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和歌山県は、水の国。
温泉、美食、レジャー、世界遺産を始めとする歴史、大自然、上げたら切りがない程、観光資源に恵まれた見所満載な県です。
おすすめの宿泊施設もあるので、これさえ押さえれば、和歌山旅行はバッチリ!
取りこぼしなく楽しめるスポットをエリア別に紹介します。
是非、和歌山旅行計画のご参考にしてください。
アドベンチャーワールドは、知る人ぞ知るパンダの名所。
「人と動物と自然とのふれあい」をテーマにした白浜にある遊園地、動物園、水族館が一体となったテーマパークです。
有名なのはジャイアントパンダ。
一説によると中国を除いて、世界で1番パンダの多い場所だそうです。
現在はジャイアントパンダが4頭飼育されていて、ガラスなしの間近で見られる場所もあります。
日本のパンダの聖地ですね。
放し飼いにされた動物達を、車やバスなどで進むサファリツアーも押さえたいところ。
肉食動物の餌付けシーンなどを見る事も出来ます。
サファリのキリンやゾウなどの草食動物には自動販売機でエサを買えば自由にエサやりすることができ、小さな子連れのファミリーに人気があります。
珍しいところで、サイの餌付けも。
是非トライしてみてください。
イルカショーのパフォーマンスレベルは必見!
パンダと並んで絶対見るべきポイントです。
アドベンチャーワールドは大好きで毎年行ってます。
特にイルカショーは本当に何処のよりも感動します。
沢山の動物とも触れ合え子供から大人まで楽しめる所が素敵です。
パンダといえばアドベンチャーワールド!
パンダの赤ちゃんが可愛い。
イルカショーは絶対見るべき!
カップルでも家族連れでもぴったりの
テーマパーク!
赤ちゃんパンダを見ると、めっちゃ癒される~!
ペンギンがよちよち歩いてたりして可愛い!
イルカショーは迫力満点!
子連れでも、デートでも楽しめる。※口コミ: じゃらん
小学生でも十分楽しめそうなレベルの遊園地もあるので、一日いても回りきれません。
その他、ペンギンご一行がお散歩していたり、犬とお散歩できるアトラクションや、パンダ型のランチ、お土産屋さんなど、果てしなく見所があります。
事前にある程度スケジューリングしてから回る事をおすすめします。
住所 : 〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
マップ: Googleマップ
アクセス :
1) JR紀勢本線(きのくに線)「白浜」駅からバスで約10分
2) 紀勢自動車道「南紀田辺IC」から車で20分
3) 南紀白浜空港からバスで約5分
電話番号 :0570-06-4481
定休日 : 不定休
営業時間 : 9:30~17:00 ※季節により変動あり
入園券 :
大人(18歳以上) 4,100円、シニア(65歳以上) 3,700円、
中人(中学生・高校生) 3,300円、小人(幼児・小学生) 2,500円
公式サイト: アドベンチャーワールド
可愛らしいドーム型の建物が立ち並び、異国情緒溢れるこの場所はなんと宿泊施設。
全部で133棟ある独立型のドームは、ひとつとして同じ部屋がなく、何度足を運んでも楽しむことができます。
敷地内はメルヘンゾーンとファンタジックゾーンに分かれています。
メルヘンゾーンは、禁煙ルーム、喫煙ルームの他、わんちゃんと一緒に宿泊できるお部屋が♪
(喫煙・ペット可能なお部屋は少数なので、泊まってみたい方はお早目の確認を。)
ファンタジックゾーンは、全室アトピーやぜんそく気味の方にもやさしい作りになっており、完全禁煙です。
天窓や窓ガラスは全てフィルム貼りになるので、女性が気になる日焼けや大敵紫外線の侵入も防止してくれるとか♪
また、とれとれヴィレッジの近くには温浴施設や海鮮バイキングレストラン、釣堀、筏つりがあります。
そして、西日本最大級の海鮮マーケット「とれとれ市場」もすぐそこにあってとても便利。
宿泊だけでなく、1日を通して楽しむこともできちゃいますね。
住所:〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2498-1
マップ: Googleマップ
アクセス:
白浜駅より:白浜町巡回バス、または湯崎方面行き(とれとれ市場経由)に乗り、「とれとれ市場前停留所」下車すぐ
白浜温泉街方面より:白浜町巡回バスまたは白浜駅方面行(とれとれ市場経由)に乗り、「とれとれ市場前停留所」下車すぐ
<車>
阪和自動車道南紀田辺インター降りて国道42号線へ
国道42号線田辺市新庄町田鶴交差点より、白浜道路入り約5キロ白浜町入りすぐ
電話番号:0739-42-1100
チェックイン:チェックイン15:00 / チェックアウト11:00
予約サイト: 楽天トラベル
関西を代表する温泉地と言えば、白浜と言う人も多いのではないでしょうか。
和歌山県の南西に位置し、1300年以上もの歴史を持ち、有馬、道後と並ぶ日本三古湯のひとつです。
古く遡ること、飛鳥、奈良時代から「牟婁の湯」の名で親しまれてきました。
日本書記に、斉明、持統、文武天皇をはじめ多くの宮人が来泉したとされている日本屈指の古湯です。
由緒正しいのには、理由があります。
肌に良い成分を含んだ名湯であるのは勿論、雄大な太平洋が間近にせまる温泉、硫黄と潮の香り、波の音、大自然にどっぷり浸かった開放感などが白浜温泉の誇るべきポイントなのです。
効能は、胃腸病・神経痛・リウマチなど様々です。
面白いところで、白浜温泉の付近には火山がありません。
それにも関わらず、温泉が湧き出るのは、太平洋から潜り込んだプレートから滲み出た高温の地下水が滞留しているものだとか。
最近の研究で発見されたそうですよ。
住所 :〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1384-57(白浜観光協会)
マップ: Googleマップ
アクセス :
鉄道:JRきのくに線白浜駅(特急停車駅)から明光バス10分
