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絶景スポットという言葉をよく耳にしますが、実際にはどのような場所を指すのでしょうか?
国語辞典で調べてみますと、「ほかに例えようのない、素晴らしい景色」の場所ということになります。
一般的には自然景観が美しい場所という解釈になると思いますが、そればかりではありません。
絶景スポットとして挙げられる場所をいくつかピックアップしてみると、下記のような特徴があることに気付かされます。
以下3点にまとめてみました。
海や山、渓谷などの風景が美しい場所や、長い年月をかけて完成した森林や奇岩等が存在する場所を指します。
ユネスコ世界遺産に登録されている「自然遺産」であったり、国立公園や国定公園の敷地になっている場所が多く含まれます。
また、知名度が低い場所ではありますが、ネットやSNSの口コミなどで、一躍観光客が殺到することになった場所も存在します。
景観自体には、人の手が全く加えられていないか、最低限しか手を加えていないことも特徴のひとつです。
いわゆる絶景スポットに一番多く存在するパターンです。
近代建造物のケースもありますが、ほとんどが由緒ある神社仏閣・古城などの歴史建造物となります。
こうした歴史建造物は、境内(構内)に桜や紅葉などの植栽をしている場合が多く、シーズン中はまさに絶景スポットです。
また、建物が海の中に存在したり、深い山の奥に存在していたりして神々しさを感じさせる場所も含まれます。
規模の大きな公園内で特定の植物を大量に植栽し、遠めからは絨毯を敷いたような美しさを感じさせる場所もあります。
これも絶景スポット・・・最盛期には多くの観光客で賑わいます。
そんな絶景スポットって存在するの?と思われるかもしれません。
山頂や展望台からの下界の眺めなどが該当すると思います。
特に夜景に関しては、眼下に見下ろす市街地のネオンの美しさは感動的!まさしく絶景スポットといえるでしょう。
絶景スポットを訪れるには、天気が良い日が一番であることは言うまでもありませんが、他にもいろいろと条件があります。
桜や紅葉が美しかったり、菜の花やラベンダーのなどの花々が群集している光景が「絶景」となっているスポットは、やはりその時期に訪れるのが一番です。
寒冷地の絶景スポットの中には、雪化粧が似合ったり、その厳しい気候条件がますます絶景度をアップさせている場所も存在します。
寒さを覚悟して訪問すれば、きっと絶景中の絶景風景に出会うことができるかもしれません。
最近の絶景スポットブームによって、大型連休中や週末、祝日は大変な混雑が予想されます。
平日に訪れるのが理想的ですが、どうしても無理なら早朝とか人出の少ない時間帯に出かけてみましょう。
絶景を独り占めにできる贅沢を味わえるかもしれません。
絶景を期待して絶景スポットを訪れたにもかかわらず、思ったほどではなくて、がっかりしてしてしまうこともよくあります。
絶景スポットの写真は、特に写真集などがそうですが、プロのカメラマンが長い時間をかけて撮影した自信作のケースが多いのです。
また、撮影の絶好のタイミングを活かした写真が多いので、比較するとどうしても期待外れになってしまいます。
富士山の「ダイヤモンド富士」などのように、見学できる絶好の日和に訪問しても、条件がすべて揃わないと見ることができないものもあります。
逆に、絶景を期待していなかった観光地を旅行したにもかかわらず、素晴らしい絶景に出会える場合もあるのです。
絶景スポットを訪問する時には、カメラは必携かもしれませんが、カメラに頼らずに脳裏に焼き付けておくことも大切です。
写真撮影に大きなウェイトを置きすぎるとと、ぜっかく目の前にある絶景スポットを楽しむ余裕がなくなってしまいます。
それでは、ここからは本題である全国の絶景スポットをご紹介していきます。
きっとお気に入りの場所がみつかるはずです。
北海道の絶景スポットとして、にわかに注目を集めはじめた「青い池」。
正式な名称もない不思議な場所です。
そのはず・・・もともとは工事の過程で偶然にできた水たまり(人造湖)だったのです。
起源は昭和63年(1988年)に十勝岳が噴火した際に、火山泥流災害防止のために美瑛川に造られた堰堤のひとつに水が溜まったものでした。
この池の絶景たる所以は、その青く澄んだ水面・・・そして水面にシルエットを映し出す枯れ木のシルエットです。
水面の青色は季節や気候の微妙な変化によって変化し、訪れた人を楽しませます。
コバルトブルーに見えたり、エメラルドグリーンに見えたりと様々です。
青い水面も周囲の偶然の環境によるものです。
美瑛川につながる「白ひげの滝」が、岩肌のアルミニウム成分を一緒に注ぎ出し、青く見える要素を作っているのです。
青い池の絶景を楽しむなら、水面が一番コバルトブルーに映える5-6月がおすすめです。
冬場の日没後はライトアップし、幻想的な雰囲気を醸し出します。
名称 : 青い池
住所 : 北海道上川郡美瑛町白金
マップ: Googleマップ
アクセス :
美瑛駅から車で約25分
旭川空港より車で約40分
電話番号 : 0166-92-4378(美瑛町観光協会)
北海道東部・阿寒国立公園内には、マリモで有名な「阿寒湖」をはじめとした多くの湖沼が存在します。
なかでも、摩周湖は日本では1番、世界でもロシア・バイカル湖に次いで2番目の透明度を誇る美しい湖です。
水面は群青の深みを極めて美しく、「霧の摩周湖」とよばれるほど霧が多く神秘さを増しています。
河川が湖に流れ込んでいない孤立した湖なのです。
この摩周湖には、3つの展望台が設置され、それそれ異なった摩周湖の絶景を堪能することができます。
湖だけでなく湖内にある唯一の島・カムイシュ島を始め、摩周岳など周囲の大自然を一望できます。
湖の全貌を拝めるは、観光シーズンの5~10月でも半分位しかないといわれるほど濃霧に包まれる神秘の湖・摩周湖。
訪問した際に絶景を一望できたのなら、とても良いことが起こるかもしれません。
名称 : 摩周湖
住所 : 北海道川上郡弟子屈町
マップ: Googleマップ
アクセス :
川湯温泉駅からバスで40分
摩周駅からバスで20分
北海道の南端にある函館市は、新鮮な海の幸を堪能できることで有名な観光都市です。
市内には五稜郭など観光スポットが多く、観光客に人気のある都市のひとつです。
その函館にあって、忘れてはならない絶景スポットに函館山の夜景があります。
函館山は標高334メートルの山、正確には陸続きになった島です。
山頂に登るルートには、歩行者用に遊歩道が整備されているほか、ロープウェイも設置されています。
函館山の夜景は、神戸、長崎ととにも「日本三大夜景」のひとつに数えられています。
この場所の夜景がなぜ絶景なのかといえば、
1.函館の特殊な地形によるもので、市街地が2つの海(津軽海峡・函館湾)に挟まれており絶妙なコントラストを演出している。
2.見下ろす角度が10度になっており、これは人間の視覚上最も美しく見えやすい角度となっている。
といわれています。
334メートルという標高も見下ろすにはちょうどよい高さのようです。
函館に行ったら必ず足を運びたい絶景スポットです。
名称 : 函館山
住所 : 北海道函館市函館山
マップ: Googleマップ
アクセス :
函館駅より車で約10分
市電で「函館山ロープウェイ山麓駅」まで25分程度
山頂まで徒歩1時間 ロープウェイ利用で約3分
電話番号 : 0138-23-3105(函館山ロープウェイ)
営業時間 :
4月25日-10月15日 10:00~22:00
10月16日-4月24日 10:00~21:00
料金 : ロープウェイ利用運賃 大人往復(中学生以上)1,280円 小人 640円
※合わせて読みたい: 函館の人気観光地21選!王道スポットから穴場まで完全網羅
奥入瀬渓流は、青森県の十和田湖湖畔子ノ口から焼山までの約14キロにわたる奥入瀬川の渓流です。
深い自然林に覆われており、数々の滝をはじめとした渓谷美の美しさは、まるで絵画のよう。
深い緑色の木々の間を流れる清流を、流れるようにスロー撮影した風景写真はきっとご覧になったことがあるはずです。
この奥入瀬渓流の遊歩道はどれも絶景スポットと呼んでも過言ではないでしょう。
途中に出会う「銚子大滝」や「雲井の滝」、自然の庭園のような「九十九島」は、息を飲む位の絶景です。
新緑や紅葉の季節がベストですが四季を通じて楽しめるスポットです。
全長14キロ、全部歩いておよそ6時間もある長い渓流ですが、飽きることはありません。
マイナスイオンたっぷりで、森林浴にも最適・・・健康にもやさしい絶景スポットです。
名称 : 奥入瀬渓流
住所 : 青森県十和田市大字奥瀬
マップ: Googleマップ
アクセス :
八戸駅からバスで80分
青森駅からバスで120分
秋田県東部に位置する田沢湖は、瑠璃色の湖水が非常に美しい湖です。
この田沢湖、日本で一番深い水深の湖でなんと・・・423.4メートル、海であれば深海の域でしょう。
水深のため、豪雪地帯の秋田であっても凍結することがないのです。
また、太陽の光の反射がこの水深の影響を受けて、湖水を美しい瑠璃色にしているのです。
田沢湖には、永遠の美を願ったがゆえに龍に姿を変えてしまった「たつこ姫」の伝説があります。
湖畔に立つ「たつこ姫」の像の背後に広がる、美しい湖の光景は、秋田県自慢の絶景スポットです。
名称 : 田沢湖
住所 : 秋田県仙北郡田沢湖町田沢
マップ: Googleマップ
アクセス : 田沢湖駅より羽後交通バス田沢湖畔行15分、終点より徒歩すぐ
景勝地・浄土ヶ浜が属する岩手県の太平洋沿岸は、リアス式海岸で有名な美しい場所です。
かつては「陸中海岸国立公園」に指定されていましたが、平成23年(2011年)の東日本大震災の津波によって大きな被害を受けてしまいました。
今では新たに「三陸復興国立公園」として再スタートし、当地の復興を背負っています。
三陸復興国立公園のシンボル・浄土ヶ浜は、美しい奇岩が郡立する絶景スポットです。
東北地方にありながら、海はエメラルドグリーンに輝き、真っ白な砂浜はまさに「極楽浄土」の雰囲気が漂います。
この地名の由来は、江戸時代の天保年間に当地を訪れた僧・霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と絶賛したことにあるとされます。
浄土ヶ浜の観光の目玉に「青の洞窟」があります。
通称「八戸穴」とよばれる洞窟の中に、ボートで入っていくと、コバルドブルーの見事な絶景を鑑賞できます。
本家イタリア・カプリ島にも引けをとらない美しさがここにあります。
名称 : 浄土ヶ浜
住所 : 岩手県宮古市日立浜町
マップ: Googleマップ
アクセス :
宮古駅からバスで20分
奥浄土ヶ浜バス停から徒歩で1分
日本三景のひとつとして、東北地方随一の観光名所である松島。
リアス式の美しい海岸線と、大小260もの島々からなる景勝地です。
「西行戻しの松公園」の展望台や「松島四大観」とよばれる昔からの修景スポットから眺める松島湾はまさに絶景です。
陸上からだけではなく、クルーズ船も就航しており、海からの絶景も堪能することができます。
平成23年(2011年)に発生した東日本大震災により被災しましたが、このエリアは軽微な被害で済みました。
松島湾の島々が津波の緩衝材となって勢力を弱めたとされています。
古くは坂上田村麻呂や西行法師、松尾芭蕉も絶賛した松島の絶景スポット。
現代人である私達も堪能したいものです。
名称 : 日本三景・松島
住所 : 宮城県宮城郡松島町
マップ: Googleマップ
アクセス :
(1)仙石線松島海岸駅から徒歩で5分
(2)三陸自動車道松島海岸ICから車で10分
(3)マリンゲート塩釜から船で50分(遊覧船)
※合わせて読みたい: 日本三景にも選ばれる景勝地!宮城県の松島観光おすすめスポット6選!
