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お出かけ前に、店舗・施設の公式HPやSNS等で最新情報のご確認をお願い致します。
愛知県は、ほぼ日本列島の真ん中付近に位置する県です。
東に 静岡県 、北に 長野県 、 岐阜県 、西に 三重県 を県境を接し、南は三河湾に面しています。
特に南部は三河湾を挟むような形で、東の渥美半島と西の知多半島が向かい合って存在しているのが特徴です。
広い定義で中部地方、細かく分けると東海地方に属します。
しかし、東京方面から新幹線を利用し陸路で愛知県に入ると、「西」の地方に来たんだと実感させられることがあります。
たしかに東京と比べたら、大阪や京都など近畿圏の方が近い…でも近畿圏とは違う独自の空気を感じます。
関東とも関西とも違う、それでまた曖昧さがなく、主義・主張のはっきりした独特の文化圏といったところでしょうか。
特に県庁所在地で、中心都市でもある名古屋市は国内でも屈指の大都市です。
愛知県内だけでなく、近隣の岐阜県や三重県を含んだ「名古屋都市圏」は、日本経済に大きく貢献しております。
名古屋に本社があり、全国展開している企業も少なくありません。
名古屋以外の愛知県で最も有名な企業は、「トヨタ自動車」。
西三河地方の豊田市に本拠を置く同社は、関連企業も含めて地元の雇用になくてはならない存在となっています。
農業も盛んな地域であり、キャベツや青じぞ、ブロッコリーやカリフラワーは全国一の生産量を誇ります。
渥美半島でのマスクメロンの栽培もトップシェアを保ち、当地の名産品となっております。
海産物では、アサリの漁獲量も全国一番です。
温暖な気候と地理的条件に恵まれ、バランスよく発展している県のひとつと言えます。
愛知の名前の由来は諸説ありますが、 「あゆちは尾張国の一郡の熱田社に在り」という日本書紀 景行訓により、古来「あゆち」と呼ばれていました。
このあゆちが、律令制下で「愛知郡」とされ、愛知県になったとされています。
現在、愛知県を構成する自治体は全部で38市7郡14町2村あります。
その地域別の分類は、基本的に旧国名の尾張、三河に従う形になりますが、旧三河の方が面積は広かったため、三河地方は「西三河」と「東三河」に分けるのが一般的です。
この区分だと面積比は、1:1:1でちょうど按分された形になります。
しかし、人口比率では、7:2:1と圧倒的に尾張エリアが高くなっています。
名古屋は尾張地方にありますが、その存在は他の近隣地区と比較しても際立っています。
経済・文化の中心であると同時に、観光スポットも豊富に存在する場所です。
東山動植物園や名古屋港水族館の他、博物館や美術館も見どころいっぱいです。
また、「きしめん」や「ういろう」「ひつまぶし」など独自の食文化も息づいていて、観光客を飽きさせません。
中でも名古屋のシンボル「名古屋城」、由緒ある神社「熱田神宮」は名古屋観光に外せない定番スポットです。
また、2017年にオープンした「レゴランド・ジャパン」にも目が離せません。
名古屋のランドマーク、そして最大のシンボルといったら「名古屋城」。
中でも「金のしゃちほこ」は、名古屋に本社のある印鑑メーカー「シャチハタ」や「名古屋グランパス」でも親しまれています。
かつて「尾張名古屋は城でもつ」と詠われた名城を外さないわけにはいきません。
名古屋城は、徳川家康が九男義直を藩主として「御三家・尾張藩」を創設する際に築城されました。
もともとは織田信長誕生の地とされた旧那古野城の跡地に、慶長17年(1612年)に完成しました。
「天下普請」と呼ばれる諸大名を動員しての大工事で、天守台石垣部分は築城の名人・加藤清正によって築かれたと言われています。
石垣部分の建設だけでも、約558万人が使役されたそうです。
名古屋城の完成に伴い、旧来の中心地であった清州から名古屋に町が移転され、今の「名古屋市」の礎となったのです。
幕末まで尾張藩の居城として存続しましたが、明治初期に廃城棄却の危機に直面したことがあります。
元勲・山県有朋の指示によって棄却は免れたものの、太平洋戦争中の空襲よって焼失してしまいました。
現在の天守は昭和34年(1959年)に再建されたものです。
目下、現状の鉄筋コンクリート造りから、築城当時の木造へ立て直す計画が、市によって進められています。
鯱(しゃち)とは、海獣のシャチのことではなく、虎の頭を持った魚形の想像上の動物のことです。
建物の守り神をして屋根に設置される飾り物です。
名古屋城の「金鯱」は名古屋城のシンボル、そして名古屋のシンボルとなっております。
この金鯱、慶長17年(1612年)に竣工した際には、純金にして当時の慶長小判1940枚分、215,3キロが使用されたと言われています。
当時の高さは、約2,74メートルあったそうです。
過去に何度も鱗部分の盗難事件が発生しましたが、昭和20年(1945年)の名古屋大空襲によって天守とともに焼失してしまいました。
この金鯱も昭和34年(1959年)に再建されたものです。
大きさは、オス2,62メートル、メス2,57メートルで、金の重さは88キロと創建時と比較すれば、だいぶ小ぶりになっています。
平成17年(2005年)の「愛・地球博」の際には天守から降ろされ、名城公園内の博物館に展示されました。
名古屋城は「名城公園」の敷地内にあります。
現在、小天守閣と大天守閣は一般公開されています。
天守内は博物館になっており、甲冑や刀、絵画などが展示され、最上階(7階)は展望台になっております。
構内では、戦災を免れた隅櫓や門など、現存している建造物を見学することができます。
桜や紫陽花のほか、四季折々の草木を楽しむことができます。
住所 : 愛知県名古屋市中区本丸1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分
地下鉄鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩12分
名古屋駅から名古屋観光ルートバスで23分(「名古屋城」下車)
電話番号 : 052-231-1700
定休日 : 12月29日-31日、1月1日(4日間)
営業時間 : 9:00~16:30(天守・本丸御殿は16:00まで)
料金 :
大人 500円
中学生以下 無料
公式URL : 名古屋城
名古屋市内には数多くの由緒ある神社が存在しますが、その格付・伝統・知名度で「熱田神宮」が筆頭になるでしょう。
三種の神亀である草薙剣(くさなぎのつるぎ)が祀られており、織田信長が桶狭間合戦の前に千勝祈願したことでも知られています。
約6万坪という広大な境内には、本宮を含め43社が祀られています。
国内の神社では、伊勢神宮に次ぐ権威のある神社とされています。
名古屋市内だけでなく、国内でも有数のパワースポットなのです。
熱田神宮のご神体は「熱田大神」で、草薙剣の神様だと言われています。
草薙剣とは、三種の神器(八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣)のひとつです。
日本神話において、「天孫降臨」の際に天照大神が邇邇芸命(ニギギノミコト)に授けたといわれる宝物で、歴代天皇が継承し権威の象徴としているものです。
この草薙剣は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が出雲にてヤマタノオロチを退治した際に、オロチの尾から出てきた神刀です。
弟の素戔嗚尊から天照大神に献上されましたが、この剣が孫にあたる邇邇芸命とともに地上に降りてきた話は前述した通りです。
第12代天皇・景行天皇の時代に、皇子である日本武尊(やまとたけるのみこと)は、東征に向かいます。
途中で立ち寄った伊勢神宮の倭姫命から草薙剣を託された日本武尊は、無敵の強さを誇ります。
駿河の地で、この神剣によって野火の難を払ったため、「草薙剣」の名前の由来となり、また今の焼津市・清水草薙の地名の由来にもなったとされています。
しかし、尾張で宮簀媛と結婚した日本武尊は、この剣を尾張の后のもとに置いていってしまったのです。
