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【2023年最新版】京都の紅葉名所・ライトアップスポットをエリアごとに詳しく紹介!





日本を代表する人気観光地の京都。
京都は四季で景観が大きく変わるので、季節ごとに趣のある景色を楽しめますが、中でもおすすめなのが紅葉シーズンです。

紅葉シーズンになると、清水寺や永観堂などの一部の寺院では、期間限定で夜間にライトアップが行われます。

その景観は幻想的で、まさに圧巻の一言!
秋の京都は他の季節では味わえない景観が楽しめることから、特に観光におすすめの時期です。

本記事では、紅葉シーズンの京都に何度も足を運んだ筆者が、京都の紅葉名所やライトアップスポットをエリアごとに詳しくご紹介します。

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京都の紅葉の見頃について

 

京都の紅葉の見頃

 

京都市内は三方山に囲まれた盆地なので、山側に沿って紅葉の名所が多いのが特徴です。

気温の低い山側から徐々に色づき始めます。

 

京都の紅葉の見頃は、早い場所では10月下旬から色づき始め、12月上旬頃まで楽しめますよ。

正確には京都の中でもエリアによって多少変わりますので、それぞれのエリアごとに見頃をご紹介します。

 

まず、京都は「洛中」「洛北」「洛東」「洛西」「洛南」の5つのエリアに分けられます。

各エリアごとの紅葉の見頃は以下の通りです。

 

  • 洛中:11月中旬~12月上旬
  • 洛北:11月中旬~12月上旬
  • 洛東:10月下旬~12月上旬
  • 洛西:11月中旬~12月上旬
  • 洛南:11月上旬~12月上旬

 

紅葉 京都

 

12月最初の1週間は11月下旬より少し観光客も減ってくるため、紅葉狩りにおすすめです。

紅葉シーズン後半は落葉が美しいスポットもあるので、行きたい場所がいつ見頃なのか随時確認しておくのが良いですよ。

 

ただし、その年の天候によっても変わってくるので、最新の情報は行く前に改めて確認しておきましょう。

 

 

<京都・洛中のおすすめ紅葉スポット>

 

まずは、洛中でおすすめの紅葉スポットをご紹介します。

洛中は京都の中心部にあるエリアで、場所によっては京都駅から徒歩で行ける距離にあるところもあります。

 

京都で最も気軽に行ける紅葉スポットなので、初めての人はまずは洛中から中心に回ってみましょう。

 

1. 梅小路公園

 

梅小路公園

 

「梅小路公園」は、梅小路京都西駅から徒歩ですぐに行ける京都市内にある公園です。

 

秋の紅葉シーズンは、期間限定で夜にライトアップされます。

11月中旬頃から庭園外周付近のモミジや朱雀の庭などが、色鮮やかに彩られますよ。

 

平安遷都1200年を記念して誕生した梅小路公園内の「朱雀の庭」では、「紅葉まつり」が開催されています。

 

梅小路公園

 

約150本ものもみじや松がライトアップされているのですが、中でも見どころは中央の浅池にある「水鏡」に映る逆さ紅葉です。

高低差のある「朱雀の庭」ならではの絶景は必見なので、お見逃しなく!

 

<紅葉まつり開催予定>

 

開催期間:2023年11月10日(金)~26日(日)※11月13日(月)、20日(月)は休園

時間:17:00~21:00(最終入園は20:30)

料金:大人600円、小学生300円(京都水族館・京都鉄道博物館の当日入場券ご提示で紅葉まつり入園料を100円割引

 

梅小路公園


住所 :   京都府京都市下京区観喜寺町56-3

マップ : Googleマップ

アクセス :

梅小路京都西駅から徒歩3分
京都駅烏丸中央口から徒歩約20分

電話番号 :  075-352-2500

定休日 :

毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28〜1/4)
※朱雀の庭・いのちの森のみ

営業時間 : 【朱雀の庭・いのちの森】9:00〜17:00(最終入園16:30)

料金 : 200円 ※朱雀の庭・いのちの森のみ有料

公式サイト : 梅小路公園

 

※京都駅周辺の観光スポット:  京都駅周辺の観光名所を取材してきた!徒歩圏内の観光スポットには意外な穴場も

 

2. 下鴨神社(しもがもじんじゃ)

 

下賀茂神社(下鴨神社) 

 

「下鴨神社(しもがもじんじゃ)」は、ユネスコの「古都京都の文化財」の1つとして登録されている神社です。

「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」が正式名称になります。

 

交通安全や縁結び、厄除け、美肌のご利益があることから、特に若い女性から人気があり、パワースポットとしても名高い神社です。

地元の人たちからは「下鴨さん」と呼ばれているほど、地元の人たちから親しまれています。

 

下鴨神社

 

そんな下鴨神社の紅葉は、数ある紅葉スポットの中でも人が少ないため、比較的ゆっくりと紅葉を楽しめます。

紅葉の見頃が遅めなので、11月に行けなくてもまだ紅葉を楽しめるのが嬉しいところ。

 

下鴨神社の場合、例年12月上旬~12月中旬頃と他の観光スポットより遅いのが特徴です。

11月下旬頃から少しずつ色づき始め、12月になると訪れる人々を圧倒するほどの美しい色に変わっています。

 

下鴨神社の見どころは、境内にある「糺の森(ただすのもり)」。

東京ドーム約3個分もある大きな森には、縄文時代からあると言われている原生林や古代祭祀の遺構が残ります。

 

糺の森

 

また、糺の森には瀬見小川と泉川という2つの小川が流れているのですが、その川沿いの鮮やかな紅葉も見どころの1つ。

川面に落ちた紅葉もまた風情があり、美しい風景を楽しめますよ。

 

下鴨神社

 

筆者が行ったのは11月下旬頃でしたが、他の観光スポットほど混雑してなく、穴場の紅葉スポットだと思いました。

ゆったりと紅葉を楽しみたい人におすすめです。

 

下鴨神社(賀茂御祖神社)


住所 : 京都府京都市左京区下鴨泉川町59

マップ : Googleマップ

アクセス :

京都駅よりバスで25分
出町柳駅より徒歩12分

電話番号 : 075-781-0010

参拝時間 :

【夏期】5:30~18:00 【冬期】6:30~17:00
※大炊殿と鴨長明の方丈庵拝観は10:00~16:00

公式サイト : 下鴨神社

 

※下鴨神社の関連記事:  古き良き京都を感じられる「下鴨神社」の魅力を紹介!周辺の観光・グルメスポットも

 

3. 龍安寺(りょうあんじ)

 

龍安寺

 

「龍安寺(りょうあんじ)」は、京都市右京区にある寺院です。

近くには金閣寺と仁和寺の2つの世界遺産の寺院もあり、ちょうどこの2つの寺院の中間地点に位置しています。

 

時間に余裕があれば、合わせて訪れるのも良いでしょう。

 

龍安寺

 

入口を入って少し歩くと左側に、国の名勝にも指定されている大きな「鏡容池」が見えてきます。

まずはここから写真を撮りましょう!

