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清水寺(きよみずでら)は、日本人なら誰しも知る 京都 ならびに日本を代表する寺院のひとつであり、有名な観光名所です。
歴史の教科書に登場し、修学旅行で訪れた人も多いではないのでしょうか。
1994年(平成6年)に世界文化遺産に登録された「古都京都の文化財」の中のひとつでもあります。
いまや海外の方でも知っている人も多い、世界的な観光スポットになりました。
また、「清水の舞台から飛び降りる」ということわざでも知られる「清水の舞台」の迫力ある景観は、一度は目にしたことのある清水寺のシンボル。
さらに寺院名の由来になった、心願が成就する「音羽の滝」もご存じの方も多いでしょう。
門前の産寧坂(三年坂)には古い建物が並び、情緒あふれる雰囲気です。
京都観光の最も定番となるスポットとして人気の清水寺。
春には桜の名所として、秋には紅葉も名所として親しまれ、清水の舞台からの眺めは京都有数の景観として観光客が絶えません。
「せっかく清水寺に足を運んだけど、拝観時間外だった…」
このような事態を避けるために、事前に拝観時間をしっかりと把握しておきましょう。
ここでは、拝観料と合わせてご紹介します。
清水寺の拝観時間は、6:00〜18:00が基本ですが、時期により、終了時刻が18:30に延長されます。
また、夜間の特別拝観が行われている時期があり、このときの夜間拝観時間は21:00まで。
なお、休観日はありません。
拝観可能時間帯や夜間拝観の日程については、 清水寺の公式サイト を参照してください。
清水寺の境内への立ち入りに関しては料金はかかりません。
ただし、「清水の舞台」がある本堂など一部施設の拝観には料金を納める必要があります。
拝観料は下記の通りです。
とりわけ団体割引は行われておりません。
大人(中学校卒業以上) | 400円 |
---|---|
小・中学生 |
200年 |
未就学児 | 無料 |
住所 : 京都府京都市東山区清水一丁目294
マップ: Googleマップ
電話番号 : 075-551-1234
定休日 : なし
拝観時間 : 6:00〜18:00(時期により変動あり)
料金 : 一部有料
公式URL : 音羽山 清水寺
次にご紹介するのは、清水寺への行き方です。
清水寺へは、鉄道や飛行機、自転車など様々なアクセス方法があります。
鉄道を利用する場合、路線によって降りる駅や乗る場所が大きく異なります。
JR京都駅で下車後、京都市営バスの206系統「東山通北大路バスターミナル」ゆき、または100系統「清水寺 祇園 銀閣寺」ゆきに乗車。
「五条坂」バス停下車し、徒歩で約10分です。
土・休日のみ運行されている、京都バス の18系統「大原ゆき」に乗車しても行けます。
同バスの場合も、「五条坂」バス停で下車し徒歩約10分になります。
いずれも京都駅からの所要時間は約30分です。
河原町駅、または京阪電鉄の場合は祇園四条駅で下車します。
京都市営バスの207系統「東福寺・九条車庫」ゆきに乗車。
「清水道」バス停で下車し、徒歩約10分です。
京阪バス83・85・87・88系統などに乗車して、「清水道」または「五条坂」バス停で下車しても清水寺へ行けます。
下車後、徒歩10分ほど。
河原町駅から清水寺までは所要時間は約20分。
また、祇園四条駅から清水寺までの所要時間も約20分です。
飛行機で訪れる場合、到着する空港は伊丹空港、または関西国際空港を利用することになります。
伊丹空港からは、大阪空港交通が運行するJR京都駅行きのリムジンバス(所要時間 約60分)があります。
関西国際空港からは、関西空港駅でJRが運行する特急「はるか」に乗車し、京都駅で下車(所要時間 約80分)。
または、関西空港交通・大阪空港交通・京阪バスが運行するJR京都駅行きのリムジンバス(所要時間 約90分)に乗車。
JR京都駅から清水寺へのアクセスは、上記の「鉄道を利用する場合」の項目を参照してください。
名神高速道路を利用する場合、京都南インターチェンジで一般道へ連絡します。
一般道は、国道1号線を北上し、九条油小路交差点からは府道143号線を経由すると清水寺周辺に到着します。
また、京都南インターチェンジで一般道へ連絡後、同インター北東約500メートルのところにある城南宮北出入口から阪神高速道路に接続する方法もあります。
阪神高速道路を北上し、鴨川西出入口で一般道へ連絡、国道24号線を北上。
九条瓦町交差点からは府道143号線を進み、清水寺周辺に到着します。
