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意外と身近にある!?日本全国の秘境スポット20選





「秘境」という言葉から、どんな場所を連想するでしょうか?
アマゾンの上流域とか、ヒマラヤの山岳地帯とか、果てはシベリアの奥地とか・・・。
おそらく海外にある、探検に行くような場所を思い浮かべる方が多いことでしょう。

21世紀を迎えた日本国内に、秘境なんてあるの?って思われるかもしれません。
ところが日本にはまだ知られざる・・・とっておきの秘境スポットが存在するのです。

行くのはちょっと大変かもしれませんが、絶対訪れたい日本の秘境をたっぷりご紹介します。

【目次:日本国内のおすすめ秘境20選】

 

1ページ目 :

 

秘境ってどんなところ?

日本国内にある秘境の特徴

秘境を訪れる楽しさ

 

北海道・東北エリアのおすすめ秘境1:知床( 北海道 )

北海道・東北エリアのおすすめ秘境2:オンネトー(北海道)

北海道・東北エリアのおすすめ秘境3:仏ヶ浦( 青森 )

北海道・東北エリアのおすすめ秘境4:檜枝岐村( 福島 )

 

関東・甲信越エリアのおすすめ秘境1:青ヶ島( 東京 )

関東・甲信越エリアのおすすめ秘境2:小笠原諸島・母島(東京)

関東・甲信越エリアのおすすめ秘境3:遠山郷・下栗の里( 長野 )

関東・甲信越エリアのおすすめ秘境4:ユーシン渓谷( 神奈川 )

 

2ページ目 :

 

東海・北陸エリアのおすすめ秘境1:白川郷・五箇山の合掌造り集落( 岐阜 ・ 富山 )

東海・北陸エリアのおすすめ秘境2:黒部峡谷(富山)

東海・北陸エリアのおすすめ秘境3:寸又峡・奥大井( 静岡 )

 

関西エリアのおすすめ秘境1:十津川村( 奈良 )

関西エリアのおすすめ秘境2:熊野古道( 大阪 ・ 奈良 ・ 三重 ・ 和歌山 )

 

中国・四国エリアのおすすめ秘境1:三段峡( 広島 )

中国・四国エリアのおすすめ秘境2:祖谷渓( 徳島 )

中国・四国エリアのおすすめ秘境3:国賀海岸( 島根 )

 

九州・沖縄エリアのおすすめ秘境1:五家荘( 熊本 )

九州・沖縄エリアのおすすめ秘境2:椎葉村( 宮崎 )

九州・沖縄エリアのおすすめ秘境3:トカラ列島( 鹿児島 )

九州・沖縄エリアのおすすめ秘境4:南大東島・北大東島( 沖縄 )

 

秘境ってどんなところ?

 

 

絶景 」とともに、最近では「秘境」というキーワードも新しい旅のスタイルとして定着してきています。

では秘境とは具体的にどんな場所なのでしょうか?

 

国語辞書・大辞泉の解説によれば 「外部の人が足を踏み入れたことがほとんどなく、まだ一般に知られていない地域」 のことを指しています。

この解釈どおりだと、大都市や有名な観光地以外はほとんどが秘境になってしまうかもしれません。

日本人観光客がほとんど訪れない国に対して「知られざる秘境の国」と表現しているのと同じです。

 

一般的には、交通の便があまりよくない場所で、気軽に訪問するのが困難な「観光スポット」を指すことが多いようです。

そのような不便な場所で、すばらしい絶景に巡り合えたり、今まで経験したことがないような生活習慣に遭遇できた時には、旅の楽しさが倍増すること間違いありません。

 

 


日本国内にある秘境の特徴

 

 

日本列島は、周囲を海に囲まれ、亜寒帯から亜熱帯と幅広い気候区分から成り立っています。

また国土の7割が山岳地帯になっています。

 

山は古来より人の行き来を妨げ、孤立した集落を形成する要因にもなってきました。

日本アルプスなど大きな山脈には、未だ人間を寄せ付けない場所も存在します。

 

雪が多い地域であれば、なおさら人間の往来は困難となってきたでしょう。

日本にある秘境は、山の奥地や山に囲まれた山村が多いのが特徴です。

 

また日本には海岸線の長さが100m以上の島が、現在6852島もあります。

小笠原諸島のように、本土から遠く隔絶された島もあれば、海岸線が険しくて容易に近づけない島もあります。

何度も航空機や連絡船を乗り継がないと到着できない島もあります。

 