 

筆者が行ったのは11月下旬でしたが、ちょうど良い感じに紅葉が染まっていて綺麗でした。

 

龍安寺

 

そして、忘れてはならないのが、見どころでもある「石庭」です。

 

龍安寺

 

「石庭の油土塀にかかる紅葉」は、もっとも知られている定番のスポット。

石庭として有名な方丈の庭園で、三方を油土塀に囲まれた枯山水の庭になっています。

 

「虎の児渡しの庭」とも呼ばれていて、白砂に15個の石が置かれている庭です。

こちらも素晴らしいので、お見逃しなく。

縁側に座り、ゆっくり雰囲気を味わってみてください。

 

石庭を見終わった後は、また出口まで池の周囲を歩いて進みます。

ずっと紅葉の中を歩いて行くので、思うままに写真を撮りましょう。

 

龍安寺


住所 : 京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13

マップ : Googleマップ

アクセス :

京福電鉄 「龍安寺」駅から徒歩7分
京都駅から市バス50系統 「立命館大学前」下車 徒歩7分

電話番号 : 075-463-2216

定休日 : 年中無休

営業時間 :

【3月~11月】8:00~17:00【12月~2月】8:30~16:30
※御朱印受けは9:00~16:00

料金 :

大人・高校生 500円、小・中学生 300円

※2023年4月1日より下記料金に変更
大人 600円、高校生500円、小中学生 300円

公式サイト : 龍安寺

 

※龍安寺の関連記事:  【徹底取材】世界遺産「龍安寺」の見どころを紹介!エリザベス女王が絶賛した石庭は必見

 

4. 北野天満宮

 

北野天満宮

 

「北野天満宮」は、学問の神様として信仰深い菅原道真(すがわらのみちざね)を祀る(まつる)神社です。

全国天満宮の総本社で、天神信仰発祥の神社としても有名ですね。

 

北野の天神さまと親しまれ、特に受験シーズンは合格祈願の人で賑わいを見せているので、ご存知の方も多いでしょう。

 

そんな北野天満宮は、紅葉シーズンにも行くのもおすすめ。

紅葉の名所でありながら、他の観光スポットに比べると人が少なく、ゆっくり観光できるのが魅力です。

 

北野天満宮

 

見どころは、境内西側の史跡「御土居」のもみじ苑。

約350本のカエデが境内を彩り、秋の絶景が楽しめます。

 

紅葉の見頃は11月中旬~12月上旬頃までです。

 

北野天満宮

 

秋限定で「御土居」のもみじ苑と合わせて、境内全域のライトアップも開催されています。

 

カエデや朱色の鶯橋が光に照らされるその光景は、まさに息を飲むような美しさ。

境内には樹齢350年を超えるカエデがあるので、探してみてください。

 

<もみじ苑公開予定>

 

開催日程:2023年10月28日(土)~12月3日(日)

時間:9:00~16:00(受付終了15:40)

 

<ライトアップ公開期間>

 

開催日程:2023年11月11日(土)~12月3日(日)

時間:日没~20:00(受付終了19:40)

料金:大人1,200円、子供600円(茶菓子付)

 

北野天満宮


住所 : 京都市上京区馬喰町

マップ : Googleマップ

アクセス : JR京都駅から市バス50・101系統「北野天満宮前」下車から徒歩すぐ、京福電車「白梅町駅」から徒歩5分

電話番号 : 075-461-0005

営業時間 :

【楼門の開閉時間】6:30〜17:00(もみじライトアップ期間・正月は夜間も開門)
【社務所・授与所】9:00〜16:30(もみじ苑ライトアップ期間中:9:00~20:00)
【ご祈祷】9:00〜16:00

料金 :

【宝物殿】大人 1,000円、中高校生 500円、こども 250円
【梅苑 花の庭】大人 1,200円、小人 600円(茶菓子付き)
【もみじ苑】青もみじ 大人500円 小人 350円、紅葉 大人 1,000円、小人 600円(茶菓子付き)

公式サイト : 北野天満宮

 

※北野天満宮の関連記事:  北野天満宮の観光ガイド!歴史ある社殿やパワースポットのなで牛など見どころ満載

 

 


<京都・洛北のおすすめ紅葉スポット>

 

洛北は京都市内から少し離れていますが、他の観光スポットほど人が多くないので、ゆっくりと紅葉が楽しみたい人にはおすすめのエリアです。

時間に余裕がある人や、すでに他のエリアは見尽くした人は、洛北の紅葉を満喫するのが良いでしょう。

 

1. 貴船神社

 

貴船神社

 

「貴船神社」は京都市の北に位置し、「京の奥座敷」として親しまれている神社です。

京都市内から離れていますが、見る価値のあるスポットの1つ。

 

そんな貴船神社がある洛北は、市内より気温が低いのが特徴で、一足早く紅葉が見られます。

 

貴船神社は貴船川沿いに参道が続く古社で、紅葉の見ごろは11月上旬頃から。

参道の階段や本殿周辺が紅葉に包まれ、色鮮やかに染まった木々が見られるでしょう。

 

貴船神社

 

見どころは、何と言っても貴船口の一の鳥居の「春日灯籠」。

夜にはライトアップもされ、こちらも必見です。

 

また、本宮境内にある休憩所「龍船閣」からは、視界に広がる渓谷を彩る紅葉が楽しめますよ。

<夜間ライトアップ開催予定>

 

開催日程:2023年11月3日(金)~26日(日)

時間:日没~20:30頃

 

貴船神社(京都)


住所 : 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

マップ : Googleマップ

アクセス :

京都国際会館駅からバスで約20分
叡山電鉄鞍馬線貴船口駅から徒歩で約30分
比叡電鉄貴船口駅下車後、京都バス33番に乗り換え貴船駅下車よりすぐ

電話番号 : 075-741-2016

参拝時間 :

【本宮 開門時間】6:00〜20:00(5/1~11/30)、6:00~18:00(12/1~4/30)
【授与所受付時間】9:00〜17:00(水占みくじ、御守、御朱印などの授与受付)
※“貴船もみじ灯篭”ライトアップ期間は20:30まで

