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神奈川県の海といえば「 湘南 」が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、三浦半島も捨てがたい魅力を秘めています。
一部のエリアを除けば地元の人で賑わう程度で、遠方から訪れる観光客が少ない、実際はそんな現状かもしれません。
しかし、三浦半島はとっても個性的で魅力が満載!
ぜひとも訪ねていただきたい観光スポットがたくさんあります。
今回は、三浦半島に位置する5つの市・町ごとに地域分けし、それぞれの魅力的な観光スポットを紹介していきます。
いずれも街が個性的であり、とても楽しいプチ旅行を満喫できます。
東京からは電車でも訪れることができる距離感なので、日帰り旅行にもおすすめです。
武家政権発祥の地で、幕府の置かれた古都・鎌倉は、日本を代表する観光名所のひとつです。
史跡や由緒ある神社・仏閣に触れられるほか、海に山にとても豊かな自然に恵まれています。
また、地元食材をふんだんに使った料理や、美味しいスイーツなど、グルメも楽しめる街です。
鎌倉を観光するには見どころがたくさんあり、一日では回りきれないほど。
ここからは、そんな鎌倉のおすすめスポット・グルメ情報を厳選してご紹介します。
なお、鎌倉の観光については下記ページで詳しくご紹介しているので、合わせてご覧ください。
→ 鎌倉でおすすめのデートスポット16選!カップルで回りたい定番観光地や食べ歩きスポットも
鎌倉の数ある神社・仏閣のなかでも代表的なのが「鶴岡八幡宮」。
鎌倉の街と歴史は鶴岡八幡宮を中心に形成され、当神社から由比ガ浜まで貫く「若宮大路」は、今でも鎌倉の目抜き通りとなっています。
また、初詣参拝客は全国でも上位にランクインしており、観光客のほとんどが訪れる観光スポットです。
鶴岡八幡宮は1063年(康平6)、源頼義が由比郷鶴岡に 京都 の石清水八幡宮を勧請し、鶴岡若宮を称したのが始まりとされています。
1180年(治承4)には現在の地に移り、源氏の守り神として現在の鶴岡八幡宮の基礎がつくられました。
境内には「源氏池」や「太鼓橋」などの見どころもたくさんあり、厳かな気持ちで散策を楽しめます。
いくつかの神様を祀るお社もあるため、「勝負運・仕事運・出世」、「安産」、「縁結び・良縁」といった様々なご利益がありますよ。
また、時期が合えば毎年9月14日~16日の3日間にかけて行われる「鶴岡八幡宮 例大祭」にぜひ足を運んでいただきたいところ。
最終日には、馬に乗りながら的に向かって矢を射る神事「流鏑馬(やぶさめ)」も執行されます。
住所 : 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
マップ : Googleマップ
アクセス : JR鎌倉駅より徒歩15分
電話番号 : 0467-22-0315
時間 :
料金 : 無料(ぼたん園は入場料500円)
公式サイト : 鶴岡八幡宮
※合わせて読みたい: 鶴岡八幡宮の参拝方法や見所を紹介!見逃しがちな境内の穴場スポットやパワースポットも徹底解説
鎌倉は、海水浴やマリンスポーツなど海のアクティビティも楽しめる街です。
相模湾に沿って長く延びる海岸線は、人気の「湘南海岸」の一端になっています。
その鎌倉の海を代表する海岸といえば「由比ガ浜」。
夏には鎌倉随一の 海水浴場 として多くの人で賑わいます。
また、アジア初となるビーチ・マリーナの国際環境認証「ブルーフラッグ認証」を受けている優良な海水浴場です。
由比ガ浜は鎌倉駅から徒歩圏内、江ノ電の「由比ガ浜駅」からもすぐの場所にあるため電車でのアクセスが抜群。
大型駐車場も完備されているので、マイカー利用でも安心です。
また、海は遠浅なので安心して海水浴が楽しめるだけでなく、サーフィンやボディボードなどもたっぷり楽しめます。
海水浴場としてだけでなく、「鎌倉花火大会」など多くのイベントの会場としても有名です。
ほとんどの海の家はペットも入店可能で、散歩に訪れる犬連れの方も多く見かけます。(遊泳時間帯 9:00~17:00の間はペット同伴での散歩は禁止です)
住所 : 神奈川県鎌倉市由比ヶ浜海岸
マップ : Googleマップ
アクセス :
営業時間 : 遊泳時間 9:00~17:00
備考 : 遊泳期間は7月~8月頃
公式サイト : 由比ガ浜
