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<霞ケ浦周辺(土浦市・かすみがうら市・行方市・潮来市・鉾田市)のおすすめ温泉>
<水戸・大洗周辺(水戸市・大洗町・ひたちなか市)のおすすめ温泉>
福島県南部から北関東一帯にかけては、八溝山系の山々が連なり、良質な天然温泉が湧出しています。
このエリアは 群馬県 から 栃木県 の温泉地帯を含み、そこから延長する茨城県も例外ではありません。
また、海沿いのエリアでは、かつて海底だった地層からミネラル豊富な温泉が湧出しています。
茨城の母なる霊峰・筑波山や、日本第2の面積を誇る湖・霞ケ浦周辺でも天然温泉を楽しむことができます。
県域全土から温泉が湧き出す隠れた温泉大国・茨城。
今回は茨城県を下記7地域に分けて、おすすめの温泉宿をご紹介します。
茨城県のシンボルである筑波山は、標高877mの美しい山です。
夕日に照らされる山肌が紫色に見えることから、 "紫峰" という優雅な別名を持っています。
古くから霊山・ パワースポット として知られ、『常陸風土記』や『万葉集』にもその名前が登場するほど。
山頂近くまでロープウェイやケーブルカーが設置されており、山頂から眺める関東平野の眺望は絶景です。
「ガマ石」や「弁慶七戻り」、「筑波山神社」など見どころも満載で、周囲にも観光スポットが点在している茨城を代表する観光地となっています。
また、筑波山周辺で有名なエリアと言えば「筑波学園都市」も挙げられます。
日本の最先端技術が集結した新鋭都市には、「筑波宇宙センター」をはじめ、知的好奇心をくすぐる楽しいスポットがたくさんあります。
つくばエクスプレスパスの開通により、都心からのアクセスも格段に向上しました。
この辺りでは筑波山に独自の源泉が湧出しており、眺望を楽しみながら極上の湯あみを満喫できます。
温泉街は形成されていないものの、特に桜や紅葉のシーズンは登山やドライブに訪れる方で賑わう人気のエリアです。
※主な観光スポット:筑波山、筑波山神社、筑波宇宙センター(つくば市)、牛久大仏(牛久市)、フラワーパーク(石岡市)
※つくば観光の関連記事: つくばのおすすめ観光スポット10選!
霊峰・筑波山の山麓に位置する高級宿「筑波山ホテル青木屋」は、最上階にある展望露天風呂が自慢です。
こちらは茨城で一番の眺望と称される絶景風呂となっています。
海抜300mから眺める景観は抜群で、 富士山 や 東京スカイツリー まで望むことができます。
また、宝石を散りばめたような学園都市の夜景も美しく、昼夜問わず見事な景観が楽しめることが魅力です。
地下1,700mから汲み上げられたアルカリ性単純泉の天然温泉はリラックス効果抜群で、心身ともにリフレッシュすることができるでしょう。
このパノラマ露天風呂「雲上の湯」のほか、洗い場を完備した展望大浴場「銀河の湯」と2種類の湯を楽しむことができます。
そんな青木屋の展望風呂は日帰り入浴も可能です。
利用時間は12:00〜15:00までの3時間限定となりますが、タオル付で1,200円(税込)となっています。
3時間 5,500円(税込)でお部屋を借りることもできるので、旅の疲れを癒したい時に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
また、露天風呂付きの特別室は和室と和洋室の2タイプ、スタンダードな露天風呂付き客室は檜風呂と陶器風呂の2タイプがあるため、旅行シーンに合わせて最適なお部屋を選んでくださいね。
料理は、季節の食材がふんだんに使用された「和の会席」。
ホテル内の和ダイニングでいただくのはもちろん、お部屋食も可能なため子連れファミリーでも安心して利用できます。
四季折々の変化に富んだ紫峰を、ぜひ家族やカップルで楽しんでください。
住所 : 茨城県つくば市筑波753-1
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 029-866-0311
営業時間 :
備考 : 無料駐車場(先着順) 70台
予約サイト : 楽天トラベル
「筑波山 江戸屋」は創業390年以上、江戸時代から続く県内屈指の有名老舗旅館です。
筑波山の中腹にあるパワースポット・筑波山神社の隣に位置し、樹齢400年を超える大ケヤキが古くからの伝統を感じさせます。
