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名古屋市は、 愛知県 の西側・尾張にある同県一番の大都市であり、県庁所在地でもあります。
愛知県だけでなく、中部地方のなかでも経済・文化・交通などの中核都市の位置付けを担っている都市です。
この名古屋を中心とした都市・文化圏を「中京」と表現することがありますが、この言葉は東京と京都の中間にあることが由来となっています。
現在の名古屋市は、県庁、市役所や名古屋城のある中区を中心に、全16区で構成されています。
人口は約230万人(2017年統計)で、 東京23区 を除けば、 横浜市 、 大阪市 に次ぐ全国第3位の規模を有しています。
名古屋市の中心部では、続々と大型の商業施設が近年オープンしており、ますます魅力的な街になりつつあります。
名古屋市は交通手段が非常に発達している場所です。
新幹線が停車するJR名古屋駅を筆頭としたJR各線は、東京や大阪方面からのアクセスのほか、各方面からの名古屋入りには欠かせません。
名古屋鉄道(名鉄)や近畿日本鉄道(近鉄)の他、市営地下鉄も充実しており、移動には不自由しません。
また、2027年開業予定のリニア中央新幹線では、東京・品川~名古屋駅間が最短40分で結ばれる予定とのこと。
実現すれば、東京まで充分通勤できる場所になります。
空路では近隣の中部国際空港(セントレア)開業によって、国内だけでなく海外からのアクセスも大変便利になりました。
マイカーで名古屋を訪れる場合には、東名高速道路や名神高速道路のほか、多くの高速道路網が名古屋市街地まで通じています。
名古屋市のある愛知県西部は、かつて「尾張」よばれ、 京都 にも近いため古来より重要拠点とされてきました。
平安時代には、源氏の拠点のひとつであり、源頼朝もこの地で誕生したと言われています。
しかし、尾張が一躍全国区になるのは、やはり戦国時代を迎えてからでしょう。
尾張の大名であった織田信長は、瞬く間に畿内一帯を掌握し天下統一を目指しましたが、目前で挫折します。
そして、本能寺での信長横死後に、天下統一を完成された豊臣秀吉もまた尾張中村の農民出身でした。
ところが、信長も秀吉も政治の拠点を尾張には設けませんでした。
信長は 滋賀 の安土城で執政を行い、秀吉もまた大坂城、伏見城で政治を行ったのです。
その間、ふるさとである尾張は、織田の一族や豊臣の縁者が支配していました。
秀吉死後の段階での尾張領主は福島正則、秀吉の縁者であり股肱の重臣だった武将です。
但し、その頃の尾張の中心都市は名古屋ではなかったのです。
今の名古屋市の北にある「清州」であり、清州城が拠点となっていたのです。
名古屋が尾張の拠点となり、一大都市として誕生するのは江戸時代まで待たなくてはなりませんでした。
豊臣秀吉の死後、天下の実権を握ったのは徳川家康・・・同じ愛知出身(三河)の有力大名でした。
家康の天下奪取の発端となった関ケ原の合戦(1600年)の恩賞により、自分に味方した福島正則を 広島 に加増転封して、尾張を徳川一門の支配地としたのです。
家康は四男・松平忠吉に尾張(清州52万石)を委ねますが、慶長12年(1607年)に跡継ぎなく早世してしまいます。
代わって甲府藩主だった九男・徳川義直が尾張入りをしたのです。
ここに尾張藩が成立、拠点が清州から新たに名古屋に移転することになったわけです。
慶長14年(1609年)に天下普請として西国大名の協力のもと、名古屋城の築城が開始され、従来の清州城は取り壊しとなりました。
その後の尾張藩は、将来将軍を輩出する資格のある「御三家」筆頭として繁栄し、同時に名古屋の街も当時の大都会として成長することになったのです。
時は流れ、享保元年(1716年)8代将軍・徳川吉宗が就任します。
吉宗は御三家の紀州藩出身、筆頭御三家の尾張藩を抑えての就任でした。
吉宗は「享保の改革」を開始し、緊縮財政を基軸とした財政再建に努めます。
ここで尾張藩主・徳川吉春が登場します。
尾張7代藩主だった吉春は、質素倹約を基軸とした吉宗の政策にことごとく反発し、規制緩和による自由経済政策を推進したのです。
その結果芝居小屋は増加し、当時の流行ファッションの先端地域となり、名古屋の街はとても活気に満ちていました。
最終的に吉春は、幕府によって隠居謹慎されてしまいますが、今でも名君として慕われています。
尾張藩は江戸時代を通じて、何度も将軍輩出の機会があったにもかかわらず、最終的にひとりも将軍を出すことなく明治維新を迎えることになったのです。
明治の廃藩置県によって、尾張は隣の三河と合併して「愛知県」となり、その中心都市となった名古屋は、中部地域最大のメガタウンとして現在に至っています。
大阪は「食い倒れのまち」と言われますが、名古屋も負けていません。
そのグルメの名前を聞いて、実際に食べたことがなくても「あの名古屋の食べ物だな」と広く知られているものも沢山あります。
他の地域と異なる独自に発展したグルメの数々…なかには名古屋発祥ではないものもありますが、この地で華を咲かせたものも少なくありません。
豆味噌や溜まり醤油などをベースに使用し、全体的には味付けが濃いのが特徴です。
そんな名古屋めしをいくつか紹介します。
名古屋のグルメの代表格といえば、きしめん。
平べったくて、薄い麺が特徴のうどんです。
名古屋ではなく、三河地方発祥といわれていますが、今や「名古屋きしめん」として名古屋の特産扱いになっています。
食べ方は普通のうどんと基本的には同じで、熱田神宮内にお店を構える「宮きしめん」が有名です。
名古屋での鰻料理といえば、この「ひつまぶし」。
鰻の蒲焼を細かく刻み、茶碗に取り分けて食べる料理です。
普通の鰻丼としても、薬味を加えてお茶漬けとしても楽しめます。
この料理も名古屋発祥との説だけでなく、三重県津市の発祥とする説も根強く存在します。
※合わせて読みたい: 人気の老舗から話題店まで!名古屋のひつまぶしが美味しいお店10選
最近は全国の中華料理店のメニューで見かけることが多くなった「台湾ラーメン」。
実は台湾に「台湾ラーメン」は存在しないのです。
名古屋の台湾料理店が開発した、まさに名古屋発祥のラーメンです。
一見見たら「担々麺」のようですが、ニラと唐辛子をふんだんに使用したピリ辛味が特徴です。
※合わせて読みたい: 辛くて旨い!名古屋のご当地グルメ「台湾ラーメン」のおすすめ店7選
手羽先は、全国的には唐揚げにして食べないのですが、名古屋エリアでは「手羽先」といったらこの唐揚げを指すことが多いです。
もともとは名古屋の鶏料理チェーン「風来坊」が開発した料理で、パリパリした食感が特徴です。
名古屋ではこの「風来坊」のほか「世界の山ちゃん」でも定番料理として提供されています。
また居酒屋チェーンなどでも「名古屋名物」として提供し、全国的にも食べられるようになりました。
この味噌煮込みうどんは、一般的なうどんと全く違ったイメージです。
どちらかといえば山梨県の名物「ほうとう」に酷似しているような印象があります。
これは戦国時代に甲斐武田氏の遺臣が、信玄時代からの陣中食だったほうとうを、尾張に伝えたからだという説もあります。
豆味噌をベースとしたこってりスープに、名古屋コーチンなどの鶏肉を使用した具材、ほうとう風の固めの麺が特徴的です。
一人用の土鍋で提供されることが多く、味はとても濃厚です。
名古屋めしの種類は他にたくさん存在します。
せっかく名古屋に行くのだから、お腹をすかせて思う存分堪能しましょう。
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このエリアは愛知県庁や名古屋市役所などの官庁街をはじめとした市の中核部分に該当します。
昔からの名古屋の中心でもあり、名古屋城や大須観音などの古くからの史蹟も多く残っています。
繁華街や商業施設もたくさんありますが、今回は栄・名駅周辺の観光地を取り上げます。
名古屋を観光するにあたって、名古屋城を外すことはできません。
何しろ、名古屋のシンボル的存在であり、その存在は他の観光地と比較しても圧倒的です。
現在天守閣が存在する城は、ほとんどが復元天守ではありますが、もともとの起源は安土桃山時代以前に建造されたものが多いです。
中でも戦国の乱世を耐え抜いた城郭は、歴史ファンの心をくすぐるものがあります。
戦に巻き込まれて多くの人命が失われた悲しい過去をもつ城が多いことも事実。
名古屋城は戦国の世の血生臭さを知らない城なのです。
戦国時代に、ほぼ同じ場所に「那古野城(なごやじょう)」という城がありました。
この那古野城は、織田信長が産まれた城ともいわれていますが、ずっと廃城になっていました。
