logo

top > ヨーロッパ

バルト海のレジャーを満喫しよう!バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)のおすすめ観光スポット15選





「北ヨーロッパの地中海」と形容されるバルト海は、北欧諸国やドイツ、ロシアなど周囲を多くの国々に囲まれています。

ストックホルムやコペンハーゲン、サンクトペテルブルクをはじめ、沿岸には各国の首都や観光スポットが目白押し!
中世の街並みを残すバルト沿岸の観光は、優雅な船旅を含めて人々を魅了してやみません。

バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)は、30年ほど前まで知る人も多くありませんでしたが、近年では観光地として脚光を浴びています。

今回は知られざるバルト三国の魅力に迫ります。

【目次】バルト海のレジャーを満喫しよう!バルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)のおすすめ観光スポット15選

 

バルト海ってどんなところ?

バルト海の楽しみ方

ビーチ・リゾート

クルージング

琥珀

バルト三国とは

エストニアの特徴

エストニアの旅行・観光情報

エストニアへの行き方

ビザ

時差

気候

エストニアのおすすめ観光スポット

1. ラコエヤ広場(Raekoja Plats)

2. アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(Aleksander Nevski katedraal)

3. 太っちょマルガレータ(Paks Margareeta)

4. コフトウッツァ展望台(Kohtuotsa Viewing Platform)

5. パルヌ(Pärnu)

ラトビアの特徴

ラトビアの旅行・観光情報

ラトビアへの行き方

ビザ

時差

気候

お土産

ラトビアのおすすめ観光スポット

1. 市庁舎前広場(Town Hall Square)

2. 三人兄弟と猫の家(Three Brothers & The Cat House)

3. ユーゲントシュティール建築群(Jugenda Stila Nami)

4. リガ中央市場(Riga Central Market)

5. ユールマラ(Jūrmala)

リトアニアの特徴

リトアニアの旅行・観光情報

リトアニアへの行き方

ビザ

時差

お土産

リトアニアのおすすめ観光スポット

1. ヴィリニュス旧市街(Vilnius Historic Centre)

2. トラカイ島城(Trakai Island Castle)

3. 杉原千畝記念館(Sugihara house)

4. 十字架の丘(Hill of Crosses)

5. クルシュー砂州(Curonian Spit)

 

 

バルト海ってどんなところ?

 

バルチック

 

ヨーロッパの優雅なクルージングコースとして、その名前を聞いたことのある方が多いはず。

 

バルト海はヨーロッパ北部、スカンジナビア半島とユーラシア大陸に囲まれた細長い海域を指します。

エリアによってボスニア湾、フィンランド湾などとよばれる海域もありますが、こちらもすべてバルト海に含まれます。

 

 

バルト海の総面積は40万㎡、平均の水深は55mと浅い海ですが、中央部は深い傾向にあり、最深部はストックホルム沖の459mに及びます。

また、周辺の河川から流入する淡水量が多いため、海域の塩分濃度は全体的に低めです。

 

バルト海に面した国々は、下記9か国にも及びます。

 

 

沿岸には ストックホルム 、ヘルシンキ、サンクトペテルブルクなど、各国の首都や重要都市も含まれています。

 

その地、理的条件もあって、バルト海は古来から通商・貿易に利用されると同時に、各国の覇権争いの舞台にもなってきました。

古代文明からバイキングの遺構、中世以降の要塞や戦跡などが多数残り、重要な観光資源にもなっています。

東西冷戦が終結した今では、沿岸諸国間の移動手段として、多くの人がバルト海を往来しています。

 

なお、沿バルト諸国観光については、下記ページで詳しく解説してありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

バルト海の楽しみ方

 

バルト

 

バルト海沿岸には、ストックホルムやヘルシンキ、 コペンハーゲン やサンクトペテルブルクなど、観光を楽しめる大都市がたくさんあります。

各地の名所を観光しながら、バルト海の眺望を満喫することもできます。

 

しかし、どうせならバルト海をまるごと楽しんでみたいという人も多いかもしれません。

そんな方のために、バルト海の魅力に浸れるとっておきの過ごし方をご紹介します。

 

ビーチ・リゾート

 

 

バルト海といえば、北方の寒い海というイメージが強いかもしれません。

そのため、ビーチ・リゾートとは程遠い印象を受けますが、意外にもにリゾートを楽しめるビーチが豊富にあります。

 

ドイツやポーランド、これからご紹介するバルト三国の海岸域には、高級リゾートから素朴なビーチまで、地元で人気のビーチがずらり。

白砂の砂浜にコバルトブルーの海と、南国のビーチリゾートに匹敵するすばらしい条件が揃っています。

夏季限定にはなりますが、バルト海でのユニークなバカンスを楽しんでみましょう。

 

クルージング

 

クルージング

 

一度は憧れる、豪華客船でのバルト海クルーズ。

コースや日程は様々ですが、平均して10~14日間、北欧やロシアなどの主要観光地に寄港します。

バルト海を楽しみながら、気軽に周辺各国を周遊できるメリットがあります。

 

コペンハーゲンやストックホルムからの出航が多く、予算は20~40万円位が相場です。

 

バルト海クルーズ

 

もっとリーズナブルに船旅を楽しむのなら、近隣諸国を結ぶフェリー利用がおすすめです。

タリンク&シリヤラインやDFDS等のフェリー会社で、スカンジナビア半島やバルト三国などを結ぶ多くの航路が運航されています。

日帰りから宿泊までコースが充実しており、ストックホルムからヘルシンキまでの一泊クルージングで15,000円程度です。

 

琥珀

 

琥珀

 

バルト海は、良質な琥珀の産地としても有名です。

とりわけポーランドとロシアの沿岸地方だけで、世界全体の85%以上を産出しているといわれています。

 

バルト海で琥珀が採れるのは、太古の昔、この地域が大きな森林地帯だったからと考えられています。

ポーランドの「琥珀博物館」や、サンクトペテルブルク・エカテリーナ宮殿の「琥珀の間」など、バルト海周辺には琥珀に因んだ観光スポットが豊富にあります。

 

琥珀

 

