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仙台は 宮城県 の中部に位置する政令指定都市です。
県庁所在地も仙台にあり、東北では最大規模の都市として有名になっています。
青葉山や広瀬川などの自然が豊富にあることから、杜(もり)の都と呼ばれることもあります。
自然がたくさんありつつ、東北で最も人口量が多くて栄えているという「田舎」と「都市」の二面性を持っています。
気候に関しては東北地方の中でも温暖で、関東地方の都心部と比較しても冬の最低気温は高く真冬日は多くありません。
それに伴い、降雪量が少ないのも特徴です。
また、夏は真夏日が多く熱帯夜も少ないです。
日本において、仙台は比較的過ごしやすい地域と言えるでしょう。
2011年には、我々日本国民が忘れもしない東日本大地震が起こりました。
その際、仙台市内にある全住宅約50万戸のうち10万戸以上が全壊や半壊などの被害を受けました。
この数字が表す仙台市内の犠牲者は大きく、その死者数なんと900人以上にも及びます。
壊滅的な被害を受けながらも、都市としてたくましく目覚ましい成長を遂げている仙台は本当に立派だと思います。
本記事では、そんな都市と田舎の側面を併せ持つ魅力的な街である仙台の観光・旅行する方のために、おすすめの場所をご紹介します。
あなたの仙台観光にお役立ちできることを願っています。
仙台の観光スポットをわかりやすくお伝えするために、仙台駅周辺、仙台市それぞれの区、仙台郊外エリアの3つに分類してご紹介します。
それぞれの概要も記載しておきますので、観光名所選びの参考にしてください。
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仙台を観光するのであれば、1つの基準として交通網の中心である「仙台駅」からアクセスが良いかどうかを考えることが大切です。
アクセスが良いと言うのは、仙台駅から車でおよそ30分圏内か否かという判断基準とさせて頂きます。
仙台駅を中心として、車やバスでおよそ30分圏内でアクセスのできる観光スポットが集まるエリアです。
駅周辺の青葉区や太白区がメインで、代表する観光スポットは国分町、定禅寺通り、仙台城跡、仙台市八木山動物公園などがあります。
仙台の都市としての魅力が詰まっている地域です。
仙台駅を中心として、車やバスでアクセスするのに30分圏外の観光スポットが集まるエリアです。
主な観光スポットとして秋保温泉、作並温泉、仙台市天文台などがあります。
そして、泉区には仙台泉プレミアム・アウトレットモール、少し足を伸ばせば泉ケ岳など山の自然が豊かな場所や、宮城野区や若林区は仙台港からの海の恵みを堪能できるグルメスポットも多数あります。
仙台の田舎としての魅力が詰まっている地域です。
仙台市からは少し離れて、合わせて足を運んで頂きたい郊外エリアをご紹介しています。
バスや鉄道、車での移動が必須ですが、松島、御釜など世界でも名高い絶景を見ないで帰るにはあまりにも勿体ない!
時間が許す限り、絶対に立ち寄りたいスポットが揃っています。
仙台市中心部を観光するなら、JR仙台駅を拠点とするのがおすすめ。
東京駅から東北新幹線で最短1時間半と、首都圏からのアクセスも便利です。
仙台の名物グルメ「牛タン」が美味しいお店や、歴史のある見どころが集中しているので、すべて徒歩で観光することもできます。
近代的な街並みに溶け込む緑を眺めながら、「杜の都・仙台」の魅力を満喫しましょう。
仙台城は仙台市青葉区の青葉山にある城です。
別名は青葉城と呼ばれています。
慶長年間に伊達政宗が建てたことで有名な仙台城は、廃藩置県・廃城令があるまでの約270年もの間、伊達氏の居城でした。
そのため、仙台城には伊達政宗の騎馬像が作られています。
また、伊達政宗の騎馬像付近には展望台が設けられており、そこからは仙台市を一望することができます。
青葉山の自然に囲まれたところから眺める仙台市内の絶景は格別ですね。
今と街並みは違えど、伊達政宗も同じような景色を見ていたと思うと感動します。
住所 : 宮城県仙台市青葉区川内1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-222-0218(青葉城本丸会館)
営業時間 : 9:00~17:00(青葉城本丸会館)※仙台城址は24時間
料金 : 無料
公式サイト : 仙台城(せんだい旅日和)
※ 2023年2月現在、大規模改修工事のため2024年3月31日まで休館予定となっております。詳細は 公式サイト でご確認ください。
仙台駅からバスで20分ほどのところ、青葉山公園内に位置する「仙台市博物館」。
仙台地方の歴史や美術品、猛将・伊達政宗があまりにも有名な伊達家のすべての資料や、国宝「慶長遣欧使節関係資料」などが数多く展示されています。
また、島崎藤村、土井晩翠など、宮城ゆかりの著名な文学者や、作品なども大きな見所の一つです。
青葉城の麓にある緑に囲まれた近代的な仙台市博物館の入り口。
貴重な特別展やワークショップも定期的に開催されているので、事前に情報をチェックしてみましょう。
大きな見所は、やはり伊達政宗が実際に着用していた鎧兜!