先述したように、尾張の国の支配拠点は「清州城」だったのです。
名古屋城は、徳川家康が九男・義直を藩主として「御三家・尾張藩」を創設する際に築城されました。
今までの清州の土地は水害に弱く、より強固な場所に拠点を移す必要があったからだとされています。
そこで、かつて那古野城があった場所に白羽の矢が立てられることになったのです。
こうして慶長17年(1612年)に旧那古野城の跡地に完成しました。
名古屋城を築城するにあたって家康は、「天下普請」によって西国大名を動員しました。
天下普請とは幕府が諸大名に土木工事を命じることで、来るべき豊臣家との決戦に備えて、豊臣恩顧の大名や外様大名の力を削ぐ狙いがあったと考えられています。
こうした事情もあって、天守台石垣部分は、豊臣恩顧の有力大名・加藤清正が担当し、難工事の末に完成させました。
名古屋移設に伴って、清州城は廃城となり、「清州越え」といわれる大々的な都市移転が行われました。
この清州越えが、現在の名古屋市を築く礎となったのです。
名古屋城は、尾張藩の居城として存続しましたが、明治初期に廃城・棄却の危機に直面したことがありました。
当時の元勲・山県有朋の指示によって棄却は免れたものの、太平洋戦争中の空襲によって天守閣ほか焼失してしまいました。
現在の天守は昭和34年(1959年)に再建されたものです。
目下、本丸御殿の復元工事が行われており、平成30年にはすべての工事が完了する予定です。
また、天守を鉄筋コンクリート造りから築城当時の木造へ立て直す計画も進められています。
名古屋城のシンボル・金の鯱(しゃち)は、建物の守り神として天守屋根に設置されています。
鯱とは、虎の頭をもった魚形の想像上の動物です。
この金鯱、慶長17年(1612年)に竣工した際には、純金にして当時の慶長小判1940枚分、215.3キロが使用されたと言われています。
また、高さは約2.74メートルもあったとされています。
何度か過去に盗難事件に会いましたが、昭和20年(1945年)の名古屋大空襲によって天守とともに焼失してしまいました。
そのため、現在の金鯱も昭和34年(1959年)に天守とともに再建されたものです。
名古屋城のみどころは「天守閣」と復元された「本丸御殿」です。
天守内は博物館になっており、甲冑や刀、絵画などが展示され、最上階(7階)は展望台になっております。
博物館内では「実物大金鯱模型」「石引き体験」「駕篭乗り体験」を体験できるコーナーもありますよ。
※2018年5月より、天守閣は天守閣木造復元事業に伴う調査及び工事に伴い入場禁止となっていますのでご注意ください。
もうひとつの見どころである「本丸御殿」は10年間にわたり少しずつ復元が進められ、2018年6月に完全公開となりました。
天井画や襖絵は、当時の絵師が使っていた素材や技法を用い、江戸時代の絵師たちの感性とダイナミズムまでも忠実に復元されています。
近世城郭御殿の最高傑作と言われた豪華絢爛な造りは、思わず声がもれてしまうほど美しいですよ。
構内には戦災を免れた隅櫓や門など、現存している建物も残っています。
その中でも東南・西北隅櫓については期間限定で特別公開をしていることもあるので、来城の際にはチェックしてみてくださいね。
住所 : 名古屋市中区本丸1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄 名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分
地下鉄鶴舞線 「浅間町」 下車 1番出口より徒歩12分
市バス栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」下車
電話番号 : 052-231-1700
定休日 : 12月29日~31日 1月1日(4日間)
営業時間 : 9:00-16:30(天守・本丸御殿は16:00まで)
料金 :
大人 500円
中学生以下 無料
公式URL : 名古屋城
名古屋の繁華街のひとつ、栄駅前にある「オアシス21」は平成14年(2002年)にオープンした複合施設です。
施設の地下1階がバスターミナルになっており、地下2階部分はファッションやレストランなど、約30の店舗が入っています。
近年では外国人観光客からの人気が高く「外国人旅行者が選ぶ夏のフォトジェニック観光スポット」ランキングでは、なんと2位にランクインしました。
自然の力を最大限に利用した近代的な建築物、オアシス21。
観光の写真撮影&休憩スポットとして、足を運んでみてはいかがでしょうか。
オアシス21のシンボルである「水の宇宙船」は、吹き抜けの地下広場の真上にある楕円形の建造物です。
天面はガラス貼りになっていて、ガラスの上面には薄いヴェールのように井戸水を利用した水が流れています。
日中は流れる水に降り注ぐ柔らかな光がゆらゆらと光の波紋を映し出し、夜間は宇宙船が様々な色にライトアップされて非常に幻想的な雰囲気を演出してくれます。
ライトアップは屋外型大型LEDを42台配置した最新鋭のものとなっています。
外周は遊歩道になっており、地上14メートルの空中散歩を楽しむことができます。
まさにデートコースにもぴったりの場所といえるでしょう。
ちなみに、水の宇宙船の軸は名古屋城の方角を指していますよ。
面積:約2700平方メートル
水面の面積:約1700平方メートル
水面の深さ:約6-10センチメートル
外周園路の幅:約3.3-7メートル
外周園路の一周の長さ:約200メートル
水の宇宙船を取り巻くように存在する芝生エリアが、「緑の大地」です。
桜やモミジのほか、ローズマリーやハイビャクシンなどの草木は植えられ、まさしく市民のオアシスとなっています。
芝生の灌水には、雨水が再利用されていて、エコな設計にもなっています。
面積(吹抜けを除く):約14500平方メートル
緑化面積率:約30パーセント
オアシス21の構造は、水の宇宙船の下が吹抜けとなっています。
その吹抜け部分の真下に「銀河の広場」があります。
自然採光と自然換気を導入しており、地下に存在するにもかかわらず非常に明るい場所です。
ここでは、常に様々なイベントが催されています。
冬になると毎年スケートリンクが設営されますよ。
吹抜広場の面積:約7600平方メートル
住所 : 名古屋市東区東桜1-11-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄東山線・名城線 「栄」駅 4番出口直結
名城線 「栄町」駅すぐ
電話番号 : 052-962-1011
定休日 : なし
営業時間 :
水の宇宙船 10:00~21:00
物販店 10:00~21:00
飲食店 10:00~22:00
サービス店 10:00~20:00
公式URL : オアシス21
※合わせて読みたい: 「オアシス21」の魅力を徹底解説!アクセスやおすすめスポットを紹介
名古屋最大の商店街である「大須商店街」は、もともと大須観音の門前町として発展したところです。
古き良き下町の趣を色濃く残し、年代国籍を問わず多くの人から愛される商店街です。
その中心である「大須観音」は名古屋を代表する名刹なのです。
大須観音の正式名称は「北野山真福寺宝生院」で真言宗智山派の別格本山です。
なごや七福神のひとつ「布袋」像のほか、『古事記』の最古の写本など貴重な古文書を多数所有する名刹です。
この寺院の沿革は、元亨4年(1324年)に後醍醐天皇が美濃の大須(岐阜県羽島市)に北野天満宮を創建したのが起源とされています。
そして元弘3年(1333年:鎌倉幕府滅亡の年)、天皇自身が深く帰依していた能信上人を同社の別当職(神社を管理する寺)としました。
このとき創建された寺が、真福寺宝生院です。
美濃にあった宝生院が現在地に移転したのは、慶長17年(1612年)、徳川家康による清州から名古屋への「尾張遷都」による時です。
当時は、五重塔も境内に存在して、その中には空海が彫刻した愛染明王像が安置されていたそうです。
太平洋戦争中の名古屋大空襲で焼失しましたが、昭和45年(1970年)に再建されて現在に至っています。
大須観音が所有する文化財として国宝級・重要文化財級の蔵書が収められている「大須文庫」があります。
先述した『古事記』の現存最古の写本をはじめ、将門記、日本霊異記や扶桑略記などの写本約15000冊を所有しています。
住所 : 名古屋市中区大須2-21-47
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄鶴舞線 大須観音駅 2番出口 徒歩3分