このような隔離された島のなかには、独自の文化が発展していたり、雄大な自然美を残している場所もあるのです。

日本の秘境には離島が多いことも、特徴のひとつです。

 

 

秘境を訪れる楽しさ

 

 

秘境とよばれる場所は、先述のとおり交通の便がよいとはいえません。

公共の交通機関を利用しても、何度も乗り換える必要がありますし、その本数も多いとはいえないのが現状です。

目的地に到着するまで、非常に長い時間を費やすことがあります。

 

マイカーを利用したとしても、目的地までの道路状況がよくなかったり、季節によっては閉鎖されて通行できない道もあります。

こうした不便な場所にあるからこそ、秘境を訪れる価値があり、長い道中での体験もよい思い出になるでしょう。

 

また秘境での滞在は不自由を強いられることが多いのが実情です。

都会に暮らす人には当たり前に感じているコンビニエンスストアや、自動販売機などが存在しなかったりすることも多くあります。

 

携帯電話も圏外になって使用できない場所もあります。

その分、目の前に広がる大自然や、現地での生活スタイルを満喫することができるかもしれません。

都市生活の利便性を忘れ、非日常を体験できる空間・・・秘境にはそんな魅力があります。

 

ところで最近、「秘境駅」も静かなブームになっています。

秘境駅とは、とても利用者がいるとは思えないような山奥や原野に、ひっそりと存在している駅のことです。

駅の周囲には、本当に何もない場合が多く、駅を訪問することが目的となっていることが多いようです。

このケースもまた、新しい秘境訪問のスタイルといえるでしょう。

 

 

それでは全国に存在する、とびきりの秘境の旅へ誘いましょう!

 

 


北海道・東北エリアのおすすめ秘境1:知床( 北海道

 

 

 

北海道の最東部に位置し、オホーツク海に突き出す形で存在する知床半島は、大自然豊かな秘境地帯です。

長さ約70km、基部の幅が25kmの狭長な半島であり、平地がほとんど存在しない急峻な地形となっています。

 

半島の中央部には標高1661mの最高峰・羅臼岳をはじめとする知床連峰が広がり、この地域の気候に多様性を生み出しています。

平成17年(2005年)には、ユネスコ世界遺産(自然遺産)に指定されています。

 

 

知床半島には手付かずの大自然が残されていて、植物相・動物相の豊富さは国内でも屈指の規模を誇ります。

植物相は、北方系と南方系の植物が混在しており、高山植物の種類も多く存在しています。

この場所にしか植生していない希少種も少なくありません。

 

また、かつては北海道全域に生息していた動物のほとんどが生息しているほど、動物相が豊富な場所です。

ヒグマやエゾシカが高密度で群集しているほか、海上動物であるトドやマッコウクジラを目撃することもできます。

 

哺乳類は陸上哺乳類36種、海棲哺乳類22種が知床半島及びその沿岸海域に生息しているといわれています。

シマフクロウ、オジロワシなど大型鳥類の繁殖地、越冬地としても貴重な場所で、半島内で目撃する機会が多くなっています。

ほかにも魚類は淡水魚類42種、海水魚類261種、爬虫類8種、両生類3種、昆虫類2500種以上の生息が確認されているほどの生物の宝庫なのです。

 

知床の見どころ

 

 

 

 

知床観光のゲートウェイは、オホーツク海側の「ウトロ」と太平洋蚊側の「羅臼」が起点となります。

ウトロのある斜里地域には、カムイワッカ湯の滝やオシンコシンの滝のほか、知床五湖など見どころが豊富で、大自然のなかトレッキングを楽しむことができます。

 

羅臼地区では、雄大な羅臼岳が最大の観光スポットです。

オホーツク海・太平洋岸の遊覧船もあり、名瀑巡りのほかヒグマウォッチング、一般観光客が上陸不可能な「知床岬」を海上から鑑賞することができます。

夏場のホエールウォッチング、冬場の流氷観光も外せません。

 

知床の観光情報

 

名称 : 知床半島

住所 :

北海道斜里郡斜里町(オホーツク海側)
北海道目梨郡羅臼町(太平洋側)

アクセス :

女満別空港から斜里バス「知床エアポートライナー」で2時間15分(斜里)
中標津空港からバスで1時間15分(羅臼)

電話番号 :

0152-22-2125(斜里町観光協会)
0153-87-3360(羅臼町観光協会)