バス:大阪駅、なんば、京都駅から高速バス(阪和自動車道経由)も運行。また、大宮駅・池袋駅・横浜駅から高速夜行バスも運行
車:阪和自動車道から、紀勢自動車道、南紀白浜ICから白浜空港フラワーライン線(県道)ですぐ。大阪市内から約2時間
飛行機:南紀白浜空港に東京の羽田便が就航
電話:0739-43-5511(白浜観光協会)
公式サイト : 白浜温泉
歴史的情緒溢れる和歌山の温泉宿に珍しく、お洒落な内装の近代的な作りで人気のお宿。
1300年の歴史を誇り、日本の三大古湯にも入る白浜の名湯です。
ここのおすすめは何と言っても、混浴露天風呂。
混浴と言っても、湯浴み着があるので大丈夫。
岬の先にある露天風呂に入りながら、海と一体になり水平線を眺める時間はまさに至福です。
朝日、沈み行く夕暮れ時、満点の星空の下、全ての時間を制覇したいですね。
その他にも、貸し切り風呂が3つ、露天風呂付き大浴場など種類もとても豊富。
勿論、お湯は厳選掛け流しです。
こちらは年代ものの梅樽で出来た露天風呂です。
注意:貸し切り風呂は、時期によっては混雑しています。
おすすめのお部屋は、浜屋離れの平屋。
オーシャンビューのシンプルモダンな和洋のお部屋は高級感ありです。
大きく開かれた窓の先には、露天風呂が。
露天風呂には、長く寛げるように椅子も設置。
海風を感じながら入る露天風呂や常に見渡せる水平線で旅の疲れはすっきりです。
和歌山県は、海の幸・山の幸に恵まれた県。
朝食は賛否両論のようですが、夕食はボリュームもあり、評判はまずまずです。
三度目の利用になります。食事は相変わらずおいしく、アワビの焼き物は特においしくいただきました。
夕食は見たことがないくらい豪勢な舟盛りが出てきて、とても気分が上がりましたしお味も抜群によかったです!
サービスしてくださった方も愛想がよく とても好感が持てました。
ごはんは舟盛りと熊野牛どちらも頂けるコースだったが、ちょうど腹9分目ぐらいで食べ切れる量でよかった。舟盛りがとても豪華だった。
口コミ: 一休.com
おすすめの観光地その1で紹介したアドベンチャーワールドの割引チケットもフロントで購入出来るます。
当日のお天気次第でチケットを購入するのがおすすめですよ。
住所 : 〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1698-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
■大阪方面より
車の場合:大阪(松原JCT)から近畿道および阪和道にて田辺ICまたは白浜ICで約2時間30分
電車の場合:JR新大阪駅からJR紀勢本線白浜駅まで約2時間20分、のちタクシーにて約15分
■東京方面より
飛行機の場合:羽田空港から南紀白浜空港まで約60分、のちタクシーにて約10分
電話番号 : 0739-82-2220
チェックイン : チェックイン15:00 / チェックアウト11:00
白浜を代表する夕景ポイントとして親しまれている「円月島」。
正式名称は「高嶋」といい、南北130m、東西35m、高さ25mほどの無人島です。
島の中央に開いた月形の穴は、海蝕により洞穴化したもの。
昼間の円月島も十分迫力ありますね。
上手くいけば、こんな夕日も。
「和歌山県の夕日100選」に選ばれている円月島に沈む夕日はまさに地球の神秘です。
夏は6時30分頃、冬は4時30分頃。
円月島の中央の洞穴(海蝕洞)に沈む夕日を見ようと、連日多くの人が近くの県道沿いに集まっています。
おすすめの鑑賞方法は、近くに足湯「御船足場」があるので、浸かりながらです。
グラスボートから円月島を臨むことも出来ます。
また船の側面にある丸い小窓からは、円月島を間近にご覧になれます。
そして、船の小窓から外を覗くと、うつぼ、かさご、ふぐ、しまあじ等々、色とりどりの魚に出会えますよ。
住所 :〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町臨海
マップ: Googleマップ
アクセス : 白浜駅から車で15分、田辺ICから車で20分
電話番号 : 0739-43-5511
公式サイト : 円月島
円月島観賞後、小腹が空いたら「ミルク&ビアホール九十九(つくも)」へ。
とても混み合っているお店なので、確実に入りたければ予約必須です。
店内にある石窯には、桜島の溶岩石をしきつめるというこだわりよう。
そこで焼かれるピザは勿論の事、自家製デザートもおすすめなので、胃に隙間をもたせてお召し上がりください。
住所 : 〒649-221 和歌山県西牟婁郡白浜町 3309-22 銀座ビル1F(白浜銀座商店街)
マップ: Googleマップ
アクセス : 白浜より徒歩3分
電話番号 : 0739-43-0702
定休日 : 火曜日、大雨の日、2月
営業時間 : 18:00~0:00(23:30 L.O)
注意点 : 駐車場8台分あり
以上が、和歌山県西側の南紀白浜エリアです。
白浜の海はとても綺麗なので、夏場の観光は水着持参で海水浴もお忘れなく。
次は、東側那智勝浦エリアをご紹介します。
紀州徳川家も褒める洞窟風呂など人気の観光地が沢山あり必見です。
白浜温泉と並んで関西を代表する勝浦温泉は、一言で言うと、温泉と世界遺産と生マグロの街。
「紀の松島」と言われる絶景を背景に、漁港と温泉という2つの面が存在し、漁船が停泊する勝浦港周辺にホテルや旅館が集まっています。
中には、島そのものがホテルになっていたり、岬に立地するものなど、自然と共存する形で楽しめる旅館もあります。
100以上の源泉と湧出量を誇り、ホテルや旅館には、洞窟の露天風呂や、湾内につながる絶景露天風呂など名物温泉がいくつかあります。
土地柄、那智山や那智の滝、熊野三山など世界遺産へと続く拠点でもあるので、それを目指す観光客が圧倒的に多いです。
つまり、日帰りで楽しむ観光地ではないということですね。
名物、生マグロ。
生鮮マグロの水揚げ日本一を誇る勝浦漁港なので、新鮮なマグロが味わえます!
