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「河原町」は、京都市の中心部にある京都最大の繁華街です。
京都市を南北に走る、河原町通り周辺を指します。
京都で遊ぶなら河原町と言われているほど賑わいを見せていますよ。
京都の人は、繁華街の河原町を「河原町」や「四条」、若い人は「マチ」と呼ぶそうです。
観光客だけでなく、若い人や年配の方、ビジネスマンなど様々な人がいます。
京都で1番の売上を誇る高島屋京都店や、老舗の大丸京都店、若者向けの藤井大丸などの百貨店をはじめ、飲食店や様々な商業施設が軒を連ねています。
買い物も楽しめるところですが、食事処も多いのでランチやディナー、観光の休憩場所としても利用できますよ。
河原町の主な観光スポットは、鴨川を挟んで河原町と祇園に分かれています。
どこも徒歩圏内で歩いて行ける距離にあります。
散策しながら京都風情を感じつつ、観光に食事、買い物を楽しんでみてください。
また、観光の拠点にもなる場所で、ホテルやゲストハウスも点在しているため、京都観光の際には河原町に滞在するのもおすすめです。
河原町へのアクセスは、まずはJR京都駅を目指します。
JR京都駅からは、主にバスか電車、タクシーで向かう3つの方法があります。
バスの場合、JR京都駅前バス乗り場(A2乗り場)から市バス4系統、17系統、205系統のバスに乗ります。
「四条河原町」で下車すれば、河原町エリアに着きます。
所要時間は約15分、運賃は片道230円。
3回以上バスに乗る方は、1日乗車券(600円税込)を購入するのがおすすめです。
バスが1番安く行けるので、費用を抑えたいならバスが良いでしょう。
電車で河原町へ行く場合は、JR京都駅から奈良線に乗り、東福寺駅で京阪線に乗り換えます。
奈良線は10分に1本程度で、阪急や地下鉄に比べて本数が少ないです。
所要時間は約15分、運賃は270円です。
JR京都駅からタクシーで河原町へ向かうと、所要時間は約10分、運賃は約1,010円~1,200円。
お金は1番かかりますが、早く行きたいならタクシーが良いでしょう。
ただ、時間帯によっては渋滞するため、運賃が高くなる可能性があります。
河原町は、鴨川を挟んで西側に位置しています。
春の桜のシーズンになると、きれいな桜が見られる祇園白川をはじめとした観光スポットがあります。
「高瀬川」は、京都市内の河原四条駅を降りてすぐ目の前にある小さな川です。
近くに流れる鴨川のすぐ西側を並行するように、南北に流れています。
江戸時代には、京都と大阪の物資を輸送するための「高瀬舟」がよく行き来していました。
森鴎外の小説『高瀬舟』の舞台になった川でもあります。
現在の高瀬川沿い周辺には、二条から五条にかけて並行する木屋町通りに、飲食店が多く軒を連ねています。
京都で有数の歓楽街になっているだけでなく、 桜の名所として知られているので、桜の季節に行くのがおすすめです。
春には 木屋町を流れる高瀬川沿いの四条から五条にかけて、約200本のソメイヨシノが約1kmに渡って咲き誇ります。
桜並木が続くので、ゆっくり川沿いを散策しているだけでも気持ち良いですよ。
桜を眺めながら食事を楽しむのも良いでしょう。
また、高瀬川沿い周辺には、幕末の事変を示す石碑が至るところで見受けられます。
歓楽街を感じさせない、ゆったりとした時間を過ごせる穴場のスポットです。
「京都錦市場商店街」は、390mにも渡る400年の長い歴史が持つ商店街です。
「京都の台所」と呼ばれ、約130店舗の店舗が軒を連ねています。
昔ながらのお店やおしゃれなお土産店、ふらっとお酒を飲みに立ち寄れるような飲み屋まで、様々なお店があります。
中でも「 京のお肉処 弘錦 」の弘特製コロッケや、「 麩房老舗(ふふさろうほ) 」の京生麩の田楽は、ぜひ味わってみてください。
弘特製コロッケを販売している「京のお肉処 弘 錦」は、お肉屋さんで、ボリューム満点なコロッケが楽しめます。
コロッケ以外にも、ステーキや肉寿司なども食べられますよ。
京生麩の田楽を販売している「麩房老舗」は、創業天保年間から続く老舗のお店です。
京生麩の田楽は100食限定なので、食べたい場合は早めに行くのが良いでしょう。
屋根がついているので、雨の日でも傘を刺さなくていいのが嬉しいところ。
ゆっくり回って食べ歩きを楽しむと、 1時間~2時間ほど時間を確保することをおすすめします。
その場で食事を楽しめるだけでなく、スイーツのお土産や夜ご飯の惣菜を買うことも可能です。
錦天満宮(にしきてんまんぐう)の目の前が商店街になっているため、"錦の天神さん”に手を合わせてから食べ歩きを楽しんでください。
住所 : 京都府京都市中京区 富小路通四条上る西大文字町609番地
マップ : Googleマップ
アクセス :
定休日 : 店舗による
営業時間 : 店舗による
公式URL : 錦市場
※錦市場の関連記事: 京都の食べ歩きは「錦市場」で決まり!絶品肉寿司からスイーツまで徹底取材