神剣のない日本武尊は、伊吹山で神の化身・シロイノシシに素手で立ち向かって負傷し、大和へ帰る途中で息絶えてしまいます。
日本武尊の死後、草薙剣は伊勢神宮に戻されることはありませんでした。
宮簀媛は、この尾張の地で「草薙剣」を奉斉鎮守したのが熱田神宮のはじまりとされています。
熱田神宮の境内は非常に広く、全ての社をお参りして散策すると一日かかるかもしれません。
宝物館では、国宝を含む6000点あまりの宝物が収蔵されていて、真近で見学することができます。
年間650万人の参拝客が訪れる「日本人の心のふるさと」でもあるのです。
住所 : 愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄「伝馬町」「神宮西」駅から徒歩で10分
名鉄 神宮前駅から徒歩で5分
電話番号 : 052-671-4151
公式URL : 熱田神宮
レゴランド・ジャパンは、平成29年(2017年)4月に開業したニュースポットです。
デンマークの玩具会社「レゴ」社のブロックを主題としたテーマパークで、世界で8番目に名古屋で開業されました。
実際の事業主体はイギリスの「マーリン・エンターテイメンツグループ」が担っています。
対象となるのが2~12歳までの子供と、その家族。
レゴの世界観で、一日中思いっきり楽しめるテーマパークの構成になっております。
園内は、入場ゲート入ってすぐの「ファクトリー」をはじめとして、「パイレーツ・ショア」などと大きく7つのエリアに分かれており、それぞれ設定されたテーマによるアトラクションが配置されています。
なんといっても圧巻なのが「ミニランド」内にあるブロックで作られた建造物です。
日本各地の観光スポットがブロックで再現されています。
名古屋城は、約22万5千個のレゴブロックを使用し、高さ2メートルで再現しています。
住所 : 名古屋市港区金城ふ頭二丁目2−1
マップ: Googleマップ
アクセス : JR名古屋駅からあおなみ線「金城ふ頭駅」すぐ
電話番号 : 050-5840-0505
定休日 : 火・水曜
営業時間 : 10:00~19:00
料金 :
1日券:大人 6,900円 小人 5,300円
年間パスポート:大人 17,300円 小人 13,300円
公式URL : レゴランドジャパン
名古屋といえば、世界に誇る有名車会社のトヨタがあります。
トヨタ車は世界からも評価されている、非常にハイレベルな車を世界に輩出していますよね。
日本はもちろん、世界にもトヨタ車ファンの方は数多くいますが、そのトヨタ車がどのような経緯で作られて来たのかを学べる場所です。
歴代のトヨタ車の展示や使用してきた機械などを展示しており、車ファンの天国のような場所がこのトヨタ産業技術記念館です。
また、以下のようなものを見ることができます。
その他にも、蒸気機関の展示や車に関する資料を集めた図書館なども完備されており、車好きにはたまらない施設となっています。
私たちが普段運転している車の構造について、より詳しく知ることができます。
毎日運転しているけれど、実際どんなものが搭載されているかということはわからない点が多いですよね。
車は難しいようなイメージがあるかもしれませんが、実際に目で見て学んでみると車の魅力にどんどん引き込まれていくかもしれません。
今までどんな風に車が進化してきたのか、どうやって車ができていくのかなどを実際に目の当たりにして、自分の知らない車の世界に触れてみましょう。
テクノランドでは、車の部品に採用している技術を採用した遊びを体感することができます。
床に映ったコースを小さな車で走る「テクノサーキット」や、元々ある縦糸に横糸を通して遊ぶ大型遊具の「私はシャトル」など、体を使いながら車に搭載されている技術・織物の技術を体感することが可能です。
テクノランドでは身長制限のものもあるため、使用前にお子さんの身長を把握しておきましょう。
身長が足りなかったという場合でも、キッズスペースもあるのでみんなが楽しむことができますよ。
住所:愛知県名古屋市西区則武新町4丁目1-35
マップ: Googleマップ
アクセス:
名鉄栄生駅から徒歩で3分
地下鉄東山線亀島から徒歩で10分
名古屋駅11番乗場から(市バス)→産業技術記念館下車から徒歩で10分
電話番号:052-551-6115
営業時間:9:30~17:00(入館16:30まで)
休業日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金:
大人:500円 ノリタケの森との共通入場券800円、トヨタ博物館共通券1200円あり
中高生:300円 トヨタ博物館共通券640円あり
小学生:200円 トヨタ博物館共通券460円あり
65歳以上:無料(トヨタ博物館共通券なし)
※障害者手帳を所持している人と介護の方1名無料
公式URL: トヨタ産業技術記念館
各線名古屋駅から地下鉄で一駅の「伏見駅」から徒歩5分、遠くから見ると浮いているようにも見える球体が目印の「名古屋市科学館」。
地下2階から6階まである大型施設で、館内は3つのブースに分かれています。
もともとは昭和37年開館の施設ですが、平成23年に世界最大のプラネタリウムを備えた施設として装い新たにリニューアルオープンしています。
メインとも言えるプラネタリウム以外にも、楽しめる場所は盛りだくさん。
理工館では、高さ9mの日本一の人工竜巻を発生させる「竜巻ラボ」や2基の大型コイルから発生する120万ボルトの迫力満点の放電を見る事が出来る「放電ラボ」、そしてマイナス30℃の部屋でオーロラ映像を鑑賞する「極寒ラボ」などがありどれも必見です。
ドームの内径は世界最大の35m!
全天に広がる迫力ある映像を映し出す全天動画システムや、 高精細な景色を投影するデジタルパノラマシステム。
レーザー投影システムや補助投影機群など、多くの最新映像システムが設置されています。
プラネタリウム用に特殊設計された音響システムでは、解説者の声や音楽がより自然に聞こえるように特殊処理されています。
これだけ高性能の最新システムを揃えていても、解説は昔ながらの学芸員による生解説というのが、温かみがあり人気の理由の1つになっています。
プラネタリウムを鑑賞したい方は、観覧券の購入が必要です。
基本的には1日6回、約50分間で、幼稚園年長児を対象にした幼児プログラム、小学校低学年と大人が一緒に楽しめるファミリープログラム、そしてメインプログラムである一般プログラムがあります。
各スケジュールに関しては、 公式サイト で確認してください。
土日祝日や春休み、冬休み、夏休み期間は早めに売り切れてしまうこともあるので、事前予約(人数限定・抽選)がおすすめです。
上記以外の日程なら、当日販売でもほぼ大丈夫です。
住所 :名古屋市中区栄2丁目17-1 白川公園内
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」下車、4.5番出口から南へ徒歩5分
市バス「広小路伏見」下車、南へ徒歩5分
名鉄バス「白川公園前」下車、北へ徒歩5分
電話番号 :052-201-4486
定休日 :月曜日(祝日の場合は翌日)・毎月第3金曜日(祝日の場合は第4金曜)・年末年始
営業時間 : 9:00~17:00
料金 :
大人:800円(展示室とプラネタリウム)・400円(展示室のみ)
高校生・大学生:500円(展示室とプラネタリウム)・200円(展示室のみ)
中学生以下:無料
公式URL : 名古屋市科学館
岐阜県との県境、愛知県最北部に位置する犬山市は、「尾張の小京都」と称される歴史風情のある街です。
木曽川沿いの渓谷美が見事な「日本ライン」では、川下りで雄大な景色を満喫することができます。
この周辺には「国宝・犬山城」をはじめ、明治村やモンキーパーク、リトルワールドなどのテーマパークも存在します。
尾張の旧都だった清須市は、歴史名高い「清州会議」の舞台となった清須城の復元天守があり、歴史ファンにはたまらないところです。
まず最初にお断わりしておきたいことは、「きよす」の漢字表記です。
「清州」と「清須」の2通りの表示があります。