和の伝統を重んじながらもクラシカルモダンなおしゃれさがあるロビーなど、全体的に落ち着きのある空間です。
気になる温泉は、こちらも筑波山の地下から湧出したアルカリ性単純泉の天然温泉で、PH10.18とアルカリ値が高く美肌効果が期待できます。
手つかずの自然をそのまま活かした露天風呂「千寿の湯」は、鳥たちのさえずりと木々のざわめき、四季の香りを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせますよ。
こちらも11:30〜15:00(最終受付14:00)までの間で日帰り入浴が可能です。
ハンドタオル付の料金は、中学生以上が1,500円、3歳~小学生は800円(各税込)。
女性用の脱衣所にはベビーベッドが設置されているため、小さなお子様連れでも利用しやすいでしょう。
また、敷地内には筑波六井に数えられる名水・「杉の水」が湧き出していて、こちらは万病に効くという言い伝えがあります。
この名水で淹れるコーヒーはラウンジで味わうことができるのでぜひご賞味ください。
食事は地元茨城産の食材にこだわった創作和食料理で、四季折々の旬を楽しめます。
夕食にはつくば茜鶏だんごとしんじょ入りのお椀、朝食には水戸納豆など茨城の"美味しい"を満喫できる内容です。
いつもより豪華なお食事を楽しみたい時は、すきやき大鍋やしゃぶしゃぶなどの別注料理を予約することもできますよ。
住所 : 茨城県つくば市筑波728
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 029-866-0321
営業時間 :
備考 : 無料駐車場 25台
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Trip.com
霞ケ浦エリアは、利根川河口域から霞ケ浦、北浦などの湖水域、そして太平洋を望む県東南部の広大地域です。
茨城県第2の都市・土浦市、水郷の街として知られる潮来市、鹿島神宮や鹿島アントラーズの本拠地として有名な鹿嶋市、メロンの産地で知られる鉾田市が属します。
中でも有名な観光スポット「霞ケ浦」は、 琵琶湖 に次いで日本で2番目の広さを誇る湖です。
その流域面積も広大で、このエリアに属するほとんどの自治体を潤しています。
観光帆引き船や遊覧船、マリンスポーツが楽しめるほか、湖岸はマラソン大会やサイクリングのコースとしても知られています。
この水辺周辺もまた、海や湖由来の天然温泉が豊富に湧出しており、観光を兼ねた湯あみが楽しめます。
※主な観光スポット:水郷潮来(潮来市)、鹿島神宮(鹿嶋市)、霞ケ浦(土浦市・かすみがうら市ほか)
大洗岬から 千葉県 の犬吠埼まで広がる雄大な太平洋海域は「鹿島灘」と呼ばれています。
この鹿島灘を一望できる抜群のロケーションに位置する複合レジャー施設が「たいよう温泉 とっぷ・さんて大洋」です。
コテージやご当地グルメが楽しめるレストラン、プール&スポーツジム、そして温泉施設を併設しています。
1棟貸のコテージなので、子連れのファミリー旅行やカップル、気の合う仲間同士でも気兼ねなく極上のバカンスを満喫することができます。
日帰り入浴も可能な「海ひばり」の湯は、海洋性の黒褐色が特徴的な塩化物強塩泉です。
毎分67リットルの豊富な湯量を誇る天然温泉は、保温効果が抜群で身体の心底から温まります。
そのうえミネラルが豊富なので、湯上りの肌は潤いで満ちてしっとりもちもちになりますよ。
鹿島灘の雄大な海岸線を望める露天風呂のほか、内湯・サウナが楽しめます。
海沿いの施設だけあり客室は全室オーシャンビューで、2~4名用の小コテージと、5~8名用の大コテージの2種類。
それぞれ各種アメニティはもちろん、テレビや電子レンジ、無料Wi-Fiもあるので快適に過ごせます。
さらに施設内には、1階のプールで遊んだ後に温泉を楽しむ人のために水着専用脱水機が用意されています。
これはプールの塩素を洗い流すことにより、水着の生地が傷んだり変化してしまうのを防ぐ目的があるのだそう。
細やかな心配りに感激してしまいますよね♪
レストランさざ波でいただく夕食は、「海鮮バラちらし御膳」と「常陸牛すき御膳」から選べます。
両御膳に入っている鉾田まごころ豚の希少部位「豚かしら」は、付け合わせの辛味噌と相性が良くビールをグイっと飲み干したくなりますよ。