黒漆五枚胴具足の黒の美しさは、もはや日本を代表する芸術品と言えますね。
怒涛の時代を駆け抜けた伊達家。
仙台の旅をより一層楽しむために、この地の歴史に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
住所 : 宮城県仙台市青葉区川内26
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-225-3074
休館日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)/12月28日~1月4日
開館時間 : 9:00~16:45(入館は16:15まで)
料金 :
公式サイト : 仙台市博物館
明治37年に明治天皇の思し召しによって、明治維新から大東亜戦争に至るまでの戦死者を祀るため、仙台城の本丸跡に建てられた神社です。
昭和14年に内務大臣指定の護国神社となり、昭和20年の仙台大空襲によって一度は社殿が全焼してしまいましたが、戦後に復興されています。
現在、この宮城県護国神社には、県出身の戦死者を含む5万6千あまりの人たちが祀られています。
歴史を感じるパワースポットと呼べるでしょう。
写真は取材時に撮影して頂いたものです。
取材に行ったメンバーで記念撮影をしました
祀られている戦死者の対象は、郷土出身の戦死者、自衛官、警察官、消防士等の公務殉職者で主祭神とされています。
住所 : 宮城県仙台市青葉区川内1番地
マップ : Googleマップ
アクセス : るーぷる仙台「仙台城跡」下車徒歩2分
電話番号 : 022-223-7255
定休日 : なし
参拝時間 : 8:30~17:00
公式サイト : 宮城県護国神社
国分町は仙台の「歌舞伎町」といっても良いほど様々なお店が並んでいる歓楽街です。
地元の人には「分町」と親しまれており、飲食店などが特に集中していて、飲みに行く時などに利用することが多いです。
正確には1丁目がオフィス街、2丁目が歓楽街、3丁目には定禅寺通りや仙台市役所などがあります。
飲食店に行かれる際は基本的に2丁目となります。
国分町を訪れたなら行っておくべきスポットについても記載していきます。
仙台を代表するご当地グルメといえば、牛タンが欠かせません。
ここでは、仙台の牛タン焼き専門店の発祥地と言われている旨味太助をご紹介します。
創業より75年以上にわたって営む、昔ながらの店構えは、並ぶ人が後を絶ちません。
いつも地元の人や観光客を中心に賑わっている印象です。
ここはカウンター席の目の前で牛タンを焼いて提供しているので、楽しみたければカウンター席に座ることをおすすめします。
厚く切られた牛タンに、じっくりと火で炙られた香ばしさが相まり、味は申し分なしです。
そもそも、なぜ仙台は牛タンが有名なのでしょうか。
それは、先ほどご紹介した旨味伝助の初代である佐野啓四郎さんが、初めて牛タンを塩焼きしたことが始まりです。
佐野啓四郎さんは、料理の修行中に牛タンシチューから牛タンの味を学び、日本人向けに牛タンを美味しく食べられる方法を模索していました。
その時に思い付いたのが、今の牛タン焼きということです。
住所 : 宮城県仙台市青葉区国分町2-11-11 千松島ビル1F
マップ : Googleマップ
アクセス : 仙台市営地下鉄南北線勾当台公園駅より徒歩3分程
電話番号 : 022-262-2539
定休日 : 毎週月曜・12月31日〜1月4日
営業時間 : 11:30~22:00(L.O. 21:30)
料金 : ランチ・ディナー共に一人当たり1,500~2,000円目安
予約サイト・口コミ・クーポン : ぐるなび
著名人御用達の有名牛タン屋さんです。
数十分は並ぶ覚悟で臨んでください。
旨味太助と同様に非常に美味しく、ここの牛タンは食べるとほっぺが落ちそうです。
仙台の元祖「味噌漬け牛タン」が売りのお店なのですが、筆者は塩タンが好きなので、どこでも塩タンを注文してしまいます。
また、一福のおすすめは何といっても「牛タン刺し」です!
これが初体験の感覚で病みつきになってしまいました。
ビールも販売していますので、こんなに美味しいおつまみがあったらお酒も進みます。
とことん牛タンを堪能したいという方は、ぜひ行ってみてください。
住所 : 宮城県仙台市青葉区国分町2-10-4 魚好ビル1F
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄勾当台駅南2番出口より徒歩3分
電話番号 : 022-265-7914
定休日 : 日曜(連休の場合は営業)
営業時間 : 【ランチ】11:30〜15:00【ディナー】17:00〜23:00(L.O. 22:00)
予約サイト・口コミ・クーポン : ホットペッパーグルメ 楽天ぐるなび
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定禅寺通りは仙台市青葉区にある並木道。
その始まりは1601年まで遡り、仙台城の鬼封じのためにまず定禅寺が建立され、その参道として開かれたのが定禅寺通りです。
仙台市のイベント会場となることも多い定禅寺通りですが、中でもおすすめなのが冬に開催される「 SENDAI光のページェント 」。
地元民の間では「ページェント」や「ヒカペー」などという愛称で親しまれており、既に30回以上も開催されている仙台の冬を象徴するイルミネーションです。
約60万球のイルミネーションが160本ものけやきに彩られている様子は圧巻。
あまりの綺麗さに言葉を失ってしまいます。
隣接している勾当台公園にも、光のページェントの際にはイルミネーションが点灯しています。
合わせて寄って見るのも良いかもしれません。
住所 : 宮城県仙台市青葉区国分町2丁目
マップ : Googleマップ
アクセス : 市営地下鉄勾当台公園駅から徒歩すぐ
電話番号 : 022-222-4069(仙台市観光情報センター)
※イルミネーションの関連記事: 日本全国のおすすめイルミネーション26選!この冬訪れたいとっておきのスポットを厳選
AER(あえる)展望テラスは、仙台駅から徒歩3分程度で行くことができ、なおかつ仙台の街並みを一望できる穴場の観光スポットです。
展望テラスが設置されているビルは仙台駅に隣接されており、31Fの展望室は北側と南側の2箇所が展望できるスペースとなっています。
一見、展望室は完全に室内と感じてしまうかもしれません。
しかし、若干ではありますが、外と隙間が空いていますので、風や街の音を肌で感じることができます。
高所恐怖症の人には、AER展望テラスはおすすめできません。
特に夜景が息をのむほどの絶景ですが、下記のアクセスにも記載している通り営業時間が夜8時までとなっているので、時間には気を付けて足をお運びください。
住所 : 仙台市青葉区中央1-3-1AER31F
マップ : Googleマップ
アクセス : JR仙台駅より徒歩3分、地下鉄仙台駅より徒歩5分
電話番号 : 022-724-1111
定休日 : 1月1日
営業時間 : 10:00〜20:00
料金 : 無料
公式サイト : AER展望テラス
東照宮といえば徳川家康を神として祀った栃木県の神社のことですが、家康の死後には全国に大小500以上もの東照宮が建てられています。