電話番号 : 052-231-6525
公式URL : 大須観音
「愛知県民に聞いた好きな名古屋の商店街ランキング」で第1位を獲得した「大須商店街」は市内でも有数の観光スポットのひとつです。
地理的には、名古屋市中区大須2丁目〜3丁目付近のことで、若宮大通、伏見通、大須通、南大津通の四つの通りに囲まれた区域を指します。
この区域内に広大なアーケード商店街が広がっており、常に人通りで賑わっています。
様々なジャンルの商店がずらりと1200店舗も並んでいるので、商店街を散策しているだけでも楽しめますよ。
名古屋の「アキバ」的な存在と言われ、オタクと電気街の顔をもつと同時に、アメ横のような激安商店街の顔も持っている大須商店街。
庶民的な親しみの他に、なんとなく雑多な、ちょっとアヤしい雰囲気も兼ね揃えているのも面白いところです。
ごった煮であり、混沌であり、老若男女・人種国籍を問わずに愛される、これが大須の魅力ではないでしょうか。
イベントも多く開かれ、8月の夏祭り、10月の大道芸町人祭りは特に混雑します。
住所 : 名古屋市中区大須3
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄鶴舞線 上前津駅 徒歩2分
地下鉄鶴舞線 大須観音駅 徒歩3分
電話番号 : 052-261-2287
定休日 : 店舗により異なる
営業時間 : 店舗により異なる
公式URL : 大須商店街
科学と言えば、なんだかとっつきづらくて難しい数式と記号がずらりと並んでいるようなイメージかもしれません。
たしかに科学は簡単ではないけれど、子供も大人も目で見て楽しめる科学がギュッと詰まっているのが、こちらの名古屋市科学館です。
子供のための施設と思って出向いてびっくり、大人も満足できる化学体験施設です。
プラネタリウムもあるので、デートで行くのもおすすめですよ。
施設内は3つのブースに分かれているので、パンフレットで位置を確認しながら探検気分で回ってみるのも良いですね。
名古屋市科学館はB2~6階まであり、広い施設。
施設と向かって西側にある生命館では、地球上の生命や人体の不思議などについて、大型の模型を通して見ることができます。
文字を読むとわかりやすく模型のことについて書かれているので、大人が読んでも「そうなのか!」と思うこともたくさんありますよ。
生命館と円形の天文の間には理工館があります。
理工館では、科学原理に触れたり物理やエネルギーの世界に触れることができます。
大人気のイベントとして、水のひろば・竜巻ラボ・放電ラボ・極寒ラボがあるので、予め開始時間や日程をチェックしておきましょう。
最後に紹介する大型の円形の建物は、天文館。
宇宙の姿について考え、プラネタリウムを見ることで宇宙の広大さや星の美しさをより身近に感じることができます。
小さなお子さんでも体験できるものも豊富に取り揃えられていますよ。
科学や生命の不思議を感じながら1日遊べるスポットです。
名古屋市科学館の特徴として、先述したように目で見て科学を感じ取ることができるということが挙げられます。
展示してあるものも、ただ展示しているのではなく、子どもから大人まで興味を抱きやすいよう鮮やかな色のものを積極的に取り入れています。
つい立ち止まってどのようなものなのかを読みたくなると思います。
大人が立ち止まって文章を読んでいる間、子どもたちは大型の展示物を観察したり体験コーナーで遊んだりできるので飽きてしまうこともありません。
お子さんの年齢を考慮して、施設内のイベントに参加してみるのも良いですね。
普段できない体験を親子で体感することができるのはとっても貴重です。
子どもは見学よりも体験の方が好きということが多くあります。
さらに展示しているものに触れるので、恥かしがり屋なお子さんでも自分のペースで触れたいものに触れて楽しむことができます。
大人は新たな趣味の発掘の手掛かりにもなるかもしれません。
天文館にあるプラネタリウムは、眺めているだけでもその美しさにうっとりしますよ。
住所 : 名古屋市中区栄2丁目17-1 白川公園内
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」下車、4・5番出口から南へ徒歩5分
市バス「広小路伏見」下車、南へ徒歩5分
名鉄バス「白川公園前」下車、北へ徒歩5分
営業時間 : 9:00~17:00
休業日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)・毎月第3金曜日(祝日の場合は第4金曜)・年末年始
料金:
大人:800円(展示室とプラネタリウム)・400円(展示室のみ)
高校生・大学生:500円(展示室とプラネタリウム)・200円(展示室のみ)
中学生以下:無料
※そのほか特別展はその都度料金が変動
※団体割引は、30名以上で1割引、100名以上で2割引
公式サイト : 名古屋市科学館
新幹線の降車地である名古屋駅。
名古屋駅は他の都道府県からの鉄道の玄関口として、地元民から「名駅(めいえき)」と呼ばれ親しまれています。
名古屋のビジネスの中心であり長年オフィス街としてのイメージが強かった名駅は、近年の再開発によってショッピングなども楽しめる街へと変化しました。
KITTE、ゲートタワーモール、新しく建て直された大名古屋ビルヂングなど、商業施設をめぐるだけでも面白いですよ。
旅の帰りも名古屋駅を使用するのであれば、駅周辺を少し探索してみるのもおすすめです。
名古屋駅はとても広々としていて、周辺にはビルもたくさん立ち並んでいます。
交通の便も良く、市営バス、市営地下鉄、名鉄、近鉄、JRとあらゆる交通手段が揃っています。
市内の主要観光地をめぐる「なごや観光ルートバス メーグル」も名古屋駅から出発しており、大人 500円のお得な1DAYチケットもありますよ。
また、ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」や、大名古屋ビルヂングの「スカイガーデン」は、名古屋駅周辺を一望できるスポットとしておすすめです。
昼間の名古屋駅は広々としている雰囲気ですが、夜は雰囲気ががらりと変わります。
ネオンの光が駅周辺を照らしてムードも満点。
少し高い場所から駅周辺を見下ろすと、また違った美しさを満喫することができます。
住所 : 名古屋市中村区名駅1-1-4
マップ: Googleマップ
電話番号 : 050-3772-3910
切符売り場 : 4:50~23:20
忘れ物承り所 : 7:00~24:00
愛知県に本拠のある企業といったら、なんといってもトヨタ自動車が筆頭にあげられるでしょう。
言うまでもなく日本最大の自動車メーカーであると同時に、世界でも販売実績ランキング第2位を誇る大企業なのです。
本社は名古屋市ではなく、三河エリアの豊田市にありますが、同市は企業名がそのまま都市名になるほどの「企業城下町」です。
トヨタ産業技術記念館は、そのトヨタが平成6年(1994年)に設立した産業博物館です。
トヨタの前身である「豊田自動織布工場」の跡地に旧工場もすべて利用する形で創設された構内は、国の近代化産業遺産に指定されております。
展示内容は大きく分けて、「自動車館」と「繊維機械館」に大別されますが、なぜ織物機械なのでしょうか?
これは、トヨタグループ設立の経緯に大きく関わっています。
トヨタ自動車は最初から自動車メーカーとしてスタートしたわけではありませんでした。
もともとは、織物の機械を製造する会社だったのです。
創設者の豊田佐吉(1867-1930)は、現在の静岡県湖西市に出身の発明家であり、実業家。
自動織機を発明して特許を取得、大正元年(1911年)豊田自動織布工場を設立しました。
自動車産業に参入したのは、佐吉の長男・喜一郎(1894-1954)です。
豊田自動織機製作所の常務だった喜一郎は、将来的に自動車産業が発展することを見込んで同社内に「自動車制作部門」を設立しました。
これが、現在のトヨタ自動車の源流になったのです。
大正時代に建造された赤レンガの建物がそのまま利用されています。
非常に広大な敷地であり、コンテンツも充実・・・見学に丸一日かかるほどです。
まずエントランスでは豊田佐吉が発明した「環状織機」が出迎えてくれます。
この環状織機、2時間ごと回転運動で布を縫いあげるのです。
約3000平方メートルの「繊維機械館」では、織物の歴史から最新の技術まで深く知ることができます。
常駐しているスタッフの方が、実演で機械を動かしながら説明をしてくれますよ。
「自動車館」は7900平方メートルもの広さがあり、歴代のトヨタの車の展示をはじめ、自動車の技術開発の変遷が詳しくわかるようになっております。