こちらの施設は、入場料を払うことで温泉だけでなくトレーニングルームや温水プール、休憩所がすべて利用できる体系となっています。
コストパフォーマンスが抜群なうえ、一日滞在しても飽きることがありません。
住所 : 茨城県鉾田市上幡木1500-2
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0291-39-6500
定休日 : 温泉施設は月曜日(祝日の場合は翌日)休館
営業時間 :
備考 : 無料駐車場 約100台
予約サイト : 楽天トラベル
広大な霞ケ浦は、湖畔から眺めると海のような錯覚を覚えます。
「白帆の湯」は、その霞ケ浦に面し、その眺望が楽しめる日帰り温泉施設です。
通常料金は大人 740円・子供 310円(6歳未満は無料)、17:00以降はそれぞれ530円・210円(各税込)で入浴できます。
10:00~21:00までと幅広い時間帯で利用できるのも嬉しいですね。
施設の最上階にある展望風呂からは、霞ヶ浦や対岸の景色が堪能できます。
肝心の温泉は メタケイ酸含有規定泉(低張性中性冷鉱泉)で、黄褐色の湯が特徴。
毎分95リットル の湧水に富み、浴槽に加水を行っていない天然温泉です。
美肌効果や保湿効果のほか、筋肉痛、関節痛にも効能が認められています。
薬湯やジェットバス、スチームサウナも併設されていて、小規模ながら施設はとても充実しています。
お風呂上りには休憩室やプレイルームを利用できたりと、子連れ旅でも重宝するスポットです。
無料の駐車場は約120台分のスペースがあるので、サイクリングや観光の拠点として利用する人も多いそう。
さらに、施設内には霞ケ浦周辺の地場野菜や特産品を販売しているマルシェもあるので、お土産の購入にも困りません。
温泉、食事、休憩、買い物など、あそう温泉 白帆の湯でゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。
住所 : 茨城県行方市麻生421-3
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0299-80-6622
定休日 : 水曜日(祝日の場合は翌日)
営業時間 : 10:00~21:00(最終受付 20:00)
料金 :
備考 : 無料駐車場 120台
公式サイト : あそう温泉 白帆の湯
県都・水戸市を中心とした地域は、茨城の人気観光スポットが密集している地域です。
「水戸黄門」こと2代藩主・徳川光圀ゆかりの水戸は、旧御三家・水戸藩の伝統が息づいています。
偕楽園や弘道館、徳川ミュージアムなど歴史を感じるスポットのほか、千波湖などの観光名所もあります。
水戸に近いマリンリゾート地・大洗も観光資源が豊富です。
北関東最大級の海水浴場「サンビーチ」や「大洗磯前神社」のほか、水族館「アクアワールド大洗」や「明太パーク」など有名どころが盛り沢山。
季節を問わず多くの人々が訪れる、茨城県内でも有数の観光地として知られています。
また、大洗から橋を渡ってすぐの場所にある、ひたちなか市も観光スポットに恵まれた地域。
新鮮な魚介類を味わえる「那珂湊おさかな市場」やネモフィラやコキアの絶景で有名な「 国営ひたち海浜公園 」が代表的です。
この地域には、太平洋に面した海沿いを中心に、「ひたちなか温泉」や「阿字ヶ浦温泉」などの温泉地が存在します。
※主な観光スポット:偕楽園、弘道館、千波湖、水戸城址(水戸市)、アクアワールド大洗、大洗磯前神社(大洗町)、国営ひたち海浜公園(ひたちなか市)
▼水戸・大洗・ひたちなか観光の関連記事
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観光スポットが充実しているひたちなか市には、とっておきの日帰り温泉施設も存在します。
こちらの「阿字ヶ浦温泉のぞみ」の魅力は、何と言ってもお風呂の種類が多いことです。
施設内はスペースを上手く活用した造りで、大小さまざまな温泉を楽しめます。
貸切風呂やユニークなお風呂もあるため、旅の途中で立ち寄ってみるのもおすすめです。
のぞみの温泉は、敷地内の地下1,504メートルを掘削して湧出させた自家源泉です。
全国各地にある火山性の温泉とは異なり、古代の海水などが何千年という間濃縮・熟成されて地下に閉じ込められたもの。
