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観光で大人気の屋久島ですが、まず島の概要を確認しておきましょう。
位置は、 鹿児島県 本土の南端である佐多岬から約60km南で、 種子島 の南西にあります。
大きさは、鹿児島県の島としては 奄美大島 に次いで2番目となり、サイズは南北約28km、東西約24kmでほぼ丸い形をしています。
人口は13,000人弱で、行政的には鹿児島県熊毛郡屋久島町となります。
ちなみに同町には屋久島の西側にある口永良部島も含まれます。
屋久島は島のほとんどが山と森林で、高い山がそびえ立っています。
最も高い宮之浦岳(標高1,963m)は九州の最高峰で、その他にも標高1,000m以上の山が45以上もあります。
一方、島の平地はごくわずかで、多くは海岸近くから森林や急峻な山につながっています。
そして、海上から眺めるとまるで山々が海に浮かぶようでもあり、「洋上のアルプス」と言われています。
屋久島は位置的に亜熱帯となりますが、山岳地帯では 北海道 の亜寒帯と同様の気候となります。
そのため、一つの島で日本全国の気候が標高によって垂直的に展開されている珍しい所です。
さらに、雨量は日本の平均の2倍以上となるため、植物を生長させ独特の原生林が茂っています。
そのような環境で有名な屋久杉が育ち、最大である縄文杉は樹齢7200年とも言われています。
なお、「屋久杉」は標高500m以上に自生し、樹齢1000年以上のものを「屋久杉」と呼び、1000年未満のものは「小杉」と呼んでいます。
さらに、屋久杉以外に多雨の恵みとして「苔むす森」が多く見られ、また亜熱帯の植物のガジュマルなども群生しています。
一方、動物はヤクシカやヤクザルが多数生息しており、観光でも目にするチャンスは多いと言えます。
これらは本土のシカやサルと同じ種ですが、小型化したものです。
屋久島は1993年に白神山地と共に、日本で初めてユネスコの世界自然遺産として登録されました。
その理由は、「生態系が標高により連続的に変化する自然が保たれ、学術的に貴重であり、さらに屋久杉などの景観もすぐれている」などからです。
また、世界遺産に登録されているエリアは山岳部を中心に島の面積の約20%が該当しており、観光でも一部を見ることができます。
屋久島の気候について、沿岸部は亜熱帯気候のため温暖ですが、4月から9月の平均気温は 東京 とあまり変わりません。
ただし、冬はやはり屋久島が温かいと言えます。
屋久島で注目したいのは雨が多いことで、林芙美子が小説『浮雲』の中で「屋久島では一月に35日雨が降る」と書いたことでも知られています。
年間降雨量は平地で4,500mmで、日本全体の平均の2倍くらいありますが、山間部ではその倍くらい雨が降ります。
屋久島の雨は局地的に突如として降ることが多く、あらかじめ覚悟しておくことが必要です。
また、「らっきょう雨」とも言われるほど大粒な豪雨となることもあるので、屋久島へ行くときに雨具は必需品です。
それでは 旅行のベストシーズン はいつなのでしょうか。
基本的に年間を通して観光することができますが、一般的には梅雨の時期は避けるのが良いでしょう。
例年では5月末頃梅雨に入り、7月中頃に明けるというのがパターンです。
また、7月から9月にかけては台風がやってくる可能性もあります。
このようなことからすれば、普通の観光旅行なら4月から5月中旬がベストと言えます。
ただし、大型連休は相当混み合うことも覚悟しなくてはなりません。
少し落ち着いたときに行きたい場合は、秋(10月〜11月)もオススメです。
屋久島には船か飛行機で行くことになります。
もちろん、飛行機の方が時間を節約し現地滞在時間を確保できるので魅力ですが、直行便は限られているので、色々な組み合せをご検討ください。
屋久島空港は島の東海岸近くにあり、鹿児島空港からの便と県外からの直行便とがあります。
まず、県外からの直行便は大阪(伊丹)空港と福岡空港からの2ルートだけとなります。
大阪(伊丹)空港からはJAC(日本エアコミューター)で毎日1便、福岡空港からもJACで毎日1便運行されています。
次に鹿児島空港からは、やはりJACで1日6便(2018年6月)、所要時間35分~40分で運行されています。
なお、鹿児島空港までは、羽田・成田・伊丹・関西・中部・富士山静岡・神戸・松山・福岡などからフライトがあります。
鹿児島港から屋久島の北東部の宮之浦港、または東部の安房港(あんぼうこう)まで1日7便ほど(季節により変動)運行しています。
一部は種子島経由の便もありますが、直行便の所要時間は約1時間50分ですので、大勢の方に利用されています。
なお、同便は種子屋久高速船株式会社により運行され、高速船はトッピーまたはロケットと呼ばれています。
鹿児島港と宮之浦港を結ぶフェリーですが、2つの会社で運行されており、時間に余裕がある場合は料金も安いのでオススメです。
1つはフェリー屋久島2(折田汽船)で、8:30鹿児島港南埠頭発、12:30宮之浦港着です。