鎌倉はグルメの宝庫で、地元食材を使用した本格料理から、スイーツ、食べ歩きに便利な軽食までたくさん存在しています。
中でも街歩きの途中で立ち寄っていただきたいのが、若宮大路・段葛にある「段葛 こ寿々(だんかずら こすず)」です。
大正時代末期の建物を利用した和風古民家の外観で、蕎麦とわらび餅を看板メニューに掲げています。
信州蓼科産の玄そばを自家製粉した蕎麦も絶品ですが、食後にいただく「わらび餅」600円(税込)の美味しさは格別です。
わらびの根から少量しかとれない澱粉の中でも、特に稀少価値が高い「本蕨粉」が使用されています。
プルプルとした弾力のある食感は最高で、黒蜜ときな粉がアクセントとなっており一度食べたらクセになるでしょう。
このわらび餅のために行列ができており、遠方からわざわざ食べにくる人も多い人気店です。
住所 : 神奈川県鎌倉市小町2-13-4
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0467-25-6210
定休日 : 月曜日、第1・3火曜日(祝日の場合は翌日)
営業時間
: 11:30~18:00(L.O.17:30)※土日祝は19:00(L.O.18:30)まで
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
三浦半島の付け根部分に位置する逗子は、周辺エリアと比べてこぢんまりとした街です。
首都圏のベッドタウンとして、山側を中心に新興の高級住宅地が広がっています。
逗子マリーナをはじめ、南国ムードたっぷりのリゾート施設が存在しており、ワンランク上のバカンスが楽しめますよ。
なお、逗子の観光については下記ページで詳しくご紹介しているので、合わせてご覧ください。
→ 海の町である逗子のおすすめ観光スポット10選!海のほかにも魅力がいっぱい
「逗子海岸」は、関東地方で最も早く海開きする海水浴場。(毎年6月末頃)
遠浅で波が静かなうえ、小細砂で、貝殻や砂利や泥が少ないのが特徴です。
日本一規制が厳しい海水浴場としても知られており、飲酒やBBQ、音楽スピーカーや刺青の露出はすべて厳禁なので、子供連れでも安心して遊べます。
逗子海岸は大正時代から賑わっていた由緒ある海水浴場。
文豪・徳富蘆花の名作「不如帰」の舞台になったり、石原慎太郎氏の「太陽の季節」の記念碑があることでも有名です。
また、夏季は逗子花火大会の会場として多くの人々が訪れます。
さらに、会場アトラクション「スプラッシュウォーターパーク」が設置されていたりと満足度の高い海水浴場と言えるでしょう。
住所 : 神奈川県逗子市新宿3
マップ : Googleマップ
アクセス : JR逗子駅・葉山駅より徒歩15分
電話番号 : 046-871-3850
営業時間 : 遊泳時間 9:00〜17:00
備考 : 海水浴営業期間は例年6月末〜8月頃
公式サイト : 逗子海岸
眼下に相模湾の雄大な景観が広がる絶景スポット、それが「披露山(ひろやま)公園」です。
標高93mの披露山山頂に位置しており、この公園から逗子市全景のほか、遠く 江の島 、 富士山 までの眺望が楽しめます。
自然が豊富なハイキングコースが設置されていて、気軽にハイキングを楽しめるのも魅力の一つ。
また、園内には小さな動物園も設置されていて、子供連れ・家族連れにもおすすめの公園です。
住所 : 神奈川県逗子市新宿5-4-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 046-871-4941
定休日 : なし
営業時間 :
料金 : 無料
公式サイト : 披露山公園
「J.J. monks(ジェイジェイ モンクス)」は、かつて国道134号線沿いの七里ガ浜にあり、多くのアーティストや文化人に愛されていた伝説のお店でした。
ボリューム満点の美味しい料理が自慢で、逗子に拠点を移してからも根強いファンに支えられています。
パワフルでフレンドリーなシェフからも元気を貰えることでしょう。
新鮮な魚介類の料理だけでなく肉料理も絶品で、中でもランチタイムの看板メニュー「モンクス特製ハンバーグ」1,650円(税込)はおすすめです。
一見小ぶりに見えますが、お肉がぎっしり詰まっています。
他にもメニューが豊富で、パンorライスorガーリックトーストに、コーヒーとデザートが付きます。
逗子に行ったらこの伝説の味をぜひご賞味あれ!