泉質はナトリウム-塩化物強塩泉で、体の芯からぽかぽかと温まっていることが実感できます。
また、溶け込んでいる成分量が多い高張性に分類されており、関東近辺でも屈指の濃さを誇るそうです。
成分が濃い分体に浸透しやすく湯あたりもしやすいため、初めは短時間で様子を見ながら楽しみましょう。
太平洋を一望できる露天風呂へは、内湯で体を温めてから向かいます。
露天風呂は、43~44度で熱めの「ひのき風呂」と、ぬるめで長く浸かれる「展望岩風呂」「五右衛門風呂」など。
胎内のように暗くて丸い「鞍馬天狗(通称:洞窟風呂)」は、不思議な居心地の良さがあります。
また、日帰り温泉にしては珍しく、岩風呂、備長炭風呂、檜風呂と貸切風呂の種類が豊富な点も魅力的です。
こちらは源泉掛け流しとなっています。
住所 : 茨城県ひたちなか市阿字ケ浦町3290
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 029-265-5541
定休日 : 第3木曜日
営業時間 : 10:00〜21:00
料金 : 中学生以上 980円(土日祝 1,250円・正月GWお盆 1,350円)/3歳〜小学生 600円(土日祝 700円)
備考 : 無料駐車場あり
公式サイト : 阿字ヶ浦温泉 のぞみ
大洗エリアの温泉宿ランキングでたびたび上位に挙がるのが、海沿いに佇むリゾートホテル「大洗パークホテル」です。
海と松林に囲まれた隠れ家のようなロケーションで、都会の喧騒を忘れて贅沢なひとときを過ごせます。
「アクアワールド 茨城県大洗水族館」までは徒歩3分という好立地のため、子連れ旅やカップルでの利用もおすすめです。
気になるお風呂は男女ともに内湯と外湯が完備されています。
露天風呂には屋根が付いているため、雨の日でも安心して湯浴みを楽しめますね。
泉質は塩分を含んだ「ナトリウム塩化物冷鉱泉」で、湯上り後もお肌のうるおいを感じられるのが特徴です。
落ち着いた雰囲気の中、ほんのりと緑がかった「大洗温泉」を満喫してください。
客室は洋室を中心に、様々な人数や旅行スタイルに対応したラインナップです。
写真のファミリールームは、家族旅行や友人同士のグループ旅行に最適な和洋室。
オーシャンビューではないものの、バス・トイレ付、定員6名の52㎡という広さでゆったり過ごせます。
宿泊時に利用できるお食事は、地元食材を活かし和と洋が織り交ぜられた会席料理です。
夕食は「カジュアル会席」「スタンダード会席」「特選会席」の3種類と、季節に応じて高級食材・あんこうが使用された料理が登場します。
1日の好スタートを切るための朝食はビュッフェ形式で、かねふくの明太子や茨城県産こしひかりなど、食欲をそそられる内容ですよ。
また、子連れファミリー向けにお子様メニューも用意されており、小学生用と未就学児用でメニューが変わるところからもホテル側の心遣いを感じます。
住所 : 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町82849-10
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0570-001-336
営業時間 : チェックイン 15:00~22:00/チェックアウト 10:00
備考 : 無料駐車場 70台
県西エリアは有名観光スポットがほとんどなく、最も観光地化されていない地域です。
全体的に農村地帯が多く、のんびりとした雰囲気があります。
その代わり、今まで知られていなかった魅力的なスポットが見つかる可能性を秘めていると言えるでしょう。
この辺りに訪れるのであれば、平将門が活躍した岩井(坂東市)や室町時代に古河公方があった古河市、結城紬で知られる結城市などを散策してみるのも楽しいかもしれません。
映画『下妻物語』の舞台となった下妻市も、この地域に属します。
※主な観光スポット:雨引観音、真壁の街並み(桜川市)、小貝川ふれあい公園 (下妻市)、古河総合公園(古河市)、しもだて美術館(筑西市)
「ビアスパークしもつま」は、下妻市郊外の鬼怒川川岸に広がる自然林のなかに位置しています。
こちらは、地ビール工房、ホテル、レストラン、そして温泉施設を備えた複合施設。
