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イタリア好きが選ぶおすすめ観光スポット60選!イタリア全20州のエリア別におすすめの旅行先をご紹介





イタリアは中毒になる!一度好きになると何度も訪れるリピーターの方が多い国の一つです。
その理由は、見るべき所が多すぎる、美味しい物が多すぎる、買いたい物が多すぎる、美しい自然が多すぎるなどなど。

日本人の空前のイタリア旅行ブームは落ち着いたとはいえ、世界的に見るとイタリアへの観光客は増え続けていて、2016年度の統計では5200万人を突破して世界第4位というから凄い勢いです。

本記事ではイタリアの全20州にスポットをあて、各州ごとにおすすめの観光地を厳選しました。
イタリア旅行の参考にしてくださいね。

<北イタリアの観光地>

 

リグーリア州、ヴェネト州、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、 トレンティーノ・アルト・アディジェ州、ロンバルディア州、ピエモンテ州、ヴァッレ・ダオスタ州の7州です。

北イタリアというと代表的な街はヴェネツィアやミラノですが、スイスと国境を接している辺りは、夏は避暑、冬はウィンタースポーツのリゾート地としてイタリア人にとても人気があります。

 

リグーリア州 Liguria

 

人口:約1,565,307人(2017年)

イタリア最大の港町ジェノバを中心にティレニア海に面してフランスまで続くのがリヴィエラ海岸で、気候が温暖なリゾート地です。

また、ポルトフィーノや、音楽祭で有名なサンレモ、ポルトヴィーネレにチンクエテッレと美しく魅力的な町や村が海岸沿いに点在しています。

世界遺産:

1.ポルトヴェーネレ、チンクエテッレと小島群
2.レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ

 


40. チンクエテッレ Cinque Terre

 

チンクエテッレ

 

イタリア語で5つの大地という意味を持つ、チンクエテッレは、リグリア海の海岸線にある5つの村で、ポルトヴェーネレ村と沖合の小島を加えて世界遺産に登録されています。

ジェノバに近い西側から20kmほどの間にモンテロッソ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオ・マッジョーレの5つの村が並びます。

カラフルな色合いの建物が雑誌やSNSに良く登場するようになり、ますます人気があがっています。

夏のバカンスシーズンには、ヨーロッパはもちろん、アメリカからもツアーがやってくるほどの人気です。

 

11世紀に要塞都市として生まれたこの村々は、1000年もの間、陸路が無く船のみで行き来をしていたので、陸の孤島となり独自の文化と芸術を築き上げてきました。

5つの村々がそれぞれ個性的なので、時間があれば、拠点となるモンテロッソ・アル・マーレや、ボルトヴェーネレ、もしくはラスペッツィアに宿泊をして全ての村々を訪ねるのがおススメです。

 

チンクエテッレの観光情報

 

イタリア語名 :Cinque Terre

アクセス :フィレンツェから:車だと約2時間半、列車の場合はラスペッツィアまで約2時間。

2016年から登場した、チンクエテッレエキスプレスは、ラスペッツィアからレヴァント間を各駅停車で30分かけて運行しているので村巡りが便利になりました。

 

 

ヴェネト州 Veneto

 

人口:約4,907,529人(2017年)

アドリア海に面したヴェネト州の首都はヴェネツィア。

北にはドロミテ山脈があり南に向けて徐々に平野が開けていき、西にはイタリアで一番大きなガルダ湖があります。

北部の山岳地帯は厳寒で積雪も多く、平野部は積雪はないものの冬はとても寒く、湿度が高いので10がつから3月にかけて濃霧が立ち込めるのも特徴です。

世界遺産:

1.ヴェネツィアとその潟
2.ヴェローナ市
3.ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅群
4.パドヴァの植物園
5.16~17世紀のヴェネツィア共和国建造の軍事防御設備

 

 


ヴェネツィア Venezia

 

まるで映画のセットのような街、ヴェネツィアは、これまで多くの小説や映画やドラマの舞台となってきました。

水の都と名高いヴェネツィアは、大小合わせて177もの島からなり、ラグーナ(潟)の上に人工的に作られた島。

5世紀にゲルマン民族や騎馬民族により、破壊や侵略が起きるようになり、この地にも侵入が始まりました。

ヴェネツィア周辺に住んでいた人々は、潟に杭を打ち、そこに家を建てて、大運河を作り海上生活を始めたのです。

こうして避難所として作られたヴェネツィアは陸からは干潟なので攻めにくく、海路からは砂州や島々が邪魔をし攻めにくい、天然の要塞都市になりました。

 

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41. サン・マルコ寺院 Basilica di San Marco

 

サンマルコ寺院

 

ヴェネツィアの商人がエジプトのアレキサンドリアから持ち帰った聖マルコの遺体が祀られているのが、サン・マルコ寺院です。

持ち帰ったという経緯は不明ですが、差し出されたとは思えないので盗んだという説が有力。

サン・マルコはヴェネツィアの守護聖人で、シンボルは翼を持った獅子。

ヴェネツィア滞在中に、何度となく聞く名前であり、あちこちで目にする象徴です。

 

9世紀の創建以降、時代を経て何度も改装されたので、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンスと様々な様式が取り入れられており、現在の形になったのは11世紀の頃です。

寺院の内部は、床、柱、壁全てが大理石造りで、ビザンチン様式の黄金に輝くモザイクの装飾が特徴的です。

主な部分は無料で見学できるとあって、観光のハイシーズンには大行列が出来ていますが、オンラインの予約システムもあるので利用しましょう。

主祭壇の裏側には、パラ・ドーロと呼ばれる金、銀、86面の七宝板、ガーネット、真珠、エメラルド、ルビー、サファイヤなどが散りばめられた豪華絢爛な祭壇装飾があり必見です(有料)

 

サン・マルコ寺院の観光情報

 

イタリア語名 :Basilica di San Marco

住所 :Basilica di San Marco, Venice,Italy

アクセス :水上バス サンマルコ(SAN MARCO)から徒歩約2分 サンザッカリア(S.ZACCARIA)から徒歩約3分

電話番号 :(041)2418317

定休日 :無休

営業時間 :9:30~17:00(日曜・祝日 14:00~16:00)

