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アウトドア で食べる料理は、普段食べる料理よりも何倍も美味しく感じられますよね。
そんなキャンプの醍醐味とも言える料理ですが、料理が得意でないキャンパーの方にとって、料理は意外と悩ましいものだったりします。
グループの中に「料理大好き!」というメンバーがグループにいれば良いですが、そうではない場合は、毎回新しい料理を考えるのに困るという方も多いのではないでしょうか。
結局、いつも夜はバーベキューに、次の日の朝はフランクフルト…なんてマンネリになってしまうことも。
本記事では、簡単にできるアウトドアの定番料理をご紹介しつつ、合わせて必要なギアについて解説していきます。
キャンプの定番とも言える鶏の丸焼きや、大胆に切り落とされたスペアリブ、焚き火台を使って作られた自家製ピザ、季節の食材をふんだんに使った鍋などのメインディッシュ。
さらには、冬キャンプにぴったりの、熱燗やホットワインなど身体が温まる飲み物やパンケーキなどのデザート。
ぜひこの記事の中から、次のキャンプの料理を検討してみてください。
例えば1泊2日のキャンプを想定した場合、キャンプの流れはざっくりとこんな感じになるのではないでしょうか。
プランニングについて、まずはメインとも言える1日目のディナーから考えるのが良いでしょう。
そして、ディナーとのバランスを取りながらランチ、2日目のモーニングといった順番で決めていくのが良いですね。
ディナーが肉料理なら1日目のランチは魚中心の料理にするなど、被らないようなチョイスがおすすめ。
また、例えば2日目のモーニングには、1日目の残りの具材などを使った料理を振る舞えたりすると、ベテランキャンパーっぽくなります。
ここからは、 ディナー編・食後のメニュー編・2日目の朝食編・到着後のランチ編 の4つに分けて料理を紹介していきます。
まずはキャンプ料理全体の花形とも言えるディナー編からお送りします。
詳細なレシピまで紹介すると膨大な文量になってしまうので、ここではおすsめ料理とざっくりした作り方、そしてそれを実現するのに最適なギア紹介という形で紹介していきます。
キャンプ料理の象徴とも言える「ローストチキン」。
普段なかなか食べることのできない豪快なメニューです。
家庭で美味しく作ろうとすると、高性能なオーブンが必要ですが、そこはアウトドア。
焚き火台とダッチオーブンがあれば、簡単に作ることができます。
※合わせて読みたい: キャンプといえば「焚き火」! 焚火の楽しみ方と、おすすめ「焚き火台」厳選8選!
作り方はとても簡単です。
洗った鶏肉(1羽)の中に冷凍チャーハンを詰め、野菜とともにダッチオーブンに投入して焼くだけ。
あとはダッチオーブンと焚き火台が焼き上げてくれます。
外はパリッと、中はとってもジューシーな鶏の丸焼きを堪能することができますよ。
ダッチオーブンでおすすめなのは、アメリカのアイアンメーカー「LODGE(ロッジ)」の製品。
ローストチキンを作る際は、鍋フタにも炭を乗せ、上下から強火力で焼き上げましょう。
ダッチオーブンは腐食しやすいので、使用後は必ず油を塗り込んでコーティングする必要があります。
面倒な作業ではありますが、ちょっとした手間を加えるだけで錆びつくのを防ぐことができるので、大切なキャンプ道具を長持ちさせるためにも忘れずに行うようにしましょう。
ローストチキンを行う際に必要なのが、中に敷く網(ロストル)。
鶏肉から出る余分な水分や油を落としてくれます。
メンテナンスしやすい金網タイプがおすすめです。
購入する際は、ダッチオーブンの底径とサイズ径がきっちり合うものを選びましょう。
直火の使用が禁止されているキャンプ場も多いため、そういった場所では焚き火台の使用が必須。
焚き火台の上にダッチオーブンを乗せて調理するのがおすすめです。
定番キャンプ料理と言えば「バーベキュー」ですよね。
おすすめは、普通のバーベキュー用肉に加えて漬け込んだスペアリブを持っていくこと。
キャンプの前の晩に、切り込みを入れたスペアリブをタレとともにジップロックに入れておいてください。
当日はジップロックごとクーラーボックスで持っていきましょう。
大胆に切り落とされたジューシーなスペアリブに豪快にかぶりつく魅力は、キャンプ料理ならでは。