もう1つは、はいびすかす(鹿商海運)で、18:00鹿児島・谷山港発、種子島経由7:00宮之浦港着という夜行便となります。
なお、谷山港は鹿児島市中心部からバスで50分ほど離れているためご注意ください。
前記のように、屋久島の大部分は山地で、多くは原生林となっています。
そして、屋久島らしい観光の対象となる屋久杉も山深い所にあるので、そこを訪ねるのはトレッキングとなります。
代表的な名所を取り上げるため、時間や体力も踏まえ、ご自分に適した所にお出掛けください。
現地のガイド、あるいはツアーのお世話になるのも良いでしょう。
縄文杉は屋久島のほぼ中央部の世界遺産エリアにあり、樹齢は7200年とも言われる最大の屋久杉です。
屋久島のシンボルともいえ、屋久島に行く人は誰しもが観光の目玉に入れていることでしょう。
ただし、縄文杉に行くには往復10時間ほどかかり、健脚向きのコースですので、体力・脚力や後記のアドバイスを考えて行けるようでしたらお楽しみください。
ルートに沿って主な見どころをご紹介します。
縄文杉へのトレッキングは荒川登山口(標高約600m)から始まります。
そこから標高900m地点まで トロッコ軌道 を歩きますが、縄文杉へのルートのユニークな光景として写真などでよく紹介されています。
この軌道はかつて杉などの運搬のために使われたもので比較的単調ですが、ヤクシカに出会うなどの楽しみもある所です。
次に注目したいスポットは 三代杉 です。
トロッコ軌道の途中にある屋久杉で、1500年前に倒れた杉の上に二代目が生え、さらに三代目が生えています。
さらに、本格的な登山路を進み標高1,030mの辺りに、 ウイルソン株 という屋久杉の切り株があります。
16世紀に京都の方広寺の建築のために伐採された株で、中は10畳ほどの空洞になっていて写真のようなハート型で人気です。
なお、ウィルソンとは、この株などを紹介したイギリスの植物学者の名前です。
そして、標高1,300mにある縄文杉に到着します。
この杉は樹高が約25m、幹周りが約16mあり、うねる幹やいろいろな植物が着生して森を作るような様子は威厳を感じます。
縄文杉の名前の由来は縄文時代から生えているという説と、縄文土器に似ているという説があります。
縄文杉に行くには荒川登山口から歩き始めますが、3月から11月まで一般車両の乗り入れができません。
そこで、安房港の西にある「屋久杉自然館」から出る荒川登山バスを利用します。
荒川登山バスは、屋久杉自然館発が4:40、5:00、5:20、5:40、6:00、14:00で、帰りは荒川登山口の最終便が18:00発となっています。
料金は中学生以上の往復1,380円ですが、バス券購入時に入山協力金1,000円(日帰り)が要請されます。
荒川登山口からトロッコ軌道を2時間30分ほど歩き、大株歩道から本格的な登山となります。
登りの所要時間は4時間から5時間くらいが目安で、下りは同じ道を引き返しますが4時間くらいはかかりますので、往復では休憩も含めて10時間から11時間ほど。
距離は片道約11kmです。
基本的に装備・携行品など登山のつもりで、飲料・弁当なども持参する必要があり、登山届も必要です。
トイレは荒川登山口・小杉谷・大株の3か所だけですので、場合によっては携帯トイレもご用意ください。
シーズンごとの特徴としては、4月~6月は花が綺麗に見られる、7月~8月は軽装で行ける、10月~11月は涼しいなどですが、やはり梅雨や台風を避けて行きたいものですね。
可能でしたら、現地のツアーに参加されるのが安全でオススメです。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2739-343
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 屋久杉自然館0997-46-3113 登山バス連絡事務所0997-46-3317
備考 : 縄文杉への登山バスは同館の駐車場から発着します
※合わせて読みたい: 屋久島の世界遺産「縄文杉」!おすすめのトレッキングコースや見どころ・アクセス方法を紹介
白谷雲水峡とは、標高600mから1,000mほどの高地にある峡谷で、映画『 もののけ姫 』のモデルとなった所です。
実際に宮崎駿監督が現地を訪れて苔むす森などを観察し、アニメに再現しています。
その舞台や雰囲気を堪能してください。
トレッキングコースとしては、奥の太鼓岩まで往復すると5時間近くかかりますが、体力や時間の都合で手前の「苔むす森」までなら3時間30分程度、さらに1時間程度の弥生杉コースなどもあります。
一部舗装された所もありますが、山道がほとんどであり、濡れて滑りやすいためトレッキングシューズがオススメです。
また、入り口の白谷広場では入山協力金500円が要請されます。
苔に覆われた森や谷間は何か所もありますが、標高900m付近は 苔むす森 と呼ばれています。
かつては上の写真のように「もののけ姫の森」という看板もありましたが、現在は看板は撤去され、通称 もののけの森 とも呼ばれています。