注意点 : 冬季には道路閉鎖区間あり

 

 

北海道・東北エリアのおすすめ秘境2:オンネトー(北海道)

 

 

 

オンネトー~その名前からして、いかにも秘境っぽい雰囲気が漂います。

オンネトーは、北海道東部・足寄町にある湖で、その名前の由来はアイヌ語で「年老いた沼」を意味します。

阿寒国立公園内に位置し、「オコタンペ湖」、「東雲湖」とともに北海道三大秘湖に数えられています。

 

オンネトーは湖底から天然ガスが噴き出ており、また水質は酸性が強く、魚が棲むことが出来ません。

そして水面が状況によって様々な色に変化することから「五色沼」の異称があり、その神秘さを増しています。

晴天時には雌阿寒岳と阿寒富士の両方を見られる絶景ビュースポットとなっています。

 

オンネトーの見どころ

 

 

 

 

オンネトーは湖周2.5kmほどの小さな湖沼です。

周囲には約4kmの散策路があり、1時間ほどでぐるり湖を周遊できます。

 

オンネトーの西側にはログデッキとして整備された「湖畔展望台」があり、ここからは湖と雌阿寒岳、阿寒富士を一望可能です。

なかでも「オンネトーブルー」とよばれる青く映える湖水が、紫や緑色に変化する様子はとても神秘的です。

湖の周辺を紅葉が彩る10月初旬が一番のベストシーズンです。

 

オンネトー近郊にある「オンネトー湯の滝」も必見のスポットです。

高さ20mほどの岩肌の上を、約35℃ほどのお湯が流れており、そのお湯の表面で鉱物「マンガン」が形成されるという世界的にも非常に珍しい場所です。

国の天然記念物にも指定されています。

 

オンネトーの観光情報

 

名称 :オンネトー

住所 : 北海道足寄郡足寄町茂足寄

アクセス :

新千歳空港から高速道路(足寄IC下車)と国道241号線を利用して約3時間20分
女満別空港からは約1時間20分

 

 


北海道・東北エリアのおすすめ秘境3: 仏ヶ浦 青森

 

 

 

あまりにも険峻な位置にあるため、地元でもごく限られた人にしか知られていなかった・・・仏ヶ浦とは、そのような場所です。

青森県・下北半島には霊峰・恐山をはじめ、この世とあの世を繋ぐ境界のような不思議なスポットが点在しています。

この仏ヶ浦もまた、美しさの中に霊的な雰囲気が漂います。

 

 

仏ヶ浦は、下北半島のマサカリの刃の部分・佐井村南部の海岸線に位置する景勝地です。

海岸沿いに2キロ以上にわたって、断崖・奇岩が続いており、その全貌は海上からでないと把握できないほどです。

 

車道がないために車での訪問は不可能で、駐車場からの遊歩道は、急な階段を20分ほど昇り降りしなければなりません。

そのため遊覧船で海上から鑑賞するコースが一般的です。

 

仏ヶ浦の奇岩は、如来の首、五百羅漢、一ツ仏、十三仏観音岩蓮華岩、地蔵堂、極楽浜などの仏教に関連した名前が付けられています。

津軽海峡の荒波と厳しい環境によって岩石が浸食され、気の遠くなるような年月をかけて形成されてきました。

長らく知られざる存在だった仏ヶ浦を世に知らしめたのは、歌人の大町桂月の功績によるものです。

その桂月の紹介により一躍全国的に知られるようになったといわれています。

 

この仏ヶ浦・・・恐山の奥の院とされ、死者が通るあの世の入り口ともいわれてきました。

今でも霊場としての側面を強く持っている場所です。

まさに「この世のもの」とは思えない絶景がここにあります。

 

仏ヶ浦の見どころ

 

 

 

 

なんといっても奇岩巡りに尽きます。

「五百羅漢」、「如来の首」などあまりにも巨大な奇岩に圧倒されてしまいます。

「極楽浜の岩の渕から流れ出る「不老長寿の水」は飲用可能・・・文字通りの不老長寿になれるとの伝承も・・・。

 

長らくの秘境であり、近くに民家も存在しないため海はとても美しく、魚の群泳や、稀にイルカも確認できます。

この周辺は自然豊かで、運が良ければ、ニホンザルや天然記念物のニホンカモシカにも出会えるかもしれません。

 

仏ヶ浦の観光情報

 