料金 :入場無料 サンマルコ寺院のガレリアと博物館:5ユーロ パラ・ドーロ:2ユーロ

注意点 :寺院内部では写真撮影禁止、肌の露出が多い服装は入場できません。

公式サイト:  Basilica di San Marco

 

 


42. サンマルコ寺院の鐘楼 Campanile di San Marco

 

サンマルコ寺院の鐘楼

 

ヴェネツィアでのイチオシ観光スポットが、サンマルコ寺院の鐘楼です。

赤レンガと大理石で作られた鐘楼が完成したのは16世紀の事、1902年に突然崩壊したので、建て直され、今の形は1912年に再建されたものです。

高さは約100mで、エレベーターでラクラク展望台まであがる事ができます。

 

小さなエレベーターなので、バカンスシーズンには大行列が出来る事もありますが、並んででも見るべき価値のある絶景が待っていますよ。

真下にはサンマルコ広場が、目を移すとすぐ隣の島にあるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が、そして運河が張り巡らされたヴェネツィアの全景を眺める事ができるんです。

ただし、あくまでも鐘楼なので、毎日12時と18時に鐘が鳴り響きます。

かなりの大音量なので、その時には展望台にいない方が賢明です。

 

サンマルコ寺院の鐘楼の観光情報

 

イタリア語名 :Campanile di San Marco

住所 :Piazza San Marco, 30124 Venezia,Italy

アクセス :水上バス サンマルコ(SAN MARCO)から徒歩約2分。サンザッカリア(S.ZACCARIA)から徒歩約3分

電話番号 :(041)) 270 8311

営業時間 :復活祭~6月・10月 9:00~19:00/7~9月 9:00~21:00/11月~復活祭 9:30~15:45

料金 :8ユーロ

注意点 :行列が出来ていた場合は、帰りも上で行列が出来ているので、時間の余裕を持っていきましょう。

公式サイト:  Basilica di San Marco

 

 

43. ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducale

 

ドゥカーレ宮殿

 

ドゥカーレ宮殿は、7世紀末から18世紀末まで続いたヴェネチア共和国の総督と政庁、そして裁判所を兼ねた建物で、宮殿としても使われていました。

ヴェネツィア共和国は、イタリア半島内の諸国、他国の侵攻に脅かされながらも、卓越した政治、外交、軍事力により総督を中心とする共和制を1000年もの間保持した革新的な共和国でした。

オスマン帝国との戦いで多くの領土を失い、ナポレオン率いるフランス軍の侵攻により1797年に滅亡したのです。

 

現在この宮殿はヴェネツィア映画祭の会場として使用されています。

宮殿の中には15世紀から16世紀にかけて活躍した、ヴェロネーゼやティントレットなどのヴェネツィア派と呼ばれる画家たちによる壁画や天井画が多く残されていて圧巻です。

総督の即位式が行われた黄金の階段や、大評議会の間、牢獄など見どころが多く、また見ごたえもあるので是非入場観光して下さいね。

 

ドゥカーレ宮殿の観光情報

 

イタリア語名 :Palazzo Ducale

住所 :Piazzetta San Marco 1, 30124 Venice, Italy

アクセス :水上バス サンマルコ(SAN MARCO)から徒歩約2分 サンザッカリア(S.ZACCARIA)から徒歩約3分

電話番号 :(041)2715911

定休日 :1/1、12/25

営業時間 :4/1~10/31 8:30~19:00/11/1~3/31 8:30~17:30

料金 :大人 19ユーロ 子供(6~14歳)12ユーロ

公式サイト:  Palazzo Ducale

 

 


44. ムラーノ島 Murano

 

ムラーノ島

 

ヴェネツィア本島から水上バスに乗って10分から20分、ヴェネツィアン・グラスの島として知られるムラーノ島に到着です。

13世紀から続く伝統技術で作られるヴェネツィアングラスは全てムラーノ島の中にあるガラス工房で作られていて、その数は大小合わせて200にもなります。

もともと原材料や燃料を自国で産出できなかったヴェネチア共和国は、材料が豊富な国々にこの伝統技術が盗まれて真似される事を恐れ、全ての工房、職人そしてその家族までを強制的にムラーノ島へ移住させる政策をとりました。

 

島を逃げ出す者には厳しい罰を、功績を挙げると褒章を与える法令を発令し、厳しく取り締まったといいます。

これには、ヴェネツィア本島の火事を防ぐという意味もあったのです。

それでも新天地を求めて逃げ出す職人もおり、ヨーロッパ各地に技術が流出していきました。

島内には、ヴェネツィアン・グラスの歴史がわかる「ガラス博物館」や、見学ができる工房、お土産屋さんも沢山あり、本気でヴェネツィアン・グラスを購入したい人におススメです。

本島の混雑を避けてのんびりするにもピッタリですよ。

 

ムラーノ島の観光情報

 

イタリア語名 :Murano

住所 :Murano, Venezia, Italy

アクセス :

ローマ広場(P.le Roma)から水上バス3番 約20分、
サンタルチア駅(Ferrovia)から水上バス3番 約20分
フォンダメンタ・ヌォーヴェ(Fondamente Nove)から水上バス4.1、4.2番 約10分
サン・マルコ広場(San Zaccaria)から水上バス7番 約35分

 

 

ヴェローナ Verona

 

ミラノとヴェネツィアのちょうど中間地点で、古くから交通の要衝として栄えてきました。

13世紀から14世紀のスカラ家の統治時代と、15世紀からのヴェネツィア共和国統治下に栄華を極め、街には数々の美しい建物が建てられました。

2000年に「ヴェローナ市街」全体が世界文化遺産に指定されています。

 


45. アレーナ・ディ・ヴェローナ Arena di Verona

 

アレーナ

 

紀元後1世紀に作られた円形闘技場で、最初の頃は最も残酷と言える剣闘士同士の闘いが行われていましたが、後に剣闘士対猛獣の闘技となり、市民の娯楽場として人気がありました。

18世紀からは、曲芸、喜劇、バレエなどに使われるようになり、1913年には、イタリアを代表する作曲家ジュゼッペ・ヴェルディ生誕100年を記念した野外フェスティバルが催され、「アイーダ」が上演されました。

これ以降、第一次、第二次世界大戦中を除いて現在まで、毎年夏に野外オペラフェスティバルが行われ、世界中からの観客を魅了しています。

あくまでも野外なので、音響は不十分でも、大きな舞台を利用した壮大なセットは迫力があり、何よりも古代ローマ時代の劇場で観劇をするという雰囲気は抜群です。

 

オペラというと敷居が高いイメージですが、野外オペラとなると話は別。カジュアルな雰囲気で誰もが知っている有名な演目が多く上演されるので、タイミングが合えば是非観劇を!