琥珀のショッピングを楽しむのなら、断然バルト海沿岸諸国がおすすめです。

とても良質な琥珀を、比較的リーズナブルな価格で購入することができます。

また、バルト海の海岸に打ち上げられることもあるので、ビーチを寛ぎながら、琥珀探しにもチャレンジしてみましょう。

 

 

バルト海は沿岸に人気観光地が多く、ビーチ・リゾートやクルージングまで楽しめる素敵なところです。

周辺各国を周遊しながら、バルト海でのバカンスを満喫したいものですね。

 

ところで、バルト海を望む9ヶ国の中には、普段あまり見聞きすることのない国が含まれています。

エストニア・ラトビア・リトアニアのいわゆる「バルト三国」です。

日本では馴染みが薄い国々ですが、その魅力的な景観に惹かれて観光客が急増しています。

 

 


バルト三国とは

 

タリン

 

バルト三国(Baltic states)は、バルト海を挟んでフィンランドの対岸にある3つの国の総称です。

北から順にエストニア・ラトビア・リトアニアとなります。

 

30年ほど前の1991年、旧ソ連から独立を果たすまで、日本ではほとんど知られていませんでした。

 

 

バルト三国と一括りに語られがちですが、民族も言語も辿ってきた歴史も異なります。

長い歴史のなかで他国による併合、独立を繰り返してきましたが、1918年に揃ってロシアから独立します。

 

しかし1940年、スターリン独裁体制下のソ連によって再び併合されてしまいました。

ソ連が崩壊する直前の1991年に、3国揃って再独立を果たし、共和制の国家として現在に至っています。

 

 

バルト三国は、豊かな自然に恵まれ、ハンザ同盟以来の中世の街並みが残る美しい国々です。

3国の首都(タリン・リガ・ヴィリニュス)の街並みは、すべてユネスコ世界遺産に指定されています。

意外に日本とも縁があるバルト三国、その観光情報を個別に取り上げます。

 

 

エストニアの特徴

 

エストニア

 

バルト三国で一番北にあるエストニア(Estonia/Eesti)は、 九州 より少し大きい面積の国です。

フィンランドの首都・ヘルシンキからフェリーで2時間ほどの距離にあり、観光客が急増しています。

首都タリンは中世の面影を残す町並みが魅力的で、おとぎ話の世界に入ったような錯覚を覚えます。

 

 

また、エストニアは素敵な雑貨の宝庫で、カラフルな手袋やマフラー、クリスマス飾りなどショッピングも楽しみです。

大相撲の元大関・把瑠都さんのふるさとでもあります。

 

エストニアの旅行・観光情報

 

国旗

 

正式名称:エストニア共和国(Eesti Vabariik)

首都:タリン(Tallinn)

民族:エストニア人(70%)ロシア人(25%)など

言語:エストニア語(公用語)英語も普及している

通貨:ユーロ(2020年1月現在 1ユーロ=120.27円)

 

エストニアへの行き方

 

 

日本からエストニアへの直行便はありません。

フィンランドのヘルシンキ経由で入国することになります。

成田・名古屋・関西空港からフィンランド航空、成田から日本航空が運航しており、約10時間のフライトです。

ヘルシンキから首都タリンまでは空路で30分、フェリーを利用すると2時間かかります。

 

ほかにヨーロッパ諸都市からの乗継も豊富にあります。

 

ビザ

 

エスト

 

6ヶ月間で90日以内での滞在であればビザ取得は不要です。

 

時差

 

日本との時差は冬であれば7時間、夏は6時間です。

冬の時期、日本が朝の7時であれば、エストニアは0時です。

 

気候

 

エストニア

 

平均気温が15℃と、北欧の国にしてはやや温暖な気候です。

しかし、冬場はマイナス20℃近くまで下がることがあるので、充分な防寒対策が必要となります。

 

日本ほどではありませんが、四季もはっきりしています。

一日中真っ暗な白夜はないものの、夏至の頃は23時頃まで明るく、冬至の頃は16時には真っ暗になってしまいます。

 

 


エストニアのおすすめ観光スポット

 

タリン

 

エストニアの観光スポットは、首都タリンに集中しています。

ユネスコ世界遺産に指定されている旧市街は、中世の建造物が完璧に近い形で保存されている貴重なエリアです。

 

見どころはたっぷりありますが、特におすすめしたい観光スポットを厳選してご紹介します。

タリン観光のあとには、エストニアのビーチリゾート・パルヌに足を延ばしてみましょう。

 

1. ラコエヤ広場(Raekoja Plats)

 

ラコエヤ広場

 

「ラコエヤ」とは、エストニア語で市庁舎の意味です。

文字通り市庁舎の前にある広場で、タリン旧市街の中心に位置しています。

 

1404年に設置された市庁舎のほか、広場の周囲には中世の面影を残す由緒ある建物がずらり。

21世紀の現在からタイムスリップしたかのような空間が広がります。

 

週末にはお土産店が立ち並ぶマーケット、クリスマスシーズンにはとってもチャーミングなクリスマスマーケットが開催され、活気に満ち溢れます。

 

ラコエヤ広場

 

タリンの街はラコエヤ広場を中心として発展してきました。

タリンがハンザ同盟の一員として繁栄していた当時から広く利用され、祝い事だけでなく処刑場としても使われたこともあったようです。

 

当時から残るパステルカラーの建物は、現在レストランやカフェとして営業しているところもあるので、オシャレな気分で食事を楽しめます。

 

ラコエヤ広場

 

また、広場の中央にある丸い石からは、タリンの旧市街にある主要な塔(旧市庁舎、聖ニコラス教会、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂、聖マリア大聖堂、聖オラフ教会など)を全て見渡すことが可能です。

タリンの歴史を深く刻んだラコエヤ広場、タリンに着いたらまず最初に訪れてみたいですね。

 

旧市庁舎(Tallinna raekoda)

 

旧市庁舎

 

1404年に建造された旧市庁舎は、北欧に現存する最古のゴシック建築といわれています。

石灰岩で作られた建物は、建設当時の姿を今もなお受け継ぐ貴重なものです。

 

この建物のシンボルは、高さ65mの尖塔。

1781年に建てられたもので、この塔の上から世界遺産・タリンの絶景を楽しむことができます。

 