セリ市は、朝7時から。
早いですが、床いっぱいに並ぶまぐろを見ながら貴重な体験ができるかも。
朝市は、日曜8時頃〜11時までにぎわい広場で行っています。
日常では見慣れない風景がそこにはあり、散歩しているだけで「あー楽しい!」
鮮魚・海産物店、食堂が建ち並んでいるので、お土産を買い求めたり昼食を取るのにもおすすめです。
早起きは三文の得ですね。
アクセス :
<鉄道>
紀勢本線紀伊勝浦駅(特急停車駅、新大阪、京都、名古屋から直通特急あり)下車すぐ
<車>
阪和自動車道、紀勢自動車道、国道42号、那智勝浦新宮道路で大阪から3時間30分程度
東名阪自動車道、伊勢自動車道、紀勢自動車道、国道42号、那智勝浦新宮道路で名古屋から3時間30分程度
<高速バス>
大宮・池袋 - 南紀勝浦線 「勝浦温泉」バス停下車
電話番号 :073-422-4631(和歌山県観光連盟)
公式サイト : 勝浦温泉
勝浦に来たら絶対入りたい温泉がここ、ホテル浦島の中にある忘帰洞温泉!
熊野古道の巡礼旅で、古くから親しまれてきた那智勝浦の天然洞窟温泉です。
古くは平安時代の貴族が、南北朝時代には北朝方の将石堂義慶が軍船を率いて、など数多くの人々がその温泉に癒しを求めてやってきました。
ホテル浦島の「忘帰洞」は、紀州藩徳川頼綸公が立ち寄った際、「帰るのを忘れさせるほど心地よい」と褒めた事からその名になったそうです。
海と面した温泉は入った事がある人でも、それが洞窟というのはなかなかないのでは?
間口25メートル・奥行50メートル・高さ15メートルの天然ものです。
その洞窟の中に自然に温泉が湧出して熱い湯溜りとなったというから神秘的。
自然の偉大さを実感します。
もう1つの洞窟温泉が、玄武洞。
こんな間近に岩肌を感じながら入浴できるなんて、自然の力に感謝です。
熱くなったら、海風にあたり身体を冷まし、また温泉に浸かる。
星空を見ながらの洞窟温泉もまた最高ですよ。
2種類の貸し切り風呂も。
事前予約の貸し切り制なので、空きを待ち続ける事なく入れるのは嬉しいです。
湯治に最適なお風呂など、その他4種類もあります。
ところで、ホテル浦島は? というと。
創業60周年の歴史あるホテルです。
館内の清掃は行き届いているので、心地よく過ごせますよ。
勝浦港より無料の送迎船「浦島号」に乗り5分程でホテルに到着。
島全体がホテルのような作りで、とても広いです。
お食事の基本は、朝晩バイキング形式。
40種類ものメーニューがあります。
マグロ解体ショーなどもあり、中トロ大トロなどマグロ好きにはたまりません。
地元で取れる近海魚のお造りなどもとても新鮮。
個室でゆっくり食べたいという人向けのコースもありますよ。
温泉って、大人は嬉しいけど、子連れだとゆっくり出来ないし、つい敬遠しがちですがここは大丈夫。
魚釣りや、ゲームコーナー、夏場はプールなど子供も楽しめる施設もあります。
夕食のバイキングだって、子供が喜びそうな甘いデザートもあり。
カラオケやリラクゼーション設備も揃っています。
住所 : 〒649-5334 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165−2
マップ: Googleマップ
アクセス : 勝浦港・観光桟橋(JR紀伊勝浦駅より徒歩5分)から、ホテル浦島専用の船(無料)にて入館
電話番号 : 0735-52-1011
チェックイン : チェックイン14:00 / チェックアウト10:00
予約サイト: 楽天トラベル
太一町といえば、捕鯨で有名な町ですね。
ここは、くじらやイルカと触れ合い遊びが出来る博物館です。
カヤックからのえさやり体験では、こんなに接近して大丈夫?と思うほど近くに感じる事ができます。
カヤックに寄り添うように泳ぐクジラたちにキュンキュンしてしまいます。
しぶきがかかる事もあるので、念のため、着替えは持って行きましょう!
