陵など歴史情緒漂うスポットは、沖縄へ旅行するなら1度は訪れておきたい定番の見どころですよ。
琉球王国時代の王宮として栄華を極めた、首里城。
かつて海外貿易の拠点であった那覇港を見下ろす丘陵地に築城され、15〜19世紀まで琉球王の居城として使用されました。
東西最長約400m・南北最長約270mを誇る、琉球王国最大の建造物であったとされています。
敷地内には、守礼門や園比屋武御嶽石門、円覚寺跡などの文化財が点在していて、非常に見応えがありますよ。
一部エリアへの入場制限はあるものの、そのほとんどは都市公園に属しているため、無料で訪れることができます。
見学するために入場料の支払いが必要なのは、 奉神門・世誇殿・女官居室・首里城復興展示室・東のアザナ・正殿遺構 の計6ヵ所。
2021年3月現在、首里城復興展示室は2019年に発生した火災を原因に一般公開が中止されています。
また、この火災では戦後に復元された正殿に加え、その他計6棟が消失しました。
いくつかの観光本やホームページには、火災以前の情報が載せられているので訪れる際は注意が必要です。
首里城公園の公式サイトでは復興モデルコースが提案されているため、そちらを参考に散策するのも良いでしょう。
首里城復興モデルコースに関する詳しい情報は こちら をご覧ください。
ここでは、首里城およびその周辺の見どころを紹介します。
いくつかのスポットを巡るだけでも十分楽しめるので、少し急ぎ足で観光する方はぜひ参考にしてみてください。
正殿遺構
首里城正殿の土台部分にあたる石積みの基礎。
「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の1つとして、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。
守礼門
牌楼(ぱいろう)と呼ばれる、中国風の様式で造られた門です。
かつては、中国からの冊封使(さっぽうし)を王が出迎える場所として使用されていました。
歓会門
城郭内へと向かう際、最初に通る石造りの門です。
1477~1500年頃に創建され、沖縄戦後にあたる1974年(昭和49年)に復元されました。
歓会とは、漢語で「歓迎する」という意味があるそうです。
守礼門と同様に「冊封使を喜んで迎える」ための門であったことが伺えます。
世誇殿(よほこりでん)
王の家族と首里城に勤める女性たちが日常を過ごしたとされるエリア「御内原(おうちばら)」にある建物です。
琉球王国時代には、この場所で次期国王の即位儀礼が行われていました。
普段は王女の居室として利用されていたそうですよ。
当時、次期国王は首里城の外にある「中城御殿」で暮らしていて、現・国王が亡くなると継世門という裏門を経由して世誇殿に向かったといわれています。
住所 : 沖縄県那覇市首里金城町1-2
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・首里駅から徒歩約20分/那覇空港から車で約30分
電話番号 : 0988-86-2020
定休日 : 毎年7月の第1水曜日とその翌日(一部施設が休館)
営業時間 :
料金 : 大人 400円/高校生 300円/小・中学生 160円(6歳未満は無料)
公式サイト : 首里城公園
首里城の正殿遺構と共に、世界遺産に登録されている重要な史跡です。
琉球王国の尚真王が父・尚円王の遺骨を移葬するために築いた陵墓で、1501年に完成しました。
堅牢な石垣に囲まれた建物は、琉球石灰岩という天然石から造られており、東室・中室・西室と呼ばれる3つの墓室に分かれています。
これらには、琉球王国・第2尚氏王統の歴代国王および限られた家族のみ入ることが許されていたそうですよ。
当時の板葺き屋根の宮殿を表したとされる破風(はふ)屋根は、沖縄ならではの様式と言えるでしょう。
この形状はかつて王族にしか許されていなかったそうですが、1879年の解禁以降、沖縄全土に普及しました。
沖縄のお墓は、本土のものに比べ大きくて立派な印象がありますが、個性的な屋根のデザインも特徴の1つ。
玉陵を訪れる際は、このような細かい点も注意しながら見学するとより楽しめるでしょう。
現在見られる建物は、第二次世界大戦中にアメリカ軍により破壊された後に復元されたものです。
修復作業は、昭和49年(1974)から3年余りの歳月をかけて行われました。
また、周辺には「東の御番所(あがりのうばんじゅ)」という建物も復元されています。
玉陵の石門から出て東側に向かった先にあるので、観光のついでにぜひ立ち寄ってみてくださいね。
住所 : 沖縄県那覇市首里金城町1-3
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・首里駅から徒歩約20分