塔の先端に設置されている飾り物は「トーマスおじいさん」と呼ばれ、こちらもまたタリンのシンボルとして愛されています。

旧市庁舎は現在、コンサートホールなどに利用されるほか、タリンの歴史的な遺構を展示する博物館として開放され、内部を見学できます。

 

ラコエヤ広場の観光情報

 

 

住所 : Raekoja Plats 1, Old Town, Tallinn

アクセス:タリン駅より徒歩8分

営業時間  :

ラコエヤ広場:終日開放
旧市庁舎:平日10:00~16:00 塔入場11:00~18:00(夏期のみ)

 

 


2. アレクサンドル・ネフスキー大聖堂(Aleksander Nevski katedraal)

 

ネフスキー大聖堂

 

タリン旧市街の山の手地区・トームペアの丘は、エストニア神話上の英雄・カレヴィポエグが祀られているとの伝承があります。

エストニア人にとっては非常に神聖な場所ですが、この丘は幾多も周辺国の支配を受けるという暗い歴史を持っています。

 

丘の南西部に聳える「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」は、ロシア風の玉ねぎドームが可愛らしい正教会の大聖堂です。

その美しい外観からタリンを代表する観光スポットとなっていすが、エストニア人にとっては素直に喜べない複雑な歴史を持っています。

 

 

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂が建設されたのは、帝政ロシア支配時代の19世紀末のことです。

時のツアーリ・アレキサンドル3世がエストニア人の民族運動を抑えるために建造を命じたといわれています。

 

典型的なロシア復古主義の建物であり、祀られている人は13世紀のノヴゴロド大公・アレクサンドル・ネフスキーです。

 

ネフスキーは1242年にドイツ騎士団との「氷上の戦い」で勝利した人物で、エストニア人にとっては「英雄」と呼べる人ではありません。

そのため、1924年の独立の際には取り壊すことも検討されましたが、ロシア系住民の反発や予算不足により実現しませんでした。

 

 

1991年、再独立の際にも取り壊しが検討されたものの、今では大幅に修復した上で現存しています。

大聖堂の内部は、黄金に輝くイコンやモザイク画で装飾され、その芸術性の高さを実感するはずです。

 

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の観光情報

 

 

住所 : Lossi plats 10, 10130 Tallinn

アクセス : タリン駅よりトームペア方面へ徒歩15分

営業時間 :

8:00~19:00(日-金曜日)
8:00~20:00(土曜日)

料金 : 無料

 

 

3. 太っちょマルガレータ(Paks Margareeta)

 

太っちょマルガレータ

 

「太っちょマルガレータ」って誰のこと?

塔の多いタリンの街にあって、ひときわ異彩を放つずんぐりむっくりな塔が、太っちょのマルガレータです。

 

タリン港の近くにあり、高さ20m、直径24m、壁の厚さ約5mの堂々たる姿。

タリン観光の人気スポットのひとつになっています。

 

 

元々は砲塔として、1511年から1529年にかけて建造されたものです。

海から攻めてくる外敵から、街を守る役割を果たしていました。

 

このように寸胴な姿になったのは、海側から眺めた時に難攻不落の印象を与えるためだったといわれています。

18世紀に砲塔としての役目を終えたあとは、倉庫や監獄として使用されてきました。

 

 

ところで「太っちょのマルガレータ」という名前は、どうして付けられたのでしょうか。

一説によると、この建物を監獄として利用されていた時代に、囚人たちの食事の世話をしていたおかみさんの名前が由来とされてます。

 

「マルガレータ」という名前のおかみさんは小太りでな体型で、囚人たちに親身に接してとても慕われていたようです。

ロシア革命の際に攻撃されて廃墟と化しましたが、今では修復され「エストニア海洋博物館」として再スタートしています。

 

太っちょマルガレータの観光情報

 

 

住所 : Pikk 70, 10133 Tallinn

アクセス : タリン駅より徒歩10分

営業時間 : 10:00~18:00

料金 : 3.2€

公式URL : エストニア海洋博物館

 

 


4. コフトウッツァ展望台(Kohtuotsa Viewing Platform)

 

コフトウッツァ展望台

 

おとぎの国のように美しいタリンの旧市街。

この眺望をたっぷり満喫するのなら、トームペアの丘にある「コフトウッツァ展望台」がおすすめです。

 

石畳の斜面を歩いて展望台に到着すると、まさに絶景の世界!

オレンジ色の屋根がひときわ美しい旧市街だけでなく、遠くバルト海やフィンランド湾、新市街までのパノラマビューが広がります。

 

寒いことが難点ですが、冬の時期に眺める雪化粧の街並みもまた格別。

絵葉書の世界に入り込んだかのような抜群の眺望を楽しみましょう。

 

 

トームペアの丘には、ほかにも人気の展望台が設置されています。

コフトウッツァ展望台から100mほど離れた「パットクリ展望台」も、有名なビュースポットです。

 

昼間の眺望だけでなく、夕景や夜景も抜群に美しいタリンの街並み。

両方の展望台から、ぜひ鑑賞してみたいものですね。

 

コフトウッツァ展望台の観光情報

 

 

住所 : Kohtu 12, 10130 Tallinn

アクセス : タリン駅よりトームペア方面へ徒歩10分

 

 

5. パルヌ(Pärnu)

 

 

パルヌは、バルト海を望むエストニア屈指のリゾート地です。

首都タリンからはバスで1~2時間程度の場所にあり、サマーシーズンは「夏の首都」の別名通り多くの観光客で賑わいます。

 

13世紀にドイツ・リヴォニア騎士団によって街が形成され、以降交易の拠点として栄えてきました。

街はパステルカラーの美しい建物に彩られ、リゾートムードたっぷりです。

 

 

多くの人がパルヌを訪れる目的は、素晴らしいビーチにあるといっても過言ではありません。

さずがに北国のバルト海だけあって、エメラルドグリーンの海は期待できませんが、白砂が美しい海岸が広がっています。

パルヌのビーチは遠浅のため、子供連れでも安心して海水浴を楽しめます。

 

ビーチまでは、パルヌの中心部から10分程度で到着することができます。

その魅力に惹かれ、夏にはエストニア全土からだけでなく、フィンランドからも多くの観光客が訪れるそうです。

 