オンラインでチケット購入が出来るので、できるだけ早めに席を抑えるようにしましょう。

 

アレーナ・ディ・ヴェローナの観光情報

 

イタリア語名 :Arena di Verona

住所 :Piazza Bra 37121,Verona,Italy

アクセス :ポルタ・ヌオーヴァ駅から徒歩10分

電話番号 :(045)8003204

定休日 :1/1、12/25

営業時間 :8:30~19:30(月曜13:45~)閉館18:45まで入場

料金 :大人 10ユーロ

公式サイト:  Arena di Verona

 

 

46. ジュリエッタの家 Casa Di Giulietta

 

ジュリエッタの家

 

13世紀に起こった神聖ローマ帝国派と、ローマ教皇派に分かれた激しい権力争いが、シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」の物語を生み出しました。

神聖ローマ帝国派だった、キャプレット家のジュリエッタと、ローマ教皇派のモンテッキ家に生まれたロミオ。

実際にキャプレット家だった場所が、今はジュリエッタの家として一般公開されています。

夜の闇の中にロミオがいるとは気づかずに、「おおロミオ、どうしてあなたはロミオなの?」とジュリエッタが嘆いたバルコニー、という設定のバルコニーが人気です。

 

2010年のアメリカ映画「ジュリエットからの手紙」にも登場したように、世界中から届く恋愛相談の手紙に、返信をする「ジュリエットクラブ」というボランティア団体があり、届く手紙の数が年間4万通というから驚きです。

バルコニーの下にはジュリエットのブロンズ像がたち、ジュリエットの胸を触ると恋が成就するという言い伝えから、触っている写真を撮ろうと行列が出来ています。

壁には無数の落書き(テーマは愛)があったり、二人で付けると幸せになれるという錠前がずらりとつけられていたりと、愛のパワースポットとして人気があります。

 

ジュリエッタの家の観光情報

 

イタリア語名 :Casa Di Giulietta

住所 :Via Cappello, 23 Verona,Italy

アクセス :ポルタ・ヌオーヴァ駅からブラ広場まで徒歩で15~20分位、そこから観光しながら徒歩で15分程。

定休日 :年中無休

営業時間 :火〜日曜8:30〜19:30 月曜13:30〜19:30

料金 :バルコニーへは6ユーロ

公式サイト:  Casa Di Giulietta

 

 

フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州 Friuli-Venezia Giulia

 

人口:約1,217,870人(2017年)

世界遺産:

1.アクイレイアの遺跡地域と総大司教座聖堂のバシリカ
2.イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡 (568-774年) の一部(ガスタルダガ地区と司教関連建造物群)
3.アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群 の一部 (パル・ディ・リヴェンツァ(ポルデノーネ県ポルチェニーゴ)

フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州は、イタリア最北東部に位置し、北はオーストリア、東はスロベニアと国境を接しています。

多くの民族、国家の支配を受けてきた歴史から、ビザンツ帝国時代のモザイクや、ヴェネツィア共和国の建物など各時代の特徴的な建物が数多く残ります。

近代で一番影響が強かったのはオーストリアのハプスブルグ家で、その影響が街並みに色濃く残っているのが、州都トリエステです。

 

 

トリエステ Trieste

 

オーストリア、ハプスブルク帝国統治時代の影響が強く、どことなく気品漂う建物が多く「小ウィーン」などと呼ばれる事もあるトリエステ。

18世紀、トリエステはアフリカからヨーロッパに運ばれるコーヒーの経由地として重要な港町でした。

この地を統治していた女帝マリア・テレジアはトリエステを重要な港町として美しい街並みに整えたといいます。

19世紀になると、街には多くのウィーン風のカフェが造られ、今でもその名残でトリエステには多くの老舗カフェが点在しています。

 

47. ミラマーレ城 Castello di Miramare

 

ミラマーレ城

 

ミラマーレ城はトリエステの北西6キロほどの地に建つ白亜の美しい城です。

最後の皇帝フランツ・ヨーゼフの弟、フェルディナント・マクシミリアン公とその妻シャルロッテは1860年からたった4年しか一緒に暮らす事はできませんでした。

フェルディナントは1864年、皇位継承権を自ら返上しメキシコ皇帝になり、メキシコに渡りますが、1867年、地元の反対勢力に処刑されてしまったのです。

夫を失ったシャルロットは精神を病み、1927年に亡くなるまでこの城で過ごしました。

船や冒険が好きだったという大公が造らせた船室のような部屋や、日本や中国から運ばせて異国情緒あふれる調度品などは、短くても幸せだった夫婦の暮らしを思い浮かべる事ができます。

 

ミラマーレ城の観光情報

 

イタリア語名 :Castello di Miramare

住所 :Viale Miramare, 34151 Trieste TS, Italy

アクセス :トリエステ駅から市バス36番終点下車、少し戻ると入口の門が見えます。

電話番号 :040 224143

定休日 :1/1,12/25

営業時間 :9:00 ~19:00

料金 :大人8ユーロ、18歳~25歳5ユーロ、18歳以下無料

公式サイト:  Castello di Miramare

 

 

トレンティーノ・アルト・アディジェ自治州 Trentino-Alto Adige

 

人口:約1,062,860人(2017年)

世界遺産:

1.ドロミーティ(一部)
2.アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群(一部)

トレンティーノ・アルト・アディジェ州はその名の通り、トレントを中心とする州南部のトレンティーノ地域と、ボルツァーノを中心とした南チロル、アルト・アディジェ地域とに分かれています。

南はガルーダ湖、北はドロミテ山塊の大部分まで州域は広がっています。

オーストリアからブレンネル峠を越えて国境を接するアルト・アルジェ地域からヴェローナ方面に南下する道は、モーツァルトやゲーテもイタリアへ入るために通った道です。

 