電話番号 : 0988-85-2861
定休日 : なし
営業時間
: 9:00~18:00(最終入場17:30)
料金 : 大人 300円/小人(中学生以下) 150円
公式URL : 玉陵
金城町(きんじょう)は、14〜19世紀にかけて栄えた琉球王朝時代の城下町です。
首里城の南側斜面に位置しており、周辺には沖縄ならではの造りをした古民家が多く立ち並んでいます。
このエリアには、かつて首里城から国場川の真玉橋に至る長さ約4km・総延長10kmの主要道「真珠道(まだまみち)」がありました。
尚真王の時代(1477〜1526)に造られたそうで、大小の琉球石灰岩を敷き詰めて造られています。
旧首里城・守礼門南脇にあった石門(いしじょう)から識名・国場・真玉橋(まだんばし)を経て南部へ至る重要な道であり、琉球王国の国王も利用していたそう。
現在見られるのは、沖縄戦で奇跡的に戦火を逃れたとされる全長約300m・幅4mの道のりだけとなっています。
昔ながらの面影を留める石畳は、「日本の道100選」の1つにも選ばれています。
石畳沿いには「石畳茶屋 真珠(まだま)」という雰囲気の良いカフェもあるので、観光の休憩がてら立ち寄ってみるのも良いでしょう。
素敵なテラスから眺める市街地の景観は必見です。
首里城公園や玉陵から徒歩15分ほどで行けるので、これらの観光スポットを訪れる際はぜひ足を運んでみてくださいね。
国や県の公的機関をはじめ、金融機関および多くの国内外企業が拠点を構える沖縄のビジネス地区です。
国際通り・その他繁華街から近く、空港へのアクセスも便利なので観光客にとても人気があります。
沖縄屈指の知名度を誇るショッピングストリートです。
那覇市中心部を貫くように全長約1.6kmにわたって延びる通り沿いには、土産物店や飲食店など様々なお店が軒を連ねています。
「ちんすこう」や「元祖紅いもタルト」など、定番の沖縄土産から琉球雑貨・ご当地グルメまで沖縄らしい商品が多数揃っているので、観光客に大人気です。
周辺には、庶民的な趣の漂うアーケード街や活気溢れる市場などもあるため、ぜひ時間をかけて散策してみてくださいね。
一般車両の交通規制に注意
国際通りでは、平日の朝(7:30〜9:00)と夕方(17:30〜19:00)にバスレーン規制が行われています。
これらの時間帯はバス専用道路となり、一般車両(二輪車を除く)は指定された方向の片側車線のみ走行することが許されるので、通行する場合は注意が必要です。
また、毎週日曜日の12:00〜18:00は歩行者天国となるため、一般車両は通行止めとなります。
一般車両の通行規制に関する詳しい情報は こちら をご確認ください。
住所 : 沖縄県那覇市松尾牧志
マップ : Googleマップ
アクセス : 沖縄都市モノレール「ゆいレール」最寄駅:県庁前駅/美栄橋駅/牧志駅、または 那覇空港から車で約20分
電話番号 : 098-863-2755(那覇市国際通り商店街振興組合連合会)
公式URL : 那覇市国際通り商店街
波上宮(なみのうえぐう)は、那覇市西部にある「波の上ビーチ」の崖の上に鎮座する格式高い神社です。
琉球八社の1つとして親しまれるほか、古来よりニライカナイ(理想郷)信仰の聖地として崇められています。
創始年は不明ですが、人々がここを拝所として、海の彼方にあるニライカナイ(理想郷)の神々に豊漁と豊穣の祈りを捧げたことが始まりだそう。
琉球王朝時代には、琉球八社の最高位として王府から篤い信仰が寄せられていました。
現在見られる建物は、終戦以降に再建されたものです。
沖縄ならではのパステルブルーの海と朱色の社殿が織りなすコントラストは、絵に描いたかのような美しさを誇ります。
ビーチへ下りて、綺麗な海を眺めながらゆっくりと寛ぐのも良いですね。
波が穏やかなので子連れの旅行にもおすすめですよ。
家内安全・豊漁・豊穣・良縁祈願などにご利益があるので、ぜひ参拝しに訪れてみてください。
住所 : 沖縄県那覇市若狭1-25-11
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・旭橋駅から徒歩約15分/那覇空港から車で約10分
電話番号 : 0988-68-3697
定休日 : なし
料金 : 無料
公式サイト : 波上宮
沖縄を代表する伝統工芸の1つとして親しまれる、やちむん。
やちむんとは、沖縄の方言で「焼物」を意味し、琉球時代から続く約400年の伝統を持ちます。
沖縄で作られる焼物は、厚みのある成型と大胆な絵付けが特徴であり、どれも美しいものばかりです。
古くは城の瓦などが作られていたそうですが、海外との貿易で陶磁器が持ち込まれたことを機に現在見られるような形に発展しました。