住所 : 神奈川県逗子市逗子1-4-12 MDFビル 2F
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 046-873-6765
定休日 : 月曜日
営業時間 : 11:00〜13:30/18:00〜21:00
予算 : [昼] 1,000~2,000円 [夜] 3,000~4,000円
キャッシュレス決済 : 不可(現金のみ)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
「御用邸」があることで有名な葉山は、人口3万人あまりの小さな町です。
温暖な気候と静かな環境から、国内有数の別荘地・保養地として知られています。
周辺と比べて観光地化されておらず、こぢんまりとした海岸とのどかな風景が自慢です。
穴場的な観光スポットが多いですが、土地柄、レストランやリゾート施設などは高級感が漂っています。
なお、葉山の観光については下記ページで詳しくご紹介しているので、合わせてご覧ください。
→ 葉山のおすすめ観光・グルメスポット15選!逗子までの観光モデルコースも紹介
「森戸海岸」は、葉山町で一番広い砂浜をもつ海水浴場です。
波も穏やかで遠浅のため、子供連れでも安心して楽しむことができます。
よく晴れた日の景色も魅力的で、この海水浴場から眺める江の島や富士山の景観は抜群です。
また、沖合700mにある島・名島には森戸神社の鳥居があります。
こちらは石原裕次郎さんの三回忌を記念して建てられた「裕次郎灯台」とともに、海水浴場のシンボルになっています。
富士山を背景にした鳥居と灯台はここでしか見られない光景。
観光の際はぜひこの絶景を写真に収めてくださいね。
水浴場に隣接する「森戸神社」は、源頼朝が建立したとされる由緒ある神社です。
開運厄除や家内安全など、あらゆるご利益を叶えてくださいます。
家畜(ペット)の守護神を祀る畜霊社もあるので犬連れの参拝もおすすめです。(本殿や社務所内はペット同伴での立ち入り禁止)
また、海岸から神社に通じる真紅の「みそぎ橋」も情緒たっぷり。
神社の入口を右手に曲がると橋がある場所に辿り着きます。
住所 : 神奈川県三浦郡葉山町堀内1025
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 046-875-2681
定休日 : なし
営業時間 :
公式サイト : 森戸大明神
「葉山しおさい公園」は、葉山御用邸付属邸跡地に開設された公園です。
情緒たっぷりで本格的な日本庭園には和風カフェが併設されています。
海岸側の黒松林に足を踏み入れると、爽やか潮騒が聞こえてきてとてもリラックスした気分に浸れますよ。
鯉が泳ぐ池とその池を囲む緑の木々、茶室の一体化した景観は見事で、四季折々の風情が楽しめます。
園内を散策した後、海岸でのんびりしてみるのも極上の贅沢です。
公園内はゆったり歩いても30分程度で一周できるので、休憩がてら足を運んでみるのもおすすめですよ。
住所 : 神奈川県三浦郡葉山町一色2123-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 一色海岸バス停よりすぐ
電話番号 : 046-876-1140
定休日 : 月曜日、祝日の翌日、年末年始(12月28日~1月3日)
営業時間 : 8:30~17:00(最終入園16:30)
料金 : 高校生以上 300円/小中学生 150円/未就学児 無料
公式サイト : 葉山しおさい公園
日本一売れていると評判のコロッケが葉山にあります。
「旭屋牛肉店」は一見すると普通のお肉屋さんですが、店内は名物のコロッケ目当てのお客さんでいつも大混雑。
店内に入って正面が精肉コーナー、左手が総菜コーナーとなっています。
こちらが、故石原裕次郎さんや桑田佳祐さんの大好物でもある「葉山コロッケ」100円(税込)です。
厳選された国産の牛肉・豚肉が玉ねぎと一緒に炒められ、上質のジャガイモを混ぜ合わせて作られています。
中身は素朴でどこか懐かしい味であり、衣のサクサクとした食感も相まってどこかほっとする一品です。
店内で販売されている「皮パン」87円(税込)に挟んで、コロッケサンドにして食べても絶品ですよ。
外で召し上がる際は、トンビにはくれぐれもご注意ください!