 

トレント Trent

 

オーストリア国境のチロル地方の影響が見られるトレントは、文化・習慣的にはイタリアに属しますが、第一次世界大戦まではオーストリアに帰属していました。

第一次世界大戦後、特別自治州としてイタリアに併合されたものの、ドイツ語とドイツ文化が色濃く残り、イタリア語を第一言語としている人は人口の三分の一程度です。

街をぐるりと城壁が囲み、12世紀から13世紀にかけて建てられた中世の建物が多く残っています。

2013年に公開された宮崎駿監督映画「風立ちぬ」に登場した、飛行機設計士のカプローニのコレクションを所蔵したカプローニ博物館もこの街にあります。

 

48. ブオンコンシリオ城 Castello di Buonconsiglio

 

 

トレントで一番の観光スポットと言えば、アディジェ川の河畔に建つ中世の古城、ブオンコンシリオ城。

13世紀から17世紀の4時代に分かれた建物が繋がっていて一つの城のようになっています。

1390年から1419年までこの一帯の司教領主として君臨した、ジョルジョ・リヒテンシュタインが要塞だったカステルベッキオを君主の居城に替え、城のシンボルにもなっているアクイラの塔を街の東側の見張りの為に建設させました。

 

このアクイラの塔には、ジョルジョ・リヒテンシュタインがボヘミア人の画家ヴェンチェスラオに描かせた大きな壁画があり、1月から12月までの

中世の貴族や人々のの生活を描いたカレンダーのようになっていて必見です。

 

ブオンコンシリオ城の観光情報

 

イタリア語名 :Castello di Buonconsiglio

住所 :Via Bernardo Clesio, 5, trento, Italy

電話番号 :0461-233770

定休日 :月曜、12/25,1/1

営業時間 :9:30~17:00

料金 :7ユーロ

公式サイト:  Castello di Buonconsiglio

 

 

ロンバルディア州 Lombardia

 

人口:約10,019,166人(2017年)

世界遺産:

1.ヴァルカモニカの岩絵群
2.レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院
3.クレスピ・ダッダ
4.マントヴァとサッビオネータ
5.ピエモンテ州とロンバルディア州のサクリ・モンティ
6.イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡 (568-774年)
7.アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群

ロンバルディア州には、ファッションの都、州都のミラノ、芸術都市ベルガモ、ヴァイオリンで有名なクレモナ、世界遺産のマントヴァ、サッビオネータ、修道院で有名なパヴィアなど芸術、歴史、文化の香る街がたくさんあります。

また、北部には湖水地方が広がり、コモ湖、ガルーダ湖などはイタリア人に人気のリゾート地です。

 

 

ミラノ Milano

 

ミラノファッションという言葉が一般的になるほど、ファッションの街として知られるミラノは、イタリアではローマに次ぐ第二の都市で、

ロンバルディア州の州都になっています。1976年以来毎年行われている、ミラノ・コレクションでファッションの街の名を確立しています。

 

49. ドゥオーモ Duomo

 

ミラノドゥオモ

 

ミラノを代表する建物と言えば、真っ先に名前があがるのが大聖堂ドゥオモです。

ミラノ公ジャン・ガレアッツォ・ヴィスコンティの命により1386年に着工し、完成を見たのは約500年後という壮大な聖堂です。

全長158m、幅93m、高さ108mと、世界最大のゴシック建築物として知られています。

 

最大の特徴は、135本の尖塔におびただしい数の彫像で、最も高い中央尖塔には黄金に輝く聖母マリア像が見られます。

内部のステンドガラスなどの見学の後は、屋上に登ってみましょう。

意外と知られていないのが、ドゥオーモの屋上からの絶景で、視界が良い日はスイスアルプスまで見えるんですよ!

また、ドゥオモの特徴である彫像もすぐそばで見られるので、珍しい写真が撮れる事間違いなし、おススメです。

 

ドゥオーモの観光情報

 

イタリア語名 :Duomo

住所 :Piazza Della Duomo, Milan,Italy

アクセス :地下鉄1・3号線ドゥオーモ(Duomo)駅から徒歩0分

電話番号 :(02)72022656

営業時間 :7:00~19:00 ※屋上は9:00~19:00(4/1~10/31は~21:30)

料金 :無料 ※屋上は有料  大人 7ユーロ、子ども(6~12歳)3.5ユーロ、シニア(65歳以上)階段3.5ユーロ

注意点 :ドゥオーモ前の広場には、勝手に手に鳩の餌を乗せてきて、鳩と写真を撮り、そのあと餌代を要求する物売りがいるので注意しましょう。

公式サイト:  Duomo

 

 

50. ガッレリア Galleria Vittorio Emanuele II

 

ミラノガレリア

 

大聖堂ドゥオモとミラノスカラ座を結ぶアーケードで、19世紀の後半に建設された現代のショッピングモールの先駆けともいえるミラノのシンボル的な存在です。

石造りの伝統工法をベースに、鉄、ガラス、石、鉄骨を巧みに組み合わせたデザインは、当時としてはとても斬新であり、建築技術の高さが伺えます。

中央の天井にはヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジアを表現したフレスコ画が描かれ、すぐそばにはプラダの本店、歴史ある宝石店や本屋に創業100年を超えるカフェなどが並び優美な雰囲気を醸し出しています。

場所がらちょっと高めなカフェですが、ドゥオーモ周辺で休憩したいな、という時にはアーケードを歩くミラネーゼ(と観光客)を見ながら雰囲気のあるお店で寛ぐのもいいですね。

 

ガッレリアの観光情報

 

イタリア語名 :Galleria

住所 :Galleria Vittorio Emanuele ll, Milan,Italy

アクセス :地下鉄1・3号線ドゥオーモ(Duomo)駅から徒歩1分

 

 

51. サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 Basilica di Santa Maria delle Grazie

 

最後の晩餐

 

サンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会の食堂に描かれたレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作「最後の晩餐」は、ミラノが世界に誇る宝です。

教会は第二次世界大戦時に屋根が吹っ飛ぶような大きな損傷を受けましたが、「最後の晩餐」は奇跡的に無事でした。

420cmx910cmという大きな壁画は、テンペラという画法だったので、痛みが激しく17世紀頃から盛んに修復が行われていました。

当時の技術では、逆に壁画に悪影響を与える修復があったり、修復家による加筆が多すぎて、オリジナルがわからなくなるという事態も起きていました。

 

