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ケルンはドイツの北西部ラインライト地方に位置しており、ドイツ西部の都市の中では最大規模の都市です。
首都の ベルリン 、ハンブルク、 ミュンヘン に次いで、ドイツを代表する国内で4番目に大きな大都市。
重工業が経済の中心ですが、芸術や文化の面でも盛んで、その証拠に美術館は100以上、博物館は30以上もあるのだそう。
そんなケルンはその長い歴史により独特な魅力があり、現代的なオフィスビルと高くそびえるケルン大聖堂、中世の市場、厳かで古い建築物が立ち並んでいます。
ケルンといえばユネスコ世界遺産にも登録されているケルン大聖堂が有名ですが、ゴシック様式建築物としては世界最大で、高さは157mを誇ります。
ケルン大聖堂のイメージから観光地だと思われがちですが、メディアや企業が集結している街でもあります。
また、ケルンは1709年に初めてオーデコロンを造った街として世界的に知れ渡り、有名になりました。
ケルン市内はトラムやバス、電車などの公共交通機関が発達しているため、市内観光をするのが簡単です。
自転車を借りて市内を回るのも良いでしょう。
日本からケルンまでは直行便がありません。
ケルンへのアクセスは、 フランクフルト や デュッセルドルフ などの都市、他のヨーロッパの国や中東などで1度乗り継ぐ必要があります。
日本からフランクフルトへはANAやJAL、ルフトハンザドイツ航空などから直行便が出ていて、所要時間は約12時間ほど。
日本からデュッセルドルフへはANAの成田空港発のみ直行便が出ていて、所要時間は約12時間ほどで、時間はそこまで変わりません。
なお、日本人に人気の観光都市であるフランクフルトからケルンまでは、電車で約1時間20分~2時間ほどで行けます。
運行本数も多く、時間帯によってはフランクフルト中央駅からケルン中央駅まで直通のICE(ヨーロッパの高速列車)も走っています。
このように、フランクフルトから日帰りでも行ける距離にあるので、合わせて行くのも良いでしょう。
また、オランダの アムステルダム からもバスで約2時間ほどで行ける距離にあり、筆者は世界一周している時にオランダから入りましたが、近隣諸国から行きやすいです。
オランダや ベルギー 、 フランス からも行ってみても良いですね。
先述したICEやヨーロッパを走るフリックスバスで、ケルンまで気軽に行けますよ。
ケルンには様々な観光スポットがありますが、ここでは厳選して取り上げていきます。
こちらを参考に、ケルン観光を楽しんでみてください。
「ケルン大聖堂」は1248年に建設を開始し、途中で約200年作業中断を挟みながら、完成まで632年もの長い歳月がかかった世界最大のゴシック様式の建築物です。
ユネスコの世界遺産に登録されており、幅86m、高さ157m、奥行きは144mと世界第2位の高さを誇ります。
その大きさにも驚かされますが、建物も凝った造りになっています。
533段の階段の壁面には、長い歴史を物語る数え切れないほどの落書きが書いてあり、ここに訪れた多くの人たちやその歴史を彷彿とさせます。
大聖堂近くには歴史を感じさせる展示物もあり、こちらを見るとケルン大聖堂の歴史が画像とともに分かるでしょう。
写真には収まりきらない迫力のあるケルン大聖堂は、ケルン内で一見の価値があるスポットです。
また、ケルン大聖堂は近くでは全体が写りません。
そのため、 全体写真をきれい撮りたい場合は「ホーエンツォレルン橋」や、橋を渡った先の「ケルントライアングル・パノラマ」から撮るのがおすすめです。
きれいに写真を撮りたいなら、ライトアップされる日没後が良いでしょう。
ロマンチックな雰囲気が漂っていて、美しい景観が見れますよ。
時間帯によっても景色が変わるので、時間に余裕があるなら明るい時間帯にも来てみてください。
住所 : 50667 Dompropstei, Margarethenkloster 5, Koeln, Deutschland
