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花見の予定を立てる際に最も重要なポイントとなるのが、桜の開花時期ですよね。
年によって異なることもありますが、東京都内では、おおよそ3月下旬〜4月上旬に桜が見頃を迎えます。
葉桜を楽しむのも素敵ですが、開花から散り始めるまでのこのメインシーズンは、東京都内のお花見スポットが特に賑わう時期です。
今回は、一度は訪れてみたい桜の名所から、ゆっくりお花見ができる穴場まで、おすすめのスポットをご紹介します。
東京都内で桜の名所といえば、まず名前が挙がるのが「目黒川」です。
目黒川自体は約8kmほどの長さがありますが、その中で桜並木があるのは、池尻大橋駅付近から目黒駅付近までの約3.8kmの区間。
桜並木では、道幅の関係もありシートを敷いての場所取りや宴会は禁止となっているため、川沿いを散歩しながらのんびりとお花見を楽しむスタイルになります。
目黒川沿いにはおしゃれなカフェやレストランが多く、途中で立ち寄ってグルメと一緒に桜の美しさを味わったり、テイクアウトで食べ歩きを楽しむのもおすすめです。
ただ、人気のショップが立ち並ぶ中目黒駅周辺は特に人が集中しやすく、10:00から16:00までのピークタイムでは遊歩道が非常に混雑します。
もう少し落ち着いて桜が見たいという方は、比較的人通りが少なく、歩幅が広くて歩きやすい池尻大橋駅付近のエリアがおすすめです。
真っ赤なアーチが特徴で、作品のロケ地としても使用される「中の橋」があったりと、見応えは抜群ですよ。
目黒川の花見といえば、幻想的な雰囲気の中で桜を堪能する夜桜の存在も見逃せません。
ぼんぼりの明かりに照らされた桜の花びらや、ピンク色に染まる水面は、まさに目黒川の花見でしか見られない景色…!
ぼんぼりが設置される期間は2024年3月19日(火)〜3月31日(日)、時間帯は17:00〜20:00となっているので、ぜひ予定を立ててみてくださいね。
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九段下駅から徒歩3分、半蔵門駅から徒歩5分の「千鳥ヶ淵」は、東京都内でも有数の桜の名所して親しまれています。
江戸時代には徳川幕府の居城として、現在は皇居のお濠の一つとして、長い歴史を持つ場所です。
そんな「千鳥ヶ淵」一番の見どころは、靖国通りから北の丸公園まで続く約700メートルの遊歩道。
ソメイヨシノをはじめ、オオシマザクラやナラノヤエザクラ、シダレザクラと、約260本の桜の木が植えられていて、人々を包み込むように伸びた大きな桜の木や花の香りに、全身で桜の魅力を感じられます。
そんな遊歩道をまったり歩くほかにも、桜を楽しむ方法があります。
道の途中にある「千鳥ヶ淵ボート場」では、10:00〜17:00の間でボートの貸し出しを行っており、お濠を優雅に進みながら桜を仰ぎ見ることができるんです。
水面近くまで桜の枝が伸びているため迫力も満点で、水に反射した花びらの美しさもこれまた風情があります。
桜が見頃を迎えるメインシーズンには、30分800円・60分1,600円で利用でき、いつもと少し変わった花見の思い出作りにぴったりです。
「千鳥ヶ淵」では、例年桜の開花時期に合わせて「千代田さくらまつり」を開催しています。
2024年は3月22日(金)〜4月2日(火)に開催を予定していて、満開の桜と華やかな祭りの雰囲気を一度に味わうなら、この時期に訪れるのがおすすめです。
夜間には夜桜のライトアップやボートの特別営業が行なわれ、昼とは一味違った桜の表情を見ることができますよ。
また、「千鳥ヶ淵」内に限らず、周辺の靖国神社や神田神社では出店が並んだり、各種イベントが実施されたりと盛り沢山な内容なので、ぜひチェックしてみてください。
住所 : 東京都千代田区三番町2先
マップ : Googleマップ
アクセス : 東京メトロ「九段下駅」2番出口より徒歩3分、「半蔵門駅」5番出口より徒歩5分
電話番号 : 03-3556-0391
営業時間 : 【千鳥ヶ淵ボート場】11:00~17:00(3月1日〜11月30日)
料金 : 30分 800円・60分 1,600円(観桜期)
公式サイト : 千鳥ヶ淵緑淵(千代田区観光協会)
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四季折々の自然が楽しめて、東京のオアシスとして愛される「新宿御苑」は、桜の開花時期になると多くの人々で賑わいます。
広さ58.3ヘクタール、周囲3.8kmという面積を誇る公園内には、なんと約1,000本の桜が植えられているんです。
本数もさることながら、70近くに上る種類の多さも注目ポイントで、公園の中では様々な色・形をした桜と出会うことができますよ。
酒類や自転車、多くの遊び道具の持ち込みが禁止となっていることもあり、公園内には落ち着いた空気が漂っています。
仲間内の宴会でワイワイ騒ぐというより、比較的静かに花見をしたい方におすすめの場所です。
ただ、アルコールを除く飲食物の持ち込みは可能で、新宿御苑の中にはおしゃれなレストランや趣のある茶室もあるため、ご飯&飲み物の問題も安心。
特に人気のスターバックスコーヒーは、公園内の店舗ならではの自然と一体化した空間が魅力で、花見シーズンには待ちが出来ることも少なくありません。
「新宿御苑」では植えられている桜の種類が多いため、中には2月下旬に開花する早咲きの桜や、4月下旬まで楽しめる遅咲きの桜もあります。
多くの桜が見頃を迎え、メインシーズンとなる3月下旬から4月上旬は混雑が予想されますが、人混みを避けたいという場合はこれらの時期を狙って来園するのもおすすめです。
また、園内には有料駐車場もあり、周辺にお住まいの方はもちろん、遠方から東京へ花見に訪れる予定の方も利用しやすいですね。
住所 : 東京都新宿区内藤町11
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3350-0151