山寺として知られている山形県の名刹は、正式には「宝珠山立石寺」です。
平安時代の貞観2年(860年)に創建された由緒ある寺なのです。
この寺は「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ芭蕉の句でも知られています。
寺の名物は1,015段もある石段。
登っていくのは大変ですが、頑張って登り切った先には、ご褒美の絶景が待っています。
眼下に見下ろす風景は神々しいまでに美しい・・・。
紅葉の時期がベストですが、新緑の時期も雪化粧した冬の時期も趣があっておすすめです。
名称 : 宝珠山立石寺
住所 : 山形県山形市山寺4456-1
マップ: Googleマップ
アクセス : JR仙山線山寺駅より徒歩7分
電話番号 : 023-695-2843
営業時間 :8:00~17:00
料金 : 大人 300円 中学生 200円 小学生以下 100円
福島県裏磐梯にある五色沼は、正式には「五色沼湖沼群」とよばれ、大小30余りの小湖沼から構成されています。
この湖沼群の特徴は、青や緑など様々な色の湖沼を楽しめること。
全長3.6キロ、所要時間1時間ちょっとの五色沼自然散策路上には、毘沙門沼、瑠璃沼、弁天沼など個性豊かな湖沼群が点在します。
どの湖沼も個性的で神秘的、周囲の自然環境に溶け込んで見事なまでの絶景を満喫できるのです。
五色沼がこのような色をしているのは、磐梯山の火山口から流入する酸性の水質にあります。
水質がそれぞれの沼にある酸化鉄、アルミニウム、珪酸などと融合して複雑な色合いをみせてくれるのです。
代表的な湖沼の特徴を挙げておきましょう。
毘沙門沼:一番大きな沼で、コバルトブルーの水面が広がります。
赤沼:周囲の草木が赤い鉄さび色をしており、緑色の水面が特徴です。
みどろ沼:3色の水面を持つといわれ、水草や水深の違いが表れています。
青沼:最も青白色に光っている沼です。
(※写真は上から、毘沙門沼、赤沼、みどろ沼、青沼の順)
まさに神秘的な絶景に触れることができる貴重なスポットなのです。
名称 : 五色沼湖沼群
住所 : 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字湯平山
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アクセス :
猪苗代駅から磐梯東部バスで「裏磐梯」まで30分
磐越自動車道・猪苗代磐梯高原ICより約25分
愛唱歌「夏の思い出」でも有名な尾瀬。
尾瀬は広域には、群馬県だけでなく福島県・新潟県・栃木県にまたがる高原であり「尾瀬国立公園」を構成しています。
そのなかでも、一大湿原地帯のある「尾瀬ヶ原」を一般的に尾瀬とよぶことが多いようです。
尾瀬ヶ原は火山の噴出物によって形成された「火山性高層湿原地帯」で本州最大の面積(760ヘクタール)の湿原地帯です。
標高1,000メートルを超える山岳地帯にあり、寒冷な気候の場所のため、訪れる際には防寒対策が必要になってきます。
8月の真夏の頃でも朝晩の気温は10℃前後とかなり肌寒いです。
尾瀬ヶ原の観光シーズンは5月中旬から9月下旬となります。
尾瀬の象徴である「水芭蕉」5月下旬から6月上旬が見ごろです。
水芭蕉の季節が終わり、ニッコウキスゲが8月に最盛期を終えると尾瀬の短い夏も終わります。
湿原に水芭蕉が咲く時期が一番のベストシーズンであり、絶景を最高潮に満喫できるのです。
名称 : 尾瀬ヶ原(尾瀬国立公園内)
住所 : 群馬県利根郡片品村大字戸倉
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アクセス : 沼田駅から関越交通バス「大清水」まで120分
「日光を見ずして結構と言うなかれ」という諺があるように、国内屈指の大観光地である日光。
中禅寺湖などの雄大な自然景観と、歴史的建造物に恵まれ多くの観光客で賑わいます。
また、日光東照宮、二荒山神社、輪王寺は、「日光の社寺」としてユネスコ世界遺産に指定されています。
華厳の滝は、そんな日光を代表する観光スポットのひとつです。
中禅寺湖の水が、高さ90メートルの絶壁を落下する姿は壮大で大迫力があります。
滝の正面の観爆台までエレベーターが通じており、そこから眺める滝つぼの、豪快な水しぶきを堪能できます。
周囲の自然と見事に調和した滝は、まさに絶景そのものです。
名称 : 華厳の滝
住所 : 栃木県日光市中宮祠
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アクセス : JR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉行き乗車約40分、「中禅寺温泉」バス停下車徒歩約5分
電話番号 :0288-55-0030
営業時間 :
3月-11月 8:00~17:00
12月-2月 9:00~16:30
※ただし、季節・気象状況により時間変更あり。
料金 : エレベーター往復 大人550円、小学生330円
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茨城県の中心・水戸市からも近く、県中部の一大観光地・大洗町に隣接するひたちなか市。
市内には「那珂湊おさかな市場」があり、新鮮な海の幸を驚くほど安い値段で購入・食事をすることができます。
そのひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」は200ヘクタールの広大な敷地を持つ公園です。
構内には遊園地もあり、一日中遊んでも足りないほどです。
この公園内にある「みはらしの丘」は頂上から太平洋が見渡せる絶好のビューポイントです。
そのみはらしの丘全体が、4月下旬から5月上旬にかけて薄青色の絨毯に染まります。
ネモフィラ~北米原産の一年草で、ベビーブルーアイズ(赤ちゃんの目)ともよばれ、青く可憐な花を咲かせます。
ネモフィラで丘全体が薄青色に染まる光景はまさに絶景、外国人観光客にも人気の絶景スポットなのです。
シーズン中は大変に混雑し、早朝で駐車場は満車になってしまいます。
平日か、週末やゴールデンウィーク中はかなり早い時間に現地に到着しておく必要があります。
みはらしの丘は、秋口にはコキア(ホウキグサ)で赤一色に染まり、これもまた絶景です。
名称 : 国営ひたち海浜公園
住所 : 茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
マップ: Googleマップ
アクセス :
常磐自動車道・北関東自動車道経由、常陸那珂有料道路ひたち海浜公園ICより約1km
JR常磐線「勝田駅」よりバスで約15分
駐車場 4,350台
電話番号 : 029-265-9001
営業時間 : 9:30~17:00
料金 :
大人(15歳以上)410円
シルバー(65歳以上)210円
小人(小中学生)80円
幼児(6歳未満)無料
※合わせて読みたい
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巾着田(きんちゃくだ)は、埼玉県日高市にある、川に囲まれた平地です。
市内を流れる清流・高麗川(こまがわ)がこのあたりで、ほぼ円形に蛇行して形成されました。
その姿が巾着に似ていることから「巾着田」といわれています。
巾着田は直径500メートル、面積22ヘクタールの大きさがあります。
昔朝鮮からの渡来人が、この地を開墾したことが「高麗川」の由来であり、かつては水田地帯だったようです。
巾着田の圧巻ポイントは、日本一の彼岸花(曼珠沙華)。
毎年秋口には、彼岸花の赤一色の絨毯に染まります。
約500万本ともいわれる彼岸花が咲き乱れる光景は、まさに絶景です。
名称 : 巾着田
住所 : 埼玉県日高市大字高麗本郷125-2
マップ: Googleマップ
アクセス :
西武池袋線高麗(こま)駅下車徒歩約15分
JR川越線・八高線高麗川(こまがわ)駅下車徒歩約40分
電話番号 :042-982-0268(管理事務所)
定休日 : 年末年始(12月29日-1月3日)
営業時間 : 8:00~17:00
※合わせて読みたい: ここは異界の入り口!?曼珠沙華の絶景が見れる巾着田の見どころを徹底紹介!
今までほとんど存在が知られていなかった場所が、SNSによって一躍観光スポットになってしまう・・・。
これから紹介する「濃溝の滝」もインスタグラムに投稿されてから、絶景スポットとして注目され始めた場所です。
千葉県君津市にある濃溝の滝は、都心からでも1時間位で到着できる、好アクセスが魅力の絶景スポットです。
もともとは清水渓流広場という公園のなかに存在していて、この公園内には別に「亀の洞窟」や「幸運の鐘」といったスポットが存在します。
公園全体では遊歩道を歩いて15-20分で散策できるような規模の場所です。
濃溝の滝自体は小さな滝であり、滝のまわりの「洞窟」は人工的に造られたものです。
しかし、滝よりもこの洞窟の存在が絶景を形成する重要な役割を担っているのです。
それは洞窟内に差し込む太陽の加減によって、ハート型に見えることがあるというところ。
ハート型の光線と、澄み切った水の絶妙なコラボレーション・・・この滝が絶景スポットたる所以です。
滝へ続く遊歩道では、夏はホタル、秋は紅葉を楽しむこともできます。
「千葉の隠れた秘境」とか「ジブリの世界」とか評される濃溝の滝ですが、山道のためマムシが出没することがあるので注意が必要です。
名称 : 清水渓流広場内・濃溝の滝
住所 : 千葉県君津市笹1954-17
マップ: Googleマップ
アクセス : アクアラインから君津インター下車。房総スカイラインから県道24号線を鴨川方面へ向かい「濃溝温泉千寿の湯」付近
電話番号 : 0439-39-3113
※合わせて読みたい: SNSで話題の絶景スポット「濃溝の滝」と周辺の観光スポットを紹介
千葉県の内房地域・鋸南町と富津市の境に位置する鋸山は、正式名称「乾坤山」という標高329.4メートルの低山です。
この山は2つの異なる顔を持つ山なのです。
1つ目は、良質な石材を産出する採石場であるということ。
江戸時代から盛んに採石が行われたため、山肌が露出し切り立った険しい雰囲気が漂います。
この地で産出された石は、横浜の港湾設備や横須賀軍港に使用された
ほか、靖国神社や早稲田大学の建築にも使われたそうです。
長い年月の採石によって、山肌が鋸のようになってしまったため、通称「鋸山」になったといわれています。
2つ目は、この山全体が寺の境内になっていること。
鋸山の正式名称である「乾坤山は」寺の山号で、曹洞宗・乾坤山日本寺が管轄しているのです。
奈良時代の神亀2年(725年)に名僧・行基によって開山された名刹であり、山中には高さ31メートルの「日本寺大仏」をはじめ百尺観音、千五百羅鑑像などの仏教彫刻が存在します。
上記のようにユニークな顔を持つ鋸山ですが、最高クラスの絶景スポットはその名もズバリ・・・「地獄のぞき」。
山頂付近にある崖の先端にある展望台で、遠く富士山や伊豆大島までの素晴らしい景色が堪能できる反面、足元に目を向けると、恐怖のあまり足がすくんでしまうかもしれません。