料金 : 無料、御朱印は300円

公式サイト : 貴船神社

 

※貴船神社の関連記事:  京都のパワースポット「貴船神社」!見どころとアクセス、周辺スポットを詳しく紹介

 

2. 圓通寺(えんつうじ)

 

 

「圓通寺(えんつうじ)」は、洛北にある臨済宗の妙心寺派、聖観音菩薩(しょうかんのんぼさつ)を御本尊とする寺院です。

 

かつて、この地には後水尾天皇の幡枝小御所がありました。

寺院内には400坪もの杉苔庭があり、ここはかつて白砂敷きの庭だったのだとか。

 

そんな圓通寺の見どころは、 国の名勝に指定されている枯山水式の「庭園」。

庭園には40個以上の巨石を元に見事に石が配置されており、その周りを紅葉が彩ります。

 

特にこの円通寺の庭園は、借景の美しさで名高いです。

庭園奥に見える比叡山も色付くと、より素晴らしい景色が楽しめるでしょう。

 

圓通寺


住所 :  京都府京都市左京区岩倉幡枝町389

マップ : Googleマップ

アクセス :  地下鉄「北山駅」から徒歩で約25分

電話番号 : 075-781-1875

定休日 : 特別法要日 ※特別法要日は12月末頃に2日間

営業時間 :

10:00~16:30(拝観受付は閉門30分前まで)
※12月~3月は10:00~16:00

料金 : 高校生以上500円、小・中学生300円

 

3. 曼殊院(まんしゅいん)

 

 

「曼殊院(まんしゅいん)」は、京都市左京区一乗寺にある仏教寺院です。

天台宗五箇室門跡の1つで、竹内門跡の別称でも呼ばれています。

 

曼殊院の本尊は阿弥陀如来です。

国宝である「黄不動画像」や「幽霊画」、「曼殊院本古今和歌集」を始めとした、多くの文化財が現存しています。

 

見どころは、 公家風の「枯山水庭園」。

 

この枯山水庭園は、不老不死を求める神仙蓬莱思想に基づいて作られたのだとか。

5月上旬~下旬頃の霧島ツツジやサツキも良いのですが、紅葉シーズンには特に美しく彩られるためおすすめです。

 

曼殊院


住所 : 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42

マップ : Googleマップ

アクセス :

市バス(系統:5、31、北8)「一乗寺清水町」から徒歩で約20分
叡山電車「修学院駅」から徒歩で約20分

営業時間 :

9:00~17:00(受付は16:30まで)
※夜間特別拝観期間は19:30まで

料金 : 一般 600円、高校500円、中小学生 400円

公式サイト : 曼殊院

 

4. 宝泉院(ほうせんいん)

 

 

「宝泉院(ほうせんいん)」は、京都府京都市左京区にある平安時代末期に建立された天台宗の寺院です。

京都駅から北に約1時間と離れていますが、三千院に次ぐ大原の観光名所でもあり、紅葉が綺麗に映えるスポットとして人気があります。

 

宝泉院には「盤桓園」「鶴亀庭園」「宝楽園」という3つの庭園があります。

 

その中でも1番の見どころは、 額縁庭園と言われる盤桓園(ばんかんえん)前。

紅葉シーズンには多くの人で賑わいを見せるほど人気のスポットです。

 

宝泉院は撮影スポットとしても人気があり、土日はかなりの人で混み合います。

10時過ぎから個人の観光客だけでなく、団体の観光客も多く訪れるので、できるなら平日の10時前に行かれると良いでしょう。

 

その他の時間帯では、ライトアップ前の夕方頃も狙い時です。

 

紅葉の見頃は、例年11月中旬から。

紅葉と緑のグラデーションが美しいので、ぜひ訪れてみてください。

 

宝泉院(ほうせんいん)


住所 :  京都府京都市左京区大原勝林院町187

マップ : Googleマップ

アクセス :  京都バス「大原」から徒歩約15分

電話番号 : 075-744-2409

定休日 : なし

営業時間 : 9:00~17:00

料金 : 大人800円(抹茶、茶菓子付き)

公式サイト : 宝泉院

 

5. 瑠璃光院(るりこういん)

 

瑠璃光院

 

黒塗りの机の天板に反射するリフレクションがSNS上などで話題になり、写真愛好家の方を中心に、多くの人が訪れるようになった瑠璃光院。

もともとは、明治時代に電力会社「京都電燈」を起こした実業家の別荘として建てられた建物で、大正から昭和初期にかけて数寄屋造りの建物に改装され、名庭が造営されました。

 

のちに料理旅館として営業をしていましたが、平成17年(2005年)に廃業。

現在は岐阜県岐阜市に本坊を置く「浄土真宗無量寿山光明寺」により買収され、光明寺京都本院瑠璃光院となりました。

 

瑠璃光院

 

およそ一万二千坪の敷地には、数寄屋造りの建物と三つの日本庭園が配されています。

通常は非公開ですが、春と秋のみ特別公開されています。

 

叡山電鉄、八瀬比叡山口駅より高野川の清流に沿って歩くこと約5分、吊り橋を渡ると瀟酒な山門が目に入ります。

 

参道では100種類以上もの楓がお出迎え。

瑠璃の庭を望む書院の建物の2階に上がると、有名なリフレクションの写真が撮れる黒塗りの写経机があり、多くの方が撮影に興じています。

 

三脚、自撮り棒の使用は禁止、写経机にカメラを置いての撮影はOKです。

 

<秋の特別拝観予定>

 

開催日程:2023年10月1日(日)~12月11日(月)

時間:10:00~17:00(10/30~12/5は9:00~18:00予定)

料金:大人2,000円、中高生1,000円、小学生以下は無料

 

※11月1日(水)~12月3日(日)は事前予約制。申込み・詳細は公式ホームページをご確認ください。

 

瑠璃光院(るりこういん)


住所 :  京都府京都市左京区上高野東山55

マップ : Googleマップ

アクセス :

叡山電鉄八瀬比叡山口駅より徒歩5分
京都バス八瀬駅前バス停より徒歩7分
比叡山ケーブル八瀬駅より徒歩5分

電話番号 : 075-781-4001

定休日 : 期間中は休みなし

営業時間 : 10:00~17:00(受付終了16時30分)

料金 : 春・秋の特別拝観 2,000円、中高生(大学生は学生証提示)1,000円、身体障害者手帳ご提示1,000円、小学生以下無料

備考 :