名称 : 仏ヶ浦

住所 : 青森県下北郡佐井村

アクセス :

●青森港から佐井港まで船で2時間30分(夏季1日2便・冬季1日1便。)
●むつ市内(下北駅、むつバスターミナル等)から下北交通のバス(佐井線)で佐井村まで約2時間20分
●佐井村から観光船(4月20日-10月31日)で約30分。または車で約40分で駐車場。駐車場から徒歩20-30分
●むつ市から車で1時間20分 (冬季は通行規制箇所も多いので注意)

電話番号 : 0175-38-2111 (佐井村役場)

 

 

北海道・東北エリアのおすすめ秘境4: 檜枝岐村 福島

 

 

 

これからご紹介する檜枝岐村(ひのえまたむら)は、まさに秘境の観光地という言葉がぴったりの場所です。

一大観光地である尾瀬の玄関口に位置し、多くの観光スポットを抱えながら、交通の便は極めて悪く、訪問するには覚悟が必要な場所といえます。

 

檜枝岐村は福島県の南西部にあり、群馬・栃木・新潟の3県と県境を接しています。

東北地方の最高峰・燧ヶ岳(ひうちがたけ:2356m)を中心とした高い山々に四方を囲まれ、村の総面積の98%が森林地帯です。

 

そのため日本一人口密度の低い市町村となっています。

また国内屈指の特別豪雪地帯(豪雪地帯の中でも、著しく住民の生活に支障をきたすエリア)にも指定されています。

 

この豪雪のため、栃木県(日光市)や新潟県(魚沼市)からの主要道路は冬期閉鎖され、アクセス出来なくなるか、大きく迂回しなければなりません。

群馬県の片品村からのアクセスは、尾瀬国立公園を跨ぐ格好になるために、徒歩でしか通行できなくなっています。

同じ福島県内の隣町・只見町からでも直通の道がありません。

まさに陸の孤島・・・尾瀬が観光地化される前までは本当の秘境でした・・・。

 

檜枝岐村は平家の落人伝説の残る地域であり、村民の姓に多い「星」姓や「平野」姓は、その後裔だとされています。

厳しい環境のため稲作に適さず、かつては焼畑農業や山菜採りを中心とした生活をしていたといわれています。

過去に何度も飢饉に見舞われ、多くの犠牲者を出すなど悲しい歴史を持っています。

現在では観光地化が進み、その秘境に魅せられて訪問する人も多いようです、

 

檜枝岐村の見どころ

 

 

 

枝岐村は福島県側からの「尾瀬国立公園の玄関口」~尾瀬沼や会津駒ヶ岳、燧ヶ岳など尾瀬の観光スポットが詰まっています。

村内には尾瀬のミニチュア版「ミニ尾瀬公園」があり、ここだけで尾瀬観光のハイライトを満喫できます。

天然温泉もあり、日帰り入浴可能な施設も存在します。

 

また食事も楽しみのひとつです。

尾瀬の名水によって育まれた蕎麦や、渓流魚であるイワナ料理、特産品である舞茸には舌鼓を打ちたいものです。

しかし忘れてはならないのが、この土地独自の料理である「山人料理」~中でもサンショウウウオはぜひ食してみたい一品です。

 

 

ほかにも村歌舞伎の舞台である「桧枝岐の舞台」、歌舞伎伝承館「千葉之家」、名瀑「三条の滝」など見どころ満載です。

 

 

 

檜枝岐村の観光情報

 

名称 : 檜枝岐村

住所 : 福島県南会津郡檜枝岐村

アクセス :

●東武鉄道会津線・会津高原尾瀬口→会津バス70分→尾瀬檜枝岐温泉
●東北新幹線・郡山駅- -西若松駅-<会津鉄道>-会津高原尾瀬口駅→会津バス70分-尾瀬檜枝岐温泉
●東北自動車道・西那須野塩原IC→<R400>上三依→<R121>早坂→<R352>内川→尾瀬檜枝岐温泉(約100km)
●東北自動車道・白河IC→<R286>>下郷→<R121>田島→<R289>山口→尾瀬檜枝岐温泉(約120km)

電話番号 : 0241-75-2432(尾瀬檜枝岐村温泉観光協会)

注意点 :冬期は道路閉鎖箇所あり

 

 


関東・甲信越エリアのおすすめ秘境1:青ヶ島( 東京

 

 

 