なお、清水寺専用駐車場はなく、京都市営駐車場や民営の駐車場が複数点在しています。
いずれも有料駐車場となります。
清水寺は、778年(宝亀9年)に延鎮(えんちん)が開山し、平安時代初期の798年(延暦17年)に坂上田村麻呂が創建しました。
北法相宗の本山で、山号は音羽山(おとわざん)。
西国観音霊場の三十三カ所第16番札所です。
京都市中東部の山地、音羽山(おとわやま)の中腹に所在。
広さは約13万平方メートルにおよび、およそ30の堂や塔などの伽藍があります。
境内には国宝や重要文化財に指定された建築物が多数。
また、本尊としているのは、十一面千手観世音菩薩立像です。
1994年(平成6年)に、「古都京都の文化財」の中のひとつとしてユネスコの世界文化遺産に登録されています。
清水寺の始まりは 奈良 時代後期。
『続群書類従』という書物に清水寺の創始に関する記述があります。
それによると、奈良で修行を積んだ賢心(けんしん)、のちのの延鎮(えんちん)が、夢に出てきた白衣をまとう翁の「北へ清泉を求めて行け」というお告げをしました。
賢心はお告げ通りに北へ向かっていると、京都の音羽山に清らかな水が流れる瀧を発見。
瀧のほとりには草庵があり、行叡居士(ぎょうえいこじ)という仙人がいました。
行叡居士は賢心に霊木を授けて、霊木で千手観音像を彫るように指示。
賢心はその通りにし、音羽山の草庵を観音霊地として保護し、清らかな滝は「音羽の瀧」と呼ばれるようになりました。
これが清水寺の創始であり、778年(宝亀9年)のことだったとされています。
その後、賢心は坂上田村麻呂に出会います。
田村麻呂は賢心の教えに感銘を受け、平安遷都直後の798年(延暦17年)、賢心と田村麻呂は協力して金色十一面四十手観音菩薩像を制作。
音羽の瀧の地に本堂を建立、金色十一面四十手観音菩薩像を安置しました。
そして、音羽の瀧にちなんで清水寺と命名したのです。
なお、当時は北観音寺(きたかんのんじ)とも名乗っていました。
かつての清水寺は、周辺の寺々と境界争いなどが原因で、たびたび紛争を起こしていました。
959年(天徳3年)には、清水寺と同様に奈良の興福寺が本寺だった祇園感神院(ぎおんかんじん、現在の八坂神社)と乱闘。
また、1213年(建保元年)には清閑寺との間で論争が勃発。
清閑寺の本寺であった延暦寺と清水寺の本寺であった奈良の興福寺までも巻き込んだ、大規模な争いとなりました。
この他にも多数の争いが起きており、これらの騒乱の影響で清水寺は幾度も建物の損壊や焼失が繰り返されていました。
その数は10回にも及ぶとされます。
損壊・焼失のたびに民衆の熱い信仰で再建されてきたのです。
深い歴史がある清水寺の魅力は、なんと言ってもその美しい景観。
どこをフレームに収めても、どんな季節でも絵になります。
ここでは、そんな清水寺の中でも特におすすめの見どころをご紹介します。
仁王門(におうもん)は清水寺の入口にあり、お寺の正門になります。
その大きさは、幅が約10メートルで奥行き約5メートル、高さは約14メートルにもおよぶ巨大さ。
現在の門は、戦国時代の戦火で焼失したものを1500年代前半に再建したもので、国指定重要文化財となっています。
2003年に解体修理が実施され、装いも新たに参拝客を迎えています。
西門(にしもん)は、仁王門の右後方、境内に入ってすぐ右手の方向に所在しています。
極楽浄土への入口とされる門で、きれいな夕景が見える場所として知られています。
現在の西門は1631年に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
鐘楼(しょうろう)は、梵鐘を備えた楼閣で、仁王門の左後方、境内に入ってすぐ左手の方に見えます。
もともとは平安時代に建てられたものですが、江戸時代の1607年(慶長12年)に現在の場所に移転・再建。
建築様式は桃山様式と呼ばれるもので、牡丹彫刻の懸魚や菊花彫刻の蟇股、四獏と象の木鼻などの装飾にも注目です。
国指定重要文化財です。
三重塔(さんじゅうのとう)は、仁王門の右後方、西門のすぐ後ろ側に所在し、境内に入って右手奥に見えます。
本堂と並んで清水寺を象徴する建造物。
国内最大の三重塔とされ、約31メートルの高さを誇ります。
平安時代の847年の建造で、現存するものは江戸時代の1632年(寛永9年)の再建です。
大日如来像を祀っており、四方の壁には真言八祖像、天井や柱には密教仏画や飛天・龍らの極彩色の絵が描かれています。
夜間特別参拝時におこなわれるライトアップも有名です。
随求堂(ずいぐどう)は、境内のほぼ中央部に経堂の左側に並ぶようにして建っています。