普段は非公開、春と秋の年2回のみ特別拝観
三脚、自撮り棒の使用は禁止されているのでご注意ください。写経机にカメラを置いての撮影はOKです。

公式サイト : 瑠璃光院

 

※瑠璃光院の関連記事:  京都・瑠璃光院の見どころとアクセス、周辺スポットを詳しく紹介!幻想的なリフレクションが見どころ

 

6. 圓光寺

 

圓光寺

 

1601年(慶長6年)徳川家康は、国内教学の発展を図るため、日本最古の学校「足利学校」より閑室元佶禅師を招いて伏見に圓光寺を建立し、学問所にしました。

僧俗を問わず入学を許したため、多くの僧や武士が学び、日本文化の発展において大きな役割を果たしたと言われています。

 

1607年(寛文7年)に現在の場所に移転され、現在に至ります。

 

圓光寺では、国内初期の活字本の印刷事業が行われ、多くの書籍を刊行しています。

当時使用されていた、木製の活字が52,320個も保存されており、重要文化財に指定されています。

 

圓光寺

 

圓光寺の紅葉は、11月中旬から12月初旬が見ごろとなります。

 

境内には江戸時代に造られた池泉回遊式庭園「十牛之庭(じゅうぎゅうのにわ)」と、2013年に作庭されたモダンな枯山水の「奔龍庭(ほんりゅうてい)」があります。

本堂から柱を額縁に見立てた「額縁庭園」が大人気で、写真撮影には列ができるほど。

 

また、十牛之庭の奥には竹林があり、紅葉を愛でながら坂道を登ると徳川家康を祀る東照宮にたどり着きます。

洛北の景色が一望できる絶景ポイントなので、ぜひ足を運んでみてください。

 

<秋の紅葉特別拝観予定>

 

開催日程:2023年11月11日(土)~12月5日(火)

時間:8:00~17:00

料金:大人1,000円、小中高生500円

 

※全日程完全予約制。事前予約方法は  こちら   から確認してください。

 

圓光寺


住所 : 京都市左京区一乗寺小谷町13

マップ : Googleマップ

アクセス :

叡山電車一乗寺駅下車、東へ徒歩約15分
出町柳駅から京都バス56、一乗寺下り松町下車、東へ徒歩約10分

電話番号 : 075-781-8025

営業時間 : 9:00〜17:00

料金 : 大人 500円、中高生 400円、小学生300円

公式サイト : 圓光寺

 

 

<京都・洛東のおすすめ紅葉スポット>

 

洛東でおすすめの紅葉スポットをご紹介します。

清水寺や永観堂を始めとした、紅葉の名所が点在しているエリアです。

 

洛中から近いので、合わせて巡ってみてください。

 

1. 清水寺

 

清水寺

 

「清水寺」は、ユネスコ世界文化遺産に登録されている約1200年の歴史を誇る寺院です。

京都の紅葉スポットとしても有名で、国内外問わず毎年多くの観光客が訪れます。

 

紅葉の見頃は例年11月下旬頃からなので、この時期に訪れるのがおすすめです。

 

清水寺

 

“清水の舞台”として名高い本堂から見下ろす景色は、まさに圧巻の一言。

そこには鮮やかな紅葉の海が広がっています。

 

また、清水寺は11月中旬から期間限定で「夜の特別拝観」でライトアップされるので、時間が許すなら夜にも行くのも良いですね。

 

清水寺

 

紅葉と混じり合ってライトアップされた清水寺はまさに幻想的!

昼間とはまた違い、神秘的で息をのむほどの美しさです。

 

色々な場所から何度も写真を撮ってみて、ベストショットを収めてみてください。

 

清水寺

 

なお、清水寺は京都でも人気の観光スポットなので、特に紅葉シーズンはとても混み合います。

この時期は平日でも多いですが、それでも土日に比べればまだ人は多くないので、できれば平日に行くことをおすすめします。

 

<夜の特別拝観予定>

 

開催日程:2023年11月18日(土)~30日(木)

時間:17:30~21:00(受付終了)

料金:大人400円、小中学生200円 ※特別公開の成就院庭園は別途600円が必要

 

清水寺


住所 : 京都市東山区清水1-294

マップ : Googleマップ

アクセス : 市バス206番・100番「五条坂バス停」下車より徒歩10分

電話番号 : 075-551-1234

定休日 : 無休

拝観時間 :

6:00~18:00(7・8月は18:30閉門)
※授与所や御朱印の受付は8:00~
※夜の特別拝観(春夏秋)は21:00受付終了

料金 : 高校生以上400円、小中学生200円(夜の特別拝観も同じ料金)

公式サイト : 清水寺

 

※清水寺の関連記事:  京都を代表する古刹・清水寺の見どころ。清水・五条周辺のおすすめグルメやお土産もご紹介

 

2. 南禅寺

 

南禅寺

 

「南禅寺」は、京都市左京区にある臨済宗南禅寺派大本山の寺院です。

国の重要文化財にも指定されている、貴重なお寺でもあります。

 

そんな南禅寺は春は桜が綺麗ですが、秋には紅葉が映え、京都でも人気の観光スポットの1つ。

 

見どころの1つは、写真の「山門」です。

境内の正面に堂々と立っており、周りの紅葉がきれいに映えます。

 

まずはここから写真を撮りましょう!

 

南禅寺

 

山門をくぐり抜けて前方へ進むと、「水路閣」が見えてきます。

ここには、多くの観光客で賑わっています。

 

南禅寺

 

水路閣はレンガ作りのアーチ状でできていて、レトロな雰囲気を醸し出しています。

ここはドラマのロケ地として利用されたこともあり、南禅寺ではマストスポット。

 

南禅寺

 

境内の見学は無料で見学できるので、ぜひ訪れてみてください。

また、三門の上に登るには600円かかりますが、上からモミジに覆われた境内や、秋の京都が一望できますよ。

 

三文の上からの眺めも良いので、こちらも登ってみましょう。

 

南禅寺


住所 :  京都府京都市左京区南禅寺福地町

マップ : Googleマップ

アクセス :

地下鉄東西線「蹴上駅」より徒歩10分、京都市バス「東天王町」
または「南禅寺・永観堂道」より徒歩約10分

電話番号 : 075-771-0365

休観日 : 12/28〜31

拝観時間 :

8:40~17:00(12月1日から2月末日は16:30まで)
※拝観受付は拝観時間終了の20分前まで

参拝料金 :

【方丈庭園】一般 600円、高校生 500円、小中学生 400円
【三門】一般 600円、高校生 500円、小中学生 400円
【南禅院】一般 400円、高校生 350円、小中学生250円
※夜間拝観料 大人600円、小中学生300円