天国と地獄を一度に味わえるから「地獄のぞき」、まるで空中から眺めているかのような展望は、まさに絶景です。
名称 : 鋸山(乾坤山・曹洞宗乾坤山日本寺)
住所 : 千葉県安房郡鋸南町元名
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アクセス :
JR内房線・浜金谷駅から徒歩10分
富津館山道路 富津・金谷ICから国道127号線を館山方向へ約5分。
山頂までは「鋸山ロープウェイ」あり
※合わせて読みたい: 日本百低山の鋸山を紹介!日本一の大仏と地獄のぞきが大人気
東京都に所属しなから、東京の都心から遥か1,000キロも離れている絶海の秘境・小笠原諸島。
現状は船でしか行くことができないうえ、1週間に1本の運行・・・しかも丸24時間の船旅・・・とても遠い場所です。
「東洋のガラパゴス」と称され、ユネスコ世界遺産にも指定された亜熱帯の美しい島々ですが、時間的にも金銭的にも気軽に旅行できる場所ではありません。
今回ご紹介する南島は、小笠原のゲートウェイ・父島から更にボートに乗り換えていく無人島です。
この島に上陸するには、東京都の自然観光ガイドが同行しなければなりませんので、個人での訪問はできません。
しかもガイド1人につき15人まで、一日あたりの訪問者上限は100人、しかも2時間までの滞在しか許されないのです。
許可された期間しか上陸できないうえ、上陸方法にも細かく規定があります。
一番多い方法はボートからの上陸ですが、船着き場はなく足場も悪いため、3メートルもある崖を登る必要があります。
こんな大変な思いをしなければ上陸することのできない南島は、「沈水カルスト地形」の島として国の天然記念物に指定されています。
「ドリーネ」というくぼ地や「ラピエ」という鋭くとがった岩が見られる特殊な地形なのです。
この島をぜひ訪れてみたい理由として、コバルトブルーの非常に美しくきれいな海と、どこまでも真っ白な砂浜・・・苦労してでもみたい絶景がそこにあります。
特に「扇池」は南島のシンボルであり、この一角の美しい風景はよく目にすることがあると思います。
アオウミガメの産卵場所であり、運が良ければウミガメの赤ちゃんに会えるかもしれません。
そして最もユニークな点として、化石が何事もなかったように散らばっていること。
「ヒロベソカタマイマイ」というカタツムリは、2000年位に絶滅してしまったらしいのですが、その化石が砂浜上にいっぱいあるのです。
秘境中の秘境・小笠原南島の絶景をぜひ直接見てくださいね。
名称 : 南島
住所 : 東京都小笠原村
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アクセス :
東京都竹芝桟橋から「おがさわら丸」にて父島・二見港まで24時間
父島からボート乗換
注意点 : 個人での訪問はできないので、ツアーに参加する必要あり
古都・ 鎌倉 の海岸エリア、広域の「湘南海岸」はサーフィンのメッカとして、またもデートスポットとしても有名です。
特に海岸道路・国道134号線は、抜群の景色が楽しめるドライブコースになっています。
稲村ケ崎は、相模湾に突き出した懸崖の岬です。
元弘3年(1333年)、鎌倉幕府を打倒するため挙兵した新田義貞は、この地から海を渡って攻め込みました。
幕府軍を攻めあぐんでいた義貞が、この岬にて海神に太刀を奉納したところ、一挙に波が引いたとの伝承が残っています。
また、映画『稲村ジェーン』の舞台としても有名です。
稲村ケ崎の絶景は、ここから望む海の風景にあります。
江の島越しに遠く聳える富士山は見事です。
夕暮れ時に、沈む太陽を鑑賞するのにも抜群のスポットです。
名称 : 稲村ケ崎
住所 : 神奈川県鎌倉市稲村ヶ埼1丁目
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アクセス : 江ノ電・稲村ヶ崎駅から徒歩で5分
関東でも有数の観光地であり、名湯でも知られる神奈川・ 箱根 。
古来から「天下の険」とよばれた交通の難所でもあり、関所や宿場町が置かれていました。
正月の大学駅伝でもお馴染みの場所です。
現在でも公共交通機関を利用して周遊しようとすると、何度も乗り換える必要のある、ちょっと不便な場所でもあります。
仙石原高原は箱根のなかでも、標高の高い場所にある草原です。
この場所を有名にしているのは、なんといっても秋のススキでしょう。
ススキの草原が非常に広範囲にわたって広がり、幻想的でさえあります。
背丈以上に伸びたススキの中に遊歩道も整備されていて、歩きながらそのスケールの大きさを実感します。
風靡く黄金色のススキの群集は、秋の箱根の風物詩、まさに絶景スポットです。
訪問する時間帯は、日中も美しいのですが、夕暮れ時の光景は絶景に値します。
名称 : 仙石原高原
住所 : 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
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アクセス : 小田原駅からバスで50分(「湖尻桃源台」行)
日本海の荒波に砕かれる険しい岩肌、殺伐とした印象がありながらも神々しい・・・東尋坊は福井県坂井市にある名勝です。
岸壁の高さは高いところで25メートル以上に達し、岸壁の足場から見る日本海の荒々しさは、まさに絶景です。
完璧の岩には、その形状によってライオン岩、蝋燭岩、三段岩などの名前が付けられています。
岸壁は真ん中の入り江(大池)より大きく2つに分かれ、それぞれ遊歩道が設置されています。
遊歩道から岸壁に移動できますが、恐怖にあまり足がすくむかもしれません。
また遊覧船もあり、海上からも見学することができます。
東尋坊の名前は、昔この近くの寺にいた悪僧の名前に由来するといわれています。
東尋坊は怪力で村人に悪の限りを尽くしたため、酔っている時にこの崖から突き落とされたか。
波と風の不気味な音は東尋坊の怨霊に聞こえなくもないかもしれないです。
東尋坊までの途中は土産屋がずらりと並び、多くの観光客で賑わっています。
不気味な絶景スポットだと期待した人には、ちょっと物足りないかもしれません。
名称 : 東尋坊
住所 : 福井県坂井市三国町安島
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アクセス :
えちぜん鉄道三国駅から京福バス東尋坊行きで10分、終点下車
JR芦原温泉駅から東尋坊行きバスで30分
北陸自動車道金津ICから車で25分
電話番号 : 0776-82-5515(坂井市三国観光協会)
黒部峡谷は、黒部川の中上流に、切り立った深いV字峡を形成する大峡谷です。
古来から人を寄せ付けなかった厳しい自然環境であり、今でも踏み込むのが困難な、断崖絶壁の世界が広がる秘境なのです。
また、渓谷流域の平均斜度は36度と非常に勾配が強く、川は水量が多く流れも急です。
付近一帯が豪雪地帯であることも、この地を訪問することを妨げていています。
そんな黒部峡谷の景観の一部をダイジェストに堪能できるのが「黒部峡谷鉄道」です。
温泉地・宇奈月から欅平までの走行距離20.1キロ、多くの鉄橋やトンネルを抜けながら、黒部の大自然に触れることができます。
この電車の最大の魅力は、車両に窓がないトロッコ電車~真夏でもひんやりするほどの爽やかな風を肌で感じることができるのです。
また、沿線には「猿飛峡」や「人喰岩」など景勝地がたくさんあり、スリルと驚きの連続です。
電車で移動しながら絶景を鑑賞できるばかりでなく、途中下車して、じっくりと鑑賞してみるのも楽しいかもしれません。
名称 : 黒部峡谷鉄道
住所 : 富山県黒部市黒部峡谷口11
マップ: Googleマップ
アクセス : 富山地方鉄道「宇奈月温泉駅」下車 徒歩5分で宇奈月駅
電話番号 : 0765-62-1011 (黒部峡谷鉄道・営業センター)
定休日 : 12-4月不通(積雪量により変動)
営業時間 :
宇奈月始発7:32~終発15:40
(11月16日-30日は始発7:57~終発14:56)
料金 : 大人3,420円、小学生1,720円 (往復)
白米千枚田(しろよねせんまいだ)は、奥能登・輪島市白米町にある棚田です。
日本海に面しており、小さな田んぼが重なって段々と海岸まで続く絶景は、国指定の文化財名勝にも指定されています。
水面一面あたりの面積は約18平方メートルと狭く、約4ヘクタールの範囲に1,004枚の棚田を展開しています。
狭いため耕運機が使えず、ここでの農作業は全て手作業で行っているのです。
2011年には、日本ではじめて世界農業遺産に認定されています。
冬季には大規模なイルミネーション「あぜのきらめき」が開催され、幻想的な雰囲気を楽しめます。
今や奥能登を代表する絶景スポットなのです。
名称 : 白米千枚田
住所 : 石川県輪島市白米町
マップ: Googleマップ
アクセス :
(1)道の駅輪島ふらっと訪夢から車で20分
(2)道の駅輪島ふらっと訪夢からバスで20分(路線バス町野線乗車、バス停「白米千枚田」下車)
新潟県糸魚川市にある「親不知・子不知」は、日本海に面した断崖絶壁です。
北アルプス・飛騨山脈が急激に海に向かって落ち込んでいて、海岸線はほんのわずかしかありません。
おまけに崖の高さは300~400メートルもあります。
昔の人は、命懸けで往来したといわれる「天下の嶮」で、交通の難所として有名な場所でした。
通称「親不知・子不知」とよばれていますが、正式には親不知駅を起点として西側が「親不知」、東側が「子不知」です。
その合計した海岸線は約15キロほどあります。
名前の由来には諸説ありますが、断崖と波が激しいために、親子であってもお互い顧みる余裕がなかったためといわれております。
かつての交通の難所も、現在では鉄道・道路が整備されてアクセスが飛躍的に向上しました。
遊歩道や展望台も設置され、展望台から日本海の荒波を一望でき、晴れた日には遥か能登半島まで臨める絶景スポットとなっております。
名称 : 親不知・子不知
住所 : 新潟県西頸城郡青海町大字市振
マップ: Googleマップ
アクセス :
車:北陸道親不知ICよりR8経由糸魚川方面へ10分 (無料駐車場あり)
電車:JR北陸本線親不知駅より徒歩30分
今回ご紹介する絶景スポットは、今までとは趣が異なります。
長野県南部に位置する阿智村には、村内に絶景スポットといわれるような観光名所は存在しません。
それでは、なぜこの村が絶景スポットなのでしょうか?
実は日本一星空のきれいな場所なのです。
平成18年(2006年)にこの地で撮影された星空写真が、環境省主催の「全国星空継続観察」で全国1番になったのです。
以来日本一の星空を謳い文句に村おこし運動を展開しています。
その名も「スタービレッジ阿智」。
富士見高原ロープウェイ「ヘブンスそのはら」では、全長2,500メートル、高低差600メートル、所要時間約15分のゴンドラによって、標高1,400メートル地点の星空絶景スポットまで行くことができます。
町の灯りに邪魔されることなく、日本一の星空を満喫してみませんか?