目の前にいるクジラに触りながら、大きさや動きを観察してみて。
優しい気持ちになりますね。※身長120センチ以上
また、25メートル以上泳げる人は、ゴンドウクジラとのスイミングにチャレンジしてみても。
トレーナーさんになるしか出来ないと思っていた、憧れのスイミング。
ゴンドウクジラの背びれにつかまって一緒に泳ぎます。
※中学生以上、その他注意事項などあり
小さなお子様や、もっとシンプルに触れ合いたいという方は、浅瀬からの餌やり体験。
エサ欲しさに来てくれるイルカが可愛くてたまりません。
館内では捕鯨の歴史に詳しく触れる事もできます。
食用捕鯨としての展示箇所もあり、小さなお子様には刺激が強い部分もあるかもしれないので、そこは飛ばすなど判断しながら楽しんでくださいね。
博物館というだけあって、世界最大動物シロナガスクジラを初め、原寸大全身骨格の展示もありますよ。
迫力がすごいです。
クジラやイルカのショーも。
ここは、小規模スペースでのショーなので間近でじっくり楽しめます。
ショーの後は、記念撮影(¥200)もできます。
住所 : 〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2
マップ: Googleマップ
アクセス :
大阪方面から「JR紀勢本線特急くろしお」
JR新大阪駅 ― JR太地駅(約3時間50分)
電話番号 : 0735-59-2400
定休日 : 無休
営業時間 : 8:00〜17:00
料金 :
一般 1,300円
小中学生 700円
公式サイト: くじらの博物館
和歌山観光必見の日本三大名滝の1つです。
世界遺産という事もあり、海外からの観光客も多い那智の滝。
轟音と共に流れ落ちる滝は、マイナスイオンと共に、神秘的で心が浄化されます。
そこにたどり着くまでは周囲の木々に囲まれ、石段を進んで行くと、ご神体をお目にかかる準備をさせられている気分になります。
水は生命の母といい、那智山信仰の根元だそうです。
古来より延命長寿の信仰が篤く、数多くの滝修行者や参拝の人々が詣でました。
そして今日でもこの滝は延命長寿の水として尊ばれています。
那智の滝に行くには、石畳が美しい大門坂を上り、熊野那智大社へ、そして那智の滝へと続くコースがおすすめです。
勝浦の温泉からもアクセスよく、初心者にも最適な徒歩コースです。
まず大門坂入り口に向かうと、大門坂茶屋があります。
そのすぐ手前に、鳥居と「振ヶ瀬橋」が見えてきます。
この橋は、那智の聖域と俗世界とを隔てる橋といわれ、この橋を渡るといよいよ那智・熊野古道の世界に突入です。
また、振ヶ瀬橋を過ぎたところに、樹齢800年の杉の木「夫婦杉」があるので要チェック。
パワーをもらいましょう。
「多富気王子」〜「熊野那智大社」へと行き、その隣にある「那智山青岸渡寺」へと進みます。
その境内からは三重の塔の向こうに那智の滝が望めます。
滝を背景とした朱色の三重塔を含む景観は、とてもフォトジェニックで美しく、日本ならではです。
那智の滝に向かって参道を下っていくと、いよいよ熊野那智大社の別宮、飛瀧神社のご神体、那智の大滝です。
古くから人々の畏敬を集め、堂々たる佇まい、轟音と共に流れ落ちる高さは圧巻の133メートル。
「一の滝」とも呼ばれ日本三大名滝の1つです。
より近くで見たい!という人は飛瀧神社の社務所から「御滝拝所」(¥300)に入ると圧巻の景色が広がっています。
住所 :〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山
マップ: Googleマップ
アクセス :
紀伊勝浦駅から熊野交通路線バス「那智山行き」で約30分、「那智の滝前」バス停下車、徒歩5分(石段で降ります。)
大門坂バス停または大門坂駐車場(無料)から徒歩1時間
車では、国道42号線より県道への入口より約25分。
電話番号 : 0735-52-5311(那智勝浦観光協会)
公式サイト : 那智の滝
※合わせて読みたい: 日本の滝10選!滝の魅力・楽しみ方・滝周辺の観光情報などを徹底解説!
熊野古道とは、紀伊半島南部にある熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)と、伊勢や大阪・和歌山、高野及び吉野とを結ぶ古い街道の総称です。
ユネスコの世界遺産にも登録されています。
範囲はとても広く、県をまたぎ伊勢神宮まで続く伊勢路、紀伊路、小辺路、中辺路、大辺路と、5つの道があります。
今回ご紹介するのは、中辺路の赤木越えコース。(2時間強)
湯の峰温泉経由で熊野本宮大社に向かうルートです。
なぜこのコースかというと、日本最古の湯、湯の峰温泉を味わいたいから。
ご紹介する赤城越えコースよりも短時間、けれどもアップダウンの激しい道を有する熊野本宮大社と湯の峰温泉を結ぶ山越えコース(大日越)もあるので、体調や気分に合わせて選んでも良いかもしれません。
バスで発心門王子に到着したら、古道を中辺路方面へ。
赤城越え分岐点を出発します!
急な坂道や斜面などのある1番の難所「赤木越」は、音無川の源流に耳を澄ませながら乗り越えましょう。
その後は、雑木林の続くゆるやかな「尾根道」→「なべわり地蔵(尾根道)」に到着。
スタート地点「赤木越分岐点」から約1時間です。
「なべわり地蔵」から20分。→右手にお大師様を見て「柿原茶屋跡(尾根道)」に到着。
途中、分かれ道があるので、マップや標識は要チェックです。
この後、ひたすら下り坂が続き「地獄坂」をも過ぎると湯の峰温泉が眼下に広がります。
ウォーキングの後は古くから旅人を癒した日本最古の湯でリフレッシュしてください。
開湯1800年。
日本最古の湯として有名な湯の峰温泉は、4世紀ごろに熊野の国造、大阿刀足尼(おおあとのすくね)によって発見され、後に歴代上皇の熊野御幸によって広く知られる様になりました。
熊野詣での旅途中、身体を清め旅の疲れを癒したというのは今も昔も変わる事のない景色であり日本人の習わしなのですね。
「つぼ湯」は熊野詣の一部、湯垢離場として世界遺産に登録されている温泉です。
天然岩の小さなお風呂は2〜3人が限界、といったところでしょうか。
日によって7回も湯の色が変化するといわれている天然温泉は、公衆浴場の番台で番号札を受け取り、30分交代制で入浴します。
基本的には混んでいるので、土曜の夕方か平日の早朝がおすすめです。
効能は、リウマチ性疾患、神経痛、皮膚病、糖尿病などです。
熱湯が湧き出る「湯筒」もあります。
周辺のお店で生卵が売られているので、温泉卵をつくるのも湯の峰温泉ならではの楽しみですね。