名前の通り、大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)を本尊としています。
現在の建物は、江戸時代の1718年(享保3年)に再建されました。
縁結びや安産、子育てのご利益もあります。
また、随求堂では「胎内めぐり」の体験できます。
胎内めぐりは、暗闇の中を道しるべ代わりに張られた大数珠を頼りに進んでいくもの。
体験料は100円で、16:00に受付が終了します。
経堂(きょうどう)は、境内のほぼ中央部、随求堂の右側に建っています。
現在の建物は、江戸時代の1633年(寛永10年)の再建で、国指定重要文化財。
2000年(平成12年)には一度、解体修理されています。
釈迦三尊像を祀り、内部の鏡天井に絵師・岡村信基による墨絵の円龍が描かれています。
平安時代中期の建造といわれ、一切経を所蔵していました。
そのため、全国から学問僧が集まり繁栄。
しかし、その後こつ然と歴史に名前が登場しなくなります。
納められていた一切経も所在不明です。
本堂(ほんどう)は、境内の奥手に所在する清水寺の象徴的な場所であり、中枢となる大きな建物です。
特に「清水の舞台」と呼ばれる、本堂から張り出した高い舞台が有名ですね。
音羽山の断崖に建てられており、現在の建物は江戸時代前期の1633年(寛永3年)の再建で、国宝に指定されています。
本尊は千手観音菩薩です。
清水の舞台の高さはおよそ13メートル。
ビルに例えると4階部分に相当します。
「懸造り(かけづくり)」というる日本古来の伝統工法を使い、なんと釘が1本も使われていないのです。
木材を格子状に組み込むことで、木材同士が支え合うことで建てられています。
この工法は、急斜面でも強度や耐震性を高めることができ、音羽山の崖地に建つ清水寺本堂にふさわしいもの。
舞台を支える柱は18本あり、いずれも樹齢400年以上のケヤキが使われています。
柱は、大きいものだと周囲が約2メートル、長さが12メートル以上にも。
舞台の上から一望する京都の街の景観は最高ですよ!
音羽の滝(おとわのたき)は、本堂(舞台)や三重塔と並んで、清水寺のもっとも象徴的なスポットではないでしょうか。
境内の奥側にあり、山裾から流れ落ちる高さ約4メートルの滝です。
清水寺の起源であり、名前の由来となったもので、「金色水」「延命水」と呼ばれていました。
滝は3筋分かれて流れ落ちており、この水を飲むとご利益あるといわれている人気スポットです。
3筋の滝のご利益は、向かって右からそれぞれ延命長寿、縁結び、学業成就。
備えられている柄杓で水を汲んで飲み、祈願します。
奥の院(おくのいん)は、名前の通り境内の奥側に位置する建物です。
所在している場所は、ちょうど音羽の瀧の真上。
現在の建物は、江戸時代前期の1633年(寛永3年)の再建で、本堂と同じ年代であるため、同じ「懸造り」が採用されています。
2017年に修復工事が行われ、装いが新しくなりました。
国指定の重要文化財です。
成就院(じゅじょういん)は、境内の中央左端に所在しています。
元々は、かつて焼失した清水寺を再興した願阿の住房でした。
その後、本坊塔頭として伽藍の整備、財政の管理などを担当。
中でも美しい日本庭園が知られ、「月の庭」の名で親しまれています。
その荘厳さは京都随一の名園です。
毎年、時期限定で特別公開されます。
千体石仏群(せんたいせきぶつぐん)は、境内中央左手にあります。
多数の石仏が一堂に建ち並んでいる場所です。
もともとは京都の町の中に祀られていた石仏で、明治時代の廃仏毀釈の令が出されたときに、廃るのをためらった住民たちが清水寺へ持ってきたもの。
現在も住民の有志により、前垂れの交換などの管理がされています。
子安塔(こやすとう)は、境内の南の少し離れた高い場所に建っている三重の塔です。
創建年代は不詳で、一説には聖武天皇と光明皇后が祈願所として建てたとも。
現在の建物は戦国時代の1500年(明応9年)に建てられたもので、国指定重要文化財。
内部には子安観音(千手観音)を祀り、安産のご利益があるとして信仰されてきました。
清水寺は11月中旬頃から葉が色づき始め、紅葉を見ることができます。
例年11月中旬から12月初旬までが見頃ですが、最新の紅葉情報は事前にネットで確認しましょう。
明るい時間なら燃えるように色づいた紅葉をありありと見られますよ。
清水寺の紅葉で特にきれいなのが「清水の舞台」から見る景色。
目の前辺り一面に紅葉が広がっていますよ。
まさに"紅葉の海"という言葉がぴったりです。
夜のライトアップでは、青い光が差し込むその光景はまさに神秘的!