白谷雲水峡のほとんどは薄暗い森に覆われていますが、標高1,050mにある 太鼓岩 からは屋久島の山々や安房川などの絶景を楽しむことができます。
太鼓岩は花崗岩の一枚岩で、叩くと太鼓のような音がすることからそう呼ばれており、人気の観光スポットです。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町白谷雲水峡
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号
: 0997-42-0100(屋久島町役場)
ヤクスギランドとは、安房港から約16km西の標高1,000mほどの山地にある自然休養林です。
名前からレジャーランドのように思われがちですが、広大な原生林の中で比較的容易にヤクスギを観察できるスポットとなっています。
トレッキングのコースが4種類(次項をご覧ください)設けられており、体力や時間によって楽しむことができます。
30分・50分コースはスニーカーでもOKと案内されることもあり手軽に行けますが、それ以上はトレッキングシューズなどをオススメします。
なお、入り口で入山協力金500円が要請されます。
まず 30分コース(ふれあいの径) ですが、入り口から進むと上の写真の栂の巨木のゲートをくぐって、屋久杉の世界に入ります。
多少のアップダウンはありますが、整備されている道を進むと、最初の屋久杉である千年杉に出会います。
その後、双子杉・くぐり杉を経て出口となり、短いですが屋久杉と対面できるコースです。
次に 50分コース(いにしえの森) は、30分コースの千年杉から仏陀杉(上の写真)に立ち寄るコースです。
仏陀杉は、幹の表面に大きなコブがいくつも出来ていて、仏様のようであることからそう呼ばれています。
さらに 80分コース(つつじ河原) があり、50分コースの途中から吊り橋の荒川橋を渡り、つつじ河原という渓谷に沿った緩やかな道を進みます。
そして沢津橋を渡って、上記の仏陀杉を経て出口に向かいます。
最も長い 150分コース(やくすぎの森) は、荒川橋を渡った所から山道に進み、ユニークな名前の屋久杉を見て回ります。
例えば、ひげ長老(ひげを蓄えたおじいさん)・蛇紋杉(ヘビのような根・上の写真)・天柱杉(高い柱)などです。
そして沢津橋・仏陀杉を経て帰ります。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町荒川
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-42-3508
定休日 : 基本は年中無休、ただし積雪時は道路が閉鎖されます。
営業時間 : 管理人駐在は8:30~16:30、それ以外も入山可
※トレッキングの関連記事: 体力に自信がなくても大丈夫!大自然を満喫できるトレッキングに必要な装備まとめ
ここからは、トレッキングではなく一般の観光として気軽に行ける名所をご紹介します。
紀元杉以外は島の外周道路に近い所にあるので、日程の都合やどんな順序で島を周るか考えて立ち寄り先を選んでください。
紀元杉とは、ヤクスギランドから西へ車で15分ほどの所にある推定樹齢3000年の巨大な屋久杉です。
道路脇にあり車窓からでも見られる唯一の屋久杉なので、ヤクスギランドなどへのトレッキングができない人にとっては貴重な存在です。
紀元杉の樹高は約20m、幹周りは約8mもあり、先端部は枯れていますが、着生植物もあって樹勢が感じられます。
着生植物はヒノキ・ヤクシマシャクナゲなど12種類ほど。
それぞれが大きく生長しており、秋には紅葉するものもあります。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町 安房林道沿い
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
定休日 : 年中無休
営業時間 : 24時間開放
屋久杉自然館とは、安房地区にある屋久島町立の博物館で、観光の拠点にもなっており大勢の人が訪れています。
屋久杉のすべてが分かることと、屋久杉と人との関わりなどを展示・解説しており、見て面白いとの声も多くあるのでぜひお訪ねください。
ちなみに、縄文杉へ行く「荒川登山バス」は同館の駐車場発着です。
まず、本館のエントランスホールの2階にメインの展示があります。
「いのちの枝」は屋久杉の大きな枝が雪で折れたものを保存展示していて、実際に触ることもできます。
さらに屋久杉探検館があり、屋久杉の長寿の仕組みや屋久杉の利用の歴史などが展示されています。
ここでは、樹齢1660年の屋久杉の年輪を自分で数えることもできます。
他に江戸時代に年貢として扱われた屋久杉の平木(短冊形にして屋根材として使用)が、米俵と比較して展示(上の写真)されています。
さらに、自然パノラマ館では、ジオラマで屋久島の植物の垂直植生の様子が分かるように展示されています。