「錦天満宮(にしきてんまんぐう)」は、新京極通り沿いにある小さな神社です。
平安時代に学問の神様として有名な、菅原道真(すがわらのみちざね)の生家に創建されました。
安土桃山時代に、豊臣秀吉の都市計画によって現在の場所に移りました。
御祭神として道真が祀られていることから、 学業成就や商売繁盛、大願成就、招福除災、厄除けなどにご利益があるといわれています。
境内には、京の名水の一つ「錦の水」と呼ばれる井戸水が湧いています。
境内に入って左奥の方へ続き、末社や願いが叶うといわれる大願梅(たいがんうめ)もあります。
その他にも、福岡・太宰府天満宮と同じく「御神牛(ごしんぎゅう)」(撫で牛さん)が祀られていて、撫でるとご利益が得られると言われています。
訪れた際は、ご利益にあやかってみてください。
境内は決して広くはありませんが、見どころが詰まっています。
商店街のすぐ近くにあることも影響してかいつも人が多いですが、朝一は人が少ないです。
ゆっくり見学したい人は、朝早めに行くのがおすすめです。
住所 : 京都府京都市中京区中之町537
マップ : Googleマップ
アクセス : 京都「河原町」駅から徒歩約5分、市バス「四条河原町」から徒歩5分
電話番号 : 075-231-5732
定休日 : なし
営業時間 : 8:00~20:00
料金 : 無料
公式URL : 錦天満宮
「先斗町(ぽんとちょう)」は、四条河原町駅の近くにある、鴨川沿いを南北500mに走る路地です。
河原町でも特に京都風情が味わえるスポットです。
五花街と呼ばれるお茶屋遊びができるエリアが京都に五カ所あり、先斗町はその一つ。
先斗町には居酒屋や割烹料理店、地元の人が通うお店から、芸舞妓さんたちの稽古場や茶屋などが軒を連ねています。
舞妓さんや芸妓さんが歌や舞踊などを披露する「先斗町・歌舞練場」も先斗町にあり、観光名所になっています。
最近では、古い建築物を生かしたおしゃれな雰囲気の隠れ家レストランも増えた影響もあり、若者も増えてきました。
いかにもコテコテの京都といった感じに整備された路地裏で、趣があります。
夕方頃になると、 先斗町のシンボルである「千鳥の提灯」に明かりが灯り、良い雰囲気に。
路地を歩いていると、つい足を止めて写真を撮りたくなってしまいますよ。
ぜひ、カメラ片手に散策を楽しんでみてください。
散策するのも楽しいですが、一見さんでも入れる気さくな雰囲気の甘味処や居酒屋などのお店もあるので、気になるお店があれば入ってみるのも良いでしょう。
先斗町は河原町駅からや他の観光スポットからも近く、路地をくまなく歩いても10分ほど、ゆっくり歩いても30分ほどです。
先斗町でディープな京都を感じてみてください。
住所 : 京都府京都市中京区辺り
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄東西線「京阪三条」駅から徒歩5分、「京都市役所前」駅から徒歩10分、京阪電車「三条」駅から徒歩5分、「祗園四条」駅から徒歩3分、阪急電車「河原町」から徒歩5分
定休日 : 店舗によって異なる
営業時間 : 店舗によって異なる
公式URL : 先斗町
※先斗町観光の関連記事: 京都・先斗町のおすすめスポットを紹介!風情あふれる京町家や川床で、おばんざいランチ・贅沢ディナーを楽しもう♪
祇園は、鴨川を挟み、地図を見て川の右側に位置しています。
観光スポットだけでなく、食べ歩きができる商店街や飲食店が多いので、様々な楽しみ方ができますよ。
「祇園白川」は、石畳の道に紅殻格子の町家が並んでいる通りです。
テレビドラマの舞台にも使用されることもあり、京都といえば祇園白川を想像する人もいるでしょう。
運が良ければ、芸妓さんや舞妓さんに会えることもあります。
桜のシーズンになると、料亭や家屋が建ち並ぶ白川の流れに沿って桜並木が続きます。
桜の本数は約40本と多くはないですが、桜を見るために観光客が多く訪れます。
筆者も桜が咲くタイミングに行きましたが、桜がちょうど満開の時で、ソメイヨシノやしだれ桜がきれいに咲き誇っていました。
夜にはライトアップされ、夜桜は必見です。
着物を着ている女性やウェディングフォトの撮影をしている人たちもいて、午前中でも多くの人で賑わいを見せていました。
橋を渡って小道に入ると古い家屋が立ち並んでおり、趣を感じられます。
いかにも京都っぽく、ゆっくり散策してみるのも良いですね。
春は桜がきれいですが、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色など、四季折々で楽しめます。
足を止めて、つい写真をたくさん撮りたくなることでしょう。
多くの人はメジャーな観光スポットに行くのであまり知られていませんが、穴場のスポットです。
「四条大橋」は、四条通りの鴨川にかかる大きな橋です。
四条河原町駅から四条通りを東方面に向かって歩くと、四条大橋が見えてきます。