古くから混在していたようですが、ここでは現在の都市名を「清須」、それ以外の城の名前は「清州」に統一したいと思います。
名古屋市の北西部・清須市にある清州城は、映画にもなった「清州会議」の舞台となった城として有名です。
当時の城跡は殆ど残されておりませんが、平成元年(1989年)に当時の清州町の町制100年を記念して、模擬天守が再建されました。
清州城の歴史は古く、室町時代の応永12年(1405年)頃に築城されたと言われています。
織田家との縁が深く、尾張守護代織田家が文明10年(1478年)に守護所を清州へ移転、以来尾張の中心都市になったのです。
信長は桶狭間合戦の際には、この清州城から出陣しました。
また、徳川家康との同盟が結ばれた(清州同盟)のも清州城です。
その後、信長が小牧山〜安土へと居城を変えたため、しばらくの間は番城になっていましたが、再び歴史に登場するのは信長が死んだ後のことです。
本能寺の変での織田信長の死後、織田の家督を決めた「清須会議」の舞台となったのです。
豊臣秀吉の時代、最初は信長の次男・織田信雄が城主でしたが、のち福島正則が清州を拠点として尾張を統治します。
関ケ原合戦ののち、徳川義直が清州藩主となり、御三家尾張藩が発足するに及んで清州城は廃城となりました。
清州の町の機能は名古屋へ移り(清州越し)、清州城の小天守ほか隅櫓も名古屋城築城に利用されたのです。
天正10年(1582年)、織田信長・信忠父子が本能寺の変で、明智光秀に討たれました。
そこで主を失った織田家の跡継ぎを決めるため、織田家重臣の柴田勝家・丹羽長秀・池田恒興・羽柴秀吉の4人が清州城に集まりました。
亡き信忠の遺児・三法師(のち織田秀信)を推す秀吉と、信長三男・信孝を推す柴田勝家が対立、最終的に「仇討ち」を成し遂げ、丹羽・池田の援護を得た秀吉側の勝利となりました。
柴田勝家と秀吉は翌年「賤ヶ岳の合戦」で衝突、勝家ら反羽柴勢を滅ばし、秀吉の天下獲りが大きく前進したのです。
現在の清州城復元天守閣から、五条川を渡ったところに「清州公園」「清州古城跡公園」があります。
この清州公園は、もともとの清州城があった場所で、桜の時期には桜まつり、5月にはツツジとサツキが見ごろを迎えます。
公園内には信長と正室・濃姫の像があります。
毎年10月には「清州城信長まつり」が開催されます。
復元天守は博物館になっており、清州や信長を紹介するコーナーの他、甲冑の試着や火縄銃を体験できる場所もあります。
天守前の庭園・枯山水も見事で、心の落ち着く佇まいを感じます。
住所 : 愛知県清須市朝日城屋敷1番地1
マップ: Googleマップ
アクセス :
新清洲駅から徒歩で15分
清洲駅から徒歩で15分
電話番号 : 052-409-7330
定休日 :月曜日、12月29日~12月31日
営業時間 : 9:00~16:30
料金 :
大人 300円
小人(小中学生)150円
小学生未満無料
公式URL : 清須城
愛知県・犬山市にある明治村は、珍しい「明治時代」をコンセプトにしたテーマパークです。
その敷地面積の広さは、約100万平方メートルもあり、これは全国のテーマパークで3番目の大きさです。
明治時代の建築物は、当時の文明開化の影響もあり、欧米の様式を取り入れた、重要な価値のある近代建築物が多く見られました。
その建築物のほとんどが、時代を経るにつれて取り壊されていったのです。
そこで、貴重な文化財である建造物を移設し、保存することで、後世に残していきたいとの思いで開業されたのです。
明治村には移築保存されている67の建造物があり、うち重要文化財に指定されているものが11存在します。
その他国の登録有形文化財として、森鷗外や夏目漱石の旧宅、帝国ホテル中央玄関など見どころ満載です。
この明治村の楽しさのひとつは、明治時代風の衣装をレンタルして村内を散策できること。
男性は、書生服、女性は女学生衣装に着替えて村内を歩けば、まさに明治時代にタイムスリップしたような気分になれます。
※散策コースについて
また、記念撮影コースもあり、上記の衣装のほかに男性はフロックコート、女性はカクテル・オリジナルドレスに身を包むことができます。
※記念撮影コースについて
もうひとつの楽しみは、園内のレストランで、明治時代のレシピを再現・アレンジしたグルメで舌鼓を打てることにあります。
明治風のオムライスやカレーのほか、懐かしい「電気ブラン」を味わえるバーも備えています。
その他、無料の建物ガイドも充実しています。
※コロナウイルス対策として、2020年9月現在 ハイカラ衣装館、建物ガイドの一部は休止中
住所 : 愛知県犬山市字内山1番地
マップ: Googleマップ
アクセス :
名鉄名古屋駅から『名鉄犬山駅』下車 バス20分
名古屋「名鉄バスセンター」・『栄』から明治村行バス(毎日運行)
電話番号 : 0568-67-0314
定休日 :HP参照
営業時間 :HP参照
料金 :HP参照
公式URL : 明治村
犬山市の最北部、木曽川をはさんで岐阜県と接する高台に聳える犬山城は、当市のランドマーク的存在です。
現在は天守のみしか残っておりませんが、この天守…室町時代の天文6年(1537年)頃建築された日本最古の木造天守なのです。
またこの天守は国宝に指定されています(他は姫路城・松本城・彦根城・松江城)。
犬山城は織田信長の叔父・織田信康によって築城されました。
その後、江戸時代に尾張藩筆頭家老・成瀬氏の居城となって幕末を迎えます。
この城の特徴は、国宝指定されながら、平成16年(2004年)まで個人所有、成瀬家の所有物だったのです。
現在は成瀬家の子孫が理事長を務める「公益財団法人・犬山城白帝文庫」の所有になっております。
犬山城の天守内は、これまでご紹介した城跡のように博物館になっておらず、当時の城内の様子をそのまま留めています。
この天守の展望から見る木曽川の風景は非常に素晴らしいものとなっております。
特に桜のシーズンと木曽川の鵜飼いの時期はおすすめです。
住所 : 愛知県犬山市犬山北古券65-2
マップ: Googleマップ
アクセス : 名鉄「犬山遊園駅」西口より徒歩約15分
電話番号 : 0568-61-1711
定休日 : 12月29日-31日
営業時間 : 9:00~17:00(入場は16:30まで)
料金 :
大人 550円
小・中学生 110円
公式URL : 犬山城
ビールは色々なメーカーがあります。
キリンビールの特徴としては、ホップの豊かな香りとしっかりとした苦み、それでいて重くない味わいです。
色々な食事との相性も良く、キリンビールのファンという方もたくさんいますよね。
キリンビアパークでは、無料で工場見学を実施中!
休日以外は毎日実施されている「おいしさの秘密発見ツアー(70分)」、毎月3回実施している「仕込み釜の中が覗けるスペシャルツアー(75分)」、工場の敷地内をバスで見学できる「広さ・大きさ体感バスツアー(75分)」の3つのツアーを行っています。
試飲もできますが、妊娠中の方や未成年の方が参加できないツアーもあるので、事前に公式サイトでチェックして予約を行っておくことをおすすめします。
キリンビールがどのようにできているのかをはじめ、美味しいビールの入れ方、ビールに関する豆知識など、ツアー内には興味深い内容がぎっしり詰まっています。
明日から使えるうんちくや、いつも飲んでいるビールを自宅でも美味しくいれるコツを教えてもらって、ビールに関する知識を深めていきましょう。
ビールは入れ方で風味やのど越しが変わってきます。
お風呂上りや疲れて帰ってきたときに、ビールを冷蔵庫から出して蓋を開けて、まずは一口グイッと飲むのも良いですが、ここで教えてもらったビールの入れ方を実施して一段階上のビールを楽しむのも良いですね。
プロ直伝だからこそ風味を失わず、爽やかですっきりとした苦みを感じる最高のビールがいれられるのです。
一番搾りシリーズの3つ(生ビール・黒生・ゼロイチ)をそれぞれ試飲することができます。
ツアーによってはお子さんの参加も可能で、ビールの試飲時間にはお子さんやビールが飲めない方には午後の紅茶や生茶などのソフトドリンクも4種類用意されています。
美味しいビールにソフトドリンクもいただけて、ツアーは無料!