壺屋やちむん通りには、陶芸工房や直営店をはじめとする古い建物がいくつもあります。
壺屋焼物博物館やカフェなどもあるので、周辺を散策しがてら立ち寄ってみるのも良いでしょう。
いくつかの工房では壺屋焼やシーサーの手作り・絵付け体験を行なっているため、お時間に余裕のある方はぜひ体験してみてくださいね。
また、毎年12月中旬には陶器市も開催されるので、そのタイミングを狙って訪れるのもおすすめです。
住所 : 沖縄県那覇市壺屋1丁目16
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・牧志駅から徒歩約10分/那覇空港から車で約15分
電話番号 : 098-868-4887
公式サイト : 壺屋やちむん通り
真和志(まわし)は、那覇市の中央部に位置しています。
北側は首里エリア、西側は本町・おもろまちエリアと接していますが、最寄りのモノレール駅までやや遠いので公共交通機関を利用する方は注意が必要です。
昔ながらの面影を残す町並みは、迷路のように複雑な造りをしていますよ。
代表的な観光スポットだけではなく、生活感のある地域を訪れてみたい方におすすめの地域です。
識名宮は「琉球八社」に数えられる神社の中で、首里城から最も近い場所に鎮座しています。
「琉球神道記」および「琉球国由来記」にも記される由緒ある神社で、かつては琉球王も篤く信仰を承けていたそう。
創建に関する詳しい歴史は不明ですが、尚元王の時代(1556~1572)以降であると伝えられています。
琉球各地に伝わる伝説を集めた「遺老説伝」によると、尚元王が長男・尚康伯の病気平癒を祈願したところ霊験があったことから、寄進して宮と寺(神応寺)を建てられたそうです。
創建当時は敷地内に位置する洞窟の中にお宮がありましたが、老朽化により1680年に洞窟外に移動しました。
熊野権現にまつわる重要な神社として親しまれ、琉球八社の末吉宮および普天満宮と共に厚い信仰を集めています。
現在見られる建物は、第二次世界大戦後に再建されたもの。
戦前の建物は、本瓦葺き・三間社流造りの建築で沖宮本殿に類似していたそうですが、戦後の復興により現在見られるような造りとなりました。
小さな神社ですが、魂が浄化されるような清々しい雰囲気が漂っていて、とても居心地が良いですよ。
鳥居のすぐ目の前にはバス停があるため、バスを利用して訪れる方は、帰りの時刻表を事前に確認した上で参拝することをおすすめします。
また、識名宮の社務所は受付時間が不規則なので、御朱印を希望する方は注意が必要です。
住所 : 沖縄県那覇市繁多川4-1-43
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から国道332号経由で約14分
電話番号 : 098-853-7225(識名宮社務所)
公式URL : 識名宮
琉球王国の別邸として1799年に完成した、美しい琉球庭園です。
かつては「琉球王家最大の別邸」として親しまれていたのだそう。
識名園は、沖縄独自の建築様式と中国様式を折衷した見事な造りをしています。
王家の保養所のほか、中国皇帝からの使者をもてなす迎賓館のような役割も果たしていたそうですよ。
現在見られるのは、終戦後にあたる1975年から約20年もの歳月をかけて再現されたものです。
比較的新しい建物ではありますが、その再現性は非常に高いといわれています。
園内には、琉球王国時代の雰囲気を感じられる様々な見どころがあります。
心字池/六角堂/勧耕台/御殿/石橋など見どころがたくさんあり、とても広いのでぜひ時間をかけてゆっくりと見学してくださいね。
住所 : 沖縄県那覇市字真地421-7
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から県道222号経由で約15分
電話番号 : 098-855-5936
定休日 : 水曜日(水曜日が休日または慰霊の日の場合、その翌日が休館日)
営業時間 : 9:00〜17:00(4月1日~9月30日は17:30まで)
料金 : 大人 400円/小・中学生:200円(6歳未満は無料)
公式サイト : 識名園
沖縄施政権返還後にあたる1987年以降、新たな那覇の新都心として急速に造成・再開発されたエリアです。
かつては米軍の住宅街があったそうですが、現在はその名残を感じさせないほど近代的に発展しています。
大型商業施設や沖縄県立博物館・美術館だけでなく、オシャレな飲食店も多く点在していますよ。
室内の施設がメインなので、雨の日でも楽しむことができます。
Tギャラリア沖縄は、那覇新都心にある免税のショッピングモールです。
免税店といえば、主要な国際空港の出国エリアや海外旅行先にあるイメージですが、国内でも免税品を購入出来るのはご存知でしたか?