 

海水浴のほか、歴史的な街並み散策やグルメも満喫できる街・パルヌ。

タリンから少し足を延ばして、ぜひとも訪れてみましょう。

 

パルヌの観光情報

 

 

アクセス : タリンからバスで1~2時間

 

 

ラトビアの特徴

 

ラトビア

 

ラトビアはバルト三国の真ん中に位置する国で、九州の1.8倍くらいの国土面積です。

1991年に、ソビエト連邦から独立を回復しました。

 

「バルト海の貴婦人」と称される美しい国で、中世の面影を残す都市部景観と、豊かな自然に恵まれています。

最近では「ラトビア・ミトン」など、可愛らしい雑貨を作っている国としても有名になりました。

 

 

日本では観光地としての知名度がいまひとつですが、ヨーロッパ諸国を中心に人気のある国です。

首都リガの旧市街はユネスコ世界遺産の街、500kmにも及ぶ海岸線と1000を超える湖や湿地、国土の45%を占める森林地帯とバラエティに富んだ観光が楽しめます。

 

日露戦争において、ロシアのバルチック艦隊が極東に向けて出航した港がリバウ、今のラトビア・リエパーヤです。

こんなところにも日本との関係があります。

 

ラトビアの旅行・観光情報

 

国旗

 

正式名称:ラトビア共和国(Latvijas Republika)

首都:リガ(Rīga)

民族:ラトビア人(46%)ロシア人(40%)など

言語:ラトビア語(公用語)ロシア語

通貨:ユーロ(2020年1月現在 1ユーロ=120.27円)

 

ラトビアへの行き方

 

ラトビア

 

日本からラトビアまでの直行便はありません。

ヨーロッパ各都市を経由しての入国となります。

 

最短のコースはヘルシンキ経由で、日本-ヘルシンキ間は約10時間、ヘルシンキから首都リガまでは約1時間です。

他の都市経由であれば、12~17時間を要します。

 

また、ロシアやスウェーデンなど近隣諸国から、フェリーや鉄道、高速バスで入国する方法があります。

時間に余裕があれば、近隣諸国を観光しながら、ラトビアへ足を延ばしてみましょう。

 

ビザ

 

6ヶ月間で90日以内の滞在は査証不要となります。

 

時差

 

らとびあ2

 

日本との時差は冬であれば7時間、夏は6時間です。

冬の時期、日本が朝の7時であれば、ラトビアは0時となります。

なお、バルト三国のタイムゾーンはすべて同じです。

 

気候

 

ラトビア

 

エストニアとほぼ同じような気候です。

四季は存在しますが、北国だけに長い冬が続きます。

春から秋にかけては、日本(東京)を基準として1か月先くらいの気候となります。

 

お土産

 

 

ラトビアはショッピング天国。

ラトビア・ミトンで有名なハンドメイドの小物や革製品、陶器など、可愛くてオシャレなお土産がたくさんあります。

 

特筆すべきはバルト海産の琥珀ジュエリー、リエパーヤ産の琥珀は品質の高さで知られています。

ラトビア発のブランド・ライマのチョコレートも見逃せません。

 

 

ラトビアのおすすめ観光スポット

 

ラトビア

 

ラトビアは観光資源が豊富な国です。

都市部の観光以外にも、バルト海沿岸の海や緑豊かな国立公園など見どころが多く、長期間滞在したくなるほど。

しかし、限られた時間内でラトビアを観光するには、首都リガとその近郊を見てまわるだけでも、この国の魅力を知ることができます。

 

首都リガは、「バルト海の真珠」と絶賛される美しい街です。

中世ドイツの影響を色濃く残す街並みや、ユニークな建造物の数々…思わずため息がこぼれてしまう景観に恵まれています。

 

今回はリガのユニークな建築群を中心に、現地の味を楽しめる市場、少し足を延ばしてバルト海沿岸の素敵なリゾート地をご紹介します。

 

1. 市庁舎前広場(Town Hall Square)

 

市庁舎前広場

 

世界遺産であるリガの旧市街。

その旧市街の中心にある広場で、観光スポットめぐりはこの場所からスタートします。

エストニアのラコエヤ広場と同じように市庁舎前に位置する広場で、常に市民や観光客で賑わっている場所でもあります。

 

広場の中央に設置されている銅像は「聖ローランド」、リガの守護聖人です。

この聖ローランド像が持つ右手の剣の真下こそ、リガの中心部だといわれています。

 

市庁舎前広場の周りには、ユニークで貴重な建物がいくつか聳えたっています。

どれもリガを代表する観光スポットで、見逃すことができないもの。

そんな広場前の建物をご紹介します。

 

聖ペテロ教会(St. Peter's Church)

 

 

リガのランドマーク的な建物で、市民の心の拠り所となっている教会です。

その歴史は古く、13世紀のはじめに先住民族・リーヴ人が木造の教会を建てたことがはじまりとされています。

戦乱や火災などで修復を繰り返し、現存する建物のほとんどは第2次世界大戦後に再建されたものです。

 

リガ

 

この教会のシンボルである尖塔は、高さ123mの壮大なものです。

尖塔の72m地点には展望台が設置されており、世界遺産・リガの美しい市街地を一望することができます。

 

その眺望は圧巻なので、リガに行ったらぜひ訪れておきたいビュースポットです。

 

聖ペテロ教会の観光情報

 

 

住所 : Reformācijas Laukums 1, Centra rajons, Rīga, LV-1050

定休日 : 月曜日

営業時間 : 10:00~19:00(時期等により変更あり)

料金 :7€

 

ブラックヘッドハウス(House of the Blackheads)

 

ブラックヘッドハウス

 

市庁舎前広場の前に聳える、ひときわ目を引く重厚な建物が「ブラックヘッドハウス」です。

ブラックヘッドとは、中世におけるバルト海沿岸の貿易商人のうち、独身男性で結成された組合のことを指します。

 

この建物は、ブラックヘッドの社交の集会場として1334年に建造されました。

 

ブラックヘッドハウス2

 

過去に何度か増改築されて残ってきましたが、第2次世界大戦の戦渦に巻き込まれて焼失してしまいました。

現在の建物はリガ建都800年を記念して、1999年に再建されたものです。

 

現在も各種イベントの会場として利用され、その豪華絢爛な内部を見学することができます。

 

ブラックヘッドハウスの観光情報

 

 

住所 : Rātslaukums 7, Centra rajons, Rīga, LV-1050

電話番号 : +371 67 043 678

営業時間 : 10:00~18:00

料金 : 6€

 

 

2. 三人兄弟と猫の家(Three Brothers & The Cat House)

 

三人兄弟?猫の家?