国内最高ランクの絶景・秘境スポットとして、最近メディア等でも注目を浴びている青ヶ島。

伊豆諸島の有人島としては最南端に位置する総面積5.97k㎡の小島で、東京都に属していながら、その中心部から約358kmも離れた場所にあります。

そればかりか、一番距離的に近い八丈島からも60km近く離れている絶海の孤島なのです。

 

青ヶ島(青ヶ島村)の人口は170人(98世帯)ほどで、この人数は東京都だけではなく、日本で最も人口の少ない自治体となっています。

住所は島内全体が「〒100-1701東京都青ヶ島村無番地」~従って郵便物は名前のみで配達されることになります。

島には公共の交通機関がありませんので、レンタカーを利用するか民宿で手配してもらうしか手段がありません。

 

この島の秘境たる最大の所以は、容易に訪問できる場所ではないことです。

東京都心から直通の便はなく、最寄の八丈島を経由してのヘリコプターかフェリーでの訪問となります。

 

しかしヘリコプターは1日1便・定員9席しかなく、ほとんど地元の人が利用するため予約するのにも一苦労・・・それだけでなく欠航率が20%もあるのです。

フェリーを利用するにしても、断崖絶壁の島なので少しの高波でも着岸が不可能になるため、こちらの欠航率はさらに高く50%にのぼるといわれています。

よほど運がよくないと上陸できない島なのです。

 

青ヶ島は火山島であり、太古の火山活動の名残で形成された「二重カルデラ」は島の象徴となっています。

今でも地元の言葉で「ひんぎゃ」とよばれる噴気孔から蒸気を噴き出しているのを目撃できます。

この蒸気の地熱は、調理釜やサウナにも利用されています。

 

青ヶ島の見どころ

 

 

 

 

青ヶ島の象徴である二重カルデラは、世界的にも珍しいものです。

このカルデラは、島でもっとも高い「大凸部(オオトンブ)」と呼ばれる丘から、一望することができます。

またカルデラの中心部から霧が湧き出ているような、その貴重な光景を見た者には幸運が訪れるともいわれています。

 

青ヶ島は別名「星空コロシアム」とよばれるほど星空の美しい場所です。

周囲に電灯もないため、天の川がくっきり見えるほどの絶景であり、この島を訪れたら必ず見ておきたいものです。

特に「池之沢」地区から仰ぐ星空は、まさに天然プラネタリウムといえるほど素晴らしい光景です。

 

 

青ヶ島の特産品として「青酎」という幻の焼酎があります。

サツマイモから作った青酎は度数が30度もありながら、甘みがあるのが特徴です。

本土に流通することが滅多にないので、島料理に舌鼓を打ちながら、じっくりと味わってみたいものです。

 

 

 

 

青ヶ島の観光情報

 

名称 : 青ヶ島

住所 : 東京都青ヶ島村無番地

アクセス :

八丈島までは羽田空港からANAにて約50分、または竹芝桟橋から東海汽船「橘丸:1日1往復」で約11時間。
八丈島から青ヶ島まで、伊豆諸島開発の連絡船「あおがしま丸」で約2時間30分、ヘリコプター「東京愛らんどシャトル」で約20分

電話番号 :青ヶ島村役場 04996-9-0111

ANA国内線予約・案内センター 0570-029-222
東海汽船 03-5472-9999
あおがしま丸 04996-9-0033
東京愛らんどシャトル 04996-2-5222

 

 

関東・甲信越エリアのおすすめ秘境2:小笠原諸島・母島(東京)

 

 

 

ユネスコの世界遺産にも登録された小笠原諸島・・・亜熱帯のリゾート地として有名ですが、実際に訪れたことがある人は少ないのではないでしょうか?

空港が設置されていないため、船で行くしか手段がありません。

通常は1週間に1便、しかも片道24時間の長い船旅です。

 

帰りの便が悪天候などの理由で欠航してしまうと、さらに1週間程度の滞在を余儀なくされてしまう・・・・

これでは会社の休暇で、気軽にバカンスなんてわけにはいかなくなってしまいます。

時間的にも費用的にも、沖縄や海外のリゾート地に旅行した方がお得かも・・・小笠原諸島は、時間的にも金銭的にも余裕がないと行けない秘境の地となっているのです。

それでも一生に一度は訪れてみたい・・・小笠原はそんな魅力に満ちたパラダイスです。

 