沖縄県では特別な免税制度が適用されており、香水やバッグをはじめとするブランド製品など、全ての取扱商品(最大購入金額20万円まで)の関税が免除されます。
ルイ・ヴィトンやシャネル、グッチなど、販売元の意向により適用外となる商品もありますが、高価なブランド品を普段よりも安く買えるのはとても嬉しいですよね。
建物は地上3階建てで、フロアごとに異なるジャンルの商品を取り揃えています。
洋服やアクセサリー・時計・ジュエリー・香水・化粧品などを取り扱うお店だけでなく、飲食店も入っているので食事をしに訪れるのも良いでしょう。
また、Tギャラリア沖縄は、ゆいレール・おもろまち駅直結なので雨の日でも安心して買い物を楽しめます。
20時まで営業しているので「日中は観光に出かけて、夕方以降はショッピング」といった過ごし方をするのもおすすめです。
なお、Tギャラリア沖縄で購入した免税品は、那覇空港でのみ受け取ることができます。
酒税・たばこ税・消費税等は免税の対象外とされているので、商品を購入する際は注意が必要です。
その他、免税の対象となるのは搭乗便の出発時刻より2時間以上前に購入された商品に限られてるため、なるべく時間に余裕をもって訪れるようにしましょう。
住所 : 沖縄県那覇市おもろまち4-1
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・おもろまち駅直結
電話番号 : 0120-782-460
定休日 : なし
営業時間 : 11:00〜20:00
公式URL : Tギャラリア沖縄
那覇新都心の住宅地にひっそりと佇む、安里八幡宮。
年季の入った石造りの鳥居と背後にそびえるタワーマンションの組み合わせが、なんとも不思議な雰囲気を醸し出しています。
第1尚氏第7代・尚徳王によって1466年に創建されたのち、約550年以上にわたって信仰を集めている由緒ある神社です。
その由来は、琉球の歴史書「球陽」や「琉球神道記」をはじめとする様々な史料にも記録されているのだとか。
現在見られる建物は、平成5年(1993)に再建されたものです。
実は昭和38年(1963)には既に仮殿が復興されていたと伝えられているのですが、米軍の統治下において社殿を完全に復元するのは不可能であったといわれています。
念願の再建を果たせたのは、昭和47年(1972)の沖縄施政権返還がきっかけであったそうです。
主祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)・玉依姫命(たまよりひめ)・神功皇后(じんぐうこうごう)で、琉球国の平穏および人民の安寧と幸せを守る神として親しまれています。
縁結びや子宝のほか、無病息災・家内安全・学力向上など、様々なご利益があるとされているので、おもろまちエリアを訪れる際はぜひ足を運んでみてくださいね。
また、安里八幡宮の管理は琉球八社・波上宮が行っています。
安里八幡宮の御朱印は、波上宮の社務所で書き置きのものを頂けるので、参拝に訪れる場合は安里八幡宮を先に訪れると良いでしょう。
住所 : 沖縄県那覇市安里3-19-14
マップ : Googleマップ
アクセス : ゆいレール・安里駅から徒歩約8分
電話番号 : 098-868-3697
公式URL : 安里八幡宮
小禄(おろく)は、那覇市内で最も南に位置するエリアです。
那覇空港から程近いため、「空の玄関口」としての役割を果たしているほか、路線バスやモノレールといった公共交通網も充実しています。
この辺りにあるホテルは、空港や主要な観光スポットへのアクセスがとても便利ですよ。
レンタカーを利用せず、公共交通機関で動きたい方におすすめです。
沖宮(おきのぐう)は、奥武山公園内に鎮座する無格社の神社です。
波上宮や識名宮と共に「琉球八社」の1つに数えられ、赤瓦屋根の沖縄らしい見た目の本殿を有することで知られています。
創建の由緒は不明ですが、源為朝公時代と琉球史料書に記載があるそうです。
かつては、王をはじめ国民から篤い信仰を集め、国家安穏・五穀豊穣・陸海交通安全を祈願する場所として崇められていました。
古くは那覇港付近に鎮座していたそうですが、これまでに2度の遷座を経て、昭和50年8月に現在の場所に遷されたといわれています。
住所 : 沖縄県那覇市奥武山町44番地(奥武山公園内)
マップ : Googleマップ
アクセス : 那覇空港から国道332号経由で約8分
電話番号 : 098-857-3293
公式URL : 沖宮
首里駅を拠点に、那覇市内にある主要な見どころを約8時間で巡るコースです。
定番の観光スポットだけでなく、琉球料理が食べられるお店、地元グルメやお土産が買えるスポットなども訪れます。
ここで紹介している観光スポットは、全て公共交通機関を利用してアクセスできます!