実際に自動車を組み立てる機械が動いている様子なども見ることができます。
「テクノランド」では、繊維機械や自動車に使われる原理を利用した遊具が揃っています。
エアコンの仕組みを利用して樹氷をつくったり、エアジェットで織物の原理を遊びながら学べたり、未就学児用にキッズコーナーも設置されています。
その他にも楽しいイベントや実演・体験が目白押しで、「愛・地球博」で活躍したパートナーロボットによるバイオリン演奏も楽しめますよ。
住所 : 名古屋市西区則武新町4-1-35
マップ: Googleマップ
アクセス :
名鉄 名古屋本線 「栄生」 徒歩3分
地下鉄 東山線 「亀島」 徒歩10分
なごや観光ルートバスメーグル 「トヨタ産業技術記念館」下車すぐ
市バス「産業技術記念館」下車徒歩3分
電話番号 : 052-551-6115
定休日 : 月曜(祝日の場合翌日)・年末年始
営業時間 : 9:30~17:00(入場受付は16:30まで)
料金 : 大人 500円 中高生 300円 小学生 200円
公式URL : トヨタ産業技術記念館
入場料無料で入れるノリタケの森は、内部の整備も十分に行われていて、ゆったりとした散策にぴったり。
少し休憩したい時に立ち寄って、ノリタケの森に広がる豊かな自然の音に耳を澄ませてみるのもおすすめです。
ノリタケの森に入ると赤レンガの建物が見えてきますが、こちらは明治時代に建てられた時代を感じるレトロな建物。
赤レンガの美しい建物と芝生の緑、噴水もあり、とても絵になるスポットです。
また、ノリタケの森では陶磁器の美しさを見て触れる体験ができるクラフトセンターがあります。
入館料を払うことで、陶磁器ができるまでの工程や職人さんに絵付けの様子を見学することができます。
館内の3・4階では、明治時代から昭和初期まで生産されていた「オールドノリタケ」などを展示。
イベントなども開催されていて、そのっ都度楽しむことのできるノリタケ作品も違ってきます。
美しい仕上がりのノリタケシリーズの食器や、ティーカップをじっくりと観察できる貴重な場です。
ノリタケの森では、季節に応じたイベントが開催されています。
こいのぼりやクリスマスイルミネーションなど、季節に合わせたイベントが盛りだくさん。
野外イベントのみではなく、敷地内のレストランでは期間限定のコースメニューも頂けますよ。
周囲をきれいな緑に囲まれているので、景色を楽しみつつおいしいお料理をいただくこともできます。
観光しようと思っている時期にどんなイベントが開催されているのか、事前にチェックしておきましょう。
住所 : 名古屋市西区則武新町3-1-36
マップ: Googleマップ
アクセス :
亀島駅から徒歩で5分(地下鉄東山線「亀島駅」)
メーグルからバスで15分(名古屋駅8番乗場かメーグルに乗車。トヨタ産業技術記念館経由)
電話番号 : 052-561-7114
公開時間 :
10:00~18:00 クラフトセンターのみ17:00まで(入館は16:00まで)
レストラン 11:30~14:30 17:30~22:00
森林・大倉記念館キャンパス 10:00~17:00
休業日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・お盆(詳しくはHPをご確認ください)
料金 :
クラフトセンター入館料
大人:500円
高校生:300円
中学生:300円
中学生以下・障害のある方:無料
公式サイト : ノリタケの森
ここでは、東山公園一帯と徳川園一帯をご紹介します。
東山動植物公園は日本有数の大きな動物園であり、多くの観光客が訪れるスポットであります。
東山スカイタワーは、すばらしい展望を臨むことができる「恋人の聖地」でもあります。
尾張徳川家の庭園であった「徳川園」は、日本が世界に誇れる庭園美学の粋が凝縮しています。
この徳川園に隣接する「徳川美術館」は、価値の高い収蔵品を多く展示するハイクオリティな美術館です。
東山動植物園は、名古屋市千種区にある東山公園の中にあります。
東山公園の広大な敷地内には、動植物園のほか遊園地、後述する「東山スカイタワー」が存在しています。
昭和12年(1937年)に開業した東山動植物園は、その名前のとおり動物園エリアと植物園エリアから構成されています。
敷地は約60ヘクタールと広く、そのうち約33ヘクタールは動物園、残りの約27ヘクタールが植物園です。
展示されている動物の種類は、動物約550種、植物7000種と膨大で、この動物の種類は全国の動物園の中で一番の数量を誇っています。
園内は「スカイビュートレイン」というモノレールが運航していて、広大な敷地内を結んでいますよ。
年間の入場者数は、日本国内では上野動物園に次ぐ約258万人で、そのあとには旭山動物園が続きます。
東山動植物園は全国でもトップクラスの動物園なのです。
動物園エリアだけでも、メインの展示場である本園だけでなく、サルや鳥類、爬虫類等を展示している「北園」、ふれあい広場や日本に生息している動物中心の「こども動物園」エリアに分かれています。
展示方法にも工夫がされていて、動物たちの生態がより自然近い状態で見学できるようになっています。
コアラが日本で初めて展示されたのも、この動植物園です。
今ではコアラを展示している動物園は全国に存在しますが、この当時(1984年)にはコアラ目当てに多くの観光客が押し寄せていました。
中日ドラゴンズのマスコットである「ドアラ」は、コアラがモデルになっているように、やはり名古屋でコアラは特別な存在です。
東山動物園と言えば、イケメン過ぎるとして話題になり写真集まで販売された西ローランドゴリラのシャバーニも有名!
連日女性ファンでごった返していますよ。
ちなみにシャバーニ1996生まれで二十歳を超えています。
既に妻子持ち(しかも奥さんは二頭居ます)なので、女性ファンはがっかりしないように!笑
さらには、この動植物園の目玉のひとつに「世界のメダカ館」があります。
何百種類という世界中のメダカを見学できるこの施設は、北園の中に存在します。
動物園エリアよりも先に開園した植物園は、自然林を活かした展示方法になっていて、構内に多くの庭園が造営されています。
植物園の大温室は、開園当時から使用されているもので、日本最古の温室です。
遊歩道が整備されていて、散策しながら四季折々の彩を楽しむことができます。
住所 : 名古屋市千種区東山元町3-70
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄 東山線 「東山公園」駅 3番出口 徒歩3分
地下鉄 東山線 「星ヶ丘」駅 6番出口 徒歩7分
電話番号 : 052-782-2111
定休日 : 毎週月曜日(月曜が休日のときは翌平日)、12/29~1/1
営業時間 : 9:00~16:45(入園は16:30まで)
料金 : 大人500円、中学生以下無料(動物園・植物園共通)
公式URL : 東山動植物園
※合わせて読みたい: 家族のおでかけやデートにも!東山動物園の魅力を徹底紹介
東山スカイタワーも動植物園と同じ東山公園の敷地内にあります。
塔の高さは134メートル…しかしタワーは標高80メートルの丘の上にあるため、実際は214メートルの高さになるのです。
名古屋市制100周年を記念して平成元年(1989年)に建設されました。
塔の姿も面白く、鉛筆の形をしているんですよ。
イメージキャラクターには鉛筆型のマスコット「のっぴー」が選ばれています。
塔の4階フロアの展望室(地上96メートル、標高176メートル)には、「恋人の聖地」とされ、モニュメント「恋の羅針盤」が設置されています。
カップルシートもあるので、夕暮れ時から夜景の時間は、肩を寄せ合いながら・・・2人の時間をたっぷり満喫できます。
プロポーズするにもぴったりの場所かもしれません。
5階フロアはパノラマ展望室(地上100メートル、標高180メートル)は名古屋市内の展望を360℃の大パノラマを堪能することができます。
まわりに高い建物がないため、天気がよければ、 遠くに御嶽山や鈴鹿山脈の山並みまで眺めることができるのです。
ここからの夜景も美しく、「日本夜景遺産」「夜景100選」にも選定されているほどです。
また「上池竜の忘れ水」のモニュメントでは、おみくじに願い事を書いて水に溶かす「水溶け短冊」があり、1枚200円で販売されています。
最上階7階(地上110メートル、標高190メートル)はレストランフロアになっており、 「天空のスカイレストランNAGOYA東山」 では本格的なイタリアンがすべて食べ放題!