20世紀の修復は、一人の修復家が20年以上かけて行い、洗浄作業を中心に行ったので、過去の修復家による加筆も取り除かれました。

その後、複数の扉を付けて外気との接触を減らしたり、入場者制限をして保存に力を入れるようになりました。

現在は完全予約制で、電話かサイトからの予約が必要です。

 

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の観光情報

 

イタリア語名 :Basilica di Santa Maria delle Grazie

住所 :Piazza di Santa Maria delle Grazie, 20123 Milano,Italy

アクセス :メトロ2号線CadornaFN駅から徒歩7分 メトロ1号線Conciliazione駅から徒歩6分

電話番号 :

電話予約:(月~土)8:00~18:30
02-498-7588、02-9280-0360(予約専用)

定休日 :毎週月曜日、1/1 , 4/25 , 5/1 , 12/25

営業時間 :

(月~土)7:30~12:00(日)7:30~13:15、15:30~19:00
(最後の晩餐見学時間)8:15~18:45

料金 :8ユーロ

注意点 :完全予約制、一人15分

公式サイト:  Basilica di Santa Maria delle Grazie

 

 

52. スカラ座博物館 Museo Teatrale Alla Scala

 

 

1778年に開場、イタリアオペラの最高峰と言われるスカラ座は、オペラ歌手の憧れの舞台であり、オペラファンにとっても憧れる場所。

ミラノと言えばファッションの街というイメージですが、世界のトップクラスと言える質の高いオペラや舞台を観劇できるんです。

オペラと聞くと、何となく敷居が高いイメージですが、天井桟敷なら驚くほどの安さでチケットが手に入るので、雰囲気を味わいたいという方にはおススメです。

公式サイトには日本語もあるので、まずはスケジュールのチェックをしてみましょう。

 

スカラ座には「天井桟敷の会」というちょっとコアなファンの集いがあり、長年に渡りスカラ座を見守ってきたファンなので、不出来な場合は強烈な野次を飛ばし、素晴らしいパフォーマンスには惜しみない賞賛、歓声を与えてオペラ歌手を育ててきたのです。

観劇の時間がない、という方は、「スカラ座博物館」だけでも見学しましょう。

楽譜、写真展示などに加え、歴代オペラで使用された衣装などの展示もあり、オペラファンでなくてもその豪華さに目を奪われる事でしょう。

リハーサルなどがない場合は、座席から舞台を眺める事が出来るので必見です。

 

スカラ座博物館の観光情報

 

イタリア語名 :Museo Teatrale Alla Scala

住所 :Largo Ghiringhelli 1, Piazza Scala, 20121 Milan,Italy

アクセス :地下鉄1・3号線ドゥオーモ(Duomo)駅から徒歩5分

電話番号 :(02)88792473

定休日 :復活祭日曜、1/1、5/1、8/15、12/7、12/25・26

営業時間 :午前の部9:00~12:30 午後の部13:30~17:30 ※入館は午前、午後ともに閉館30分前まで

料金 :7ユーロ

公式サイト:  Museo Teatrale Alla Scala

 

 

53. ブレラ絵画館 Pinacoteca Brera

 

 

ミラノでは、14世紀のヴィスコンティを始めとする多くの貴族たちが芸術家のパトロンになり、芸術活動を支えてきたという歴史があります。

イタリア屈指の美術館(絵画館)として人気があるのが、こちらのブレラ絵画館。

17世紀の半ばにイエズス会の修道士の為に建てられた宮殿の2階に位置し、1階は美術学校(アカデミア)になっています。

館内の中庭には、統治時代に絵画館としてオープンさせたナポレオンの像が立っています。

 

作品群の中心となるのは、14世紀から19世紀にかけての、ヴェネツィア派やロンバルディア派など、北イタリアのルネッサンス絵画。

マンテーニャの「死せるキリスト」や、カルパッチョの「聖母の神殿奉献」、ジョバンニ・ベッリーニの「ピエタ」など。

ほとんどが宗教画ですが、モディリアーニやピカソといったモダンアートも少しですが展示されています。

 

ブレラ絵画館の観光情報

 

イタリア語名 :Pinacoteca Brera

住所 :Palazzo di Brera - Via Brera, 28 - 20121 Milano

アクセス :中心地から歩いて約15分。もしくは地下鉄montenapoleoneから5分

定休日 :1/1,5/1,12/25

営業時間 :8:30~19:15

料金 :10ユーロ

公式サイト:  Pinacoteca Brera

 

 

54. スフォルツェスコ城 Castello Sforzesco

 

スフォルツェスコ城

 

塔をくぐると広がる中庭、その一番奥にあるのが、イタリア各地から収集された絵画や彫刻が展示されている市立美術館です。

1番の見どころは、ミケランジェロが死の間際まで作っていたと言われる未完の「ロンダニーニのピエタ」です。

 

ミケランジェロは生涯に4つのピエタ像を製作していますが、もっとも有名な物は23歳の時の作品で、バチカン市国のサンピエトロ寺院に置かれています。

20代のピエタと80代のピエタ、実際に見てみたいと思いませんか?

 

スフォルツェスコ城の観光情報

 

イタリア語名 :Castello Sforzesco

住所 :Piazza Castello, Milano

アクセス :地下鉄1号線カイロリ(Cairoli)駅から徒歩1分

電話番号 :(02)88463700

定休日 :月曜日

営業時間 :9:00~17:30

料金 :スフォルツェスコ城は無料、スフォルツェスコ城博物館 5.5ユーロ

公式サイト:  Castello Sforzesco

 

ミラノの伝統料理ミラノ風カツレツをオリジナルスタイルで食す!