気軽に日帰り温泉を楽しみたい子連れ旅や、お風呂上がりの一杯で疲れを癒したい大人旅におすすめです。
地下1,500mから湧き出た天然温泉はナトリウム塩化物泉で、関節痛や冷え性、神経痛に効能が認められています。
檜風呂と岩風呂の2種類の露天風呂のほか、壷湯、打たせ湯、気泡浴やジェットバスなど、さまざまなスタイルで楽しむことができます。
日帰り温泉の場合は、大人 700円・子供 400円(税込)とリーズナブルな金額で利用できるのも嬉しいところ。
家族風呂も1時間 2,000円(税込)+入館料で利用ができますよ。
もちろん宿泊も可能で、朝食つきのプランが7,700円〜(税込)と安いので週末のリフレッシュ旅にも最適ですね。
この施設を紹介するうえで欠かせないのが、ビール工房「しもつまブルワリー」です。
工房では常時3種類の地ビールが製造されており、できたてのビールを味わうことができます。
最もユニークなのは「ホワイトヴァイツェン」。
小麦麦芽を材料に仕込んだ酵母入りにごりビールで、バナナのような香りと爽快な味わいが特徴です。
この他、レモンのような香りと爽やかな苦みが特徴の「ゴールデンスピナー」、モルトの芳醇な味わいとホップの苦みが堪らない「レッドエール」がいただけます。
住所 : 茨城県下妻市長塚乙70-3
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0296-30-5121
営業時間 :
料金 : 日帰り温泉 大人 700円/子供 400円
備考 : 無料駐車場 400台
予約サイト : 楽天トラベル
これまでご紹介したように、茨城県内での天然温泉湧出は少なくないのですが、源泉掛け流しの天然温泉は滅多にありません。
「きぬの湯」は、そんな茨城で貴重な、天然温泉かけ流しを体験できる日帰り温浴施設です。
敷地内に地下980mと地下1260mの2本の源泉が湧出し、毎分349リットルものお湯を各浴槽にかけ流しています。
温泉の成分も新鮮そのもので、生きたままの源泉で体を癒すことができますよ。
泉質はナトリウム塩化物質泉です。
保温効果が抜群なうえに、泉温は湯冷めしにくい40.5度となっているため、血行がよくなり身体の芯から温まります。
また、お風呂のバラエティが豊富なことも嬉しいポイントです。
木桶や御影石、信楽焼きを湯船にした露天風呂や、天然温泉の井戸水を使用した香草風呂(日替わり)、電気風呂、ジェットバスなど、ここでしか味わえないお風呂が盛り沢山。
サウナも低温から高温まで揃っており、お好みに合ったスタイルで楽しむことができます。
上記の本館施設のほかに別荘施設も用意されており、こちらは貸切風呂と家族風呂を楽しめます。
貸切風呂は和室四畳半で1~4名用、家族風呂は1棟戸建となっており、和室八畳分で最高8人まで入浴することができます。
食事処やボディケア&エステも完備しており、1日中楽しめる温浴施設と言えますね。
宿泊こそできませんが、カップルの記念日旅行や家族旅行でぜひ訪れていただきたいスポットです。
住所 : 茨城県常総市内守谷町きぬの里1-5-6
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0297-20-3751
定休日 : 水曜日
営業時間 : 9:00~23:00(最終受付22:00)
料金 :
備考 : 無料駐車場 230台
公式サイト : 天然温泉 きぬの湯
大子(だいご)エリアは、茨城県北西部の久慈郡大子町と常陸大宮市周辺が該当します。
抜群の渓谷美で知られる日本三大名瀑のひとつ「袋田の滝」が、観光スポットとして全国的に有名です。
大子地区は「奥久慈」とも称され、奥久慈しゃも、奥久慈りんご、奥久慈茶などのグルメも豊富。
温泉も多く湧出し、袋田温泉、大子温泉、浅川温泉、湯沢温泉で「奥久慈温泉郷」を形成している、県下でも有数の温泉スポットとなっています。
同エリアでは、常陸大宮市も自然が豊かで、関東で一番星空の綺麗な場所としても知られています。
また、栃木県との県境に位置する「鷲子山上神社」は、大神様の御使い・幸福を呼ぶ神鳥としてふくろうが崇敬されており、多くのふくろう像がある神社として有名です。
この常陸大宮市内にも温泉が多く、入浴施設が充実しています。
ちなみに、周辺一帯はNHKのドラマ『ひよっこ』の舞台にもなりました。