3杯まで試飲できるのも嬉しいポイントです。
住所:愛知県清須市寺野花笠100番地
マップ: Googleマップ
アクセス:尾張星の宮駅から徒歩で5分
休業日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、設備点検日
事前予約の有無:電話かインターネットで3ヶ月前の1日より
料金:無料
公式URL: キリンビアパーク名古屋
子どもが小さいうちは、旅行は子どもが楽しめる場所に行きたい!
そんなパパやママの願いを叶えてくれるのが、日本モンキーパークです。
乗り物は子ども向けのものが多いため、子ども中心に過ごすことができます。
小さなお子さんはなかなか乗り物で遊べないこともありますが、日本モンキーパークでは小さなお子さんでも参加できる催し物もたくさん。
心行くまで子どもが楽しんでくれること間違いなしです。
なんと言ってもどの年齢の子供も楽しめるという点です。
上の子は遊園地で思いっきり遊びたい年頃だけど、下の子がまだ乗り物に乗れないから遊園地は我慢という家庭も少なくありませんよね。
日本モンキーパークでは、2歳からでも乗れるアトラクションがあり、子どもの大好きなトーマスなどのキャラクターを用いた遊具もたくさんあります。
イベントでも小さなお子さん向けの、しまじろうやわんわんなどが登場するステージもありますよ。
イベントに関しても情報は随時公式サイトに掲載しているので要チェックです。
保護者同伴で一緒に楽しめる遊具もあり、この光景を目の当たりにしたお子さんははしゃぐこと間違いなし!
好きな遊具を好きなだけ乗りたいとなるかもしれないときは、フリーパスの購入がおすすめです。
メリーゴーランドや観覧車などの王道遊具から、時間制限内にレーザーを避けて進むレーザートラップやカードを探す迷路をクリアするカード迷路など小学生も楽しめるアトラクションも充実しています。
地図を見ながらお子さんに合わせたアトラクションを一緒に見つけてあげて、お子さんの楽しむ様子をしっかりと写真に収めてあげましょう。
住所:愛知県犬山市官林26
マップ: Googleマップ
電話番号:0568-61-0870
アクセス:名鉄名古屋駅から犬山線犬山駅下車→犬山駅東口よりバスで10分
営業時間:10:00~17:00(季節により変動あり)
料金:
大人(中学生以上):1,100円
子ども(2歳以上):600円
・ワンデーパスポート(入園料+乗り物乗り放題券)
大人(中学生以上):3,500円
小学生:3,000円
幼児(2歳以上):2,300円
公式URL: 日本モンキーパーク
敷地面積が123万平方メートルと、日本のテーマパークでは第二位の敷地面積を誇るリトルワールド。
施設のほとんどは愛知県犬山市にありますが、一部の施設は県をまたいで岐阜県可児市にあります。
世界中から買い付けた古民家や施設などを移築するという壮大な計画は非常に時間がかかり、構想から開園までは15年もの歳月を要したと言われています。
野外民族博物館では、23か国から33施設が移設されて展示され、内部が公開されています。
また、本館の展示室では、世界各国から集められた生活用品や資料など約6,000点が展示されています。
展示されている各国の施設では、その国や場所の生活を紹介がされていて、ちょっとした海外旅行気分が味わえます。
中でも12の国や地域の様々な民族衣装を着て写真撮影が出来る体験が人気。
1種類300円からとお手軽なので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、リトルワールドでは、常に大人も子供も楽しめる楽しいイベントが用意されています。
世界のグルメ系のイベントはかなりの本格派なので見逃せません。
世界各国のお土産も豊富に揃っているので、旅行好きな方はぜひ足を運んでみてください。
住所 :愛知県犬山市今井成沢90-48
マップ: Googleマップ
アクセス :
名鉄バスセンターまたは栄(オアシス21)より直行バスで約60分
名鉄犬山線東口1番バスのりばから「リトルワールド行き」で約20分
電話番号 :0568-62-5611
定休日 :12月31日、12月~2月の毎週水・木曜日
営業時間 :
3月~11月 9:30~17:00 (夏休みの一部はナイター営業有り)
12月~2月 10:00~16:00
日土祝 1月~2月 10:00~16:30
料金 :
大人:1700円
高校生:1100円
中学生、小学生:700円
幼児:300円
公式URL : リトルワールド
「モリコロパーク」は、2005年3月から9月まで開催されていた、愛知万博(愛・地球博)の長久手会場の跡地に整備された公園です。
広い敷地内には、愛・地球博記念館、スケートリンク、野球場、サイクリングコース、農業体験が出来るフィールドなどがあり、丸一日楽しめます。
実はこのモリコロパーク、2022年~2023年にかけてスタジオジブリの世界観を表現した「ジブリパーク」として生まれ変わる予定です。
計画では、公園の未使用地や既存施設を整備して、2022年秋に、「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」が、そして2023年に「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」が開業する予定です。
映画「となりのトトロ」に登場する「サツキとメイの家」は、愛知万博の時から人気のあったパビリオンでした。
映画で見たあの部屋が、あの場所がそのまま再現されていて、トトロファンには堪らない場所。
昭和30年代の日本の暮らしが細かく作り込んであり、その時代を知らない人でも懐かしさを感じることでしょう。
見学は予約制で、外からが15分、家の中が15分のトータル30分と決められています。
家の中は撮影禁止ですが、家の中の物は一部を除いて実際に触ってみることも出来るんですよ。
お父さんの書斎は中に入ることはできませんが、完成度が高く必見です。
また、外にある井戸は、実際に漕いで水を出すことができるので、ぜひ試してみてください。
当日券は朝8:30から日本庭園茶室付近の受付場所にて、先着順で販売しています。
1度に50人という入場制限があるので、希望の時間が既に売り切れていることもあります。
予定が決まっている場合は、事前にローソンのLoppiで事前予約しておきましょう。
住所 :愛知県長久手市茨ヶ廻間乙1533-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
東部丘陵線(リニモ)「愛・地球博記念公園駅」下車すぐ
名鉄バス「愛・地球博記念公園駅」下車すぐ
電話番号 :0561-64-1130
定休日 :
有料施設・屋内施設:月曜日(但し月曜日が祝日の場合は翌平日、夏休み・冬休み・春休みは無休)
12月29日~1月1日
営業時間 :
4月~10月 8:00~19:00
11月~3月 8:00~18:30
料金 :公園は入園無料(一部有料施設あり)
公式URL : モリコロパーク
営業時間: 平日:10:00~16:30 、土日祝:9:30~16:30(入館は16:00まで)
料金:大人510円、中学生以下250円休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は次の平日)
定休日 :
月曜日(但し月曜日が祝日の場合は翌平日、夏休み・冬休み・春休みは無休)
12月29日~1月1日
知多半島には、常滑焼で有名な「常滑市」、醸造の街で、運河沿いの倉庫群が趣にある半田市など個性的な街が存在します。
知多半島の海岸美と、三河湾に浮かぶ離島、日間賀島と篠島は、一味違う愛知県を満喫できると思います。
中部国際空港があるのもこのエリアです。
知多半島の中西部に位置する常滑市は、焼き物の街です。
この常滑の街並みは、焼き物をテーマにした通りがあり、散策を充分に堪能できます。
常滑焼は、この常滑市周辺で古くから製造されている焼き物です。
5世紀位に朝鮮半島から須恵器製造の技術が伝わり、平安時代後期には既に3000基もの穴窯があったとされています。
日本六古窯(常滑焼・瀬戸焼・越前焼・信楽焼・丹波立杭焼・備前焼)のひとつにあげられています。
常滑焼の特徴は、朱色の焼き物が多いことで知られています。