ちなみに、卵だけでなく、野菜をゆでてもOKだそうですよ。
ラーメン×野菜×卵、なんて食べ方も出来ます。
住所 :〒647-1732 和歌山県田辺市本宮町
マップ: Googleマップ
アクセス :
紀勢本線新宮駅より熊野交通または奈良交通八木新宮特急バスで約60分
紀勢本線紀伊田辺駅より龍神バスで約90分 など。
電話番号 : 0735-42-0074
定休日 : なし
営業時間 : 6:00〜21:30
料金 : 大人770円 小人460円
公式URL : 湯の峰温泉 つぼ湯
熊野参詣道のなかでも、多くの人々がたどった「中辺路」を歩くとたどり着くのがここ熊野本宮大社。
全国の熊野神社の総本山で、平成7年には社殿が国の重要文化財に指定されました。
熊野速玉大社、熊野那智大社と合わせて、熊野三山とも呼ばれています。
かつては、熊野川・音無川・岩田川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にあったのですが、明治22年の洪水で多くが流出し、流出を免れた社をこちらに移築したそうです。
熊野本宮大社から徒歩10分ほどのところにある大斎原には、日本一大きな鳥居が今もそこに残っています。
パワースポットとしても知られているので、熊野本宮大社に訪れた際には、ぜひともこちらの鳥居まで足を運んではいかがでしょうか。
住所:〒647-1731 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
マップ: Googleマップ
アクセス:
<バス>
1)新宮駅からバスで90分
2)JR紀伊田辺駅からバスで120分
<車>
新宮市から国道168号線で約40分
電話番号:0735-42-0009
参拝時間:6:00~17:00
公式サイト: 熊野本宮大社
2016年大河ドラマでも有名な真田丸・九度山エリアへ。
ここには、真田ミュージアムなど、戦国最後の武将と言われる真田幸村ゆかりの場所が点在しています。
九度山は、真田昌幸・幸村親子が、関ヶ原の戦いで、徳川家康に敗れた後に蟄居を命じられた場所。
真田幸村の生涯において1番長く、14年もの歳月を過ごしたと言われています。
真田ミュージアムでは、真田昌幸・幸村・大助の真田3代の生き様〜幸村の最後まで分かりやすくコンパクトにまとめてあります。
歴史年表や一族の紹介、その後の真田家など、ファンにはたまらない場所かもしれません。
ミュージアムは、全7つの部屋で構成。
展示パネルでの文字情報も充実していて、1時間ゆっくり見ると、さらに知識が深まります。
九度山生活をドラマ仕立ての映像でも紹介しているので、改めて真田の歴史に触れる事ができます。
大坂の陣の配置や兵の流れも描かれていて戦の全体像を見るのにも役立ちますよ。
住所 :〒648-0101 和歌山県伊都郡九度山町九度山1452-4
マップ: Googleマップ
アクセス : 九度山駅より徒歩約10分
電話番号 : 0736-54-2727
定休日 :
月・火曜日(祝日の場合は営業・翌平日休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
※ゴールデンウィークは休まず開館
営業時間 : 9:00~17:00(最終入場16:30)
料金 : 大人(高校生以上)500円、小人(小学生・中学生)250円 ※当日券
公式サイト: 真田ミュージアム
真田幸村の父、昌幸が眠る真田庵は真田ミュージアムから徒歩2分の所にあり、和歌山県指定史跡です。
善名称院とも呼ばれ、真田幸村父子が蟄居させられていた屋敷跡に建てられたお寺です。
当時親子が住んでいたと言われる場所は、現在ではお墓になっていて、敷地内にはお寺が建っています。
幽閉中の質素な暮らしが推測でき、歴史の重みを感じる、そんな場所です。
真田宝物資料館では、真田ゆかりの貴重な品々を所蔵。
真田庵の境内にある、長屋門形式、土蔵作りの資料館です。
実践用兜や陣笠(じんがさ)、鐙(あぶみ)、槍先、甲冑などの戦に関するものの他、信繁(後の幸村)直筆の書簡、肖像画、この地で天文学に励んだことを裏付けする望遠鏡など、貴重な品が収蔵されています。
真田幸村が織機を使い織り上げた真田紐。
ドラマでも取り上げられていましたね。
特徴は伸びにくく丈夫なので重いものを吊ったり、しっかりと物を縛ったり、武具にも使用されてきました。
幸村はこの真田紐を織り、家来に全国各地に売り歩かせ生計を支える一方、その販売を口実に諸国の動静を探っていたと言われているようです。
現在は、真田古墳に向う途中の左側に工房があり、女性数人が真田紐を織っている姿も窓から見れますよ。
真田庵から東へ170mほど行った住宅地の中に真田古墳があります。
「幸村が九度山を出る際の抜け穴として使い、大阪城まで行った。」という伝説が残っています。
実際は、古墳時代後期(4世紀頃)の古墳ですが、真田の伝説が残る場所として真田古墳と名付けられました。
穴の周りは囲まれていて、中を覗いた入りはできませんが、古墳というよりも抜け穴としたほうが確かにロマンはありますね。
住所 : 〒648-0101 和歌山県伊都郡九度山町九度山1413
マップ: Googleマップ
アクセス : 南海高野線九度山駅から徒歩で10分
電話番号 : 0736-54-2218
営業時間 : 9:00~16:00
定休日:年末年始以外無休
料金 :宝物資料館入館料200円
公式サイト: 真田庵
真田と言えば、蓮華定院。
九度山から高野山エリアへと場所は移りますが、真田ミュージアムや真田庵まで足を運んだらぜひこちらにも足を運んでいただきたいです。
蓮華定院は、真田昌幸、幸村親子が九度山に幽閉された折、一旦送られた先がここだったとのことで、江戸以降も真田家と縁が深い寺院です。
当時の戦国武将達は、自らの治める領国の菩提寺と縁のある高野山の寺院を壇縁として宿坊契約を交わしていました。
高野山詣の際の滞在場所として使用していたのですね。
真田家は室町時代より蓮華定院を宿坊としていました。
そして、関ヶ原の戦いに敗れた際に身を寄せたのもまた蓮華定院でした。
真田家の家紋である六文銭は院内所々に施され、見つけるのが楽しいです。
屋根やお部屋の襖、精進料理に使う茶碗や湯飲みにも「六文銭」があしらわれていますよ。
また、お庭もおすすめで、高野槇のみを配置した庭や枯山水、外国人に人気の本堂手間に広がる庭園など、庭見学だけでもまだまだ見どころ沢山。
真田幸村が見た世界と同じ風景を楽しんでみましょう。