何のことだか、さっぱりわからないかもしれません。

 

歴史のあるリガの街並みには、とてもキュートでユニークな建物が点在しています。

「三人兄弟」も「猫の家」も、そうした面白い建物のひとつです。

むろん本来の名前ではないのですが、うまく特徴を捉えています。

 

三人兄弟(ラトビア建築博物館)(Three Brothers / Latvian Museum of Architecture)

 

 

「三人兄弟」は、趣の異なる3つの建物が仲良く並んでいる建築群のことです。

建築された時代が全て異なるうえ、その当時の建築様式を原型のまま留めている、とても貴重な建物です。

 

この建物を見比べれば、リガの建築様式の歴史を知ることができます。

 

リガ三兄弟

 

年代が一番古いのは、右端にある白い建物で、15世紀に建築された最古の石造住宅です。

階段式の切妻屋根とゴシック様式の壁龕に特徴があります。

 

真ん中の黄色い建物は、17世紀に建築されたもので、オランダの影響を受けた建築様式です。

左端のライトグリーンの建物は、17世紀後半に建てられた一番新しいもの。

当時流行したバロック様式の派風をデザインしています。

 

右から長男、次男、三男で三人兄弟です。

 

 

三人兄弟は現在「ラトビア建築博物館」となっており、内部を見学することができます。

リガでも人気の観光・フォトスポットのひとつです。

ちなみに、タリンには「三人姉妹」が存在します。

 

三人兄弟(ラトビア建築博物館)の観光情報

 

 

住所 : Mazā Pils iela 17, Centra rajons, Rīga, LV-1050

電話番号 : +371 67 037 900

定休日 :土・日曜日

営業時間 : 9:00~18:00(日によって異なる)

料金 : 無料

 

猫の家(The Cat House)

 

 

「猫の家」といっても、猫カフェのように沢山のネコたちに癒される空間ではありません。

 

クリーム色のオシャレな洋館の屋根に、2体のネコのオブジェが設けられているから「猫の家」。

しっぽを上げ、背中の丸まった姿の黒ネコが、建物の外側に向けて設置されています。

 

 

1909年に建築されたこの建物は、ラトビアの裕福な商人の家でした。

商人は通りの反対側にあった「大ギルド」に入会を希望しますが、ラトビア人だという理由で断られてしまいます。

当時のリガはドイツ人が幅を利かせていた街で、この商人は入会するのに充分な資格があったにもかかわらず入会できなかったのです。

 

この事に憤慨した商人は、抗議の意味を込めて、大ギルドに尻を向けたネコの像を設置しました。

これが猫の家のはじまりです。

 

 

やがて商人は大ギルドに入会を認められると、ネコの位置は現在のように頭が外を向くように変更されました。

一説には、大ギルドの建物がコンサートホールになったため、音楽に誘われて向きを変えたともいわれています。

 

 

猫の家は現在オフィスビルとして利用され、一階にはレストランが営業しています。

このネコの像は、多くのお土産のデザインに利用されるなど、今やすっかりリガのシンボルになりました。

 

猫の家の観光情報

 

 

住所 : Meistaru iela 10/12, Centra rajons, Rīga, LV-1050

 

 

3. ユーゲントシュティール建築群(Jugenda Stila Nami)

 

ユーゲントシュティール建築

 

リガの観光スポットは旧市街に集中していますが、少し離れた新市街にも見逃せない観光スポットが存在します。

 

「ユーゲントシュティール」とは、ドイツ語で新芸術様式のことで、フランス語の「アール・ヌーヴォー」と同じ意味です。

植物や花など有機的なモチーフや自由曲線の組み合わせなど、従来の様式にとらわれない装飾や奇抜なデザインが特徴で、19世紀末から20世紀初頭にかけて大流行しました。

 

この時期はリガの建設ラッシュと重なり、市内には膨大な数のユーゲントシュティール建造物が造られることになったのです。

 

ユーゲント

 

リガ市内にある建物の40%近くがユーゲントシュティール様式とされ、世界有数のユーゲントシュティール・シティになっています。

旧市街にも存在し、先ほどご紹介した猫の家もこちらに該当しますが、大部分は新市街の一角に集中しています。

 

専門的で難しそうなイメージですが、とにかく奇抜でユニークなものが多いので、テーマパークを散策している気分を味わえます。

動植物からギリシャ神話、古代エジプトの神々など、インパクトの強さに圧倒されていしまいます。

 

ユーゲント2

 

新市街のユーゲントシュティール建築群のほとんどは、現在レストランやカフェ、オフィスビルなど現役で利用されています。

こちらもまたユネスコ世界遺産の構成要素のひとつです。

 

ユーゲントシュティール建築群の観光情報

 

 

住所 : Alberta iela 12, Centra rajons, Rīga

アクセス : 旧市街よりトラムで20分程度

 

 

4. リガ中央市場(Riga Central Market)

 

 

旅行先で庶民の生活、地元の特産物を垣間見ることができる市場めぐりは、とても楽しいものです。

 

「リガ中央市場」はヨーロッパで最大の規模を誇る巨大市場で、扱っている商品ごとに5つのドームから成り立っています。

取り扱っている商品も多岐に渡り、食品から日用雑貨、衣料品やお土産まで何でも揃っており、毎日10万人もの人が訪れると言われるほど。

 

その施設は、かつてドイツのツェッペリン飛行船の格納庫用だったものであり、1930年に市場としてオープンしました。

建物はユーゲントシュティール様式を取り入れており、市場としては珍しくユネスコ世界遺産にも指定されています。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Riga Central Market (@rigacentralmarket) on

 