原料に含まれる鉄分や、陶土に混ざっている酸化鉄が赤く発色するのが原因とされています。
また耐水性に優れているため、急須に関しては日本一シェアを誇っているのです。
名鉄の常滑駅から、常滑市陶磁器会館へ続く道が招き猫通りです。
まず巨大な招き猫のオブジェが出迎えてくれます。
この招き猫、大きさは幅6.3メートル、高さ3.2メートルもあり電車のホームからも確認できるほどです。
通称「とこなめ見守り猫とこにゃん」。
他に「ご利益陶製招き猫」が地元の39名によって製造・展示され39体にも及びます。
「健康長寿」「悩み解消」「美人祈願」など、見ているだけでもほのぼのした気分になります。
本物そっくりの猫なんてものまであり、11体が展示されています。
実は常滑市、招き猫の生産量が日本一なのです。
二頭身のふっくらとした体、大きく垂れた目、しっかり抱えた小判が特徴です。
また、招き猫のスタイルにも以下のような特徴があり、それぞれ意味があります。
この道は常滑市陶磁器会館まで続き、そこから「やきもの散歩道」へ繋がっています。
住所 : 愛知県常滑市鯉絵本町~栄町
マップ: Googleマップ
アクセス :名鉄常滑線「常滑」駅より5分程度
公式URL : 常滑市観光協会
「とこなめ招き猫通り」の終着点、また「やきもの散歩道」の始発点に位置する陶磁器会館は、常滑焼を知る上での外せない観光スポットです。
まず最初に、ここに立ち寄ったら「やきもの散歩道」の地図を入手しましょう。
この陶磁器会館は、常滑焼のあらゆる種類の商品が販売されています。
定番の急須をはじめ、焼酎サーバー、コーヒーカップ、オカリナをはじめ、招き猫までバラエティーに富んでいて、見ているだけでも楽しくなります。
常滑焼の知識を得ることができ、お土産を買うにもうってつけの場所です。
常滑焼以外にも、知多半島の物産土産を取り扱っています。
住所 : 愛知県常滑市栄町3-8
マップ: Googleマップ
アクセス : 名鉄常滑線「常滑駅」下車、徒歩約 5分
電話番号 : 0569-35-2033
定休日 : 年中無休(年末年始の休みは年によって異なる。)
営業時間 : 9:00~17:00
公式URL: 常滑市陶磁器会館
常滑市陶磁器会館を起点とする「やきもの散歩道」は大きく分けて2コースあります。
約1,6キロのコースで散策に要する時間は約60分です。
レンガ造りの煙突や窯、黒塀の工場、陶器の廃材利用の坂道など、独特の雰囲気と歴史を伝える空間を歩きます。
このコース最大の見どころは「土管坂」。
両側の壁に土管と焼酎瓶が埋め込まれた坂道で、「日本名坂30カ所」に選定されている観光スポットです。
約4kmで所要時間は約2時間30分。
常滑焼の歴史や産業観光施設のINAXライブミュージアムなど見学施設は盛りだくさんに存在します。
この散歩道のコースは、昭和時代中期以前に建てられた工場や煙突などが多く、レトロで情緒ある街並み散策が可能です。
住所 : 愛知県常滑市栄町
マップ: Googleマップ
アクセス : 名鉄常滑線「常滑」駅より約10分
注意点 :散歩道は、住民の生活・生産の場であるため、マナー注意。
公式URL : 常滑散歩
三河湾には、日間賀島・篠島・佐久島と3つの有人離島があり、「三河三島」と呼ばれています。
そのうち日間賀島と篠島は、南知多町に属し、佐久島は西尾市に属しています。
どの島も温暖な気候と海の幸に恵まれた魅惑の島々ですが、ここでは尾張南部の観光地として、日間賀島と篠島を取り上げます。
日間賀島・篠島へ渡るには、「名鉄海上観光船」が運航している定期高速船を利用することになります。
南知多町にある師崎港から出航し、篠島・日間賀島に立ち寄り、師崎港まで戻ってくるコースが標準です。
他に美浜町の河和港から出航して、両島に立ち寄り、対岸の渥美半島・伊良湖港まで行くコースもあります。
師崎港からは 両島向けのカーフェリーも出航しており、マイカーで訪れることも可能です。
師崎港→篠島→日間賀島の所要時間は、それぞれ10分以内であり、気軽に訪問できる離島と言えるでしょう。
余談ながら、佐久島を訪れる場合は、西尾市の一色港からの高速船で20分程度の船旅となりますが、佐久島から日間賀島・篠島を結ぶ連絡船はありません。
どうしても渡島したいのなら、三河湾の海上タクシーを利用することになります。
南知多町の師崎港から2,4キロ、5-6分程度の船旅で到着する日間賀島は、面積約0,8平方キロの小さな島です。
人口2,000人位のこの島は「タコとフグの島」として知られています。
まず島に到着して出迎えてくれるのが、可愛らしいタコの看板モニュメント…タコは特に島の特産品なのです。
また、この島のマンホールの絵柄もタコとフグ。
しかし、タコとフグばかりではなく、他の海の幸も豊富に生息し、新鮮な海鮮グルメを堪能できます。
島内には海水浴場のほか、海釣りの絶好ポイント、通常の3倍の出汁が出るといわれるアサリの潮干狩りも楽しむことができます。
日帰りも可能な、身近な離島でのスローライフも楽しいものです。
住所 : 愛知県知多郡南知多町日間賀島
マップ: Googleマップ
アクセス : 南知多町師崎港から高速船10分程度
料金 :
名鉄海上観光船 師崎-日間賀島往復
大人 1,340円
小人 670円
公式URL : 日間賀島観光協会
高速船に関する情報: 名鉄海上観光船
南知多町の師崎港から約3キロ、日間賀島との海上の距離も3キロに位置する篠島は、面積0,94平方キロの小さな島です。
この面積は上記、日間賀島のおよそ1,2倍の大きさで、人口はおよそ1,700人です。
この島の周囲には、地続きの場所も含まて無人島が群集していて、その風光明媚さか「東海の松島」とも呼ばれています。
この島の特徴のひとつとして、伊勢神宮とのつながりが深いことが挙げられます。
伊勢神宮の三節祭の際に奉納される干鯛(おんべ鯛)は、この篠島産の鯛が、お供えになります。
また、島にある神明社や八王子社の建材は、伊勢神宮から下賜されて建立されております。
このように、篠島は鯛の他にもシラスやフグなど海鮮グルメがとても豊富な場所です。
海釣り、海水浴などマリンレジャーを満喫できる島です。
日間賀島同様、日帰り観光も可能ですが、民宿に宿泊して海の幸を味わいながら、ゆっくり滞在するのも貴重な体験になります。
住所 : 愛知県南知多郡篠島
マップ: Googleマップ
アクセス : 南知多町師崎港から高速船10分
料金 :
名鉄海上観光船 師崎-日間賀島往復
大人 1340円
小人 670円
篠島-日間賀島間の往復運賃
大人 770円
小人 370円
公式URL : 篠島観光協会
高速船に関する情報: 名鉄海上観光船
西三河には、中核都市として豊田市と岡崎市が存在します。
「トヨタ」の城下町・豊田市には紅葉スポットとして全国的にも有名な「香嵐渓」があり、シーズンには多くの観光客で賑わいます。
岡崎は徳川家康ゆかりの場所、家康が誕生した岡崎城と岡崎公園は桜と藤棚の名所となっています。
西三河エリアの中心都市のひとつである岡崎市は、徳川家康ゆかりの地として有名なところです。
中でも岡崎公園は、家康誕生の城である岡崎城や、「五万石ふじ」など観光スポットが多く存在します。
日本の桜名所100選に指定されているサクラのほか、秋には紅葉・イチョウの名所として市民にも親しまれています。
桜とともに岡崎市の「市の花」に指定されている藤。
岡崎公園南側の乙川堤防沿い(康生町)に、1,300平方メートルにも及ぶ藤棚があります。
この藤は、昭和38年に岡崎市の天然記念物にも指定されました。
推定樹齢は120年以上とされ、幹のまわりは2,4メートル、枝は11メートル、花房が1メートルと長く、見事な紫色の花を咲かせます。
毎年、4月下旬から5月上旬にかけて見ごろを迎え、「五万石藤まつり」が開催されます。
岡崎公園は、桜も名所ですが、藤の時期に訪問するのもおすすめです。
住所 : 愛知県岡崎市康生町561番地1
マップ: Googleマップ
アクセス : 名鉄東岡崎駅から 徒歩約15分
電話番号 : 0564-24-2204 (三河武士のやかた家康館内)
注意点 :藤まつりの開催日詳細は、下記HP参照のこと
公式URL : 岡崎公園
岡崎城は徳川家康誕生が誕生した城です。
岡崎公園の中心的な存在であり、市のランドマークにもなっています。