別館では、つくば科学博に展示されましたが、江戸時代に伐採された屋久杉の根株が展示されており一見の価値があります。
その他庭園もあり、さらに屋外にも森林で使われたトロッコや宇宙に行ってきた種子から育っている「宇宙杉」などを見ることができます。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2739-343
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-46-3113
定休日 : 毎月第1火曜日
営業時間 : 9:00〜17:00
料金 : 大人600円 大学・高校生400円 中学生300円
千尋の滝とは、屋久島の南東部にあるモッチョム岳の東側にある滝で、車で行くことができる名瀑として人気の観光スポットです。
鯛ノ川が約60mの落差で流れ落ちていますが、周りの巨大な花崗岩の幅が千尋(千人が手を広げたサイズ)あるというところから、千尋の滝と呼ばれています。
滝を見るのは少し離れた展望台からとなりますが、大きなスケールの滝を楽しむことができます。
展望台から見て左側から滝の方につながる花崗岩の1枚岩は、250m×300mもあり、豪雨のときには滝が増水すると共に、この岩場全面に水が流れ落ちます。
旅行には好天が嬉しいですが、雨のときには別の趣も楽しむことができます。
屋久島フルーツガーデンとは、屋久島の南西部、中間地区にあるフルーツを主体とした植物園です。
園内には2000種ほどの熱帯植物や南国の果実が生い茂っていて、花やフルーツの甘い香りが漂う南国ムードを体験できます。
手作り感に富んだ施設であり、果物の試食やお土産もゲットできる穴場的スポットと言えます。
園内にはバナナ・パパイヤ・マンゴー・グアバなどのフルーツや、熱帯植物がまるでジャングルのように植えられています。
珍しい植物が多いですが、都合がつけば管理人さんが直接説明しながら案内してくれるので、声をかけてみてください。
さらに、休憩所「果実庵」では上記のようなトロピカルフルーツが試食できるのも楽しみです。
屋久島特産のタンカンのジュースや各種ジャムなども販売されているため、お土産としても最適です。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町中間629-16
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-48-2468
定休日 : 年中無休
営業時間 : 8:00〜17:00
料金 : 大人500円 小人250円
大川の滝とは、屋久島の西部の海岸や県道からも近い所にある 滝 です。
日本の滝百選にも選ばれている名瀑で、駐車場やトイレもあります。
滝の落差は約88mあり、水量も豊富で、滝壺近くまで行くことができます。
滝壺にはボウズハゼやヨシノボリが生息し、また付近にはカワセミ・キセキレイなども姿を見せることもありますので、マイナスイオンを浴びながらお楽しみください。
県道近くには「大川の湧水」という名水もあり、近くのビーチもきれいな所です。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町栗生
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
屋久島の西側の永田集落と粟生集落を結ぶ約20kmの県道を西部林道と呼びます。
そのうち、屋久島灯台から大川の滝の少し北側までの約15kmは世界遺産のエリアの中に道路があります。
大型バスが通れないため拡幅も計画されましたが、世界遺産への申請との関連で工事は行われず、道幅は狭く曲がりくねっているので、運転には十分な注意が必要です。
車を少し停めて散策することもできますが、その時間も含めて全体の通り抜けには40分から50分程度みておく必要があります。
世界遺産の中の手付かずの照葉樹林の様子を眺めるのが第一です。
さらに、このエリアにはヤクザルやヤクシカが沢山生息し、かなりの確率でサルやシカを見ることができますよ。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町
マップ : Googleマップ
アクセス : 宮之浦港から屋久島灯台辺りまで車で約1時間、安房港から大川の滝辺りまで車で約50分
電話番号 : 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
永田いなか浜は屋久島の北西部にある浜で、永田集落のすぐ前にある1kmほどのビーチです。
白い砂浜とコバルトブルーの海が美しい所ですが、ウミガメの産卵場所としても知られています。
永田集落からは背後に永田岳(標高1884mで屋久島で第2位)を眺めることができ、このような高い山を麓から見られるのは島内でここだけです。
屋久島には砂浜が少なく、いなか浜は貴重な存在ですので、少しの時間でも立ち寄ってご覧ください。