いつもの用意に一品足すだけで、豪快な料理に変身しますよ。
※合わせて読みたい: アウトドアの基本「バーベキュー」をマスターしよう! おすすめバーベキューコンロやグッズも解説
冬キャンプのディナーとしておすすめは、なんと言っても「鍋」。
身体が温まるキムチ鍋や、山の幸をふんだんに使ったキノコ鍋、手間なく簡単に作れるミルフィーユ鍋など、鍋だけでもたくさんレパートリーがあります。
その中でも一押しは、海鮮を使った鍋料理。
キャンプ料理はどうしても肉中心になりがちで偏ってしまうので、海鮮を使った料理を入れると他とのバランスも取りやすくなります。
新巻鮭やマグロのカマなどを、キャンプらしく豪快に使った鍋はいかがでしょうか。
焚き火台での調理は火加減が難しいため、鍋料理は吹きこぼれてしまうことも…
そんな時は、ツーバーナーがおすすめです。
合わせてダッチオーブンを使えば、長い時間暖かい状態をキープでき、冬でも冷めにくいですよ。
コールマンのツーバーナーは、ベテランキャンパーがよく使う商品の1つ。
ホワイトガソリンという燃料があれば、誰でも簡単に使用することができます。
筆者が長年愛用しているのは燃料タンクが付属しているものですが、より手軽な使用感を求めるならガス燃料を用いるのがおすすめです。
自身の使用頻度やキャンプスタイルに適した燃料を使用するようにしましょう。
ちなみに、使用時以外はご覧のように保管することができます。
持ち運びが楽なのでフリーサイトなど、キャンプ道具の移動が必要なシーンに最適です。
ディナーでがっつりビールやチューハイを飲んで盛り上がった後は、焚き火を囲んでしっぽりお酒を愉しみながら仲間と語らいたいものですよね。
そんな時におすすめのアルコールや、簡単にできるおつまみをご紹介します。
寒い冬キャンプの晩の締めには「熱燗」がオススメです。
ガスコンロや片手鍋を使用し、湯煎して温めてみましょう。
身体がホカホカ温まり、ほどよく眠たくなってきますよ。
熱燗は、直火で炙ると高温になり過ぎてアルコールが飛んでしまうため、湯煎してじわじわ温める必要があります。
そんな時に役立つのがユニフレームの定番バーベキューグリル「ユニセラ」用のオプション「ユニセラ 熱燗・あぶり台」。
熱燗を楽しみながら、横についた焼き網でおつまみを楽しめるなんて粋ですよね。
日本酒を持っていく時に問題が「お猪口」。
陶器のものは割れてしまうのが怖いですし、何よりかさばります。
おすすめなのはsnowpeak(スノーピーク)のアウトドア用お猪口。
チタンで出来ており耐久性も高く、飲み口が薄いため口当たりも素晴らしいです。
日本酒が苦手なら、ホットワインはいかがでしょうか。
ホットワインの作り方はとても簡単。
ワインに、砂糖やレモン、シナモン・クローブといったスパイスを加えて中火にかけるだけ。
沸騰直前に火から外せば出来上がりです。
ワインは安いハウスワインでも、十分美味しく楽しめますよ。
ホットワインは、小さい片手鍋などで作り、マグカップに注いでください。
片手鍋は家庭用でも良いですが、オススメは取っ手がコンパクトになるアウトドア用クッカーです。
鍋の中にマグカップなど、様々なギアを入れて持ち運びするのがコツです。
ホットワインは、冷めたらそのまま火にかけられるシエラカップで飲むのがおすすめです。
取り皿としてもマグカップとしても使える、中途半端な大きさのシエラカップを一つ持っておくと、汎用性が高く大活躍しますよ。
お酒のアテとして一品さらっと作るのに、アヒージョはスキレットを使った定番料理です。
手間もかかりませんし、おつまみとしておすすめです。
作り方はとても簡単で、オリーブオイル、にんにく、唐辛子、きのこやエビといった食材をスキレットに入れて焚き火の上で煮込むだけ。
ワインとアヒージョなんて、ラグジュアリーなキャンプを愉しむことができます。
スキレットは、ダッチオーブンでも紹介したアイアンメーカー「LODGE(ロッジ)」のものがおすすめです。
ロッジの魅力は、鉄製フライパンなら必要な購入後の「シーズニング」が必要ないこと。
手間のかかるシーズニングをすっ飛ばして使い始められます。
また、フライパンに比べ保温性と蓄熱性に優れているというのもポイント。
使い勝手が良いだけでなく、料理の見栄えもアップします。
※合わせて読みたい: アウトドア料理のテッパンアイテム「スキレット」を使いこなそう!