この光は、「観音様の慈悲の心を表現したもの」と言われているだとか。
下に降りると、清水寺のシンボルの1つである国内最大級の「三重塔」が見えてきます。
朱色が鮮やかで、三重塔下からも紅葉が楽しめます。
三重塔下から眺めるライトアップもとても幻想的。
素通りせず、立ち止まって写真を撮るのを忘れないでくださいね!
なお、紅葉シーズンは大変混み合うので、 ゆっくり観光したいなら平日の早朝か夕方頃に行くのがおすすめです。
※京都の紅葉関連記事: 京都の紅葉名所・ライトアップスポットをエリアごとに詳しく紹介!
清水寺に来たら、ぜひ手に入れたいのが御朱印(ごしゅいん)です。
御朱印とは、神社仏閣で参拝者に押印される印章・印影のことを言います。
押印以外にも、たいていは参拝日や寺社名、御祭神、御本尊の名前などもを墨書きしてくれることが多いです。
御朱印はお守りの証としていただくもの。
清水寺では、 御朱印の種類は全部で12種類あり、納経所 が3箇所あります。
以下の3箇所の納経所で、各御朱印が手に入ります。
たくさんあってどれにすれば良いか迷う人は、 まずは実際にお参りしたところの御朱印を買うのがおすすめです。
本堂である清水の舞台でお参りをし、御朱印を買いましょう。
なお、各納経所の拝観時間、納経料は以下の通りです。
清水寺の魅力は、その美しさに留まりません。
周辺にも観光スポットが目白押しで、行きも帰りも楽しめるのがポイントです♪
地主神社(じしゅ じんじゃ)は、清水寺の本堂のすぐ北側に隣接して所在する神社です。
創建は日本建国以前の神代といわれる時代。
主祭神は、大国主(おおくにぬし)。
多くの天皇・皇族・武士・文人などがお参りしたことが記録に残り、縁結びの神社として古来より信仰されています。
現在は特に「恋占いの石」で人気です。
本殿前に、10メートルほど離れてたつ膝の高さほどの2つの岩。
片方の石からもうひとつの石に目を閉じて歩いていき、もうひとつの石にたどりつくと恋愛が成就するといわれています。
なお、この「恋占いの石」は縄文時代から存在している遺物ということが、近年の建久でわかりました。
住所 : 京都府京都市東山区清水一丁目317
マップ: Googleマップ
営業時間 : 9:00〜17:00
公式URL : 縁結び祈願 恋愛成就 京都地主神社
産寧坂(さんねいざか)は、通称三年坂(さんねんざか)とも呼ばれる坂道とその沿道周辺の町のことです。
清水寺の参道にあたり、門前町となっている地区で、古い建物が多く残ることから、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
清水寺から北方にある八坂神社へ向かう道のうち、清水寺に近い約100メートルの坂道部分にあたります。
石畳が敷かれた急な坂道で、沿道およびその周辺には土産物店や飲食店などが建ち並びます。
住所 :京都府京都市東山区清水
マップ: Googleマップ
二寧坂(にねいざか)は二年坂(にねんざか)とも呼ばれ、坂道とその沿道周辺の町のこと。
清水寺から北方にある八坂神社へ向かう道のうち、産寧坂(三年坂)の先に続く坂道部分です。
かつて画家・竹久夢二が居住していたことで知られています。
一念坂は、二寧坂の北寄りのところから西へ延びている坂道です。
二寧坂も一念坂も産寧坂よりは規模は小さいですが、石畳が敷かれ、古い建物が現存しています。
土産物店や飲食店も多いですが、産寧坂よりも地域住民の生活に近い町です。
住所 :京都府京都市東山区桝屋町
マップ: Googleマップ
公式URL : 一念坂・二寧坂(二年坂)
八坂神社(やさか じんじゃ)は、清水寺の北西約1キロメートルのところに鎮座する古い神社です。
通称「祇園さん」と呼ばれ、夏に行われる祇園祭は京都の夏の風物詩で、日本三大祇祭に数えられることも。
創建は飛鳥時代後期の656年と言われ、主祭神として素戔嗚尊 (すさのおのみこと)、櫛稲田姫命 (くしいなだひめのみこと)、八柱御子神(やはしら みこがみ)を祀っています。
全国の八坂神社および素戔嗚尊を祀る神社の総本社。
境内には、本殿や楼門、石鳥居をはじめとする重要文化財が多数あります。
住所 : 京都府京都市東山区祇園北側625
マップ: Googleマップ