住所 : 神奈川県三浦郡葉山町堀内898
マップ : Googleマップ
アクセス : 「亀井戸橋」バス停より徒歩1分
電話番号 : 046-875-0024
定休日 : 水曜日
営業時間 : 9:30~19:00
予算 : ~1,000円
キャッシュレス決済 : 電子マネー可
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
江戸時代末期、ペリー提督率いる米軍艦・「黒船」が横須賀の浦賀に入港したことをきっかけに、日本の近代化が始まりました。
明治以降は海軍の拠点として栄え、今でも米海軍や海上自衛隊が駐屯する軍港として知られています。
横須賀は東京湾と相模湾に面しており、荒崎海岸や観音崎公園など自然景観の美しい海岸線が数多く残っています。
ネイビーカラーの街並みととともに、豊かな海と山の大自然を満喫できるのが魅力です。
なお、横須賀の観光についての詳細は下記ページでご紹介しているので、合わせてご覧ください。
→ 横須賀の観光地16選!軍港や基地巡りがしたい方の人気旅行先
横須賀観光において、東京湾最大の自然島であり無人島「猿島」は欠かせません。
こちらは2003年に横須賀市が国から無償譲譲与を受け、「猿島公園」として整備されました。
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」のような世界観だと話題になり、入園料がかかるようになった今でも人気があります。
猿島へは京急の横須賀中央駅から徒歩15分ほどの場所にある「三笠ターミナル」からフェリーに乗って向かいましょう。
猿島はかつて東京湾を守る要「要塞の島」として砲弾や弾薬庫を有していました。
そんな島内には、当時のまま残されたトンネルや砲台跡などの歴史的な遺産が残っています。
散策ルートはいくつか存在しているため自由に森林浴を楽しめますが、初めて訪れる場合は「猿島探検ツアー」を利用するのもおすすめです。
こちらは船の発着場からすぐのウェルカムセンターで申し込むことができますよ。
長時間滞在するなら、ビーチでバーベキューや海水浴、釣りを満喫するのもひとつ。
島内のレンタルショップではバーベキューセットや釣り道具が借りられて、どれも手軽に楽しめます。(食材は自分で用意が必要)
夏は海水浴メイン、気候が心地よい季節は釣りをしながらゆったりとした時間に身を任せてみてはいかがでしょうか。
丸っと一日猿島で過ごせてしまうほど、小さな島に魅力が詰まっています。
なお、猿島の観光については下記ページで詳しくご紹介しているので、合わせてご覧ください。
住所 : 神奈川県横須賀市猿島
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 046-825-7144(株式会社トライアングル) ※猿島渡船の運航会社
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 猿島
三笠公園は「⽇本の都市公園100選」「⽇本の歴史公園100選」にも選出されている、横須賀を代表する公園です。
この公園最大のシンボルは、名前の由来にもなっている戦艦「三笠」。
日露戦争・日本海海戦で日本を大勝利に導いた栄光の軍艦が現存・公開されています。
戦艦三笠をバックにした東郷平八郎元帥の像は、絶好の記念撮影スポットでもあります。
広大な敷地内には、音楽に合わせて舞う噴水やダイナミックな壁泉、高さ18mのモニュメントがあり、横須賀市民や観光客にとって憩いの場となっています。
三笠公園から望む横須賀の海はとても美しく景観は抜群です。
公園のすぐそばからは、東京湾の自然島・猿島へ渡るフェリーが運航していますよ。
こちらが、日露戦争の日本海海戦で連合艦隊旗艦を務めた戦艦三笠です。
明治38年(1905年)の日露戦争終盤、日本軍は存亡の危機に面していました。
そんな時、三笠を旗艦とする連合艦隊が対馬海峡にてバルチック艦隊と遭遇・迎撃し、ほぼ全滅させた結果空前の大勝利を得たのです。
この日本海海戦の勝利は、日本のみならず、当時抑圧されていたアジアやアフリカの人々に勇気と感動を与えました。