営業時間は11:00-15:00(L.O.14:30)です。
住所 : 名古屋市千種区田代町瓶杁1-8
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄東山線 東山公園駅 3番出口 徒歩15分
地下鉄東山線 星ヶ丘駅 6番出口 徒歩15分
電話番号 : 052-781-5586
定休日 : 毎週月曜日
営業時間 : 9:00~21:30(入場は21:00まで)
料金 : 大人300円 小人(中学生まで)無料
公式URL : 東山スカイタワー
徳川園は、名古屋市東区徳川町にある日本庭園です。
元禄8年(1695年)に尾張藩2代藩主・徳川三友が隠居後に大名庭園を造営したのがはじまりです。
この大名庭園とは、池泉回遊式の庭園様式のことで、清流が滝から渓谷を下り、海に見立てた池へと流れる自然景観を象徴的に凝縮したスタイルのものです。
そのため園内に配置された山や滝、湖や渓流は、尾張の国の自然を見立てたもので、尾張藩の自然の豊かさを表現しています。
昭和6年(1931年)に徳川家から名古屋市に寄贈され、戦災による破壊を経て、平成17年(2005年)に再び日本庭園として造営されました。
総面積4.5ヘクタールの敷地内には黒門をはじめ5つの有形文化財が存在しています。
また四季を通じて、花菖蒲・牡丹・新緑・紅葉などの他、たくさんの花々を楽しむことができます。
園内では、和風のイベントも多く催され、日本情緒たっぷりな場所です。
住所 : 名古屋市東区徳川町1001
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アクセス : なごや観光ルートバスメーグル 「徳川園」下車すぐ
電話番号 : 052-935-8988
定休日 : 月曜日(祝日にあたる場合はその翌日)、年末年始(12月29日から1月1日)
営業時間 : 9:30~17:30(入園は17:00まで
料金 : 一般300円 市内在住の高齢者(65歳以上)100円 中学生以下無料
公式URL : 徳川園
徳川家康の遺品をはじめとした尾張徳川家伝来の大名道具や、他の大名家から購入したものなどが中心的に展示されています。
その収蔵品の総数といったら、1万点を超えるとされています。
絵画、刀剣、彫刻、陶磁器など多岐にわたるコレクションのなかには、歴史や美術の教科書できっと見たことのある品があると思います。
国宝9件、重要文化財59件を収蔵し、なかでも国宝・「源氏物語絵巻」は当美術館は誇る最高級のコレクションのひとつです。
徳川美術館の建物もまた、昭和初期の美術館建築を代表する建造物として国の有形文化財に指定されています。
展示方法もユニークで、第1-5展示室は尾張藩主の公的生活の場であった名古屋城二の丸御殿を復元して展示する「空間復元方式」が採用され、立体的な視点で鑑賞することができます。
もし時間が許されるのなら、美術館主催の講座・イベントに参加してみましょう。
古文書の読み方や刀剣講座、大名家で行っていた香りを当てるゲーム「組香」などを学べる魅力的な講座がたくさん開催されています。
住所 : 名古屋市東区徳川町1017
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR中央線「大曽根」南出口より徒歩15分
なごや観光ルートバスメーグル 「徳川園・徳川美術館・蓬左文庫」すぐ
電話番号 : 052-935-6262
定休日 : 月曜日(月曜日が祝日に当たる場合は翌日)、12月中旬~年始
営業時間 : 10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金 : 一般 1,400円 高大生 700円 小中学生 500円 (企画展により変動あり)
公式URL : 徳川美術館
かなり学術的な展示内容になりますが、より深く古文書の世界に浸ってみたいのならこちらもおすすめです。
こちらの「名古屋蓬左文庫」も徳川園に隣接し、徳川美術館とも直近の場所に存在します。
尾張徳川家の旧蔵書が約11万点のほか、絵画、古地図なども2000枚近く所蔵されています。
今は「名古屋市博物館」の分館として書籍の一般公開を行っております。
この「蓬左」という難解な言葉、実は名古屋を指す古い表現なのです。
名古屋の地にあり、古代より全国的に知られていた「熱田神宮」は、かつて仙人が住んでいるといわれた蓬莱の地にあると考えられていました。
蓬莱の左側にある町ということで、名古屋を蓬左と表現していたのです。
ちなみに名古屋城の別名も、「蓬左城」とよばれたことがあるようです。
この蓬左文庫では、閲覧コーナーで室内の書架(15000冊収容)を自由に見ることができます。
また、展示室では大名道具や絵画が常時展示されていますよ。
こちらでも古文書の朗読など興味深いイベントが実施されているので、時間に余裕のある方は予約して参加してみるのも良いのではないでしょうか。
住所 : 名古屋市東区徳川町1001
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アクセス :
JR中央線大曽根駅南出口より徒歩10分
基幹バス線徳川園新出来駅より徒歩5分
電話番号 : 052-935-2173
定休日 : 月曜日(祝日のときは直後の平日) 12月中旬(特別整理)12月29日~1月3日(年末年始)
営業時間 : 展示室:10:00~17:00(入館は16:30まで)、閲覧室:9:30~17:00
料金 : 一般 400円・高大生 300円 小中生 200円
公式URL : 蓬左文庫
名古屋のような都会だからこそ、減少している農業についての体験をしてみたい。
そんな方にぴったりなのが、名古屋市農業センター delaふぁーむです。
園内は緑豊かで、畜産物の代表である豚さん、牛さん、鶏さんがいます。
豚さんの愛嬌たっぷりの表情は必見です。
豚さんはきれい好きで、想像しているよりもおとなしい動物です。
そのほかにも羊さんも牛さんと一緒に放牧されているので、のんびりとした動物の雰囲気を心地よく感じることができます。
もともと名古屋市農業センターは、農業や畜産業者の方向けの施設として昭和40(1965)年に開設されました。
当初は農業や畜産の研究や指導、飼料や肥料の改良を行ってきました。
近年では農村公園としての面も強く出ていて、動物とのふれあいや自然を感じることができる施設へと変化してきています。
一般の観光客や市民の方も楽しめるので、お天気に恵まれたらぜひ足を運んでみたいスポットです。
春に開催されるしだれ梅まつりは、規模も大きく観光客もたくさん集まります。
満開のしだれ梅が彩る園内は、春を全身で体感できる空間。
梅の花のほのかな香りに誘われて、人だけでなく鳥も羽を休めに降りてくるかもしれません。
静かな場所を見つけてバードウォッチングをしてみるのも良いですね。
都会では珍しい、畜産施設の見学が可能。
牛や豚などの他にも、全国的にも有名な名古屋コーチンの飼育も行っています。
鶏の飼育品種も10種類以上。
名古屋コーチンのひな鳥もたくさん生まれていて、その数は県内最大級。
養鶏業者への販売も随時行っています。
園内では牛の乳しぼりも体験することができますよ。
お子さんも乳しぼり体験を受けることができるので、公式サイトをチェックしてぜひ予約を入れておきましょう。
乳しぼりの他にも羊毛刈り体験もできます。
羊毛刈りは5月の開催となります。
住所 : 名古屋市天白区天白町大字平針字黒石2872-3
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄平針駅から徒歩20分
市バス荒地から徒歩で7分
電話番号 : 052-801-5221
営業時間 : 9:00~16:30
休業日 : 月曜日(祝日の場合は翌日休み)、年末年始
料金 : 無料
公式サイト : 名古屋市農業センター delaふぁーむ
このエリアは戦国時代に名乗りをあげた英傑を輩出した場所です。
豊臣秀吉と加藤清正・・・親族関係でもあり、忠実な主従関係にあった2人にゆかりの場所をご紹介します。
もうひとり、このエリア出身で秀吉とも関係の深かった前田利家ゆかりの荒子観音も取り上げます。
前田利家は荒子に誕生し、荒子観音の再建に尽力しました。
時は戦国の世、尾張中村の貧しい農民にひとりの男の子が誕生しました。
日吉丸と名付けられたその子は、やがて戦国乱世を終結させ天下統一を成し遂げる。
豊臣秀吉(1537-1598)・・・中村公園は、その秀吉が誕生した場所に造られた公園です。
その25年後、この地で秀吉の母(大政所)の従妹にも男の子が誕生しました。
虎之助と名付けられたその子は、少年の頃より秀吉に仕え肥後熊本の大名になりました。
加藤清正(1562-1611)・・・彼もまた中村公園出身の英雄です。
中村公園の規模は約6.27ヘクタール、園内は和風造りの庭園になっており、秀吉にちなんだ多くの池や茶室が存在し、市民の憩いの場所となっております。
藤棚や四季の花々を散策しながら楽しむことができます。
この公園の最大の魅力は、やはり秀吉や清正にちなんだ史蹟が多く存在すること。
歴史ファンにはたまらない場所ですね。
また歌舞伎の初代中村勘三郎(1598-1658)も、この中村の出身とされており、敷地内には中村勘三郎の銅像もありますよ。
住所 : 名古屋市中村区中村町