那覇市内はゆいレールや路線バスなどの交通網が充実しているので、車なしでも安心ですよ。
沖縄都市モノレール線「ゆいレール」の駅です。
那覇空港から片道30分(340円)でアクセスできるので、観光に便利な交通手段として親しまれています。
国際通り周辺にある牧志駅から片道12分(270円)と近いので、首里駅周辺を観光拠点として選ぶ人も居るんですよ。
徒歩
琉球王国時代の王宮・首里城をはじめ、歴史的に大変貴重な文化財が数多く点在する都市公園です。
一部有料区域(奉神門・世誇殿・女官居室・首里城復興展示室・東のアザナ・正殿遺構)があるものの、公園そのものは基本的に無料で訪れることができます。
歴史的な見どころだけでなく、ガジュマルやデイゴなど南国ならではの植物も生息しているので、園内を散策するだけでも楽しいですよ。
首里城といえば、令和元年に発生した火災により正殿を含む計7棟が全焼してしまった出来事が記憶に新しいと思います。
「全焼したのに、観光なんて出来るの?」と思う方も少なくないでしょう。
現在は、首里城復興展示室を含む一部エリアを除き、再び一般公開されているため、主要な見どころは見学可能です。
園内はとても広いので、訪れる前に公園内の地図をあらかじめ確認しておくと観光をスムーズに楽しめます。
首里城公園の施設案内マップは こちら をご覧ください。
また、首里城の魅力をお持ちのスマートフォンで楽しむ 無料のオーディオガイド・アプリ もあります。
首里城の歴史・文化・物語を理解するためにとても役立つツールなので、合わせてご活用ください。
徒歩
首里城公園を出てすぐの場所にある、沖縄県最大の破風墓です。
その敷地面積は約2,442平方mを誇り、首里城正殿前に位置する広場の大きさに匹敵するそう。
足元には、邪気を取り払う効果を持つとされる久高島の珊瑚砂が敷かれています。
久高島は、沖縄本島東南端の知念岬付近に浮かぶ小さな島です。
この島は古くから島全体が神聖な土地とされ、「神の島」として崇められてきました。
また、陵(みささぎ)には琉球王国の歴代国王や妃などの骨壷が納められています。
残念ながら陵の内部を見学することは出来ませんが、付近に併設された展示室で骨壷の配置や写真などを公開しているので、ぜひ訪れてみてください。
徒歩
琉球王朝時代の城下町・金城町(きんじょうまち)に残る、石畳の道です。
その歴史は約500年前までさかのぼるそうで、かつては長さ約4km・総延長10kmの主要道として親しまれていました。
現在は沖縄戦による破壊を免れた約300mの道が残るのみとなっていますが、琉球情緒溢れる景観はとても見応えがありますよ。
通り沿いには那覇市街を一望するオシャレなカフェがあるほか、そこから300〜400m先まで行くと琉球料理を提供するお店・ いろは庭 もあります。
沖縄の一軒家を利用して営んでいるお店なので、落ち着いた空間でゆっくりと食事を楽しめますよ。
石畳の道は足元が不安定なので、訪れる際はなるべく歩きやすい靴を履いて行くことをおすすめします。
また、周辺には人が住んでおりますので、近隣住民の迷惑にならないよう、なるべく静かに観光するよう心がけましょう。
徒歩・路線バス(首里城公園入口〜西武門)
沖縄の美しい海を望む断崖上に鎮座する古社です。
古くはニライカナイ(理想郷)信仰の聖地として親しまれていたそうで、王府によりとりわけ高い格式を与えられたことで知られています。
琉球瓦に朱塗りを取り入れた造りをしていて、沖縄らしさを感じますね。
所願成就・良縁祈願・家内安全などにご利益のあるパワースポットとしても親しまれているため、運気を上げたい人は必見です。
また、ビーチのすぐ目の前を通る波之上臨港道路からは、社殿を含む素敵な景色が眺められます。
雑誌やSNSでも話題の絶景写真が撮れるスポットなので、お時間に余裕のある方はぜひ足を運んでみてください。
徒歩
沖縄最大の繁華街として親しまれる人気のショッピングストリートです。