リガ中央市場はスーパーマーケットのような形態ではなく、約3000もの個人商店の集まりとなっています。

食品棟は肉、魚、青果物で構成されており、ラトビアの豊かな海の幸や山の幸は所狭しと並んでいます。

バルト海や北海で獲れた珍しい魚や、これまた日本人には馴染みのない野菜や果物も豊富に陳列されていて、テーマパークのような楽しさです。

 

同じものでも店によって値段もマチマチなので、交渉しながらのショッピングも面白いかもしれません。

 

市場

 

この市場は生鮮食品だけでなく、雑貨や日用品を扱っていることも嬉しいです。

人気のラトビアミトンやマフラー、チーズやワインなど、ラトビアのお土産も調達できます。

イートインや食堂も設置されているので、現地の新鮮なグルメも一緒に楽しんでみましょう。

 

リガ中央市場の観光情報

 

 

住所 : Nēģu iela 7, Latgales priekšpilsēta, Rīga, LV-1050

アクセス : リガ・バスターミナルすぐそば

電話番号 : +371 67 229 985

営業時間 :

館内8:00~17:00
屋外7:00~18:00

 

 

5. ユールマラ(Jūrmala)

 

 

ラトビアの観光は、「バルトの真珠」・リガだけではありません。

リガの西方に位置し、バルト海に面したユールマラは、ラトビアで一番人気のリゾート地です。

 

33kmにも及ぶビーチはサラサラのパウダーサンド、遠浅の海で安全なため、バルト海での海水浴をたっぷりと満喫できます。

長い歴史をもつ保養地であり、ソ連時代にはフルシチョフやブレジネフといった要人も当地での休暇を楽しんでいます。

 

今ではヨーロッパ諸国を中心に、多くの観光客が押し寄せる都市になりました。

 

 

ユールマラではビーチだけでなく、温泉やトレッキングも楽しむことができます。

19世紀から20世紀初頭にかけて建築された木造建造物が多く残り、その数は何と4000軒以上とも言われます。

ユニークで可愛らしい建物を巡りながらの散策もおすすめです。

 

 

また、北欧最大のアクア・テーマパーク「リーヴ・アクアパーク」も見逃せません。

大人も子供も楽しめるアトラクションが45個も設置されており、とても一日では遊びきれないほど。

 

リガ市内から鉄道でわずか30分の、リガとは違ったラトビアの魅力に触れてみましょう。

 

ユールマラの観光情報

 

 

アクセス : リガ市内から電車で30分。マユァリ(Majori)駅下車

 

 

リトアニアの特徴

 

リトアニア

 

リトアニアはバルト三国で一番南に位置している国です。

国土面積は3国で一番大きく、九州と四国、山口県と島根県を合わせた面積に相当します。

他の2国と同様に日本では馴染みの薄い国ですが、豊かな自然と多くの文化的遺産を有した魅力たっぷりの国です。

 

 

この国は今まで激動の歴史を歩んできています。

13世紀半ばに建国されて以来勢力を伸ばし、16世紀まで広大な領土をもつヨーロッパ屈指の大帝国だった過去があります。

 

しかしながら、近年以降はロシア、そして後継のソビエト連邦に併合されるという屈辱を味わいました。

国際的支援を受けた独立運動が実を結び、1990年にエストニア・ラトビアに先駆けて再独立を果たしています。

 

リトアニア

 

日本との関係では、第2次世界大戦中に起こった外交官・杉原千畝の偉業が知られています。

在リトアニア・カウナス日本総領事館に勤務していた杉原は、政府の意思に反してビザを発給し、現地のユダヤ人など避難民の命を救いました。

「東洋のシンドラー」と称され、リトアニアで最も尊敬されている日本人です。

 

リトアニアの旅行・観光情報

 

リトアニア国旗

 

正式名称:リトアニア共和国(Lietuvos Respublika)

首都:ヴィリニュス(Vilnius)

民族:リトアニア人(84%)ロシア人(5%)ポーランド人(6%)など

言語:リトアニア語(公用語)英語・ロシア語も普及

通貨:ユーロ(2020年1月現在 1ユーロ=120.27円)

 

リトアニアへの行き方

 

リトアニア

 

日本からリトアニアまでの直行便はありません。

ヨーロッパ各都市を経由しての入国となります。

最短のコースはヘルシンキ経由で、日本-ヘルシンキ間は約10時間、ヘルシンキから首都ヴィリニュスまでは約1時間15分です。

 

ポーランドやロシア、ほかのバルト諸国から鉄道やバスも運行されています。

ヴィリニュスから他都市への移動は、本数が多いバス利用をおすすめします。

 

ビザ

 

ほかの2国と同じく、6ヶ月間で90日以内の滞在は査証不要となります。

 

時差

 

リトアニア

 

日本との時差は冬であれば7時間、夏は6時間です。

冬の時期、日本が朝の7時であれば、ラトビアは0時となります。

こちらもエストニア・ラトビアと共通です。

 

お土産

 

リネン

 

リトアニア土産の筆頭に挙げられるのが、リネン製品です。

伝統が古くで上質、日本で販売されているリネンも高級品はリトアニア製が多いようです。

リーズナブルな価格で購入できるため、お土産に喜ばれるかもしれません。

 

ほかにハチミツ、木工製品、ビールもおすすめです。

その他のバルト諸国と同様、琥珀製品も手軽に入手できます。

 

 

リトアニアのおすすめ観光スポット

 

りとあにあ

 

リトアニアの観光スポットは、国土全域に点在しています。

どれも魅力的で、短期間の滞在のつもりが、思いがけなく長期逗留やリピーターになってしまったなんて人も急増中です。

豊かな大自然と、長い歴史を物語る歴史的な遺構など、観光資源はとても豊富に存在します。

 

今回、旧市街がユネスコ世界遺産に指定されている首都・ヴィリニュスを起点として、海岸や湖の絶景スポットなど、リトアニア全土から厳選してご紹介します。

 

1. ヴィリニュス旧市街(Vilnius Historic Centre)

 

ヴィリニュス旧市街

 

ヴィリニュスは、バルト3国で唯一海に面していない首都です。

13世紀に「リトアニア大公国」の首都として定められて以来、ずっとリトアニアの中心的役割を担ってきました。

 