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄東山線「中村公園」駅下車 3番出口より徒歩7分
電話番号 : 052-411-8106
公式URL : 中村公園
貧農出身で、織田信長の草履とりから身を起こし、天下人・関白にまで登りつめた豊臣秀吉。
その異例のサクセスストーリーには、抜群の強運や頭の回転の速さにあったことは間違いありません。
しかし、「人たらし」といわれた秀吉は、出会った人がすっかりファンになってまい、応援したくなるような、明るく面倒見の良い人物だったことにも要因があると思われます。
その秀吉を神として崇める神社・豊国神社は秀吉ゆかりの地に多く存在しますが、生誕の地にある当社は特別な存在です。
明治18年に、当時の県令(県知事)や地元の崇敬者の尽力によって当地に建立されました。
拝殿はあまり大きくありませんが、鳥居は平安神宮と同じ規模の大きさを誇っています。
5月中旬に開催される太閤まつりや、毎月9のつく日に開催される「九の市」は多くの人で賑わいます。
住所 : 名古屋市中村区中村町 (中村公園内)
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄東山線「中村公園」駅下車 3番出口より徒歩7分
電話番号 : 052-411-0003
料金 : 9:30~16:30
公式URL : 豊国神社
豊国神社に隣接する妙行寺は、日蓮宗の寺院です。
この寺は、加藤清正生誕の地とされ、境内には清正の銅像が建てられています。
少年期より秀吉に仕えた清正は、秀吉の正室・北政所に育てられた子飼いの家来のひとりです。
信長亡きあと、柴田勝家と秀吉が争った賤ヶ岳の合戦で手柄をあげ「賤ヶ岳の七本槍」の功績を残します。
秀吉より肥後熊本半国を与えられ、江戸期には肥後全土52万石の大名になりました。
熊本で善政を施し、現地では今でも「清正公さん」と親しまれています。
徳川の時代になっても、豊臣家への忠義を忘れることなかった人です。
この妙行寺は、清正が名古屋城築城の際に、その余材を使って再建したといわれています。
宝物として清正の兜、肖像画などを所蔵しています。
住所 : 名古屋市中村区中村町木下屋敷22
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄東山線 中村公園駅 徒歩7分
電話番号 : 052-760-8166
定休日 : なし
公式URL : 妙行寺
中村公園文化プラザ内にある秀吉清正記念館は、秀吉と清正に関する資料を中心に展示している歴史博物館です。
織田信長が天下統一に向かった時代から、秀吉による天下統一、そして大阪の陣での豊臣家滅亡までを5テーマに分けて常設しています。
秀吉や清正の肖像画のほか、一見の価値のある収蔵品を無料で見学できるのもうれしい限りです。
住所 : 名古屋市中村区中村町茶ノ木25 中村公園文化プラザ2階
マップ: Googleマップ
アクセス :
市バス「豊國神社」駅 徒歩2分
地下鉄東山線「中村公園」駅 3番出口より徒歩7分
電話番号 : 052-411-0035
定休日 : 月曜日(祝日の場合は翌日)・第3金曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
営業時間 : 10:00~17:00
料金 : 無料
公式URL : 名古屋市秀吉清正記念館
荒子観音は、名古屋市中川区にある天台宗の寺院で、正式名称は「浄海山円竜院観音寺」です。
徳川家康の名古屋城築城に関し、鬼門となる四方に鎮護として定めた尾張四観音のひとつです。
歴史は古く、奈良時代の天平元年(729年)に泰澄上人によって建立されたといわれています。
境内にある多宝塔は、名古屋市内に現存する最古の建造物であり、国の重要文化財に指定されています。
この寺にゆかりのある人物は前田利家、そして円空です。
前田利家は、この荒子の出身で織田信長の家臣として頭角をあらわし、織田家の重臣のひとりとなりました。
秀吉とは親友同士であり、豊臣政権でも重臣「五大老」として秀吉を支えました。
加賀百万石・前田家の礎を築いた人です。
この利家が天正4年(1576年)、荒廃していた本堂を再建しました。
円空は江戸時代初期の僧で、「円空仏」とよばれる木彫りの仏像を制作したことで有名です。
生涯に約12万体もの仏像を彫ったといわれていますが、現存する5300体のうち1266体が、ここ荒子観音に存在しています。
この円空仏は、毎月第2土曜日の13時から16時までの間だけ一般公開され、公開日には円空仏を彫る体験教室が開かれます。
住所 : 名古屋市中川区荒子町宮窓138
マップ: Googleマップ
アクセス :
あおなみ線 荒子駅 徒歩10分
地下鉄 東山線 高畑 4番出口 徒歩10分
電話番号 : 052-361-1778
定休日 : 無休
営業時間 : 7:00~17:00
戸田川緑地は、「健康とスポーツの里」を基本テーマとし、隣接する農業公園「農業文化園」と一体となった市南西部最大の都市公園です。
公園内には芝生広場、大きなアスレチック遊具や水遊びも出来るとだがわこどもランド、パターゴルフ場、おもしろ自転車コースなど、様々な施設があります。
ピクニック広場には炊事棟、15基ある炉、テーブルセットが10セットあり、バーベキューを楽しむことも出来ますよ。
名古屋市唯一の大型児童センターとして作られたのが戸田川緑地内にある「とだがわこどもランド」です。
屋内施設と屋外の大きな遊具から成り、屋内施設では日によって工作教室や季節イベントなどを行っています。
一部有料の乗物遊具がありますが、入場料は無料でほとんどの遊具はそのまま無料で遊ぶことができますよ。
農業文化園の中には、農業科学館、フラワーセンター、花と野菜のにじいろ農場、体験水田・農園があります。
農業科学館では、稲作農業の歴史や知恵を知ることができる展示や、世界の昆虫展などを行っています。
世界の昆虫展で展示されている昆虫や蝶の標本は、虫好きさんにはたまらないコレクションが揃っていますよ。
その他、花と野菜のにじいろ農場では収穫体験や花の寄せ植え体験などができます。
旅先で普段の生活ではなかなか縁のない農業体験をしてみるのもよいのではないでしょうか。
住所 : 名古屋市港区春田野2-3204
マップ: Googleマップ
アクセス :
名古屋市営バス「南陽支所」下車 北へ徒歩5分
名古屋市営バス「八百島」下車 西へ徒歩5分
名古屋市営バス「戸田川緑地」下車すぐ
電話番号 : 052-302-5321
定休日 : 無休 ※農業科学館は月曜休館
営業時間 : 9:00~16:30(農業科学館)
料金 : 無料(一部有料施設あり)
公式URL : 農業文化園・戸田川緑地
豊かな自然に恵まれたこのエリアでは、東谷山フルーツパークと庄内緑地公園をご紹介します。
緑が多く、多くの植物を観察できる場所です。
ナゴヤドームは、中日ドラゴンズの本拠地・・・名古屋旅行の夜はナイター観戦でもいかがでしょうか。
名古屋市東谷山フルーツパークのある東谷山は標高198.3メートルの低山ですが、名古屋市内では一番高い山です。
周辺には古墳群も存在し、山頂には熱田神宮の奥の院といわれる「尾張戸神社」が鎮座しています。
山頂までは散策路が整備され、山麓から約30分で登頂することができますよ。
また山頂からの眺めもすばらしく、遠く伊吹山から三河湾まで濃尾平野を一望することができるのです。
名古屋市東谷山フルーツパークは、その東谷山の山麓に昭和55年(1980年)に開業した公園施設です。
この一帯は名古屋市内でも有名なシダレザクラの名所ですが、その名前の示すとおり果樹園が充実しています。
果樹園には、ナシ、ウメ、モモ、カキやブドウなど15種類・189品種963本の果樹が栽培されています。
収穫された果樹は、売店で販売されていますが、土日祭日のまとまった収穫が期待できる日には、収穫体験もできるのです。
また日本古来の果樹に限らず、「世界の熱帯果樹温室」ではパパイヤやマンゴーなどのトロピカルフルーツが104種類・282本栽培されています。
この温室は大小2つの温室から構成されていて、周辺にある前方後円墳がモデルになっているんですよ。
温室内では、世界最大の果実・パラミツなどほとんど馴染みのない果物を知ることができます。
上記写真は、実際に東谷山フルーツパークの温室内で見ることができたパラミツです。
本当にとても大きくて、温室内でもひときわ存在感を放っていました。
その他、この公園ではフルーツパーティー(完全予約制)ができるほか、フィッシングコーナーで釣りを楽しむことだって出来ちゃいますよ♪
住所 : 名古屋市守山区大字上志段味字東谷2110
マップ: Googleマップ
アクセス :
ゆとりーとライン高蔵寺線東谷橋徒歩15分
JR中央線高蔵寺駅南出入口より徒歩25分
電話番号 : 052-736-3344
定休日 : 毎週月曜日(ただし月曜日が休日のときは翌平日)・12月29日~1月3日
営業時間 : 9:00~16:30
料金 : 無料(熱帯果樹温室 大人300円 中学生以下無料)
公式URL : 東谷山フルーツパーク
旅先でナイター観戦するのも楽しいものです。
ドラゴンズファンなら「聖地」で思いっきりチームの応援を楽しめますし、贔屓チームとの対戦なら敵地の応援に熱が入ること間違いないでしょう。
ナゴヤドームは、プロ野球球団・中日ドラゴンズの本拠地です。