定休日 :
営業時間 :
料金 : 一般500円、65歳以上250円、高校生以上250円、中学生以下無料
公式サイト : 新宿御苑
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原宿駅から徒歩3分と、東京の中心地にありながら、都会の喧騒を忘れそうなほどのどかな時間が流れる「代々木公園」。
緑あふれる公園内には、サイクリングセンターにドッグラン、野外ステージまでを完備し、東京都民の憩いの場として親しまれています。
桜の開花時期には、約700本にもなる桜の木が見事な花を咲かせることから、花見スポットとしても大人気です。
都立公園の中でも5番目の大きさを誇る「代々木公園」では、桜が綺麗に見えるスポットが園内のあちこちにあります。
背の高い桜の木が広場全体を囲う中央広場では、青い芝と涼しげな噴水とのコラボレーションが美しく、花見に最適な場所です。
渋谷門と南門との合間には、所々にベンチが設置されてのんびり花見がしやすい、桜の園と呼ばれるエリアもあります。
また、公園を一周するような形で遊歩道が設けられているので、そちらに沿って歩くだけでも花見コースを満喫できますよ。
「代々木公園」は24時間開園しており、また入園料もかからず利用できて非常にオープンな場所です。
夜のライトアップなどはありませんが、思い立ったタイミングで気軽に花見に出かけやすいのは嬉しいポイントですよね。
広々とした公園内ではシートを敷いて自由に飲食を楽しめるため、仲間内で宴会をするにももってこい♪
東京の真ん中でのびのびと花見ができるスポットをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
住所 : 東京都渋谷区代々木神園町2‐1
マップ : Googleマップ
アクセス : JR原宿駅、代々木公園駅、明治神宮前(原宿)駅より各徒歩3分
電話番号 : 03-3469-6081(代々木公園サービスセンター)
営業時間 : 常時開放
公式サイト : 代々木公園
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東京都練馬区にある「光が丘公園」は、東京ドーム13個分、東京都内でも4番目の大きさを誇る公園です。
園内にある「芝生公園」エリアでは、広大な敷地の至る所に桜の木が植えられており、レジャーシートを敷いてお花見を楽しむのにぴったり。
桜の名所として知名度が上がりつつあるものの、都内の中心地と比べてまだまだ来園数が少なく、穴場的な花見スポットです。
また、空間自体もかなり広々としていて、それぞれのスペースにゆとりがあるので、ゆっくりと桜を眺められますよ。
桜並木のすぐそばには遊具やアスレチックが設置され、家族でお花見をするのにもおすすめ。
桜の木が生えたエリアからは少し離れますが、園内にはバーベキュー広場もあり、花見がてら美味しいお肉と飲み物で宴会を楽しむにももってこいです。
こちらのバーベキュー広場の利用には、電話またはインターネットでの予約が必要となっているので、詳しくは東京都公園協会の 公式サイト を参考にしてみてください。
そんな魅力たっぷりの「光が丘公園」ですが、穴場となるとたどり着きにくいのかな…とちょっぴり心配な方も安心!
最寄駅の「光が丘駅」からは徒歩10分程度と、アクセスも申し分ありません。
車の場合は、専用の有料駐車場が利用可能で、宴会用の道具や食材などを持ち込んだ際に便利です。
住所 : 東京都練馬区光が丘4-1-1
マップ : Googleマップ
アクセス : 光が丘公園から徒歩10分
電話番号 : 03-3977-7638
定休日 : 無休
営業時間 : 24時間
料金 : 無料(一部有料施設あり)
公式サイト : 光が丘公園
徳川将軍家の別邸として建てられ、江戸時代から続く「浜離宮恩賜庭園」。
かつては皇室の離宮となり、明治から大正までは観桜会も開かれた都内屈指の桜の名所です。
汐留駅から徒歩7分と、都内の中心地にありながら穴場的存在で、静かに桜を愛でたい方におすすめ。
アルコールの持ち込みができず、宴会の開催が不可という決まりもあって、庭園全体にゆったりとした空気が漂っています。
庭園には、ソメイヨシノのほかに、開花時期がやや遅い八重桜が植えられています。
そのため、お花見シーズンのピークから少し遅れた4月中旬に来園しても、桜を楽しめる点が魅力です。
園内全体では20種類を超える桜の木が咲き誇り、それぞれ開花時期や見頃も異なります。
公式X(旧 Twitter) で開花情報をアナウンスしてくれているので、情報を参考に何度か足を運んでみるのもおすすめです。
庭園の各所に桜が植えられており、場所によっては松の木と桜のコラボレーションが見られることも◎
腰を落ち着けて花見をするのはもちろん、美しい景色を探しに庭園内を散策をするのも楽しいですよ。
庭園内には趣たっぷりのお茶屋さんもあるので、花見の合間に美味しい抹茶と和菓子で一息ついてみてはいかがでしょうか。
住所 : 東京都中央区浜離宮庭園1-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 03-3541-0200
休館日 : 年末年始(12月29日~翌年1月1日)
営業時間 : 9:00〜17:00(最終入園 16:30)
入園料 :
公式サイト : 浜離宮恩賜庭園
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東京都内で花見におすすめな桜の名所をご紹介しました。
賑やかな公園に穴場の庭園まで、東京には様々な花見スポットがあります。
本記事を参考に、ぜひ楽しい春のひとときをお過ごしください。
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最終更新日 : 2024/03/18
公開日 : 2023/02/28