名称 : 富士見台高原ロープウェイ・ヘブンスそのはら
住所 : 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
マップ: Googleマップ
アクセス : 中央道飯田山本ICより国道153-256線経由
電話番号 : 0265-44-2311
営業時間 :
ナイトツアー 18:30~20:30
4月中旬-10月中旬(除外期間あり・詳細HPにて)
料金 : ゴンドラ料金 大人往復 2,200円 小中生 1,000円
岐阜県北部の飛騨地方に位置する白川郷は、古きよき日本の原風景を思わせる集落です。
豪雪地帯であり、交通の便も悪かったため秘境のような場所でしたが、平成7年(1995年)にユネスコ世界遺産に登録されてから一大観光地となりました。
現在では年間140万人の観光客が訪れる人気観光スポットです。
白川郷の一番の見どころは、合掌造りの家屋ということになります。
茅葺の角度が急な切妻屋根の特徴を持ち、これは屋根に積もった雪を落としやすい構造で、豪雪地帯ならではの知恵です。
なお合掌造り集落のほとんどが、江戸時代後期から明治時代にかけて造られたものです。
かつては白川郷や富山の五箇山周辺などで、一般的に見られた建築様式でしたが、ダムの建設や人工流出などの影響もあり激減してしまいました。
そこで残された集落を保存していく運動が活発となり、結果として「世界遺産」登録にまでつながったのです。
現在白川郷エリアで、約100棟の合掌造り集落が現存しています。
この集落を見るためのビューポイントは「萩町城跡展望台」、ここからの眺めは白川郷の集落を一望できる絶景スポットです。
また、白川郷の特徴として、合掌造り集落には旅館や土産屋になっている場所もありますが、一般の民家も多く存在するということ。
住民の生活の妨げになることなく、マナーを守りながら絶景を堪能したいものです。
名称 : 白川郷
住所 : 岐阜県大野郡白川村荻町
マップ: Googleマップ
アクセス :
(1)高山駅からバスで50分(JR高山駅横、高山濃飛バスセンター発白川郷行き約50分、「白川郷」下車。)
「白川郷」バス停から徒歩で5分(「白川郷」停留所より徒歩5分。)
(2)白川郷ICから車で5分(東海北陸自動車道白川郷ICより国道156経由約5分。)
(3)荘川ICから車で40分(東海北陸自動車道荘川ICより国道156号経由約40分。)
注意点 : 私有地のためマナー厳守。
※合わせて読みたい: 合掌の里・日本の原風景、白川郷の見どころとは?周辺の観光スポットや郷土料理のおすすめグルメも
最近はSNSの配信によって、それまで知られることのなかった絶景スポットが注目を浴びるようになりました。
既にご紹介した北海道の「青い池」や千葉県の「濃溝の滝」は典型的な例です。
これからご紹介する「モネの池」も「青い池」同様に固有の名前がないところです。
なぜなら、普通の神社にある貯水池なのですから・・・。
それが今や休日には3000人近くの観光客が押し寄せる、絶景スポットの仲間入りを果たしているのです。
場所は岐阜県関市にある根道神社の境内。
もともとは近くの高加山の伏流水を利用した灌漑用として、1980年代頃に整備された貯水池でした。
雑草が生い茂っている状態だったのですが、見かねた地元の花苗業者の方が除草して睡蓮を植えたのです。
更にコイが持ち込まれて現在の形になりました。
その偶然の産物が、フランス印象派の巨匠クロード・モネ(1840-1926)の「睡蓮連作群」に似ていたことから、「モネの池」とよばれるようになったのです。
池の大きさはテニスコート程度。
透明度に優れ、日差しや池の水量によって水の色も変化するために、その美しさはまるで絵画の世界に入ったよう・・・。
偶然から誕生した絶景スポットです。
名称 : 根道神社内ため池(モネの池)
住所 : 岐阜県関市板取下根道下448番地(根道神社内)
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アクセス :
◇電車:JR岐阜駅からバス岐阜板取線の洞戸栗原車庫(70分)⇒ 板取ふれあいバス三洞行乗換「あじさい園」下車
◇マイカー:東海環状自動車道「関広見」IC下車
カーナビ設定で「岐阜県関市板取396番地」設定
電話番号 : 0581-57-2111(関市観光協会板取支部)
営業時間 : 散策自由
※合わせて読みたい: インスタ映えすると話題!岐阜「モネの池」の見どころや周辺の観光スポットを紹介
静岡県島田市の新金谷駅から川根本町の千頭駅までを結ぶ「大井川鐡道」。
SLに乗ることのできる鉄道として有名です。
その終点・千頭駅からバスに乗り継いで40分・・・南アルプス最南端の秘境・寸又峡に到着します。
寸又峡は大自然に囲まれた渓谷で、天然記念物のニホンカモシカをはじめ、多くの野生動物が生息している場所でもあります。
寸又峡温泉のある旅館や土産店の集落を過ぎると、約90分のプロムナードが続いています。
新緑の季節も心地よいですが、紅葉の時期に訪問するのが特におすすめです。
最大の絶景スポットは「夢の吊り橋」。
長さ90メートル、高さ8メートルの吊り橋は、一回で10人しか渡ることができません。
この吊り橋は、トリップアドバイザーの「世界の徒歩吊り橋10選」にも選ばれているのです。
眼下に広がるエメラルドグリーンの湖水は美しく、吊り橋を渡るスリルのなかでの見る周囲の山々の景色も絶景です。
吊り橋の上で、絶景を撮影しようとしてカメラやスマホを落とす人が続出しているそうなので、注意が必要です。
ちなみにどうしても吊り橋を渡る勇気がない人には、「飛龍橋」を経由する道をあるので安心してください。
こちらからの展望も絶景です。
名称 : 寸又峡
住所 : 静岡県榛原郡川根本町千頭
マップ: Googleマップ
アクセス : 大井川鉄道・千頭駅からバスで40分
日本のシンボルであり、国内最高峰でもある富士山。
いにしえより、その美しい光景は人々に愛され、文学や芸術などの題材にされると同時に、信仰の対象にもなってきました。
千円札紙幣の裏にも、本栖湖から眺めた「逆さ富士」が印刷されています。
富士山は山梨県と静岡県に跨って存在している山です。
しかし、8合目より山頂にかけては「富士山本宮浅間大社」の私有地となっており、静岡県富士宮市の領域になっています。
現在富士山は、20都道府県から見ることができます。
ちなみに富士山が見える国内の場所で一番遠いところは和歌山県の那智勝浦とされていて、山頂から322.9メートル離れています。
すると最も近くにある山梨・静岡両県では晴れた日であれば、いつでも拝めることができそうなのですが、そうではないのです。
天気の日に富士山のすぐそばにいても、少し雲がかかっているだけでも見えないことが多いのです。
富士山の絶景は、見る場所や季節、時間などによって様々に変化して、それぞれ名前がつけられています。
● 赤富士 :夏の朝、露出した山肌が朝焼けにより赤くなった姿。
● 紅富士 :雪化粧した富士山が朝日や夕日で紅色に染まる姿。
● ダイヤモンド富士 :太陽が昇った時又は沈む時、太陽が富士山の頂上と重なり、山頂付近がダイヤモンドのように見える現象。
● 逆さ富士 :波立ちが少ない水面に映る逆さの富士山の光景。
富士五湖エリアでは、上記の絶景を鑑賞できる機会が多い、絶景スポットとなっている場所が多く存在します。
なかでも、ダイヤモンド富士は年に2回しか鑑賞する機会がなく、気象条件が厳しためになかなか見ることができません。
今回は数ある富士山の絶景スポットの中から、特に河口湖の湖畔を取り上げたいと思います。
湖畔にある「大石公園」では6月下旬から7月中旬までラベンダーが咲き乱れ、一面の紫色の先から眺める富士は絶景です。
また、4月の桜の季節も美しいのですが、11月の紅葉まつりの時期の「もみじ回廊」から眺める富士山の絶景は、絶対におすすめしたいスポットです。
名称 : 河口湖
住所 :山梨県南都留郡富士河口湖町
マップ: Googleマップ
アクセス : 河口湖駅からバスで10分
※合わせて読みたい
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・ 世界遺産・富士山の登山ルート解説と、おすすめ絶景スポット8選!
豊田市足助町にある香嵐は、東海地方随一の紅葉の名所として知られています。
この紅葉は、江戸時代の寛永11年(1634年)に当地香積寺の住職・三栄和尚が、巴川から寺の境内にかけて楓や杉の木を植えたのがはじまりとされています。
現在、楓だけでも11種類あり、約4,000本の様々な種類の楓が織りなす姿は、まさに圧巻です。
特に「香嵐橋」とよばれる吊り橋や、香嵐渓のシンボル「待月橋」から眺める紅葉は絶景スポットです。
11月の「もみじまつり」の期間中はライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
香嵐渓は紅葉のシーズンだけでなく、四季を通じて楽しむことができます。
特に春先のカタクリの花の咲く頃は、秋とは違った姿を見せてくれます。
名称 : 香嵐渓
住所 : 愛知県豊田市足助町
マップ: Googleマップ
アクセス :
(1)東岡崎駅からバスで70分(香嵐渓下車)
(2)猿投駅からバスで40分(香嵐渓下車)
(3)名古屋ICから車で70分
(4)豊田勘八ICから車で20分
伊勢神宮のお膝元・三重県伊勢市にもうひとつのパワースポットが存在します。
海上から拝める、しめ縄で結ばれた大小ふたつの岩・・・夫婦岩です。
よく見ると大きな岩の方には鳥居があり、畏れ多いほどの神々しさを感じます。
この夫婦岩のある海域は、「二見興玉神社」の境内になっているのです。
二見興玉神社は猿田彦大神を祀っている神社で、この夫婦岩を鑑賞できる海岸沿いの道が参道になっています。
猿田彦大神とは、天孫降臨の際に瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を道案内したとされる神様です。
神様の使いはカエルとされ、神社の境内には「無事帰る」を祈願したカエル像がたくさん存在します。
二見興玉神社のご神体は、夫婦岩の沖合700メートルの海中に沈んでいる「興玉神石」です。
猿田彦大神の化身とされる巨大な石でしたが、江戸時代の宝暦年間にあった地震によって海中に沈んでしまったのです。
1960年のチリ大地震の津波の際に、一時的に姿を現したときの大きさは東西216メートル×南北108メートルもあったといわれています。
夫婦岩は、この興玉神石を拝むための鳥居の役目を果たしているとされています。
このしめ縄は毎年5・9月の5日と12月中旬頃に張り替え神事が行われています。
夫婦岩を鑑賞するには、日の出の頃が一番の絶景でしょう。
伊勢の地で、天照大神の化身である朝日が夫婦岩の間から上ってくる光景は、神話の世界に入ったかのような幻想的な雰囲気に包まれます。
名称 : 夫婦岩
住所 :
マップ: Googleマップ
三重県伊勢市二見町江(夫婦岩)
三重県伊勢市二見町江575(二見興石神社)
アクセス : 二見浦駅から徒歩で15分
電話番号 : 0596-43-2020(二見興石神社)
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日本最大の面積と貯水量を誇る琵琶湖は、滋賀県のシンボルであり同県の面積の1/6を占めます。
総面積は約670キロメートルと、第2位の茨城県・霞ケ浦(168キロメートル)を4倍近く引き離しています。
これだけ大きいと、場所によっては湖畔にいるというより海岸にいるような感覚を覚えます。
琵琶湖は滋賀県を最も代表する観光スポットです。
滋賀県に旅行するなら、琵琶湖を鑑賞しないで帰ることなどできないでしょう。
広大な琵琶湖を鑑賞する絶景スポットは正直たくさんあり、琵琶湖を一望できる「琵琶湖テラス」はSNSでも話題になりました。
また、海津大崎の岩礁など「琵琶湖八景」とよばれるスポットは、定番になっているように素晴らしい風景を鑑賞できます。
島に浮かぶ竹生島を臨んだ夕日も光景も絶景として、琵琶湖観光の象徴的な構図になっています。
その数ある琵琶湖の絶景スポットのなかで、特に幻想的でおすすめしたいのは、湖上に浮かぶ白鬚神社の鳥居です。
安芸の宮島にある厳島神社を彷彿させますが、この神社は非常に由緒正しき神社なのです。
「近江の厳島」ともいわれる白鬚神社は、創建はなんと1900年前、第11代天皇・垂仁天皇の時代にまで遡ります。
祀っている神様は「猿田彦大神」・・・夫婦岩のご紹介のときに触れた瓊瓊杵尊を地界に導いた神様です。
しかも全国にある白鬚神社の総本社でもあるのです。
一番のご利益は名前の「白ひげ」のとおり延命長寿、ほかにも人生の全てをよい方向に導いてくれるパワースポットです。
日中の眺めも素晴らしいのですが、特に夕暮れ時の鳥居のシルエットはとても幻想的・・・。
週末にはライトアップし、違う角度からの絶景も楽しめるのです。
名称 :白鬚神社
住所 : 滋賀県高島市鵜川215
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アクセス :
(1)名神高速道路「京都東IC」から湖西道路・国道161号線経由約50分
(2)JR湖西線「近江高島駅」から徒歩約40分・タクシー約5分
電話番号 : 0740-36-1555
定休日 : なし
営業時間 : 社務所9:00~17:00
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絶景スポットの定番「日本三景」のうち、2番目にご紹介するのは「天橋立」・・・日本海に面した京都府宮津市にあります。
天橋立とは、全長3.6メートルの砂州(砂嘴でできた砂浜)であり、宮津湾と阿蘇海を南北に隔てて存在しています。
幅は20~170メートルと変化に富み、約8000本もの松の木が植えられているのです。
その形があたかも「天に架かる橋」のように見えたことから天橋立と名付けられたとされております。
京都府では、世界的観光地である京都市に次ぐ観光客を集めています。