電話番号 : 075-561-6155
受付時間 : 9:00〜16:00
公式URL : 八坂神社
※合わせて読みたい: 「八坂神社」の見どころを徹底解説!京都の有名パワースポットの歴史や魅力とは
蓮華王院(れんげおういん)は、清水寺の南西約1.5キロメートルのところに所在する寺院です。
創建は、平安時代後期の1155年(久寿2年)。
後白河天皇が上皇として院政を行いましたが、その御所の地に建てられました。
本堂は「三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)」の名で有名です。
本堂は南北に長いのが特徴で、内陣の柱間が33もあることが名前の由来。
三十三という数は、観音菩薩の変化身三十三身に因んでいるといわれます。
高さ3メートル以上あるご本尊の千手観音坐像は国宝。
また、10段の階段状の壇に1000体並ぶ千体千手観音立像は、国指定重要文化財。
その迫力に圧倒されますよ。
住所 : 京都府京都市東山区三十三間堂廻り町657
マップ: Googleマップ
電話番号 : 075-561-0467
拝観時間 :
8:00~17:00(11月16日~3月31日は9:00~16:00)
※ 受付終了は30分前
公式URL : 蓮華王院 三十三間堂
観光に疲れたら、美味しいお食事を楽しみながらゆっくり休憩をしませんか?
ここでは、有名なお店から知る人ぞ知るお店まで、清水寺周辺のおすすめグルメスポットをご紹介します。
おかべ家は、清水の門前町、産寧坂にある老舗の豆腐料理店。
特に看板となっている湯豆腐は絶品で、とても人気があります。
ほかにも豆腐田楽や豆腐丼など、人気の豆腐料理がたくさん。
また、豆腐を使ったスイーツなども。
清水寺に訪れたら外せないお店です。
住所 : 京都府京都市東山区清水2丁目 清水寺門前
マップ: Googleマップ
電話番号 : 050-5590-4165
定休日 : 不定
営業時間 :
10:30~18:00(L.O. 17:00)
※時期によって延長営業あり
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
夢二カフェ 五龍閣(ごりゅうかく)は、古い洋館を利用したお店です。
建物は、大正12年に建てられたもので、国の登録文化財。
内装も昔を感じさせます。
また、店主の祖父は二年坂に住んでいた画家・竹久夢二と親交があったため、夢二の作品の一部が店内に展示されているのも見どころ。
五龍閣のメニューは、京野菜をメイン具材に使った洋食メニューと、豆腐を使ったスイーツが特徴。
京野菜の洋食は、カレー、ハンバーグ、パスタ、ホットサンドなどが楽しめます。
豆腐スイーツは、近くの豆腐料理の老舗・おかべ家の豆腐を使用しています。
住所 : 京都府京都市東山区清水2丁目 清水寺門前
マップ: Googleマップ
電話番号 :075-541-7114
定休日 : 不定
営業時間 : 11:00~17:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
日月庵(にちげつあん)は、人気の京懐石のお店。
清水寺が近く、店内から眺めることができ、願望が良いのもおすすめポイント。
京野菜や湯葉など、京都ならではの食材を使った懐石料理を、気軽に楽しめることができます。
うなぎ丼などのうなぎ料理も人気ですよ。
住所 : 京都府京都市東山区清水2-232-2
マップ: Googleマップ
電話番号 : 075-561-0077
定休日 : 無休
営業時間 : 10:30~21:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
食堂エンドウは、産寧坂のすぐ近くに立地しているまぐろ料理をメインとする定食屋です。
まぐろカツやまぐろの甘辛タレ和え、トロのしょうが煮などのほか、人気なのがまぐろ丼。
まぐろ丼には、バリエーションがあり、基本のほかにもアボガドのせ、キムチラー油かけ、山かけなどがあります。
まぐろは厚めに切られており、これでもかといわんばかりに山盛りに。
食べ応え十分で、味も抜群の人気店です。
そのため、売り切れた時点で終了となります。
住所 : 京都府京都市東山区清水2-241-4