通り沿いには緑豊かなヤシの木が植えられていて、南国ならではの素敵なムードが観光客を出迎えてくれます。
お菓子や琉球雑貨などを販売する土産物店が多く立ち並んでいるほか、美味しいご当地グルメが評判のお店もあるので、食べ歩きも楽しめますよ。
閉店時間が最も遅いお店で23時まで営業しているため、お土産の買い忘れがあっても大丈夫です。
賑やかなうえに、駅からのアクセスも便利なことから、那覇の定番観光スポットとして観光客にとても人気なんですよ。
最寄駅は、ゆいレールの牧志(まきし)駅ですが、県庁前駅からも徒歩でアクセスすることができます。
国際通りは全長1.6km程あるので、どちらかの駅から一方向に歩いていくと、カラダにあまり負担をかけることなくショッピングを楽しめるでしょう。
また、沖縄の日差しは非常に強いので、適度に休憩を挟みながら観光するのが理想です。
県庁前駅近くにある「A&W(通称:エンダー)」は、日本国内でも沖縄でしかお目にかかれない珍しいファストフード店。
このお店で提供されている清涼飲料水「ルートビア」は、サロンパスのような香りがすることで注目を集めています。
興味本位で注文する人が多いのですが、案外クセになる風味でハマってしまう人も多いのだそう。
もちろん、ハンバーガーやポテトなど一般的なバーガーチェーンと同じようなメニューもありますよ。
お時間に余裕のある方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
徒歩
壺屋は1682年に琉球王府の政策により開窯し、約400年にわたる歴史や伝統を受け継ぐ老舗の窯場です。
壺屋やちむん通りの周辺には、多くの焼物工房が点在しています。
現在でも、約20軒余りの工房が「壺屋焼」を作り続けているそうですよ。
通り沿いには美しい焼物を販売するお店が軒を連ねているほか、カフェや美術館もあるので想像以上に楽しめるはず。
この辺りで営業しているお店は、大体18時頃に閉店するので、ゆっくりと買い物したい方はなるべく早めに訪れるのが良いでしょう。
徒歩・ゆいレール(安里駅〜おもろまち駅)
ゆいレール・おもろまち駅直結の免税型商業施設です。
ファッションアイテムから香水や化粧品まで、様々なジャンルの商品を取り扱っています。
20万円以内の買い物であれば、関税が免除されるので高級ブランドなどをお得に買いたい方にとてもおすすめなスポットです。
建物の内部には様々なテナントが入居しているため、どのお店に行こうか迷ってしまいます。
Tギャラリア沖縄の 公式サイト で、お目当のブランドやお店を見ておくとスムーズに買い物が楽しめるでしょう。
購入した商品の受け取りは出発便の搭乗前に那覇空港で行うので、ホテルまで手荷物を運ぶ面倒もありません。
買い物終わりに、そのままレストランや居酒屋に直行できるのはとても嬉しいですね。
沖縄そばの人気店「 けんぱーのすばやー 」へも近いため、日中に買い物する方はついでに足を運んでみるのも良いでしょう。
芸能人をはじめとする各界の著名人も訪れる有名なお店なので、お腹が空いたらぜひ立ち寄ってみて下さいね。
沖縄県・那覇市のおすすめ観光スポットをご紹介しました。
多種多様な見どころが集う那覇市は、コンパクトで観光しやすく、空港からのアクセスも便利なので、幅広いジャンルの旅行におすすめの観光地です。
現地滞在1泊のみでも楽しめるので、週末を利用した弾丸旅行も出来ますよ。
また、今回ご紹介したモデルコースは沖縄を、初めて沖縄を訪れる方や本島各地を周遊する方にもぴったりです。
那覇の定番スポットを効率よく巡るなら最適のプランなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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最終更新日 : 2022/01/12
公開日 : 2021/03/29