三笠の艦内は博物館になっており、司令塔や無線室などの室内の様子が現役当時のまま展示されています。
日露戦争や日本海海戦の経緯を貴重な展示物やジオラマで学ぶことができますよ。
艦内をぐるっと巡ったら、東郷司令長官が戦闘の指揮を執った「最上艦橋」にも足を運んでみましょう。
ここから見える猿島や横須賀港の素晴らしい眺望は必見です。
住所 : 神奈川県横須賀市稲岡町82
マップ : Googleマップ
アクセス : 京浜急行 横須賀中央駅より徒歩15分
電話番号 : 046-824-6291
定休日 : なし(記念艦 三笠は12/28~12/31まで休艦)
営業時間 :
料金 :
公式サイト : 三笠公園
「ソレイユの丘」は横須賀の相模湾側・長井にある市営公園で、2005年開園と比較的新しい施設です。
2023年4月には、お花畑や宿泊施設などがパワーアップしリニューアルオープンしました。
こちらは三浦半島の食と海を体験できる体験型総合公園として、東京ドーム約5.2個分の広大な敷地面積を誇ります。
南フランスのプロバンス地方をモチーフにしており、入口ゲートや園内の建物はフランス風で異国情緒溢れていますよ。
一部エリアやレストラン「 ヴェント・レオーネ 」のテラス席はペット同伴OKで、犬連れの観光にもおすすめです。
有料のドッグラン「オーシャンドッグパークYOKOSUKA」も利用してみてください。
ソレイユの丘と言えば、ソレイユ(太陽)の光をたっぷり浴びて育った花々を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
リニューアルに伴い、規模が以前の約2倍である10haに拡大されたお花畑は必見です。
この他、キャンプ場やBBQ場、ジップラインといった大型アスレチックなど、園内の設備は充実しすぎているほど。
温浴施設もあり、露天風呂から広大な相模湾や富士山の絶景を楽しむ時間も至福です。
公園内では野菜の収穫体験ができるほか、ポニーや兎、カピバラ、カンガルーなどの動物とのふれあい体験も人気です。
ショーやエサやり体験は園内奥・じゃぶじゃぶ池の近くにある「アニマルヴィレッジ」で行われています。
これだけ設備が整っていながら、入場料は何と無料!
カップルでも子供連れでも一日中遊ぶことができる、おすすめの観光スポットです。
住所 : 神奈川県横須賀市長井4丁目
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 046-857-2500
営業時間 : 9:00~18:00 (12月から2月は9:30~17:00)
料金 : 無料(但し、遊具などの施設利用ごとに料金発生あり)
公式サイト : ソレイユの丘
横須賀を代表するグルメとして、「海軍カレー」が注目されています。
日本で食べられているカレーライスは、もともとは明治時代に帝国海軍が開発したもの。
当時軍人の間で流行っていた「脚気」という病気の改善のため、イギリスの兵食を参考に考案したそうです。
一方「よこすか海軍カレー」は、横須賀の町おこしの一環として2001年に誕生しました。
1908年の「海軍割烹術参考書」にあったレシピを忠実に再現されています。
よこすか海軍カレーを提供しているお店は市内に複数ありますが、一番のおすすめは横須賀中央駅近くにある「横須賀海軍カレー本舗」です。
2階のレストランは戦艦三笠の艦内をイメージしており、明治期の海軍ムードたっぷり。
その当時流行っていたBGMが流れる中、100年以上前と同じカレーを楽しむことができますよ。
「よこすか海軍カレー スペシャル」1,650円(税込)は、お肉をビーフとチキンから選ぶことが可能で、サラダや薬味がセットで付いてきます。
よこすか海軍カレーは原則として横須賀市内でしか提供されないため、観光の際はぜひ味わいたいところです。
他にもインパクトが絶大なメニューが用意されており、カレー好きにはたまらないお店でしょう。
住所 : 神奈川県横須賀市若松町1-11-8 YYポート横須賀
マップ : Googleマップ