昭和34年(1959年)に復元された三層五階建の天守は、日本100名城にも指定されました。
岡崎城は、15世紀初めごろに築城されたといわれております。
この城を拡張整備して、本格的な城郭に仕上げたのが、松平清康(1511年~1535年)です。
徳川家康の祖父にあたる清康は、傑出した人物であり、瞬く間に三河全土を掌握して、その勢いは隣国の尾張まで脅かすほどでした。
しかし、尾張攻めの最中、陣中において家臣に殺されてしまったのです。
この「守山崩れ」といわれる悲劇によって、三河松平家は存亡の危機に瀕してしまいました。
清康の子・松平広忠の頃には、全く勢力を失い、隣国・駿河の今川家の属国になってしまいます。
こうしたなか、岡崎城内で徳川家康は誕生したのです。
広忠は嫡男である家康を、今川の人質として送り、松平家の存続を図りますが、彼もまた家臣に殺害されてしまったといわれております。
桶狭間合戦での今川義元の敗死によって、今川麾下から解放された家康は、三河に帰還して岡崎城を奪回しました。
約10年の岡崎居城ののち、家康は浜松城に拠点を移しますが、その後に岡崎城になったのは嫡子・松平信康です。
信康もまた、織田信長の指示により自刃する悲劇に見舞われたのでした。
天守は歴史資料館になっており、主に江戸期の岡崎藩の生活や文化などを紹介しています。
また、天守最上階は展望台になっていて市内を一望できます。
同じ公園敷地内にある「三河武士のやかた家康館」では、家康や松平家をテーマとした展示をしており、甲冑試着体験も行っています。
住所 : 愛知県岡崎市康生町561-1
マップ: Googleマップ
アクセス : 名鉄東岡崎駅から徒歩で10分
電話番号 :
0564-22-2122 <岡崎城>
0564-24-2204 <三河武士のやかた家康館>
定休日 : 12月29日~12月31日
営業時間 : 9:00~17:00(入館は16:30まで)
料金 :
大人 200円 小人 100円
※ 三河武士のやかた家康館共通入場券
大人 510円 小人 270円
公式URL : 岡崎城
日間賀島・篠島の紹介で少し触れた「佐久島」は三河三島のなかで最大の島(約173ヘクタール)です。
しかし、住民の数は約250人程度と三島の中で一番少ないのです。
島の中にはコンビニもなく、道路には信号がひとつもありません。
また、この島だけ南知多町に所属せず、西三河エリアの西尾市に属するのです。
他の島と比較して特徴的なのは、村おこしの一環として始められたアートオブジェ。
島の至るところに存在し、特に西地区にある「おひるねハウス」は有名です。
このほか、耕作放棄地を利用した宿泊滞在型農業体験施設「佐久島クラインガルテン」があり、宿泊しながら農業体験ができます。
住所 : 愛知県西尾市一色町佐久島
マップ: Googleマップ
アクセス :
一色さかな広場乗船所より、西尾市営渡船にて佐久島「西港」まで約20分
さらに「東港」までは約5分
料金 : 西尾市営渡船 片道運賃
大人(中学生以上) 820円 小人(小学生) 410円
公式URL : 佐久島
豊田市足助町にある香嵐渓は、東海地方随一の紅葉の名所として知られています。
この紅葉は、江戸時代の寛永11年(1634年)に当地香積寺の住職・三栄和尚が、巴川から境内にかけて、楓や杉の木を植えたのがはじまりとされています。
現在、楓だけでも11種類あり、約4,000本の様々な種類の楓が織りなす姿はまさに圧巻です。
特に「香嵐橋」とよばれる吊り橋や、香嵐渓のシンボル「待月橋」から眺める紅葉は絶景スポットです。
11月の「もみじまつり」の期間中は、ライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。
しかし、残念なことに道路状況が良くなく、シーズン中は大渋滞に巻き込まれる可能性が高いです。
なるべく早朝に現地に着くように出発するか、平日に訪れることをおすすめします。
香嵐渓は秋の紅葉狩りシーズンだけではなく、四季を通じて楽しむことができます。
特に春先のカタクリの花の咲く頃は、秋とは違った姿を見せてくれます。
住所 : 愛知県豊田市足助町飯盛
マップ: Googleマップ
アクセス :
名鉄豊田線浄水駅からとよたおいでんバス百年草行きで約60分、香嵐渓下車すぐ。
名鉄名古屋本線東岡崎駅から名鉄バス足助行きで約70分、香嵐渓下車すぐ
東海環状自動車道豊田勘八ICから国道153号を足助方面へ約20分(約13km)
又は、東海環状自動車道豊田松平ICから県道39号を経由し、国道153号を足助方面へ約30分
電話番号 : 0565-62-1272(足助町観光協会)
公式URL : 香嵐渓
八丁味噌は赤茶色の濃い色が特徴で、一見味が濃そうな雰囲気。
ただ、実は八丁味噌は塩分控えめで、植物性不飽和脂肪酸をたくさん含んでいます。
どうしてあんなに濃い色なのかというと、その秘密は長い熟成期間にあります。
八丁味噌の郷を運営しているカクキューでは、二夏二冬以上天然の状態で醸造させていて、八丁味噌の中には消化吸収に優れていているこだわりの製法を守り続けています。
そのこだわりの味噌作りの方法やどのような道具を使用しているかを、自分の目で確かめることができます。
今まで購入していた八丁味噌はどのようにして作られているのか、あまり見る機会のない味噌作りの世界に触れてみましょう。
八丁味噌見学を行わせてもらえるのは、なんと平成8年に登録有形文化財に登録された建物内!
歴史ある建物内にあるのは、伝統を引き継いできた八丁味噌作りの方法を模している人形たち。
資料館内では、昔のラベルや従業員が使用していた当時の衣装なども展示してあり、興味深い資料が目白押しです。
倉の中では約6トンもの八丁味噌を作ることのできる巨大な木の樽があり、木樽の中ではこだわりの大豆と塩を使用した八丁味噌が作られています。
木樽は新しいものでも昭和初期に作られたもので、歴史のあるものでは天保時代のものも現役で味噌作りにおいて使用されています。
樽の補強や修繕は随時行われていて、美味しい八丁味噌作りには欠かせない重要な役割を担っています。
木樽の上に詰まれている石は矢作川で採取していて、この石を樽の上に積むためには職人の技が必要なのです。
地震が来ても崩れないように石を積み上げるようになれるのは、職人さんでも5年の月日がかかると言われています。
匠の技と長い年月、手間暇をかけて八丁味噌が出来上がっているということが見学を通して伝わってきますよ。
住所:愛知県岡崎市八帖町字住環道69
マップ: Googleマップ
アクセス:
東名岡崎IC、豊田東ICより車で15分
名鉄東岡崎駅からタクシーで10分
名鉄東岡崎駅からバスで(片道180円)で15分※東岡崎駅1番乗場「安城駅前行き」か「北野北口行き」に乗車→板屋町口下車 1号線名古屋方面に向かって徒歩5分
JR岡崎駅からタクシーで20分
東海道新幹線 三河安城駅からタクシーで30分
岡崎公園前駅から徒歩で5分(名鉄電車新名古屋から片道650円)
営業時間:
9:00~17:00
・見学
平日:10:00~16:00(毎時00分開始、所要時間30分)
土日祝:9:30~16:00(毎時00分開始、30分開始のガイド付き見学(12:30の回はお休み))
※お盆と年末年始の見学は公式サイトをご確認ください
休業日:12/31~1/1
公式URL: 八丁味噌の郷
中核都市に豊橋市を有する東三河エリアは、静岡県境から南部の渥美半島まで広がっています。
豊川市にある豊川稲荷は、由緒伝統ある仏閣として全国的にも有名で、ここの参道で食べる「稲荷ずし」は格別です。
「奥三河」とも言われる北部の山岳地方もハイキングに最適の場所。
「天竜奥三河国定公園」に指定された風光明媚な場所で、愛知県の県鳥「コノハズク」が生息している鳳来寺山はぜひ訪れてみたいスポットです。
南部の伊良湖岬から拝む三河湾の景色は、格別の美しさですよ。
愛知県東部・豊川市に所在する「豊川稲荷」は、全国的にも有名な観光地です。
通常「おいなりさま」といえば、稲荷神(農業・穀物の神様)を祀る神社なのですが、豊川稲荷は実は寺院なのです。
正式名称は「円福山豊川閣・妙厳寺」で、曹洞宗に属する寺院です。
それなのに、境内には立派な鳥居が建ち、キツネが祀られています。
では、なぜこのように紛らわしいことになっているのでしょうか?