東京都心から南に約1000km~「東洋のガラパゴス」と称される小笠原諸島は、独自の自然相を持つ絶海の孤島群です。

父島列島、母島列島および火山列島など30あまりの島々がありますが、民間人が居住するのは父島と母島のみで、そのほとんどが無人島です。

小笠原諸島の中心は父島で、定期船「おがさわら丸」が着岸する二見港をはじめ、官公庁など村の中枢機構は父島に集中しています。

また小笠原での観光・滞在も父島とその周辺エリア(兄島海域、南島など)が中心となっています。

 

母島は父島から、さらに南下すること50km、約2時間の船旅で到着します。

島の面積は19.88㎢、人口450人で、周囲の姉島・妹島(ともに無人島)などの島と母島列島を形成しています。

民間人が訪問することのできる東京都最南端の地であります。

 

 

母島の魅力は、父島と比べて緑が濃く、手付かずの自然が残されていることにあります。

島民の人情も温かく、母島を訪れたことのある人は、ずっとこの島に滞在したいという感情にかられ、リピーターも多いようです。

いまだ本格的に観光地化されていない分、「隠れ家」的な究極のリゾートライフを満喫できる❝秘境❞なのです。

 

母島の見どころ

 

 

 

小笠原諸島の最高峰・乳房山(標高463m)は、「ハハジマノボタン」など固有植物の宝庫であり、この地にしか生息していない特別天然記念物「メグロ」を間近で観察することができます。

山頂から眺めるエメラルドグリーンの亜熱帯の海は絶景そのものです。

手付かずの太古の森が残っており、冒険家気分で散策するのも楽しいと思います。

 

 

 

珊瑚礁の海にはイルカやザトウクジラが周泳し、平島周辺は小笠原最大のアオウミガメの産卵場所となっています。

御幸之浜から南京浜にかけての海域では、ネムリブカが昼寝をしているのを鑑賞することができます。

美しい海では、ダイビングや釣り、シュノーケリングなどマリンスポーツを満喫できます。

 

 

 

母島も星空の美しい場所です

旧ヘリポート跡地では、視界360度の絶景が広がります。

 

また母島はトロピカルフルーツ、特にパッションフルーツの栽培が盛んで特産品となっています。

本格的な製造方法で作られるラム酒も、おすすめの特産品のひとつです。

このパッションフルーツの果汁をラム酒に加えた「パッションリキュール」は、お土産にも最適な一品です。

 

小笠原・母島の観光情報

 

名称 : 母島

住所 : 東京都小笠原村母島

アクセス : 父島・二見港より「ははじま丸」にて約2時間

電話番号 : 04998-3-2300(小笠原母島観光協会)

 

 


関東・甲信越エリアのおすすめ秘境3:遠山郷・下栗の里( 長野

 

 

 

信州の奥座敷と称され、「信州三大秘境」のひとつにも数えられる遠山郷は、長野県南部・飯田市の山深い谷間に位置しています。

最近の秘境ブームの影響もあって、耳にする機会も増えてきました。

なかでも標高800-1100mの南アルプスの尾根に位置する「下栗の里」は、日本の原風景を色濃く残す山里です。

オーストリアのチロル地方に似ていることから別名「日本のチロル」と表現される絶景の地としても知られています。

 

古来より神々が舞い降りる不思議な谷とされた遠山郷は、深い山と渓谷に囲まれて容易には近づけない場所でした。

近年になって道路状況が改善されて、アクセスしやすくはなりましたが、それでも急峻な山道を登っていく必要があります。

現在は秘境としてのステータスを残しながらも、観光業にも力を入れはじめています。

 

遠山郷・下栗の里の見どころ

 

 

標高1900mの高台にある「しらびそ高原」からは、南アルプスのほか遠く中央アルプス、北アルプスの雄大な景色が360度パノラマで眺望でき、まさに「天空の楽園」です。

オールシーズン楽しめますが、新緑や紅葉の時期に訪れれば息をのむほどの美しさです。

抜群の星空もぜひ堪能してほしいものです。

このしらびそ高原と下栗の里を全長14㎞で結ぶ「南アルプスエコーライン」ではドライブしながら周囲の絶景を楽しむことができます。

 

 

 

遠山温泉郷は、天然の「気」が発生しているといわれており、42.5度のナトリウム・カルシウム塩化物泉は全国的にも珍しいものです。

塩の効果で身体が芯から温まり、日頃の疲れを癒すには最適です。

 