鴨川は大阪までつながっている淀川水系の一級河川で、下鴨神社から三条大橋、四条大橋の下を通っています。
この四条大橋を挟んで河原町と祇園に分かれるので覚えておきましょう。
四条大橋のすぐ近くには、歴史的建築物があります。
1926年に建てられた「東華菜館」は、登録有形文化財に指定されている北京料理店。
大正時代のレトロな雰囲気が特徴で、外からもその様子が伝わってきますよ。
橋の上からの眺めが良いので、ここから写真を撮るのもおすすめです。
なお、鴨川はカップルが等間隔に座ることで有名です。
時間が許すなら1度橋の下に降りてみてください。
座って腰をかけ、ゆっくり流れる川を眺めていると、自然と心が落ち着いてきますよ。
住所 : 京都府京都市中京区柏屋町、東山区川端町、下京区斉藤町
マップ : Googleマップ
アクセス : 京阪本線「祇園四条」駅下車、阪急京都線「河原町」駅下車
公式URL : 四条大橋
「八坂神社」は、全国の八坂神社や素戔嗚尊(すさのをのみこと)を祀る、約2,300以上ある祇園社の総本社です。
「美と恋のパワースポット」として京都で有名な神社で、「祇園さん」の呼び名で親しまれています。
全国各地から多くの観光客が訪れるほど人気の神社です。
見どころでもある「祇園造」と呼ばれる荘厳な本殿は、国の重要文化財に指定されています。
祇園造には、素戔嗚尊(すさのおみこと)と櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、八柱御子神(やはしらのみこがみ)の三柱の御祭神が祀られています。
祇園造と呼ばれるのは、本殿と拝殿を一つの屋根で覆っていることが理由になっており、他の類を見ない建築様式で造られています。
今の本殿は、1654年に徳川家の4大将軍家綱が再建しました。
本殿以外にも舞殿、本殿北側には、日吉社、刃物神社、祖霊社、厳島社など、見どころがたくさんあります。
八坂神社内には、出店が出ているときがあるので、軽食を楽しむこともできます。
河原町からも歩いていける距離に位置しており、近くには清水寺や高台寺、円山公園などもありますよ。
住所 : 京都府京都市東山区祇園町北側625
マップ : Googleマップ
アクセス : 京阪祇園四条駅から徒歩で5分
電話番号 : 075-561-6155
定休日 : 無休
受付時間 : 【社務所】9:00~17:00 ※24時間参拝可能
公式サイト : 八坂神社
※八坂神社の関連記事: 「八坂神社」の見どころを徹底解説!京都の有名パワースポットの歴史や魅力とは
「円山公園」は、8600㎡もの広大な敷地を誇る、1886年に開いた京都市内で1番古い公園です。
市内随一の行楽地として発展し、1931年には国の名勝にも指定されました。
園域は、八坂神社と知恩院に隣接しています。
園内には日本庭園もあり、四季でそれぞれ変わった景色を楽しめますよ。
「祗園しだれ桜」に代表される桜の名所でもあり、数ある桜の中でもひときわ目立っているのがやはり枝垂れ桜。
桜のシーズンになると多くの人で賑わい、筆者が訪れたときも多くの人で賑わっていました。
3月下旬から4月上旬にかけて、桜の時期に合わせて夜にはライトアップされます。
タイミングが合えば、桜の咲くときに行くのも良いでしょう。
初夏の季節は、新緑が楽しめます。
春と秋は人が多いですが、 夏は人が少ないので、ゆっくり観光したいなら夏に来るのがおすすめ。
秋は広大な庭園内に、イロハモミジが真っ赤に染まり、紅葉を楽しめます。
公園内の「ひょうたん池」は、晴天の日には透き通るような池に紅葉が映る景色を楽しめる景勝地です。
季節によって違った顔を見せるので、どの季節に来ても楽しめるでしょう。
公園内は広々としており、ベンチや軽食が食べられるお店もあって便利です。
観光としてだけでなく、家族連れでゆっくりピクニックするにもぴったりですよ。
住所 : 京都府京都市東山区円山町
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 075-561-1350(京都市都市緑化協会)
定休日 : 無休
営業時間 : 24時間開放 ※春のライトアップは日没~22:00で開催
料金 : 無料
公式サイト : 円山公園
※円山公園の関連記事: 京都・円山公園の見どころや周辺グルメを取材!景観豊かな京都市内最古の公園を観光しよう
河原町は繁華街なので、観光以外にも買い物から食事まで何でも楽しめるスポットです。
電車やバスが通っているので、他の観光スポットへのアクセスも良好なのも嬉しいところ。
観光の拠点にも最適な場所なので、河原町に宿泊するのもおすすめですよ。
ぜひ、河原町で京都らしさを感じてみてください。
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最終更新日 : 2024/03/04
公開日 : 2021/04/28