いなか浜の砂は、永田岳方面の花崗岩が崩れて流されてきたもので、やや目の荒い砂ですが、触るとさらさらとした感触がします。
また、きれいなビーチで貝殻を探したり、季節にもよりますがウミガメの足跡を見ることもできます。
さらに、天気が良ければ沖合に口永良部島などを眺めることができ、そのうえ夕陽が沈むころはさらに絶景となります。
この海岸は世界でも有数のアカウミガメの産卵場所であり、いなか浜と隣の前浜・四ツ瀬浜がまとめて永田浜としてラムサール条約に登録されています。
そして、地元ではウミガメの保護に努めると共に、産卵観察会も開催しています。
観察会は5月から7月末日までの夜に19:45、20:30から始まり、定員は各30人で行われるので、近くに宿泊される場合にはどうぞご参加ください。
永田地区には民宿・ホテルもあります。
また、「屋久島うみがめ館」があり、上記観察会の開催やウミガメに関する資料展示などを行っています。
詳細は永田ウミガメ連絡協議会(電話番号0997-45-2280)または屋久島うみがめ館(電話番号0997-49‐6550)にお尋ねください。
なお、永田いなか浜の海は大変魅力的なスポットで、泳ぐこともできますが、 海水浴場 としての施設はありません。
シュノーケリングやシーカヤックを楽しむスポットとしても知られているものの、初心者は専門のガイドに案内してもらうことをオススメします。
志戸子ガジュマル公園は、屋久島の北部、宮之浦からも比較的近い所にあり、ガジュマルなど熱帯・亜熱帯の植物が群生している公園です。
ガジュマルは熱帯植物ですが、写真でも分かるように幹が沢山分岐し、さらに幹から「気根」が地面に向けて垂れて異様な状態となる植物です。
沖縄 に多く自生しますが、屋久島や種子島が北限とされ、同園では樹齢500年以上とも言われるガジュマルが群生しています。
その他にも、アコウやハマビワなどの木がジャングルのように生い茂る中の散策をお楽しみください(所要時間は20分程度です)。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町志戸子
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-42-0079
定休日 : 年末年始
営業時間 : 8:30〜18:30、ただし9月〜3月は17:00まで
料金 : 大人200円 小・中・高生100円
島の南側には、大川の滝や千尋の滝など多くの滝が点在しています。
竜神の滝は国道77号から千尋の滝へと向かう途中にある落差30mの滝です。
先で紹介した滝に比べると訪れる観光客は少なめですが、緑豊かな原生林の森を切り裂くように勢いよく流れる姿は迫力満点で見応えがあります。
この滝が位置するのは、千尋の滝が注ぐ鯛ノ川の上流部分です。
上流から下流にかけて地図で確認してみると、竜神の滝付近に橋が架かっているのが分かります。
橋の上からは、ドローンのような高い目線で滝を眺めることができますよ。
ここは一般車だけでなくバスも通行可能である大きな橋であり、車窓から景色を楽しむ人も多いそうです。
太陽の光が滝つぼへ注ぐと神秘的な色を放ちます。
晴れた日の正午は絶好のシャッターチャンス。
千尋の滝展望台から車で7分ほどの立地なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町原
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-43-5900(屋久島町観光まちづくり課)
屋久島にある滝の中で最も海に場所に位置するのが、トローキの滝です。
落差約6mと小さめなのですが、全国で2ヵ所しか存在しないとされる大変珍しい特徴を持つ滝の1つとして親しまれています。
滝といえば、滝つぼに向かって水が流れ落ちる姿を想像する人が多いでしょう。
実は、この滝が注ぐ先は滝つぼではなく「海」なのです。
滝が海に直接注いでいるだなんて、聞いたことありますか。
少なくとも筆者はこのような特徴を持つ滝を目にしたことがなかったので、大興奮でした。
屋久島は「ひと月に35日雨が降る」と言われるほど雨が多い地域なのですが、筆者が滞在していた時期は奇跡的にほとんど雨が降らなかったので、ご覧のような素晴らしい景色が見られました。
背後にそびえる山は、モッチョム岳(標高940m)です。
上方に突き出た部分は「東洋のマッターホルン」と称されているのだとか。
トローキ滝を望む展望台は、国道77号線から海側へと約5〜7分歩いたところにあります。
遊歩道の入り口には標識があるのですが、小さすぎて見逃す人も多いそう。
国道沿いには「ぽん・たん館」という施設があるので、こちらを目指してアクセスするのがおすすめです。
ちなみに、トローキの滝には駐車場が設けられておりません。
観光しに訪れる際は「ぽん・たん館」の駐車場をご利用ください。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-43-5900(屋久島町観光まちづくり課)