そして遠山郷最大の見どころ・下栗の里は、最大傾斜38度の急斜面に民家や耕地が点在し、独自の景観を作りあげています。

標高は1000m近い高地に存在するため、集落よりも下に雲海が発生することがあり、雲に浮かんだような景観から「天空の里」ともいわれています。

幻想的な風景は、スタジオジブリ作品の「千と千尋の神隠し」の舞台にもなりました。

 

その下栗の里の全貌を鑑賞するには、「天空の里ビューポイント」展望台から眺めるのがおすすめです。

この展望台は、地元住民の方々の手造りで開設されています。

 

 

 

下栗の里は観光地ではなく、地元住民が農作業など日常生活を営んでいる場所なので、訪問する際には最低限のルールを守らなければなりません。

この地の特産品は「下栗いも」とよばれる小ぶりのジャガイモで、この下栗いもを使用した「いも田楽」は絶品です。

 

遠山郷・下栗の里の観光情報

 

名称 : 下栗の里

住所 : 長野県飯田市上村

アクセス :

●中央道飯田ICから矢筈トンネル経由、車で75分。
●JR飯田駅から路線バス遠山郷線で60分、上町バス停下車、バス停からタクシーで15分

 

 

関東・甲信越エリアのおすすめ秘境4:ユーシン渓谷( 神奈川

 

 

 

横浜 鎌倉 箱根 、湘南海岸・・・全国的にも有名な「観光地の宝庫」・神奈川県。

そんな神奈川県内に秘境なんてあるの?って思われるかもしれません。

 

神奈川県西北部には、県の面積の1/6を占める山岳地帯・丹沢山系が広がっています。

その「丹沢の秘境」とよばれているのが、ユーシン渓谷です。

この渓谷の存在は、地元の神奈川県民の間でも知られていないのが実情です。

 

 

ユーシン渓谷という、いかにも外国風の名前の由来には諸説ありますが、大正時代森林管理小屋の番人が、「谷深くして、水勢勇まし」という意味より湧津と名付けたという説が有力になっています。

このユーシン渓谷は、「ユーシンブルー」と称される神秘的な青い水面を鑑賞できる絶景スポットとして、秘境・絶景マニアの間では注目を浴びている場所です。

 

この地が観光地化されず、秘境になっている理由は交通の便が悪く、しかも非常にわかりづらい場所に位置しているからなのです。

マイカーでの通行は不可能で、最寄りのバス停か駐車場より歩いていかなければなりません。

ユーシン渓谷を目指す際に、最初に到着するのが丹沢湖畔にある「玄倉」バス停・・・マイカーで訪問する場合も湖畔の無料駐車場に駐車する必要があります。

ここを起点として、約2時間の徒歩での道のりとなります。

 

途中でいくつかのトンネルを潜らなければなりません~なかでも最大の難所は「新青崩隧道」、電灯の灯りが全くない真っ暗なトンネルです。

途中の山道も、熊が出没する地帯となっています。

ユーシンブルーの出会うためには、長時間途方もない道のりを進む必要があるのです。

 

かつてユーシン渓谷へ行くには、険しい山神峠を越えなけれなたどり着けない秘境中の秘境でした。

玄倉林道が整備され、県営の宿泊施設である「ユーシンロッジ」が開業されるに及んで、一時期はアクセスが比較的容易だった時期があります。

しかしながら、ユーシンロッジの閉鎖に続き、玄倉林道の通行禁止が重なり、何年間か立ち入ることができない場所になっていました。

2011年の「新青崩隧道」開設に伴い、現在では徒歩でのみユーシン渓谷まで赴くことができるようになったのです。

 

 

ユーシン渓谷の見どころ

 

 

 

 

ユーシン渓谷を訪れるには、新緑か紅葉の時期がおすすめです。

周囲の木々の緑や赤が、コバルトブルーの水面に映え、抜群の絶景を鑑賞できます。

 

このユーシン渓谷のなかでも、ひときわ美しいとされるのは、玄倉ダムの水域。

ダムの水位が上昇するほど、ユーシンブルーは美しく見えるようです。

なお、渓谷にたどり着くまでのトンネル内は真っ暗なので、懐中電灯は必携です。

 

ユーシン渓谷の観光情報

 

名称 : ユーシン渓谷

住所 : 神奈川県足柄上郡山北町玄倉

アクセス :

小田急線・新松田駅からバスで「玄倉」まで40分
バス停より玄倉林道経由、徒歩で120分


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