そもそも曹洞宗は、禅の修行をする宗派で、ここ妙厳寺の御本尊は「千手観音」です。
しかし、境内の鎮守として祀られているのは稲荷様なのです。
この稲荷様の方が有名なため、一般的には「豊川稲荷」と呼ばれています。
通常の稲荷神とは、五穀豊穣を司る穀物・農業の神・ウカノミタマのことを指します。
京都にある「伏見稲荷神社」が総本宮であり、全国の稲荷神社の頂点に立っています。
稲荷といえば、キツネが有名ですが、キツネが神様になった理由として、農業との密接な関係が挙げられます。
下記のような理由があるからだとされてきました。
やがて江戸時代になると、稲荷神は農業の神様だけではなく、商売繁盛の神様にも変化することになったのです。
現在、全国の稲荷神社に祀られているキツネは「白狐」です。
ここでまた複雑なことが起こります。
豊川稲荷の鎮守・稲荷様はもともと上記の日本古来の神・稲荷様ではないのです。
インド古来の神で、ヒンズー教にも由来する「荼枳尼天(だきにてん)」なのです。
この荼枳尼天、ヒンズー教では人肉を食べる恐ろしい魔女なのですが、日本ではやがて稲荷神と同一視されることになりました。
日本での荼枳尼天は、白狐にまたがり、稲穂を担いでいる姿に変化します。
その姿が、稲荷神と同一の神様ではないかと言われるようになったのです。
荼枳尼天と豊川稲荷の縁は、その建立の由来につながります。
豊川稲荷は室町時代の嘉吉元年(1441年)に、曹洞宗寒厳派の東海義易によって建立されました。
さらに時代を遡ること200年前の文永4年(1267年)、この寒厳派を開祖した寒巖禅師は、禅の修行のために中国(宋)に渡りました。
いよいよ船出のとき、海上に荼枳尼天があらわれ、禅師の旅の安全を約束したのです。
東海義易は、この縁起にちなんで建立の際、寺の鎮守にしたといわれています。
豊川稲荷は現在、1,272ヘクタールの広大な境内のなかに、本殿ほか大小90棟以上の堂塔伽藍があり、それぞれに趣のある見どころがたくさんあります。
中でも「霊狐塚」は圧巻です。
豊川稲荷の奥の院から、ずっと奥まった場所に霊狐塚は存在します。
ここは、豊川稲荷に祈願して願いごとが叶った人たちが奉納したキツネ像が大量に並んでいます。
その数は1,000体以上とされていて、赤いよだれかけをかけて、同じ方向を向いたキツネの姿は圧巻です。
キツネの表情も、それぞれ違いので、見比べしていくのも楽しいかもしれません。
この霊狐塚、金運アップのパワースポットでもあります。
住所 : 愛知県豊川市豊川町1番地
マップ: Googleマップ
アクセス : JR豊川駅下車、徒歩3分
電話番号 : 0533-85-2030
公式URL : 豊川稲荷
豊川稲荷を参拝したら、ぜひとも名物の「いなり寿司」に舌鼓を打ちたいものです。
豊川市はいなり寿司発祥の地のひとつとされ、バラエティに富んだいなり寿司がたくさんあります。
豊川稲荷参道沿いには、いなり寿司の天ぷらやバーガー、創作いなりまであり、食べ歩きしたいものです。
B級グルメでも有名な「豊川のいなり寿司」堪能してみてください。
愛知県田原市にある伊良湖岬は、渥美半島先端に位置する岬です。
三河湾と太平洋に望む眺望は、ビュースポットとして有名です。
名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月・・・
島崎藤村が創作した「椰子の実」の詩は、この伊良湖岬に漂流したヤシの実の話がもとになったと言われます。
伊良湖岬には、この詩の記念碑があり、ここから遥か南洋の島までつながっているロマンを感じさせます。
この伊良湖岬から海上約3.5キロに位置する神島は、この岬から眺めることができ観光船も運航しています。
この神島は三重県鳥羽市に属しておりますが、距離的には伊良湖岬の方が近いのです。
三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台になった島で、何度か映画化もされています。
また、この周辺の海には小型のイルカ・スナメリも生息しており、三重県鳥羽港を結ぶ伊勢湾フェリーや観光船から見つけることができます。
伊良湖岬突端に位置する伊良湖岬灯台は、伊良湖岬のシンボル的な存在です。
美しい白亜の灯台は、「日本の灯台50選」にも指定されたビューポイントです。
この灯台は、太平洋や三河湾・伊勢湾を一望できる日中の眺望も素晴らしいのですが、夕暮れ時に訪問して、沈みゆく夕日を眺めるのも最高です。
住所 : 愛知県田原市伊良湖町古山
マップ: Googleマップ
アクセス :
電車:豊橋鉄道「新豊橋」駅から、豊鉄バス休暇村経由で「伊良湖岬」下車、徒歩12分
マイカー:東名豊川ICより車で約90分
電話番号 : 0531-23-3516 (渥美半島観光ビューロー)
料金 : 無料
注意点 : 灯台の中は入れません
伊良湖岬から「日出石門」までの約1キロに渡る砂浜で、太平洋の荒波を受ける海岸美は、「日本の渚100選」に指定されています。
恋路ケ浜の名前の由来は、禁断の恋ゆえに都を追われた、昔高貴な身分の男女がこの地を逢瀬もできないまま病死した悲話に基づきます。
ふたりはお互いの名を呼びながら亡くなり、貝になったと伝えられています。
今は「恋人の聖地」とされ、多くのカップルで賑わいます。
海を一望できる鐘は、2人で鳴らすと幸せになれると評判のスポットです。
また、駐車場横に「願いのかなう鍵」が設置されていて、この鍵をもとにした「願いのかなう鍵(1セット980円)」が販売されています。
住所 : 田原市伊良湖町恋路浦
マップ: Googleマップ
アクセス :
電車:豊橋鉄道「新豊橋」駅から、豊鉄バス休暇村経由で「伊良湖岬」下車、徒歩12分
マイカー:東名豊川ICより車で約90分
電話番号 : 0531-23-3516 (渥美半島観光ビューロー)
恋路ケ浜の終着点に「日出の石門」があります。
太平洋の荒波の浸食によって、真ん中が洞穴になった日出の石門は「沖の石門」と「岸の石門」と2つ存在します。
この石門ができるまで、気の遠くなるような歳月が経っただろうと考えられます。
特にその名の通り、日の出の時、朝日に映える石門のシルエットは最高です。
晴れた日には、志摩半島や神島を眺望でき、その雄大な風景はまさに絶景。
住所 : 田原市日出町
マップ: Googleマップ
アクセス :
電車:豊橋鉄道「新豊橋」駅から、豊鉄バス休暇村経由で「伊良湖岬」下車、徒歩12分
マイカー:東名豊川ICより車で約90分
電話番号 : 0531-23-3516 (渥美半島観光ビューロー)
奥三河とよばれるエリアがあります。
一般的には三河エリア北東部の山間部のことで、東三河エリアでは新城市や北設楽郡一帯を指します。
香嵐渓のある豊田市足助町も、西三河エリアの「奥三河」です。
広域的には、近隣の長野県・静岡県を跨いで「天竜奥三河国定公園」の一角を形成しています。
鳳来寺山は、新城市にある死火山で標高695メートルの山です。
その岩肌を露出した美しい姿は、古代から山全体が信仰の対象とされてきました。