仙台東照宮は、1654年(承応3年)に伊達忠宗(伊達氏2代目)が、幕府(徳川家)への忠誠心を示すために造らせたのだそう。
仙台駅から2kmほどのところにあり、現在では国指定重要文化財に指定されています。
本殿・唐門・透塀が国の重要文化財に、随身門と手水舎が宮城県の文化財に指定されています。
どちらの文化財も、当時の最高峰の技術を用いて造られたものとされており、その歴史を肌で感じるには最適の場所でしょう。
春には綺麗な桜が咲き誇り、秋には紅葉を楽しむことができます。
お好みのシーズンに合わせて足を運んでみてくださいね。
住所 : 仙台市青葉区東照宮1-6-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-234-3247
定休日 : なし
営業時間 :
公式サイト : 仙台東照宮
元々、輪王寺は1441年(嘉吉元年)に伊達持宗(伊達氏11代目)が祖母の冥福を祈るために創建しました。
その後、伊達氏の転地とともに各地を巡り、1602年に伊達政宗が仙台に居城を移したと同時に現在地に定められました。
しかし、1876年に火事が発生し、仁王門以外はすべて焼き尽くされてしまいます。
そこからすぐに再建されることはなく、1915年に無外和尚が現在の本堂を完成させたそうです。
無外和尚は本堂にとどまらず、庭園の手入れにも尽力し、亡くなるまでの1943年までに現在の規模まで庭園を完成させたと言われています。
境内の中は広く、庭園の大きさは仙台一を誇っています。
庭園を見に、多くの観光客が毎日訪れるほどです。
5月は新緑とツツジやヤマブキが6~7月はアヤメや菖蒲が咲き乱れ、秋には紅葉が、冬には雪景色が広がるので、年中飽きることなく四季折々の景観を楽しむことができますよ。
特に冬の輪王寺が物凄く素敵です。
住所 : 宮城県仙台市青葉区北山1丁目14-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄南北線「北仙台駅」より徒歩15分
電話番号 : 022-234-5327
開園日 : 年中無休
開園時間 : 8:00〜17:00
拝観料 : 無料(庭園は一般 300円)
公式サイト : 輪王寺
大崎八幡宮は仙台市青葉区八幡にある神社で、国宝にも指定されている人気の観光スポットです。
1607年に伊達政宗によって建てられました。
神社の内外ともに漆塗りや胡粉を下地として色鮮やかに彩色が施されています。
また、彫刻や金具が飾られており、とても豪華な雰囲気を醸し出しています。
大崎八幡宮の中でも、長床が国の重要文化財に、石鳥居が宮城県の重要文化財に指定されています。
いずれも一度は見る価値のあるものです。
有名なのが、無病息災や商売繁盛を願って、松飾りや古いお札を炊き上げる松焚祭や、その時に行われる裸参りです。
1月14日に開催されるので日程を合わせて観光してみるのも良いかもしれません。
9月の例大祭前夜には「ちびっ子まつり」も開催され、多くの子供連れで賑わいます。
住所 : 宮城県仙台市青葉区八幡4-6-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR仙台駅西口バスターミナル16番のりば るーぷる仙台「大崎八幡宮前」下車 徒歩すぐ
電話番号 : 022-234-3606
駐車場 : 駐車場(大型車10台、普通車40台)
公式サイト : 大崎八幡宮
瑞鳳殿(ずいほうでん)は、伊達政宗を祀る霊廟です。
一度は戦災で全焼したものの、今では復元されています。
仙台藩の初代藩主であった伊達政宗は、生前に遺骸を仙台城下町南西縁に位置する経ケ峯に葬ることを言い残していたそうです。
その遺言に基づき、仙台第二代藩主の伊達忠宗は瑞鳳殿を建立しました。
豪華絢爛な霊廟は、一度は訪れる価値あり。
伊達政宗以外にも、伊達一族のお墓があります。
山の中にあるため、花粉症の方は事前に対策を済ませておいてくださいね。
※令和5年3月30日まで瑞鳳殿本殿と政宗公御木像の修復工事が行われています。
住所 : 宮城県仙台市青葉区霊屋下23-2
マップ : Googleマップ
アクセス : JR仙台駅西口バスターミナル16番のりば るーぷる仙台「瑞鳳殿前」下車徒歩5分
電話番号 : 022-262-6250
定休日 : 12月31日(資料館 1月1日)
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 瑞鳳殿
仙台の都心部からほど近い青葉山の丘陵にある八木山に位置しています。
青葉山にある仙台城へのアクセスも良いですよ。
1936年に、東北地方で一番最初に開園した動物園です。
園内では大人気のホッキョクグマをはじめ、約140種類もの動物たちを観ることができます。
時期によってはポリタンクで遊ぶホッキョクグマを観ることができますよ。
ホッキョクグマ以外には、ライオンやスマトラトラをガラス越しに観ることができて迫力満点です。
大人も子供も楽しめます。
仙台市民であれば一度は行ったことのある方が多い動物園。
カップルでデートするもよし、子供を連れて家族で遊びに行くもよし、ゆったりとできる観光スポットです。
住所 : 宮城県仙台市太白区八木山本町1-43
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄東西線「八木山動物公園駅」より徒歩5分
電話番号 : 022-229-0631
定休日 :
営業時間 : 9:00~16:45(入園16:00まで) ※11月1日~2月末は9:00~16:00(入園15:00まで)
料金 : 一般 480円、小・中学生 120円、未就学児 無料
公式サイト : 八木山動物公園
仙台市中心部の西側に位置する県立美術館です。
昭和56年(1981)に開館された歴史ある施設で、特徴的な外観を有する建物は国が指定する「公共建築百選」に選ばれています。
展示作品は、宮城をはじめとする東北地方ゆかりの作家が手がけた美術品がメインです。
主に明治以降から現代にかけて制作された作品が多く、その内容は日本画から洋画・版画・彫刻・工芸品に至るまで多種多様。
西洋美術作品を含めると、収蔵品の数は1,000点余りに及ぶとされています。
中でも、棟方志功や竹久夢二など著名な人物が描いた作品は必見です。
入場料は大人300円とお手頃なので、雨の日に訪れてみるのも良いでしょう。
毎月第一土曜日には子供向けのワークショップも開催されているので、ぜひ足を運んでみてください。
また、美術館にはカフェやレストラン、ミュージアムショップも併設されているので、1日中ゆっくりと過ごせます。
「杜の都・仙台」ならではの、自然豊かで安らぎのある空間をお楽しみください。
住所 : 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 仙台市営地下鉄 東西線「国際センター駅」西1出口より徒歩7分
電話番号 : 022-221-2111
定休日 : 月曜(祝日の場合は翌日)
営業時間 : 9:30〜17:00(最終入館 16:30)
料金 :
公式サイト : 宮城県美術館
仙台名物「笹かまぼこ」の名付け親として知られる老舗の蒲鉾店です。