駐車場 : なし
益救(やく)神社は、平安時代の「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)」に記載のある古刹です。
延喜式神名帳とは、当時「官社」に指定されていた全国各地の神社をまとめたものです。
その数は2,861社を誇るそうで、熱田神宮や 伏見稲荷 、 伊勢神宮 などの有名なパワースポットも含まれるそう。
詳しい創建年代は不明ですが、このような文献が残るということは、恐らく平安時代もしくはそれ以前に築かれたと思われます。
また、この神社は南島で唯一「式内社」として指定されたことでも知られています。
10世紀初頭に薩摩藩の領内で同様の格式が与えられていたのは、薩摩二社・大隅五社・日向一社の計8社のみ。
屋久島は元々「神道の島」であったこともあり、他の島とは少し異なる扱いを受けていたのでしょう。
この島がパワースポットとして人気を集めるのは神秘的な自然環境だけでなく、人々を惹きつける不思議な力があるのも理由の1つかもしれません。
益救神社が位置するのは、宮之浦港からほど近い市街地の中心部。
奥社は九州最高峰として名高い「宮之浦岳(標高1,936m)」の山頂に鎮座しているのですが、気軽に参拝を楽しむならこちらがおすすめです。
【主なご利益】 金運上昇/安産祈願/子育大願/火防守護/航海安全/交通安全など
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦27747
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-42-0907(益救神社)
営業時間 : 参拝自由
公式サイト : 益救神社
屋久島大社は、島の北東部に位置する楠川地区に鎮座しています。
昭和52年(1977)創建という比較的新しい神社ではありますが、やはり「大社」という名を見たら参拝せずにはいられません。
この神社は、屋久島出身の製薬会社の社長が寄進したものなのだそう。
社殿には神社建築を代表する流造を取り入れており、正面に立つ大きな鳥居がとても印象的な佇まいです。
御祭神は天照皇大神をはじめ、天満天神、邪那岐命、伊邪那美命が祭られています。
天照皇大神といえば、通称「天照大神(あまてらすおおみかみ)」でお馴染みの大変有名な神様。
国に平和と豊かさをもたらすことで知られ、国土安泰の他、五穀豊穣・生命力向上・開運・勝負運向上など、様々なご利益があるとされています。
その他、この神社には「学問の神様」として有名な天神さまも祭られているので、合格祈願や学業成就を祈願しに訪れてみるのも良いでしょう。
保食(うけもち)神社は、屋久島南部の尾之間地区に位置するパワースポットです。
詳しい創建年代や御由緒は不明ですが、古くより集落の氏神様として親しまれているそう。
御祭神は、日本神話に登場する女神「倉稲魂命(うかのみたまのみこと)」と「益救皇大神(やくのすめらおおかみ)」で、五穀豊穣や商売繁盛などにご利益があるとされています。
小さな神社なのですが、実際に足を運んでみると凄く強い気が流れているのが分かります。
社殿の周りにゴロゴロと転がっている花崗岩から放たれているものなのでしょうか。
屋久島のみならず日本全国のパワースポットに言えることなのですが、巨石や奇岩には神の力が宿るという古い云い伝えがあります。
不思議なことに、これらの巨石は神社の境内に位置していることが多いような気がしませんか?
足を運ぶだけでもご利益がありそうな素晴らしい神社なので、ぜひ参拝しに訪れてみてください。
屋久島といえば、奄美大島や徳之島のような「南国」をイメージする人が多いと思います。
たしかに、この島には山や海など自然豊かな見どころが多く、それらを満喫するために訪れる人がほとんどなのは言うまでもありません。
それでは、天然温泉はいかがでしょうか。
実は、屋久島の各地には天然温泉が点在しているのです。
ここでは、筆者が実際に訪れた温泉からおすすめのスポットを紹介していきます。
絶景を見渡す野天風呂から地元で親しまれる日帰り温泉まで様々なので、ぜひ足を運んでみてください。
平内海中温泉とは、屋久島南部の平内の磯の間から湯が湧いており、潮が引いているときだけ現れる 温泉 です。
海岸沿いの県道から海岸に少し入った所にあり、誰でも温泉まで行きお湯に触れるため大勢が訪れています。
海水が入っていないときの泉質は単純硫黄泉で、温度は約46℃です。
平内海中温泉に潮が引いたときに行きたい場合は、干潮の時間を調べる必要があります。
そして入浴するには、干潮の前後2時間くらいを狙いましょう。
ただし、脱衣場もなく、海水着などの着用は禁止されていますので、観光客がやってくることも覚悟の上でトライしてください。
近くには民宿もあるため、宿泊はそちらにして夜間に入浴するなどの方法もあります。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町平内