公式サイト : 南禅寺

 

※南禅寺の関連記事:  南禅寺の見どころを徹底解説!周辺の観光スポットやグルメスポットも

 

3. 永観堂(禅林寺)

 

永観堂

 

「永観堂(禅林寺)」は浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院で、正式名称は「聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺」と言います。

 

「もみじの永観堂」と言われるほど、京都屈指の紅葉名所でもあり、紅葉シーズンになると多くの観光客が訪れます。

わざわざ紅葉を見るために永観堂まで来る人もいるほど、人気のある紅葉スポットです。

 

境内には、なんと約3,000本の楓が植えられているというのだから驚き。

11月下旬~12月上旬頃であれば、紅葉の絨毯(じゅうたん)を見ることができます。

 

昼間の永観堂も赤く染まった紅葉が見れて良いですが、夜はこの時期限定でライトアップされるため、こちらもおすすめです。

 

永観堂

 

辺り一面が赤く染まり、足を止めて見入ってしまうくらい幻想的な空間を演出しています。

ゆっくり歩きながら紅葉の中を進んで行きましょう。

 

永観堂

 

同じ場所でも昼夜で違った景色を楽しめるので、夜にも来てほしいスポットです。

辺り一面赤く染まり、水辺に映る紅葉もまた綺麗でした。

 

永観堂

 

なお、永観堂は昼と夜で入れ替わるため、昼夜の拝観からずっといることはできません。

そのため、再度訪れないといけませんが、一見の価値ありの紅葉スポットなので、時間を作ってでも来ることをおすすめします。

 

先述した南禅寺から歩いて行ける距離にありますよ。

 

<ライトアップ開催予定>

 

開催日程:2023年11月3日(金)~12月3日(日)

時間:17:30~21:00(受付終了20:30)

料金:600円(中学生以上)

 

永観堂


住所 : 京都符京都市左京区永観堂町48

マップ : Googleマップ

アクセス :

京都市営地下鉄東西線「蹴上」駅より徒歩15分
京都市営バス「南禅寺永観堂道」駅より徒歩3分

電話番号 : 075-761-0007

定休日 : なし

営業時間 :

9:00~17:00閉門
※ライトアップ期間は17:30~20:30(21:00閉門)

料金 :

【寺宝展】大人 1,000円、小中高生 400円
【ライトアップ】中学生以上 600円

公式サイト : 永観堂

 

4. 平安神宮

 

平安神宮

 

「平安神宮」は明治28(1895)年に平安遷都1100年を記念して建てられた、京都内にある他の神社仏閣とは違って比較的新しい神社です。

広大な敷地には応天門(おうてんもん)をはじめ、高さ24m、幅18mある大鳥居や、国の重要文化財に指定されている大極殿(だいごくでん)、白虎楼・西歩廊などがあります。

 

また、約3万平方メートルもある庭園は、東西南北の4苑に分かれています。

拝観料が必要ですが、神苑の栖鳳池の周りで紅葉が見られますよ。

 

平安神宮

 

秋の紅葉シーズンになると、4苑のそれぞれの姿を散策しながら、様々な景色を楽しむのがおすすめ。

春の桜のイメージが強いかもしれませんが、秋も十分楽しめるスポットです。

 

紅葉の数は他のスポットほど多くはないですが、赤く色付いたカエデや、泰平閣・尚美館がよく似合っています。

 

そこまで人が多くないので、ゆっくり回りたい人におすすめ。

春とはまた違った景色が見れるので、秋の平安神宮にも足を運んでみてください。

 

平安神宮


住所 : 京都市左京区岡崎西天王町97

マップ : Googleマップ

アクセス :

市バス5系統、洛バス100・110系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停から徒歩5分
地下鉄東西線「東山」駅から徒歩10分

電話番号 : 075-761-0221

定休日 : 年中無休

参拝時間 :

【境内】6:00~18:00 (11月~2月14日は17:00まで、2月15~3月14日・10月は17:30まで)
【神苑】8:30~17:30(3月15日~9月30日は18:00まで、11月1日~2月末日は17:00まで)

料金 : 無料(神苑は大人600円、小人300円)

公式サイト : 平安神宮

 

※平安神宮の関連記事:  平安神宮を徹底取材!平安京を思わせる建築に優美な日本庭園を鑑賞しよう

 

5. 銀閣寺

 

銀閣寺

 

「銀閣寺」は世界遺産に登録されている、室町時代に足利義政が建てた京都を代表する寺院です。

金閣寺と同じく、銀閣寺という名称はニックネームみたいなもので、正式名称は「慈照寺」(じしょうじ)と言います。

 

境内には庭園や展望所など見どころも多く、1年を通して楽しめる観光スポットです。

 

銀閣寺

 

そんな銀閣寺は、秋の紅葉シーズンは木々が紅葉していておすすめ。

筆者は11月下旬に行きましたが、すでに色づいて見頃でした。

 

人もそこまで多くはなく、観光しやすかったです。

 

銀閣寺

 

有名な「向月台」や庭園内をゆっくり回って写真を撮るのも良いですが、見どころの1つである「展望所」にも登ってみましょう。

 

銀閣寺

 

晴天の日には展望所から、境内や紅葉した木々だけでなく、京都市街が一望できます。

紅葉の見ごろは11月中旬からです。

 

銀閣寺


住所 : 京都市左京区銀閣寺町2

マップ : Googleマップ

アクセス : 京都市バス、銀閣寺前バス停下車 徒歩5分

定休日 : 無休

拝観時間 :

【3月〜11月】8:30~17:00(最終入場17:00、下山17:20)
【12月〜2月】9:00~16:30(最終入場16:30、下山16:50)

料金 : 大人(高校生以上)500円、小・中学生300円、小学生未満は無料

公式サイト : 銀閣寺

 

※銀閣寺の関連記事:  東山文化を象徴する「銀閣寺」の観光ガイド!世界遺産のお寺を散策しよう

 

 


<京都・洛西のおすすめ紅葉スポット>

 

京都 嵐山

 

京都・洛西でおすすめの紅葉スポットをご紹介します。

 

嵐山をはじめとした人気の観光スポットがあるのが洛西。

また、嵐山・嵯峨野のさらに奥の山間部「高雄」は知られざる紅葉の名所です。

 

京都市内から少し離れていますが、他のエリアを回ったあとは洛西の紅葉を堪能しに行きましょう。

 

1. 渡月橋(とげつきょう)

 

嵐山

 