マップ : Googleマップ
アクセス : ケルン中央駅からすぐ
電話番号 : +49-221-17940-100
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 無料
公式サイト : ケルン大聖堂
ケルン大聖堂を訪れるなら、近くにある「ケルン大聖堂 宝物館」にも合わせて訪れましょう。
ケルン大聖堂 宝物館は地下展示場になっていて、ケルン大聖堂の正面左側に入口があるので迷わずに行けます。
ここでは、ケルン大聖堂が保有する豪華な展示物を間近で見ることができます。
例えば10世紀以来の寄進品、歴代大司教たちの遺産物や形見、織物、中世時代の彫刻、大聖堂の式典、儀式に使用された財宝や資料など、歴史ある品々がたくさん展示されています。
その中には、教会や宗教行事にまつわる4世紀頃の貴重な品々も展示されているというから驚きです。
宝物館の展示品は、金製でできた物も多く、見た目も非常に鮮やかなので見応えがあります。
ケルン大聖堂を見学した後に、東方三博士の素晴らしい金の細工に興味を持った人や、歴史的な物品が好きな人には、特におすすめの観光スポットです。
住所 : Domkloster 4, 50667 Koln
マップ : Googleマップ
アクセス : ケルン中央駅下車すぐ
電話番号 : +49-221-17940-100
定休日 : なし
営業時間 : 10:00〜18:00
料金 : 6ユーロ(塔と宝物館のコンビチケット9ユーロ)
公式サイト : ケルン大聖堂 宝物館
ケルン大聖堂に訪れたら、もう1つ行くべきなのが「ケルン大聖堂タワー」です。
ケルン大聖堂の塔は2つ塔があるのが特徴で、そのうち南塔は高さ157mのうち、100メートル付近まで登れます。
ヨーロッパの教会の特徴でもありますが、狭い螺旋階段をぐるぐる回りながら上まで登っていきます。
階段はなんと全部で533段もあります。
そのため、歩きやすいスニーカーで行くのが良いでしょう。
なお、タワーの途中には巨大ベルの時計がある休憩所があるので、疲れたときは途中で休みながら無理はせずに昇り降りするようにしましょう。
1番上は360度見渡せる展望回廊になっており、ケルン市内が一望できますよ。
その景色はまさに圧巻の一言!
ケルン大聖堂の大屋根や、ライン川などを眺めることができ、階段を登った疲れが一瞬で吹き飛んでしまうことでしょう。
ケルン大聖堂内や宝物館だけでなく、ぜひ塔の上まで登ってみてください。
体力に自信がある人にはおすすめの観光スポットです。
住所 : Domkloster 4, 50667 Koln
マップ : Googleマップ
アクセス : ケルン中央駅下車すぐ
電話番号 : +49-221-17940-100
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 6ユーロ(塔と宝物館のコンビチケット9ユーロ)
公式サイト : ケルン大聖堂 大聖堂タワー
「ホーエンツォレルン橋」は、ケルンの中央駅の近くからライン川に架かる409mある鉄橋です。
鉄橋ですが歩道もあるため、徒歩で渡れる橋としても有名な観光スポット。
ホーエンツォレルン橋といえば、電橋の欄干に飾られたカップルたちが願いを込めた南京錠は必見です。
この南京錠は「愛の南京錠」と呼ばれており、ホーエンツォレルン橋の見どころでもあります。
この橋には、恋人同士の名前を書いた南京錠をかけると、幸せが続くという言い伝えがあるのだそう。
そのため、特にカップルや新婚旅行の夫婦がよくここに訪れ、名前入りの南京錠をかけていくことで有名です。
ホーエンツォレルン橋のフェンスはほとんど南京錠でほぼ埋め尽くされており、わざわざこの南京錠を見に来る観光客もいるほど。
なお、南京錠は近くのお土産屋さんで買えるので、持参しなくても大丈夫です。
また、 ケルン大聖堂を対岸から見られる夜景の絶景ポイントでもあるので、写真を撮るのを忘れずに!