アクセス : 京浜急行 横須賀中央駅より徒歩2分
電話番号 : 046-829-1229
定休日 : 1/1~1/3
営業時間 :
予算 : 1,000~2,000円
キャッシュレス決済 :
禁煙・喫煙 : 全席禁煙
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
最も三浦半島らしさを感じさせる街、それが最南部に位置する三浦市です。
品川 から電車で1本、気軽に訪問できる三浦市には、海水浴や釣り、磯遊びなどの目的で訪れた経験のある人も多いと思います。
本格的な観光地化がされていない分、どこか懐かしく心が安らぐような雰囲気です。
三浦海岸の海水浴場や、油壷、剣崎、城ケ島など海沿いの観光スポットが有名ですが、田園地帯が広がる内陸部を散策してみるのも楽しいです。
三浦といえば、夏はスイカ、冬は大根と有名な特産物があります。
一面に広がるスイカ畑や大根畑の光景は圧巻で、牧歌的な景観には心を奪われるでしょう。
また、三崎マグロ、松輪のサバ、サザエ、城ケ島のヤドカリなど海の幸も豊富で、観光だけでなく、とびきちのグルメも満喫できます。
大自然に囲まれた森のなかを散策するなら、「小網代(こあじろ)の森」がおすすめ。
首都圏で唯一、源流域を含む森林、河川、干潟が開発されずに残された貴重なフィールドです。
わずか70ヘクタールの空間にもかかわらず、アカテガニをはじめとするカニ類だけでも60種類以上、森全体で2000種類以上の生物が生息していると言われています。
ゴルフ場として再開発される予定でしたが、この貴重な自然を残すために神奈川県が保全を決め、2014年から一般公開されました。
森の中には遊歩道が整備されており、全長1.3kmの道程を40分程度で散策できます。
山や川、谷、湿原、干潟、海など、多様な自然環境が目の前に現れ、途中で出くわす動植物を観察しながらのトレッキングはまさに冒険気分。
スズメバチやマムシなどの危険な生き物と遭遇しないとも限らないので、長袖長ズボン・履きなれた靴の着用は必須です。
住所 : 神奈川県三浦市三崎町小網代
マップ : Googleマップ
アクセス : 京急バス「引橋」より下車5分
電話番号 : 046-823-0381
定休日 : なし
営業時間 : 7:00~18:00 ※10月~3月は17:00まで
料金 : 無料
公式サイト : 小網代の森
三浦半島の最南端・三崎港は、神奈川県だけでなく、全国でもでトップクラスの水揚げ量を誇る漁港です。
この三崎といえば、真っ先に思い浮かぶのが「まぐろ」ではないでしょうか。
定番のまぐろ丼のほか、ここでしか食べられないまぐろ料理のお店が軒を重ねています。
三崎港の対岸にある、神奈川県最大の島・城ヶ島も、豊かな自然を誇る景勝地です。
また、詩人の北原白秋ゆかりの地としても知られています。
三浦に滞在中、代表作の一つである「城ヶ島の雨」を創作しており、城ヶ島北岸の遊ヶ崎には歌碑が建っていますよ。
城ヶ島の見どころについてはこの後詳しくご紹介します。
三崎港周辺は、マグロ料理に舌鼓を打ったり、ショッピングをしたり、いろいろな楽しみ方があります。
のんびりと海を眺めたり、レンタルサイクルで街を散策してみるのも楽しいでしょう。
また、港周辺の海域は魚の宝庫です。
三崎港を海から望みながら、さらには海の中の様子まで楽しめてしまうという観光方法もあります。
写真の「にじいろさかな号」は、手軽に海中散歩が楽しめる半潜水式の観光船です。
三崎港の産地直売所・うらりマルシェから、城ケ島の水道を抜け、海中展望スポットまでクルージングするコースとなっています。
爽やかな潮風を感じながら望む三崎港と城ケ島の眺望は抜群で、カモメが飛び交う様子にも風情があります。
そして、いよいよ海中展望スポットに到着。
半潜水の展望室から鑑賞する「天然水族館」は圧巻で、宇宙船に乗り込んだようなワクワク感も味わえます。
地元の漁師さんも、景観を守るためあえてこの海域では漁をしないそうです。
住所 : 神奈川県三浦市三崎5-3-1
マップ : Googleマップ
アクセス : バス停「三崎港」下車後、うらりマルシェまで