老朽化した旧来のナゴヤ球場に代わるかたちで、1997年に開場しました。
あえてカタカナ表記にしたのは、字画が8となり、名古屋市の市章である丸八に因んでいるからなのです。
収容人数は40500人で、ナゴヤ球場時代の35000人と比較してもかなりアップしています。
このナゴヤドームの名物は「球弁(たまべん)」、球場で販売している弁当です。
中日ドラゴンズをはじめとしたプロ野球関連のほか、名古屋めしを具材にしたものなどもあり、種類がとても豊富です。
また、ナゴヤドームではプロ野球の試合以外にもコンサート開場などに利用され、多くのアーティストが演奏しています。
住所 : 名古屋市東区大幸南1-1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
JR・名鉄大曽根駅徒歩約15分
地下鉄名城線ナゴヤドーム前矢田駅より徒歩約5分
電話番号 : 052-719-2121
定休日 : 不定休
営業時間 : イベントによって異なる
料金 : イベントによって異なる
公式URL : ナゴヤドーム
※合わせて読みたい: ナゴヤドーム周辺のおすすめホテル10選!格安ホテルから高級ホテル、料理旅館まで価格帯別に紹介
庄内緑地とは、名古屋市西区にある庄内川の小田井遊水地を利用した総合公園です。
「水と緑と太陽」をテーマとしており、昭和61年(1986年)に開園しました。
総面積は約44ヘクタールと広大で、うち1/3を占める芝生広場を中心に、わんぱく広場、ピクニック場、ボート池などがあり手軽に楽しめます。
また同公園のシンボル・大ケヤキをはじめ、バラ園や花菖蒲園、ツバキ園なども設置されているなど植物が豊富で、散策するにも楽しい場所です。
まさに水と緑に囲まれた自然の中で、一日中楽しめる公園です。
住所 : 名古屋市西区山田町大字上小田井字敷地3527
マップ: Googleマップ
アクセス : 地下鉄鶴舞線 庄内緑地公園駅 2番出口 徒歩1分
電話番号 : 052-503-1010(グリーンプラザ内)
定休日 : 無休
料金 : 無料(一部有料施設あり)
公式URL : 庄内緑地公園
アサヒビールは、大人の苦みとキレが特徴のビールを販売している会社として有名ですね。
日本のビール界でも人気が高く、ビールはアサヒ!というこだわりを持つファンの方も多くいます。
工場見学が好きな方だけでなく、アサヒビールを愛しているファンの方必見の工場見学ですよ♪
今まで知ることのできなかったビールの作り方や、使用しているホップ等も手に取ってみることが可能です。
工場見学そのものは、約75分。
イベント内容によっては、未成年の方やお子さんは参加できない可能性もあるので、事前に公式サイトでチェックしておきましょう。
ビール工場見学では、色々な工程を見学していくことができます。
野外にある巨大なタンクでは、発行や成熟が行われていて、その大きさは息を飲むほど。
タンクの見学が可能なのは、全国にあるアサヒビール工場の中でも名古屋工場のみなので、チェックしておきたいところです。
ホール内に入ると陶板で作られたモニュメントがあり、その奥にはアサヒビールで使用している苦みの秘密とも言える麦とホップに触れることができます。
仕込み室や品質管理室の見学もできるので、安心安全な環境でビールの生産が行われているのがよくわかります。
その後ビールがどのように缶詰めされているかなども見学できて、内容盛りだくさんの75分を過ごすことができますよ。
工場見学後は、お楽しみの試飲タイムです。
出来立てのアサヒビールを試飲することができます。
試飲できるのは、アサヒスーパードライ・アサヒスーパードライ ドライブラック・アサヒドライプレミアム 芳醇の3種類。
1人タンブラー3杯までが試飲可能で、試飲時間は20分となっています。
お子様や運転手、妊娠中の方はソフトドリンクを飲むことが可能なので、みんなで工場見学の余韻に浸ることができます。
試飲後はお土産コーナーに立ち寄って、記念にノベルティグッズやビール工場でしか購入できない商品を購入していくのも良いですね。
住所 : 名古屋市守山区西川原町318
マップ: Googleマップ
アクセス :
中央線新守山駅から徒歩で15分
ガイドウェイバス ゆとりーとライン川宮駅10分
電話番号 : 052-792-8966
営業時間 : 9:30~15:00
休業日 : 指定休業日・年末年始
料金 : 無料
国内でも有数の国際港である名古屋港一帯の南部・臨海エリアは、レジャースポット満載の場所です。
名古屋港水族館は国内最大級の水族館、ダイナミックなシャチのショーを満喫できます。
周辺には遊園地や商業施設があり、一日中楽しめる場所です。
金城ふ頭は、最近再開発の顕著な場所です。
リニア・鉄道館やレゴランド・ジャパン、商業施設「メイカーズピア」など続々オープンし、今後もホテルや水族館が開業する予定です。
また広大な緑地である大高緑地にオープンした「ディノアドベンチャー名古屋」も由緒ある熱田神宮も外せないスポットです。
名古屋市内には、数多くの由緒ある神社が存在しますが、その格付・伝統・知名度で「熱田神宮」が筆頭になるでしょう。
三種の神亀である草薙剣(くさなぎのつるぎ)が祀られており、織田信長が桶狭間合戦の前に千勝祈願したことでも知られています。
約6万坪という広大な境内には、本宮を含め43社が祀られています。
国内の神社では、伊勢神宮に次ぐ権威のある神社とされています。
名古屋市内だけでなく、国内でも有数のパワースポットなのです。
熱田神宮のご神体は「熱田大神」で、草薙剣の神様だといわれています。
草薙剣とは、三種の神器(八咫鏡・八尺瓊勾玉・草薙剣)のひとつです。
日本神話において、「天孫降臨」の際に天照大神が邇邇芸命(ニギギノミコト)に授けたといわれる宝物で、歴代天皇が継承し権威の象徴としているものです。
この草薙剣は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)が出雲にてヤマタノオロチを退治した際に、オロチの尾から出てきた神刀です。
弟の素戔嗚尊から天照大神に献上されましたが、この剣が孫にあたる邇邇芸命とともに地上に降りてきた話は前述したとおりです。
第12代天皇・景行天皇の時代に、皇子である日本武尊(やまとたけるのみこと)は、東征に向かいます。
途中で立ち寄った伊勢神宮の倭姫命から草薙剣を託された日本武尊は、無敵の強さを誇ります。
駿河の地で、この神剣によって野火の難を払ったため、「草薙剣」の名前の由来となり、また今の焼津市・清水草薙の地名の由来にもなったとされています。
しかし、尾張で宮簀媛と結婚した日本武尊は、この剣を尾張の后のもとに置いていってしまったのです。
神剣のない日本武尊は、伊吹山で神の化身・シロイノシシに素手で立ち向かって負傷し、大和へ帰る途中で息絶えてしまいます。
日本武尊の死後、草薙剣は伊勢神宮に戻されることはありませんでした。
宮簀媛は、この尾張の地で「草薙剣」を奉斉鎮守したのが熱田神宮のはじまりとされています。
熱田神宮の境内は非常に広く、全ての社をお参りして散策すると一日かかるかもしれません。
宝物館では、国宝を含む6000点あまりの宝物が収蔵されていて、真近で見学することができます。
年間650万人の参拝客が訪れる「日本人の心のふるさと」でもあるのです。
住所 : 名古屋市熱田区神宮1-1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
名鉄名古屋本線 「神宮前」駅 徒歩3分
地下鉄名城線 「神宮西」駅 2番出口より徒歩7分
電話番号 : 052-671-4151
定休日 : 神宮は無 宝物館は 毎月最終水曜日とその翌日、12/25~12/31
営業時間 : 神宮は無 宝物館は 9:00~16:30(入館16:10まで)
料金 : 神宮は無 宝物館は 大人 300円 小中生 150円
公式URL : 熱田神宮
最近は全国的に大型水族館が存在しているので、わざわざ名古屋に行ってまで水族館に行く必要があるの?って思われるかもしれません。
しかし、この名古屋港水族館は日本最大の延床面積(2017年現在)を誇る巨大水族館なのです。
これだけの大水族館でありながら、入場料金は比較的安く楽しめることができるのです。
名古屋港水族館は、名古屋市港区の名古屋港ガーデンふ頭にある水族館です。
水族館の名物といったら、イルカのショーが定番ですが、この水族館の屋外水槽は13400トンと世界最大級です。
現在、国内の水族館でシャチが見られるのは、ここ名古屋港水族館と千葉県・鴨川シーワールドのみ。
金鯱の地・名古屋で大型海獣シャチのダイナミックなショーを堪能できるのです。
水族館は北館と南館に分かれ、北館は海獣が中心で、イルカやシャチ、ベルーガやアザラシを展示しています。
テーマは「35億年はるかなる旅〜ふたたび海へもどった動物たち」。
対する南館は、魚類中心のエリアです。
この南館のテーマは「南極への旅」、南極観測船ふじが日本から南極へ至る旅を、地球を縦断するかたちで5つの海に分けて展示しています。
「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」~それぞれがたっぷり楽しめる構成になっています。
南館の目玉は黒潮大水槽で行われる「マイワシのトルネード」。
大きな群れの形を刻々と変化させる約3万5千匹のマイワシの群れが一つの生き物のように流動的に動き回る様子は、まさに圧巻です。