橋のたもとからライン・クルーズが出航しているため、時間があれば乗ってみても良いでしょう。
ケルン大聖堂の近くにある「旧市街(altstadt)」は、中世の街並みが楽しめるエリアです。
旧市街は中世当時の石畳でできていて歩きづらいので、スニーカーなどで行くのが良いでしょう。
旧市街は、聖マルティン教会を中心に広がっています。
ライン川沿いはドイツらしい古い建築物が立ち並んでおり、その大半が今ではレストランになっています。
この辺りには、ライン川の景色を楽しみながらビールを飲む市民で溢れています。
観光客にも人気のスポットですが、地元の人もよく飲みに来られますよ。
「ローマ ゲルマン博物館」は、かつてケルンがローマ帝国の植民地だった時代のことを学べる、ドイツ国内で1番入場者数が多い博物館です。
古代ローマ時代の墓碑や、ローマガラスなどの遺跡の出土品を中心に、ローマとゲルマン文化が融合した時代の文化財が展示されています。
ローマ ゲルマン博物館の中でおすすめなのは、 1941年に発掘された2世紀頃のローマ時代の邸宅の展示。
特に食堂の床に描かれている「ディオニソスのモザイク」はとても人気があります。
ローマ時代の様子を垣間見られる、ショーウィンドーをコンセプトにした、独特な展示物があることでも知られています。
こちらの博物館はケルン大聖堂のすぐ南側にあり、歩いて行ける距離にあります。
ケルン大聖堂を見学した後に、合わせてローマ ゲルマン博物館にも訪れてみてください。
住所 : Roncalliplatz 4, 50667 Koeln
マップ : Googleマップ
アクセス : ケルン中央駅から徒歩5分
電話番号 : (0221)22124438
定休日 : なし
営業時間 : 10:00~17:00 ※毎月第一木曜は22:00まで
料金 : 大人 6ユーロ
公式サイト : ローマ ゲルマン博物館
ライン川沿いに位置し、甘い香りが漂う船形の建物が「チョコレート博物館」です。
チョコレート博物館ではチョコレートについて学んだり、工場見学をしたり、実際にチョコレート作りが体験できたりと、様々な体験ができます。
チョコレートも味わえるのが嬉しいところ。
チョコレート博物館は、子どもから大人まで楽しめる観光スポットとして人気があります。
博物館内では、まずはチョコレートの歴史や生産方法などが学べます。
子どもでも分かるように説明がされており、英語やドイツ語が分からなくても内容が理解できるので安心してください。
その後は、チョコレート工場の見学に移ります。
液体のチョコレートが型へ流されるところを見られ、つい食べたくなってしまいます。
チョコレート工場見学の次は、巨大なチョコレートファウンテンの見学です。
高さ3mもあるこのチョコレートファウンテンにはチョコレートが流れていて、ウエハースに付けて食べられますよ。
また、上階では自分の好きなトッピングのチョコレート作りが体験できるので、興味がある人は立ち寄ってみるのも良いでしょう。
なお、チョコレート博物館内には、チョコレートをたくさん使ったメニューが豊富なカフェやショップもあります。
ぜひ休憩も兼ねてこちらも利用してみてください。
住所 : Am Schokoladenmuseum 1A, 50678 Koln
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄「Heumarkt」駅から徒歩約8分 、ケルン中央駅から徒歩約18分
電話番号 : +49-221-93-8880
定休日 : 11月の月曜日
営業時間 :
料金 : 大人 14.50ユーロ、子供/学生 9ユーロ(6歳未満は無料)
公式サイト : チョコレート博物館
続いて、ケルンのアートスポットを紹介していきます。
先述したように、ケルンは芸術の街でもあるので、芸術好きな人は必見です。
時間に余裕がある方は、観光スポットと合わせて足を運んでみてください。
「ヴァルラーフ・リヒャルツ美術館」はライン川の西側に位置しており、1827年に開館した歴史ある豊かなコレクションが魅力的な美術館です。
ケルン中央駅や市役所などからアクセスの良い場所にあり、建物はシンプルで落ち着いた雰囲気。