~大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天橋立~
百人一首のなかで、小式部内侍が詠んだ歌でも有名なように、この地は古来から景勝地として知られた存在でした。
また雪舟が描いた「天橋立図」は国宝に指定されており、昔から人々を魅了してきたことが伺われます。
さて、そんな天橋立の全貌を鑑賞できる絶景スポットは主に2つあります。
(1)傘松公園展望台
こちらの展望台から見た姿は斜め一文字といわれます。
「股のぞき」をすると天地が逆さになって、まさに天に架かるような絶景を楽しめます。
(2)天橋立ビューランド展望台
こちらの展望台から眺める天橋立は、天に昇る龍のように見える「飛龍観」と言われます。
天橋立は海水浴やサイクリングのほか、ウォーキングも楽しむことができます。
歩いて渡った場合片道50分、自転車では20分程度です。
名称 : 天橋立
住所 : 京都府宮津市文珠天橋立公園
マップ: Googleマップ
アクセス : 京都丹後鉄道 天橋立駅から徒歩
電話番号 : 0772-22-8030(天橋立駅観光所)
営業時間 : 散策自由
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鳥居が延々と続く赤いトンネルは、外国人にはよほどクールに映るのでしょう。
トリップアドバイザーが選ぶ「外国人に人気の日本観光スポット」で4年連続のトップを保っているのが、この「伏見稲荷大社」です。
伏見稲荷大社は、全国におよそ3万あるといわれる稲荷神社の総本社です。
初詣の参拝客は関西地方で最多、全国で4番目という実績を持っています。
主祭神は宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)で、元来は五穀豊穣を願う神様でしたが、今は商売繁盛・家内安全など様々なご利益があるといわれます。
創建は奈良時代初期と古い歴史をもった神社です。
さて、話題の鳥居のトンネル~「千本鳥居」ですが、実際には千本どころか1万基以上あるそうで、今も増え続けています。
鳥居がある周辺は、神様の降臨する山の入り口だとされ、現生から神の世界へ続く門として鳥居が造られたのがはじまりとされています。
鳥居を造って奉納すると願いが叶うという言い伝えにより、江戸時代あたりから造られ始め現在に至っています。
この鳥居、希望すれば今でも奉納することができるのです。
伏見稲荷大社のHPによると、一番小さな5号鳥居(15センチ位)で17万5000円、最大の10号サイズでは130万円~だそうです。
鳥居が1万基近くも連なる絶景を見たら、外国人のみならず、我々日本人も感動すること間違いないでしょう。
名称 : 伏見稲荷大社
住所 : 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
マップ: Googleマップ
アクセス :
(1)JR奈良線稲荷駅から徒歩すぐで
(2)京阪電鉄京阪本線伏見稲荷駅から徒歩で5分
(3)市バス伏見稲荷大社前から徒歩で1分
電話番号 : 075-641-7331
営業時間 : 終日参拝可能
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「天空の城」や「日本のマチュピチュ」と称される 竹田城跡 は、雲海に包まれた偉容で有名な絶景スポットです。
標高353メートルの虎臥山の山頂に築かれた竹田城は、今や石垣を残すのみですが、その石垣は400年近く前の状態を保っています。
縄張りは南北約400メートル、東西約100メートルで天守台や二の丸跡などの配置がはっきりと残っています。
その規模は現存する山城としては、最大級の大きさを誇っているのです。
竹田城の築城については不明な点が多いのですが、室町時代に山名宗全(1404-1473)によって13年の歳月をかけて建造されたともいわれております。
山名宗全といえば、応仁の乱の際には一方の総大将だったことで有名な武将です。
その後の戦国時代には羽柴秀吉と毛利家との争いの場になり、一時秀吉の弟・羽柴秀長が城主代になっていた時期があります。
関ケ原の合戦で当時の城主・赤松広秀が西軍に味方して滅亡、竹田城は廃城になったのです。
現在の竹田城は、この赤松広秀の時代に完成したものです。
竹田城のある兵庫県朝来市周辺・丹波地方では晩秋のよく晴れた早朝に朝霧が発生することが多く、この丹波地方の風物詩となっています。
雲海を期待するなら、9月下旬から11月の日の出前か午前8時頃までが一番狙い目です。
風が無風に近い、朝と日中の気温差が大きい、丹波地方に濃霧注意報が出ていることも重要な要素です。
前日に雨が降った後、翌日晴れた日には雲海が発生しやすいようですので、参考にしてみてください。
雲海は城跡でも鑑賞できますが、近くの朝来山(756メートル)中腹に位置する「立雲峡」展望台からは、竹田城跡全体の絶景を満喫できます。
名称 : 竹田城跡
住所 : 兵庫県朝来市和田山町竹田
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アクセス : JR竹田駅から登山道経由で徒歩40-60分、または天空バス(20分)で中腹駐車場まで行き徒歩20分
営業時間 :
時期により異なる(詳細HP参照)
雲海シーズン(9月1日-11月30日 4:00-17:00)
料金 : 大人(高校生以上) 500円
※合わせて読みたい: 竹田城の雲海に感動。日本のマチュピチュの素晴らしさを体感してみよう!
お次は一風変わった絶景観光地として、大阪の中心的な繁華街「道頓堀」をご紹介します。
本記事のテーマである絶景とは少しズレてしまうかもかも知れませんが、写真・風景好きなら是非訪れて欲しい必見スポットになります。
誰もが知る「くいだおれ」の街・大阪。
その大阪のイメージを濃厚に凝縮した観光スポットが「道頓堀」です。
「かに道楽」のかに、「づぼらや」のふぐなど派手な看板が並ぶ光景は誰でも一度はご覧になったことがあると思います。
あえて町に美観を求めようとしない、雑多な寄せ集めが、不思議と調和して人々の心を掴んで離しません。
道頓堀の名称は、江戸時代の慶長17年(1612年)に私財をなげうって川を開削した豪商・安井道頓の名前に由来します。
道頓は大阪の陣で豊臣家に味方して討死してしまいますが、のちに大坂城主になった松平忠明が道頓を追悼して、この名前をつけたとされます。
やがて芝居の街として栄えるようになり、食い倒れの街として大阪有数の繁華街となったのです。
道頓堀は昼夜問わず、また一年中楽しめる場所です。
コテコテの大阪が凝縮した街・・・観光客がカメラを離さない人気スポット・道頓堀。
大阪を訪れたら、この街特有の濃い景色を満喫したいものです。
名称 : 道頓堀
住所 : 大阪府大阪市中央区道頓堀
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アクセス : 地下鉄御堂筋線・千日前線・四ツ橋線、近鉄、南海「難波駅」よりすぐ
「道頓堀」とは打って変わって、豊かな自然を心行くまで楽しむことが出来るのが「花博記念公園鶴見緑地」です。
戦時中、1941年に出された防空緑地計画※に由来する大阪四大緑地の一つになります。
約121.7ha もの広大な敷地を活かして1990年には「国際花と緑の博覧会(通称:花と緑の博覧会)」のメイン会場になったことでも有名です。
※1941年の防空法改正により指定された緑地のこと。空襲被害に対する避難場所や延焼を防ぐ防波堤として作られた。ちなみに大阪四大緑地残り三つは「服部公園」、「久宝寺緑地」、「大泉緑地」。
園内には様々な施設や遊具がありますが、フォトジェニックな絶景を楽しみたいのであれば園内北東部に位置する”山のエリア”がおすすめです。
写真は上から順に「日本庭園」、「国際庭園」、「風車の丘」のものですが、いずれもこの”山のエリア”に位置していますよ。
園内では他にも、世界中の珍しい植物が現地の気候に合わせて栽培されている「咲くやこの花館」や、約280品種、1400株ものバラを楽しむことの出来る「バラ園」などが写真撮影におすすめです。
広大な大芝生や公営のプールや温泉施設などもあるので、お休みの日には大変多くの家族連れで賑わいますよ。
大阪市内で主要駅からのアクセスも良く、梅田や難波から片道30分ほどで来ることが出来ます。
是非、大阪観光時には「鶴見緑地」を訪れて豊かな自然と絶景を楽しんでください。
名称 : 花博記念公園鶴見緑地
住所 : 大阪府大阪市鶴見区緑地公園2-163
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アクセス : 地下鉄長堀鶴見緑地線「鶴見緑地駅」すぐ
奈良県中南部・天川村には修験道の聖地・大峯山があります。
この山はユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する主要な要素となっている霊山です。
大峯山を源流とする山上川沿いに絶景スポット・みたらい渓谷があります。
関西で随一の美しさと称えられる「みたらい渓谷」は、エメラルドグリーンに輝く神秘的な淵で有名です。
大小様々な滝と巨岩を縫い底まで透けて見える清流はまさに絶景そのもの。
全長7キロの遊歩道が整備され、途中の吊り橋からは、ダイナミックな滝を真上からも鑑賞できるのです。
錦秋の紅葉をはじめ、オールシーズン景観を楽しめます。
名称 : 御手洗渓谷
住所 : 奈良県吉野郡天川村北角
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アクセス :
近鉄 下市口駅から奈良交通バス
洞川温泉行及び中庵住行バスで約1時間「天川川合」下車 徒歩40分
電話番号 : 0747-63-0999(天川村総合案内所)
本州最南端の町・和歌山県串本町は、紀伊山地を背景に美しい海岸線を抱く美しい町です。
その最南端に位置する潮岬は、眼下に雄大な太平洋を望める絶景スポットであると同時に、台風の通過点としても有名です。
かつてこの地で台風による悲劇があり、それがもとで強固な友好関係を築いている国があります。
明治22年(1890年)日本を表敬訪問して帰国途上だったトルコの軍艦「エルトゥールル号」が、台風により沈没して500名以上の犠牲者を出しました。
この時、串本の住民は献身的に救助活動を行い、生存者は無事帰国することができたのです。
「エルトゥールル号遭難事件」の救助活動については、トルコの教科書でも紹介されていて、現在まで続く同国の親日感情に繋がっているのです。
串本町には、この犠牲者の殉難将士慰霊碑やトルコ記念館があり、メルスィン市など複数の都市とも姉妹都市提携を結んでいるなど、トルコとの縁も深くなっています。
串本を訪れたら、ぜひ立ち寄っていただきたい絶景スポットがあります。
国の天然記念物にも指定されている景勝地・橋杭岩です。
串本から紀伊大島に向かって、約850メートルにもわたり、大小40余りの岩の柱が連続してそそり立っているのです。
その直線的な岩の並び方が、まるで橋の杭だけが立っているように見えるので、「橋杭岩」とよばれています。
奇岩群は、1500万年前の火成活動により形成され、その後の海の浸食作用によって岩の固い部分だけが残ったものです。
ところが、この橋杭岩の形成については伝承があります。
~昔、弘法大師と天邪鬼が串本から、沖合の紀伊大島まで一晩で橋を架ける賭けをしました。
弘法大師がほとんど橋を造りかけたところで、負けそうになった天邪鬼がニワトリの鳴き声をしたのです。
朝が来てしまったと勘違いした弘法大師が、賭けに負けたと思って、そのまま立ち去ってしまったそうです。
そのため未完成の橋の杭だけが残ったといわれております。~
橋杭岩は「日本の朝日100選」の認定を受けているように、岩越しに昇る朝日鑑賞は絶景です。
毎年10月下旬から11月上旬にかけてライトアップされ、幻想的な雰囲気を味わうことができます。
名称 :橋杭岩
住所 : 和歌山県東牟婁郡串本町橋杭
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アクセス : JR紀勢本線串本駅より古座方面へ徒歩20分、タクシー2分
日本三景のうち、最後にご紹介するのは「安芸の宮島」。
宮島のシンボルである「厳島神社」は、海上に浮かぶ大鳥居で有名な絶景スポットです。
このファンタジックな光景は外国人に好評なようで、トリップアドバイザーの「外国人に人気の観光地ランキング」で常にベスト5にランクインされています。
ユネスコ世界遺産の指定を受けている景勝地でもあります。
神社の歴史は古く、飛鳥時代の推古天皇元年(593年)の創建とされています。
祀っている神様は「宗像三女神」で、航海および交通安全にご利益があるといわれております。
全国に約500社ある厳島神社の総本社なのです。
社殿は現在、本殿・拝殿・回廊など6棟が国宝に、14棟が重要文化財に指定されています。
ほかにも平家が奉納した「平家納経」を所蔵しており、こちらも国宝に指定されているのです。
この神社を深く信仰したのが平清盛(1118-1181)で、社殿を大規模に造営して一門の氏神として崇敬しました。
そのため厳島神社には「平家納経」が奉納されているのです。
戦国時代の天文24年(1555年)厳島は戦場と化しました・・・有名な「厳島の合戦」です。
主君の大内義隆を殺害して実権を握った陶晴賢の前に、新興大名・毛利元就が立ちはだかります。
元就は、計略を用いて自軍の5倍以上ある陶軍を、厳島におびき寄せて奇襲攻撃をかけ、大勝利を収めたのです。
この勝利によって毛利家は大大名となる道筋を得ることができました。
戦のあと、毛利元就は神聖なる場所を穢してしまった責任から、血のしみ込んだ部分の土を削り、神社の全ての社殿を海水で清めたといわれます。
毛利元就は、厳島神社社殿の大修理を行い、現在の神社の基盤を造ったのです。
厳島神社の鳥居は高さ16.6メートル、総重量は約60トンもあります。
不思議なことに海底で固定されているわけではなく、置かれているだけなのです。
なぜ倒れないのでしょうか?