住所 :〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山700
マップ: Googleマップ
アクセス :高野山駅(南海高野山ケーブル)より 1.1km
電話番号 : 0736-54-2019
駐車場:10台
ところで、この蓮華定院、巷で今密かなブームの「宿坊体験」ができる施設なんです。
高野山には多くの寺院があり宿坊体験ができる施設も少なくありませんが、蓮華定院もその1つ。
真田親子が寝起きした「上段の間」が遺品とともに保存され、宿泊者限定で公開されています。
ただし、残念なことに江戸期に蓮華定院は焼失し、現在残っている部屋はその後に再建されたものなので実際に父子が滞在した部屋ではありません。
ところが、上段の間は焼失前と同じ位置に復元、基本的な造りは当時のままを再現しているのだとか。
上段の間は二間ほどの広さで、お殿様(昌幸)が使用した場所であり、幸村を始めとするお供の武士たちは昌幸よりも下座(大広間)で逗留していました。
本堂では朝夕の2回、お勤めがあります。
夕方のお勤めでは瞑想を実施。
ひたすらに静かな時間が流れます。
薄暗い本堂で日常生活と離れ精神を労わることのできる貴重な体験です。
集中次第では、お線香の落ちる音が聞けるかも知れませんよ。
リラックス出来て、しかし一方ではピリリと張りつめる空気感に癒されます。
読経はお坊さんたちの声のはもりが綺麗で、気持ちの良い音律に心が現れます。
早朝のお勤めは朝6時から。
約1時間の勤行は、宿坊に泊まった者しか味わえない体験ですね。
食事は、高野山の四季と伝統の味が味わえる「精進料理」です。
高野山の精進料理は五法、五味、五色、すなわち調理方法、味付け、色彩バランスを大切にした料理です。
しっかりした味付けと色彩の豊富さは無論、生臭物等を一切使わずに盛り付けられる器の隅々にまで心遣いが感じられます。
ご飯のおかわりは出来るので、量は十分です。
なお、蓮華定院の法話は朝夕のお勤め時だけでなく、夕食事中にも聞けますよ。
住所 : 和歌山県伊都郡高野町高野山700
マップ: Googleマップ
アクセス :高野山駅(南海高野山ケーブル)より 1.1km
電話番号 : 0736-54-2019
営業時間 : チェックイン15:00 / チェックアウト10:00
高野山は100以上の寺院が密集する地域で、外国人観光客からの人気も高いエリア。
100以上あるお寺の中でも、ここで紹介するのは金剛峯寺です。
誰もが歴史の教科書で見たことのあるであろう空海(弘法大師)が、修禅の道場として開創した真言宗の総本山ということで有名となっています。
金剛峯寺の名称はもともと高野山一山の総称だったので、明治になってから寺号を改めるまでは、青巌寺とよばれていました。
2004年(平成16年)7月には、『紀伊山地の霊場と参詣道』としてユネスコの世界遺産に登録されています。
また、大主殿の襖絵は狩野派や雲谷派の作で、狩野探幽や山本探斉の絵を実際に見ることができます。
日本画が好きな人にはぜひとも訪れていただきたい場所です。
金剛峯寺の見どころの一つに「蟠龍庭」という日本最大の石庭があります。
この石庭では、雲海の中で向かって左に雄、向かって右に雌の一対の龍が向かい合い、奥殿を守っているように表現されているそう。
日常の喧騒を忘れ、日本庭園の引き算による美をゆったりと堪能してくださいね。
高野山エリアは金剛峯寺の他にも、大門や檀上伽藍、奥之院といった名所がたくさんあります。
観光地といっても、真言宗の総本山ということで神聖な空気の流れる場所ですので、静寂の中でその空気に触れてみてくださいね。
ただ、撮影禁止の場所も多々あるため、看板をよく見てマナーをしっかり守りましょう。
住所:〒648-0294 和歌山県伊都郡高野町高野山132
マップ: Googleマップ
アクセス:高野山駅からバスで10分 大門行きバス「本山前バス停」下車すぐ。
電話番号:0736-56-2011
参拝時間:8:30~17:00 (参拝受付は16:30まで)
拝観料:一般500円 小学生200円
公式サイト: 金剛峯寺
※合わせて読みたい: 真言宗の聖地・高野山のおすすめ観光スポット10選!世界遺産にも選ばれている宗教都市の魅力を紹介
日本名城100選にも選ばれている和歌山城は、天正13年(1585年)に、紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に命じて築城させた お城 です。
元和5年(1619年)に徳川御三家の一人である徳川頼宜が入城し、紀州55万5千石の城となり、幕府の西の要としての役割を果たしていました。
標高49mの虎伏山の上に建てられた和歌山城は、白壁の天守閣が美しい事から、「白亜城」や山の名前から「虎伏城」とも呼ばれていました。
当時の石垣や土堀、岡口門などが残り、重要文化財に指定されています。
大天守と小天守、二門櫓や乾櫓などが多聞櫓で繋がっている、連立式天守という珍しい作りが特徴。
この連立天守門は、現存するのはこの和歌山城と姫路城、伊予松山城の3城だけです。
白亜の天守閣部分は戦災後の昭和33年に再建されたもので、有料になりますが徳川家ゆかりの品が数多く展示されていて必見。
また、市街地を四方に見下ろす事が出来る 絶景 ポイントですので、お見逃しなく。
かつて、藩の生活の場である二の丸と、紅葉渓庭園のある西の丸を行き来するために架けられていた「御橋廊下」
藩主と御付きのみが渡る事が出来た橋で、姿が外から見えないように屋根が付けられています。
約11度の角度が付けられ斜めになっているので、滑り止めの木の板が細かく並べられています。
明治の頃までは残っていた橋もその後無くなり、今架けられているのは、文献や復元調査などを経て2006年に再現された物です。
忠実に復元された珍しい斜めの橋を是非渡ってみて下さい。
住所 :〒640-8146 和歌山県和歌山市一番丁3番地
マップ: Googleマップ
アクセス :
1)JR和歌山駅からバスで10分(公園前下車すぐ)
2)南海和歌山市駅からバスで5分(公園前下車すぐ)
3)南海和歌山市駅から徒歩で10分
電話番号 :和歌山城天守閣 073-422-8979
定休日 :12月29日~12月31日
営業時間 :9:00~17:30 (入場は17:00まで)
料金 :大人410円 小人200円
公式サイト: 和歌山城
※合わせて読みたい: 日本の名城33選!武士(もののふ)達の夢の跡、日本全国の城・城跡巡り
JR和歌山駅9番ホームから出発!