ディナーが決まったら、バランスを考えながら2日目のモーニングを考えましょう。
あまり重くなく、キャンプならではのメニューがおすすめです。
チェックアウトの時間が早い場合は、触れるまで時間のかかる炭火の使用を避けることや、ダッチオーブンなど大型の調理器具を使わないのが◎
シンプルな料理が良いでしょう。
キャンプの朝は誰ともなく起き出すもの。
一番始めに起きたら、ホットコーヒーを立ててみんなが起きてくるのを待つのはいかがでしょうか。
キャンプでコーヒーをドリップするにはハンドドリップでも良いのですが、おすすめなのはコーヒー抽出専用器具「パーコレーター」を使うこと。
「パーコレーター」とは、お湯をポットの中で循環させることによりコーヒーを循環させる調理器具です。
良い具合の抽出が難しいという意見や、味にも賛否両論ありますが、キャンプ感が出ておすすめですよ。
せっかくのキャンプは、いつもと違う「非日常」を楽しみたいもの。
UNIFLAME(ユニフレーム)の「焚き火ロースター」を使って焙煎してみるのはいかがでしょうか。
30分ほど焚き火の上で豆を炙ることで、自家焙煎のコーヒー豆が出来上がりますよ。
生豆は楽天やアマゾンなどの通販サイトで気軽に購入することができます。
コーヒーの味わいは豆の種類によって大きく異なるので、ハンドロースターでの焙煎に慣れてきたら何種類か試してみると良いでしょう。
焙煎をうまく行うコツは、ハンドロースターを一定に振り続けること。
火力が強ければ当然焙煎速度も早まりますが、あまり火に近づけすぎると生豆が焦げてしまうので注意が必要です。
自分で焙煎した豆で淹れるコーヒーは格別の美味しさ。
こだわり派の方はぜひ試してみてください。
自家焙煎しないまでも、手挽きはいかがでしょうか。
お気に入りの豆を買ってきたら、自分で挽いてみましょう。
コーヒーミルを購入する際は、刃が劣化しにくいセラミック刃のものをチョイスしましょう。
コーヒーミルでは、コーヒー器具メーカー「HARIO(ハリオ)」のものが、品質・コストパフォーマンスともに高くおすすめです。
ハンドルは取り外せるので、楽に持ち歩くことができます。
全てのパーツは丸洗いできるため、メンテナンスも簡単ですよ。
キャンプでの朝食の定番「サンドイッチ」。
サンドイッチメーカーを使えば、カフェのようなサンドイッチを作ることができます。
耳までカリッと焼けて、具材がぎっしり詰まったサンドイッチは、キャンプのモーニングにおすすめです。
食パンにハムとチーズを挟んで焼くだけで、贅沢な味を堪能できます。
具材としてバナナやチョコなどを用いるとデザート感覚で楽しめますよ。
人気ブランド「CHUMS(チャムス)」のホットサンドメーカー。
ハムや野菜などお好みの具材をパンに挟んで焼き上げると、外はカリカリ、中はふんわりとした食感が味わえます。
こんがりキツネ色に焼き上がったホットサンドにはチャムスのロゴが入るので、インスタ映えも狙えます。
パンケーキは、アウトドア用鉄鍋の「スキレット」を使っても、先ほどご紹介したサンドイッチメーカーを使っても作ることができます。
作り方は簡単で、ホットケーキミックスと卵、牛乳、ヨーグルトを泡立てたものを焼き上げるだけ。
おしゃれキャンプの定番レシピが出来上がりです。
キャンプとなるとクーラーボックスはパンパンになってしまいますよね。
そんな時に気を付けたいのが「卵」の保管方法です。