マップ : Googleマップ
アクセス : 安房港からバスで約35分
電話番号 : 0997-43-5900(屋久島町商工観光課)
定休日 : 年中無休
営業時間 : 24時間
料金 : こころざし(100円)程度
海を一望するパノラマの天然温泉を楽しむなら、湯泊(ゆどまり)温泉もおすすめ。
平内海中温泉は潮の満ち引きの関係で入浴できる時間が限られていますが、こちらは基本的に24時間利用できます。
平内海中温泉から車で約5分の場所にあるので、諸条件が一致すれば2つの野天風呂をはしごすることも可能です。
「平内海中温泉を訪れたら満潮時刻で入浴できずにガッカリ」なんて場合は、ぜひこちらをチェックしてみてください。
湯泊温泉の魅力は、なんと言っても「非日常的な入浴体験」と言えるでしょう。
海の真正面というロケーション、優しい波の音、そして日没前には温泉に入りながら夕日が見られるという最高の贅沢。
平内海中温泉は完全なる混浴なのですが、こちらは男女別です。
とはいえ、浴槽は同じなので女性の方はバスタオルや湯あみを持参するのが良いでしょう。(水着の着用はNG)
泉質はアルカリ性単純温泉で、神経痛や筋肉痛、関節痛などに効果があるそう。
源泉の温度は38.4度と低めなので、気温が20度以上ある日の日中に訪れるのがおすすめです。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町湯泊1714-28
マップ : Googleマップ
アクセス : 屋久島空港より車で21分、湯泊バス停より徒歩5分
電話番号 : 0997-48-2806
営業時間 : 24時間
料金 : こころざし(200円)程度
公式サイト : 湯泊温泉
楠川温泉は、島の北東部にある小さな共同浴場です。
地元の人がよく訪れる温泉で、観光客が利用することもしばしば。
平内海中温泉や湯泊温泉と比べると、観光客に対する知名度こそ劣りますが「ローカル気分で楽しみたい」という人には最適です。
こちらも立派な天然温泉で、神経痛・リュウマチ・皮膚病・切り傷などに効果があると言われています。
楠川温泉が位置するのは、国道77号から100〜200mほど山側に入ったところ。
建物のすぐ側には小川が流れており、5〜6月にはホタルが姿を現すこともあるそう。
自然が美しい島ならではの風情を感じさせます。
宮之浦から車で約7〜8分でアクセスできるので、屋久島空港および宮之浦港周辺にお泊まりの方には便利な立地です。
筆者は、宮之浦で自転車をレンタルして町中を散策するついでに入浴しに立ち寄りました。
温泉までの道のりは勾配がやや厳しいので、体力にあまり自信のない方は公共バスもしくは車で行くのが良いでしょう。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町楠川1364-5
マップ : Googleマップ
アクセス : 屋久島空港より車で約9分、宮之浦港より車で約11分
電話番号 : 0997-42-1173
定休日 : なし
営業時間 : 【5〜8月】9:00〜21:00【9〜4月】9:00〜20:00
料金 : 大人300円、子供150円
駐車場 : 7台
公式サイト : 楠川温泉
最後にご紹介するのは、島の南側に位置する尾之間(おのあいだ)温泉です。
屋久島の温泉は源泉温度が低いところが多いですが、こちらなら熱めのお湯を堪能することができます。
先にご紹介した「平内海中温泉」も源泉温度は約40度以上と高め。
しかしながら、海水と混ぜて温度を調整して入浴するスタイルかつ干潮時にしか楽しめないため、意外とちょうど良い温度にならない場合もあるそう。
そこで、熱めのお湯に浸かってリフレッシュしたい方におすすめなのがこちらの温泉。
泉質は無色透明の単純硫黄泉で、源泉の温度は約49度です。
「いやいや、それはさすがに熱すぎるよ」と思うかもしれませんが、意外なことに地元の人は平気な様子。
尾之間温泉は、今から約350年ほど前に「地元の漁師に鉄砲で撃たれた鹿が傷を癒した」といわれる温泉で、古くより島の人々に親しまれてきました。
この集落に住む住民は無料で利用できるそうで、毎日通う人も居るほど。
岩風呂の浴槽はこぢんまりとした造りですが、壁にペイントが施されていて銭湯のような趣。
これらは尾之間の伝統文化や芸能を描いたもので、屋久島ならではのローカル感が味わえます。
源泉は岩風呂の底から湧き出しているので、少しぬるめの場所も存在します。
まずは、浴槽の縁から軽く足を入れてみて比較的大丈夫そうなところを探しましょう。
登山帰りに楽しむ温泉は、まさに至福のひと時。
外には足湯も併設されているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 屋久島町尾之間1291
マップ : Googleマップ
アクセス : 屋久島空港より車で31分、安房港より車で23分
電話番号 : 0997-47-2872
営業時間 : 7:00~21:00(月曜は12:00~21:00)