中世からルネサンスまでのケルン派とオランダの絵画の展示品が充実しているのが特徴的です。
そんなヴァルラーフ・リヒャルツ美術館では、主に中世以降の芸術作品を所蔵・展示しています。
見どころはなんといっても ルネッサンス、バロック、ゴシックの宗教画です。
ゴッホの『アルルの跳ね橋』やルーベンス、レンブラント、ルノワールにモネなどの名画が楽しめますよ。
ルネサンス期から20世紀までの絵画がバランスよく展示されているため、鑑賞しやすいのもおすすめの理由の一つ。
そのため、芸術作品に高い関心がない人でも楽しめるでしょう。
また、ランチや軽食も楽しめるカフェが併設されているので、休憩に利用するのもおすすめ。
アート好きな人なら必見のスポットです。
住所 : Obenmarspforten 40, 50667 Koln
マップ : Googleマップ
アクセス : ケルン中央駅から徒歩約7分、地下鉄「ホイマルクト駅」から徒歩約7分
電話番号 : +49-221-22121119
定休日 : 毎週月曜日、1/1、12/24、12/25、12/31、カーニバル期間
営業時間 : 10:00~18:00(※第1、第3木曜日は10時~22時まで)
公式サイト : ヴァルラーフ・リヒャルツ美術館
1976年に設立した「ルートヴィヒ美術館」は、ルートヴィヒ夫妻が寄贈した近代芸術作品の約350点が展示されている現代美術館です。
そんなルートヴィヒ美術館では、下記のような様座アマな近代芸術作品が展示されています。
中でもピカソを所蔵している美術館では、ヨーロッパ最大とも言われているほど。
ルートヴィヒ美術館の外観はもちろん、広くて明るい館内もおしゃれで、まさに現代アートの美術館という印象を抱くでしょう。
日常とは違った雰囲気で、作品を鑑賞できます。
ローマ ゲルマン博物館と同じく、ケルン大聖堂や最寄駅からのアクセスが良好なので、気軽に立ち寄れますよ。
住所 : Bischofsgartenstr. 1, 50667 Cologne, North Rhine-Westphalia, Germany
マップ : Googleマップ
アクセス : ケルン中央駅から徒歩約7分、地下鉄「ホイマルクト駅」から徒歩約7分
電話番号 : +49 221 22126165
定休日 : 月
営業時間 : 火~日 10:00〜18:00
料金 : 大人11ユーロ、子供(18歳未満)無料
公式サイト : ルートヴィヒ美術館
ケルン最古の教会を使用したシュニュットゲン美術館は、中世時代の貴重なキリスト教美術品が展示されている美術館です。
館内にはなんと約2,000点もの木製像や石像、写本や彫刻、金や象牙を使用した作品など豊富な種類の展示品があります。
この美術館だけで、多岐に渡るジャンルの芸術を楽しめるでしょう。
シュニュットゲン美術館の中で特におすすめなのが「パーラーの胸像」と、11世紀に作られた「聖ジョージの十字架」、「聖ヘリベルトの櫛」です。
どの展示物も目の高さに展示されているため、細部まで鑑賞できますよ。
また、館内の聖セシリア教会の壁に並べられているステンドグラスの窓も一見の価値があります。
さらに、もっとも広い展示スペースは1000年以上の歴史があり、歴史的な雰囲気を感じ取るだけでも楽しめるはずです。
シュニュットゲン美術館では、音声ガイド機器を借りられるので、作品についてより理解を深めたいなら借りることをおすすめします。
館内のガイドツアーもありますので、より詳しく知りたい人や興味のある人は、事前にホームページでスケジュールを確認しておきましょう。
住所 : An der Rechtschule 50667 Köln
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄「ニューマルクト駅」から徒歩すぐ
電話番号 : +492219331930
定休日 : 月曜日、12月24日、25日、31日 、1月1日
営業時間 : 10:00~18:00
料金 : 大人6ユーロ、大人と同伴の6歳未満の子どもは無料
公式サイト : シュニュットゲン美術館