洛西エリアでまず訪れてほしいのが、嵐山の顔である渡月橋。

「渡月橋(とげつきょう)」は、京都の数ある観光スポットの中でも特に人気です。

 

渡月橋だけでなく、川の流れが穏やかで心地良い「桂川」、絶大な人気を誇る「竹林の小径」を散策するのも良いでしょう。

 

嵐山

 

春は桜が咲いて綺麗な渡月橋ですが、秋は紅葉が美しく染まって見応えがあります。

 

手前に渡月橋を入れてのアングルが人気の撮影スポットなので、ここから写真を撮るのを忘れずに。

筆者が行ったのは11月下旬で、あまり赤く染まっていませんでしたが、場所によっては綺麗に見ることができます。

 

また、嵐山周辺にはお店も多いので、この辺りでランチやカフェなどに行くのもおすすめです。

 

渡月橋(京都)


住所 : 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1-5

マップ : Googleマップ

アクセス :

JR山陰本線嵯峨嵐山駅から徒歩約15分
京福電鉄嵐山駅から徒歩約8分
阪急電鉄嵐山駅から徒歩約10分

電話番号 : 075-213-1717(京都市観光協会)

営業時間 : 散策自由

料金 : 無料

 

2. 天龍寺

 

天龍寺

 

「天龍寺」は、足利尊氏が天王の魂を慰めるために創った、680年前から当時の姿を留めている由緒ある寺院です。

 

秋になると、世界遺産に登録されている夢窓疎石作の曹源池庭園で、嵐山を借景とした紅葉が見られます。

京都の西端に位置し、朝日が1番最初に当たるので、早朝が最も美しいと言われています。

 

天龍寺

 

池の周りには木々が植えられており、池を取り囲むように美しい景色が作られているのが曹源池の特徴です。

 

天龍寺

 

紅葉シーズンの境内には、カエデやツツジ、桜など数多くの木が紅葉しています。

これらが嵐山の景色と合わさると、素晴らしい絶景が見られます。

 

天龍寺

 

また、曹源池庭園裏にある小道「紅葉のトンネル」は、絶好の紅葉スポットなのでお見逃しなく。

 

紅葉の見ごろは11月中旬から下旬まで。

筆者は11月下旬に行きましたが、ちょうど紅葉が綺麗でした。

 

京都市内から離れているので、混雑も少なくゆっくり紅葉が見たい人にはおすすめですよ。

 

天龍寺


住所 : 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

マップ : Googleマップ

アクセス :

京福電鉄嵐山線「嵐山」駅下車前
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩13分
阪急電車「嵐山」駅下車徒歩15分

電話番号 : 075-881-1235 

定休日 : 年中無休 

拝観時間 : 8:30~17:00(受付終了16:50)

拝観料 :

【庭園(曹源池・百花苑)】
高校生以上:500円、小中学生:300円、未就学児:無料

※受付時に障害者手帳を提示された方は、本人および介護者1名まで100円引き

【諸堂(大方丈・書院・多宝殿)】

庭園参拝料に300円追加 ※8:30~16:45(受付終了 16:30)

【法堂「雲龍図」特別公開】
一人500円(上記通常参拝料とは別)※9:00~16:45(受付終了 16:30)

公式サイト : 天龍寺

 

3. 高雄山神護寺(たかおさんじんごじ)

 

 

「高雄山神護寺(たかおさんじんごじ)」は、京都市右京区高雄の高雄山中腹にある寺院です。

正式名称は「神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)」ですが、神護寺と呼ばれることが多いのだそう。

 

真言宗別格本山は1000年以上前に創建され、弘法大師(空海)が14年間過ごしたお寺としても有名な場所でもあります。

 

そんな神護寺の見どころはいくつかあるのですが、 高雄橋をはじめ、府営ある350段もの風情ある石段を彩る紅葉、国宝の薬師如来像、かわらけ発祥の地の渓谷などは必見ですよ。

 

紅葉の見頃は、例年なら11月上旬~下旬と少し早いのが特徴。

神護寺は京都の北側にあり、場所柄早めに色づき始めます。

 

紅葉の名所なので、紅葉シーズンは常に人で混み合っています。

少しでも混雑を避けたいなら、午前中に早めの時間に行くのが良いでしょう。

 

高雄山神護寺


住所 :  京都市右京区梅ヶ畑高雄町5

マップ : Googleマップ

アクセス :  JRバス「山城高雄」から徒歩約20分

電話番号 :  075-861-1769

定休日 : なし

営業時間 :  9:00~16:00

料金 : 中学生以上600円、小学生300円

公式サイト : 高雄山神護寺

 

4. 大覚寺(だいかくじ)

 

 

「大覚寺(だいかくじ)」は、紅葉と大沢池などの光景が素晴らしいと有名な寺院です。

 

1200年以上もの歴史を誇る大覚寺は、京都でも名高い観光スポット。

秋になると、境内の木々が徐々に紅葉し始めて、訪れる人々を魅了していきます。

 

見どころの1つは、心経宝塔の紅葉。

朱塗りの塔である心経宝塔と、その周囲の紅葉の景色が池に映る姿は、まさに幻想的。

多くの人に見てもらいたい風景です。

 

また、夜は期間限定で大沢池がライトアップされるので、こちらに訪れるのも良いでしょう。

昼間とは違った幻想的な風景が楽しめるのでおすすめです。

 

紅葉の見頃は、例年11月中旬~下旬だと言われています。

京都市内の紅葉の名所ではありますが、京都市内から離れてあまりアクセスが良くないからか、そこまで人は多くないので心配は要りません。

 

大覚寺


住所 : 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4

マップ : Googleマップ

アクセス : JR山陰本線嵯峨嵐山駅から徒歩約20分、京福電鉄嵐山駅から徒歩約25分

電話番号 : 075-871-0071

定休日 : 年中無休、ただし内拝できない日あり

拝観時間 : 9:00〜17:00(受付は16:30まで)

拝観料 :

【お堂エリア】大人500円、小中高生300円
【大沢池エリア】大人300円、小中高生100円(大沢池エリア参拝料含む)

公式サイト : 大覚寺

 

※嵐山の観光関連記事:  嵐山の観光・デートスポット15選!定番から穴場まで嵐山の観光とグルメを徹底解説

 

 

<京都・洛南のおすすめ紅葉スポット>

 

京都・洛南でおすすめの紅葉スポットをご紹介します。

紅葉の名所として有名な東福寺をはじめ、千本鳥居で有名な伏見稲荷大社があるのもこの洛南です。

 

1. 東福寺

 

東福寺

 