 

日本でも知名度があるのが、ミラノ風カツレツですよね。

ミラノ風カツレツは、イタリア語でコトレッタ・アラ・ミラネーゼと言い、仔牛の骨付きロース肉を繊維を切るように叩いてのばして塩コショウで味付け、小麦粉、卵、パルミジャーノ・レッジャーノチーズ、パン粉をつけて揚げるように焼きます。

ソースなどはかけずにそのままいただくのがイタリア流です。

 

 

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NHK BSプレミアム「2度目のミラノおこづかい3万円で充実度」という番組で紹介されたのが、こちら。

1959年創業「ヌォーボ・マチェッロ」は常連客が集う人気の老舗レストラン。

ミラノの殆どのレストランでは、象耳と呼ばれる叩いてのばして平たくしたカツが出てきますが、伝統レシピをひもどくとオリジナルのカツは分厚かったんだそう。

分厚いと焼くのに時間がかかるし技術も必要なので1960年代から平たくするカツが主流になったのです。

肉の味が楽しめる伝統的なカツを作りたいと考えたオーナーシェフのジョバンニ氏が作るミラノ風カツは、生後6か月以内の仔牛の骨付き背肉で、3cmにカットしています。

外はカリッとサクサク、中は程よくレアでジューシー、本格派のミラノ料理を味わいたい方は是非!

 

ヌォーボ・マチェッロの観光情報

 

イタリア語名 :trattoria del nuovo Macello

住所 :Via. C. Lombroso, 20 Milano, Italy

アクセス :トラム12.V.le Molise 停留所から徒歩3分、電車 Milano Porta Vittoria 駅から徒歩7分

電話番号 :(02 )59902122

定休日 :日曜日

営業時間 :月~金12:00~14:15 20:00~ 22:30 土 20:00~ 22:30

 

ミラノっ子にまじってルイーニのパンツェロッティを食す!

 

ミラノのドゥオモを見学したら、その足で食べに行きたいのが「ルイーニ」のパンツェロッティです。

ドゥオモの裏手、大型デパートのリナシェンテのすぐ脇の道に行列を見つけたら、それが「ルイーニ」です。

観光客だけではなく、並ぶのが苦手と言われるミラノっ子も並ぶ、と聞けばその人気がわかりますね。

 

 

パンツェロッティとは、南イタリア名物である揚げピザのこと。

創業は1888年、南イタリアのプーリア州。

その後ジョセッピーナ・ルイーニ氏は家族と共にミラノにやってきて、1949年この地に店を構えました。

 

ほぼ全員がオーダーしているのが、トマトとモッツァレラが入ったシンプルなパンツェロッティで、この一等地では破格と言える1個2.5ユーロ!

行列のおかげで常に出来立ての熱々がいただけます。

 

揚げピザといっても、しつこくなく、あっという間に完食しちゃいます。

小腹を満たす程度のサイズなので、ランチにしたい方は2個、もしくはショーケースに並ぶ菓子パンも一緒にどうぞ。

 

パンツェロッティ ルイーニの観光情報

 

イタリア語名 :Panzerotti LUINI

住所 :Via Santa Radegonda 16 - Milano

アクセス :ドゥオーモの横にあるデパート、リナシェンテの脇道

電話番号 :(02)86461917

定休日 :日曜日、8月

営業時間 :月曜日:10:00~15:00 火曜日-土曜日:10:00~20:00

 

 

55. コモ湖 Lago di Como

 

コモ湖

 

ミラノから北へ約50キロ、スイスとの国境にある湖水地帯の中で一番有名な湖と言えばコモ湖です。

コモ湖の歴史は古く、ローマ皇帝も保養に訪れていたんだそう。

ヨーロッパの王侯貴族、大富豪たちに愛されてきたリゾートは、イタリアのセレブやスターはもちろんですが、現在はハリウッドスターにも人気で、ジョージ・クルーニーの別荘もあるんですよ。

 

長さ46キロ、最大幅4.3キロ、漢字の「人」の形をしたコモ湖の、左下にあたるのが、中心の街「コモ」です。

大聖堂や市庁舎、ブランド店があるメインストリート、市民公園、レストラン、カフェなどがたくさんあり、リゾートの雰囲気たっぷり。

ケーブルカーに乗って、ブルナーテ山の展望台からコモ湖とコモの街並み、そして美しいスイスアルプスの絶景を楽しむもよし、湖畔をブラブラを散歩するのもよし。

たっぷり時間がある方は遊覧船がおススメです。

著名人の別荘を巡る遊覧コースや、ベッラージオやトレメッゾといった他のリゾート地への定期船や、貸切船など様々な楽しみ方がありますよ。

ミラノとは全く違うゆったりした雰囲気を楽しんでみましょう。

 

コモ湖の観光情報

 

イタリア語名 :Lago di Como

住所 :Como Nord Lago, Largo Giacomo Leopardi, Como, Italy

アクセス :

ミラノ中央駅(Milano Centrale)からMilano Nord Bovisa駅で乗り換えて、Como Nord Lagoまで、トータル約1時間20分
コモにはもう一つ、コモサンジョバンニ駅がありますが、湖から離れているのでコモノルド駅の方が便利です。

 

 

ピエモンテ州 Piemonte

 

人口:約4,392,520人(2017年)

世界遺産:

1.サヴォイア王家の王宮群
2.ピエモンテ州とロンバルディア州のサクリ・モンティ
3.アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群
4.ピエモンテのブドウ畑の景観:ランゲ=ロエーロとモンフェッラート
5.イヴレーア、20世紀の産業都市

 

ピエモンテ州はイタリアの北西部に位置し、北側はスイスと、西側はフランスと国境を接している海を持たない州です。

州都は2006年冬季オリンピック開催地となったトリノで、トリノには世界スローフード協会の本部があり2年に1度開催される
トリュフで有名なアルバ、ワインの産地アスティ、スローフード発祥の街ブラなど美食の宝庫しても知られています。

 

最近では一般的になってきたバーニャカウダもピエモンテ州が発祥です。

アンチョビ、ニンニク、オリーブオイルを温めて作ったディップソースに、切った野菜をつけて食べる料理で、寒い地方ならではの一品。

ホウレンソウや肉を詰めたラビオリ、アニョロッティやサラミや豆の入ったリゾット、パニッシアなども家庭的な味わいで人気です。

2年に1度、トリノで世界最大級の食の祭典「サローネ・デル・グスト」が開催され、世界中から食のプロが集まるので、この時期に
訪れる事ができたら最高ですね。

 

 

トリノ TORINO

 