創業は昭和10年(1935)で、素材の味を活かしたこだわりの商品が世代を問わず人気を集めています。
目利きのプロが厳選した白身魚は、長年かまぼこを作り続ける職人の手によって魚の旨味がしっかりと感じられる究極の味わいに仕上げられています。
阿部蒲鉾店は「地元では知らない人は居ない」と言われるほど有名なお店で、県内だけでも約10店舗以上を構えているそう。
その他、仙台駅や空港、主なショッピングモール・百貨店などにも販売コーナーが設けられているので、県内であれば基本的にどこでも目にするでしょう。
こちらでご紹介するのは、仙台駅西口から徒歩5分ほどの場所にある本店です。
商品の販売はもちろんのこと、店内には手焼き体験用のスペースも設けられているため、ご自身の好みの焼き加減でお召し上がりいただけます。
手焼き用のかまぼこは1本から注文可能です。
笹かまぼこは、表面に少し焦げ目が付いて膨らんできたら食べ頃。
おひとりでも気軽に楽しめるので、ぜひ立ち寄ってみてください。
また、店頭のカウンターで販売されている「ひょうたん揚げ」1本 300円は、平日でも行列ができるとされる名物グルメです。
アメリカンドックの中身をかまぼこにしたユニークな食べ物ですが、意外とクセになる味わいで週末は早い時間帯に売り切れになることも。
串に「アタリ」と書いてあれば、もう1本無料で食べられます。
リーズナブルな価格ですが、結構ボリューミーで食べ応えがあるので、小腹が空いた際はぜひお試しください。
住所 : 宮城県仙台市青葉区中央2-3−18
マップ : Googleマップ
アクセス : JR仙台駅より徒歩5分
電話番号 : 022-221-7121
定休日 : なし
営業時間 : 10:00〜18:30(手焼き体験は16:00まで)
公式サイト : 阿部蒲鉾店
仙台市で最も大きな面積と人口を誇るのが青葉区です。
JR仙台駅の西口周辺を含む市内中心部から山形との県境にかけて広がる広大なエリアで、都会的な風景と大自然の両方を兼ね備えています。
東北大学をはじめとする多くの教育機関が位置するほか、博物館や科学館、美術館などの公共施設も多く集まっています。
有名な温泉地や日帰りで自然散策を楽しめるスポットなど、見どころが盛り沢山です。
仙台市の郊外にある立派な天文台です。
2008年にリニューアルオープンして、2015年に開台60周年を迎えました。
展示室は広く、旧天文台の3倍の広さを持ち、天文分野の博物館の中でも日本有数の規模を誇っています。
プラネタリウムや模型を見ながら、宇宙の神秘について学ぶことができます。
プラネタリウムは直径25mもの巨大なドームになっており、美しい星空を見ることができるだけではなく、迫力のある映像も合わせて見ることで素晴らしい幻想空間へと誘ってくれます。
また、国内でも有数の大きさを誇る口径1.3メートルのひとみ望遠鏡で、肉眼では絶対に見ることのできない、遠くの星まで観察することができるんです。
特に「観光に来たけど雨で外に出辛い」という時には最高のスポットになることでしょう。
子供から大人まで楽しめますので、家族連れのお出かけにピッタリ。
雨の日だけではなく、企画物の展示やプラネタリウムのコンサートなど、1年を通じて様々なイベントが開催されているため、ぜひ一度遊びに訪れてみてはいかがでしょうか。
住所 : 仙台市青葉区錦ケ丘9丁目29-32
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-391-1300
休館日 : 水曜日・第3火曜日(祝日の場合は翌日)・12月29日〜1月3日
利用時間 : 9:00~17:00(土曜日は21:30まで)
観覧料 :
駐車場 : 125台(うち身障者用5台)、大型バス6台
駐輪場 : バイク16台、自転車32台
公式サイト : 仙台市天文台
仙台の中心から車で30分ほど移動するだけで、極上の癒しスポットに行くことができます。
作並温泉は「仙台の奥座敷」と呼ばれており、伊達政宗も愛したと言われている名湯が数多くあります。
この温泉地は江戸時代から本格的に温泉宿が営業を開始し、今でも地元民によって愛され続けています。
昔ながらの雰囲気を感じることもできて趣がありますよ。
また、作並温泉は源頼朝が見つけた温泉地だと言われています。
これはあくまで伝説として語り継がれているので、信憑性は定かではありません。
それに加え、作並周辺は「こけし」の名産地としても有名です。
温泉地に足を延ばすと、様々なこけしを見る機会があるかもしれません。
JR作並駅から車で3分ほどの場所にある ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所 は、筆者おすすめの見どころです。
工場見学はもちろん、なんとウイスキーの試飲まで無料なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 宮城県仙台市青葉区作並相ノ沢27
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-395-2211(作並温泉旅館組合)
公式サイト : 作並温泉旅館組合
※合わせて読みたい: 仙台で温泉を楽しむならここ!人気の旅館、ホテル、日帰り温泉を一挙にご紹介
仙台を代表する温泉地・作並温泉に向かう途中にある、広瀬川の上流に鳳鳴四十八滝はあります。
そして滝は一つではなく、大小様々な滝が流れています。
いくつもの滝が織りなす素敵な水の音色は、昔の人が伝説の鳥である鳳凰が鳴く声に例えていました。
そのことから、いつしかこの付近の滝は鳳鳴四十八滝と呼ばれるようになりました。
鳳鳴四十八滝は季節ごとに様々な表情の変化を見せてくれます。
特に新緑や紅葉シーズンは、色鮮やかな木々と滝が綺麗に映し出され、観光にはぴったりです。
滝 を観光する際には、滝見台や駐車場も整備されているため見やすいかと思います。
仙台の自然を存分に感じられる観光名所です。
住所 : 宮城県仙台市青葉区作並字棒目木
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-395-2052(仙台市作並・定義地区観光案内所)
駐車場 : 駐車場(普通車20台)
公式サイト : 鳳鳴四十八滝
太白区は仙台市の南側に位置し、JR仙台駅と仙台空港を結ぶ「仙台空港アクセス線」が通っているエリアです。
西部は県立国立公園に属しており、自然豊かな景勝地がいくつも点在しています。
古来より多くの人々に親しまれる名湯「秋保(あきう)温泉」があるのも太白区。
仙台駅から車で30分の立地なので、日帰りでの観光にもおすすめです。
国道286号線または48号線から秋保温泉方面に入り、秋保街道沿いの温泉郷入口近くにある 「仙台万華鏡美術館」。
こちらは様々な万華鏡に実際に触れて覗いてみることができる体験型ミュージアムです。
1999年8月に開館後、貴重なアンティーク作品や陶芸家・辻輝子さんの作品をはじめ、現代で活躍する作家作品などが数多く展示されています。
緑に囲まれた赤い屋根にクリーム色の可愛らしい建物が目印。
1階がミュージアムショップと体験コーナー、2階から3階が展示室で、季節ごとに万華鏡の展示も変わります。
館内には見たこともないような万華鏡がいっぱい!