※主な観光スポット:袋田の滝、月待の滝、八溝山(大子町)、鷲子山上神社、花立山天文台美スター (常陸大宮市)
「袋田温泉 滝味の宿 豊年万作」は、袋田の滝近くに位置し、自然豊かで静かな温泉宿です。
多彩な食材の産地である大子町の特色を活かし、里山のオーベルジュを宿のコンセプトに掲げています。
客室は和室15室のみで、ゆとりのある空間で四季折々の山里の大自然をのんびりと満喫できますよ。
お風呂は平安時代開湯といわれる名湯・袋田温泉の天然源泉で、敷地内から湧出するアルカリ性単純泉です。
筋肉痛・関節痛・冷え性・病後回復期疲労回復・健康増進の効能が期待できます。
雄大な自然に囲まれた開放感抜群の露天風呂をはじめ、木の香りが心地よい檜造りの内風呂もあり、何度でも入りたくなる気持ち良さです。
昼間の温泉も格別ですが、夕暮れ時や星空を眺めながらつかる温泉もまた至福です。
やわらかい光に包まれなる朝(6:00~9:00)の時間帯は、特別感があって日々の疲れも癒されます。
露天風呂だけでなく、木の香りで満ちている檜造りの内風呂も必見ですよ。
食事は大子町および茨城県産の厳選した食材を使用した、見た目も美しい和風料理です。
地元の米作りの名人が丹精こめて作った奥久慈米や、県内各地の地酒を楽しめます。
落ち着いた佇まいの中で、大子および茨城の恵みを使った「いまだけ・ここだけ」の味覚を堪能しましょう。
住所 : 茨城県久慈郡大子町袋田169-3
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0295-72-3011
営業時間 : チェックイン 15:00/チェックアウト 10:00
備考 : 無料駐車場 約50台
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Trip.com
「三太の湯」は、茨城県内でも有数の広さを誇る日帰り温泉施設です。
この施設の名前は、かつてこの地域に住んでいたとされる巨人・三太の名前に由来します。
三太は心が優しく、この地域(諸沢)の開墾に苦労していた村人を助けるため一晩にして開墾を完成させたのち、忽然と姿を消したと言われています。
この民話の里にある当スポットは、小川を敷地内に引き込むなどの造形が素晴らしく、のどかで四季折々の情緒が楽しめる温泉施設です。
「三太の湯」は3棟に分かれており、レストランや大広間がある棟と、「東館」、「西館」の2つの温浴施設で構成されています。
東館はローマ風の円柱がある広々とした内風呂と、和風の趣が自慢の露天風呂が特徴です。
露天からは季節によって新緑や紅葉を楽しみながらの温浴が楽しめます。
西館ではトロピカルで洋風な内風呂と源泉の露天風呂を満喫できますよ。
泉質はアルカリ性単純泉の天然温泉で、肌がすべすべになる「美人の湯」としても知られています。
また、神経痛、関節痛、五十肩、慢性消化器症などにも効能が期待できるそうです。
東館と西館は、奇数日と偶数日による男女交替制となっており、共にジェットバス・気泡風呂・ドライサウナなどが設置されています。
奥久慈の味覚が楽しめるレストランで食事を楽しみながら、里山の良質な湯をたっぷり堪能してくださいね。
住所 : 茨城県常陸大宮市諸沢5071
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0295-57-4126
定休日 : 水曜日(祝日は営業)
営業時間 :
料金 :
備考 : 無料駐車場 100台
公式サイト : やまがたすこやかランド 三太の湯
茨城県北東部に位置する日立市は、「日立製作所」発祥の地で、今でも日立の企業城下町として栄えています。
日立製作所のイメージがとても強い地区ですが、長い海岸線には白砂青松の浜が広がっており、多くの 海水浴場 も存在します。
一方で、海だけでなく内陸部にも大自然が残っています。
「御岩神社」は、関東でも最強のパワースポットとして多くの参拝客で賑わいます。
常陸太田市は、水戸黄門ゆかりの地で、2代水戸藩主・徳川光圀が隠居後に生活した場所としても有名です。
光圀の隠居邸・「西山荘」は名著『大日本史』の編纂が行われた所で、国の史跡及び名勝に指定されています。
この市の内陸部、大子町と常陸大宮市に跨る渓谷には、名勝「竜神峡」があり、抜群の絶景も楽しめますよ。