笠木(屋根の部分)が箱状になっていて、5トン近くの石が詰まっているのです。
この石が重しの役目を果たしています。
また、主柱に使用しているクスノキは、比重に強く腐りにくいことも重要なポイントです。
満潮時には海上に浮かび、干潮期には海面に優雅な逆さ鳥居を見せる厳島神社の鳥居は、先人の知恵が詰まった絶景スポットなのです。
名称 : 厳島神社
住所 : 広島県廿日市市宮島町1-1
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アクセス : 宮島口フェリー乗り場からフェリーにて約10分
電話番号 : 0829-44-2020
営業時間 : 6:30~18:00(終了時間は時期により異なる。)
料金 : 昇殿初穂料 大人 300円 高校生 200円 中小学生 100円
※合わせて読みたい: 厳島神社のほかにも魅力がたくさん!宮島のおすすめ観光スポット18選!グルメやお土産もご紹介
鳥取といわれて誰もが思い浮かべるものは、やはり砂丘でしょう。
鳥取砂丘は、南北2.4キロ、東西16キロの広さをもつ日本最大級の砂丘で、高低差は最大90メートルもあります。
10万年近くの歳月をかけて形成されたといわれております。
これだけ大きいと、砂丘にいるというよりもむしろ、砂漠の中にいるような錯覚を覚えます。
実際観光用のラクダに乗って疑似砂漠体験をすることもできます。
季節や時間帯によって様々な表情をみせる鳥取砂丘・・・。
鳥取砂丘ならではの見どころをご紹介します。
風紋は、砂漠などでよく見られる縞状の模様です。
風の作用によってつくられ、毎秒5~10メートルの風が吹く時が一番多く見られます。
足跡のない早朝や夕方の斜光を浴びる時間が最も美しいです。
砂の斜面に積もった砂が乾燥する過程で、雪崩のように流れてくる現象です。
茶色く湿った砂と、白く乾いた砂のコントラストは絶景です。
砂丘列とよばれる大きな砂の台地のなかで、一番の絶景は「馬の背」です。
高さは47メートルあり、陸側の斜面は32度の急斜面になっています。
この上から遠く眺める日本海の展望、真下に見る砂の壁は特に絶景です。
朝日や夕日を鑑賞する時間は特におすすめです。
名称 : 鳥取砂丘
住所 : 鳥取県鳥取市福部町湯山
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アクセス : JR鳥取駅より「鳥取砂丘(砂丘会館)」行終点下車(22分)
なぜこんな場所に寺があるの?どうやって造ったの?って疑問づくしの奇妙なお寺「三佛寺投入堂」。
その姿をご覧になっていただければわかると思いますが、山中の断崖絶壁に建てられているのです。
三佛寺は鳥取県三朝町の三徳山(標高900メートル)にある天台宗の寺院です。
飛鳥時代の慶雲3年(706年)に役小角が修験道の道場として開山したとされる由緒ある寺なのです。
この寺の奥の院である「投入堂」は、あまりにも険しい場所にあるため役小角が、建物ごと投げ入れたという伝承があるほどです。
他に類をみない建築物のため、国宝に指定されています。
投入堂の参拝は非常に困難を極め、まさに命懸け・・・過去10年で3名の方が亡くなっているそうです。
険しい山道を1時間、片道700メートルの距離ですが、その道が悪路の連続・・・道などないに等しいのです。
木の根元、ロープ、鎖を伝って、場合によっては滑る岩肌を四つん這いになって登らなければなりません。
落ちたら間違いなく大怪我、あるいは極楽浄土が待っております。
そのため1人での入山は禁止されており、靴や服装にもチェックが入ります。
苦行にすえ、ようやく到着する投入堂ですが、中に入ることはできません。
崖に垂直に建築されているため、どうしても入れないのです。
しかし、見上げる投入堂の見事さに、さすが国宝だと感動すること間違いありません。
三佛寺投入堂は、まさに命懸けの絶景スポットといえるでしょう。
名称 :三徳山三佛寺
住所 :鳥取県東伯郡三朝町三徳
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アクセス : JR倉吉駅からバス「上吉原」方面行40分、「三徳山寺前」下車
電話番号 : 0858-43-2666
営業時間 : 8:00~15:00(雨天・荒天・冬季積雪時等には拝観登山規制。)
料金 :
本堂参拝料 400円
投入堂入山料 200円
注意点 :
1名での入山不可
靴などのチェックあり
宍道湖と中海の2つの大きな湖に挟まれた、島根県の県庁所在地・松江は「水の都」とよばれています。
なかでも宍道湖は市の中心部に近く、松江市のシンボルになっています。
全国に夕日の美しい場所は数多く存在しますが、宍道湖の夕日の美しさは国内でも屈指でしょう。
湖水を黄金色に染め、時間が経つにつれて表情を変える夕景はまさに絶景といえます。
松江方面から見て、夕日の落ちる方向は神々の地・出雲であり、ますます神々しさを感じさせます。
宍道湖唯一の島である「嫁ケ島」と「袖師地蔵」は絶景に絶妙なアクセントを与えています。
そんな松江市内の夕日鑑賞スポットの中で特におすすめなのが、「宍道湖夕日スポット・とるぱ」です。
正面に嫁ケ島が見える湖沿いを歩ける歩道や、腰掛けて夕日を楽しむことが出来るテラスなどが整備された場所です。
道路の向こう側に整備された駐車場からは地下道が設置されており、より安全にスポットへ渡ることが出来ます。
かつて小泉八雲も絶賛した、宍道湖の夕景を堪能してみませんか?