イタリア国内で4番目の人口を抱える大都市トリノ。

市内は碁盤の目に区画されていて、その中心になるのはサンカルロ広場で、いつも多くの人々で賑わっています。

1280年、政治力と財力を共に備えたフランスの貴族サヴォイア家がトリノに居を構え、1560年にトリノに遷都した事から

サヴォイア家支配のもと、多くの芸術、文化、建築技術がトリノに持ち込まれました。

街に何本もある屋根付きアーケードはポルティコと呼ばれ、サヴォイア貴族が雨に濡れずに街歩きが出来るように、と造られた名残です。

 

56. 王宮 Palazzo Reale

 

トリノ王宮

 

トリノ市の中心広場、カステッロ広場に面して建つ美しく、かつ壮大な王宮。

16世紀末に建設が始まり、歓声したのは17世紀半ば、その後増築や改修が行われ、現在の姿になったのは18世紀の事です。

時代が変わるごとに建築様式も変わり、王宮はネオクラシック様式、バロック様式、ロココ様式などが入り混じった造りになっています。

豪華な迎賓の間と、白い大理石の柱が並ぶ舞踏の間は必見、家具や時計、銀食器類なども見逃せません。

 

サヴォイア王家の代々の当主が暮らした王宮、その豪華な内装や調度品から当時の繁栄と権力を伺い知る事ができます。

王宮の裏手には、ヴェルサイユ宮殿の庭園を手がけたアンドレ・ル・ノートルの設計をもとに作らせた王宮庭園が広がります。

王宮は、「サヴォイア王家の王宮群」の一つとして1997年に、世界文化遺産に登録されています。

 

王宮の観光情報

 

イタリア語名 :Palazzo Reale

住所 :Palazzo Reale, 1,Torino, Italy

アクセス :カステッロ広場すぐ

電話番号 :(011)4361-455

定休日 :月曜日

営業時間 :8:30~19:30 最終入場は18:00

料金 :1階フロア+王宮武器博物館8ユーロ、2階フロア 6.5ユーロ 65歳以上18歳以下無料

公式サイト:  Palazzo Reale

 

 

57. マダマ宮殿 Palazzo madama

 

マダマ宮殿

 

カステッロ広場に面したもう一つの王宮、マダーマ宮殿は王侯のお妃の為の宮殿です。

もともと古代ローマ時代の大きな門の一部だった場所で、中世の時代には要塞になり、15世紀に入り城となり、16世紀後半からは宮殿として使用されるようになりました。

豪華なバロック様式の正面門から宮殿内に入ると見られる、古代ローマ時代の遺跡の一部はそんな歴史の1ページなのです。

 

もともとお妃専用に作られたわけではなくk、17世紀にヴィットリオ・アメディオ一世の未亡人で摂政を務めたマリア・クリスティーナが住み、その後カルロ・エマヌエル二世の未亡人であるマリア・ジョバンナ・バッティスタという二人の未亡人が暮らした事から、マダーマ宮殿と呼ばれるようになりました。

内部には、中世ピエモンテ州の美術工芸品や家具などを展示する「市立アンティーク美術館」があり、装飾ガラス細工、陶磁器、金銀細工、マヨルカ焼など見ごたえがあります。

マダーマ宮殿も「サヴォイア王家の王宮群」の一つとして1997年に、世界文化遺産に登録されています。

 

マダマ宮殿の観光情報

 

イタリア語名 :Palazzo madama

住所 :Palazzo Reale, 10,torino, Italy

アクセス :カステッロ広場すぐ

電話番号 :(011)4433-501

定休日 :月曜日

営業時間 :10:00~18:00

料金 :10ユーロ

公式サイト:  Palazzo madama

 

 

58. エジプト博物館 Museo Egizio

 

エジプト博物館

 

イタリアにエジプト関連の博物館、それもトリノに?ちょっと意外な感じがしますよね。

ナポレオンのエジプト遠征に同行していたフランス領事が、当時のサヴォイア家のカルロ・フェリーチェ王に贈ったコレクション5268点がスタートでした。

創設は1824年で、現在の所蔵数は約33000点にもおよび、その中の6500点が展示されています。

古代エジプトの遺物収集では、エジプト、カイロの考古学博物館に次いで2番目という規模。

 

2006年のトリノオリンピックを機にできた彫像ギャラリーにはラムセス二世、アメンホテプ二世、トトメス三世、ツタンカーメンなどの貴重な彫像が並び圧巻です。

ロゼッタストーンのヒエログリフの解読に初めて成功したシャンポリオンは、1824年から1826年までトリノに滞在し、博物館から相当数の資料を提供して貰い研究を続けています。

きちんと全時代別に分類され、貴重な展示品が多い事からもとても評価の高い博物館です。

 

エジプト博物館の観光情報

 

イタリア語名 :Museo Egizio

住所 :Via Accademia delle Scienza, 6 -Torino,Italy

アクセス :電車または地下鉄にてトリノ・ポルタヌオーヴァ駅、徒歩10分

電話番号 :(011)561-7776

定休日 :年中無休、12/25除く

営業時間 :8:30-19:30 (最終入館時間は18:30)

料金 :7.50ユーロ 18歳~25歳 3.5ユーロ 18歳未満と65歳以上は無料

公式サイト:  Museo Egizio

 

カフェ・アル・ビチェリン Caffe Al Bicerin Dal 1763

 

 

イタリアと一口にいっても、もともと違う国、都市国家の集まりなので、土地ごとに違った文化や風習、そして料理や飲み物があります。

トリノ発祥のちょっと珍しい飲み物と言えば、ビチェリンです。

グラスの中に、エスプレッソコーヒー、ホットチョコレート、ミルクが綺麗に3段に層をなしています。

聞いただけで、美味しいって想像できる組み合わせですよね。

 

ポイントは、混ぜないで飲む事。

口に入れた時に混ざり合うのが新鮮な味わいで、病みつきになりそうな美味しさです。

トリノのカフェならどこでもオーダーできますが、一番に人気があるのはビチェリン発祥のカフェ・アル・ビチェリンCaffe Al Bicerin Dal 1763です。

1973年創業の老舗カフェで、狭い店内はいつも地元の人、観光客で混んでいますが、天気が良ければ外のテーブル席も気持ちよくておススメ。

 

カフェ・アル・ビチェリンの観光情報

 