「竜神大吊橋」は、歩行者用の吊り橋としては国内2位を誇る吊り橋で、この上からの景観は圧巻です。
この地域も海岸沿いおよび山間部に良質の天然温泉が湧出していて、心地よい温浴を楽しむことができます。
常陸太田市北部の折橋町は「横川温泉郷」としても知られているエリアです。
※主な観光スポット:奥日立きららの里、日鉱記念館、御岩神社(日立市)、西山荘、竜神峡、竜神大吊橋(常陸太田市)
「日立市鵜来来の湯十王」と長くて難しそうな名前ですが、「うららのゆ・じゅうおう」と読みます。
ウミウの飛来地として知られる景勝地「鵜の岬」にある日帰り温泉施設です。
隣接する「 茨城県立国民宿舎 鵜の岬 」は、全国にある国民宿舎のなかでも宿泊率が25年以上連続日本一という人気ぶり。
鵜来来の湯十王はこの人気宿舎の旧館跡に建てられており、現宿舎と同じ眺望を楽しめるオーシャンビューの高台に位置しています。
お湯は日立市で唯一の天然温泉で、地下1,300mから湧出される無味無臭のナトリウム硫酸塩泉です。
動脈硬化症、慢性皮ふ病、切り傷、やけど、神経痛、筋肉痛などの効能が期待できます。
また、露天風呂から眺められるのは「日本の白砂青松100選」にも選ばれている伊師浜海岸です。
荒々しい断崖にはウミウの飛来地があり、5~6月と9~10月頃には露天風呂越しにウミウの姿を確認することができます。
海岸や太平洋が一望できる露天風呂のほか、とても広々とした大浴場、寝湯、ジェットバスやバブルバスなども設置されており、究極のリラクゼーションを楽しめます。
茨城北部の豊かな海が育んだ、新鮮な魚介類が楽しめるレストランも魅力です。
住所 : 茨城県日立市十王町伊師605
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0294-39-1126
定休日 : 火曜日 年末年始
営業時間 : 10:00~21:30(最終受付 20:30)
料金 :
備考 : 駐車場あり
公式サイト : 鵜来来の湯十王
川沿いに湧く清水で傷を癒したところわずか4日で全治したという逸話から「四日温泉」とも呼ばれる「横川温泉」。
その清水に小屋をかけて営業らしきことを始めたのが、こちらの「山田屋」の遠い祖先である小林長五郎氏だったそうです。
長い歴史を持つこちらの宿は、リノベーションを経て和モダンな空間に生まれ変わりました。
露天風呂こそありませんが、2階まで吹き抜けになっている温泉は開放感抜群です。
窓からは渓流や小滝を眺めることもできます。
無色透明の温泉に浸かりながら自然のエネルギーを感じる時間はなんとも至福ですね。
泉質は美肌効果が期待できるアルカリ性の硫黄泉で、pH値10.1と県内トップクラスのアルカリ度を誇ります。
茨城県北地域の魅力すべてを融合・再編し、"一皿の料理"にして届けるプロジェクト「茨城県北ガストロノミー」に参加している山田屋旅館。
こちらでは、地元の食材がたっぷり使用された「奥久慈会席料理」を味わうことができます。
数々の名店で修行を積んだ料理長による繊細な味わいに惚れ込み、料理目当てにリピートするお客さんもいるんだとか。
山菜をはじめ、鴨鍋や奥久慈しゃも鍋、あんこう鍋、常陸牛など四季折々の味覚を存分に堪能しましょう。
住所 : 茨城県常陸太田市 折橋町1409
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0294-82-2236
営業時間 : チェックイン 15:00/チェックアウト 10:00
備考 :
予約サイト : 楽天トラベル
茨城県最北部に位置する当地域は、行政上は北茨城市・高萩市に該当します。
北茨城市は、風光明媚な海岸が多く、近代美術の先駆者・岡倉天心が愛した五浦海岸などの景勝地が有名です。
天心とともに北茨城ゆかり偉人である童謡詩人・野口雨情の生誕地・磯原海岸や、紅葉が美しい花園渓谷も見逃せません。
また、高萩市も日本の渚100選に選ばれた「高戸小浜海岸」などの海岸美のほか、名勝・花貫渓谷の絶景を満喫できる場所です。
この地域は、冬の味覚であり高級食材・アンコウが美味しいところでもあります。
また、各地で温泉や鉱泉が湧出しており、アンコウなど海の幸を満喫しながら癒される温泉宿も豊富です。