「東福寺」は、京都の中で紅葉の名所として有名な寺院です。

東福寺に来たら、マストで行くべきなのが写真の橋。

 

境内を東西に横切るように「洗玉澗(せんぎょくかん)」と呼ばれる渓谷があるのが特徴で、一筋の川が流れています。

その上に架かるのが、 臥雲橋(がうんきょう)、通天橋(つうてんきょう)、偃月橋(えんげつきょう)の "東福寺三名橋" と称される3つの橋です。

橋の上からまるで海のように広がる、色鮮やかな紅葉を眺められます。

 

ゆっくり橋を歩き、橋の上から思うままに写真を撮りましょう。

 

東福寺

 

夜間はライトアップされるので、夜に訪れてみても良いでしょう。

2019年まではツアー観光客しか鑑賞できなかった紅葉ライトアップでしたが、2020年から初めて一般公開されました。

 

東福寺

 

紅葉の見ごろは11月から12月初旬までと、京都の中では比較的長く紅葉が楽しめるのは嬉しいところ。

筆者は2回東福寺に行ったことがありますが、行ってみたら東福寺が紅葉の名所と言われるのも頷けるはず。

 

通天橋(つうてんきょう)を渡るには、紅葉シーズンだと1,000円と少し高いのですが、それだけの価値はあると思いました。

 

京都で絵画のような紅葉を楽しみたい人は、ぜひ足を運んでみてください。

 

<夜間拝観予定>

 

開催日程:2023年11月18日(土)~12月3日(日)

時間:17:30~19:30(受付終了19:00)

料金:2,800円 ※EX旅先予約での価格

 

※全日程完全予約制。予約方法は  こちら  からご確認ください。

 

東福寺


住所 :  京都市東山区本町15-778

マップ : Googleマップ

アクセス :  JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約10分

電話番号 : 075-561-0087

定休日 : なし

営業時間 :

 9:00~16:30(受付終了16:00)
※11月~12月上旬は8:30~、12月上旬~3月は16:00まで(受付終了15:30)

料金 : 通天橋600円(11/10~30は1,000円)、方丈500円、通天橋・方丈共通券1,000円(11/10~30を除く)

公式サイト : 東福寺

 

2. 伏見稲荷大社

 

伏見稲荷大社

 

「伏見稲荷大社」は、千本鳥居で有名な歴史のある神社で、和銅4年(711)に創建されました。

全国に4万はあると言われている稲荷神社の総本山が、この伏見稲荷大社。

 

無数の鳥居がずらりと並び、千本鳥居の光景には圧倒される伏見稲荷大社ですが、 秋になると紅葉と朱色の鳥居が見事に調和します。

他ではなかなか見られない光景が目の前に広がりますよ。

その光景を見に来るために、外国の方からも人気の観光スポットでもあります。

 

紅葉の見頃は、 例年11月中旬~12月上旬までと3週間ほど。

この期間は美しい紅葉が楽しめます。

 

おすすめの時間帯は、午前中の早めの時間。

太陽の光が鳥居と鳥居の間から差し込むので、神々しい世界に浸れます。

 

夜にはライトアップしますが、これは紅葉のために行われているわけではなく、参拝用のものが灯っているだけです。

 

伏見稲荷大社

 

また、敷地内にある休憩スポットからも紅葉が見れるため、こちらもおすすめ。

千本鳥居を歩いた後に、最後に休憩がてら行ってみてください。

 

なお、伏見稲荷大社は時期を問わず、大変人気のある観光スポットなので混雑が予想されます。

もし混雑を避けたい場合は、少し早めの時期に行くのが良いでしょう。

 

伏見稲荷大社


住所 : 京都府京都市伏見区深草藪之内町68

マップ : Googleマップ

アクセス :

JR奈良線 「稲荷駅」徒歩直ぐ
京阪本線「伏見稲荷駅」徒歩5分

電話番号 : 075-641-7331

参拝時間 :

【参拝】24時間参拝自由
【ご祈祷】8:30~16:30(受付は16:00頃まで)
【お札・お守りの授与所】8:00~17:30

料金 : 無料

公式サイト : 伏見稲荷大社

 

※伏見稲荷大社の関連記事:  伏見稲荷をディープに楽しみたいあなたに!知っておきたい歴史や不思議なお話!

 

3. 醍醐寺(だいごじ)

 

醍醐寺

 

「醍醐寺(だいごじ)」は、世界遺産に登録されている寺院です。

空海の孫弟子である理源大師聖宝が、醍醐山上に草庵を営んだのが起源とされています。

 

どっしりと落ちついた五重塔(国宝)は天暦6年(952年)の建立で、府内最古の木造建築物でもあります。

 

見どころは、 特別名勝に指定されている「三宝院」。

この三宝院には、桃山時代の豪華な襖絵で飾られた葵の間、秋草の間、重要文化財の勅使の間、表書院(国宝)などがあります。

 

11月上旬から山頂が次第に色づき始めます。

中旬から12月上旬にかけては、満山錦繍(まんざんきんしゅう)の美しさとなるため、この期間に行くのがおすすめ。

 

また、観音堂や弁天堂のある林泉も見どころの1つです。

広い境内でゆったりと紅葉狩りを堪能してください。

 

醍醐寺

 

醍醐寺では、平成23年より秋期夜間拝観を行っています。

僧侶の読経が流れる伽藍の中で、夜間照明により鮮やかに映し出される紅葉と伽藍の昼とは違った醍醐寺の姿が楽しめます。

 

<秋期夜間拝観予定>

 

開催日程:2023年11月11日(土)〜12月3日(日)

時間:18:00~20:50(受付終了20:10)

料金:1,000円(中学生以上)

 

※昼夜完全入れ替え制

 

醍醐寺


住所 : 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22

マップ : Googleマップ

アクセス : 地下鉄東西線醍醐駅から徒歩で15分

電話番号 : 075-571-0002

定休日 : 無休

営業時間 :

【三宝院・霊宝館・伽藍】9:00~17:00(発券終了16:00)

※12月第1日曜日の翌日~2月末は16:30(受付終了15:30)

【上醍醐】9:00~16:00(17:00までに下山厳守)
※12月第1日曜日の翌日~2月末は15:00(16:00までに時間厳守)

拝観料 : 大人1,000円、中高生700円(春期は大人1,500円、中高生1,000円)

公式サイト : 醍醐寺

 

4. 平等院鳳凰堂

 

平等院鳳凰堂 京都 紅葉

 

「平等院鳳凰堂」は、京都の南に位置する宇治市にある、1053年に藤原頼道によって建立された寺院です。

世界遺産に登録されており、10円硬貨のデザインにも起用されているのでご存知の方も多いでしょう。

 

そんな鳳凰堂は、極楽堂殿宮殿をモデルにしたと言われています。

 

この世の極楽浄土を表したという境内に、色づいたモミジが一層の華やかさを添えたその光景はまさに圧巻の一言!