ケルンに来たら合わせて訪れたい、周辺のおすすめ観光スポットを紹介していきます。
「ベルギー地区」は若者が集結する流行発信地のエリアです。
普仏戦争 (1870 ~ 71 年) におけるドイツの勝利を称えて、ベルギーの地名が付きました。
古都のイメージが強いですが、 今ではベルギー地区にはお洒落なアートギャラリーやブティック、ライブハウス、劇場などが多く点在しています。
その他にも、ケーキやアイスクリームなどのスイーツなどのお店も多くあるので、観光で一休みしたいときの休憩スポットとしてもおすすめの場所です。
ベルギー地区は、地下鉄の「ルドルフプラッツ駅」と「フリーゼンプラッツ駅」からアクセス良好なので、買い物や休憩が終わったら、このエリアの中心となるブリュッセル広場に向かいましょう。
美しい聖ミカエル教会周辺の広場には多くのバーやレストランが立ち並んでおり、ケルンの若者たちから人気のスポットになっています。
住所 : Brüsseler Str. Köln, ドイツ
マップ : Googleマップ
アクセス : 地下鉄「Friesenplatz」駅または「Rudolfplatz」駅から徒歩すぐ
アルター マルクト広場はケルンの中央広場であり、カフェ文化が根付いた活気溢れた観光スポットです。
かつてここでは、巨大な中世の市場が開かれていましたが、現在では毎日マーケットが開かれているだけでなく、人形劇のような催し物も開催されていることもあります。
観光客だけでなく、地元民や家族で訪れる人で賑わっています。
アルター マルクト広場の1番の魅力は、 なんといっても毎年12月に開催されるクリスマスマーケット。
ドイツ料理が楽しめる屋台や美しいイルミネーションだけでなく、スケートリンクも設置されます。
冬の時期のヨーロッパは日本以上に寒いですが、日本とはスケールが違うクリスマスの祝い方をぜひ味わってみてください。
暖かい季節にはカフェテラスが並び、野外フェスが開催されるので、寒いのが苦手な人はこちらもおすすめです。
アルター マルクト広場の近くにはケルン大聖堂や市庁舎もあるので、観光のついでに立ち寄れます。
また、周辺にはレストランやカフェなどの飲食店も多いので、食事や観光時の休憩などで気軽に訪れてみても良いでしょう。
ケルンの観光スポットはケルン大聖堂のある旧市街に集まっています。
そして、このケルン大聖堂の目の前にあるのがケルン中央駅。
ケルンの玄関口となるケルン中央駅には、周辺都市からの長距離列車がすべて乗り入れており、近郊鉄道Sバーン、地下鉄Uバーンの駅も直結しています。
ケルン中央駅周辺には、高級ホテルから格安ホテルまで様々なタイプのホテルが揃っています。
長期滞在なら格安で居心地が良いホテル、短期滞在やハネムーン、記念日の旅行なら豪華なホテル、女子旅ならちょっとお洒落なデザイナーズホテルなど、用途や予算に合わせて選ぶことができますよ。
一つ注意点を挙げるならば、ケルン中央駅から北方向へ徒歩15分くらいにあるエーベルトプラッツというエリアは、アルコールやドラッグ愛好者が集まる傾向にあるので、周辺のホテルは避けた方が良いでしょう。
ケルン大聖堂の真向かいに位置する豪華な5つ星ホテルで、ケルン中央駅から徒歩2分という便利な立地。
創業は1863年という老舗ホテルで、石造りの重厚感がある建物が歴史を感じさせてくれます。
人気の理由は、立地の素晴らしさはもちろんですが、昔から変わらない丁寧で上質なサービスにあり、ケルンの定宿にしているというビジネス客も多いと言います。
客室タイプは、スーペリア、デラックス、ジュニアスイート、スイート、エグゼクティブスイートなどで、全体に広めの客室はエレガントな調度品でまとめられています。
大聖堂が目の前に見えるカテゴリーはスイート以上で、一番美しく見える「スイートカテドラルビュー」は、料金がぐんと跳ね上がりますが、一生の記念になるなら奮発してみる価値あり。
カテゴリーごとにお部屋のデザインやビュー、設備なども違うので、公式サイトや予約サイトで確認してくださいね。
住所 : Trankgasse 1-5 Domplatz 50667 Cologne
マップ : Googleマップ