特に北茨城市は天然温泉が豊富で、中郷温泉、磯原温泉、五浦温泉、湯の網温泉、平潟港温泉、友の湯温泉、うぐいす谷温泉等で「北茨城温泉郷」を形成しています。
※主な観光スポット:五浦海岸、六角堂、磯原海岸、花園渓谷(北茨城市)、高戸小浜海岸、花貫渓谷(高萩市)
岡倉天心とともに近代日本美術を牽引した横山大観は、この五浦海岸の景観を愛し、好んで絵の題材にしています。
こちらの「五浦観光ホテル」は、近代美術発祥の地・五浦海岸に聳える老舗旅館で、敷地内には大観の別荘を移設した特別室もあります。
ホテルから望む老松と奇岩、白波が打ち寄せる雄大な太平洋の眺望は、あたかも絵画のようで圧巻です。
伝統があり格式高いホテルだけあって、館内の設備はとても充実しています。
客室は広く上品で、和室だけでなくベッドが設置された和洋室もあるため、快適な滞在を満喫できますよ。
お風呂は五浦温泉の源泉掛け流しで、さらっとした泉質が特徴です。
こちらは神経痛・疲労回復・健康増進に効能できます。
露天風呂「大観の湯」は、雄大な太平洋を一望できる抜群の眺望と開放感が魅力的。
大きな窓を設置した内風呂はオーシャンビューで、天心や大観を魅了した絵画のような景観を楽しめます。
日帰り入浴にも対応しているため、五浦海岸観光の際にはぜひ立ち寄ってみたい温泉です。
宿泊に欠かせない料理は、アワビやアンコウ、メヒカリなど季節に応じた旬の食材を思う存分楽しめます。
特に冬期の名物・アンコウ鍋は絶品です。
プランによって料理が異なるため、観光プランや利用シーンに合わせてチョイスしてくださいね。
住所 : 茨城県北茨城市大津町722
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0293-46-1111
営業時間 :
備考 :
予約サイト : 楽天トラベル 一休.com Booking.com Trip.com
北茨城市・平潟港は、県内でも有数の水揚げ量を誇る漁港であり、冬の味覚・アンコウをはじめアワビ、ウニ、ヒラメなどの新鮮な海の幸を堪能できるところです。
また、この漁港一帯は、良質な天然温泉が湧くエリアでもあります。
そんな地域にある「まるみつ旅館」は、絶品の海の幸と天然温泉を含むバリエーション豊富なお風呂を楽しめる、磯料理専門旅館です。
まるみつには、2つの天然温泉を含む個性豊かなお風呂が6種類も設置されています。
天然温泉はナトリウム、カルシウム、塩化物泉~神経痛、関節痛、筋肉痛、慢性消化器症などに効能が期待できます。
中でも圧巻なのが、アンコウのコラーゲンがたっぷり入った露天風呂「あんこうコラーゲン風呂」で、この旅館でしか体験できません。
アンコウの成分を活かすため天然温泉ではありませんが、ヌルっとした湯で肌がすべすべになります。
天然温泉大浴場は、「赤御影石風呂」と、珍しい畳敷きの「和室風呂」からなり、男女交替制で利用する形です。
そのほか貸切風呂になりますが、とてもユニークなお風呂が4種類あります。
宿泊者に限り、美泡の湯以外は無料で利用できるのもうれしいですね。
日帰りプランもあるため、ここでしか体験できないユニークなお風呂で至福の時間を過ごしてみましょう。
こちらは「あんこうの宿」と称するだけあって、郷土料理・アンコウのどぶ汁をはじめ、姿煮、刺身など、あんこうづくしの料理が絶品です。
さらに、あんこうについてもっと知ってもらえるようと旅館内に「あんこう研究所」を造ってしまうほど力が入っています。
アンコウのシーズン以外にも平潟港で水揚げされた旬の魚介類を味わうことができ、その鮮度は折り紙付き。
当日水揚げされた素材しか使わないことに徹底してこだわっているそうです。
どの料理もボリュームたっぷりで、魚介が好きな人にはたまらない旅館ですよ。
住所 : 茨城県北茨城市平潟町235
マップ : Googleマップ
アクセス :
電話番号 : 0293-46-0569
営業時間 : チェックイン 15:00/チェックアウト 10:00
備考 :
公式サイト : あんこうの宿 まるみつ旅館
知名度こそ低いかもしれんませんが、茨城にも良質な温泉がたくさんあります。
首都圏からも近い茨城で、観光を兼ねて日頃の疲れを癒してみてください。
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最終更新日 : 2023/11/24
公開日 : 2019/01/10