ヴィリニュス旧市街は、旧市街としてはヨーロッパ最大の規模を誇り、ユネスコ世界遺産にも指定されています。

中世の佇まいを残す美しい街であり、貴重な文化遺産の宝庫です。

 

聖アンナ教会(St. Anne's Church)

 

聖アンナ

 

ヴィリニュス旧市街は、見ごたえある教会がたくさんあるエリアです。

 

中でも赤レンガの外観が印象的な「聖アンナ教会」は、旧市街で最も美しい教会と絶賛されています。

建物の正面は形の異なる33種類のレンガが使用され、半曲線のアーチ、狭い出窓、八角形の塔などで飾られた意匠も圧巻です。

 

聖アンナ

 

聖アンナ教会は14世紀初期に建造され、15世紀には現在のゴシック様式に改修されました。

以来500年以上も当時の姿を今に残しています。

かのナポレオン1世もその美しさに魅了され、ヴィリニュス遠征の際には「パリに持ち帰りたい」と呟いたとも言われています。

 

聖アンナ教会の観光情報

 

 

住所 : Maironio g. 8, Vilnius 01124

定休日 : 月曜日

営業時間 : 11:00~18:00(時期により異なる)

 

ゲディミナス城(Gediminas' Tower)

 

ゲディミナス城

 

ヴィリニュスの丘は、リトアニア建国ゆかりの地です。

14世紀にリトアニア大公ゲディミナスが、トラカイからヴィリニュスに遷都し、ヴィリニュス城を築城しました。

 

うち丘の上に建てられた上宮が、通称「ゲディミナス城」と呼ばれています。

19世紀にロシアによって城は破壊され、現在は監視塔(ゲディミナス塔)が残るのみです。

ゲディミナス塔は現在博物館として再利用され、ヴィリニュスの歴史を語る鎧や城の模型などが展示されてます。

 

ゲディミナス城

 

ゲディミナス塔のある丘までは、ケーブルカーが開通しています。

この丘から眺める旧市街の眺望は絶景で、ヴィリニュス屈指の人気スポットとなっています。

 

また、ゲディミナス城はリトアニアのシンボルで、愛国的な詩や音楽にしばしば登場します。

ソ連からの独立運動が活発化した1988年、ゲディミナス塔の上に「独立リトアニア」の国旗が初めて掲げられました。

 

ゲディミナス城の観光情報

 

 

住所 : Arsenalo g. 5, Vilnius 01143

営業時間 : 10:00~19:00(5-9月)10:00~17:00(10-4月)

料金 : 入場料 1€ ケーブルカー1€

 

 

2. トラカイ島城(Trakai Island Castle)

 

トラカイ

 

古都トラカイは、ヴィリニュスから西へ28kmの場所に位置する景勝地です。

周辺には200近い湖があり、最大の湖は21もの小島が浮かぶガルヴェ湖。

一帯は「トラカイ歴史国立公園」に指定されています。

そのガルヴェ湖の島に建てられた古城・「トラカイ島城」は、リトアニア屈指の絶景スポットとして有名です。

 

とらかい2

 

この古城は14世紀初頭に、リトアニア大公ケストゥティス の命により築城されました。

16世紀まで現役の城として使用され、廃城後は牢獄として使われたこともあります。

 

しかし、17世紀のモスクワ大公国の戦争により大きな被害を受け廃墟となっていました。

今では大幅に改修され、往時の面影を今に留めています。

 

トラカイ島城

 

トラカイ島城は現在、博物館として利用されています。

湖水に映る城はとても美しく、絵画のような景観を楽しめます。

手漕ぎボートを借りて、湖上から眺める眺望もまた格別です。

 

トラカイ島城の観光情報

 

 

住所 : Trakai 21142

アクセス : ヴィリニュスからトラカイまでバスで30分

営業時間 : 10:00~17:00

 

 

3. 杉原千畝記念館(Sugihara house)

 

 

カナウスはリトアニア第2の大都市です。

第2次世界大戦中にソ連に併合されるまで、臨時の首都として機能していました。

 

カナウス城など見どころが豊富な街ですが、日本人としてはぜひ見学しておきたいスポットが存在します。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Sugihara House Official (@sugiharahouse) on

 

杉原千畝は、第2次世界大戦中のカナウスで在リトアニア日本領事館に勤務していた外交官です。

ナチス・ドイツがポーランドに侵攻し、迫害を恐れたポーランド在住のユダヤ人が隣国リトアニアに逃げてきました。

 

当時の日本はドイツと同盟関係にあり、ユダヤ難民に出国査証を発行しないよう領事館に申し伝えていました。

杉原は、人道優先の立場から日本政府の意向に反して査証を発行、日本経由での亡命を助けたのです。

 

命を救われたユダヤ人は6000人ともいわれ、杉原は「東洋のシンドラー」と絶賛・崇敬されるようになりました。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Sugihara House Official (@sugiharahouse) on

 

当時の日本領事館は、杉原の偉業を顕彰し「杉原千畝記念館」として保存・公開されています。

当時の執務室はそのままで、デスクや実際に発給に使ったスタンプなどを見学することができます。

日本語での案内文も表示され、遠い異郷の地がとても身近に感じられます。

 

杉原千畝記念館の観光情報

 

 

住所 : Vaižganto 30, Kaunas, Lithuania, LT-44229

アクセス :

ヴィリニュスからカナウスまで電車・バスで90分
カナウス駅から徒歩15分

電話番号 : +370 37 332881

定休日 : 土・日曜日

営業時間 : 11:00~15:00

料金 : 4€

公式URL : 杉原千畝記念館(日本語)

 

 

4. 十字架の丘(Hill of Crosses)

 

十字架の丘

 

リトアニア北部・シャウレイの郊外に、とてもインパクトが強いスポットが存在します。

小高い丘を埋め尽くすように置かれたおびただしい数の十字架、その数は50,000本以上あろうかと推測されています。

 

「十字架の丘」と呼ばれるこの丘は、教会など宗教施設が運営しているものではありません。

リトアニアが辿ってきた苦難の歴史を忠実に物語る象徴として、ユネスコの無形文化遺産にも指定されています。

 

十字架2

 