手で持つ物から大型のものに顔を近づけて覗くものなど、一つ一つ見え方が異なるので万華鏡の概念が変わります。
小さな覗き穴から見える視界いっぱいに広がる幻想的な世界は一期一会。
また、オリジナル万華鏡の手作り体験もできるので、旅の思い出に自分だけの万華鏡を作ってみてくださいね。
住所 : 宮城県仙台市太白区茂庭字松場1-2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-304-8080
定休日 : 無休
営業時間 : 9:30〜17:00(最終入館16:30)
料金
: 一般・大学生 900円/小~高校生 450円
公式サイト : 仙台万華鏡美術館
幅6m、落差55mもの大きな滝で、那智・華厳と並んで日本三名瀑の一つに指定されています。
また、日本の滝100選にも選ばれています。
駐車場は大きく2つあり、1つは秋保大滝を上から眺めるスポット、もう1つは秋保大滝を間近で眺められるスポットです。
いずれも車で1分程度の距離感ですので、お時間の許す限りどちらも行かれるのが良いでしょう。
まずは不動尊近くの駐車場(上から秋保大滝を眺めるスポット)から行ってみましょう。
鳥居をくぐると不動尊が見えます。
不動尊を向かって右に行くと下りの階段が見えます。
こちらの階段をてくてくと下って行きましょう。
階段はそんなに長くありませんのでご安心ください。
ついに秋保大滝が見えてきます。
上から秋保大滝を眺めるのも圧巻ですが、もっと近付きたいという気持ちが強くなってくる方もいると思います。
その場合は、間近で秋保大滝を見ることができるスポットに行ってみてください。
不動滝橋の脇から歩道橋を下って、滝つぼに行くことが可能です。
滝つぼ周辺では、迫力満点の滝を見上げてその素晴らしさを目の当たりにできます。
仙台市街からは車で1時間程度で行けるので、それほど時間をかけずに緑いっぱいの中の滝を感じられます。
マイナスイオンをたっぷりと浴びることのできる パワースポット ですよ。
住所 : 宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所)
先にご紹介した秋保大滝に行くのであれば、合わせて寄りたいのがこの秋保温泉です。
たくさんの旅館があり、宿泊で温泉に浸かることはもちろん、日帰りで温泉のみ利用できるところも多数あります。
秋保温泉はかつて大和物語や和歌集に「名取の御湯」と詠われており、日本三御湯のひとつに数えられます。
その起源は約1500年前まで遡り、第29代欽明天皇が天然痘を患った際、秋保温泉で湯浴みをされました。
すると瞬く間に病気が治り、そのときの心情を「おぼつかな 雲の上まで見てしかな とりのみゆかば あとかたもなし」と詠っています。
以後、秋保温泉は「名取の御湯」として全国に知れ渡るようになりました。
また、奥州三名湯の1つとしても有名です。
その他には同じく宮城県の鳴子温泉と福島県の飯坂温泉があります。
秋保温泉でも特におすすめしたい旅館は「伝承千年の宿 佐勘」です。
あの伊達政宗公ゆかりの湯として知られています。
一歩中に足を踏み入れると、趣を感じるのと同時に近代的な高級感も漂います。
中の温泉は撮影できませんので、内観をご覧ください。
心が落ち着く雰囲気です。
金の屏風のインパクトが凄いですよ。
館内は広々としています。
住所 : 宮城県仙台市太白区秋保町湯元薬師28
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-398-2233
「伝承千年の宿 佐勘」付近には「主婦の店 さいち」というスーパーがあります。
実はこのスーパー、宮城県では知らない人がいないといっても過言ではないほど有名なお店なのです。
その理由はたくさんのお惣菜が売っているからなのですが、中でも名物の手作り秋保おはぎを販売しているためです。
さいちの秋保おはぎを求めて全国から人が訪れるほどでもありますので、是非お散歩がてらに立ち寄ってみてください。
量はボリューミーで非常に美味しいです。
住所 : 宮城県仙台市太白区秋保町湯元字薬師27
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-398-2101
定休日 : 第2・第4水曜日
営業時間 : 9:00〜19:00
仙台市には「地底の森ミュージアム」という興味深いスポットも存在します。
ここは、平成8年(1996)に創立された自然・科学博物館です。
博物館と聞くと少し苦手なイメージを持たれるかもしれませんが、この施設では一般的な博物館とはやや異なる展示を行っています。
というのも、この博物館が位置するのは今から約2万3,000年前にあたる旧石器時代の遺跡で、考古学的にとても重要な場所なのです。
ちょっとマニアックであることから、観光客の間ではさほど知られていませんが、休日でも比較的混雑しない穴場でもあります。
館内では、氷河期の森林跡および人間の活動跡などが発掘時そのままの状態で保存・公開されています。
旧石器時代の人々が生活した形跡と森林の跡を同時に見られるのは、世界でもここだけなのだそう。
これまでの歴史を遡ってみると、異なる時代同士を混同したり、難しく感じてしまうこともあると思います。
しかし、地底の森ミュージアムでは私たち人間の原点とも言える原始的な時代を見られるので、あまり歴史に興味が無い人でも楽しめる内容です。
ここでは、館内の見どころを簡単にご紹介します。
見学にかかる所要時間は、約1時間が目安。
主な見どころは地下1階に集中していますが、地上階にも展示コーナーが設けられているので、なるべく時間に余裕を持って訪れるようにしましょう。
地下展示室では、2万年前の森が発見当時の状態で保存されています。
これらの多くは、北海道の北部やサハリンなど寒い地域で見られる針葉樹がメインなのだそう。
グイマツをはじめ、既に絶滅したと考えられる「トミザワトウヒ」などの貴重な植物の根や幹が間近で見られます。
現在の地上エリアよりもさらに深い、太古の地層を訪れてタイムスリップ。
2万年前に森には、現代と同じように様々な生き物が生息していました。
この辺りでは鹿のフンが40ヶ所も見つかっているそうです。
近くには分かりやすいように標識が施されているので、ぜひ探してみてください。
この遺跡には、古代の人々が生活していた跡も残されています。
焚火跡の近くからは、石器も多く見つかっているそうなので、実際に人間が暮らしていたことが分かりますね。
また、地下展示室では毎時10分・30分・50分から映像作品が上映されています。
映像を通じて遺跡への理解を深めると、見学がより楽しくなるでしょう。
地上階では、発掘調査に関わる展示が行われています。
2万年前の海岸線をジオラマを用いて紹介していたりなど、興味深い見どころ満載です。
住所 : 宮城県仙台市太白区長町南4丁目3−1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-246-9153
定休日 :
営業時間 : 9:00〜16:45(最終入館 16:15)
料金 : 一般 460円/高校生 230円/小・中学生 110円
公式サイト : 地底の森ミュージアム
杜の都・仙台ならではの魅力を楽しむなら、地元のワイナリーを訪れるのがおすすめです。