山中には、古刹「鳳来寺」と「鳳来山東照宮」が所在します。
この山は、国指定名勝・天然記念物に指定され、自然も豊かなところです。
全山が原生林に覆われて植生に恵まれています。
日本一高い木といわれる60メートルの杉の木(傘すぎ)も存在します。
モリアオガエルや陸貝の有数の生息地としても知られていますが、忘れてはならないのが「コノハズク」の存在です。
「声の仏法僧」として知られ、愛知県の県の鳥にも指定されています。
紅葉の名所としても有名であり、ハイキングが楽しめる場所なのです。
コノハズクは、全長20センチ位の小型のフクロウの仲間です。
本来はアジア南部・インドネシアなどの熱帯域に生息し、日本には5~6月頃飛来する夏鳥です。
鳴き声が「ブッポウソウ」と聞こえるため、「声の仏法僧」の異名をもっています。
なぜ敢えて「声の」とつけるのかといえば、ブッポウソウという名の別の種類の鳥が存在するからなのです。
元祖ブッポソウソウは、「ゲゲゲッ」という鳴き声です。
鳳来寺山の山頂に位置する鳳来寺は、真言宗五智教団の本山寺院です。
創建は大和時代の大宝2年(702年)、利修仙人によって開山されたと言われています。
この利修仙人、文武天皇の病気治癒の祈祷を行って快癒させ、その功績によって伽藍建立を許されたのです。
祈祷の際、鳳凰に乗って都の御所に参内したという伝承があり、鳳来寺の名前の由来となっております。
戦国時代、三河の領主・松平広忠は、この寺で子授けの祈願をしました。
その御利益で誕生したのが徳川家康であり、以来徳川家から篤い庇護を受けることになったのです。
鳳来寺へ参拝するには、1425段の石段を登って行かなければなりません。
表参道にある「仁王門」は、徳川家光によって建立された国の重要文化財に指定されています。
石段のまわりは深い原生林がほとんどで、豊かな自然を満喫しながら森林浴を楽しむことができます。
途中で出現する「傘すぎ」は、日本一高い木といわれ樹齢800年以上、高さは60メートルにもなります。
山頂の本堂から眺めるパノラマビューは、頑張って登ってきた甲斐があったと実感できる見事さです。
住所 : 愛知県新城市門谷字鳳来寺
マップ: Googleマップ
アクセス : JR飯田線湯谷温泉駅から車で20分
電話番号 : 0536-35-1176(東照宮)
営業時間 : 駐車場の営業時間は8:00~18:00
料金 :
参拝 無料
鳳来寺山パークウェイ駐車場 190台 500円/1日
鳳来東照宮は、鳳来寺山中にある神社で、日光・久能山と並ぶ三大東照宮です。
徳川家康を主祭神に祀っています。
慶安元年(1648年)に徳川家光によって建立されました。
この地に建立された理由としては、前述のように松平広忠夫婦が、鳳来寺に子授け祈願をした御利益として家康が誕生した伝承に基づきます。
本殿のほか、中門、拝殿など国の重要文化財に指定されている建造物を多く所有しています。
住所 : 愛知県新城市門谷字鳳来寺4
マップ: Googleマップ
アクセス :
本長篠駅からバスで15分 徒歩で60分
東名豊川ICから車で60分 徒歩で10分
三遠南信自動車道鳳来峡ICから車で25分 徒歩で10分
電話番号 : 0536-35-1176
営業時間 : 8:00~18:00
料金 : 拝観自由
公式URL : 鳳来東照宮
サンテパルクたはらは、花や自然触れながら、動物とのふれあいや様々な体験を行うことのできる施設です。
敷地内には屋内施設も充実しているため、急な雨に見舞われても、雨宿りをしながら施設内をめぐって時間を潰すことも可能です。
屋外の施設の注目スポットとしては、季節ごとに満開の花々が出迎えてくれるサンテガーデンがおすすめ!
サンテガーデンは少し高台にあるため、十分に体を動かしてサンテガーデンまで歩いていくと、美しい花と同時に芦ヶ池を見渡せます。
そのほかにも、蒸気機関車の展示やサイクリングコースなどもあるため、色々な楽しみ方を堪能することができますよ。
屋内施設も豊富で、温室やサラダ館、体験工房と複数の施設があります。
体験工房は要予約です。
その他、ウインナー作りや手作り石鹸体験など様々な体験を家族で受けることができますよ。
体験工房での体験以外にも、農場体験を受けることも可能です。
農場体験では4000㎡という広々とした畑で、野菜の収穫体験ができますよ。
その他にも、小動物園ではウサギやミニブタなどの小さな動物とのふれあいも随時行っています。
フリーマーケットなどのイベントも開催されている日があるので、家族みんなでゆったりのんびりサンテパルクたはらを楽しみましょう。
住所:愛知県田原市野田町芦ヶ池8番地
マップ: Googleマップ
アクセス:三河田原駅より車で15分
営業時間:9:00~17:00
休業日:木曜日(祝日の場合は翌日)
料金:無料
公式URL: 芦ヶ池農業公園「サンテパルクたはら」
「ラグーナテンボス」は、愛知県蒲郡市にある複合マリンリゾート施設です。
三河湾を望む自然豊かな地に位置し、名前から分かるように、長崎県佐世保市にあるハウステンボスとは姉妹施設。
テーマパーク「ラグナシア」、ヨットハーバー「ラグナマリーナ」、グルメとショッピングの「ラグーナフェスティバルマーケット」、本格タラソテラピーを楽しめる「ラグーナの湯」、直営ホテルの「ホテルラグーナヒル」などからなり、見どころいっぱいです。
人気の「ラグナシア」は、伝説の港町をイメージしたテーマパークです。
絶叫系、RPG系の乗り物から、家族で楽しめる観覧車やメリーゴーランドまで様々なアトラクションが楽しめます。
1年中季節の花が咲き乱れるフラワーラグーンでは、花の上を空中散歩したり、花々のアーチをくぐり抜けたり、360°お花の壁に囲まれる体験もできます。
たっぷり遊んだ後には、天然温泉ラグーナの湯での温泉タイムや、三河湾の海水を使ったタラソプールで、デトックス&リフレッシュするのもおすすめです。
ミュージカルショー、マッピングショーを始めとする、様々なイベントが目白押しのラグーナテンボス。
公式サイト でしっかり情報をチェックして出かけてくださいね。
住所 :愛知県蒲郡市海陽町2-3
マップ: Googleマップ
アクセス :JR蒲郡駅から無料シャトルバスで約15分
電話番号 :0533-58-2700
定休日 :施設により異なる
営業時間 :施設により異なる
料金 :大人(中学生以上)2,150円、小学生1,200円、幼児(3歳以上)700円
公式URL : ラグーナテンボス
愛知県の観光地をご紹介しました。
愛知県は、大都市の名古屋以外にも魅力的な観光スポットが豊富に存在します。
海もあり、山もあり、歴史的な建造物から最新スポットまで盛り沢山です。
今度のお休みに、貴方なりの愛知の旅を計画してみませんか?
※合わせて読みたい: 愛知県名古屋市で今泊まるべきホテル16選!次々とホテルが開業する大激戦区!
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