 

見どころは、鳳凰堂を囲むように植えられたカエデです。

紅葉ごしに鳳凰堂を眺めるのも良いですし、水面に映りこんだ落葉を楽しむのも良いでしょう。

 

紅葉の見頃は、例年11月中旬から12月上旬頃。

この時期がもっとも美しいと言われていますが、天候によって変わるので、あくまでも目安にしてください。

 

地域柄気温が下がりにくいことが影響し、紅葉の色づき始めるのが少々遅めなのが特徴です。

 

あえて見頃のピークである12月上旬に行き、池に浮かぶ「散り紅葉」を見るのも良いでしょう。

それはまた風情があり、違った楽しみ方ができます。

 

平等院鳳凰堂は京都市内から離れた場所にありますが、その分他の名所ほど人は多くないので、落ち着いて回れます。

ゆっくり紅葉を堪能したい人にはぴったりの場所です。

 

平等院鳳凰堂

平等院では、例年紅葉が見ごろを迎える頃に貸し切りイベントが実施されます。

鳳凰堂がライトアップされ、阿字池に鏡のようにリフレクションする姿は幻想的です。

 

<夜間特別拝観予定:瑞光照歓 - 錦秋のあかり - (事前予約制)>

 

開催日程:2023年11月18日(土)、19日(日)、23日(木)~26日(日)、12月2日(土)、3日(日)

時間:18:00~20:30(20:15受付終了)

料金:大人1,500円、小中高生1,000円

 

※詳細については  公式サイト  内で確認してください。

 

平等院鳳凰堂


住所 : 京都府宇治市宇治蓮華116

マップ : Googleマップ

アクセス :

京阪宇治線「宇治」駅から徒歩約10分
JR奈良線「宇治」駅から徒歩約10分

電話番号 : 0774-21-2861

営業時間 : 8:30~17:00

料金 : 大人600円、中学生400円、小学生300円

公式サイト : 平等院鳳凰堂

 

※平等院の関連記事:  10円硬貨に描かれた寺院「平等院」!世界遺産の鳳凰堂や藤・紅葉の開花時期まで一挙紹介

 

5. 毘沙門堂(びしゃもんどう)

 

毘沙門堂

 

紅葉見物の穴場的スポットと言えるのが、山科区の北の端に佇む、毘沙門堂。

七福神の一人、毘沙門天を祀る天台宗の寺院で、正式名称は護法山安国院出雲寺。

天台宗京都五門跡の1つであり、毘沙門堂門跡とも呼ばれています。

 

毘沙門堂の紅葉は、11月中旬から12月上旬が見ごろ。

11月上旬から弁天堂前が色づきはじめ、盛りには見渡す限りの紅葉が広がります。

 

毘沙門堂は、落葉したモミジが絨毯のように参道を埋め尽くす「敷きもみじ」も有名  なので、盛りを過ぎても別の楽しみが待っています。

紅葉の状態については公式サイトに特設ページがあるため、確認してからお出かけください。

 

<もみじ祭り開催予定>

 

開催日程:2023年11月18日(土)、19日(日)

時間:10:30~

料金:一般500円、高校生400円、小学生300円

 

毘沙門堂(びしゃもんどう)


住所 : 京都府京都市山科区安朱稲荷山町18

マップ : Googleマップ

アクセス : JR・地下鉄山科駅から徒歩で15分

電話番号 : 075-581-0328

営業時間 :

【通常】9:00~17:00(16:30受付終了)
【12/1~2月末日】9:00~16:30(16:00受付終了)

料金 : 一般500円 高校生400円 小学生300円

公式サイト : 毘沙門堂

 

6. 東寺

 

東寺

 

教王護国寺、東寺の名で知られる名刹で、五重塔は京都のシンボル的な存在です。

 

新幹線の窓から東寺の五重塔を見て、京都に来た事を実感する方も多いのではないでしょうか。

京都駅から徒歩15分の距離にあるので、旅の最初か最後に訪れるのがおすすめ。

 

高さ約55mの五重塔は過去4度消失しており、現在の物は徳川家光の寄進によって再建された5代目です。

東寺の紅葉が見られるのは、11月中旬から12月上旬。

 

おすすめは紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観。

五重塔のシルエットとライトアップに照らされる紅葉のコントラストは、何とも幻想的で見るものを魅了します。

 

講堂では須弥壇北面が特別公開され、「立体曼荼羅」を360度ぐるりと周回することができます。

 

<紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観予定>

 

開催日程:2023年11月1日(水)~12月10日(日)

時間:18:00~21:30(受付は21:00)

料金:大人1,000円、中学生以下500円

 

東寺


住所 : 京都府京都市南区九条町1

マップ : Googleマップ

アクセス : 近鉄東寺駅から徒歩10分

電話番号 : 075-691-3325

定休日 : 無休

拝観時間 :

【開門時間】5:00~17:00
【金堂・講堂】8:00~17:00(16:30受付終了)
【宝物館・観智院】9:00~17:00(16:30受付終了)
※夜間特別拝観は昼夜入れ替え制で18:00~21:30(21:00受付終了)まで

料金 :

【御影堂・食堂など】拝観無料
【金堂・講堂・五重塔】一般800円、高校生 700円、中学生以下500円
【夜間特別開館】大人 1,000円、中学生以下 500円

注意点 : 金堂・講堂内では写真撮影はできません。

駐車場 :

大型バス:2時間2,000円、普通車・タクシー:2時間600円、バイク・自転車:2時間200円
2時間を超えて以降は1時間ごとに300円

公式サイト : 東寺

 

※東寺の関連記事:  【京都】世界遺産「東寺」の完全ガイド!国宝の五重塔や御影堂など見どころ多数

 

 

京都にはたくさんの観光スポットがあり、京都市内や少し離れたところにも見どころが満載です。

特に紅葉シーズンは時期限定でライトアップするところもあるので、時間がある人はぜひ訪れてみてください。

 

上手く回るには、あらかじめどこに行くのか日程や予算と相談しながら決めることをおすすめします。

また、エリアによって紅葉し始める時期が異なるため、最新の情報は公式HPやSNS等で事前に確認しましょう。

 

秋の京都で、色鮮やかな紅葉を思う存分満喫してください。

 

 

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