ここ名古屋港水族館のある名古屋港ガーデンふ頭内には、他にも遊園地「名古屋港シートレインランド」や商業施設「JETTY」、南極観測船ふじの展示など盛りだくさん。
水族館のあとも充分楽しめる場所です。
住所 : 名古屋市港区港町1-3
マップ: Googleマップ
アクセス :
地下鉄名城線金山方面(左回り)
名港線「名古屋港」駅下車、3番出口より徒歩5分
電話番号 : 052-654-7080
定休日 : 毎週月曜(休日の場合翌日)(GW期間、7月~9月、春・冬休み期間中は無休)
営業時間 :
9:30~17:30(通常期)
9:30~17:00(冬期)
9:30~20:00(GW・夏休み期間中)
※入館は閉館の1時間前まで
料金 : 大人 2,000円 小中学生 1,000円 幼児(4歳以上)500円
公式URL : 名古屋港水族館
※合わせて読みたい: 「名古屋港水族館」のアクセスやおすすめの動物、イベント情報を徹底解説
リニア・鉄道館の正式名称は「リニア・鉄道館~夢と思い出のミュージアム」です。
最近の再開発の著しい名古屋港・金城ふ頭に平成23年(2011年)にオープンした新しいスポットで、名古屋に本社を置くJR東海が運営しています。
歴代の新幹線やエル特急のほか、年代物の蒸気機関車までが一同に集結し、鉄道ファンや子供たちにはたまらない場所ではないでしょうか。
また鉄道ジオラマも必見です。
東京から名古屋、名古屋から関西方面までの新幹線の沿線がとても精巧に再現されていて、見ているだけで旅をしている気分になれちゃいますよ。
新幹線の運転シュミレーターもぜひ体験したいものです。
抽選・有料(15分:500円)となりますが、実物大の運転台で臨場感と迫力のある運転操作を体験できます。
その他、在来線の運転シュミレーターおよび車掌体験コーナーもあります。
リニア新幹線が開通すれば、東京~名古屋間がわずか40分で結ばれるとのこと。
鉄道の進歩の歴史に触れながら、たっぷり楽しめるおすすめスポットです。
英名 : SCMAGLEV and Railway Park
住所 : 名古屋市港区金城ふ頭3-2-2
マップ: Googleマップ
アクセス : あおなみ線 「金城ふ頭」 徒歩2分
電話番号 : 052-389-6100
定休日 : 火曜日(祝日の場合翌日。GW、春・夏休み期間などは開館) 12月28日-1月3日
営業時間 : 10:00~17:30(入館は17:00まで)
料金 :
大人 1,000円、小中高生 500円、幼児(3歳以上) 200円
※シミュレーターは抽選制(一部先着順)・有料
公式URL : リニア・鉄道館
前述した「リニア・鉄道館」や商業施設「メイカーズピア」(2017年3月)が開業したりと、最近再開発の著しい名古屋港・金城ふ頭。
レゴランド・ジャパンは、その金城ふ頭内に平成29年(2017年4月)にオープンしたばかりのニューフェイスです。
デンマークの玩具会社「LEGO」社のブロックを主題としたテーマパークで、世界で8番目、国内でははじめて名古屋にて開業されました。
実際の事業主体はイギリスの「マーリン・エンターテイメンツ」の子会社「レゴランド・ジャパン㈱」が担っております。
随時拡張予定で、平成30年(2018年)には「レゴランド・ホテル・ジャパン」および水族館「Sea Life Centres」が開業する予定になっております。
対象となるのは2-12歳までの子供とその家族。
レゴの世界観に浸りながら、一日中楽しめるテーマパークをコンセプトとしています。
園内は、入場ゲートを入ってすぐの「ファクトリー」をはじめとして、「パイレーツ・ショア」など大きく7つのエリアに分かれており、それぞれに設定されたテーマによるアトラクションが配置されています。
ファクトリー:レゴブロックの製造工程を見学できます。
オブザベーション・タワー:「ブリックトピア」内、高さ50メートルの展望タワーで回転しながら上昇する機構になっています。
ザ・ドラゴン:「ナイトキングダム」にあるドラゴン型ジェットコースター。
サブマリン・アドベンチャー:「アドベンチャー」内にある潜水艦に乗りこみ、本物の魚が泳ぐ水槽を進むアトラクション。
なんといっても圧巻なのが「ミニランド」内にあるブロックで作られた建造物です。
名古屋市内の名所をはじめとして、日本各地の観光名所を約1000万個、2年の歳月をかけて制作しています。
ナゴヤドームは41万個のレゴブロックを使用し、野球観戦客の動きに至るまで緻密に再現されています。
また名古屋のシンボル・名古屋城は22万5千個のレゴブロックにより、高さ2メートルの名古屋城が再現されており、金鯱まで表現されているのです。
その他、オアシス21、名古屋市役所、南極観測船ふじなどのブロックも展示されています。
場内にはレストランが5カ所あり、ナイト・キングダム内にあるナイト・テーブル・レストランでは「レゴ」の本拠デンマーク料理を楽しめます。
なお園内では、アルコール類の提供は行われていません。
入園料が高すぎる!アトラクションの待ち時間が長すぎる!お土産がすぐに売り切れてしまう!・・・など評判はいまひとつなのは事実ですが、入園料を含めて改善の方向にむかっています。
今後は、より快適に楽しめるテーマパークになっていくことでしょう。
住所 : 名古屋市港区金城ふ頭2丁目2番地1
マップ: Googleマップ
アクセス : 名古屋駅からあおなみ線「金城ふ頭駅」すぐ
電話番号 : 050-5840-0505 年中無休 (平日)9:00~17:30 (土日祝日)9:00~17:00
定休日 : 不定休(HP参照)
営業時間 : 10時~閉園時間は日によって異なる(HP参照)
料金 :
【1日券(ピーク時)】
大人 6,900円 小人 4,500円
【1日券(オフピーク時)】
大人 5,000円 小人 3,700円
※オンラインで2日~1週間前までに購入するとお得にチケットを購入することができます。
【年間パスポート スターター】
大人 9,900円 小人 6,500円
【年間パスポート スタンダード】
大人 16,400円 小人 10,700円
【年間パスポート プレミアム】
大人 21,900円 小人 16,900円
注意点 : 年間パスポートを持っていても、当日の再入場は不可
公式URL : レゴランド・ジャパン
大高緑地は、名古屋市緑区にある愛知県営の緑地公園です。
昭和38年(1963年)に開業され、現在の敷地面積は約100ヘクタールと広大です。
今後は121ヘクタールまで増園する予定になっています。
その敷地内には、野球場、テニスコートやプール、ディキャンプ場などの施設が設置されています。
また。1周約1時間30分の園路の散歩や、竹林の中を散歩する1周約30分の竹林散策路があり、散策にぴったりの場所です。
2012年には、名古屋市が主催した「第1回名古屋まちなみデザインセレクション」の市民投票において、「大高緑地 竹林散策路」がまちなみデザイン20選(第1回)に選定されています。
自然が豊かで、一日のんびりと過ごすには最適の場所でしょう。
住所 : 名古屋市緑区大高町字高山1-1
マップ: Googleマップ
アクセス :
名鉄本線左京山駅より徒歩5分
JR東海道本線大高駅より20分
電話番号 : 052-622-2281
定休日 : 年末年始及び月曜日(月曜日が祝日の場合は最初の平日)
営業時間 : 施設により異なる。
料金 : 施設により異なる。
公式URL : 大高緑地
ディノアドベンチャー名古屋は、大高緑地内にある恐竜のテーマパークです。
大高緑地内の森林にある全長900メートルの遊歩道を歩きながら、ティラノザウルスなど18体の恐竜に遭遇することができるのです。
この恐竜たちは単なる置物ではなく精密にできたロボットなので、かなり迫力があります。
人間が近づくとセンサーで感知して吠えたり動いたりするのです。
場所が森の中なので、夏場は虫よけは欠かせませんよ。
子供連れでいけば、必ず喜んでもらえるスポット間違いなしです♪
住所 : 名古屋市緑区大高町字文根山1-1 大高緑地内
マップ: Googleマップ
アクセス :
名鉄「左京山」下車徒歩5分
JR「大高」下車徒歩30分
電話番号 : 052-693-8798
定休日 :
月曜日(祝日の場合は翌平日)
12月29日~1月3日
営業時間 :
平日 10:00~17:00
休日 9:00~17:00
夏季 9:00~17:00
料金 : 大人 800円、子供 600円
注意点 :虫よけ必携
公式URL : ディノアドベンチャー名古屋
これまで名古屋の旅行・観光名所をご紹介してきました。
めぼしい観光地がなく、主要都市の中でも魅力のない街ナンバーワンとまで酷評される名古屋市。
しかし、今回ご紹介したスポットだけでも、充分バラエティに富んだ魅力的な観光スポットが多いことをわかっていただけたかと思います。
最近になり次々に新しい旅行スポットがお目見えして、ますます面白くなってきそうな気配を感じます。
リニア新幹線開通が開通すれば、ずっと身近な場所になってくる名古屋の観光地。
まだ訪れたことのない方は、是非とも一度足を運んでみてください。
名古屋の魅力に気付くことができるはずです。
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最終更新日 : 2024/03/29
公開日 : 2017/06/13