電話番号 : 046-881-6721
定休日 : 年中無休
営業時間 : チケット販売 9:00~/運行時間 9:20~16:00(全8便)
料金 : 大人(中学生以上)1,500円/小学生 700円/未就学児(1歳以上)200円
公式サイト : にじいろさかな号
三崎港から全長575mの「城ケ島大橋」を渡って対岸にある城ケ島は、神奈川県最大の自然島です。
風光明媚な島であり、鎌倉時代から景勝地として知られていました。
多くの歌人・文人にも愛され、特に北原白秋が詠んだ「城ケ島の雨」が有名です。
三崎港側の静かな内湾の光景とは裏腹に、太平洋側では険しい岩崖と、荒波が押し寄せるダイナミックな景観を楽しめます。
城ケ島の観光は、城ケ島灯台見学と、「灯台通り」で食べ歩きや買い物を楽しみながら磯あそびを満喫するコースが定番となっています。
ウツボの唐揚げ丼や、アマガニ(オニヤドカリ)の味噌汁など、レアなグルメも味わってみましょう。
その他にも磯辺のハイキングコースを散策しながら、景勝地・「馬の背洞門」やウミウ生息地・赤羽根海岸を訪ねるのも楽しいですよ。
城ケ島の東半分を占める広大な「県立城ケ島公園」も見逃せません。
360℃の大パノラマが広がり太平洋を望む展望台や開放的なピクニック広場など開放的な園内。
島のシンボルである「城ヶ島灯台」と、その対に建っていて"恋する灯台"と認定されている「安房崎灯台」も人気があります。
また、水仙をはじめ、四季折々の植物を鑑賞しながらゆったりと散策するのもおすすめです。
一日滞在しても飽きない魅惑のスポットと言えるでしょう。
住所 : 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
マップ : Googleマップ
アクセス : 京急バス「白秋碑前」より徒歩7分
電話番号 : 046-881-6640(公園管理事務所)
定休日 : なし
営業時間 : 8:00~17:00 ※4月1日~9月30日は19:00まで
料金 : 無料
公式サイト : 城ケ島公園
三浦三崎で名物のまぐろを満喫するには、超人気店「くろば亭」を外すわけにはいきません。
創業50年を超える名店で、まぐろ船の漁師が編み出した「沖料理」を追求しているそうです。
まぐろのあらゆる部位を使ったメニューはこれまで200種以上開発されていて、和風・中華・洋風・エスニックなどのジャンルも超越しています。
このうち3種類のメニューは、 みさきまぐろきっぷ に付属しているお食事券「まぐろまんぷく券」も使用できますよ。
ここでしか食べることのできないレアなメニューが満載ですが、何といっても圧巻なのは「まぐろの兜焼き」小(4~8人前)13,200円(税込)。
豪快なマグロの頭部が丸ごと提供され、ホホの身、ハチの身、目玉、目玉の裏(シンタマ)など食べ応えたっぷりです。
こちらは3日前までの電話予約が必要(お食事券の利用は不可)ですが、せっかく三崎を訪れるならぜひご賞味ください。
ちなみに、名物料理・兜焼きを注文すると、「おやじ」こと名物店主にほら貝儀式を披露してもらえます。
また、まぐろ料理のほかにも新鮮な三浦野菜や三崎港直送の旬の魚を堪能できるこだわりのメニューが盛りだくさん。
行列は必至ですが、一度は足を運んでみたい名店です。
住所 : 神奈川県三浦市三崎1-9-11
マップ : Googleマップ
アクセス : バス停「三崎」より徒歩5分
電話番号 : 046-882-5637
定休日 : 水曜日(祝日の場合は翌日休み)
営業時間 : 11:00〜20:00
予算 : [昼] 2,000~3,000円 [夜] 4,000~5,000円
キャッシュレス決済 : カード可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
禁煙・喫煙 : 全席禁煙(店外に灰皿とベンチあり)
予約サイト・口コミ・クーポン : 食べログ
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最終更新日 : 2023/10/06
公開日 : 2019/03/08