この丘に、いつ最初の十字架が架けられたのか、また何の目的で置かれたのか詳しいことはわかっていません。

おそらく1831年の「11月蜂起」、帝政ロシアに対するリトアニア民衆の抵抗後ではないかといわれています。

 

ロシアの圧制により処刑された人々や、シベリアに抑留されて命を落とした人々を悼んで、遺体の代わりに十字架を架けそうです。

その数は年々増加していき、小さなロザリオから高さ数メートルの巨大なもの、またマリア像やイエスの肖像に至るまで、丘を埋め尽くすまでになったのです。

 

十字架の丘

 

リトアニアがソ連に併合されていた時期、この丘はリトアニアの宗教的自由の象徴でした。

ソ連当局は何度も撤去を試みましたが失敗し、逆に数が増えていく結果となりました。

 

現在リトアニア最大の巡礼地となり、希望者は誰でも十字架を置くことができます。

近くの売店で小さな十字架が販売されているので、自分だけの十字架を置いてくるのも思い出となるでしょう。

 

十字架の丘の観光情報

 

 

住所 : Jurgaičiai 81439

アクセス :

ヴィリニュスからシャウレイまでバスで4時間・電車で2時間
シャウレイからバスで10~15分

 

 

5. クルシュー砂州(Curonian Spit)

 

 

リトアニアにもバルト・リゾートを満喫できる素晴らしいスポットが存在します。

 

「クルシュー砂州」はバルト海に面したリトアニア西南部にあり、ロシアの飛び地・カリーニングラードと国境を接している砂州です。

バルト海と内海のクルシュー・ラグーンを隔てるように、全長98kmにも渡って砂丘が続いています。

 

 

砂州のちょうど真ん中付近にある街・ニダを境に、リトアニアとロシアに分かれます。

風光明媚な観光地で、両国とも国立公園として指定しており、2000年にはユネスコの世界遺産にも指定されました。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by Beer For Breakfast (@beerforbreakfastvlogs) on

 

紀元前3000年前には存在していたといわれ、バルト神話では怪力の女神・ネリンガがつくったとされていますが、実際にはモレーン(氷堆石)の島々が砂で繋がって形成されたようです。

16世紀には砂漠化が進み、多くの村が砂丘で埋もれてしまったため、当時のプロイセン当局の方針により大規模な緑地化が推進されました。

 

現在砂州の大半が森林で覆われているのは、この時の恩恵です。

 

ニダ

 

クルシュー砂州を訪れるには、リトアニアの港町・クライペダからフェリーで対岸のスミルティネまで移動します。

スミルティネはクルシュー砂州最北端の街、19世紀の要塞を利用したユニークな水族館があり、砂浜散策と合わせて楽しむことができます。

国境の街・ニダまでは、スミルティネからバスで1時間程度です。

 

 

ニダはクルシュー砂州の中心都市で、多くの観光客で賑わうリゾート地でもあります。

伝統的な可愛らしい木造建築や、文豪トーマス・マンの家など見どころがたっぷりです。

 

どこまでも続く雄大な砂丘を散策しながら、大自然が織りなす絶景を楽しみましょう。

やがてロシアとの国境が見えてくるはずです。

 

クルシュー砂州の観光情報

 

 

アクセス :

ヴィリニュスからクライペダまで長距離バスで4時間
クライペダからスミルティネまでフェリーで10分
ニダまではバスに乗換え、1時間

 

 

エストニア・ラトビア・リトアニアのバルト三国は、日本ではまだまだ未知なる遠い国かもしれません。

しかし、意外にも日本との関係もあり、身近に感じていただけたと思います。

おとぎ話の世界のような美しい街並みが広がり、治安も良好なバルト三国は、とても充実した旅行を楽しめる国々です。

 

また、バルト海もビーチバカンスやクルージングなど、アクティビティをたっぷり楽しめる海。

周辺諸国を周遊しながら、バルトのバカンスを満喫してください。


フォローして最新の旅行・観光記事をチェック!



検索

国内エリア一覧

日本全体(612)
北海道・東北(44)
  北海道(26)
  青森(3)
  岩手(2)
  宮城(8)
  秋田(1)
  山形(3)
  福島(1)
関東(236)
  埼玉(7)
  千葉(14)
  東京(142)
  神奈川(51)
  茨城(5)
  栃木(7)
  群馬(5)
  山梨(5)
甲信越・北陸・東海(87)
  長野(12)
  新潟(7)
  富山(3)
  石川(13)
  福井(1)
  岐阜(5)
  静岡(30)
  愛知(9)
  三重(7)
近畿(94)
  滋賀(7)
  京都(39)
  大阪(25)
  兵庫(15)
  奈良(5)
  和歌山(3)
中国・四国(34)
  鳥取(1)
  島根(5)
  岡山(8)
  広島(8)
  山口(3)
  徳島(2)
  香川(4)
  愛媛(1)
  高知(2)
九州・沖縄(78)
  福岡(15)
  佐賀(2)
  長崎(7)
  熊本(10)
  大分(10)
  宮崎(3)
  鹿児島(9)
  沖縄(22)

国外エリア一覧

東南アジア(25)
ヨーロッパ(73)
東アジア・中国・台湾(19)
南アジア・インド・ネパール(2)
中近東(7)
ミクロネシア・ハワイ・グアム(10)
オセアニア(10)
アフリカ(2)
北米(18)
中南米(6)

タグ一覧

アウトドア・レジャー・自然(580)
イベント情報(369)
ショッピング・買い物・お土産(494)
遊園地・テーマパーク(569)
ビジネス・出張(169)
ロケ地、舞台(181)
世界遺産(152)
乗り物・交通・アクセス(657)
宿・旅館・ホテル(189)
旅行準備(440)
歴史・豆知識(836)
温泉・スパ(159)
絶景(478)
聖地巡礼(31)
観光旅行(788)
食事・グルメ(561)
おすすめ/ランキング(702)
デート(648)
旅行グッズ・商品紹介・レビュー(435)
ツアー/旅程(242)
海水浴場・ビーチ・リゾート(67)
日帰り旅(9)
1泊2日(1)
寺院・神社(32)
パワースポット(11)
ファミリー(66)
1人旅(64)
雨の日(17)
メーカー/ブランド(5)

人気記事ランキング