和歌山電鐵貴志川線は、終点の貴志駅まで片道30分で走るローカル路線です。
いちご電車、おもちゃ電車、たま電車、うめ星電車などのラッピング電車に乗れたらラッキー。
どのラッピング電車も内装が凝っていて、たま電車はいたる所がねこになっていますよ。
のどかな風景が続く沿線には全部で14の駅があり、その終点である喜志駅には多くの観光客が訪れます。
終点喜志駅をご覧ください。
何と駅舎が・・ネコ。
この喜志駅の駅長さんはネコの「ニタマ」なんです。
初代の駅長はたまで、2007年1月に和歌山電鐵から正式に駅長に任命されたことで話題を呼びました。
たまの登場が火付け役となり、平成の猫ブームに繋がったと言われています。
喜志駅はたまの写真やゆかりの品々を展示するたまミュージアムでもあり、ホームにはたまを祀るたま神社と記念碑があります。
たま亡きあとに、二代目駅長に任命された「ニタマ」は岡山生まれの三毛の女の子。
二代目駅長ニタマは、普段ガラス張り駅長室で10時~16時までの勤務、水曜と木曜が休みの週休二日制です。
駅長の条件は、人が好きなこと、仕事を嫌がらないこと、帽子をかぶるのを嫌がらないことの三点。
駅構内には「たまカフェ」があります。
名物メニューは、魚肉ソーセージを挟んだホットドックならぬホットキャット。
「たまショップ」では、ニタマ駅長クリアファイルや、お菓子などのオリジナル商品を買うことができます。
和歌山駅から喜志駅までの往復には、1日乗車券が便利でお得です。
時間がある方は、途中下車をして西国三社参りをしたり、和歌山電鐵の本社のある伊太折曽駅へ駅長見習いの「よんたま」に会いに行くのもおすすめです。
住所 :和歌山県紀の川市貴志川町神戸
マップ: Googleマップ
定休日 :たまカフェ 第三水曜日
営業時間 :たまカフェ(9:15~17:15)、売店(10:00~16:15)
予約サイト : じゃらん
和歌山マリーナシティ内にある「ポルトヨーロッパ」は、中世地中海の港街を再現したテーマパーク。
まるで本当に海外へ来たかのような街並みは、とってもフォトジェニックでSNS映えもばっちり。
ミニコースターや観覧車など家族みんなで楽しめるアトラクションが20種類以上あり、花火ショーやキャラクターイベントのような季節イベントも開催しています。
アトラクションで遊ぶには乗り放題のパスポートを購入する必要がありますが、ポルトヨーロッパ自体は入園料がかからないのも嬉しいですね。
ポルトヨーロッパ内にもレストランはありますが、お食事は同じく和歌山マリーナシティ内にある「黒潮市場」がおすすめ。
新鮮な海の幸を使用したバーベキューや寿司、まぐろ食べ放題バイキングなどがいただけますよ。
また、黒潮市場では毎日3回、迫力あるまぐろ解体ショーも行われているので、そちらも必見です。
住所:〒641-0014 和歌山県和歌山市毛見1527 和歌山マリーナシティ内
マップ: Googleマップ
アクセス:
1)JR和歌山駅・南海和歌山市駅からバスで30分「和歌山マリーナシティ」下車すぐ
2)JR海南駅からバスで15分「和歌山マリーナシティ」下車すぐ
3)阪和自動車道海南ICから車で15分
電話番号:0570-064-358
定休日:不定休(アトラクション運休日もあるので公式サイトのカレンダー要確認)
営業時間:10:00~17:00
料金:入園料無料 ※アトラクションは中学生以上3,800円、3歳以上3,200円で乗り放題
公式サイト: ポルトヨーロッパ
ポルトヨーロッパ、黒潮市場のある和歌山マリーナシティの敷地内にはリゾートホテルもあります。
ホテルの外観がとても可愛らしく、ポルトヨーロッパで味わった海外気分そのままに宿泊することができます。
また、すべての客室が正面に海を望む絶景のロケーションで、イタリア製のインテリアで統一された99の客室は全室異なるデザインなのだそう。
大きくわけて3タイプあるお部屋の中でも、おすすめなのがオーシャンビューバス・バルコニールーム。
ヨットハーバーと和歌浦の海を眺めながらのバスタイムは最高ですよ。
またテーブルセット付きのバルコニーでは、爽やかな風に吹かれながら読書をしたり、お茶を楽しんだり、目の前に沈む夕陽をひとりじめしたり。
特別なリゾート空間を味わえること間違いなしです。
住所:〒641-0014 和歌山県和歌山市毛見1517番地
マップ: Googleマップ
アクセス:
1)JR和歌山駅・南海和歌山市駅からバスで30分「和歌山マリーナシティ」下車すぐ
2)JR海南駅からバスで15分「和歌山マリーナシティ」下車すぐ
3)阪和自動車道海南ICから車で15分
電話番号:073-448-1111
チェックイン:チェックイン15:00 / チェックアウト11:00
和歌山県と 兵庫県 の 淡路島 との間に位置する無人島群、「友ヶ島」。
ここはスタジオジブリ作品「天空の城 ラピュタ」のような世界を堪能できるということで、大変人気な観光スポットです。
友ヶ島は沖ノ島、地ノ島、虎島、神島という4つの小さな島の総称であり、その中の沖ノ島が瀬戸内海国立公園に指定されています。
沖ノ島は明治時代から第二次世界大戦時まで旧日本軍の要塞施設となっていた島。
島内の豊かな自然とかつての要塞とが醸し出す独特な雰囲気で、ジブリの世界に入り込んだ気分になります。
島へは、和歌山市にある加太港からフェリーに乗って向かいます。
フェリーの運航は加太港発が4便、友ヶ島発が4便。
日帰りで友ヶ島を楽しむ場合、友ヶ島発の最終便は16:30発となります。