最近、国内各地では地ビールやローカルワインなどの生産が盛んに行われています。
フランスやイタリアといった有名な国のワインも良いですが、国産のワインも質が高く、なかなか美味しいと注目を集めているのだそう。
秋保ワイナリーは、2015年12月にオープンしたローカルワイナリーです。
変化に富んだ気候と豊かな自然を有する宮城は、果物の栽培に適した環境で知られています。
特に秋保は山の谷間を流れる川の近くに位置しており、湿度が適度に保たれていることから良質なブドウを育てるのにぴったりなのだとか。
このワイナリーの敷地内でも、約7,000本に及ぶとされるブドウの樹木が栽培されています。
ブドウ畑の隣にある建物では、自社製造のワインやシードルの販売を行っています。
その他、地元食材を使用したグルメも豊富に取り揃えているので、忘れずにチェックしましょう。
ハムやチーズだけでなく、ご当地缶詰やワイン塩など珍しい商品も取り扱っていて面白いですよ。
また、店内ではグラスワインを1杯 200円から提供しています。
メニューにはソフトドリンクもありますが、ワイン好きなら見逃せないところ。
お時間に余裕のある方は、ブドウ畑を眺めながらいつもより贅沢なひと時を過ごしてみるのも良いでしょう。
人とは少し異なる「ワンランク上の仙台観光」を楽しみたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 宮城県仙台市太白区秋保町湯元枇杷原西6
マップ : Googleマップ
アクセス : 仙台市営バス 秋保温泉・二口方面行き「磊々峡入口」下車 徒歩3分
電話番号 : 022-226-7475
定休日 : 火曜
営業時間 : 9:30〜17:00
公式サイト : 秋保ワイナリー
磊々峡(らいらいきょう)は、秋保温泉の中心部に位置する人気の景勝地です。
温泉街を東西に貫くように流れる名取川沿いには、約1kmに渡って遊歩道が整備されています。
名取川に侵食された峡谷は深さ約20mを誇り、巨岩奇石が迫るダイナミックな景観を有するのが特徴です。
川の水はとても綺麗で、太陽の光が差し込むとエメラルドグリーンに輝き、幻想的な雰囲気を醸し出します。
途中には巨大な岩や滝など様々な見どころがあるので、お子さまでも飽きずに楽しめるでしょう。
散策にかかる所要時間は、約30分から1時間が目安。
訪れる季節に応じて見え方が異なるので、何度訪れても感動するに違いありません。
気軽に歩ける距離なので、体力にあまり自信がないという方にもおすすめの自然スポットです。
大自然を散策した後に食べるご飯は格別ですよ。
近くにはおしゃれなカフェやレストランが多く点在しているので、お腹が空いたらぜひ立ち寄ってみてください。
また、汗を流すのに温泉を訪れて心身共にリラックスするのも良いでしょう。
住所 : 宮城県仙台市太白区秋保町湯元
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-398-2323
営業時間 : 24時間
仙台市北部に位置する泉区は、その面積の約半分が山地に属しています。
市街地は、江戸期に奥州街道の宿場町として発展した歴史があるそう。
北西にそびえる泉ヶ岳(標高1,175m)は、このエリアを象徴する存在です。
夏は森林浴、冬はスキーやスノーボードなどウィンタースポーツも楽しめます。
穴場のカフェやレストランが多い場所なので、ふらっと散策してみると面白いですよ。
泉パークタウン内に位置し、インターチェンジを降りてすぐというアクセス抜群の場所にある「仙台泉プレミアム・アウトレット」。
アメリカ東北部の街並みをイメージした建物は、ここが日本の東北とは思えない優雅さ。
敷地内は超大型ではありませんが、80ものグルメやショッピングのお店が揃っています。
アウトレットなので、通常価格でもお得なのにタイムセールも頻繁に開催されます。
ついついショッピングに夢中になってしまいますね。
中には買い損ねた物が見つかるかもしれません。
ありとあらゆるグルメなお店も揃っているので、旅の休憩に立ち寄るのもおすすめです。
住所 : 宮城県仙台市泉区寺岡6-1-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-342-5310
定休日 : 年2回(元日・2月第3木曜日)
営業時間 :
公式サイト : 仙台泉プレミアム・アウトレット
宮城野区は、仙台市の東側に位置する港湾エリアです。
仙台湾に面し、大型の貨物船や旅客船が多数行き交う港町であり、ビーチや水族館などレジャースポットも充実しています。
工場見学が楽しめる キリンビール仙台工場 や人気のアウトレットなど、雨の日でも行けるスポットは必見です。
仙台駅からJR仙石線で20分ほど揺られ「中野栄駅」で降車後、徒歩15分の所にある「仙台うみの杜水族館」。
豊かな海の魅力を、見て・さわって・感じるられる水族館というコンセプトのもと、老朽化と津波で甚大な被害を受けたマリンピア松島水族館に代わり、2015年7月に開館しました。
美しい三陸の海を再現した大水槽「いのちきらめくうみ」や、イルカ・アシカたちによる東北最大級のパフォーマンスを見ることができます。
現在、80年以上の歴史を持つマリンピア松島水族館に暮らす海の生き物のほとんどが引き継がれ展示されています。
こちらはちょっと個性的な顔立ちのオセアニアフェアリーペンギン。
イベントも随時開催され、可愛いペンギンやアシカの仲間であるオタリアたちとのふれあいも楽しめます。
2階建、延床面積9,989m、におよそ100基もの水槽群が設置されています。
コーナーを曲がるごとに違う世界が広がるという場面転換効果で、常に新しい発見ができるのが本当に楽しい。
1回およそ20分のイルカやアシカが繰り広げるコミカルでダイナミックなショーに圧倒されること間違いなし!
オタリアも高さ約2mの岩の上から豪快に飛び込む様子や、ジャンプなどの水中技を見せてくれますよ。
アクリル面のないプールは動物との距離が近く、臨場感あふれるパフォーマンスを体感することができます。
海の仲間たちとの距離がとっても近い、全国でも稀な貴重な 水族館 。
大水槽の前ではずっと綺麗なコバルトブルーの水槽を眺めていたい気分になります。
JR仙石線「中野栄駅」から「仙台うみの杜水族館」まで無料シャトルバスが運行されていますので、こちらも利用してみてくださいね。
住所 : 宮城県仙台市宮城野区中野4-6
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-355-2222
定休日 : 年中無休
営業時間 : 9:00~17:30 ※季節により変動あり
料金 : 大人(18歳以上)2,400円、中・高校生 1,800円、小学生 1,200円、幼児 700円、シニア 1,800円
公式サイト : 仙台うみの杜水族館
※仙台うみの杜水族館の観光関連記事: 「仙台うみの杜水族館」で東北の海の生き物に出会おう♪アクセス・お土産・料金も徹底解説
若林区は、宮城野区と同様に仙台市の東側に位置しています。
現在では住宅地が大部分を占めていますが、古墳時代より続く大変長い歴史がある地域です。
区内には多くの古墳が残るほか、奈良時代に建立された寺院など歴史好きにとっては見逃せない見どころが点在しています。
仙台といえば笹かま!