マップ: Googleマップ
電話番号 : 075-525-5752
定休日 : 不定
営業時間 : 11:30~15:00
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
旅の醍醐味と言えば、お土産ですよね。
ここでは、清水寺まで訪れたらぜひ手に取っていただきたいお土産をご紹介します。
中には小分けに包装されているものもあるので、職場の方や友人に配る時も安心です♪
阿闍梨餅(あじゃりもち)は、阿闍梨餅本舗 満月(あじゃりもちほんぽ まんげつ)という和菓子店が製造・販売しています。
本店は左京区にあり、幕末の1856年(安政3年)創業の老舗。
清水寺近くの産寧坂にも店舗を構えています。
阿闍梨餅は、大正時代に2代目店主が考案し、販売。
餅米を主体にしたシットリとした独特の生地の中に、丹波大納言小豆の粒あんをたっぷりと詰め、焼き上げたお菓子です。
「阿闍梨」とは高僧のことで、餅の形は比叡山で修業する阿闍梨がかぶる網代笠をイメージ。
また、阿闍梨は修業中に餅を食べて飢えを凌いだことにも由来しています。
独特の風味がクセになるおすすめの土産菓子です。
※予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
八ツ橋と生八ツ橋といえば、京都を代表する銘菓で、定番の土産菓子ですね。
数ある業者が八ツ橋を製造・販売していますが、中でも300年以上の歴史がある老舗「本家西尾八ッ橋」 は、清水寺近くの産寧坂にも店舗があります。
たくさんの種類の中から選べるのは楽しいですし、八ツ橋専門店ならではのメリットです。
ぜひ足を運んでみてください。
※予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
八ツ橋は、堅焼き煎餅の一種で、米粉・ニッキ・砂糖などを混ぜて薄く伸ばした生地を焼き上げたもの。
長細いトンネル状形をしており、ニッキの香りがやみつきになる歴史あるお菓子です。
生八ツ橋は、焼く前の八ツ橋の記事にあんをのせてくるんだもの。
これは戦後に生まれた新しいお菓子ですが、京都銘菓として八ツ橋とともに定着していますね。
現在では、あんのほかにも様々なものがくるまれていたりするなど、バリエーションが豊富ですよ。
※予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
京都市はすぐ近くにお茶の産地として名高い宇治市があること、また歴史的に茶の湯文化が盛んだったことから、茶を使ったお菓子・スイーツがとても多いのが特徴。
中でも人気があるのが、洋菓子店 マールブランシュが製造・販売しているラングドシャ「茶の菓」です。
生地には、宇治産の山の葉茶をふんだんに使用。
深みのある「お濃茶」の風味を引き出しています。
2枚のお濃茶ラングドシャの間にはホワイトチョコレートが挟まれ、お茶の風味を引き立てています。
香り高いお茶の香りがたまらない一品ですよ。
※予約サイト・口コミ・クーポン: 食べログ
鈴なり団子と鈴なり最中は、十文字というお店の名物。
神楽鈴をモチーフとした団子で、幸福が鈴なりに続くように願いを込めて考案された縁起物のお菓子です。
一口サイズの小さな団子が3つ細長い串に刺さっています。
かわいい見た目で特に情勢から人気です。
味は、粒あん、みたらし、黒ごま醤油、京風白みそ、いそべ焼の5種類。
5本単位での販売ですが、店内で食べる場合は2本単位で提供しています。
鈴なり最中は、団子と同じく神楽鈴をモチーフとしています。
鈴の形をした最中種の中に、ほうじ茶と生クリーム、チーズクリームを一つにして詰めています。
可愛い見た目と不思議な味が好評の名物です。
▼京都のお土産関連記事
清水寺の見どころをご紹介しました。
京都観光の定番ともいえる清水寺ですが、有名なスポット以外にも見どころがたくさんあります。
また、清水寺の近くにも歴史ある観光名所が多数。
歴史と風情を感じながら、清水寺と周辺の観光スポットを散策してみてくださいね。
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最終更新日 : 2023/10/22
公開日 : 2018/04/19