GWや夏休みなどの繁忙期は臨時運航がありますが、通常は朝イチの加太港9:00発の次は11:00発と、2時間ほど空いてしまうのでお気を付けくださいね。
沖ノ島は周囲8km程の島で、5つの砲台跡や弾薬庫跡など、旧日本軍の施設跡が点在しています。
中でも最も保存状態がよく、当時のままの姿が残っているのが「第3砲台跡」。
レンガ造りの建物が緑に覆われ、とても神秘的な時の流れを生み出しています。
第3砲台には地下連絡通路がありますが、中は本当に真っ暗なので、探検したい方はライトもお忘れなく。
住所:〒640-0103 和歌山県和歌山市加太
マップ: Googleマップ
電話番号:
073-435-1234(和歌山市観光課)
073-459-0314(友ヶ島案内センター)
公式サイト: 友ヶ島
住所:〒640-0103 和歌山県和歌山市加太
マップ: Googleマップ
アクセス:南海加太線 加太駅から徒歩15分
電話番号:073-459-1333
定休日:火・水曜(祝日、4月28日~5月6日および7月20日~8月31日は営業)
営業時間:9:00~16:00(時期により異なる)
運航時間:
加太港発 9:00 11:00 13:00 16:00
友ヶ島発 9:30 11:30 13:30 16:30
(繁忙期は臨時運航があるので、公式サイトをご確認ください)
乗船料金:大人 往復2000円 小人 往復1000円
公式サイト: 友ヶ島汽船
潮岬観光タワーからの景色
本州最南端に位置するのが和歌山の潮岬。
日本最南端ではなくて、本州ってところがミソですが、やはり「果て」感たっぷりかつ絶景ポイントであることは間違いありません。
関西に台風がやってくると、突風の中でテレビ中継されるポイントでもあります。
和歌山は交通の便が悪いというイメージが強いですが、潮岬までは意外と便利、 大阪 からはJRで約3時間、串本駅からはバスで15分程です。
潮岬の突端には、明治6年に建てられ、今なお現役で稼働している「潮岬灯台」がたたずんでいます。
イギリス人によって設計された白亜の灯台は30mの断崖にたち、68段のらせん階段を登ると目の前には太平洋の大海原が広がります。
海の青さと、地球の丸さを感じてみて下さい。
中はちょっとした資料館になっています。
時間が許せば、もう一か所「潮岬観光タワー」もおすすめです。
海抜100mの展望所から見る太平洋の大海原をぐるりと一望できる絶景スポットです。
タワーに登ると「本州最南端訪問証明書」を貰えますよ。
隣にあるレストランでは、話題の「近大マグロ」を使った丼や近大マグロバーガーなども楽しめます。
太平洋を見ながらのランチタイムにいかがでしょうか。
住所 :〒649-3502 和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2877
マップ: Googleマップ
アクセス :串本駅からバスで15分
定休日 :年中無休
営業時間 :9:00~16:00
料金 :大人200円
予約サイト : じゃらん
串本から大島に向かって約850mの間に、大小40あまりの岩柱が海上に並んでいる珍しい景観を楽しめるスポットです。
その姿が杭のように見える事から、橋杭岩(はしぐいいわ)と呼ばれています。
国の天然記念物に指定されている橋杭岩は、波の浸食によって岩石層の柔らかい部分が削られ、固い部分だけが現れたというもの。
この立ち並ぶ岩柱だけでも圧巻ですが、実は人気の時間帯があります。
それは日の出です。
紀伊半島は太平洋に突き出た半島なので、東側の海岸からは海側から昇る日の出を見る事ができます。
5月から11月にかけては、ちょうど橋杭岩の間から日が昇るように見えるので、その姿をカメラに収めようと、多くのカメラマンが訪れる撮影スポットにもなっています。
刻々と変わる美しい朝焼けは感動もの、是非早起きをして出かけてみてください。
住所 :〒649-3500 和歌山県東牟婁郡串本町くじの川1549番地8
マップ: Googleマップ
アクセス :串本駅からバスで5分
沖合140m、珊瑚の群生する串本の海に突き出た海中展望台の周りには、数百匹のグレ(メジナ)の群れが餌を求めて集まります。
他にも串本の海を代表する100種類以上の珊瑚、ブダイ、ソラスズメダイなど、熱帯や亜熱帯に住むカラフルな生物たちを間近で観察できます。
真冬でも水温が15℃を下回る事がない温暖な串本の海は絶好のダイビングスポットです。
黒潮にのってやってくる大型回遊魚、群生する珊瑚、温帯と熱帯の生物が入り混じる串本では、沖縄とも伊豆とも違った海の世界を楽しむことができますよ。
体験ダイビングやスノーケリングなど、初心者でも安心して楽しめるプログラムがたくさんあるので参加してみませんか。
住所 :〒649-3514 和歌山県東牟婁郡串本町有田1157
マップ: Googleマップ
アクセス :JR串本駅から無料シャトルバス運行
電話番号 :0735-62-1122
定休日 :年中無休
営業時間 :水族館・海中展望塔 9:00~16:30
料金 :施設によって異なるのでホームページで確認して下さい。
公式URL : 串本海中公園
関西近郊にお住まいの方が旅行するイメージの強い和歌山県ですが、 東京 方面から遠出してでも行く価値大の施設が目白押しです。
歴史ある、また治湯としての温泉施設も豊富なので、セットで観光を楽しんでみてください。
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最終更新日 : 2024/11/19
公開日 : 2017/02/06