「鐘崎 かまぼこの国 笹かま館」では、見て癒され、触って楽しく、食べて美味しい笹かまのすべてが分かる笹かまのテーマパークです。
「笹かま館」は造形作家・井村隆氏のギャラリーでもあり、様々からくりが楽しい作品や、鐘崎のパッケージや広告を手がけた、おおば比呂司氏の作品が展示された「鐘崎ギャラリー」、影絵作家の藤城清治氏のアートサロン「メルヘンサロン」などが無料で見学できます。
また、かまぼこの歴史や素材、品質、笹かまぼこの秘密を学べるガイド付きの笹かま工場の見学を無料でできたり、試食ができるのも嬉しいところ。
笹かまの手作り体験もできるのでこちらも見逃せません。
大きな塔に赤の看板が目印です。
敷地内には本社工場、かねざきマーケット、七夕ミュージアム、かまぼこハウスと4つの施設があります。
宮城の名産品である牛タンやフカヒレなどがふんだんに使われている食事処もあるので、笹かまの香りでお腹が空いたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
笹かま館の「笹かまミニ工場」や昔ながらの製法で作られる「かまぼこ塾」では、製造過程を見学したり、できたてアツアツのかまぼこを試食することができます。
香ばしいお魚の香りのできたての笹かま…想像しただけでお腹が空いてきますね。
こちらは大人から子供まで大人気の笹かま手焼きコーナーです。
笹かまを自分で焼いたあつあつのかまぼこは絶品の一言。
かまぼこクッキングコーナーでは、鐘崎がおすすめするかまぼこを使った和洋折衷さまざまな料理が試食できます。
隣接する「七夕館」では、仙台七夕まつりの飾りが常時展示してあり、七夕の季節を見逃した方でもいつでも見学可能。
ワークショップで、七夕飾りの手作り体験も。
工場見学や手作り体験教室は予約制です。
絶対に参加したい場合は、事前に情報をチェックしてみてください。
住所 : 宮城県仙台市若林区鶴代町6-65
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 022-238-7170
定休日 : 無休
営業時間 : 9:30〜18:00
料金 : 入館無料(笹かま作り体験 880円)
公式サイト : 鐘崎 かまぼこの国 笹かま館
仙台市郊外には、「日本三景」でお馴染みの松島や高原リゾートとして知られる蔵王など、東北でも有数の人気を誇る観光地がいくつもあります。
ここでは、仙台市中心部から日帰りで訪れることができるおすすめの観光スポットをご紹介します。
せっかく仙台へ旅行するなら、少し足を延ばして美味しいグルメや絶景を楽しんでみませんか?
地元民も通う有名なパワースポットも取り上げているので、ぜひお出かけの参考にしてください。
松島は、京都にある天橋立と広島にある宮島に続き、日本三景に選出されている場所です。
日本三景という名称は、儒学者である貝原益軒の著書「己巳紀行」に、天橋立を「日本の三景の一とするも宜也」と記載していたことに由来しています。
松島は、仙台駅から仙台線に乗り、松島海岸駅で下車すればすぐ辿り着けます。
もしくは、東北本線の松島駅から徒歩20分ほどでも行けますよ。
遊覧船で松島を巡ることも可能です。
また、松島にはウミネコが大量に生息しており、フンの被害が深刻になっています。
そのため、ウミネコへの餌付けは禁止されていますのでお気を付けください。
松島は大小260ほどの島が集まっている諸島です。
その名の通り、多くの島には松があります。
中でも、松島から福浦橋を渡って福浦島に行くのがおすすめです。
そこにはたくさんの緑と癒しの空間が広がっています。
まるで島に上陸した海賊のような気持ちになれますよ!
松の木をアップで撮影したものです。不用意に触ると、もちろんチクチクして痛いです。
とてつもなく大きな松の木。
歴史を間近で感じることができます。
童心に帰って、探検ごっこをしているような気持ちになります。
住所 : 宮城県宮城郡松島町松島町内98-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR仙石線「松島海岸駅」より徒歩6分
電話番号 : 022-354-2233
定休日 : 年中無休(台風など運航の安全が確保できない日を除く)
運航時間 : 8:00〜17:00(冬季は8:30〜16:00) ※9:00の始発便より毎正時に運航
料金 : 大人(中学生以上) 1,500円/小学生 750円/幼児 無料
公式サイト : 松島島巡り観光船
※合わせて読みたい: 日本三景にも選ばれる景勝地!宮城県の松島観光おすすめスポット10選!
御釜は蔵王連峰の観光のハイライトと言われるほど定番のスポットです。
宮城県刈田郡蔵王町と柴田郡川崎町の境界付近にある火口湖で、御釜以外に五色沼とも呼ばれています。
火山の噴火によってできた凹地に水が溜まり、たまった水に火山ガスが噴出し続けて今の御釜が出来上がりました。
直径は約325m・水深約27mの円型の湖で写真映えします。
カルデラ湖と呼びたくなるかもしれませんが、カルデラ湖ではなく火口湖です。
その基準は直径2km以上のものをカルデラ湖、それ以下を火口湖と呼ぶためです。
ちなみに、御釜の水は綺麗なエメラルドグリーンをしていますが、強酸性のために生物は生息していません。
また、なぜエメラルドグリーンになっているかと言うと、火山由来の温泉成分が入っているためです。
もし観光される場合はたくさん撮影しておきたいですね。
御釜は神秘的な雰囲気で、散歩をしながらじっくりと観光したい場所です。
観光のベストシーズンは夏から秋にかけてとなります。
冬は深い雪に覆われてしまい宮城県側の道路は閉鎖されるため、観光の際は注意が必要です。
住所 : 宮城県柴田郡川崎町 蔵王国定公園内
マップ : Googleマップ
アクセス : 東北自動車道「村田IC」または「白石IC」から車で約1時間
電話番号 : 0224-34-2725 (蔵王町観光案内所)
定休日 : 天候によって通行止めの可能性があるので、事前に確認してから行くことをおすすめします
駐車場 : 500円/台(大型車約50台、普通車約150台)
休場日 : 冬期(おおむね11〜4月)
公式サイト : 御釜
東北地方唯一の国営公園であり、正式名称は「みちのく公園」です。
仙台を含め地元民には「湖畔公園」の愛称で知られています。
公園は南地区、北地区、里山地区の3つの区画から成り立っているため、とても広大です。
季節に応じて四季折々の花が咲き誇る彩のひろばが有名です。
彩のひろばでは、春はチューリップ、夏はマリーゴールドやサルビア、冬はパンジーやビオラがひろばを彩ります。
秋に見られるコキアの紅葉は県内でもトップクラスの美しさ。
冬には、およそ3,600本ものアイスチューリップが花を咲かせます。
自然を感じられる美しい観光スポットです。
みちのく公園は見て楽しいだけではなく、体感できる遊び場も充実しています。
例えば、バーベキューのできるゲームのひろばや、子供が遊べるローラースライダーやちびっこドームのあるわらすこひろばなど、大人も子供も楽しめる場所が集中しています。