市販のケースのまま持っていくと、いざ料理を始めようと思った時にはぐちゃぐちゃに割れていたなんて惨劇も…
卵はアウトドア用エッグホルダーに入れて運搬するようにしましょう。
朝に集合して出発したとして、キャンプ場に着くのは昼過ぎになりがち。
そのため、火を起こすのと同時にできるバーベキューが定番料理です。
ただ、それでは面白くないので、ここではバーベキューの他におすすめの料理をご紹介します。
焚き火台に火をおこすのは他のメンバーに任せて、ガスコンロとダッチオーブンを使って調理を開始しましょう。
作り方は意外と難しくありません。
グレービーソースは自作しても良いですし、市販品を持っていっても良いでしょう。
冷凍ピザでも良いですが、せっかくのキャンプでは生地から手作りしてみるのも楽しいです。
生地を作るのは手間がかかりますが、決して難しくはありません。
キャンプに行く前日に仕込みを行うのが良いでしょう。
温度が上がると発酵が必要以上に進むので、クーラーボックスで冷蔵保存してください。
ランチで振る舞う場合は、キャンプ場の作業を出来るだけ少なくできるマルゲリータがおすすめです。
お子さんがいる場合、一緒に作るのも良いですね。
ピザを生地から作ったというキャンプの思い出は、忘れられない宝物になるでしょう。
ピザはダッチオーブンや焚き火台、スキレットなどを使うと焼き上げられます。
ピザを焼くなら、LOGOS(ロゴス)の焚き火台「the KAMADO」がおすすめ。
焚き火台ながら、上に窯のユニットをつけることができ、その窯を使ってピザが焼けるのです。
窯を使う場合、注意点は火力がとても強いこと。
思っているより一瞬で焼き上がるので、焼き加減には注意が必要です。
※合わせて読みたい: ファミリーキャンプやBBQにオススメのLOGOS(ロゴス)!おすすめ商品16選!
キャンプ定番料理にして、大人も子どもも喜ぶ「カレー」。
普通のカレーだと、簡単に手間をかけずにできるので、キャンプ当日のランチで振る舞うにはぴったりと言えます。
時間があれば、パイスから作るインド風キーマカレーやお肉たっぷりのカレー、ダイナミックな骨付き肉をたくさん使ったチキンカレーなど、こだわってみるのもおすすめ。
弱火でじっくり炒める必要があるキーマカレーのように、火加減が微妙なものに関してはガスバーナーの使用をおすすめしますが、その他は焚き火でがっつり調理しても問題ありません。
スパイスから料理を作るなら、この「スパイスミサイル」でスパイスを持っていくのがおすすめです。
機能性は抜群ですし、何よりフォトジェニックな見た目も◎
カレーを食べるとなったら必要になってくるのは「お米」。
ダッチオーブンや鍋でも炊けますが、おすすめは雰囲気たっぷりの「兵式はんごう」。
炊き上がりはおこげも楽しめますよ。
初心者の方でも簡単に出来るキャンプ料理から、扱いやすいキッチンギアまでご紹介しました。
キャンプでの料理は、「アウトドア」という制限があるため難しいですし、手間もかかります。
しかし、それだけにこだわったものを作り上げた時に感じられる達成感や、食べた時の美味しさはひとしお。
何度も言うようですが、「料理の充実度=キャンプの満足度」なのです!
本記事を読んで、あなたのアウトドアライフがより一層と充実したものになることを願っています。
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最終更新日 : 2022/04/18
公開日 : 2018/07/12