名称 : 宍道湖夕日スポット・とるぱ
住所 : 島根県松江市袖師町5
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アクセス :
(1)嫁ヶ島バス停 (下車すぐ)
(2)松江玉造インターチェンジから車で約10分 駐車場 36台(無料)
鷲羽山は岡山県倉敷市にある標高133メートル、瀬戸内海に面した山です。
鷲が翼を広げているように見えることから「鷲羽山」と名付けられ、さらに山頂は文化人・徳富蘇峰の命名により「鍾秀峰(しょうしゅうほう)」ともよばれています。
この鍾秀峰の由来が「秀でた風景をこの峰に集める」というとおり、ここから眺める風景は素晴らしいです。
鷲羽山には3つの展望台があります。
第2展望台は、岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ「瀬戸大橋」のたもと付近にあり、海上部を約9.4キロで連なる全景を見渡すことができます。
さらに第1展望台や山頂展望台からは、瀬戸内海の50あまりの島々や瀬戸大橋の絶景を楽しむことができます。
特に夜景・夕景はおすすめで、それぞれ「夜景100選」「夕景100選」に選ばれている抜群のビュースポットです。
名称 : 鷲羽山
住所 :岡山県倉敷市下津井田之浦
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アクセス :
JR児島駅からバスで15分
瀬戸中央自動車道児島ICから約10分
海岸線をドライブするのは、とても心地よいものです。
ましてや非常に美しい海の上をひたすら走行できたとしたら、極上の贅沢を味わうことができることでしょう。
そんな場所が日本に、しかも本州に存在するのです。
山口県の角島は、日本海に面した「北長門海岸国定公園」内にある景勝地です。
ここが本当に日本海なの?って思うほど、コバルトブルーの海と真っ白な砂浜が魅力の島なのです。
日本海側では初めて設置された灯台もあり、展望台からは日本海の雄大な景色を堪能できます。
この灯台が点灯する夕暮れ時、日本海に沈む夕日の眺めは、まさに絶景です。
角島大橋は、この角島と本土側の海士ヶ瀬公園を結ぶ全長1780メートルの橋です。
無料で渡れる一般道路としては、国内2番目の長さ(1位は沖縄・古宇利橋)を誇ります。
平成12年(2000年)の開通により、それまで渡船が主流だった角島へのアクセスも大変便利になりました。
コバルトブルーの海に吸い込まれるように続く長い道路・・・このロケーションは本当に絶景であり、自動車のCMロケ地としても利用されています。
爽やかなドライブを楽しみながら、日本海の「南国」で過ごす休日は究極の贅沢といえるでしょう。
名称 : 角島大橋
住所 : 山口県下関市豊北町角島
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アクセス : 中国自動車道・下関ICまたは美弥ICより国道経由60分
絶景スポットのなかには、真近で見たらなんだかわからないけども、空の上など高い場所から見ることによって初めて全貌がわかるものが存在します。
例えば、南米 ペルー にあるナスカの地上絵などがその典型的な例です。
そんな不思議な場所が日本国内にも存在するのです。
香川県観音寺市の砂浜にある「銭型砂絵」は、江戸時代の銭貨・寛永通宝を模した巨大な砂絵です。
大きさは、東西122メートル、南北90メートル、周囲345メートルの楕円形の形をしています。
しかし、この砂絵がある琴弾公園の山頂から眺めると綺麗な円形に映るのです。
この砂絵を見た人は、一生お金に不自由しないといわれております。
砂絵がいつ造られたのか正確なことはわかっておりませんが、江戸時代に制作されたことは確かなようです。
藩主の領内巡視の際に、領民が一晩で造りあげたとの説もありますが、これも事実かどうかわかりません。
しかし長い間市民に愛され続け、保全されてきたことは間違いありません。
今でも毎年春と秋には「銭型化粧直し」が行われ、多くの市民や学生、地元企業の方々が総出で参加されています。
砂絵は日中に鑑賞しても充分楽しめますが、日没後から午後10時までライトアップされ幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
美景だけではなく、金運にもご利益のある、有り難い絶景スポットです。
名称 : 銭型砂絵「寛永通宝」
住所 : 香川県観音寺市有明町(琴弾公園内)
マップ: Googleマップ
アクセス :
高松道さぬき豊中ICよりR11、県道21経由、琴弾公園方面へ20分
JR観音寺駅からタクシーで5分(約2km)
注意点 : 銭型砂絵内は立ち入り禁止
標高1,982メートルを誇る四国山地の霊峰・石鎚山は西日本最高峰でもあります。
正確には、3つの山の総称であり、一番高い天狗岳(1,982m)、弥山(1,974m)、南尖峰(1,982m)から成り立っています。
この山は古来から山岳信仰の山、修験道の修行地として知られていました。
現在でも、この石鎚山をご神体とする石鎚神社が弥山山頂にあり、信仰の山であることを実感されられます。
この山に登るには登山口までロープウェイを利用してから、山頂を目指すコースが標準ですが、他にいくつかのルートがあります。
鎖場が4カ所設置されていて、その鎖を辿って断崖を登るコースは圧巻ですが、自信のない方にはう回路があるので安心です。
登山口から山頂までは、コースによっては約3時間程度の道のりになりますが、そそり立った山頂からの展望はまさに絶景、360度の大パノラマは満喫できます。
山頂まで登った達成感と眼下に広がる雲海・・・紅葉の季節は特におすすめです。
名称 : 石鎚山
住所 : 媛県上浮穴郡久万高原町若山
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アクセス :
1)松山駅からバスで170分(乗換が必要:JR四国バス→伊予鉄南予バス)土小屋から徒歩で150分
2)松山ICから車で105分 土小屋から徒歩で150分
四国を流れる大河・吉野川は本流だけで194キロ、支流を含めると四国4県すべてを流れている河です。
その吉野川の支流・祖谷川沿いにある祖谷渓(いやけい)は険峻な谷が約10キロにわたって続く渓谷です。
この深くV字型をした渓谷の下から祖谷川を見下ろすと、あまりの高さに目がくらんでしまうほどの迫力があります。
スリル満点の絶景スポットが複数存在する場所でもあります。
また、この地は平家の落人伝説が残る場所です。
祖谷川沿いの絶壁には、街道工事の際に残った岩が突き出していて、かつて地元の子供たちが度胸試しをした逸話に基づいた「小便小僧」像が設置されています。
小便小僧から川面までの高さは200メートルもあり、大人でも充分目がくらむほどです。
名称 : 小便小僧
住所 : 徳島県三好市池田町松尾~西祖谷山村
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アクセス :
1)井川池田ICから車で50分
2)JR阿波池田駅から四国交通バスで(かずら橋行乗車、風呂ノ谷バス停から徒歩すぐ)
祖谷渓を訪れたら、ぜひとも立ち寄ってみたい場所があります。
国の指定重要有形民俗文化財にも指定されている「かずら橋」です。
野生のシラクチカズラ(重さ5トン)で編んだ吊橋で、日本三奇橋の一つに数えられます。
橋の長さは45メートル、幅2メートル、川面からの高さは14メートルにもなる橋です。
横木と横木の間は10センチほど離れているので、足元からのぞく川面はスリル満点なのです。
約800年前に平家の落人は造ったのが最初といわれております。
天然資材を使用しているため、3年に1度は架け替えています。
毎晩19時から21時30分の間はライトアップされ幻想的な雰囲気が漂います。
なお近くの東祖谷には、「奥祖谷二重かずら橋」もあって、こちらもおすすめです。
名称 : かずら橋
住所 : 三好市西祖谷山村善徳162-2
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アクセス : JR大歩危駅より四国交通バス(かずら橋又は久保行)かずら橋バス停下車徒歩5分
営業時間 : 日の出~日没
料金 :
大人:550円
小人:350円
祖谷渓の近くには、有名な景勝地、大歩危・小歩危があります。
こちらも吉野川沿いにある渓谷美が美しい絶景スポット。
奇岩怪岩が多く、遊覧船でスリル満点の川下りを楽しむことができます。
妖怪「こなきじじい」のふるさとでもあります。
名称 : 大歩危・小歩危
住所 : 徳島県三好市山城町重実~上名
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アクセス :
1)井川池田IC→国道32号(高知方面)全行程:車で約35分
2)JR大歩危駅下車→徒歩30分~1時間 または車で5~20分
「日本最後の清流」といわれ、その名水で全国的に知られる四万十川。
高知県西部を流れる全長193キロにわたる大河です。
棲んでいる魚や水生生物も豊富なうえ、のどかな日本の原風景を残している川です。
この川には、全部で47本の沈下橋が架かっています。
沈下橋とは、欄干のない橋のことで、台風や大雨の際には水没する構造になっている橋のことです。
欄干があると流木やガレキなどが引っかかって、橋が破損してしまうおそれがあるからです。
その沈下橋のなかで、最下流にある一番長い橋が、これからご紹介する「佐田の沈下橋」です。
全長291.6メートル、幅4.2メートルの沈下橋からは、周囲の美しい山々と四万十川の絶景が堪能できます。
スリルを味わいながらの絶景鑑賞もまた楽しいものです。
名称 : 佐田沈下橋
住所 : 高知県四万十市佐田
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アクセス :
四万十町中央ICより車で約80分
JR中村駅より車で約20分
電話番号 : 0880-35-4171(四万十市観光協会)
人工の建造物が絶景スポットになっている場合、通常は周囲の自然に溶け込んだ、美しい建築様式の建物などが対象となっています。
由緒ある神社・仏閣とか城跡とか、または古い灯台とか・・・歴史の重みが加わって、より一層美しさを増しているのかもしれません。
これからご紹介する軍艦島は「廃墟」、一見すると絶景スポットというより心霊スポットみたいな雰囲気が漂います。
軍艦島は正式名称は「端島(はしま)」で、長崎港から海上17.5キロの場所にある無人島です。
無人島といっても、かつては炭鉱の島として最盛期(1960年頃)には人口5,000人近くまで栄えた島だったのです。
炭鉱開発のために周囲が埋め立てられ、その姿が当時佐世保で建造中であった戦艦「土佐」に似ていたことから、通称「軍艦島」とよばれたわけです。
端島炭鉱は海底炭鉱であって、石炭は当時は最大のエネルギー源でありました。
ここで産出される石炭の多くは、福岡の八幡製鉄所の製鉄用に供給され日本の近代化を支えてきたわけです。
島の住民のほとんどが炭鉱関係の人たちで、当時の端島の生活は国内のなかでも、非常に裕福な生活をしていました。
収入もよく、住民の多くは当時珍しかった高層マンションに暮らし、カラーテレビの普及率もほぼ100%(日本平均10%)だったともいわれています。
人口密度も東京特別区の9倍で世界一を誇り、島内には病院、学校、映画館等の娯楽施設など生活に必要なものは全て揃っていたといわれます。
やがて産業構造の変化によって石炭の需要も激減し、昭和49年(1974年)には閉山となり以降無人島となっています。
以後、島内の建物の廃墟化が進んで危険な場所となり、旧島民といえども上陸できない「禁断の島」となってしまいました。
しかし廃墟ブーム到来によって、平成21年(2009年)より整備された見学通路のみ、安全基準が満たされた日に限って上陸が許可されることになりました。
海上から姿をみせる偉容な廃墟の景色はちょっと不気味・・・しかし夕暮れ時に鑑賞すると、そのシルエットは神々しくも美しい。
今や「明治日本の産業革命遺産」としてユネスコ世界遺産登録に指定されるほどになりました。
長崎県内でも、常に上位を占める絶景スポットです。
名称 : 軍艦島(端島)
住所 : 長崎市高島町字端島
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アクセス : 元船桟橋よりフェリーにて
料金 :
ツアー主催会社による異なる。
【乗船料相場】
大人 3,600円 小人 1,800円
(別途見学施設料 大人 300円 小人 150円)
注意点 : 軍艦島上陸ツアーに参加する必要あり
「七ツ釜」は国の天然記念物に指定されている海岸洞窟です。
玄界灘の荒波にえぐられた絶壁には、7つの洞窟が釜のように並び、紺碧の海が洞窟の中にまで続いているのです。
その中でも最大の洞窟は、高さ約5メートル、奥行きが110メートルもあります。
洞窟の中に差し込んだ太陽で、エメラルドグリーンに輝く海の光景は「青の洞窟」さながら・・・。
この七ツ釜を鑑賞するには、遊覧船に乗って海上から観光するコースがおすすめです。
洞窟を真近に観察できて、その岩石の迫力には圧倒させられます。
また、洞窟の上には展望台・遊歩道が設置されており、陸上から鑑賞する七ツ釜もまた絶景。
荒波が洞窟に砕ける大迫力を観察できます。
名称 : 七ツ釜園地
住所 : 佐賀県唐津市屋形石3671-9
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アクセス :JR唐津駅から車で40分
皿倉山(さらくらさん)は北九州市八幡東区にある標高622.2メートルの山です。
この山は市街地近くにあるとは思えないほど自然が豊富な場所であり、鳥のさえずりを聞きながら心地よくハイキングすることができます。
また、この山の南側にある「帆柱森林植物園」の展望台から鑑賞する「河内貯水池」は絶景で、特に紅葉の季節はおすすめです。