住所 : 宮城県柴田郡川崎町大字小野字二本松53-9
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0224-84-5991
休園日 :
営業時間 : 9:30~17:00(7・8月は18:00、11~2月は16:00まで)
入園料 : 大人450円、中学生以下無料
公式サイト : 国営みちのく杜の湖畔公園
竹駒神社は、「伏見稲荷(京都)」および「豊川稲荷(愛知)」と共に『日本三大稲荷』に数えられる有名なパワースポットです。
承和9年(842)創建と伝わる由緒ある神社で、稲荷明神を勧請(かんじょう)して建てられたのがはじまりとされています。
当時、宮城を含む東北の太平洋沿岸地域は、陸奥国(むつのくに)と呼ばれていました。
この神社は、国司として赴任した小野篁(たかむら)が国府・多賀城へと向かう途中に体験した不思議な出来事に基づいて建てられたと言われています。
彼は陸奥守に任ぜられた際、伏見稲荷を参拝して奥州地域の鎮護を祈りました。
竹駒神社は、この神様の化身である白狐を陸奥国にお連れした際に、箱の中から飛び出して姿を消した場所にあります。
竹駒というのは、かつてこの地が「武隈の森」と呼ばれていたことに由来するそう。
「たけくま」というのが、いつしか「たけこま」と称されるようになったのでしょう。
現在見られる社殿は、平成5年(1993)に完成したものです。
かつての社殿は、戦国武将・伊達政宗でお馴染みの伊達家により造営された大変歴史のある建物であったそうですが、平成2年(1990)に放火を原因に消失しました。
御祭神は、「倉稲魂神(うかのみたまのかみ)・保食神(うけもちのかみ)・稚産霊神(わくむすびのかみ)」の3柱です。
竹駒稲荷大神とは、これらの神様を総称したもので、五穀豊穣や商売繁盛の他、縁結びなどにもご利益があるとされています。
また、いくつかの境内摂社も鎮座しているため、これらの他にも様々なご利益が期待できるでしょう。
「出雲大社」や「秋葉神社」をはじめとする有名な神様なので、参拝に訪れる際はお見逃しなく。
住所 : 宮城県岩沼市稲荷町1-1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR東北本線・常磐線「岩沼駅」より徒歩約15分
電話番号 : 0223-22-2101
参拝時間 : 6:00〜17:00
参拝料 : 無料(御朱印の初穂料 500円)
公式サイト : 竹駒神社
金運アップのご利益を授かるなら、金蛇水(かなへびすい)神社がおすすめです。
県内にある神社の中でも非常に人気の高いパワースポットで、週末を中心に多くの参拝者で賑わっています。
詳しい創建年代は不明なのですが、人々がこの辺りを農地として切り拓いた際に、水神を祀ったのがはじまりなのだそう。
この神社は「金蛇沢」と称される深い谷の出口に鎮座しており、古くより「水神信仰の霊場」として親しまれています。
御祭神は、水を司る神様として知られる「金蛇大神 (水速女命)」および「金蛇弁財天」です。
その名の通り「お金・ヘビ・水」にご縁のあるパワースポットであると想像されるかもしれませんが、まさにその通りなんです。
龍やヘビは水神の化身とされる大変ありがたい存在であり、財運にご利益があると言われています。
「ヘビを見かけると縁起がいい」というのは、このような理由にあるかもしれません。
主なご利益は、金運円満・商売繁盛・厄除開運・病気平穏など。
財力から生命力、その他生業の守護に至るまで、幅広い信仰が寄せられています。
竹駒神社から車で行ける距離なので、ぜひ合わせて参拝しに訪れてみてください。
2021年4月、参道にオープンしたばかりの参拝者休憩所です。
以前は、お食事処を兼ねた小さな休憩所があるのみでしたが、大幅にアップグレードしました。
シンプルでありながらも、現代ならではのモダンな要素を取り入れた建築は必見です。
この建物には、土産物屋やお食事処、カフェテラスがあります。
ここだけでしか買えないグッズやヘビをモチーフにしたメニューなど、限定商品のラインナップが豊富です。
オリジナルのハンドクリームや石鹸、ハチミツなども取り揃えているので、参拝帰りの際はぜひ立ち寄ってみてください。
住所 : 宮城県岩沼市三色吉水神7
マップ : Googleマップ
アクセス : JR東北本線・常磐線「岩沼駅」よりタクシーで約10分
電話番号 : 0223-22-2672
参拝時間 : 参拝自由(社務所は8:00〜16:00)
参拝料 : 無料(御朱印の初穂料 500円から)
公式サイト : 金蛇水神社
ここでは仙台の歴史と自然を楽しむモデルコースをご紹介します。
観光拠点は仙台の中心部に位置する、JR仙台駅。
東北新幹線だけでなく、空港直結の仙台空港アクセス線の終着駅でもあります。
こちらで紹介するモデルコースは途中で区切れば、半日でも楽しめます。
2泊3日以上する方は、郊外に日帰りで足を延ばしてみるもの良いでしょう。
↓ JR仙山線で所要約5分、東照宮駅下車
移動距離:約 2km(最寄り駅より徒歩5分)
市内中心部では 仙台コミュニティサイクル DATE BIKE を利用して、自転車で観光するのが便利です。
ここは伊達政宗公の次男が創建したお寺で、開運厄除や商売繁盛の他、金運や仕事運にもご利益があるとされています。
あの徳川家康も訪れたことで知られる、歴史ファンには堪らないスポットです。
↓ JR仙山線で所要約5分、北山駅下車
移動距離:約 3km (最寄り駅より徒歩13分)
輪王寺は、今から580年以上前に創建されたのがはじまりです。
現在見られる建物は1602年に再建されたものなのだそう。
第二次世界大戦中の空襲で奇跡的に免れて、今に至る歴史深い建物です。
↓ 徒歩
移動距離:約 2km
所要時間の目安:約 26分
大崎八幡宮は、慶長12年(1607)に伊達政宗によって創建されました。
社殿・石の間・拝殿の3ヵ所は国宝に指定されています。
極彩色や飾り金具などが施された緻密な装飾は必見です。
↓ 地下鉄「北四番町駅」より「大町西公園」下車 徒歩約15分
移動距離:約 3.6km
瑞鳳殿は、伊達政宗をお祀りする霊廟です。
こちらも細やかな装飾が美しい佇まい。
敷地内には、他にも発掘調査の資料を展示する資料館など様々な見どころがあります。
↓ 徒歩
移動距離:約 2.3 km
所要時間の目安:約 30分
最後は、仙台城址を訪ねましょう。
瑞鳳殿からは少し離れていますが、途中には広瀬川や青葉山公園などの見どころがいくつもあります。
こちらも空襲を理由に基礎部分が残るのみですが、かつてこの場所に戦国武将・伊達政宗が築いた居城があったと考えると感慨深いですよね。
仙台は都会なのに自然も豊富にあり、なおかつ美味しいご飯も沢山あります。
行かない理由がないぐらい素敵な都市です。
今回ご紹介した仙台のおすすめ観光スポットの中で、あなたの心を動かすような場所が見つかれば幸いです。
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最終更新日 : 2024/08/05
公開日 : 2016/03/07