イタリア語名 :Caffe Al Bicerin Dal 1763

住所 :Piazza della Consolata, 5, Torino, Italy

アクセス :トリノ王宮から西に徒歩7分 コンソラータ聖所記念堂の前

電話番号 :(011) 4369325

定休日 :毎週水曜日 1/1、8月の一ヶ月(バカンス休暇)、6/24

営業時間 :8:30~19:30

 

 

ヴァッレ・ダオスタ自治州 Valle d'Aosta

 

人口:約126,880人(2017年)

世界遺産:該当なし

ヴァッレ・ダオスタ自治州はは、イタリア北西部に位置し、スイスとフランスと国境を接する、面積・人口・人口密度においてイタリア最小の州です。

フランス との国境にはヨーロッパ最高峰のモンテビアンコ(モンブラン)4810m、モンテ・チェルビーノ(マッターホルン)4478mの山頂にはスイスとの国境があります。

イタリアに5つある特別自治州の1つで、古来からアルプス越えの要衝であり、スイスとの間にはサン・ベルナール峠が、現代はフランスとの間にモンブラントンネルが走り、重要な交通路となっています。

 

 

アオスタ Aosta

 

州都アオスタは初代ローマ皇帝アウグストゥスによって建設され、今でも街の随所に古代ローマ時代の遺跡が残り、アルプスのローマと言われる歴史のある街です。

ローマ時代の嗜癖のプレトリア門、アウグストゥスの凱旋門、円形劇場などは保存状態が良く必見です。

 

59. ロマーノ劇場 Teatro Romano

 

 

古代ローマ時代の大きな町には必須とも言える円形劇場が、このアオスタにも当然あります。

ローマのコロッセオから比べると、とても小さく感じますが、保存状態は良く、当時の観客になった気分で階段席に座ってみましょう。

何よりも背景が素晴らしく、中央部分に立つと、西にはモンテ・ビアンコやグランド・ジョラス、北にはグラン・コンバンにモンテ・チルヴィーノと4000m級の山々がそびえていて圧巻です。

 

ロマーノ劇場の観光情報

 

イタリア語名 :Teatro Romano

住所 :Via Porta Prætoria, 11100 Aosta,Italy

電話番号 :0165231665

営業時間 :9:00~19:00(夏期) 10:00~13:00, 14:00~17:00(冬期)

料金 :大人7ユーロ (考古学博物館、地下教会跡、円形歌劇場跡 共通券)

公式サイト:  Teatro Romano

 

 

クールマイユール COURMAYEUR

 

モンテビアンコ
クールマイヨールの街

 

アオスタから約37キロ、モンテビアンコの麓にあるクールマイユールは、ヴァッレ・アオスタ州で最も古いスキーリゾートで、世界中から観光客が集まる人気の街。

数百キロのスキーコースがあり、スキー、スノーボード、ヘリスキーまで様々なウィンタースポーツを楽しむ事ができます。

冬だけではなく、夏もハイキング、トレッキング、マウンテンバイク、乗馬、カヌー、ゴルフなどを楽しめる避暑地として人気があります。

 

60. スカイウェイ モンテビアンコ Skyway Monte Bianco

 

 

日本人にとって、馴染みがあるのはモンブランというフランス語の名前の方ですよね。

モンブラン観光というと、フランス側のシャモニーから、ロープウェイに乗り、エギュ・デュ・ミディ展望台に行くのが一般的です。

シャモニーでの大行列や混雑を避けたい方、最新式のロープウエイに乗って見たい方、イタリアが好きという方は、クールマイヨールから出発しましょう!

 

2015年にオープンした「スカイウェイモンテ・ビアンコ」は360度回転式のロープウェイです。

クールマイヨールのポンタル・ダントレーブPontal d’Entreves(標高1300m)から定員80名のキャビンに乗り中間乗換駅のパヴィオン・デュ・モンフレティPavillon du Mont Fréty(標高2200m)へ。

中間駅には、レストラン2軒、映画館、ショッピングエリア、夏期のみオープンの植物園などがあります。

 

次に定員75名のキャビンに乗り換えて、エルブロンネル展望台unta Helbronner(標高3466m)に到着です。

直径14mの円形展望テラスからモンテビアンコの眺めは大迫力!モンテビアンコを真正面に、チェルビーノ(マッターホルン)や、グランドジュラスなどの名峰が見渡せます。

こちらにもレストラン、カフェ、映像上映コーナー、雪上に降り立てる場所などがあるので、時間が許す限りたっぷり楽しみましょう。

エレベーターで降りてトンネルを抜けて行くと、アルピニスト達が登山に行くルートのスタート地点、トリノ小屋があります。

この小屋にあるレストランでは、クールマイヨール特産のソーセージ煮込みやチーズとハムの盛り合わせや温かいスープ類などがあり、休憩にピッタリです。

 

エギュデュミディ展望台
エギュ・デュ・ミディ展望台(フランス側)

 

せっかくだから、エギュ・デュ・ミディからの景色も見たい、という方はここから3連結型のゴンドラに乗って約20分で行く事もできますよ。

悪天候の場合、この区間のゴンドラがストップする事もあるので、時間がない方は気を付けましょう。

 

スカイウェイ モンテビアンコの観光情報

 

イタリア語名 :Skyway Monte Bianco

住所 :Strada Statale 26, 48, 11013 Courmayeur AO, Italy

電話番号 :016589196

定休日 :細かく設定されているのでホームページで確認して下さい。

営業時間 :細かく設定されているのでホームページで設定して下さい。

料金 :

エルブロンネル展望台まで49ユーロ 途中駅パビリオンまで28ユーロ(夏期)
冬期は様々なパスが販売されています。

公式サイト:  Skyway Monte Bianco

 

 

写真を見るだけでも、イタリアは南北に細長く、特に北と南では気候も風土も全く違うという事が良く分かりますよね。

今回はイタリアの全ての州の観光地をご紹介する事にこだわってみました。

 

イタリア人にさえ知名度がないような場所もありますが、周りのイタリア好きの人も行った事が無い場所に行くというのも面白そうですよね。

イタリアはストの国とも言われていて、突発的に航空会社や鉄道、タクシーやホテルなどがストをする事も多いので、旅の計画はゆったりめに立てるのがおすすめです。

 

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