アクセス : ケルン中央駅より徒歩2分
電話番号 : +4902212701
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜/13:00
公式サイト : エクセルシオール ホテル エルンスト アム ドム
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
こちらも、ケルン大聖堂からすぐ、ケルン中央駅からは徒歩3分程度という便利な場所に位置する「ヒルトンケルン」。
5つ星ホテルのクオリティながら、実際は4つ星なので料金的にコスパが良く、旅行好きの中では人気が高いホテルです。
24時間利用可能なフィットネスセンターや、サウナやスチームルーム、リラクゼーションルームを備えたスパも無料で利用可能。
観光利用はもちろん、ビジネス利用にも使い勝手の良さが評判です。
客室は全296室。
シンプルモダンなデザインのお部屋には、無料Wi-Fi、薄型テレビ、デスク、ミニバー、アイロンをはじめ、必要なものはしっかり揃っていて落ち着いた雰囲気です。
建物はコの字型に加えて別館があり、眺望にはかなりバラツキがあります。
ケルン大聖堂ビューをうたっている部屋でも、見え方が様々なので、眺望にこだわる方は予約の際に確認が必要です。
スパークリングワインが飲み放題の朝食は、料理のクオリティが高いと評判なので、ぜひ朝食付きのプランを試してみてくださいね。
住所 : Marzellenstraße 13-17, 50668 Cologne
マップ : Googleマップ
アクセス : ケルン中央駅より徒歩3分
電話番号 : +49221130710
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜/12:00
公式サイト : ヒルトンケルン
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
最後にご紹介するのは、ケルン大聖堂がある旧市街からライン川を挟んだ対岸に位置する「ハイアットリージェンシーケルン」です。
恋人たちが愛を誓って南京錠を付ける事で知られる、ホーエンツォレルン橋を渡り切ってすぐという場所にあり、すぐそばにはケルン大聖堂・ライン川・ホーエンツォレルン橋の3点セットが美しく見える人気の撮影スポットがあります。
あえて旧市街の対岸に泊まる事で、特別な眺望が楽しめるというのが、このホテルを選ぶポイントになるでしょう。
このホテルを選ぶなら、少し奮発してでもリバービューのお部屋に泊まらない手はありません。
ケルンを流れるライン川は交通量も多いので、行き交う様々なタイプの船を眺めたり、ライトアップされるホーエンツォレルン橋、ケルン大聖堂を眺めたりと、特別な眺望が楽しめます。
万が一、リバービューのお部屋が取れなくてもご安心ください。
ガラス張りの明るいレストランからは、絶景が楽しめます。
また、敷地内にはフェイシャル トリートメント、ボディラップ、スウェーデン式マッサージを受けられるスパがあるので、ちょっと贅沢な時間を過ごすのも良いですね。
住所 : Kennedy-Ufer 2A 50679 Cologne
マップ : Googleマップ
アクセス : ケルンメッセ駅より徒歩6分
電話番号 : +492218281234
チェックイン/チェックアウト : 15:00〜/12:006
公式サイト : ハイアット リージェンシー ケルン
予約サイト : Expedia Booking.com Hotels.com
ケルンはケルン大聖堂のイメージが強いかもしれませんが、その他にも美術館や博物館などの観光スポットがあります。
中世の街並みを彷彿とさせる旧市街の街並みもあり、雰囲気も良いですよ。
場所的にフランクフルトなどの他の都市だけでなく、オランダやベルギー、フランスからも行きやすい距離にあるので、ぜひケルンまで足を運んでみてください。
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最終更新日 : 2023/08/29
公開日 : 2020/11/06