料金 : 大人 300円、子ども 150円
ここからは、トレッキングや一般の観光ではなくアクティビティをご紹介します。
屋久島の森林や川や海を舞台として様々なアクティビティがありますが、初心者でも体験しやすいものを選びました。
普通の観光やトレッキングでは大地を歩いて木々などを見て回りますが、梢回廊キャノッピは木々の高い所を移動し、いわば猿や鳥の目で屋久島の自然を楽しもうとするテーマパークです。
千尋の滝の西側の樹林帯に回廊やロープ(ジップライン)などさまざまな仕掛けが設けられていますが、この種アスレチックとしては日本の草分けと言われています。
主なコンテンツを挙げると次のようなものがあります。
キャノピーウォーク は、2mから12mの高さで木々の間に回廊を作り、安全ベルトを着けて歩いて巡ります。
長さは300mになり、南国の様々な木の様相や、輝く太平洋を眺めることができます。
次に キャノピーロープ はジップラインともいいますが、木々の間に渡されたロープを滑車を使って移動します。
スピードをコントロールできる安全な方法で、屋久島のターザンを楽しんでください(予約が必要です)。
また、 ナイトツアー も行われており、夜間の森を探索し光るキノコや夜行性の昆虫の観察、あるいは星空ウォッチングなどを楽しむことができます。
所要時間は1時間15分程度で、2018年の開催日は原則として日曜・水曜・木曜日以外となっています。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町原677-44
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0997-49-3232
定休日 : 基本は水曜日 ただし予約あれば営業
営業時間 : 9:00〜17:00 11月〜2月16:30まで、ただし1月〜2月は要予約
料金 :
屋久島は水の島とも呼ばれており、川や海でのアクティビティが盛んに行われています。
その一つとして、初心者でも手軽に安全に楽しめる安房川でのリバーカヤックを体験してはいかがでしょうか。
安房川は島の南東部の安房港に注いでいますが、水量豊かでゆったり流れ、初心者のカヤックにも適した所です。
リバーカヤックを体験するには、沢山のショップやガイドがありますが、一つの例として「 アクアスタイル(aqua style) 」をご紹介します。
同ショップは安房に拠点があり、安房川のリバーカヤックでも、初心者でも安全に楽しめるように指導してもらえます。
半日コースがありますので、出発日でも楽しむことができ、またカヤックでの記念写真もプレゼントされます。
なお、半日コースの料金は1~2名の場合で1人8,000円です。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2437-18
マップ : Googleマップ
アクセス : 事務所は安房港から約1km、宿泊先から送迎あり、詳細は前日に連絡
電話番号 : 090-5294-3999
定休日 : 不定休
営業時間 : 8:00〜20:00
屋久島では多くの所で南国の海のダイビングを楽しむことができます。
屋久島観光の一つとしてダイビングを経験してみたい人もいると思いますので、初心者にオススメの場所と業者をご紹介します。
場所の一つは島の北部にある一湊で、島で一番といわれる海水浴場や一湊港があります。
ダイビングも港から近い所にいくつものポイントがあり、初心者にも適した所です。
ウミガメや大型回遊漁などと遭うチャンスも高いと言われています。
業者の例として、「 屋久島ダイビングセンター 」をご紹介します。
同店は老舗のダイビングショップで一湊港のすぐ近くに店があり、手近にダイビングに案内してもらえますよ。
初心者には「体験ダイビング」があり、ショートコースでは約3時間で事前レクチャーからダイビングまで指導してくれます。
料金は7,000円で、器材のレンタル料も含まれます(水着の無料レンタルもあります)。
また、同店は南部(原地区)にも拠点があり、そちらでも営業しています。
住所 : 鹿児島県熊毛郡屋久島町一湊831
マップ : Googleマップ
アクセス : 宮之浦港から一湊までバスで約15分、同店による送迎は別途連絡
電話番号 : 0997-49-3072
定休日 : 年中無休
営業時間 : 8:00~21:00
屋久島の観光名所をご紹介しました。
屋久島は九州の最高峰の山から海岸まで変化に富み、その中に屋久杉や苔むす森や川や滝があり、他では見られない光景となっています。
また、海岸にもウミガメの産卵地となる砂浜があり、さらに南国の川や海で遊ぶアクティビティも盛んに行われています。
気軽に行けるような場所とは言い難いですが、この魅力あふれる島を時間が許す限りお楽しみください。
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最終更新日 : 2021/11/26
公開日 : 2018/06/19