皿倉山の絶景スポットたる所以は、夜景の美しさが一番に挙げられます。
山頂の展望台から、北九州市内のほか、遥か下関まで一望できる九州随一の夜景スポットなのです。
「新日本三大夜景」の名に恥じない大パノラマ・・・100万ドルの夜景に感動すること間違いありません。
皿倉山の山頂までは、ケーブルカーとスロープカーが運航しており、移動しながらも絶景を鑑賞することができます。
名称 : 皿倉山
住所 : 福岡県北九州市八幡東区大字尾倉1481-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR八幡駅から西鉄バス42番「八幡製鉄所総合センター」行き乗車約12分、「帆柱登山口」下車、山麓駅まで徒歩10分
高速バス「高速皿倉山ケーブル」バス停下車、山麓駅まで徒歩5分
温泉の数、湧出量ともの日本一を誇る全国屈指の温泉地・別府温泉。
一口に別府温泉といっても8つの温泉郷を抱え、総数は数百も存在するといわれている巨大温泉地なのです。
この数多くの温泉のなかには、温泉そのものが絶景ともいえる圧巻の奇観が存在します。
通称「別府の地獄」といわれ、国の名勝にも指定されています。
ここではその中で、代表的なものをいくつかご紹介します。
なお効率よく地獄を周遊するには、「地獄めぐり」バスツアーに参加するのが便利です。
海地獄は最大の面積を誇る地獄です。
温泉の成分である硫酸鉄が溶けこんでいるために、コバルトブルーの色をしています。
しかし、温度は何と98度もあり入湯はできません。
温泉の熱を利用した20キロもあるオオオニバスを栽培しています。
温泉卵と地獄蒸し焼きプリンが名物です。
名称 : 別府温泉・海地獄
住所 : 大分県別府市大字鉄輪(かんなわ)559番地の1
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アクセス : 別府ICより車で5分
何とも恐ろしい名前・・・本当の地獄のようです。
最古の地獄で、温泉成分に酸化鉄や参加マグネシウムを含んでいるために、赤茶の色をしています。
この「赤い熱泥」は、皮膚病に効く効能があり、軟膏はお土産品として人気です。
名称 : 別府温泉・血の池地獄
住所 : 大分県別府市野田778
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アクセス : 別府ICから車で10分
ここの湯は、青みを帯びた白い色をしています。
噴出したときには透明だった湯が、温度と圧力の低下によって青白く変化するためだといわれます。
温泉熱を利用した熱帯魚館があり、最大の淡水魚ピラルクをはじめ10種類位の熱帯魚を観察することができます。
名称 : 別府温泉・白池地獄
住所 : 大分県別府市鉄輪559-1
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アクセス : 別府ICより県道11号、九州横断道路経由、鉄輪方面へ5分
ここの間欠泉は別府市の天然記念物、約30メートルほど噴き出す力があります。
その噴き上げる姿は豪快そのもの。
約5分間、間隔40分位で噴き上げを鑑賞できます。
噴気の温度は105度にもなります。
名称 : 別府温泉・竜巻地獄
住所 : 大分県別府市亀川野田782
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アクセス : 大分道別府ICより県道11号、九州横断道路、県道218経由、亀川方面へ10分
※合わせて読みたい: 別府地獄めぐりの見どころを徹底解説!コバルトブルーの温泉や赤に染まる血の池地獄も
水資源が比較的豊富な日本国内には多くの滝が存在し、観光スポットとして有名になっている場所も多くあります。
日光の「華厳の滝」や和歌山の「那智の滝」など、その迫力に圧倒されてしまいます。
しかし、滝の裏まで行くことができて、違う角度から滝を鑑賞できるスポットはあまりありません。
これからご紹介する「鍋ケ滝」は、そんな珍しい滝のひとつです。
熊本県小国町にある鍋ケ滝は、落差が10メートルしかない小規模な滝です。
幅はその倍の20メートルあり、水のカーテンとよんでもいいほど・・・よく晴れた日に木漏れ日に反射する姿はとても優雅で美しいのです。
この滝をより絶景たらしめているのは、その裏側から見る風景です。
水のカーテンと、周囲の緑の抜群のコントラストは、まさにこの世のものとは思えないほどの美しさがあります。
滝は、阿蘇山のカルデラを造った約9万年前の巨大火山の噴火によってできたといわれています。
それがさらに長い年月をかけて今の姿になったとされます。
毎年4月上旬に、夜間裏側からライトアップされるイベントが開催され、普段と違う絶景を堪能することもできます。
マイナスイオンたっぷりの鍋ケ滝の絶景で、身も心もリフレッシュできること間違いなしです。
名称 : 鍋ケ滝
住所 : 熊本県阿蘇郡小国町黒渕下滴水(鍋ケ滝公園内)
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アクセス :
1)JR豊肥本線阿蘇駅から産交バス杖立温泉行きで1時間、ゆうステーション下車タクシーで15分
2)大分自動車道九重ICより約45分
定休日 : 年末年始(12月28日-1月3日)
営業時間 :
9:00~17:00(最終入園16:30)
但しライトアップ期間中は18:00~21:00
料金 : 公園入園料 大人 200円 小中生 100円
日本神話の天孫降臨の地、天照大神の孫・瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が地上に降り立ったとされる高千穂。
今でも神々が宿っていそうな神秘的で神々しい雰囲気が漂います。
周辺には「天の岩戸」があったとされる天岩戸神社があるなど、神話ムードがたっぷりです。
高千穂峡は宮崎県北部・五ヶ瀬川にかかる峡谷です。
阿蘇山の溶岩が浸蝕されて形成された峡谷であり、高いところで100m、平均でも80mの断崖が約7キロに渡って続いています。
整備された遊歩道沿いには、「真名井の滝」など神話にゆかりのあるスポットが多く存在して、その峡谷の美しさには圧倒されます。
また、貸ボートもあり、高千穂峡の迫力を見上げるように真近で鑑賞することができるのです。
新緑と紅葉の時期は特に美しい絶景スポットです。
「日本の滝100選」に選ばれている名瀑で、高千穂峡のシンボルです。
高さ17mの高さから流れ落ちる様子は絶景そのもの。
伝承によると、 天孫降臨の際にこの地に水がなかったので、 天村雲命(アメノムラクモノミコト)が水種を移した「天真名井」から湧き出る水が、水源の滝と伝えられています。
現実には自然公園内にある「おのころ池」が水源となっています。
夏休み中は22時まで、滝と遊歩道がライトアップされ神秘さを増します。
太古に阿蘇が噴火した際に流れたマグマが冷却され、長い年月をかけて浸食されました。
こうして形成された柱状節理の断崖が「仙人の屏風岩」です。
高い場所で100m近くある断壁は迫力満点で、圧倒されてしまいます。
名称 : 高千穂峡
住所 : 宮崎県西臼杵郡高千穂町三田井御塩井
マップ: Googleマップ
アクセス : 高千穂駅から車で7分
電話番号 : 0982-73-1213(一般社団法人 高千穂町観光協会)
営業時間 : 終日可能
ボート営業時間 8:30~17:00(最終受付16:30)
料金 : 貸しボート利用 大人: 2,000円(30分・3名まで乗船可)
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九州の南端から沖合60キロ~ユネスコ世界遺産にも登録されている屋久島は、とてもユニークな島です。
亜熱帯地域に属しながら、島全体では亜熱帯から亜寒帯までの幅広い気候帯にあるのです。
山頂部の平均気温は7℃程度・・・札幌市の平均気温より低く、雪が降ることもありますよ。
島の90%が山岳地帯で、九州最高峰・宮之浦岳(1936m)を中心に1000メートル超の山々は聳え、別名「海上アルプス」ともよばれています。
非常に雨が多い地域で、植物相の多様性と豊富さは、まさに自然植物園にいるイメージです。
また、ヤクシカやヤクザルなど、この島固有の動物が多いことも特徴のひとつです。
屋久島の代表的な観光スポットとしては「縄文杉」があまりにも有名ですが、今回は「白谷雲水峡」の絶景をご紹介します。
市街地から10キロの山間にあり、宮之浦川支流の白谷川の上流・標高620-1050メートルの高地に広がる「太古の森」です。
白谷川の渓谷美を囲むように、鬱僧と茂る屋久杉と照葉樹の原生林・・・深く苔むした木や岩の間には沢が流れミステリアスな雰囲気たっぷり・・・。
映画『もののけ姫』の舞台になったこともうなづけます。
遥か古代の森は、こんな感じだったんだ!と実感できる絶景をたっぷり満喫できるスポットです。
白谷雲水峡はとても広く、じっくり周遊すると丸一日かかってしまいます。
自身の体力や時間に合わせて、周遊することをおすすめします。
途中で、可愛いヤクシカに逢えるかもしれません。
名称 : 白谷雲水峡
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町
マップ: Googleマップ
アクセス : 宮之浦から路線バス利用(1日6往復)もしくはレンタカー
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古宇利島は、沖縄本島北部の今帰仁(なきじん)村にある美しい離島です。
沖縄神話の舞台でもあり、伝承では琉球人発祥の地といわれています。
エメラルドグリーンの美しい海と真っ白な砂浜は、沖縄本島内屈指のビーチリゾート。
そのビーチのひとつ「ティーヌ浜」にはハートロックとよばれる奇岩が存在します。
波の浸食によって、ハートの形になっており、カップルに人気のスポットになっています。
車で島を一周しても30分程度の島ですが、沖縄に行ったらせひ訪れたい島です。
この魅力たっぷりの古宇利島、離島とはいっても本島と繋がっているのです。
そのため、本島からドライブ途中に立ち寄ることができるのです。
沖縄本島と古宇島を結ぶ橋・古宇利大橋は、平成17年(2005年)に開通した全長1.96キロの一般道路です。
正式には、本島からではなく途中にある離島・屋我地島と繋がっているのです。
大橋の最大の魅力は、エメラルドグリーンのサンゴ礁の海上をドライブできること。
美しい海を両側に見ながら、ひたすらまっすぐに走るドライブは至福の時間・・・極上のリゾートライフを満喫できます。
沖縄本島内の絶景スポットでも、最も人気のある場所であることもうなづけます。
名称 : 古宇利大橋(沖縄県道247号古宇利屋我地線)
住所 : 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利-名護市屋我地
マップ: Googleマップ
アクセス : 沖縄自動車道・許田ICから国道58号線経由
亜熱帯気候でサンゴ礁の美しい海岸が多く存在する沖縄県のなかでも、トップクラスの美しさを誇るのが「はての浜」。
不思議な名前ですが、砂浜だけの無人島なのです。
久米島の沖5キロに浮かぶ、「メーヌ浜」、「ナカノ浜」、「はての浜」の3つの無人島からなり、360°エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜は絶景です。
その美しさは東洋一ともいわれ、至福の休日を存分堪能できるのです。
砂浜だけからなる無人島なので・・・何もありません。
ただ究極の美しい海と真っ白な砂浜があるだけです。
しかし、何もない空間を独占できるとはなんて贅沢なことでしょう。
はての浜へのアクセスは、久米島からの渡し船だけとなります。
海水浴のほか、シュノーケリング、グラスボートにて熱帯魚観察などさまざまな楽しみ方があります。
名称 : はての浜
住所 : 沖縄県島尻郡久米島町奥武
マップ: Googleマップ
アクセス : 久米島・泊フィッシャリーナよりボート20分
営業時間 : ボート9時30分~、天候・季節により異なる
料金 :乗船料金1日コース 4,500円(弁当飲み物付)、半日コース 3,500円
慌ただしい日常を忘れて、旅先くらいはゆっくり時を時を過ごしたいもの・・・。
そんな気分の時には、由布島で水牛車に揺られてみたらいかがでしょうか?
ヤマネコとマングローブで有名な八重山諸島最大の島・西表島。
その西表島に隣接する由布島は、総面積0.15平方キロしかない小島です。
住民はほとんどいない島で、島全体が植物園になっており、1時間もあれば充分に島を一周できる位なのです。
両島の間の海は満潮時でも膝くらいまでしかなく、徒歩でも渡ることができるほど・・・。
しかし、のんびりと水牛の車に乗って渡ってみたいものです。
八重山の海の絶景を楽しみながら、ゆっくりとした時間の流れに身をまかすのも幸せです。
名称 : 由布島
住所 : 沖縄県八重山郡竹富町字古見687
マップ: Googleマップ
アクセス : 西表島から水牛車で15分
料金 :
水牛車往復 大人 1,300円 小学生 650円
(往路1日17便 復路1日15便)
日本列島は周囲を海に囲まれ、国土のほとんどが山地という自然に恵まれた土地です。
また気候的には、亜寒帯から亜熱帯までバラエティに富んでいます。
また、四季がはっきりしている国でもあります。
長い歴史を持つ国であり、独自の文化・芸術が発展してきた国です。
こうした世界の中でも恵まれた国土にある日本の絶景スポットは、日本人のみならず外国人からも称賛されてきているのです。
今回ご紹介できなかった絶景スポットも、まだまだたくさんあります。
そんな美しい日本の絶景スポットを後世にも末永く受け継いでいきたいものです。
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